JP2001195043A - アクティブマトリクス液晶表示装置の駆動方法及び装置 - Google Patents

アクティブマトリクス液晶表示装置の駆動方法及び装置

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JP2001195043A
JP2001195043A JP2000101960A JP2000101960A JP2001195043A JP 2001195043 A JP2001195043 A JP 2001195043A JP 2000101960 A JP2000101960 A JP 2000101960A JP 2000101960 A JP2000101960 A JP 2000101960A JP 2001195043 A JP2001195043 A JP 2001195043A
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driving
liquid crystal
crystal display
line
lines
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JP2000101960A
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Shigeki Hirohata
茂樹 廣畑
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画素への書き込み時間の不足により生ずる画
素への充電不足、表示品位の低下。 【解決手段】 レターボックス部分の画素書きこみを複
数フレームに分割して行う。又はゲートドライバのスタ
ートパルスを2クロック以上入力する。レターボックス
に限らず、画素全般において予備充電を確実に行うため
にドット反転駆動又はライン反転駆動を行う際、ゲート
駆動波形を2クロック以上連続させ、下段に蓄積された
電荷を上段のラインの予備充電に利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置にお
ける表示制御技術に関し、アクティブマトリックス液晶
表示装置において表示画面の行電極線数よりも少ない走
査線数の画像信号を表示する場合における表示制御方式
に利用して好適な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】現在パーソナルコンピュータは多数の映
像信号出力フォーマットを有しており、液晶表示装置に
液晶表示装置が有するゲート電極線数よりも少ないライ
ン数の映像信号を表示する場合、駆動方法を工夫しない
と映像が片寄って表示されてしまう。具体的には図8に
示すように、映像表示領域82の上又は下に映像が表示
されない余白領域81が生じる。以後この余白領域をレ
ターボックスと呼ぶ。このレターボックスを上記映像表
示領域の上下に均等に配置し(以後この処理をセンタリ
ングと呼ぶ)、さらにレターボックスに特定の階調、た
とえば黒、を書きこんで、見栄えを良くすることが要求
されている。
【0003】従来の技術第1の例を図6を用いて説明す
る。図6において、11はゲートドライバに対して入力
するシフトクロック、12はゲートドライバが液晶表示
パネルのゲート線に対して出力する出力波形、13はゲ
ートドライバに対して入力するスタートパルスの波形を
示す。図6に示すように、従来は1垂直帰線期間にレタ
ーボックス部分の全てのラインの走査を完了させるため
に、ゲート線駆動手段内部のシフトレジスタのクロック
周期を映像表示領域のクロックよりも高める、という方
法で行っていた。以後これを従来例第1の方法と呼ぶ。
【0004】次に従来の技術第2の例を図7を用いて説
明する。図7において、11はゲートドライバに対して
入力するシフトクロック、12はゲートドライバが液晶
表示パネルのゲート線に対して出力する出力波形、13
はゲートドライバに対して入力するスタートパルスの波
形を示す。図7に示すように、レターボックス部分への
書き込みを1垂直帰線期間中に完了させるために、ゲー
トドライバ側であらかじめレターボックス部分用とし
て、複数のゲート線に対して同時にゲートオン電圧を印
加できる機能を持たせておき、レターボックス部分への
書きこみ時、レターボックス表示に必要なライン数分の
ゲート線を同時にオンしてレターボックス部分の全ての
ラインを同時に書き込む、という方法で行っていた。以
後これを従来例第2の方法と呼ぶ。
【0005】次に従来の技術第3の例を図16を用いて
説明する。図16においても、11はゲートドライバに
対して入力するシフトクロック、12はゲートドライバ
が液晶表示パネルのゲート線に対して出力する出力波
形、13はゲートドライバに対して入力するスタートパ
ルスの波形を示す。図16に示すように、レターボック
部分に限らず画素全般において、ドット反転駆動で2ラ
イン以上同時選択駆動をする場合でかつ、予備充電を行
う場合、同じ極性のラインのゲートが開くように、1ラ
イン置きに選択する飛越選択を行っていた。そのため画
素への電荷の供給はソースドライバによってのみ行って
いた。以後これを従来例第3の方法と呼ぶ。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】パーソナルコンピュー
タ用映像表示装置の高精細化に伴い、パーソナルコンピ
ュータの出力する映像信号フォーマットも多様化してお
り、アクティブマトリクス液晶表示装置に対しても、多
