JP2001201233A - 保温・保冷装置 - Google Patents

保温・保冷装置

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JP2001201233A
JP2001201233A JP2000011228A JP2000011228A JP2001201233A JP 2001201233 A JP2001201233 A JP 2001201233A JP 2000011228 A JP2000011228 A JP 2000011228A JP 2000011228 A JP2000011228 A JP 2000011228A JP 2001201233 A JP2001201233 A JP 2001201233A
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heat
temperature
bowl
container
beverage container
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JP2000011228A
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Motoo Sugawara
元雄 菅原
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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Publication date
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    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/16Sensors measuring the temperature of products

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱電素子を用いて飲みかけのコーヒー等を保
温、保冷する保温・保冷装置で、熱を有効に利用して、
装置の成績係数を向上させる。 【解決手段】 コーヒーの入った椀1を椀受け2に埋設
したヒートパイプ4内の圧力を、アクチュエータ9で伸
縮する蛇腹8で制御し、熱流スイッチ機能を持たせる。
椀1が保温温度より高いときは、ヒートパイプ4内の圧
力を上げて、熱電素子3との間の熱伝達度を下げ、椀1
から熱電素子に熱が逃げるのを防止する。保温温度より
低いときにはヒートパイプ4内の圧力を下げ、熱電素子
3の発熱側の接合部3aからの熱で椀1を保温する。ま
た、飲料容器11を飲料容器受け12に埋設したヒート
パイプ14内の圧力を、アクチュエータ19で伸縮する
蛇腹18で制御し、飲料容器11が保冷温度より低いと
きは、熱電素子13との間の熱伝達度を下げ、保冷温度
より高いときには熱伝達度を上げる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱電素子を用いて
飲みかけのコーヒー等を保温、保冷する保温・保冷装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】飲みかけのコーヒーやジュース等は卓上
等に置いた場合に、時間経過とともに冷めたり温まった
りし、次第に生ぬるいコーヒーやジュース等となり、コ
ーヒーやジュース等の本来の味覚を損ねるという問題が
あった。そのため、熱電素子を利用したコーヒー椀やジ
ュース缶等を抱持して保温、保冷する保温・保冷装置が
考えられる。しかし、この保温・保冷装置ではコーヒー
等の温度が、熱電素子による保温温度より高いときに
は、コーヒー椀等から熱電素子の方へ熱が流れ、保温と
は逆にコーヒー等を冷ますこととなる。また、ジュース
等の温度が、熱電素子による保冷温度より低いときに
は、熱電素子からジュース缶等の方へ熱が流れ、保冷と
は逆にジュース等を暖めることとなる。従って、保温・
保冷装置の本来の目的に反して熱を無駄に消費するとい
う問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、熱電素子を用いて飲みかけのコー
