JP2001130646A - 保温・保冷器 - Google Patents

保温・保冷器

Info

Publication number
JP2001130646A
JP2001130646A JP31448399A JP31448399A JP2001130646A JP 2001130646 A JP2001130646 A JP 2001130646A JP 31448399 A JP31448399 A JP 31448399A JP 31448399 A JP31448399 A JP 31448399A JP 2001130646 A JP2001130646 A JP 2001130646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
bowl
receiver
container
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31448399A
Other languages
English (en)
Inventor
Nijiro Momo
仁次郎 百々
Jihei Shiotani
治平 塩谷
Motoo Sugawara
元雄 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP31448399A priority Critical patent/JP2001130646A/ja
Publication of JP2001130646A publication Critical patent/JP2001130646A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D31/00Other cooling or freezing apparatus
    • F25D31/006Other cooling or freezing apparatus specially adapted for cooling receptacles, e.g. tanks
    • F25D31/007Bottles or cans
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B21/00Machines, plants or systems, using electric or magnetic effects
    • F25B21/02Machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effect; using Nernst-Ettinghausen effect
    • F25B21/04Machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effect; using Nernst-Ettinghausen effect reversible
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2331/00Details or arrangements of other cooling or freezing apparatus not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2331/80Type of cooled receptacles
    • F25D2331/805Cans
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2331/00Details or arrangements of other cooling or freezing apparatus not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2331/80Type of cooled receptacles
    • F25D2331/808Glasses
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2331/00Details or arrangements of other cooling or freezing apparatus not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2331/80Type of cooled receptacles
    • F25D2331/809Holders

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 飲みかけのコーヒーやジュース等を簡易に適