数の映像信号フォーマットに対応することが要求されて
いる。表示ライン数が少ないフォーマットを表示する場
合、レターボックス部分のライン数は逆に多くなり、上
記レターボックス部分の走査を行うために要する時間も
必然的に増大する。またレターボックス部分の走査は垂
直帰線期間内に行うのが一般的であり、表示ライン数が
少ないフォーマットの場合、垂直帰線期間は、レターボ
ックス表示を行わない場合に比べ長い期間が必要であ
る。
【0007】近年、アクティブマトリクス液晶表示装置
は高精細化の一途をたどっており、それに伴ってゲート
ライン数も多くなっている。したがって1ゲートライン
当たりの走査時間が減少し、画素への充電に必要な時間
の確保が難しくなってきており、映像表示領域の上記各
ゲートラインの走査時間が必要最低限しか確保できてい
ないという場合もある。このような状況下で、表示ライ
ン数が少なくかつ垂直帰線期間の短いフォーマットの映
像表示を従来例第1の方法のように、レターボックス部
分を走査する際のゲート線走査周波数(以後fHと呼
ぶ)を、映像表示領域のfHよりも高くする、という方
法を用いて行った場合、上記レターボックス部分におけ
る各ゲートラインの1ライン当たりの走査時間を最低限
必要な時間からさらに縮めることになり、上記レターボ
ックス部分の画素への充電不足が生じ、レターボックス
部分の黒レベルが本来の黒レベルまで到達しない、いわ
ゆる黒浮きと呼ばれる現象が発生したり、映像表示領域
の信号がレターボックス部分にも表示されたりするいわ
ゆるクロストーク現象が発生し、レターボックス部分を
所望の表示状態にできないという問題があった。図9
に、画素への充電が正常な場合と、充電不足が生じて異
常な状態になっている場合について、画素電極の電位の
様子をそれぞれ示す。図9において黒レベルとは黒表示
時の画素電位、白レベルとは白表示時の画素電位、t0
は画素への充電開始時間、t2及びt3は画素への充電
が完了する時間(ただしt3<t2とする)である。画
素への充電終了時間がt2よりも遅い場合は充電不足は
起こらないが、画素への充電終了時間がt2よりも早い
場合、たとえばt3のようなタイミングの場合、画素電
位は黒レベルに達せず、黒浮きが生ずる。
【0008】また、レターボックス部分への書きこみ
を、上記レターボックス部分に相当するゲートライン全
てのゲート線を選択してレターボックス部分への書きこ
みを行うという、従来例第2の方法を用いて行う場合、
ゲートドライバの構成が煩雑になるという問題があっ
た。この様子を図10を用いて説明する。図10におい
て、101はレターボックス部分のライン数情報を入力
するための入力端子Ln、102はLnに入力されたラ
イン数情報に応じて、該当するDフリップフロップに対
してその出力を制御するための制御信号103を出力す
るデコーダ回路、103は各Dフリップフロップ41に
対しその出力を外部より制御するための制御信号CTL
を示す。102はLnに応じて該当する上記各Dフリッ
プフロップに対してCNT信号を出力する。CNT信号
を受け取った各Dフリップフロップは、CNT信号が有
効な期間中ゲートオン信号を出力し続ける。CNT信号
に同期してソース線に対し黒表示電位を出力しておけ
ば、CNT信号を受け取った各Dフリップフロップ出力
に対応するゲートラインと接続された画素はレターボッ
クス表示になる。このように従来例第2の方法を用いて
行う場合は、ゲートドライバ内部に、外部より同時にオ
ンする制御を可能とするため、対応させるフォーマット
の種類分のデコーダ回路を内蔵する必要があり、対応す
るフォーマット数が多様化するとより多くのデコーダ回
路を内蔵する必要があり、ゲートドライバの構成が煩雑
になるという問題があった。
【0009】また、ゲート1ライン毎にソース線へ供給
する極性を反転する駆動法、例えばドット反転駆動法
(以後1H反転駆動と呼ぶ)を用いた場合、ソース線駆
動手段(以後、ソースドライバと呼ぶ)の出力極性を1
ゲートライン毎に切りかえる必要があり、ソースドライ
バの出力バッファのスルーレートが不足すると充分に画
素に対して充電できなくなるという問題がある。液晶表
示パネルが高精細化すればするほどソース線容量も増大
するため、ソースドライバに対する負荷も大きくなり、
ソースドライバのスルーレートが負荷に対してさらに不
足し、ソース線に対して所望の電圧を印加することが困
難となり、表示品位が低下するという問題があった。こ
こで、図18に1H反転駆動時と、フレーム反転駆動時
のソースドライバの出力波形をそれぞれ示す。図18に
おいて、181はゲートドライバへ入力するシフトクロ
ックであり、181の立ちあがりから次の立ちあがりま
でが、1H期間である。182は1H反転駆動時のソー
スドライバ出力波形、183はフレーム反転駆動時のソ
ースドライバ出力波形を示している。184は液晶表示
パネルの共通電極の電位である。以後、上記共通電極の
電位を0Vと仮定して、上記共通電極の電位よりも高い
電圧をプラス極性、低い電圧をマイナス極性と呼ぶ。図
18のように、1H反転駆動をする場合はソースドライ
バの出力極性が頻繁に反転し、その出力バッファのスル
ーレートが低い場合は充分に充電できないのである。い
っぽう、カラム反転駆動の場合は、ソースドライバの出
力極性が1フレーム内で同一ため、その出力バッファの
スルーレートはドット反転の時ほど問題にはならない。
ドット反転駆動時のソースドライバの出力バッファのス
ルーレートが不足するという問題を解決する方法として
は、ソースドライバの出力能力を高める方法や、選
