JP2001196795A - テープフィーダーおよび表面実装機 - Google Patents

テープフィーダーおよび表面実装機

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JP2001196795A
JP2001196795A JP2000002986A JP2000002986A JP2001196795A JP 2001196795 A JP2001196795 A JP 2001196795A JP 2000002986 A JP2000002986 A JP 2000002986A JP 2000002986 A JP2000002986 A JP 2000002986A JP 2001196795 A JP2001196795 A JP 2001196795A
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reel
tape
plate
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tape feeder
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Minoru Toyoda
稔 豊田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープを巻き付けたリールをプレートに取付
け、上記リールから上記テープを導出しつつ、所定の部
品取出し部に送り出す構造において、リール交換の作業
性に優れ、しかもリールからテープを導出する際のフリ
クションを抑えて高精度に部品の供給位置決めを行う。 【解決手段】 回転軸23が後方側プレート3の切込部
21に装着され、この回転軸23を中心としてリール5
が回転する。このように回転軸23にリール5を引っ掛
けて保持する構成が採用されて、リール5からテープ6
を導出する際のフリクションを抑える。また、この回転
軸23は後方側プレート3の切込部21に対してプレー
トに沿った方向に着脱自在となっているため、リール交
換が必要となったときには、テープフィーダー1の配設
位置や配設状況などに左右されず、リール5を回転軸2
3ごと後方側プレート3から取外すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面実装機に搭載
される部品供給装置として、特にリールに巻き付けられ
たテープを担体として部品を所定位置に順次供給するよ
うに構成されたテープフィーダーおよびこのテープフィ
ーダーを搭載した表面実装機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、表面実装機に搭載されて、実
装用の部品を順次供給する部品供給装置としてテープフ
ィーダーが一般に知られている。このテープフィーダー
は、例えば、テープ本体とカバーテープとからなって一
定の供給ピッチで多数の部品を収納したテープをリール
に巻回した状態で保持し、このテープをリールから導出
しつつフィーダー前方の所定の部品取出し部に導き、こ
の部品取出し部において、カバーテープをテープ本体か
ら剥がして部品の取出しが可能な状態とし、部品装着用
のノズルにより部品の吸着を行わせるとともに、部品が
吸着された後は、送り機構により間歇的にテープを送り
出させるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、リールを保
持するために、従来では以下の2つの保持方法が採用さ
れていた。まず、第1の保持方法は、テープフィーダー
の本体ボディを構成するプレートの表面に、その先端に
リール外れ防止用ツバを設けてなる支持軸を突設し、そ
の支持軸にリールの軸孔を引っ掛ける方法である。この
方法によると、一般に表面実装機では複数のテープフィ
ーダーが並設されているため、これらのテープフィーダ
ーの一つについてリール交換が必要となった場合、当該
テープフィーダー全体を表面実装機から取外さなければ
ならない。というのも、支持軸は上記したようにプレー
トから突設されており、しかもその先端部は隣接するテ
ープフィーダーに近接するため、その並設状態のままリ
ールを支持軸の先端方向にずらしてリールを取外そうと
しても、隣接するテープフィーダーと干渉してしまうか
らである。したがって、リール交換の度に表面実装機か
らのテープフィーダーの取外作業が必要となり、作業性
の低下を招くという問題がある。
【0004】また、第2の保持方法は、例えば特開平1
0−326995号公報に記載されているように、上方
に開口した箱状の容器に収容保持する方法である。この
保持方法では、リールの交換は容器の開口を介して行う
ことができるため、第1の保持方法における問題は発生
しない。しかし、別の問題として、第2の保持方法では
容器内のリールを複数のローラで回転自在に支持してい
るため、リールの自重が重いと、テープを部品取出し部
に向けて導出する際、大きなフリクションが作用し、供
