JP2001196085A - 多孔質導電シート - Google Patents

多孔質導電シート

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JP2001196085A
JP2001196085A JP2000006936A JP2000006936A JP2001196085A JP 2001196085 A JP2001196085 A JP 2001196085A JP 2000006936 A JP2000006936 A JP 2000006936A JP 2000006936 A JP2000006936 A JP 2000006936A JP 2001196085 A JP2001196085 A JP 2001196085A
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porous conductive
carbon
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Mikio Inoue
幹夫 井上
Takeji Nakae
武次 中江
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Toray Industries Inc
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  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気抵抗が低く、壊れにくく、しかも安価な
多孔質導電性シートを提供する。 【解決手段】 少なくとも炭素繊維と膨張黒鉛と粒径1
0〜200nmの炭素粒子及び/又はカーボンブラック
とを含む多孔質導電性シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体の透過性と導
電性が要求される用途、例えば電極用途、特に固体高分
子型燃料電池において集電体として用いられる多孔質導
電性シートに関する。
【0002】
【従来の技術】燃料電池の集電体には、集電機能に加え
て電極反応に関与する物質の拡散・透過性が要求され
る。また、集電体を構成する材料には、導電性、ガス拡
散・透過性、ハンドリングに耐えるための強度等が必要
とされる。
【0003】このような燃料電池の集電体としては、た
とえば特開平6−20710号公報に記載されるよう
な、炭素短繊維を炭素で結着してなる多孔質炭素板を用
いたものが知られている。しかしながら、このような集
電体は、まず炭素繊維またはその前駆体繊維からなる短
繊維の集合体を作り、これに樹脂を含浸または混合し、
さらに焼成することによって作ることから製造コストが
高い。また、密度が低い場合には、電極製造時や電池に
組んだときの加圧により結着炭素が壊れやすいという問
題もある。
【0004】製造コストの問題を解決する方法として、
特開平7−105957号公報や特開平8−7897号
公報は、紙状の炭素短繊維集合体を集電体として用いる
ことを提案している。このような集電体は、厚さ方向の
電気抵抗が高い。
【0005】厚さ方向の電気抵抗を改善する方法として
は、例えばWO9827606に記載される不織布状の
繊維集合体に導電性フィラーを添加する方法が示されて
いる。
【0006】しかしフィラーの種類は特定されていな
い。フィラーの例としてカーボンブラック、黒鉛粒子、
炭化ホウ素が挙げられているが、こられの粒子は抵抗値
を低くする効果が十分でないという問題点がある。
【0007】また、特開平11−204114号公報に
はフッ素樹脂繊維と導電性繊維とからなる電極材料が記
載されているが、この材料はフッ素樹脂繊維以外の部分
の撥水効果が十分でないため水がたまりやすく、たまっ
た水が燃料電池の電極反応に関与する物質の拡散・透過
を阻害する問題点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、従来の技
術における上述した問題点に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、電気抵抗が低く、壊れにくく、
