JP2001197825A - コンバインのファン構造 - Google Patents

コンバインのファン構造

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JP2001197825A
JP2001197825A JP2000379271A JP2000379271A JP2001197825A JP 2001197825 A JP2001197825 A JP 2001197825A JP 2000379271 A JP2000379271 A JP 2000379271A JP 2000379271 A JP2000379271 A JP 2000379271A JP 2001197825 A JP2001197825 A JP 2001197825A
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fan
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JP2000379271A
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Hitoshi Samuragi
仁 佐村木
Kazuo Azuma
和生 東
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Yanmar Co Ltd
Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンバインのフィンの構造において、フィン
を支持板に差し込むだけで簡単に組み立てることができ
るようにし、溶接等を不要として製造コストの低減を図
る。 【解決手段】 ファン軸437に対して直角に、円板状
の支持板438を左右両側に配置し、該支持板438の
中心部にファン軸437を貫通するボス部438bを形
成して、支持板438のボス部438bとボス部438
bの間に、ガイド筒439を介装すると共に、支持板4
38の外周部に略半径方向に複数のフィン孔438aを
開口し、ファン軸437と平行に配置した複数本のフィ
ン436を、前記支持板438のフィン孔438aに挿
入して固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半径方向の一方か
ら他方へ風を送るコンバインのファンの構成、特に、コ
ンバインの排風ファンに利用される樹脂にて成形した多
翼式のファンの構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンバインの排風ファンは、通常は円形
の側板を両側に配置し、その側板の間にブレード状の多
数のフィンを円周部分に略半径方向に横架して、該側板
の中心部分に駆動軸を設けて、該駆動軸を回動すること
によって、略直径方向の一側より吸い込んで、略直径方
向の他側へ排出するように構成していた。このコンバイ
ンの排風ファンは、幅が広くなるとフィンの剛性が低下
するために、殆ど金属により構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のコンバ
インの排風ファンは金属製であったために重量が重く、
該コンバインの排風ファンの始動時には大きなトルクが
必要となっていた。また、このファンを、コンバインの
選別装置の後側に配置する排風ファンとして用いた場
合、動力伝達機構の下流側に配置され、唐箕や揺動選別
装置の揺動駆動や、コンベア等の機器と同時に駆動する
必要があるので、動力伝達機構への負担が大きくなって
いた。また、前記ファンを組み立てるには、複数の金属
部材を溶着する作業を必要としており、多大な時間が必
要となり、人件費の嵩む構成となり、コストの高くする
ものとなっていた。従って、排風ファンをできる限り軽
減して、組み立てが容易な構成の排風ファンが望まれて
いた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点を解消するために、次の如く構成したものである。請
求項1においては、ファン軸437に対して直角に、円
板状の支持板438を左右両側に配置し、該支持板43
8の中心部にファン軸437を貫通するボス部438b
を形成して、支持板438のボス部438bとボス部4
38bの間に、ガイド筒439を介装すると共に、支持
板438の外周部に略半径方向に複数のフィン孔438
aを開口し、ファン軸437と平行に配置した複数本の
フィン436を、前記支持板438のフィン孔438a
を貫通して固定したものである。請求項2においては、
請求項1記載のコンバインのファンを合成樹脂にて構成
したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明が解決しようとする課題及
び解決するための手段は以上の如くであり、次に添付の
図面に示した実施例の構成を説明する。図1はコンバイ
ン全体側面図、図2は脱穀・選別装置側面断面図、図3
は樹脂で成形した揺動本体の側面図、図4は同じく揺動
本体の部分側面断面図、図5は同じく揺動本体の部分側
面断面図、図6は同じく正面断面図、図7は揺動可能な
フルイ線を配設する揺動本体の部分側面図、図8は同じ
くフルイ線の揺動構成を配設した揺動本体の部分平面
図、図9は揺動選別装置に配設する唐箕とプレファンの
側面図、図10は本発明の吸引量調整機構を示す側面
図、図11は脱穀、揺動選別装置への動力伝達構成を示
すスケルトン図、図12は唐箕とプレファンへの動力伝
達を示す部分側面図である。図13はグレンタンク側部
に配設する揚穀コンベアの支持構成を示す側面図、図1
4は同じく揚穀コンベアの支持構成を示す後面図、図1
5は同じく揚穀コンベアの支持構成を示す平面図、図1
6はグレンタンクの前側部に配設するオーガレストを示
す右側面図、図17は同じくオーガレストを示す左側面
図、図18はガイド体に配設した排出オーガの排出口を
示す側面図部分断面図、図19は同じくガイド体を配設
した排出オーガを示す正面図、図20は排風ファンの正
面図断面図、図21は排風ファンの側面断面図、図22
は脱穀装置の前部を示す正面図、図23は唐箕の支持構
成を示す部分側面図、図24は脱穀装置後部を示す後面
図、図25はフィードチェーンを支持するオープン枠を
示す側面図、図26は排藁搬送装置を示す平面図一部断
面図、図27は補助チェーンを示す側面図一部断面図、
図28は排藁チェーンへの動力伝達構成を示す部分後面
図、図29は機体後部を示す部分側面図、図30は排藁
ガイド棒の支持構成を示す後面図一部断面図、図31は
樹脂成形した排風ファンの別実施例を示す正面断面図、
図32は揺動本体の揺動機構の組立斜視図、図33は樹
脂成形した排風ファンの別実施例を示す正面断面図、図
34は揺動本体の揺動駆動リンクを示す部分斜視図、図
35は同じく部分斜視図である。
【0006】図1においてコンバインの全体構成から説
明する。クローラ式走行装置1上に機体フレーム2を載
置し、該機体フレーム2前端に引起し・刈取装置Aを昇
降可能に配設し、引起し・刈取装置Aは前端に分草板3
を突出して穀稈を分草する。その後部に引起しケース4
を立設して該引起しケース4より突出したタインの回転
により穀稈を引き起こして、分草板3後部に配設した刈
刃5にて株元を刈り取り、上部搬送装置、下部搬送装
置、縦搬送装置6にて後部へ搬送する。この縦搬送装置
