JP2001202160A - 「グレイ・ゾーン」における電子システムの動作状態を制御するための装置および方法 - Google Patents

「グレイ・ゾーン」における電子システムの動作状態を制御するための装置および方法

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JP2001202160A
JP2001202160A JP2000355506A JP2000355506A JP2001202160A JP 2001202160 A JP2001202160 A JP 2001202160A JP 2000355506 A JP2000355506 A JP 2000355506A JP 2000355506 A JP2000355506 A JP 2000355506A JP 2001202160 A JP2001202160 A JP 2001202160A
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power
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De Bois Jean-Noel
ジャン−ノエル・ディボワ
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EM Microelectronic Marin SA
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EM Microelectronic Marin SA
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器の動作電圧とそれに内装されたマイクロ
プロセッサが安定に動作する電圧とが異なる場合のそれ
らの動作電圧を適切に調節する。 【解決手段】 電源オン後第1の電圧に達したときに機
器の動作のリセットを解除して動作するようにするとと
もに、マイクロプロセッサはまだリセット状態に保ち、
電源電圧がマイクロプロセッサの安定動作電圧に達した
ときにマイクロプロセッサのリセットを解除するように
した。そのために、電源の電圧を常に監視している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子システム、特
に、保証された最小動作レベルで動作することができる
マイクロプロセッサを含み、電源によって電力を供給さ
れる低電力電子システムの動作状態を制御する装置に関
する。かかる装置は、電源から供給される供給電圧が所
定の電圧レベルよりも低い間「リセット」状態と呼ばれ
る所定の状態にマイクロプロセッサを維持する「リセッ
ト」信号と呼ばれる信号を供給するようになっている。
【0002】本発明は、また、前述の装置を備える電子
システムならびにそのような電子システムの動作状態を
制御する方法に関する。
【0003】
【従来の技術】本明細書において、「グレイ・ゾーン」
とは、電子システムの少なくとも1つのマイクロプロセ
ッサが、そのマイクロプロセッサの保証最低動作レベル
よりも低く、マイクロプロセッサが所定のリセット状態
でなくなるレベルの供給電圧によって電力供給されるゾ
ーンを意味する。以下の説明から、そのようなマイクロ
プロセッサが「グレイ・ゾーン」にあるときに、マイク
ロプロセッサは、誤った動作を引き起こすか、誤った命
令を実行する可能性があることが理解されよう。
【0004】一般に、スイッチが入れられたときにマイ
クロプロセッサをリセット状態に維持するために、パワ
ーオンリセット・セルが設けられている。そのしきい値
は、マイクロプロセッサが動作することができる保証最
低動作レベルよりも高い。したがって、電源のスイッチ
が入れられたとき、供給電圧がその保証最低動作レベル
よりも高いレベルに達するまで、マイクロプロセッサを
所定のリセット状態に維持することを保証する。
【0005】しかしながら、低電力用途では、前述の手
法、すなわち、しきい値がマイクロプロセッサの保証最
低動作しきい値よりも高いパワーオンリセット・セルを
使用ことを採用することができない。すべての温度ドリ
フトと製造公差を考慮すると、マイクロプロセッサの最
低動作レベルよりも高い保証リセットしきい値は、一般
に高すぎ、バッテリなどの電源の寿命をかなり短くする
ことになる。
【0006】例として、低電力電子システムは、約5ボ
ルトの電源によって動力供給され、最低決定動作しきい
値が約1.9ボルトのマイクロプロセッサを含む。その
ような低電力電子システムの例は、特に、本出願人であ
るEM Microelectronic−Marin
SA社から、参考EM6640「4ビット・マイクロ
コントローラ」として市販されている。
【0007】前述の代表的な手法は、温度による製造公
差とばらつきを考慮して、マイクロプロセッサの保証最
