JP2001196360A - ワークのプラズマ処理方法 - Google Patents
ワークのプラズマ処理方法Info
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Abstract
ンジスタなどの半導体素子がプラズマ処理中に受ける電
気的ダメージを軽減できるワークのプラズマ処理方法を
提供することを目的とする。 【解決手段】 回路パターンの形成面を下面にして誘電
体42を介在させてワーク15を下部電極部3上に載置
し、下部電極部3が設けられた真空チャンバ1内にプラ
ズマを発生させることにより、機械研削処理が施された
表面のストレス層をエッチングして除去する。上部電極
部2と下部電極部3の間の電位差のかなりの部分は誘電
体42に負担されるので、回路パターンに含まれるMO
Sトランジスタなどの素子容量を有する半導体素子が受
ける電気的ダメージはそれだけ軽減される。
Description
のエッチングやクリーニングなどを行うためのワークの
プラズマ処理方法に関するものである。
ーニングのためにプラズマ処理を施すことが知られてい
る。図7(a)は従来のプラズマ処理装置の概略構成
図、図7(b)は従来のプラズマ処理装置の等価回路
図、図7(c)は従来のプラズマ処理装置の電位図であ
る。
内には上部電極部101と下部電極部102が間隔をお
いて配設されている。上部電極部101はアース部10
3に接地されており、また下部電極部102は高周波電
源104に接続されている。プラズマ処理対象物である
ウェハ105は下部電極部102上に載置されている。
ウェハの表面には回路パターンが形成されている。この
回路パターンはMOSトランジスタなどの半導体素子を
含んでいる。ウェハ105は、回路パターンの形成面を
下面にして下部電極部102上に載置されている。真空
チャンバ100内にプラズマ発生用ガスを供給し、上部
電極部101と下部電極部102の間に高周波電圧を印
加すると、真空チャンバ100内にプラズマが発生し、
イオンや電子等がウェハ105の上面に衝突してプラズ
マ処理が行われる。
ものである。真空チャンバ100内にプラズマを発生さ
せると、上部電極部101から下部電極部102へプラ
ズマ電流Iが流れる。プラズマ電流Iの値は、プラズマ
からウェハ105に入射する正電荷のイオンと負電荷の
電子との入射バランスによって決まる。Vaはこのとき
のウェハ105の電位、Cはウェハ105の回路パター
ンに含まれるMOSトランジスタのゲート酸化膜などの
素子容量、Vbは下部電極部102の電位である。
a−Vb)の大きな電圧がかかり、MOSトランジスタ
などの半導体素子には大きな電界が生じ、このため素子
容量を有するMOSトランジスタなどの半導体素子は電
気的なダメージを受け、最悪の場合は破壊される。
プラズマ処理手段では、ウェハなどのワークの内部に大
きな電界が生じ、MOSトランジスタなどの素子容量を
有する半導体素子が電気的に破壊されてしまいやすいと
いう問題点があった。殊に、ウェハの薄形化やウェハの
機械研削面(回路パターンの形成面と反対側の面)に生
じたストレス層(薄形化等のための機械研削によってク
ラックが発生した層)の除去のためには、ウェハの全面
を深くエッチングする必要があり、このためには電源電
圧を大きくする必要がある。ところが電源電圧を大きく
すると、プラズマ電流の値が大きくなり、その結果ウェ
ハにかかる電圧(Va−Vb)も大きくなり、電気的ダ
メージも大きくなってしまう。かといって、電源電圧を
小さくすると、エッチングレートが小さくなって深くエ
ッチングするのにきわめて多大な時間を要する。したが
って、従来のプラズマ処理装置は、このようにウェハの
全面を深くエッチングするような用途に使用するのは困
難若しくは事実上不可能であった。
の回路パターンに含まれる半導体素子が受ける電気的ダ
メージを軽減し、電気的破壊を防止できるワークのプラ
ズマ処理方法を提供することを目的とする。
下部電極部を備えた真空チャンバの下部電極部上にワー
クをその回路パターンの形成面を下面にして載置し、上
部電極部と下部電極部の間に高周波電圧を印加すること
によりプラズマを発生させて前記ワークの表面をプラズ
マ処理するプラズマ処理方法であって、前記下部電極部
