JP2001199742A - ディスプレイ用基板 - Google Patents

ディスプレイ用基板

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JP2001199742A JP2000004499A JP2000004499A JP2001199742A JP 2001199742 A JP2001199742 A JP 2001199742A JP 2000004499 A JP2000004499 A JP 2000004499A JP 2000004499 A JP2000004499 A JP 2000004499A JP 2001199742 A JP2001199742 A JP 2001199742A
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悦男 荻野
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俊明 水野
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克也 神作
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パッシベーション膜の膜厚を薄くしてディス
プレイの製造コストを低減することができるディスプレ
イ用基板を提供する。 【解決手段】 電子線励起ディスプレイ(FED)やプ
ラズマディスプレイパネル(PDP)に用いるディスプ
レイ用基板は、厚さが、例えば3mmであるガラス基板
10を備える。ガラス基板10の素子形成側表面には、
アルカリイオンの熱拡散を防止すべく、MFスパッタ法
により、厚さが、例えば40nmのアルカリイオンパッ
シベーション膜11が形成されている。パッシベーショ
ン膜11上には、導電性材料から成る一対の素子電極1
2,13が形成されている。パッシベーション膜11
は、シリコンの酸化物、シリコンの窒化物及びシリコン
の酸窒化物の群から選択された化合物を電極として用い
ると共に、金属シリコンにリン及びボロンの少なくとも
一方をドープしたものをターゲットとして用いてMFス
パッタ法によりガラス基板10の表面に形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスプレイ用基
板、特に基板中に可動イオンの表面への熱拡散を防止す
る可動イオン拡散防止膜が表面に形成されたディスプレ
イ用基板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子線励起ディスプレイ(FE
D)やプラズマディスプレイパネル(PDP)に用いる
ディスプレイ用基板は、該基板からのアルカリイオン
(可動イオン)の熱拡散による素子の動作異常を防止す
るために、デバイス側基板表面に基板中のアルカリイオ
ンの素子形成側基板表面への熱拡散を防止するアルカリ
パッシベーション膜(可動イオン拡散防止膜)を備えて
いる。
【0003】このようなパッシベーション膜の成膜方法
としては、液晶表示素子の透明電極用のディスプレイ用
基板の場合等は、大面積基板の大量処理が可能な塗布焼
成法(ゾルゲル法)が採用されている。このゾルゲル法
は、出発原料として有機金属化合物を溶解した有機溶液
にガラス基板を浸漬した後等速引き上げにより該有機溶
液をガラス基板に塗布し、400〜500℃のオーブン
中で加熱処理し、SiO2膜を得るものであり、公知技
術として、特開昭57−79914号、特開昭57−1
12715号、特開昭62−158136号の各公報に
記載された技術がある。
【0004】また、これら公知技術のディスプレイ用基
板に形成されたパッシベーション膜には、基板中のアル
カリイオンの熱拡散の防止効果を向上させるために、リ
ンがドープされたSiO2膜(PSG(Phosphor Silicat
e Glass)膜)が用いられている。この場合、基板中のア
ルカリイオンの熱拡散の防止効果はリンの含有量が高い
ほど向上するので、上記PSG膜におけるリンの含有量
は比較的高い値に設定され、例えば、 特開昭57−7
