JP2001200732A - 内燃機関用燃料噴射ポンプの始動増量装置 - Google Patents

内燃機関用燃料噴射ポンプの始動増量装置

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JP2001200732A
JP2001200732A JP2000008734A JP2000008734A JP2001200732A JP 2001200732 A JP2001200732 A JP 2001200732A JP 2000008734 A JP2000008734 A JP 2000008734A JP 2000008734 A JP2000008734 A JP 2000008734A JP 2001200732 A JP2001200732 A JP 2001200732A
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control rack
fuel
stop lever
stop
internal combustion
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Toshiharu Haniyu
俊治 羽生
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Denso Corp
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 極低温時に燃料増量を適正に行って始動性を
向上する内燃機関用燃料噴射ポンプの始動増量装置を提
供する。 【解決手段】 コントロールラック5側と停止レバー4
4側との間に設けた係合機構部41、42により、停止
レバー44側が始動開始信号を受けて停止解除する作用
力をコントロールラック5側が燃料増量方向に働く補助
力として利用する。始動後、係合機構部41、42を離
脱した停止レバー44側はコントロールラック5側の動
きに影響しない位置で係止する。停止時は、停止レバー
44側は噴射量を強制停止させる方向に動作し、係合機
構部41、42は再び係合し、次回の始動時に備える。
以上の係合機構部41、42を付加した構成により、コ
スト、搭載性面および信頼性の優れた始動増量装置が得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関用燃料噴
射ポンプの始動時の増量装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】極低温時のエンジン始動開始時、燃料噴
射ポンプ内の潤滑油および燃料油の粘度が通常温度時よ
りも増大し、燃料噴射量を決定するコントロールラック
の移動抵抗力が増すことによりコントロールラックが始
動時の噴射量位置まで行かず、燃料増量を充分に実行す
ることが困難となり始動不良に至る問題がある。
【0003】この問題を解決するために、例えば燃料噴
射ポンプの遠心力式調速機として特開平7−28653
4号公報に始動増量に関する技術が開示されている。特
開平7−286534号公報に開示されている技術は、
アジャスティングレバーの回転動作と連動して第2カム
を介して第1カムの燃料減方向の回転を規制するため、
アジャスティングレバーの作用力を連結ピン、フローテ
ィングレバー、中間レバーを介して直接的にコントロー
ルラックを燃料増方向に突き出す突出力として作用させ
コントロールラックを燃料増量側に移動させて始動性を
改良する提案がされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平7−2
86534号公報に開示される始動性を改良する技術で
は、極低温時のコントロールラックの移動抵抗力の増大
に打ち勝つための補助力を得るのに煩雑な付加装置が必
要となり、コストが増大するという問題がある。
【0005】また、従来より燃料噴射ポンプのガバナと
して使用されている遠心力調速機では、極低温始動時に
燃料増量を充分に実行することが困難な場合がある。こ
の極低温始動時の燃料増量機能が損なわれる場合の作動
について図5に基づいて詳細に説明する。
【0006】エンジン始動開始時、遠心力式調速機のア
ジャスティングレバー18をアイドル位置から全負荷位
置側に倒したとき、アームレバー7も同時に支点22を
中心として反時計方向に回転する。エンジン回転数が零
回転の時、ウエイト1は閉じた位置にあるため、サポー
トレバー2とフローティングレバー3との連結部31は
スライディングシャフト19により位置決めされる。し
たがって、エンジン始動開始時、アームレバー7の回転
力は、フローティングレバー3の長溝部27にてフロー
ティングレバー3に対して作用し、連結部31を支点と
してフローティングレバー3を反時計方向に回転させる
力を発生させ中間レバー4を介してコントロールラック
5を燃料増量側に押す。さらにコントロールラック5の
先端に取り付けられたラックアーム16とガバナハウジ
ング23との間に設置された引張スプリング14の張力
F1 と合わせコントロールラック5を燃料増量側に押し
出す力を発生する。
【0007】ところが、極低温時のエンジン始動開始
