JP2001198017A - 自動製パン機 - Google Patents

自動製パン機

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JP2001198017A
JP2001198017A JP2000009747A JP2000009747A JP2001198017A JP 2001198017 A JP2001198017 A JP 2001198017A JP 2000009747 A JP2000009747 A JP 2000009747A JP 2000009747 A JP2000009747 A JP 2000009747A JP 2001198017 A JP2001198017 A JP 2001198017A
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temperature
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bread maker
baking
introduction pipe
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JP2000009747A
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Inventor
Akihisa Nakano
昭久 仲野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製パン工程のねかし、ねり、発酵の工程で焼
成室内の温度を下げて、製パンに適した温度で温度制御
ができるようにする。 【解決手段】 ヒーター3を有する焼成室2と、焼成室
2内に着脱自在に装着しうるパン焼き型4と、モーター
6により駆動される練り羽根5と、焼成室2内の温度を
検知する温度検知部9と、温度検知部9の温度を検知し
てヒーター3およびモーター6を調理プロセスに従って
制御する制御部10と、本体外の冷却装置13より冷気
を本体内部に導入する可とう性の導入パイプ11とを有
する自動製パン機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般家庭で使用する
自動製パン機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に、従来例の自動製パン機について
説明する。図8は従来のホームベーカリーの断面図であ
り、1は製パン機本体、2はヒーター3とパン焼き型4
を内部に有しパンを焼成する焼成室、5はパン焼き型4
の内底部に有ってパン生地を捏ね上げる練り羽根、6は
ベルト7とプーリー8により動力を伝達させ練り羽根5
を回転させるモーター、9は焼成室4内の温度を検知す
る温度検知部、10は温度検知部9の信号を受けてヒー
ター3やモーター6等を制御する制御部、21は焼成室
2内の空気を外部に排出するためのファンである。
【0003】以上のように構成された自動製パン機の製
パン工程おいて、練り工程や発酵工程での温度上昇を抑
えるためにファン21を作動させて温度が上昇した焼成
室内の空気を外部に排出していた。また、実開昭61−
30385号公報に開示されているように、冷風を送風
するという構成も考えられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、パン生地は練
りや発酵工程で28℃以下を確保することがおいしいパ
ンを作る条件であるが、ファンにより温度が上昇した焼
成室内の空気を外部に排出するものでは、外気温度が2
5℃以上に高い場合はファン21を作動させても十分に
温度上昇を抑えることができずおいしいパンを作ること
が困難であった。
【0005】また、冷風を送風する構成では、焼成室の
温度上昇を抑えることはできるが構造が複雑で冷却効率
が悪く実用的ではなかった。
【0006】そこで、本発明は外気温度が高い場合でも
簡単な構成で冷却効率が良く、練りや発酵工程での温度
上昇を抑え、安定しておいしいパンを作ることを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する為
に、本発明の一つの手段は、ヒーターを有する焼成室
と、前記焼成室内に着脱自在に装着しうるパン焼き型
と、前記パン焼き型内に設けられ、モーターにより駆動