温に保温・保冷する手段を提供する。 【解決手段】 コーヒー椀1等を抱持する椀受け2と、
ジュース缶等の飲料容器3を抱持する缶受け4を併設し
て保温・保冷併設容器10を構成する。椀受け2は、熱
伝導のよい材料からなる伝熱容器2aと、その外周を覆
う断熱層2bと、伝熱容器2aの内側に添着した緩衝層
2cからなる。伝熱容器2aは、アルミニュウム板6等
の高熱伝導体を介して熱電素子5の発熱側5aと熱的に
接続する。電源部7で熱電素子5に給電して発熱側5a
を高温とし、伝熱容器2aを暖め、断熱層2bで伝熱容
器2aからの熱の放逸を防止する。伝熱容器2aの内部
に、椀1を抱持して保温する。同様にして缶受け4に抱
持する飲料容器3を保冷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱電素子を用いて
飲みかけのコーヒーやジュース等を適温に保温・保冷す
る保温・保冷器に関する。
【0002】
【従来の技術】飲みかけのコーヒーやジュース等は机上
等に放置するのが一般であり、時間経過とともに冷めた
り温まったりし、次第に生ぬるいコーヒーやジュース等
となる。そのため、コーヒーやジュース等本来の味覚を
損ねるという問題があった。また、コーヒー等を暖めて
おく小型のヒーターも存在するが、保温の効率が悪い上
に、単に暖めるだけで保冷をすることができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、飲みかけのコーヒーやジュース等
を簡易に適温に保温・保冷する手段を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】コーヒー、ココアその他
の飲料を注入して飲用に供する椀を抱持し保温又は保冷
する椀受けと、ジュース、スポーツドリンクその他の飲
料を入れて飲用に供する缶、瓶その他の飲料容器を抱持
して保冷又は保温する缶受けとを併設した保温・保冷器
からなり、その椀受け及び缶受けは熱電素子の発熱側又
は冷却側とそれぞれ熱的に接続して椀受け又は缶受けを
保温又は保冷するアルミニュウムその他の熱伝導材から
なる伝熱容器と、その伝熱容器の外周を覆って伝熱容器
を外部から熱的に遮断する断熱層と、伝熱容器と椀又は
飲料容器の間に添着して椀及び飲料容器と椀受け及び缶
受け間を機械的に緩衝する緩衝層と、熱電素子に電流を
供給してその接合部を加熱又は冷却させる電源部と、熱
電素子から発熱する熱の一部を外部に放熱する放熱部か
ら構成してコーヒーやジュース等を適温に保温・保冷す
る。
【0005】緩衝層は、ウレタンフォームその他の柔軟
で所定の熱伝導度を有する断熱材で構成し、保温の場合
は椀または飲料容器の温度が伝熱容器の温度より高いと
きに椀又は飲料容器の急激な温度降下を防止し、保冷の
場合は飲料容器又は椀の温度が伝熱容器の温度より低い
ときに飲料容器又は椀の急激な温度上昇を防止する熱的
な緩衝機能を備える。
【0006】緩衝層は、椀又は飲料容器の外形に相応し
て形状を可変する塑性体から構成する。
【0007】塑性体は、液体、グリースその他の流動体
を封入した袋状の容器から構成する。
【0008】塑性体は、粘土状の合成ゴムから構成す
る。
【0009】合成ゴムには、アルミニュウム粉、銅粉そ
の他の高熱伝導材の粉末を混入させる。
【0010】電源部には外部から操作して熱電素子に供
給する電流を逆転させる保温/保冷切換スイッチを設
け、椀受け及び缶受けを保温・保冷又は保冷・保温に切
換可能とする。
【0011】椀受け及び缶受けの各々の伝熱容器に対応
して別個の熱電素子を設け、椀受け及び/又は缶受けを
保温又は/及び保冷とする。
【0012】椀受け及び缶受けの内部に、椀又は飲料容
器が置かれたことを検知するセンサを設け、電源部にそ
のセンサの信号により熱電素子に供給する電流を制御す
る機能を持たせる。
【0013】放熱部は、熱電素子と熱的に接続する放熱
フィンとその放熱フィンに空気を流通して放熱効果を向
上させるファンモータから構成し、電源部には、椀又は
飲料容器が置かれたことを検知するセンサの信号によ
り、椀のみ、飲料容器のみ又はその両方が置かれた場合
を識別してファンモータの回転数を可変し、放熱部から
の放熱量を制御するようにする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て、図を用いて説明する。図1は、本発明による保温・
保冷器の1実施例の概念を示す(A)平面図、(B)正
面図である。コーヒーやココア等の飲料を注入して飲用
する椀1を抱持する椀受け2と、ジュースやスポーツド
リンク等の飲料が入っていて飲用に供する缶や瓶等の飲
料容器3を抱持する缶受け4を併設して保温・保冷器1
0を構成する。その椀受け2は、アルミニュウムや銅等