時、潤滑油および燃料油の粘度が通常温度時よりも増大
しているため、燃料増方向へのコントロールラック5の
移動を妨げる抵抗力Rがかなり大きい。このため、カム
プレート9とガバナカバー21の支点13との間に配設
された引張スプリング12のセット荷重F2 を超えるカ
ムプレート9の反時計方向への回動力が作用して引張ス
プリング12が負けて伸びてしまうため、コントロール
ラック5が増量側に移動できないという不具合がある。
【0008】この不具合解決策として、ガバナの構造に
おいては、前述のように抵抗力Rが増大したとき、それ
に対抗し引張スプリング12のセット荷重を大きくする
方法が考えられるが、その引張スプリング12のセット
荷重を大きくするとすれば、エンジン始動開始時、各連
結部の作用荷重が増加するため、ガバナの信頼性が大き
く低下する。具体的には、エンジン始動開始時、アジャ
スティングレバー18をアイドル位置から全負荷位置側
に倒したときセンサレバー6がトルクカム8に当接し、
そのときキャンセル部のカムプレート9の逃げ力が強く
なってセンサレバー6が当接するトルクカム8の面圧が
大きくなり、トルクカム8の耐摩耗性が悪化するという
問題が発生する。
【0009】本発明の目的は、上記点に鑑み、極低温時
のコントロールラックの燃料増側への移動抵抗力の増大
に打ち勝つための補助力をコスト、搭載性面および信頼
性の優れた始動増量機構により得て、始動時の燃料増量
を適正に行い始動性を向上させる内燃機関用燃料噴射ポ
ンプの始動増量装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明の請求項1記載の内燃機関用燃料噴射ポ
ンプの始動増量装置によると、コントロールラックに設
けた係合機構部と停止レバーとを係合させ、コントロー
ルラックを停止レバーの停止解除動作方向、つまり燃料
増量動作方向に追動させる。極低温時コントロールラッ
クが始動時の噴射量位置まで行かない問題に対し、この
燃料増量動作方向に追動させる力をコントロールラック
の燃料増側への補助力として利用する。
【0011】上述した補助力を得たコントロールラック
は、どの温度域においても始動時の噴射量位置まで移動
することができ、確実に燃料増を行い始動性を向上させ
る。
【0012】また、係合機構部により得た補助力はコン
トロールラックに対し作用するので、主導力を伝える中
間レバー側の各連結部への作用荷重は増加せず耐摩耗性
が悪化するという問題は発生しない。
【0013】更に、補助力を得るためにコントロールラ
ックに設けた係合機構部は、始動時の所定噴射量位置ま
で移動後は両者の係合関係を解除させるように構成され
ているので、始動後の噴射量調整機構の本来の機能に影
響を与えないので燃料噴射ポンプ自体の信頼性を保持す
る。
【0014】本発明の請求項2記載の内燃機関用燃料噴
射ポンプの始動増量装置によると、コントロールラック
に係合部材と停止レバーにピン部とを有しているが、停
止レバーに設けるピン部は、従来より停止レバーによる
噴射量を強制停止させる目的でコントロールラック側と
当接する形態で装着されているピン部をそのままの状態
で、本発明の係合機構部の係合する一方の部材として利
用する。
【0015】このように、コントロールラック側に係合
部材を配設するのみなので搭載性面に優れ、本発明実施
時の生産コストを抑えることができる。
【0016】また、停止レバーの動作に応じて係合部材
とピン部とが係合または離脱するので、始動および停止
を繰り返す内燃機関の動作に応じてコントロールラック
と停止レバーを係合または離脱することができる。
【0017】本発明の請求項3記載の内燃機関用燃料噴
射ポンプの始動増量装置によると、停止レバーの中間に
回転軸を有し、一端側にピン部および他端側に停止解除
動作方向に付勢する付勢手段が設けられている。これら
停止レバーの構成は、従来より停止レバーによる噴射量
を強制停止させる目的で配設されており、この停止解除
動作方向に付勢する付勢手段を本発明の補助力として利
用する。
【0018】よって本発明実施時の生産コストを抑える
ことができる。
【0019】本発明の請求項4記載の内燃機関用燃料噴
射ポンプの始動増量装置によると、係合部材をバネ材か
らなるフックプレートとしたので、ピン部に引っ掛る簡
単な形状のフックプレートは、本発明の係合部材として
の機能を果たし、かつ安価なバネ材を用いる。よって、
本発明実施時の生産コストを抑えることができる。
【0020】このように、安価で信頼性の高い内燃機関
用燃料噴射ポンプの始動増量装置を提供することが可能
となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の内燃機関用燃料噴
射ポンプの始動増量装置の実施形態について図面を参照
しながら詳細に説明する。
【0022】図1から図4は、本発明の一実施形態を示
すもので内燃機関用燃料噴射ポンプである列型噴射ポン
プに用いられる始動増量装置の例を示す。図1は本発明
の一実施形態によるラックアーム部の部分拡大図を示
す。図2は本発明の一実施形態によるフックプレートの
取付け状態を部分拡大斜視図で示す。図3は本発明の一