しかも安価な多孔質導電性シートを提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、少なくとも炭素繊維と膨張黒鉛と粒径10〜
200nmの炭素粒子及び/又はカーボンブラックとを
含む多孔質導電性シート(以下、第1発明という)であ
る。
【0010】また、少なくとも炭素短繊維と溶融粘度が
106poise以下のフッ素樹脂を含み、該フッ素樹脂によ
って炭素短繊維が結着されていることを特徴とする多孔
質導電性シート(以下、第2発明という)である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の態
様を説明する。
【0012】第1発明である、少なくとも炭素繊維と膨
張黒鉛と粒径10〜200nmの炭素粒子及び/又はカ
ーボンブラックとを含む多孔質導電性シートにおいて、
炭素繊維としては、PAN(ポリアクリロニトリル)
系、ピッチ系、フェノール系等の炭素繊維が挙げられ
る。なかでもPAN系炭素繊維はシートを加圧した場合
に壊れにくいため、特に好ましく用いられる。
【0013】炭素繊維の太さが細いと流体透過性が低く
なる問題、炭素繊維の太さが太いと空孔が大きくなり多
孔質導電性シート上に触媒層を塗布するときにシートへ
のしみ込みが多くなる問題があるため、炭素繊維の太さ
は1〜15μmが好ましい。より好ましくは3〜10μ
mである。
【0014】炭素繊維は、シートの形態保持性のため織
布や不織布構造をなしていることが好ましく、重量平均
による繊維長は3mm以上が好ましく、5mm以上がさ
らに好ましい。繊維長が短いとシートの形態保持性が低
く、バインダー効果を高めるため炭素繊維と膨張黒鉛と
粒径10〜200nmの炭素粒子及び/又はカーボンブ
ラック以外の材料が多く必要になり電気抵抗が高くな
る。炭素繊維が不織布構造をなしている場合、均一な不
織布構造を得るために平均繊維長は50mm以下が好ま
しく、20mm以下がさらに好ましい。
【0015】炭素繊維は多孔質導電性シートに18重量
%以上含まれることが好ましい。より好ましくは21重
量%以上、さらに好ましくは24重量%以上である。炭
素繊維の量が少ないと多孔質導電性シートの引張強さが
低く、流体透過性が低くなる問題が起こる。なお、上限
値は特にはないが、70重量%以下であることが好まし
く、50%以下がさらに好ましい。なぜならば、炭素繊
維の重量比が高すぎると膨張黒鉛や粒径10〜200n
mの炭素粒子及び/又はカーボンブラックにより電気抵
抗を低減する効果が十分得られないからである。
【0016】膨張黒鉛粒子とは、黒鉛粒子が、硫酸、硝
酸などにより層間化合物化された後、急速加熱により膨
張せしめられて得られる黒鉛粒子を云う。通常、膨張黒
鉛粒子の結晶構造における層間距離は、原料黒鉛粒子の
それの約50乃至500倍である。膨張黒鉛の直径は炭
素繊維の直径の1/2以上であることが好ましく、2倍
以上がより好ましく、5倍以上がさらに好ましい。ここ
で膨張黒鉛および炭素繊維の直径はいずれも平均直径と
する。膨張黒鉛の直径が小さいと炭素繊維間をつないで
電気抵抗を低くする効果が小さくなる。
【0017】膨張黒鉛を含む多孔質導電性シートは、厚
さ方向への加圧を行っても膨張黒鉛は柔軟であるため破
壊することがなく、炭素繊維と膨張黒鉛の接触面積が増
大することで電気抵抗の低減が達成される。また膨張黒
鉛を含むことで加圧による炭素繊維の破壊を防止するこ
とができる。
【0018】膨張黒鉛は多孔質導電性シートに5〜60
重量%含まれることが好ましい。より好ましくは10〜
50重量%、さらに好ましくは20〜40重量%であ
る。
【0019】前記数値範囲を上回ると引っ張り強度低下
や気体透過性の低下が起こり、好ましくないからであ
る。
【0020】本発明における炭素粒子は、粒径が10〜
200nmである必要がある。好ましくは10〜100
nmであり、より好ましくは10〜50nmである。前
記数値範囲を上回ると粒子の脱落が起こり易くなること
があり、好ましくないからである。当該炭素粒子は導電
性に優れた炭素単体よりなる炭素粒子であり、形状は特
に限定されず、球形、楕円形、多面体等何れでも良い。
又、粒径とは、一次粒子の粒径を指すものであり、当該
炭素粒子のみ、或いは適当なポリマー等よりなるバイン
ダーにより、2次粒子形態や凝集体形態、或いは、マク
