JP2001198373A - ミシンの送り装置 - Google Patents

ミシンの送り装置

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JP2001198373A
JP2001198373A JP2000012332A JP2000012332A JP2001198373A JP 2001198373 A JP2001198373 A JP 2001198373A JP 2000012332 A JP2000012332 A JP 2000012332A JP 2000012332 A JP2000012332 A JP 2000012332A JP 2001198373 A JP2001198373 A JP 2001198373A
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feed
sewing machine
sewing
feed roller
rotation
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JP2000012332A
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English (en)
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Toshiro Kojima
敏朗 小嶋
Zengo Tsukuda
善悟 佃
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Hirose Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Hirose Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被縫製物を所定の送り方向に正確に案内して
縫製作業を容易化し、生産性を向上することができるよ
うにしたミシンの送り装置を提供する。 【解決手段】 ミシンベッド3上に載置された被縫製物
4を押え部材5によって上方から弾発的に押圧し、押え
部材5の下方の送り歯6を予め定める送り量で所定の送
り方向Aに駆動して、縫い針7によって縫製するミシン
2に、前記送り歯6の送り動作に同期して、同一の送り
量で回転させて送りローラを押え部材5の送り方向A下
流側に近接して設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば本縫ミシ
ンなどに設けられ、ミシンベッド上に載置された布など
の被縫製物を縫い針の後方で送り歯に同期して強制的に
送り出し、被縫製物のたるみおよび縫い目のずれを防止
するためのミシンの送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ミシンによって縫製される布などの被縫
製物は、前記ミシンのミシンベッド上に載置され、この
ミシンベッドの上方に設けられるアーム状のミシン本体
に設けられる押え部材によって弾発的に押圧された状態
で、この押え部材の下方に、凹凸状の歯面を上方に臨ま
せた状態で、ミシンベッド内で閉ループ状の軌跡を描く
ように駆動され、予め定める送り量および送り速度で前
記縫い針の上下の往復動に同期して被縫製物を一定の送
り方向に間欠的に送り出しながら、縫い目を形成するミ
シンが従来から用いられている。
【0003】このようなミシンでは、ミシンベッド上の
縫製物は前記押え部材によってのみ上方から弾発的に押
えられた状態で、縫製作業者から見て後方の送り方向下
流側へ送り出され、縫い目が形成されるが、前記送り部
材よりも送り出し方向下流側で被縫製物の縫い目が形成
された部分を所定の送り方向に沿って案内し、かつたる
みを防止するための構成を備えていないため、所定の縫
製方向、たとえば一直線状に縫い目を正確に形成するた
めには、熟練した縫製作業者によって被縫製物の縫製位
置がずれないように、常に縫い針よりも送り方向後方で
手作業によって案内しながら送り出さなければならず、
縫製作業に手間を要する。特に大量の衣類を縫製する縫
製工場などにおいては、多数の被縫製物に所定の縫い目
を正確に形成しなければならないため、縫製作業を容易
化し、高品位の縫い目を連続して効率よく形成し、生産
性の向上が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、被縫
製物を所定の送り方向に正確に案内して縫製作業を容易
化し、生産性を向上することができるようにしたミシン
の送り装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、ミシンベッド上に載置された被縫製物を、押え部材