給位置決めの精度が不安定になってしまうという問題で
ある。
【0005】本発明は、上記の事情に鑑み、テープを巻
き付けたリールをプレートに取付け、上記リールから上
記テープを導出しつつ、所定の部品取出し部に送り出す
構造において、リール交換の作業性に優れ、しかもリー
ルからテープを導出する際のフリクションを抑えて高精
度に部品の供給位置決めを行うことができるテープフィ
ーダーおよび該テープフィーダーを備えた表面実装機を
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、長手方向に一定間隔おきに部品を収納、
保持したテープをリールに巻き付けた状態で、フィーダ
ー本体のリール保持用のプレートに上記リールを回転自
在に取付け、上記リールから上記テープを導出しつつ、
所定の部品取出し部に送り出すように構成されたテープ
フィーダーにおいて、上記プレートに切込部が設けら
れ、上記リールの中心部に取付けられた回転軸が上記切
込部に対してプレートに沿った方向に着脱自在となって
いるものである(請求項1)。
【0007】このテープフィーダーによると、回転軸が
プレートの切込部に装着され、この回転軸を中心として
リールが回転するよう構成されており、基本的には回転
軸にリールを引っ掛けて保持する構成が採用されてい
る。このため、リールからテープを導出する際のフリク
ションが抑えられ、優れた供給位置決め精度でリールか
らテープが送り出される。また、この回転軸はプレート
の切込部に対してプレートに沿った方向に着脱自在とな
っているため、リール交換が必要となったときには、テ
ープフィーダーの配設位置や配設状況などに左右され
ず、リールを回転軸ごとプレートから取外すことがで
き、リールの交換作業性を格段に向上させることができ
る。
【0008】ここで、回転軸の一端部のみをプレートの
切込部に装着することによってリールを片持ち状態でプ
レートに対して回転自在に取付けるよう構成してもよい
(請求項2)。この場合、回転軸の長さについては任意
であり、如何なる長さの回転軸を用いてもよいこととな
る。そのため、予めテープ幅に対応する長さの回転軸を
用意しておき、リールに巻き付けるテープの幅に応じた
長さを有する回転軸を用いることで種々のテープ幅に適
切に対応することができる。
【0009】また、テープ幅以外に、リールについて互
いに直径の異なるものを選択的に使用する場合がある
が、次のように構成することで種々のリール直径に適切
に対応することができる。すなわち、リール直径に対応
して互いに異なる位置に複数の切込部をプレートに設
け、これら複数の切込部のうち上記プレートに取り付け
るべきリールの直径に対応する切込部に当該リールに設
けられた回転軸を着脱自在に取付けられるように構成す
ればよい(請求項3)。
【0010】一方、本発明に係る表面実装機は、移動可
能なヘッドユニットにより部品供給部から部品を吸着し
て、所定の作業位置に位置決めされている基板上に装着
するように構成された表面実装機において、上記部品供
給部に上記請求項1乃至3のいずれかに記載のテープフ
ィーダーが複数台並設されている(請求項4)。
【0011】この表面実装機によれば、複数のテープフ
ィーダーが並設されているが、その並設状態のまま任意
のテープフィーダーのリールを簡単に交換することがで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を用いて説明する。
【0013】図1および図2は本発明に係る表面実装機
の一例を示している。同図に示すように、表面実装機
(以下、実装機と略す)の基台30上には、プリント基
板搬送用のコンベア32が配置され、プリント基板Pが
上記コンベア32上を搬送され、所定の装着作業用位置
で停止されるようになっている。
【0014】上記コンベア32の前後側方には、それぞ
れ部品供給部34が設けられている。各部品供給部34
には多数列のテープフィーダー1が配設され、各テープ
フィーダー1はそれぞれ、IC、トランジスタ、コンデ
ンサ等の小片状の部品を所定間隔(供給ピッチ)おきに
収納、保持したテープがリールから導出されるようにな
っているとともに、後記ヘッドユニット35により部品
がピックアップされるにつれてテープが間欠的に繰り出
されるようになっている。なお、このテープフィーダー
1の構成については後に詳述する。
【0015】また、上記基台30の上方には、部品装着
用のヘッドユニット35が装備され、このヘッドユニッ
ト35がX軸方向(コンベア32の方向)およびY軸方
向(水平面上でX軸と直交する方向)に移動するように
なっている。
【0016】すなわち、上記基台30上には、Y軸方向
に延びる一対の固定レール37と、Y軸サーボモータ3
9により回転駆動されるボールねじ軸38とが配設さ
れ、上記固定レール37上にヘッドユニット支持部材4
1が配置されて、この支持部材41に設けられたナット
部分(図示せず)が上記ボールねじ軸38に螺合してい
る。また、上記支持部材41には、X軸方向に延びるガ
