JPS6123982Y2 - - Google Patents

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JPS6123982Y2
JPS6123982Y2 JP7015481U JP7015481U JPS6123982Y2 JP S6123982 Y2 JPS6123982 Y2 JP S6123982Y2 JP 7015481 U JP7015481 U JP 7015481U JP 7015481 U JP7015481 U JP 7015481U JP S6123982 Y2 JPS6123982 Y2 JP S6123982Y2
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JP
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main valve
valve
compressed gas
gas
pressure gas
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JP7015481U
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Description

【考案の詳細な説明】 高圧ガス特に塩素ガスは、上水道の滅菌用とし
て有効であるので、浄水場などで広く使用されて
いるが、万一この塩素ガスが漏洩した場合は、有
毒ガスとして住民などに危害を及ぼすので、ガス
漏洩検知装置、ガス中和装置等種々の安全手段が
整備されており、更に、強い地震などにより事故
を考慮して、ガス注入管の途中に例えば感震バル
ブにより流体弁を不然性圧縮気体により作動する
緊急遮断弁などを取り付ける場合もある。しか
し、前記緊急遮断弁は、高圧ガス容器からの使用
場所に至る配管の途中に設けられているので、緊
急遮断弁より容器に近い側で配管が折損した場合
は、このような遮断弁を設けた意味がない。しか
も、実際上、緊急時に手動によらずに高圧ガス容
器の元弁を閉止しうるようにすることこそ、ガス
漏洩防止のために最も望ましいことである。
この考案は上記問題を解決するのに、元弁本来
の構造を変えるとなく、また、元弁の閉止を行な
うのに電動機のように緊急時に停電で使用できな
くなるおそれにあるものや、腐食などで必要時に
作動しないおそれのあるぜんまいばねなどを使用
せず、圧縮空気のような人体に無害の圧縮気体を
利用して、緊急時に自動的に迅速かつ安全に元弁
閉止操作を行なわせる装置を提供しようとするも
のである。
従来、エアツールと称して5〜7Kg/cm2程度の
圧縮空気を駆動源とした工具が市販されており、
このような工具は多くの特徴を有して自動車工場
等でボルト締め等に使用されている。また、浄水
場等には、計器用その他の用途のために圧縮空気
設備がある。
この考案は、緊急時の災害防止のため、前記工
具及び設備に着目して、両者の特徴の相乗効果が
得られる装置を提供しようとするものである。
次に添付図面に示す例によつてこの発明の装置
を説明する。
普通浄水場のボンベ室等に設置されている1ト
ン或いは50Kgの塩素ボンベの元弁2は、第5図に
示すように弁体Aの中軸部にねじ嵌合されている
スピンドルBの基部Cが弁座Dに対して圧接、離
反することにより、弁機能を果たすようになつて
いるので、スピンドルBの胴部にはこのスピンド
ルBを推進及び後退させるためのねじ溝Eが刻ま
れており、したがつて角形のスピンドル頭部Fを
スパナ等で旋回緊締すれば弁を閉止することがで
きるが、今まではすべて手動によつて元弁を閉止
しており、自動的に元弁を閉止するものはなかつ
た。ただ一般のバルブで、圧縮空気や油圧による
スピストン作用で元弁を閉止するものや、元弁を
モータで回動させることにより、ねじ締めで自動
閉止するものは多々ある。そして、ボンベG内の
ガスの使用に際して元弁胴部Hの接続口Iに補助
弁Jを接続し、そこから更に胴管Kを引き出して
塩素滅菌装置まで配管してから、スピンドルBの
基部Cを開き補助弁スピンドルLを1.5〜2回転
程度緩めて、ガスの排出を行つている。この元弁
の閉止に当つてスピンドルBの緊締操作は確実で
あることを要するが、この際に加える力が過大で
あると、スピンドルBを折損したり又は損傷を与
えて危検であるので、ボンベ元弁の緊締操作の取
り扱いに際しては、使用スパナは長さ20cmのもの
を指定して過大なトルク負荷が作用しないように
するなど、その操作は慎重さが要求され、最大ト
ルクは400Kg/cm程度とされており、当然、この
考案の遠隔閉止操作においても同様であり、例外
は許されない。
第1図及び第2図に示す例は、元弁スピンドル
を回動するエアモータとして公知のロータリ式の
ラチエツトスパナを使用し、圧縮空気の圧力降下
の際の空気の流れをロータに作用させて回転動力
を得て、それを減速して用いるもので、すなわ
ち、第1図において、高圧ガス容器1の元弁2に
連絡した元弁スピンドルBに対し嵌合するリミツ
ト接手14の方形断面の頭部4の形状に合わせて
この頭部4に嵌合する伝動部材すなわち伝動冠5
を準備し、この伝動冠5に形成した方形断面の孔
部6にラチエツトスパナ7の頭部8を嵌合し、前
記ラチエツトスパナ7は第2図に示すようなロー
タ9、減速機10その他の動力伝達機構等を内蔵
する筒状の本体11を有し、この本体11は前記
高圧ガス容器1の上部に支持部材12を介して取
り付けられる。なお、スピンドルBの増し締めに
よる破損を防ぐためのリミツト接手14は同心的
にして相互に自由に回転する円板を超負荷により