ヒー等を保温、保冷する保温・保冷装置で、熱を有効に
利用して装置の成績係数を向上させることを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】コーヒー、ココアその他
の飲料を注入して飲用に供する椀を抱持し保温又は保冷
する椀受けと、ジュース、スポーツドリンクその他の飲
料を入れて飲用に供する缶、瓶その他の飲料容器を抱持
して保冷又は保温する飲料容器受けと、通電により発熱
又は吸熱を行う発熱側又は冷却側の接合部を備えた熱電
素子と、椀受け又は飲料容器受けに埋設し熱電素子の発
熱側又は冷却側の接合部とそれぞれ熱的に接続して椀受
け又は飲料容器受けを保温又は保冷するアルミニュウム
その他の熱伝導材からなる伝熱容器と、その伝熱容器の
外周を覆って伝熱容器を外部から熱的に遮断し椀受け又
は飲料容器受けの外周を構成する断熱層と、熱電素子の
冷却側又は発熱側の接合部を略当該装置の外周温度に保
持する熱交換部からなる保温・保冷装置において、外部
からの制御により椀及び飲料容器と伝熱容器の間の熱流
を増減させる熱流スイッチと、椀及び飲料容器の温度を
検出する温度検出部と、検出した椀又は飲料容器の温度
が保温温度より高いときは、熱流スイッチの熱流を減少
させ、椀又は飲料容器の温度が保温温度より低いときは
熱流スイッチの熱流を増加させ、保冷する飲料容器又は
椀の温度が保冷温度より低いときは、熱流スイッチの熱
流を減少させ、飲料容器又は椀の温度が保冷温度より高
いときは熱流スイッチの熱流を増加させる制御部を設け
る。
【0005】その伝熱容器は、椀又は飲料容器と熱電素
子の間に配設する高温部で蒸発し低温部で凝縮する液体
を封入したヒートパイプとし、その熱流スイッチは、そ
のヒートパイプの内部の圧力を制御する圧力制御部から
構成する。
【0006】その圧力制御部は、内部がヒートパイプの
内部と一端で連通し、他端を閉鎖する蛇腹と、その他端
を駆動して伸縮させるアクチュエータから構成する。
【0007】その圧力制御部は、ヒートパイプの内部と
連通してヒートパイプ内の圧力を制御する圧力ポンプか
ら構成する。
【0008】ヒートパイプと椀又は飲料容器の間には、
シリコン樹脂その他の柔軟で熱伝導度の高い緩衝材を付
設する。
【0009】その熱流スイッチは、シリコンオイルその
他の高熱伝導度の液体を収納した中空な伝熱容器と、そ
の液体を外部に汲出及び注入する液体ポンプから構成す
る。
【0010】その伝熱容器は、柔軟な袋状容器とし、中
空の内部にはスポンジ状の多孔性で柔軟な弾性体を設け
る。
【0011】コーヒー、ココアその他の飲料を注入して
飲用に供する椀を抱持し保温する椀受けと、ジュース、
スポーツドリンクその他の飲料を入れて飲用に供する
缶、瓶その他の飲料容器を抱持して保冷する飲料容器受
けと、通電により発熱又は吸熱を行う発熱側又は冷却側
の接合部を備えた熱電素子と、椀受け又は飲料容器受け
に埋設し熱電素子の発熱側又は冷却側の接合部とそれぞ
れ熱的に接続して椀受け又は飲料容器受けを保温又は保
冷するアルミニュウムその他の熱伝導材からなる伝熱容
器と、その伝熱容器の外周を覆って伝熱容器を外部から
熱的に遮断し椀受け又は飲料容器受けの外周を構成する
断熱層と、熱電素子の冷却側又は発熱側の接合部を当該
装置の外周温度近辺に保持する熱交換部からなる保温・
保冷装置において、椀又は飲料容器を保温又は保冷する
伝熱容器は、保温する椀又は飲料容器の温度が伝熱容器
の熱電素子の発熱側に近接する部分の温度より高温のと
き低熱伝達度となり、椀又は飲料容器の温度が伝熱容器
の熱電素子の発熱側の温度より低温のときは、高熱伝達
度となり、保冷する飲料容器又は椀の温度が伝熱容器の
熱電素子の発熱側に近接する部分の温度より低温のとき
低熱伝達度となり、飲料容器又は椀の温度が伝熱容器の
熱電素子の発熱側の温度より高温のときは、高熱伝達度
となる構成とする。
【0012】その伝熱容器は、熱電素子に近接する部位
に揮発性液体を封入した中空の容器から構成する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て、図を用いて説明する。図1は、本発明による保温・
保冷装置の1実施の形態の(A)正面図、(B)平面図
