JP2001199498A - 安全弁を有する気密性フレキシブルコンテナ - Google Patents

安全弁を有する気密性フレキシブルコンテナ

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JP2001199498A
JP2001199498A JP2000005326A JP2000005326A JP2001199498A JP 2001199498 A JP2001199498 A JP 2001199498A JP 2000005326 A JP2000005326 A JP 2000005326A JP 2000005326 A JP2000005326 A JP 2000005326A JP 2001199498 A JP2001199498 A JP 2001199498A
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airtight
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container
internal pressure
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Kazuhiro Goto
和博 後藤
Shigetomo Yamamoto
茂智 山本
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Mitsubishi Kagaku Sanshi Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kagaku Sanshi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 (1)内部圧力が設定圧力以上になった際にガ
ス抜きを容易に行うことができ、(2)内部圧力を任意の
目標値に維持することができる、安全弁を有する気密性
フレキシブルコンテナを提供すること。 【解決手段】 気密性ターポリンからなり安全弁を有す
るフレキシブルコンテナにおいて、この安全弁はゴム状
シートで構成され、フレキシブルコンテナの壁面の適所
に接着され、微細な貫通孔が少なくとも1個穿設可能と
されてなることを特徴とする。 【効果】 上記課題が解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、安全弁を有する気
密性フレキシブルコンテナに関する。さらに詳しくは、
フレキシブルコンテナ(以下、単に「フレコン」という
ことがある)の内部圧力を一定に保持するためにガス抜
き(漏洩)を可能にした安全弁を装備した、気密性ター
ポリン製フレコンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大容量の物品を収納可能な輸送容
器としてフレコンが使用されており、収納する物品によ
っては、気密性に優れたターポリンで製造された気密性
フレコンが使用されている。この気密性フレコンは、酸
素と接触すると変質し易いそば粉、塩、米などの粉粒体
や、ブタン、プロパンなどの低沸点の発泡剤を含有させ
た発泡成形用樹脂ビーズなどの輸送、保管などに好適に
用いられている。
【0003】上記の気密性フレコンには、収納した物品
の品質保持などのため、収納した物品と反応しない不活
性ガス(以下、単に「ガス」という)を封入して所定の
内部圧力に調節した状態で輸送、保管などに供されるこ
とが多いが、誤って最初にガスを過剰に圧入した場合に
は、フレコンの内部圧力が所定値以上となるため、過剰
ガスを抜いて(漏洩させて)内部圧力を調節する必要が
ある。
【0004】また、上記の気密性フレコン内に上記発泡
成形用樹脂ビーズを収納した場合には、低沸点の発泡剤
が気化して徐々にフレコン内にたまり、このフレコンが
膨脹して外形が変化するために、フレコンを段積みして
保管する際に不安定となり、場合によっては破損するこ
とがある。この段積み保管の際の不安定さや破損を避
け、フレコンの内部圧力を一定に保つ目的でガス抜きを
行うことが必要な場合がある。
【0005】上記のガス抜きの手段として、従来は、
(1)気密性フレコン壁面の適所に注射針などでガス抜き
孔を穿設しておく、(2)気密性フレコン壁面の適所に小
面積の気体透過性に優れる材質よりなる部分を設けてお
く、(3)気密性フレコン壁面の適所に開閉式ガス抜き弁
を設けておき、内部圧力が高くなった際にこの開閉式ガ
