JP2001201029A - 汚泥焼却制御装置 - Google Patents

汚泥焼却制御装置

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JP2001201029A
JP2001201029A JP2000013229A JP2000013229A JP2001201029A JP 2001201029 A JP2001201029 A JP 2001201029A JP 2000013229 A JP2000013229 A JP 2000013229A JP 2000013229 A JP2000013229 A JP 2000013229A JP 2001201029 A JP2001201029 A JP 2001201029A
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sludge
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incinerator
cake
temperature
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Yukio Hiraoka
由紀夫 平岡
Yasuhiko Nagamori
泰彦 永森
Masahiko Tsutsumi
正彦 堤
Akihiro Nagaiwa
明弘 長岩
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汚泥を効率的に処理することにある 【解決手段】本発明は、温度センサ41は、汚泥焼却炉
2の温度を検出し、この温度が適正温度であれば、無接
触センサ42a、若しくは重量センサ42bは汚泥ケー
キの含水率に相当する信号を検出する。この検出信号か
ら前記汚泥ケーキの含水率を時系列的に予測し、この予
測値と汚泥燃焼に関するデータとから、汚泥焼却炉内温
度が一定となるような汚泥供給量または燃料供給量を演
算した後、この演算値に見合ったポンプ回転指令、また
は燃料供給量指令を汚泥供給ポンプ14または燃料供給
系統3に与えることにより、汚泥焼却炉2内の温度を所
定の範囲に確保でき、汚泥を効率良く焼却させる汚泥焼
却制御装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水処理場等で発
生する汚泥を効率的に処理するために利用される汚泥焼
却制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、下水処理場などでは、下水処理
後に汚泥が発生する。この汚泥を処理するために、汚泥
をほぼ一定サイズのケーキ状に形成し、この汚泥ケーキ
を汚泥焼却炉に搬送して焼却する処理が行われている。
【0003】ところで、汚泥焼却炉の炉内温度を燃焼に
適切な値に安定させ、汚泥ケーキを効率良く焼却するた
めには、これから投入しようとする汚泥ケーキの含水
率、汚泥ケーキの供給量及び燃料の供給量を把握するこ
とが非常に重要である。
【0004】従来の汚泥焼却制御では、操作員が汚泥焼
却炉の炉内温度を監視し、炉内温度が変化したとき、現
在投入されている汚泥ケーキの含水率を経験的に把握
し、炉内温度を所定温度範囲内に入るように汚泥ケーキ
の供給量や燃料供給量を計算する。そして、計算された
汚泥ケーキ供給量や燃料供給量を焼却炉に投入し適正な
温度で汚泥の焼却処理を行っている。
【0005】なお、汚泥焼却炉に投入する前の汚泥ケー
キの一部を取り込んで分析計を用いて汚泥含水率を測定
する方法も使われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術で
は、操作員が炉内温度の変化を観測する必要があり、ま
た、炉内温度の変化幅に対応する炉内汚泥ケーキの含水
率を経験的に把握した後、投入する汚泥ケーキの供給量
や燃料の供給量を決める必要があり、非常に作業が煩雑
である。また、投入しようとする汚泥ケーキの含水率が
判らないため、これを分析計で測定しなければならな
い。この結果、炉内温度を安定させるまでの時間が長く
かかる問題がある。
【0007】さらに、炉内温度が安定となるまでに時間
が長くなればなるほど炉内温度の変動が大きいため、焼
却炉の燃料である重油やガス等の燃焼費が上昇する一
方、焼却炉の寿命が短くなる。
【0008】また、炉内の温度が下がることにより未燃
