JP2001196223A - 電磁駆動装置及びこれを用いたシート給送装置 - Google Patents

電磁駆動装置及びこれを用いたシート給送装置

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JP2001196223A
JP2001196223A JP2000001622A JP2000001622A JP2001196223A JP 2001196223 A JP2001196223 A JP 2001196223A JP 2000001622 A JP2000001622 A JP 2000001622A JP 2000001622 A JP2000001622 A JP 2000001622A JP 2001196223 A JP2001196223 A JP 2001196223A
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exciting
unit
time
excitation
electromagnetic coil
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JP2000001622A
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English (en)
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Kazuyoshi Kobayashi
一好 小林
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Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁コイルの過熱に伴う断線及び装置故障を
有効に防止する。 【解決手段】 電磁コイル1aと可動部材1bとを有
し、当該電磁コイル1aを励磁することにより当該可動
部材1bを駆動する電磁駆動手段1と、前記電磁コイル
1aを励磁する励磁手段2と、前記励磁手段2による励
磁を制御する制御手段3とを備える電磁駆動装置におい
て、前記励磁手段2の励磁時間を計測する励磁時間計測
手段4と、前記励磁時間及び非励磁時間からなる前記励
磁手段2の経過時間を計測する経過時間計測手段5と、
前記励磁時間計測手段4からの励磁時間情報と前記経過
時間計測手段5からの経過時間情報とにより、前記経過
時間に占める前記励磁時間の割合を演算する演算手段6
と、前記演算手段6による演算結果が予め決められた割
合を超えた条件下で、前記電磁コイル1aの温度を下降
させるように前記制御手段3の励磁制御を切り替える切
替手段7とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁コイルを有す
る電磁駆動装置及びこれを用いたシート給送装置の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電子写真複写機やファクシ
ミリ装置等で用いられる自動原稿送り装置としては、原
稿載置台に積載された原稿面に当接し且つ回転すること
で、この原稿を順次送り出す送り出しロール(ナジャー
ロール)を備えたものが知られている。ここで、送り出
しロールは、原稿給送時には原稿面と接する給送位置に
ある必要があり、一方、原稿セット時には原稿載置台と
の間に原稿を搬入するための空間を設けるために原稿載
置台と所定距離離れた非給送位置にある必要がある。そ
こで、従来より、前記送り出しロールを移動自在に配設
すると共に、電磁ソレノイドによって前記給送位置及び
前記非給送位置の間で送り出しロールを移動させるよう
にしたものが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した自
動原稿送り装置においては、通常、最悪条件ではなく、
平均的な使用条件を仮定して部品の設計が行われること
が多い。例えば、上述した電磁ソレノイドについては、
「A4サイズの原稿を横方向に一ジョブにつき4枚ずつ
走行させる条件下で、20万枚分の耐久性を持つこと」
というようなスペックが要求され、これに基づいて電磁
ソレノイドの設計あるいは選定が行われる。これは、最
悪条件を仮定して設計を行うと、必要以上に装置が大型
化したり、また、コストアップを招いたりしてしまうと
いう理由によるものである。
【0004】しかしながら、ユーザーにおいては多種多
様な使われ方があり、上述した設計条件よりも厳しい条
件、例えばA5サイズの原稿しか走行させない、毎回1
枚しか走行させない、という状況もあり得る。このよう
な状況下においては、上述した当初の設計寿命よりも短
時間でソレノイドが故障してしまうというトラブルを招
くことになってしまう。これは、ソレノイドの動作回数
や動作時間が同じであったとしても、動作間隔が極めて
短くなってしまうと、電磁ソレノイドのコイル(電磁コ
