JP2001193933A - 自然対流式のオーブン釜 - Google Patents
自然対流式のオーブン釜Info
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- JP2001193933A JP2001193933A JP37713299A JP37713299A JP2001193933A JP 2001193933 A JP2001193933 A JP 2001193933A JP 37713299 A JP37713299 A JP 37713299A JP 37713299 A JP37713299 A JP 37713299A JP 2001193933 A JP2001193933 A JP 2001193933A
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- Japan
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- heating unit
- oven
- unit
- natural convection
- heating
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 オーブン釜の焼成炉内に送風して、焼成炉内
の加熱された空気を強制的に対流させているので、被焼
成物であるパンあるいは菓子等の形が変形して焼き上が
っていた。また焼成炉内には複数段の炉床を設置するの
で熱効率が低下し、製作工程に余分の労力を必要とし
た。 【解決手段】 オーブン釜の焼成炉内において、遠赤外
線放射体13a,13dに抵抗加熱体12a,12dを
埋設した面状ヒータの上火加熱ユニット、下火加熱ユニ
ットが駆体15の天井部及び底部の炉内面にそれぞれ装
着され、遠赤外線放射体13b,13cに抵抗加熱体1
2b,12cを埋設した面状ヒータの加熱体ユニット1
1b,11cは上火加熱ユニット及び下火加熱ユニット
であって、炉床も兼ねており、これらの加熱体ユニット
によって焼成室A,B,Cを構成し、それらの容積は上
位程大きく、下位程小さくした自然対流式のオーブン釜
である。
の加熱された空気を強制的に対流させているので、被焼
成物であるパンあるいは菓子等の形が変形して焼き上が
っていた。また焼成炉内には複数段の炉床を設置するの
で熱効率が低下し、製作工程に余分の労力を必要とし
た。 【解決手段】 オーブン釜の焼成炉内において、遠赤外
線放射体13a,13dに抵抗加熱体12a,12dを
埋設した面状ヒータの上火加熱ユニット、下火加熱ユニ
ットが駆体15の天井部及び底部の炉内面にそれぞれ装
着され、遠赤外線放射体13b,13cに抵抗加熱体1
2b,12cを埋設した面状ヒータの加熱体ユニット1
1b,11cは上火加熱ユニット及び下火加熱ユニット
であって、炉床も兼ねており、これらの加熱体ユニット
によって焼成室A,B,Cを構成し、それらの容積は上
位程大きく、下位程小さくした自然対流式のオーブン釜
である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パンや菓子等の食
品を焼成する自然対流式のオーブン釜。
品を焼成する自然対流式のオーブン釜。
【0002】
【従来の技術】従来のオーブン釜は、送風機により焼成
炉へ送風して強制的に熱の対流を行なわせしめてパン、
菓子等を焼成している。
炉へ送風して強制的に熱の対流を行なわせしめてパン、
菓子等を焼成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のオーブン釜にあ
っては、複数段の炉床を設け、加熱体は上火加熱体及び
下火加熱体を設けて複数個の焼成炉を構成し、焼成炉内
の加熱温度を均一にするため、オーブン釜の背面には送
風吸入口を設けて、オーブン釜の背後から送風機によっ
て焼成炉内に風を吸入している。加熱体で加熱された焼
成炉内の空気はその送風により強制的に対流を起こされ
るのでパン、菓子等の被焼成物はその送風の動圧により
変形して焼き上がるという問題があった。また送風機を
付属させることによってオーブン釜の装置自体が大きく
なり、設置場所も充分考慮する必要があった。下火加熱
体の直ぐ上方部には被焼成物を載せる蓄熱材の炉床を設
けているので、焼成炉内の熱効率が低下し、製作工程に