低動作しきい値、すなわち少なくとも2ボルトのしきい
値より高いしきい値を有するパワーオンリセット・セル
を使用している。そのようなシステムのスイッチが入れ
られるとき、本質的にパワーオンリセット・セルによっ
て引き起こされる電源の寿命の大幅な短縮が確認され
る。
【0008】この問題を克服するために、本発明によ
り、しきい値が低い、すなわち少なくともマイクロプロ
セッサの保証最低動作レベルよりも低くすることができ
るパワーオンリセット・セルを使用することが選択され
た。その結果、パワーオンリセット・セルのしきい値と
マイクロプロセッサの保証最低動作レベルとの電圧範囲
によって定義された前述の「グレイ・ゾーン」が現れ
る。このゾーンにおいて、マイクロプロセッサは、シス
テムの動作の残念な結果をもたらす可能性がある誤った
命令を実行しやすい。特に、暗号化コードなどのコード
としてはたらくことができる誤ったデータを、システム
の不揮発性メモリ(EEPROM)に書き込むことがあ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、マイクロプロセッサが「グレイ・ゾーン」に移
行中に命令を実行できないことを保証しながら、低いリ
セットしきい値を有するパワーオンリセット・セルの使
用を可能にすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明は、
電源から給電される低電力電子システムの動作状態を制
御する装置であって、この電子システムが、特に、保証
最低動作レベルで動作することができるマイクロプロセ
ッサを含み、この制御装置は、前記電源から供給される
供給電圧が所定のレベルよりも低い間、リセット信号と
呼ばれる信号を供給し、前記マイクロプロセッサを、リ
セット状態と呼ばれる所定の状態に維持する手段を含
み、制御装置の前記リセット手段が、パワーオンリセッ
ト・セルであって、前記電源から供給される供給電圧
が、マイクロプロセッサの前記保証最低動作レベルかま
たはそれよりも低いパワーオンリセットしきい値と呼ば
れる前記セルのしきい値よりも低い間、前記少なくとも
1のマイクロプロセッサを前記リセット状態に維持する
前記パワーオンリセット信号を供給するパワーオンリセ
ット・セルと、前記電源から供給される供給電圧が、少
なくともマイクロプロセッサの前記保証最低動作レベル
に達しない間、前記パワーオンリセットしきい値超えて
も、マイクロプロセッサの前記リセット状態を延ばすこ
とができる手段とを含むことを特徴とする。
【0011】本発明は、また、特徴が前記した低電力電
子システムに関する。
【0012】本発明は、また、電源から給電され、保証
最低動作レベルで動作することができるマイクロプロセ
ッサを含む低電力電子システムの動作状態を制御する方
法であって、少なくとも、前記電源から供給される供給
電圧が所定のレベルよりも低い間、リセット信号と呼ば
れる信号を供給し、前記マイクロプロセッサをリセット
状態と呼ばれる所定の状態に維持することを含み、前記
マイクロプロセッサは、前記電源から供給される供給電
圧が、マイクロプロセッサの前記保証最低動作レベルか
またはそれよりも低いパワーオンリセットしきい値より
も低い間、前記リセット状態に維持され、マイクロプロ
セッサの前記リセット状態は、前記電源から供給される
供給電圧が、少なくともマイクロプロセッサの前記保証
最低動作レベルに達しない間、前記パワーオンリセット
しきい値を超えて延びることを特徴とする方法である。
【0013】有利な実施形態は、従属クレームの主題で
ある。
【0014】本発明の1つの利点は、低いリセットしき
い値を有するパワーオンリセット・セルの使用によって
電源の寿命が延長されるという事実による。
【0015】本発明のもう1つの利点は、マイクロプロ
セッサが誤った命令を実行することが防止されるという
事実による。
【0016】本発明のさらにもう1つの利点は、簡単な
論理手段を使用してマイクロプロセッサのリセット状態
を延長するという事実による。そのような論理手段は、
さらに、追加の製造コストを必要とせずにシステムに完
全に直接組み込むことができる。
【0017】本発明のその他の特徴および利点は、制限
ではない例として示される添付図面を参照して行われる
以下の詳細な説明を読むことによってより明らかになる
であろう。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を構成
する参照番号1によって全体が示された低電力電子シス
テムのモジュール図を示す。この電子システム1は、電
源5から動力が供給される。例示のため、この電源5
は、一般に、例示のため約5.5ボルトの低い供給電圧
を供給するバッテリである。この電源5は、第2の端子
40.2において定義されたアース電圧VSSを基準にし
た供給電圧VDDを第1の端子40.1に供給するように
調整された電源モジュール40に接続される。
