JP2001197496A - 画像符号化装置、画像符号化・復号化装置、画像符号化・復号化方法、およびコンピュータが実行可能なプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

画像符号化装置、画像符号化・復号化装置、画像符号化・復号化方法、およびコンピュータが実行可能なプログラムを記録した記録媒体

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JP2001197496A
JP2001197496A JP2000004003A JP2000004003A JP2001197496A JP 2001197496 A JP2001197496 A JP 2001197496A JP 2000004003 A JP2000004003 A JP 2000004003A JP 2000004003 A JP2000004003 A JP 2000004003A JP 2001197496 A JP2001197496 A JP 2001197496A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラインの先頭および終点からの可変長符号の
読み出しを可能として、符号のまま回転処理を行うこと
が可能な画像符号化装置を提供すること。 【解決手段】 本発明にかかる画像符号化装置は、N×
Nのブロックの画像を可変長符号化するエントロピー符
号装置4と、可変長符号化された可変長符号に当該可変
長符号の符号長を示す回転用符号情報を付加する回転用
符号情報付加装置5と、回転用符号情報が付加された可
変長符号をメモリ8に記憶する際に、画像のライン単位
に先頭アドレスを算出するアドレス生成装置6と、回転
用符号情報が付加された可変長符号およびアドレス生成
装置6で算出された先頭アドレスを記憶するメモリ8を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像符号化装置、画像
符号化・復号化装置、画像符号化・復号化方法、および
コンピュータが実行可能なプログラムを記録した記録媒
体に関し、詳細には、例えば、デジタル複写機、スキャ
ナー、画像ファイリング等の画像記録装置に最適な画像
符号化装置、画像符号化・復号化装置、画像符号化・復
号化方法、およびコンピュータが実行可能なプログラム
を記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像データ圧縮技術は、画像
データを保持するためのメモリ量を低減したり、画像デ
ータの送信時間を短縮したりする目的で画像処理分野で
一般に使用されている。画像データの圧縮方式は画像デ
ータの処理形態により種々のものがあり、画像データを
印字処理する場合においては、限られた容量のメモリ上
で画像データを回転して印字するなどの処理を高速に行
うという必要性から固定長圧縮が良く使用されている。
代表的な固定長圧縮の方式としてGBTC(Generalize
d Block Truncation Coding)などが知られている。
【0003】また、他の圧縮方式として画像データを水
平周波数方向と垂直周波数方向に複数のブロックに分割
すると共に低域周波数のブロックほど細かくするWAV
ELET変換が知られており、このWAVELET変換
は最近、自然階調の画像を効果的に圧縮する方法として
注目されている。かかるWAVELET変換は写真のよ
うな連続した階調を持った画像の圧縮に適していること
が知られている。
【0004】また、符号化された画像をデコード時に回
転させる技術として、例えば、特開平9−74474号
公報の画像符号化・復号化装置が知られている。かかる
画像符号化・復号化装置によれば、デジタルの画像信号
を符号化する符号化器、および該符号化された画像信号
を復号化する復号器を有し、得られた画像の回転画像を
生成する画像符号化・復号化装置において、前記画像信
号にかかわる画像をN×Nのブロックに分割する手段
と、前記ブロック毎に独立に該ブロック内の画素を符号
化する手段と、前記ブロック内の所定画素の符号長の和
を演算する手段と、前記符号化された画素及び前記符号
長の和を記憶する手段と、前記復号器において、前記符
号長の和をもとに、前記回転画像を構成するための前記
N×Nブロックの先頭アドレスを生成する手段と、前記
復号化されたN×Nブロック内の画素を復号化する手段
と、前記復号化されたN×Nブロック内の画素を回転す
る手段とを備えたものである。
【0005】また、特開平9−74475号公報の画像
符号化・復号化装置によれば、デジタルの画像信号を符
号化する符号化器、および該符号化された画像信号を復
号化する復号器を有し、得られた画像の回転画像を生成
する画像符号化・復号化装置において、前記画像信号に
かかわる画像をN×Nのブロックに分割する手段と、前
記N×Nブロックを構成する画素の色を判定する判定手
段と、前記判定結果を符号化する第1の符号化手段と、
前記判定結果をもとに前記ブロック毎に独立に該ブロッ
ク内の画素を符号化する第2の符号化手段と、前記第1
の符号化手段及び第2の符号化手段にて符号化されたデ
ータを記憶する手段と、前記復号器において、前記符号
化された判定結果を復号化する手段と、前記回転画像を
構成するための、前記N×Nブロックの画素のアドレス
を生成する手段と、前記N×Nブロック内の画素を復号
化する手段と、前記復号化された判定結果及び前記アド
レスに基づいて、前記回転されたNラインバッファに記
憶する手段とを備えたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
GBTCは、4/8圧縮においては1ブロック4×4ド
ット、1ドットに3BITの8種類の色を割り振り、ま
た、3/8圧縮においては1ドットに2BITの4種類
の色を、また、2/8圧縮においては1BITの2種類
の色を割り振っている。このため、特に画素の階調差が
激しい1ブロック内ではノッチと呼ばれるゴミのような
ものが文字の輪郭などに発生し、画質が劣化するという
問題がある。
【0007】また、エントロピー符号などで圧縮した場
合(ハフマン符号など)は、符号のデコード時にエンコ
ードした方向からしかデコードすることができないた
め、符号のまま90°,180°,270°の回転処理
を行うことができないという問題がある。すなわち、1
80°,270°回転時、ライン(BLOCK)の後ろ
からアクセスしなければならないことになる。
【0008】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
り、ラインの先頭および終点からの可変長符号の読み出
しを可能として、符号のまま回転処理を行うことが可能
な画像符号化装置、画像符号化・復号化装置、画像符号
化・復号化方法、およびコンピュータが実行可能なプロ
グラムを記録した記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1にかかる画像符号化装置は、画像をN×N
のブロックに分割する分割手段と、前記N×Nのブロッ
クの画像を可変長符号化する符号化手段と、前記符号化
手段で可変長符号化された可変長符号を記憶手段に記憶
する際に、前記画像のライン単位に先頭アドレスを算出
する先頭アドレス算出手段と、前記可変長符号および前