9914号の基板ではP25ベースで0.1〜2wt
%、特開昭57−112715号の基板では同1wt%
程度、特開昭62−158136号の基板では同0.5
〜20wt%である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パッシ
ベーション膜をゾルゲル法により形成する場合は、加水
分解・重縮合反応した有機成分を熱処理により完全に分
解するのが困難なため、ゾルゲル法により形成されたパ
ッシベーション膜は緻密性が低く、所定のアルカリイオ
ン拡散防止性能を発揮させるためには、パッシベーショ
ン膜の膜厚を厚くしなければならず、ディスプレイの製
造コストが増大する。
【0006】特に、このパッシベーション膜が形成され
たディスプレイ用基板を電子線励起ディスプレイ(FE
D)やプラズマディスプレイパネル(PDP)のような
真空容器型ディスプレイに用いる場合には、これらのデ
ィスプレイは、製造時に、周辺部に塗布されたペースト
状ガラスフリットにより貼り合わされた一対の板ガラス
を溶着するために、高温のプロセス、例えば500℃で
の焼成プロセスを必要とし、上記焼成プロセスが実行さ
れても基板のアルカリイオン拡散防止性能を維持するた
めには、パッシベーション膜を200nmを越える比較
的厚い膜厚にしなければならない。
【0007】また、上記真空容器型ディスプレイでは、
基板のパッシベーション膜中にリンを多く含むと、リン
の高吸湿性によりパッシベーション膜中のリンに吸着さ
れた水分が真空容器型ディスプレイ内に放出されてディ
スプレイ内の真空度合を所要度合に維持することができ
なくなる。
【0008】本発明の目的は、パッシベーション膜の膜
厚を薄くしてディスプレイの製造コストを低減すること
ができるディスプレイ用基板を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、基板中の可動イオンの表面への熱拡散を防止する可
動イオン拡散防止膜が表面に形成されたディスプレイ用
基板において、前記可動イオン拡散防止膜は、シリコン
の酸化物、シリコンの窒化物及びシリコンの酸窒化物か
ら成る群から選択された化合物であって、リン及びボロ
ンの少なくとも一方を含む化合物をスパッタ法により前
記基板の表面にコーティングすることにより形成して成
ることを特徴とする。
【0010】請求項1記載のディスプレイ用基板によれ
ば、可動イオン拡散防止膜は、シリコンの酸化物、シリ
コンの窒化物及びシリコンの酸窒化物から成る群から選
択された化合物であって、リン及びボロンの少なくとも
一方を含む化合物をスパッタ法により前記基板の表面に
コーティングすることにより形成して成るので、可動イ
オン拡散防止膜のディスプレイ用基板上への形成の際に
スパッタリングを異常放電が生じることなく安定して実
行することができ、その結果可動イオン拡散防止膜の緻
密性が高まると共に、可動イオン拡散防止膜の膜厚を薄
くしてディスプレイの製造コストを低減することができ
る。
【0011】請求項2記載のディスプレイ用基板は、請
求項1記載のディスプレイ用基板において、前記スパッ
タ法がMFスパッタ法から成ることを特徴とする。
【0012】請求項2記載のディスプレイ用基板によれ
ば、ディスプレイ用基板の表面に形成されるリン及びボ
ロンの少なくとも一方を含む化合物の形成をMF(MidF
requency)スパッタ法によって行うことにより、可動イ
オン拡散防止膜のディスプレイ用基板上への形成の際に
スパッタリングをより安定して行うことに加えて、成膜
レートの向上を図ることができる。
【0013】請求項3記載のディスプレイ用基板は、請
求項1又は2記載のディスプレイ用基板において、前記
可動イオン拡散防止膜の膜厚は200nm以下であるこ
とを特徴とする。
【0014】請求項3記載のディスプレイ用基板によれ
ば、可動イオン拡散防止膜の膜厚が200nm以下であ
るので、パッシベーション膜の膜厚が薄いことによりデ
ィスプレイの製造コストを低減することができる。
【0015】請求項4記載のディスプレイ用基板は、請
求項1乃至3のいずれか1項に記載のディスプレイ用基