イド部材43と、X軸サーボモータ45により駆動され
るボールねじ軸44とが配設され、上記ガイド部材43
にヘッドユニット35が移動可能に保持され、このヘッ
ドユニット35に設けられたナット部分(図示せず)が
上記ボールねじ軸44に螺合している。そして、Y軸サ
ーボモータ39の作動によりボールねじ軸38が回転し
て上記支持部材41がY軸方向に移動するとともに、X
軸サーボモータ45の作動によりボールねじ軸44が回
転して、ヘッドユニット35が支持部材41に対してX
軸方向に移動するようになっている。
【0017】上記ヘッドユニット35には、部品吸着用
の複数の吸着ヘッドが設けられており、当実施の形態で
は、図2に示すように8本の吸着ヘッド36がX軸方向
に一列に並べて設けられている。各吸着ヘッド36は昇
降及び回転が可能とされ、図外の昇降駆動手段及び回転
駆動手段により駆動されるようになっている。各吸着ヘ
ッド36の下端には部品吸着用のノズル36aが設けら
れており、部品吸着時には図外の負圧供給手段からノズ
ル36aの先端に負圧が供給されて、その負圧による吸
引力で部品が吸着されるようになっている。
【0018】図3は、上記実装機の部品供給部34に搭
載されるテープフィーダー1を示している。また、図4
は、図3のA−A線矢視断面図である。
【0019】これらの図に示すようにテープフィーダー
1は、前方側プレート2と後方側プレート3(リール保
持用のプレート)とからなるフィーダー本体を備えてい
る。これらのプレートのうち前方側プレート2は図外の
位置決めピン及び取付け金具4により、上記部品供給部
34に配設される基台Baに取付けられるようになって
いる。
【0020】一方、後方側プレート3には、リール5が
回転自在に軸支されており、このリール5に多数のチッ
プ部品を収納したテープ6が巻き付けられている。より
詳しくは、次のように構成されている。この後方側プレ
ート3は、その後方上辺部分が後下がりの斜辺となって
おり、この斜辺部分に、上後方向(図3中の矢印URの
方向)に平行に2つの切込部21,22がそれぞれ異な
る位置に設けられている。このように2つの切込部2
1,22を設けている理由は、互いに直径の異なる複数
種類のリール5を選択的に取付け可能とするためであ
り、一方の切込部21が大口径リールに対応して設けら
れ、他方の切込部22が小口径リールに対応して設けら
れている。なお、大口径リールを切込部21に装着する
場合も、小口径リール5を切込部22に装着する場合も
基本的に同一構成であるため、ここでは大口径リールを
切込部21に装着するための構成について図3及び図4
を参照しつつ詳述する。
【0021】このリール5には中心部に軸孔51が形成
されており、この軸孔51に回転軸23の先端部を挿入
した状態でリール5が取付けられている。また、回転軸
23の基端部には、2つのフランジ部24,25が後方
側プレート3の厚みと同じあるいは若干広い間隔を隔て
て固着されており、図4に示すように2つのフランジ部
24,25で後方側プレート3を挟み込みつつ、回転軸
23の基端部が切込部21に嵌め込まれている。このよ
うに、この実施形態では、リール5が片持ち状態で後方
側プレート3に回転自在に取付けられ、かつ、回転軸2
の基端部が切込部21に対してプレート3に沿った方向
に着脱可能となっている。なお、図中の符号26は回転
軸23の一端で回転軸23に設けられてリール5が回転
軸23から外れるのを防止するリール外れ防止用ツバで
ある。
【0022】このように片持ち状態でリール5を支持し
た場合、次のような効果が得られる。すなわち、この構
成では、回転軸23の長さを任意に設定することができ
る。そのため、予めテープ幅に対応する長さの回転軸2
3を用意しておき、リール5に巻き付けるテープ6の幅
に応じた長さを有する回転軸23を用いることで種々の
テープ幅に適切に対応することができる。
【0023】次に、前方側プレート2側の構成について
説明する。この前方側プレート2の前端部(図5では左
方端部)に部品取出し部10が設けられ、上記リール5
からテープ6が導出されつつ所定の通路に沿ってこの部
品取出し部10に導かれるとともにテープ送り機構によ
り順次繰り出されるようになっている。
【0024】上記リール5から導出されるテープ6は、
図6に示すように、テープ本体6aとカバーテープ6b
とで構成されている。上記テープ本体6aには、上部に
開口した部品収納部6c(凹部)が長手方向に一定間隔
おきに多数形成されて、各部品収納部6cに部品(図示
省略)が収納されており、さらに、テープ本体6aの側
部には多数の係合孔6dが一定間隔おきに形成されてい
る。上記カバーテープ6bは、その片面が接着面とさ
れ、テープ本体6aの各部品収納部6cを上方から閉鎖
するようにこの接着面を介してテープ本体6aの上面に
接着されている。そして、上記部品取出し部10におい
てカバーテープ6bがテープ本体6aから剥がされて部
品の取出しが可能な状態とされ、上記ノズル36aによ
り部品が吸着されて取り出されるとともに、この部品取
