JP2001198636A - タレットパンチプレスにおけるワーク切断方法及びその装置 - Google Patents
タレットパンチプレスにおけるワーク切断方法及びその装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通常のタレットパンチプレスの構造や機能を
基本ベースとして外周部の金型に容易に装着可能でミク
ロジョイントの安定した切断を行う。 【解決手段】 上部タレット11の外周部Cに装着され
たパンチ61のパンチボディ63の外周面には係合穴6
5が備えられる。上刃77を備えたスライダ部材73の
係合突部75がパンチ61の係合穴65に係脱自在であ
るので、通常のタレットパンチプレス1の構造や機能を
基本ベースとして容易に取り付けられる。パンチ61が
加工位置のラム29により打撃されると、スライダ部材
73が上部タレット11の外周側面に備えたガイド部材
を介して上下動するので、上刃77はパンチ61に対し
て片持ち状態とはならない。この上刃77と下部タレッ
トに設けた下刃87との協働によりワークWのミクロジ
ョイント部が切断されるとき、上刃77と下刃87との
クリアランスが変形しないので、安定した切断加工とな
る。
基本ベースとして外周部の金型に容易に装着可能でミク
ロジョイントの安定した切断を行う。 【解決手段】 上部タレット11の外周部Cに装着され
たパンチ61のパンチボディ63の外周面には係合穴6
5が備えられる。上刃77を備えたスライダ部材73の
係合突部75がパンチ61の係合穴65に係脱自在であ
るので、通常のタレットパンチプレス1の構造や機能を
基本ベースとして容易に取り付けられる。パンチ61が
加工位置のラム29により打撃されると、スライダ部材
73が上部タレット11の外周側面に備えたガイド部材
を介して上下動するので、上刃77はパンチ61に対し
て片持ち状態とはならない。この上刃77と下部タレッ
トに設けた下刃87との協働によりワークWのミクロジ
ョイント部が切断されるとき、上刃77と下刃87との
クリアランスが変形しないので、安定した切断加工とな
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タレットパンチプ
レスにおけるワーク切断方法及びその装置に関する。
レスにおけるワーク切断方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タレットパンチプレス201は、
図7に示されているように複数のパンチPが回転自在な
上部タレット203に配設され、複数のパンチPに対応
する複数のダイDが回転自在な下部タレット205に配
設されている。また、製品の搬出装置としてのワークシ
ュータ207が、パンチング加工位置でラム209によ
り打撃されるパンチPとダイDとの間でワークWが加工
されるパスラインPLの下方で下部タレット205に接
近した位置に設けられている。
図7に示されているように複数のパンチPが回転自在な
上部タレット203に配設され、複数のパンチPに対応
する複数のダイDが回転自在な下部タレット205に配
設されている。また、製品の搬出装置としてのワークシ
ュータ207が、パンチング加工位置でラム209によ
り打撃されるパンチPとダイDとの間でワークWが加工
されるパスラインPLの下方で下部タレット205に接
近した位置に設けられている。
【0003】なお、タレットパンチプレス201は、小
径のパンチPとダイDからなる金型が上部、下部タレッ
ト203,205の内側から外側に向けて内周部A、中
央部B、外周部Cのそれぞれの円周上に位置して3つの
金型が装着されている。中径の金型は内周部Aと外周部
Cに位置して2つの金型が装着され、大径の金型は中央
部Bに位置して1つの金型が装着されている。
径のパンチPとダイDからなる金型が上部、下部タレッ
ト203,205の内側から外側に向けて内周部A、中
央部B、外周部Cのそれぞれの円周上に位置して3つの
金型が装着されている。中径の金型は内周部Aと外周部
Cに位置して2つの金型が装着され、大径の金型は中央
部Bに位置して1つの金型が装着されている。
【0004】上記のタレットパンチプレス201にて、
多数個取りネスティング加工にパンチング加工されたワ
ークWは、ミクロジョイントで繋がれた部分が作業者に
より切り離される作業が行われる。
多数個取りネスティング加工にパンチング加工されたワ
ークWは、ミクロジョイントで繋がれた部分が作業者に
より切り離される作業が行われる。
【0005】あるいは、外周部CのパンチPとダイDに
よりミクロジョイントの部分が切断され、例えば200
mm四方のワークシュータ207で取り出されている。
よりミクロジョイントの部分が切断され、例えば200
mm四方のワークシュータ207で取り出されている。
【0006】また、特開平6−114466号公報で開
示されているものは、図8に示されているように上部タ
レット203の外周側面の下部に切欠部211が形成さ
れており、上部タレット203の外周部Cに装着された
パンチ213の下部にアーム部215が上部タレット2
03の外周方向側に突設され切欠部211内を上下動可
能に設けられており、このアーム部215の先端に切断
刃となる上刃217が配置されている。このパンチ21
3がラム209により打圧されるときの上下動する上刃
217と、下部タレット205に設けられた下刃219
との協働によりミクロジョイントの部分が切断されるよ
うに構成されている。
示されているものは、図8に示されているように上部タ
レット203の外周側面の下部に切欠部211が形成さ
れており、上部タレット203の外周部Cに装着された
パンチ213の下部にアーム部215が上部タレット2
03の外周方向側に突設され切欠部211内を上下動可
能に設けられており、このアーム部215の先端に切断
刃となる上刃217が配置されている。このパンチ21
3がラム209により打圧されるときの上下動する上刃
217と、下部タレット205に設けられた下刃219
との協働によりミクロジョイントの部分が切断されるよ
うに構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のタレ
ットパンチプレス201において、ネスティング加工さ
れたワークWのミクロジョイントの部分を作業者が切り
離す作業は、単純且つ重量動作業のために非能率である
という問題点があった。
ットパンチプレス201において、ネスティング加工さ
れたワークWのミクロジョイントの部分を作業者が切り