によって上方から弾発的に押圧した状態で、前記押え部
材の下方に設けられる送り歯を予め定める送り量で所定
の送り方向に送り動作させて送り出しながら、上下に往
復動する縫い針によって縫製するミシンに、前記送り歯
の送り動作に同期して、前記予め定める送り量に対応す
る回転量で前記送り方向に対応する回転方向に間欠的に
回転駆動され、押え部材の前記送り方向下流側に近接し
て設けられる送りローラを有する送り手段を設けること
を特徴とするミシンの送り装置である。
【0006】本発明に従えば、送り手段の送りローラが
押え部材の送り方向下流側に近接して設けられ、この送
りローラによってミシンベッド上で押え部材の前記送り
方向下流側に送り出された縫い目形成後の被縫製物を強
制的に引張って前記送り歯の送り動作に同期して送り出
すことができる。これによって被縫製物の前記押え部材
よりも送り方向下流側に送り出された部分がミシンベッ
ド上でずれを生じたり、たるみを生じることが防がれ、
したがって縫製作業者が、被縫製物の送り方向下流側の
部分を手作業で正確に案内する必要がなくなり、縫製作
業の容易化が図られ、生産性が向上される。
【0007】請求項2記載の本発明は、前記送り手段
は、前記送りローラを、ミシンベッドに近接する方向に
弾発的に押圧した状態で、前記ミシンに保持する保持手
段を含むことを特徴とする。
【0008】本発明に従えば、送り手段に設けられる送
りローラは、保持手段によってミシンベッドに近接する
方向に弾発的に押圧されるので、被縫製物の厚みが変化
しても前記送りローラは常にミシンベッドに近接する方
向に被縫製物を弾発的に押圧しながら変位して前記厚み
の変位を許容することができる。
【0009】請求項3記載の本発明は、前記送り手段
は、前記送りローラを、前記送り歯による送り方向に対
して傾斜する方向に送り方向を調整する送り方向調整手
段を含むことを特徴とする。
【0010】本発明に従えば、送り方向調整手段によっ
て前記送りローラの送り方向を調整することができるの
で、被縫製物に形成されるべき縫い目の方向に応じて送
りローラの送り方向を変化させ、所望の送り方向に沿っ
て被縫製物を送り出し、縫い目の方向および形状に適し
た送り方向に被縫製物を案内して、たるみおよびずれを
防止することができる。
【0011】請求項4記載の本発明は、前記送り手段
は、前記送りローラを、ミシンベッドの上面に垂直な方
向に案内する第1案内経路と、第1案内経路の上端から
上方に連なり、前記送りローラを上方になるにつれて前
記押え部材が連結される押え棒から離反する方向に傾斜
する方向に案内する第2案内経路と、第2案内経路の上
端から上方に連なり、前記送りローラを前記ミシンベッ
ドの上面に垂直な方向に案内する第3案内経路とを有す
る昇降案内手段を含むことを特徴とする。
【0012】本発明に従えば、昇降案内手段によって前
記送りローラを第1案内経路から第3案内経路にわたっ
て案内することができるので、被縫製物を押圧する状態
では前記送りローラを押え部材の送り方向下流側に近接
した位置に配置して曲線の縫い目が形成されるように縫
製作業者が手作業によって被縫製物を前記湾曲した縫い
目に沿って案内しても押え部材と送りローラとの間でた
るみが生じることが防がれ、曲線縫いであっても前記送
りローラによって被縫製物を弾発的に押圧したままで、
たるみおよびずれを生じることなしに正確に縫い目を形
成することができる。また被縫製物の交換および縫い目
形成位置の移動などのために送りローラを上昇させて押
圧状態を解除する際に、前記押え部材の送り方向下流側
に近接する送りローラの押え位置から押え部材の上方に
配置されるミシンの各部材に緩衝しない位置まで第2案
内経路によって案内し、緩衝しない位置から上方に第3
案内経路によって案内することができるので、送りロー
ラを作業のじゃまにならない所定の退避位置へ既存のミ
シンの構造を変更せずに退避させることができる。
【0013】請求項5記載の本発明は、前記縫い針を上
下に往復動し、かつ前記縫い針に同期して前記送り歯を
送り動作させる回転駆動軸の回転位置および回転量を検
出する回転検出手段と、前記送り手段に設けられ、前記
送りローラを回転駆動する駆動手段と、回転検出手段の
回転位置および回転量に基づいて、前記駆動手段を、前
記送りローラが送り歯の送り量に等しい回転量だけ前記
送り歯の送り動作に同期して回転するように制御する制
御手段とを含むことを特徴とする。
【0014】本発明に従えば、回転検出手段によってミ
シンの上軸または下軸などの回転駆動軸および回転量を
検出し、この回転位置および回転量に基づいて制御手段
が駆動手段を制御し、送りローラが前記送り歯の送り量
に等しい回転量だけ同期して回転駆動される。このよう
に送りローラの回転はミシンの制御装置とは別途に設け