イル)の温度が急激に上昇し、コイル断線を引き起こし
てしまうという理由によるものである。
【0005】従来、例えば、特開平4−195342号
公報や特開平9−146421号公報には、消耗部品の
トータル動作時間や動作回数に基づいて当該消耗部品の
寿命や交換時期を判定する方法が開示されているが、こ
れは、単に消耗部品の寿命や交換時期をユーザーに知ら
せるだけのものであり、設計寿命より短時間で消耗部品
に故障が発生するという技術的課題を解決するものはな
かった。
【0006】本発明は、以上の技術的課題を解決するも
のであって、設計条件よりも厳しい条件下で使用される
ような場合にあっても、電磁コイルの過熱に伴う断線及
び装置故障を有効に防止することのできる電磁駆動装置
及びこれを用いたシート給送装置を提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の第一
の態様は、図1(a)に示すように、電磁コイル1aと
可動部材1bとを有し、当該電磁コイル1aを励磁する
ことにより当該可動部材1bを駆動する電磁駆動手段1
と、前記電磁コイル1aを励磁する励磁手段2と、前記
励磁手段2による励磁を制御する制御手段3とを備える
電磁駆動装置において、前記励磁手段2の励磁時間を計
測する励磁時間計測手段4と、前記励磁時間及び非励磁
時間からなる前記励磁手段2の経過時間を計測する経過
時間計測手段5と、前記励磁時間計測手段4からの励磁
時間情報と前記経過時間計測手段5からの経過時間情報
とにより、前記経過時間に占める前記励磁時間の割合を
演算する演算手段6と、前記演算手段6による演算結果
が予め決められた割合を超えた条件下で、前記電磁コイ
ル1aの温度を下降させるように前記制御手段3の励磁
制御を切り替える切替手段7とを備えることを特徴とす
る。
【0008】このような技術的手段において、電磁駆動
手段1は、電磁コイル1aを励磁することにより可動部
材1bを駆動する態様のものであればよく、例えば、ソ
レノイド、電磁クラッチ、モーター、リレー等が挙げら
れる。従って、可動部材1bは、直線運動をする態様の
もの、一点を支点として揺動するもの、一点を支点とし
て回動するもの等があり、その材料としては、例えば鉄
等の磁性材料からなるものが用いられる。
【0009】また、励磁時間計測手段4は、励磁手段2
によって電磁コイル1aに励磁電流が流される時間すな
わち励磁時間を計測するものであり、経過時間計測手段
5は、前記励磁時間及び励磁していない非励磁時間から
なる励磁手段2の経過時間を計測するものである。そし
て、演算手段6は、前記励磁時間計測手段4からの励磁
時間情報と前記経過時間計測手段5からの経過時間情報
とにより、前記経過時間に占める前記励磁時間の割合を
演算するものである。これら励磁時間計測手段4、経過
時間計測手段5、演算手段6については、夫々別個の手
段で構成するようにしてもよいし、一体的な手段として
構成するようにしてもよい。
【0010】更に、切替手段7は、前記演算手段6によ
る演算結果が予め決められた割合を超えた条件下で、前
記電磁コイル1aの温度を下降させるように前記制御手
段3の励磁制御を切り替えるものであり、その具体的な
手法としては、例えば、時間あたりに電磁コイル1aに
流す電流量を低減させる手法が挙げられる。
【0011】また、本発明の第二の態様は、図1(b)
に示すように、電磁コイル1aと可動部材1bとを有
し、当該電磁コイル1aを励磁することにより当該可動
部材1bを駆動する電磁駆動手段1と、前記電磁コイル
1aを励磁する励磁手段2と、前記励磁手段2による励
磁を制御する制御手段3とを備える電磁駆動装置におい
て、前記電磁コイル1aの温度を測定する温度測定手段
8と、前記温度測定手段8による測定結果が予め決めら
れた温度を超えた条件下で、前記電磁コイル1aの温度
を下降させるように前記制御手段3の励磁制御を切り替
える切替手段9とを備えることを特徴とする。
【0012】このような技術的手段において、電磁駆動
手段1は、本発明の第一の態様で説明したものと同様の
ものから適宜選定して差し支えない。また、温度測定手
段8は、結果的に電磁コイル1aの温度が測定できるも
のであれば、電磁コイル1aの温度を直接的に測定する
ものや間接的に測定するもの等適宜選定して差し支えな
い。
【0013】更に、切替手段9は、前記温度測定手段8
による測定結果が予め決められた温度を超えた条件下
で、前記電磁コイル1aの温度を下降させるように前記
制御手段3の励磁制御を切り替えるものであり、その具
体的な手法としては、本発明の第一の態様と同様に、例
えば、時間あたりに電磁コイル1aに流す電流量を低減
させる態様が挙げられる。
【0014】また、上述した本発明の第一及び第二の態
様に係る電磁駆動装置は、種々の装置に対して適用可能
であるが、特に、図1(c)に示すように、積載される
シートSと当接して当該シートSを給送する給送部材1
0と、前記シートSと当接する給送位置Aと離間する非