ス抜き弁を開き、内部圧力が設定値になった時にこれを
閉める(図8参照)、(4)気密性フレコンの内部圧力に
応じてガス抜きが可能なスプリング付ガス抜き弁(以
下、単に「スプリング弁」ということがある)を設けて
おく(図9参照)、などの手法が採用されていた。
【0006】しかし、上記(1)、(2)の手法では、経時的
にガスが抜け続けるために気密性フレコンの内部圧力を
一定の値に維持することが困難であるという欠点があっ
た。また、上記(3)の手法では、図8に部分拡大断面図
として示すとおり、気密性フレコン80に装備された開
閉式ガス抜き弁81がチューブ82と締具83とによっ
て構成されており、気密性フレコン80の内部圧力が高
くなった際にはこの締具83を緩め、チューブ82を通
してガス抜きを行い{図8(a)参照}、内部圧力が設定
値になった時には締具83を締めなければならないた
め、この開閉作業が煩雑であるという欠点があった。
【0007】また、上記(4)の手法では、図9に部分拡
大断面図として示すとおり、気密性フレコン90の内部
圧力が設定値以上の場合にはスプリング弁91がその内
部圧力に応じて徐々に開いてガス抜きが行われ、かつ、
気密性フレコン90の内部圧力が設定値以下になるとス
プリングの付勢作用によりこのスプリング弁91が徐々
に閉まるようにされているため、気密性フレコン90の
内部圧力に応じてガス抜きが可能である。しかし、この
スプリング弁91は金属などの剛性材料から調製される
ことが多いために、気密性フレコン90を通い容器とし
て使用する際には、このスプリング弁91が嵩張って折
り畳みにくいばかりでなく気密性フレコン90に損傷を
与えることがあり、かつ、このスプリング弁91を気密
性フレコン90に装備する作業が煩雑であるという欠点
があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、上記した
状況に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、安全弁を気密性フ
レコンに装備して微細な貫通孔を穿設可能とすることに
より、気密性フレコン内のガス抜きが容易となり、しか
も、気密性フレコンの内部圧力を任意の目標値に維持す
ることができて極めて有用であるとの知見に基づき、本
発明を完成するに至ったものである。本発明の目的は、
次の通りである。1.内部圧力が設定圧力以上になった
際にガス抜きを容易に行うことができる、安全弁を有す
る気密性フレキシブルコンテナを提供すること。2.内
部圧力を任意の目標値に維持することができる、安全弁
を有する気密性フレキシブルコンテナを提供すること。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明では、気密性ターポリンからなり安全弁を有
するフレキシブルコンテナにおいて、この安全弁はゴム
状シートで構成され、フレキシブルコンテナの壁面の適
所に接着され、微細な貫通孔が少なくとも1個穿設可能
とされてなることを特徴とする、安全弁を有する気密性
フレキシブルコンテナを提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に係るフレコンは気密性を有するターポリン(以
下「気密性ターポリン」という)から構成される。この
フレコンの構造は特に限定されるものではなく、例え
ば、JIS Z1651に規定されているような構造の
ものとすることができる。このフレコン本体には、注入
口、排出口などのほか、吊り金具、吊りベルト、吊りロ
ープなどを取り付けることができる。
【0011】本発明に係るフレコンを構成する気密性を
有するターポリンは、繊維織布を基布とし、この基布の
少なくとも片面に、樹脂組成物製フィルムが積層されて
なるものである。上記の基布となる繊維織布としては、
木綿、麻などの天然繊維や、ポリエステル繊維、ナイロ
ン繊維、ビニロン繊維などの合成繊維を挙げることがで
きる。これら繊維は、単独でまたは2種以上を混合させ
た混紡糸であってもよい。
【0012】上記の樹脂組成物製フィルムの原料となる
樹脂組成物は、基体樹脂に、エチレン・プロピレン・ジ
エンターポリマー(以下、「EPDM」という)などの
他の樹脂や、無機物質、加工助剤などの樹脂改質剤を配
合したものとすることができる。基体樹脂としては、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体(以下、「EVA」とい
う)やポリオレフィン系樹脂などを挙げることができ
