JP2001201610A - 光学基板 - Google Patents

光学基板

Info

Publication number
JP2001201610A
JP2001201610A JP2000012203A JP2000012203A JP2001201610A JP 2001201610 A JP2001201610 A JP 2001201610A JP 2000012203 A JP2000012203 A JP 2000012203A JP 2000012203 A JP2000012203 A JP 2000012203A JP 2001201610 A JP2001201610 A JP 2001201610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recognition mark
resin layer
recognition
mark
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000012203A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Shimizu
敦 清水
Yutaro Okuno
雄太郎 奥野
Yoshinori Ito
嘉則 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2000012203A priority Critical patent/JP2001201610A/ja
Publication of JP2001201610A publication Critical patent/JP2001201610A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 認識マークの視認性を向上させる。また、認
識マークの形成不良や気泡の噛み込みを防止する。 【解決手段】 紫外線硬化型樹脂からなるレンズ樹脂層
12の表面には、マイクロレンズアレイパターン16と
同時に認識マーク17を成形する。ついで、このレンズ
樹脂層12の上に紫外線硬化型樹脂からなる封止樹脂層
を積層する。認識マーク17は、認識性を高めるため、
複数本の帯状をした凹凸パターン41の集合によって構
成されている。さらに、凹凸パターン41は、レンズ樹
脂層12や封止樹脂層の紫外線硬化型樹脂が流れる方向
に沿って延びている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロレンズアレ
イやマイクロプリズムアレイ等の光学素子アレイを含ん
だ光学基板に関し、特にスタンパ法によって認識用のマ
ークを形成された光学基板に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶を挟み込んで液晶表示素子を構成す
るための一方の基板として、あらかじめ内部にマイクロ
レンズアレイを内蔵させたマイクロレンズアレイ基板が
従来より用いられている。
【0003】このようなマイクロレンズアレイ基板の製
造方法には、エッチングによる方法やスタンパを用いる
方法など種々の方法が提案されている。このうちスタン
パを用いる方法は、スタンパで紫外線硬化型樹脂に型押
しすることによってレンズ樹脂層を成形し、その上にレ
ンズ樹脂層と屈折率の異なる封止樹脂層を重ねることに
よって表面を平坦化する方法であり、量産性に優れ、か
つ非球面レンズを製作できるという長所がある。
【0004】また、マイクロレンズアレイ基板は、初め
から単体として製作される場合もあるが、一般的には、
ウエハに複数個のマイクロレンズアレイ基板を作り込ん
でいる。マイクロレンズアレイ基板を部品(例えば、液
晶表示素子の基板)として使用する場合には、次工程で
配向膜塗布(未焼成の配向膜の溶液を凸版印刷する工
程)や、ラビング(液晶の配向方向を特定させるため、
マイクロレンズアレイ基板上に焼成により形成された薄
膜状の配向膜を、布地を巻き付けたローラでこする工
程)があるため、単体で工程処理をするよりもウエハで
実施した方が効率がよいからである。また、ウエハの方
が製品(=マイクレンズアレイ基板)とならない周辺部
があるので、取り扱いが容易であるからである。そのた
め、マイクロレンズアレイ基板のメーカーでは、ほとん
どの場合、ウエハに複数個のマイクロレンズアレイ基板
を作り込み、ウエハ状態で出荷している。
【0005】図1は複数のマイクロレンズアレイ基板を
作り込まれたウエハ(以下、MLAウエハという)8を
示す断面図であって、ベースガラス1の上に紫外線硬化
型樹脂からなる透明なレンズ樹脂層2が成形され、レン
ズ樹脂層2の上にはレンズ樹脂層2と屈折率の異なる紫
外線硬化型樹脂によって透明な封止樹脂層5が積層さ
れ、封止樹脂層5の上にカバーガラス6が積層一体化さ
れている。さらに、ベースガラス1及びカバーガラス6
を研磨された後、カバーガラス6の上に透明電極(IT
O)7が形成されている。ここで、レンズ樹脂層2の表
面にはスタンパを押圧することによってマイクロレンズ
アレイパターン3と認識マーク4が成形されている。
【0006】このようなMLAウエハにおいては、個々
のマイクロレンズアレイ基板に分割する際には、ダイシ
ングラインを決めるための位置決めが必要となる。ま
た、マイクロレンズアレイ基板を対向側ガラス基板と貼
合わせ、その間に液晶を封止して液晶表示素子を形成す