ロなペースト状の形態を有していても良く、その場合、
それらの形態のサイズは前記粒径サイズよりも大きい場
合があっても良い。尚、粒径の定量手法としては、電子
顕微鏡法により測定される結果を用いることが簡便で好
ましい。
【0021】カーボンブラックはファーネスブラック、
アセチレンブラック等様々なものを用いることができる
が、アセチレンブラックは高純度であるので好ましい。
カーボンブラックの粒径は一般に10〜200nm程度
であるが、電気抵抗低減の点から好ましくは10〜10
0nmであり、10〜50nmがより好ましい。従っ
て、該炭素粒子と該カーボンブラックが同一である場合
も当然あり得る。
【0022】粒径10〜200nmの炭素粒子及び/又
はカーボンブラックは多孔質導電性シートに2〜40重
量%含まれることが好ましい。より好ましくは5〜30
重量%、さらに好ましくは7〜20重量%である。
【0023】前記数値範囲を下回ると電気抵抗低減効果
が十分得られないことがあり、前記数値範囲を上回ると
気体透過性が悪くとなることがあり、好ましくないから
である。
【0024】粒径10〜200nmの炭素粒子及び/又
はカーボンブラックと膨張黒鉛の重量比は以下の関係を
満たすことが好ましい。 0.05≦W1/W2≦0.8 ここで W1:炭素粒子及び/又はカーボンブラックの
重量 W2:膨張黒鉛の重量 より好ましくは0.1≦W1/W2≦0.5、さらに好ま
しくは0.15≦W1/W2≦0.35である。
【0025】膨張黒鉛と粒径10〜200nmの炭素粒
子及び/又はカーボンブラックとの相乗効果で電気抵抗
の低減を達成しているので、重量比が高すぎても低すぎ
ても電気抵抗が増大する。
【0026】多孔質導電性シートは厚さ方向に気体を透
過する程度の多孔性を有すればよい。
【0027】厚さ方向の気体透過性として、多孔質導電
性シートは、厚み方向への面圧による加圧を行わない状
態で、厚み方向に14cm/secの空気を透過させた
ときの圧力損失が、30mmAq以下であるのが好まし
い。より好ましいのは20mmAq以下であり、さらに
好ましいのは10mmAq以下である。
【0028】導電性とは電子導電性を意味しており、炭
素繊維、膨張黒鉛間および粒径10〜200nmの炭素
粒子及び/又はカーボンブラックの間を電子が流れて導
電性を発揮する。本発明のシートを電極材料として用い
るには、特にシート厚さ方向の導電性が高いことが重要
である。
【0029】多孔質導電性シートの強度を高めるため
や、多孔質導電性シートに撥水性を与えるために有機物
バインダーが添加され、フッ素樹脂、ポリビニルアルコ
ール(PVA)、ポリ酢酸ビニル(PVAc)、セルロ
ース、アクリル樹脂などが用いられる。撥水性を得るた
めにフッ素樹脂が好ましく、シート強度を高めるために
テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニル
エーテル共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン
−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)がより
好ましく、電気抵抗を低くするためにPFAがさらに好
ましい。多孔質導電性シートに含まれる有機物はあまり
多いと電気抵抗を増大させ、気体透過性を低下させるの
で、多孔質導電性シートに含まれる有機物は35重量%
以下が好ましく、より好ましくは30重量%以下、さら
に好ましくは25重量%以下である。一方、撥水性を十
分得るためには、多孔質導電性シートに含まれる撥水性
樹脂は5重量%以上であることが好ましく、10重量%
以上であることがより好ましく、更に好ましくは15重
量%以上である。
【0030】このような多孔質導電性シートの製造方法
としては炭素繊維と膨張黒鉛を含むシートに粒径10〜
200nmの炭素粒子及び/又はカーボンブラックを添
加する方法と炭素繊維と膨張黒鉛と粒径10〜200n
mの炭素粒子及び/又はカーボンブラックを用いてシー
トを製造する方法がある。
【0031】多孔質導電シートを燃料電池用集電体とし
て用いる場合には、多孔質導電シートに撥水性を付与す
ることが求められる。このため上述の通り多孔質導電シ