る。基体樹脂をEVAとした場合には、エチレンと酢酸
ビニルとの成分重合比を特定の比率、例えば90:10
〜70:30の範囲のものを選ぶと、ウエルダー溶着性
が向上するので好ましい。
【0013】上記EPDMは、エチレン、プロピレンの
他に第3成分として共役ジエン類を含むものであり、こ
の共役ジエン類としてはエチリデンノルボルネン、1,
4−シクロヘキサジエン、ジシクロペンタジエン、シク
ロオクタジエンなどを挙げることができる。上記無機物
質の具体例としては、結晶水を有する酸化珪素、水酸化
アルミニウム、水酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、
酸化チタン、シリカ、ホワイトカーボン、カーボン、タ
ルクおよびこれらの混合物などを挙げることができる。
また、上記加工助剤としては、リン酸エステル系液状滑
剤が代表的である。
【0014】上記気密性ターポリンは、上記樹脂組成物
製フィルムに別途製造した種々のフィルムを積層して多
層フィルムとし、この多層フィルムを、基布の少なくと
も片面に積層して構成することもできる。上記の別途製
造した種々のフィルムは、塩化ビニリデン系樹脂フィル
ム、エチレン−ポリビニルアルコール共重合樹脂フィル
ム、セラミック蒸着フィルム、アルミニウム箔積層フィ
ルムなどの気密性に優れたフィルムとする。
【0015】上記の塩化ビニリデン系樹脂フィルムと
は、ポリ塩化ビニリデンからなる単層フィルムと、ポリ
塩化ビニリデンフィルムと他の樹脂フィルムとからなる
多層フィルムとの双方を意味し、この中でも、低密度ポ
リエチレン(以下、「LDPE」という)/ポリ塩化ビ
ニリデン/LDPEの3層フィルムが好適である。な
お、これら別途製造したフィルムを樹脂組成物製フィル
ムに積層して気密性ターポリンを構成することにより、
この気密性ターポリンの酸素透過率を20cc/m2・2
4hr以下とし、かつ、その透湿度を10g/m2・2
4hr以下とすることができるので、好ましい。
【0016】前記した樹脂組成物製フィルムを基布に積
層するには、(1)基布の双方の面にロール間でフィルム
化したものをカレンダー成形法で加圧積層する方法、
(2)基布の双方の面に溶融押し出しして積層する方法、
(3)基布の双方の面に樹脂組成物製フィルムを接着剤を
介して積層する方法などを挙げることができ、中でも
(1)のカレンダー成形法で加圧積層する方法が好適であ
る。
【0017】本発明に係るフレコンには、安全弁が接着
される。この安全弁は、微細な貫通孔を少なくとも1個
穿設することにより、フレコン内のガス圧が一定値以上
になった場合の余剰のガスを抜く(漏洩させる)ように
機能する。また、この安全弁はゴム状シートで構成され
るため、フレコンの内部圧力が所定の目標値に達した場
合に、ゴムの弾力性により上記貫通孔が塞がり、必要以
上にガスが抜ける(漏洩する)のを防止することができ
る。この安全弁は、フレコンの大きさやその内部圧力の
高さ、このフレコンに収納する物品の種類などに応じて
複数個形成することができる。
【0018】上記安全弁を構成するゴム状シートのゴム
の種類としては、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエ
ンゴム、スチレン・ブタジエンゴム、エチレン・プロピ
レンゴム、ブチルゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴ
ム、水素化ニトリルゴム、アクリルゴム、エピクロロヒ
ドリンゴム、フッ素ゴム、クロロスルホン化ポリエチレ
ン、塩素化ポリエチレン、ウレタンゴムなどを挙げるこ
とができる。この中でも、引張り強さ、気体保持性、反
発弾性率などに優れた天然ゴム、イソプレンゴム、クロ
ロプレンゴム、水素化ニトリルゴム、ウレタンゴムが好
ましい。
【0019】なお、上記ゴム状シートをフレコンの適所
に接着するには、接着剤または高周波ウエルダー溶着法
によることができる。この際には、このゴム状シート全
体をフレコンに接着することもできるが、ゴム状シート
の周縁部のみを接着する方法であってもよい。後者のゴ
ム状シートの周縁部のみを接着する方式によると、前者
の全体接着方式の場合に比べてゴム状シートの伸縮性、
弾力性が制約されることが少ないので、フレコンの内部
圧力が所定の目標値に達した場合に、ゴムの弾力性によ
り貫通孔が塞がり易く、必要以上にガスが抜ける(漏洩
する)のを防止するという機能が良好に発揮される。
【0020】上記安全弁の上側面を、ターポリンなどの
シートで被覆して保護することもできる。この場合に