離す作業は、単純且つ重量動作業のために非能率である
という問題点があった。
【0008】また、外周部CのパンチPとダイDにより
ミクロジョイントの部分が切断される場合は、この切り
離される時の製品の重心位置がワークシュータ207に
載る位置より外側になければワークシュータ207が開
放されても搬出されないこととなる。ところが、外周部
Cの金型から上部、下部タレット205の外周面までの
距離が長いために、必然的に切り離された製品がワーク
シュータ207に載る位置までの距離は長くなるので、
ワークシュータ207で搬出可能な製品の最小距離Sが
長くなる。例えば、従来のタレットパンチプレス201
の場合は最小製品の長さSが130mmとなるので、例
えば50mmなどの小物製品はワークシュータ207で
搬出できない。そのためにワークシュータ207がほと
んど使用されていないという問題点があった。
ミクロジョイントの部分が切断される場合は、この切り
離される時の製品の重心位置がワークシュータ207に
載る位置より外側になければワークシュータ207が開
放されても搬出されないこととなる。ところが、外周部
Cの金型から上部、下部タレット205の外周面までの
距離が長いために、必然的に切り離された製品がワーク
シュータ207に載る位置までの距離は長くなるので、
ワークシュータ207で搬出可能な製品の最小距離Sが
長くなる。例えば、従来のタレットパンチプレス201
の場合は最小製品の長さSが130mmとなるので、例
えば50mmなどの小物製品はワークシュータ207で
搬出できない。そのためにワークシュータ207がほと
んど使用されていないという問題点があった。
【0009】また、後者の場合、つまり上部タレット2
03の外周部Cに装着した上刃付きパンチ213の上刃
217と、下部タレット205の下刃219との協働に
より切断するものでは、上刃付きパンチ213は特注品
であり、また、上刃付きパンチ213は上刃217の位
置がパンチ213の摺動中心から偏心して片持ち状態で
あるので、切断時に上刃217と下刃219のクリアラ
ンスに変動が生じるために切断精度が悪くなるという問
題点があった。
03の外周部Cに装着した上刃付きパンチ213の上刃
217と、下部タレット205の下刃219との協働に
より切断するものでは、上刃付きパンチ213は特注品
であり、また、上刃付きパンチ213は上刃217の位
置がパンチ213の摺動中心から偏心して片持ち状態で
あるので、切断時に上刃217と下刃219のクリアラ
ンスに変動が生じるために切断精度が悪くなるという問
題点があった。
【0010】また、上刃付きパンチ213の構造的なこ
とや上述したように上刃217と下刃219のクリアラ
ンス調整が必要であることなどの理由から、上刃付きパ
ンチ213を上部タレット203へ取り付ける作業がか
なり厄介であるという問題点があった。
とや上述したように上刃217と下刃219のクリアラ
ンス調整が必要であることなどの理由から、上刃付きパ
ンチ213を上部タレット203へ取り付ける作業がか
なり厄介であるという問題点があった。
【0011】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、通常のタレットパンチプレス
の構造や機能を基本ベースとして外周部の金型に容易に
装着可能でミクロジョイントの安定した切断を行うと共
に、ミクロジョイントを切断してワークシュータで搬出
可能な最小の製品寸法を小さくし得るタレットパンチプ
レスにおけるワーク切断方法及びその装置を提供するこ
とにある。
れたもので、その目的は、通常のタレットパンチプレス
の構造や機能を基本ベースとして外周部の金型に容易に
装着可能でミクロジョイントの安定した切断を行うと共
に、ミクロジョイントを切断してワークシュータで搬出
可能な最小の製品寸法を小さくし得るタレットパンチプ
レスにおけるワーク切断方法及びその装置を提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のタレットパンチプレスにお
けるワーク切断方法は、上部タレットの外周部に装着さ
れたパンチを加工位置に位置決めし、このパンチの外周
面に備えた第1係合部に上部切断工具を備えたスライダ
部材を係脱自在にして係合せしめ、前記パンチを加工位
置のラムにより打撃して上下動せしめる際に、前記スラ
イダ部材を上部タレットの外周側面に備えたガイド部材
を介して上下動せしめ、このスライダ部材の上部切断工
具と下部タレットに設けた下部切断工具との協働により
ワークを切断することを特徴とするものである。
に請求項1によるこの発明のタレットパンチプレスにお
けるワーク切断方法は、上部タレットの外周部に装着さ
れたパンチを加工位置に位置決めし、このパンチの外周
面に備えた第1係合部に上部切断工具を備えたスライダ
部材を係脱自在にして係合せしめ、前記パンチを加工位
置のラムにより打撃して上下動せしめる際に、前記スラ
イダ部材を上部タレットの外周側面に備えたガイド部材
を介して上下動せしめ、このスライダ部材の上部切断工
具と下部タレットに設けた下部切断工具との協働により
ワークを切断することを特徴とするものである。
【0013】したがって、スライダ部材は上部タレット
の外周部に装着されたパンチの第1係合部に係脱自在で
あるので、通常のタレットパンチプレスの構造や機能を
基本ベースとして容易に取り付けられる。
の外周部に装着されたパンチの第1係合部に係脱自在で
あるので、通常のタレットパンチプレスの構造や機能を
基本ベースとして容易に取り付けられる。
【0014】しかも、ラムに打撃されるパンチによりス
ライダ部材が上下動するとしても、スライダ部材は上部
タレットの外周側面のガイド部材に沿って上下動自在で
あるので、スライダ部材に備えた上部切断工具はパンチ
に対して片持ち状態とはならない。この理由から、上部
切断工具と下部切断工具との協働でワークを切断すると
きは上部切断工具と下部切断工具とのクリアランスが変
形しないので、安定した切断加工が行われる。
ライダ部材が上下動するとしても、スライダ部材は上部
タレットの外周側面のガイド部材に沿って上下動自在で
あるので、スライダ部材に備えた上部切断工具はパンチ
に対して片持ち状態とはならない。この理由から、上部
切断工具と下部切断工具との協働でワークを切断すると
きは上部切断工具と下部切断工具とのクリアランスが変
形しないので、安定した切断加工が行われる。
【0015】また、上部切断工具と下部切断工具は上
部、下部タレットの外周側面の付近に位置せしめること