【0019】したがって、電子システム1の各構成要素
は、アース電圧VSSを受け取るための第1の供給端子
(図示せず)と、供給電圧VDDを受け取るための第2の
供給端子(図示せず)を含む。
【0020】図1に示した電子システム1は、少なくと
も1つの中央処理装置またはマイクロプロセッサの10
と、特にメモリ手段(ROM、RAM、EEPRO
M)、入力ゲート、および出力ゲートを含むこの図には
示していない1組の周辺装置とを含む。マイクロプロセ
ッサ10は、保証最低動作レベルVDD,minより上で正確
に動作するように適合されている。例示のため、マイク
ロプロセッサ10は、したがって、約1.9ボルトの保
証最低動作レベルVDD,minから正確に動作することがで
きる。
【0021】電子システム1は、さらに、少なくとも1
つのクロック信号をシステム構成要素に供給するように
調整された、たとえばRC発振器(図示せず)を示すク
ロック・システム20を含む。したがって、クロック・
システム20は、たとえば、クロック信号CLK1およ
びCLK2をそれぞれ供給する出力20.1および2
0.2を含む。したがって、クロック・システムの出力
20.1は、マイクロプロセッサ10の入力またはクロ
ック入力10.1に接続される。
【0022】クロック信号の基本周波数は、たとえば約
600kHzであるが、クロック・システム20は、基
本周波数の約数でクロック信号を供給することができ
る。したがって、クロック・システム20は、一般に、
分周チェーン(図示せず)を備え、所望の周波数を前述
の基本周波数から導き出すことができる。特に、後で示
すように、クロック・システム20は、たとえば、図1
の電子システム1のモジュール33に約1kHzの周波
数を有するクロック信号を供給するように調整される。
本明細書で述べる周波数値が、単に例示のために使用さ
れていることは言うまでもない。
【0023】電子システム1は、また、全体が点線で示
され、参照数字30で示されたリセット手段を含む。そ
のようなリセット手段30は、特に、マイクロプロセッ
サ10が所定のリセット状態に維持されることを保証す
る。したがって、マイクロプロセッサ10は、リセット
論理信号CPU RSTが印加される10.Rで参照さ
れるリセット入力を含む。マイクロプロセッサ10は、
たとえば、そのリセット入力に印加された信号CPU
RSTが「高」論理レベルにある間リセット状態に維持
される。リセット入力10.Rに印加された信号CPU
RSTが、「低」論理レベルになると、マイクロプロ
セッサ10は、そのリセット状態から解除される。
【0024】より具体的には、リセット手段30は、2
つのサブアセンブリに分解することができる。第1のサ
ブアセンブリは、パワーオンリセット・セル32からな
る。第2のサブアセンブリは、参照数字33および34
によってそれぞれ示された第1と第2の動作モジュール
からなり、これについては、後の説明でより詳細に説明
する。
【0025】パワーオンリセット・セル32は、一般
に、システム1のスイッチが入れられたときリセット信
号を供給しあるいはより正確にはパワーオンリセット信
号PORを供給するように構成されている。このセル3
2は、特に、バッテリ5が変更されたとき、すなわちシ
ステムの供給電圧VDDが実質上のゼロ・レベルから上昇
(VSSから)した状況において、このリセット信号を生
成する。より具体的には、このパワーオンリセット・セ
ル32は、供給電圧VDDがパワーオンリセットしきい値
PORと呼ばれるある一定のしきい値を超えない間は第
1の論理レベルをとり、この供給電圧VDDがこのパワー
オンリセットしきい値VPORを超えるとすぐに第2の論
理レベルになるパワーオンリセット信号PORを供給す
る。
【0026】リセット信号PORはパワーオンリセット
・セル32の出力32.1から、様々な構成要素のリセ
ット入力に、特にクロック・システム20へのリセット
入力20.Rと、第1と第2の動作モジュール33およ
び34へのリセット入力33.Rおよび34.Rに供給
される。後の説明では、システムの様々な構成要素のリ
セット入力は、対応する構成要素の参照数字に印「R」
を加えることによって示される。
【0027】パワーオンリセット・セル32は、連続的
に給電され、バッテリ5の供給電圧VDDが所定の所定の
パワーオンリセットしきい値VPORを超えない間は第1
の論理レベルたとえば「低」論理レベルを供給し、パワ
ーオンリセットしきい値VPO Rを越えたときは、第2の
論理レベルたとえば「高」論理レベルをとるリセット信
号PORを供給するように構成されている。慣例的に、
様々な構成要素は、「高」論理信号がそのリセット入力
に印加されたときにゼロにセットされるか、リセット状
態に保持される。したがって、図1に示したように、ク
ロック・システム20と2つの動作モジュール33およ
び34のリセット入力20.R、33.Rおよび34.