は、ゴム状シートをそれよりも広い面積の1枚のターポ
リンなどのシートを用意して覆い、覆ったシートの周縁
部を高周波ウエルダーによってフレコンの面に溶着すれ
ばよい。覆うターポリンの種類は特に限定されるもので
はない。
【0021】上記安全弁の大きさおよび形状は特に限ら
れたものではなく、これを形成するフレコンの大きさに
よって適宜決めることができ、例えば、100×100
mmの正方形、直径120mmの真円形、などとすることが
できる。また、ゴム状シートの厚さは、厚すぎると貫通
孔を穿設し難く、かつ、穿設した貫通孔が塞がり易くな
って十分なガス抜きが行えないために好ましくなく、薄
すぎると貫通孔を穿設する際に破損するおそれがあるの
で好ましくない。このため、1〜30mmの範囲の厚さと
するのが好ましい。
【0022】上記安全弁には、微細な貫通孔が少なくと
も1個穿設可能とされる。このように微細な貫通孔が穿
設されることにより、フレコン内のガス抜きが可能とな
り、かつ、フレコンの内部圧力が所定の目標値に達した
場合に、ゴムの弾力性により貫通孔が塞がり、必要以上
にガスが抜ける(漏洩する)のを防止することができ
る。なお、安全弁をターポリンで被覆した場合には、上
記貫通孔は、ゴム状シートとターポリンとが重なってい
る部分に穿設する。この貫通孔の大きさおよび個数は、
維持しようとするフレコンの内部圧力に応じて適宜決め
ることができ、例えば、貫通孔の大きさは直径0.5〜
3.0mmの範囲から選ぶことができる。この貫通孔を穿
設するには、シリンジ針、注射針などを安全弁に突き刺
せばよい。この穿設作業は人手、機械のいずれによって
もよい。
【0023】なお、上記安全弁を有する大型のフレコン
を製造するには、あらかじめ次のような試験を行うのが
好ましい。まず、数種類のゴムから厚さの異なる複数の
ゴム状シートを得る。ついで、これら複数のゴム状シー
トのそれぞれに孔径、孔数などを変えた貫通孔を穿設す
る。このようにした複数のゴム状シートを試験用の小型
容器に装備し、ガスの注入、ガスのもれ状況の確認試験
を行い、ゴム状シートのゴムの種類、厚さと貫通孔の孔
径、孔数との関係などを確認し、検量線および/または
関連図を作成する。この事前の試験によって作成した検
量線および/または関連図に基づいて、大型のフレコン
の保持すべき内部圧力に適したゴム状シートを選び、そ
のフレコンに接着して安全弁とする。
【0024】なお、上記安全弁は、本発明に係るフレコ
ンを気密性ターポリンから製造する前に、この気密性タ
ーポリンのフレコン上面部または側面部となる部分にあ
らかじめ接着してもよく、フレコンを製造した後に、そ
の上面部または側面部に接着してもよい。また、この安
全弁に貫通孔を穿設するのもフレコン製造前、フレコン
製造後のいずれであってもよい。
【0025】本発明に係るフレコンには、そば粉、塩、
米などの粉粒体や、ブタン、プロパンなどの低沸点の発
泡剤を含有させた発泡成形用樹脂ビーズなど種々の物品
を収納して、輸送、保管に供することができる。このフ
レコンは、接着した安全弁に孔径、孔数を適切に定めて
貫通孔を穿設することにより、ガスが揮発してフレコン
内部にたまる発泡成形用樹脂ビーズの保管、輸送用に好
適に使用される。すなわち、安全弁に穿設する貫通孔の
孔径、孔数を適切に定めたフレコンに発泡成形用樹脂ビ
ーズを収納することにより、短期間でガス抜きを行って
内部圧力を当初設定した目標値に到達させることがで
き、かつ、それ以後もその内部圧力を目標値に維持し、
ガスの揮発を最小限に押さえることができる
【0026】
【実施例】以下、本発明を図面および試験例に基づいて
詳細に説明するが、本発明はその趣旨を超えない限り、
以下の記載例に限定されるものではない。
【0027】図1は、本発明に係る安全弁を有する気密
性フレキシブルコンテナの一例の斜視図であり、図2
は、図1のフレコンの安全弁近傍の部分拡大断面図であ
り、図3は、図1の安全弁の上側面をターポリンで被覆
した際の安全弁近傍の部分拡大断面図である。図4〜図
7は、後記する試験例1〜試験例13の測定結果を示す
グラフである。図8(a)は、開閉式ガス抜き弁を装備し
た従来のフレコンの一例であって、この開閉式ガス抜き
弁を開いた状態の部分拡大断面図であり、図8(b)は、
図8(a)の開閉式ガス抜き弁を閉じた状態の部分拡大断
面図であり、図9は、スプリング弁を装備した従来のフ
レコンの一例の部分拡大断面図である。
【0028】図1は、後記する図2で示した安全弁20
を上面部に備えた円筒形の気密性フレキシブルコンテナ
