JP2001197822A - コンバインの穀稈移送装置 - Google Patents

コンバインの穀稈移送装置

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JP2001197822A
JP2001197822A JP2000007779A JP2000007779A JP2001197822A JP 2001197822 A JP2001197822 A JP 2001197822A JP 2000007779 A JP2000007779 A JP 2000007779A JP 2000007779 A JP2000007779 A JP 2000007779A JP 2001197822 A JP2001197822 A JP 2001197822A
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Hisayuki Satoji
久幸 里路
Shoji Ochi
昌次 越智
Kazuo Nagaki
和男 永木
Yasushi Ihara
靖 井原
Koji Okumoto
康治 奥本
Toshihiko Okada
利彦 岡田
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】穂先移送装置24と供給移送チエンとで移送さ
れる穀稈を内・外補助移送チエンで確実に引継ぎさせ
て、フィ−ドチエンと挾持杆とへ確実に受け渡しさせよ
うとするものである。 【解決手段】穂先移送装置24と供給移送チェン6とで
移送する穀稈は、脱穀機9前側の内・外補助移送チェン
7、8で引継ぎ移送し、更に該脱穀機9のフィ−ドチェ
ン10と挾持杆11とで引継ぎ移送中に脱穀する。該フ
ィ−ドチエン10、該内・外補助移送チエン7、8の穀
稈を移送する山形状の突出部29、30、31の高さ
(M1),(M2),(M3)は、(M1)より(M
2),(M3)を高くすると共に、該内補助移送チエン
7へ穀稈を案内する内ガイド板12と、該外補助移送チ
エン8と該フィ−ドチエン10とへ穀稈を案内する外ガ
イド板13とを設け、該内ガイド板12は回動自在とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、穂先移送装置と
供給移送チエンとで移送する穀稈は、脱穀機前側の内・
外補助移送チエンで引継ぎして移送し、更に該脱穀機の
フィ−ドチエンと挾持杆とで引継ぎ移送中に脱穀する。
このフィ−ドチエンと該内・外補助移送チエンとの穀稈
を移送する山形状の突出部の高さを該フィ−ドチエンよ
り、該内・外補助移送チエンを高くすると共に、該内補
助移送チエンヘ穀稈を案内する内ガイド板と、該外補助
移送チエンと該フィ−ドチエンとへ穀稈を案内する外ガ
イド板とを設け、該内ガイド板を回動自在とした技術で
あり、コンバインの穀稈移送装置として利用できる。
【0002】
【従来の技術】コンバインで立毛穀稈を収穫作業すると
きは、このコンバインの前部に設けた刈取機で立毛穀稈
は刈取りされ、この刈取り穀稈はこの刈取機の穂先移送
装置、及び供給移送チエン等で上部へ移送される。脱穀
機の前側の穀稈を移送する山形状の突出部が、フィ−ド
チエンの穀稈を移送する山形状の突出部と同じ高さの外
・内補助移送チエンヘ引継ぎして移送される。更に該脱
穀機の該フィ−ドチエンと挾持杆とへこの穀稈は引継ぎ
されて移送中に脱穀される。脱穀済みで選別済みの穀粒
は一時貯留される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】刈取機の穂先移送装置
と供給移送チエンとで移送される穀稈を外・内補助移送
チエンヘ引継ぎのときに、引継ぎ部で穀稈が停滞ぎみと
なり、これにより、穀稈のこぼれが発生したり、移送姿
勢がみだれたり、株揃えが悪くなったりすることがあっ
たが、この発明により、これらの問題点を解決しようと
