JP2001202136A - モーションコントローラにおける動的たわみ補正方法およびモーションコントローラ - Google Patents

モーションコントローラにおける動的たわみ補正方法およびモーションコントローラ

Info

Publication number
JP2001202136A
JP2001202136A JP2000010569A JP2000010569A JP2001202136A JP 2001202136 A JP2001202136 A JP 2001202136A JP 2000010569 A JP2000010569 A JP 2000010569A JP 2000010569 A JP2000010569 A JP 2000010569A JP 2001202136 A JP2001202136 A JP 2001202136A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
deflection
thrust
torque
motion controller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000010569A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4448219B2 (ja
Inventor
Jun Fujita
純 藤田
Sadaji Hayama
定治 羽山
Minoru Hamamura
実 濱村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
Priority to JP2000010569A priority Critical patent/JP4448219B2/ja
Publication of JP2001202136A publication Critical patent/JP2001202136A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4448219B2 publication Critical patent/JP4448219B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被駆動部の摩擦力、質量の変化等により駆動
系のたわみ量が動的に変化しても、これを適切に補償
し、高精度な位置決め精度が得られるようにする。 【解決手段】 サーボモータ110に駆動される送りね
じ機構(107,108)により直線移動する被駆動部
102を駆動制御するモーションコントローラにおける
動的たわみ補正方法において、送りねじ機構および被駆
動部を含む駆動機械部分のたわみ量をたわみ量推定部2
0で推定し、推定したたわみ量に基づいてサーボモータ
110に与える位置指令を補正し、被駆動部の移動誤差
を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001 】
【発明の属する技術分野】この発明は、工作機械の送り
駆動機構等の位置制御に使用されるモーションコントロ
ーラにおける動的たわみ補正方法およびモーションコン
トローラに関するものである。
【0002 】
【従来の技術】工作機械等の送り駆動機構は、サーボモ
ータに駆動されるボールねじ等による送りねじ機構によ
りワークテーブル等の被駆動部(移動物)を直線移動す
るものであり、図3に示されているようにモデルで表す
ことができる。図3において、Tはモータ発生トルク
(Nm)、θbはモータ回転角(rad)、Jbは送り
駆動機構の回転物総イナーシャ(NmS2)、Tbは送
り駆動機構の回転部摩擦トルク(Nm)、Rは送り駆動
機構の回転・直線変換係数(m/rad)、Kは送り駆
動機構の軸方向剛性(N/m)、Mは送り駆動機構の軸
方向移動物質量(Kg)、Xtは移動物の位置(m)、
Ctは送り駆動機構のリニアガイド部等の軸方向移動物
の摩擦係数(Ns/m)である。なお、ここで云う回転
物総イナーシャJbは、サーボモータのロータイナシャ
と送りねじ部のカップリングイナーシャとボールねじイ
ナシャの合計である。
【0003 】位置制御を行うサーボ制御系は、サーボ
モータの回転位置(モータ位置)をロータリエンコーダ
によって検出し、ロータリエンコーダにより検出される
モータ位置と指令値との偏差を求めて当該偏差が零にな
るよう、換言すれば、位置指令に追従するように位置制
御を行う。
【0004 】従って、送り駆動機構の軸方向剛性Kが
無限大であれば、ワークテーブルのような移動物の位置
も正しく指令位置へ移動する。しかしながら、剛性Kは
有限の値であり、送り駆動機構は軸方向のたわみを生じ
る。このためモータ回転位置を正しく制御しても、テー