される練り羽根と、前記焼成室内の温度を検知する温度
検知部と、温度検知部の温度を検知して前記ヒーターお
よび前記モーターを調理プロセスに従って制御する制御
部と、本体外の冷却装置より冷気を本体内部に導入する
可とう性の導入パイプとを有する自動製パン機とするこ
とにより、冷気を製パン機本体内に導入し、製パン工程
のねかし、ねり、発酵の工程で焼成室内の温度を下げ
て、製パンに適した温度で温度制御ができるように構成
したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ヒーターを有する焼成室と、前記焼成室内に着脱自
在に装着しうるパン焼き型と、前記パン焼き型内に設け
られ、モーターにより駆動される練り羽根と、前記焼成
室内の温度を検知する温度検知部と、温度検知部の温度
を検知して前記ヒーターおよび前記モーターを調理プロ
セスに従って制御する制御部と、本体外の冷却装置より
冷気を本体内部に導入する可とう性の導入パイプとを有
する自動製パン機とするものであり、冷気を製パン機本
体内に導入し、製パン工程のねかし、ねり、発酵の工程
で焼成室内の温度を下げて、製パンに適した温度で温度
制御ができるように構成したものである。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、本体外
の冷却装置より冷気を本体内部に導入する可とう性の導
入パイプを有し、この導入パイプによって外部より冷気
を本体内へ導入し、本体内部の開口部への空気の流れを
制御するシャッターは前記制御部によって制御されるこ
とにより、簡単な構成で焼成室を冷却し、工程の進行や
気温の高低によってシャッターの開放の量を制御部によ
り調節して冷気の導入量を調節し、室温が高い時にも最
適な温度でパン生地を発酵させることができ、調理性能
を向上させることができるという作用を有する。
【0010】本発明の請求項3に記載の発明の導入パイ
プは、冷蔵庫の扉に挟み込まれてもパイプがつぶれず、
かつ冷蔵庫の扉も閉じることが可能なように断面形状に
扁平の部分を有するので普通の冷蔵庫を使用して簡単に
冷蔵庫の冷気を製パン機の本体内に導入することがで
き、簡単な構成で焼成室を冷却し、室温が高い時にも最
適な温度でパン生地を発酵させることができ、調理性能
を向上させることができるという作用を有する。
【0011】本発明の請求項4に記載の発明は、冷気の
流れを制御するシャッターの開閉を形状記憶合金等の感
温駆動装置により温度が上昇した時に閉じるように制御
することにより、焼成時には熱気が冷蔵庫に入らないよ
うにシャッターを閉じることで、製パン機の調理により
冷蔵庫に悪影響のないようにできるとともに、制御部へ
の配線等の部品が不要になり、簡単な構造で調理性能を
向上させることができるという作用を有する。
【0012】本発明の請求項5に記載の発明は、前記導
入パイプの空気の通路に送風ファンを設けることによ
り、冷風の循環効率が良くなり、導入パイプを細いもの
にすることも可能となり、取り扱いも簡単になるという
作用を有する。
【0013】本発明の請求項6に記載の発明は、前記導
入パイプに加えて排出パイプを有し、これに排出シャッ
ターを設けて本体内の温度が低い時に、本体内の空気を
冷蔵庫へ送り出すようにすることにより、冷蔵庫から本
体への冷気の流れもスムースになり、冷気の循環効率が
良くなり、製パン気本体を冷やす能力を上げ、冷蔵庫の
冷却効率をできる限り下げないようにすることも可能と
なるという作用を有する。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0015】(実施例1)図1は実施例1の自動製パン機
の断面概要図であり、1は製パン機本体、2はヒーター
3とパン焼き型4を内部に有しパンを焼成する焼成室、
5はパン焼き型4の内底部に有ってパン生地を捏ね上げ
る練り羽根、6はベルト7とプーリー8により動力を伝
達させ練り羽根5を回転させるモーター、9は焼成室4
内の温度を検知する温度検知部、10は温度検知部9の
信号を受けてヒーター3やモーター6等を制御する制御
部、11は冷気を導入する導入パイプ、12は冷気の導
入を制御するシャッター、13は本体1外にあって冷気
を作る冷蔵庫等の冷却装置である。図2はパン作りの工
程を示す工程図である。
【0016】次に、実施例1における動作について図1
及び図2に従って説明する。自動製パン機において練り
