JP2001200829A - 吊り下げ具 - Google Patents
吊り下げ具Info
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- arm
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- Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
Abstract
かも使い勝手のよい吊り下げ具を得る。 【解決手段】 それぞれがC字状に形成された第1鉤部
(下フック)3および第2鉤部(上フック)2を互いに
反対向きとしてS字状に連結するにあたって、第1鉤部
3と第2鉤部2の各基端部3a,2a同士を回転軸5を
介して回転可能に連結するとともに、第1鉤部3の基端
部3aに、同第1鉤部3の回転に伴なって第2鉤部2の
開口部23を開閉するアーム4を一体に形成する。
Description
S字状に連結してなる吊り下げ具に関し、さらに詳しく
言えば、一方の鉤部にロック機構を備え、引っかけた状
態が簡単には外れないようにした吊り下げ具に関するも
のである。
げ物を吊り下げる道具の一つとして、S字状に形成され
た吊り下げ具がある。図7に示すように、このS字状吊
り下げ具10は、ほぼC字状に形成され、その開口部2
01が斜め下側に向けられた上フック20と、同じくほ
ぼC字状に形成され、その開口部301が斜め上側に向
けられた下フック30とをS字状に一体に連結した構成
とされている。
ック20を例えば物干し竿などのポールPに引っかけ、
下フック30に例えば植木鉢などの被吊下げ物を引っか
けることにより、ポールPに対して所望とする被吊下げ
物を簡単に吊り下げることができる。
に示されているように、上フック20をテーブルなどの
ボードBの端縁に引っかけて手荷物40などを吊り下げ
るような使い方をされる場合もある。
10は、その形状が単純なS字状であるため、金属製、
プラスチック製のいずれの場合でも容易かつ安価に製造
できるできるが、他方において、次のような課題を抱え
ている。
らの力にきわめて弱い。図7に示されているように、ポ
ールPに上フック20を引っかけて使用する場合、何ら
かの原因で下方向から突き上げられると、簡単にポール
Pから外れてしまう。
部分を球状に形成したり、ゴムなどによって滑りにくく
するなどの提案がなされているが、上フック20にポー
ルPを通すだけの開口部201がある以上、脱落する可
能性は残されている。
0をテーブルなどのボードBに引っかけて使用する場合
においても、吊り下げ具10は上フック20の先端20
2の1点で支えられることになるためきわめて不安定で
あり、少し触れただけでも外れてしまうことがある。
題を解決するためになされたものであって、その目的
は、脱落防止のためのロック機構を備えた吊り下げ具を
提供することにある。
ぞれがC字状に形成された第1鉤部および第2鉤部を有
し、これらの鉤部を互いに反対向きとしてS字状に連結
してなる吊り下げ具において、上記第1鉤部と上記第2
鉤部の各基端部同士が回転軸を介して回転可能に連結さ
れているとともに、上記第1鉤部の基端部には、同第1
鉤部の回転に伴なって上記第2鉤部の開口部を開閉する
アームが一体に形成されていることを特徴としている。
鉤部のロック機構として作用する。すなわち、上記第2
鉤部を上フックとして例えば物干し竿に引っかける場合
には、下フックである上記第1鉤部の開口部側を上記第
2鉤部側に回転させると、それに伴なって上記アームが
回転し、上記第2鉤部の開口部が開放される。
に引っかけた後、上記第1鉤部を上記とは反対方向に回
転させると、上記第2鉤部の開口部が上記アームにより
閉じられることになり、衝撃が加わってもロック機構に
よって吊り下げ具が脱落することはない。
上記第2鉤部の少なくとも先端部側に対して所定の摩擦
力をもって接触するように形成されていることが好まし
い。この場合、上記第2鉤部に対する上記アームの先端
部の接触部位は、上記第2鉤部の先端部側の外周面、側
面もしくは内周面のいずれであってもよいが、好ましく
は上記アームの先端部に上記第2鉤部の先端部に対する
嵌合孔を形成し、この嵌合孔を上記第2鉤部の先端部に
接触させるとよい。
に摩擦的に接触させる手段としては、その接触面を粗面
とする方法、その接触面にゴムなどの弾性体を貼り付け
る方法などがあるが、使い勝手からすると、カチカチと
いう軽快なクリック音を発生して係合する凹凸嵌合によ
るクリック力発生手段が好ましい。
軸に対して直交する第2回転軸を設け、この第2回転軸
により上記第1鉤部を回転可能に保持してもよく、これ
によれば、被吊り下げ物を任意の方向に回転させること
ができる。
て図面を参照しながら説明する。
この吊り下げ具1は、それぞれがほぼC字状に形成され
た2つの鉤部2,3を備えている。この実施例におい
て、一方の鉤部2を上フック、また、他方の鉤部3を下
フックとし、以下、上フック2、下フック3として説明
する。
