JP2713213B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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Description
に表示パネルと同パネルの駆動用半導体集積回路チップ
(LSIチップ)との接続に関する。
を上下に重ね合わせ両基板間に液晶を封入してなる液晶
表示部(表示パネル)と、この表示部を駆動するために
TCP(テープキャリアパッケージ)として構成された
駆動用LSIチップと、このTCPを搭載するプリント
配線基板(以下、PCBと称する)とを具備してなり、
それぞれが電気的に接続されている。
要求項目の一つであり、そのためには製造工程の簡略化
および材料コストの低減が要求されている。かかる目的
のために、高価なTCPを使用しないで、駆動用LSI
チップを直接表示パネルの透明ガラス基板上の配線に搭
載するチップオングラス(以下COGと称する)方式の
液晶表示装置が提案されている。更には、液晶表示部を
小さくために、すなわち、ガラス基板の有効表示領域の
周囲の部分(以下額縁と称する)を少なくする為に、駆
動用LSIチップをCOG方式にて、液晶表示部が形成
されたガラス基板に搭載した後、駆動用LSIチップを
搭載した部分を切断し、駆動用LSIチップが搭載され
たガラス基板と、液晶表示部が形成されたガラス基板と
を配線材料を用いて電気的に接続し、配線材料を折り曲
げることにより、額縁を少なくする方法が提案されてい
る(特開平4−260021号公報参照)。
には増々要求されており、これにともない、ガラス基板
上配線数は増大しまた配線ピッチも細かくなっている。
このため、COG方式により多数の駆動のLSIチップ
をガラス基板に一列に搭載することができなくなる。そ
こで二列に配置しようとすると、ガラス基板上のLSI
チップ搭載面積が広くなってしまい材料コストが高くつ
いてしまうことになる。一方、COG方式にて額縁を少
なくすることを目的とした、前記特開平4−26002
1号の方法では、ガラス基板の切断及び配線材料による
接続と工程が複雑になる上、配線材料費がかかりコスト
高になるという問題点があった。
材料コストを抑えた液晶表示装置を提供することにあ
る。
は、ガラス基板の少なくも一辺にTCP方式のチップと
COG方式のチップとの両方を搭載していることを特徴
とする。
効果を明瞭にすべく、本発明の実施例につき図面を参照
して説明する。
置の上面図である。この液晶表示装置において、下部ガ
ラス基板1と上部ガラス基板2とは重ね合わされてお
り、両者の間に液晶を封入している。下部ガラス基板1
の上部ガラス基板2と対向する面にはマトリックス状に
薄膜トランジスタが形成されており、上下方向にトラン
ジスタのソース(ドレイン)につながる多数の電極配線
が形成され、また横方向にトランジスタのゲートにつな
がる多数の電極配線が形成されている。これら電極配線
は図示しないが基板1の額縁まで延在形成されている。
一方、上部ガラス基板2の下部ガラス基板1と対向する
面には、全面に同電位となる透明電極が形成されてい
る。
基板1の額縁のうち横方向の辺には、ゲート側駆動用L
SIチップ3がCOG方式により搭載されると共に、ゲ
ート側駆動用LSIチップ3に入力信号を伝達するゲー
ト側入力用フレキシブルプリント板4も搭載される。
に従ってソース(ドレイン)側駆動用LSIチップ5が
COG方式により搭載され、かつソース側駆動用TCP
6も搭載されている。各TCP6は図示のように隣り合
うLSIチップ5の間に位置するように搭載されてい
る。各TCP6は、所定の配線がその表面に形成された
ポリイミドフィルムのような絶縁フィルムにLSIチッ
プを同チップの電極と対応するフィルム状配線の一端と
を接続して設けたものであり、フィルム上配線の他端を
ガラス基板1との配線に接続している。
の辺に多数の駆動用LSIチップをCOG方式とTCP
方式の両方を併用して実装することにより、従来のCO
Gのみ又はTCPのみの実装の場合に比べ2倍の画素の
精細化が、下部ガラス基板の巾を比較的小さく保ったま
ま実現できる。ここで、下部ガラス基板の上部ガラス基
板と重ならない部分の巾を従来のCOGのみの場合と比
較すると、駆動用LSIの幅を2.5mmとした場合、
従来はLSIチップを2列に配列するため図6(B)の
ように9.5mm必要であったのに対し、本実施例では
図6(A)のように6.0mmと短くできる。