ガスが発生し、環境に悪影響を与える恐れがある。
【0009】本発明は上記のような事情に鑑みてなされ
たもので、下水処理施設から発生する汚泥を効率的に処
理する汚泥焼却制御装置を提供することにある。
【0010】また、本発明の他の目的は、焼却炉の安定
的、かつ、効率的な運用を確保する汚泥焼却制御装置を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、下水処理施設から発生する汚泥ケーキを搬
送し、かつ、汚泥供給ポンプを用いて汚泥焼却炉に投入
し、燃料の供給によって前記汚泥焼却炉内の温度を一定
に制御し前記汚泥ケーキを焼却する汚泥焼却制御装置に
おいて、前記汚泥焼却炉の温度を検出する温度センサ
と、前記搬送中の汚泥ケーキの含水率に相当する信号を
検出する含水率相当センサ出力信号から前記汚泥ケーキ
の含水率を演算する含水率演算手段と、前記汚泥焼却炉
への汚泥供給速度と前記含水率演算手段から得られる汚
泥ケーキの含水率とを用いて、前記汚泥焼却炉に今後投
入される汚泥の含水率を時系列的に予測する含水率時系
列予測手段と、この予測手段によって予測される汚泥の
含水率の予測値と汚泥燃焼に関するデータとから、汚泥
焼却炉内温度変化が予定範囲内となるような汚泥供給量
を演算する汚泥供給量演算手段とを備えることにある。
【0012】このような手段を講じたことにより、投入
しようとする汚泥の含水率の予測値に応じて汚泥供給量
を算出でき、この供給量で汚泥を汚泥焼却炉に投入する
ことにより、一定温度範囲で汚泥を効率良く焼却するこ
とが可能になる。
【0013】また、別の発明は、下水処理施設から発生
する汚泥ケーキを搬送し、かつ、汚泥供給ポンプを用い
て汚泥焼却炉に投入し、燃料の供給によって前記汚泥焼
却炉内の温度を一定に制御し前記汚泥ケーキを焼却する
汚泥焼却制御装置において、前記汚泥焼却炉の温度を検
出する温度センサと、前記搬送中の汚泥ケーキの含水率
に相当する信号を検出する含水率相当センサ出力信号か
ら前記汚泥ケーキの含水率を演算する含水率演算手段
と、前記汚泥焼却炉への汚泥供給速度と前記含水率演算
手段から得られる汚泥ケーキの含水率とを用いて、前記
汚泥焼却炉に今後投入される汚泥の含水率を時系列的に
予測する含水率時系列予測手段と、この予測手段によっ
て予測される汚泥の含水率の予測値と汚泥燃焼に関する
データとから、汚泥焼却炉内温度変化が予定範囲内とな
るような燃料供給量を演算する燃料供給量演算手段とを
備えることにある。
【0014】このような手段を講じたことにより、投入
しようとする汚泥の含水率の予測値に応じて燃料供給量
を算出でき、この供給量の燃料を汚泥焼却炉に提供する
ことにより、前記汚泥を一定温度範囲で効率良く焼却す
ることが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0016】図1は本発明に係る汚泥焼却制御装置の一
実施の形態を示す構成図である。
【0017】この汚泥焼却制御装置は、汚泥ケーキを供
給する汚泥ケーキ供給系統1と、この汚泥ケーキ供給系
統1から供給される汚泥を焼却する汚泥焼却炉2と、こ
の汚泥焼却炉2内に投入される汚泥を焼却するための燃
料を供給する燃料供給系統3と、これら各系統1、3の
汚泥、燃料の供給量を調節し汚泥焼却炉2内を所定の温
度に制御する焼却制御装置4とによって構成されてい
る。
【0018】前記汚泥ケーキ供給系統1は、下水処理場
等で発生した汚泥ケーキ11を所要の間隔をもって搬送
し汚泥ホッパー12に供給する汚泥供給コンベア13及
びこの汚泥ホッパー12内に供給された汚泥を汚泥焼却
炉2に付設された汚泥ケーキフィーダ21を通して炉内
の流動層に供給する汚泥供給ポンプ14が設けられてい
る。
【0019】前記汚泥焼却炉2は、筒状体に形成され、
その炉高さ方向、つまり炉の下部側から上部側にそって
順次下部燃焼器22、前記汚泥ケーキフィーダ21、上
部燃焼器23及びガストーチ24が取り付けられてい
る。
【0020】前記燃料供給系統3は、都市ガス等の燃料
供給源31と、この燃料供給源31からの都市ガスを下
部燃焼器22、上部燃焼器23及びガストーチ24に導
く配管路32と、空気を取り込んで吐出するシールブロ
ア33と、このブロア33から吐出される空気を都市ガ
スと同様に下部燃焼器22、上部燃焼器23及びガスト
ーチ24に導く少なくとも一つ以上の配管路34a、3
4bとによって構成されている。
