JP2001201647A - 光導波路回路およびその製造方法 - Google Patents

光導波路回路およびその製造方法

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JP2001201647A JP2000009098A JP2000009098A JP2001201647A JP 2001201647 A JP2001201647 A JP 2001201647A JP 2000009098 A JP2000009098 A JP 2000009098A JP 2000009098 A JP2000009098 A JP 2000009098A JP 2001201647 A JP2001201647 A JP 2001201647A
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Masanobu Nekado
昌伸 根角
Kazuhisa Kashiwabara
一久 柏原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高さ方向に変化する低損失な導波路コアを備
えた光導波路回路とその製造方法を提供する。 【解決手段】 基板上に下部クラッド層を介して該下部
クラッド層よりも屈折率の高いコア層を形成し、このコ
ア層をエッチングして所定のパターンをなす導波路を形
成した後、このパターンニングされたコア層を覆って該
コア層よりも屈折率の低い上部クラッド層を形成するに
際し、予め基板11上にその表面からの深さが徐々に変
化する窪み領域14を異方性エッチング等により形成
し、この窪み領域14を有する基板11上に、該窪み領
域の表面高さに応じてコア高さが変化するコア層16を
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信に用いられ
る光導波路回路に係り、特にコア層の高さが変化する3
次元導波路を有する光導波路回路およびその製造方法に
関する。
【0002】
【関連する背景技術】平面光導波路回路の1つに、例え
ば図6に示すようなMZI(Mach-Zehnder-Interferome
ter)型の光合分波回路がある。このMZIは、例えば
図6(a)に示すように2本の導波路コア1,2を部分的
に近接させた2つの領域3,4を形成し、各導波路コア
1,2に導かれる光信号を低損失で合波または分波する
機能を有する。この際、上記各領域3,4における2本
の導波路コア1,2間の近接距離Dと、各領域3,4間の
導波路コア1,2の長さL1,L2とを調整することによ
り、任意の特性を有するMZI型の平面光導波路回路が
実現される。
【0003】ちなみに上記平面光導波路回路は、例えば
図6(b)に示すように所定の基板5上に化学気相堆積法
(CVD;Chemical Vapor Deposition)や火炎加水分
解堆積法(FHD;Flame Hydrolysis Deposition)等
を用いて下部クラッド層6を形成し、次いでこの下部ク
ラッド層6上に該下部クラッド層6よりも屈折率の高い
コア層7を同様に形成する。その後、上記コア層7をリ
ソグラフィとエッチングとによりパターンニングして上
述した如き導波路パターンをなす2本の導波路コア1,
2を形成する。次いでこれらの導波路コア1,2(コア
層7)を覆って、その上に該コア層7よりも屈折率の低
い上部クラッド層8を形成することにより製作される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述した如く
して製作される光導波路回路は、平面的な回路を構成す
るに過ぎない。この点、導波路コアの高さを変化させ、
例えばその高さ方向に積層した導波路コア間の距離を変
えることができれば、光導波路回路を3次元的に構築す
ることができ、小型で伝送容量の大きい光導波路回路を
実現し得ると考えられる。
【0005】しかしながらコア層7の高さを変えるべ
く、例えば下部クラッド層6をエッチング加工してその
表面高さを変え、その上にコア層7を形成すると、光導
波路における損失が大幅に増大すると言う問題がある。
まして下部クラッド層6の表面高さを高精度に調整しな
がら、所望とする高さのコア層7を得ることも非常に困
難である。これ故、小型で伝送容量が大きく、しかも低
損失の3次元光導波路回路を製作することが非常に困難
である。
【0006】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、簡易にして高精度に導波路コア
の高さを変えることができ、低損失な3次元光導波路回
路を実現するに好適な光導波路回路およびその製造方法
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
べく本発明に係る光導波路回路の製造方法は、請求項1
に記載するように、基板上にその表面からの深さが変化
する窪み領域を形成した後(第1工程)、この窪み領域
を形成した基板上にその表面高さの増減に応じて高さが
変化する下部クラッド層を形成し(第2工程)、次いで
上記下部クラッド層上に該下部クラッド層よりも屈折率
の高いコア層を形成し(第3工程)、このコア層をエッ
チングして所定のパターンをなす導波路をパターニング