択ライン数を増やす方法などがあるが、ソースドライバ
の出力能力を高めるには技術的課題やコスト制約などの
新たな課題を解決する必要があり、容易ではない。また
選択ライン数を増やし、あらかじめ画素電極を予備充電
するという方法が最も簡単であるが、1H反転駆動の場
合、ゲート線1ライン毎にソースドライバの出力極性が
反転するため、選択ライン数を増やしてプリチャージす
るには、ゲートの選択も1ラインおきにする必要があ
る。このため図14に示すように、ゲート線電圧が1水
平期間(以後,1Hと呼ぶ)毎に、TFTをオンする電
位(以後ON電位)、TFTをオフする電位(以後OF
F電位)、ON電位、OFF電位と切り替わる。ゲート
駆動波形はON電位からOFF電位、またはOFF電位
からON電位に切り替わる際、ゲート線の負荷容量によ
って波形がなまるので、例えば2ライン同時選択時を例
にあげると、あるゲートラインにおいて連続2ライン選
択駆動した場合に比べ、飛越2ライン選択の場合は上記
連続2ライン選択駆動した場合よりも実質のゲートON
時間は短くなる。これによりプリチャージ効果が薄れ、
表示品位が低下するといった問題があった。また上記ゲ
ート波形のなまりにより、レターボックス部分への書き
こみも充分行われず、レターボックス部分が所望の表示
とならないために表示品位が低下するといった問題があ
った。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明は、レタ
ーボックス部分へ書きこみ時間が不足し、充電不足が生
じ、レターボックス部分の表示品位が低下するといった
課題を解決するために、ゲート線とソース線とを備えた
液晶表示パネルの駆動手段として、内部に前段のDフリ
ップフロップの出力を次段のDフリップフロップに入力
するシフトレジスタを持つ上記ゲート線を駆動するゲー
ト線駆動手段と、上記ソース線を駆動するためのソース
線駆動手段と、外部より信号を入力するための映像信号
入力端子と、上記映像信号に応じて上記ゲート線駆動手
段と上記ソース線駆動手段を制御するための制御手段と
ならなる、アクティブマトリクス液晶表示パネル駆動方
法において、上記液晶表示パネルの垂直方向のライン数
よりも少ない上記映像信号を表示する際に、上記映像信
号に応じた画像を表示する映像表示部分以外の部分、す
なわちレターボックス部分の走査において、上記映像信
号の垂直帰線期間が短い場合でも、上記レターボックス
部分の走査が確実に行えるように、上記ゲート線駆動手
段内部のシフトレジスタのクロック信号である、シフト
クロックの周期を変化させる様にしたものである。
【0011】本願第2の発明は、レターボックス部分の
ゲートを同時にONするという方法でレターボックス部
分の書きこみを行う場合、デコーダ回路をゲートドライ
バ内に内蔵する必要があり、ゲートドライバの構成が煩
雑になるという課題を解決するために、ゲート線とソー
ス線とを備えた液晶表示パネルの駆動手段として、内部
に前段のDフリップフロップの出力を次段のDフリップ
フロップに入力するシフトレジスタを持つ上記ゲート線
を駆動するゲート線駆動手段と、上記ソース線を駆動す
るためのソース線駆動手段と、外部より信号を入力する
ための映像信号入力端子と、上記映像信号に応じて上記
ゲート線駆動手段と上記ソース線駆動手段を制御するた
めの制御手段とならなる、アクティブマトリクス液晶表
示パネル駆動方法において、上記液晶表示パネルの垂直
方向のライン数よりも少ない上記映像信号を表示する際
に、上記映像信号に応じた画像を表示する映像表示部分
以外の部分、すなわちレターボックス部分の走査におい
て、上記レターボックス部分の走査が確実に行えるよう
に、上記ゲート線駆動手段内部のシフトレジスタの第1
段目のDフリップフロップへ入力するスタートパルスの
パルス幅をシフトクロック複数クロック分入力し、同時
に走査するライン数を複数本として、ゲートドライバの
構成を煩雑にすることなく1ラインの走査時間を実質長
くする様にしたものである。
【0012】本願第3の発明は、ゲート線とソース線と
を備えた液晶表示パネルの駆動手段として、内部に前段
のDフリップフロップの出力を次段のDフリップフロッ
プのD端子に接続するという構成のシフトレジスタを持
つ上記ゲート線を駆動するゲート線駆動手段と、外部よ
り入力された映像信号に応じて上記ソース線を駆動する
ソース線駆動手段と、外部より映像信号を入力するため
の映像信号入力端子と、上記映像信号に応じて上記ゲー
ト線駆動手段と上記ソース線駆動手段を制御するための
制御手段とからなるアクティブマトリクス液晶表示パネ
ル駆動方法において、画素充電を確実に行うためにゲー
ト1ライン毎にソース線へ供給する電位の極性を反転さ
せる、ドット反転駆動法又はライン反転駆動法で駆動す
る場合において、ゲート選択数を少なくとも2ライン以
上とし、なおかつそのうちの少なくとも2ライン以上を
連続する区間を設けることで、前フレームで下段の画素
に対して蓄積されている電荷を、上段の画素への予備充
電に利用することを可能とし、画素への充電不足を解消
するようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】(本願第1の発明の実施形態)各
図において、同一の番号で表されたものについては、同
様の機能を持つものとする。
【0014】まず初めに、一般的なアクティブマトリク
ス液晶表示装置の構成について図3を用いて説明し、次
に一般的なゲートドライバの構成について図4説明す