10を示している。このフレコン10には、締紐11を
装備した注入口12および排出口13が設けられ、側面
部には吊り金具14を介して吊りロープ15が装備され
ている。
【0029】図2は、図1で示したフレコン10の安全
弁20の近傍の部分拡大断面図を示している。この安全
弁20はゴム状シート21で構成され、この安全弁20
とフレコン10とを貫いて貫通孔22が1個穿設されて
いる。図3は、安全弁20の上側面をターポリン23で
被覆した状態の部分拡大断面図を示している。このター
ポリン23はゴム状シート21よりも広い面積とされて
このゴム状シート21を覆い、このターポリン23の周
縁部24はフレコン10と溶着されている。このターポ
リン23とゴム状シート21とフレコン10とを貫いて
貫通孔22´が穿設されている。
【0030】[試験例] <気密性コンテナの調製>試験例1〜試験例9および試
験例10〜試験例12に用いる気密性コンテナを、以下
の手順に従って調製した。 (1)気密性ターポリンの調製 ポリエステル平織物(750デニール、打ち込み本数2
0×20/インチ)を基布とし、この基布の一方の面
に、厚さ250μmの樹脂組成物製フィルム(詳細は以
下に記載する)をカレンダー成形法で積層し、基布の他
方の面に、上記樹脂組成物製フィルム(厚さ200μ
m)、LDPE/ポリ塩化ビニリデン/LDPEの3層
フィルム(厚さ45μm)、上記樹脂組成物製フィルム
(厚さ200μm)をカレンダー成形法で順次積層し
て、全体の厚さが850μmのフレキシブルコンテナ用
気密性ターポリンを調製した。上記樹脂組成物製フィル
ムの原料となる樹脂組成物は、EVA(酢酸ビニル含
量:19重量%)100重量部に、EPDMを10〜3
0重量部、無機物質(酸化珪素)を5〜15重量部、滑
剤(リン酸エステル系化合物)を2重量部配合したもの
とした。
【0031】(2)安全弁の接着と気密性コンテナの調製 直径90mm、厚さ2mmの真円形の天然ゴム製のシートを
一枚用意し、この天然ゴム製のシートの全面に接着剤を
塗布し、上記気密性コンテナの上面部となる部分にこの
天然ゴム製のシートを接着して安全弁とし、この安全弁
を接着した気密性ターポリンから、試験例1〜試験例9
で用いられる容積0.075立方メートル(底面部の直
径400mm、高さ600mm)の円筒型の気密性コンテナ
と、試験例10〜試験例12で用いられる容積0.9立
法メートル(底面部の直径1070mm、高さ1010m
m)の円筒型の気密性コンテナとを調製した。
【0032】<EVAコンテナの調製>上記気密性コン
テナとは別に、試験例13で使用するEVAコンテナを
以下のように調製した。まず、上記の気密性ターポリン
の調製の際に用いたポリエステル平織布の両面に、カレ
ンダー成形法でEVA(酢酸ビニル含量:19重量%)
製フィルムを積層したEVAターポリン(厚さ750μ
m)を用いて、容積0.9立法メートル(底面部の直径
1070mm、高さ1010mm)の円筒型のEVAコンテ
ナを調製した。
【0033】<試験例1〜試験例3>上記工程により調
製した容積0.075立方メートルの気密性コンテナに
圧力計を装備し、温度15℃、湿度28%の条件下でこ
の気密性コンテナに空気を圧入してこのコンテナの内部
圧力を300mmH2Oとした。このコンテナの安全弁
に、孔径0.7mmのシリンジ針を用いて0個(試験例
1)、1個(試験例2)、3個(試験例3)の貫通孔を
穿設し、貫通孔を穿設してから60分経過時までの間5
分毎に、この気密性コンテナの内部圧力の変化状況を観
察した。これらの観察結果を図4に示した。
【0034】図4において、縦軸はコンテナの内部圧力
であり、横軸は経過時間である。41、42、43はそ
れぞれ試験例1、試験例2、試験例3における時間−内
部圧力変化曲線を示す。この図4から、次のことが明ら
かとなる。 (1)安全弁に貫通孔を穿設していない場合には、気密性
コンテナの内部圧力は時間が経過してもほとんど変化し
なかった(試験例1、曲線41参照)。 (2)安全弁に貫通孔を1個穿設した場合には、気密性コ
ンテナの内部圧力が、貫通孔を穿設してから約10分ま
では、時間の経過に応じて300mmH2Oから280mm
2Oまで下がり、その後は60分経過時まで気密性コ
ンテナの内部圧力が約280mmH2Oに維持された(試
験例2、曲線42参照)。 (3)安全弁に貫通孔を3個穿設した場合には、気密性コ
ンテナの内部圧力が、貫通孔を穿設してから約15分ま
では、時間の経過に応じて300mmH2Oから250mm