記先頭アドレスを記憶する前記記憶手段と、を備えたも
のである。
【0010】上記発明によれば、分割手段は画像をN×
Nのブロックに分割し、符号化手段はN×Nのブロック
の画像を可変長符号化し、先頭アドレス算出手段は符号
化手段で可変長符号化された可変長符号を記憶手段に記
憶する際に、画像のライン単位に先頭アドレスを算出
し、記憶手段は可変長符号および先頭アドレスを記憶す
る。
【0011】請求項2にかかる画像符号化装置は、画像
をN×Nのブロックに分割する分割手段と、前記N×N
のブロックの画像を可変長符号化する符号化手段と、前
記符号化手段で可変長符号化された可変長符号に当該可
変長符号の符号長を示す回転用符号情報を付加する回転
用符号情報付加手段と、前記回転用符号情報が付加され
た可変長符号を記憶手段に記憶する際に、前記画像のラ
イン単位に先頭アドレスを算出する先頭アドレス算出手
段と、前記回転用符号情報が付加された可変長符号およ
び前記先頭アドレスを記憶する前記記憶手段と、を備え
たものである。
【0012】上記発明によれば、分割手段は画像をN×
Nのブロックに分割し、符号化手段は記N×Nのブロッ
クの画像を可変長符号化し、回転用符号情報付加手段は
符号化手段で可変長符号化された可変長符号に当該可変
長符号の符号長を示す回転用符号情報を付加し、先頭ア
ドレス算出手段は回転用符号情報が付加された可変長符
号を記憶手段に記憶する際に、画像のライン単位に先頭
アドレスを算出し、記憶手段は回転用符号情報が付加さ
れた可変長符号および先頭アドレスを記憶する。
【0013】請求項3にかかる画像符号化・復号化装置
は、画像をN×Nのブロックに分割する分割手段と、前
記N×Nのブロックの画像を可変長符号化する符号化手
段と、前記符号化手段で可変長符号化された可変長符号
を記憶手段に記憶する際に、前記画像のライン単位に先
頭アドレスを算出する先頭アドレス算出手段と、前記可
変長符号および前記先頭アドレスを記憶する前記記憶手
段と、指定される回転角度に応じて、前記先頭アドレス
に基づいて前記記憶手段の読み出しアドレスを算出する
読み出しアドレス算出手段と、前記算出された読み出し
アドレスに基づき、前記記憶手段から前記可変長符号を
プラス方向またはマイナス方向に読み出す読出手段と、
前記読み出された可変長符号を復号化する復号化手段
と、を備えたものである。
【0014】上記発明によれば、分割手段は画像をN×
Nのブロックに分割し、符号化手段はN×Nのブロック
の画像を可変長符号化し、先頭アドレス算出手段は符号
化手段で可変長符号化された可変長符号を記憶手段に記
憶する際に、画像のライン単位に先頭アドレスを算出
し、記憶手段は可変長符号および先頭アドレスを記憶
し、読み出しアドレス読出手段は指定される回転角度に
応じて、先頭アドレスに基づいて記憶手段の読み出しア
ドレスを算出し、読み出し手段は算出された読み出しア
ドレスに基づき、記憶手段から可変長符号をプラス方向
またはマイナス方向に読み出し、復号化手段は読み出さ
れた可変長符号を復号化する。
【0015】請求項4にかかる画像符号化・復号化装置
は、画像をN×Nのブロックに分割する分割手段と、前
記N×Nのブロックの画像を可変長符号化する符号化手
段と、前記符号化手段で可変長符号化された可変長符号
に当該可変長符号の符号長を示す回転用符号情報を付加
する回転用符号情報付加手段と、前記回転用符号情報が
付加された可変長符号を記憶手段に記憶する際に、前記
画像のライン単位に先頭アドレスを算出する先頭アドレ
ス算出手段と、前記回転用符号情報が付加された可変長
符号および前記先頭アドレスを記憶する前記記憶手段
と、指定される回転角度に応じて、前記先頭アドレスお
よび前記回転用符号情報に基づいて前記記憶手段の読み
出しアドレスを算出する読み出しアドレス算出手段と、
前記算出された読み出しアドレスに基づき、前記記憶手
段から前記可変長符号をプラス方向またはマイナス方向
に読み出す読出手段と、前記読み出された可変長符号を
復号化する復号化手段と、を備えたものである。
【0016】上記発明によれば、分割手段は画像をN×
Nのブロックに分割し、符号化手段はN×Nのブロック
の画像を可変長符号化し、回転用符号情報付加手段は符
号化手段で可変長符号化された可変長符号に当該可変長
符号の符号長を示す回転用符号情報を付加し、先頭アド
レス算出手段は回転用符号情報が付加された可変長符号
を記憶手段に記憶する際に、画像のライン単位に先頭ア
ドレスを算出し、記憶手段は回転用符号情報が付加され
た可変長符号および前記先頭アドレスを記憶し、読み出
しアドレス算出手段は指定される回転角度に応じて、前
記先頭アドレスおよび前記回転用符号情報に基づいて前
記記憶手段の読み出しアドレスを算出し、読み出し手段
は算出された読み出しアドレスに基づき、記憶手段から
可変長符号をプラス方向またはマイナス方向に読み出
し、復号化手段は読み出された可変長符号を復号化す
る。
【0017】請求項5にかかる画像符号化・復号化方法
によれば、画像をN×Nのブロックに分割する工程と、
前記N×Nのブロックの画像を可変長符号化する工程
と、前記可変長符号化された可変長符号を記憶手段に記
憶する際に、前記画像のライン単位に先頭アドレスを算
出する工程と、前記可変長符号および前記先頭アドレス
を前記記憶手段に記憶する工程と、指定される回転角度
に応じて、前記先頭アドレスに基づいて前記記憶手段の
読み出しアドレスを算出する工程と、前記算出された読
み出しアドレスに基づき、前記記憶手段から前記可変長
符号をプラス方向またはマイナス方向に読み出す工程
と、前記読み出された可変長符号を復号化する工程と、
を含むものである。
【0018】上記発明によれば、画像をN×Nのブロッ
クに分割し、N×Nのブロックの画像を可変長符号化
し、可変長符号化された可変長符号を記憶手段に記憶す
る際に、画像のライン単位に先頭アドレスを算出し、可
変長符号および先頭アドレスを記憶手段に記憶し、指定
される回転角度に応じて、先頭アドレスに基づいて記憶
手段の読み出しアドレスを算出し、算出された読み出し
アドレスに基づき、記憶手段から可変長符号をプラス方
向またはマイナス方向に読み出し、読み出された可変長
符号を復号化する。
【0019】請求項6にかかる画像符号化・復号化方法
は、画像をN×Nのブロックに分割する工程と、前記N
×Nのブロックの画像を可変長符号化する工程と、前記
可変長符号化された可変長符号に当該可変長符号の符号
長を示す回転用符号情報を付加する工程と、前記回転用
符号情報が付加された可変長符号を記憶手段に記憶する
際に、前記画像のライン単位に先頭アドレスを算出する
工程と、前記回転用符号情報が付加された可変長符号お
よび前記先頭アドレスを記憶する工程と、指定される回
転角度に応じて、前記先頭アドレスおよび前記回転用符
号情報に基づいて前記記憶手段の読み出しアドレスを算
出する工程と、前記算出された読み出しアドレスに基づ
き、前記記憶手段から前記可変長符号をプラス方向また
はマイナス方向に読み出す工程と、前記読み出された可
変長符号を復号化する工程と、を含むものである。
【0020】上記発明によれば、画像をN×Nのブロッ
クに分割し、N×Nのブロックの画像を可変長符号化
し、可変長符号化された可変長符号に当該可変長符号の
符号長を示す回転用符号情報を付加し、回転用符号情報
が付加された可変長符号を記憶手段に記憶する際に、画