る。さらに本願第1の発明を実施するのに好適なコント
ローラの構成について図11を用いて説明し、ついで一
般的なセンタリング処理の方法について図11、図13
を用いて説明する。
【0015】初めに、一般的なアクティブマトリクス液
晶表示装置の構成について説明する。図3は一般的なア
クティブマトリクス液晶表示装置であり、31はソース
ドライバ、32はゲートドライバ、33は液晶表示パネ
ル、34は制御手段(以後コントローラと呼ぶ)を示
す。外部より入力された映像信号はコントローラ34に
一旦入力され、上記信号液晶表示パネル33に表示する
のに最適になるように信号処理されて、ソースドライバ
とゲートドライバに送られる。
【0016】次に、ゲートドライバの構成について説明
する。図4は一般的なゲートドライバの内部の様子を示
したものである。これは本願第1の発明を実施する上で
好適なゲートドライバでもある。図のように、ゲートド
ライバは前段のDフリップフロップの出力を次段のDフ
リップフロップに入力するシフトレジスタで構成されて
いる。図4において、41はDフリップフロップ、42
は上記Dフリップフロップの出力を、液晶表示装置のT
FTのゲートを駆動するのに好適な電圧に変換するため
のバッファ回路、43は液晶表示パネルのゲート線、4
4はシフトレジスタのスタートパルスSgを入力するた
めの入力端子、45はシフトレジスタを動作させるため
のシフトクロックFgを入力するための入力端子を示
す。上記スタートパルスSg及び上記シフトクロックF
gはコントローラ34から出力される。ゲート線を1ラ
イン選択駆動する場合、スタートパルスSg入力端子4
4にはシフトクロックFg1クロック分に相当するパル
スを入力すれば良いし、2ライン選択駆動する場合は、
スタートパルスSg入力端子44にシフトクロックFg
2クロック分に相当するパルスを入力すれば良い。
【0017】次にコントローラの内部構成を図11を用
いて説明する。図11において、111は入力映像信号
のライン数をカウントするライン数カウンタ、112は
液晶表示装置の有するライン数と上記入力映像信号のラ
イン数との差を計算し、その半分の値を出力するセンタ
リング数計算手段、113は上記映像信号の垂直帰線期
間を検出する垂直帰線期間検出手段、114は上記垂直
帰線期間検出手段より検出された上記垂直帰線期間をカ
ウントするフレームカウンタ、116はゲートドライバ
シフトクロック生成手段を示す。ゲートドライバシフト
クロック生成手段116は、上記映像信号に基づいて、
映像を表示するのに最適なタイミングでゲートドライバ
シフトクロックFgを生成するほか、センタリングの際
にも112と114により得られたセンタリング数とフ
レーム数に応じて、ゲートドライバに対しシフトクロッ
クFgを出力する。
【0018】次にセンタリングを行う場合の一般的なコ
ントローラの動作について図11と図13を用いて説明
する。まず、センタリングが必要であるかどうかを判断
するために、外部より入力された映像信号のライン数を
把握する必要がある。図11のライン数カウンタ111
は、上記垂直帰線期間検出手段113により出力された
垂直帰線期間検出信号でカウンタをリセットし、次の垂
直帰線期間検出信号を受信するまでの間、上記映像信号
に含まれている映像信号の有効期間を示すデータイネー
ブル信号DEの立ち上がりエッジをカウントする。これ
により上記映像信号のライン数を把握する。図13に画
像データとデータイネーブル信号DEとの関係を示す。
【0019】そして上記ライン数カウンタ111により
カウントされた上記1フレーム中のライン数に基づい
て、センタリング数計算手段112が、センタリングを
行う必要があるかどうかを判断する。判断の方法として
は、液晶表示装置の有するライン数と、上記外部より入
力された映像信号のライン数を比較して、上記外部より
入力された映像信号のライン数の方が少ない場合、セン
タリングが必要であると判断する、という方法がある。
【0020】これにより算出されたセンタリング数を、
ゲートドライバシフトクロック生成手段116に入力す
る。上記ゲートドライバシフトクロック生成手段116
は、垂直帰線期間中に上記センタリング数に対応するシ
フトクロックを生成し、ゲートドライバに対してシフト
クロックFgを送出し、同時にソースドライバに対して
はレターボックス部分を所望の表示状態にするために、
例えば黒を出力するような制御信号を送る。以上がセン
タリングを行う際の基本的な処理のフローである。
【0021】以上で一般的なゲートドライバの構成、一
般的なコントローラの構成及び一般的なセンタリング処
理のフローについての説明を終える。なお、ここで説明
したゲートドライバ、コントローラの構成及びセンタリ
ング処理のフローは本願第1の発明を実施する上でも有
用である。
【0022】次に本願第1の発明の実施法について、図
1を用いて説明する。本願第1の発明はレターボックス
部分の走査を複数のフレームに分割して行うというもの
である。ここでは3フレームに分割して行う場合を例に
とって説明する。ゲート線番号1〜6ラインがレターボ
ックス領域、それ以降を映像表示領域とする。
【0023】ある垂直帰線期間とその次の垂直帰線期間
で区切られた期間を1フレームとし、3つの連続したフ
レームをそれぞれ第nフレーム、第n+1フレーム、第
n+2フレームと呼ぶことにする。レターボックス領域
への書きこみは、1フレームに含まれる垂直帰線期間内
に行われる。よって今後は「あるフレームでレターボッ
クス部分への書きこみを行う」といった表現をした場
