JP2001200946A - 埋設型弁操作機 - Google Patents

埋設型弁操作機

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JP2001200946A
JP2001200946A JP2000008606A JP2000008606A JP2001200946A JP 2001200946 A JP2001200946 A JP 2001200946A JP 2000008606 A JP2000008606 A JP 2000008606A JP 2000008606 A JP2000008606 A JP 2000008606A JP 2001200946 A JP2001200946 A JP 2001200946A
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Japan
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storage box
operating device
valve
valve operating
buried
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JP2000008606A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Kawanishi
芳和 川西
Sadayuki Nakanishi
定之 中西
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Kitz Corp
Original Assignee
Kitz Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁操作機自体を埋設し、コントローラのみを
地上に出すようにしてコンパクトに配置するようにし、
しかも、地上スペースを有効に活用できるようにすると
共に、弁操作機の機能や制御に影響を与えないようにす
る。 【解決手段】 バルブ本体1とこのバルブ本体1に搭載
した操作機本体5を埋設した埋設型弁操作機おいて、前
記操作機本体5を密封型収納箱6に収納し、この収納箱
6内に適宜の圧力を内封して水等が収納箱6内へ浸入し
ないようにした埋設型弁操作機である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直埋設型の弁操作
機に関し、特に、埋設された弁操作機全体を密閉式の収
納箱にコンパクトに収納し、水等の浸入を防ぐようにし
た埋設型弁操作機に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、パイプライン上にボールバルブ等
のバルブを取り付けて、気体や液体等の流体を制御する
場合、地中への埋設配管であれば、バルブの取り付け領
域については、パイプラインを地上に引き出して、この
地上に配設されたパイプラインに対して、アクチュエー
タ(弁操作機)を搭載したバルブを装着するようにした
り、又は、このバルブの取り付け領域にマンホールを配
設し、このマンホール内にバルブを埋設して、このバル
ブに搭載するアクチュエータのみを地上に出すことでそ
れぞれ対応している。
【0003】また、特開平5−141554号公報(図
12参照)に開示されているように、バルブを含んだ装
置全体30を防水ケース31に収納し、かつ上部は、二
重壁とし、内側壁32に水を通さないが通気性を有する
膜33を設けて防水ケース31内の装置全体30を保護
するようにした構造も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
工法によると、アクチュエータを搭載したバルブを地上
に出すための大掛かりな工事を要したり、アクチュエー
タ付きバルブによって地上スペースを不要に占有する等
の各種の課題点があった。また、特開平5−14155
4号公報によると、装置全体30を特殊ケース31内に
埋設しているため、構造が複雑となり、コストアップの
要因となって経済性に劣る等の問題点を有していた。
【0005】本発明は、上記の実情に鑑みて開発に至っ
たものであり、その目的とするところは、弁操作機自体
を埋設し、コントローラのみを地上に出すようにしてコ
ンパクトに設置するようにし、しかも、地上スペースを
有効に活用できるようにすると共に、弁操作機の機能や
制御に影響を与えないようにした埋設型の弁操作機を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、バルブ本体とこのバルブ本
体に搭載した操作機本体を埋設した埋設型弁操作機にお
いて、前記操作機本体を密封型収納箱に収納し、この収
納箱内に適宜の圧力を内封して水等が収納箱内へ浸入し
ないようにした埋設型弁操作機である。
【0007】請求項2に係る発明は、ガスボンベ等の加
圧装置により、前記収納箱内の圧力を所定の圧力まで加
圧又は維持するようにした埋設型弁操作機である。請求
項3に係る発明は、前記収納箱にガスボンベから窒素等
の不活性ガスを封入するようにしたものであり、請求項
4に係る発明は、前記操作機本体に設けた配線等のライ
ンを収納する集合管を前記収納箱から密閉構造で地上に
延設させるようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明における
埋設型弁操作機の一例を示したもので、図1は、空圧や
油圧のシリンダー式の弁操作機を示し、図2は、電動モ
ータ式の弁操作機を示したものである。図中、1は本例
においては、全溶接タイプのボールバルブ(バルブ本
体)であり、このボールバルブ1は、架台2で地中に埋
設支持され、このボールバルブ1は、パイプライン3
a,3bに接続され、ステムエクステンション4の上部
に操作機本体5を搭載し、この操作機本体5を密封型収
納箱6に収納している。図1は、空圧・油圧等のシリン
ダ5aを用いた弁操作機(アクチュエータ)で、図2
は、電動モータ5bを用いた弁操作機である。本例は、
ボールバルブの一例を示したが、これに限ることなく、
その他のバタフライバルブやゲートバルブ等のバルブに
も応用することができる。
【0009】図3において、金属製等の収納箱6は、本
例において、扁平形状で、かつ矩形状を呈しており、シ
ール材7を介して蓋体8をボルト9で収納箱6に密封状
に固着している。この収納箱6には、窒素ガスを封入し
たボンベ10を送給管11を介して取付け、この送給管
11には、その途中に三方弁(放出弁)12を取付け
て、収納箱6内へ窒素ガス等の不活性ガスを封入するよ
うにしている(本例における封入圧力は、例えば、4.