ブル位置には誤差生じることになる。たわみは質量Mに
よる慣性力および摩擦力に相関して発生する。
【0005 】送り駆動機構のたわみによる往復移動の
誤差はロストモーションと呼ばれ、バックラッシ補正に
より補正することが行われている。バックラツシ補正
は、予め、ある条件でロストモーション量を測定し、こ
の値をパラメータとしてサーボ制御装置にセットしてお
き、サーボ制御装置が軸移動方向反転時にそのセット値
に相当する量だけサーボモータを余分に駆動することに
より行われる。
【0006 】
【発明が解決しようとする課題】ロストモーションは、
摩擦力と慣性力の影響により、送り駆動機構が軸方向に
たわむことにより生じるものであり、被駆動部の摩擦
力、慣性量の変化により最適なロストモーション量が変
わることに対して、被駆動部は、通常、案内機構により
支持されており、案内機構には摩擦が存在し、この摩擦
力は移動速度、ワークテーブル上に載る負荷の質量等に
より変化し、また、被駆動部には質量があり、加速、減
速する際に慣性力が発生し、慣性力も被駆動部の質量に
より変化する。従って、実際のロストモーション量は送
り条件が変化すると変化するから、被駆動部の摩擦力、
慣性力の変化により最適な補正量が変わり、従来のバッ
クラッシ補正では対応できず、ロストモーション誤差が
生じる。
【0007 】また、従来のバックラッシ補正では、移
動方向が反転するときのみ補正量を切り替えるが、実際
のロストモーション量は、加速度、摩擦力が変化すると
変化しているため、移動中のロストモーション量の変化
に対応できず、ロストモーション誤差が生じる。
【0008 】この発明は、上述の如き問題点を解消す
るためになされたもので、被駆動部の摩擦力、質量の変
化等により駆動系のたわみ量が動的に変化しても、これ
を適切に補償し、高精度な位置決め精度が得られるよう
にするモーションコントローラにおける動的たわみ補正
方法およびその動的たわみ補正方法の実施に使用される
モーションコントローラを提供することを目的としてい
る。
【0009 】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明によるモーションコントローラにおける
動的たわみ補正方法は、サーボモータに駆動される送り
ねじ機構により直線移動する被駆動部を駆動制御するモ
ーションコントローラにおける動的たわみ補正方法にお
いて、前記送りねじ機構および前記被駆動部を含む駆動
機械部分のたわみ量を推定し、推定した前記たわみ量に
基づいて前記サーボモータに与える位置指令を補正し、
前記被駆動部の移動誤差を低減するものである。
【0010 】この発明によるモーションコントローラ
における動的たわみ補正方法では、推力センサにより前
記被駆動部の推力を測定し、前記推力センサによる推力
測定値よりたわみ量を推定するか、あるいは、回転物イ
ナーシャの値と回転系の摩擦係数をパラメータ設定し、
これらパラメータ設定値と位置指令値の微分値より回転
物摩擦トルクと回転物イナーシャ加速トルクを算出し、
前記回転物摩擦トルクと前記回転物イナーシャ加速トル
クとモータ発生トルクを代表するサーボ系のトルク指令
値より前記被駆動部の推力を算出し、当該推力算出値よ
りたわみ量を推定する。
【0011 】また、上述の目的を達成するために、こ
の発明によるモーションコントローラは、サーボモータ
に駆動される送りねじ機構により直線移動する被駆動部
を駆動制御するモーションコントローラにおいて、前記
送りねじ機構および前記被駆動部を含む駆動機械部分の
たわみ量を推定するたわみ量推定手段と、前記たわみ量
推定手段が推定した前記たわみ量に基づいて前記サーボ
モータに与える位置指令を補正する位置指令補正手段と
を有しているものである。
【0012 】また、この発明によるモーションコント
ローラは、前記被駆動部の推力を測定する推力センサを
有し、前記たわみ量推定手段は前記推力センサによる推
力測定値を入力して当該推力測定値よりたわみ量を推定
するものである。
【0013 】また、この発明によるモーションコント
ローラは、回転物イナーシャの値と回転系の摩擦係数を
パラメータ設定するパラメータ設定部を有し、前記たわ
み量推定手段は、前記パラメータ設定部よりパラメータ
設定値を入力すると共に、位置指令値とモータ発生トル
クの代表値としてサーボ系のトルク指令値を入力し、前
記パラメータ設定値と前記位置指令値の微分値より回転
物摩擦トルクと回転物イナーシャ加速トルクを算出し、
前記回転物摩擦トルクと前記回転物イナーシャ加速トル
クと前記トルク指令値より前記被駆動部の推力を算出
し、当該推力算出値よりたわみ量を推定するものであ
る。
【0014 】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明する。 (実施の形態1)図1はこの発明によるモーションコン