た回転検出手段および制御手段によって制御されるの
で、既存のミシンを大きく変更せずに前記送り手段をミ
シンに設けて、被縫製物のたるみおよびずれを防止し、
前記従来の技術の課題を解決することができ、前記送り
手段が組込まれたミシンを新たに購入する必要がなく、
安価に本発明を実現することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
ミシンの送り装置1を示す背後側から見た全体の斜視図
である。ミシン2は、本縫ミシンであって、ミシンベッ
ド3上に載置されたたとえば衣類の生地などの被縫製物
4を押え部材5によって上方から弾発的に押圧した状態
で、前記押え部材5の下方に設けられる送り歯6を予め
定める送り量で所定の送り方向Aに送り動作させて送り
出しながら、上下に往復動する縫い針7によって縫製す
るように構成される。前記押え部材5は、送り方向A上
流側の端部が上方に湾曲して被縫製物4を下方に案内
し、この被縫製物4の起伏を許容するために図示しない
ヒンジピンによって押え棒8の下端部に連結される。
【0016】また縫い針7は、上下に往復動される針棒
9の下端部に着脱交換可能に設けられ、被縫製物4を弾
発的に押圧する押え位置に配置された押え部材5よりも
上方の上限位置および押え部材5を挿通して、ミシンベ
ッド3内に設けられる図示しないかま内に先端部が挿入
する下限位置にわたって前記送り歯6に同期して上下に
往復動される。これらの押え棒8および針棒9は、ミシ
ンベッド3上に固定されるミシン本体10の遊端部に設
けられ、各軸線は相互に平行である。
【0017】このようなミシン2には、本実施の形態の
送り装置1が設けられる。この送り装置1は、前記送り
歯6の送り動作に同期して、前記予め定める送り量に対
応する、すなわち送り量に等しい回転量で前記送り方向
Aに対応する回転方向Bに間欠的に回転駆動され、押え
部材5の前記送り方向A下流側に近接して設けられる送
りローラ11を有し、ミシン本体10の背面12に設け
られる送り手段13と、前記縫い針7、したがって針棒
9を上下に往復動し、かつ前記縫い針、したがって針棒
9に同期して前記送り歯6を送り動作させる回転駆動軸
である上軸14の回転位置および回転量を検出する回転
検出手段15と、前記送り手段13に設けられ、前記送
りローラ11を回転駆動する駆動手段であるモータ16
と、回転検出手段15の回転位置および回転量に基づい
て、前記モータ16を送りローラ11が送り歯6の送り
量に等しい回転量だけ前記送り歯6の送り動作に同期し
て回転駆動するように制御する制御手段17とを含む。
【0018】送りローラ11はモータ6によって強制的
に回転駆動されるが、送りローラ11を被縫製物4の送
り歯6による移動に従動して従動回転するようにして弾
発的に被縫製物4を押圧しても被縫製物4の横ずれは防
止されるが、被縫製物4の送りローラ11との摺動摩擦
によって、送りローラ11と押え部材5との間でたるみ
またはしわを生じるおそれがあるため、送りローラ11
は前記モータ16によって送り歯6の送り動作に同期し
て回転駆動される。
【0019】図2は、送り手段13の分解斜視図であ
る。前記送り手段13は、前記送りローラ11およびモ
ータ16を備える回転部21と、回転部21を昇降駆動
する昇降部22とから成る。回転部21は、モータ16
が取付けられる基板23から斜め下方に突出し、先端部
に送りローラ11が水平な回転軸線まわりに回転自在に
軸支されるアーム24を有する。基板23には、取付け
突部25が一体的に形成され、この取付け突部25には
複数のねじ孔26が形成される。
【0020】また昇降部22は、第1〜第3ベース部材
27〜29、昇降部材30および操作レバー31を含
む。第1ベース部材27は、側壁32と、側壁32に直
角に屈曲して連なる断面が凹状の取付け片33とを有す
る。取付け片33は、ミシン2のミシン本体10に固定
される取付け台34が嵌まり込む嵌合溝35を有する。
取付け台34の前記嵌合溝35の上方には、複数(本実
施の形態では2)のねじ孔36が形成され、これらのね
じ孔36は嵌合溝35に連通する。取付け台34にはま
た、複数(本実施の形態では2)のねじ孔37が前記ね
じ孔36と垂直な軸線方向に嵌合溝35に貫通して形成
される。
【0021】前記上部のねじ孔36には、取付けボルト
38が螺着され、嵌合溝35に嵌まり込んだ取付け台3
4を上方から押圧して固定する。また水平な軸線方向に
形成される前記ねじ孔37には、位置決めボルト39が
螺着され、取付け台34に当接する。各位置決めボルト
39の嵌合溝35内への突出量を調整することによっ
て、回転部21のミシン本体10への水平方向取付け角
度を調整することができ、また取付けボルト38によっ
て取付れ台34の長手方向に沿う希望する取付け位置に