る場合には、マイクロレンズアレイ基板と対向側ガラス
基板との精密な位置合わせが必要となる。このため、マ
イクロレンズアレイ基板やそのウエハには、位置決め
用、位置合わせ用、種類判別用などの認識マークが形成
されており、さらにはレンズピッチやレンズサイズを計
測するための認識マークが形成されている。
【0007】ところが、表示素子用に用いられる基板で
は、その表面は平坦にする必要がある。この平坦性を確
保するため、認識マークはマイクロレンズアレイ基板の
内部に形成しなければならない。そのため、図1に示し
たように、認識マーク4は、マイクロレンズアレイパタ
ーン3の領域外において、マイクロレンズアレイパター
ン3と同時にレンズ樹脂層2の表面に成形されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図2(a)(b)は従
来のMLAウエハ8の内部に成形された認識マーク4を
示す断面図及び平面図であって、認識マーク4はレンズ
樹脂層2と封止樹脂層5の界面に形成されていて全体が
凸部となっており、その表面は平坦となっている。従来
にあっては、自動機でMLAウエハ8の位置決めを行っ
たり、MLAウエハ8を個別のマイクロレンズアレイ基
板に分割したりする場合には、CCDカメラで検出した
認識マーク4を基準として原点出しや平行出しを行って
いる。
【0009】しかしながら、このような認識マーク4は
MLAウエハ8の内部に形成されていてベースガラス1
やカバーガラス6を通して認識しなければならず、しか
もこの認識マーク4は、透明樹脂であるレンズ樹脂層2
と封止樹脂層5の屈折率差(空気との屈折率差と比較し
てあまり大きな屈折率差を得ることができない。)によ
って形状を認識できているに過ぎないため、一般的な画
像処理技術を用いてもCCDカメラで認識しにくく、認
識マーク4は本質的に認識性の低いものとならざるを得
なかった。そして、認識マーク4の認識性が低い場合に
は、各工程の処理速度が低下するか、あるいは認識でき
ないためにMLAウエハ8が工程からはじき出されてし
まう不都合が生じていた。
【0010】このような認識マーク4の認識性を向上さ
せるためには、図3(a)に示すように、認識マーク4
の凸部を高くして段差を大きくすることが有効である。
認識マーク4の段差を大きくすると、図3(b)のよう
に認識マークのエッジがくっきりとしてくるので、認識
し易くなるからである。
【0011】ところが、認識マーク4を成形するための
スタンパの凹凸はレンズ樹脂層2を成形する際に樹脂の
拡がりを阻害し、またレンズ樹脂層2に形成された認識
マーク4は封止樹脂層5を成形する際に樹脂の拡がりを
阻害する。このため認識マーク4の段差を大きくする
と、レンズ樹脂層2や封止樹脂層5を形成する際に認識
マーク4の箇所で樹脂が十分に広がらず、マーク欠損と
なったり、またレンズ樹脂層2と封止樹脂層5との間に
気泡が生じたりすることになり、認識マーク4の視認性
を損なうだけでなく、マークとしての精度も失われる問
題があった。
【0012】
【発明の開示】本発明の目的とするところは、認識用の
マークの視認性を向上させることが可能な光学基板を提
供することにある。
【0013】本発明の別な目的とするところは、認識用
のマークの欠損や気泡の噛み込みを防止することができ
る光学基板を提供することにある。
【0014】この発明による光学基板は、第1の基材の
上方に光学パターンを備えた光学素子アレイ層を形成
し、当該光学素子アレイ層の上方に少なくとも前記光学
パターンの上方領域を平坦化する封止樹脂層を積層し、
当該封止樹脂層の上方に第2の基材を積層した光学基板
において、前記光学素子アレイ層の一部に、帯状ないし
線状をした凹凸パターンの集合からなる認識用のマーク
を形成したものである。ここで、認識用のマークは、視
覚によって認識するものであってもよく、機器によって
光学的に認識するものであってもよい。また、光学基板
は、複数のレンズアレイ基板やプリズムアレイ基板等の
光学素子アレイ基板が集合したものであってもよく、単
体の光学素子アレイ基板であってもよい。
【0015】認識用のマークとは、光学パターンとの相
対位置が精度良く保持されており、個々の部品に裁断す
る際に用いられたり、他の部品と組み合わせて一体化す
る際に互いの位置決めに用いたり、各種部分の寸法計測
に用いられたりするもの全般をいう。また、認識用のマ
ークを構成する帯状ないし線状の凹凸パターンとは、帯
状ないし線状の凸パターンでもよく、帯状ないし線状の
凹パターンでもよく、あるいは帯状ないし線状をした凸
パターンと凹パターンの混在したものでもよい。
【0016】本発明にかかる光学基板にあっては、認識
用のマークを帯状ないし線状をした凹凸パターンの集合
により形成しているから、認識用のマークにおけるパタ
ーンエッジが増加し、認識用のマークを認識し易くな
り、マークの認識性を向上させることができる。
【0017】本発明の一実施形態においては、第1の基
材及び第2の基材は、透明なガラス基板や樹脂基板によ
って形成されており、レンズ樹脂層及び封止樹脂層も透
明樹脂によって形成されている。
【0018】本発明の別な実施形態における前記認識用
のマークは、環状をした前記凹凸パターンを内側から外
側へと配列したものとなっている。このように環状をし
た凹凸パターンを配列させるようにすれば、認識用のマ
ークである凹凸パターンのエッジの方向が一方向に偏ら
ないので、より認識性が向上する。ただし、この凹凸パ