【0021】前記焼却制御装置4は、汚泥焼却炉1の炉
壁上下方向に取り付けられ炉内の温度を測定する温度セ
ンサ41、汚泥供給コンベア13の下流端側または汚泥
ホッパー12に設けられ汚泥ケーキ11の含水率を測定
する無接触センサ42aまたは重量センサ42b、前記
汚泥供給ポンプ14の回転数を検出する回転数センサ4
3、ガス燃料の流量を検出する流量センサ44、前記温
度センサ41の検出温度に基づき、操作員が自動運転か
手動運転かを設定し、かつ、自動運転時に燃料供給量一
定モード/汚泥供給量一定モードの運用モードを設定す
る監視操作卓45及びセンサ42の出力に基づいて、汚
泥ケーキ11の汚泥焼却炉1への供給量を制御する汚泥
供給量制御や都市ガス等の燃料の供給量を制御する燃料
供給量制御を実行する制御装置46等によって構成され
ている。
【0022】次に、以上のような汚泥焼却制御装置の動
作について図2を参照して説明する。
【0023】まず、制御装置46は、温度センサ41か
ら送られてくる汚泥焼却炉内の温度を取り込み(S
1)、この炉内温度が汚泥ケーキ11を燃焼するのに適
正な温度であるか否かを判定する(S2)。一般に、汚
泥ケーキ燃焼時の汚泥焼却炉内の温度は過去の経験等か
らほぼ所定の温度範囲にあることが決められている。
【0024】このステップS2において炉内温度が適正
であると判定されたとき、監視操作卓45の表示装置に
燃料供給量一定モード/汚泥供給量一定モードの何れか
の運用モードで運転するかの選択メッセージを表示し、
一方、適正でないと判定されたときには、監視操作卓4
5の表示装置に操作員による手動操作を実施すべきメセ
ージを表示する。従って、適正でないときには、操作員
による手動操作のもとに運転を行うことになる(S
3)。
【0025】ところで、ステップS2において炉内温度
が適正であると判定されたとき、引き続き、何れの運用
モードであるか否かを判定する(S4)。このとき、監
視操作卓45から燃料供給量一定モードが設定されてい
る場合、汚泥供給コンベア13の下流端側に設置される
無接触センサ42aまたは汚泥ホッパー12に設けられ
る重量センサ42bの出力情報を取り込み、この出力値
に所定の係数を乗算する換算式によって汚泥ケーキ11
の含水率を求める(S5)。
【0026】しかる後、制御装置46は、回転数センサ
43から汚泥供給ポンプ14のポンプ回転数を取り込
み、汚泥焼却炉1に対して今後投入すべき汚泥ケーキ1
1の含水率について時系列的な予測を行う(S6)。例
えば汚泥ケーキ11の含水率が既知であり、かつ、ポン
プ回転数(回転速度)がわかれば、今後投入される汚泥
ケーキ数、ひいては汚泥供給量を予測できるので、この
予測値と例えば発熱量等の汚泥の燃焼に関するデータと
を用いて、汚泥焼却炉内の温度が一定となるような汚泥
供給量を演算し(S7)、この汚泥供給量に見合った回
転数指令を汚泥供給ポンプ14に送出し(S8)、汚泥
供給量を制御する。
【0027】次に、ステップS4において監視操作卓4
5から汚泥供給量一定モードが設定されていると判定さ
れたとき、前述と同様に汚泥供給コンベア13の下流端
側に設置される無接触センサ42aまたは汚泥ホッパー
12に設けられる重量センサ42bの出力情報を取込
み、この出力値に所定の係数を乗算する換算式によって
汚泥ケーキ11の含水率を求める(S9)。
【0028】さらに、制御装置46は、回転数センサ4
3による汚泥供給ポンプ14のポンプ回転数を取り込
み、汚泥焼却炉1に対して今後投入すべき汚泥ケーキ1
1の含水率について時系列的な予測を行う(S10)。
そして、前述と同様に予測値と例えば発熱量等の汚泥の
燃焼に関するデータとを用いて、汚泥焼却炉内の温度変
化が予定範囲内となるような燃焼供給量を演算し(S1
1)、この燃料供給量に見合った指令を燃料供給源31
に送出し(S12)、燃料供給量の制御を行う。
【0029】図3は本発明装置による燃料供給量一定モ
ードの運用の一例を説明する図である。
【0030】この例は、含水率の高い汚泥ケーキ11を
投入した時の各種データの変化を示している。なお、実
線は従来の制御による各種データの変化を示し、点線は
本発明装置による各種データの変化を示している。
【0031】今、同図(a)に示すように、時刻t1に
おいて含水率の高い汚泥ケーキ11が汚泥供給コンベア
13に載置されると、当該汚泥ケーキ11が時間T経過
後に汚泥焼却炉1に投入される。