像のライン単位に先頭アドレスを算出し、回転用符号情
報が付加された可変長符号および先頭アドレスを記憶
し、指定される回転角度に応じて、先頭アドレスおよび
回転用符号情報に基づいて記憶手段の読み出しアドレス
を算出し、算出された読み出しアドレスに基づき、記憶
手段から可変長符号をプラス方向またはマイナス方向に
読み出し、読み出された可変長符号を復号化する。
【0021】請求項7にかかるコンピュータが読み取り
可能な記録媒体は、請求項5または請求項6に記載の発
明の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを記録したものである。上記発明によれば、コンピュ
ータにより、記録媒体に記録されたプログラムを実行し
て、請求項5または請求項6に記載の発明の各工程を実
現する。
【0022】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、本発明にか
かる画像符号化装置、画像符号化・復号化装置、および
画像符号化・復号化方法の好適な実施の形態を詳細に説
明する。
【0023】図1は、本発明にかかる画像符号化装置の
構成を示すブロック図である。図1に示す画像符号化装
置は、ラインバッファ1、N×Nバッファ2、WAVE
LET処理装置3,エントロピー符号装置4、回転用符
号情報付加装置5、アドレス生成装置6、ラインアドレ
ス記録装置7、およびメモリ8を備えている。
【0024】上記ラインバッファ1は、N×N(例え
ば、4×4)ブロックの画像をライン分格納する。N×
Nバッファ2は、N×N(例えば、4×4)ブロックの
画像を格納する。画像としては、CMYK系、RGB
系、およびYUV系のいずれでも良い。
【0025】WAVELET処理装置3は、WAVEL
ET変換するためのものであり、図2(a)に示すよう
に2×2の画素a,b,c,dのブロックを、図2
(b)に示すように、1ブロックが以下のように1つの
低周波数成分LLと3つの高周波成分LH、HL、HH
に分解し、この演算を繰り返すことにより、4×4の画
素のブロックについて、図2(c)に示すような階層を
生成する。
【0026】 LL=((a+b)/2+(c+b)/2)/2 HL=(a+b)/2−(c−d)/2 LH=((a−b)+(c−d))/2 HH=(a−b)−(c−d)
【0027】エントロピー符号装置4は、WAVELE
T処理装置3で、WAVELET変換されたWAVEL
ETデータをエントロピー符号化する。エントロピー符
号化としては、例えば、ハフマン符号化などを用いるこ
とができる。
【0028】回転用符号情報付加装置5は、エントロピ
ー符号装置4で符号化した可変長符号の符号長を算出
し、符号長を表す固定長のFLAG(図3に示す例で
は、LENGTH)を回転用符号情報として付加する。
図3は符号フォーマットの一例を示す図である。同図に
おいて、DCは図2(c)のLLLLなど最も低周波の
生データであり、AC HUFFMAN CODEは、
その他の周波数バンドをハフマン符号などのエントロピ
ー符号により符号化したものである。また、LENGT
Hは可変長符号の符号長を表す固定長のFLAG(回転
用符号情報)である。
【0029】メモリ8は、回転用符号情報が付加された
可変長符号およびラインアドレス記録装置7に記録され
た各ライン0〜nの先頭アドレスLINEADDRES
Sが記憶される。図4はメモリ8の構成例を示す図であ
る。同図に示す如く、メモリ8には、回転用符号情報が
付加された可変長符号が画像のライン単位(ブロック単
位)に格納される。
【0030】アドレス生成装置6は、メモリ8に回転用
符号情報が付加された可変長符号をライン単位(ブロッ
ク単位)で記憶する際の各ライン0〜Nの先頭アドレス
LINEADDRESSを生成する。ラインアドレス記
録装置7は、図5に示すように、各ライン0〜nの先頭
アドレスLINEADDRESSを記録する。これによ
りデコード時に、可変長符号のメモリ8内のアドレスを
知ることができる。このライン先頭アドレスLINEA
DDRESSはエンコード終了後、可変長符号と同様に
メモリ8に格納される。
【0031】図1の画像符号化装置のエンコード時の処
理を図6のフローチャートを参照して説明する。図6は
図1の画像符号化装置のエンコード時の処理を説明する
ためのフローチャートを示す。
【0032】図6において、まず、アドレス生成装置6
は、ラインアドレス記録装置7のラインの先頭アドレス
LINEAD(0)=0ライン先頭アドレスとして、0
アドレス(一番先頭のライン)をセットする(ステップ
S1)。ついで、アドレス生成装置6は、アドレスレジ
スタの値ADDRESSに0ライン先頭アドレス(一番
先頭のライン)をセットする(ステップS2)。
【0033】アドレス生成装置6は、垂直カウンタVC
NTおよび水平カウンタHCNTをクリアする(ステッ
プS3,S4)。そして、ラインバッファ1からN×N
バッファ2にN×Nブロックの画像をリードする(ステ
ップS5)。WAVELET処理装置3は、N×Nバッ
ファ2のN×Nブロックの画像に対してWAVELET
処理を行う(ステップS6)。つづいて、エントロピー
符号装置4は、WAVELET処理されたWAVELE
Tデータをエントロピー符号化する(ステップS7)。
【0034】回転用符号情報付加装置5は、エントロピ
ー符号装置4で可変長符号化された可変長符号に回転用
符号情報(符号長を表す固定長のFLAG)を付加し
(図4参照)、アドレス生成装置6で生成されたメモリ
8のアドレスADDRESSにライトする(ステップS
8)。続いて、アドレス生成装置6は、アドレスレジス
タの値ADDRESS=ADDRESS+符号長(回転
用符号情報)として、アドレスレジスタの値ADDRE
SSを更新する。アドレス生成装置6は、水平カウンタ
HCNT=HCNT+1として、水平カウンタHCNT
をカウントUPする(ステップS10)。そして、アド
レス生成装置6は、水平カウンタHCNTが水平方向の
BLOCK数を超えていないか否かを判定する(ステッ
プS11)。水平カウンタHCNTが水平方向のBLO
CK数を超えていない場合には、ステップS5に戻り、
水平カウンタHCNTが水平方向のBLOCK数を超え
るまで同じ処理を繰り返す。他方、水平カウンタHCN
Tが水平方向のBLOCK数を超えた場合、すなわち、
1つのラインの処理が終了した場合には、アドレス生成
装置6は、垂直カウンタVCNT=VCNT+1とし
て、垂直カウンタVCNTをカウントUPする(ステッ
プS12)。これにより次のラインの処理が行われるこ
とになる。
【0035】アドレス生成装置6は、LINEAD(V
CNT)=ADDRESSとして、垂直カウンタVCN
Tが示すラインの先頭アドレスLINEAD(VCN
T)をアドレス生成装置6のアドレスレジスタの示す値
ADDRESSで更新する(ステップS13)。そし
て、アドレス生成装置6は垂直カウンタVCNTが垂直
方向のBLOCK数を超えていないか否かを判定する
(ステップS14)。垂直カウンタVCNTが垂直方向
のBLOCK数を超えていない場合には、ステップS4
に戻り、垂直カウンタVCNTが垂直方向のBLOCK
数を超えるまで同じ処理を繰り返す。他方、垂直カウン
タVCNTが垂直方向のBLOCK数を超えた場合に
は、アドレス記録装置7に記録した各ライン0〜nの先