ターンは、同心円状になっている必要はなく、また円環
状になっている必要もない。
【0019】また、本発明のさらに別な実施形態におい
ては、認識用のマークを構成する前記凹凸パターンは、
前記第1の基材の中心部からほぼ放射状に延びるように
形成してもよい。ここで、凹凸パターンは必ずしも第1
の基材の中心部から完全に放射状になっている必要はな
く、例えば1つの認識用のマークの内部では凹凸パター
ンは平行になっていてもよい。
【0020】通常レンズ樹脂層や封止樹脂層は基材の中
心部から周辺部へと広がるようにして成形されるので、
第1の基材の中心部から放射状に凹凸パターンを形成し
ておけば、レンズ樹脂層を成形する場合であれば、凹凸
パターンを成形するための型に引っ掛かることなく樹脂
がスムーズに流れ、レンズ樹脂層に気泡やマーク欠損が
生じにくくなる。同様に、封止樹脂層を成形する場合で
あれば、レンズ樹脂層の凹凸パターンに引っかかること
なく樹脂がスムーズに流れ、封止樹脂層に気泡やマーク
欠損が生じにくくなる。
【0021】本発明のさらに別な実施形態によれば、前
記認識用のマークを構成する前記凹凸パターンを、前記
光学素子アレイ層の成形時の流れ方向及び前記封止樹脂
層の流れ方向とほぼ平行に延びるように形成してもよ
い。ここでも、凹凸パターンは必ずしも成形時の樹脂流
れ方向と完全に平行になっている必要はなく、例えば1
つの認識用のマークの内部では凹凸パターンは平行にな
っていてもよい。
【0022】前記凹凸パターンをレンズ樹脂層の成形時
の流れ方向とほぼ平行に延びるようにしてあれば、レン
ズ樹脂層を成形する場合、凹凸パターンを成形するため
の型に引っ掛かることなく樹脂がスムーズに流れ、レン
ズ樹脂層に気泡やマーク欠損が生じにくくなる。同様
に、前記凹凸パターンを封止樹脂層の成形時の流れ方向
とほぼ平行に延びるようにしてあれば、レンズ樹脂層の
凹凸パターンに引っ掛かることなく樹脂がスムーズに流
れ、封止樹脂層に気泡やマーク欠損が生じにくくなる。
【0023】本発明の別な光学基板は、第1の基材の上
方に光学パターン及び認識用のマークを備えた光学素子
アレイ層を形成し、当該光学素子アレイ層の上方に少な
くとも前記光学パターンの上方領域を平坦化する封止樹
脂層を積層し、当該封止樹脂層の上方に第2の基材を積
層した光学基板において、前記認識用のマークの内部に
少なくとも1本の溝ないし凸条を形成したことを特徴と
している。
【0024】本発明の別な光学基板にあっても、認識用
のマークの内部に1本の溝ないし凸条を形成しているか
ら、認識用のマークにおけるパターンエッジが増加し、
認識用のマークを認識し易くなり、マークの認識性を向
上させることができる。
【0025】ここでは、この発明の構成要素を個々に説
明したが、この発明の以上説明した構成要素は、可能な
限り任意に組み合わせることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
MLAウエハの製造工程を図4(a)〜(d)、図5
(e)〜(g)及び図6により説明する。製造にあたっ
ては、図4(a)に示すように、マイクロレンズアレイ
基板の複数枚分の大きさを有する透明なベースガラス1
1の上に未硬化の紫外線硬化型樹脂12を滴下し、ベー
スガラス11の上方からスタンパ(型)13を下降させ
てスタンパ13とベースガラス11の間に紫外線硬化型
樹脂(以下、レンズ樹脂層という)12を挟み込み、ス
タンパ13をベースガラス11に押圧させてレンズ樹脂
層12をスタンパ13とベースガラス11の間に押し広
げる。このスタンパ13の下面には、マイクロレンズア
レイパターンの反転型14及び認識マークの反転型15
が形成されている。ついで、図4(b)に示すように、
ベースガラス11を通してレンズ樹脂層12に紫外線を
照射し、レンズ樹脂層12を硬化させる。スタンパ13
を剥離させると、図4(c)のように、硬化したレンズ
樹脂層12の上面にマイクロレンズアレイパターン16
が形成され、同時にマイクロレンズアレイパターン16
の領域外に認識マーク17が形成される。
【0027】さらに、図4(d)のように、このレンズ
樹脂層12の上に、当該レンズ樹脂層12と屈折率の異
なる未硬化の紫外線硬化型樹脂18を滴下し、紫外線硬
化型樹脂18の上方からカバーガラス19を下降させて
下層のレンズ樹脂層12とカバーガラス19の間に未硬
化の紫外線硬化型樹脂(以下、封止樹脂層という)18
を挟み込み、カバーガラス19を封止樹脂層18に押圧
させて封止樹脂層18を下層のレンズ樹脂層12とカバ
ーガラス19の間に押し広げる。ついで、図5(e)に
示すように、ベースガラス11及びレンズ樹脂層12を
通して封止樹脂層18に紫外線を照射し、封止樹脂層1
8を硬化させる。この結果、複数枚分のマイクロレンズ
アレイ基板21を含んだ図6のようなマイクロレンズア
レイウエハ(以下、MLAウエハという)20が製作さ
れる。
【0028】MLAウエハ20が製作されると、図5
(f)のように、研磨装置22によりベースガラス11
の下面とカバーガラス19の上面を研磨して表面を平滑
にすると共にMLAウエハ20の表裏の平行度を得る。
この後、図5(g)に示すように、カバーガラス19の
上面に蒸着法によって透明電極(ITO膜)23を形成
する。
【0029】こうして作製されたMLAウエハ20を図
6に示す。このMLAウエハ20において斜線を施して
いる領域は、認識マーク17の施される領域であって、