である。コーヒー等を注入して飲用に供する椀1を、椀
受け2に抱持して、通電方向により吸熱側となる接合部
3aで吸熱し、発熱側となる接合部3bから放熱する熱
電素子3により、コーヒーを保温する。椀受け2には、
アルミニュウムやヒートパイプ4等からなる伝熱容器を
埋設して、椀1の上部まで暖められるようにし、熱電素
子3から椀1への熱伝達度を良くする。ヒートパイプ4
の中空部4aには、揮発性の液体5が充填されており、
熱電素子3の発熱側となる接合部3bから蒸発熱を得て
蒸発し、椀1に近い低温部で凝縮熱を放出してもとの液
体となことで、効率良く熱を熱電素子3から椀1に伝え
ることができる。ヒートパイプ4の外周には、椀受け2
の外周部を構成する断熱材6を付設して、ヒートパイプ
4から装置の外周部への熱の散逸を防止する。また、熱
電素子3の吸熱側の接合部3aは、ファン7a、フィン
7b等からなる熱交換部により、外周温度に近い温度に
保持する。
【0014】しかし、以上の場合では、椀1の温度が熱
電素子3の発熱側の接合部3bの温度より高い場合に
は、保温すべき椀1から熱電素子3の接合部3bの方へ
熱が流れて、熱を無駄に消費し保温装置としての成績係
数を低下させる。そこで、椀1と熱電素子3の接合部3
bの間に1種の熱流スイッチを設けて、椀1の温度が保
温温度より低いときだけ、熱電素子3の接合部3bから
椀1に熱が良く流れ、椀1の温度が保温温度より高いと
きには、椀1から熱電素子3の接合部3bへの熱流を流
れにくくする。具体的には、例えば以下のような構成と
する。ヒートパイプ4の中空部4aの液体5が蒸発する
温度は、液体5の種類と中空部4aの圧力に依存し、低
圧では低温では蒸発するが、高圧では高温でなければ蒸
発しない。そこで、サーミスター(図示せず)等からな
る温度検出部で椀1の温度を検出し、その温度が保温温
度より高いときは、ヒートパイプ4の中空部4aの圧力
を上げ、低いときは、圧力を下げる。そのためには、内
部がヒートパイプ4の内部と一端で連通し、他端を閉鎖
する蛇腹8と、その他端を駆動して伸縮させるアクチュ
エータ9を設け、制御部10により温度検出部で検出し
た温度によりアクチュエータ9で蛇腹8を伸縮させてヒ
ートパイプ4の中空部4aの圧力を液体5の蒸気圧より
上下させる構成とする。
【0015】保冷の場合も上記の保温の場合と同様であ
る。例えば飲みかけのジュース等が入った飲料容器11
を、飲料容器受け12に抱持して、通電方向により吸熱
側となる接合部13bで吸熱し、発熱側となる接合部1
3aから放熱する熱電素子13により、ジュース等を保
冷する。飲料容器受け12には、アルミニュウムやヒー
トパイプ14等からなる伝熱容器を埋設して、飲料容器
11の上部まで冷やせるようにし、熱電素子13と飲料
容器11の間の熱伝達度を良くする。ヒートパイプ14
の中空部14aには、揮発性の液体15が充填されてお
り、毛細管材料14bの毛細管現象により、飲料容器1
1側の周辺部を浸漬している。その液体は飲料容器11
から蒸発熱を得て蒸発し、熱電素子13の吸熱側となる
接合部13bに近い低温部で凝縮熱を放出してもとの液
体となることで、効率良く熱を飲料容器11から熱電素
子13に伝えることができる。ヒートパイプ14の外周
には、飲料容器受け12の外周部を構成する断熱材16
を付設して、ヒートパイプ14への装置の外周部からの
熱の流入を防止する。また、熱電素子13の発熱側の接
合部13aは、ファン7a、フィン7b等からなる熱交
換部により、外周温度に近い温度に保持する。なを、上
記椀受け2にも毛細管材料4bを設け、熱電素子3の流
す電流を逆転することで、椀1を保冷することもでき
る。また、飲料容器受け12で保温することもできる。
【0016】保冷の場合にも保温の場合と同様に、飲料
容器11の温度が熱電素子13の吸熱側の接合部13b
の温度より低い場合には、熱電素子13の接合部13b
から保冷すべき飲料容器11の方へ熱が流れて、熱を無
駄に消費する。そこで、飲料容器11と熱電素子13の
接合部13bの間に1種の熱流スイッチを設けて、飲料
容器11の温度が保冷温度より高いときだけ、飲料容器
11から熱電素子13の接合部13bに熱が良く流れ、
飲料容器11の温度が保冷温度より低いときには、熱電
