JP2001200613A - スダレ式組鉄筋の製法とスダレ式組鉄筋とロール状スダレ式組鉄筋と積層状スダレ式組鉄筋の製法及びスダレ式組鉄筋の施工法 - Google Patents

スダレ式組鉄筋の製法とスダレ式組鉄筋とロール状スダレ式組鉄筋と積層状スダレ式組鉄筋の製法及びスダレ式組鉄筋の施工法

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JP2001200613A
JP2001200613A JP2000010425A JP2000010425A JP2001200613A JP 2001200613 A JP2001200613 A JP 2001200613A JP 2000010425 A JP2000010425 A JP 2000010425A JP 2000010425 A JP2000010425 A JP 2000010425A JP 2001200613 A JP2001200613 A JP 2001200613A
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reinforcing bar
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JP2000010425A
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Itsuo Kobayashi
逸男 小林
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Showa Engineering Co Ltd
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Showa Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 軽量でコンパクトなロール状や積層状等とし
多様な施工態様を可能としたスダレ式組鉄筋の製法及び
施工方法の提供。 【解決手段】 相互間隔Pをおき並行に配置した多数本
の鉄筋1を、可撓性を有する複数本の条材2によって筋
長さ方向Lの間隔をおき複数の箇所で順次に連結して、
各鉄筋を条材でスダレ状に組み立て、スダレ式組鉄筋5
a〜5cを製作する。またスダレ式組鉄筋を巻き取り又
は折り重ねてロール状又は積層状にし、さらにスダレ式
組鉄筋をロール状あるいは積層状のスダレ式組鉄筋から
繰り出して配置するなどのスダレ式組鉄筋の各施工法に
特徴を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数本の鉄筋(各
種の鉄筋、高強度鉄筋、異形鉄筋、PC鋼棒等)を可撓
性の条材によって筋長さ方向の間隔をおき複数箇所で連
結して組み立てるスダレ式組鉄筋の製法、スダレ式組鉄
筋、ロール状スダレ式組鉄筋又は積層状スダレ式組鉄筋
の製法及びスダレ式組鉄筋の施工法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】各種の建築構造物(RC造り、S造り、
SRC造り)において汎用されている鉄筋(例えば異形
鉄筋)は、施工箇所において多数本の鉄筋を適宜の相互
間隔をおき並行に配置し必要に応じて縦筋と横筋等と
し、鉄筋の交差部を結束して又は溶接するなどして組み
立てる現場配筋が一般的になっている。また、施工現場
における配筋の手数、手間を低減して施工能率を高める
ため、工場等において予め多数本の鉄筋を同様な手段に
より施工箇所に対応した特定の組鉄筋に加工し、この組
鉄筋を型枠内に配置するなどして、施工現場の施工用又
はプレキャスト部材の製造用として提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の組鉄筋は、前記
のように工場等において予め鉄筋を相互間隔で並行にか
つ縦横等に配置し、鉄筋の交差部を連結又は溶接して、
施工箇所に対応した特定の構造に形成しているため、比
較的に重量物となつて嵩さ張り保管や施工現場への運搬
等に支障をきたし配置作業が面倒になる。施工箇所に対
応した配筋構造に特定されて汎用性に欠けるなどの課題
がある。
【0004】本発明は、前記のような課題に対処するた
めに開発されたものであり、その目的とする処は、多数
本の鉄筋を可撓性条材によつてスダレ状に組み立てるこ
とにより、容易に製造され軽量でコンパクトなロール状
や積層状等として多様な施工態様が可能になるなど、製
造及び作業性、配置性能、信頼性とともに汎用性を向上
したスダレ式組鉄筋の製法とスダレ式組鉄筋とロール状
スダレ式組鉄筋及び積層状スダレ式組鉄筋の製法及びス
ダレ式組鉄筋の施工法を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、相互間隔をお
き並行に配置した多数本の鉄筋を、可撓性を有する複数
本の条材によって筋長さ方向の間隔をおき複数の箇所で
順次に連結して、各鉄筋を条材によつてスダレ状に組み
立てるスダレ式組鉄筋の製法に特徴を有し、このスダレ
式組鉄筋は、可撓性を有する条材により各鉄筋を所望の
間隔で並行に組み合わせたスダレ状として容易に精度良
く製造され、条材の可撓性によつて容易に巻き取り又は
折り畳んで比較的に軽量でコンパクトなロール状又は積
層状に形成できて保管や搬送さらには現場において配置
が容易となる。施工箇所等に対応した所要の長さに容易
に製造したり、必要に応じ施工現場でも容易に切断し
て、多様な施工態様で容易に精度良く配置される。条材
にプレテンシヨンをかけてコンクリートの補強性能を高
めたり、各鉄筋の間隔を容易に調節でき、縦横や斜交等
にも自在に配置される。また、相互間隔をおき並行に配