合、上記レターボックス部分への書きこみはそのフレー
ムに含まれる垂直帰線期間内に行われるものであること
とする。
【0024】図1はフレームn、n+1、n+2につい
て、それぞれ垂直帰線期間と映像表示期間において、ゲ
ートドライバに対して入力する信号波形の様子と、ゲー
トドライバの出力する信号波形の様子を示している。図
1に記載の記号はそれぞれ、11はゲートドライバに対
して入力するシフトクロック、12はゲートドライバが
液晶表示パネルのゲート線に対して出力する出力波形、
13はゲートドライバに対して入力するスタートパルス
の波形を示す。
【0025】図1において、シフトクロックFgの周期
の長い部分に対応するラインがレターボックス部分への
書きこみを行うラインであり、周期の短い部分に対応す
るラインはレターボックス部分への書きこみは行わない
ラインである。第nフレームにおいては、1、4番目の
ラインのみレターボックスデータの書きこみを行ってい
る。また次の第n+1フレームでは、周期を長くするラ
インをかえて、2、5番目のラインのみレターボックス
データの書きこみを行っている。同様に、第n+2フレ
ームでは3、6番目のラインのみ、レターボックスデー
タの書きこみを行っている。このようにレターボックス
部分への書きこみを3フレームに分割して行うことで、
1フレーム期間内に全てのレターボックスの書きこみを
行う場合に比べ、約1/3の垂直帰線期間でレターボッ
クス部分への書きこみが行える。
【0026】ここでは、レターボックス部分への書きこ
みを3フレームに分割して行うことを例に挙げたが、分
割するフレーム数は任意の数で実施可能である。
【0027】以上のように本願第1の発明によると、レ
ターボックス部分の書きこみを、1垂直帰線期間内に全
てのラインについて行うのではなく、1垂直帰線期間内
に上記レターボックス部分を書きこむライン数を、上記
レターボックス部分の表示に必要な全ライン数よりも少
なくする。あるいはレターボックス部分の書きこみをラ
イン毎に走査時間を変化させる。あるいは同一のライン
における走査時間をフレーム毎に変化させる。これによ
り、垂直帰線期間内が短いフォーマットの場合でも、レ
ターボックス部分への書きこみが確実に行える。 ま
た、レターボックス部分の駆動法は、映像表示領域の駆
動法によらず、カラム反転駆動としても良い。この場合
はレターボックス部分を書きこむ際、ソースドライバの
制御が簡単になるという効果がある。
【0028】(本願第2の発明の実施形態)本願第2の
発明はスタートパルスのパルス幅をFgの2クロック以
上入力し、Fgの周期を短くしても1ラインあたりの走
査時間を長くすることで、レターボックス部分への書き
こみ時間を確保するというものである。 センタリング
処理の一般的なフローについては本願第1の発明の実施
形態の説明と同様のため、ここでは省略する。
【0029】以下に、本願第2の発明を実施するにあた
り、好適なコントローラの内部構成とゲートドライバの
内部構成について図12、図5、図17を用いて説明す
る。その後、本願第2の発明を実施するのに好適な、ゲ
ートドライバに入力すべき信号の波形について、図2と
共に説明する。
【0030】図12は本願第2の発明を実施するにあた
り、好適なコントローラの内部構成について示したもの
である。図12は図11を基本構成とし、127を追加
したものである。。図12において、127はゲートド
ライバの出力を外部より制御するための信号(イネーブ
ル信号)を生成するためのイネーブル信号生成手段であ
る。また、111、112、113、115、116は
図11に記載のものと同様の機能を有するものであるた
め、これらの説明は本願第1の発明の実施形態に記述し
てあるので、ここでは省略する。
【0031】次にゲートドライバの内部構成について図
5を用いて説明する。図5は本願第2の発明を実施する
のに好適なゲートドライバの構成を示したものである。
これは図4に記載のゲートドライバを基本構成とし、新
たにシフトレジスタの出力を外部より制御できるよう
に、イネーブル端子を設けたものである。イネーブル端
子の機能としては、例えばイネーブル信号がHレベルで
あれば、ゲートドライバの出力を上記ゲートドライバ内
部のシフトレジスタの出力論理に依存させ、上記イネー
ブル信号がLレベルであれば、ゲートドライバの出力を
強制的にLレベルにする、という構成が考えられる。こ
うすることで、レターボックス部分の選択ライン数と、
映像表示領域の選択ライン数を変化させることが出来
る。これにより、レターボックス部分は複数ライン選択
駆動、映像表示領域は1ライン選択駆動といったよう
に、選択ライン数の切り替えが可能となる。これは複数
ライン選択駆動時に図17に示すようなBOX表示を行
った場合、BOXの下部に不要な表示が起こるといった
問題を回避する場合などに有効である。図17におい
て、81はレターボックス部分、82は映像表示部分、
171は不要表示部分である。図17において、上の正
常表示の図では、黒のバックに白のBOX表示が正常に
表示されているが、下の異常表示の図では、白のBOX
表示のさらに下の部分に不要な表示が出ている。図5に
おいて、46、47、48が上記映像表示領域における
走査の際に使用する、イネーブル信号入力端子である。
46、47、48はそれぞれゲートドライバ内部のDフ
リップフロップに対し、3つおきに接続されている。こ
れにより、例えば46では、1、4、7・・・というよ
うに1から始まり3つおきのDフリップフロップの出力
の制御を同時に行うことが出来る。