2Oまで下がり、その後は60分経過時まで気密性コ
ンテナの内部圧力が約250mmH2Oに維持された(試
験例3、曲線43参照)。 (4)安全弁に穿設する貫通孔の数を変えることにより、
気密性コンテナの内部圧力を容易に目標値に維持するこ
とができる。
【0035】<試験例4〜試験例6>上記気密性コンテ
ナに圧力計を装備し、温度25℃、湿度32%の条件下
で、この気密性コンテナに空気を圧入してこのコンテナ
の内部圧力を250mmH2Oとした。この気密性コンテ
ナの安全弁に、孔径0.7mmのシリンジ針を用いて0個
(試験例4)、1個(試験例5)、5個(試験例6)の
貫通孔を穿設し、貫通孔を穿設してから40分経過時ま
での間5分毎に、この気密性コンテナの内部圧力の変化
状況を観察した。40分経過後の気密性コンテナに再び
空気を圧入して内部圧力を250mmH2Oとし、圧力を
高めてから上記と同様に40分経過時までの間5分毎
に、気密性コンテナの内部圧力の変化状況を観察した。
さらに、上と同様に、気密性コンテナに再び空気を圧入
して250mmH2Oとし、気密性コンテナの内部圧力の
変化状況を観察した。これらの観察結果を図5に示し
た。
【0036】図5において、縦軸はコンテナの内部圧力
であり、横軸は経過時間である。51、52、53はそ
れぞれ試験例4、試験例5、試験例6における時間−内
部圧力変化曲線を示す。この図5から、次のことが明ら
かとなる。 (1)安全弁に貫通孔を穿設していない場合には、気密性
コンテナの内部圧力は時間が経過してもほとんど変化し
なかった(試験例4、曲線51参照)。 (2)安全弁に貫通孔を1個穿設した場合にも、(1)と同様
に、気密性コンテナの内部圧力は時間が経過してもほと
んど変化しなかった(試験例5、曲線52参照)。 (3)安全弁に貫通孔を5個穿設した場合には、気密性コ
ンテナの内部圧力が、貫通孔を穿設してから約25分ま
では、時間の経過に応じて250mmH2Oから約210m
mH2Oに下がったが、その後はほとんど変化しなかった
(試験例6、曲線53参照)。 (4)安全弁に貫通孔を穿設した気密性コンテナは、繰り
返し使用しても内部圧力を当初に設定した目標値に維持
することができる。
【0037】<試験例7〜試験例9>上記気密性コンテ
ナに圧力計を装備し、温度25℃、湿度32%の条件下
で、この気密性コンテナに空気を圧入してこの気密性コ
ンテナの内部圧力を250mmH2Oとした。この気密性
コンテナの安全弁に、シリンジ針を用いて0個(試験例
7)、孔径0.7mmで1個(試験例8)、孔径1.2mm
で1個(試験例9)の貫通孔を穿設し、貫通孔を穿設し
てから75分経過時までの間5分毎に、この気密性コン
テナの内部圧力の変化状況を観察した。75分経過後の
気密性コンテナに再び空気を圧入して250mmH2Oと
し、上記と同様にさらに70分経過時までの間5分毎
に、気密性コンテナの内部圧力の変化状況を観察した。
これらの観察結果を図6に示した。
【0038】図6において、縦軸はコンテナの内部圧力
であり、横軸は経過時間である。61、62、63はそ
れぞれ試験例7、試験例8、試験例9における時間−内
部圧力変化曲線を示す。この図6から、次のことが明ら
かとなる。 (1)安全弁に貫通孔を穿設していない場合には、気密性
コンテナの内部圧力は時間が経過してもほとんど変化し
なかった(試験例7、曲線61参照)。 (2)安全弁に孔径が0.7mmの貫通孔を1個穿設した場
合にも、(1)と同様に気密性コンテナの内部圧力は時間
が経過してもほとんど変化しなかった(試験例8、曲線
62参照)。 (3)安全弁に孔径が1.2mmの貫通孔を1個穿設した場
合には、気密性コンテナの内部圧力が、貫通孔を穿設し
てから約55分までは時間の経過に応じて250mmH2
Oから約120mmH2Oに下がったが、その後はほとん
ど変化しなかった(試験例9、曲線63参照)。 (4)図5に示した試験例の場合と同様に、安全弁に貫通
孔を穿設した気密性コンテナは、図6に示すように繰り
返し使用しても、内部圧力を当初に設定した目標値に維
持することができる。 (5)安全弁に穿設する貫通孔の孔径を変えることによ
り、気密性コンテナの内部圧力を容易に目標値に維持す
ることができる。
【0039】<試験例10、試験例11>前記工程によ
り調製した容積0.9立法メートルの気密性コンテナ内
に、温度25℃、湿度32%の条件下で、ブタン含有量
が7.0重量%で粒径が1.0mmの発泡成形用樹脂ビー
ズAを500kg収納し、この気密性コンテナの安全弁
に、シリンジ針を用いて0個(試験例10)、孔径1.