の熱伝導のよい材料からなる伝熱容器2aと、その外周
を覆う断熱層2bと、伝熱容器2aの内側に添着した緩
衝層2cからなる。伝熱容器2aは、例えばアルミニュ
ウム板6や銅板等の高熱伝導体を介して熱電素子5の発
熱側5aと熱的に接続する。そして、電源部7で熱電素
子5に給電して発熱側5aを高温とすることで、伝熱容
器2aを例えば70°Cに暖める。その外周を覆う断熱
層2bで暖められた伝熱容器2aからの熱の放逸を防止
する。伝熱容器2aの内部に、例えば飲みかけのコーヒ
ー等を入れた椀1を抱持することで、コーヒー等を例え
ば65°Cに保温する。そのとき、伝熱容器2aの内側
に添着したシリコンゴム等の緩衝層2cにより、椀1と
椀受け2との間を機械的に緩衝する。
【0015】同様に、缶受け4もアルミニュウム等の熱
伝導のよい材料からなる伝熱容器4aと、その外周を覆
う断熱層4bと、伝熱容器4aの内側に添着した緩衝層
4cからなる。そして、伝熱容器4aは、例えば熱電素
子5の吸熱側5bと熱的に接続する。電源部7で給電さ
れる熱電素子5の吸熱側5bで冷やして、伝熱容器4a
を例えば3°Cにする。伝熱容器4aの外周を覆う断熱
層4bで冷やされた伝熱容器4aへの熱の流入を防止す
る。伝熱容器4aの内部に、例えば飲みかけのジュース
等を入れた飲料容器3を抱持することで、ジュース等を
例えば5°Cに保冷する。そのとき、伝熱容器4aの内
側に添着した緩衝層4cにより、飲料容器3と缶受け4
との間を機械的に緩衝する。また、熱電素子5の発熱側
5aには放熱フィン6aからなる放熱部を設け、熱電素
子5から発熱する熱の一部を外部に放熱して、電源部7
で熱電素子5への給電を継続したときに熱電素子5等の
温度が上昇することを防止する。
【0016】図2は、本発明による保温・保冷器の別の
実施例の概念を示す(A)平面図、(B)正面図であ
る。図1と同一部分については、同一番号を付番し説明
を省略する。上記の説明のように図1における緩衝層2
c、4cは、シリコンゴム等の比較的熱伝導がよく、柔
軟な材料で構成して、椀1や飲料容器3を椀受け2や缶
受け4に入れるときに椀1や飲料容器3が伝熱容器2
a、4aにぶつかることを防止する機械的な緩衝材とす
るとともに、伝熱容器2a、4aと椀1、飲料容器3と
の間の熱伝導度を良くする機能を持たせている。また、
別の実施例としては、図2に示す保温・保冷器20のよ
うに、椀受け2、缶受け4の緩衝層22c、24cは、
ウレタンフォーム等の柔軟で所定の熱伝導度を有する断
熱材で構成する。これにより、例えば椀1を保温する場
合は、椀1の温度が伝熱容器2aの温度より高いときに
伝熱容器2aで椀1が冷やされることによる椀1の急激
な温度降下を防止して、結果として保温に要する電力を
少なくする。例えば、椀1に100°C近くのコーヒー
が入っているとき、70°Cの伝熱容器2aの温度にな
るまでは、緩衝層22cは断熱体として働き、椀1の温
度が70°Cより低くなったときは、熱伝導体として働
く熱的な緩衝機能を持たせることができる。
【0017】同様に、例えば飲料容器3を保冷する場合
は、飲料容器3の温度が伝熱容器4aの温度より低いと
きに伝熱容器4aで飲料容器3が暖められることによる
飲料容器3の急激な温度上昇を防止して、結果として保
冷に要する電力を少なくする。例えば、飲料容器3に0
°C近くのジュースが入っているとき、3°Cの伝熱容
器4aの温度になるまでは、緩衝層24cは断熱体とし
て働き、飲料容器3の温度が3°Cより高くなったとき
は、熱伝導体として働く熱的な緩衝機能を持たせること
ができる。従って、緩衝層22c、24cの熱伝導度
は、保温・保冷の対象物の初期温度と、保温・保冷する
温度と、保温・保冷の時間により熱電素子の消費電力を
最小とする値に選択する。
【0018】椀受け2及び缶受け4の緩衝層22c、2
4cは、容易に形状を可変する塑性体から構成する。こ
れにより、椀1や飲料容器3の外形が、伝熱容器2a、
4aの内形に合わないときでも、緩衝層22c、24c
が椀1又は飲料容器3の外形に相応して形状を可変する
ため、保温・保冷の効果を高めることができる。緩衝層
22c、24cを構成する塑性体としては、水やエチレ
ングリコール等の液体やシリコングリースなどの流動体
を封入した袋状の容器が使用できる。(なお、本件で
は、流動体も塑性体と同様の機能が得られるため、流動
体も塑性体の中に含めて記述している)。この場合に
は、例えば袋状の容器の片側を伝熱容器2a、4aに貼
着しておく。椀受け2や缶受け4に椀1や飲料容器3を
抱持しないときは、流動体は椀受け2や缶受け4の下部
に滞積するが、椀1や飲料容器3を抱持するときは、椀
1や飲料容器3の自重に押されて、椀受け2や缶受け4
と椀1や飲料容器3の間を充填して、保温・保冷の効果