マイクロレンズアレイ基板21の外側の領域や、マイク
ロレンズアレイ基板21内部のうちレンズが形成されて
いる領域(レンズ部)の外側などである。通常は、これ
らの領域のうちの一部に認識マーク17が施される。
【0030】ついで、図6に示すように、認識マーク1
7によってMLAウエハ20を位置決めした後、MLA
ウエハ20をカットして個々のマイクロレンズアレイ基
板21を得る。
【0031】また、上記スタンパ13は、図7(a)〜
(e)及び図8のようにして予め製作される。まず、図
7(a)に示すような平板状のガラス板31を用意し、
図8に示すようにガラス板31の表面に、結像レンズ3
2で集光させたレーザー光を照射し、レーザー加工(レ
ーザーリトグラフィ)により2点鎖線で示す形状にガラ
ス板31を蒸発除去し、ガラス板31の表面に所望の凹
凸パターン33、33aを形成する[図7(b)]。こ
こで、上記凹凸パターン33は、マイクロレンズアレイ
基板21のマイクロレンズアレイパターン16の形状と
同一であり、凹凸パターン33aは認識マーク17の形
状と同一である。前記レーザー加工は、コンピュータに
より制御されているレーザー加工装置を用いて行ない、
精密かつ複雑な形状であってもその形状データを入力し
ておけば、容易に加工することができる。
【0032】このように、ガラス板31の表面に凹凸パ
ターン33、33aを形成してガラス板31からなる原
盤34を作製した後、原盤34の上にニッケルを堆積さ
せ、ニッケル電鋳法により原盤34の反転型であるニッ
ケルマスタ35を作製し[図7(c)]、ニッケルマス
タ35を原盤34から剥離する[図7(d)]。ニッケ
ル電鋳法によりニッケルマスタ35を作製する際には、
その準備として原盤34を例えば蒸着法あるいは無電解
メッキ法で導電化しておき、導電化された原盤34の表
面を陰極とし、例えばスルファミン酸ニッケル浴で電気
メッキしてニッケルマスタ35を作製する。こうして製
作されたニッケルマスタ35には、凹凸パターン33、
33aに対応して凹凸パターン36、36aが形成され
る。
【0033】このニッケルマスタ35をさらにニッケル
電鋳法で複製したものをスタンパ13(原盤34の複
製)とする。ニッケルマスタ35を複製する場合には、
ニッケルマスタ35の表面に例えば重クロム酸カリ溶液
で酸化膜を作った後、再びニッケル電鋳法により再度凸
凹パターン36,36aが反転したスタンパ13を作製
する[図7(e)]。こうして、スタンパ13には、前
記凹凸33、33aと同一の反転型14、15が形成さ
れる。
【0034】また、スタンパ13を作製する別な方法と
しては、図9(a)〜(e)に示すように、ガラス板3
1の表面に塗布されたレジスト37をレーザー加工する
ことによって原盤34を作製してもよい。レジスト37
を使用する場合には、ガラス板31とレジスト37の密
着剤として、例えばシランカップリング剤をガラス板3
1の表面に塗布しておき、レーザー加工した後、露光、
現像及び洗浄の工程を経て、レジスト37による所望の
凹凸パターン33,33aがガラス板31の表面に形成
される[図9(a)(b)]。レーザー加工は、図8と
同様に行なわれる。この後の処理は、図7(c)以下と
同様に行う[図9(c)〜(e)]。
【0035】上記のようにしてMLAウエハ20には認
識マーク17が形成されるが、この認識マーク17とし
ては、マイクロレンズアレイ基板21のレンズ部との
相対位置が精度良く保持されており、かつ、MLAウ
エハ20からマイクロレンズアレイ基板21を裁断する
際の目印として用いたり、対向側ガラス基板と貼り合
わせて液晶表示素子などを組み立てる際の位置決め用の
基準として用いたり、各種寸法を計測する際に用いた
りするもの全般を指す。ここで、の条件はマイクロレ
ンズアレイパターン16を成形するための金型であるス
タンパ13にあらかじめマイクロレンズアレイパターン
16の反転型14とともに認識マーク17の反転型15
を作り込まれることで達成され、スタンパ13における
精度は原盤の精度で決まる。また、の各種寸法の計測
には、で用いる位置決め用の認識マーク17を流用
し、位置決め用の認識マーク17どうしの距離を計測し
たり、位置決め用の認識マーク17を原点として利用し
たりすることもある。
【0036】図10はレンズ樹脂層12の表面に設けら
れた認識マーク17の一例を示す図であって、正方形な
いし矩形状をした複数の認識マーク17がマトリクス状
に配列されている。さらに、各認識マーク17は、図1
1(a)(b)に示すように断面円弧状(かまぼこ形)
に突出した凹凸パターン41を平行に配列することによ
って構成されている。この認識マーク17は、各認識マ
ーク17の辺を結ぶ仮想線X、Yを基準線としたり、各
認識マーク17の角(仮想線X,Yの交点)を原点とし
て用いることができるものである。例えば、MLAウエ
ハ20をカッティングして各マイクロレンズアレイ基板
21に裁断する際にMLAウエハ20とカッティング方
向との平行出しを行ったり、MLAウエハ20の原点や
原点を通る基準方向を決めるために用いたり、レンズ部
に対する座標の設定に用いることができる。
【0037】この認識マーク17は、スタンパ13によ
ってマイクロレンズアレイパターン16と同時に成形さ
れるので、認識マーク17とマイクロレンズアレイパタ
ーン16との相対精度が高く、しかも各認識マーク17
は帯状ないし線状の凹凸パターン41によって形成され
ているので、パターンのエッジ部分が増加し、認識マー