容器1に小麦粉やイースト、砂糖、水等のパンの材料を
入れ、運転を開始すると、図2に示すパン作りの工程に
従って、まずねかし工程でしばらく一定温度に保たれた
後に、モーター6が回転し練り羽根5を回転させ練りを
行う。次に、第1発酵からガス抜きを経て、第2発酵、
再びガス抜きを経て整形発酵の後、焼成を行い調理が終
了する。
【0017】ここでねかし工程及び発酵工程は焼成室2
内を約22℃〜32℃に温度制御をするが、気温が25
℃より高いときはあらかじめ導入パイプ11を製パン機
本体1に取り付け、パイプの他端を冷蔵庫等の冷却装置
12に取り付け、シャッター12を開けて、冷気を製パ
ン機本体1に導入できる状態にして調理を行う。
【0018】シャッター12の制御は制御部10によっ
て行い、図2のねかし工程から整形発酵工程まではシャ
ッター12を開けて冷気を導入する。これによって、気
温が25℃よりも高いときも製パン機の本体内に導入パ
イプ11を通って冷気が導入されるので練り工程におけ
る生地の温度上昇も少なく、しっかり練っても温度上昇
が少ないので練り時間も十分に取ることが可能となる。
【0019】もし、冷気導入がないと、温度上昇が早い
ので練り時間を短くしなければならず練り不足になる上
に、後の発酵工程でも温度が下がらず高温での発酵にな
ってしまう。
【0020】ねかし工程や発酵工程においても、練りに
よって温度上昇していないので、各工程での最適な制御
温度約22℃〜32℃の何れの温度でも導入パイプのシ
ャッターを制御したり、ヒーターに通電したりしてその
工程に最適な温度での温度制御が可能であり、製パン工
程での最適の温度で調理することができる。
【0021】この時、ヒーターへの通電はできるだけ少
なくして、シャッターの開度を温度検知部9の温度に従
って制御部10からの信号により制御することにより温
度制御が可能であり、電力消費も少なく、冷蔵庫の温度
上昇も少なくして効率良く温度制御をすることができ
る。
【0022】これにより、室温が高くても室温が低いと
きとほとんど同じ調理工程で調理することが可能となる
ので、常に良好なパンができる。
【0023】(実施例2)図3は実施例2における導入
パイプの断面図であり、冷蔵庫の扉に挟んでも通気部が
確保され、かつ冷蔵庫の扉とパイプのと間に隙間ができ
ないように扁平な形状になっている。
【0024】次に、本実施例について図3に従って詳し
く説明する。導入パイプ11は冷却装置13が一般家庭
で使用される冷蔵庫である場合、導入パイプ11を取り
付ける為の専用の取り付け口を付ける事は困難であるの
で、導入パイプを冷蔵庫13の扉に挟み込まれるように
すれば、一般的な普通の冷蔵庫にも使用することができ
る。その為に、導入パイプ11の冷蔵庫13に挟み込ま
れる部分の断面形状が図3に示すような扁平な部分14
を有し、挟み込まれても通気口15が確保できるように
その周囲の材料をつぶれに強い硬い材料を用いるかまた
は図3に示すような支え材16を入れた構造にする。
【0025】なお、図4に示すようにパイプを2本並べ
て配置することにより、中央の2本のパイプが接した部
分が支え材16と同じ効果を持ち、つぶれにくい構造に
することもできる。
【0026】さらに、この導入パイプ11を冷蔵庫の扉
に挟んで扉を閉めた時に導入パイプ11と冷蔵庫13の
扉の間に隙間ができないように扁平な断面形状の部分1
4を設け、これによって冷蔵庫13の冷気が隙間から逃
げることがなく、導入パイプ11内の通気口15は確保
されているので製パン機本体1に効率良く冷気を送るこ
とができる。
【0027】(実施例3)図5は本発明の実施例3の自動
製パン機の断面概要図であり、12は冷気の導入を制御
するシャッター、17は温度が約50℃以上になるとシ
ャッター12を閉じるように働く形状記憶合金を利用し
た感温駆動装置である。
【0028】次に、本実施例の動作について図2及び図
5に従って説明する。実施例1と同様に、練り容器1に
小麦粉やイースト、砂糖、水等のパンの材料を入れ、運
転を開始すると、図2に示すパン作りの工程に従って、
まずねかし工程でしばらく一定温度に保たれた後に、モ
ーター6が回転し練り羽根5を回転させ練りを行う。次
に第1発酵からガス抜きを経て、第2発酵、再びガス抜
きを経て整形発酵の後、焼成を行い調理が終了する。
【0029】ここでねかし工程及び発酵工程は焼成室2
内を約22℃〜32℃に温度制御をするが、気温が25
℃より高いときはあらかじめ導入パイプ11を製パン機