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このために、この発明
は、走行車台2の前側の刈取機3で刈取る刈取り穀稈を
移送する穂先移送装置24及び供給移送チエン6と、該
穂先移送装置24と該供給移送チエン6とから該穀稈を
引継ぎ移送する脱穀機9前側の内補助移送チエン7及び
外補助移送チエン8と、該内・外補助移送チエン7、8
からフィ−ドチエン10と挾持杆11とで該穀稈を引継
ぎして移送中に脱穀する該脱穀機9を該走行車台2の上
側に載置して設けたコンバインにおいて、該フィ−ドチ
エン10の該穀稈を移送する山形状の突出部29の高さ
(H1)より、該内・外補助移送チエン7、8の該穀稈
を移送する山形状の突出部30、31の高さ(H2),
(H3)を所定高さ高く形成して設け、前方下部から上
方後部へ上り傾斜する該供給移送チエン6の略作用範囲
内で略同じ傾斜状態に該穀稈を案内する内ガイド板12
を設け、該外補助移送チエン8と該フィ−ドチエン10
の移送始端部との間にわたって該穀稈を案内する外ガイ
ド板13を設け、該内ガイド板12を上下回動自在に設
けたことを特徴とするコンバインの穀稈移送装置の構成
とする。
【0005】
【発明の作用】コンバインで立毛穀稈を収穫作業すると
きは、このコンバインの前部に設けた刈取機3で立毛穀
稈は刈取りされ、この刈取り穀稈はこの刈取機3の前方
下部から後方上部へ上り傾斜した穂先移送装置24、及
び供給移送チエン6等と、この供給移送チエン6の作用
範囲内で略同じに上り傾斜して回動自在な穀稈を案内す
る内ガイド板12とにより、上部へ移送される。この穀
稈は脱穀機9の前側の穀稈を移送する内・外補助移送チ
エン7、8の山形状の突出部30、31の高さ(H
2),(H3)が、フィ−ドチエン10の穀稈を移送す
る山形状の突出部29の高さ(HI)より所定高さ高い
該内・外補助移送チエン7、8と、該外補助移送チエン
8と該フィ−ドチエン10の移送始端部との間にわたっ
て設けた穀稈を案内する外ガイド板13とにより、引継
ぎして移送される。更に該脱穀機9の該フィ−ドチエン
10と挾持肝11とに、この穀稈は引継ぎされて移送中
に脱穀される。脱穀済みで選別済みの穀粒は一時貯留さ
れる。
【0006】
【発明の効果】内・外補助移送チエン7、8の穀稈を移
送する山形状の突出部30、31の高さ(H2),(H
3)をフィ−ドチエン10の穀稈を移送する山形状の突
出部29の高さ(H1)より、所定高さ高くし、又、供
給移送チエン6部で該内補助移送チエン7へ穀稈を案内
する内ガイド板12と、該外補助移送チエン8と該フィ
−ドチエン10とへ穀稈を案内する外ガイド板13とを
設け、更に該内ガイド板12を回動自在に設けたことに
より、刈取機3の穂先移送装置24、及び該供給移送チ
エン6等とによって移送される穀稈は、該内・外補助移
送チエン7、8で確実に引継ぎされて停滞することがな
くなり、これにより、穀稈のこぼれ防止、移送姿勢のみ
だれ防止、及び株揃えのみだれ防止等ができた。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。コンバイン1の走行車台2の前側に
設けた刈取機3の刈刃装置4で刈取りした刈取り穀稈
は、穂先移送装置24、及び上部の供給移送チエン6等
で移送され、内・外補助移送チエン7、8で引継ぎ移送
し、更に該刈取機3の後方で該走行車台2に載置した脱
穀機9のフィ−ドチエン10と挾持杆11とにより、引
継ぎして移送する構成である。
【0008】前記内・外補助移送チエン7、8及びフィ
−ドチエン10の形状、及び穀稈を案内する内・外ガイ
ド板12、13等を図示して説明する。前記コンバイン
1の走行車台2の下側には、土壌面を走行する左右一対
の走行クロ−ラ14aを張設した走行装置14を配設し
た構成である。該走行車台2の上側には、フィ−ドチエ
ン10と挾持杆11とにより、刈取り穀稈を内・外補助
移送チエン7、8から引継ぎ挾持して移送中に脱穀し、
脱穀済み穀粒を選別回収して、一時貯留する穀粒貯留タ
