JP2001199827A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JP2001199827A
JP2001199827A JP2000009336A JP2000009336A JP2001199827A JP 2001199827 A JP2001199827 A JP 2001199827A JP 2000009336 A JP2000009336 A JP 2000009336A JP 2000009336 A JP2000009336 A JP 2000009336A JP 2001199827 A JP2001199827 A JP 2001199827A
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Noboru Hase
昇 長谷
Takanori Igarashi
崇訓 五十嵐
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 (A)中空構造の金属酸化物板状粉体、
(B)比表面積が10〜100m2 /gである酸化亜鉛
を含有する化粧料。 【効果】 透明感を持たせつつ、肌の色相感覚を変化さ
せることができかつ経時で仕上がりが変化することな
く、長時間塗布直後仕上がりが持続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明感を持たせつ
つ、肌の色相感覚を変化させることができかつ経時的に
仕上がりが変化することなく、化粧持ちのよい化粧料に
関する。
【0002】
【従来の技術】基礎化粧料、メークアップ化粧料は、肌
に塗布し質感を変化させるため、拡散反射の強い粉体を
配合してマットな仕上がりを得たり、マイカ等の鏡面反
射の強い粉体を配合してつやのある仕上がりを得たりし
ている。また、血行不良や加齢等による肌のくすみ(肌
が暗く、黄色っぽくなる状態)、あるいはシミ・ソバカ
ス等の色むらをカバーするため、二酸化チタンや酸化鉄
等の隠蔽力の高い顔料を配合したり、ベンガラ、レーキ
顔料や有機顔料等の赤みを加えて肌の色相感覚を変化さ
せることが行われている。一方、赤ら顔やにきび跡を隠
すために、赤の補色である緑色の顔料を使用したり、透
明感を与えるために青色や紫色の顔料を使用して、肌の
色相感覚を変化させることが行われている。
【0003】しかしながら、隠蔽力の高い顔料を用いた
場合には、自然な感じがなくなってしまうという問題が
ある。また、補色の原理を利用した場合には、色相のカ
バーはできるものの彩度が低下し、反対に肌色がくすん
でしまうという問題がある。これらの問題は、その方法
が減法混色に基づく色相コントロールであるために生じ
るものであり、色を重ねれば重ねるだけ、彩度が低下し
て灰色に近づいてしまうことが原因である。
【0004】また、透明感を持たせつつ、肌の色相感覚
を変化させたとしても、皮脂等によって化粧くずれが生
じ、肌の色相感覚を長時間にわたって維持できなくなっ
てしまう。これに対して、皮脂による化粧くずれを防止
する目的で、フッ素化合物で処理した粉体を配合して、
撥水・撥油性を付与することが提案されている(特開昭
55−167209号公報、特開昭62−250074
号公報、特開平1−180811号公報、米国特許第3
632744号明細書等)。しかしながら、このような
粉体をメークアップ化粧料に多用した場合には、はじき
出された油、皮脂等が点在して目立つという欠点を有し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、透明感を持たせつつ肌の色相を変化させることがで
き、かつその仕上がりが皮脂等によってくずれることな
く長時間持続させることができる化粧料を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、中空構造
の金属酸化物板状粉体と比表面積が10〜100m2
gである酸化亜鉛を併用することにより、透明感を持た
せつつ、肌の色相感覚を変化させることができかつ皮脂
による化粧くずれもない化粧料が得られることを見出し
た。すなわち、本発明は(A)及び(B) (A)中空構造の金属酸化物板状粉体 (B)比表面積が10〜100m2 /gである酸化亜鉛
を含有することを特徴とする化粧料を提供するものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明で使用する中空構造の金属
