JP2001201759A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2001201759A
JP2001201759A JP2000011899A JP2000011899A JP2001201759A JP 2001201759 A JP2001201759 A JP 2001201759A JP 2000011899 A JP2000011899 A JP 2000011899A JP 2000011899 A JP2000011899 A JP 2000011899A JP 2001201759 A JP2001201759 A JP 2001201759A
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JP
Japan
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signal line
gate line
liquid crystal
driving circuit
thin film
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JP2000011899A
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English (en)
Inventor
Yuji Okita
雄二 置田
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動回路の取付け作業を容易にすると共に安
価で小型の液晶表示装置を提供する。 【構成】 ゲート線7と信号線8を交差するように配線
し、その交差部に薄膜トランジスタ6を設けた液晶表示
装置であって、ゲート線7から引出された端子部13と
接続すると共に薄膜トランジスタ6を動作させるために
ゲート線13に信号を出力するゲート線駆動回路9と、
信号線8から引出された端子部14と接続すると共に薄
膜トランジスタ6を動作させるために信号線8に信号を
出力する信号線駆動回路11とを備え、ゲート線駆動回
路9及び信号線駆動回路11はそれぞれ単一の基板1
5、17上に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶パネルの周辺に駆動
回路を配置したアクティブマトリクス型液晶表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマトリクス型液晶表示装置に駆動
回路を取り付ける場合は、例えば特開平9−12753
5号公報に示されるように駆動用ICチップが載置され
たテープキャリアパッケージ(TCP)やテープオート
メーティッドボンディング(TAB)を液晶パネルに取
付けたり、特開平10−31423号公報に示されるよ
うなCOG(Chip On Glass)によって液
晶パネルに駆動用ICを直接取付ける方法がある。
【0003】TCP若しくはTABを用いた実装構造を
図6に基づいて説明する。図6は従来の駆動用ICチッ
プを配置した液晶表示装置の上面図である。
【0004】この液晶表示装置は、図示しない透明電極
や配向膜が形成された第1、第2ガラス基板101、1
02を有し、これらの第1、第2ガラス基板101、1
02が対向配置され、両者がシール材で固着され、この
間に液晶が封入されている。第1ガラス基板101は第
2ガラス基板102より若干大きく、第2ガラス基板1
02と対向する部分に表示部103を形成し、第2ガラ
ス基板102と対向しない部分に駆動用IC104を備
えたTAB105を載置する。
【0005】表示部103の第1ガラス基板101側に
は複数の薄膜トランジスタ(TFT)106が形成さ
れ、TFT106のゲート電極に接続するゲート線10
7と、TFT106のソース電極に接続する信号線10
8が直交して配線され、TFT106のドレイン電極に
は図示しない透明電極が接続されている。また、表示部
103の縁部にはゲート線107及び信号線108の引
出線部109が形成され、この引出線部109ではゲー
ト線107及び信号線108からピッチをより狭めた高
密度配線が施され、TAB105と接続可能にしてい
る。110は第1ガラス基板101に形成された外部接
続端子である。
【0006】TAB105には、第1ガラス基板101
の外部接続端子110に異方性導電接着剤等を用いて接