置した多数本の鉄筋の一端部の間を可撓性の条材によっ
て順次に連結し、各鉄筋を条材によりスダレ状に組み立
てるスダレ式組鉄筋の製法に特徴を有し、このスダレ式
組鉄筋は、配置されている鉄筋等の間にも嵌装して容易
に配置されるなど、優れた製造及び作業性や施工性、コ
ンクリート補強性能、信頼性とともに汎用性を有する。
各種の建築物、土木工事、コンクリート舗装の路盤、防
護壁、ダム等の施工、例えば各種の基礎杭、基礎、柱、
梁、壁さらには土間、スラブ、ブロック等におけるコン
クリート補強用筋等として広く汎用される。
【0006】また、前記のスダレ式組鉄筋の製法におい
て、スダレ式組鉄筋を巻き取ってあるいは芯材の周囲に
巻き取って端面視でロール状に形成するロール状スダレ
式組鉄筋、又は順次に折り重ねて積層状に形成する積層
状スダレ式組鉄筋に製造することに特徴を有し、条材の
可撓性によつて容易に比較的に軽量でコンパクトなロー
ル状又は積層状に形成され、保管や搬送等が容易となる
とともに、施工態様に対応した所要のスダレ式組鉄筋が
容易に得られ配置が容易になるなど、作業性、施工性が
効果的に高められる。
【0007】基礎上に複数のスペ−サ−を複数列に配置
して、配置した各スペ−サ−上にスダレ式組鉄筋を条材
の可撓性により繰り広げて配置するスダレ式組鉄筋の施
工法に特徴を有し、複数列に配置した各スペ−サ−上
に、条材の可撓性によつてスダレ式組鉄筋を繰り広げる
ことにより、各鉄筋を容易に所要の間隔で並行に精度良
く配置できるなど、優れた作業性とともに配置性能、信
頼性が得られる。また、繰り広げて配置したスダレ式組
鉄筋の条材にテンションを負荷して張設することによ
り、条材の緩みや鉄筋の浮上を解消するなど、鉄筋の配
置精度を高め条材をコンクリート補強材として効果的に
高める。鉄筋の相互間隔を条材の変形により縮小間隔に
調整して配置することにより、施工態様をさらに多様化
しコンクリート補強性能をさらに効果的に高める。スダ
レ式組鉄筋を縦と横にして重ね平面視で格子状に配置す
ることにより、施工態様を多様化しコンクリート補強性
能をさらに高める。スダレ式組鉄筋を正逆の斜めに変形
し、斜めに変形した各スダレ式組鉄筋の一部を切断して
他端側にそそれぞれ配置して、両スダレ式組鉄筋を重ね
て平面視で菱形状に配置することにより、施工態様を多
様化してコンクリート補強性能を高めるなど、前記の各
施工法は、コンクリート舗装の路盤、土間や床スラブ、
壁、さらにはコンクリート基盤等の施工に好適となる。
また、スダレ式組鉄筋の条材を端面視で環状に配置して
連結し、各鉄筋を端面視で相互間隔をおき環状に配置す
ることにより、各鉄筋を容易に精度良く配置でき、各条
材はせん断補強筋やあばら筋等としても機能されるな
ど、杭や柱、梁等の施工に好適であつて、それら主筋の
施工性能等を高める。スダレ式組鉄筋を端面視で⊥状に
配置することにより、基礎のベース筋及び布筋の配筋と
して容易に精度良く配置でき、家屋の基礎や防護壁の施
工に好適となる。多数本の鉄筋の一端部の間を可撓性の
条材によって順次に連結してなるスダレ式組鉄筋の鉄筋
の他側を、配置ずみの鉄筋の間に差し込んで配置するこ
とにより、配置ずみの鉄筋の間にも容易に精度良く施工
される。スダレ式組鉄筋をロール状スダレ式組鉄筋又は
積層状スダレ式組鉄筋から繰り出して配置するにより、
施工現場等で所要サイズのスダレ式組鉄筋として容易に
繰り広げて配置でき作業性を高めるなど、多様な施工態
様が可能となり総合的に作業性とともに施工性能、コン
クリート補強性能、信頼性さらに汎用性を効果的に高め
ている。
【0008】
【発明の実施の形態】図1Aに本発明のスダレ式組鉄筋
の代表例、図1B〜Eにその各変形例、図2にスダレ式
組鉄筋の条材及び連結の各具体例、図3Aにロール状ス
ダレ式組鉄筋の一実施例、図3Bに積層状スダレ式組鉄
筋の一実施例、図4A,B,Cにスぺーサーの各例、図
5Aにスダレ式組鉄筋の施工法の基本となる施工例、図
5B,C、Dに間隔調整等の各施工例、図6に格子状配
置の施工例、図7に菱形状配置の施工例、図8に環状配
置の施工例、図9に⊥状配置の施工例、図10に床スラ
ブの施工例を示している。図中1はコンクリートの補強
等に適用する鉄筋(各種の鉄筋、高強度鉄筋、異形鉄
筋、PC鋼棒等)、2(2a〜2e)は多数本の鉄筋を
相互間隔をおき並行に連結した可撓性を有する条材とそ
の各具体例、3(3a〜3h)は条材2(2a〜2e)
と鉄筋1との連結と具体的な連結手段、5a,5b,5
cはスダレ状に組み立てた各スダレ式組鉄筋、6は条材
相互の連結手段、7,8,9は各スペ−サ−、10aは
ロール状スダレ式組鉄筋、10bは積層状スダレ式組鉄
筋、11はロール状スダレ式組鉄筋の芯材、12は積層
状スダレ式組鉄筋の形成に使用する敷板、13は梱包
材、15a〜15hはスダレ式組鉄筋の変形態様、aは
スダレ式組鉄筋を切断した一部、Lは鉄筋の筋長さ方
向、P,P1,P2は鉄筋間隔とその縮小間隔、Tは条
材に負荷したテンション又はプレテンシヨン、Sは基礎
(敷き固めた地面や型枠、デッキプレート等)、Xはス
ダレ式組鉄筋の切断線である。
【0009】図示の実施例は、相互間隔Pをおき並行に
配置した多数本の鉄筋1を、可撓性を有する複数本の条
材2(2a〜2e)によって筋長さ方向Lの間隔をおき
複数の箇所で順次に連結3(3a〜3h)して、各鉄筋
1を条材2(2a〜2e)によつてスダレ状に組み立て
ることを特徴とするスダレ式組鉄筋5aの製法になって
いる。
【0010】また、相互間隔Pをおき並行に配置した多
数本の鉄筋1の一端部の間を、可撓性を有する条材2
(2a〜2e)によって順次に連結3(3a〜3h)し
て、各鉄筋1を条材2(2a〜2e)によってスダレ状
に組み立てることを特徴とするスダレ式組鉄筋5b,5
cの製法になっている。