が可能であるので、ミクロジョイントを切断してワーク
シュータで搬出可能な最小の製品寸法がより一層小さく
なる。
部、下部タレットの外周側面の付近に位置せしめること
が可能であるので、ミクロジョイントを切断してワーク
シュータで搬出可能な最小の製品寸法がより一層小さく
なる。
【0016】請求項2によるこの発明のタレットパンチ
プレスにおけるワーク切断装置は、複数のパンチを配設
した回転自在な上部タレットと、複数のパンチに対応す
る複数のダイを配設した回転自在な下部タレットとを設
け、前記パンチを打撃する上下動自在なラムを設けてな
るタレットパンチプレスにおいて、上部タレットの外周
部に装着されたパンチの外周面に第1係合部を設け、こ
の第1係合部を露出せしめる切欠部を上部タレットの外
周側面に設け、前記切欠部を経て前記パンチの第1係合
部に係脱自在であると共に上部切断工具を備えたスライ
ダ部材を上部タレットの外周側面にガイド部材を介して
上下動自在に設け、ラムにより打撃される前記パンチと
共に上下動する上部切断工具と協働してワークを切断す
る下部切断工具を下部タレットに設けてなることを特徴
とするものである。
プレスにおけるワーク切断装置は、複数のパンチを配設
した回転自在な上部タレットと、複数のパンチに対応す
る複数のダイを配設した回転自在な下部タレットとを設
け、前記パンチを打撃する上下動自在なラムを設けてな
るタレットパンチプレスにおいて、上部タレットの外周
部に装着されたパンチの外周面に第1係合部を設け、こ
の第1係合部を露出せしめる切欠部を上部タレットの外
周側面に設け、前記切欠部を経て前記パンチの第1係合
部に係脱自在であると共に上部切断工具を備えたスライ
ダ部材を上部タレットの外周側面にガイド部材を介して
上下動自在に設け、ラムにより打撃される前記パンチと
共に上下動する上部切断工具と協働してワークを切断す
る下部切断工具を下部タレットに設けてなることを特徴
とするものである。
【0017】したがって、請求項1記載の作用と同様で
あり、スライダ部材は上部タレットの外周部に装着され
たパンチの第1係合部に係脱自在であるので、通常のタ
レットパンチプレスの構造や機能を基本ベースとして容
易に取り付けられる。
あり、スライダ部材は上部タレットの外周部に装着され
たパンチの第1係合部に係脱自在であるので、通常のタ
レットパンチプレスの構造や機能を基本ベースとして容
易に取り付けられる。
【0018】しかも、ラムに打撃されるパンチによりス
ライダ部材が上下動するとしても、スライダ部材は上部
タレットの外周側面のガイド部材に沿って上下動自在で
あるので、スライダ部材に備えた上部切断工具はパンチ
に対して片持ち状態とはならない。この理由から、上部
切断工具と下部切断工具との協働でワークを切断すると
きは上部切断工具と下部切断工具とのクリアランスが変
形しないので、安定した切断加工が行われる。
ライダ部材が上下動するとしても、スライダ部材は上部
タレットの外周側面のガイド部材に沿って上下動自在で
あるので、スライダ部材に備えた上部切断工具はパンチ
に対して片持ち状態とはならない。この理由から、上部
切断工具と下部切断工具との協働でワークを切断すると
きは上部切断工具と下部切断工具とのクリアランスが変
形しないので、安定した切断加工が行われる。
【0019】また、上部切断工具と下部切断工具は上
部、下部タレットの外周側面の付近に位置せしめること
が可能であるので、ミクロジョイントを切断してワーク
シュータで搬出可能な最小の製品寸法がより一層小さく
なる。
部、下部タレットの外周側面の付近に位置せしめること
が可能であるので、ミクロジョイントを切断してワーク
シュータで搬出可能な最小の製品寸法がより一層小さく
なる。
【0020】請求項3によるこの発明のタレットパンチ
プレスにおけるワーク切断装置は、請求項2記載のタレ
ットパンチプレスにおけるワーク切断装置において、前
記上部切断工具がシャー用の上刃又はパンチからなると
共に、前記下部切断工具がシャー用の下刃又はダイから
なることを特徴とするものである。
プレスにおけるワーク切断装置は、請求項2記載のタレ
ットパンチプレスにおけるワーク切断装置において、前
記上部切断工具がシャー用の上刃又はパンチからなると
共に、前記下部切断工具がシャー用の下刃又はダイから
なることを特徴とするものである。
【0021】したがって、上部切断工具と下部切断工具
がシャー用の上刃と下刃であるときは、上刃はスライダ
部材に容易に取り付けられ、下刃も下部タレットに容易
に取り付けられる。
がシャー用の上刃と下刃であるときは、上刃はスライダ
部材に容易に取り付けられ、下刃も下部タレットに容易
に取り付けられる。
【0022】一方、上部切断工具と下部切断工具がパン
チとダイであるときは、上記の上刃と下刃の場合に比較
すると構造的に取り付け易さの点で劣るが、切断される
ワークのバリ方向がタレットパンチプレスで通常のパン
チング加工によるワークのバリ方向と同一となるので、
後工程のバリ取り作業が容易となる。
チとダイであるときは、上記の上刃と下刃の場合に比較
すると構造的に取り付け易さの点で劣るが、切断される
ワークのバリ方向がタレットパンチプレスで通常のパン
チング加工によるワークのバリ方向と同一となるので、
後工程のバリ取り作業が容易となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明のタレットパンチプ
レスにおけるワーク切断方法及びその装置の実施の形態
について、図面を参照して説明する。
レスにおけるワーク切断方法及びその装置の実施の形態
について、図面を参照して説明する。
【0024】図5を参照するに、本実施の形態に係わる
タレットパンチプレス1は、ベース3の両側に立設した
サイドフレーム5,7に上部フレーム9の両側が支持さ
れた態様のフレーム構造に構成されている。上部フレー
ム9の下部には円盤状の上部タレット11が回転自在に
装着されており、この上部タレット11には図5に示さ
れているように多種類のパンチPを着脱可能に装着する
多数のパンチ装着部13が周方向へ適宜に設けられてい
る。
タレットパンチプレス1は、ベース3の両側に立設した
サイドフレーム5,7に上部フレーム9の両側が支持さ
れた態様のフレーム構造に構成されている。上部フレー
ム9の下部には円盤状の上部タレット11が回転自在に
装着されており、この上部タレット11には図5に示さ
れているように多種類のパンチPを着脱可能に装着する
多数のパンチ装着部13が周方向へ適宜に設けられてい
る。