給送位置Bとの間で前記給送部材10を移動させる移動
手段11とを備えるシート給送装置に適用するのが好ま
しい。このような態様においては、前記移動手段11
が、図1(a)(b)に示す電磁駆動装置からなり、各
可動部材1bを介して前記給送部材10を移動させるタ
イプであることが前提となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図2は、本発明に係るシート給送装置としての自動原稿
送り装置の実施の形態1の概略構成を示したものであ
る。ここで、本実施の形態に係る自動原稿送り装置は、
例えば電子写真複写機やファクシミリ装置等の画像形成
装置で使用されるものである。
【0016】同図において、本実施の形態に係る自動原
稿送り装置は、原稿Mが載置される原稿セットトレイ2
1と、この原稿セットトレイ21にセットされた原稿M
を一枚ずつ搬送しながらこの原稿M上の画像を読み取る
搬送読取部50と、画像読み取り後の原稿Mが排出され
る原稿排出トレイ40とを備えている。
【0017】そして、搬送読取部50には、原稿Mの搬
送経路に沿って種々のロールが配設されている。まず、
原稿セットトレイ21にセットされた原稿Mの先端上部
側に対応する位置には、最上部の原稿Mと当接し且つこ
の原稿Mを送り出すナジャーロール(送り出しロール)
22が配設されている。尚、このナジャーロール22に
ついては後で詳細に説明する。尚、符号23は、原稿M
のセット時に原稿Mの先端部を揃えるストッパであり、
原稿Mの搬送時には矢印方向に移動して搬送を妨げるこ
とがないようになっている。
【0018】また、ナジャーロール22の下流側の原稿
搬入経路αには、フィードロール24とリタードパッド
25とからなり、この原稿搬入経路αに沿って搬送され
る原稿Mを一枚に捌く捌き機構が設けられている。
【0019】更に、前記捌き機構の下流側には、原稿M
を搬送するテイクアウェイロール26,27が配設さ
れ、更にこのテイクアウェイロール26,27の下流側
には、原稿読取経路βに沿って、搬送される原稿Mを一
旦せき止めることで原稿Mのスキュー(斜め送り)を除
去するレジストロール(レジロール)28,29、原稿
Mの画像を読み取る画像読取部30、及び画像読取後の
原稿Mを搬送するアウトロール33,34が配設されて
いる。
【0020】ここで、画像読取部30は、原稿読取経路
βに対向して固定配置される移動原稿用プラテンガラス
31と、原稿読取経路βを挟んで前記移動原稿用プラテ
ンガラス31に対向配置されるプラテンロール32と、
このプラテンロール32の下流側に配設され、画像読取
部30を搬送される原稿Mの浮き上がりを防止する押さ
え部材32aとを有している。尚、符号Bmは、図示し
ない画像形成装置からの画像読取ビームを示している。
【0021】そして、前記アウトロール33,34の下
流側には、原稿Mを原稿排出トレイ40に排出するため
の原稿排出経路γが設けられ、この原稿排出経路γに
は、原稿排出トレイ40に原稿Mを排出する排出ロール
35,36が配設されている。
【0022】また、本実施の形態に係る自動原稿送り装
置では、両面に画像が形成された原稿M(両面原稿)を
読み取る場合において、両面の画像を1プロセスで読み
取ることができるよう、用紙反転経路δが設けられてい
る。この用紙反転経路δは、前記アウトロール33,3
4の出口側と前記テイクアウェイロール26,27の入
口側との間に設けられており、この用紙反転経路δには
反転ロール33,37が配設されている。ここで、本実
施の形態では、前記アウトロール33を反転ロールとし
ても用いることで、装置をコンパクト化している。
【0023】更に、本実施の形態に係る自動原稿送り装
置では、原稿Mが両面原稿であった場合に、原稿排出時
に再度原稿Mを反転させて原稿排出トレイ40に排出す
るための反転原稿排出経路εが設けられている。この反
転原稿排出経路εは、前記原稿排出経路γの上部側に設
けられており、この反転原稿排出路εには反転排出ロー
ル38,39が配設されている。このようにすること
で、本実施の形態に係る自動原稿送り装置では、片面に
のみ画像が形成されている原稿Mの(片面)画像読取を
行う際も、両面に画像が形成されている原稿Mの(両
面)画像読取を行う際も、画像読取を終了した原稿M
が、共に原稿セットトレイ21上にセットした状態と表
裏の関係が同じ順序で原稿排出トレイ40に排出される
ようになっている。尚、図2において、各ロールのうち
●は駆動ロールであり、○は従動ロールであることを示
している。
【0024】また、前記各原稿搬送経路α〜εには、種
々の原稿検知センサが設けられている。ここで、符号4
1は原稿セットトレイ21への原稿Mのセットを検知す
るセットセンサ、42は原稿搬入経路αの捌き機構(フ
ィードロール24及びリタードパッド25)下流側に設
けられるフィードセンサ、43は原稿読取経路βのレジ
ストロール28,29の上流側に設けられるレジセン
サ、44は原稿読取経路βのアウトロール33,34の