実施形態による停止レバーとコントロールラックの作動
ダイアグラム図を示す。図4は本発明の一実施形態によ
る停止レバーとコントロールラックの作動工程の説明図
を示す。
【0023】先ず、本発明一実施形態である始動増量の
ための補助力を得る目的で改良を加えたコントロールラ
ック5の周辺部分について、従来の機構、構成を図5、
図6を用いて説明する。
【0024】燃料噴射量を制御するコントロールラック
5にラックアーム16がボルト43により固定され、噴
射量を強制停止させる停止レバー44がガバナハウジン
グ23に配設された支点46に回転自在に取り付けられ
ている。
【0025】停止レバー44は支点46を境に上腕部4
4aと下腕部44bよりなり、一体化して回動する。上
腕部44aとガバナハウジング23に配設された固定端
部47間にとしてのリターンスプリング45が配設され
る。このリターンスプリング45により図6の図中右方
向に上腕部44aを引っ張る力に抗して、図示しない燃
料カットアクチュエーターにより上腕部44aを左方向
に引かれることにより下腕部44bは支点46を中心に
図中右方向に回動する。
【0026】下腕部44bにはピン部42が設置され、
ラックアーム16の当接面16aに当接可能に配置さ
れ、ピン部42を当接面16aに押し当てコントロール
ラック5とボルト43固定により一体化したラックアー
ム16を図中右方向に移動させることにより噴射量は減
量される。
【0027】ラックアーム16にはアジャスティングレ
バー18の回転動作およびフライウエイト1の作用力を
統合して間接的に伝える中間レバー4がラックアーム1
6に設けられた支店16cに配設されている。
【0028】一方この中間レバー4の動きに抗するよう
にラックアーム16のフック部16dとガバナハウジン
グ23に配設された支点46間にテンションスプリング
14が配設される。
【0029】次に、本発明の一実施形態である始動増量
装置の部分、つまり極低温時のコントロールラックの燃
料増側への移動抵抗力の増大に打ち勝つため、従来の中
間レバーの動きを受けてコントロールラック側が燃料増
量する側に移動する主導力に加え、コントロールラック
側と停止レバー側との間に設けた係合機構部により、停
止レバー側が始動開始信号を受けて停止解除する作用力
を前述した主導力の補助力として利用する。この補助力
を得てコントロールラックは、始動時の噴射量位置まで
移動可能となる。この補助力を得る部分の構成について
図1、図2を用いて説明する。図中、従来の構成と同じ
部分には同じ番号を付与する。
【0030】本発明の一実施形態による補助力を得る部
分は、上述した従来の機構、構成をそのままに以下のよ
うに構成した。燃料噴射量を制御するコントロールラッ
ク5と一体化したラックアーム16に係合部材としてバ
ネ材等でつくられたフックプレート41を止め部材41
aにより固定する。尚、停止レバー44の下腕部44b
には、従来より停止時にコントロールラック5をラック
アーム16を介して噴射量を強制停止させるように押付
けるピン部42が設けられており、フックプレート41
は、ピン部42に安定して係合・離脱するような形状に
成型、配置される。
【0031】ピン部がフックプレート41に安定して係
合・離脱するためにフックプレート41の形状は、案内
部41bと係止部41cにより構成される。
【0032】停止レバーのピン部42が支点46を中心
に円弧軌道上を回動し、フックプレート41の案内部4
1bと接しながら、よりフックプレート41の奥部の係
止部41cに案内され、ピン部42は係止部41cで位
置が安定しフックプレート41とピン部42は係合す
る。
【0033】次いで、本発明の一実施形態による停止レ
バー44とコントロールラック5の作動を図3および図
4を参照し説明する。図3中の実線はコントロールラッ
ク5の動きを示し、破線は停止レバー44の動きを示
す。
【0034】先ず、始動する前つまり停止時において
は、図3(A)および図4(ハ)に示すように係合機構
部であるフックプレート41とピン部42は係合してい
る。次に停止レバー44は始動開始信号を受けて、コン
トロールラック5は中間レバー4を介して燃料増量する
側に移動する主導力を得る。この主導力に加え、停止レ
バー44側に備えた係合機構部41、42により噴射量
を停止解除する方向の作用力、つまり燃料増量する側に
移動する方向の作用力を得る。
【0035】この作用力を前述した主導力の補助力とし
て利用する目的で、係合機構部41、42によりコント
ロールラック5側と停止レバー44側を係合させ、コン
トロールラック5側を停止レバー44側に追動させる。
【0036】以下、詳細を説明する。図示しない燃料カ
ットアクチュエーターにより上腕部44aを図4中左方
向に引かれていた停止レバー44の上腕部44aは開放
され、停止レバー44に備えた付勢機構部であるリター
ンスプリング45により噴射量停止解除、つまり燃料増
量する側である図4中右方向に移動する。つまり下腕部
44bは支点46を中心に図4中左方向に回動する。
【0037】この時、係合機構部であるフックプレート
41とピン部42は係合状態を維持しているためコント
ロールラック5は下腕部44bの動きに追動させられ