側駆動用LSIチップ5への信号は、ゲート側LSIチ
ップ3に対して設けたフレキシブルプリント板と同様
に、下部ガラス基板1にフレキシブルプリント板を接続
し、このフレキシブルプリント板から供給することがで
きる。
板材料費及び接続工数増加という問題点が生じ得る。そ
こで、本発明の他の実施例として示すように、ソース側
駆動用TCP6にソース側駆動用LSI5の入力信号を
伝達する配線をも形成している。その詳細を図2及び図
3を使用して説明する。
ガラス基板の一部における電極配線パターンを示す上面
図であり、図3は液晶表示装置のソース側駆動用TCP
6における絶縁フィルム上の配線パターンを上から透過
した図である。
Iチップ搭載位置9に搭載され、入出力電極が下部ガラ
ス基板1に形成された電極配線8に接続される。駆動用
LSIチップ5の出力信号は液晶表示部へ伝達され、一
方、入力信号は駆動用TCP搭載位置11から延設され
た電極配線8により伝達される。かかる搭載位置11に
TCP6が搭載されるが、TCP6はそこに搭載される
LSIチップのための配線のほかに、下部ガラス基板1
に搭載される駆動用LSIチップ5へ入力信号を伝達す
るための配線も形成され、これらはガラス基板との接続
部13にてガラス基板上の配線と接続されるとともに、
PCBとの接続部14まで延設され、図1に示すソース
側入力用PCBと接続される。
COG方式により搭載された駆動用LSIチップへ、入
力信号をフレキシブルプリント板等を付加することな
く、伝達できる。
晶表示装置の上面図である。本実施例では、ソース側駆
動用のLSIチップ5及びTCP6が下部ガラス基板1
の下側の辺一辺にのみ搭載されている。
は1個で済み材料コスト低減につながると共に、上辺の
下部ガラス基板1の上部ガラス基板2と重ならない部分
がない為、下部ガラス基板サイズを少なくすることがで
きる。しかしながら、本実施例では図1の実施例に比べ
画素は高精細化については劣っている。従来並となる。
ス基板の電極配線は、図2に示したものではなく、図5
に示す配線にしている。図5に示す配線はCOG方式に
より搭載される駆動用LSIの出力信号を伝達する電極
配線と、TCPの出力信号を伝達する電極配線とが交互
に液晶表示部へ導入される。このようにすることによ
り、液晶表示画面の画質を向上させることが簡単にでき
るのであるが、それを次に詳細に説明する。
ガラス基板の間に封入した液晶に画素単位で電圧を加え
液晶の配列状態を変えてやることにより、上部ガラス基
板と下部ガラス基板を透過する光量を画素単位で調整し
表示を行っている。この時、上部ガラス基板の全面に形
成された透明電極(以下コモン電極と称する)は全面に
わたってほぼ同一電位(Voとする)に保たれている。
下部ガラス基板の画素単位の電極は、マトリックス状に
形成されたトランジスタより電圧を供給される。下部ガ
ラス基板の電極は液晶の分子の配列が固着するのを防ぐ
為、コモン電極に対し、極性を振っている。極性を振っ
た場合、+極性の時と−極性の時に液晶にかかる電圧が
まったく同一であれば問題ないが、周囲の温度により、
トランジスタの出力がわずかにシフトする場合があり、
同一電圧差にすることは難しい。すると+極性の時と−
極性の時にガラス基板を透過する光量が異なり、人間の
視覚にてちらつきと感じられる。しかし隣接する画素に
おいて極性が異なっていれば人間の視覚上はちらつきが
緩和される。
はその出力時に全出力が電圧は異なるが同じ極性の電圧
を出力する。よって図2に示す配線では隣接する画素に
おいて極性を異ならせることはできない。もっとも偶数
電極と奇数電極にて極性を変えた駆動用ICを作成する
ことはできるが、回路構成が複雑で値段が高くなるとい
う欠点がある。
の電極配線を図5に示すように、下部ガラス基板1に直
接搭載された駆動用LSIの出力信号を伝達する配線
と、TCPの出力信号を伝達する配線とを交互に液晶表
示部に伝達するよう構成している。そして駆動用LSI
の出力が例えば+極性の場合は、TCPの出力を−極性
とすることにより、隣接する画素の極性を逆とすること
ができ、人間の視覚上ちらつきを抑えた見やすい表示を
実現できる。
の動作スピードを図2の構成にした場合に比べ1/2に
落としたスピードでも可能となる。簡単に説明すると、
図2の場合、駆動用LSIの出力の左端開始点からTC
Pの出力右端終了点に相当する画素を表示させるに10
0μ秒で終らせないといけないとすると駆動用LSIの
出力とTCPの出力はそれぞれ50μ秒で動作を終らせ