上流側に設けられるアウトセンサ、45は原稿排出経路
γの排出ロール35,36の上流側に設けられる排出セ
ンサ、46は原稿反転経路δの反転ロール33,37の
下流側に設けられる反転センサ、47は反転原稿排出経
路εの反転排出ロール38,39上流側に設けられる反
転排出センサである。
【0025】尚、符号48は原稿読取経路βに沿って設
けられる原稿ガイド、49はフィードセンサ42と並列
に複数設けられ、原稿Mの搬送方向に直交する方向の長
さ(原稿幅)を検出するためのサイズセンサ、51は原
稿Mを固定してその原稿M上の画像を読み取るための固
定原稿用プラテンガラス、52は前記固定原稿用プラテ
ンガラス51上に載置された原稿Mを押さえる原稿カバ
ーである。
【0026】次に、ナジャーロール22について詳細に
説明する。本実施の形態において、ナジャーロール22
は、原稿Mを送り出す際には原稿Mと当接し、且つ、原
稿Mをセットする際には原稿セットトレイ21と所定距
離離間するようになっている。そして、このようなナジ
ャーロール22の移動は、図3(a)(b)に示すよう
に、移動手段としてのソレノイド60(電磁駆動手段)
にて行われるようになっている。
【0027】本実施の形態において、ソレノイド60
は、電磁コイル61と、この電磁コイル61内部を移動
自在に配設されるプランジャ62とを備えている。ま
た、この電磁コイル61は、励磁手段としてのナジャー
ソレノイド励磁装置70によって励磁される。このナジ
ャーソレノイド励磁装置70は、電磁コイル61に対し
正負両極性の直流電流を流せるようになっており、これ
によりプランジャ62が電磁的作用により図中左右方向
に移動せしめられるようになっている。また、本実施の
形態に係るソレノイド60は、所謂キープソレノイドと
呼ばれるタイプのものである。すなわち、図3(a)に
示すように、プランジャ62の一端側(引込側)にはプ
ランジャ62を磁気的に吸引する永久磁石63が配設さ
れ、他端側(開放側)には前記永久磁石63による吸引
方向とは逆方向にプランジャ62を引っ張るバネ64が
配設されている。これにより、引き込まれたプランジャ
62を開放する場合すなわち図3(a)に示す状態から
図3(b)に示す状態にする場合には、ナジャーソレノ
イド励磁装置70にて開放方向の励磁電流を流すことに
より、プランジャ62と永久磁石63との間に働く磁力
よりも励磁電流による電磁力が勝り、プランジャ62が
図中右方向に移動することとなる。そして、プランジャ
62がバネ64側に移動した後は、バネ64の引っ張り
力が前記永久磁石63の磁力よりも強く働くため、励磁
電流をカットしてもそのままの状態が維持される。一
方、開放されたプランジャ62を引き込む場合すなわち
図3(b)に示す状態から図3(a)に示す状態にする
場合には、ナジャーソレノイド励磁装置70にて引込方
向の励磁電流を流すことにより、プランジャ62とバネ
64との間に働く引っ張り力よりも励磁電流による電磁
力が勝り、プランジャ62が図中左側に移動する。そし
て、プランジャ62が永久磁石63側に移動した後は、
永久磁石63の磁力の方が、バネ64の付勢力より強く
働くため、励磁電流をカットしてもそのままの状態が保
持される。
【0028】また、前記プランジャ62の先端部近傍に
は断面L字状のアーム65の一端部が取り付けられてい
る。このアーム65は、中央部に設けられた軸65aを
中心に揺動自在となっており、このアーム65の他端部
側にはナジャーロール22に取り付けられたアーム22
aが載置されている。ここで、ナジャーロール22は、
図示しないバネ等によって原稿M方向に向けて弱く付勢
されており、アーム65の上下動に伴ってナジャーロー
ル22が上下動するようになっている。
【0029】更に、本実施の形態に係る自動原稿送り装
置の搬送制御は、図4に示す制御装置100にて行われ
るようになっている。同図において、制御装置100
は、セットセンサ41、フィードセンサ42、レジセン
サ43、アウトセンサ44、排出センサ45、反転セン
サ46、反転排出センサ47からの原稿検知信号、及
び、前記ナジャーソレノイド励磁装置70の励磁時間及
び非励磁時間をトータルしてカウントする経過時間カウ
ンター111、そして前記ナジャーソレノイド励磁装置
70の励磁時間のみをカウントする励磁時間カウンター
112からの各カウンター値が入力インターフェース1
01を介してCPU102に取り込まれ、次に、CPU
102は、ROM103に格納されている制御プログラ
ムを実行してRAM104との間で適宜データ処理を行
った後、出力インターフェース105を介して、ナジャ
ーロール22,フィードロール24,テイクアウェイロ
ール26を駆動するフィードモータ81、ナジャーソレ
ノイド励磁装置70、前記フィードモータ81とフィー
ドロール24との間に設けられるフィードクラッチ24
a、前記ナジャーロール22,フィードロール24,テ
イクアウェイロール26以外の駆動ロールを駆動するメ