【0025】ベース3の上面には、上部タレット11に
対向した円盤状の下部タレット15が回転自在に装着さ
れており、この下部タレット15には図5に示されてい
るように多種類のパンチPと対向した多数のダイDを着
脱可能に装着する多数のダイ装着部17が周方向へ適宜
に設けられている。
対向した円盤状の下部タレット15が回転自在に装着さ
れており、この下部タレット15には図5に示されてい
るように多種類のパンチPと対向した多数のダイDを着
脱可能に装着する多数のダイ装着部17が周方向へ適宜
に設けられている。
【0026】例えば、小径のパンチPとダイDからなる
金型の場合には上部、下部タレット11,15の内側か
ら外側に向けて内周部A、中央部B、外周部Cのそれぞ
れの円周上に位置して3つの金型が装着されており、中
径の金型の場合には内周部Aと外周部Cに位置して2つ
の金型が装着されており、大径の金型の場合には中央部
Bに位置して1つの金型が装着されている。
金型の場合には上部、下部タレット11,15の内側か
ら外側に向けて内周部A、中央部B、外周部Cのそれぞ
れの円周上に位置して3つの金型が装着されており、中
径の金型の場合には内周部Aと外周部Cに位置して2つ
の金型が装着されており、大径の金型の場合には中央部
Bに位置して1つの金型が装着されている。
【0027】図5を参照するに、上部タレット11の軸
心と下部タレット15の軸心とは同一軸心に配置されて
おり、この上部タレット11と下部タレット15は、制
御装置(図示省略)からタレット用回転駆動手段として
の例えばT軸サーボモータ19に指令が発生され、各種
スプロケット21、チェーン23等の回転駆動伝達手段
を経て同方向へ同期して回転される。
心と下部タレット15の軸心とは同一軸心に配置されて
おり、この上部タレット11と下部タレット15は、制
御装置(図示省略)からタレット用回転駆動手段として
の例えばT軸サーボモータ19に指令が発生され、各種
スプロケット21、チェーン23等の回転駆動伝達手段
を経て同方向へ同期して回転される。
【0028】上部タレット11と下部タレット15の図
5において右側部分に装着されたダイD、パンチPの位
置が加工位置Kとなっており、この加工位置Kにあるパ
ンチPの上方における上部フレーム9にはストライカ2
5が上下自在に設けられている。このストライカ25は
上部フレーム9内に設けられたラム駆動手段としてのラ
ム駆動用油圧シリンダ27に例えばラム29を介して連
結されている。
5において右側部分に装着されたダイD、パンチPの位
置が加工位置Kとなっており、この加工位置Kにあるパ
ンチPの上方における上部フレーム9にはストライカ2
5が上下自在に設けられている。このストライカ25は
上部フレーム9内に設けられたラム駆動手段としてのラ
ム駆動用油圧シリンダ27に例えばラム29を介して連
結されている。
【0029】しかも、ストライカ25はラム29の下面
に上部タレット11の上方位置で内周部Aから外周部C
の間をほぼ水平方向に往復移動自在に設けられており、
ラム29の側面に備えたストライカシフトシリンダ31
により上部タレット11の内周部A、中央部B、外周部
CのいずれかのパンチPを選択して打圧可能に構成され
ている。
に上部タレット11の上方位置で内周部Aから外周部C
の間をほぼ水平方向に往復移動自在に設けられており、
ラム29の側面に備えたストライカシフトシリンダ31
により上部タレット11の内周部A、中央部B、外周部
CのいずれかのパンチPを選択して打圧可能に構成され
ている。
【0030】上部タレット11および下部タレット15
の回転軸33,35によってラム29の下方の加工位置
Kへ割出し位置決めされたパンチPがストライカ25に
より打圧される。
の回転軸33,35によってラム29の下方の加工位置
Kへ割出し位置決めされたパンチPがストライカ25に
より打圧される。
【0031】なお、タレットパンチプレス1のフレーム
構造の中央部にはギャップ部Gが備えられており、この
ギャップ部Gに固定テーブル37が設けられている。こ
の固定テーブル37の左右両側には、可動テーブル(図
示省略)が設けられている。なお、固定テーブル37の
上面にはワークWを移動可能に支持するためのフリーベ
アリング(図示省略)が多数設けられている。
構造の中央部にはギャップ部Gが備えられており、この
ギャップ部Gに固定テーブル37が設けられている。こ
の固定テーブル37の左右両側には、可動テーブル(図
示省略)が設けられている。なお、固定テーブル37の
上面にはワークWを移動可能に支持するためのフリーベ
アリング(図示省略)が多数設けられている。
【0032】可動テーブルの上面における図5の右側端
部には、左右の可動テーブルを連結するキャレッジベー
ス39が固定テーブル37を跨いで設けられている。
部には、左右の可動テーブルを連結するキャレッジベー
ス39が固定テーブル37を跨いで設けられている。
【0033】また、サイドフレーム5にY軸駆動モータ
41が設けられている。このY軸駆動モータ41の駆動
によりキャレッジベース39が左右の可動テーブルと一
体となってY軸方向へ移動するものである。
41が設けられている。このY軸駆動モータ41の駆動
によりキャレッジベース39が左右の可動テーブルと一
体となってY軸方向へ移動するものである。
【0034】キャレッジベース39には、ワークWを把
持する左右のワーククランパ43を備えたキャレッジ4
5がX軸方向へ移動自在に設けられており、X軸駆動モ
ータ(図示省略)によりX軸方向へ移動されるものであ
る。
持する左右のワーククランパ43を備えたキャレッジ4
5がX軸方向へ移動自在に設けられており、X軸駆動モ
ータ(図示省略)によりX軸方向へ移動されるものであ
る。
【0035】以上のように、タレットパンチプレス1に
はY軸駆動モータ41及びX軸駆動モータによりワーク
Wを前後左右方向へ移動位置決めするためのワークWの
移動位置決め装置47が設けられており、この移動位置
決め装置47は制御装置によって制御されワークWをパ
ンチPとダイDとの間の適宜位置へ位置決めするもので
ある。
はY軸駆動モータ41及びX軸駆動モータによりワーク
Wを前後左右方向へ移動位置決めするためのワークWの
移動位置決め装置47が設けられており、この移動位置
決め装置47は制御装置によって制御されワークWをパ
ンチPとダイDとの間の適宜位置へ位置決めするもので
ある。
【0036】したがって、予めストライカ25は、スト
ライカシフトシリンダ31が制御装置により駆動制御さ
れて内周部A、中央部B、外周部Cのうちのいずれかの