【0032】その結果、含水率の高い汚泥が汚泥焼却炉
内に投入され始めると、同図(b)に示すように時刻t
2において、汚泥焼却炉内の炉内温度が徐々に下がり始
めるが、ここで従来の制御では、操作員が温度計の指示
から炉内の温度が下がってきたことを確認し、含水率の
高い汚泥ケーキ11が投入されていると判断し、同図
(c)の実線のように汚泥供給速度を手動操作によって
徐々に落としている。よって、従来の制御では、汚泥焼
却炉内の温度が大きな傾斜で下降と上昇の変化を呈する
ので、炉内の温度が所定温度となるまでに相当な時間が
かかり、燃料費のコスト増の他、未燃ガスの発生といっ
た問題が出てくる。
【0033】これに対し、本発明装置における制御で
は、同図(c)の点線で示すように含水率の高い汚泥ケ
ーキ11の汚泥焼却炉内への投入に合わせて、汚泥供給
速度を徐々に落すので、同図(b)の点線で示す如く汚
泥焼却炉内の温度変動が抑制され、汚泥焼却炉において
所定の温度範囲を確保でき、ひいては効率のよい運転を
継続できる。
【0034】次に、汚泥供給量一定モードによる運用の
一例について図4を参照して説明する。
【0035】この例においても、燃料供給量一定モード
と同様に、時刻t1において含水率の高い汚泥ケーキ1
1が汚泥供給コンベア13に載置されると(同図a参
照)、当該汚泥ケーキ11が時間T経過後に汚泥焼却炉
1に投入される。
【0036】その結果、含水率の高い汚泥が汚泥焼却炉
内に投入され始めると、同図(b)に示すように時刻t
2で汚泥焼却炉内の炉内温度が徐々に下がり始めるが、
ここで従来の制御では、操作員が温度計の指示から炉内
の温度が下がってきたことを確認し、含水率の高い汚泥
ケーキ11が投入されていると判断し、同図(c)の実
線のように燃料供給量を手動操作によって徐々に増やし
ていく。よって、従来の制御では、汚泥焼却炉内の温度
が大きな傾斜で下降すると、温度を上げるために燃料供
給量を増やしていき、それに伴って炉内の温度が上昇し
て所定温度に達した時に今度は逆に燃料供給量を落とし
ていく。所定の燃料供給量に落ち着かせる。
【0037】その結果、炉内の温度変化に応じて燃料供
給量を大きく変化させるので、炉内温度の安定化に長時
間を要するとともに、その間に燃料供給量を大幅に供給
することになり、燃料費が大幅に増加する問題がある。
【0038】これに対し、本発明装置における制御で
は、同図(c)の点線で示すように含水率の高い汚泥ケ
ーキ11の汚泥焼却炉内への投入に合わせて、燃料の供
給量を増やすことにより、同図(b)の点線で示す如く
汚泥焼却炉内の温度変動が抑制され、汚泥焼却炉におい
て所定の温度範囲を確保でき、ひいては効率のよい運転
を継続できる。
【0039】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、汚泥ケーキ11の含水率を速やかに検出し、汚泥供
給速度または燃料供給量を制御するので、重油やガスの
燃料費を大幅に低減できる。また、汚泥ケーキ11の含
水率を速やかに検出し、汚泥供給速度または燃料供給量
を制御することにより、汚泥焼却炉内の温度変化を小さ
くできるので、燃焼炉の寿命を長くすることが可能であ
る。
【0040】さらに、従来の場合には、汚泥焼却炉内の
温度が下がることにより、未燃ガスが発生するが、本制
御装置では、汚泥焼却炉内の温度を所定の温度範囲で制
御可能であるので、未燃ガスの発生を防止できる。
【0041】さらに、燃料供給量一定モードと汚泥供給
量一定モードとを用意し、何れかの運用モードを選択可
能としているので、ユーザ側において汚泥処理量の優
先、燃料消費量の抑制の優先を適宜選択することができ
る。
【0042】なお、上記実施例では、汚泥の含水率の時
系列的に予測値を求めた後、汚泥焼却炉内温度が一定と
なるような汚泥供給量または燃料供給量を求めるだけに
用いたが、例えば汚泥の含水率の時系列的に予測値を送
出し例えば監視操作卓46の表示装置に表示するように
すれば、人為的に含水率の予測値を把握でき、監視精度
の向上に寄与する。
【0043】その他、本発明はその要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施できる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、汚
泥焼却炉に投入される汚泥の含水率を予測し、汚泥の焼