もしくは金属製のいずれであってもよく、上フック2と
下フック3は、それらの開口部23,33の向きを反対
としてS字状に組み合わせられ、図2に示されているよ
うに、それらの一方の端部である各基端部2a,3a同
士が回転軸5を介して回転可能に連結されている。
ック2および下フック3を含む平面に対して直交する方
向に軸挿通孔22,32が穿設されており、これらの各
軸挿通孔22,32に回転軸5が挿通されて、上フック
2と下フック3が相対的に回転可能に連結される。
いポールなどに引っかけて吊り下げられる場合、回転軸
5はほぼ水平方向に配向され、上フック2と下フック3
は、その仮想垂直面に沿って相対的に回転可能となる。
状)に形成されたアーム4が一体に連設されている。こ
のアーム4は、下フック3の回転に伴なって上フック2
の開口部23を開閉する。
3の基端部3a側から見て、上フック2の先端部2bを
超える長さを有するとともに、このアーム4には上フッ
ク2の先端部2bが嵌合されるスリット状の嵌合孔43
が形成されている。
いに平行に延びる側板42,42と、この側板42,4
2の先端間に掛け渡された梁部41とを有し、これら側
板42,42と梁部41とにより、スリット状の嵌合孔
43が形成されている。
摩擦力をもって係合する摩擦係合手段が設けられてい
る。この実施例において、上記摩擦係合手段は、上フッ
ク2の先端部2bの外周面に所定間隔をもって形成され
た複数の凸部21として示されている。
り、アーム4の嵌合孔43内に上フック2の先端部2b
を嵌合して行くと、アーム4の梁部41が軽快なクリッ
ク音とクリック力を発生しながら各凸部21を乗り越
え、その嵌合力を解除することにより、アーム4の梁部
41が所定の凸部21間に係合保持される。
を例えば物干し竿などのポールを取り付ける使用例を説
明する。まず、上フック2を一方の手で持つとともに、
下フック3を他方の手で持ち、図3において上フック2
を時計方向、もしくは下フック3を反時計方向に回転さ
せて、上フック2の先端部2bからアーム4を外して、
上フック2の開口部23を開放する。
ポールPに引っかけた後、今度は図3において上フック
2を反時計方向、もしくは下フック3を時計方向に回転
させて、上フック2の先端部2bをアーム4の嵌合孔4
3内に嵌合させ、アーム4の梁部41を所定の凸部21
間に係合させる。
ーム4により閉じられる(ロックされる)ため、吊り下
げ具1が下方から突き上げられたとしても、ポールPか
ら脱落することはない。また、下フック3に例えば手提
げ袋などを吊り下げると、その荷重がアーム4に伝達さ
れることになるため、上フック2に対するアーム4の係
合がより強固になる。
板42,42と、それらの先端間に掛け渡された梁部4
1とから構成しているが、図4に示されているように、
アーム4をその一方の側板42を削除したいわゆる片持
ち式としてもよい。
右一対の側板42,42もしくはその片側の側板42の
みの構成とし、その側板42と上フック2の側面との間
に摩擦係合手段を設けてもよい。さらには、アーム4を
上フック2の先端部2bの内周面と接触する長さとし
て、それらの間に摩擦係合手段を設けてもよい。
ーム4と上フック2の接触面を粗面化したものであって
もよいし、アーム4と上フック2の接触面にゴムなどの
弾性体を貼り付けたものでもよい。
下げ具1aが示されている。この吊り下げ具1aにおい
て、上フック2は上記実施例と変わるところはないが、
下フック3とアーム4とがそれぞれ別部材として構成さ
れている。
ック3の基端部3aが下フック3側の基端部3bとアー
ム4側の基端部3cとに分割されており、これら各基端
部3b,3cは、上記回転軸(第1回転軸)5と直交す
る方向に配向された回転軸(第2回転軸)6により回転
可能に連結されている。なお、各基端部3b,3cの対
向面はそれぞれ平滑面34,43とされている。
転軸5を介して回転可能に連結されている。したがっ
て、この吊り下げ具1aを図3のようにポールPに吊り
下げた状態において、下フック3は上フック2に対し
て、第1回転軸5により上下方向に回転可能で、第2回
転軸6により左右方向に回転可能である。
aは、テーブルなどの縁に引っかけて使用することもで
きる。図6にはその内の吊り下げ具1についての他の使
用例が示されており、吊り下げ具1をテーブルのボード
Bに取り付けるには、アーム4を完全に開いた状態とし
て、上フック2とアーム4との間にボードBの縁を差し
込めばよい。
して上フック2の先端部2bとアーム4の先端部(梁部
41)の2点で支持される。そして、下フック3に被吊
下げ物を吊り下げると、アーム4の先端部には上向きの
力が加わり、上フック2の先端部2bには下向きの力が
加わるため、吊り下げ具1は、上フック2とアーム4と
によってボードBを挟み込むようにして強固に固定され
る。また、第2実施例の吊り下げ具1aも同様に使用で
きる。
示するまでもなく、下フック3を上側フックとし、上フ
ック2を下側フックとして、その上下を逆さまとして使
用できることはもちろんである。
それぞれがC字状に形成された第1鉤部および第2鉤部