トローラおよびモーションコントローラにより位置制御
される工作機械の送り駆動機構の実施の形態1を示して
いる。
【0015 】工作機械の送り駆動機構は、固定配置の
ベッド100上にリニアガイド101に案内されて図に
て左右方向に直線移動するワークテーブル102を有し
ている。ベッド100はブラケット103、104およ
び軸受部材105、106によってボールねじ107を
回転可能に支持しており、ワークテーブル102にはボ
ールねじ107に螺合するボールねじナット108が取
り付けられている。
【0016 】ボールねじ107は、カップリング10
9によりサーボモータ110と駆動連結され、サーボモ
ータ110によって回転駆動される。サーボモータ11
0にはサーボモータ110の回転位置(モータ位置)を
検出するロータリエンコーダ111が取り付けられてい
る。
【0017 】送り駆動機構のボールねじナット108
の取付部には、被駆動部(ワークテーブル102)の推
力を測定する推力センサ112が取り付けられている。
なお、推力センサ112は、推力が増える方向、減る方
向の何れをも測定できるようになっている。
【0018 】モーションコントローラ(サーボコント
ローラ)は、ロータリエンコーダ111による検出され
るサーボモータ110の回転位置をテーブル位置座標に
変換して位置フィールド信号を出力するテーブル位置座
標変換部11と、テーブル位置座標変換部11よりの位
置フィールド信号が示すテーブル位置より後述する推定
たわみ量を差し引いて動的たわみ補正を行う位置指令補
正部12と、位置指令補正部12により補正されたテー
ブル位置と位置指令値との偏差を算出する位置偏差算出
部13と、その位置偏差が零になるような速度指令を生
成する位置制御器14と、テーブル位置座標変換部11
のテーブル位置を微分して速度フィードバック信号を生
成する微分器15と、位置制御器14が出力する速度指
令値と微分器15よりテーブル移動速度との偏差を算出
する速度偏差算出部16と、その速度偏差が零になるよ
うにトルク指令を生成する速度制御器17と、速度制御
器17よりトルク指令を与えられてトルク指令値に応じ
た電流指令を作成する電流指令作成部18と、電流指令
作成部18より電流指令を与えられるサーボアンプ19
とにより構成されている。
【0019 】モーションコントローラは推定たわみ量
を算出するたわみ量推定部20を有している。たわみ量
推定部20は、推力センサ112により推力測定値を入
力し、次の計算を行って送り駆動機構のたわみ量ΔX
(m)を推定する。 ΔX=F/K …(1)
【0020 】但し、F:推力センサ112により推力
測定値(N) K:送り駆動機構の等価剛性(N/m)
【0021 】このたわみ量ΔX(m)をロータリエン
コーダ111による測定結果から求めた位置フィードバ
ック値から差し引くことにより、軸方向のたわみによる
変位分を補正する。これにより位置指令と比較される値
は、ガイド部の摩擦力あるいは慣性力等による送り駆動
機構のたわみ分により、モータ回転位置から計算したテ
ーブル位置との間に生じる誤差が反映された値となり、
実際のテーブル位置が正しく制御できるようになる。
【0022 】なお、推定たわみ量を位置指令側に加え
て補正することもできる。
【0023 】(実施の形態2)図2はこの発明による
モーションコントローラおよびモーションコントローラ
により位置制御される工作機械の送り駆動機構の実施の
形態2を示している。なお、図2において、図1に対応
する部分は、図1に付した符号と同一の符号を付けて、
その説明を省略する。
【0024 】この実施の形態では、回転物イナーシャ
の値Jb(Nms2)と回転系の摩擦係数Cb(Ns/
rad)をパラメータ設定するパラメータ設定部21が
設けられており、たわみ量推定部22は、パラメータ設
定部21よりパラメータ設定値を入力すると共に、位置
指令値とモータ発生トルクTmの代表値として速度制御
器17が出力するトルク指令値を入力する。
【0025 】たわみ量推定部22は、回転系の摩擦係
数Cbと位置指令値の微分値dθ/dtより回転物摩擦
トルクTbを算出し、また、回転物イナーシャの値Jb
の位置指令値の微分値d2θ/dt2より回転物イナーシ
ャ加速トルクTaを算出し、回転物摩擦トルクTbと回
転物イナーシャ加速トルクTaとトルク指令値(Tm)
より被駆動部の推力F’を算出し、当該推力算出値F’
よりたわみ量を推定する。
【0026 】ここで、モータ発生トルクTmは次の値
の加え合わせたものとなっている。 回転系摩擦トルクTb(Nm) 回転物イナーシヤの加速トルクTa(Nm) 軸方向移動摩擦トルクTc(Nm) 軸方向摩擦力をFc(N)とすると、Tc=R・Fcで