を上げる。緩衝層22c、24cを構成する塑性体とし
ては、また、粘土状の合成ゴムを採用することもでき
る。この場合には、一旦椀受け2や缶受け4に椀1や飲
料容器3を入れたときは、別の外形の椀1や飲料容器3
が入れられるまでは、緩衝層22c、24cの内形はそ
の形状を保持して、保温・保冷の効果を発揮する。合成
ゴムには、アルミニュウム粉、銅粉その他の高熱伝導材
の粉末を混入させて、熱伝導度を調整することもでき
る。
【0019】保温・保冷容器の熱電素子は、図1に示す
保温・保冷器10の熱電素子5のように、1つのユニッ
トを使用することができる。この場合に、上記のように
椀受け2の伝熱容器2aを70°Cに、飲料容器3の伝
熱容器4aを3°Cに保持するためにには、熱電素子5
には73°C以上の温度差が要求され、現状の熱電素子
の材料では、カスケード型のユニットが必要となる。そ
こで、図2に示す保温・保冷器20ように、椀受け2用
の熱電素子25cと缶受け4用の熱電素子25dをそれ
ぞれ別個に設けて、例えば熱電素子25cの吸熱側25
cbと熱電素子25dの発熱側25daとをアルミニュ
ウム板6で熱的に接続する。この場合は、それぞれ単層
の熱電素子25c、25dで上記の温度差を得ることが
可能となる。また、椀受け2及び缶受け4の双方を同時
に保温又は保冷することも可能となる。
【0020】保温・保冷器20には、外部から操作でき
る保温/保冷切換スイッチ28を設ける。保温/保冷切
換スイッチ28のスイッチの投入方向を電源部27で検
知して、その投入された方向により、熱電素子25c、
25dに供給する電流の方向を変えて、椀受け2を保温
とし、缶受け4を保冷とする場合と、椀受け2を保冷と
し、缶受け4を保温とする場合とを切換可能とする。
【0021】椀受け2及び缶受け4の内部には、マイク
ロスイッチやフォトカプラ等からなる椀1又は飲料容器
3が置かれたことを検知するセンサ(図示せず)を設け
る。電源部27で、そのセンサの信号により熱電素子に
供給する電流を制御する機能を持たせて、椀1又は飲料
容器3が椀受け2又は缶受け4に置かれて居ないとき
は、熱電素子25c、25dに供給する電流を制限して
省電力化を図る。
【0022】放熱部は、熱電素子25c、25dと熱的
に接続するアルミニュウム板6に付設した放熱フィン6
aと、放熱フィン6aに空気を流通して放熱効果を向上
させるファンモータ29から構成する。電源部27に
は、上記の椀1又は飲料容器3が置かれたことを検知す
るセンサの信号により、椀1のみ、飲料容器3のみ又は
その両方が置かれた場合を識別してファンモータ29の
回転数を可変することにより、放熱部からの放熱量を制
御する。これにより、椀1又は飲料容器3の保温、保冷
の状況に応じた放熱が可能となり、保温・保冷器20の
熱平衡が良好に保持できることとなる。
【0023】
【発明の効果】以上に説明したように、コーヒー、ココ
アその他の飲料を注入して飲用に供する椀を抱持し保温
又は保冷する椀受けと、ジュース、スポーツドリンクそ
の他の飲料を入れて飲用に供する缶、瓶その他の飲料容
器を抱持して保冷又は保温する缶受けとを併設した保温
・保冷器からなり、その椀受け及び缶受けは熱電素子の
発熱側又は冷却側とそれぞれ熱的に接続して椀受け又は
缶受けを保温又は保冷するアルミニュウムその他の熱伝
導材からなる伝熱容器と、その伝熱容器の外周を覆って
伝熱容器を外部から熱的に遮断する断熱層と、伝熱容器
と椀又は飲料容器の間に添着して椀及び飲料容器と椀受
け及び缶受け間を機械的に緩衝する緩衝層と、熱電素子
に電流を供給してその接合部を加熱又は冷却させる電源
部と、熱電素子から発熱する熱の一部を外部に放熱する
放熱部から構成することなどにより、飲みかけのコーヒ
ーやジュース等を簡易に適温に保温・保冷する手段を提
供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による保温・保冷器の1実施例の概念を
示す(A)平面図、(B)正面図である。
【図2】本発明による保温・保冷器の別の実施例の概念
を示す(A)平面図、(B)正面図である。
【符号の説明】
1 椀 2 椀受け 2a 伝熱容器 2b 断熱層 2c 緩衝層 3 飲料容器 4 缶受け 4a 伝熱容器 4b 断熱層 4c 緩衝層 5 熱電素子 6 アルミニュウム板 6a 放熱フィン 7 電源部 10 保温・保冷器 20 保温・保冷器 22c、24c 緩衝層 25c、25d 熱電素子 27 電源部 28 保冷切換スイッチ 29 ファンモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E067 AA03 AA22 AA23 AB26 AB99 AC04 BA01A BA12A BB22A BB30A CA18 EE21 EE32 GA01 GA08 GD03 3L045 AA04 BA01 CA02 DA04 KA09 PA04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーヒー、ココアその他の飲料を注入し