9KPa程度)。そして、収納箱6内の圧力が過剰にな
ったような場合は、前記三方弁12を操作し、除圧する
ことができる。なお、本実施例の放出弁をストップ弁と
し、適当な封入圧で窒素ガスの送給を停止させるように
してもよい。また、図中、13は収納箱6内の圧力を計
測するための圧力計であり、圧力計13の配管13aの
途中に閉止弁13bを設けている。22は、収納箱6の
蓋体8に設けた吊下部である。
【0010】14は操作機本体5の配線等のライン15
a,15b・・・を収納するための集合管で、この集合
管14は、接手15,15を介して密封式に収納箱6の
一側面に取付けられている。本例における接手15は、
ボルト16を介して密封固着され、集合管14の先端部
を地上に露出させて、図示しないコントローラ等に接続
している。そして、配線等のライン15a,15b・・
・は、接手15のボルト嵌合部の内側にある複数の貫通
穴を介して内部機器と接続されている。ここで、配線等
のライン15a,15b・・・は、個々の貫通穴の部分
でシールされている。なお、本実施例では、集合管14
と操作機本体5との接続をフランジ接続としているが、
図10、11の如く、Oリング23で封止するようにし
たネジ止めであっても良く、この場合は簡便に着脱でき
る。この配線は、図1では、電磁弁やリミットスイッチ
等の電気等の配線であり、図2では、モータや信号の電
気系の配線である。その他、収納箱6内の圧力値を伝達
する信号の配線であってもよい。なお、可燃性流体の場
合は、弁操作機に設けられている電気部品は、通常、防
爆構造を成している。
【0011】また、図1、図2に示すように、道路など
の地中に設置する場合、バルブ本体1を地中に埋設し、
かつ、操作機本体5をマンホール17内に設ける。この
マンホール17は、土砂止め17aと蓋17bより成る
空間17c内に操作機本体5を収納した収納箱6を配設
している。
【0012】図4〜図6は、収納箱6の密封構造の各例
の一部を示したもので、図4は、シール材18を介して
ボルト・ナット18aで収納箱6の側枠6bと蓋体8を
固着しており、図5は、Oリング19を介してボルト・
ナット19aで収納箱6の側枠6bと蓋体8を固着して
いる。また、図6は、シール材20を介してボルト20
aで収納箱6の側枠6bの内側に配設した取付部6dに
螺着している。
【0013】図7は、ステムエクステンション4に、収
納箱6を固着する一例であり、いわゆる三枚締めの固着
部21a,21b,21cを例えばボルト止めして固着
しており、この場合、固着部21bは、収納箱6の底枠
6eを用いている。図8は、ステムエクステンション4
のフランジ4aと収納箱6に接続したフランジ6fをボ
ルト止めして固着している。
【0014】図9は、ステムエクステンション4に収納
箱6の底枠6eを溶着して、収納箱6を固定した例であ
る。なお、収納箱6の板厚は、内圧に耐えられる厚みで
あれば良く(例えば、2〜3mm)、また、収納箱6は、
内部が外方より確認でき、かつ密封構造を有する窓等を
設けるようにしても良い。
【0015】次に、この実施形態の作用を説明する。バ
ルブ本体1を地中に埋設し、操作機本体5を収納箱6に
密封させて地中のマンホール等の空間に位置させると、
地上スペースを有効に活用でき、特に、収納箱6内に不
活性ガスを封入して加圧しておくと、水等の浸入がな
く、安全に操作機が作動し制御することができる。更
に、電気系統の配線は、収納箱6に密閉式に設けた集合
管に収納して地上に延設できるので、コントローラによ
る制御には支障がなく、コンパクトで、確実な埋設工事
を行うことができる。また、収納箱6には、圧力計や放
出弁を設けているので、外部から安全性を確認でき、弁
操作機の補修の際にも簡便に行うことができ、極めて実
用的価値が高い弁操作機を得ることができる。
【0016】本実施例では、ガスボンベ10を収納箱6
に常設しているが、収納箱6内の圧力が所定圧力よりも
低下した際に、ガスボンベやガス供給管を接続し、不活
性ガスを注入し、収納箱6内の圧力を所定の圧力まで加
圧又は維持するようにしてもよい。収納箱6内の圧力
は、弁操作機点検時に圧力計13により確認できるが、
収納箱6内に圧力センサーを取り付け、圧力値データを