ある。 軸方向移動物の加速トルクTam(Nm) 軸方向移動物質量をM(Kg)、加速度をA(m/
2)とすると、Tam=R・A・Mである。従ってモ
ータ発生トルクTm(Nm)は、 Tm=Tb+Ta+Tc+Tam …(2) であり、この値はトルク指令値とほぼ等しいと考えてよ
い。
【0027 】回転の摩擦はクーロン摩擦、粘性摩擦な
ど各種考えられるが、ここでは、粘性摩擦が発生する場
合を考える。回転物イナーシャの値Jb(Nms2)、
回転系摩擦係数Cb(Ns/rad)をパラメータとし
て設定する。これにより、たわみ量推定部22で以下の
演算処理を行う。ワークテーブルの推力は、Tc+Ta
mに1/Rをかけて軸方向に換算することにより求めら
れる。Tc+Tamの値は、(2)式を変形して Tc+Tam=Tm−Tb−TA …(3) のように求めることができる。
【0028 】回転物摩擦トルクTbと回転物イナーシ
ャ加速トルクTaを求めるためには、まず、位置指令値
を微分してdθ/dtとd2θ/dt2を求める。これか
ら、回転物摩擦トルクTb、回転物イナーシャ加速トル
クTaが下式により求められる。 Tb=Cb(dθ/dt) …(4) Ta=Jb(d2θ/dt2) …(5) これらの値をモータ発生トルクTmより差引き、送り駆
動機構の回転・直線変換係数Rで割ることにより、ワー
クテーブルの推力F’を算出できる。この値を用いて実
施の形態1と同様に、(1)式から、たわみ量ΔX’が
求められる。
【0029 】なお、微分演算は、実際にはディジタル
演算による差分演算により代替できる。また、回転物摩
擦として粘性摩擦を例に挙げたが、回転物摩擦力の発生
パターンをパラメータで設定できるようにすれば、いろ
いろな摩擦力に対応できる。
【0030 】また、機械の位置をリニアスケール等で
直接検出する場合には、ロストモーションの影響で機械
の反転遅れが発生し、加工精度を悪化させる現象に対し
ても反転遅れをうち消すことができ、大きい効果が得ら
れる。
【0031 】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、この発
明によるモーションコントローラにおける動的たわみ補
正方法およびモーションコントローラによれば、送りね
じ機構および前記被駆動部を含む駆動機械部分のたわみ
量を推定し、推定した前記たわみ量に基づいてサーボモ
ータに与える位置指令を補正し、被駆動部の移動誤差を
低減するから、送り駆動機構のたわみ量が動的に変化し
ても、これを適切に補正でき、工作機械の加工精度が向
上する。また、負荷の重量変化、ガイド部の摩擦力の変
化等の影響もうち消すことができる。特に、パラメータ
として必要となるのは、回転系の摩擦を定義するもの、
および回転系のみのイナーシヤの値、軸方向剛性であ
り、これらは負荷の影響を受けにくいので負荷の変化の
影響を受けない。また、加工反力によるたわみも自動的
に補正されることになる。
【0032 】また、推力センサにより被駆動部の推力
を測定し、推力センサによる推力測定値よりたわみ量を
推定するものでは、たわみ量の推定に複雑な演算を行う
必要がせなく、高速に対応できる。
【0033 】また、回転物イナーシャの値と回転系の
摩擦係数をパラメータ設定し、これらパラメータ設定値
と位置指令値の微分値より回転物摩擦トルクと回転物イ
ナーシャ加速トルクを算出し、回転物摩擦トルクと回転
物イナーシャ加速トルクとモータ発生トルクを代表する
サーボ系のトルク指令値より被駆動部の推力を算出し、
当該推力算出値よりたわみ量を推定するものでは、推力
センサを特別に必要しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるモーションコントローラおよび
モーションコントローラにより位置制御される工作機械
の送り駆動機構の実施の形態1を示すブロック図であ
る。
【図2】この発明によるモーションコントローラおよび
モーションコントローラにより位置制御される工作機械
の送り駆動機構の実施の形態2を示すブロック図であ
る。
【図3】送り駆動機構の力学モデル図である。
【符号の説明】