ートに撥水性の高分子材料を含むことが好ましく、多孔
質導電性シートが実質的に炭素繊維、膨張黒鉛、と撥水
性の高分子材料のみからなることが好ましい。ここで、
実質的にとは、炭素繊維、膨張黒鉛、および粒径10〜
200nmの炭素粒子及び/又はカーボンブラックと撥
水性の高分子材料以外の物質が3重量%以下であること
を意味する。より好ましくは2重量%以下、さらに好ま
しくは1重量%以下である。炭素繊維、膨張黒鉛、と撥
水性の高分子材料以外の物質は少なければ少ないほど、
高導電性、高撥水性、耐熱性、耐溶出性の点から好まし
い。実質的に無機導電繊維、無機導電粒子および撥水性
の高分子材料のみからなる多孔質導電性シートを製造す
る方法は、実質的に無機導電繊維、無機導電粒子および
撥水性の高分子材料のみを用いて多孔質導電シートを製
造する方法や溶媒への溶出、加熱等により多孔質導電シ
ートから無機導電繊維、無機導電粒子および撥水性の高
分子材料以外の材料を取り除く方法等が挙げられる。
【0032】第2発明である、少なくとも炭素短繊維と
溶融粘度が106poise以下のフッ素樹脂を含み、該フッ
素樹脂によって炭素短繊維が結着されていることを特徴
とする多孔質導電性シートにおいて、炭素繊維として
は、PAN(ポリアクリロニトリル)系、ピッチ系、フ
ェノール系等の炭素繊維が挙げられる。なかでもPAN
系炭素繊維はシートを加圧した場合に壊れにくいため、
特に好ましく用いられる。
【0033】炭素繊維の太さが細いと流体透過性が低く
なる問題、炭素繊維の太さが太いと空孔が大きくなり多
孔質導電性シート上に触媒層を塗布するときにシートへ
のしみ込みが多くなる問題があるため、炭素繊維の太さ
は1〜15μmが好ましい。より好ましくは3〜10μ
mである。
【0034】炭素短繊維は、シートの形態保持性のため
織布や不織布構造をなしていることが好ましく、重量平
均による繊維長は3mm以上が好ましく、5mm以上が
さらに好ましい。繊維長が短いとシートの形態保持性が
低く、バインダー効果を高めるため炭素繊維と膨張黒鉛
と炭素粒子以外の材料が多く必要になり電気抵抗が高く
なる。炭素繊維が不織布構造をなしている場合、均一な
不織布構造を得るために平均繊維長は50mm以下が好
ましく、20mm以下がさらに好ましい。
【0035】溶融粘度が106poise以下(好ましくは1
5poise以下)のフッ素樹脂としてはテトラフルオロエ
チレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体
(PFA)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロ
プロピレン共重合体(FEP)、エチレン−テトラフル
オロエチレン(ETFE)等があげられる。溶融粘度は
400℃以下の任意の温度での値でよい。溶融粘度が高
い場合炭素短繊維を結着する効果が低く多孔質炭素繊維
シートの引っ張り強さが低くなる。多孔質炭素繊維の撥
水性を高くするためにはPFA、FEPが好ましく、シ
ートの電気抵抗がを低くするためにはPFAが好まし
い。
【0036】フッ素樹脂は炭素短繊維を被覆しているこ
とが好ましい。ここで被覆とは表面に概ね均一に分布し
ていることを意味し、完全に表面を覆う必要はない。例
えば、前記フッ素樹脂が炭素短繊維を被覆する以外に、
粒子状に存在していても良いし、或いはその両者の混合
であってもよい。また炭素短繊維以外のシート構成材料
も被覆することが好ましい。フッ素樹脂が炭素短繊維を
被覆することで、シート内にフッ素樹脂を均一に分布さ
せ、シート全体に良好な撥水性を与えることができる。
【0037】PFAを含ませる方法としては、炭素短繊
維を含むシートにフッ素樹脂溶液やフッ素樹脂ディスパ
ージョンを含浸させ、乾燥、熱処理する方法や炭素短繊
維とフッ素樹脂粉末を混合させてシート化する方法があ
る。ここで、前記ディスパージョンを含浸させる工程の
前に、炭素短繊維を積層、あるいは炭素短繊維に加えて
膨張黒鉛等も含めて積層すれば、これら導電材料間にフ
ッ素樹脂が割り込むことが少なくなり、導電性が向上し
て好ましいということもある。
【0038】炭素短繊維で構成される多孔質導電シート
の引張強さは、0.49N/10mm幅以上が好まし
く、1.96N/10mm幅以上がより好ましく、4.