ク17の認識性が向上する。従って、CCDカメラによ
って認識マーク17を撮像し、その像を2値化する場合
でも認識エラーが減り、認識マーク17をくっきりと認
識できるようになる。また、認識マーク17の認識性の
向上に伴い、認識マーク17の段差を小さくできるの
で、認識マーク17によってレンズ樹脂層12や封止樹
脂層18の流動性がさまたげられるのを防止し、認識マ
ーク17の成形不良や気泡の噛み込みを防止することが
できる。
【0038】また、認識マーク17を構成する凹凸パタ
ーン41の断面形状としては特に限定されるものではな
く、例えば図12に示すような断面三角形状の凹凸パタ
ーン41や図13に示すような断面台形状の凹凸パター
ン41などエッジのある形状であればよい。また、凹凸
パターン41は凸条だけで構成されていてもよく、凹条
だけで構成されていてもよく、凸条と凹条が混在してい
てもよい。
【0039】また、認識マーク17自体の形状も特に限
定されるものでなく、図14に示すような直角三角形状
の認識マーク17や図15に示すような開き角が90度
の扇形(1/4円)をした認識マーク17のように90
度の直角部分を少なくとも1カ所に有するものであれ
ば、直交する仮想線X、Yを決めることができ、基準線
や原点として利用することができる。
【0040】図16に示すものは別な構成の認識マーク
17であって、溝状ないし線状の凹凸パターン41から
なる4個の認識マーク17を近接させて配置し、各認識
マーク17の間に微小な隙間を形成したものである。こ
の例では、近接した認識マーク17の間の隙間を通過す
る仮想線X、Yを基準線とすることができ、また仮想線
X、Yの交点を原点として用いることができるので、こ
れらの認識マーク群によってもMLAウエハ20の平行
出し(方向の決定)や原点出し(原点の決定)を行うこ
とができる。
【0041】さらに、図16に示すように、このような
認識マーク群を複数箇所に設け、しかも両認識マーク群
で仮想線Xを共有するようにすれば、仮想線X(基準
線)をより精度良く決定することができる。また、平行
な仮想線Y間の距離を計測することにより、MLAウエ
ハ20における2点間の距離(例えば、マイクロレンズ
アレイ基板のレンズ部の間隔)を計測することができ
る。
【0042】このような認識マーク群を構成する各認識
マーク17の形状も特に限定されるものでなく、図16
に示すように四角形状の認識マーク17によって認識マ
ーク群を構成してもよく、図17に示すように直角三角
形状の認識マーク17を近接配置することによって認識
マーク群を構成してもよく、図18に示すように開き角
が90度の扇形(1/4円)をした認識マーク17を近
接配置することによって認識マーク群を構成してもよ
い。
【0043】図19はさらに別な構成の認識マーク17
であって、認識マーク17の重心を利用したものであ
る。即ち、この実施形態では、帯状ないし線状をした凹
凸パターン41からなる円形の認識マーク17を用いて
おり、CCDカメラによって認識マーク17を2値化画
像として捉え、その2値化画像から円形の認識マーク1
7の重心を求め、2つの円形の重心を結ぶ仮想線Xを基
準線としてMLAウエハ20の平行出しを行うことがで
きる。また、各円形の認識マーク17の重心によって原
点出しをすることができる。さらに、円形をした認識マ
ーク17の重心間の距離Lを計測することにより、ML
Aウエハ20上における2点間の距離を計測することが
できる。同様に、図20のような円環状をした認識マー
ク17を用いても、MLAウエハ20の原点位置を定め
たり、原点を通る基準線を決めたり、2点間の距離計測
を行ったりすることができる。
【0044】また、図21はさらに別な構成の認識マー
ク17であって、認識マーク17の頂点を利用したもの
である。即ち、この実施形態では、帯状ないし線状をし
た凹凸パターン41からなる三角形の認識マーク17を
用いており、三角形の頂点間を結ぶ仮想線Xを基準線と
してMLAウエハ20の方向出しを行うことができる。
また、三角形状の認識マーク17の頂点によって原点出
しをすることができる。さらに、三角形状をした認識マ
ーク17の頂点間の距離Lを計測することにより、ML
Aウエハ20上における2点間の距離を計測することが
できる。同様に、図22のように微小な間隙を隔てて頂
点どうしを対向させた2つの三角形状をした認識マーク
17を用いても、MLAウエハ20の原点位置を定めた
り、原点を通る基準線を決めたり、2点間の距離計測を
行ったりすることができる。
【0045】図23に示す認識マーク17は、断面が円
弧状、三角形状、台形状などをした環状の凹凸パターン
41を内周側から外周側へ向けて配列したものである。
環状の凹凸パターン41としては、四角環状、三角環
状、円環状など任意の形状でよい。このような認識マー
ク17によれば、パターンのエッジがさらに増加し、し
かもエッジが多様な方向に形成されるので、一層認識性
が向上する。
【0046】これまでの実施形態では、認識マーク17
を構成する凹凸パターン41は任意の方向を向いていた
が、認識マーク17ないし凹凸パターン41の段差を小
さくすることによって認識マーク17の成形不良や気泡
の噛み込みを低減できる。しかし、場合によっては図2
4及び図25に示すようにして認識マーク17に気泡が
生じることがある。いま、レンズ樹脂層12の上に紫外
線硬化型樹脂18を滴下して封止樹脂層を成形する場合