回転部21を固定することができる。このようにして回
転部21は、ミシン本体10に対して希望する位置に正
確に位置決めして固定することができる。
【0022】前記昇降部材30は、操作レバー31を矢
符C1方向に角変位操作することによって矢符D1方向
に上昇し、操作レバー31を矢符C2方向に角変位操作
することによって、矢符D2方向に下降する。このよう
な昇降部材30の下端部には、複数(本実施の形態では
3)の連結ボルト41の軸部が挿通する軸孔42が形成
され、各軸孔42に挿入され各連結ボルト41は昇降部
22の前記取付け突部25の各ねじ孔26に螺着され
る。このようにして回転部21は、昇降部22と着脱可
能に連結される。操作レバー31を、上記のように矢符
C1方向および矢符C2方向に角変位操作することによ
って、昇降部材30は矢符D1方向および矢符D2方向
に昇降変位し、これによって昇降部22を昇降部材30
の昇降移動方向に沿って昇降移動することができる。こ
のような昇降動作は、被縫製物4の交換および縫い目の
移動の際に行われ、送りローラ11をミシンベース3上
の被縫製物4を押圧する押圧状態と、被縫製物4から上
方に退避した退避状態とに選択的に切換えることができ
る。
【0023】図3は送り手段13を側方から見た断面図
であり、図4は送り手段13を図3の左側から見た断面
図である。なお、図3および図4は図解を容易にするた
め、部分的に切欠いて示されている。前記送り手段13
は、前記送りローラ11を、ミシンベッド3に近接する
方向D1に弾発的に押圧した状態で、前記ミシン2のミ
シン本体10に保持する保持手段43と、送りローラ1
1を、ミシンベッド3の上面44に垂直な方向に案内す
る第1案内経路45と、第1案内経路45の上端から上
方に連なり、前記送りローラ11より上方になるにつれ
て前記押え部材5が連結される押え棒8から離反する方
向(図3の左方)に傾斜する方向に案内する第2案内経
路46と、第2案内経路46の上端から上方に連なり、
前記送りローラ11を前記ミシンベッド3の上面44に
垂直な方向に案内する第3案内経路47とを有する昇降
案内手段48と、送りローラ11を送り歯6による送り
方向Aに対して傾斜する方向に送り方向を調整する送り
方向調整手段49とを含む。
【0024】前記保持手段43は、昇降部22と、昇降
部22内に設けられ、前記昇降部材30を昇降駆動する
昇降駆動手段50を含む。この昇降駆動手段50は、前
記操作レバー31、この操作レバー31の基端部が連結
される昇降カム51、第2ベース部材28に水平な軸線
方向(図4の左右方向)に螺着され、前記昇降カム51
を回動自在に支持するピンボルト52、昇降カム51に
支持され昇降カム51の回動によって昇降変位する昇降
体53、昇降体5の図3の左右方向である幅方向両側部
を前記昇降方向D1,D2に昇降自在に案内する一対の
案内片54a,54b、第2ベース部材28、上壁部5
5に螺着される中空の押圧力調整ボルト55、押圧力調
整ボルト55内に上端部が挿入する案内軸56、案内軸
56に装着され、上端部が押圧力調整ボルト55の下端
面に当接し、下端部が前記昇降体53の下端部に設けら
れるばね受け突部57に当接するばね58を含む。
【0025】図5は、図4の左側から見た昇降駆動手段
50の断面図である。昇降カム51は、操作レバー31
がほぼ鉛直下方に垂下した状態で前記昇降体53のばね
受け突部57の下面61を支持する平坦な第1カム面6
2と、第1カム面62に矢符C2方向に連なり、この矢
符C2方向下流側になるにつれて半径R1から半径R2
に変化する第2カム面63と、第2カム面63の矢符C
2方向下流側の端部に連なり、操作レバー31を矢符C
1方向に操作して回転部21を上昇させたときに、操作
レバー31が第2ベース部材28に接触しない非干渉位
置に配置された状態で、前記ばね受け突部57の下面6
1を支持する平坦な第3カム面64とを有する。
【0026】この第3カム面64の中心を通る一半径線
と操作レバー31の軸線とは、鉛直な仮想一平面上で角
度θ1を成す。この角度θ1は、前述したように操作レ
バー31を上方へ角変位させたとき、第2ベース部材2
8に接触して干渉しない角度、たとえば25〜35度に
選ばれる。前記第1カム面62によって昇降体53が下
限位置で安定に支持され、不用意に昇降変位することが
防がれる。また第2カム面63によって操作レバー31
を矢符C1方向に角変位操作するにつれて昇降体53を
上昇させ、また矢符C2方向に角変位操作することによ
って昇降体53を下降させ、こうして昇降体53を円滑
に昇降変位することができる。
【0027】前記押圧力調整ボルト55は、底部で把持
して押圧力を調整するために回転操作するための操作用
フランジ部67と、操作用フランジ部67に同軸に連な