5mmで2個(試験例11)の貫通孔を穿設し、貫通孔を
穿設してから28日経過時までの間定期的に、この気密
性コンテナの重量変化率を測定した。これらの測定結果
を図7に示した。なお、上記発泡成形用樹脂ビーズAの
物性から得られた理想的な重量変化率の範囲A(以下、
「理想範囲A」という)を0.075〜0.100%と
した。
【0040】図7において、縦軸はコンテナの重量変化
率であり、横軸は経過時間である。71、72はそれぞ
れ試験例10、試験例11における時間−重量変化率曲
線を示しており、73は理想範囲Aを示す。この図7か
ら次のことが明らかとなる。 (1)安全弁に貫通孔を穿設していない場合には、気密性
コンテナの重量変化率は、7日間で理想範囲Aに達し、
その後28日経過時までこの理想範囲A内に重量変化率
が維持された(試験例10、曲線71参照)。 (2)安全弁に孔径1.5mmの貫通孔を2個穿設した場合
には、気密性コンテナの内部圧力は、3日間で理想範囲
Aに達した。すなわち、安全弁に貫通孔を穿設していな
い場合よりも4日早くこの理想範囲Aに達した(試験例
11、曲線72参照)。 (3)安全弁に孔径1.5mmの貫通孔を2個穿設した場合
には、3日間で理想範囲Aに達した後も、内部圧力が2
8日経過時までこの理想範囲A内に維持された(試験例
11、曲線72参照)。 (4)本発明に係る安全弁を有する気密性フレキシブルコ
ンテナを使用すると、発泡成形用樹脂ビーズの熟成期間
(重量変化率が理想範囲に達する期間)を短縮すること
ができる。
【0041】<試験例12、試験例13>前記した容積
0.9立法メートルの気密性コンテナ内に、温度25
℃、湿度32%の条件下で、ブタン含有量が5.0重量
%で粒径が1.0mmの発泡成形用樹脂ビーズBを500
kg収納し、この気密性コンテナの安全弁に、シリンジ針
を用いて孔径1.7mmで3個の貫通孔を穿設し、貫通孔
を穿設してから28日経過時までの間定期的に、この気
密性コンテナの重量変化率を測定した(試験例12)。
一方、前記工程より調製したEVAコンテナに、試験例
12におけると同一条件下で上記発泡成形用樹脂ビーズ
Bを収納し、28日経過時までの間定期的に、このEV
Aコンテナの重量変化率を測定した(試験例13)。こ
れらの測定結果を図7に示した。なお、上記発泡成形用
樹脂ビーズBの物性から得られた、理想的な重量変化率
の範囲B(以下、「理想範囲B」という)を0.175
〜0.200%とした。
【0042】図7において、74、75はそれぞれ試験
例12、試験例13における時間−重量変化率曲線を示
しており、76は理想範囲Bを示す。この図7から、次
のことが明らかとなる。 (1)安全弁に孔径1.7mmの貫通孔を3個穿設した気密
性コンテナの重量変化率は、8日間で理想範囲Bに達
し、その後28日経過時までこの理想範囲B内に重量変
化率が維持された(試験例12、曲線74参照)。 (2)EVAコンテナの重量変化率は、4日間で理想範囲
Bに達し、その後3日経過時までこの理想範囲B内に重
量変化率が維持されたが、その後28日までは時間の経
過に応じて重量変化率が大きくなった(試験例13、曲
線75参照)。 (3)安全弁に孔径1.7mmの貫通孔を3個穿設した気密
性コンテナの内部圧力は、安全弁に孔径1.5mmの貫通
孔を2個穿設した場合とは異なった理想範囲に達し、そ
の後28日経過時までその理想範囲内に重量変化率が維
持された(試験例11、曲線72、試験例12、曲線7
4参照)。 (4)安全弁に穿設する貫通孔の孔径、孔数を変えること
によって、気密性コンテナの重量変化率を、設定した理
想範囲に短時間に到達させ、この理想範囲内に長期間維
持することができるので、発泡成形用樹脂ビーズの保
管、輸送用に好適である。
【0043】
【発明の効果】本発明は、次のような特別に有利な効果
を奏し、その産業上の利用価値は極めて大である。 1.本発明に係る安全弁を有する気密性フレコンは、こ
の安全弁がゴム状シートで構成され、かつ、微細な貫通
孔が少なくとも1個穿設可能とされてなるので、このフ
レコンの内部圧力が目標値以上になった際にガス抜きを
容易に行うことができ、かつ、このフレコンの内部圧力
が目標値に達するとゴムの弾性力により上記貫通孔が塞
がり、その目標値を維持することができる。 2.本発明に係る安全弁を有する気密性フレコンは、こ
の安全弁がゴム状シートで構成され、かつ、微細な貫通
孔が少なくとも1個穿設可能とされてなるので、この安
全弁に穿設する貫通孔の孔径、個数を変えることによ
り、このフレコンの内部圧力の目標値や重量変化率の理
想範囲を、種々の要求に応じて任意に設定することがで
きる。 3.本発明に係る安全弁を有する気密性フレコンは、こ