【0032】以上で本願第2の発明を実施するのに好適
なゲートドライバの構成についての説明を終える。
【0033】次に本願第2の発明を実施するのに好適
な、ゲートドライバに入力すべき信号の波形について、
図2と共に説明する。本願第2の発明は、前述したよう
にゲートドライバのスタートパルスSgのパルス幅を、
シフトクロックFgの複数クロック分にすることによ
り、上記シフトクロックFgのクロック周期を短くした
場合にも、1ライン当たりのゲート選択時間を長くする
ことが出来、レターボックス部分への書きこみ時間を充
分確保するというものである。図2にゲートドライバの
スタートパルスSgを3クロック分入力した場合の波形
図を示す。垂直帰線期間内にレターボックス部分のライ
ン数に相当する全パルスを入力するために、レターボッ
クス部分のシフトクロックFgの周期を短くしている。
この様にスタートパルスのパルス幅を広くする、といっ
た駆動波形の変更のみで、ゲートドライバの構成を変更
することなく複数のゲート線の走査を可能とし、レター
ボックス部分の充電時間を確保しつつ、1垂直帰線期間
内に全てのレターボックス部分の走査を行うことが可能
となる。なお、ここではスタートパルスSgを3クロッ
ク分入力する場合について説明したが、入力するスター
トパルスSgのパルス幅は任意の数で実施可能である。
【0034】また、ドット反転駆動の場合、通常の方法
では同一の極性の画素のゲートを同時にONする飛越選
択駆動を行うため、1水平期間毎にゲートをON、OF
Fことでゲート波形がなまり、例えば2ライン選択駆動
をする場合を例にあげると、連続2ラインONする場合
よりも、飛越2ライン選択をした場合の方が、ゲートO
N時間が短くなる。図15に示すように、ゲートを2ラ
イン連続でONする区間を設けることにより、図14に
示すように1水平期間毎にゲートをON、OFFするよ
りも1ゲートラインあたりの走査時間を長くすることが
でき、レターボックス部分への書きこみがより確実に行
える。この場合にも、入力するスタートパルスSgのパ
ルス幅は任意の数で実施可能である。
【0035】以上のように、本願第2の発明によると、
レターボックス部分の書きこみを、図2のようにスター
トパルスを複数クロック分連続して入力することで、ゲ
ート選択パルスのパルス幅を長くし、レターボックス部
分を複数ライン選択駆動とすることで、レターボックス
部分の書きこみを確実に行うことが出来る。
【0036】なお、映像表示領域においても、前述の連
続複数ライン選択動作を行っても、シフトクロックの周
期を正規の時間にしておけば正常の画像が得られる。
【0037】また、レターボックス部分の駆動法は、映
像表示領域の駆動法によらず、カラム反転駆動としても
良い。この場合はレターボックス部分を書きこむ際、ソ
ースドライバの制御が簡単になるという効果がある。
【0038】あるいはレターボックス部分の駆動法をド
ット反転駆動又はライン反転駆動とする場合は、図16
に示すように、スタートパルスにはFg1クロック置き
にHレベル、Lレベルを繰り返す波形を入力する。こう
することで、レターボックス部分をドット反転駆動又は
ライン反転駆動する場合でも、同一極性の画素を同時に
選択することができ、ゲート選択パルスのパルス幅も長
くでき、レターボックス部分の書きこみを確実に行うこ
とが出来る。
【0039】(本願第3の発明の実施形態)画素充電時
間が短い場合、画素への充電が充分行われないことによ
る表示品位の低下などの問題が発生するので、これを防
止するために、画素に対してあらかじめ予備充電を行う
方法がある。本願第3の発明はこの予備充電をより確実
に、かつ駆動波形の変更のみで簡単に行えるようにする
ために、前フレームで下段ラインの画素に蓄積された電
荷を、これから充電しようとしている画素への充電に利
用しようというものである。これはレターボックス部分
に限らず、画素全般について有効である。本願第3の発
明を実施する上で用いるゲートドライバの構成について
は、上記本願第1の発明の実施形態や、上記本願第2の
発明の実施形態に記述のものを利用できるので、ここで
は省略する。
【0040】以下に、本願第3の発明を実施するにあた
り好適なゲート駆動波形及び画素への充電の様子を、図
15、図19を用いて説明する。
【0041】図15は、本願第3の発明を実施するのに
好適なゲート駆動波形を示し、図19は画素への充電の
様子を表したものである。図15において、11はゲー
トドライバ内部のシフトレジスタに入力するシフトクロ
ック、12は液晶表示パネルのゲート線に対して出力す
るゲートドライバの出力波形を示す。図15に示すよう
にゲートを2ライン連続でONすることにより、これか
ら充電しようとしているラインの1ライン下のゲートも
ONし、上記1ライン下のラインの画素に蓄積されてい
る電荷を、上記これから充電しようとしているラインの
画素充電に利用し、画素充電をより確実に行えるような
る。
【0042】次に、画素に対する充電の様子を図19を
用いて説明する。図19は、画素に対する充電の様子を
表したものである。191〜194は画素を表す。前フ
レームで、画素191〜194はそれぞれ、マイナス極
性、プラス極性、マイナス極性、プラス極性に充電され
ているものとする。〜はシフトクロックFgを1ク
ロックずつ進めた状態を表したものである。これを用い
て各画素のゲートの開閉状態と画素への充電を説明す
る。
【0043】では、画素191のみゲートが開いてい
る。この状態で画素191より1段上の画素が予備充電