所定のパンチPの上方へ移動されており、上部タレット
11に装着したパンチPと下部タレット15に装着した
ダイDとの間に、板状のワークWが位置決めされた後
に、制御装置により駆動制御されるラム駆動用油圧シリ
ンダ27により上下動するラム29によってパンチPが
打圧され、パンチPとダイDによってワークWにパンチ
ング加工が行われる。
ライカシフトシリンダ31が制御装置により駆動制御さ
れて内周部A、中央部B、外周部Cのうちのいずれかの
所定のパンチPの上方へ移動されており、上部タレット
11に装着したパンチPと下部タレット15に装着した
ダイDとの間に、板状のワークWが位置決めされた後
に、制御装置により駆動制御されるラム駆動用油圧シリ
ンダ27により上下動するラム29によってパンチPが
打圧され、パンチPとダイDによってワークWにパンチ
ング加工が行われる。
【0037】また、ワークWからパンチング加工された
製品を収納するためのワークシュータ49が、加工位置
Kの図5において右側に固定テーブル37の一部を構成
するようにして設けられている。ワークシュータ49は
図5において左端側が支持フレーム51に軸承されてお
り、ワークシュータチルト用シリンダ53により右端側
がほぼ水平位置のパスラインPLと斜め下方位置との間
を回動して開閉自在に構成されている。ワークシュータ
49のテーブル面には複数のブラシローラ55が並列に
軸承されている。
製品を収納するためのワークシュータ49が、加工位置
Kの図5において右側に固定テーブル37の一部を構成
するようにして設けられている。ワークシュータ49は
図5において左端側が支持フレーム51に軸承されてお
り、ワークシュータチルト用シリンダ53により右端側
がほぼ水平位置のパスラインPLと斜め下方位置との間
を回動して開閉自在に構成されている。ワークシュータ
49のテーブル面には複数のブラシローラ55が並列に
軸承されている。
【0038】なお、開放されたワークシュータ49の図
5において右端側の下方には加工された製品が製品収納
ボックス又は製品搬送のコンベア装置へ搬出するための
製品搬出ダクト57が設けられている。
5において右端側の下方には加工された製品が製品収納
ボックス又は製品搬送のコンベア装置へ搬出するための
製品搬出ダクト57が設けられている。
【0039】次に、本発明の実施の形態の主要部を構成
するワーク切断装置59について図面を参照して説明す
る。
するワーク切断装置59について図面を参照して説明す
る。
【0040】ワーク切断装置59は図5に示されている
ように上部、下部タレット11,15の多数の金型のう
ちの外周部Cに装着された1つの金型を利用して作動さ
れるように上部、下部タレット11,15の外周側面に
位置して設けられている。
ように上部、下部タレット11,15の多数の金型のう
ちの外周部Cに装着された1つの金型を利用して作動さ
れるように上部、下部タレット11,15の外周側面に
位置して設けられている。
【0041】図1ないしは図4を参照するに、上部タレ
ット11の外周部Cに装着されたパンチ61のパンチボ
ディ63の下部の外周面に第1係合部としての例えば係
合穴65が設けられており、この係合穴65が露出する
ように上部タレット11の外周側面に切欠部67が設け
られている。
ット11の外周部Cに装着されたパンチ61のパンチボ
ディ63の下部の外周面に第1係合部としての例えば係
合穴65が設けられており、この係合穴65が露出する
ように上部タレット11の外周側面に切欠部67が設け
られている。
【0042】この切欠部67は、本実施の形態では外周
部Cのパンチ61の図2において左右に(図3において
上下に)間隔をあけて上下方向に設けられ、上部タレッ
ト11の下部の切欠部67とつながった状態に形成され
ている。
部Cのパンチ61の図2において左右に(図3において
上下に)間隔をあけて上下方向に設けられ、上部タレッ
ト11の下部の切欠部67とつながった状態に形成され
ている。
【0043】また、切欠部67には、図2において左右
にリニアガイドレール69が上下方向に延伸されてお
り、この2つのリニアガイドレール69にガイドされる
リニアガイドナット71を介してスライダ部材73が切
欠部67内で上下動自在に取り付けられている。
にリニアガイドレール69が上下方向に延伸されてお
り、この2つのリニアガイドレール69にガイドされる
リニアガイドナット71を介してスライダ部材73が切
欠部67内で上下動自在に取り付けられている。
【0044】より詳しくは、スライダ部材73は図2に
おいて上記の切欠部67内に余裕をもって上下動可能に
納められるようにほぼ上向きコ字の形状をなしており、
スライダ部材73の下部には図1に示されているように
上記のパンチボディ63の係合穴65に挿脱自在な第2
係合部としての例えば係合突部75が備えられており、
この係合突部75がパンチボディ63の係合穴65に挿
入されて係合した状態に取り付けられている。さらに、
スライダ部材73の下部には図1及び図2に示されてい
るように上部切断工具としての例えばシャー用の上刃7
7が固定具としての例えばボルトBTで取り付けられて
いる。
おいて上記の切欠部67内に余裕をもって上下動可能に
納められるようにほぼ上向きコ字の形状をなしており、
スライダ部材73の下部には図1に示されているように
上記のパンチボディ63の係合穴65に挿脱自在な第2
係合部としての例えば係合突部75が備えられており、
この係合突部75がパンチボディ63の係合穴65に挿
入されて係合した状態に取り付けられている。さらに、
スライダ部材73の下部には図1及び図2に示されてい
るように上部切断工具としての例えばシャー用の上刃7
7が固定具としての例えばボルトBTで取り付けられて
いる。
【0045】また、スライダ部材73の下部には図1に
示されているように板押え装置79が設けられている。
この板押え装置79は、スライダ部材73の下面に突出
するガイドシャフト部81と、このガイドシャフト部8
1に上下方向に摺動自在な板押え部83と、この板押え
部83を常時下方へ付勢するスプリング85とから構成
されており、上記の板押え部83の下面は上刃77とほ
ぼ同じ高さに位置されている。
示されているように板押え装置79が設けられている。
この板押え装置79は、スライダ部材73の下面に突出
するガイドシャフト部81と、このガイドシャフト部8
1に上下方向に摺動自在な板押え部83と、この板押え
部83を常時下方へ付勢するスプリング85とから構成
されており、上記の板押え部83の下面は上刃77とほ