と前記ワークの間に誘電体を介在させることを特徴とす
るワークのプラズマ処理方法である。
形成され、他方の面に機械研削処理が施されたワークの
プラズマ処理方法であって、ワークをその回路パターン
の形成面を下面にして誘電体を介在させて真空チャンバ
に設けられた下部電極部上に載置し、上部電極部と下部
電極部の間に高周波電圧を印加してプラズマを発生させ
ることにより、前記機械研削処理が施された上面のスト
レス層をエッチングして除去することを特徴とするワー
クのプラズマ処理方法である。
する電位差のかなりの部分は誘電体により負担されるの
で、ワークが負担する電位差はそれだけ小さくなり、ワ
ークの回路パターンに含まれる半導体素子が受ける電気
的ダメージを軽減し、電気的破壊を防止できる。且つま
た、上部電極部と下部電極部の間隔を小さくするなどし
てエッチングレートを大きくしても半導体素子が受ける
電気的ダメージは小さいので、ワーク全面の深いエッチ
ングが必要なウェハの薄形化処理やウェハの機械研削面
に生じたストレス層の除去処理などのためのプラズマ処
理を作業性よく行うことができる。
を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態にお
けるプラズマ処理装置の全体構成を示す断面図、図2は
本発明の一実施の形態におけるプラズマ処理装置の部分
拡大断面図、図3は本発明の一実施の形態におけるプラ
ズマ処理装置の第2の電極部の吸引孔を示す平面図、図
4は本発明の一実施の形態におけるプラズマ処理装置の
第2の電極部の冷媒路を示す底面図、図5(a)は本発
明の一実施の形態におけるプラズマ処理装置の概略構成
図、図5(b)は本発明の一実施の形態におけるプラズ
マ処理装置の等価回路図、図5(c)は本発明の一実施
の形態におけるプラズマ処理装置のワークの電位図、図
6は本発明の一実施の形態におけるウェハの拡大側面図
である。
上部電極部2と下部電極部3が間隔Tをおいて上下に配
設されている。上部電極部2はアース部4に接地されて
いる。下部電極部3は高周波電源5に接続されている。
上部電極部2と下部電極部3の間に高周波電圧を印加す
ると、この間にプラズマが発生する。上部電極部2と下
部電極部3の平面形状は円形である。
体から成るベース部6と、ベース部6の下部に装着され
た板状の絶縁体7から成っている。絶縁体7はガス吹出
部となるものであり、ガス吹出孔となる貫通孔8がその
全面に多数開孔されている。絶縁体7は、石英などの絶
縁物から成っている。
としての狭い空隙部9が確保されている。図2におい
て、空隙部9の天井面(ベース部6の下面側の表面)は
絶縁部13で覆われている。絶縁部13は、セラミック
スを溶射したり、あるいは絶縁板を装着するなどして構
成される。この絶縁部13は、ベース部6の下面と、こ
の下面が対向する下部電極部3の上面の間に、貫通孔8
を通じて高電流のアーク放電Dが発生してプラズマ生成
が不調になるのを防止する。
方へ突出する取付部10が突設されており、取付部10
は受部11を介して真空チャンバ1の上壁に上下動自在
に装着されている。取付部10には空隙部9に通じる孔
路12が形成されており、孔路12にはガス供給部30
が接続されている。
化炭素)とO2(酸素)の混合ガスなどのプラズマ発生
用ガスを真空チャンバ1に供給する。ガス供給部30内
のプラズマ発生用ガスは、孔路12を通して空隙部9へ
送られ、複数(多数)の貫通孔8から下部電極部3へ向
って均等に吹出される。したがって、このような電極部
がガス吹出し部を兼務する構造にしたことにより、プラ
ズマ処理に必要なプラズマ発生用ガスを、電極部2、3
の間に効率よく吹出すことができる。
部には外縁体14が装着されている。外縁体14は、セ
ラミックスなどの耐熱性が大きく、またプラズマ中のイ
オン等によりエッチングされにくい耐フッ素系の絶縁物
から成っている。外縁体14はリング状であって、その
先端部は先鋭な鋭角のエッジを有するテーパ部であり、
その外面は中央部側へテーパ状に後退する後退面14a
になっている。このように上部電極部2の外縁部の外面
に後退面14aを形成することにより、上部電極部2と
真空チャンバ1の内壁面との距離Lを実質的に大きく
し、その間に異常な放電が発生しないようにしている。