酸化物板状粉体((A)成分)の「板状粉体」とは、ア
スペクト比(粉体の長軸の長さと厚さとの比)が5〜1
00の範囲である粉体をいい、特に摩擦係数を小さくし
て使用感を良好にする点、及び製造の容易さの点から、
アスペクト比は10〜70の範囲が好ましい。また平均
粒径(レーザー回折/散乱式粒度分布測定装置により測
定)は、使用感を良好にする点、及びギラツキ感を低減
する点から、12μm以下、特に5〜12μmの範囲が
好ましい。
【0008】板状粉体を構成する金属酸化物としては、
例えば二酸化チタン、酸化鉄、酸化ジルコニウム及び酸
化スズ等の屈折率の高いもの(例えば屈折率1.7〜
2.8)が好ましく、特に二酸化チタン(屈折率2.5
〜2.7)が好ましく、中でもその結晶系がルチル型の
二酸化チタン(屈折率2.7)がより好ましい。
【0009】(A)成分は、金属酸化物からなる板状粉
体であって、内部に空洞を有するものである。例えば雲
母、硫酸カルシウム等の板状基体上に金属酸化物を被覆
し、その後、基体物質のみを酸又はアルカリにより溶解
除去して粉体内部を中空状とする方法により製造するこ
とができる(特開昭55−60565号公報,特開平9
−194757号公報、特開昭49−45129号公
報)。ここで板状基体としては、雲母、例えば白雲母、
黒雲母、金雲母等;硫酸カルシウム、例えば二水石膏等
が使用可能であるが、特に雲母が好ましい。また基体物
質の溶解に用いられる酸としては、フッ化水素酸、塩
酸、硫酸、硝酸、リン酸等の鉱酸が挙げられ、アルカリ
としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等が挙げら
れる。基体として用いた雲母、硫酸カルシウム等の物質
は、生成板状粉体中に20重量%程度残存してもよい
が、干渉色の強さの点で、その残存量は低ければ低いほ
ど好ましい。この点で、金属酸化物被覆板状粉体を鉱酸
を含有する酸水溶液と接触させた後、アルカリ水溶液と
接触させる方法が、基体物質の含有率をより下げること
ができ好ましい(特開平9−194757号公報)。か
かる中空板状粉体の表面は、一部に金属酸化物層の欠損
があっても良い。また、基体物質を溶解する前の金属酸
化物被覆板状粉体の金属酸化物の光学的厚み(被覆厚)
をコントロールすることにより、様々な色調をつくりだ
すことが可能である。更に、2種類以上の板状粉体を組
み合わせて用いることにより、様々な色調をつくりだす
ことも可能である。
【0010】(A)成分の中空構造の金属酸化物板状粉
体は、化粧料(持続性)向上の点からその表面を疎水化
処理してもよい。尚、疎水化処理は、通常の方法に従い
疎水化処理剤で処理することにより行われる。該疎水化
処理剤としては、シリコーン油、脂肪酸金属塩、アルキ
ルリン酸、アルキルリン酸のアルカリ金属塩又はアミン
塩、N−モノ長鎖(炭素数8〜22)脂肪族アシル塩基
性アミノ酸、パーフルオロアルキル基を有するフッ素化
合物などが挙げられる。シリコーン油としては、例えば
各種鎖状シリコーン、環状シリコーン、変性シリコーン
が;脂肪酸金属塩としては、特に炭素数12〜18の脂
肪酸のカルシウム、マグネシウム、亜鉛、アルミニウム
等の塩が;アルキルリン酸及びその塩としては、合計炭
素数8〜45のアルキル又はアルケニル基を有するモノ
又はジエステル及びアルカリ金属塩若しくはアミン塩
が;N−モノ長鎖脂肪族アシル塩基性アミノ酸として
は、2−エチルヘキサノイル、カプリロイル、ラウロイ
ル、ミリストイル、パルミトイル、ステアロイル、イソ
ステアロイル、オレオイル、ベヘノイル、ココイル、牛
脂脂肪酸アシル、硬化牛脂脂肪酸アシル等の炭素数8〜
22のアシル基が塩基性アミノ酸のα位又はω位のアミ
ノ基に結合したものが;パーフルオロアルキル基を有す
るフッ素化合物としては、米国特許第3632744号
明細書、特開昭62−250074号公報、特開昭55
−167209号公報、特開平2−218603号公報
等に記載のものが挙げられる。
【0011】(A)成分の疎水化処理量は、十分な疎水
性、良好な感触の点から、(A)成分1重量部に対して
疎水化処理剤0.0005〜0.2重量部、特に0.0
2〜0.1重量部が好ましい。
【0012】本発明で使用する酸化亜鉛((B)成分)
は、比表面積が10〜100m2 /gの範囲であること