    て飲用に供する椀を抱持し保温又は保冷する椀受けと、
    ジュース、スポーツドリンクその他の飲料を入れて飲用
    に供する缶、瓶その他の飲料容器を抱持して保冷又は保
    温する缶受けとを併設した保温・保冷器からなり、その
    椀受け及び缶受けは熱電素子の発熱側又は冷却側とそれ
    ぞれ熱的に接続して椀受け又は缶受けを保温又は保冷す
    るアルミニュウムその他の熱伝導材からなる伝熱容器
    と、その伝熱容器の外周を覆って伝熱容器を外部から熱
    的に遮断する断熱層と、伝熱容器と椀又は飲料容器の間
    に添着して椀及び飲料容器と椀受け及び缶受け間を機械
    的に緩衝する緩衝層と、熱電素子に電流を供給してその
    接合部を加熱又は冷却させる電源部と、熱電素子から発
    熱する熱の一部を外部に放熱する放熱部からなる保温・
    保冷器。
  2. 【請求項2】 緩衝層は、ウレタンフォームその他の柔
    軟で所定の熱伝導度を有する断熱材で構成し、保温の場
    合は椀または飲料容器の温度が伝熱容器の温度より高い
    ときに椀又は飲料容器の急激な温度降下を防止し、保冷
    の場合は飲料容器又は椀の温度が伝熱容器の温度より低
    いときに飲料容器又は椀の急激な温度上昇を防止する熱
    的な緩衝機能を備えることを特徴とした請求項1記載の
    保温・保冷器。
  3. 【請求項3】 緩衝層は、椀又は飲料容器の外形に相応
    して形状を可変する塑性体から構成することを特徴とし
    た請求項1記載の保温・保冷器。
  4. 【請求項4】 塑性体は、液体、グリースその他の流動
    体を封入した袋状の容器から構成することを特徴とした
    請求項3記載の保温・保冷器。
  5. 【請求項5】 塑性体は、粘土状の合成ゴムから構成す
    ることを特徴とした請求項3記載の保温・保冷器。
  6. 【請求項6】 合成ゴムには、アルミニュウム粉、銅粉
    その他の高熱伝導材の粉末を混入させることを特徴とし
    た請求項5記載の保温・保冷器。
  7. 【請求項7】 電源部には外部から操作して熱電素子に
    供給する電流を逆転させる保温/保冷切換スイッチを設
    け、椀受け及び缶受けを保温・保冷又は保冷・保温に切
    換可能とすることを特徴とした請求項1記載の保温・保
    冷器。
  8. 【請求項8】 椀受け及び缶受けの各々の伝熱容器に対
    応して別個の熱電素子を設け、椀受け及び/又は缶受け
    を保温又は/及び保冷とすることを特徴とした請求項7
    記載の保温・保冷器。
  9. 【請求項9】 椀受け及び缶受けの内部に、椀又は飲料
    容器が置かれたことを検知するセンサを設け、電源部に
    そのセンサの信号により熱電素子に供給する電流を制御
    する機能を持たせることを特徴とした請求項1記載の保
    温・保冷器。
  10. 【請求項10】 放熱部は、熱電素子と熱的に接続する
    放熱フィンとその放熱フィンに空気を流通して放熱効果
    を向上させるファンモータから構成し、電源部には、椀
    又は飲料容器が置かれたことを検知するセンサの信号に
    より、椀のみ、飲料容器のみ又はその両方が置かれた場
    合を識別してファンモータの回転数を可変し、放熱部か
    らの放熱量を制御するようにすることを特徴とした請求
    項9記載の保温・保冷器。
JP31448399A 1999-11-05 1999-11-05 保温・保冷器 Pending JP2001130646A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31448399A JP2001130646A (ja) 1999-11-05 1999-11-05 保温・保冷器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31448399A JP2001130646A (ja) 1999-11-05 1999-11-05 保温・保冷器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001130646A true JP2001130646A (ja) 2001-05-15

Family