9N/10mm幅以上が更に好ましい。引張強さが低い
と、シートが燃料電池集電体とされる高次加工におい
て、シートが破損する可能性が増す。
【0039】多孔質導電性シートの電気抵抗は50mΩ
・cm2以下が好ましい。より好ましくは30mΩ・c
2以下、さらに好ましくは20mΩ・cm2以下であ
る。抵抗の測定においては、幅50mm、長さ200m
m、厚み1.5mmの平滑表面を有するガラス状炭素板
に幅50mm、長さ200mm、厚み0.1mmの銅箔
を重ねたものを2枚用意する。これを試験電極と呼ぶ。
2枚の試験電極をガラス状炭素板同士を向かい合わせて
中央部で直交するように重ねる。多孔質導電性シートを
直径46mmの円形にカットし、ガラス状炭素板の重な
った部分に挟み、多孔質導電性シートの面積に対して
0.98MPaの圧力となるよう加圧する。2枚の試験
電極の1端に電流用の端子を設け、他端に電圧用の端子
を設ける。電流用の端子を用いて2枚の試験電極の間に
1Aの電流を流す。電圧用端子間の電圧V(V)を測定
し次式により抵抗R(mΩ・cm2)を算出する。ここ
でπは円周率である。 R=V×2.3×2.3×π×1000 多孔質導電性シートの厚み方向に0.98MPaの一様
な面圧を加えたときの厚みは0.03〜0.3mmが好
ましい。より好ましくは0.05〜0.25mm、さら
に好ましくは0.07〜0.2mmである。厚みが薄い
と強度が低くなる。また燃料電池の集電体として用いた
ときに面方向への気体透過性が低くなる。厚みが厚いと
電気抵抗が高くなる。なお、厚みは、集電体を均一な厚
みで平滑な表面を有する2枚のガラス状炭素板で挟み、
0.98MPaの一様な面圧で加圧し、集電体を挟まな
いときと挟んだときの上下の圧子の間隔の差から求め
る。圧子の間隔の測定においては、圧子の中心点を挟む
両端で微小変位検出装置により圧子の間隔を測定し、両
端の間隔の平均値として圧子の間隔を算出する。一様な
面圧とするために、一方の圧子は球座で受けて上下の圧
子の加圧面のなす角度を可変にする。
【0040】多孔質導電性シートの目付は10〜130
g/m2が好ましく、20〜90g/m2がより好ましく、
30〜60g/m2がさらに好ましい。目付が低いと強度
が低くなる。また燃料電池の集電体として用いたときに
面方向への気体透過性が低くなる。目付が高いと電気抵
抗が高くなる。
【0041】さて、本発明の多孔質導電性シートは流体
の透過を伴う電極材料として好適に用いることができ
る。特に300℃以下の温度で使用する低温型燃料電池
用材料、なかでも固体高分子型燃料電池の集電体として
電気抵抗が低く、壊れにくく、安価な材料として好適に
用いることができる。多孔質導電性シートを用いた集電
体と触媒層、または多孔質導電性シートを用いた集電体
と触媒層、高分子電解質膜とを層状に配置して燃料電池
用ユニットを構成し、これらの集電体またはユニットに
よって燃料電池が構成して、上述の効果により良好な特
性を発揮するとともに、安価な燃料電池となり、自動
車、船舶等の移動体の駆動用に好適である。
【0042】
【実施例】実施例1 長さ12mmにカットしたPAN系炭素繊維の短繊維と
膨張黒鉛粉末(東洋炭素(株)製,かさ密度0.14g
/cm3,平均粒径230μm)を水中(界面活性剤含
有)で分散、金網上に抄造し、炭素短繊維を結着する高
分子物質であるポリビニルアルコール(PVA)とポリ
酢酸ビニル(PVAc)の混合物からなるエマルジョン
を付着させて乾燥し、多孔質導電性シート(A)を得
た。多孔質導電性シート(A)の目付は56g/m2
炭素繊維の含有率は36重量%、膨張黒鉛粉末の含有率
は54重量%PVAとPVAcの混合物の含有率は10
重量%であった。
【0043】PFAディスパージョン(AD−2CR、
ダイキン工業株式会社製)とアセチレンブラック(A
B)粉末(デンカブラック粉末、電気化学工業株式会社
製)とノニオン系界面活性剤(ノニオンS−220、日
本油脂製)の混合液(PFA含有率4.5重量%、AB
含有率2.2重量%、ノニオンS−220含有率1重量
%)を多孔質導電性シート(A)に含浸、100℃で乾
燥した後200℃で熱処理した。その後、ロールプレス
を行った。ロールプレスは加圧力を4900N、加圧幅
を12.5cmに設定して、クリアランスを350μ
m、300μm、250μmで各1回、合計3回行っ
た。さらに2枚の黒鉛板で挟んで35g/m2の面圧で