インモータ82、前記メインモータ82とレジストロー
ル28との間に設けられるレジクラッチ28a、前記メ
インモータ82と排出ロール35との間に設けられる排
出クラッチ35a、そして前記排出ロール35を排出ロ
ール36に対して接離させる排出ソレノイド35bに夫
々駆動信号を送出するようになっている。尚、フィード
モータ81とテイクアウェイロール26との間、また、
メインモータ82とプラテンロール32,アウトロール
(反転ロール)33,反転排出ロール38との間には、
クラッチ等の断続器は接続されておらず、各モータの回
転と連動するようになっている。
【0030】次に、本実施の形態に係る自動原稿送り装
置の原稿送りプロセスについて説明する。尚、ここで
は、図2及び図5に示すタイミングチャートに基づい
て、片面のみに読取画像が形成された三枚の原稿Mの原
稿送りプロセス(以下、片面原稿送りプロセスという)
を説明する。また、図5において、符号〜は、夫々
一枚目〜三枚目の原稿Mに対応していることを示したも
のである。
【0031】まず、自動原稿送り装置の原稿セットトレ
イ21に原稿Mがセットされると、セットセンサ41に
よって原稿Mが存在することが検知され、自動原稿送り
装置が動作可能な状態に設定される。続いて図示しない
スタートボタンが押されると、これと同時にソレノイド
60のプランジャ62を開放するようナジャーソレノイ
ド励磁装置70によって電磁コイル61に励磁電流(こ
こでは正電流とする)が流され、これにより、ソレノイ
ド60及びナジャーロール22は、図3(a)の状態か
ら図3(b)の状態となる。すなわちナジャーロール2
2はセットされた原稿束の最上位の原稿Mに接触した状
態となり、原稿Mの送り出しが可能な状態になる。ま
た、スタートボタンが押されるのと同時にフィードモー
タ81も起動され、これに伴ってナジャーロール22が
駆動され、最上位の原稿Mが送り出される。
【0032】また、スタートボタンが押されてからT0
時間後にフィードクラッチ24aが入れられ、フィード
ロール24が駆動される。このT0は、フィードモータ
81が立ち上がった後、安定した回転が得られ、かつナ
ジャーロール22が原稿束の上に確実に接触するのに必
要な時間より、若干長い時間に設定される。そして、ナ
ジャーロール22によって送り出された原稿Mは、捌き
機構すなわちフィードロール24とリタードパッド25
とによって1枚ずつ分離され、更に搬送される。
【0033】次に、原稿Mが前記捌き機構を通過してフ
ィードセンサ42との対向部に到達すると、フィードセ
ンサ42がオンとなる。このT1時間後、フィードクラ
ッチ24aが切られ、フィードロール24の駆動が停止
される。このT1は、送り出された原稿Mの先端がテイ
クアウェイロール26,27に挟持されるのに必要な期
間より若干長い時間に設定される。尚、この時点でテイ
クアウェイロール26,27は回転しており(連動する
フィードモータ81が起動されているため)、原稿M
は、フィードロール24の駆動が停止された後はテイク
アウェイロール26の駆動力によって搬送されることと
なる。また、フィードクラッチ24aが切られたフィー
ドロール24は自由回転可能な状態となっており、原稿
Mの搬送に伴って従動回転する。
【0034】続いて、原稿Mがテイクアウェイロール2
6,27を通過しレジセンサ43との対向部に到達する
と、レジセンサ43がオンとなり、これに伴ってメイン
モータ82が起動される。また、レジセンサ43がオン
となってからT2時間後、フィードモータ81の駆動が
停止され、これに伴ってテイクアウェイロール26の駆
動が停止される。このT2は、原稿Mのスキューを防止
するために、原稿Mをレジロールに突き当てて所定のル
ープを形成させることのできる期間に設定される。
【0035】そして、フィードモータ81の駆動が停止
されてからT3時間後、レジクラッチ28aが入れら
れ、レジストロール28が駆動される。また、レジスト
ロール28が回転を開始してからT4時間後、フィード
モータ81の駆動が再開され、テイクアウェイロール2
6も再び駆動される。このT4は、レジストロール28
の回転に伴って原稿Mに形成されたループが解消される
程度の期間に設定される。また、その際、フィードモー
タ81は一時的に急加速された後に通常の回転速度とな
るように駆動され、テイクアウェイロール26もこれに
同期して駆動される。これは、原稿Mに若干のループを
形成させながら搬送を行うためである。その後、原稿M
は、プラテンロール32やレジストロール28,29に
よって画像読取部30を等速で搬送され、原稿M上の画
像が読み取られる。
【0036】続いて、原稿Mの後端がレジセンサ43と
の対向部を抜けると、レジセンサ43がオフとなり、こ
のT5時間後、レジクラッチ28aが切られ、レジスト
ロール28の駆動が停止される。このT5は、原稿Mの
後端がレジストロール28,29を抜けるまでの期間よ
り若干長く設定される。
【0037】そして、画像読取が終了した原稿Mは、ア