されている。画素191は1段上の画素に対して電荷を
供給している。ソースドライバ出力極性はマイナスであ
る。
【0044】次にでは、画素191と画素192のゲ
ートが開いている。この状態では画素191に対して予
備充電が行われている。画素191はソースドライバと
画素192の両方から電荷の供給を受けている。ソース
ドライバ出力極性はプラスである。
【0045】では画素191のゲートは閉じているの
で、変化はない。一方画素192に対しては予備充電が
行われている。画素192はソースドライバと画素19
3の両方から電荷の供給を受けている。ソースドライバ
出力極性はマイナスである。
【0046】では画素191に対して本充電が行われ
ており、これにより画素191には目的の電圧が書きこ
まれる。このときのソースドライバ出力極性はプラスで
ある。また画素193に対しては予備充電が行われてお
り、ソースドライバと画素194の両方から電荷の供給
を受けている。
【0047】以上のように、本願第3の発明によると、
目的の画素を予備充電する際に、その画素よりも1段下
の画素のゲートを同時に開くことで、下段の画素に蓄積
されている電荷を目的の画素への予備充電に利用でき
る。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように、本発明第1によれば
レターボックス部分への書きこみを複数のフレームに分
割して行うことにより、短い垂直帰線期間内でも、レタ
ーボックス部分への黒書きこみが充分行える。また、毎
フレーム毎にレターボックス部分への書き換えを行うた
め、レターボックス部分の焼きつきも防止することが出
来る。
【0049】また、本発明第2によればゲートドライバ
の構成を複雑にすることなく、駆動波形の変更のみで複
数のゲート線を走査し、レターボックス部分への書きこ
みが充分行える。また、毎フレーム毎にレターボックス
部分への書き換えを行うため、レターボックス部分の焼
きつきも防止することが出来る。
【0050】また、本発明第3によればゲート1ライン
毎にソース線に供給する電圧の極性を反転させる駆動法
において、画素トランジスタの充電をソースドライバと
下段の画素との両方から行うことができため、確実に画
素への充電ができ、画素への充電不足による表示品位の
低下を防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施形態のゲート線の駆動
タイミングを示す図
【図2】本発明による第2の実施形態のゲート線の駆動
タイミングを示す図
【図3】一般的な液晶表示装置の構成図
【図4】本願第1の発明のゲートドライバの内部構成を
示す図
【図5】本願第2の発明のゲートドライバの内部構成を
示す図
【図6】従来例第1の方法によるゲート線の駆動タイミ
ングを示す図
【図7】従来例第2の方法によるゲート線の駆動タイミ
ングを示す図
【図8】レターボックス部分と映像表示部分を示す図
【図9】画素への充電の様子を示す図
【図10】従来例2のゲートドライバの内部構成を示す
【図11】本願第1の発明のコントローラの内部構成を
示す図
【図12】本願第2の発明のコントローラの内部構成を
示す図
【図13】映像信号と、データイネーブル信号とのタイ
ミング関係を表す図
【図14】ドット反転駆動又はライン反転駆動時に、2
ライン選択を行った場合のゲート選択パルスの様子を表
す図
【図15】本発明による第3の実施形態のゲート線の駆
動タイミングを示す図
【図16】ドット反転駆動又はライン反転駆動をした場
合のゲート線の駆動タイミングを示す図
【図17】映像表示領域を複数ライン選択駆動した場合
に起こり得る不用表示の様子を示した図
【図18】ドット反転駆動又はライン反転駆動をした場
合のソース線波形の様子と、フレーム反転駆動をした場
合のソース線波形の様子を、を画素の極性の様子を示す
【図19】第3の発明を実施した場合の画素への充電の
様子を示した図
【符号の説明】
11 ゲートドライバシフトクロック 12 ゲート線駆動波形
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/66 H04N 5/66 B 102 102B Fターム(参考) 2H093 NA16 NA32 NA33 NA34 NA46 NC16 NC22 NC34 ND01 ND12 ND34 5C006 AA01 AC26 AF36 AF42 AF44 AF46 AF47 AF61 AF72 AF73 BB16 BC03 BC12 BF03 BF06 BF14 BF15 BF22 BF24 BF26 FA18 FA22 FA34 5C058 AA08 BA04 BA22 BB10 BB19 5C080 AA10 BB05 DD05 DD21 DD29 FF11 JJ01 JJ02 JJ04 JJ05

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゲート線とソース線とを備えた液晶表示パ
    ネルの駆動手段として、内部に前段のDフリップフロッ
    プの出力を次段のDフリップフロップのD端子に接続す
    るという構成のシフトレジスタを持つ前記ゲート線を駆
    動するゲート線駆動手段と、外部より入力された映像信
    号に応じて前記ソース線を駆動するソース線駆動手段
    と、外部より映像信号を入力するための映像信号入力端
    子と、前記映像信号に応じて前記ゲート線駆動手段と前
    記ソース線駆動手段を制御するための制御手段とからな
    るアクティブマトリクス液晶表示パネル駆動方法におい