【0011】相互間隔Pをおき並行に配置した多数本の
鉄筋1の一端部の間を、可撓性を有する条材2(2a〜
2e)によって順次に連結して、各鉄筋1を条材2(2
a〜2e)によってスダレ状に組み立てたことを特徴と
するスダレ式組鉄筋5a,5b,5cになっている。
【0012】前記のスダレ式組鉄筋の製法において、製
造したスダレ式組鉄筋5a,5b,5cを巻き取ってあ
るいは芯材11の周囲に巻き取って端面視でロール状に
構成することを特徴とするロール状スダレ式組鉄筋10
aの製法になっている。
【0013】前記のスダレ式組鉄筋の製法において、製
造したスダレ式組鉄筋5a,5b,5cを順次に折り重
ねて積層状に構成することを特徴とする積層状スダレ式
組鉄筋10bの製法になっている。
【0014】前記の製造したスダレ式組鉄筋において、
基礎S上に複数のスペ−サ−7,8あるいはまた9を複
数列に配置して、配置した各スペ−サ−7,8あるいは
また9上にスダレ式組鉄筋5a,5b,5cを条材2
(2a〜2e)の可撓性により繰り広げて配置すること
を特徴とするスダレ式組鉄筋5a,5b,5cの施工法
になっている。
【0015】前記のスダレ式組鉄筋の施工法において、
繰り広げて配置したスダレ式組鉄筋5a,5b,5cの
条材2(2a〜2e)にテンションTを負荷して張設す
ることを特徴とするスダレ式組鉄筋5a,5b,5cの
施工法になっている。
【0016】前記のスダレ式組鉄筋の施工法において、
スダレ式組鉄筋5a,5b,5cにおける鉄筋1相互の
間隔Pを条材2(2a〜2e)の変形により縮小間隔P
1,P2に調整して配置することを特徴とするスダレ式
組鉄筋5a,5b,5cの施工法になっている。
【0017】前記のスダレ式組鉄筋の施工法において、
少なくとも2個のスダレ式組鉄筋5a,5b,5cを縦
と横にして重ね平面視で格子状に配置することを特徴と
するスダレ式組鉄筋5a,5b,5cの施工法になって
いる。
【0018】前記のスダレ式組鉄筋の施工法において、
少なくとも2個のスダレ式組鉄筋5a,5b,5cを正
逆の斜めに変形15a,15bし、斜めに変形した各ス
ダレ式組鉄筋の一部aを切断Xして他端側にそれぞれ配
置して、両スダレ式組鉄筋を重ねて平面視で菱形状に配
置することを特徴とするスダレ式組鉄筋5a,5b,5
cの施工法になっている。
【0019】前記のスダレ式組鉄筋の施工法において、
スダレ式組鉄筋5a,5b,5cの条材2(2a〜2
e)を端面視で環状15c,15d,15eに配置して
連結6し、各鉄筋1を端面視で相互間隔をおき環状に配
置することを特徴とするスダレ式組鉄筋5a,5b,5
cの施工法になっている。
【0020】前記のスダレ式組鉄筋の施工法において、
スダレ式組鉄筋5a,5b,5cを端面視で⊥状15
f,15g,15hに配置することを特徴とするスダレ
式組鉄筋5a,5b,5cの施工法になっている。
【0021】前記のスダレ式組鉄筋の施工法において、
相互間隔Pをおき並行に配置した多数本の鉄筋1の一端
部の間を可撓性の条材2(2a〜2e)によって順次に
連結してなるスダレ式組鉄筋5b,5cの鉄筋1の他側
を、配置されている鉄筋の間に差し込んで配置すること
を特徴とするスダレ式組鉄筋5b,5cの施工法になっ
ている。
【0022】前記のスダレ式組鉄筋の施工法において、
スダレ式組鉄筋5b,5cをロール状スダレ式組鉄筋1
0aあるいは積層状スダレ式組鉄筋10bから繰り出し
て配置することを特徴とするスダレ式組鉄筋の施工法に
なっている。
【0023】さらに詳述すると、スダレ式組鉄筋5a,
5b,5cの鉄筋1は、各種の鉄筋や、高強度鉄筋、表
面に多数の凹凸を形成してコンクリートとの付着性を高
めた異形鉄筋、PC鋼棒等からなり、施工態様に対応さ
せて各種の径サイズや長さサイズの鉄筋を適用する。図
1Aに示す実施例では多数本の鉄筋1を適宜の相互間隔
Pをおき並行に配置して、可撓性を有する複数本(図示
例は5本)の条材2(2a〜2e)によつて各鉄筋1を
筋長さ方向Lの間隔をおき複数の箇所(図示例は5箇
所)で順次に連結3(3a〜3h)して製造したスダレ
式組鉄筋5aになつている。このスダレ式組鉄筋5a
は、必要に応じ施工態様に対応させて図1Bに示すよう
に条材2(2a〜2e)による各鉄筋1の連結3(3a
〜3h)位置をその長さ方向に交互にずらせたり、図1
Cに示すように条材2(2a〜2e)による各鉄筋1の
連結3(3a〜3h)位置を順次に変えて平面視で菱形
状に形成するなどの変形構造も可能である。また、図1
D,Eに示すスダレ式組鉄筋5b,5cは、相互間隔P
をおき並行に配置した多数本の鉄筋1の一端部の間を、
可撓性を有する2本又は1本の条材2(2a〜2e)に
よって順次に連結3(3a〜3h)し、各鉄筋1を条材
2(2a〜2e)によってスダレ状に組み立て、各鉄筋
1の他側部の配筋性能を高めた変形構造になつている。
これらのスダレ式組鉄筋5a,5b,5cは、各鉄筋1
を条材2(2a〜2e)によって順次に連結3(3a〜
3h)することにより、スダレ状に組み立てたスダレ式
組鉄筋として能率よく容易に低コストで製造され、各種
の構造物(各種の建築物、道路、防護壁、ダム等)にお
いてそれらの基礎杭や基礎、路盤、柱、梁、土間、スラ
ブさらには壁等におけるコンクリート補強用筋等として
多様に配置して施工される。
【0024】また、前記のスダレ式組鉄筋5a,5b,
5cの条材2(2a〜2e)には、特に図2に示すよう
に複数本の繊維(好ましくは各種の天然繊維製や合成樹
脂製等)を撚り合わせて強度を高め比較的に優れた可撓
性を有する紐材2aや、複数本のカーボン繊維製の紐を
さらに撚り合わせたり、合成樹脂を含浸して束ねるなど
して形成した比較的に優れた強度と適度の可撓性を有す