頭アドレスLINEADDRESSをメモリ8へ転送し
てメモリ8に記憶する(ステップS15)。
【0036】上記画像符号化装置によれば、WAVEL
ET処理装置3は、N×Nバッファ2に格納されたN×
Nのブロックの画像をWAVELET変換し、エントロ
ピー符号装置4は、変換されたWAVELETデータを
可変長符号化し、回転用符号情報付加装置5は可変長符
号化された可変長符号に当該可変長符号の符号長を示す
回転用符号情報を付加し、アドレス生成装置6は回転用
符号情報が付加された可変長符号をメモリ8に記憶する
際に、画像のライン単位に先頭アドレスを算出し、メモ
リ8に回転用符号情報が付加された可変長符号および先
頭アドレスを記憶することとしたので、デコード時に、
90°,180°,および270°の回転処理を行う場
合に、ラインの先頭および終点からブロック単位での可
変長符号の読み出しが可能となり、符号のまま90°,
180°,および270°の回転処理を行うことが可能
となる。
【0037】図7は、本発明にかかる画像復号化装置の
構成を示すブロック図である。同図に示す画像復号化装
置は、メモリ11、ラインアドレス記録装置12、アド
レス生成装置13、符号切り出し装置14、エントロピ
ー復号装置15、IWAVELET処理装置16、N×
Nバッファ17、およびラインバッファ18を備える。
【0038】メモリ11は、上述の回転用符号情報が付
加された可変長符号と各ライン0〜nの先頭アドレスL
INEADDRESSが格納される。メモリ11に格納
される回転用符号情報が付加された可変長符号と各ライ
ン0〜nの先頭アドレスLINEADDRESSは、図
1の画像符号化装置のメモリ8に格納された回転用符号
情報が付加された可変長符号と各ライン0〜nの先頭ア
ドレスLINEADDRESSが不図示の転送手段で転
送されて格納される。
【0039】ラインアドレス記録装置12は、メモリ1
1からライン先頭アドレスLINEADDRESSを読
み込み、90°、180°、および270°の回転時な
どに、アドレス生成装置13に各ライン0〜nの先頭ア
ドレスLINEADDRESSを転送する。アドレス生
成装置13は、図8〜図10のように各回転(0°、9
0°、180°、270°)する場合に、メモリ11に
アクセスするためのアドレス(読み出しアドレス)を生
成する。符号切り出し装置14は、アドレス生成装置1
3で生成されるアドレスに従ってメモリ11から可変長
符号を切り出す。
【0040】エントロピー復号装置15は、符号切り出
し装置14で切り出された可変長符号をエントロピー復
号化する。IWAVELET処理装置16は、エントロ
ピー復号装置15で復号化されたWAVELETデータ
を復号化して画像を生成する。N×Nバッファ17は、
N×Nブロックの画像を格納する。画像データとして
は、CMYK系、RGB系、およびYUV系のいずれで
も良い。上記ラインバッファ1は、N×Nブロックの画
像をライン分格納する。
【0041】以下、図7の画像復号化装置が、デコード
時に、可変長符号を0゜回転、90゜回転、180゜回
転、および270゜回転する場合の処理を説明する。ま
ず、画像復号化装置が、デコード時に画像を回転させな
い場合(0゜回転)の処理を図11を参照して説明す
る。図11は、画像復号化装置が、デコード時に可変長
符号を回転させない場合(0゜回転)の処理を説明する
ためのフローチャートを示す。
【0042】図11において、まず、メモリ11から各
ラインの先頭アドレスLINEAD(0〜垂直ブロック
数+1)をリードしてアドレス記録装置12へ転送する
(ステップS21)。アドレス生成装置13は、垂直カ
ウンタVCNTをクリアし(ステップS22)、また、
水平カウンタHCNTをクリアする(ステップS2
3)。
【0043】つづいて、アドレス生成装置13は、アド
レスレジスタの値ADDRESS=LINEAD(VC
NT)として、垂直カウンタVCNTの示すラインの先
頭アドレスLINEAD(VCNT)をアドレスレジス
タへセットする(ステップS24)。そして、符号切り
出し装置14は、メモリ11から可変長符号を、図12
に示す如く、指定されるアドレスADDRESSからプ
ラス方向に固定長ビット(例えば、64ビット)切り取
る(ステップS25)。
【0044】エントロピー復号装置15は、符号切り出
し装置14で切り取った可変長符号をエントロピー復号
化する(ステップS26)。この場合、エントロピー復
号装置15は、符号化方向と同じ方向からリードしてい
るので、切り取った符号を順次復号化する。IWAVE
LET処理装置16は、エントロピー復号装置16で復
号化したWAVELETデータに対してWAVELET
処理を行う(ステップS27)。IWAVELET処理
装置16でIWAVELET処理されたN×N(4×
4)のブロックの画像をN×Nバッファ17に格納した
後、ラインバッファ18へ転送する(ステップS2
8)。
【0045】アドレス生成装置13は、水平カウンタH
CNT=HCNT+1として、水平カウンタHCNTを
カウントUPし(ステップS29)、アドレスレジスタ
の値ADDRESS=ADDRESS+符号長(回転用
符号情報)として、アドレスレジスタの値ADDRES
Sを更新する(ステップS30)。アドレス生成装置1
3は、水平カウンタHCNTが水平方向のBLOCK数
を超えているか否か判定するステップS31)。水平カ
ウンタHCNTが水平方向のBLOCK数を超えていな
い場合には、ステップS25に戻り、水平カウンタHC
NTが水平方向のBLOCK数を超えるまで同じ処理を
繰り返す。他方、ステップS31で、水平カウンタHC
NTが水平方向のBLOCK数を超えている場合には、
1ラインの読み出しが終了したので、垂直カウンタVC
NT=VCNT+1として、垂直カウンタVCNTをカ
ウントUPする(ステップS32)。これにより、次の
ラインの読み出しが行われる。
【0046】そして、アドレス生成装置13は、垂直カ
ウンタVCNTが垂直方向のBLOCK数を超えている
か否かを判定する(ステップS33)。垂直カウンタV
CNTが垂直方向のBLOCK数を超えていない場合
は、ステップS23に戻り、垂直カウンタVCNTが垂
直方向のBLOCK数を超えるまで同じ処理を繰り返
す。他方、ステップS33で、垂直カウンタVCNTが
垂直方向のBLOCK数を超えている場合には、処理を
終了する。
【0047】図13はデコード時に画像を回転させない
場合(0゜回転)における、メモリ11からの読み出し
順と、ラインバッファ18への書き込み順を示してい
る。同図の黒四角は読み出し方向および書き込み方向を
示している。同図に示すように、デコード時に画像を回
転させない場合(0゜回転)は、読み出し方向と書き込
み方向が同じとなる。
【0048】図7の画像復号化装置が、デコード時に画
像を90゜回転させる場合の処理を図14を参照して説
明する。図14は画像復号化装置がデコード時に画像を
90゜回転する場合の処理を説明するためのフローチャ
ートを示す。
【0049】図14において、まず、メモリ11から各
ライン0〜Nの先頭アドレスLINEADDRESS
(0〜垂直ブロック数+1)をリードしてラインアドレ
ス記録装置12へ転送する(ステップS41)。アドレ
ス生成装置13は水平カウンタHCNTをクリアし(ス
テップS42)、また、垂直カウンタVCNTをクリア