部3は、アルミニウムなどの導電体から成るベース部2
0と、ベース部20の上面に装着された比熱の小さい物
質(例えば鋼材などの単体の金属ブロック)から成る載
置部21と、載置部21の外縁部に装着されたリング状
の外縁体22から成っている。載置部21には、プラズ
マ処理対象物であるウェハやプリント基板などのワーク
15が載置される。ベース部20から下方へ突出する取
付部23は、真空チャンバ1の下壁に受部24を介して
装着されている。
る。図6において、ワーク15の一方の面(図6におい
て下面)には回路パターンが形成されている。回路パタ
ーンにはMOSトランジスタなどの半導体素子が含まれ
ており、半導体素子はゲート酸化膜などによる素子容量
Cを有している。ワーク(ウェハ)15の他方の面(図
6において上面)は、機械研削処理が施されており、そ
の結果、この面にはクラック40が生じている。この裏
面のクラック40が生じている部分をストレス層41と
いう。機械研削は、ウェハの薄形化等のために施され
る。ストレス層41の厚さは、一般に4〜5μm程度で
ある。このストレス層41をエッチングにより除去す
る。なお、クラックはウェハが破損する原因となるか
ら、ストレス層は除去することが望ましい。
面)には誘電体として絶縁シート42が剥離自在に貼着
されている。絶縁シート42は例えばポリオレフィンシ
ートである。ワーク15は表面(回路パターンの形成
面)を下面にして、絶縁シート42を介在させて下部電
極部3上に載置される。勿論、誘電体は下部電極部3上
に設けてもよい。
板体であって、その厚さ方向の中央部には細い孔路25
が格子状に形成されており(図3)、孔路25の交差部
には孔路25に連通する吸着孔26が多数マトリクス状
に開孔されている。孔路25や吸着孔26は孔部27を
通して真空ポンプ31に連通している。したがって真空
ポンプ31が駆動することにより、ワーク15は載置部
21上に真空吸着して固定される。このように孔路25
や吸着孔26を載置部21の全面に均等に形成すること
により、ワーク15を吸着孔26にしっかり真空吸着で
きる。
吸着力が真空チャンバ1の真空圧よりも相対的に小さい
と、ワーク15を吸着孔26にしっかり吸着できず、ワ
ーク15はがたついてしまう。したがって吸着孔26の
真空圧が真空チャンバ1の真空圧よりも小さくなるよう
に(すなわち吸着孔26の吸着力を真空チャンバ1の吸
引力よりも大きくし、これにより真空チャンバ1の真空
圧のためにワーク15が浮き上るなどしてがたつかない
ように)、制御部34で各真空ポンプ31、33(いず
れも後述)を制御する。なお従来のプラズマ処理装置で
は、ワークは一般に、高価な静電気手段により電極部に
吸着して保持していたものであり、そのため製造コスト
がきわめて高かったものである。
成されている。図4に示すように、冷媒路28は載置部
21の全面に極力均等に分布するように形成されてお
り、取付部23に形成された孔部29を通して冷却装置
32に接続されている。冷却装置32から送られた冷水
などの冷媒は冷媒路28を流れ、ベース部20や載置部
21を冷却する。このように冷媒路28を載置部21の
全面に極力均等に分布するように形成することにより、
載置部21全体や載置部21の上面に吸着孔26に吸着
されて密着したワーク15全体を均一に冷却できる。ま
た、載置部21は、金属などの比熱の小さい物質にて単
体のブロックとして形成されているので、冷媒により効
果的に冷却することができる。
同材質、同形状のものであって、その外面に中央部側へ
テーパ状に後退する後退面22aを形成することによ
り、下部電極部3と真空チャンバ1の内壁面との距離L
を実質的に大きくしている。また外縁体14、22の外
面を後退面14a、22aにすることにより、外面同士
の距離L’を実質的に大きくし、その間に放電が発生し
にくいようにしている。図1において、33は真空ポン
プであり、真空チャンバ1の内部を真空吸引する。34
は制御部であり、真空ポンプ31、33などの破線で接
続した各要素を制御する。また図示しないが、真空チャ
ンバ1や吸着孔26の真空圧を測定する圧力センサが適
所に設けられており、制御部34は圧力センサの測定信
号に基づいて真空ポンプ31、33などを制御する。