が化粧くずれ、使用感の点から必須である。比表面積は
BET法で測定される。
【0013】(B)成分は、(A)成分と同様に疎水化
処理して使用することが好ましいが、前記疎水化処理剤
の中で、シリコーン油、アルキルリン酸(塩)、N−モ
ノ長鎖(炭素数8〜22)脂肪族アシル化塩基性アミノ
酸等が好ましい疎水化処理剤として挙げられ、(B)成
分1重量部に対して0.02〜0.1重量部の比率の疎
水化処理剤で表面処理するのが好ましい。また、球状粉
体等の感触向上可能な粉体と複合化を行ってから配合す
ることもできる。この様な粉体として、ナイロン、ポリ
メチルメタクリレート等の球状ポリマー粉体が挙げられ
る。複合化は常法により、球状粉体の表面に酸化亜鉛微
粒子を被覆させることによって行うのが良い。
【0014】本発明の化粧料は常法に従って製造するこ
とができ、例えば化粧水、乳液、クリーム等の基礎化粧
料;粉白粉、固形白粉、フェイスパウダー、パウダーフ
ァンデーション、油性ファンデーション、クリーム状フ
ァンデーション、リキッドファンデーション、コンシー
ラー、口紅、リップクリーム、頬紅、アイライナー、ア
イシャドウ、アイブロウ等のメークアップ化粧料などと
することができる。
【0015】(A)成分の本発明化粧料中への配合量
は、配合の効果を十分に発揮させる一方で、強い光沢感
による不自然さを回避する観点から、0.1〜30重量
%(以下、単に「%」で示す)、特に0.5〜30%が
好ましい。更に、化粧水、乳液及びクリームの場合は全
組成中に0.1〜10%、特に0.5〜8%配合するの
が好ましく、粉白粉、固形白粉及びフェイスパウダーの
場合は0.1〜30%、特に0.5〜30%、パウダー
ファンデーション及び油性ファンデーションの場合は
0.1〜30%、特に0.5〜30%、クリーム状ファ
ンデーション、リキッドファンデーション及びコンシー
ラーの場合は0.1〜30%、特に0.5〜25%、口
紅及びリップクリームの場合は0.1〜20%、特に
0.5〜15%、頬紅及びアイシャドウの場合は0.1
〜30%、特に0.5〜25%、アイライナー及びアイ
ブロウの場合は0.1〜30%、特に0.5〜20%配
合するのが好ましい。
【0016】(B)成分の本発明化粧料中への配合量
は、0.01〜99%、特に2〜90%が好ましい。ま
た、(A)成分と(B)成分とを組合せた化粧料につい
て、仕上がりの持続性を向上させ所期の光学特性を発揮
させるために、それらの成分の配合比率(重量比)は
(A)/(B)=1/10〜10/1の範囲が好まし
い。
【0017】本発明の化粧料には(A)成分及び(B)
成分のほかに、必要に応じて、通常の化粧料に配合され
ている成分、例えば各種オイル、界面活性剤、水溶性高
分子、他の粉体、保湿剤、防腐剤、薬剤、紫外線吸収
剤、色素、無機塩又は有機酸塩、香料、キレート剤、pH
調整剤、水等を配合することができる。
【0018】
【実施例】製造例1 緑色の干渉光を呈するアナターゼ型酸化チタン被覆雲母
1.0gを、250mL容のポリプロピレンビーカーに秤
取し、更に蒸留水50mLを加えた。プラスチックで被覆
した攪拌棒を加え、加熱マントル上に置き温度制御がで
きるようにした。攪拌下、ガラスピペットから濃硫酸
5.0mLを添加し、次いで合成樹脂ピペットから濃フッ
化水素酸(50%)2.0mLを加えた。次いでこの懸濁
液を70℃で1時間加熱した。蒸留水200mLを加えた
後、スラリーをブフナーロートでろ過し蒸留水500mL
で洗浄し残留した酸を除いた。得られた粉体を120℃
で30分間、オーブン中で乾燥し、内部が空洞の金属酸
化物板状粉体を得た。
【0019】製造例2 青色の干渉光を呈するルチル型酸化チタン被覆雲母90
g、硫酸124g、リン酸60g及び蒸留水300mLを
混合することによって懸濁液を調製した。この懸濁液を
120℃で6時間還流させ、次いで冷却及び濾過した。
この圧搾ケーキを、溶出液のpHが2になるまで蒸留水で
洗浄し、次いで乾燥することなく蒸留水800mLでスラ
リー化した。水酸化ナトリウム83gを加えて9%の水
酸化ナトリウム溶液とし、60℃に加温した。1時間後
に攪拌後濾過し、この圧搾ケーキを溶出液のpHが10に
なるまで洗浄した。この生成物を100℃で14時間乾
燥して、内部が空洞の金属酸化物板状粉体を得た。
【0020】実施例1(パウダーファンデーション) 下記表1に示す組成を、常法に従って製造し、これらの
ファンデーションについて、仕上がり及び化粧持ちを下