Rは反転しており、したがって対応する構成要素は、パ
ワーオンリセット信号PORが「低」論理レベルに留ま
る間はゼロにセットされる。
【0028】本発明によれば、パワーオンリセット・セ
ル32のパワーオンリセットしきい値VPORは、低く決
めるかまたは決められる可能性があり、特にマイクロプ
ロセッサ10が適切に動作することができる保証最低動
作レベルVDD,minよりも低い。例示のため、パワーオン
リセットしきい値VPORは、約1.5ボルトであり、す
なわちやはり例示のために前に引用した1.9ボルトの
保証最低レベルVDD,m inよりも低い。
【0029】したがって、本明細書の前文において既に
説明したように、マイクロプロセッサ10が前記単一セ
ル32によってリセット状態に維持されなくなったパワ
ーオンリセット・セル32のパワーオンリセットしきい
値VPORと、マイクロプロセッサ10の保証最低動作レ
ベルVDD,minとの間に「グレイ・ゾーン」と呼ばれる領
域が現れる。したがって、この「グレイ・ゾーン」にお
いて、マイクロプロセッサ10は、特にこのマイクロプ
ロセッサがリセット状態に維持されない場合に、誤った
動作を引き起こしやすく、システムのメモリに間違った
書込み命令を提供しやすい。したがって、次に、この状
況を本発明によりどのように回避するかを説明する。
【0030】以上の説明から、パワーオンリセット・セ
ル32によって供給されるリセット信号PORが、第1
の論理状態から第2の論理状態に移るとき、クロック・
システム20、および第1と第2の動作モジュール33
および34、ならびにリセット入力がパワーオンリセッ
ト・セル32に接続された図示していない他のすべての
構成要素は、そのリセット状態から解除され、したがっ
て動作し始めることを理解されよう。
【0031】一方、図1の第1のモジュール33は、シ
ステムのリセット状態の解除を、特に所定の最小期間Δ
STABの間のマイクロプロセッサ10のリセット状態の
解除を遅延させるように構成される。この期間ΔtSTAB
は、特に、クロック・システム20が作動させられたと
きにクロック・システム20のRC発振器が安定できる
ように選択される。
【0032】一般に、この期間ΔtSTABは、たとえば約
1ミリ秒である。したがって、第1のモジュール33
は、時間遅延動作モジュールと呼ばれることもある。こ
の時間遅延動作モジュール33は、特に、たとえば1k
Hzの周波数でクロック信号CLK2を供給するクロッ
ク・システム20の出力20.2に接続されたクロック
入力33.Cを含む。マイクロプロセッサ10のリセッ
ト信号CPU RSTは、時間遅延動作モジュール33
の出力33.2に生成される。
【0033】本発明によれば、この第1のモジュール3
3は、他方では、バッテリから供給される供給電圧VDD
がマイクロプロセッサの保証最低動作レベルVDD,min
り高くない間はマイクロプロセッサ10のリセット状態
の解除を遅らせるように構成されている。電子システム
1は、さらに、全体の参照数字34で示された第2のモ
ジュールまたは検出モジュールを含む。この検出モジュ
ールは、バッテリ5から供給される供給電圧VDDを監視
し、その供給電圧VDDのレベルを表す少なくとも1つの
論理制御信号を提供するように調整される。特に、検出
モジュール34は、供給電圧VDDが所定の基準しきい値
REF1よりも低い場合に第1の論理レベル、たとえば
「低」論理レベルをとり、供給電圧VDDが基準しきい値
REF1よりも高い場合に第2の論理レベル、たとえば
「高」論理レベルをとる第1の論理制御信号CPU E
NBLを第1の出力34.1に供給するように構成され
ている。この第1の基準しきい値VREF1は、マイクロプ
ロセッサ10の保証最低動作レベルVDD,minよりも高い
かまたはそれと等しくなるように選択される。この第1
の制御信号CPU ENBLは、時間遅延モジュール3
3の入力33.1に供給される。
【0034】したがって、本発明により、第1のモジュ
ールまたは時間遅延モジュール33は、マイクロプロセ