着されるリード舌片部111と、リード舌片部111と
接続された駆動用IC104と、リード舌片部111の
反対側に配置され駆動用IC104の入力端子となる入
力端子部112とを有している。リード舌片部111は
駆動用IC104の出力になるが、この接続部分で第1
ガラス基板101の外部接続端子110と同じ配列ピッ
チになっている。また、外部接続端子110とリード舌
片部111は、その接続部分で確実に接続するために、
それぞれ所定以上の大きさを有している。
【0007】そしてTAB105を第1ガラス基板10
1に接続するときは、まず第1ガラス基板101のTA
B接続位置の両端に設けられた位置決めマーク113を
認識してTAB105の取付け位置を確認し、外部接続
端子110とリード舌片部111の間に異方性導電接着
剤を介在させた状態で熱圧着して固着し、電極相互間の
コンタクトをとる。
【0008】次にCOGを用いた実装方法を図7に基づ
き説明する。図7は液晶表示装置の上面図である。
【0009】COG実装の場合、TAB105の代わり
に駆動用IC205を第1ガラス基板201に直接接続
する構成であり、駆動用IC205の載置部以外の構成
は、TAB実装による液晶表示装置と同様の構造であ
る。
【0010】209は第1ガラス基板201に形成され
たゲート線207及び信号線208の引出線部であり、
ゲート線207及び信号線208から外部接続端子21
0に対してピッチを狭くした高密度配線が施されてい
る。外部接続端子210は駆動用IC205と接続する
ための端子であり、そのピッチは駆動用IC205の接
続端子のピッチと同じ幅である。
【0011】この駆動用IC205の搭載位置には異方
性導電膜が形成されている。駆動用IC205を搭載す
る際には、駆動用IC205の搭載位置の両側に印され
た位置決めマーク213を認識して駆動用IC205側
の接続端子と第1ガラス基板201の外部接続端子21
0との位置合わせを行い、上から駆動用IC205を熱
圧着して固着する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の液晶
表示装置では、引出線部でピッチ幅を狭くする配線が施
されている。最近の駆動用ICはコスト低減のために小
型化が進んでおり、その出力端子は高密度になってい
る。そのため、引出線部においてこれまで以上にピッチ
幅を狭くする配線が必要となり、そうした配線を施すた
めの領域を確保するために有効表示画面に対して狭額縁
にするのが困難であった。更にTAB実装の場合は、液
晶パネルの外部接続端子とTABを確実に接続するため
それぞれの接続部分にある程度の大きさが必要であり、
液晶表示装置の小型化の妨げになっていた。
【0013】また、引出線等の間隔を狭くしているため
に、駆動用ICを搭載する際の位置合わせは高精度で行
う必要がある。駆動用ICの出力端子は100〜250
ピン/チップであるため、パソコンやモニタ用などの表
示容量の大きい液晶パネルの場合には十数個の駆動用I
Cが必要となり、使用する駆動用ICが増えている。そ
のため駆動用ICを実装する際に、駆動用ICの位置合
わせ等の工程が増え、この取付け作業が煩雑になってし
まう。
【0014】また、TAB実装の場合、駆動用ICは汎
用のものを用いるが、TAB自体は液晶パネルの大きさ
毎に設計する必要があり、その分のコスト高になってい
る。液晶表示装置が大型化になると、TABの使用量も
増え、コストアップになってしまう。
【0015】そこで本発明は、駆動用回路の実装が簡単
に行え、安価で、小型化ができる液晶表示装置を提案す
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の発明は、2枚の透明基板を対向して配
置し、その透明基板間に液晶を封入してなる液晶表示装
置であって、一方の透明基板上に互いに交差するように
配線されたゲート線及び信号線と、ゲート線及び信号線
の交差部に配置された薄膜トランジスタと、ゲート線及
び信号線から引出された端子部と、ゲート線につながる
端子部と接続すると共に薄膜トランジスタを動作させる
ためにゲート線に信号を出力するゲート線駆動回路と、
信号線につながる端子部と接続すると共に薄膜トランジ
スタを動作させるために信号線に信号を出力する信号線
駆動回路とを備え、ゲート線駆動回路及び信号線駆動回
路はそれぞれ単一の基板上に形成されていることを特徴
とする。
【0017】また請求項2の発明は、ゲート線駆動回路