ンク15を平面視右横側に設けた脱穀機9を載置した構
成である。
【0009】前記穀粒貯留タンク15の後側には、縦移
送螺旋16aを内装した排出支持筒16を略垂直姿勢で
回動自在に装着して設け、この排出支持筒16の上端部
には、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀
粒を排出する排出螺旋17aを収縮自在に内装した排出
オ−ガ17を収縮自在、上下回動自在、及び左右旋回自
在に横方向へ配設した構成である。
【0010】前記脱穀機9側には、コンバイン1の操作
を行う操作装置53と、操縦作業者が搭乗する操縦席5
4等を設け、この操縦席54の下側には、エンジン55
を載置すると共に、後方部には穀粒貯留タンク15を配
設した構成である。これら走行装置14と、脱穀機9
と、刈取機3と、エンジン55等により、該コンバイン
1の機体1aを構成している。
【0011】前記走行車台2の前側には、走行用のミッ
ションケ−ス56を設け、このミションケ−ス56内の
伝動経路中には、出力回転数に基づく走行車速を検出す
る車速センサ56aを設けた構成である。前記脱穀機9
の前部で走行車台2の前側には、先端部位置から立毛穀
稈を分離するナロ−ガイド18a、及び分草体18b
と、分離された穀稈を引起す引起装置19と、引起され
た穀稈を掻込みする掻込スタホイル20a、及び掻込ラ
グ付ベル20b等よりなる掻込装置20と、掻込された
穀稈を刈取る刈刃装置4と、刈取られた穀稈を移送する
穂先移送装置24、及び供給移送チエン6等を設けてな
る刈取機3を設けた構成である。
【0012】前記刈取機3は油圧駆動による伸縮シリン
ダ21により、土壌面に対して昇降自在に作動する構成
である。前記刈取機3は、図4で示す如く株元移送チエ
ン22と、扱深調節チエン23と、穂先移送装置24等
よりなる構成である。該扱深調節チエン23は下部の回
動メタル23aを回動中心として、扱深モ−タ23bの
正逆回転により、上下回動移動する構成である。又、該
穂先移送装置24は上下両側に上・下穂先ケ−ス25
a,25bに内装した上・下穂先ラグ付チエン26a,
26bを張設した構成である。
【0013】前記穂先移送装置24の上側には、移送さ
れる穀稈の長稈、及び短稈を検出する長稈検出杆27
a、及び短稈検出杆27bの作動を検出するON−OF
Fスイッチ方式の検出スイッチ(図示せず)等よりなる
穀稈センサ27を設けた構成である。
【0014】前記穂先移送装置24の下側に所定間隔を
設けて、三角形状に供給移送チエン6を張設した構成で
ある。前記脱穀機9の平面視左側部の移送始端部には、
図1、及び図6で示す如く駆動スプロケット28aを軸
支すると共に、移送終端部には、従動スプロケット28
bを軸支して設け、これら駆動・従動スプロケット28
a,28bには、フィ−ドチエン10を掛け渡した構成
である。
【0015】前記フィ−ドチエン10の上側には、上下
移動自在に挾持杆11を設けた構成である。該フィ−ド
チエン10の左右両側のチエンプレ−ト10a,10a
の一方側には、図1、及び図3で示す如く穀稈を移送す
る山形状の突出部29を設けた構成であり、この突出部
29の高さ(H1)は、所定高さに形成した構成であ
る。又、後逑する内補助移送チエン7の左右両側のチエ
ンプレ−ト7a,7aの一方側には、図1、及び3で示
す如く穀稈を移送する山形状の突出部30を設けた構成
であり、この突出部30の高さ(H2)は、所定の高さ
に形成した構成である。後逑する外補助移送チエン8の
左右両側のチエンプレ−ト8a,8aの一方側には、図
1、及び図3で示す如く穀稈を移送する山形状の突出部
31を設けた構成であり、この突出部31の高さ(H
3)は所定高さに形成した構成である。
【0016】前記フィ−ドチエン7の突出部29の高さ
(H1)より、内・外補助移送チエン7、8の突出部3
0、31の高さ(H2),(H3)を所定高さ高く形成