形成し(第4工程)、しかる後、上記パターンニングさ
れたコア層を覆って該コア層よりも屈折率の低い上部ク
ラッド層を形成する(第5工程)ことを特徴としてい
る。
【0008】好ましくは請求項2に記載するように前記
基板は半導体基板からなり、前記窪み領域の形成は、上
記半導体基板の結晶方位性を利用した化学的性質を有す
る異方性エッチングにより行うことを特徴としている。
更には請求項3に記載するように前記異方性エッチング
による窪み領域の形成は、そのエッチング深さをステッ
プ状に徐々に変化させて行うことを特徴としている。
【0009】即ち、本発明に係る光導波路回路の製造方
法は、予め半導体基板を異方性エッチングすることで、
その表面からの高さが徐々に変化する窪み領域を形成
し、基板の表面自体に導波路コアの高さを変化させる為
の凹凸を持たせる。そしてこの窪み領域を形成した基板
上にその表面高さの増減に応じて高さが変化する下部ク
ラッド層をCVD法やFHD法等により形成すること
で、下部クラッド層の表面高さを滑らかに変化させ、こ
の下部クラッド層上にコア層を形成することで、そのコ
ア高さを滑らかに変化させることを特徴としている。
【0010】また本発明に係る光導波路回路は、上述し
た製造方法により製作されるものであって、請求項4に
記載するように、基板と、この基板上に下部クラッド層
を介して設けられたコア層と、このコア層を覆って設け
られた上部クラッド層とを具備してなり、前記基板は、
その表面高さが変化する領域を備え、前記コア層は、前
記基板の表面高さの増減に応じてそのコア高さが滑らか
に変化していることを特徴としている。
【0011】好ましくは請求項5に記載するように、更
に前記上部クラッド層上に前記コア層のコア高さの高い
部位に近接する別のコア層を備えることを特徴としてお
り、更には請求項6に記載するように前記別のコア層
は、前記上部クラッド層の平坦化した表面に形成するこ
とを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態に係る光導波路回路とその製造方法について説
明する。本発明に係る光導波路回路の製造方法は、基本
的には所定の基板上に下部クラッド層を形成した後、こ
の下部クラッド層上に該下部クラッド層よりも屈折率の
高いコア層を形成し、このコア層をエッチングして所定
のパターンをなす導波路をパターニング形成した後、こ
のパターンニングされたコア層を覆って該コア層よりも
屈折率の低い上部クラッド層を形成することによりなさ
れるが、例えば図1に示すように、予め上記基板上にそ
の表面からの深さが徐々に変化する窪み領域を形成する
ことを特徴としている。
【0013】基板上に形成される、その表面からの深さ
が徐々に変化する窪み領域は、先ず図1(a)にその層構
造を示すように、例えば半導体基板としてSi基板11
上にウエット・酸素の熱酸化処理によりSiO2膜12を
0.3μm程度の厚みに形成し、このSiO2膜12上に
フォトレジスト膜13を形成する。次いでこのフォトレ
ジスト膜13をフォトリソグラフィを用いてパターンニ
ングして、図1(b)にマスクパターンの例を示すよう
に、導波路コアの形成方向にその開口幅が徐々に変化す
るレジストマスク13aを形成する。
【0014】しかる後、上記レジストマスク13aをマ
スクとして前記SiO2膜12をフッ素系のRIE(リア
クティブイオンエッチング)にてエッチングして開口を
形成した後、上記レジストマスク13a(フォトレジス
ト膜13)を80℃の硫酸溶液にて除去する。この結
果、図1(c)にその断面構造を示すようにSi基板11
上に前記レジストマスク13aのパターン形状に応じた
SiO2膜12が残される。
【0015】次いでこのSiO2膜12をマスクとし、S
i基板11をKOH溶液を用いて異方性エッチングし、
図1(d)にその断面構造を示すようにSiO2膜12から
なるマスクの開口幅に応じてそのエッチング深さが徐々
に変化する窪み領域14を形成する。ちなみにこの異方
性エッチングは、Si基板11の結晶方位性に応じた化
学的性質を利用したもので、図2に模式的に示すように
その結晶方位により定まる角度θでエッチングが進み、
この結果、マスクの開口幅w1,w2に応じてそのエッ
チング深さd1,d2が変化する。この際、SiO2膜1
2のマスク幅の狭い領域は、エッチングの進行に伴って
剥がれ落ち、従ってSiO2膜12が剥がれ落ちた領域は
更にそのエッチングが進むことになる。
【0016】この結果、予め基板表面からの深さが徐々
に変化するように前記SiO2膜12のマスク幅を設定し
ておくことにより、図1(d)にその断面構造を示し、ま
た図1(e)にその平面的な形状を示すように連続的に穿
たれて、その深さが徐々に変化する窪み領域14を形成
することができる。その後、フッ酸を用いて上記SiO2
膜12を除去することにより、その表面に深さが徐々に
変化する窪み領域14を備えたSi基板11を得る。
【0017】尚、図1においては説明の容易化の為にS
iO2膜12のマスクの開口幅wを広目に表現し、またそ
の開口数も少なくして異方性エッチングの様子を模式的
に示しているが、実際には前述したようにマスクの開口
幅wに応じてそのエッチング深さdが変化することを踏
まえ、導波路コアの変化させるべき高さと、その高さ変
化の曲率に応じてSiO2膜12からなるマスクの開口数