6の上端から、株元がフィードチェーン7に受け継がれ
て脱穀装置内に穀稈を搬送し、該フィードチェーン7後
端には排藁搬送装置16が配設され、排藁搬送装置16
後部下方に配設した排藁カッター装置17にて、搬送さ
れてきた排藁を切断して圃場に放出している。前記脱穀
装置の側部には選別後の精粒を貯留するグレンタンク1
2が配設され、該グレンタンク12前部には運転部19
が配設されている。
【0007】前記脱穀装置Bは図2に示すように、扱胴
20と送塵口処理胴21が前後方向に横架され、扱胴2
0周囲に扱刃20a・20a・・・が植設され、扱胴2
0下部周囲にはクリンプ網31を設けて籾や小さな藁く
ず等のみが漏下するようにしている。前記、送塵口処理
胴21は、扱胴20後部のグレンタンク12側に扱胴2
0と平行に横架しており、扱胴20で処理できなかった
枝梗付着粒等を処理して未処理物を後方に搬送して機外
へ排出している。
【0008】次に、図11に示すスケルトン図を用いて
駆動構成を説明する。前記エンジンEの左右方向に出力
軸260を突出し、該出力軸260の一端をギアケース
259に入力して、該ギアケース259よりプーリー、
ベルトを介してミッションケースに動力を伝えて走行装
置を駆動し、また、ギアケース259内の作業クラッチ
を介して、機体前部に配設した引起し、刈取装置Aに動
力を伝達する。同時に、脱穀装置Bや揺動選別装置Cや
排藁処理装置等を駆動する。前記ギアケース259から
後方へ突出した出力軸よりプーリー、ベルトを介して送
塵口処理胴21、及び扱胴20を駆動している。
【0009】また、前記ギアケース259より側方に駆
動軸261を突出し、該駆動軸261の端部を機体の左
側部に配する動力伝達部に入力して、プーリー、ベルト
を介して後方に伝達している唐箕35、一番コンベア2
2に動力を伝達するようにしている。更に、前記一番コ
ンベア22のコンベア軸273には、プーリー269と
は別に第二プーリー274を嵌合しており、該第二プー
リー274にベルトを巻回して、二番コンベア23、揺
動選別装置Cの揺動本体51や排出用の排風ファン30
や排藁カッター装置17を駆動し、更に後方の機体後部
に配設する結束装置に動力を伝達することもできる。ま
た、前記一番コンベア22の他側にベベルギアを介して
揚穀コンベア13を駆動しており、該一番コンベア22
によって搬送された籾は揚穀コンベア13を介してグレ
ンタンク12に搬送している。また、前記二番コンベア
23の他端部に、ベベルギアを介して還元コンベア69
を駆動し、該還元コンベア69の他端の排出口は揺動選
別装置Cのクリンプ網31の前部に臨ませて配置し、二
番物を還元して、再度選別を行うようにしている。
【0010】一方、前記エンジンEの右側に突出する出
力軸260より、プーリーやベルトや連動軸やベベルギ
アを介して排出コンベア263に動力を伝達し、更に、
縦コンベア264、排出オーガ265を駆動できる構成
として、グレンタンク12内に貯留した籾を排出可能と
している。
【0011】次に、前記扱胴20の支持構成について図
22〜図24を用いて説明する。前記扱胴20の前部に
は、扱胴20の駆動軸136に動力を伝達する駆動ケー
ス133を配設している。前記扱胴20の前部には傾斜
部20bを形設して、穀稈を半径方向外側に案内してい
る。また、前記駆動ケース133の後面には正面視中空
状のガイド板134を固設し、該ガイド板134を駆動
軸136と同一軸芯上に配設しており、フィードチェー
ン7により搬送されてくる穀稈を駆動ケース133の下
部に案内して、ガイド板134より扱胴20の傾斜部2
0bに沿って搬送し、扱胴20と支持枠に固定されてい
るクリンプ網31との間を通過するように案内し、扱刃
20a・20a・・・を用いて脱穀を行っている。前
記、ガイド板134の下部には補強板137を固設し
て、扱胴20に案内される穀稈の当接により磨耗される
ガイド板134を保護して、補強板137が磨耗するよ
うにして、補強板137を交換すればよいようにしてい
る。
【0012】また、図23に示すように、前記扱胴20
の後面には仕切りプレート142を配設し、該仕切りプ
レート142に被装板143を固設している。該被装板
143は駆動軸136と同一軸芯を有する孔143aを
開口した円板であり、扱胴20の後面を被装して藁屑の
侵入を防止し、被装板143にガイド棒145を固設し
て駆動軸136に穀稈を巻き込むことを防止している。
前記ガイド棒145は略L字状に屈曲し、一端を被装板
143に枢支し、他端を唐箕35の回転方向側に傾けて
配設して、穀稈を扱胴20より後方に案内して、穀稈を
駆動軸に巻き付くことを防止している。
【0013】そして、図2に示すように、前記脱穀装置
B下方には、揺動選別装置Cが配設され、該揺動選別装
置Cは、揺動本体51による比重選別と唐箕35による
風選別により一番物と二番物と藁くず等に選別を行うも
のであり、揺動本体51を合成樹脂により構成して軽量
化を図り、短時間で容易に製作できるようにしている。
揺動本体51の前端部を扱胴20の前端下方に配置
し、揺動本体51の後端を送塵口処理胴21の後部下方
まで延出している。前記揺動本体51の前下部に枢支軸
52を設けて後部をクランク軸53に枢支して、クラン
ク軸53の回動により揺動するように構成されている。
そして、合成樹脂を用いて一体成形した前記揺動本体5
1は、前部にはグレンパン58を形設し、その後下部を
一段下げて底部59を成形し、底部59の前部に選別風
導入口60を開口し、底部59の後部より後方を下方に
膨出して膨出部61を成形し、該膨出部61には落下口
67・68を前後に開口して、射出成形時に型を抜くこ
とができるようにしている。
【0014】また、前記グレンパン58の上面にラック
56を載置し、選別風導入口60から導入されるプレフ
ァン41からの風をラック56と底部59との間を通
り、チャフ部55上に搬送される籾を風で選別するよう
にしている。そして、前記ラック56の後部にフルイ線
70を後方へ突出して配置し、その後下部に複数のチャ
フフィン54・54・・・を横設するチャフ部55を配
設し、チャフ部55下部位置においてグレンシーブ57
を配設している。
【0015】また、合成樹脂により成形した前記揺動本
体51の各所には、図3〜図6に示す如く、補助部材や
補強部分を構成して揺動選別の選別性能を向上して剛性
を高めるように構成している。前記グレンパン58に載
置したラック56は、断面視三角形状の溝部56a・5
6a・・・を多数形成した板状体として、ラック56の
上面が波状となり、揺動によって籾を後方に搬送し易く
なる構成としている。また、前記グレンパン58の断面
形状は前記ラック56の断面形状と上下対称の三角形状
の溝部58a・58aに形成し、前記ラック56の溝部
56aとグレンパン58の溝部58aの開口面を重なる
ように螺合固定することによって、断面積が大きくな
り、揺動本体51前部の剛性を高めている。更に、前記
選別風導入口60の前方位置において、揺動本体51の
左右側面の間には載置ステー62を横架しており、グレ
ンパン58より前方に突出してフルイ線70の前部まで
延出しており、ラック56の前部を載置すると同時に、
揺動本体51の後述するフルイ線70のリンク機構や枢
支軸を配設する揺動本体51前部の側面を補強してい
る。
【0016】また、揺動本体51の選別風導入口60下
面より前方に延出した底部59上にはラック63を載置