11 テーブル位置座標変換部 12 位置指令補正部 13 位置偏差算出部 14 位置制御器 15 微分器 16 速度偏差算出部 17 速度制御器 18 電流指令作成部 19 サーボアンプ 20 たわみ量推定部 21 パラメータ設定部 22 たわみ量推定部 100 ベッド 101 リニアガイド 102 ワークテーブル 107 ボールねじ 108 ボールねじナット 109 カップリング 110 サーボモータ 111 ロータリエンコーダ 112 推力センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱村 実 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社内 Fターム(参考) 3C001 KA01 KB10 TA02 TB06 5H269 AB01 BB03 EE01 EE05 FF06 GG02 JJ02 NN07 5H303 AA01 BB01 BB06 BB11 CC01 CC09 DD01 DD25 EE03 EE07 FF06 HH05 JJ02 JJ05 KK02 KK11 KK17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーボモータに駆動される送りねじ機構
    により直線移動する被駆動部を駆動制御するモーション
    コントローラにおける動的たわみ補正方法において、 前記送りねじ機構および前記被駆動部を含む駆動機械部
    分のたわみ量を推定し、推定した前記たわみ量に基づい
    て前記サーボモータに与える位置指令を補正し、前記被
    駆動部の移動誤差を低減することを特徴とするモーショ
    ンコントローラにおける動的たわみ補正方法。
  2. 【請求項2】 推力センサにより前記被駆動部の推力を
    測定し、前記推力センサによる推力測定値よりたわみ量
    を推定することを特徴とする請求項1に記載のモーショ
    ンコントローラにおける動的たわみ補正方法。
  3. 【請求項3】 回転物イナーシャの値と回転系の摩擦係
    数をパラメータ設定し、これらパラメータ設定値と位置
    指令値の微分値より回転物摩擦トルクと回転物イナーシ
    ャ加速トルクを算出し、前記回転物摩擦トルクと前記回
    転物イナーシャ加速トルクとモータ発生トルクを代表す
    るサーボ系のトルク指令値より前記被駆動部の推力を算
    出し、当該推力算出値よりたわみ量を推定することを特
    徴とする請求項1に記載のモーションコントローラにお
    ける動的たわみ補正方法
  4. 【請求項4】 サーボモータに駆動される送りねじ機構
    により直線移動する被駆動部を駆動制御するモーション
    コントローラにおいて、 前記送りねじ機構および前記被駆動部を含む駆動機械部
    分のたわみ量を推定するたわみ量推定手段と、 前記たわみ量推定手段が推定した前記たわみ量に基づい
    て前記サーボモータに与える位置指令を補正する位置指
    令補正手段と、 を有していることを特徴とするモーションコントロー
    ラ。
  5. 【請求項5】 前記被駆動部の推力を測定する推力セン
    サを有し、前記たわみ量推定手段は前記推力センサによ
    る推力測定値を入力して当該推力測定値よりたわみ量を
    推定することを特徴とする請求項4に記載のモーション
    コントローラ。
  6. 【請求項6】 回転物イナーシャの値と回転系の摩擦係
    数をパラメータ設定するパラメータ設定部を有し、前記
    たわみ量推定手段は、前記パラメータ設定部よりパラメ
    ータ設定値を入力すると共に、位置指令値とモータ発生
    トルクの代表値としてサーボ系のトルク指令値を入力
    し、前記パラメータ設定値と前記位置指令値の微分値よ
    り回転物摩擦トルクと回転物イナーシャ加速トルクを算
    出し、前記回転物摩擦トルクと前記回転物イナーシャ加
    速トルクと前記トルク指令値より前記被駆動部の推力を
    算出し、当該推力算出値よりたわみ量を推定することを
    特徴とする請求項4に記載のモーションコントローラ。
JP2000010569A 2000-01-19 2000-01-19 モーションコントローラにおける動的たわみ補正方法およびモーションコントローラ Expired - Lifetime JP4448219B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000010569A JP4448219B2 (ja) 2000-01-19 2000-01-19 モーションコントローラにおける動的たわみ補正方法およびモーションコントローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000010569A JP4448219B2 (ja) 2000-01-19 2000-01-19 モーションコントローラにおける動的たわみ補正方法およびモーションコントローラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001202136A true JP2001202136A (ja) 2001-07-27
JP4448219B2 JP4448219B2 (ja) 2010-04-07