ぼ同じ高さに位置されている。
【0046】また、下部タレット15の外周側には上記
の上下動する上部切断工具と協働してワークWを切断す
る下部切断工具としての例えばシャー用の下刃87が例
えばダイホルダ89の側面に固定具としてのボルトBT
で取り付けられている。
の上下動する上部切断工具と協働してワークWを切断す
る下部切断工具としての例えばシャー用の下刃87が例
えばダイホルダ89の側面に固定具としてのボルトBT
で取り付けられている。
【0047】上記構成により、通常のタレットパンチプ
レス1の構造や機能を基本ベースとして本発明のワーク
切断装置59が容易に取り付けられる。準備段階として
は、複数のパンチPを装着するパンチ装着部13のうち
の外周部Cに位置する1つのパンチ装着部13が利用さ
れるので、このパンチ装着部13に装着されるパンチ6
1には予めパンチボディ63の外周面に係合穴65を設
けられる。さらに、上部タレット11の外周側面に切欠
部67が形成され、この切欠部67にリニアガイドレー
ル69が設けられる。リニアガイドレール69にはリニ
アガイドナット71が走行自在に装着される。
レス1の構造や機能を基本ベースとして本発明のワーク
切断装置59が容易に取り付けられる。準備段階として
は、複数のパンチPを装着するパンチ装着部13のうち
の外周部Cに位置する1つのパンチ装着部13が利用さ
れるので、このパンチ装着部13に装着されるパンチ6
1には予めパンチボディ63の外周面に係合穴65を設
けられる。さらに、上部タレット11の外周側面に切欠
部67が形成され、この切欠部67にリニアガイドレー
ル69が設けられる。リニアガイドレール69にはリニ
アガイドナット71が走行自在に装着される。
【0048】上記の準備段階が終了すると、パンチ61
の係合穴65にスライダ部材73の係合突部75が挿入
されてから、このスライダ部材73にリニアガイドナッ
ト71を取り付けることにより、ワーク切断装置59が
簡単に取り付け完了となる。なお、スライダ部材73に
は予め上刃77と板押え装置79が設けられている。
の係合穴65にスライダ部材73の係合突部75が挿入
されてから、このスライダ部材73にリニアガイドナッ
ト71を取り付けることにより、ワーク切断装置59が
簡単に取り付け完了となる。なお、スライダ部材73に
は予め上刃77と板押え装置79が設けられている。
【0049】ワーク切断装置59の作用としては、ワー
クWにネスティング加工のパンチング加工終了後、上
部、下部タレット11,15が同期して回転されて上部
タレット11の外周部Cに装着されたパンチ61が加工
位置Kに位置決めされる。
クWにネスティング加工のパンチング加工終了後、上
部、下部タレット11,15が同期して回転されて上部
タレット11の外周部Cに装着されたパンチ61が加工
位置Kに位置決めされる。
【0050】移動位置決め装置47によりワークWのミ
クロジョイントの部分がワーク切断装置59の上刃77
と下刃87の間の切断加工位置に位置決めされる。
クロジョイントの部分がワーク切断装置59の上刃77
と下刃87の間の切断加工位置に位置決めされる。
【0051】ラム29によりパンチ61が打圧されて、
パンチ61のパンチボディ63が上下動することによ
り、スライダ部材73は係合突部75を介してパンチボ
ディ63と一体的であるので上下動するが、このときス
ライダ部材73は上部タレット11の外周側面に備えた
リニアガイドレール69とリニアガイドナット71から
なるガイド部材を介して上下動するので、スライダ部材
73に備えた上部切断工具としての上刃77は従来のよ
うにパンチ61に対して片持ち状態とはならない。した
がって、切断時は上刃77と下刃87とのクリアランス
が変形しないので、安定した切断加工が行われる。この
ことからも、上刃77と下刃87とのクリアランス調整
が不要であるので、スライダ部材73を取り付ける作業
が容易となる。
パンチ61のパンチボディ63が上下動することによ
り、スライダ部材73は係合突部75を介してパンチボ
ディ63と一体的であるので上下動するが、このときス
ライダ部材73は上部タレット11の外周側面に備えた
リニアガイドレール69とリニアガイドナット71から
なるガイド部材を介して上下動するので、スライダ部材
73に備えた上部切断工具としての上刃77は従来のよ
うにパンチ61に対して片持ち状態とはならない。した
がって、切断時は上刃77と下刃87とのクリアランス
が変形しないので、安定した切断加工が行われる。この
ことからも、上刃77と下刃87とのクリアランス調整
が不要であるので、スライダ部材73を取り付ける作業
が容易となる。
【0052】スライダ部材73が下降すると、板押え装
置79の板押え部83が常時スプリング85により下方
へ付勢されているので、上記の板押え部83によりワー
クWが下刃87の上面に押圧され板押えが行われる。ほ
ぼ同時に上刃77が下降して下刃87との協働によりミ
クロジョイントの部分が切断される。
置79の板押え部83が常時スプリング85により下方
へ付勢されているので、上記の板押え部83によりワー
クWが下刃87の上面に押圧され板押えが行われる。ほ
ぼ同時に上刃77が下降して下刃87との協働によりミ
クロジョイントの部分が切断される。
【0053】なお、上刃77と下刃87は上部、下部タ
レット11,15の外周側面の付近に位置できるので、
ミクロジョイントを切断してワークシュータ49で搬出
可能な最小の製品寸法は従来の場合と比較してより一層
小さくなる。ちなみに、本実施の形態では最小製品長さ
が例えば30mmの小物製品もワークシュータ49で搬
出可能となる。
レット11,15の外周側面の付近に位置できるので、
ミクロジョイントを切断してワークシュータ49で搬出
可能な最小の製品寸法は従来の場合と比較してより一層
小さくなる。ちなみに、本実施の形態では最小製品長さ
が例えば30mmの小物製品もワークシュータ49で搬
出可能となる。
【0054】本発明の他の実施の形態について前述した
実施の形態と同様の部材は同じ符号を用いて説明する。
実施の形態と同様の部材は同じ符号を用いて説明する。
【0055】図6を参照するに、上部切断工具としては
パンチ91がスライダ部材73に取り付けられる。この
パンチ91としては、切断刃を下端面に形成したショッ
トピン95がスライダ部材73の下面から下方へ突出す
るようにボルトBTで取り付けられており、ショットピ
ン95の下端部が挿通する摺動穴97を備えたピンガイ
ド部99がスプリング101により常時下方へ付勢され