しており、チャフ部55まで籾を搬送するようにしてい
る。更に、前記底面の前部の左右側面より下方に向かっ
て枢支板を突出するように形成して、該枢支板に枢支軸
を枢支している。更に、前記揺動本体51の側面におけ
るラック63の上部位置に前後方向に長いリブ64・6
5を、上下に平行状に突出して成形して、揺動本体51
の側部の剛性を高めている。そして、前記上下のリブ6
4・65の間位置の側面には一定間隔毎に孔を開口して
おり、この開口部分の剛性を高めるために、上下の該リ
ブ64・65を側方よりハット形状の補強体66を嵌合
している。該補強体66は前後方向に長い板体であり、
該板体の上部を図6に示す正面断面視の如く、正面視
「コ」字状に被装部66aを成形して上下のリブを側方
より嵌合して揺動本体51の側面の補強を行い、被装部
66aより下方に枢支体66bを突出して本体の側面を
被装している。
【0017】また、前記チャフ部55は可動チャフ80
と固定チャフ85より構成され、前記ラック63の後部
より可動チャフ80を配設し、可動チャフ80を揺動本
体の後部まで配設し、揺動本体51後部に固定チャフ8
5を配設している。前記可動チャフ80は、左右方向に
配する板体であるチャフフィン54・54・・・より構
成され、該チャフフィン54の側端部には上下に二本の
ピンを外側方に突出し、上部のピンを側板に枢支して、
下部のピンを側板の長孔内で摺動自在に枢支することで
可動するようにしている。即ち、前記チャフフィン54
・54・・・を支持する為に揺動本体51側面に前記上
部ピンを枢支するための円形の円孔81と下部のピンを
摺動自在に案内する長孔82を一対として、前後方向に
数個を一組として配置し、その一組の左右方向の反対側
の側板に略菱形の挿入孔83を開口している。つまり、
一組の円孔81・81・・・と長孔82・82・・・
と、挿入孔83を対向して配置し、前記円孔81・81
・・・と長孔82・82・・・の組と、挿入孔83は左
右交互に後方に連続して配置している。前記挿入孔83
は前記円孔81と長孔82の一組を挿入できる大きさに
側面視略菱形の開口している。
【0018】従って、前記チャフフィン54を組み立て
る場合には、一側から一組分のフィン54を挿入孔83
より挿入して、挿入した先端のピンを他側面の円孔81
と長孔82に挿入し、また、上下に配設した前記リブ6
4・65に外嵌した補強体66下部の枢支体66bには
円孔81・81・・・の軸芯と同じくする孔を開口して
おり、チャフフィン54の上方のピンを枢支している。
また、前記長孔82に挿入しているチャフフィン54下
方のピンと、挿入孔83に嵌合したチャフフィン54下
方のピンが、前後方向に長い連結プレートに枢支され、
この連結プレートを前後動させることで全てのチャフフ
ィンを同時に揺動できるようにしている。
【0019】そして、前記固定チャフ85は、左右の側
部板86・86と該側部板86・86の間位置に横設す
る固定フィン87・87・・・よりなり、合成樹脂によ
って成形されている。該固定チャフ85を揺動本体51
の後部に嵌合して、側部及び後面よりボルトを挿入して
固定チャフ85をチャフフィン54・54・・・の配設
面に合わせて配設すると同時に、揺動本体後部の剛性を
高めている。
【0020】また、可動チャフ80の前上部(扱胴20
の後部下方)に連結体88を横設している。該連結体8
8は連結棒89と該連結棒89の左右を支持する側部支
持板90・90より構成され、側部支持板90・90は
三角形状に形成されて、低部を前記リブ64・65の間
位置に位置させて、揺動本体51の側面に螺合して、左
右の側部支持板90・90上部の間に連結棒89を横架
することで、揺動本体51の側部中央部の剛性を高めて
いる。また、該連結体88を横設した位置は扱胴20か
らの漏下量が少ない位置であり選別を乱すことは無い。
更に、揺動本体51の下面をチャフ部55下方の膨出部
61に開口した落下口67の左右両側には左右方向に軸
芯を有する長孔91・91を成形しており、該長孔91
・91にグレンシーブ57を挿入して落下口67を被装
し、ピン92・92を用いて固定している。また、前記
グレンシーブ57の後部の固定チャフ85の下部開口し
た落下口68と落下口67との間位置の本体の底面上に
固定プレート93を横設し、該固定プレート93に二枚
のゴム垂れ94・95を螺合し、一側のゴム垂れ94を
一番物コンベアの流穀板28上に延出し、他方のゴム垂
れ95を二番物コンベアの流穀板29上に延出し、落下
口68の前部にゴム垂れ96を吊設して二番物コンベア
の流穀板29上に延出しており、籾を零すことなく落下
している。
【0021】そして、図5、図6、図32に示すよう
に、前記落下口68の前部の揺動本体51の前部下部を
傾斜状に傾斜部106を成形し、該傾斜部106下面よ
り下方にリブ107・107を突出している。該リブを
用いて揺動機構100を固定している。該揺動機構10
0は、固設プレート101、固設リング102、従動リ
ング103、揺動リング104、クランク軸105より
構成されている。前記固設プレート101は揺動本体5
1の傾斜部106の上面に載置する板体であり、固設プ
レート101の両端を上方に屈曲して本体51の側面に
螺装する螺合部101aを形成し、前記固定プレート1
01上にはリブ107・107の軸芯に合わせる孔10
1b・101bを開口しており、該孔101bよりリブ
107内部に固定ボルト111を挿入し、該固定ボルト
111下部にて固設リング102を螺合している。前記
固設リング102は、図11に示すように、上面にリブ
107・107と軸芯を同じくする孔102a・102
aを開口しており、固設リング102の下面には、側面
視半円状の半円部102bを形設している。また、前記
従動リング103は、側面視略半円状の半円部103a
を形設し、該半円部103aの一端に嵌合部103bを
前下方に突出し、該嵌合部103bに軸孔103cを開
口している。また、図10、図11に示す如く、従動リ
ング103の内側に揺動リング104を配設している。
該揺動リング104は、前後に前リング104aと後リ
ング104bを開口し、上下に二分割に形成されてい
る。更に、前記揺動本体51の傾斜部106の側部には
補強プレートを配設して、前記固設プレート101と固
設リング102の側部を螺合して、揺動による振動を受
けている揺動本体51の後部の補強を行っている。
【0022】このように構成して、前記従動リング10
3の半円部103aと従動リング103の半円部102
bにより円を構成し、この円にてクランク軸53を挿入
し、従動リング103の嵌合部103に揺動軸108を
嵌合している。そして、前記揺動リンクの後リング10
4bにクランク軸53のクランク部53aを枢支し、前
リング104aに揺動軸108を枢支し、揺動軸108
の端部にローラー109を嵌合し、図10に示す、本体
(機体)側に固設するガイド体110に嵌合しており、
クランク軸53を揺動すると、揺動リング104を介し
て揺動軸108を揺動し、揺動軸108のローラー10
9がガイド体110に沿って往復動することで、揺動軸
108を嵌合する従動リング103を往復動させること
によって、揺動本体51の前部をガイド体110に沿う
方向に往復動させて、揺動本体51を揺動運動するよう
にしている。
【0023】前記揺動本体51のグレンパン58の後方
近傍位置に配設した、籾等を案内するフルイ線70につ