板において、前記ディスプレイは真空容器型ディスプレ
イであることを特徴とする。
【0016】請求項5記載のディスプレイ用基板は、請
求項4記載のディスプレイ用基板において、前記化合物
は、リンを、前記化合物のシリコンに対するリンの比で
4000ppm以下の濃度で含むことを特徴とする。
【0017】請求項5記載のディスプレイ用基板によれ
ば、化合物は、リンを、前記化合物のシリコンに対する
リンの比で4000ppm以下の濃度で含むので、基板
上の可動イオン拡散防止膜に含まれる吸湿性に富むリン
の含有量が低減することにより、可動イオン拡散防止膜
から真空容器型ディスプレイ内に放出される水分の量を
低減させて真空容器型ディスプレイ内の真空度合を所要
度合に維持することができる。
【0018】請求項6記載のディスプレイ用基板は、請
求項4又は5記載のディスプレイ用基板において、前記
真空容器型ディスプレイは、電子線励起ディスプレイ又
はプラズマディスプレイパネルであることを特徴とす
る。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明者は、上記目的を達成すべ
く鋭意検討を行った結果、ディスプレイ用基板の表面に
形成される可動イオン拡散防止膜の形成をスパッタ法に
より行うことにより、形成された可動イオン拡散防止膜
が十分な緻密性を有することに着目し、前記可動イオン
拡散防止膜を、シリコンの酸化物、シリコンの窒化物及
びシリコンの酸窒化物から成る群から選択された化合物
であって、リン及びボロンの少なくとも一方を含む化合
物をスパッタ法により前記基板の表面にコーティングす
ることにより形成すると、可動イオン拡散防止膜のディ
スプレイ用基板上への形成の際にスパッタリングを異常
放電が生じることなく安定して実行することができ、そ
の結果可動イオン拡散防止膜の緻密性が高まると共に、
可動イオン拡散防止膜の膜厚を薄くしてディスプレイの
製造コスト低減を可能にすること、MFスパッタ法によ
れば、直流スパッタ法と比べてスパッタリングを安定し
て行うことができると共に、高周波スパッタ法と比べて
成膜レートの向上を図り、もって製造コスト低減を可能
にすること、及び化合物のシリコンに対するリンの比を
4000ppm以下にすることにより、可動イオン拡散
防止膜から真空容器型ディスプレイ内に放出される水分
の量が低減して真空容器型ディスプレイ内の真空度合を
所要度合に維持することができることを見い出した。
【0020】MFスパッタ法は、2つのターゲットを陰
極と陽極との間で交互に極性を反転させながら同一ガス
雰囲気中で同時に放電させてスパッタリングを行うもの
であり、これにより、互いのターゲット表面における電
荷が反転電位及び反転電流で中和されて該表面を除電す
るので異常放電が生じるのとを防止し、さらに、プラズ
マが互いのターゲット表面をスパッタリングによりクリ
ーニングしながら成膜を実施するので、互いのターゲッ
ト表面に堆積する絶縁性膜による放電不能化の発生を防
止することができ、その結果、より高い電力の印加を可
能として成膜レートを向上させることができる。
【0021】MFスパッタ法におけるターゲットの極性
の反転周波数は100Hz〜1GHz程度が好ましく、
さらに1〜100KHzがより好ましい。この下限は、
除電作用の程度で決まり、上限は電源の駆動安定性など
で決まる。また、このときの反転波形は正弦波や方形パ
ルス波、時間非対称波など、長い時間軸に対し両ターゲ
ット表面の電荷が中和されるように正負のバランスのと
れた印加電圧波形であればよい。
【0022】このMFスパッタ法のターゲットとして電
気抵抗率の高い金属シリコンを用いると、ターゲット表
面で通電性不足により帯電現象が発生しプラズマ放電が
不安定となって異常放電が生じ易くなるが、この不具合
は、金属シリコンにリン及びボロンの少なくとも一方を
ドープしてターゲットの導電性を増加することにより解
消することができ、もってリン及びボロンの少なくとも
一方を含む化合物の基板表面へのコーティングによる形
成をより高い成膜レートで行うことができる。
【0023】このように、MF法によれば、直流スパッ
タ法における問題、即ち、スパッタリング時に成膜され