本体1に取り付け、パイプの他端を冷蔵庫等の冷却装置
12に取り付け、冷気を製パン機本体1に導入できる状
態にして調理を行う。
【0030】図2のねかし工程から整形発酵工程までは
温度が50℃以下なので感温駆動装置17によってシャ
ッター12は開状態となる。よって、導入パイプ11を
通って冷気が製パン機本体1内に導入される。これによ
って、気温が25℃よりも高いときも製パン機の本体内
に導入パイプ11を通って冷気が導入されるので練り工
程における生地の温度上昇も少なく、しっかり練っても
温度上昇が少ないので練り時間も十分に取ることが可能
となる。
【0031】ねかし工程や発酵工程においても、練りに
よって温度上昇していないので、各工程での最適な制御
温度約22℃〜32℃の何れの温度でも、ヒーターを制
御することにより、その工程に最適な温度での温度制御
が可能であり、製パン工程での最適の温度で調理するこ
とができる。
【0032】このようにシャッター12が制御部10に
よって駆動されるのではなく、形状記憶合金によって駆
動力をシャッター12に伝える働きをする感温駆動装置
17によって駆動されることにより、制御部10への電
気配線の必要もなく、構造が極めて簡単になる。
【0033】(実施例4)図6は本発明の実施例4の自動
製パン機の断面概要図であり、18は冷気を本体1内に
導入する送風ファンであり、この送風ファン18を制御
部10により制御することにより、導入パイプ11から
の冷気を効率良く製パン機本体内へ導入することがで
き、また、導入パイプを取り扱いが簡単になるようによ
り細いものにすることも可能となる。
【0034】本実施例の動作について図2及び図6に従
って説明する。実施例1と同様に、練り容器1にパンの
材料を入れ、運転を開始すると、図2に示すパン作りの
工程に従って調理を行う。
【0035】気温が25℃より高いときはあらかじめ導
入パイプ11を製パン機本体1に取り付け、パイプの他
端を冷蔵庫等の冷却装置12に取り付け、冷気を製パン
機本体1に導入できる状態にして調理を行う。
【0036】図2におけるねかし工程から整形発酵工程
までは、図6のシャッター12を開けるとともに送風フ
ァン18を駆動して冷気を製パン機本体1内に導入す
る。
【0037】これによって気温が25℃よりも高いとき
も製パン機の本体内に導入パイプ11を通って冷気が導
入されるので練り工程における生地の温度上昇も少な
く、しっかり練っても温度上昇が少ないので練り時間も
十分に取ることが可能となる。ねかし工程や発酵工程に
おいても、練りによって温度上昇していないので、各工
程での最適な制御温度約22℃〜32℃の何れの温度で
も、ヒーターを制御することにより、その工程に最適な
温度での温度制御が可能であり、製パン工程での最適の
温度で調理することができる。
【0038】このように導入パイプ11の空気の通路に
送風ファン18を設けることにより、導入パイプ11か
らの冷気を効率良く製パン機本体内へ導入することがで
きるため、温度制御の精度を向上させ、より安定した調
理を行うことができるとともに、導入パイプを取り扱い
が簡単になるようにより細いものにすることも可能とな
る。
【0039】(実施例5)図7は本発明の実施例5の自動
製パン機の断面概要図であり、19は製パン機本体1内
の冷気を冷却装置13に返す排出パイプ、20はこの排
出パイプ19へ製パン機本体1内の空気を排出するかど
うかを制御する排出シャッターであり、この排出シャッ
ター20を制御部10により制御することにより、製パ
ン機本体1内の空気の温度が外気温よりも低い時は、排
出パイプ19から本体1内の空気を冷却装置13へ返す
ことにより、冷却装置13の内部の温度上昇を少なくす
ることができる。この時、導入パイプ11及び排出パイ
プ19は焼成室2へ開口部を設け、焼成室2の密閉性を
高めることがこのシステムの効率を高めることとなる。
【0040】導入パイプ11及び排出パイプ19は、ま
とめて1本にし、冷蔵庫13に挟む部分の断面形状を図
4のように扁平な部分を有するように構成したもので、
図3の支え材16にあたる部分がなくともつぶれにくく
なり、取り扱いも簡単になる。
【0041】本実施例の動作について図2及び図7に従
って説明する。実施例1と同様に、練り容器1にパンの
材料を入れ、運転を開始すると、図2に示すパン作りの
工程に従って調理を行う。気温が25℃より高いときは
あらかじめ導入パイプ11及び排出パイプ19を製パン