のフレコンの内部圧力をあらかじめ設定した目標値に維
持することができ、かつ、このフレコンの重量変化率を
あらかじめ設定した理想範囲内に維持することができる
ので、低沸点の発泡剤を含有させた発泡成形用樹脂ビー
ズを収納して輸送、保管などに繰り返し好適に使用する
ことができる。 4.本発明に係る安全弁を有する気密性フレコンは、こ
の安全弁が平面構造とされて嵩張らないため、折り畳み
が容易で通い容器として好適に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る安全弁を有する気密性フレキシ
ブルコンテナの一例の斜視図である。
【図2】 図1のフレコンの安全弁近傍の部分拡大断面
図である。
【図3】 図2の安全弁の上側面をターポリンで被覆し
た状態の安全弁近傍の部分拡大断面図である。
【図4】 試験例1〜3の測定結果を示すグラフであ
る。
【図5】 試験例4〜6の測定結果を示すグラフであ
る。
【図6】 試験例7〜9の測定結果を示すグラフであ
る。
【図7】 試験例10〜13の測定結果を示すグラフで
ある。
【図8】 開閉式ガス抜き弁を装備した従来のフレコン
の一例の部分拡大断面図である。
【図9】 スプリング付ガス抜き弁を装備した従来のフ
レコンの一例の部分拡大断面図である。
【符号の説明】
10:安全弁を有する気密性フレキシブルコンテナ 11:締紐 12:注入口 13:排出口 14:吊り金具 15:吊りロープ 20:安全弁 21:ゴム状シート 22、22´:貫通孔 23:ターポリン 24:ターポリンの周縁部 41:試験例1における時間−内部圧力変化曲線 42:試験例2における時間−内部圧力変化曲線 43:試験例3における時間−内部圧力変化曲線 51:試験例4における時間−内部圧力変化曲線 52:試験例5における時間−内部圧力変化曲線 53:試験例6における時間−内部圧力変化曲線 61:試験例7における時間−内部圧力変化曲線 62:試験例8における時間−内部圧力変化曲線 63:試験例9における時間−内部圧力変化曲線 71:試験例10における時間−重量変化率曲線 72:試験例11における時間−重量変化率曲線 73:理想範囲A 74:試験例12における時間−重量変化率曲線 75:試験例13における時間−重量変化率曲線 76:理想範囲B 80:開閉式ガス抜き弁を装備した従来のフレコン 81:開閉式ガス抜き弁 82:チューブ 83:締具 90:スプリング付ガス抜き弁を装備した従来のフレコ
ン 91:スプリング付ガス抜き弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E070 AA31 AB13 AB15 BF04 DA12 DA15 MA02 3H060 AA11 AA16 CC07 CC22 CC29 CC30 CC40 DA01 DA18 DD02 DD12 EE04 EE08 HH06 HH07 HH20 HH22

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気密性ターポリンからなり安全弁を有す
    るフレキシブルコンテナにおいて、この安全弁はゴム状
    シートで構成され、フレキシブルコンテナの壁面の適所
    に接着され、微細な貫通孔が少なくとも1個穿設可能と
    されてなることを特徴とする、安全弁を有する気密性フ
    レキシブルコンテナ。
  2. 【請求項2】 安全弁の上側面がターポリンで被覆され
    てなる、請求項1に記載の安全弁を有する気密性フレキ
    シブルコンテナ。
  3. 【請求項3】 気密性ターポリンが、酸素透過率20cc
    /m2・24hr以下、透湿度10g/m2・24hr以
    下のものである、請求項1または請求項2に記載の安全
    弁を有する気密性フレキシブルコンテナ。
JP2000005326A 2000-01-14 2000-01-14 安全弁を有する気密性フレキシブルコンテナ Pending JP2001199498A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003054681A (ja) * 2001-08-10 2003-02-26 Shibata Ind Co Ltd フレキシブルコンテナ
JP2015098337A (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 三菱樹脂インフラテック株式会社 保管容器及びこれを使用した汚染土の保管方法

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