る絶縁膜がターゲット表面にも堆積し、これにより、タ
ーゲット表面の導電性が損なわれ、異常放電が発生し易
くなるという問題、また、高周波スパッタ法における問
題、即ち、成膜レートが遅く、もって製造コストの増大
を招くという問題を解消することができる。
【0024】以下、本発明の実施の形態に係るディスプ
レイ用基板を備える電子線励起素子の構成を図1を参照
して説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るディ
スプレイ用基板を備える電子線励起素子の断面図であ
る。
【0025】図1において、ガラス基板10の素子形成
側表面には、基板10の表面の帯電を防止すべくMFス
パッタ法によりアルカリイオンパッシベーション膜11
が形成されている。基板10はソーダライムガラスから
成り、その厚さは、例えば3mmである。
【0026】パッシベーション膜11上には、導電性材
料から成る一対の素子電極12,13が形成されてい
る。これらの素子電極12,13は、例えばCVD等の
成膜技術とフォトリソグラフィー、エッチング等のパタ
ーニング技術を組み合わせて形成することができるが、
印刷技術によって形成してもよい。素子電極12,13
の形状は、当該電子線励起素子の用途に合わせて適宜設
計される。
【0027】素子電極12,13の間には、フォトリソ
グラフィー、エッチング等により導電性薄膜14が形成
されている。導電性薄膜14は、素子電極12,13と
電気的に良好に接続されるのが望ましいため、互いに部
分的に重なりあっている。導電性薄膜14の一部には、
導電性薄膜14よりも電気的に高抵抗な電子放出部15
が通電フォーミング処理により形成されている。
【0028】電子放出部15及びその近傍は薄膜16に
よって被覆されており、この薄膜16は、炭素又は炭素
化合物から成り、上記電子放出部15の形成後に通電活
性化処理により形成される。
【0029】パッシベーション膜11は、シリコンの酸
化物(SiO2)、シリコンの酸窒化物(SiON)及
びシリコンの窒化物(Si34)から成る群から選択さ
れた化合物であって、リン及びボロンの少なくとも一方
を含む化合物を含む少なくとも1層のアルカリイオンパ
ッシベーション膜(可動イオン拡散防止膜)から成る。
このパッシベーション膜11により、例えばNaイオン
のようなアルカリイオンの熱拡散による素子の動作異常
を防止することができる。
【0030】パッシベーション膜11は、シリコンの酸
化物、シリコンの窒化物及びシリコンの酸窒化物から成
る群から選択された化合物であって、リン及びボロンの
少なくとも一方を含む化合物をMFスパッタ法により基
板10の表面にコーティングすることにより形成され
る。具体的には、シリコンの酸化物、シリコンの窒化物
及びシリコンの酸窒化物から成る群から選択された化合
物を電極として用いると共に、金属シリコンにリン及び
ボロンの少なくとも一方をドープしたものをターゲット
として用いてMFスパッタ法によりパッシベーション膜
11を形成する。これにより、ターゲットの導電性が増
加するので、パッシベーション膜11のディスプレイ用
基板上への形成の際にスパッタリングを異常放電が生じ
ることなく安定して実行することができ、その結果パッ
シベーション膜11の緻密性が高まると共に、パッシベ
ーション膜11の膜厚を薄くしてディスプレイ用基板の
製造コストを低減することができる。MFスパッタ法に
よれば、直流スパッタ法や高周波スパッタ法によること
なくパッシベーション膜11を形成することにより、ス
パッタリング時の異常放電発生の防止やディスプレイ用
基板の製造コストの低減を図ることができる。
【0031】上記化合物のシリコンに対するリンの比を
4000ppm以下にするのが好ましい。これにより、
パッシベーション膜11から真空容器型ディスプレイ内
に放出される水分の量を低減させて真空容器型ディスプ
レイ内の真空度合を所要度合に維持することができる。
【0032】上記パッシベーション膜11の膜厚は20
0nm以下であるのが好ましい。200nmを越える
と、ディスプレイ用基板の製造コストが増大する。