却を効率的に処理できる汚泥焼却制御装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る汚泥焼却制御装置の一実施の形態
を示す構成図。
【図2】図1に示す制御装置の動作を説明するフローチ
ャート。
【図3】本発明制御装置による燃料供給量一定モードの
一例を説明する各種データの変化状態図。
【図4】本発明制御装置による汚泥供給量一定モードの
一例を説明する各種データの変化状態図。
【符号の説明】
1…汚泥ケーキ供給系統 2…汚泥焼却炉 3…燃料供給系統 4…焼却制御装置 12…汚泥ホッパー 13…汚泥供給コンベア 14…汚泥供給ポンプ 21…汚泥ケーキフィーダ 22…下部燃焼器 23…上部燃焼器 24…ガストーチ 31…燃料供給源 32…配管路 33…シールブロア 34a、34b…配管路 41…温度センサ 42a…無接触センサ 42b…重量センサ 43…回転数センサ 44…流量センサ 45…監視操作卓 46…制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堤 正彦 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 長岩 明弘 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 Fターム(参考) 3K061 AA16 AB01 AC02 DB01 3K062 AA16 AB01 AC02 BA02 CA00 CB00 DA35 DB01 DB12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下水処理施設から発生する汚泥ケーキを
    搬送し、かつ、汚泥供給ポンプを用いて汚泥焼却炉に投
    入し、燃料の供給によって前記汚泥焼却炉内の温度を一
    定に制御し前記汚泥ケーキを焼却する汚泥焼却制御装置
    において、 前記汚泥焼却炉の温度を検出する温度センサと、 前記搬送中の汚泥ケーキの含水率に相当する信号を検出
    する含水率相当センサ出力信号から前記汚泥ケーキの含
    水率を演算する含水率演算手段と、 前記汚泥焼却炉への汚泥供給速度と前記含水率演算手段
    から得られる汚泥ケーキの含水率とを用いて、前記汚泥
    焼却炉に今後投入される汚泥の含水率を時系列的に予測
    する含水率時系列予測手段と、 この予測手段によって予測される汚泥の含水率の予測値
    と汚泥燃焼に関するデータとから、汚泥焼却炉内温度変
    化が予定範囲内となるような汚泥供給量を演算する汚泥
    供給量演算手段と、 を備えたことを特徴とする汚泥焼却制御装置。
  2. 【請求項2】 下水処理施設から発生する汚泥ケーキを
    搬送し、かつ、汚泥供給ポンプを用いて汚泥焼却炉に投
    入し、燃料の供給によって前記汚泥焼却炉内の温度を一
    定に制御し前記汚泥ケーキを焼却する汚泥焼却制御装置
    において、 前記汚泥焼却炉の温度を検出する温度センサと、 前記搬送中の汚泥ケーキの含水率に相当する信号を検出
    する含水率相当センサ出力信号から前記汚泥ケーキの含
    水率を演算する含水率演算手段と、 前記汚泥焼却炉への汚泥供給速度と前記含水率演算手段
    から得られる汚泥ケーキの含水率とを用いて、前記汚泥
    焼却炉に今後投入される汚泥の含水率を時系列的に予測
    する含水率時系列予測手段と、 この予測手段によって予測される汚泥の含水率の予測値
    と汚泥燃焼に関するデータとから、汚泥焼却炉内温度変
    化が予定範囲内となるような燃料供給量を演算する燃料
    供給量演算手段と、 を備えたことを特徴とする汚泥焼却制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114893780A (zh) * 2022-06-14 2022-08-12 上海市政工程设计研究总院(集团)有限公司 用于污泥焚烧的组合式进料系统及污泥焚烧的方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114893780A (zh) * 2022-06-14 2022-08-12 上海市政工程设计研究总院(集团)有限公司 用于污泥焚烧的组合式进料系统及污泥焚烧的方法

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