素子13の接合部13bから飲料容器11への熱流を流
れにくくする。そのために、サーミスター(図示せず)
等からなる温度検出部で飲料容器11の温度を検出し
て、その温度が保冷温度より低いときは、ヒートパイプ
14の中空部14aの圧力を上げ、低いときは圧力を下
げる。この圧力制御方式としては、内部がヒートパイプ
14の内部と一端で連通し、他端を閉鎖する蛇腹18
と、その他端を駆動して伸縮させるアクチュエータ19
を設けて、制御部10により温度検出部で検出した温度
によりアクチュエータ19で蛇腹18を伸縮させてヒー
トパイプ14の中空部14aの圧力を液体15の蒸気圧
より上下させる構成とする。
【0017】ヒートパイプ4、14と椀1又は飲料容器
11の間には、シリコン樹脂その他の柔軟で熱伝導度の
高い緩衝材2a、12aを付設して、椀1や飲料容器1
1を椀受け2、飲料容器受け12に抱持させるときの衝
撃を緩和するとともに、ヒートパイプ4、14と椀1又
は飲料容器11の間を密着させる。
【0018】図2は、本発明による保温・保冷装置の別
の実施の形態の(A)正面図、(B)平面図である。上
記図1と同一構成部分には、同一番号を付番し説明を省
略する。椀受け2又は飲料容器受け12に埋設したヒー
トパイプ4、14にはその中空部4a、14aとパイプ
28a、28bで連通する圧力ポンプ29a、29bを
設ける。そして、制御部10により圧力ポンプ29a、
29bを駆動して、椀1の温度が保温温度より高いとき
は、ヒートパイプ4の中空部4aの圧力を上げて熱電素
子3との間の熱伝達度を低下させ、椀1の温度が保温温
度より低いときは、ヒートパイプ4の中空部4aの圧力
を下げて熱電素子3から椀受け2への熱伝達度を良くす
る。また、飲料容器11の温度が保冷温度より低いとき
は、ヒートパイプ14の中空部14aの圧力を上げて熱
電素子13との間の熱伝達度を低下させ、飲料容器11
の温度が保冷温度より高いときは、ヒートパイプ14の
中空部14aの圧力を下げて飲料容器受け12から熱電
素子13への熱伝達を良くする。
【0019】図3は、本発明による保温・保冷装置の他
の実施の形態の(A)正面図、(B)平面図である。上
記図1と同一構成部分には、同一番号を付番し説明を省
略する。椀受け2又は飲料容器受け12には、シリコン
オイルその他の高熱伝導度の液体35a、35bを収納
した中空の伝熱容器34a、34bを設ける。伝熱容器
34a、34bには、パイプ38a、38bで液体ポン
プ39a、39bに連結する。制御部10により液体ポ
ンプ39a、39bを駆動して、椀1の温度が保温温度
より高いときは、伝熱容器34aの液体をタンク39a
aに汲み出し、椀1と熱電素子3との間の熱伝達度を低
下させる。逆に椀1の温度が保温温度より低いときは、
タンク39aaから伝熱容器34aに液体35aを注入
して、熱電素子3から椀1への熱伝達度を良くする。同
様に、飲料容器11の温度が保冷温度より低いときは、
伝熱容器34bの液体をタンク39baに汲み出し、飲
料容器11と熱電素子13との間の熱伝達度を低下させ
る。逆に飲料容器11の温度が保温温度より高いとき
は、タンク39baから伝熱容器34bに液体35bを
注入して、飲料容器11から熱電素子3への熱伝達度を
良くする。なお、中空の伝熱容器は、柔軟な袋状容器と
し、中空の内部にはスポンジ状の多孔性で柔軟な弾性体
を設けることで、緩衝材2a、12aを省くことができ
る。
【0020】図4は、本発明による保温・保冷装置のさ
らに別の実施の形態の(A)正面図、(B)平面図であ
る。上記図1と同一構成部分には、同一番号を付番し説
明を省略する。椀受け2又は飲料容器受け12には、揮
発性液体45a、45bを封入した中空の伝熱容器44
a、44bを設ける。伝熱容器44aの中空部の圧力
は、保温温度での揮発性液体45aの蒸気力とする。椀
1の温度が保温温度より高いときは、伝熱容器44a内
の揮発性液体45aは全て蒸発して、凝縮することがな
いから、椀1と熱電素子3との間の熱伝達度が低下す
る。逆に椀1の温度が保温温度より低いときは、伝熱容
器44a内の揮発性液体45aは、椀1で冷却されて凝
縮するため、ヒートパイプとして作用し熱電素子3から
椀1への熱伝達度が良くなる。同様に、伝熱容器44b
の中空部の圧力は、保冷温度での揮発性液体45bの蒸