【0033】
【実施例】本発明の上記知見を確認するために以下のよ
うな実験を行った。
【0034】まず、上記のような基板10を、膜厚3m
mのソーダライムガラス材料(主として、SiO272
重量%、Na2O13重量%、CaO8重量%、MgO
4重量%、Al231.8重量%、K2O0.9重量%
を含む)で作製し、この基板10の表面上に表1に示す
ターゲット及び混合ガス雰囲気でMFスパッタ法又はゾ
ルゲル法により実施例1〜6及び比較例1に係るパッシ
ベーション膜11を形成した。
【0035】
【表1】 即ち、表1において、実施例1〜3は、Pドープ量が8
00ppmのP(リン)ドープSiターゲット(P−S
iターゲット)を用いた場合、実施例4〜6は、Bドー
プ量が800ppmのB(ボロン)ドープSiターゲッ
ト(B−Siターゲット)を用いた場合を示し、実施例
1及び4は、アルゴン−酸素の混合ガス雰囲気でMFス
パッタ法によりSiO2膜を形成した場合、実施例2及
び5は、アルゴン−酸素−窒素の混合ガス雰囲気でMF
スパッタ法によりSiON膜を形成した場合、実施例3
及び6は、アルゴン−窒素の混合ガス雰囲気でNMSス
パッタ法によりSi3N4膜を形成した場合を示す。
【0036】また、比較例1は、ゾルゲル法によりSi
2膜を形成した場合を示す。
【0037】上記ターゲットの作製方法をP−Siター
ゲットの場合を例にとって説明する。B−Siターゲッ
トもこれに準ずる。
【0038】まず、高純度ポリシリコンブロックの端材
を、高純度Siを内張りしたポットミル中に装填してミ
ルを回転させ、ポリシリコンブロックの端材同士の衝
突、又は端材と内張りしたSiとの衝突等によって端材
を粉砕し、平均粒径が5μmであるSi粉末を調製し
た。このSi粉末にP微粉末を所定量混合し、P−Si
混合粉末を調製した。
【0039】次に、離型剤を塗布した黒鉛製成形型を有
するホットプレス装置の成形型に上記調製した混合粉末
を充填すると共に、雰囲気の真空度合を10-4Torr
(1.33×10-2Pa)に調整した後、温度1320
℃で4時間加熱処理を実施し付着酸素及び不純物を揮散
させた後に、加圧力250kg/cm2を作用させると
同時に、温度1320℃で4時間Si粉末を焼成し、P
−Si焼結体ターゲットを形成した。
【0040】実施例1〜3におけるMFスパッタ法によ
るパッシベーション膜11は下記の製膜方法で形成し
た。
【0041】まず、実施例1では、Pドープ量800p
pmのP−Siターゲットを予備排気室とスパッタ室か
らなるインライン式スパッタリング装置にセットし、ス
パッタ室をロータリーポンプ及びクライオポンプで5.
0×10-4Pa以下まで排気した。次いで、洗浄した厚
さ3mmの基板10を予備排気室に入れて0.3Pa以
下に排気した。そして、基板10をスパッタ室に移し、
スパッタ室にアルゴンガス30cm3/分(標準状態
下)(以下「SCCM)という)及び酸素ガス20SC
CMを導入し、圧力を0.3Paに調節した。1対のP
−Siターゲットが備えられたカソードに30KHzの
反転周波数で電力を印加して放電を起こし、P−Siタ
ーゲットの上を基板10を通過させることにより、基板
10の表面にSiO2膜から成る膜厚20nmのパッシ
ベーション膜11を形成した。
【0042】同様にして、実施例1について、パッシベ
ーション膜11として膜厚30nm、40nm、80n
m、200nmのSiO2膜を基板10上に形成した。
【0043】実施例2では、実施例1と同様にして、P
ドープ量800ppmのP−Siターゲットを用いてM
Fスパッタ法でパッシベーション膜11を基板10に形
成するに際して、スパッタ室にアルゴンガス30SCC
M、酸素ガス10SCCM、窒素ガス10SCCMを導
入し、P−Siターゲットが備えられたカソードに30
KHzの反転周波数で電力を印加して放電を起こし、P
−Siターゲットの上を基板10を通過させることによ
り、基板10の表面にSiON膜から成る20nmの厚
さのパッシベーション膜11を形成した。
【0044】同様にして、実施例2について、パッシベ
ーション膜11として膜厚30nm、40nm、80n