及び信号線駆動回路がそれぞれ単一の細長状のガラス基
板上にポリシリコン薄膜トランジスタを形成することで
構成されていることを特徴とする。
【0018】また請求項3の発明は、ゲート線及び信号
線の交差部に配置された薄膜トランジスタがアモルファ
スシリコン薄膜トランジスタで形成されていることを特
徴とする。
【0019】また請求項4の発明は、端子部のピッチが
それぞれ引出されるゲート線又は信号線のピッチとほぼ
同じ間隔であることを特徴とする。
【0020】また請求項5の発明は、ゲート線駆動回路
及び信号線駆動回路の透明基板の長手方向がポリシリコ
ン薄膜トランジスタを形成する際のレーザアニール工程
におけるレーザビーム線のスキャン方向と同一方向に形
成されていることを特徴とする。
【0021】また請求項6の発明は、端子部の先端部に
ゲート線駆動回路若しくは信号線駆動回路と接続する接
続部を形成し、接続部がジグザグ状に配置されることを
特徴とする。
【0022】また請求項7の発明は、2枚の透明基板を
対向して配置し、その透明基板間に液晶を封入してなる
液晶表示装置であって、一方の透明基板上に互いに交差
するように配線されたゲート線及び信号線と、ゲート線
及び信号線の交差部に配置された薄膜トランジスタと、
ゲート線及び信号線から引出された端子部と、ゲート線
につながる端子部と接続すると共に薄膜トランジスタを
動作させるためにゲート線に信号を出力するゲート線駆
動回路と、信号線につながる端子部と接続すると共に薄
膜トランジスタを動作させるために信号線に信号を出力
する信号線駆動回路とを備え、ゲート線駆動回路及び信
号線駆動回路はそれぞれ複数の基板によって構成され、
端子部はそのピッチがそれぞれ引出されるゲート線又は
信号線のピッチとほぼ同じ間隔であることを特徴とす
る。
【0023】また請求項8の発明は、ゲート線駆動回路
及び信号線駆動回路がそれぞれ細長状の基板で構成さ
れ、その基板の長手方向の長さが約60mm以上である
ことを特徴とする。
【0024】また請求項9の発明は、ゲート線駆動回路
及び信号線駆動回路がそれぞれ細長状のガラス基板上に
ポリシリコン薄膜トランジスタを形成され、ゲート線及
び信号線の交差部に配置された薄膜トランジスタがアモ
ルファスシリコン薄膜トランジスタで形成されているこ
とを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は本発明の液晶表示装置の斜視
図であり、図2は上面図、図3は要部断面図である。
【0026】1は透明基板である第1ガラス基板、2は
透明基板である第2ガラス基板であり、第1ガラス基板
1と第2ガラス基板2は対向して配置され、シール部材
3によって所定間隔をおいて固着され、この間に液晶4
が封入されている。第2ガラス基板2の大きさは第1ガ
ラス基板1よりも若干小さくなっており、第1ガラス基
板1と第2ガラス基板2が重なり合う部分で表示部5を
構成している。
【0027】これらのガラス基板1、2の適所には、薄
膜トランジスタや共通電極、カラーフィルター、配向膜
等が形成され、更に偏光板やバックライト等が取り付け
られる。なお、反射型の液晶表示装置の場合は、ガラス
基板上の透明電極の代わりに反射型電極を形成したり、
ガラス基板に反射膜を形成する等の構成にして、バック
ライトを不要にしている。
【0028】第1ガラス基板1には、表示部5に該当す
る部分に複数のアモルファスシリコン薄膜トランジスタ
(以下a−Si TFTという)6が形成され、このa
−Si TFT6のゲート電極と接続するゲート線7と
a−Si TFT6のソース電極と接続する信号線8が
直交して配線がされている。a−Si TFT6は画素
電極と接続されており、このa−Si TFT6を動作
させることで画像を表示させている。
【0029】第1ガラス基板1の縁部には、ゲート線駆
動回路9が配置される第1搭載部10と信号線駆動回路
11が配置される第2搭載部12が設けられ、第1搭載
部10にはゲート線7から導き出された第1端子部13
が、第2搭載部には信号線8から導き出された第2端子
部14が配線されている。第1、第2接続線端子部1
3、14の先端部分にはそれぞれ後述する駆動回路と接
続するための接続部13a、14aが形成されている。
第1端子部13のピッチ幅は表示部5に配線されたゲー
ト線7のピッチ幅とほぼ同じ間隔であり、第2端子部1
4のピッチ幅は信号線8のピッチ幅とほぼ同じ間隔で配