を考える。まず、図24に示すようにレンズ樹脂層12
の上面の中央部に紫外線硬化型樹脂18を滴下し、上か
らカバーガラス19で押さえると、紫外線硬化型樹脂1
8はレンズ樹脂層12の中央部から外周部へ広がって行
き、周辺部に位置する認識マーク17へ達する。図25
(a)に示すように認識マーク17の一隅に達した紫外
線硬化型樹脂18はさらに広がって行くが、認識マーク
17は紫外線硬化型樹脂18の流れを阻害するので、図
25(b)〜(e)に示すように認識マーク17の上で
はその周囲よりも紫外線硬化型樹脂18の広がる速度が
遅くなり、最後には図25(f)に示すように、認識マ
ーク17の位置で封止樹脂層18の一部に気泡42が残
ってしまうことがある。特に、認識マーク17の段差が
大きいほど気泡42は発生し易くなる。
【0047】図24及び図25では、レンズ樹脂層12
の上に封止樹脂層18を成形する場合について述べた
が、スタンパ13によりレンズ樹脂層12を成形する場
合も同様にしてスタンパ13の反転型15で紫外線硬化
型樹脂の流れが阻害されるので、レンズ樹脂層12の一
部に気泡が発生し、認識マーク17の成形不良となるこ
とがある。
【0048】このように認識マーク17の位置における
気泡の発生を低減するためには、認識マーク17の凹凸
パターン41の方向(長さ方向)を紫外線硬化型樹脂1
2、18が広がるときの抵抗になりにくいようにすれば
よい。このためには、レンズ樹脂層成形時の樹脂流れ方
向及び封止樹脂層成形時の樹脂流れ方向とほぼ平行に延
びるように凹凸パターン41を形成すればよい。より具
体的にいうと、通常、紫外線硬化型樹脂はベースガラス
11等の中心部に滴下され、中心部から外周部へと広が
っていくので、図26(a)に示すように認識マーク1
7がベースガラスの中心からθの方向に位置していると
すれば、その認識マーク17の凹凸パターン41の延び
る方向も図26(b)のようにθだけ傾くようにすれば
よい。言い換えると、紫外線硬化型樹脂をベースガラス
11等の中心部に滴下する場合には、各認識マーク17
の凹凸パターン41を、ベースガラス11等の中心部か
らほぼ放射状に延びるように形成すればよい。ただし、
凹凸パターン41は必ずしもベースガラス11等の中心
部から完全に放射状になっている必要はなく、1つの認
識マーク17の内部では凹凸パターン41は平行になっ
ていてもよい。
【0049】前記凹凸パターン41をレンズ樹脂層の成
形時の流れ方向とほぼ平行に延びるようにしてあれば、
レンズ樹脂層12を成形する場合、凹凸パターン41を
成形するための反転型に引っ掛かることなく樹脂がスム
ーズに流れ、レンズ樹脂層12に気泡やマーク欠損が生
じにくくなる。同様に、前記凹凸パターン41を封止樹
脂層18の成形時の流れ方向とほぼ平行にのびるように
してあれば、レンズ樹脂層12の凹凸パターン41に引
っ掛かることなく樹脂がスムーズに流れ、封止樹脂層1
8に気泡やマーク欠損が生じにくくなる。
【0050】図26では四角形の認識マーク17におい
て、凹凸パターン41が樹脂の流れ方向と平行となるよ
うにしたものを説明したが、認識マーク17の形状は任
意であり、図27(a)〜(c)では三角形や円形、4
つの四角形からなる認識マーク17(群)において、凹
凸パターン41の方向が樹脂の流れ方向と平行となるよ
うにしてもよい。すなわち、認識マーク17がベースガ
ラス11の中心からθの方向に存在している場合には、
図27(a)〜(c)のように凹凸パターン41の方向
もθだけ傾けている。
【0051】図28(a)(b)は本発明のさらに別な
実施形態による認識マーク17の構造を示す平面図及び
断面図である。この認識マーク17は、レンズ樹脂層1
2の表面に全体を突出させるようにして形成されてお
り、この認識マーク17の内側において認識マーク17
の表面に1本以上の溝43を形成したものである。これ
は複数本の帯状をした凹凸パターン41によって形成さ
れた認識マーク17であるということもできるものであ
り、このような認識マーク17でも溝43によってパタ
ーンエッジが増加するので、認識マーク17の視認性が
向上する。また、これ以外にも、全体を突出させるよう
にして形成された認識マーク17の表面に1本以上の凸
条を形成してもよく、全体を凹没させるようにして形成
された認識マーク17の表面に1本以上の凸条または溝
(凹条)を形成してもよい。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、認識用のマークにおけ
るパターンエッジを増加させることができるので、認識
用のマークを認識し易くなり、マークの認識性を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例よるMLAウエハの構造を示す断面図で
ある。
【図2】(a)(b)は同上のMLAウエハにおける認
識マークの一例を示す断面図及び平面図である。
【図3】(a)(b)は同上のMLAウエハにおける認
識マークの他例を示す断面図及び平面図である。
【図4】(a)〜(d)は本発明の一実施形態における
MLAウエハの製造工程を示す断面図である。
【図5】(e)〜(g)は図4の続図である。
【図6】同上のMLAウエハの平面図である。
【図7】(a)〜(e)は図4(a)に示したスタンパ
の製造工程を説明するための断面図である。
【図8】図7(b)に示した原盤の製作方法を示す図で
ある。
【図9】(a)〜(e)は図4(a)に示したスタンパ