m、200nmのSiON膜を基板10上に形成した。
【0045】実施例3では、実施例1と同様にして、P
ドープ量800ppmのP−Siターゲットを用いてス
パッタ法でパッシベーション膜11を基板10に形成す
るに際して、スパッタ室にアルゴンガス30SCCM、
窒素ガス20SCCMを導入し、1対のP−Siターゲ
ットが備えられたカソードに30KHzの反転周波数で
電力を印加して放電を起こし、P−Siターゲットの上
を、基板10を通過させることにより、基板10の表面
にSi34膜から成る20nmの厚さのパッシベーショ
ン膜11を形成した。
【0046】同様にして、実施例3について、パッシベ
ーション膜11として膜厚30nm、40nm、80n
m、200nmのSiON膜を基板10上に形成した。
【0047】以上のようにパッシベーション膜11が形
成された各基板10を、500℃、2時間の熱処理を行
った後、パッシベーション膜11のNa拡散防止性能
(ppm)を後述の測定方法により測定した。
【0048】また、パッシベーション膜11のNa拡散
防止性能(ppm)は、基板中(実質的には基板表面)
におけるNaイオン数N0に対する膜中におけるNaイ
オン数N(実質的には最低値)の比(N/N0)をpp
mで表して評価した。ppm値が低い程Naイオン拡散
防止性能が高い。このようなNaイオン数N0,Nは、
後述する2次イオン質量分離スペクトル分析法(以下、
「SIMS法」という)を用いてパッシベーション膜1
1又は基板10中のNaイオン濃度をパッシベーション
膜11又は基板10の深さ方向にそって分析することに
より取得することができる。
【0049】上記SIMS法による測定結果を表1に示
す。実施例1〜3では、パッシベーション膜11のNa
イオン拡散防止性能は、例えば、膜厚40nmの場合、
夫々、675ppm、338ppm、135ppmであ
った。
【0050】上記SIMS法による分析は、次のような
手順で行った。
【0051】先ず、準備された試料を500℃で2時間
熱処理を行い、この熱処理された試料をパッシベーショ
ン膜11側からアルゴンのスパッタリング照射により切
削しつつ各試料のNaイオン数をカウントすることによ
り成分分析を行った。代表的なものとして、ドープ量8
00ppmのBドープSiターゲットを用いて基板上に
パッシベーション膜11を形成した資料の分析結果を図
3に示す。
【0052】図3は、2次イオン質量分離スペクトル分
析法によるスパッタ時間とイオン数(個/秒)の関係を
示すグラフである。
【0053】図3において、パッシベーション膜11の
表面からアルゴンのスパッタリング照射による切削が始
まり、分析開始後約20分までは、パッシベーション膜
11中のNaイオン数を示しているが、約20分以後は
基板10中のNaイオン数を示している。
【0054】Naイオン数のプロファイルは、パッシベ
ーション膜11中においては、約1.0×107個/秒
であるが、基板10中においては、約1.0×1010
/秒と大きくなる。また、膜表面でのNaイオン数のプ
ロファイルが大きくなっているのはコンタミネーション
に起因するものである。
【0055】次に、実施例4〜6並びに比較例1の場合
におけるパッシベーション膜11は下記の成膜方法で形
成した。
【0056】実施例4〜6は、ターゲットとしてB−S
iターゲットを使用するものであり、Bドープ量800
ppmのB−Siターゲットを用いた上で上記実施例1
〜3と同様にMFスパッタ法によりパッシベーション膜
11を基板10上に形成した後、パッシベーション膜1
1が形成された基板10を、500℃、2時間の熱処理
を行った後、上実施例1〜3と同様に、パッシベーショ
ン膜11のNaイオンの拡散防止性能を評価した。結果
を表1に示す。実施例4〜6では、Naイオン拡散防止
性能は、例えば膜厚40nmの場合、夫々、1125p
pm、563ppm、225ppmであった。
【0057】比較例1では、出発原料として、テトラエ
トキシシランを用いる公知のゾルゲル法によりパッシベ
ーション膜11を基板10上に形成した後、パッシベー
ション膜11が形成された基板10を、500℃、2時