ッサ10のリセット状態を解除し、すなわち、クロック
・システム20のRC発振器が安定する所定の時間期間
ΔtSTABの後で、リセット信号CPU RSTが、
「高」論理レベルから「低」論理レベルに移行する。こ
の所定の時間期間ΔtSTABの終わりに、供給電圧V
DDが、マイクロプロセッサ10の保証最低動作レベルV
DD,minよりも高く決められた基準しきい値VREF1に達し
ていないことを検出モジュール34が示す場合は、検出
モジュールが「高」論理状態の制御信号CPU ENB
Lを供給するときだけリセット状態の解除が行われる。
【0035】次に、図2を参照して、前述の機能を達成
することができる時間遅延モジュール33の実施形態例
を説明する。しかしながら、この例は、単に例示のため
に示され、しがって制限ではない。当業者がこれと同じ
機能を達成することができる多くの代替の論理的解決策
を有することに留意されたい。
【0036】図2は、図1の時間遅延モジュール33の
機能を実現するために使用することができる時間遅延モ
ジュールの例を示す。やはり参照数字33によって示さ
れる時間遅延モジュールは、それぞれクロック入力3
5.Cおよび36.Cと、リセット入力35.Rおよび
36.Rと、データ入力35.1および36.1と、出
力35.2および36.2を含む第1および第2のフリ
ップフロップ35および36を含む。時間遅延モジュー
ル33は、また、第1および第2のフリップフロップ3
5および36の出力35.2および36.2にそれぞれ
接続された2つの入力を備え、時間遅延モジュール33
の33.2を介してリセット信号CPURSTを生成す
る出力を有するNANDゲート37を含む。このNAN
Dゲート37は、NO AND論理機能を実現し、すな
わち2つの入力が「高」論理レベルの場合だけ「低」論
理状態を出力に生成する。
【0037】フリップフロップ35および36のリセッ
ト入力35.Rおよび36.Rは、時間遅延モジュール
の反転リセット入力33.Rに一緒に接続され、それに
よりパワーオンリセット・セル32によって生成された
リセット信号PORが「低」論理レベルを占有するとき
フリップフロップ35および36は同時にゼロにセット
される。
【0038】「高」論理レベル信号は、フリップフロッ
プ35および36のデータ入力35.1および36.1
に連続的に印加される。クロック・システム20によっ
て時間遅延モジュール33のクロック入力33.Cに供
給されるクロック信号CLK2は、第1のフリップフロ
ップ35のクロック入力35.Cに印加される。このク
ロック入力35.Cはここでは反転される。これは、従
来通り、フリップフロップ35の出力35.2が、クロ
ック信号CLK2の立ち下がりエッジでデータ入力3
5.1に印加される「高」論理レベルに移行することを
示す。前に既に述べたように、クロック信号CLK2
は、一般に、約1kHzの周波数を有し、それにより第
1のフリップフロップ35の出力35.2は、クロック
信号CLK2の立ち下がりエッジで約1ミリ秒の期間
(ΔtSTAB)の終わりに「高」論理レベルに移行する。
【0039】検出モジュール34から出る制御信号CP
U ENBLは、第2のフリップフロップ36のクロッ
ク入力36.Cの時間遅延モジュールの入力33.1を
介して印加される。このクロック入力36.Cは反転さ
れず、それにより第2のフリップフロップ35の出力3
6.2が、従来通り、そのクロック入力に印加されるク
ロック信号の立ち上がりエッジで、すなわち制御信号C
PU ENBLの立ち上がりエッジでデータ入力36.
1に印加される「高」論理レベルに移行する。
【0040】したがって、クロック信号CLK2の立ち
下がりエッジと制御信号CPU ENBLの立ち上がり
エッジがそれぞれ、クロック入力35.Cとクロック入
力36.Cに現れるとすぐに、出力35.2と36.2
は、「高」論理レベルに移行しその状態が維持されるこ
とが分かる。したがって、NANDゲートの出力に現わ
れるリセット信号CPU RSTは、2つの出力35.