ている。なお、ピンガイド部99は図示せざるストッパ
により所定の高さ位置で停止されるように構成されてい
る。
パンチ91がスライダ部材73に取り付けられる。この
パンチ91としては、切断刃を下端面に形成したショッ
トピン95がスライダ部材73の下面から下方へ突出す
るようにボルトBTで取り付けられており、ショットピ
ン95の下端部が挿通する摺動穴97を備えたピンガイ
ド部99がスプリング101により常時下方へ付勢され
ている。なお、ピンガイド部99は図示せざるストッパ
により所定の高さ位置で停止されるように構成されてい
る。
【0056】また、下部切断工具としてはダイ93が、
上記のショットピン95と協働してパンチ加工が行われ
るように下部タレット15に取り付けられる。
上記のショットピン95と協働してパンチ加工が行われ
るように下部タレット15に取り付けられる。
【0057】上記構成により、ミクロジョイントの部分
を切断するとき、ラム29で打撃されるパンチ61の下
降によりスライダ部材73が下降すると、ワークWはス
プリング101の付勢力によりピンガイド部99の下面
でダイ93の上面へ押圧されて板押えが行われる。
を切断するとき、ラム29で打撃されるパンチ61の下
降によりスライダ部材73が下降すると、ワークWはス
プリング101の付勢力によりピンガイド部99の下面
でダイ93の上面へ押圧されて板押えが行われる。
【0058】スライダ部材73がさらに下降されるので
ショットピン95が下降されて、このショットピン95
とダイ93との協働によりミクロジョイントの部分が切
断される。
ショットピン95が下降されて、このショットピン95
とダイ93との協働によりミクロジョイントの部分が切
断される。
【0059】以上のように、上部切断工具と下部切断工
具がパンチ91とダイ93の場合は、前述した実施の形
態のように上部切断工具と下部切断工具が上刃77と下
刃87の場合と比べると構造的に取り付けが容易ではな
いが、切断されるワークWのバリ方向がタレットパンチ
プレス1で行われる通常のパンチング加工によるワーク
Wのバリ方向と同一となるので、後工程のバリ取り作業
が容易となる。
具がパンチ91とダイ93の場合は、前述した実施の形
態のように上部切断工具と下部切断工具が上刃77と下
刃87の場合と比べると構造的に取り付けが容易ではな
いが、切断されるワークWのバリ方向がタレットパンチ
プレス1で行われる通常のパンチング加工によるワーク
Wのバリ方向と同一となるので、後工程のバリ取り作業
が容易となる。
【0060】なお、この発明は前述した実施の形態に限
定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他
の態様で実施し得るものである。
定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他
の態様で実施し得るものである。
【0061】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明か
ら理解されるように、請求項1の発明によれば、スライ
ダ部材が上部タレットの外周部に装着されたパンチの第
1係合部に係脱自在に設けたので、通常のタレットパン
チプレスの構造や機能を基本ベースとしてスライダ部材
を簡単に取り付けることができる。
ら理解されるように、請求項1の発明によれば、スライ
ダ部材が上部タレットの外周部に装着されたパンチの第
1係合部に係脱自在に設けたので、通常のタレットパン
チプレスの構造や機能を基本ベースとしてスライダ部材
を簡単に取り付けることができる。
【0062】しかも、ラムに打撃されるパンチによりス
ライダ部材を上下動するとしても、スライダ部材を上部
タレットの外周側面のガイド部材に沿って上下動自在に
設けたので、スライダ部材に備えた上部切断工具をパン
チに対して片持ち状態とはならないようにして上下動で
きる。結果として、ワークを切断する時は上部切断工具
と下部切断工具とのクリアランスが変形しないので、安
定した切断加工を行うことができる。
ライダ部材を上下動するとしても、スライダ部材を上部
タレットの外周側面のガイド部材に沿って上下動自在に
設けたので、スライダ部材に備えた上部切断工具をパン
チに対して片持ち状態とはならないようにして上下動で
きる。結果として、ワークを切断する時は上部切断工具
と下部切断工具とのクリアランスが変形しないので、安
定した切断加工を行うことができる。
【0063】また、上部切断工具と下部切断工具を上
部、下部タレットの外周側面の付近に位置できるので、
ミクロジョイントを切断してワークシュータで搬出可能
な最小の製品寸法をより一層小さくできる。
部、下部タレットの外周側面の付近に位置できるので、
ミクロジョイントを切断してワークシュータで搬出可能
な最小の製品寸法をより一層小さくできる。
【0064】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
効果と同様であり、スライダ部材が上部タレットの外周
部に装着されたパンチの第1係合部に係脱自在に設けた
ので、通常のタレットパンチプレスの構造や機能を基本
ベースとしてスライダ部材を簡単に取り付けることがで
きる。
効果と同様であり、スライダ部材が上部タレットの外周
部に装着されたパンチの第1係合部に係脱自在に設けた
ので、通常のタレットパンチプレスの構造や機能を基本
ベースとしてスライダ部材を簡単に取り付けることがで
きる。
【0065】しかも、ラムに打撃されるパンチによりス
ライダ部材を上下動するとしても、スライダ部材を上部
タレットの外周側面のガイド部材に沿って上下動自在に
設けたので、スライダ部材に備えた上部切断工具をパン
チに対して片持ち状態とはならないようにして上下動で
きる。結果として、ワークを切断する時は上部切断工具
と下部切断工具とのクリアランスが変形しないので、安
定した切断加工を行うことができる。
ライダ部材を上下動するとしても、スライダ部材を上部
タレットの外周側面のガイド部材に沿って上下動自在に
設けたので、スライダ部材に備えた上部切断工具をパン
チに対して片持ち状態とはならないようにして上下動で
きる。結果として、ワークを切断する時は上部切断工具
と下部切断工具とのクリアランスが変形しないので、安
定した切断加工を行うことができる。
【0066】また、上部切断工具と下部切断工具を上
部、下部タレットの外周側面の付近に位置できるので、
ミクロジョイントを切断してワークシュータで搬出可能
な最小の製品寸法をより一層小さくできる。