した構成であり、穂先移送装置24と供給移送チエン6
とで移送される穀稈の引継ぎ移送を確実にする構成であ
る。{(H1)<(H2)=(H3)}引継ぎ部での移
送姿勢の向上、株揃えの向上、及び穀稈のこぼれを防止
する構成である。
【0017】支持メタル32と脱穀機9の前側機壁9a
の折曲部9bとの間には、図1、及び図2で示す如く断
面形状コ字状の接続プレ−ト33を設けた構成である。
前記接続プレ−ト33の外側面には、図1〜図3で示す
如く内・外補助移送チエン7、8よりなる補助移送装置
34の伝動機構35aを内装した伝動ケ−ス35を設
け、この伝動ケ−ス35に軸支した下軸36の一方側の
軸端部に設けたプ−リ36aと、保持メタル37の外側
に設けたプ−リ37aとには、ベルト38を掛け渡した
構成である。
【0018】前記伝動ケ−ス35に軸支した中軸39の
一方側の軸端部には、スプロケット39aを軸支して設
け、他方側の軸端部には、ギヤ−39bを軸支して設け
た構成である。このスプロケット39aと、下軸36の
他方側の軸端部に設けたスプロケット36bとには、チ
エン38aを掛け渡した構成である。
【0019】前記伝動ケ−ス35に軸支した上軸40の
一方側の軸端部には、ギヤ−40aを軸支して設けると
共に、他方側の軸端部には、スプロケット40bを軸支
した構成である。このギヤ−40aと中軸39のギヤ−
39bとは噛合する構成である。
【0020】前記内補助移送チエン7は、上軸40のス
プロケット40bと、支持軸41で軸支した二段スプロ
ケット42の内側スプロケット42aと、該上軸40の
上側に設けた支持軸43aで軸支したスプロケット43
bとに、略三角形状に掛け渡した構成であり、この内補
助移送チエン7の上側部は略水平状態に形成した構成で
ある。
【0021】前記外補助移送チエン8は二段スプロケッ
ト42の外側スプロケット42bと、支持軸43cで軸
支したスプロケット43dとに掛け渡した構成であり、
この外補助移送チエン8の上側部はチエン摺し等によ
り、大外径の円形状に形成した構成であり、この外補助
移送チエン8の外側には、箱形状の安全カバ−44を設
けた構成である。
【0022】前記フィ−ドチエン10の移送始端部の前
後位置、及び上下位置は支持軸43aと略同じ位置と
し、又、左右方向位置は外補助移送チエン8と略同じ位
置とした構成である。前記刈取機2の穂先移送装置24
と供給移送チエン6とで移送される刈取り穀稈は、補助
移送装置34の内・外補助移送チエン7、8へ供給さ
れ、これら内・外補助移送チエン7、8及び後逑する内
・外ガイド板12、13により、確実に株元側と、この
株元側より、若干穂先側との両方を引継ぎ挾持して移送
され、更にフィ−ドチェン10と挾持杆11とへ引継ぎ
して挾持移送され、この移送中に脱穀機9で脱穀する構
成である。
【0023】前記フィ−ドチエン10の左右両側のチエ
ンプレ−ト10aの突出部29の高さ(H1)と、内・
外補助移送チエン7、8の左右両側のチエンプレ−ト7
a,8aの突出部30、31との関係は、前記以外に次
の如く形成した構成とするもよい。
【0024】前記フィ−ドチエン10の突出部29の高
さ(H1)と、外補助移送チエン8の突出部31の高さ
(H3)とは、略同じ高さとし、これら高さ(H1),
(H3)より、内補助移送チエン7の突出部30の高さ
(H2)を所定高さ高く形成した構成である。{(H
1)=(H3)〈(H2)}。
【0025】これにより、引継ぎ部での穀稈の移送姿
勢、及び株揃えが向上する。又、穀稈のこぼれが防止で
きる。前記フィ−ドチエン10の突出部29の高さ(H
1)と、内補助移送チエン7の突出部30の高さ(H
2)とは、略同じ高さとし、これら高さ(H1),(H
2)より、外補助移送チエン8の突出部31の高さ(H
3)を所定高さ高く形成した構成である。{(H1)=
(H2)〈(H3)}。
【0026】これにより、引継ぎ部での穀稈の移送姿
勢、及び株揃えが向上する。又、穀稈のこぼれが防止で
きる。前記フィ−ドチェン10の突出部29の高さ(H