のロッド18にアーム19を介して連結されている。ロ
ッド18を突没させると、上部電極部2は上下動し、下
部電極部3との間隔Tの大きさが調整される。このよう
に間隔Tの大きさを調整自在にすることにより、この間
隔Tに発生するプラズマ密度を調整してエッチングレー
トを変更することができる。なお、間隔Tが小さい程プ
ラズマ密度は高くなってエッチングレートは大きくな
る。したがってワーク15の表面を深くエッチングする
ような場合は、間隔Tを小さくしてプラズマ密度を高く
する。またワーク15を出し入れ手段(図外)により真
空チャンバ1に出し入れするときは、間隔Tを大きくす
ることにより、ワーク15を下部電極部3上に難なく移
載することができ、またこれからピックアップして取り
出すことができる。なお本実施の形態では、上部電極部
2を上下動させることにより、間隔Tの大きさを調整し
ているが、下部電極部3を上下動させて間隔Tの大きさ
を変更するようにしてもよい。またシリンダ17が間隔
調整手段となるものであるが、間隔調整手段としてはシ
リンダ17に限らず、送りねじ機構などでもよい。また
シリンダ17などの間隔調整手段は、望ましくは制御部
34で制御する。
より成り、次にプラズマ処理動作について説明する。図
1において、載置部21上にワーク15を載置し、真空
ポンプ31によりワーク15を吸着してワーク15がが
たつかないようにした後、真空ポンプ33を駆動して真
空チャンバ1の内部を真空吸引する。この場合、上述し
たように、真空ポンプ31によるワーク15の吸着力を
真空ポンプ33による吸引力よりも大きくし、プラズマ
処理中にワーク15が浮き上るなどしてがたつかないよ
うにする。またガス供給部30からプラズマ発生用ガス
を孔路12を通して供給して貫通孔8から下方へ吹出さ
せ、下部電極部3のベース部20に高周波電圧を印加す
る。すると上部電極部2と下部電極部3の間にプラズマ
が発生し、ワーク15の上面にイオンや電子等などが衝
突してプラズマ処理(エッチングやクリーニングなど)
が行われる。
を示しており、また図5(b)はその等価回路を示して
いる。真空チャンバ1内にプラズマを発生させると、上
部電極部2から下部電極部3へプラズマ電流Iが流れ
る。このプラズマ電流Iの値は、プラズマからウェハへ
入射する電子とイオンの入射バランスによって決まる。
Vaはこのときのワーク(ウェハ)15の電位、Cはワ
ーク15の下面に形成された回路パターンに含まれるM
OSトランジスタなどの半導体素子の素子容量、Vcは
誘電体電位、C’は誘電体42の容量、Vbは下部電極
部電位である。
全電位差のうち、(Va−Vc)を半導体素子が負担
し、(Vc−Vb)は誘電体42が負担する。Vcの大
きさは、誘電体42の種類・厚さなどにより自由に変更
できる。したがって(Va−Vc)を小さくし、(Vc
−Vb)を大きくして、半導体素子の負担分を極力小さ
くすることにより、半導体素子が受ける電気的なダメー
ジを大巾に軽減し、その破壊を防止できる。
電極部3の間にはプラズマが発生するが、後退面14
a、22aと真空チャンバ1の内壁面との距離Lは大き
く、また後退面14aと後退面22aの距離L’も大き
い。したがって上部電極部2と下部電極部3の間には異
常な放電は発生せず、また高周波電源5に接続された下
部電極部3と真空チャンバ1の間にも異常な放電は発生
せず、下部電極部3と真空チャンバ1の内壁面は短絡し
ない。したがってプラズマは第1の電極部2と第2の電
極部3の間に閉じ込められ、ワーク15の上面のプラズ
マ処理は安定的に行われる。
3の外縁部である外縁体14、22の外面を後退面14
a、22aとしたことにより異常な放電(短絡)は発生
しにくい。したがって、上部電極部2と下部電極部3の
間隔Tを小さくし、あるいは下部電極部3に高電圧を印
加し、上部電極部2と下部電極部3の間に発生するプラ
ズマの密度を高くしてエッチングレート(エッチング
力)を大きくし、速やか且つ強力にプラズマ処理するこ
とができる。因みに、本発明者の実験結果によれば、上
記間隔Tは、従来のものの1/4以下にすることができ
た(従来のものの間隔T’は一般に40mm以上、本発
明によれば間隔Tは10mm以下にすることが可能)。
また外縁体14、22を耐熱性が大きく、またエッチン