気力とする。飲料容器11の温度が保冷温度より低いと
きは、伝熱容器44b内の揮発性液体45bは全て凝縮
して、蒸発することがないから、飲料容器11と熱電素
子13との間の熱伝達度が低下する。逆に飲料容器11
の温度が保冷温度より高いときは、伝熱容器44b内の
揮発性液体45aは、飲料容器11で暖められて蒸発す
るため、ヒートパイプとして作用し、飲料容器11から
熱電素子13への熱伝達度が良くなる。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したように、コーヒー、ココ
アその他の飲料を注入して飲用に供する椀を抱持し保温
又は保冷する椀受けと、ジュース、スポーツドリンクそ
の他の飲料を入れて飲用に供する缶、瓶その他の飲料容
器を抱持して保冷又は保温する飲料容器受けと、通電に
より発熱又は吸熱を行う発熱側又は冷却側の接合部を備
えた熱電素子と、椀受け又は飲料容器受けに埋設し熱電
素子の発熱側又は冷却側の接合部とそれぞれ熱的に接続
して椀受け又は飲料容器受けを保温又は保冷するアルミ
ニュウムその他の熱伝導材からなる伝熱容器と、その伝
熱容器の外周を覆って伝熱容器を外部から熱的に遮断し
椀受け又は飲料容器受けの外周を構成する断熱層と、熱
電素子の冷却側又は発熱側の接合部を略当該装置の外周
温度に保持する熱交換部からなる保温・保冷装置におい
て、外部からの制御により椀及び飲料容器と伝熱容器の
間の熱流を増減させる熱流スイッチと、椀及び飲料容器
の温度を検出する温度検出部と、検出した椀又は飲料容
器の温度が保温温度より高いときは、熱流スイッチの熱
流を減少させ、椀又は飲料容器の温度が保温温度より低
いときは熱流スイッチの熱流を増加させ、保冷する飲料
容器又は椀の温度が保冷温度より低いときは、熱流スイ
ッチの熱流を減少させ、飲料容器又は椀の温度が保冷温
度より高いときは熱流スイッチの熱流を増加させる制御
部を設ける構成とすることにより、熱電素子を用いて飲
みかけのコーヒー等を保温、保冷するとき熱を有効に利
用でき、装置の成績係数を向上させることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による保温・保冷装置の1実施の形態の
(A)正面図、(B)平面図である。
【図2】本発明による保温・保冷装置の別の実施の形態
の(A)正面図、(B)平面図である。
【図3】本発明による保温・保冷装置の他の実施の形態
の(A)正面図、(B)平面図である。
【図4】本発明による保温・保冷装置のさらに別の実施
の形態の(A)正面図、(B)平面図である。
【符号の説明】
1 椀 2 椀受け 3 熱電素子 4 ヒートパイプ 5 液体 6 断熱材 8 蛇腹 9 アクチュエータ 10 制御部 11 飲料容器 12 飲料容器受け 13 熱電素子 14 ヒートパイプ 15 液体 16 断熱材 18 蛇腹 19 アクチュエータ 28a、28b パイプ 29a、29b 圧力ポンプ 34a、34b 伝熱容器 35a、35b 液体 38a、38b パイプ 39a、39b 液体ポンプ 39aa、39ba タンク 44a、44b 伝熱容器 45a、45b 揮発性液体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F25D 17/00 301 F25D 17/00 301 // F25D 23/12 23/12 L

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーヒー、ココアその他の飲料を注入し
    て飲用に供する椀を抱持し保温又は保冷する椀受けと、
    ジュース、スポーツドリンクその他の飲料を入れて飲用
    に供する缶、瓶その他の飲料容器を抱持して保冷又は保
    温する飲料容器受けと、通電により発熱又は吸熱を行う
    発熱側又は冷却側の接合部を備えた熱電素子と、椀受け
    又は飲料容器受けに埋設し熱電素子の発熱側又は冷却側
    の接合部とそれぞれ熱的に接続して椀受け又は飲料容器
    受けを保温又は保冷するアルミニュウムその他の熱伝導
    材からなる伝熱容器と、その伝熱容器の外周を覆って伝
    熱容器を外部から熱的に遮断し椀受け又は飲料容器受け