り、操作用フランジ部67よりも小径のねじ部68とを
有する。操作用フランジ部67の外周面には、操作時の
手指のすべりを防止するためにルーレット加工され、粗
面状に形成される。ねじ部68には、前記案内軸56が
軸線方向に移動自在に挿入される直円柱状の案内孔69
が形成されるとともに、外周部には外ねじ70が刻設さ
れる。このようなねじ部68は、第2ベース部材28の
ねじ孔71に螺着される。このような押圧力調整ボルト
55を螺進して図5の下方に移動させると、ばね58が
圧縮され、昇降体53のばね受け突部57を大きなばね
力によって押圧する。また押圧力調整ボルト55を螺退
して図5の上方に変位すると、ばね58のばね力は小さ
くなり、したがって昇降体53のばね受け突部57への
押圧力を減少させることができる。このようにしてばね
58のばね力が調整可能であるので、前記昇降部材30
を介して連結される回転部21、したがって送りローラ
11を下方への押圧力を被縫製物4の種類に応じて最適
に調整して、前記押え部材5から送り方向A下流側に送
り出された被縫製物4を適度の張力で緊張して、しわま
たはたるみの発生を確実に防ぐことができる。
【0028】図6は昇降案内手段48の具体的構成を説
明するための昇降部材30を図4の左側から見た正面図
であり、図7は図6の左側から見た昇降部材30の側面
図である。前記昇降部材30は、前述したように第1〜
第3案内経路45〜47を有し、さらに第3案内経路4
7の上端から上方になるにつれて押え棒8から離反する
方向(図6の左方)に傾斜する方向に案内する第4案内
経路81と、第4案内経路81の上端に連なり、前記ミ
シンベッド3の上面44に垂直な方向に案内する第5案
内経路82とを形成する案内長孔83が形成される。こ
の昇降部材30は、第3ベース部材29の第2ベース部
材28に対向する内面に上下に間隔をあけて設けられる
2つの案内ローラ84,85が案内長孔83に嵌まり込
んだ状態で前記昇降駆動手段50による昇降駆動時に第
1〜第5案内経路45〜47;81,82に沿って変位
し、下端部に連結される回転部21の送りローラ11を
同一方向に案内する。昇降部材30の下端部に設けられ
る軸孔42は、昇降部材30の長手方向に延びる長孔と
され、これによって回転部21の各連結ボルト41によ
る固定位置を上下に変化させて、送りローラ11の上下
方向の位置を調整することができる。
【0029】前記昇降部材30にはまた、前述の図4に
示されるように、昇降体53によって支持される横移動
案内ローラ86が取付けボルト87によって設けられ
る。これらの横移動案内ローラ86および取付けボルト
87の前記案内長孔83に沿う昇降部材30の上下方向
および横方向の変位を許容するために、第2ベース部材
28には透孔88が形成され、この透孔88内で横移動
案内ローラ86および取付けボルト87は第2ベース部
材28に接触することなく、第1〜第5案内経路45〜
47;81,82に沿う変位を許容することができる。
【0030】再び図3および図4を参照して、前記回転
部21において基板23およびアーム24には収納凹所
91が形成され、この収納凹所91は蓋体92によって
塞がれる。収納凹所91は前記アーム24の長手方向に
沿って延び、ミシンベッド3の上面44に対して角度θ
2を成す。この角度θ2は、たとえば52度に選ばれ
る。収納凹所91内には、モータ16の出力軸93が突
出し、出力軸93にはプーリ94が固定される。また収
納凹所91の前記アーム24の先端側には前記プーリ9
4よりも小径のプーリ95が設けられ、このプーリ95
は送りローラ11の回転軸96に固定される。回転軸9
6の軸線方向一端部は、前記送り方向調整手段49によ
ってアーム24の側壁97に支持される。また回転軸9
6の軸線方向他端部には、同軸に前記送りローラ11が
蓋体92の外側方で同軸に固定される。各プーリ94,
95間には、無端状のタイミングベルト98が巻欠けら
れて張架される。各プーリ94,95間には、タイミン
グベルト98の張力を調整するための張力調整用プーリ
99が設けられる。回転軸96の前記送りローラ11が
設けられる軸線方向他端部付近は、すべり軸受101に
よってアーム24の先端部に軸支される。前記モータ1
6は、ステッピングモータであって、出力軸93の回転
はプーリ94、タイミングベルト98、プーリ95によ
って回転軸96に伝達され、この回転軸96の回転によ
って前記送りローラ11が回転駆動される。
【0031】図8は第1偏心カム105を拡大して示す
正面図であり、図9は図8の切断面線IX−IXから見
た断面図であり、図10は第2偏心カム106を拡大し
て示す正面図であり、図11は図10の切断面線XI−
XIから見た断面図である。前記送り方向調整手段49
は、第1偏心カム105および第2偏心カム106を含