いて説明する。前記フルイガイド部71が、図2、図
7、図8に示すように、揺動本体51のグレンパン58
の後方位置に枢支軸72を側板に枢支し、該側板間の枢
支軸72上に複数個のフルイ線70・70・・・を固設
している。該フルイ線70・70・・・は前後方向に長
い棒状体であり枢支軸72の外周面上に左右方向に一定
間隔毎に固設し、各フルイ線70・70・・・の後端部
をチャフ部55の前部近傍位置まで延出している。
【0024】また、前記フルイガイド部71を揺動する
構成としている。即ち、図7、図8に示すように、前記
揺動本体51のグレンパン58の後方位置に枢支した前
記枢支軸72の一側端部にアーム74を固設し、該アー
ム74の前端部を選別風導入口60の近傍位置まで延出
し、該アーム74前部側面より側方に向かって揺動軸7
5を突出している。一方、前記選別風導入口60の近傍
位置における揺動本体51の側面には円弧状の長孔79
を開口しており、前記揺動軸75を長孔79内を貫通
し、該揺動軸75の端部にガイドローラー76を嵌合し
ている。該ガイドローラー76は、揺動本体51の側方
を被装する本体(機体)側の側板に固設する二本の平行
状の板体からなるガイド体77’・77’の間に嵌合し
ている。また、前記揺動本体51の前部を枢支する枢支
軸72の左右端部は、本体側の側板に固設したガイド体
77’に嵌合しており、揺動本体51を揺動すると、ガ
イドローラー76はガイド体77’・77’によって案
内されて前後動し、枢支軸72とガイドローラー76の
位置が変化することによってアーム74が回動されて、
フルイガイド部71も同時に回動されて、フルイガイド
部71が揺動本体51の揺動に動機して揺動し、チャフ
部55上に落下した籾藁等をふるいながら揺動搬送す
る。但し、アーム74をなくして枢支軸72を固定する
ことも可能であり、この場合揺動本体51の揺動でフル
イ線70・70・・・も同時に揺動する。
【0025】また、前記枢結軸72上に固設する複数の
フルイ線70・70・・・と平行にストローラック78
を配置することもできる。該ストローラック78は、図
8に示す如く、前後方向に長い板状体を形設し枢支軸7
2上に固設し、該板状体の上面はノコギリ状に形成して
ストローラック78を構成し、チャフ部55上に送り込
む籾藁をノコギリ状のストローラック78で後方へ案内
している。また、前記ストローラック78・78・・・
はフルイ線70・70・・・の間に交互に配設したり、
複数配設するフルイ線70・70・・・の数個置きにス
トローラック78・78・・・を配設することもでき
る。よって、細かい籾藁をフルイガイド部71から落下
させて、導入口60より導入される風に乗って後方に搬
送している。細かい籾藁を後方に搬送することで、一番
物中に籾藁が混ざることの無いように構成し、チャフ部
55により比重選別の効率を高めている。
【0026】そして、前記揺動選別装置Cの風選別を行
う唐箕35は、揺動本体51の前部下方(前記選別風導
入口60とグレンシーブ57始端部の間位置下方)に配
設し、前記唐箕35の後方に順に、精粒を搬送する一番
コンベア22、二番物を搬送する二番コンベア23とを
配設している。また、前記唐箕35の前部には揺動本体
51の選別風導入口60に送風するプレファン41を配
設している。
【0027】次に、前記唐箕35とプレファン41の構
成について説明する。前記唐箕35は、図9に示す如く
に、左右方向に軸芯を有する回動軸236と該回動軸2
36より半径方向に放射状に突設する羽根体238・2
38・・・より構成し、また、前記唐箕35の回転周囲
の前方を前ガイド板239で被装し、下方を側面視円弧
状の下ガイド板240で、上方を上ガイド板218で被
装している。唐箕35側部は開放されており、唐箕35
の回動軸236は側部に固設した枢結プレート227に
より支持されている。該枢結プレート227により開口
部が上下の吸引口35a・35bに分離され、ここから
導入した空気は下ガイド板240のより前ガイド板23
9に沿って流れて風を発生させて、上ガイド板218に
沿わせて唐箕35の後方に選別風を送風し、揺動本体5
1のグレンシーブ57と一番コンベア22と二番コンベ
ア23との間に送風を行い風選別を行えるようにしてい
る。
【0028】また、前記プレファン41は図9に示すよ
うに、ファン軸242と該ファン軸242より放射状に
突設する羽根体244・244・・・より成り、該プレ
フン41は側板249・249の間に配置されている。
即ち、前記側板249に円形の吸引口249aを開口
し、該吸引口249aの上下中央部に側面視略「く」字
状の枢結プレート246を固設し、左右の枢結プレート
246の間位置にファン軸242を枢支している。ま
た、前記プレファン41の前面及び下面を側面視円弧状
のガイド体245を用いて被装しており、プレファン4
1の回転によって吸引口249aより空気が吸引され、
グレンパン58の後下部の選別風導入口60より送風を
行い風選別を行えるようにしている。更に、前記プレフ
ァン41は、ガイド板245の前上部に吸引口を開口
し、該吸引口の下部のガイド板245上より接線方向に
吸引ガイドプレートを突出し、エンジンEによる排風を
プレファン41内部に導入可能に構成している。また、
図12に示すように、前記プレファン41の回動軸24
2の端部にプーリー267を固定し、唐箕35の回動軸
236の端部にプーリー268を固定し、一番コンベア
22のコンベア軸273にプーリー269を固定し、ま
た、プレファン41のプーリー267と唐箕35のプー
リー268の間位置上方にガイドプーリー272を枢支
し、前記駆動軸261の軸受の端部にはアームを介して
テンションプーリー271を枢支している。そして、前
記駆動軸261の側方端部に固定したプーリー266と
これらの各プーリー266・267・268・269・
271・272にベルト270を巻回し、ガイドプーリ
ー272によってプーリー267・268とベルト27
0の接触面積を増大させて、同方向へ回動するようにし
ている。そして、前記テンションプーリー271によっ
てベルト270を緊張して、駆動軸261の回動をプレ
ファン41、唐箕35、一番コンベア22への順に回動
して駆動するようにしている。
【0029】以上に示す如くに、唐箕35とプレファン
41は、側部より空気を吸引可能に構成しており、この
吸引量を調整する吸引量調整機構Kを配置している。該
吸引量調整機構Kは図10に示す如くに、前記側板24
9の吸引口249a下部を被装する第一抵抗板278
と、唐箕35側部の吸引口35aを被装する第二抵抗板
279、これらの抵抗板278・279を固設するアー
ム276・277、該アーム276・277を枢支する
横軸275より構成されている。即ち、前記横軸275
を前支持柱25より側方に突出し、該横軸275に前ア
ーム276を枢支し、該前アーム276の前端部に第一
抵抗板278を固設している。該第一抵抗板278は、
前記枢結プレート46下方の吸引口249aを被装でき
るように略三日月状に形設している。また、前記横軸2
75より後方に前アーム276と一体的に回動する後ア
ーム277を枢支し、該後アーム277の後部に第二抵
抗板279を固設している。該第二抵抗板279は、側
面視台形状に形設して唐箕35側部の枢結プレート22
7上部の吸引口35aを被装できるようにしている。
【0030】また、前記後アーム277と前支持柱25