線されている。第1の実施形態では接続部13a、14
aがそれぞれ一直線上に配置されているので、接続部1
3aのピッチはゲート線7のピッチとほぼ同じ間隔で、
接続部14aのピッチは信号線8のピッチとほぼ同じ間
隔になる。
【0030】ゲート線駆動回路9及び信号線駆動回路1
1は、単一の細長いガラス基板15、17上にポリシリ
コン薄膜トランジスタ(以下p−Si TFTという)
による駆動回路部16、18を形成している。 ガラス
基板15、17は、第1ガラス基板1に搭載された際に
対向する第2ガラス基板2の1辺とほぼ同じ長さを有し
ている。つまり第2ガラス基板2の第1端子部13が配
線されている側の長さをL1、第2端子部14の配線さ
れている側の長さをL2としたとき、ゲート線駆動回路
9の長さはほぼL1であり、信号線駆動回路11の長さ
はほぼL2である。これは第1、第2端子部13、14
の線間が表示部5に配線されているゲート線7又は信号
線8のピッチとほぼ同じ間隔であり、ゲート線7及び信
号線8とともに表示部5全域に亘って配線されているた
め、第1、第2端子部13、14も第2ガラス基板2の
対応する辺のほぼ全幅に亘って配線されるためである。
【0031】ゲート線駆動回路9(信号線駆動回路1
1)のガラス基板15(17)にはほぼ全域に亘ってp
−Si TFTによる駆動回路部16(18)が形成さ
れ、適所に第1端子部13(第2端子部14)の接続部
13a(14a)と接続される出力端子19と、外部の
制御回路と接続するための外部入力端子を設けている。
【0032】そしてゲート線駆動回路9(信号線駆動回
路11)を第1ガラス基板1に取り付けるときは、搭載
部10(12)の両端に印された位置決めマーク20に
よりゲート線駆動回路9(信号線駆動回路11)の取付
け位置を確認し、異方性導電接着剤21を第1ガラス基
板1とゲート線駆動回路9(信号線駆動回路11)との
間に挟み込んだ状態で熱圧着する。このとき異方性導電
接着剤21に含まれる導電材22を介してゲート線駆動
回路9(信号線駆動装置11)の出力端子19と第1端
子部13(第2端子部14)の接続部13a(14a)
とが電気的に接続される。
【0033】図4はガラス基板15、17に駆動回路部
16、18を形成するためのレーザ・アニール工程の際
のガラス基板23の上面図である。
【0034】ガラス基板23は、例えば550mm×6
50mmの大型のものであり、このガラス基板23から
は12.1インチ用の液晶パネルが6面とれる。ゲート
線駆動回路9及び信号線駆動回路11はこの液晶パネル
製造用のガラス基板23を用いて同じ基板上に形成でき
る。
【0035】このガラス基板23上にレーザ・アニール
によってポリシリコン層を形成する場合、ガラス基板2
3上を線状ビーム24によってスキャンする。この線状
ビーム24は0.5mm×200mmの長方形であるの
で、ガラス基板23上の全域をスキャンするために図4
に示すように左右に複数回スキャンする。このときアニ
ール漏れがないように、線状ビーム24の端部が既にス
キャンした部分とオーバーラップするようにスキャンさ
せる。このときオーバラップしていない部分とオーバラ
ップした部分ではp−Si TFTの特性が異なってし
まい、1つの駆動回路基部15、17にこのような部分
を含むと不具合を生じる。そこで本発明では、ゲート線
駆動回路9(信号線駆動回路11)の長手方向がスキャ
ンする際の線状ビーム24の進行方向と同じ方向になる
ようにして、スキャンの重複部にゲート線駆動回路9
(信号線駆動回路11)が位置しないようにする。ゲー
ト線駆動回路9(信号線駆動回路11)はその幅が5m
m程度であるため、200mmの線状ビームによる一方
向へのスキャンによって約40本程度の駆動回路部1
6、18が形成される。
【0036】図5に第1、第2端子部13、14の配線
の他の実施の形態を示す。
【0037】図5(a)はこれまで説明した第1の実施
の形態における配線方式であり、第1端子部13(第2
端子部14)の接続部13a(14a)が一直線上に並
んでいる。図5(b)は第1端子部13(第2端子部1
4)の配線における第2の実施の形態であり、それぞれ
一つ置きに配置される第1端子部13(第2端子部1
4)の接続部13a(14a)が一直線上になるように
配置されている。つまり第1端子部13(第2端子部1
4)の接続部13a(14a)がジグザグ状に配置され
ている。こうした配線によると接続部13a(14a)