間の熱処理を行った後、パッシベーション膜11のNa
イオンの拡散防止性能を評価した。結果を表1に示す。
【0058】次に、実施例1〜6について、表1の結果
を横軸に膜厚(nm)、縦軸にNaイオン拡散防止性能
(ppm)をとったグラフにプロットしたものを図4に
示す。図4は、膜厚(nm)を変えた場合のNaイオン
拡散防止性能(ppm)を示すグラフであり、(a)は
実施例1及び4の場合、(b)は実施例2及び5の場
合、(c)は実施例3及び6の場合を示す。
【0059】図4から、パッシベーション膜11の膜厚
が40nm以上のときは、B−Siターゲットを用いる
場合も、P−Siターゲットを用いる場合もNa拡散防
止性能(ppm)が約1130ppm以下であり、その
結果、これらの基板10から作製された電子線励起素子
は、加速試験での素子劣化・破壊までの時間を長くする
ことができる。
【0060】また、図4によれば、膜厚が40nm未満
のときは、B−Siターゲットを用いる場合とP−Si
ターゲットを用いる場合とで、アルカリイオンの拡散防
止性能はさほど変わらないが、40nm以上になると、
後者の方が、その性能が顕著に現れ、膜厚が増すにつれ
て、性能差が顕著に現れる。
【0061】次に、実施例1について、ターゲットのP
ドープ量を800ppm以外に、0ppm、40pp
m、4000ppm、5000ppmと変えた場合につ
いてNaの信号強度の最低値で示される膜中濃度とその
下のガラス基板表面近傍中のNaイオン濃度を計測する
ことによりNaイオンの拡散防止性能を評価した。結果
を表2に示す。
【0062】
【表2】 また、このように作製したパッシベーション膜11が形
成されたガラス基板10を用いて図5に示す幅50mm
×奥行き50mm×高さ5mmの真空容器供試体20を
作製した。図5は、パッシベーション膜11が形成され
たガラス基板10を備える真空容器供試体20の断面図
である。
【0063】真空容器供試体20は、パッシベーション
膜11が形成されたガラス基板10の一対を、高さ5m
m、厚さ3mmのガラス支持体21を介して、ガラスフ
リット22を用いて500℃、2時間の熱処理により溶
着することにより真空容器供試体20を作製した。これ
らの供試体20に真空ポンプ及び真空計を接続し、真空
ポンプを用いて1.33×10-5Paまで減圧した。さ
らに、これらの供試体20を、24時間放置後、真空計
を用いて真空度を計測した。結果を表2に示す。
【0064】表2において、ターゲットのPドープ量
が、4000ppm以下のときは、真空度が1.07×
10-3Pa以下であって、実用上問題の無い範囲であっ
たが、4000ppmを越えると、真空度が急激に低下
している。
【0065】一方、ターゲットのPドープが無い場合
は、素子表面のNaイオンの量が4500ppmとな
り、Naイオン拡散防止性能が低下している。
【0066】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1記
載のディスプレイ用基板によれば、可動イオン拡散防止
膜は、シリコンの酸化物、シリコンの窒化物及びシリコ
ンの酸窒化物から成る群から選択された化合物であっ
て、リン及びボロンの少なくとも一方を含む化合物をス
パッタ法により前記基板の表面にコーティングすること
により形成して成るので、可動イオン拡散防止膜のディ
スプレイ用基板上への形成の際にスパッタリングを異常
放電が生じることなく安定して実行することができ、そ
の結果可動イオン拡散防止膜の緻密性が高まると共に、
可動イオン拡散防止膜の膜厚を薄くしてディスプレイの
製造コストを低減することができる。
【0067】請求項2記載のディスプレイ用基板によれ
ば、ディスプレイ用基板の表面に形成されるリン及びボ
ロンの少なくとも一方を含む化合物の形成をMFスパッ
タ法によって行うことにより、可動イオン拡散防止膜の
ディスプレイ用基板上への形成の際にスパッタリングを
より安定して行うことに加えて、成膜レートの向上を図
ることができる。
【0068】請求項3記載のディスプレイ用基板によれ
ば、可動イオン拡散防止膜の膜厚が200nm以下であ
るので、パッシベーション膜の膜厚が薄いことによりデ