む。第1偏心カム105は、前記送りローラ11の回転
軸96が挿入して軸支される軸孔107を有し、内挿筒
部108と、内挿筒部108の軸線方向一端部に一体的
に形成される位置決めフランジ109と、位置決めボル
ト110とを含む。軸孔107の軸線131は、内挿筒
部108の外周面102の軸線113に対して距離ΔL
1だけ偏心しており、この距離ΔL1はたとえば0.4
mm程度である。位置決めボルト110は、位置決めフ
ランジ109に内挿筒部108の外周面108の軸線1
13を中心とする円弧に沿って延びる長孔110aを挿
通してアーム24に螺着される。位置決めボルト110
を緩めた状態では、第1偏心カム105はアーム24に
固定される第2偏心カム106の内周面115の軸線1
17またはこの軸線117に共通な内挿筒部108の外
周面102の軸線まわりに角変位可能である。また位置
決めボルト110を締込むことによって、前記第1偏心
カム105を任意の角変位位置で固定することができ
る。
【0032】第2偏心カム106は、前記第1偏心カム
105の内挿筒部108が嵌まり込む挿通孔114を有
するリング状の部材であって、挿通孔114に臨む内周
面115の軸線116は、外周面119の軸線118に
対して距離ΔL2だけ偏心しており、この距離ΔL2は
0.4mmに選ばれ、前記第1偏心カム105の偏心距
離ΔL1と同一とされる。挿通孔114の内径は、第1
偏心カム105の内挿筒部108とほぼ等しいか、やや
小さく選ばれ、挿通孔114に内挿筒部108が嵌まり
込んだ状態で、内挿筒部108、内周面の軸線131
は、第2偏心カム106に対して第1偏心カム105を
前記軸線113まわりに角変位させることによって、そ
の角変位量に応じて第2偏心カム106の外周面117
に関する軸線118に対して偏心量を0〜ΔL1(=Δ
L2)の範囲で変化させることができる。
【0033】このような第1偏心カム105の第2偏心
カム106の外周面119の軸線118に対する偏心量
の変化によって、前記回転軸96を軸線方向他端部に設
けられる滑り軸受101を中心として傾斜させることが
できる。このような傾斜による水平成分によって、前記
回転軸96に設けられる送りローラ11の送り方向を変
化させることができる。なお、前記回転軸の上下方向の
角変位成分は、前記滑り軸受101とアーム24との間
の取付け上の公差によって吸収することができる。この
ようにして送りローラ11の向きを送り方向調整手段4
9によって調整して、被縫製物および縫い目の形状およ
び方向に応じた最適な向きに調整することが可能とな
る。
【0034】図12は回転検出手段15の具体的構成を
示す図であり、図13は回転角検出器121によるスリ
ット板122の回転角度と送りローラ11の送り速度V
との関係を示すグラフである。前記回転角検出器121
は、上軸14に固定され、外周部に複数のスリット12
3が間隔δをあけて形成されるスリット板122と、こ
のスリット板122のスリット123の通過によってス
リット板122の回転角度をパルス信号として検出する
回転角検出器121とを有する。この回転角検出器12
1は、発光素子と受光素子とが対向して配置され、スリ
ット板122のスリット123を介して発光素子からの
光を受光素子によって受光したとき1パルスを出力する
フォトインタアダプタによって実現される。
【0035】スリット123は、スリット板122の外
周部に180度の角度範囲にわたる送り行程W1に形成
され、残余の部分は縫い行程W2であり、縫い針7が被
縫製物4を貫通して縫製中であるため、送り歯6および
送りローラ11による被縫製物4の送り動作は行われ
ず、したがってスリット123は形成されていない。ス
リット板122の送り行程W1において、回転方向Gに
回転されるとき、始端側に配置されるスリット123a
から回転方向G上流側で第1角度α1の範囲では大きな
間隔に選ばれ、第2角度α2の領域では等間隔に選ば
れ、第3角度α3の領域では徐々に大きくなるように形
成されている。
【0036】このようにスリット123の間隔δが送り
初めから徐々に小さくなって第1角度α1を超えて第2
角度α2に入ると、小さい間隔δとされ、さらに第3角
度α3では前記第2角度α2における間隔δから徐々に
粗くなるように設定される。回転角検出器111からの
パルス信号は上軸14が1回転する毎に縫い行程W2を
回避した送り行程W1中で送りローラ11が送り速度を
徐々に上昇して一定速度で送った後、徐々に低下させ
て、次の縫い行程W2に入る、という送り動作を繰返
す。
【0037】このような送りローラ11による送り動作
は、前記制御手段17によるモータ16の制御によって
実現され、この制御手段17は送りローラ11の外径に
応じた送り速度Vが得られるように演算して、前記モー