とその開口幅wが設定される。
【0018】以上のようにしてSi基板11の表面に、
その表面からの高さ(深さ)が徐々に変化する窪み領域
14を形成したならば(第1工程)、次に図3に示すよ
うに該Si基板11の表面に、FHD法により石英系の
下部クラッド層15を形成する(第2工程)。この際、
例えばFHD法により形成した下部クラッド層15を加
熱することでガラス化し、その表面を滑らかなものとす
る。このガラス化に際しては、下部クラッド層15にそ
の粘性を調整するためのドーパントを予め添加しておく
ようにすればよい。この結果、下部クラッド層15の表
面は、窪み領域14の深さ(Si基板11の表面高さ)
に応じてその表面高さが滑らかに変化したものとなる。
【0019】しかる後、この下部クラッド層15上に該
下部クラッド層15よりも屈折率の高いコア層16を形
成する(第3工程)。次いでこのコア層16をRIEに
よりパターニングして所定のパターンをなす導波路を形
成し(第4工程)、その後、このパターンニングされた
コア層16を覆って該コア層16よりも屈折率の低い上
部クラッド層17をFHD法により形成する(第5工
程)。
【0020】かくして上述した如くして製作される光導
波路回路によれば、コア層16をパターニングして平面
的に光導波路を形成することに加えて、コア層16の高
さ自体を前述したように変化させておくことで、その光
導波路を高さ方向にも変化させることができる。この結
果、3次元的に変位する光導波路を構築することが可能
となる。しかもSi基板11に予め形成した窪み領域1
4の深さに応じてコア層16の高さを滑らかに変化させ
ることができるので、その損失の増大を殆ど招くことが
ない。
【0021】ちなみに図4は、上述した如く高さ方向に
コア層16を変化させて形成した本発明に係る導波路コ
アの曲率半径(縦方向の曲がり)に対する損失を調べ、
従来の平面導波路回路における導波路コアの曲率半径
(横方向の曲がり)に対する損失と対比して示したもの
である。この図4に示されるように、本発明に係る高さ
方向に変化する導波路コアは、従来の平面型の導波路コ
アに比べて何ら遜色がなく、十分に低損失の導波路コア
をなすことが確認できた。
【0022】ところで上述した実施形態は、導波路コア
をその高さ方向に変化させる上での基本的な技術である
が、これを応用して2本の導波路コアを縦方向に重ねて
設けた構造のMZIを製作することもできる。この場合
には、例えば図5(a)に示すように、先ず高さ方向に滑
らかに変化したコア層16(導波路コア)を有する光導
波路回路19を準備する。この光導波路回路19は、前
述した実施形態に従って、図中2点鎖線で示す基板表面
から所定の深さの窪み領域14を形成した後、下部クラ
ッド層15、次いでコア層16を順に形成し、コア層1
6をパターニングした後、上部クラッド層17を形成し
て製作される。
【0023】次いでコア層16の高さの変化に応じて変
化している上部クラッド層17の表面を研磨処理して平
坦化する。この上部クラッド層17の表面研磨は、MZ
Iの合波回路を形成するべくコア高さを2カ所において
高く設定した光コア層16の上部に、所定の厚みの上部
クラッド層17が残されるように、その研磨量を管理し
て行われる。しかる後、研磨により平坦化した上部クラ
ッド層17の表面に図5(b)に示すように第2のコア層
21を形成し、このコア層21をパターニングする。こ
の第2のコア層21をパターニングは、前述したコア層
16(導波路コア)と重なり合うように行われることは
言うまでもない。
【0024】その後、このパターンニングされた第2の
コア層21(導波路コア)を覆って図5(c)に示すよう
に上部クラッド層22を形成する。この結果、第2のコ
ア層21(導波路コア)は、前述したコア層16(導波
路コア)の上部クラッド層17をその下部クラッド層と
し、この下部クラッド層と上部クラッド層22とにより
挟まれた導波路コアを形成することになる。
【0025】尚、図5(a)に示すような光導波路16を
形成した後、その表面に、例えば粘性の低いドーパント
としてP(燐ドーパント)を入れたガラス微粒子をFH
D法等により堆積し、これをガラス化すれば、粘度の低
いガラス成分が高さの低い部位に流動するので、その上
面が平坦な上部クラッド層17を容易に形成することが
可能である。つまり光導波路16上に、その表面高さが
平均化した平坦な状態の上部クラッド層17を形成する
ことができ、上述した上部クラッド層17の表面研磨が
不要となる。
【0026】従ってこの場合には、上述した如く上面が
平坦な上部クラッド層17の表面に図5(b)に示すよう
に第2のコア層21を形成し、このコア層21をパター
ニングするようにすれば良い。そしてこのコア層21を
覆って上部クラッド層22を形成することで、図5(c)
に示す如く構造の導波路コアを形成することが可能とな
る。
【0027】ちなみにこのようにして形成される第2の
コア層21(導波路コア)は、平面的な光導波路を形成
した一定高さのものであるが、その下部に形成されるコ
ア層16(導波路コア)が高さ方向に変化して上記第2
のコア層21(導波路コア)に部分的に2カ所で近接す
ることになるので、ここに縦方向に並ぶ2つの導波路コ
ア間が部分的に近接したMZIを実現することが可能と
なる。即ち、縦方向に配置されたMZI型の合波回路を