グされにくいセラミックスなどの素材により形成したこ
とにより、外縁体14、22の劣化損耗を防止できる。
ェハなどのワークの回路パターンに含まれるMOSトラ
ンジスタなどの半導体素子が、その素子容量のために電
気的なダメージを受けて破壊されるのを防止しながら、
プラズマ処理を行うことができる。また電極部に印加す
る高周波電圧を大きくしたり、あるいは上部電極部と下
部電極部の間隔を小さくするなどしてエッチングレート
を大きくしても半導体素子は電気的ダメージを受けない
ので、ワーク全面の深いエッチングが必要なウェハの薄
形化処理やウェハの機械研削面に生じたストレス層の除
去処理のためのプラズマ処理装置として特に有利であ
る。
置の全体構成を示す断面図
置の部分拡大断面図
置の第2の電極部の吸引孔を示す平面図
置の第2の電極部の冷媒路を示す底面図
処理装置の概略構成図 (b)本発明の一実施の形態におけるプラズマ処理装置
の等価回路図 (c)本発明の一実施の形態におけるプラズマ処理装置
の電位図
面図
Claims (4)
- 【請求項1】上部電極部と下部電極部を備えた真空チャ
ンバの下部電極部上にワークをその回路パターンの形成
面を下面にして載置し、上部電極部と下部電極部の間に
高周波電圧を印加することによりプラズマを発生させて
前記ワークの表面をプラズマ処理するプラズマ処理方法
であって、前記下部電極部と前記ワークの間に誘電体を
介在させることを特徴とするワークのプラズマ処理方
法。 - 【請求項2】前記誘電体は、前記回路パターンの形成面
に剥離自在に貼着されたシートであることを特徴とする
請求項1記載のワークのプラズマ処理方法。 - 【請求項3】一方の面に回路パターンが形成され、他方
の面に機械研削処理が施されたワークのプラズマ処理方
法であって、ワークをその回路パターンの形成面を下面
にして誘電体を介在させて真空チャンバに設けられた下
部電極部上に載置し、上部電極部と下部電極部の間に高
周波電圧を印加してプラズマを発生させることにより、
機械研削処理が施された上面のストレス層をエッチング
して除去することを特徴とするワークのプラズマ処理方
法。 - 【請求項4】前記誘電体は、前記回路パターンの形成面
に剥離自在に貼着されたシートであることを特徴とする
請求項3記載のワークのプラズマ処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000007420A JP2001196360A (ja) | 2000-01-17 | 2000-01-17 | ワークのプラズマ処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000007420A JP2001196360A (ja) | 2000-01-17 | 2000-01-17 | ワークのプラズマ処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=18535814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000007420A Pending JP2001196360A (ja) | 2000-01-17 | 2000-01-17 | ワークのプラズマ処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001196360A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007114433A1 (ja) * | 2006-04-04 | 2007-10-11 | Miraial Co., Ltd. | 半導体ウエハのチップ加工方法 |
-
2000
- 2000-01-17 JP JP2000007420A patent/JP2001196360A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007114433A1 (ja) * | 2006-04-04 | 2007-10-11 | Miraial Co., Ltd. | 半導体ウエハのチップ加工方法 |
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