の間隔が広くなり、ゲート線駆動回路9(信号線駆動回
路11)の取付け作業が容易に行える。
【0038】この実施の形態ではゲート線駆動回路9及
び信号線駆動回路11をそれぞれ1枚のガラス基板で構
成した。しかしゲート線駆動回路9又は信号線駆動回路
11を取扱い易い大きさの複数の基板で構成してもよ
い。TAB等はその長手方向の大きさが25〜30mm
であるので、この発明ではゲート線駆動回路9及び信号
線駆動回路11の長手方向の大きさを約60mm以上に
することでTAB実装の場合よりも使用する駆動回路の
数が少なくなり、駆動回路の取付け作業が容易に行え
る。
【0039】なお、この実施の形態では表示部5にa−
Si TFTを形成し、ゲート線駆動回路9及び信号線
駆動回路11としてガラス基板上にp−Si TFTを
形成した場合を説明した。これは、液晶表示部にはTF
Tの動作速度及びリーク電流等を考慮すればa−Si
TFTが適しているが、駆動回路にはその動作速度から
p−Si TFTが適しているためである。このように
本発明は、液晶表示部と駆動回路のTFTが異なる成分
で構成される場合に有用なものであり、特に液晶表示部
をa−Si TFTに、駆動回路をp−Si TFTに
限定するものではなく、他の取り合わせにも有効であ
る。
【0040】また、多数のゲート線駆動回路9や信号線
駆動回路11を1枚の大型ガラス基板上に形成できるた
めにコスト低減が可能となり、駆動用ICを搭載したT
AB等によって駆動回路を構成する場合と比べてコスト
低減が実現できる。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、駆動回路
を単一の基板上に構成し、駆動回路を接続するためにゲ
ート線や信号線のピッチ幅を狭くする引き回しを不要と
しているので、駆動回路の取付作業を容易に行うことが
できる。その上、安価な駆動回路が実現できると共に液
晶表示装置の小型化も可能となる。
【0042】また請求項5に記載の発明によれば、駆動
回路の長手方向をレーザ・アニール工程のスキャン方向
と同一にしているので、駆動回路内にレーザ・アニール
処理を重複する部分が存在せず、不具合の少ない駆動回
路を実現できる。
【0043】また請求項6に記載の発明によれば、接続
部をジグザグ状に配置するので、接続部の間隔が広くな
り、駆動回路の設置が容易になる。
【0044】また請求項7に記載の発明によれば、ゲー
ト線駆動回路及び信号線駆動回路を複数の基板によって
構成し、端子部のピッチをそれぞれ引出されるゲート線
又は信号線のピッチとほぼ同じ間隔にしているので、大
型の液晶表示装置でも各駆動回路の大きさを作業がしや
すい大きさに設定でき、駆動回路の取付け作業が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る液晶表示装置を説明
する斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る液晶表示装置を説明
する上面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る液晶表示装置を説明
する要部断面図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る駆動回路へのレーザ
・アニールの様子を説明する上面図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る端子部の配線を説
明する図である。
【図6】従来のTAB実装に係る液晶表示装置を説明す
る上面図である。
【図7】従来のCOG実装に係る液晶表示装置を説明す
る上面図である。
【符号の説明】 1 第1ガラス基板 2 第2ガラス基板 5 表示部 7 ゲート線 8 信号線 9 ゲート線駆動回路 11 信号線駆動回路 13 第1端子部 14 第2端子部 16 駆動回路部 18 駆動回路部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 GA45 GA59 JA24 KA04 KA05 MA30 MA43 NA27 NA29 PA01 PA06 5G435 AA00 AA17 AA18 BB12 EE33 EE37 EE41 GG21 HH02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の透明基板を対向して配置し、その
    透明基板間に液晶を封入してなる液晶表示装置であっ