2および36.2が「高」論理レベルであるときにマイ
クロプロセッサのリセット状態を解除する「低」論理レ
ベルに移行する。
【0041】検出モジュール34の基準しきい値VREF1
は、電源5が供給することができる最高供給電圧に近い
がそれよりも低くなるように選択され、それにより消耗
したバッテリなどの故障した電源または有効期間を過ぎ
た電源が電子システム1に接続された場合に、マイクロ
プロセッサ10がリセット状態に維持される。その結
果、これにより、マイクロプロセッサ10のリセット状
態をトリガできるだけで、すぐに保証最低動作レベルV
DD,minよりも低くなる供給電圧の消耗電源の接続が防止
される。
【0042】改善のため、図1に概略的に示したよう
に、検出モジュール34は、また、もう1つの出力3
4.2に、供給電圧VDDが第2の所定の基準しきい値V
REF2より高い場合に第1の論理レベル、たとえば「低」
論理レベルをとり、供給電圧VDDが第2の基準しきい値
REF2よりも低い場合に第2の論理レベル、たとえば
「高」論理レベルをとる第2の制御信号CPU DIS
BLを供給することができる。この第2の基準しきい値
REF2はまた、マイクロプロセッサ10の保証最低動作
レベルVDD,minより高いかまたはそれと等しくなるよう
に選択される。
【0043】したがって、この検出モジュール34の第
2の基準しきい値VREF2は、保証最低動作レベルV
DD,minと近いがそれよりも高くなるように選択され、バ
ッテリから供給される供給電圧VDDが低下して、マイク
ロプロセッサ10が再び「グレイ・ゾーン」に入りやす
い低いレベルに達したことをシステムに知らせる。した
がって、第2の制御信号CPU DISBLを使用し
て、たとえばマイクロプロセッサ10を強制的にリセッ
ト状態にして「グレイ・ゾーン」にある誤った命令の実
行を防止することができる。
【0044】本発明の範囲内で、供給電圧VDDがシステ
ムの所定の構成要素の適切な動作を保証できないことを
システムに知らせることができるように他の基準しきい
値を提供することができることに留意されたい。
【0045】図3は、図1のシステムの動作を示す時間
経過図を示し、バッテリから供給される供給電圧V
DDと、パワーオンリセット・セル32のパワーオンリセ
ットしきい値VPOR、マイクロプロセッサ10の最低動
作レベルVDD,min、および検出モジュール34の2つの
基準しきい値VREF1およびVREF2のシステムの様々なし
きい値の漸進的変化を示す。また、パワーオンリセット
しきい値VPORと保証最低動作レベルVDD,minの間の
「グレイ・ゾーン」を示した。
【0046】瞬間t0において、供給電圧VDDが増大し
始め、パワーオンリセット・セル32が、「低」論理レ
ベルのリセット信号PORを供給し、クロック・システ
ム20、時間遅延モジュール33および検出モジュール
34が、ゼロに維持される。したがって、この段階で、
時間遅延モジュール33が、「高」論理レベルのリセッ
ト信号CPU RSTを生成し、マイクロプロセッサ1
0をリセット状態に維持する。
【0047】瞬間t1において、供給電圧VDDが、パワ
ーオンリセット・セル32のパワーオンリセットしきい
値に達し、後者のリセット信号PORが「高」論理レベ
ルに移行し、その結果クロック・システム20、時間遅
延モジュール33および検出モジュール34が動作し始
める。時間遅延モジュール33は、この瞬間t1におい
て「高」論理レベルのリセット信号をまだ供給してい
る。
【0048】瞬間t1+ΔtSTABにおいて、特にその最
後において、クロック・システム20のRC発振器が安
定し、供給電圧VDDがまだ第1の基準しきい値VREF1
達していないため、リセット信号CPU RSTは、時
間遅延モジュール33によって「高」論理レベルにまだ
維持される。
【0049】瞬間t2において、供給電圧VDDが検出モ
ジュール34の第1の基準しきい値VREF1に達すると、
制御信号CPU ENBLが「高」論理レベルに移行
し、次に時間遅延モジュール33の出力33.2のリセ
ット信号CPU RSTが、「低」論理レベルに移行す
る。したがって、マイクロプロセッサ10は、そのリセ
ット状態が解除される。
【0050】図3の時間経過図の第2の部分に示したよ
うにバッテリ5から供給される供給電圧VDDが低下して
いる間、検出モジュール34は、この供給電圧VDDを監
視し、図3に示した瞬間t3において、供給電圧VDD
第2の基準しきい値VREF2よりも低くなるとすぐに
「高」論理レベルの制御信号CPU DISBLを供給
する。既に述べたように、この第2の制御信号CPU
DISBLを使用してマイクロプロセッサ10をリセッ
ト状態にセットし、「グレイ・ゾーン」での誤った命令
の実行を防ぐことができる。
【0051】また、改善のため、検出モジュール34
は、バッテリ5から供給される供給電圧VDDのレベルに