ウトロール33,34、排出ロール35,36によって
搬送され原稿排出トレイ40上に排出される。
【0038】ここで、次の原稿Mが存在しない場合は直
ちに終了動作に入るのであるが、次の原稿Mが存在する
場合は、一枚目の原稿Mの画像読取中であってフィード
センサ42がオフとなった時点すなわち一枚目の原稿M
がフィードセンサ42との対向部を抜けた時点で、フィ
ードクラッチ24aが入れられ、二枚目の原稿Mが捌か
れ搬送される。そして、二枚目の原稿Mが捌き機構を通
過してフィードセンサ42との対向部に到達すると、フ
ィードセンサ42がオンとなり、このT6時間後、フィ
ードクラッチ24aが切られ、フィードロール24の駆
動が一旦停止される。このT6は、二枚目の原稿Mがテ
イクアウェイロール26,27の直前位置まで搬送され
る期間に設定される。
【0039】続いて、レジセンサ43がオフになってか
らすなわち一枚目の原稿Mの後端がレジセンサ43との
対向部を抜けてからT10時間後、再度フィードクラッチ
24aが入れられ、フィードロール24の駆動が再開さ
れる。このT10は、一枚目の原稿Mがレジストロール2
8,29を抜けるのに必要な期間より若干長く設定され
る。その後、二枚目の原稿Mは、上述した一枚目の原稿
Mと同様に画像の読み取りが行われ、画像読取終了後は
原稿排出トレイ40上に排出される。
【0040】更に、三枚目の原稿Mについても上述した
二枚目の原稿Mと同様のプロセスで搬送及び画像読取が
行われるが、三枚目の原稿Mは、このプロセスにおける
最後の原稿Mであるため、レジセンサ43がオフとなっ
た時点すなわち三枚目の原稿Mの後端がレジセンサ43
との対向部を抜けた時点で、フィードモータ81の駆動
停止が開始され、その後停止する。また、レジセンサ4
3がオフとなってからT8時間後に、ソレノイド60の
プランジャ62を引き込むようナジャーソレノイド励磁
装置70によって励磁電流(ここでは負電流とする)が
流され、これにより図3(b)の状態から図3(a)の
状態となる。すなわちナジャーロール22はセット状態
(但し原稿Mは存在しない)から上部側に引き上げられ
た状態となる。そして、三枚目の(最後の)原稿Mの後
端が排出センサ45との対向部を抜けたことが排出セン
サ45にて検知されてからT9時間後にメインモータ8
2の駆動が停止され、一連のプロセスを終了する。この
T9は、三枚目の(最後の)原稿Mが原稿排出トレイ4
0上に排出されるまでの期間より若干長く設定される。
【0041】尚、片面原稿送りプロセスにおいては、用
紙反転経路δを使用せず、従って、原稿Mを反転させる
プロセスで使用する反転センサ46、反転排出センサ4
7、排出クラッチ35a、排出ソレノイド35bも片面
原稿送りプロセスでは使用していない。
【0042】ところで、上述したプロセスにおいては、
ナジャーロール22を移動させるために、ソレノイド6
0に対して励磁電流を流していた。具体的には、一ジョ
ブ(上述した例においては3枚)の最初に開放用の励磁
電流(正電流)を流し、最後に引込用の励磁電流(負電
流)を流すというものである。このような励磁電流の印
加は一ジョブ毎に行われる。すなわち、図6(a)に示
すように、上述した自動原稿送り装置で原稿Mを10枚
ずつ連続走行させる場合には、単位時間あたりの励磁電
流の印加量が大きくなることはないが、図6(b)に示
すように、原稿Mを1枚ずつ連続走行させる場合には、
そのたびにナジャーロール22を移動させる必要があ
り、その分、単位時間あたりの励磁電流の印加量が大き
くなってしまい、最悪の場合、電磁コイル61(図3
(a)参照)が過熱されて切断されてしまうことになっ
てしまう。
【0043】そこで、本実施の形態に係る自動原稿送り
装置では、前記制御装置100にてソレノイド60の電
磁コイル61が過熱されることのないように制御が行わ
れている。これを図7に示すフローチャートに基づいて
説明する。
【0044】まず、スタート(例えば初期段階において
は電源スイッチのオン)と共に、経過時間カウンター1
11による経過時間のカウントが開始される。次に、ジ
ョブが開始されると、励磁時間カウンター112による
励磁時間のカウントが開始される。尚、最初のジョブ開
始時においては、ナジャーソレノイド励磁装置70によ
って電磁コイル61に流される励磁電流が、必要時に必
要量を必要な時間だけ供給するという制御(以下、通常
制御という、図8(a)参照)にて行われている。
【0045】そして、ジョブ終了後、累積ジョブ回数が
規定回数(例えば五回)であるかどうか判定が行われ、
累積ジョブ回数が5回未満であった場合には、次のジョ
ブが開始されるまで待機が行われる。この待機時におい
ても、経過時間カウンター111による経過時間のカウ
ントは続行される。一方、累積ジョブ回数が5回になっ
た場合には、動作比率すなわち経過時間カウンター11
1の経過時間に占める励磁時間カウンター112の励磁
時間の割合が演算される。
【0046】そして、演算された動作比率と予め設定さ