する(ステップS43)。アドレス生成装置13は、ア
ドレスレジスタの値ADDRESS=LINEAD(V
CNT)として、垂直カウンタVCNTの示すラインの
先頭アドレスLINEAD(VCNT)をアドレスレジ
スタへセットする(ステップS44)。
【0050】符号切り出し装置14は、メモリ11から
可変長符号を、図12に示す如く、指定されるADDR
ESSからプラス方向に固定長ビット(64ビット)切
り取る(ステップS45)。エントロピー復号装置15
は、符号切り出し装置14で切り取った可変長符号をエ
ントロピー復号化する(ステップS46)。この場合、
符号化方向と同じ方向でリードしているので順次復号化
する。IWAVELET処理装置16は、エントロピー
復号装置15で復号化したWAVELETデータをIW
AVELET処理を行う(ステップS47)。IWAV
ELET処理装置16でIWAVELET処理されたN
×N(4×4)のブロックの画像データをN×Nバッフ
ァ17に格納した後、ラインバッファ18へ転送する
(ステップS48)。
【0051】アドレス生成装置13は、LINEAD
(VCNT)=LINEAD(VCNT)+符号長(回
転用符号情報)として、垂直カウンタVCNTの示すラ
インの先頭アドレスの値を更新する(ステップS4
9)。ついで、アドレス生成装置13は、垂直カウンタ
VCNT=VCNT+1として、垂直カウンタVCNT
をカウントUPする(ステップS50)。
【0052】そして、アドレス生成装置13は垂直カウ
ンタVCNTが垂直方向のBLOCK数を超えているか
否かを判定する(ステップS51)。アドレス生成装置
13は、垂直カウンタVCNTが垂直方向のBLOCK
数を超えていない場合にはステップS45に移行して、
垂直カウンタVCNTが垂直方向のBLOCK数を超え
るまで同じ処理を繰り返す。他方、アドレス生成装置1
3は垂直カウンタVCNTが垂直方向のBLOCK数を
超えている場合には、水平カウンタHCNT=HCNT
=水平カウンタHCNT+1として、水平カウンタHC
NTをカウントUPする(ステップS52)。
【0053】アドレス生成装置13は、水平カウンタH
CNTが水平方向のBLOCK数を超えているか否かを
判定する(ステップS53)。水平カウンタHCNTが
水平方向のBLOCK数を超えていない場合にはステッ
プS43に移行して、水平カウンタHCNTが水平方向
のBLOCK数を超えるまで同じ処理を繰り返す一方、
水平カウンタHCNTが水平方向のBLOCK数を超え
ている場合には、当該フローを終了する。これにより、
90゜回転した画像が得られる。
【0054】図15はデコード時に画像を90゜回転さ
せる場合における、メモリ11からの読み出し順と、ラ
インバッファ18への書き込み順を示している。同図の
黒四角は読み出し方向および書き込み方向を示してい
る。同図に示すように、デコード時に画像を90゜回転
させる場合は、読み出し方向と書き込み方向が異なる。
図8はデコード時に画像を90゜回転させる場合の具体
例を示す。ここでは、画像全体を〜○16のブロックに
分割している。同図(a)は回転前のブロックの配置を
示し、同図(b)は90゜回転後の配置を示す。回転画
像を作るためのブロックの読み出しおよび書き込み順序
は、上述の図15のようになる。
【0055】図7の画像復号化装置が、デコード時に1
80゜回転する場合の処理を図16を参照して説明す
る。図16は、図7の画像復号化装置が、デコード時に
画像を180゜回転する場合の処理を説明するためのフ
ローチャートを示す。
【0056】図16において、まず、メモリ11から各
ライン0〜nの先頭アドレスLINEAD(0〜垂直ブ
ロック数+1)をリードしてアドレス記録装置12へ転
送する(ステップS61)。アドレス生成装置13は、
垂直カウンタVCNTに垂直BLOCK数+1の値をセ
ットする(ステップS62)。続いて、アドレス生成装
置13は、水平カウンタHCNTをクリアする(ステッ
プS63)。
【0057】そして、アドレス生成装置13は、アドレ
スレジスタの値ADDRESS=LINEAD(VCN
T)として、垂直カウンタVCNTの示すラインの先頭
アドレスをアドレス生成装置13のアドレスレジスタへ
セットする(ステップS64)。符号切り出し装置14
は、メモリ11から符号を、図12に示す如く、指定さ
れるADDRESSからマイナス方向に固定長ビット
(64ビット)切り取る(ステップS65)。そして、
図17に示すように、切り取られた固定長の符号の後ろ
に付加された符号長をリードし、実際の符号(HUFF
MAN CODE)を切り取る(ステップS66)。エ
ントロピー復号装置15は、符号切り出し装置14で切
り取った可変長符号に対してエントロピー復号化を行う
(ステップS67)。この場合、符号化方向と同じ方向
のであるので順次復号化する。
【0058】IWAVELET処理装置16は、エント
ロピー復号装置16で復号化したWAVELETデータ
に対して、IWAVELET処理を行う(ステップS6
8)。IWVELET処理されたN×N(4×4)のブ
ロックの画像を、N×Nバッファ17に格納した後、ラ
インバッファ18へ転送する(ステップS69)。アド
レス生成装置13は、水平カウンタHCNT=HCNT
+1として、水平カウンタHCNTをカウントUPする
(ステップS70)。そして、アドレス生成装置13は
アドレスレジスタの値ADDRESS=ADDRESS
−符号長として、アドレスレジスタの値ADDRESS
を更新する(ステップS71)。そして、アドレス生成
装置13は水平カウンタHCNTが水平方向のBLOC
K数を超えているか否かを判定する(ステップS7
2)。
【0059】水平カウンタHCNTが水平方向のBLO
CK数を超えていない場合にはステップS65に戻り、
水平カウンタHCNTが水平方向のBLOCK数を超え
るまで同じ処理を繰り返す。他方、水平カウンタHCN
Tが水平方向のBLOCK数を超えている場合には、ア
ドレス生成装置13は、垂直カウンタVCNT=VCN
T−1として、垂直カウンタVCNTをカウントDOW
Nする(ステップS73)。そして、アドレス生成装置
13は垂直カウンタVCNTが0を超えているか否かを
判断する(ステップS74)。垂直カウンタVCNTが
0を超えていない場合にはステップS73に戻り、垂直
カウンタVCNTが0を超えるまで同じ処理を繰り返
す。他方、垂直カウンタVCNTが0を超えている場合
には当該フローを終了する。これにより、180゜回転
した画像が得られる。
【0060】図18はデコード時に画像を180゜回転
させる場合における、メモリ11からの読み出し順と、
ラインバッファ18への書き込み順を示している。同図
の黒四角は読み出し方向および書き込み方向を示してい
る。同図に示すように、デコード時に画像を180゜回
転させる場合は、読み出し方向と書き込み方向が異な
る。図9は、画像を180゜回転させる場合の具体例を
示す。ここでは、画像全体を〜○16のブロックに分割
している。同図(a)は回転前のブロックの配置を示
し、同図(b)は180゜回転後の配置を示す。回転画
像を作るためのブロックの読み出しおよび書き込み順序
は、上述の図18のようになる。
【0061】図7の画像復号化装置が、デコード時に2
70゜回転する場合の処理を図19を参照して説明す