タの回転速度を制御するように構成されている。制御手
段17は、中央演算処理装置(略称CPU)によって実
現され、たとえば置数キーなどによって実現される図示
しない入力手段によって送り量(=送り長さ)が入力さ
れ、図13のラインm1はたとえば送り量2mmに設定
したとき、第2角度α2に対応する低速送り状態では、
その送り速度がV1とされ、ラインm2では送り量ライ
ンm1の約2.5倍となる5mmに設定したとき、送り
速度はV2で送り出すように送りローラ11が制御され
る。本実施の形態のミシン2では、上軸14が1回転す
ることによって1つの縫い目が形成され、送り行程W1
以内には72個のスリット123が形成され、各スリッ
ト123の間隔によって送り開始位置および送り終わり
位置、ならびに送り速度を検出することができる。
【0038】本実施の形態によれば、送り手段13の送
りローラ11が押え部材5の送り方向A下流側に近接し
て設けられ、この送りローラ11によってミシンベッド
3上で押え部材5の前記送り方向A下流側に送り出され
た縫い目形成後の被縫製物4を強制的に引張って、送り
歯6の送り動作に同期して送り出すことができる。した
がって被縫製物4の前記押え部材5よりも送り方向A下
流側に送り出された部分がミシンベッド3上でずれを生
じたり、たるみを生じることが防がれ、したがって縫製
作業者が被縫製物4の送り方向A下流側で手作業で正確
に案内しなければならないという手間をなくすことがで
き、縫製作業の容易化を図り、生産性を向上することが
できる。
【0039】また送りローラによって被縫製物4が弾発
的に押圧されるので、被縫製物4の生地の枚数などの違
いによる厚みの変化を許容して、常に被縫製物を弾発的
に押圧した状態に維持することができる。
【0040】さらに送りローラ11は送り方向調整手段
49によって送り方向を調整することができるので、被
縫製物の縫い目を形成すべき方向に応じて送りローラ1
1の向きを最適に調整し、被縫製物4のたるみおよびず
れを確実に防ぐことができる。
【0041】さらに送りローラ11による送り量および
送り速度は、回転検出手段5による回転量の検出値に基
づいて制御手段17が制御するので、既存のミシンに本
発明に従う送り手段13、回転検出手段15および制御
手段17を容易に設けて、被縫製物のたるみおよびずれ
を防ぐことができ、したがってミシン2を大きく改良す
る必要がなく、安価に被縫製物4のたるみおよびずれを
を防止することが可能となる。
【0042】上述の実施の形態では、回転検出手段15
はフォトインタラプタなどの光検出器によって実現され
る回転角検出器121を用いて上軸14に設けられるス
リット板122のスリットを検出するように構成される
が、本発明の実施の他の形態では、スリット板122の
スリット123に代えて予め定める間隔で着磁された磁
気プレートを磁気検出器によって検出するように構成さ
れてもよい。このような磁気検出器を用いることによっ
て、被縫製物4から発生される糸くず、微小な繊維など
のほこりおよび汚れなどに起因する誤検出を確実に防止
することができる。
【0043】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、押え部
材の送り方向下流側に近接して設けられる送りローラに
よって被縫製物を強制的に引張って送り出すように構成
されるので、被縫製物のたるみおよびずれが防がれ、生
産性の向上を図ることができる。
【0044】請求項2記載の本発明によれば、送りロー
ラによって被縫製物が弾発的に押圧されるので、被縫製
物の厚みの変化を許容して、常に被縫製物を送りローラ
によって弾発的に押圧した状態を維持することができ、
被縫製物の厚みの変化に起因するたるみおよびずれの発
生を確実に防止することができる。
【0045】請求項3記載の本発明によれば、送りロー
ラの送り方向は送り方向調整手段によって任意に変化さ
せることができるので、この送り方向を被縫製物の種類
および縫い目の方向ならびに形状などに応じて最適に調
整することができる。
【0046】請求項4記載の本発明によれば、送りロー
ラを昇降案内手段によって第1〜第3案内経路に沿って
案内することができるので、送りローラを押え部材にな
るべく近接した位置から他の部材に緩衝せずに退避させ
ることができる。
【0047】請求項5記載の本発明によれば、送りロー
ラの回転はミシンの制御装置とは別途に設けられる回転
検出手段および制御手段によって制御されるので、既存
のミシンに大きな変更を加えずに安価に本発明を実現す
ることができ、低コストで被縫製物のたるみおよびずれ
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のミシンの送り装置1を