の中央部との間にバネ280を係止し、後アーム277
を下方へ回動するように付勢し、前アーム276と後ア
ーム277に固定される第一抵抗板278でプレファン
41の吸引口249aの下部を閉じるように、第二抵抗
板279で吸引口35aを閉じるようにしており、更
に、前記前アーム276の途中部にワイヤー281を締
結しており、該ワイヤー281は前支持柱25下部に固
設するアウターケース282に支持されて、該ワイヤー
281の他端はチャフ部55のチャフフィン54・54
・・・の傾斜角度変更機構と連結されている。従って、
穀稈の搬送量が多くなり、ワイヤー281が引っ張られ
ると、前アーム276、後アーム277がバネ280に
抗し回動して、図4の二点鎖線の如く、第一抵抗板27
8を下方に、第二抵抗板279を上方に回動して、吸引
口249aと吸引口35aを開ける方向に回動しファン
41・唐箕35への流入空気量を増加させ、風量を増し
て大量の穀粒に対して選別を行えるようにしている。逆
に、穀稈量が減少すると、ワイヤー281は戻されて、
吸引口249aと吸引口35aを閉じる方向に回動され
て流入空気量を減少して、精粒まで排出しないようにし
ている。但し、前記ワイヤー281の他端を運転部19
に配設するレバーと連結して手動で風量を変更したり、
ワイヤー281端をアクチュエーターと連結し、該アク
チュエーターを穀粒量センサーと接続して、穀粒に応じ
て変更することもできる。更に、前記アーム276の途
中位置には複数の締結孔276a・276b・276c
を開口し、ワイヤー281を締結する締結孔276a・
276b・276cを選択することによって吸引口24
9aと吸引口35aの開放量を大きくして流入空気量を
調整することができる。従って、揺動選別装置Cの揺動
本体51内部に籾量に合わせた最適な選別風を送風して
おり、揺動本体51により選別性能を向上し、一番物と
二番物と塵屑等に選別している。
【0031】以上のように揺動選別装置Cにて選別され
た後の一番物は一番コンベア22の流穀板28上に落ち
て、揚穀コンベア13を介して脱穀装置B側方に配置し
たグレンタンク12に貯留され、二番物は二番コンベア
23の流穀板29上に落ちて、図示せぬ二番還元コンベ
アによって揺動選別装置Cの上方に配設するクリンプ網
31の前部へ還元されて再度選別され、塵埃等は排風フ
ァン30によって吸引されて後方より排出される。
【0032】前記揚穀コンベア13の支持構成に付いて
図13〜図15を用いて説明する。前記揚穀コンベア1
3は内部にスクリュー301を嵌合して、このスクリュ
ー301を回動することによって一番コンベア22より
搬送されてくる一番物を上方に搬送している。前記揚穀
コンベア13の下端部は一番コンベア22の終端位置に
連結されており、該一番コンベア22は図22に示す側
面視において、グレンタンク12の前後方向の中央略後
方位置に配設している。前記揚穀コンベア13の上端部
には羽根体302をスクリュー301と同一軸芯上に配
設しており、該羽根体302を上部筒303を用いて被
装して、上部筒303の吹出口をグレンタンク12の投
入口314に合わせて配設し、上部筒303の吹出口と
投入口314との間にジャバラ管305を用いて連結し
ており、漏れを生じることなくグレンタンク12内に籾
を投入しており、グレン0ンク12を回動させた場合に
はジャバラ管305を外すのみで開放させることができ
る。また、前記グレンタンク12の後部には機体フレー
ムより上方にオーガ支持フレーム307を立設し、該オ
ーガ支持フレーム307の上部右側にオーガの縦コンベ
アを回動自在に枢支する支持メタル308を固設し、オ
ーガ支持フレーム307上部左側に本体後フレーム30
9を横設しており、オーガ支持フレーム307を支持し
ている。更に、後面視において一番コンベア22の終端
部の後方位置における機体フレームより右斜め上方に補
強ステー310を突出し、補強ステー310の上端を本
体後フレーム309に固設して、本体後フレーム309
の補強を行っている。前記補強ステー310は側面視に
おいて下部を前方に屈曲させており、本体後フレーム3
09の前後方向向きの荷重に対応するようにしている。
【0033】そして、前記本体後フレーム309の左右
途中部の前面には固設体311を固設し、該固設体31
1より前上方に向けて平面視略U型のアーム312を突
出し、該アーム312の開放面を前上方に向けて内部に
嵌合体313を固設している。該嵌合体313は「コ」
字状に形設され、揚穀コンベア13の筒部途中部を支持
している。該嵌合体313は図13に示す側面視におい
て、一番コンベア22の配設位置より前後方向の後上方
位置に配設しているので、揚穀コンベア13を前低後高
に後方傾斜させて、揚穀コンベア13を補強ステー31
0によって補強された本体後フレーム309によって安
定して支持されている。このように、前記グレンタンク
12を左側は、揚穀コンベア13を配設するグレンタン
ク12の後部の一部を凹状に凹部12aを形設し、グレ
ンタンク12の前部から中央部にかけて膨出部12bを
成形しており、グレンタンク12の内部容量を増大させ
ている。
【0034】また、前記グレンタンク12の前部右側に
は図16、図17に示すように、凹状に溝部12bを形
成し、該溝部12bにオーガレスト320を配設して、
排出オーガ265高さをグレンタンク12直上方に高さ
を低く収納している。該オーガレスト320は図25、
図26の如く、U字型に湾曲させた挟持体321、該挟
持体321を固定する固定プレート322より構成さ
れ、グレンタンク12の上面に固定プレート322を立
設し、該固定プレート322上に、U字型に屈曲した挟
持体321を固設して、該挟持体321の上端部を内側
に折り曲げており、排出オーガ265を載置した場合に
横方向へズレないようにしている。更に、排出オーガ2
65の先端部の下方に排出口325を形設している。該
排出口325は下面を開口する箱側に形設しており、該
排出口325の下部に図18、図19に示す、左右のガ
イド板326・327を固設している。左ガイド板32
6は、前後端部を右側に屈曲して排出口325の左側下
方を被装している。同様に、右ガイド板327は排出口
の右側面下部を被装して ガイド板の前後端部を左側に
屈曲させて排出口325の右側下方を被装しており、排
出口325を下方に延長するように配設しており、スク
リューを保護している。
【0035】前記排風ファン30は図2に示すようにカ
バー403に被装され、揺動本体51の後部上方位置に
横設するフレーム402に支持され、藁屑を吸引した排
風を後方に送風し、ガイドプレート401に沿って排藁
カッター装置17を配設する排藁処理室内に排藁を搬送
している。前記排風ファン30について図20、図21
を用いて説明する。排風ファン30を構成するそれぞれ
の部品は合成樹脂によって構成され軽量化を図ってお
り、図に示すように、複数のフィン436・436・・
・と、該フィン436・436・・・の左右両端及び中
央部を支持する円板状の支持板438・438・438
と、左右中の支持板438の間隔を保持しファン軸43
7に嵌合するガイド筒439・439と、一側の支持板
438の側部に配設して各フィン436を係合して固定
する固定板440より構成されている。
【0036】前記支持板438は円板状に形設し、同一
半径上にフィン436の断面形状に合わせたフィン孔4