    て、 前記液晶表示パネルの垂直方向のライン数よりも少ない
    前記映像信号が入力された場合、前記映像信号のライン
    数に応じて映像を前記液晶表示パネルの中央に表示し、
    かつその際生ずる映像表示部分以外の上下の部分(レタ
    ーボックス部分)の画素充電を確実に行うために、前記
    ゲート線駆動手段に入力する前記ゲート線駆動手段内部
    のシフトレジスタのクロック信号の周期を変化させるこ
    とを特徴とするアクティブマトリクス液晶表示装置の駆
    動方法。
  2. 【請求項2】レターボックス部分の走査は、1垂直帰線
    期間内に上記レターボックス部分全てのラインの走査を
    行うのではなく、1垂直帰線期間内に上記レターボック
    ス部分を走査するライン数を、前記レターボックス部分
    の表示に必要な全ライン数よりも少なくすることを特徴
    とする請求項1に記載のアクティブマトリクス液晶表示
    装置の駆動方法。
  3. 【請求項3】レターボックス部分の走査は、走査するラ
    イン毎に走査時間を変化することを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載のアクティブマトリクス液晶表示
    装置の駆動方法。
  4. 【請求項4】レターボックス部分の走査は、同一のライ
    ンにおけるライン走査時間がフレーム毎に異なることを
    特徴とする請求項3に記載のアクティブマトリクス液晶
    表示装置の駆動方法。
  5. 【請求項5】レターボックス部分の駆動方式は、ソース
    線の電位がフレーム毎に反転する、カラム反転駆動であ
    ることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに
    記載のアクティブマトリクス液晶表示装置の駆動方法。
  6. 【請求項6】請求項1から請求項5のいずれかに記載の
    アクティブマトリクス液晶表示装置の駆動方法を実現す
    る液晶駆動装置。
  7. 【請求項7】ゲート線とソース線とを備えた液晶表示パ
    ネルの駆動手段として、内部に前段のDフリップフロッ
    プの出力を次段のDフリップフロップのD端子に接続す
    るという構成のシフトレジスタを持つ前記ゲート線を駆
    動するゲート線駆動手段と、外部より入力された映像信
    号に応じて前記ソース線を駆動するソース線駆動手段
    と、外部より映像信号を入力するための映像信号入力端
    子と、前記映像信号に応じて前記ゲート線駆動手段と前
    記ソース線駆動手段を制御するための制御手段とからな
    るアクティブマトリクス液晶表示パネル駆動方法におい
    て、前記液晶表示パネルの垂直方向のライン数よりも少
    ない前記映像信号を表示する際に、前記映像信号のライ
    ン数に応じて映像を上記液晶表示パネルの中央に表示
    し、かつその際生ずる映像表示部分以外の上下の部分
    (レターボックス部分)の画素充電を確実に行うため
    に、前記ゲート線駆動手段内部のシフトレジスタのDフ
    リップフロップへ入力するスタートパルスのパルス幅を
    複数クロック分入力し、同時に走査するライン数を複数
    本として、1ラインの走査時間を実質長くすることを特
    徴とするアクティブマトリクス液晶表示装置の駆動方
    法。
  8. 【請求項8】レターボックス部分の駆動方式は、ソース
    線の電位がフレーム毎に反転する、カラム反転駆動であ
    ることを特徴とする請求項7に記載のアクティブマトリ
    クス液晶表示装置の駆動方法。
  9. 【請求項9】レターボックス部分の駆動方式は、ソース
    線の電位が1ライン毎に反転する、ドット反転駆動ある
    いはライン反転駆動であることを特徴とする請求項7に
    記載のアクティブマトリクス液晶表示装置の駆動方法。
  10. 【請求項10】請求項7から請求項9のいずれかに記載
    のアクティブマトリクス液晶表示装置の駆動方法を実現
    する液晶駆動装置。
  11. 【請求項11】ゲート線とソース線とを備えた液晶表示
    パネルの駆動手段として、内部に前段のDフリップフロ
    ップの出力を次段のDフリップフロップのD端子に接続
    するという構成のシフトレジスタを持つ前記ゲート線を
    駆動するゲート線駆動手段と、外部より入力された映像
    信号に応じて前記ソース線を駆動するソース線駆動手段
    と、外部より映像信号を入力するための映像信号入力端
    子と、前記映像信号に応じて前記ゲート線駆動手段と前
    記ソース線駆動手段を制御するための制御手段とからな
    るアクティブマトリクス液晶表示パネル駆動方法におい
    て、画素充電を確実に行うためにゲート1ライン毎にソ
    ース線へ供給する電位の極性を反転させる、ドット反転
    駆動法又はライン反転駆動法で駆動する場合において、
    ゲート選択数を少なくとも2ライン以上とし、なおかつ
    そのうちの少なくとも2ライン以上を連続させることを
    特徴とする、アクティブマトリクス液晶表示装置の駆動
    方法。
  12. 【請求項12】請求項11に記載のアクティブマトリク
    ス液晶表示装置の駆動方法を実現する液晶駆動装置。
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