    の外周を構成する断熱層と、熱電素子の冷却側又は発熱
    側の接合部を当該装置の外周温度近辺に保持する熱交換
    部からなる保温・保冷装置において、 外部からの制御により椀及び飲料容器と熱電素子の間の
    熱流を増減させる熱流スイッチと、椀及び飲料容器の温
    度を検出する温度検出部と、検出した椀又は飲料容器の
    温度が保温温度より高いときは、熱流スイッチの熱流を
    減少させ、椀又は飲料容器の温度が保温温度より低いと
    きは熱流スイッチの熱流を増加させ、保冷する飲料容器
    又は椀の温度が保冷温度より低いときは、熱流スイッチ
    の熱流を減少させ、飲料容器又は椀の温度が保冷温度よ
    り高いときは熱流スイッチの熱流を増加させる制御部を
    設けることを特徴とした保温・保冷装置。
  2. 【請求項2】その伝熱容器は、椀又は飲料容器と熱電素
    子の間に配設する高温部で蒸発し低温部で凝縮する液体
    を封入したヒートパイプとし、その熱流スイッチは、そ
    のヒートパイプの内部の圧力を制御する圧力制御部から
    構成することを特徴とした請求項1記載の保温・保冷装
    置。
  3. 【請求項3】 その圧力制御部は、内部がヒートパイプ
    の内部と一端で連通し、他端を閉鎖する蛇腹と、その他
    端を駆動して伸縮させるアクチュエータから構成するこ
    とを特徴とした請求項2記載の保温・保冷装置。
  4. 【請求項4】 その圧力制御部は、ヒートパイプの内部
    と連通してヒートパイプ内の圧力を制御する圧力ポンプ
    から構成することを特徴とした請求項2記載の保温・保
    冷装置。
  5. 【請求項5】 ヒートパイプと椀又は飲料容器の間に
    は、シリコン樹脂その他の柔軟で熱伝導度の高い緩衝材
    を付設することを特徴とした請求項2記載の保温・保冷
    装置。
  6. 【請求項6】 その熱流スイッチは、シリコンオイルそ
    の他の高熱伝導度の液体を収納した中空な伝熱容器と、
    その液体を外部に汲出及び注入する液体ポンプから構成
    することを特徴とした請求項1記載の保温・保冷装置。
  7. 【請求項7】 その伝熱容器は、柔軟な袋状容器とし、
    中空の内部にはスポンジ状の多孔性で柔軟な弾性体を設
    けることを特徴とした請求項6記載の保温・保冷装置。
  8. 【請求項8】 コーヒー、ココアその他の飲料を注入し
    て飲用に供する椀を抱持し保温する椀受けと、ジュー
    ス、スポーツドリンクその他の飲料を入れて飲用に供す
    る缶、瓶その他の飲料容器を抱持して保冷する飲料容器
    受けと、通電により発熱又は吸熱を行う発熱側又は冷却
    側の接合部を備えた熱電素子と、椀受け又は飲料容器受
    けに埋設し熱電素子の発熱側又は冷却側の接合部とそれ
    ぞれ熱的に接続して椀受け又は飲料容器受けを保温又は
    保冷するアルミニュウムその他の熱伝導材からなる伝熱
    容器と、その伝熱容器の外周を覆って伝熱容器を外部か
    ら熱的に遮断し椀受け又は飲料容器受けの外周を構成す
    る断熱層と、熱電素子の冷却側又は発熱側の接合部を当
    該装置の外周温度近辺に保持する熱交換部からなる保温
    ・保冷装置において、 椀又は飲料容器を保温又は保冷する伝熱容器は、保温す
    る椀又は飲料容器の温度が伝熱容器の熱電素子の発熱側
    に近接する部分の温度より高温のとき低熱伝達度とな
    り、椀又は飲料容器の温度が伝熱容器の熱電素子の発熱
    側の温度より低温のときは、高熱伝達度となり、保冷す
    る飲料容器又は椀の温度が伝熱容器の熱電素子の発熱側
    に近接する部分の温度より低温のとき低熱伝達度とな
    り、飲料容器又は椀の温度が伝熱容器の熱電素子の発熱
    側の温度より高温のときは、高熱伝達度となる構成とす
    ることを特徴とした保温・保冷装置。
  9. 【請求項9】その伝熱容器は、熱電素子に近接する部位
    に揮発性液体を封入した中空の容器から構成することを
    特徴とした請求項8記載の保温・保冷装置。
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