集合管内の配線を経由して遠隔地にて把握するようにし
てもよい。この場合、ガスボンベやガス供給管によるガ
スの加圧・減圧を行なう供給駆動部や、これを制御する
供給制御部を配し、圧力値データに基づいて、適当なガ
ス圧に遠隔制御することが可能で、長距離に渡るパイプ
ラインに附設された複数のアクチュエータのメンテナン
スを自動化することができる。
【0017】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、請求項
1に係る発明によると、弁操作機を密封型の収納箱に収
納しているので、コンパクトであり、しかも、地上スペ
ースも不要に占有することなく、経済性に優れた弁操作
機を提供することができ、また、箱内を加圧して水等の
不要な浸入を防止して弁操作機の機能や制御に影響を与
えないようにして弁操作機を確実に作動できるようにし
ている。
【0018】請求項2に係る発明は、収納箱内に水等の
浸入がない状態を維持することができ、弁操作機を常時
安全に制御することができる。また、請求項3に係る発
明は、収納箱内の加圧は、窒素等の不活性ガスを充填し
ているので、引火等の事故を生じさせることなく、安全
に密封することができる。更に、請求項4に係る発明
は、弁操作機の配線等のラインを密閉式の集合管より地
上のコントローラに配設することができるため、弁操作
機の作動や制御に影響を与えることなく、コンパクトで
経済性に優れた埋設型弁操作機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の埋設型弁操作機における空圧・油圧の
操作機の一例を示した断面図である。
【図2】図1の場合以外の電動式弁操作機の一例を示し
た断面図である。
【図3】本発明における収納箱の斜視図である。
【図4】本発明における収納箱の部分断面図である。
【図5】本発明における収納箱の部分断面図である。
【図6】本発明における収納箱の部分断面図である。
【図7】本発明における収納箱を固着する一例を示す断
面図である。
【図8】図7の他例を示す部分断面図である。
【図9】図7の更に他例を示す部分断面図である。
【図10】図3の他例を示した部分斜視図である。
【図11】図10の部分断面図である。
【図12】従来の一例を示した断面説明図である。
【符号の説明】
1 ボールバルブ(バルブ本体) 5 操作機本体 6 密封型収納箱 14 集合管 15a、15b ライン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブ本体とこのバルブ本体に搭載した
    操作機本体を埋設した埋設型弁操作機において、前記操
    作機本体を密封型収納箱に収納し、この収納箱内に適宜
    の圧力を内封して水等が収納箱内へ浸入しないように構
    成したことを特徴とする埋設型弁操作機。
  2. 【請求項2】 ガスボンベ等の加圧装置により、前記収
    納箱内の圧力を所定の圧力まで加圧又は維持することを
    特徴とする請求項1に記載の埋設型弁操作機。
  3. 【請求項3】 前記収納箱にガスボンベから窒素等の不
    活性ガスを封入するようにした請求項1又は2に記載の
    埋設型弁操作機。
  4. 【請求項4】 前記操作機本体に設けた配線等のライン
    を収納する集合管を前記収納箱から密閉構造で地上に延
    設させた請求項1乃至3の何れか1項に記載の埋設型弁
    操作機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006214547A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Nitto Kohki Co Ltd 防水エア分岐装置
JP2014234900A (ja) * 2013-06-04 2014-12-15 株式会社Ihi アクチュエータユニット
CN108591566A (zh) * 2018-04-13 2018-09-28 海洋石油工程(青岛)有限公司 油气管线阀门部位上的拆卸式阀门被动防火装置

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