るカーボン繊維製の紐状材2b、ワイヤ、ピアノ線等か
らなり比較的に高靭性で適度の伸縮性及び可撓性を有す
る鋼線2c、複数本の鋼線を撚り合わせてさらに高靭性
とし適度の伸縮性及び可撓性を有する撚合鋼線(ワイヤ
ロープ等)2d、又は薄い鋼板等からなりさらに高靭性
で適度の可撓性を有する帯鋼(平鋼)2e等を適用し、
これらは施工態様に対応せしめかつ必要に応じ1本(図
2A〜F参照)又は複数本組み(図2G,H参照)にし
て具体化する。
【0025】さらに、前記の条材2(2a〜2e)の連
結3(3a〜3h)は、好ましくは特に図2に示すよう
に紐材2aの場合は、各鉄筋1に結びつける連結手段3
a(図2A参照)や、他の紐材やワイヤー等で各鉄筋1
に結びつける連結手段3c(図2C参照)、紐状材2b
や鋼線2cの場合は、各鉄筋1に捻り合わせる連結手段
3b(図2B参照)や、同様な連結手段3c、鉄筋1に
巻きつける連結手段3d(図2D参照)、撚合鋼線(ワ
イヤロープ等)2dの場合は、同様な連結手段3a,3
b,3c、帯鋼(平鋼)2eの場合は、必要に応じ各鉄
筋1の連結部に図示のような湾曲部を形成し、各鉄筋1
に溶接(スポット溶接、片側溶接又は両側溶接等)して
連結する連結手段3e(図2E参照)、他の紐材やワイ
ヤー等で各鉄筋1に結びつける連結手段3f(図2F参
照)や、前記の連結手段3b,3d等が適用される。さ
らに、複数本の条材2(2a〜2e)を組み合わせる場
合は、両条材を捻って各鉄筋1を連結する連結手段3g
(図2G参照)や、他の紐材やワイヤー等で各鉄筋1に
結びつける連結手段3h(図2H参照)がさらに適用さ
れる。図2の連結3(3a〜3h)は代表例を示したも
のであり、前記の連結手段をさらに組み合わせるなどし
て、条材2(2a〜2e)に対応させてさらに多様な連
結構造に構成される。
【0026】図1Aに示すスダレ式組鉄筋5aは、多数
本の鉄筋1(各種の鉄筋、高強度鉄筋、好ましくは各種
の異形鉄筋、PC鋼棒等)を相互に間隔Pをおき並行に
配置して、可撓性を有する条材2(2a〜2e)によっ
て筋長さ方向Lの間隔をおき並行に複数の箇所で各鉄筋
1を順次に連結3(3a〜3h)することにより、スダ
レ状に組み立てたスダレ式組鉄筋として能率よく容易に
低コストで製造される。また、このスダレ式組鉄筋5a
は、必要に応じ施工態様に対応させて図1Bに示すよう
に条材2(2a〜2e)による各鉄筋1の連結3(3a
〜3h)位置を交互にずらしたり、図1Cに示すように
条材2(2a〜2e)による各鉄筋1の連結3(3a〜
3h)位置を順次に変えて平面視で菱形状に形成するな
どの変形態様も可能である。さらに、図1D,Eに示す
ように各鉄筋1の一端部を2本又は1本の可撓性を有す
る条材2(2a〜2e)によって順次に連結3(3a〜
3h)するスダレ式組鉄筋5b,5cにも製造される。
これらの変形態様の各スダレ式組鉄筋についても、同様
に能率よく容易に低コストで製造される。図1Eに示す
ように1本の条材2によって連結3する場合は、好まし
くは帯鋼2eを各鉄筋1スポット溶接(連結手段3e)
して、各鉄筋1の並行性を確保している。これらのスダ
レ式組鉄筋5a,5b,5cは、後述のように好ましく
は条材2(2a〜2e)の可撓性によつてロール状スダ
レ式組鉄筋10a又は積層状スダレ式組鉄筋10bに製
造して、好ましくは施工現場等において繰り出し後述の
ような多様な施工態様で配置して施工される。
【0027】製造した各スダレ式組鉄筋5a,5b,5
cは、工場等において好ましくは図3Aに示すように芯
材11の周囲に巻き取って端面視でロール状(全体的に
円筒状)に形成し、必要に応じ周囲に可撓性の梱包材1
3(必要に応じ複数本の梱包材)を巻き付けて引き締め
梱包して、ロール状スダレ式組鉄筋10aに製造する。
断面扁平状の芯材11の周囲に巻き取って断面扁平状の
ロール状スダレ式組鉄筋にも製造される(図示省略)。
比較的に短い場合は、芯材を使用しないでもロール状に
形成される。梱包材には、条材2(2a〜2e)と同様
な部材、好ましくは線材(鋼線やワイヤ等)、撚合鋼線
又は帯鋼(平鋼)を適用する。このロール状スダレ式組
鉄筋10aは、その巻き取りに際し条材2(2a〜2
e)の可撓性により適度に湾曲変形され鉄筋1の前後間
隔も適度に変化して、スダレ式組鉄筋を蜜に巻き取り比
較的に軽量でコンパクトな構造となり、保管に好適とな
り施工現場等へ容易に能率良く搬送される。施工現場等
においてこのロール状スダレ式組鉄筋10aから矢示F
のように繰り出して容易に配置でき、必要に応じ所望の
長さのスダレ式組鉄筋5a〜5cに切断(条材を切断)
して使用できるなど、施工現場等における配置、施工の
作業性が高められて能率良く及び精度良く配置される。
【0028】又は、実施例のスダレ式組鉄筋5a〜5c
は、工場等において図5Bに示すように例えば敷板12
上に順次に折り重ねて積層状とし、必要に応じ周囲に可
撓性の梱包材13(必要に応じ相互間隔をおき複数本
で)を巻き付けて引き締め梱包して、積層状スダレ式組
鉄筋10bに製造される。その梱包材は前記と同様な部
材を適用する。この積層状スダレ式組鉄筋10bは、同
様に比較的に軽量でコンパクトな積層状となり保管や搬
送等に好適となる。施工現場等において矢示Fのように
繰り出して配置し、必要に応じ所望の長さのスダレ式組
鉄筋5a〜5cに切断して施工されるなど、同様な作
用、効果が得られる。
【0029】スぺーサーは、好ましくは図4に示すよう
なスぺーサー7,8や9に構成される。スぺーサー7
は、図4Aに示すように鉄筋等の線材を折曲し横面視で
横転したコ字状に形成して相互間隔をおき配置した複数
のスぺーサー本体7aと、各スぺーサー本体の上部間に
固着(溶接)した上弦筋7c(図示例は2本、必要に応
じ1本−図示省略)と、各スぺーサー本体の両脚下端部