切断されるシヤーピン13で固着してなるもの
で、スピンドルBは過大なトルクがかからないラ
チエツトスパナとこのシヤーピン13による2重
の安全策をこうじるもので、リミツト接手14を
省いて直接的にスピンドルBの頂部Fをラチエツ
トスパナ7の伝動冠5の孔部6に嵌合させてもよ
い。
一方、ラチエツトスパナ7の動力源として、コ
ンプレツサに連結し、あらかじめ圧縮空気、窒素
ガス、炭酸ガス等の人体に無害の圧縮気体を貯え
たエアータンク(図示せず)から、又は第3図に
示すようなボンベ架台15に取り付けた6〜7
Kg/cm2程度の小型の圧縮気体ボンベ16から、圧
縮気体供給部をホース17を介して供給するので
あるが、この途中には例えば詳細を第4図に示す
ような、通常は閉止し外力を受けて通気状態とな
る作動指示機構のオープン弁18を介在させてな
るものである。すなわち、このオープン弁18
は、第4図において弁体19の上部に頂端を突出
させてなるステム20の下部に錐形部21を設
け、この錐形部21が常時はばね22の弾性力に
よつて弁座23に圧接されていることにより、弁
座室24の側方の入口25と弁座23の上方の筒
腔26に通じる出口27との連通が阻止されてい
るが、このオープン弁18と並設されている地震
感知装置(これは例えば石油ストーブに用いられ
ている市販品を使用するのが便利である。)28
のレバー29により、震動感知時にステム20の
頂端が圧下されれば、ボンベ16内の圧縮気体を
直ちにオープン弁18を経てラチエツトスパナ7
に導入し、元弁スピンドル3を回転させ元弁2の
閉鎖を行なうことができる。
上記の場合、オープン弁18は単に地震感知に
よつてのみ作動させるのではなく、第4図に示す
ようにあらかじめ三方口電磁弁30を有するバイ
パス31を設けて電気操作によつても通気が行な
われるので、例えば公知のガス漏洩検知装置32
と連結しておくことによつて、その検知信号で三
方口電磁弁を作動させ、地震を感知しなくとも元
弁2の閉止が可能となり、更に、元弁2の閉止が
できて便利である。なお、電磁弁30オープン弁
18及び地震感知装置28を耐食性材料例えばプ
ラスチツク製のケース33に収納しておけば、塩
素ボンベ室内に常時取り付けられていても、漏洩
ガスによる腐食のための故障は未然に防止するこ
とができる。
この考案は上述したようにして実施されるもの
であり、高圧ガスボンベに直接固着される元弁の
スピンドル頭部Fに連結嵌合したりリミツト接手
14の頭部4を圧縮気体により駆動されるラチエ
ツトスパナ7の回動頭部の伝動冠5に嵌着すると
共に、このスパナ7の駆動管路を感震装置28や
塩素ガス漏洩検知装置32の外部信号によつて作
動するオープン弁18を介して圧縮気体源16と
連通したもので、元弁2の本来の構造を変えるこ
となく合法的かつ安全であつて、また、伝動部材
の着脱が容易で、手動操作に差しつかえがなく、
しかも、圧縮ガス工具の特徴である過負荷時には
漏気させることによつてスピンドルの損傷を回避
させることができるばかりでなく、圧力調整によ
つてトルク調節ができ、かつ、作動は確実でしか
も軽量、コスト安にできるので、単に塩素ボンベ
のみならず、他の高圧ガス容器全般に使用でき
て、防災上極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の要部の配置図、
第2図はそのエアモータの一部を示す図、第3図
は全体図、第4図は対震オープン弁の断面図、第
5図は公知の元弁の構造の説明のための竪断面図
である。 なお図において、1……高圧ガス容器、2……
元弁、3……スピンドル、4……頭部、5……伝
動冠(伝動部材)、6……孔部、7……ラチエツ
トスパナ、8……頭部(スパナ7の)、11……
本体、16……圧縮気体ボンベ、18……オープ
ン弁、28……地震感知装置、30……三方口電
磁弁、32……ガス漏洩検知装置、33……ケー
ス(耐食性材料)である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 不然性圧縮気体源とこの不然性圧縮気体源から
    圧縮気体により作動する高圧ガスボンベ元弁閉止
    作動装置との間に感電装置等により作動するオー
    プン弁を介して管路で接続してなる高圧ガス容器
    元弁遠隔装置において、高圧ガスボンベに直接固
    着される元弁のスピンドル頭部に連結嵌合したリ
    ミツト接手の頭部を圧縮気体により駆動されるラ
    チエツトスパナの回動頭部の伝動冠に嵌着すると
    共に、このラチエツトスパナの駆動管路を感震装
    置や外部信号によつて作動するオープン弁を介し
    て前記圧縮気体源と連通してなる高圧ガス容器元
    弁遠隔閉止装置。
JP7015481U 1981-05-15 1981-05-15 Expired JPS6123982Y2 (ja)

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JP7015481U JPS6123982Y2 (ja) 1981-05-15 1981-05-15

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JP7015481U JPS6123982Y2 (ja) 1981-05-15 1981-05-15

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JPS5748358U JPS5748358U (ja) 1982-03-18
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