機本体1に取り付け、パイプの他端を冷蔵庫等の冷却装
置12に取り付け、冷気を製パン機本体1に導入できる
状態にして調理を行う。
【0042】図2のねかし工程から整形発酵工程までは
図7のシャッター12を開けるとともに送風ファン18
を駆動して冷気を製パン機本体1内に導入する。
【0043】この時、排出シャッター20は運転を開始
した直後の温度検知部9の温度が高い時は閉じられてお
り、導入パイプ11からの冷気である程度温度が下がっ
た時に排出シャッター20を開いて製パン機を冷やした
空気をまた冷蔵庫13へ戻してやる。また、工程が進ん
で整形発酵等比較的高温で温度制御する工程では排出シ
ャッター20を閉じるようにする。さらに、焼成工程で
は導入パイプ側のシャッター12も閉じる。
【0044】これによって、気温が25℃よりも高いと
きも製パン機の本体内に導入パイプ11を通って冷気が
導入され、さらに外気温より低い本体1内の空気はまた
冷蔵庫13に返すことにより、冷蔵庫13の内部の温度
上昇を少なくすることができるとともに、導入パイプ1
1からの冷気の導入も効率良く行われる。この時、導入
パイプ11及び排出パイプ19は焼成室2へ開口部を設
けて、焼成室2の密閉性を高めるようにすると、温度の
高い外気温が入り込みにくくなり、このシステム全体の
の効率をさらに高めることとなる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、冷気を製パン機本体内
に導入し、製パン工程のねかし、ねり、発酵の工程で焼
成室内の温度を下げて、製パンに適した温度で温度制御
ができるので、外気温度が高い場合でも簡単な構成で冷
却効率が良く、練りや発酵工程での温度上昇を抑え、安
定しておいしいパンを作ることができる自動製パン機を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における自動製パン機の構成
【図2】本発明の実施例1における自動製パン機の工程
【図3】本発明の実施例2における自動製パン機の導入
パイプの断面図
【図4】本発明の実施例2における自動製パン機の導入
パイプの他の実施例の断面図
【図5】本発明の実施例3における自動製パン機の構成
【図6】本発明の実施例4における自動製パン機の構成
【図7】本発明の実施例5における自動製パン機の構成
【図8】従来例の部分断面図
【符号の説明】
1 製パン機本体 2 焼成室 3 ヒーター 4 パン焼き型 5 練り羽根 6 モーター 9 温度検知部 10 制御部 11 導入パイプ 12 シャッター 18 送風ファン 19 排出パイプ 20 排出シャッター

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒーターを有する焼成室と、前記焼成室
    内に着脱自在に装着しうるパン焼き型と、前記パン焼き
    型内に設けられ、モーターにより駆動される練り羽根
    と、前記焼成室内の温度を検知する温度検知部と、温度
    検知部の温度を検知して前記ヒーターおよび前記モータ
    ーを調理プロセスに従って制御する制御部と、本体外の
    冷却装置より冷気を本体内部に導入する可とう性の導入
    パイプとを有する自動製パン機。
  2. 【請求項2】 導入パイプには本体内部の開口部への空
    気の流れを制御するシャッターを有し、このシャッター
    は制御部によって制御される請求項1記載の自動製パン
    機。
  3. 【請求項3】 導入パイプは、冷却装置の扉に挟み込ま
    れてもパイプがつぶれず、かつ前記冷却装置の扉を閉じ
    ることが可能で冷気が漏れないように扁平な断面形状の
    部分を有する請求項1記載の自動製パン機。
  4. 【請求項4】 シャッターは、制御部からは独立し、感
    温駆動装置によって制御される請求項2記載の自動製パ
    ン機。
  5. 【請求項5】 導入パイプの空気の通路に送風ファンを
    有する請求項1〜4いずれか1項に記載の自動製パン
    機。
  6. 【請求項6】 冷却装置へ本体内部の空気を導出する排
    出パイプを有し、この排出パイプへ本体内の空気を送出
    を制御する排出シャッターを有する請求項1〜5いずれ
    か1項に記載の自動製パン機。
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