間に固着した左右対の下弦筋7dとを具備した構成にな
っている。スぺーサー8は、図4Bに示すように鉄板や
硬質の剛性樹脂板等の硬質板を折曲して横面視で横転し
たコ字状に形成したスぺーサー本体8aと、各スぺーサ
ー本体に設けた多数の穴8c(骨材、コンクリートの浸
入用)等を具備した構成になっており、必要に応じ横面
視で矩形や正方形の四辺形状にも形成される(図示省
略)。さらに、スぺーサー9は、図4Cに示すように鉄
筋等の線材を折曲して横面視で横転したコ字状に形成し
て相互間隔をおき配置した複数のスぺーサー本体9a
と、各スぺーサー本体の上端部間に固着(溶接)した上
弦筋9c(図示例は2本、必要に応じ1本−図示省略)
と、各スぺーサー本体の両脚部中間に固着した左右対の
中間弦筋9dとを具備した構成とし鉄筋間隔保持用とし
て使用される。スぺーサー7,8,9(鉄筋間隔保持
用)は、スぺーサー本体に垂直な左右対の脚部7b,7
b、8b,8b、9b,9bを有し、鉄筋等の負荷によ
る変形を効果的に防止して支持力を効果的に高めた構造
になつている。そのスぺーサー9は、脚部9b,9bを
比較的に長く形成して、配置ずみの鉄筋間への配置性を
高めてスダレ式組鉄筋の相互間隔を確保する構造になつ
ている。。
【0030】前記のスダレ式組鉄筋5aの施工法につい
て説明すると、施工するスダレ式組鉄筋5aは、施工現
場等において好ましくはロール状スダレ式組鉄筋10a
又は積層状スダレ式組鉄筋10bから矢示Fのように繰
り出して広げ施工箇所等に対応させて配置する。また、
必要に応じ所要の長さに切断したり又はその複数を所要
の広さに連結して施工する(図示省略)。
【0031】図5Aに示すスダレ式組鉄筋5aの施工法
は、敷き固めてステコンなどをした地面や型枠、デッキ
プレート等の基礎S上に複数のスペ−サ−7,8を適宜
の間隔をおき複数列に配置して、その各スペ−サ−7,
8上に前記のスダレ式組鉄筋5aを条材2(2a〜2
e)の可撓性により繰り広げて配置することにより、ま
た、必要に応じ条材2(2a〜2e)の端部を他の配筋
や型枠等に適宜の固着手段17で固定し、さらにまた、
必要に応じ適度のテンションTを負荷して条材を適度に
緊張し鉄筋の浮き上がりなどを防止して、各スペ−サ−
7,8上に各鉄筋1を所定の間隔Pで並行に精度、能率
良く配置し、その周囲等に適宜の間隔をおき型枠(図示
省略)を配置しコンクリートを打設(図示省略)してプ
レキャストコンクリート部材に製造したり又は施工箇所
等において直接に施工する。カーボン繊維製の紐状材2
bや鋼線(ワイヤ、ピアノ線等)2c、撚合鋼線(ワイ
ヤロープ等)2d、平鋼2e等の条材の場合は、必要に
応じこれらの条材2に適度のプレテンションTを負荷
し、これらの条材によつてコンクリートの補強性能をさ
らに効果的に高めることもできる。また、必要に応じ配
置ずみの前記のスダレ式組鉄筋5a上に、さらに他のス
ダレ式組鉄筋5aを直接に繰り広げて複数層に配置した
り、又は、スペ−サ−9(図示省略)を配置して他のス
ダレ式組鉄筋5aを適宜の間隔で繰り広げて複数段に配
置する(図示省略)。この施工法は、各鉄筋1を容易に所
定の間隔Pで並行に精度、能率良く配置でき、土間や床
スラブ、壁、コンクリート舗装道路の路盤、さらにはコ
ンクリート基盤等の施工に好適であつて配筋の作業性が
効果的に高められるなど、施工性とともにコンクリート
補強性能、信頼性が著しく高められる。
【0032】また、図5B,C,Dに示すスダレ式組鉄
筋5aの施工法において、前記のスダレ式組鉄筋5a
は、各スペ−サ−7,8上に繰り広げる際に、条材2
(2a〜2e)をその可撓性によつて適度に変形するこ
とにより(図5B参照)、図1Cに示すスダレ式組鉄筋
5aを例えば図1Cから図5Cに示すように変形するこ
とにより、又はスダレ式組鉄筋5aの全体を菱形状に変
形することにより(図5D参照)、鉄筋1の相互間隔を
部分的に又は全面的に縮小P1、P2して配置すること
に特徴を有し、その周囲等に適宜の間隔をおき型枠(図
示省略)を配置しコンクリートを打設(図示省略)して、
プレキャストコンクリート部材を製造したり又は施工箇
所等において直接に施工する。必要に応じ部分的に又は
全面的にコンクリート補強性能を高めることができる。
また、必要に応じ前記と同様にして複数層に配置した
り、スペ−サ−9(図示省略)を配置して複数段にも配
置する(図示省略)。この施工法は、土間や床スラブ、
壁、コンクリート舗装道路の路盤、さらにはコンクリー
ト基盤等の施工に好適であつて、同様な作用、効果が得
られる。また、図5Dに示す場合は、スダレ式組鉄筋5
aを変形しその度合によつて所要の施工の範囲に対応さ
せて調節することができる。
【0033】図6に示すスダレ式組鉄筋5aの施工法
は、複数列に配置した各スペ−サ−7,8(あるいはま
た9)上に、スダレ式組鉄筋5aの一対を図示のように
縦(図6A参照)と横(図6B参照)の配置にして、両
スダレ式組鉄筋5aを直接に積み重ねたり(図6C,D
参照)、又は、適度の上下間隔(スぺーサー9を使用)
をおき配置して(図6E参照)、鉄筋1を縦横に配置し
即ち平面視で各鉄筋1及び各条材2(2a〜2e)を格
子状の多層(図6D参照)又は多段(図6E参照)に配
置することに特徴を有し、その周囲等に適宜の間隔をお
き型枠(図示省略)を配置しコンクリート20を打設し
て施工する。また、必要に応じさらにスダレ式組鉄筋5
aを前記と同様に多層又は多段に配置する(図示省略)。
この施工法は、コンクリート補強性能をさらに高めるこ
とができ、土間や床スラブ、壁、コンクリート舗装道路
の路盤、さらにはコンクリート基盤等の施工に好適であ
つて、基本的には同様な作用、効果が得られる。
【0034】図7に示すスダレ式組鉄筋5aの施工法