れた動作比率の基準値(ここでは20%とする)が比較
される。ここで、動作比率が基準値以下であった場合
(例えば図6(a)に示す態様に相当)には、電磁コイ
ル61に流された励磁電流量がそれほど多くなく、電磁
コイル61が過熱されていることはないと判断して前記
通常制御を続行させる。一方、動作比率が基準値を超え
ていた場合(例えば図6(b)に示す態様に相当)に
は、電磁コイル61に流された励磁電流量が多く、電磁
コイル61が過熱されていると判断して、電磁コイル6
1の温度を低下させるための制御(以下、特殊制御とい
う)を実行させる。そして、通常制御あるいは特殊制御
が判定された後は、経過時間カウンター111及び励磁
時間カウンター112がリセットされて上述したプロセ
スが続行される。
【0047】ここで、上述した特殊制御の具体的な態様
としては、例えば図8(b)に示すように前記通常制御
よりも励磁時間を短くする手法や、図8(c)に示すよ
うに前記通常制御よりも励磁電流を小さくする手法、そ
して、図8(d)に示すように一定期間新規のジョブの
受付を禁止するジョブ受付禁止期間を設ける手法等が挙
げられる。尚、励磁時間を短くしたり励磁電流を小さく
したりする手法においては、当然のことながら、励磁電
流が、プランジャ62を移動させることが可能な時間あ
るいは大きさに設定される。このような手法を採用する
ことにより、電磁コイル61の過熱時に、単位時間あた
りに電磁コイル61に流す励磁電流量を低減させること
が可能となることから、これにより、電磁コイル61の
過熱及びこれに伴う断線の発生等を未然に防止すること
ができる。
【0048】◎実施の形態2 本実施の形態は、実施の形態1とほぼ同様であるが、図
9に示すように、ソレノイド60の筐体に温度センサ1
13を貼り付けるようにしたものである。尚、本実施の
形態に係る自動原稿送り装置の構成要素のうち、実施の
形態1に係る画像形成装置と同様のものについては、実
施の形態1と同様の符号を付してここではその詳細な説
明を省略する。
【0049】本実施の形態において、制御装置100
は、実施の形態1で説明したものとほぼ同様であるが、
図10に示すように、経過時間カウンター111、励磁
時間カウンター112の代わりに、上述した温度センサ
113からの温度測定信号が入力されるようになってい
る。
【0050】次に、本実施の形態に係る電磁コイル61
の過熱防止プロセスを、図11に示すフローチャートに
基づいて説明する。まず、最初のジョブ開始時において
は、ナジャーソレノイド励磁装置70によって電磁コイ
ル61に流される励磁電流が、必要時に必要量を必要な
時間だけ供給するという制御(以下、通常制御という、
図8(a)参照)にて行われている。そして、ジョブの
終了後、温度センサ113にて温度計測が開始される。
そして、計測された計測温度と基準値(ここでは60
℃)とが比較される。
【0051】ここで、計測温度が基準値以下であった場
合(例えば図6(a)に示す態様に相当)には、電磁コ
イル61に流された励磁電流量がそれほど多くなく、電
磁コイル61が過熱されていることはないと判断して通
常制御を続行させる。一方、動作比率が基準値を超えて
いた場合(例えば図6(b)に示す態様に相当)には、
電磁コイル61に流された励磁電流量が多く、電磁コイ
ル61が過熱されていると判断して、電磁コイル61の
温度を低下させるための制御(以下、特殊制御という)
を実行させる。そして、通常制御あるいは特殊制御が判
定された後は、上述したプロセスが続行される。
【0052】ここで、上述した特殊制御の具体的な態様
としては、実施の形態1で説明した手法、例えば図8
(b)〜図8(d)に示す手法が採用される。
【0053】本実施の形態においても、電磁コイル61
が過熱されている状況下では、単位時間あたりに電磁コ
イル61に流される励磁電流量を低減させることができ
るので、電磁コイル61が過熱されることに伴う断線の
発生を未然に防止することができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ソレノイド等の電磁駆動装置において、当該電磁駆動装
置が設計条件よりも厳しい条件下で使用される際には、
電磁コイルの温度を下降させるような制御に切り替える
ようにしたので、電磁コイルの過熱に伴う断線及び装置
故障を有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)(b)は本発明の概略構成を示す説明
図である。
【図2】 本発明に係るシート給送装置としての自動原
稿送り装置の実施の形態1を示す全体構成図である。
【図3】 (a)(b)は、実施の形態1に係るナジャ
ーロールの移動機構を示す説明図である。
【図4】 実施の形態1における制御装置のブロック図
である。
【図5】 実施の形態1における自動原稿送り装置の制
御プロセスに係るタイミングチャートである。
【図6】 (a)は10枚連続走行時の、(b)は1枚