38a・438a・・・を略半径方向に開口し、支持板
438の中央部にはファン軸437を嵌合するボス部4
38bを形設し、断面形状を多角形状(本実施例におい
ては六角形)にしてファン軸437を挿入している。前
記ボス部438bの左右端部にはガイド筒439を嵌合
する嵌合部438c・438cを形設している。なお、
左側に配設する支持板438の側面には後述する固定板
440を所定の角度位置に固定する為の孔438e・4
38eを開口し、右側に配設する支持板438のボス部
438bには片側のみ嵌合部438cを形設している。
【0037】また、前記フィン436・436・・・は
側面断面視略三日月状に形設した帯状の板体であり、フ
ィン436の長手方向の一端に抜け止め用の頭部436
aを形設し、該フィン436の他側の中心側には溝部4
36bを形設しており、固定板440の凸部440bと
係合可能としている。該固定板440は側面視歯車状に
構成しており、外周上にフィン436・436・・・と
位置を合わせて同数個の凸部440b・440b・・・
を形設し前記溝部436bに係合するようにし、側面に
螺合孔440a・440aを開口し、中央部にボス部4
38bの外周面に遊嵌する孔を開口している。また、前
記ガイド筒439は筒状に形設し、その両端が左右のボ
ス部438bの嵌合部438dに嵌合可能に形設してい
る。
【0038】このように構成して、合成樹脂にて成形し
た各部材を組み立てるには、支持板438・438・4
38のボス部438b・438bの間にガイド筒439
を挟装し、一側(本実施例においては右側)の支持板4
38の各フィン孔438aより各フィン436を挿入
し、中央及び左側の支持板438・438のフィン孔4
38aへと順に挿入する。このとき図4に示す如く、左
側の支持板438の内側のボス部438bに嵌合した固
定板440の凸部440bと凸部440bの間の凹部が
フィン孔438aに位置し、フィン436は支持板43
8のフィン孔438aに挿入可能としている。そして、
フィン436の頭部436aを右支持板438の側面に
当接する位置まで挿入すると、フィン436の溝部43
6bが固定板440の外周位置と一致し、ここで、固定
板440を回動して、図21の二点鎖線の如く、凸部4
40bが溝部436bに係合してフィン436が左右方
向に抜けないようにして、固定板440の螺合孔440
aと支持板438の孔438eの軸芯を合わせてボルト
・ナットを用いて螺合固定して、排風ファン30を溶接
作業をすることなく簡単に組み立てられるのである。
【0039】そして、支持板438のボス部438bに
ファン軸437を挿入し、該ファン30の左右側面を被
装するガイド体42にファン軸437を回動自在に枢支
している。該ガイド体442のファン30外周が位置す
る側面にはリング状の被装体443を固設しており、該
被装体443は段部を設けて、この段部をフィン436
の両端の外側端と重複するように配置して、スクレパー
の役目を果たして、ファン軸437の枢支部に異物が侵
入することを防いでいる。
【0040】また、前記排風ファン30はフィン43
6、支持板438、ガイド筒439等の複数の樹脂成形
部品を組付ける構成にしているが、フィンと支持板とガ
イド筒を一体的に合成樹脂で成形する構成とすることも
できる。即ち、排風ファン30’を図31に示すよう
に、二つのフィン部材445・445と、支持板を構成
するフィン受体446より構成しており、該フィン部材
445は、円板状の支持板445dの中央部にボス部4
45aを形設し、該ボス部445aの一側にガイド筒4
45cを突出し、他側にもう一方のフィン部材445の
ガイド筒445cを嵌合する嵌合部445bを形設して
いる。更に、支持板445dの外周側の側面より軸芯と
平行に(ガイド筒445cを突出した方向)に複数個の
フィン445e・445e・・・を同一半径上で突出
し、その逆側に側面にもう一方のフィン部材445のフ
ィン445e・445e・・・の先端を挿入する差し込
み部445f・445f・・・を突出している。該差し
込み部445f・445f・・・はフィン445eの周
囲を一定の厚さで囲む構成として、ファンの役目をはた
している。なお、前記ガイド筒445cの内周面は基端
部に向かうに従って径が大きくなるように形設してファ
ン軸437の抜き勾配を確保している。また、前記フィ
ン受体446は、円板状の支持板446dの中央部にボ
ス部446aを形成し、ボス部446aの一側に前記嵌
合部445bと同形状で位置を合わせて嵌合部446b
を形設し、支持板446dの外周部の嵌合部446bの
形設する側に差し込み部446c・446c・・・を前
記差し込み部445fと同形状で位置を合わせて突出し
て一体成形している。
【0041】このように構成し、前記フィン部材445
を左右に配設し、左側のフィン部材445より突出する
ガイド筒445cを右側のフィン部材445の嵌合部4
45bに挿入すると同時に、フィン445e・445e
・・・を右側の差し込み部445f・445f・・・に
挿入する。そして、右側のフィン部材445のフィン4
45e及びガイド筒445cをフィン受体446の嵌合
部446bと差し込み部446cに挿入して三分割とな
るファン30’を構成している。また、このファン3
0’を構成する左側のフィン部材445より突出してい
る差し込み部445fと、フィン受体446の外側の外
周には、ガイド体442に固設して前記同様にスクレー
パの役目を果たす被装体443を配置している。
【0042】更に、別実施例として、三分割に形成した
樹脂製の排風ファン30”について、図33を用いて説
明する。該排風ファン30”は、フィン部材447とフ
ィン受体448より構成されている。前記フィン部材4
47は、ガイド筒447aと支持板447b、該支持板
447bの外周部より突出するフィン447c・447
c・・・よりなり一体成形されている。前記ガイド筒4
47aの基部側端部には嵌合部447dを形設し、該嵌
合部447dの外周面上に円板状の支持板447bを形
設している。該支持板447bの外周面上には凹状に差
し込み部447e・447e・・・を形設し、該差し込
み部447e・447e・・・の閉塞側側面よりガイド
筒447aと平行状にフィン447c・447c・・・
を突出して一体成形としている。
【0043】また、前記フィン受体448は、ボス部4
48a、支持板448b、支持板448bの外周面より
前方に突出する差し込み部448c・448c・・・を
一体成形し、前記ボス部448aの一端には、ガイド筒
447aの端部を嵌合する嵌合部448dを形設し、ボ
ス部448aの他端にはボス部の外径より径を大きくす
る筒状部448eを形設し、該筒状部448eの端部に
円板状の支持板448bを形設している。該支持板44
8bの外周部側面にボス部448aの配設方向と同方向
に差し込み部448c・448c・・・を突出してい
る。
【0044】そして、フィン部材447を左右に配設
し、右側のフィン部材447より左側に突出するフィン
447c・447c・・・とガイド筒447aの端部を
左のフィン部材447の差し込み部447e・447e
・・・と嵌合部447dに嵌合することで、左右にフィ
ン部材447・447を連結し、更に左側のフィン部材
447より左側に突出するフィン447c・447c・
・・とガイド筒447aの端部をフィン受体448の差
し込み部448c・448c・・・と嵌合部448dに