は、複数列に配置した各スペ−サ−7,8(あるいはま
た9−図示省略)上に、前記のスダレ式組鉄筋5aの一
対を図7A,Bに示すように正逆の斜めに変形15a,
15bし、斜めに変形15a,15bした各スダレ式組
鉄筋の一部aをそれぞれ切断Xし矢示Yのように他端側
に配置して(必要に応じ連結6)平面視で全体的に矩形
状とし、この両スダレ式組鉄筋を重ねて平面視で各鉄筋
1及び各条材2(2a〜2e)を菱形状に配置すること
に特徴を有し、必要に応じスダレ式組鉄筋5aをさらに
多層又は多段に配置することもでき(図示省略)、その周
囲等に適宜の間隔をおき型枠(図示省略)を配置しコン
クリートを打設して施工する(図示省略)。この施工法
は、各鉄筋及び各条材の指向方向を多様に変更して調整
でき、コンクリート補強性能をさらに高めることができ
て、例えば耐震壁の補強筋として効果的であり土間や床
スラブ、壁、コンクリート舗装道路の路盤、さらにはコ
ンクリート基盤等の施工に好適であつて、基本的には同
様な作用、効果が得られる。
【0035】図8に示すスダレ式組鉄筋5aの施工法
は、スダレ式組鉄筋5aの条材2(2a〜2e)を端面
視で環状15c,15d,15eに配置して必要に応じ
連結6し、各鉄筋1を端面視で相互間隔をおき環状に配
置することに特徴を有する。具体的には図8Aに示すよ
うに各条材2(2a〜2e)を端面視で環状15cに配
置して必要に応じ連結6し、各鉄筋1を端面視で相互間
隔をおき環状15cに配置した後、その周囲等に適宜の
間隔をおき型枠(図示省略)を配置してコンクリート2
0を打設する施工法に特徴を有し、例えば各種の既成杭
や柱さらに現場打ち杭や柱等の施工に好適となる(必要
に応じ点線内を中空に形成)。また、図8Bに示すよう
にスダレ式組鉄筋5aの各条材2(2a〜2e)を端面
視で環状15dに配置して必要に応じ連結6し、各鉄筋
1を端面視で相互間隔をおき環状15dに配置した後、
その周囲等に適宜の間隔をおき型枠(図示省略)を配置
してコンクリート20を打設する施工法に特徴を有し、
例えば各種の既成柱さらに現場打ち柱さらにはブロック
等の施工に好適となる(必要に応じ点線内を中空に形
成)。さらに、図8Cに示すようにスダレ式組鉄筋5a
の各条材2(2a〜2e)を端面視で環状15eに配置
して連結6し、各鉄筋1を端面視で相互間隔をおき環状
15eに配置した後、その周囲等に適宜の間隔をおき型
枠(図示省略)を配置してコンクリート20を打設する
施工法に特徴を有し、例えば各種の現場打ち既成又は現
場打ち梁等の施工に好適となる(必要に応じ点線内を中
空に形成又は石材を充填)。各施工例において、必要に
応じ鉄筋1には、施工態様に対応した各種の径サイズの
杭主筋や柱主筋、梁主筋等を適用し、さらに、必要に応
じ同径又は異なる径サイズの鉄筋1を適用したスダレ式
組鉄筋5aを内外2重の環状にするなどして、配筋性
能、コンクリート補強性能をさらに高めることもでき
る。好ましくはカーボン繊維製の紐状材2bや鋼線2
c、撚合鋼線(ワイヤロープ等)2d又は帯鋼(平鋼)
2eの条材2を使用して、これらの条材2をせん断補強
筋やあばら筋として効果的に機能せしめることできる。
基本的には前記と同様な作用、効果が得られる。
【0036】図9に示すスダレ式組鉄筋5aの施工法
は、例えば地面等に溝等を設けてその溝底を石等で敷き
固めステコンなどをして形成した基礎S上に、複数のス
ぺーサー9、必要に応じ図示のように複数のスペ−サ−
7,8(省略可能)を適宜の間隔をおき複数列に配置す
るとともに、条材2(2a〜2e)の可撓性によりスダ
レ式組鉄筋5aを端面視で⊥状15f,15g,15h
に配置して条材を連結6して、各鉄筋1を端面視で相互
間隔をおき⊥状15f,15g,15hに配置すること
に特徴を有する。具体的には図9Aに示すようにスダレ
式組鉄筋5aを各条材2(2a〜2e)の可撓性によつ
て端面視で⊥状15fに配置して必要に応じ連結6(条
材や梱包材13等で)して、各鉄筋1を端面視で相互間
隔をおき⊥状15fに配置して連結6したり、又は、図
9Bに示すように複数のスダレ式組鉄筋5aを図示のよ
うに縦と横に組み合わせて全体的に端面視で⊥状15g
に配置して必要に応じ連結6し、さらに複数のスダレ式
組鉄筋5aを図示のように全体的に端面視で⊥状15g
に配置して必要に応じ連結6し、又は、図9Cに示すよ
うにさらにスダレ式組鉄筋5aを増加して図示のように
全体的に端面視で⊥状15hに配置して連結6して、そ
の周囲等に適宜の間隔をおき型枠(図示省略)を配置し
コンクリート20を打設して施工法する。この施工法
は、ベース及び布部を兼ねた複雑な配置機構として容易
に精度良く配置され、作業、施工性とともにコンクリー
ト補強性能をさらに高める。例えば各種住宅の現場打ち
の基礎や各種の防護壁の現場打ち施工に好適となる。
【0037】図10に示すスダレ式組鉄筋の施工法は、
スダレ式組鉄筋5a及び5b,5cによる床スラブの一
施工例であり、図中21はコンクリート打設された柱、
22は柱間に配置してスラブを形成するためのデツキプ
レート、23は柱主筋、24は梁主筋、25はあばら筋
を示している。図示のように両デツキプレート22上に
それぞれスぺーサー7,8を配列し、その各スぺーサー
7,8上にスダレ式組鉄筋5aを繰り広げて、柱や梁と
の接合部分にスダレ式組鉄筋5b,5cを一側方から差
し込み嵌装して図示左右のスダレ式組鉄筋5aの間に配
置した後、筋間隔保持用のスぺーサー9を配列し、その
各スぺーサー9上にスダレ式組鉄筋5aを繰り広げて、
その周囲等に適宜の間隔をおき型枠(図示省略)を配置
しコンクリート20を打設して床スラブに施工する。こ
のスダレ式組鉄筋5b,5cは、他の鉄筋等が配置され
ていても容易に精度良く配置され、コンクリート補強性