したがってマイクロプロセッサ10の周辺装置を作動ま
たは停止することができる追加の制御信号を供給するこ
とができる。したがって、検出モジュール34も、マイ
クロプロセッサ10による電子システム1のEEPRO
Mへの書込み動作を阻止または許容する制御信号を提供
することも予想される。したがって、EEPROMの制
御論理機構を制御するために、マイクロプロセッサ10
に関する前述の説明から発想を得ることができる。
【0052】併記の特許請求の範囲によって定義された
本発明の範囲から逸脱することなく本説明で説明した制
御装置に様々な変更および/または適応を行うことがで
きることを理解されよう。特に、当業者が、本発明によ
る電子システムの時間遅延モジュールの機能を実現する
ために種々様々な論理的解決策が利用可能であることを
想起されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、特に動作状態が制御されるマイクロプ
ロセッサを含む本発明による電子システムのモジュール
図である。
【図2】本発明による、マイクロプロセッサ用に意図さ
れたリセット信号の生成を可能にする図1の電子システ
ムの動作モジュールの実施例を示す図である。
【図3】この電子システムの動作状態を制御するプロセ
スを示す図1の電子システムの供給電圧の時間経過によ
る展開を示す図である。
【符号の説明】
5 電源 10 マイクロプロセッサ 20 クロック・システム 30 リセット手段 32 パワーオンリセット・セル 33 時間遅延モジュール 34 検出モジュール 35 フリップフロップ 36 フリップフロップ 37 ゲート 40 電源モジュール

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源(5)から給電される低電力電子シ
    ステムの動作状態を制御する装置であって、この電子シ
    ステムが、特に、保証最低動作レベル(VDD ,min)で動
    作することができるマイクロプロセッサ(10)を含
    み、この制御装置は、前記電源(5)から供給される供
    給電圧(VDD)が所定のレベルよりも低い間、リセット
    信号(CPU RST)と呼ばれる信号を供給し、前記
    マイクロプロセッサ(10)を、リセット状態と呼ばれ
    る所定の状態に維持する手段(30)を含み、 制御装置の前記リセット手段(30)が、 パワーオンリセット・セル(32)であって、前記電源
    (5)から供給される供給電圧(VDD)が、マイクロプ
    ロセッサ(10)の前記保証最低動作レベル
    (VDD,min)かまたはそれよりも低いパワーオンリセッ
    トしきい値(VPOR)と呼ばれる前記セルのしきい値よ
    りも低い間、前記少なくとも1のマイクロプロセッサ
    (10)を前記リセット状態に維持する前記パワーオン
    リセット信号(POR)を供給するパワーオンリセット
    ・セル(32)と、 前記電源(5)から供給される供給電圧(VDD)が、少
    なくともマイクロプロセッサ(10)の前記保証最低動
    作レベル(VDD,min)に達しない間、前記パワーオンリ
    セットしきい値(VPOR)超えても、マイクロプロセッ
    サ(10)の前記リセット状態を延ばすことができる手
    段(33、34)と、 を含むことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 マイクロプロセッサ(10)のリセット
    状態を延ばすことができる前記手段(33、34)が、
    前記電源(5)から供給された供給電圧(V DD)を、少
    なくとも前記保証最低動作レベル(VDD,min)よりも高
    い第1の基準しきい値(VREF1)と比較し、それに応じ
    て、供給電圧(VDD)が前記第1の基準しきい値(V
    REF1)よりも低い間はマイクロプロセッサ(10)のリ
    セット状態を維持する第1の論理レベルと、供給電圧
    (VDD)が前記第1の基準しきい値(VREF1)よりも高
    くなったときにマイクロプロセッサ(10)のリセット
    状態を解除する第2の論理レベルとを有する第1の論理
    制御信号(CPU ENBL)を供給するように構成さ
    れた検出手段(34)を含む請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 マイクロプロセッサ(10)のリセット
    状態を拡張することができる前記手段(33、34)
    が、前記少なくとも1のマイクロプロセッサ(10)
    を、少なくとも所定の時間期間(ΔtSTAB)の間リセッ
    ト状態に維持するように構成された時間遅延手段(3