構成することが可能となる。
【0028】かくして上述した如くして製造される光導
波路回路によれば、その仕様に応じて平面上のみならず
高さ方向にも滑らかに変化する3次元光導波路コアを容
易に構成することができる。しかも基板上に、予めその
基板表面からの深さが変化する窪み領域を形成しておく
だけで、簡易に高さ方向に滑らかに変化する光導波路コ
アを形成することができ、その伝送路損失を低く抑える
ことができる等の実用上多大なる効果が奏せられる。
【0029】尚、本発明は上述した実施形態に限定され
るものではない。例えばSi基板に限らず、他の結晶方
位性を示す半導体基板上に光導波路を構成することも可
能である。また半導体基板を用いることで、半導体を用
いた発光素子や受光素子を同時集積することも可能であ
り、更にはLSI等の電子デバイスを同時集積すること
も可能となる。更にはここでは異方性エッチングによ
り、基板表面からの深さが変化する窪み領域を形成した
が、石英基板等の結晶方位性を示すエッチングが難しい
場合には、微細で精度の良い加工がやや困難となるが、
従来一般的な切削や部分研磨等の手法を用いて窪み領域
を形成するようにしても良い。その他、本発明はその要
旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができ
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
板に対してその高さ方向に滑らかに変化する導波路コア
を容易に構成することができるので、平面的な導波路パ
ターンに加えて高さ方向にも変化する3次元光導波路コ
アを備えた光導波路回路を実現することができる。特に
小型で伝送容量が大きく、低損失な光導波路回路を簡易
に製造することができる等の実用上多大なる効果が奏せ
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る光導波路回路の製造
方法における特徴的な製造工程の一部を示すものであっ
て、異方性エッチングを用いた基板に対する窪み領域の
形成処理の流れを模式的に示す図。
【図2】マスクの開口幅によってエッチング深さが変化
する、異方性エッチングの性質を模式的に示す図。
【図3】本発明の一実施形態に係る光導波路回路の製造
方法における光導波路コアの形成工程を説明する為の
図。
【図4】本発明に係る高さ方向に変化する導波路コアの
特性を、平面的な導波路コアの特性と対比して示す図。
【図5】本発明の別の実施形態に係る光導波路回路の製
造方法を模式的に示す図。
【図6】従来の平面的な光導波路を備えた光導波路回路
の概略的な構成を示す図。
【符号の説明】
11 Si基板 12 SiO2膜 13 フォトレジスト膜 14 窪み領域 15 下部クラッド層 16 コア層 17 上部クラッド層 21 第2のコア層 22 上部クラッド層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上にその表面からの深さが変化する
    窪み領域を形成した後、この窪み領域を形成した基板上
    にその表面高さの増減に応じて高さが変化する下部クラ
    ッド層を形成し、 次いで上記下部クラッド層上に該下部クラッド層よりも
    屈折率の高いコア層を形成した後、このコア層をエッチ
    ングして所定のパターンをなす導波路をパターニング形
    成し、 しかる後、上記パターンニングされたコア層を覆って該
    コア層よりも屈折率の低い上部クラッド層を形成するこ
    とを特徴とする光導波路回路の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記基板は半導体基板からなり、前記窪
    み領域の形成は、上記半導体基板の結晶方位性を利用し
    た化学的性質を有する異方性エッチングにより行われる
    請求項1に記載の光導波路回路の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記異方性エッチングによる窪み領域の
    形成は、そのエッチング深さをステップ状に徐々に変化
    させて行われる請求項2に記載の光導波路回路の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 基板と、この基板上に下部クラッド層を
    介して設けられたコア層と、このコア層を覆って設けら
    れた上部クラッド層とを具備してなり、 前記基板は、その表面高さが変化する領域を備え、 前記コア層は、前記基板の表面高さの増減に応じてその
    コア高さが滑らかに変化してなることを特徴とする光導
    波路回路。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の光導波路回路におい
    て、 更に前記上部クラッド層上に前記コア層のコア高さの高
    い部位に近接する別のコア層を備えることを特徴とする
    光導波路回路。
  6. 【請求項6】 前記別のコア層は、前記上部クラッド層
    の平坦化した表面に形成されるものである請求項5に記
    載の光導波路回路。
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