加圧しながら350℃で1時間、空気中で熱処理して多
孔質導電性シートを得た。多孔質導電性シートの諸量を
表1に示す。
【0044】実施例2〜4 PFAディスパージョンとAB粉末とノニオン系界面活
性剤の混合液濃度を変えた他は実施例1と同様にして多
孔質導電性シートを得た。
【0045】実施例5 長さ12mmにカットしたPAN系炭素繊維の短繊維と
膨張黒鉛粉末(東洋炭素(株)製,かさ密度0.14g
/cm3,平均粒径230μm)をPVA水溶液(ゴー
セノール(株)製KH−17、5重量%)中で分散、金
網上に抄造、乾燥して多孔質導電性シート(B)を得
た。多孔質導電性シート(B)の目付は44g/m2
炭素繊維の含有率は81重量%、膨張黒鉛粉末の含有率
は9重量%、PVA含有率は10重量%であった。
【0046】PFAディスパージョン(AD−2CR、
ダイキン工業株式会社製)とアセチレンブラック(A
B)粉末(デンカブラック粉末、電気化学工業株式会社
製)とノニオン系界面活性剤の混合液を多孔質導電性シ
ート(B)に含浸、100℃で乾燥した後200℃で熱
処理した。その後、ロールプレスを行った。ロールプレ
スは加圧力を4900N、加圧幅を12.5cmに設定
して、クリアランスを300μm、200μm、150
μmで各1回、100μmで2回の合計5回行った。さ
らに2枚の黒鉛板で挟んで35g/m2の面圧で加圧し
ながら350℃で1時間、空気中で熱処理して多孔質導
電性シートを得た。
【0047】比較例1 実施例1のPFAディスパージョンとAB粉末とノニオ
ン系界面活性剤の混合液の代わりにPFAディスパージ
ョンを用いた他は実施例1と同様にして多孔質導電性シ
ートを得た。
【0048】比較例2 実施例5のPFAディスパージョンとAB粉末とノニオ
ン系界面活性剤の混合液の代わりにPFAディスパージ
ョンを用いた他は実施例5と同様にして多孔質導電性シ
ートを得た。
【0049】比較例3 長さ12mmにカットしたPAN系炭素繊維の短繊維を
水中で分散、金網上に抄造し、炭素短繊維を結着する高
分子物質であるPVAとPVAcの混合物からなるエマ
ルジョンを付着させて乾燥し、多孔質導電性シート
(C)を得た。多孔質導電性シート(C)の目付は30
g/m2 、炭素繊維の含有率は78重量%、PVAと酢
ビの混合物の含有率は22重量%であった。
【0050】PFAディスパージョン(AD−2CR、
ダイキン工業株式会社製)とアセチレンブラック(A
B)粉末(デンカブラック粉末、電気化学工業株式会社
製)とノニオン系界面活性剤の混合液を多孔質導電性シ
ート(C)に含浸、100℃で乾燥した後200℃で熱
処理した。その後、ロールプレスを行った。ロールプレ
スは加圧力を4900N、加圧幅を12.5cmに設定
して、クリアランスを300μm、200μm、150
μmで各1回、100μmで2回の合計5回行った。さ
らに2枚の黒鉛板で挟んで35g/m2の面圧で加圧し
ながら350℃で1時間、空気中で熱処理して多孔質導
電性シートを得た。
【0051】実施例1〜5、比較例1〜3の多孔質導電
性シートの物性を表1に示す。
【0052】表1から膨張黒鉛またはABと炭素繊維を
用いた場合に比べて、膨張黒鉛、ABおよび炭素繊維を
用いた場合の方が電気抵抗が低くなることがわかる。
【0053】実施例6、7 比較例3の多孔質導電性シート(D)を窒素雰囲気中8
00℃で熱処理した。このシートに実施例6にはPFA
ディスパージョン(AD−2CR、ダイキン工業株式会
社製)を、実施例7にはFEPディスバージョンを多孔
質導電性シート(D)に含浸、100℃で乾燥、さらに
2枚の黒鉛板で挟んで150g/m2の面圧で加圧しな
がら350℃で1時間、空気中で熱処理して多孔質導電
性シートを得た。
【0054】比較例4 PFAディスパージョンの代わりにPTFEディスパー
ジョンを用いた以外は実施例6と同様にして多孔質導電
性シートを得た。
【0055】実施例6、7、比較例4の多孔質導電性シ
ートの物性を表2に示す。
【0056】表2からPTFEに比べてPFAやFEP
の引張強さを改善する効果が大きいことがわかる。
【0057】実施例8 実施例1のPFAディスパージョンとAB粉末とノニオ
ン系界面活性剤の混合液の代わりにPFAディスパージ
ョンを用いた他は実施例1と同様にして多孔質導電性シ
ートを得た。