る必要がある。しかし図5の場合は同じ画素を表示させ
るのに両方100μ秒で終らせてもよい。
り、駆動用LSIの必要動作スピードを図2の場合に比
べ1/2にすることができる為、高速化したLSIを開
発する必要もなくまた動作スピードが遅いことで消費電
力も少なくできる効果がある。
でき、駆動用LSIの必要動作スピードを低減したり、
消費電力を抑える効果を有する。
素の高精細化を、ガラス基板の巾を比較的小さく保った
まま実行できる。また、視覚上ちらつきの少ない画質が
得られると共に駆動用LSIを高速動作させることなく
実現できる。
た上面図。
を示した上面透過図。
た上面図。
イズを示した上面図、(B)は従来例のガラス基板サイ
ズを示した上面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 第1のガラス基板と第2のガラス基板を
重ね合わせ、その間に液晶を封入してなる液晶表示装置
において、前記第1のガラス基板の少くとも一辺に、液
晶表示部を第1の電極配線を介して駆動する第1の駆動
用LSIチップが直接搭載され、かつ、液晶表示部を第
2の電極配線を介して駆動する第2の駆動用LSIチッ
プを搭載する絶縁フィルムが搭載されていることを特徴
とする液晶表示装置。 - 【請求項2】 請求項1の液晶表示装置において、前記
第1の駆動用LSIチップへ入力信号を伝達する配線
が、前記絶縁フィルムに形成されたことを特徴とする液
晶表示装置。 - 【請求項3】 第1のガラス基板と第2のガラス基板を
重ね合わせ、その間に液晶を封入してなる液晶表示装置
において、前記第1のガラス基板の少くとも一辺に、液
晶表示部を第1の電極配線を介して駆動する第1の駆動
用LSIチップが直接搭載され、かつ、液晶表示部を第
2の電極配線を介して駆動する第2の駆動用LSIチッ
プを搭載する絶縁フィルムが搭載されており、前記第1
の駆動用LSIチップの出力信号を伝達する電極配線
と、前記第2の駆動用LSIチップの出力信号を伝達す
る電極配線とが交互に前記第1のガラス基板上に形成さ
れていることを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7060874A JP2713213B2 (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7060874A JP2713213B2 (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08262470A JPH08262470A (ja) | 1996-10-11 |
JP2713213B2 true JP2713213B2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=13154969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7060874A Expired - Fee Related JP2713213B2 (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2713213B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100691475B1 (ko) * | 2000-07-07 | 2007-03-09 | 삼성전자주식회사 | 엘씨디 모듈 |
JP2005300920A (ja) * | 2004-04-12 | 2005-10-27 | Nec Corp | 表示装置及び液晶表示装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2880186B2 (ja) * | 1989-06-28 | 1999-04-05 | 株式会社日立製作所 | 液晶表示装置 |
JP3150334B2 (ja) * | 1990-11-15 | 2001-03-26 | セイコーエプソン株式会社 | 液晶パネル |
-
1995
- 1995-03-20 JP JP7060874A patent/JP2713213B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08262470A (ja) | 1996-10-11 |
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