る。これにより、コントロールラック5の燃料増側への
補助力が得られる。この状態を図3(B)および図4
(ロ)に示す。
【0038】そして、コントロールラック5が始動時の
噴射量位置まで動作した後は、中間レバー4は始動時の
噴射量位置で停止するため、中間レバー4と連結された
コントロールラック5は中間レバー4の動きに規制され
始動時の噴射量位置で停止する。停止レバー44側は、
停止レバー44側に備えた付勢機構部であるリターンス
プリング45の付勢力により更に燃料増側への作用力を
維持する。
【0039】この結果、フックプレート41とピン部4
2の係合機構部は図3中の(B)の過程点で離脱する。
離脱した停止レバー44はリターンスプリング45の付
勢力と釣合いコントロールラック5の作動範囲外の位置
に係止して、始動後のコントロールラック5の動きに影
響することがない。この状態を図3(イ)および図4
(イ)に示す。
【0040】始動が完了した後のアイドル運転時、およ
び負荷運転時のコントロールラック5の作動には、係合
機構部は影響せず、噴射量調整機構の本来の機能を維持
している。尚、アイドル運転時の状態を図3(C)に示
し、始動増量された燃料は中間レバー4の動きに従い燃
料減方向に戻される。
【0041】停止時は、停止信号を受けて停止レバー4
4の上腕部44aは、図示しないアクチュエーターによ
り図4中左方向の噴射量を強制停止させる方向に引か
れ、下腕部44bは支点46を中心に図4中右方向に回
動する。
【0042】この時、停止レバー44の下腕部44bに
設けられたピン部42は、コントロールラック5をラッ
クアーム16を介して噴射量を強制停止させるようにラ
ックアーム16の当接部16aを押付けるとともに、ラ
ックアーム16に取付けられた係合機構部であるフック
プレート41に再び係合し、次回の始動時に備える。こ
の状態を図3(D)および図4(ハ)に示す。
【0043】以上のように構成されたコントロールラッ
ク5の燃料増側への補助力は、極低温時に確実に燃料増
を行い始動性を向上させる。また、コントロールラック
5側のラックアーム16に係合機構部であるフックプレ
ート41を取り付けるのみにより始動時の燃料増量効果
を出すことができるため、実施時の生産コストを抑える
ことができる。
【0044】更に、噴射量調整機構の本来の機能に影響
を与えず係合機構部を取付けられるので燃料噴射ポンプ
自体の信頼性を保持する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるラックアーム部の部
分拡大図を示す。
【図2】本発明の一実施形態によるフックプレートの取
付け状態を部分拡大斜視図で示す。
【図3】本発明の一実施形態による停止レバーとコント
ロールラックの作動ダイアグラム図を示す。
【図4】本発明の一実施形態による停止レバーとコント
ロールラックの作動工程の説明図を示す。
【図5】従来の遠心力式調速機の構成図を示す。
【図6】従来の遠心力式調速機におけるラックアーム部
の部分拡大図を示す。
【符号の説明】
4 中間レバー 5 コントロールラック 41 係合部材(フックプレート) 42 ピン部 41、42 係合機構部 44 停止レバー 45 リターンスプリング(付勢機構部、付勢手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関に供給する噴射量を調量するコ
    ントロールラックと、燃料供給停止時には前記コントロ
    ールラックを燃料噴射停止位置まで移動させる停止レバ
    ーとを備えた内燃機関用燃料噴射ポンプにおいて、 前記コントロールラックと前記停止レバーとの間に両者
    の係合関係を規定する係合機構部を設け、 前記係合機構部は、内燃機関の始動時に前記コントロー
    ルラックと前記停止レバーとを係合させて前記コントロ
    ールラックを前記停止レバーの停止解除動作方向に追動
    させ、 前記コントロールラックが始動時の所定噴射量位置まで
    移動後は両者の係合関係を解除させるように構成されて
    いることを特徴とする内燃機関用燃料噴射ポンプの始動
    増量装置。
  2. 【請求項2】 前記係合機構部は、前記コントロールラ
    ックに設けた係合部材と、前記停止レバーに設けたピン
    部とを有し、前記停止レバーの動作に応じて前記係合部
    材と前記ピン部とが係合または離脱することを特徴とす
    る請求項1に記載の内燃機関用燃料噴射ポンプの始動増
    量装置。
  3. 【請求項3】 前記停止レバーは、その中間に回転軸を
    有し、かつ一端側に前記ピン部が設けられていると共
    に、他端側には前記ピン部を停止解除動作方向に付勢す
    る付勢手段が設けられていることを特徴とする請求項2
    に記載の内燃機関用燃料噴射ポンプの始動増量装置。
  4. 【請求項4】 前記係合部材は、バネ材からなるフック
    プレートであることを特徴とする請求項2または請求項
    3に記載の内燃機関用燃料噴射ポンプの始動増量装置。
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