【0058】実施例9 長さ12mmにカットしたPAN系炭素繊維の短繊維と
膨張黒鉛粉末(東洋炭素(株)製,かさ密度0.14g
/cm3,平均粒径230μm)をカルボキシルメチル
セルロース(CMC)水溶液(ダイセル化学工業(株)
製1290、0.8重量%)中で分散、金網上に抄造
し、100℃で乾燥した。その後さらに200℃で熱処
理して多孔質導電性シート(D)を得た。多孔質導電性
シート(D)にFEPディスパージョンに含浸、100
℃で乾燥、さらに2枚の黒鉛板で挟んで150g/m2
の面圧で加圧しながら310℃で1時間、空気中で熱処
理して多孔質導電性シートを得た。
【0059】実施例8、9の多孔質導電性シートの物性
を表3に示す。接触角の測定は協和界面科学(株)製F
ACE接触角計(CA−D型)による。
【0060】表3からFEPに比べてPFAの方が電気
抵抗を低減する効果が大きく、撥水性も高いことがわか
る。
【表1】
【表2】
【表3】
【0061】以上の通り本発明の多孔質導電性シートは
電気抵抗が低く、引張強さが高く、撥水性が高い。これ
らの多孔質導電シートはそのまま、または後処理をして
燃料電池用集電体として用いることができる。
【0062】
【発明の効果】この発明の多孔質導電性シートは電気抵
抗が低く、破壊が起こりにくい。したがって安価で、電
圧低下や破壊が少なく、長寿命の燃料電池用集電体が得
られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G032 AA01 AA05 AA06 AA13 AA52 BA05 GA06 4G046 CA04 CB03 CB05 CB09 CC05 5G301 DA18 DA19 DA20 DA42 DD10 5H026 AA06 CX02 EE05 EE06 EE19 HH00 HH06

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、炭素繊維と膨張黒鉛と粒径
    10〜200nmの炭素粒子及び/又はカーボンブラッ
    クとを含む多孔質導電性シート。
  2. 【請求項2】 該炭素繊維を18重量%以上含む請求項
    1に記載の多孔質導電性シート。
  3. 【請求項3】 該炭素粒子と該膨張黒鉛の重量比が以下
    の関係を満たす請求項1又は2のいずれかに記載の多孔
    質導電性シート。 0.05≦W1/W2≦0.8 ここで W1:炭素粒子及び/又はカーボンブラックの
    重量 W2:膨張黒鉛の重量
  4. 【請求項4】 撥水性の材料をさらに含む、請求項1乃
    至は3のいずれかに記載の多孔質導電性シート。
  5. 【請求項5】 テトラフルオロエチレン−パーフルオロ
    アルキルビニルエーテル共重合体をさらに含む請求項1
    乃至は4のいずれかに記載の多孔質導電性シート。
  6. 【請求項6】 少なくとも炭素短繊維と溶融粘度が10
    6poise以下のフッ素樹脂を含み、該フッ素樹脂によって
    炭素短繊維が結着されていることを特徴とする多孔質導
    電性シート。
  7. 【請求項7】 フッ素樹脂が炭素短繊維を被覆している
    ことを特徴とする、請求項6に記載の多孔質導電性シー
    ト。
  8. 【請求項8】 フッ素樹脂がテトラフルオロエチレン−
    パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体であるこ
    とを特徴とする請求項6または7に記載の多孔質導電性
    シート。
  9. 【請求項9】 引張強さが0.49N/10mm幅以上
    である、請求項1乃至は8のいずれかに記載の多孔質導
    電性シート。
  10. 【請求項10】 2枚のガラス状炭素板の間に挟んで
    0.98MPaの一様な面圧を加えたときの抵抗が50
    mΩ・cm2以下である、請求項1乃至は9のいずれか
    に記載の多孔質導電性シート。
  11. 【請求項11】 電極用材料として使用される、請求項
    1乃至は10のいずれかに記載の多孔質導電性シート。
  12. 【請求項12】 燃料電池の集電体として使用される、
    請求項1乃至は10のいずれかに記載の多孔質導電性シ
    ート。
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