る。図19は図7の画像復号化装置がデコード時に27
0゜回転する場合の処理を説明するためのフローチャー
トを示す。
【0062】図19において、メモリ11から各ライン
の先頭アドレスLINEADDRESS(0〜垂直ブロ
ック数+1)をリードしてラインアドレス記録装置12
へ転送する(ステップS81)。アドレス生成装置13
は、水平カウンタHCNTをクリアする(ステップS8
2)。そして、垂直カウンタVCNTに「1」の値をセ
ットする(ステップS83)。アドレス生成装置13
は、アドレスレジスタの値ADDRESS=LINEA
D(VCNT)として、垂直カウンタVCNTの示すラ
インの先頭アドレスをアドレス生成装置13のアドレス
レジスタへセットする(ステップS84)。符号切り出
し装置14は、メモリ11から符号を、図12に示す如
く、指定されるADDRESSからマイナス方向に固定
長ビット(64ビット)切り取る(ステップS85)。
そして、図17に示すように、切り取られた固定長の符
号の後ろに付加された符号長をリードし、実際の符号
(HUFFMAN CODE)を切り取る(ステップS
86)。エントロピー復号装置15は、符号切り出し装
置14で切り取った可変長符号に対して、エントロピー
復号化を行う(ステップS87)。この場合、符号化方
向と同じ方向であるので順次復号化する。
【0063】IWAVELET処理装置16は、エント
ロピー復号装置15で復号化したWAVELETデータ
に対してIWAVELET処理を行う(ステップS8
8)。IWAVELET処理装置16でIWAVELE
T処理されたN×N(4×4)のブロックの画像をN×
Nバッファ17に格納した後、ラインバッファ18へ転
送する(ステップS89)。
【0064】アドレス生成装置13は、先頭ラインアド
レスLINEAD(VCNT)=LINEAD(VCN
T)−符号長(回転用符号情報)として、垂直カウンタ
VCNTの示すラインの先頭アドレス値を更新する(ス
テップS90)。そして、アドレス生成装置13は、垂
直カウンタVCNT=VCNT+1として、垂直カウン
タVCNTをカウントUPする(ステップS91)。つ
づいて、アドレス生成装置13は、垂直カウンタVCN
Tが垂直方向のBLOCK数を超えているか否かを判定
する(ステップS92)。垂直カウンタVCNTが垂直
方向のBLOCK数を超えていない場合にはステップS
84に戻り、垂直カウンタVCNTが垂直方向のBLO
CK数を超えるまで同じ処理を繰り返す。
【0065】他方、垂直カウンタVCNTが垂直方向の
BLOCK数を超えている場合には、アドレス生成装置
13は、水平カウンタHCNT=HCNT+1として、
水平カウンタHCNTをカウントUPする(ステップS
93)。そして、アドレス生成装置13は水平カウンタ
HCNTが水平方向のBLOCK数を超えているか否か
を判定する(ステップS94)。水平カウンタHCNT
が水平方向のBLOCK数を超えていない場合にはステ
ップS83に戻り、水平カウンタHCNTが水平方向の
BLOCK数を超えるまで同じ処理を繰り返す。他方、
水平カウンタHCNTが水平方向のBLOCK数を超え
ている場合には当該フローを終了する。これにより、2
70゜回転した画像が得られる。
【0066】図20はデコード時に画像を270゜回転
させる場合における、メモリ11からの読み出し順と、
ラインバッファ18への書き込み順を示している。同図
の黒四角は読み出し方向および書き込み方向を示してい
る。同図に示すように、デコード時に画像を270゜回
転させる場合は、読み出し方向と書き込み方向が異な
る。図10は、画像を270゜回転させる場合の具体例
を示す。ここでは、画像全体を〜○16のブロックに分
割している。同図(a)は回転前のブロックの配置を示
し、同図(b)は270゜回転後の配置を示す。回転画
像を生成するためのブロックの読み出しおよび書き込み
順序は、上述の図20のようになる。
【0067】上記画像復号化装置によれば、アドレス生
成装置14は、指定される回転角度に応じて、メモリ1
1に記憶された先頭アドレスおよび回転用符号情報に基
づいてメモリ11の読み出しアドレスを算出し、符号切
り出し装置14は、読み出しアドレスに基づき、メモリ
11から可変長符号をプラス方向またはマイナス方向に
読み出し、エントロピー復号装置15は、可変長符号を
エントロピー復号化し、IWAVELET処理装置16
は、エントロピー復号化された情報をIWAVELET
変換することとしたので、90°,180°,および2
70°の回転処理を行う場合に、ラインの先頭および終
点からブロック単位での可変長符号の読み出しが可能と
なり、画像を符号のまま90°,180°,および27
0°の回転処理を行うことが可能となる。
【0068】上述の画像符号化・復号化方法(図6、図
11、図14、図16,および図19参照)は、予め用
意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワーク
ステーション等のコンピュータで実行することにより実
現しても良い。このプログラムは、ハードディスク、フ
ロッピーディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコ
ンピュータで読取可能な記録媒体に記録され、コンピュ
ータによって記録媒体から読み出されることによって実
行される。また、このプログラムは、上記記録媒体を介
して、また伝送媒体として、インターネット等のネット
ワークを介して配布することができる。
【0069】なお、上記した実施の形態では、画像符号
化装置(図1参照)と画像復号化装置(図7参照)を別
個に構成した例を示したが、図21に示すように、メモ
リ10を共通にして(メモリ8とメモリ11を共通にす
る)、一体に構成し画像符号化・復号化装置を構築する
ことにしても良い。図21において、図1および図7と
同等機能を有する部分は同一符号を付してある。
【0070】また、上記した実施の形態では、画像ブロ
ックのサイズとして4×4を使用したが、本発明はこれ
に限られるものではなく、他のサイズとしても良い。本
発明は、上記した実施の形態に限定されるものではな
く、発明の要旨を変更しない範囲で適宜変形可能であ
る。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1にかかる
画像符号化装置によれば、分割手段は画像をN×Nのブ
ロックに分割し、符号化手段はN×Nのブロックの画像
を可変長符号化し、先頭アドレス算出手段は符号化手段
で可変長符号化された可変長符号を記憶手段に記憶する
際に、画像のライン単位に先頭アドレスを算出し、記憶
手段は可変長符号および先頭アドレスを記憶することと
したので、デコード時に、回転処理(例えば、90°,
180°,および270°の回転)行う場合に、ライン
の先頭および終点からの可変長符号の読み出しが可能と
なり、符号のまま回転処理を行うことが可能な画像符号
化装置を提供することができるという効果を奏する。
【0072】請求項2にかかる画像符号化装置によれ
ば、分割手段は画像をN×Nのブロックに分割し、符号
化手段は記N×Nのブロックの画像を可変長符号化し、
回転用符号情報付加手段は符号化手段で可変長符号化さ
れた可変長符号に当該可変長符号の符号長を示す回転用
符号情報を付加し、先頭アドレス算出手段は回転用符号