能、信頼性を効果的に高めることができる。この施工法
は、例えば柱や梁との接合部(仕口部)等における配
置、例えばスラブや庇等の施工にも好適となる。
【0038】前記の各施工法は、主にスダレ式組鉄筋5
aについて説明しているが、必要に応じスダレ式組鉄筋
5b,5cについてもスダレ式組鉄筋5aと同様に適用
され、基本的に同様な作用、効果が得られる。また、図
示例のスダレ式組鉄筋の鉄筋や条材、連結及びその各施
工法は、代表例になつておりさらに多様な組み合わせに
よりさらに多彩に実施が可能であつて、各種の構造物
(各種の建築物、土木工事、道路、防護壁、ダム等)に
おける基礎杭や基礎、柱、梁、壁、さらには土間、スラ
ブ、ブロック、コンクリート舗装の基盤等において、そ
れらのプレハブ部材の製造や現場施工に広く汎用され
る。
【0039】
【発明の効果】本発明は、前述のような構成からなり相
互間隔をおき並行に配置した多数本の鉄筋を、可撓性を
有する複数本の条材によって筋長さ方向の間隔をおき複
数の箇所で順次に連結して、各鉄筋を条材によつてスダ
レ状に組み立てるスダレ式組鉄筋の製法により、このス
ダレ式組鉄筋は、可撓性を有する条材により各鉄筋を所
望の間隔で並行に組み合わせたスダレ状として容易に精
度良く製造され、その可撓性により容易に巻き取り又は
折り畳み軽量でコンパクトなロール状又は積層状に形成
できて保管や搬送、さらには配置箇所における配置等の
作業性が高められる。施工箇所等に対応した所要の長さ
にして多様な施工態様で容易に精度良く配置される。条
材にプレテンシヨンをかけてコンクリートの補強性能を
高め、各鉄筋の間隔を容易に調節したり、縦横や斜交等
の配置も自在となる。また、相互間隔をおき並行に配置
した多数本の鉄筋の一端部の間を可撓性の条材によって
順次に連結することにより、配置されている鉄筋等の間
にも差し込み嵌装して容易に配置されるなど、製造、作
業性や施工性、コンクリート補強性能、信頼性とともに
汎用性を著しく向上している。各種の建築物、土木工
事、コンクリート舗装の路盤、防護壁、ダム等の施工、
例えば各種の基礎杭、基礎、柱、梁、壁さらには土間、
スラブ、ブロック等におけるコンクリート補強用筋等と
して好適になつている。
【0040】また、前記のスダレ式組鉄筋の製法におい
て、製造したスダレ式組鉄筋を巻き取って端面視でロー
ル状に形成するロール状スダレ式組鉄筋、又は順次に折
り重ねて積層状に形成する積層状スダレ式組鉄筋に容易
に製造され、条材の可撓性により容易に比較的に軽量で
コンパクトに形成されて、保管や搬送、さらには現場配
筋等が容易となり、施工態様に対応した所要のスダレ式
組鉄筋が容易に得られて作業性、施工性が効果的に高め
られている。
【0041】基礎上にスペ−サ−を複数列に配置して、
各スペ−サ−上にスダレ式組鉄筋を条材の可撓性により
繰り広げて配置するスダレ式組鉄筋の施工により、各ス
ペ−サ−上にスダレ式組鉄筋を容易に繰り広げて配置で
き、各鉄筋が容易に所要の間隔で並行に精度良く配置さ
れるなど、優れた作業性とともに配置性能、信頼性が得
られる。スダレ式組鉄筋の条材にテンションを負荷して
張設することにより、条材の緩みや浮上を解消し鉄筋の
配置精度を高め条材をもコンクリート補強材として効果
的に高める。各鉄筋の相互間隔を条材の変形により縮小
間隔に調整して配置することにより、施工態様をさらに
多様化しコンクリート補強性能をさらに効果的に高め
る。スダレ式組鉄筋を縦と横にして重ね平面視で格子状
に配置することにより、施工態様を多様化しコンクリー
ト補強性能をさらに高める。スダレ式組鉄筋を正逆の斜
めに変形し、各スダレ式組鉄筋の一部を切断して他端側
に配置して、両スダレ式組鉄筋を重ねて平面視で菱形状
に配置することにより、施工態様を多様化しコンクリー
ト補強性能を高めることができるなど、前記の各施工法
は、土間や床スラブ、壁さらにはコンクリート舗装の基
盤等の施工に好適となる。スダレ式組鉄筋の条材を端面
視で環状に配置して連結し、各鉄筋を端面視で相互間隔
をおき環状に配置することにより、各鉄筋を容易に精度
良く配置でき各条材はせん断補強筋やあばら筋等として
機能せしめるなど、杭や柱、梁等に好適であつてこれら
の主筋の施工性能等を高める。スダレ式組鉄筋を端面視
で⊥状に配置することにより、基礎のベース筋及び布筋
の配筋として容易に精度良く配置でき、家屋の基礎や防
護壁の構築に好適となる。相互間隔をおき並行に配置し
た多数本の鉄筋の一端部の間を可撓性の条材によって順
次に連結してなるスダレ式組鉄筋の鉄筋の他側を、配置
ずみの鉄筋等の間に差し込んで配置することにより、鉄
筋間でも容易に施工可能にしている。スダレ式組鉄筋を
ロール状スダレ式組鉄筋又は積層状スダレ式組鉄筋から
繰り出して配置するにより、施工現場等において容易に
配置して所要サイズのスダレ式組鉄筋を得て作業性が高
められるなど、多様な施工態様が可能となつて総合的に
作業性とともに配置性能、コンクリート補強性能、信頼
性さらに汎用性を効果的に高めている。
【0042】前記のように優れた多様な配筋及び施工性
を有し、各種の構造物(各種の建築物、歩道、防護壁、
ダム等)において、コンクリート舗装道路の基礎、基礎
杭や基礎、柱、梁、壁さらには土間、スラブ、ブロック
等におけるコンクリート補強用筋として広く汎用され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のスダレ式組鉄筋を示す平面図
(A)及びその変形例を示す断面図(B)(C)(D)
(E)
【図2】実施例の条材及び連結の各態様を示す各側視図
(A)〜(H)
【図3】ロール状スダレ式組鉄筋を示す端面視図(A)
及び積層状スダレ式組鉄筋を示す端面視図(B)
【図4】スぺーサー各例を示す斜視図(A)(B)