出し動作に伴ってテープ6がテープ送り機構12により
一定量ずつ送り出されるようになっている。
【0025】テープ送り機構12は、図5に示すよう
に、部品取出し部10の下方に配置されるスプロケット
(図示せず)と、このスプロケットに連結されるラチェ
ット13と、エアシリンダなどの駆動源によって上記ラ
チェットを駆動する駆動機構とを備え、上記スプロケッ
トが上記部品取出し部10に導かれたテープ6の上記係
合孔6dに係合するように配設されている。そして、部
品供給時には、上記エアシリンダの駆動によりラチェッ
トを一定方向にのみ間歇的に回転させ、これによりテー
プ6を一定量ずつ間歇的に送り出すようになっている。
【0026】上記部品取出し部10は、前方側プレート
2の前端上部において上方に開口するテープ案内溝(図
示せず)と、図5に示すようにこのテープ案内溝の上方
を覆うフード15とを備えており、リール5から導出さ
れて部品取出し部10に導かれたテープ6が、上記テー
プ案内溝に沿ってフード15の下側を移動するようにな
っている。
【0027】上記フード15には、その中央部分に部品
取出し用の開放部16が形成されているとともに、この
開放部16よりも後方側(後方側プレート3側)にスリ
ット17が形成されており、このスリット17でカバー
テープ6bが折り返されてテープ本体6aから剥がされ
るようになっている。そして、カバーテープ6bが剥が
されつつテープ本体6aの部品収納部6cが上記開放部
16の位置まで達することによって、部品収納部6cが
上方に開放されて、ノズル36aによる部品の取出しが
できるようになっている。
【0028】以上のように構成された実装機において実
装動作が開始されると、上記ヘッドユニット35が部品
供給部34上に移動させられ、各吸着ヘッド36のノズ
ル36aによりテープフィーダー1から部品の吸着が行
われる。そして、部品吸着後、ヘッドユニット35がプ
リント基板P上に移動させられて該プリント基板P上の
所定位置に部品が実装される。
【0029】この実装動作において、上記テープフィー
ダー1では、リール5からテープ6が導出され、このテ
ープ6がテープ送り機構12により部品取出し部10に
送り出され、フード15の下方に導かれる。そして、上
記フード15のスリット17の位置で、カバーテープ6
bがテープ本体6aから剥がされることによりテープ本
体6aの部品収納部6cが開放され、これによりフード
15の上記開放部16を通じて部品がノズル36aによ
り吸着されて取り出されることとなる。
【0030】また、リール5の交換が必要となった場合
には、実装機からテープフィーダー1を取り外すことな
く、複数のテープフィーダーを並列に設置した状態のま
ま、リール5と回転軸23とを一体的に後方側プレート
3から上後方向(図3の矢印方向)URに引き抜くこと
ができる。そして、新たなリール5をテープフィーダー
1に装着する場合にも、リール5の軸孔51を回転軸2
3に引っ掛け、回転軸23を上後方向URより後方側プ
レート3の切込部21に挿入することで新しいリール5
のセットが完了する。ここで、小口径リールに切り換え
る場合には、リール5を引っ掛けたまま回転軸23を小
口径用の切込部22に挿入すればよい。
【0031】以上のように、この実施形態では、回転軸
23が後方側プレート3の切込部21に装着され、この
回転軸23を中心としてリール5が回転するよう構成さ
れており、基本的には回転軸23にリール5を引っ掛け
て保持する構成が採用されている。このため、リール5
からテープ6を導出する際のフリクションを抑えること
ができ、優れた供給位置決め精度でリール5からテープ
6を送り出すことができる。また、この回転軸23は後
方側プレート3の切込部21に対して着脱自在となって
いるため、リール交換が必要となったときには、テープ
フィーダー1の配設位置や配設状況などに左右されず、
リール5を回転軸23ごと後方側プレート3から取外す
ことができ、リール5の交換作業性を格段に向上させる
ことができる。
【0032】また、実施形態では、互いに異なる複数種
類のリール直径に対応すべく2個所に切込部21,22
を設け、これらの切込部21,22のうちリール5のサ
イズに対応する切込部に当該リール5に設けられた回転
軸23を着脱するように構成しているので、複数種類の
リールサイズに対応することができ、テープフィーダー
1の汎用性を向上させることができる。もちろん、切込
部の種類は2つに限定されるものではなく、1種類であ
ってもよいし、あるいは当該種類を増やすことでより多
くの種類のリールにも対応することができる。
【0033】なお、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。例えば、上記実施形態では、リール5を片持ち状態
で後方側プレート3に装着しているが、後方側プレート
3を2枚用意し、リール5を挟み込むように対向配置す
るとともに、回転軸23の各端部をそれぞれ対応する後
方側プレート3の切込部に挿入して、いわゆる両持ち状