1)より、外補助移送チエン8の突出部31の高さ(H
3)を所定高さ高く形成し、更にこの高さ(H3)よ
り、内補助移送チエン7の突出部30の高さ(H2)を
所定高さ高く形成した構成である。{(H1)〈(H
3)〈(H2)}。
【0027】これにより、引継ぎ部での穀稈の移送姿
勢、及び株揃えが向上する。又、穀稈のこぼれが防止で
きる。前記フィ−ドチエン10の突出部29の高さ(H
1)より、内補助移送チエン7の突出部30の高さ(H
2)を所定高さ高く形成し、更にこの高さ(H2)よ
り、外補助移送チエン8の突出部31の高さ(H3)を
所定高さ高く形成した構成である。{(H1)〈(H
2)〈(H3)}。
【0028】これにより、引継ぎ部での穀稈の移送姿
勢、及び株揃えが向上する。又、穀稈のこぼれを防止で
きる。前記供給移送チエン6の左側には、図5、及び図
6で示す如く刈取機3の支持杆48の上方部に設けた支
持板45に支持軸45aを固着した構成である。
【0029】前記内ガイド板12は、図5、及び図6で
示す如く挿入孔46aを中央部に設けた回動ボス46の
一方側端部に略L字形状の取付板47を固着して設け、
この取付板47の縦板の上端部には、該回動ボス46の
挿入孔46aに重合する挿入孔47aを設けた構成であ
る。該取付板47の下板の下側面には、板バネ材よりな
る該内ガイド板12を装着した構成である。該回動ボス
46の該挿入孔46、及び該取付板47の挿入孔47a
を支持板45の支持軸45aへ挿入し、該内ガイド板1
2は該支持軸45aを回動中心として、上り傾斜は同じ
傾斜状態に上下に回動自在に設けた構成である。
【0030】前記内ガイド板12は板バネ材よりなる構
成であり。全長(L2)は供給移送チエン6の作用範囲
(L1)より、若干長くした構成である。又、傾斜角
は、該供給チェン6の上り傾斜と略同じ上り傾斜に装着
すると共に、左右方向位置は内補助移送チエン7と略同
じ位置に位置させて設けた構成である。
【0031】これにより、前記内ガイド板12は板バネ
材よりなり、供給移送チエン6の上り傾斜と略同じにし
たことにより、この供給移送チエン6に対する挾持が強
く、面で穀稈を押すことにより、穀稈移送の抵抗になり
にくく、又、上下回動させたことにより移送する穀稈量
に関係なく確実に移送することができる。
【0032】前記外ガイド13は、図5、及び図6で示
す如く刈取機3の支持杆48の上方部の上側面には、断
面形状コ字形状の受板49を固着して設け、この受板4
9の上側面に該外ガイド板13を装着した構成である。
前記外ガイド板13は、図5、及び図6で示す如く板バ
ネ材よりなる構成であり、この外ガイド板13は外補助
移送チエン8からフィ−ドチェン10の移送始端部間に
わたり、これら外補助移送チエン8、及びフィ−ドチェ
ン10の上側に、該外補助チエン8より、所定幅狭幅に
して設けた構成である。
【0033】これにより、前記外ガイド板13は外補助
移送チエン8、及びフィ−ドチエン10に対して、略直
角状に作用することにより、確実に穀稈を挾持して移送
できる。前記穂先移送装置24の上下両側の上・下穂先
ケ−ス25a,25bに内装した上穂先ラグ付チエン2
6aの穂先ラグ24aは、起立、及び倒伏状態に回動自
在に装着した構成である。上側の上穂先ケ−ス25aの
非作用側の取付板50には、図7、及び図8で示す如く
ゴム材、又は樹脂材よりなるスクレ−パ51を所定角度
(α)位置に設けると共に、このスクレ−パ51の内側
端部には、該穂先ラグ24aに接触して符付する泥、及
び藁屑等を除去する切欠部51aを設けると共に、該ス
クレ−パ51の外側端部には、L字形状の装着板52を
設け、この装着板52の先端部には、穂先ラグ24aを
非作用状態の倒し状態にするラグ当具52aを設けた構
成である。
【0034】これにより、前記上・下穂先ケ−ス25
a,25b内へ泥、及び藁屑等の持込みが防止できる。
又、穂先ラグ24aに泥、及び藁屑等の付着がないこと