ID=18053861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31448399A Pending JP2001130646A (ja) 1999-11-05 1999-11-05 保温・保冷器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001130646A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2434432A (en) * 2005-12-22 2007-07-25 Clive Edmonds Refrigeration unit for packaged beverages
EP2577186A4 (en) * 2010-05-25 2016-02-10 Be Aerospace Inc PERSONAL DRINKING HEATING AND COOLING DEVICES FOR VEHICLE SEATS
CN106315028A (zh) * 2015-05-06 2017-01-11 捷温有限责任公司 用于饮料容器的接收设备
KR101816924B1 (ko) * 2016-02-01 2018-01-09 경일대학교산학협력단 스마트 텀블러 시스템

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2434432A (en) * 2005-12-22 2007-07-25 Clive Edmonds Refrigeration unit for packaged beverages
EP2577186A4 (en) * 2010-05-25 2016-02-10 Be Aerospace Inc PERSONAL DRINKING HEATING AND COOLING DEVICES FOR VEHICLE SEATS
EP3301381A1 (en) * 2010-05-25 2018-04-04 B/E Aerospace, Inc. Personal beverage warmers and coolers for vehicle seats
CN106315028A (zh) * 2015-05-06 2017-01-11 捷温有限责任公司 用于饮料容器的接收设备
US10543770B2 (en) 2015-05-06 2020-01-28 Gentherm Gmbh Receiving device for beverage containers
KR101816924B1 (ko) * 2016-02-01 2018-01-09 경일대학교산학협력단 스마트 텀블러 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7089749B1 (en) Thermoelectrically heated/cooled cupholder system
US6032481A (en) Thermoregulating container
JP4560550B2 (ja) 熱電冷却/加熱器具
US6082114A (en) Device for heating and cooling a beverage
JP5608285B2 (ja) 車両座席用パーソナル飲料加温器および冷却器
JP2001208465A (ja) 飲料用保温保冷器
JP2007113805A (ja) 容器入り飲料の保温保冷装置
JP2001130646A (ja) 保温・保冷器
KR20110069639A (ko) 전열소자를 이용한 냉온용기
US10443908B2 (en) Beverage cooler or warming apparatus
KR100785271B1 (ko) 냉/온 조절식탁
KR20100009599U (ko) 휴대용 쿨링 및 히팅 장치
JP2001201233A (ja) 保温・保冷装置
CN108082746A (zh) 一种饮品外卖箱
KR102370440B1 (ko) 온도조절이 가능한 텀블러
JP4630610B2 (ja) 保冷温装置及びその製造方法
KR20050090661A (ko) 보온 용기
CN218892853U (zh) 一种快速降温及保温性可控的容器
JP2004138274A (ja) 飲料・食糧を収納する容器を加熱または冷却するための付加ケース
KR200172148Y1 (ko) 보온용기 내용물의 냉/온각장치
CN214387055U (zh) 温度调节系统及冷热容器装置
CN215126924U (zh) 冷热杯
KR20100103977A (ko) 냉각 성능이 향상된 음료나 주류의 냉각 테이블
JP3128821U (ja) ドリンクの温度調整装置
JP4033003B2 (ja) 保冷保温庫