(C)
【図5】スダレ式組鉄筋の基本的な施工例を示す平面図
(A)及び鉄筋間隔の各調節施工例を示す平面図(B)
(C)(D)
【図6】格子状配置の工程を示す平面図(A)(B)
(C)及びその断面図(D)(E)
【図7】菱形状配置の工程を示す平面図(A)(B)
(C)
【図8】環状配置の各態様を示す端面視図(A)(B)
(C)
【図9】⊥状配置(基礎配筋)の各態様を示す各端面視
図(A)(B)(C)
【図10】スラブの施工例を示す側視図である。
【符号の説明】
1 鉄筋 2(2a〜2e) 条材 3(3a〜3h) 連結(連結手段) 5a,5b,5c スダレ式組鉄筋 7〜9 スペ−サ− 7c〜8d 上弦筋 下弦筋 中間弦筋 9c 穴 11 芯材 10a ロール状スダレ式組鉄筋 10b 積層状スダレ式組鉄筋 15a〜15h スダレ式組鉄筋の変形 L 筋長さ方向 P,P1,P2 間隔(鉄筋) S 基礎 T テンション(プレテンション)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互間隔をおき並行に配置した多数本の
    鉄筋を、可撓性を有する複数本の条材によって筋長さ方
    向の間隔をおき複数の箇所で順次に連結して、各鉄筋を
    条材によつてスダレ状に組み立てることを特徴とするス
    ダレ式組鉄筋の製法。
  2. 【請求項2】 相互間隔をおき並行に配置した多数本の
    鉄筋の一端部の間を、可撓性を有する条材によって順次
    に連結して、各鉄筋を条材によってスダレ状に組み立て
    ることを特徴とするスダレ式組鉄筋の製法。
  3. 【請求項3】 相互間隔をおき並行に配置した多数本の
    鉄筋の一端部の間を、可撓性を有する条材によって順次
    に連結して、各鉄筋を条材によってスダレ状に組み立て
    たことを特徴とするスダレ式組鉄筋。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載のスダレ式組
    鉄筋の製法において、製造したスダレ式組鉄筋を巻き取
    ってあるいは芯材の周囲に巻き取って端面視でロール状
    に構成することを特徴とするロール状スダレ式組鉄筋の
    製法。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2記載のスダレ式組
    鉄筋の製法において、製造したスダレ式組鉄筋を順次に
    折り重ねて積層状に構成することを特徴とする積層状ス
    ダレ式組鉄筋の製法。
  6. 【請求項6】 請求項1又は請求項2記載の製法によっ
    て製造したスダレ式組鉄筋において、基礎上に複数のス
    ペ−サ−を複数列に配置して、配置した各スペ−サ−上
    にスダレ式組鉄筋を条材の可撓性により繰り広げて配置
    することを特徴とするスダレ式組鉄筋の施工法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のスダレ式組鉄筋の施工法
    において、繰り広げて配置したスダレ式組鉄筋の条材に
    テンションを負荷して張設することを特徴とするスダレ
    式組鉄筋の施工法。
  8. 【請求項8】 請求項6又は請求項7記載のスダレ式組
    鉄筋の施工法において、スダレ式組鉄筋における鉄筋の
    相互間隔を条材の変形により縮小間隔に調整して配置す
    ることを特徴とするスダレ式組鉄筋の施工法。
  9. 【請求項9】 請求項6、請求項7又は請求項8記載の
    スダレ式組鉄筋の施工法において、少なくとも2個のス
    ダレ式組鉄筋を縦と横にして重ね平面視で格子状に配置
    することを特徴とするスダレ式組鉄筋の施工法。
  10. 【請求項10】 請求項6、請求項7、請求項8又は請
    求項9記載のスダレ式組鉄筋の施工法において、少なく
    とも2個のスダレ式組鉄筋を正逆の斜めに変形し、斜め
    に変形した各スダレ式組鉄筋の一部を切断して他端側に
    それぞれ配置し、両スダレ式組鉄筋を重ねて平面視で菱
    形状に配置することを特徴とするスダレ式組鉄筋の施工
    法。
  11. 【請求項11】 請求項6、請求項7、請求項8、請求
    項9又は請求項10記載のスダレ式組鉄筋の施工法にお
    いて、スダレ式組鉄筋の条材を端面視で環状に配置して
    連結し、各鉄筋を端面視で相互間隔をおき環状の配置に
    することを特徴とするスダレ式組鉄筋の施工法。
  12. 【請求項12】 請求項6、請求項7、請求項8、請求
    項9、請求項10又は請求項11記載のスダレ式組鉄筋
    の施工法において、スダレ式組鉄筋を端面視で⊥状に配
    置することを特徴とするスダレ式組鉄筋の施工法。
  13. 【請求項13】 請求項6、請求項7、請求項8、請求
    項9、請求項10、請求項11又は請求項12記載のス
    ダレ式組鉄筋の施工法において、相互間隔をおき並行に
    配置した多数本の鉄筋の一端部の間を可撓性の条材によ
    って順次に連結してなるスダレ式組鉄筋の鉄筋の他側
    を、配置されている鉄筋の間に差し込んで配置すること
    を特徴とするスダレ式組鉄筋の施工法。
  14. 【請求項14】 請求項4、請求項5、請求項6、請求
    項7、請求項8、請求項9、請求項10、請求項11、
    請求項12又は請求項13記載のスダレ式組鉄筋の施工
    法において、スダレ式組鉄筋をロール状スダレ式組鉄筋
    又は積層状スダレ式組鉄筋から繰り出して配置すること
    を特徴とするスダレ式組鉄筋の施工法。
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