情報が付加された可変長符号を記憶手段に記憶する際
に、画像のライン単位に先頭アドレスを算出し、記憶手
段は回転用符号情報が付加された可変長符号および先頭
アドレスを記憶することとしたので、デコード時に、回
転処理(例えば、90°,180°,および270°の
回転)行う場合に、ラインの先頭および終点からブロッ
ク単位での可変長符号の読み出しが可能となり、符号の
まま回転処理を行うことが可能な画像符号化装置を提供
することができるという効果を奏する。
【0073】請求項3にかかる画像符号化・復号化装置
によれば、分割手段は画像をN×Nのブロックに分割
し、符号化手段はN×Nのブロックの画像を可変長符号
化し、先頭アドレス算出手段は符号化手段で可変長符号
化された可変長符号を記憶手段に記憶する際に、画像の
ライン単位に先頭アドレスを算出し、記憶手段は可変長
符号および先頭アドレスを記憶し、読み出しアドレス読
出手段は指定される回転角度に応じて、先頭アドレスに
基づいて記憶手段の読み出しアドレスを算出し、読み出
し手段は算出された読み出しアドレスに基づき、記憶手
段から可変長符号をプラス方向またはマイナス方向に読
み出し、復号化手段は読み出された可変長符号を復号化
することとしたので、デコード時に回転処理(例えば、
90°,180°,および270°の回転)行う場合
に、ラインの先頭および終点からの可変長符号の読み出
しが可能となり、符号のまま回転処理を行うことが可能
な画像符号化・復号化装置を提供することができるとい
う効果を奏する。
【0074】請求項4にかかる画像符号化・復号化装置
によれば、分割手段は画像をN×Nのブロックに分割
し、符号化手段はN×Nのブロックの画像を可変長符号
化し、回転用符号情報付加手段は符号化手段で可変長符
号化された可変長符号に当該可変長符号の符号長を示す
回転用符号情報を付加し、先頭アドレス算出手段は回転
用符号情報が付加された可変長符号を記憶手段に記憶す
る際に、画像のライン単位に先頭アドレスを算出し、記
憶手段は回転用符号情報が付加された可変長符号および
前記先頭アドレスを記憶し、読み出しアドレス算出手段
は指定される回転角度に応じて、前記先頭アドレスおよ
び前記回転用符号情報に基づいて前記記憶手段の読み出
しアドレスを算出し、読み出し手段は算出された読み出
しアドレスに基づき、記憶手段から可変長符号をプラス
方向またはマイナス方向に読み出し、復号化手段は読み
出された可変長符号を復号化することとしたので、デコ
ード時に、回転処理(例えば、90°,180°,およ
び270°の回転)行う場合に、ラインの先頭および終
点からブロック単位での可変長符号の読み出しが可能と
なり、符号のまま回転処理を行うことが可能な画像符号
化・復号化装置を提供することができるという効果を奏
する。
【0075】請求項5にかかる画像符号化・復号化方法
によれば、画像をN×Nのブロックに分割し、N×Nの
ブロックの画像を可変長符号化し、可変長符号化された
可変長符号を記憶手段に記憶する際に、画像のライン単
位に先頭アドレスを算出し、可変長符号および先頭アド
レスを記憶手段に記憶し、指定される回転角度に応じ
て、先頭アドレスに基づいて記憶手段の読み出しアドレ
スを算出し、算出された読み出しアドレスに基づき、記
憶手段から可変長符号をプラス方向またはマイナス方向
に読み出し、読み出された可変長符号を復号化すること
としたので、デコード時に回転処理(例えば、90°,
180°,および270°の回転)行う場合に、ライン
の先頭および終点から可変長符号の読み出しが可能とな
り、符号のまま回転処理を行うことが可能な画像符号化
・復号化方法を提供することができるという効果を奏す
る。
【0076】請求項6にかかる画像符号化・復号化方法
によれば、画像をN×Nのブロックに分割し、N×Nの
ブロックの画像を可変長符号化し、可変長符号化された
可変長符号に当該可変長符号の符号長を示す回転用符号
情報を付加し、回転用符号情報が付加された可変長符号
を記憶手段に記憶する際に、画像のライン単位に先頭ア
ドレスを算出し、回転用符号情報が付加された可変長符
号および先頭アドレスを記憶し、指定される回転角度に
応じて、先頭アドレスおよび回転用符号情報に基づいて
記憶手段の読み出しアドレスを算出し、算出された読み
出しアドレスに基づき、記憶手段から可変長符号をプラ
ス方向またはマイナス方向に読み出し、読み出された可
変長符号を復号化することとしたので、デコード時に、
回転処理(例えば、90°,180°,および270°
の回転)行う場合に、ラインの先頭および終点からブロ
ック単位での可変長符号の読み出しが可能となり、符号
のまま回転処理を行うことが可能な画像符号化・復号化
方法を提供することができるという効果を奏する。
【0077】請求項7にかかるコンピュータが読み取り
可能な記録媒体によれば、請求項5または請求項6に記
載の発明の各ステップをコンピュータに実行させるため
のプログラムを記録したので、請求項5または請求項6
の画像符号化・復号化方法をコンピュータによって実行
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる画像符号化装置の構成を示すブ
ロック図である
【図2】WAVELET変換を説明するための説明図で
ある。
【図3】符号フォーマットの一例を示す図である。
【図4】図1のメモリの構成例を示す図である。
【図5】図1のラインアドレス記録装置が各ライン0〜
nの先頭アドレスLINEADDRESSを記録する際
のフォーマットの一例を示す図である。
【図6】図1の画像符号化装置のENCODE時の処理
を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明にかかる画像復号化装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図8】デコード時に画像を90゜回転させる場合の具
体例を説明するための説明図である。
【図9】デコード時に画像を180゜回転させる場合の
具体例を説明するための説明図である。
【図10】デコード時に画像を270゜回転させる場合
の具体例を説明するための説明図である。
【図11】図7の画像復号化装置が、デコード時に画像
を回転させない場合(0゜回転)の処理を説明するため
のフローチャートを示す。
【図12】メモリから可変長符号を読み出す際の読み出
し方向を説明するための説明図である。
【図13】図7の画像復号化装置がデコード時に画像を
回転させない場合(0゜回転)の処理を説明するための
フローチャートである。
【図14】図7の画像復号化装置が、デコード時に画像
を90゜回転させる場合の処理を説明するためのフロー
チャートを示す。
【図15】デコード時に画像を90゜回転させる場合に
おける、メモリからの読み出し順と、ラインバッファへ
の書き込み順を説明するための説明図である。
【図16】図7の画像復号化装置がデコード時に画像を
180゜回転させる場合の処理を説明するためのフロー
チャートである。
【図17】符号切り取り装置が符号(HUFFMAN
CODE)を切り取る工程を説明するための説明図であ
る。
【図18】デコード時に画像を180゜回転させる場合
における、メモリからの読み出し順と、ラインバッファ
への書き込み順を説明するための説明図である。
【図19】図7の画像復号化装置がデコード時に画像を