    て、一方の透明基板上に互いに交差するように配線され
    たゲート線及び信号線と、前記ゲート線及び前記信号線
    の交差部に配置された薄膜トランジスタと、前記ゲート
    線及び信号線から引出された端子部と、前記ゲート線に
    つながる前記端子部と接続すると共に前記薄膜トランジ
    スタを動作させるためにゲート線に信号を出力するゲー
    ト線駆動回路と、前記信号線につながる前記端子部と接
    続すると共に前記薄膜トランジスタを動作させるために
    信号線に信号を出力する信号線駆動回路とを備え、前記
    ゲート線駆動回路及び前記信号線駆動回路はそれぞれ単
    一の基板上に形成されていることを特徴とする液晶表示
    装置。
  2. 【請求項2】 前記ゲート線駆動回路及び前記信号線駆
    動回路はそれぞれ単一の細長状のガラス基板上にポリシ
    リコン薄膜トランジスタを形成することで構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記ゲート線及び前記信号線の交差部に
    配置された前記薄膜トランジスタがアモルファスシリコ
    ン薄膜トランジスタで形成されていることを特徴とする
    請求項1乃至請求項2記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記端子部は、そのピッチがそれぞれ引
    出されるゲート線又は信号線のピッチとほぼ同じ間隔で
    あることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の液晶
    表示装置。
  5. 【請求項5】 前記ゲート線駆動回路及び前記信号線駆
    動回路は、その透明基板の長手方向がポリシリコン薄膜
    トランジスタを形成する際のレーザアニール工程におけ
    るレーザビーム線のスキャン方向と同一方向に形成され
    ていることを特徴とする請求項2記載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記端子部の先端部に前記ゲート線駆動
    回路若しくは信号線駆動回路と接続する接続部を形成
    し、前記接続部がジグザグ状に配置されることを特徴と
    する請求項1乃至請求項5記載の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 2枚の透明基板を対向して配置し、その
    透明基板間に液晶を封入してなる液晶表示装置であっ
    て、一方の透明基板上に互いに交差するように配線され
    たゲート線及び信号線と、前記ゲート線及び前記信号線
    の交差部に配置された薄膜トランジスタと、前記ゲート
    線及び信号線から引出された端子部と、前記ゲート線に
    つながる前記端子部と接続すると共に前記薄膜トランジ
    スタを動作させるためにゲート線に信号を出力するゲー
    ト線駆動回路と、前記信号線につながる前記端子部と接
    続すると共に前記薄膜トランジスタを動作させるために
    信号線に信号を出力する信号線駆動回路とを備え、前記
    ゲート線駆動回路及び前記信号線駆動回路はそれぞれ複
    数の基板によって構成され、前記端子部はそのピッチが
    それぞれ引出されるゲート線又は信号線のピッチとほぼ
    同じ間隔であることを特徴とする液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 前記ゲート線駆動回路及び前記信号線駆
    動回路はそれぞれ細長状の基板で構成され、その基板の
    長手方向の長さが約60mm以上であることを特徴とす
    る請求項7記載の液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 前記ゲート線駆動回路及び前記信号線駆
    動回路はそれぞれ細長状のガラス基板上にポリシリコン
    薄膜トランジスタを形成され、前記ゲート線及び前記信
    号線の交差部に配置された前記薄膜トランジスタがアモ
    ルファスシリコン薄膜トランジスタで形成されているこ
    とを特徴とする請求項7乃至請求項8記載の液晶表示装
    置。
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