ィスプレイの製造コストを低減することができる。
【0069】請求項5記載のディスプレイ用基板によれ
ば、化合物は、リンを、前記化合物のシリコンに対する
リンの比で4000ppm以下の濃度で含むので、基板
上の可動イオン拡散防止膜に含まれる吸湿性に富むリン
の含有量が低減することにより、可動イオン拡散防止膜
から真空容器型ディスプレイ内に放出される水分の量を
低減させて真空容器型ディスプレイ内の真空度合を所要
度合に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るディスプレイ用基板
を備える平面型の表面伝導型放出素子の断面図である。
【図2】パッシベーション膜11の説明図である。
【図3】2次イオン質量分離スペクトル分析法によるス
パッタ時間とイオン数の関係を示すグラフである。
【図4】膜厚(nm)を変えた場合のNaイオン拡散防
止性能(ppm)を示すグラフであり、(a)は実施例
1及び4の場合、(b)は実施例2及び5の場合、
(c)は実施例3及び6の場合を示す。
【図5】パッシベーション膜11が形成されたガラス基
板10を備える真空容器20の断面図である。
【符号の説明】
10 基板 11 パッシベーション膜 12,13 素子電極 14 導電性薄膜 15 電子放出部 16 薄膜 20 真空容器供試体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01J 29/04 H01J 29/04 5C094 31/12 31/12 C (72)発明者 荻野 悦男 大阪府大阪市中央区道修町3丁目5番11号 日本板硝子株式会社内 (72)発明者 水野 俊明 大阪府大阪市中央区道修町3丁目5番11号 日本板硝子株式会社内 (72)発明者 神作 克也 大阪府大阪市中央区道修町3丁目5番11号 日本板硝子株式会社内 Fターム(参考) 4G059 AA08 AC30 EA05 EA16 EB04 5C027 AA01 AA10 BB01 5C031 DD17 5C036 EG02 EG12 5C040 GA01 GA09 JA07 KA04 KB03 KB19 KB28 MA10 MA26 5C094 AA31 AA43 AA44 BA31 BA32 BA34 EB02 ED01 FA02 FB02 FB15 GB10 JA01 JA08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板中の可動イオンの表面への熱拡散を
    防止する可動イオン拡散防止膜が表面に形成されたディ
    スプレイ用基板において、前記可動イオン拡散防止膜
    は、シリコンの酸化物、シリコンの窒化物及びシリコン
    の酸窒化物から成る群から選択された化合物であって、
    リン及びボロンの少なくとも一方を含む化合物をスパッ
    タ法により前記基板の表面にコーティングすることによ
    り形成して成ることを特徴とするディスプレイ用基板。
  2. 【請求項2】 前記スパッタ法がMFスパッタ法から成
    ることを特徴とする請求項1記載のディスプレイ用基
    板。
  3. 【請求項3】 前記可動イオン拡散防止膜の膜厚は20
    0nm以下であることを特徴とする請求項1又は2記載
    のディスプレイ用基板。
  4. 【請求項4】 前記ディスプレイは真空容器型ディスプ
    レイであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    1項に記載のディスプレイ用基板。
  5. 【請求項5】 前記化合物は、リンを、前記化合物のシ
    リコンに対するリンの比で4000ppm以下の濃度で
    含むことを特徴とする請求項4記載のディスプレイ用基
    板。
  6. 【請求項6】 前記真空容器型ディスプレイは、電子線
    励起ディスプレイ又はプラズマディスプレイパネルであ
    ることを特徴とする請求項4又は5に記載のディスプレ
    イ用基板。
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