の別な製造工程を説明するための断面図である。
【図10】本発明にかかる認識マークの一例を示す平面
図である。
【図11】(a)は同上の認識マークの拡大図、(b)
は(a)のA−A線断面図である。
【図12】本発明にかかる認識マークの他例を示す断面
図である。
【図13】本発明にかかる認識マークのさらに他例を示
す断面図である。
【図14】本発明にかかるさらに別な認識マーク(直角
三角形状の認識マーク)を示す平面図である。
【図15】本発明にかかるさらに別な認識マーク(開き
角90度の扇形をした認識マーク)を示す平面図であ
る。
【図16】本発明にかかるさらに別な認識マーク(認識
マーク群)の構成を示す平面図である。
【図17】本発明にかかるさらに別な認識マーク(直角
三角形状の認識マークで構成した認識マーク群)を示す
平面図である。
【図18】本発明にかかるさらに別な認識マーク(開き
角90度の扇形をした認識マークで構成した認識マーク
群)を示す平面図である。
【図19】本発明にかかるさらに別な認識マーク(円形
状の認識マーク)を示す平面図である。
【図20】本発明にかかるさらに別な認識マーク(円環
状をした認識マーク)を示す平面図である。
【図21】本発明にかかるさらに別な認識マーク(三角
形状をした認識マーク)を示す平面図である。
【図22】(a)は本発明にかかるさらに別な認識マー
ク(2つの三角形からなる認識マーク)を示す平面図、
(b)はその拡大図である。
【図23】本発明にかかるさらに別な認識マークを示す
平面図である。
【図24】レンズ樹脂層の上に滴下された紫外線硬化型
樹脂の広がる様子を示す平面図である。
【図25】(a)〜(f)は図24のレンズ樹脂層の向
かって右上の認識マークの上を紫外線硬化型樹脂が流れ
る様子を示す説明図である。
【図26】(a)はレンズ樹脂層の上に形成された認識
マークの位置を示す図、(b)はレンズ樹脂層の中心か
ら見てθの方向に位置する認識マークの形状を示す平面
図である。
【図27】(a)〜(c)は、樹脂の流れ方向とほぼ平
行に延びた複数本の凹凸パターンによって構成された種
々の形状の認識マークを示す平面図である。
【図28】(a)は本発明のさらに別な実施形態による
認識マークの平面図、(b)は(a)のB−B線断面図
である。
【符号の説明】
11 ベースガラス 12 レンズ樹脂層(紫外線硬化型樹脂) 13 スタンパ 16 マイクロレンズアレイパターン 17 認識マーク 18 封止樹脂層(紫外線硬化型樹脂) 19 カバーガラス 20 MLA(マイクロレンズアレイ)ウエハ 41 凹凸パターン 43 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 嘉則 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 Fターム(参考) 2H090 JA04 JB02 JC02 JC03 JC12 LA12 2H091 FA29X FA29Z FC19 FD06 FD12 FD15 GA01 LA12 LA30

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の基材の上方に光学パターンを備え
    た光学素子アレイ層を形成し、当該光学素子アレイ層の
    上方に少なくとも前記光学パターンの上方領域を平坦化
    する封止樹脂層を積層し、当該封止樹脂層の上方に第2
    の基材を積層した光学基板において、 前記光学素子アレイ層の一部に、帯状ないし線状をした
    凹凸パターンの集合からなる認識用のマークを形成した
    ことを特徴とする光学基板。
  2. 【請求項2】 前記認識用のマークは、環状をした前記
    凹凸パターンを内側から外側へと配列したものであるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の光学基板。
  3. 【請求項3】 認識用のマークを構成する前記凹凸パタ
    ーンは、前記第1の基材の中心部からほぼ放射状に延び
    るように形成されていることを特徴とする、請求項1に
    記載の光学基板。
  4. 【請求項4】 認識用のマークを構成する前記凹凸パタ
    ーンは、前記光学素子アレイ層の成形時の流れ方向及び
    前記封止樹脂層の流れ方向とほぼ平行に延びるように形
    成されていることを特徴とする、請求項1に記載の光学
    基板。
  5. 【請求項5】 第1の基材の上方に光学パターン及び認
    識用のマークを備えた光学素子アレイ層を形成し、当該
    光学素子アレイ層の上方に少なくとも前記光学パターン
    の上方領域を平坦化する封止樹脂層を積層し、当該封止
    樹脂層の上方に第2の基材を積層した光学基板におい
    て、 前記認識用のマークの内部に少なくとも1本の溝ないし
    凸条を形成したことを特徴とする光学基板。
JP2000012203A 2000-01-20 2000-01-20 光学基板 Pending JP2001201610A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000012203A JP2001201610A (ja) 2000-01-20 2000-01-20 光学基板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000012203A JP2001201610A (ja) 2000-01-20 2000-01-20 光学基板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001201610A true JP2001201610A (ja) 2001-07-27