Family

ID=18538572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000010569A Expired - Lifetime JP4448219B2 (ja) 2000-01-19 2000-01-19 モーションコントローラにおける動的たわみ補正方法およびモーションコントローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4448219B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003076425A (ja) * 2001-09-05 2003-03-14 Yamazaki Mazak Corp 送り駆動系の制御装置
JP2009101444A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Okuma Corp 回転構造物の位置制御方法
JP2009104315A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Okuma Corp 回転構造物の位置制御方法
JP2009163590A (ja) * 2008-01-09 2009-07-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ロストモーション解消制御装置
JP2013030005A (ja) * 2011-07-28 2013-02-07 Okuma Corp 多軸工作機械の幾何誤差補正システム。
US8723472B2 (en) 2009-06-22 2014-05-13 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Servo control device
CN103853099A (zh) * 2012-11-30 2014-06-11 发那科株式会社 具有被驱动体的位置修正功能的伺服控制装置
CN106526483A (zh) * 2016-12-06 2017-03-22 西安交通大学 一种永磁同步电机可变惯量伺服特性测试系统及方法
WO2018073873A1 (ja) * 2016-10-17 2018-04-26 三菱電機株式会社 サーボ制御装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003076425A (ja) * 2001-09-05 2003-03-14 Yamazaki Mazak Corp 送り駆動系の制御装置
JP2009101444A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Okuma Corp 回転構造物の位置制御方法
JP2009104315A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Okuma Corp 回転構造物の位置制御方法
JP2009163590A (ja) * 2008-01-09 2009-07-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ロストモーション解消制御装置
US8723472B2 (en) 2009-06-22 2014-05-13 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Servo control device
JP2013030005A (ja) * 2011-07-28 2013-02-07 Okuma Corp 多軸工作機械の幾何誤差補正システム。
CN103853099A (zh) * 2012-11-30 2014-06-11 发那科株式会社 具有被驱动体的位置修正功能的伺服控制装置
JP2014109785A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Fanuc Ltd 被駆動体の位置補正機能を有するサーボ制御装置
US10247301B2 (en) 2012-11-30 2019-04-02 Fanuc Corporation Servo control system with position compensation function for driven member
WO2018073873A1 (ja) * 2016-10-17 2018-04-26 三菱電機株式会社 サーボ制御装置
JP6333495B1 (ja) * 2016-10-17 2018-05-30 三菱電機株式会社 サーボ制御装置
CN106526483A (zh) * 2016-12-06 2017-03-22 西安交通大学 一种永磁同步电机可变惯量伺服特性测试系统及方法
CN106526483B (zh) * 2016-12-06 2023-04-07 西安交通大学 一种永磁同步电机可变惯量伺服特性测试系统及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4448219B2 (ja) 2010-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5512954B2 (ja) 数値制御機械の位置制御装置
JP4014162B2 (ja) 工作機械の位置制御装置及び工作機械の位置制御方法
JP5096019B2 (ja) サーボモータ制御装置
JP4581096B2 (ja) 摩擦補償方法、摩擦補償器及びモータ制御装置
KR100914349B1 (ko) 서보모터의 제어방법
JP2822809B2 (ja) 位置制御方法および位置制御装置
JP3129622B2 (ja) フルクローズド・ループ方式における象限突起補正方法
EP2014426A2 (en) Machining robot control apparatus
JP5739400B2 (ja) 被駆動体の位置補正機能を有するサーボ制御装置
KR20150119065A (ko) 서보 제어 장치
JPWO2002039574A1 (ja) サーボ制御方法及びその装置
JP5657633B2 (ja) 移動体が反転するときの位置誤差を補正するサーボ制御装置
JPH0833763B2 (ja) 数値制御装置
JP4448219B2 (ja) モーションコントローラにおける動的たわみ補正方法およびモーションコントローラ
JP4299865B2 (ja) 工作機械の制御装置及び制御方法
JP4258262B2 (ja) ツイン同期制御方法及び装置
JP4361285B2 (ja) 数値制御装置
JP6370866B2 (ja) サーボモータ制御装置、サーボモータ制御方法、及びサーボモータ制御用プログラム
JP2006215626A (ja) 位置制御装置
JP2014191520A (ja) 数値制御装置
JP4503148B2 (ja) 数値制御工作機械の送り機構の補正装置および数値制御工作機械
JP4183057B2 (ja) 数値制御システム
JP2018060333A (ja) サーボモータ制御装置、サーボモータ制御方法、及びサーボモータ制御用プログラム
JP2003076425A (ja) 送り駆動系の制御装置
JP5660482B2 (ja) 工作機械の送り駆動系の制御方法及び制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090519

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090811

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100122

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130129

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4448219

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130129

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140129

Year of fee payment: 4

EXPY Cancellation because of completion of term