嵌合することでファン30”を3分割に構成することが
できる。なお、前記フィン受体448の筒状部448e
を用いてファン軸437の支持部材を嵌合して、枢支部
に藁屑等の侵入を防いでいる。また、図示しない被装体
43を固設している。
【0045】次に、前記フィードチェーン7の支持構成
について図22、図25を用いて説明する。前記フィー
ドチェーン7の前端部を扱胴20の前側に配設する駆動
スプロケット160に巻回し、フィードチェーン7後端
部を排風ファン30の側部に配設する従動スプロケット
161により巻回され、フィードチェーン7上面はガイ
ド部材であるチェーンガイド162と上部ガイド163
により支持されている。これらのガイド部材162・1
63や駆動スプロケット160、従動スプロケット16
1はオープン枠Wにより支持する構成となっている。該
オープン枠Wは、前後方向に横設する上支持フレーム1
64と下支持フレーム165を上下に平行状に配設し、
上支持フレーム164と下支持フレーム165の前後方
向の適宜位置に連結部材を固設し、該連結部材に側部カ
バー170を固設している。
【0046】また、前記オープン枠Wの後端部には上下
方向に連結フレーム171を固設し、該連結フレーム1
71の上下位置に枢支ピン172・172を固設してい
る。機体の側部後部に枢結柱174を立設し、該枢結柱
174の上下位置に枢結体175・175を固設してお
り、該枢結体175・175に枢支ピン172・172
を枢結して、オープン枠Wを回動支点を構成している。
更に、前記連結フレーム171の上端部より前方にアー
ム体177を突出し、該アーム体177の前端部に上部
ガイド163を固設し、前記オープン枠W前部よりアー
ム体178を固設し、該アーム体178を前上方に突出
してアーム体178の前端部にチェーンガイド162を
固設している。
【0047】そして、オープン枠Wの前後途中部には連
結部材を配設しており、該連結部材は三本の柱部材であ
る前連結柱167、中連結柱168、後連結柱169か
ら成り、前側より順に前連結柱167、中連結柱16
8、後連結柱169に配設している。また前記前連結柱
167と中連結柱168は、上支持フレーム164と下
支持フレーム165とを連結し、前連結柱167と中連
結柱を上支持フレームより上方に突出し、前記前連結柱
167は中連結柱168より短くし、前連結柱167と
中連結柱168との上端部に図3の正面視のように傾斜
状にする載置部167a・168aを形設している。更
に、前記後連結柱169は上支持フレーム164より上
方に突出し、中連結柱168と高さを同じく構成し、中
連結柱の上端部に傾斜状の載置部168aを形成してい
る。一方、前記扱胴20の下面に配設したクリンプ網3
1は、支持枠体132によって前後及びグレンタンク1
2側の側面を固設している。前記支持枠体132の外側
側面は、網押さえ板179を固設して固定している。該
網押さえ板179は図3に示すように正面視円弧状に形
設し、網押さえ板179の側部を図4の側面視の如く
に、フィードチェーン7の上面形状に合わせて前低後高
に形設し、各連結柱167・168・169の載置部1
67a・168a・169aに載置固定している。
【0048】次に、前記排藁搬送装置16は、図26、
図27に示す如く、排藁チェーン532と補助チェーン
545により構成され、排藁チェーン532と補助チェ
ーン545の後部を中央方向に向けている。前記排藁チ
ェーン532は支持フレーム533に支持され、該支持
フレーム533の前端部に入力スプロケット534を配
設し、後部に従動スプロケット536を枢支している。
前記排藁チェーン532の後部には側方に枢支管537
を突出し、該枢支管537の内部に伝動軸538を枢支
して伝動軸538の排藁チェーン532側端部に伝動ス
プロケット539を嵌合して、該伝動スプロケット53
9と入力スプロケット534と従動スプロケット536
にチェーン540を巻回している。また、前記入力スプ
ロケット534は入力軸542を嵌合しており、該入力
軸542の端部には後述するベベルギア584を嵌合し
ており、排藁チェーン532に動力を伝達している。
【0049】前記補助チェーン545は、図26、図2
7に示すように構成されている。前記補助チェーン54
5前部は、排藁チェーン532の支持フレーム533前
部より側方に突出するステー546に固定し、補助チェ
ーン545後部を前記枢支管537の他端に固設して、
左右をカバー547・547によって被装している。前
記枢支管537内部の伝動軸538の他端を補助チェー
ン545内部に挿入して伝動スプロケット548を嵌合
し、補助チェーン545に動力を伝達している。また、
前記補助チェーン545の前部には前後方向に摺動自在
に従動スプロケット550を配設しており、前記従動ス
プロケット550と伝動スプロケット548との間にチ
ェーン549を巻回し、該チェーン549の外周面には
複数のタイン560・560・・・を具備している。
【0050】次に、前記排藁チェーン532等への動力
伝達構成は図11に示すように、脱穀装置B内の扱胴2
0の駆動軸136の後部には駆動プーリー580を嵌合
し、該駆動プーリー580の側部に配設するカウンター
軸581の前部に嵌合する伝動プーリー582との間に
ベルト583を巻回して動力を伝達している。前記カウ
ンター軸581の後端部にはベベルギア584を嵌合し
ており、該ベベルギア584を介して排藁チェーン53
2の入力軸542を駆動している。
【0051】そして、図28に示すように、前記扱胴2
0の駆動軸136に配設した駆動プーリー580とカウ
ンター軸581に嵌合した伝動プーリー582との間に
巻回したベルト583のテンションを、扱胴20のるオ
ープンカバー586と連動する連動機構を介してテンシ
ョンの入り切りを行うようにしている。即ち、図3に示
すように、前記駆動軸136にテンションアーム587
を枢支、該テンションアーム587の端部にテンション
ローラー588を枢支し、テンションアーム587の基
部側には連結板589を固設している。一方、前記オー
プンカバー586の支持軸590はカバーと一体的に回
動し、この支持軸590に連動機構を固設している。前
記支持軸590に左右揺動アーム591を嵌合し、該左
右揺動アーム591の端部に、側方に突出する連結棒5
92を枢支している。該連結棒592の端部には、二本
のアーム593a・593bの端部を枢支軸594に枢
支して、後面視L字型に形設するL字アーム593を形
設している。該L字アーム593の一側のアーム593
aを連結棒592に枢支して、他方のアーム593bの
端部にはスプリング595を係止して、該スプリング5
95の端部を連結板589に係止して、テンションアー
ム587を駆動軸136を中心に回動して、テンション
ローラー588によって、ベルト583の略中央部に当
接している。従って、前記オープンカバー586を上方
に回動すると、左右揺動アーム591を左側に回動し、
連結棒592を左に移動して、L字アーム593を図6
に示す二点鎖線の如くに回動して、スプリング595の
付勢力を弱めて、テンションローラー588によりベル
ト583へのテンションを無くして、伝動プーリー58
2の巻回するベルト583を空回りさせて、排藁処理装
置16への動力伝達を断つように構成している。
【0052】また、図29に示すように、前記排藁処理