示す背後側から見た全体の斜視図である。
【図2】送り手段13の分解斜視図である。
【図3】送り手段13を側方から見た断面図である。
【図4】送り手段13を図3の左側から見た断面図であ
る。
【図5】図4の左側から見た昇降駆動手段50の断面図
である。
【図6】昇降案内手段48の具体的構成を説明するため
の昇降部材30を図4の左側から見た正面図である。
【図7】図6の左側から見た昇降部材30の側面図であ
る。
【図8】第1偏心カム105の正面図である。
【図9】図8の切断面線IX−IXから見た断面図であ
る。
【図10】第2偏心カム106を拡大して示す正面図で
ある。
【図11】図10の切断面線XI−XIから見た断面図
である。
【図12】回転検出手段15の具体的構成を示す図であ
る。
【図13】回転角検出器121によるスリット板122
の回転角度と送りローラ11の送り速度Vとの関係を示
すグラフである。
【符号の説明】
1 送り装置 2 ミシン 3 ミシンベッド 4 被縫製物 5 押え部材 6 送り歯 7 縫い針 8 押え棒 9 針棒 10 ミシン本体 11 送りローラ 13 送り手段 14 上軸 15 回転検出手段 16 モータ 17 制御手段 21 回転部 22 昇降部 30 昇降部材 31 操作レバー 43 保持手段 45 第1案内経路 46 第2案内経路 47 第3案内経路 48 昇降案内手段 49 送り方向調整手段 50 昇降駆動手段 81 第4案内経路 82 第5案内経路 105 第1偏心カム 106 第2偏心カム 121 回転角検出器 122 スリット板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B150 CC05 CE01 CE04 CE27 DE03 DE14 DE17 DE21 DE23 DE27 GD03 GD22 JA07 LA13 LA88 LA89 LB01 NA15 NA76 NB04 NC06 PA03 QA04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシンベッド上に載置された被縫製物
    を、押え部材によって上方から弾発的に押圧した状態
    で、前記押え部材の下方に設けられる送り歯を予め定め
    る送り量で所定の送り方向に送り動作させて送り出しな
    がら、上下に往復動する縫い針によって縫製するミシン
    に、前記送り歯の送り動作に同期して、前記予め定める
    送り量に対応する回転量で前記送り方向に対応する回転
    方向に間欠的に回転駆動され、押え部材の前記送り方向
    下流側に近接して設けられる送りローラを有する送り手
    段を設けることを特徴とするミシンの送り装置。
  2. 【請求項2】 前記送り手段は、前記送りローラを、ミ
    シンベッドに近接する方向に弾発的に押圧した状態で、
    前記ミシンに保持する保持手段を含むことを特徴とする
    請求項1記載のミシンの送り装置。
  3. 【請求項3】 前記送り手段は、前記送りローラを、前
    記送り歯による送り方向に対して傾斜する方向に送り方
    向を調整する送り方向調整手段を含むことを特徴とする
    請求項1または2記載のミシンの送り装置。
  4. 【請求項4】 前記送り手段は、前記送りローラを、ミ
    シンベッドの上面に垂直な方向に案内する第1案内経路
    と、第1案内経路の上端から上方に連なり、前記送りロ
    ーラを上方になるにつれて前記押え部材が連結される押
    え棒から離反する方向に傾斜する方向に案内する第2案
    内経路と、第2案内経路の上端から上方に連なり、前記
    送りローラを前記ミシンベッドの上面に垂直な方向に案
    内する第3案内経路とを有する昇降案内手段を含むこと
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のミシンの
    送り装置。
  5. 【請求項5】 前記縫い針を上下に往復動し、かつ前記
    縫い針に同期して前記送り歯を送り動作させる回転駆動
    軸の回転位置および回転量を検出する回転検出手段と、 前記送り手段に設けられ、前記送りローラを回転駆動す
    る駆動手段と、 回転検出手段の回転位置および回転量に基づいて、前記
    駆動手段を、前記送りローラが送り歯の送り量に等しい
    回転量だけ前記送り歯の送り動作に同期して回転するよ
    うに制御する制御手段とを含むことを特徴とする請求項
    1〜4のいずれかに記載のミシンの送り装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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