記評価方法により評価した。結果を下記表2に示す。
【0021】
【表1】
【0022】(評価方法)パウダーファンデーションを
肌に塗布した直後と塗布後4時間におけるくすみ感のな
さ、明るさ、自然さ、透明感及び塗布後4時間(室内で
通常の生活環境下)での化粧持ちを評価した。評価は、
専門パネラー14名により、各項目について、良いを5
点、やや良いを4点、普通を3点、やや悪いを2点、悪
いを1点として行い、14名の平均値を算出した。結果
を表2に示す。
【0023】
【表2】
【0024】表2の結果から明らかなように、本発明の
化粧料を塗布した場合にはいずれも、透明感が高く、自
然な仕上がりでかつ化粧持ちも良好であった。
【0025】 実施例2(クリーム状ファンデーション) (組成) (%) (1)ステアリン酸 5.5 (2)親油型モノステアリン酸グリセリン 2.5 (3)セトステアリルアルコール 1.0 (4)モノラウリルプロピレングリコール 3.0 (5)スクワラン 7.0 (6)オリーブ油 8.0 (7)精製水 バランス (8)防腐剤 適 量 (9)トリエタノールアミン 1.2 (10)ソルビット 3.0 (11)二酸化チタン 8.0 (12)タルク 5.0 (13)着色顔料(黒酸化鉄、ベンガラ、黄酸化鉄) 適 量 (14)酸化亜鉛(比表面積25m2/g FINEX-25、堺化学社製) 4.0 (15)製造例1の粉体 5.0 (16)香料 微 量
【0026】 実施例3(粉白粉) (組成) (%) (1)マイカ バランス (2)中空構造の金属酸化物板状粉体* 8.0 (3)酸化亜鉛(比表面積75m2/g FINEX-75、堺化学社製) 5.0 (4)タルク 30.0 (5)二酸化チタン 0.5 (6)ベンガラ 0.1 (7)黄酸化鉄 0.1 (8)黒酸化鉄 0.01 (9)ステアリン酸マグネシウム 10.0 (10)防腐剤 適 量 *:製造例2において、原料粉体として紫色の干渉光を呈するルチル型酸化 チタン被覆雲母を用いて得られた粉体
【0027】 実施例4(固形白粉) (組成) (%) (1)マイカ バランス (2)中空構造の金属酸化物板状粉体* 25.0 (3)酸化亜鉛(FINEX-50、堺化学社製) 6.0 (4)タルク 20.0 (5)二酸化チタン 0.5 (6)ベンガラ 0.1 (7)黄酸化鉄 0.1 (8)黒酸化鉄 0.01 (9)流動パラフィン 8.0 (10)ミツロウ 2.0 (11)防腐剤 適 量 (12)香料 微 量 *:製造例2の原料粉体として紫色の干渉光を呈するルチル型酸化チタン被 覆雲母を用いて得られた粉体(1重量部)をジメチルポリシロキサン( 0.02重量部)で処理したもの
【0028】 実施例5(頬紅) (組成) (%) (1)マイカ バランス (2)中空構造の金属酸化物板状粉体* 20.0 (3)タルク 20.0 (4)酸化亜鉛(FINEX-25、堺化学社製) 7.0 (5)二酸化チタン 4.0 (6)ステアリン酸亜鉛 5.0 (7)コメデンプン 5.0 (8)色材 3.0 (9)流動パラフィン 3.0 (10)防腐剤 適 量 (11)香料 微 量 *:製造例1の原料粉体を赤色の干渉色を呈するアナターゼ型酸化チタン被 覆雲母にかえて製造したもの(1重量部)をラウロイルリジン(0.0 5重量部)で処理したもの
【0029】 実施例6(アイシャドウ) (組成) (%) (1)マイカ バランス (2)中空構造の金属酸化物板状粉体* 20.0 (3)タルク 5.0 (4)酸化亜鉛(FINEX-75、堺化学社製) 7.0 (5)二酸化チタン被覆雲母 5.0 (6)ステアリン酸亜鉛 5.0 (7)ラウリン酸亜鉛 3.0 (8)着色顔料(黒酸化鉄、ベンガラ、黄酸化鉄) 10.0 (9)流動パラフィン 7.0 (10)防腐剤 適 量 (11)香料 微 量 *:製造例2において原料粉体として赤色の干渉色を呈するルチル型チタン 被覆雲母を用いて得られた粉体