装置16は排藁カッター室600上方に配設され、排藁
処理装置16の上部を上部カバーによって被装されてい
る。前記排藁カッター室600の上部には投入樋601
が形設され、該投入樋601の前部には排藁ガイド部6
02が配設されており、該排藁ガイド部602のガイド
棒603を前記排藁チェーン532に沿う如く後方右側
に向けて、排藁ガイド部602の途中部を投入樋601
の上部を通過させて後端部を機体後部まで延出してい
る。
【0053】前記排藁ガイド部602は、図30に示す
如く、L字型に屈曲するガイド棒603、該ガイド棒6
03を摺動自在に嵌合する嵌合筒604、該嵌合筒60
4を立設する固定プレート605、ガイド棒603の下
部に外嵌する回転体606、該回転体606を回動させ
るリンクアーム607より構成されている。即ち、前記
固定プレート605は上部を水平状に後方に突出して載
置部608を形成し、該載置部608上に嵌合筒604
を載置している。該嵌合筒604は上下方向に軸芯を有
する筒体であり、嵌合筒604の側部よりピン609を
挿入している。L字側に屈曲させた前記ガイド棒603
の一端を嵌合筒604の内部に挿入し、挿入した側には
螺旋状の溝604aを形設している。該溝604aに前
記ピン609を係合して、ガイド棒603の下端を載置
部608より下方に突出して下端部に円柱状に形設して
いる回動体の上部に嵌合している。該回転体606の外
周面上にはピン609を突出している。一方、前記固定
プレート605の側部には後方に支点軸610を突出
し、該支点軸610にリンクアーム607の一端を枢支
して、リンクアーム607の途中部より下方に締結プレ
ート611を突出し、該締結プレート611の下端部に
ワイヤー612とスプリンブ613を係合している。該
スプリンブ613の他端を載置部608に係合してリン
クアーム607を上方に回動するように付勢し、ワイヤ
ー612は運転部に配設する図示せぬレバーによって操
作されてリンクアーム607を下方に回動するようにし
ている。また、前記リンクアーム607の他端はロッド
状に構成されており、該リンクアーム607のロッドを
用いて回転体606より突出するピン614を把持して
いる。
【0054】このようにして、排藁を切断せずに圃場に
放出したり、結束装置を用いて排藁を結束する場合に
は、前記排藁ガイド部602のガイド棒603を排藁チ
ェーン532下面に沿わす形状に配設している。そし
て、レバーを操作してワイヤー612を引くと、リンク
アーム607を下方に回動させ、回転体606を下方に
移動させると同時にリンクアーム607のピン614を
長さLの分において回動している。該回転体606を下
方に移動させながら回動させると、ガイド棒603も下
方に摺動して溝604aをピン609に沿わして回動す
るので、ガイド棒603の他端を排藁チェーン532の
下面より下方に移動しながらガイド棒603を左右方向
向きに収納している。そして、前記排藁ガイド部602
のガイド棒603を収納すると、排藁チェーン532に
よって挟持している排藁を投入樋601に沿って排藁カ
ッター室600内に投入して、排藁カッター装置17を
用いて排藁を切断している。
【0055】
【発明の効果】以上のように構成したので、本発明は次
のような効果を奏するものである。請求項1の如く構成
したので、フィンを支持板に差し込むだけで簡単に組み
立てることができるようになり、溶接等を不要として製
造コストを低減できる。請求項2の如く構成したので、
排風ファン等を合成樹脂にて成形することで、ファンの
重量を軽くして、ファンの駆動トルクを低減でき、エン
ジンや動力伝達機構への負担を軽減することができるの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバイン全体側面図である。
【図2】脱穀・選別装置側面断面図である。
【図3】樹脂で成形した揺動本体の側面図である。
【図4】同じく揺動本体の部分側面断面図である。
【図5】同じく揺動本体の部分側面断面図である。
【図6】同じく揺動本体の部分正面断面図である。
【図7】揺動可能なフルイ線を配設する揺動本体の部分
側面図である。
【図8】同じくフルイ線の揺動構成を配設した揺動本体
の部分平面図である。
【図9】揺動選別装置に配設する唐箕とプレファンの側
面図である。
【図10】本発明の吸引量調整機構を示す側面図であ
る。
【図11】脱穀、揺動選別装置への動力伝達構成を示す
スケルトン図である。
【図12】唐箕とプレファンへの動力伝達を示す部分側
面図である。
【図13】図13はグレンタンク側部に配設する揚穀コ
ンベアの支持構成を示す側面図である。
【図14】同じく揚穀コンベアの支持構成を示す後面図
である。
【図15】同じく揚穀コンベアの支持構成を示す平面図
である。
【図16】グレンタンクの前側部に配設するオーガレス
トを示す右側面図である。
【図17】同じくオーガレストを示す左側面図である。
【図18】ガイド体に配設した排出オーガの排出口を示
す側面図部分断面図である。
【図19】同じくガイド体を配設した排出オーガを示す
正面図である。
【図20】排風ファンの正面図断面図である。
【図21】排風ファンの側面断面図である。
【図22】脱穀装置の前部を示す正面図である。
【図23】唐箕の支持構成を示す部分側面図である。
【図24】脱穀装置後部を示す後面図である。
【図25】フィードチェーンを支持するオープン枠を示
す側面図である。
【図26】排藁搬送装置を示す平面図一部断面図であ
る。
【図27】補助チェーンを示す側面図一部断面図であ
る。
【図28】排藁チェーンへの動力伝達構成を示す部分後
面図である。
【図29】機体後部を示す部分側面図である。
【図30】排藁ガイド棒の支持構成を示す後面図一部断
面図である。
【図31】樹脂成形した排風ファンの別実施例を示す正
面断面図である。
【図32】揺動本体の揺動機構の組立斜視図である。
【図33】樹脂成形した排風ファンの別実施例を示す正
面断面図である。
【図34】揺動本体の揺動駆動リンクを示す部分斜視図
である。
【図35】同じく部分斜視図である。
【符号の説明】
C 揺動選別装置 30 排風ファン 36 フィン 37 ファン軸 40 係合部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファン軸437に対して直角に、円板状
    の支持板438を左右両側に配置し、該支持板438の
    中心部にファン軸437を貫通するボス部438bを形
    成して、支持板438のボス部438bとボス部438
    bの間に、ガイド筒439を介装すると共に、支持板4
    38の外周部に略半径方向に複数のフィン孔438aを
    開口し、ファン軸437と平行に配置した複数本のフィ
    ン436を、前記支持板438のフィン孔438aに挿
    入して固定したことを特徴とするコンバインのファン構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコンバインのファンを合
    成樹脂にて構成したことを特徴とするコンバインのファ
    ン構造。
JP2000379271A 2000-12-13 2000-12-13 コンバインのファン構造 Pending JP2001197825A (ja)

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