Family

ID=18539951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000012203A Pending JP2001201610A (ja) 2000-01-20 2000-01-20 光学基板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001201610A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004264364A (ja) * 2003-02-19 2004-09-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光学素子アレイ、光学素子及びその製造方法
JP2011059688A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 E-Pin Optical Industry Co Ltd ディスク状光学レンズアレイ及びその製法(Disk−shapedopticallensarrayandmanufacturingmethodthereof)
JP2012194398A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Dainippon Printing Co Ltd 光学シート、表示装置、光学シートの製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004264364A (ja) * 2003-02-19 2004-09-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光学素子アレイ、光学素子及びその製造方法
JP2011059688A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 E-Pin Optical Industry Co Ltd ディスク状光学レンズアレイ及びその製法(Disk−shapedopticallensarrayandmanufacturingmethodthereof)
JP2012194398A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Dainippon Printing Co Ltd 光学シート、表示装置、光学シートの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011527769A (ja) 虚像を表示する光学素子の製造プロセス
JP2020510858A (ja) エンドミル加工によって製造された微細構造の群を備えるセキュリティ物品
EP0978765A2 (en) Positioning mark and alignment method using the same
JP4437749B2 (ja) コーナーキューブアレイの製造方法
JP3410608B2 (ja) 導光体の製造方法
JP2001075108A (ja) 液晶装置及びその製造方法
WO2019105098A1 (zh) 对准标记、基板及其制作方法、曝光对准方法
JP6012692B2 (ja) マイクロレンズアレイの形成方法および固体撮像装置の製造方法
TWI805750B (zh) 光控濾光片
US20170197338A1 (en) Method of manufacturing a screen provided with retroreflective microstructures
JP2001201610A (ja) 光学基板
JP5391701B2 (ja) 濃度分布マスクとその設計装置及び微小立体形状配列の製造方法
CN108698283A (zh) 标志器
CN104516148B (zh) 显示基板及其制备方法和显示装置
JPH11202326A (ja) 反射型液晶表示素子及び反射型液晶表示素子用の基板
JP4205063B2 (ja) 再帰性反射板,表示装置および再帰性反射板の製造方法
US2854337A (en) Raster screen and a process for making the same
WO2018166375A1 (zh) 基板及其制备方法、以及显示面板
TW200424598A (en) Photo mask and diffuse reflection sheet
JPH06230203A (ja) 光学素子及びその製造方法、当該光学素子を製造するためのスタンパ並びに当該光学素子を使用した画像表示装置
JP5305940B2 (ja) 反射板製造用金型の製造方法
JP2002022911A (ja) マイクロプリズムアレイの製造方法および型材
WO2018135491A1 (ja) マーカ
KR100952144B1 (ko) 경사 곡면이 형성된 마이크로 렌즈 및 그 제조방법, 그리고이를 이용한 도광판, 백라이트유닛 및 표시장치
CN216387437U (zh) 复合微透镜阵列匀光结构、itof镜头及设备