【0030】 実施例7(リキッドファンデーション) (組成) (%) (1)疎水化処理顔料(メチルハイドロジェンポリシロキサンで処理したもの) 二酸化チタン 6.0 酸化鉄(赤、黄、黒) 適 量 (2)ポリメチルシルセスキオキサン粉末 (「トスパール145」、東芝シリコーン社製) 4.0 (3)中空構造の金属酸化物板状粉体* 5.0 (4)疎水化処理酸化亜鉛(FINEX-75、堺化学社製(1重量部)をメチルハイド ロジェンポリシロキサン(0.02重量部)で処理したもの) 4.0 (5)オクタメチルシクロテトラシロキサン 20.0 (6)ジメチルポリシロキサン (「シリコーンKF-96A」、信越化学工業社製) 10.0 (7)ジメチルポリシロキサン・ポリオキシアルキレン共重合体 (「SH3775C 」、東レ・ダウコーニング社製) 1.0 (8)グリセリン 2.0 (9)精製水 バランス *:製造例2の粉体(1重量部)をメチルハイドロジェンポリシロキサン( 0.02重量部)で処理したもの
【0031】 実施例8(アイライナー) (組成) (%) (1)カルナウバロウ 5.0 (2)ミツロウ 1.0 (3)マイクロクリスタリンワックス 10.0 (4)白色ワセリン 1.0 (5)有機ベントナイト 0.5 (6)軽質流動パラフィン バランス (7)製造例1の粉体(1重量部)ジメチルポリシロキサン(0.02重量部) で処理したもの 10.0 (8)疎水化処理酸化亜鉛(比表面積50m2 /g ZnO-350、大阪住友セメント社 製(1重量部)をジメチルポリシロキサン(0.02重量部)で処理した もの) 5.0 (9)二酸化チタン 3.0 (10)カーボンブラック 2.0 (11)防腐剤 適 量
【0032】 実施例9(O/W型クリーム) (組成) (%) (1)ミツロウ 5.5 (2)セタノール 4.5 (3)水添ラノリン 7.0 (4)スクワラン 33.0 (5)脂肪酸グリセリン 3.5 (6)親油型モノステアリン酸グリセリン 2.0 (7)ポリオキシエチレンソルビタンモノラウリル酸エステル(20E.O.) 2.0 (8)製造例1の粉体 4.0 (9)酸化亜鉛(ZnO-350、大阪住友セメント社製) 4.0 (10)香料 0.1 (11)防腐剤 0.2 (12)酸化防止剤 0.1 (13)プロピレングリコール 10.0 (14)精製水 バランス
【0033】実施例2〜9で得られた化粧料はいずれ
も、透明感が高く自然な仕上がりで、しかも肌の色相を
変化させることができ、しかも化粧持ちが良好なもので
あった。
【0034】
【発明の効果】本発明の化粧料は、透明感が高く自然な
仕上がりを演出し、肌の色相を変化させることができ、
かつその仕上がりを長時間持続させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いる金属酸化物板状粉体の外観を示
す電子顕微鏡写真である。
【図2】本発明で用いる金属酸化物板状粉体の内部を示
す電子顕微鏡写真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/032 A61K 7/032 7/035 7/035 Fターム(参考) 4C083 AA082 AA122 AB132 AB211 AB212 AB232 AB241 AB242 AB432 AB442 AC012 AC022 AC072 AC122 AC132 AC242 AC392 AC422 AC442 AC542 AD072 AD152 AD172 AD242 AD512 BB23 CC01 CC05 CC11 CC12 CC14 DD17 DD21 DD23 DD33 EE01 EE06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)及び(B) (A)中空構造の金属酸化物板状粉体 (B)比表面積が10〜100m2 /gである酸化亜鉛
    を含有する化粧料。
  2. 【請求項2】 (A)成分の金属酸化物が二酸化チタン
    である請求項1記載の化粧料。
  3. 【請求項3】 (A)成分の粉体の平均粒径が12μm
    以下である請求項1又は2記載の化粧料。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002212032A (ja) * 2001-01-18 2002-07-31 Shiseido Co Ltd メーキャップ化粧料
JP2002338424A (ja) * 2001-05-23 2002-11-27 Kao Corp 化粧料
JP2018517692A (ja) * 2016-02-02 2018-07-05 Cqv株式会社Cqv Co., Ltd. 紫外線遮断効果に優れた化粧品及びその製造方法

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