連続走行時の励磁電流を示すタイミングチャートであ
る。
【図7】 実施の形態1に係る励磁電流制御プロセスを
示すフローチャートである。
【図8】 (a)は励磁電流の通常制御、(b)〜
(d)は励磁電流の特殊制御の一例を示すタイミングチ
ャートである。
【図9】 実施の形態2に係るナジャーロールの移動機
構を示す説明図である。
【図10】 実施の形態2における制御装置のブロック
図である。
【図11】 実施の形態2における励磁電流制御プロセ
スを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…電磁駆動手段,1a…電磁コイル,1b…可動部
材,2…励磁手段,3…制御手段,4…励磁時間計測手
段,5…経過時間計測手段,6…演算手段,7…切替手
段,8…温度測定手段,9…切替手段,10…給送部
材,11…移動手段,A…給送位置,B…非給送位置,
S…シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H076 BA07 BA24 BA58 BA71 BB04 EA21 3F343 FA03 FB01 FC01 GA01 GB01 GC01 GD01 JA14 LD11 MA44 MC14 5H004 GA37 GB09 HA01 HA07 KA69 MA01 MA05 MA06 MA36

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁コイルと可動部材とを有し、当該電
    磁コイルを励磁することにより当該可動部材を駆動する
    電磁駆動手段と、前記電磁コイルを励磁する励磁手段
    と、前記励磁手段による励磁を制御する制御手段とを備
    える電磁駆動装置において、 前記励磁手段の励磁時間を計測する励磁時間計測手段
    と、 前記励磁時間及び非励磁時間からなる前記励磁手段の経
    過時間を計測する経過時間計測手段と、 前記励磁時間計測手段からの励磁時間情報と前記経過時
    間計測手段からの経過時間情報とにより、前記経過時間
    に占める前記励磁時間の割合を演算する演算手段と、 前記演算手段による演算結果が予め決められた割合を超
    えた条件下で、前記電磁コイルの温度を下降させるよう
    に前記制御手段の励磁制御を切り替える切替手段とを備
    えることを特徴とする電磁駆動装置。
  2. 【請求項2】 電磁コイルと可動部材とを有し、当該電
    磁コイルを励磁することにより当該可動部材を駆動する
    電磁駆動手段と、前記電磁コイルを励磁する励磁手段
    と、前記励磁手段による励磁を制御する制御手段とを備
    える電磁駆動装置において、 前記電磁コイルの温度を測定する温度測定手段と、 前記温度測定手段による測定結果が予め決められた温度
    を超えた条件下で、前記電磁コイルの温度を下降させる
    ように前記制御手段の励磁制御を切り替える切替手段と
    を備えることを特徴とする電磁駆動装置。
  3. 【請求項3】 積載されるシートと当接して当該シート
    を給送する給送部材と、 前記シートと当接する給送位置と離間する非給送位置と
    の間で前記給送部材を移動させる移動手段とを備え、 この移動手段は、可動部材を介して前記給送部材を移動
    させる請求項1に記載の電磁駆動装置であることを特徴
    とするシート給送装置。
  4. 【請求項4】 積載されるシートと当接して当該シート
    を給送する給送部材と、 前記シートと当接する給送位置と離間する非給送位置と
    の間で前記給送部材を移動させる移動手段とを備え、 この移動手段は、可動部材を介して前記給送部材を移動
    させる請求項2に記載の電磁駆動装置であることを特徴
    とするシート給送装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7458571B2 (en) 2004-12-27 2008-12-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sheet feeding apparatus, and image forming apparatus
JP2009274827A (ja) * 2008-05-15 2009-11-26 Kyocera Mita Corp 給紙装置および画像形成装置

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US7458571B2 (en) 2004-12-27 2008-12-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sheet feeding apparatus, and image forming apparatus
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