態でリール5を回転自在に支持するように構成してもよ
い。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、長手方
向に一定間隔おきに形成された凹部内に部品を収納した
テープを巻き付けたリールをプレートに対して回転自在
に取付け、上記リールから上記テープを導出しつつ、所
定の部品取出し部に送り出すように構成されたテープフ
ィーダーにおいて、上記プレートに切込部が設けられ、
上記リールの中心部に取付けられた回転軸を上記切込部
に対して着脱自在に構成しているので、リール交換の作
業性を向上することができ、しかもリールからテープを
導出する際のフリクションを抑えて高精度に部品の供給
位置決めを行うことができる。
【0035】また、上記構成に加え、回転軸の一端部の
みをプレートの切込部に装着することによってリールを
片持ち状態でプレートに対して回転自在に取付けるよう
にしておけば、リールに巻き付けるテープの幅に応じた
長さを有する回転軸を用いることで種々のテープ幅に適
切に対応することができる。
【0036】さらに、プレートにリール直径に対応して
互いに異なる位置に複数の切込部を設け、これら複数の
切込部のうち上記プレートに取り付けるべきリールの直
径に対応する切込部に当該リールに設けられた回転軸を
着脱自在に取付けるようにしておけば、種々のリール直
径に適切に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表面実装機を示す平面略図であ
る。
【図2】表面実装機を示す正面略図である。
【図3】テープフィーダーを示す図である。
【図4】図3のA−A線矢視断面図である。
【図5】部品取出し部近傍を示す拡大斜視図である。
【図6】テープの構成を説明する模式図である。
【符号の説明】
1 テープフィーダー 2 前方側プレート 3 後方側プレート 5 リール 6 テープ 6a テープ本体 6b カバーテープ 6c 部品収納部(凹部) 21,22 切込部 23 回転軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に一定間隔おきに部品を収納、
    保持したテープをリールに巻き付けた状態で、フィーダ
    ー本体のリール保持用のプレートに上記リールを回転自
    在に取付け、上記リールから上記テープを導出しつつ、
    所定の部品取出し部に送り出すように構成されたテープ
    フィーダーにおいて、上記プレートに切込部が設けら
    れ、上記リールの中心部に取付けられた回転軸が上記切
    込部に対してプレートに沿った方向に着脱自在となって
    いることを特徴とするテープフィーダー。
  2. 【請求項2】 上記回転軸の一端部のみが上記プレート
    の上記切込部に装着されて上記リールが片持ち状態で上
    記プレートに対して回転自在に取付けられていることを
    特徴とする請求項1記載のテープフィーダー。
  3. 【請求項3】 互いに異なる直径を有する複数のリール
    の中から一のリールが上記プレートに選択的に取付可能
    であって、上記プレートには、リール直径に対応して互
    いに異なる位置に複数の切込部が設けられ、これら複数
    の切込部のうち上記プレートに取り付けるべきリールの
    直径に対応する切込部に当該リールに設けられた回転軸
    が着脱自在に取付けられることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のテープフィーダー。
  4. 【請求項4】 移動可能なヘッドユニットにより部品供
    給部から部品を吸着して、所定の作業位置に位置決めさ
    れている基板上に装着するように構成された表面実装機
    において、上記部品供給部に上記請求項1乃至3のいず
    れかに記載のテープフィーダーが複数台並設されている
    ことを特徴とする表面実装機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010526447A (ja) * 2007-05-03 2010-07-29 ジーメンス エレクトロニクス アセンブリー システムズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 電気的および/または光学的な構成部品を基板に装着するための自動装着装置

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JP4814395B2 (ja) * 2007-05-03 2011-11-16 エーエスエム アセンブリー システムズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 電気的および/または光学的な構成部品を基板に装着するための自動装着装置

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