270゜回転させる場合の処理を説明するためのフロー
チャートである。
【図20】デコード時に画像を270゜回転させる場合
における、メモリからの読み出し順と、ラインバッファ
への書き込み順を説明するための説明図である。
【図21】本発明にかかる画像符号化・復号化装置の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ラインバッファ 2 N×Nバッファ 3 WAVELET処理装置 4 エントロピー符号装置 5 回転用符号情報付加装置 6 アドレス生成装置 7 ラインアドレス記録装置 8 メモリ 11 メモリ 12 ラインアドレス記録装置 13 アドレス生成装置 14 符号切り出し装置 15 エントロピー復号装置 16 IWAVELET処理装置 17 N×Nバッファ 18 ラインバッファ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像をN×Nのブロックに分割する分割
    手段と、 前記N×Nのブロックの画像を可変長符号化する符号化
    手段と、 前記符号化手段で可変長符号化された可変長符号を記憶
    手段に記憶する際に、前記画像のライン単位に先頭アド
    レスを算出する先頭アドレス算出手段と、 前記可変長符号および前記先頭アドレスを記憶する前記
    記憶手段と、 を備えたことを特徴とする画像符号化装置。
  2. 【請求項2】 画像をN×Nのブロックに分割する分割
    手段と、 前記N×Nのブロックの画像を可変長符号化する符号化
    手段と、 前記符号化手段で可変長符号化された可変長符号に当該
    可変長符号の符号長を示す回転用符号情報を付加する回
    転用符号情報付加手段と、 前記回転用符号情報が付加された可変長符号を記憶手段
    に記憶する際に、前記画像のライン単位に先頭アドレス
    を算出する先頭アドレス算出手段と、 前記回転用符号情報が付加された可変長符号および前記
    先頭アドレスを記憶する前記記憶手段と、 を備えたことを特徴とする画像符号化装置。
  3. 【請求項3】 画像をN×Nのブロックに分割する分割
    手段と、 前記N×Nのブロックの画像を可変長符号化する符号化
    手段と、 前記符号化手段で可変長符号化された可変長符号を記憶
    手段に記憶する際に、前記画像のライン単位に先頭アド
    レスを算出する先頭アドレス算出手段と、 前記可変長符号および前記先頭アドレスを記憶する前記
    記憶手段と、 指定される回転角度に応じて、前記先頭アドレスに基づ
    いて前記記憶手段の読み出しアドレスを算出する読み出
    しアドレス算出手段と、 前記算出された読み出しアドレスに基づき、前記記憶手
    段から前記可変長符号をプラス方向またはマイナス方向
    に読み出す読出手段と、 前記読み出された可変長符号を復号化する復号化手段
    と、 を備えたことを特徴とする画像符号化・復号化装置。
  4. 【請求項4】 画像をN×Nのブロックに分割する分割
    手段と、 前記N×Nのブロックの画像を可変長符号化する符号化
    手段と、 前記符号化手段で可変長符号化された可変長符号に当該
    可変長符号の符号長を示す回転用符号情報を付加する回
    転用符号情報付加手段と、 前記回転用符号情報が付加された可変長符号を記憶手段
    に記憶する際に、前記画像のライン単位に先頭アドレス
    を算出する先頭アドレス算出手段と、 前記回転用符号情報が付加された可変長符号および前記
    先頭アドレスを記憶する前記記憶手段と、 指定される回転角度に応じて、前記先頭アドレスおよび
    前記回転用符号情報に基づいて前記記憶手段の読み出し
    アドレスを算出する読み出しアドレス算出手段と、 前記算出された読み出しアドレスに基づき、前記記憶手
    段から前記可変長符号をプラス方向またはマイナス方向
    に読み出す読出手段と、 前記読み出された可変長符号を復号化する復号化手段
    と、 を備えたことを特徴とする画像符号化・復号化装置。
  5. 【請求項5】 画像をN×Nのブロックに分割する工程
    と、 前記N×Nのブロックの画像を可変長符号化する工程
    と、 前記可変長符号化された可変長符号を記憶手段に記憶す
    る際に、前記画像のライン単位に先頭アドレスを算出す
    る工程と、 前記可変長符号および前記先頭アドレスを前記記憶手段
    に記憶する工程と、 指定される回転角度に応じて、前記先頭アドレスに基づ
    いて前記記憶手段の読み出しアドレスを算出する工程
    と、 前記算出された読み出しアドレスに基づき、前記記憶手
    段から前記可変長符号をプラス方向またはマイナス方向
    に読み出す工程と、 前記読み出された可変長符号を復号化する工程と、 を含むことを特徴とする画像符号化・復号化方法。
  6. 【請求項6】 画像をN×Nのブロックに分割する工程
    と、 前記N×Nのブロックの画像を可変長符号化する工程
    と、 前記可変長符号化された可変長符号に当該可変長符号の
    符号長を示す回転用符号情報を付加する工程と、 前記回転用符号情報が付加された可変長符号を記憶手段
    に記憶する際に、前記画像のライン単位に先頭アドレス
    を算出する工程と、 前記回転用符号情報が付加された可変長符号および前記
    先頭アドレスを記憶する工程と、 指定される回転角度に応じて、前記先頭アドレスおよび
    前記回転用符号情報に基づいて前記記憶手段の読み出し
    アドレスを算出する工程と、 前記算出された読み出しアドレスに基づき、前記記憶手
    段から前記可変長符号をプラス方向またはマイナス方向
    に読み出す工程と、 前記読み出された可変長符号を復号化する工程と、 を含むことを特徴とする画像符号化・復号化方法。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6に記載の発明の
    各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムを
    記録したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能
    な記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007214802A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、コンピュータ読み取り可能な記録媒体
US8817346B2 (en) 2010-03-18 2014-08-26 Ricoh Company, Limited Image processing apparatus, image processing method, and image forming apparatus for reading code data rotated at 180 degrees
JP2016171422A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 株式会社東芝 画像処理装置、及び画像処理方法

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