    3)を含む請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記電源(5)から供給される供給電圧
    (VDD)が低下している間に、前記検出手段(34)
    が、供給電圧(VDD)を少なくとも前記保証最低動作レ
    ベル(VDD,min)よりも高い第2の基準しきい値(V
    REF2)と比較し、それに応じて、供給電圧(VDD)が前
    記第2の基準しきい値(VREF2)よりも高い場合にマイ
    クロプロセッサ(10)をその通常動作状態に維持する
    第1の論理レベルと、供給電圧(VDD)が前記第2の基
    準しきい値(VREF2)よりも低くなったときにマイクロ
    プロセッサ(10)をリセット状態にリセットする第2
    の論理レベルとを有する第2の論理制御信号(CPU
    DISBL)を供給するように調整された請求項2また
    は3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記制御装置が、また、電子システムの
    メモリの制御論理機構の動作状態を確認するように調整
    された請求項1ないし4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 【請求項6】 マイクロプロセッサ(10)のリセット
    状態を延ばすことができる前記手段(33、34)が、
    前記電源(5)から供給される供給電圧(V DD)が、少
    なくとも前記電源(5)から供給することができる最大
    供給電圧に近いがそれよりも低くなるように選択された
    所定の電圧レベルに達しない間マイクロプロセッサ(1
    0)をリセット状態に維持するように構成され、それに
    より前記マイクロプロセッサ(10)が、前記電子シス
    テムに消耗した電源が接続された場合にリセット状態に
    維持される請求項1ないし6のいずれか一項に記載の装
    置。
  7. 【請求項7】 電源(5)から給電され、特に保証最低
    動作レベル(VDD,m in)で動作することができるマイク
    ロプロセッサ(10)を含み、請求項1ないし6のいず
    れか一項により前記マイクロプロセッサ(10)の動作
    を制御する装置を含むことを特徴とする低電力電子シス
    テム。
  8. 【請求項8】 電源(5)から給電され、保証最低動作
    レベル(VDD,min)で動作することができるマイクロプ
    ロセッサ(10)を含む低電力電子システムの動作状態
    を制御する方法であって、少なくとも、前記電源(5)
    から供給される供給電圧(VDD)が所定のレベルよりも
    低い間、リセット信号(CPU RST)と呼ばれる信
    号を供給し、前記マイクロプロセッサ(10)をリセッ
    ト状態と呼ばれる所定の状態に維持することを含み、 前記マイクロプロセッサ(10)は、前記電源(5)か
    ら供給される供給電圧(VDD)が、マイクロプロセッサ
    (10)の前記保証最低動作レベル(VDD,min)かまた
    はそれよりも低いパワーオンリセットしきい値
    (VPOR)よりも低い間、前記リセット状態に維持さ
    れ、マイクロプロセッサ(10)の前記リセット状態
    は、前記電源(5)から供給される供給電圧(VDD
    が、少なくともマイクロプロセッサ(10)の前記保証
    最低動作レベル(VDD,min)に達しない間、前記パワー
    オンリセットしきい値(VPOR)を超えて延びることを
    特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 マイクロプロセッサ(10)の前記リセ
    ット状態は、前記電源(5)から供給される供給電圧
    (VDD)が、少なくとも前記電源(5)が供給すること
    ができる最大供給電圧に近いがそれよりも低くなるよう
    に選択された所定の電圧レベル(VREF1)に達しない
    間、間前記パワーオンリセットしきい値(VPOR)を超
    えて延び、それにより前記マイクロプロセッサ(10)
    は、前記電子システムに消耗した電源が接続された場合
    にリセット状態に維持される請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記電源(5)から供給される供給電
    圧(VDD)が低下している間に、供給電圧(VDD)が、
    少なくとも前記保証最低動作レベル(VDD,m in)よりも
    高い所定の電圧レベル(VREF2)より低くなるときに、
    前記マイクロプロセッサ(10)がリセット状態にリセ
    ットされる請求項8または9に記載の方法。
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