を互いに反対向きとしてS字状に連結するにあたって、
第1鉤部と第2鉤部の各基端部同士を回転軸を介して回
転可能に連結するとともに、第1鉤部の基端部に、同第
1鉤部の回転に伴なって第2鉤部の開口部を開閉するア
ームを一体に形成したことにより、ポールなどから簡単
に外れることがなく、しかも使い勝手のよい吊り下げ具
を得ることができる。また、この吊り下げ具によれば、
テーブルの縁などにも安定して取り付けることができ
る。
視図。
けた状態を示す側面図。
図。
取り付けた状態を示す側面図。
を示す側面図。
Claims (5)
- 【請求項1】 それぞれがC字状に形成された第1鉤部
および第2鉤部を有し、これらの鉤部を互いに反対向き
としてS字状に連結してなる吊り下げ具において、 上記第1鉤部と上記第2鉤部の各基端部同士が回転軸を
介して回転可能に連結されているとともに、上記第1鉤
部の基端部には、同第1鉤部の回転に伴なって上記第2
鉤部の開口部を開閉するアームが一体に形成されている
ことを特徴とする吊り下げ具。 - 【請求項2】 上記アームの先端部は、上記第2鉤部の
少なくとも先端部側に対して所定の摩擦力をもって接触
するように形成されていることを特徴とする請求項1に
記載の吊り下げ具。 - 【請求項3】 上記アームの先端部と上記第2鉤部の先
端部との間には、凹凸嵌合によるクリック力発生手段が
設けられていることを特徴とする請求項2に記載の吊り
下げ具。 - 【請求項4】 上記アームの先端部には、上記第2鉤部
の先端部に対する嵌合孔が形成されていることを特徴と
する請求項2または3に記載の吊り下げ具。 - 【請求項5】 上記第1鉤部の基端部には、上記回転軸
に対して直交する第2回転軸が設けられ、同第2回転軸
により上記第1鉤部が回転可能に保持されていることを
特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の吊
り下げ具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000006689A JP3641404B2 (ja) | 2000-01-14 | 2000-01-14 | 吊り下げ具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000006689A JP3641404B2 (ja) | 2000-01-14 | 2000-01-14 | 吊り下げ具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001200829A true JP2001200829A (ja) | 2001-07-27 |
JP3641404B2 JP3641404B2 (ja) | 2005-04-20 |
Family
ID=18535180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000006689A Expired - Lifetime JP3641404B2 (ja) | 2000-01-14 | 2000-01-14 | 吊り下げ具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3641404B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3018368A3 (de) * | 2014-10-06 | 2016-05-25 | Ropimex R. Opel GmbH | Doppelhaken und systeme |
JP2019180964A (ja) * | 2018-04-13 | 2019-10-24 | 東和産業株式会社 | 物干し具 |
-
2000
- 2000-01-14 JP JP2000006689A patent/JP3641404B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3018368A3 (de) * | 2014-10-06 | 2016-05-25 | Ropimex R. Opel GmbH | Doppelhaken und systeme |
JP2019180964A (ja) * | 2018-04-13 | 2019-10-24 | 東和産業株式会社 | 物干し具 |
JP7006928B2 (ja) | 2018-04-13 | 2022-01-24 | 東和産業株式会社 | 物干し具 |
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---|---|
JP3641404B2 (ja) | 2005-04-20 |
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JPH041917Y2 (ja) |
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