により、作用側でのすべりが良好となり、穀稈の移送が
確実になる。前記スクレ−パ51の先端部は、図10、
及び図11で示す如く円形状に、ボルト、及びナット等
の締付により、形成した構成として、ラグ当具52aを
廃止した構成である。
【0035】これにより、前記ラグ当具52aを廃止で
きて、コスト低減ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 補助移送装置部の拡大側面図
【図2】 補助移送装置部の一部断面した拡大平面図
【図3】 補助移送装置部の拡大側面図
【図4】 刈取機の拡大側面図
【図5】 内・外ガイド板部の拡大側面図
【図6】 内・外ガイド板部の拡大正面図
【図7】 スクレ−パ部の平面図
【図8】 スクレ−パ部の拡大側面斜視図
【図9】 コンバインの全体側面図
【図10】 他の実施例を示す図で、スクレ−パ部の平
面図
【図11】 他の実施例を示す図で、スクレ−パ部の拡
大側面斜視図
【符号の説明】
2 走行車台 3 刈取機 6 供給チエン 7 内補助移送チエン 8 外補助移送チエン 9 脱穀機 10 フィ−ドチエン 11 挾持杆 12 内ガイド板 13 外ガイド板 24 穂先移送装置 29 突出部 30 突出部 31 突出部 H1 高さ H2 高さ H3 高さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井原 靖 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 奥本 康治 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 岡田 利彦 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 Fターム(参考) 2B084 AA01 BB04 BB14 BD19 BD26 BF12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車台2の前側の刈取機3で刈取る刈
    取り穀稈を移送する穂先移送装置24及び供給移送チエ
    ン6と、該穂先移送装置24と該供給移送チエン6とか
    ら該穀稈を引継ぎ移送する脱穀機9前側の内補助移送チ
    エン7及び外補助移送チエン8と、該内・外補助移送チ
    エン7、8からフィ−ドチエン10と挾持杆11とで該
    穀稈を引継ぎして移送中に脱穀する該脱穀機9を該走行
    車台2の上側に載置して設けたコンバインにおいて、該
    フィ−ドチエン10の該穀稈を移送する山形状の突出部
    29の高さ(H1)より、該内・外補助移送チエン7、
    8の該穀稈を移送する山形状の突出部30、31の高さ
    (H2),(H3)を所定高さ高く形成して設けたこと
    を特徴とするコンバインの穀稈移送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の構成において、前方下部から
    上方後部へ上り傾斜する該供給移送チエン6の略作用範
    囲内で略同じ傾斜状態に該穀稈を案内する内ガイド板1
    2を設けたことを特徴とするコンバインの穀稈移送装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1及び請求項2の構成において、
    該外補助移送チエン8と該フィ−ドチエン10の移送始
    端部との間にわたって該穀稈を案内する外ガイド板13
    を設けたことを特徴とするコンバインの穀稈移送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2、及び請求項3の構
    成において、該内ガイド板12を上下回動自在に設けた
    ことを特徴とするコンバインの穀稈移送装置。
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