部、下部タレットの外周側面の付近に位置できるので、
ミクロジョイントを切断してワークシュータで搬出可能
な最小の製品寸法をより一層小さくできる。
【0067】請求項3の発明によれば、上部切断工具と
下部切断工具がシャー用の上刃と下刃であるときは、上
刃をスライダ部材に、下刃を下部タレットに容易に取り
付けることができる。
下部切断工具がシャー用の上刃と下刃であるときは、上
刃をスライダ部材に、下刃を下部タレットに容易に取り
付けることができる。
【0068】一方、上部切断工具と下部切断工具がパン
チとダイであるときは、上記のように上刃と下刃の場合
に比較すると構造的に取り付け易さの点で劣るが、切断
されるワークのバリ方向を、タレットパンチプレスで通
常のパンチング加工によるワークのバリ方向と同一とな
るので、後工程のバリ取り作業を容易にできる。
チとダイであるときは、上記のように上刃と下刃の場合
に比較すると構造的に取り付け易さの点で劣るが、切断
されるワークのバリ方向を、タレットパンチプレスで通
常のパンチング加工によるワークのバリ方向と同一とな
るので、後工程のバリ取り作業を容易にできる。
【図1】本発明の実施の形態のワーク切断装置を全体的
に示すもので、図3において矢視I−I線の断面図であ
る。
に示すもので、図3において矢視I−I線の断面図であ
る。
【図2】図1において右側面図である。
【図3】本発明の実施の形態のワーク切断装置の全体的
な平面図である。
な平面図である。
【図4】図3において矢視IV−IV線の断面図であ
る。
る。
【図5】本発明の実施の形態で用いられるタレットパン
チプレスの側面図である。
チプレスの側面図である。
【図6】本発明の他の実施の形態を示すもので、ワーク
切断装置を全体的な縦断面図である。
切断装置を全体的な縦断面図である。
【図7】従来のタレットパンチプレスの上部、下部タレ
ット及びワークシュータの概略説明図である。
ット及びワークシュータの概略説明図である。
【図8】従来のタレットパンチプレスにおけるワーク切
断装置の縦断面図である。
断装置の縦断面図である。
1 タレットパンチプレス 11 上部タレット 13 パンチ装着部 15 下部タレット 29 ラム 47 移動位置決め装置 49 ワークシュータ 59 ワーク切断装置 61 パンチ 63 パンチボディ 65 係合穴(第1係合部) 67 切欠部 69 リニアガイドレール(ガイド部材) 71 リニアガイドナット(ガイド部材) 73 スライダ部材 75 係合突部(第2係合部) 77 上刃(上部切断工具) 79 板押え装置 83 板押え部 87 下刃(下部切断工具) 91 パンチ(上部切断工具) 93 ダイ(下部切断工具) 95 ショットピン
Claims (3)
- 【請求項1】 上部タレットの外周部に装着されたパン
チを加工位置に位置決めし、このパンチの外周面に備え
た第1係合部に上部切断工具を備えたスライダ部材を係
脱自在にして係合せしめ、前記パンチを加工位置のラム
により打撃して上下動せしめる際に、前記スライダ部材
を上部タレットの外周側面に備えたガイド部材を介して
上下動せしめ、このスライダ部材の上部切断工具と下部
タレットに設けた下部切断工具との協働によりワークを
切断することを特徴とするタレットパンチプレスにおけ
るワーク切断方法。 - 【請求項2】 複数のパンチを配設した回転自在な上部
タレットと、複数のパンチに対応する複数のダイを配設
した回転自在な下部タレットとを設け、前記パンチを打
撃する上下動自在なラムを設けてなるタレットパンチプ
レスにおいて、 上部タレットの外周部に装着されたパンチの外周面に第
1係合部を設け、この第1係合部を露出せしめる切欠部
を上部タレットの外周側面に設け、前記切欠部を経て前
記パンチの第1係合部に係脱自在であると共に上部切断
工具を備えたスライダ部材を上部タレットの外周側面に
ガイド部材を介して上下動自在に設け、ラムにより打撃
される前記パンチと共に上下動する上部切断工具と協働
してワークを切断する下部切断工具を下部タレットに設
けてなることを特徴とするタレットパンチプレスにおけ
るワーク切断装置。 - 【請求項3】 前記上部切断工具がシャー用の上刃又は
パンチからなると共に、前記下部切断工具がシャー用の
下刃又はダイからなることを特徴とする請求項2記載の
タレットパンチプレスにおけるワーク切断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000004740A JP2001198636A (ja) | 2000-01-13 | 2000-01-13 | タレットパンチプレスにおけるワーク切断方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000004740A JP2001198636A (ja) | 2000-01-13 | 2000-01-13 | タレットパンチプレスにおけるワーク切断方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001198636A true JP2001198636A (ja) | 2001-07-24 |
Family
ID=18533495
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000004740A Pending JP2001198636A (ja) | 2000-01-13 | 2000-01-13 | タレットパンチプレスにおけるワーク切断方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001198636A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111070550A (zh) * | 2019-12-25 | 2020-04-28 | 珠海市英诚电子科技有限公司 | 一种反向自定位的冲切模具和自动冲切系统 |
-
2000
- 2000-01-13 JP JP2000004740A patent/JP2001198636A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111070550A (zh) * | 2019-12-25 | 2020-04-28 | 珠海市英诚电子科技有限公司 | 一种反向自定位的冲切模具和自动冲切系统 |
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