も手間を必要とするのでコスト的に課題があった。さら
に複数段の炉床を設置するとなるとそれらの問題は無視
できない。
っては、複数段の炉床を設け、加熱体は上火加熱体及び
下火加熱体を設けて複数個の焼成炉を構成し、焼成炉内
の加熱温度を均一にするため、オーブン釜の背面には送
風吸入口を設けて、オーブン釜の背後から送風機によっ
て焼成炉内に風を吸入している。加熱体で加熱された焼
成炉内の空気はその送風により強制的に対流を起こされ
るのでパン、菓子等の被焼成物はその送風の動圧により
変形して焼き上がるという問題があった。また送風機を
付属させることによってオーブン釜の装置自体が大きく
なり、設置場所も充分考慮する必要があった。下火加熱
体の直ぐ上方部には被焼成物を載せる蓄熱材の炉床を設
けているので、焼成炉内の熱効率が低下し、製作工程に
も手間を必要とするのでコスト的に課題があった。さら
に複数段の炉床を設置するとなるとそれらの問題は無視
できない。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の自然対流式のオーブン釜において、抵抗加熱
体を遠赤外線放射体に埋設した面状ヒータの加熱体ユニ
ットは、焼成室内で遠赤外線放射体から放射される遠赤
外線が反射を繰り返して自然対流が興されるように駆体
と隙間を設けず密閉して複数段設置した上火加熱ユニッ
ト及び下火加熱ユニットである。さらに該加熱体ユニッ
トの下火加熱ユニットが被焼成物を直に載置する炉床を
兼ねた自然対流式のオーブン釜である。この場合、加熱
体ユニットの内最上位に設置した上火加熱ユニットは、
焼成室内における断熱材である駆体の天井部全面に内接
して装着し、また最下位の下火加熱ユニットも駆体の底
部全面に内接して装着する。その他二つの加熱体ユニッ
トは三段オーブン釜の中位に橋渡し状態で設置する。こ
れによって三つの焼成室が構成される。これら中位の二
つの加熱体ユニットは上火加熱ユニット及び下火加熱ユ
ニットを兼ねることになる。
の本発明の自然対流式のオーブン釜において、抵抗加熱
体を遠赤外線放射体に埋設した面状ヒータの加熱体ユニ
ットは、焼成室内で遠赤外線放射体から放射される遠赤
外線が反射を繰り返して自然対流が興されるように駆体
と隙間を設けず密閉して複数段設置した上火加熱ユニッ
ト及び下火加熱ユニットである。さらに該加熱体ユニッ
トの下火加熱ユニットが被焼成物を直に載置する炉床を
兼ねた自然対流式のオーブン釜である。この場合、加熱
体ユニットの内最上位に設置した上火加熱ユニットは、
焼成室内における断熱材である駆体の天井部全面に内接
して装着し、また最下位の下火加熱ユニットも駆体の底
部全面に内接して装着する。その他二つの加熱体ユニッ
トは三段オーブン釜の中位に橋渡し状態で設置する。こ
れによって三つの焼成室が構成される。これら中位の二
つの加熱体ユニットは上火加熱ユニット及び下火加熱ユ
ニットを兼ねることになる。
【0005】三段オーブン釜の三つの焼成室は、上位の
焼成室の容積を大きくし、下位の焼成室の容積を小さく
設定する。つまりオーブン釜の中位に橋渡し状態で設置
する加熱体ユニットにおいて、加熱体ユニットと加熱体
ユニットの間隔を上位程大きくし、下位程狭くして設置
した。また加熱体ユニットの抵抗加熱体においては、抵
抗加熱体の出力容量を上位程大きくし、下位程小さく設
定した。
焼成室の容積を大きくし、下位の焼成室の容積を小さく
設定する。つまりオーブン釜の中位に橋渡し状態で設置
する加熱体ユニットにおいて、加熱体ユニットと加熱体
ユニットの間隔を上位程大きくし、下位程狭くして設置
した。また加熱体ユニットの抵抗加熱体においては、抵
抗加熱体の出力容量を上位程大きくし、下位程小さく設
定した。
【0006】被焼成物を直に載置する炉床が一段のオー
ブン釜についても、前述したように上火加熱ユニットは
断熱材である駆体の天井部全面に内接して装着し、また
下火加熱ユニットも駆体の底部全面に内接して装着す
る。炉床が一段のオーブン釜を個別に一台のオーブン釜
として、縦に数台積重ねて使用することが可能であり、
また横に数台連結して使用することもできる。
ブン釜についても、前述したように上火加熱ユニットは
断熱材である駆体の天井部全面に内接して装着し、また
下火加熱ユニットも駆体の底部全面に内接して装着す
る。炉床が一段のオーブン釜を個別に一台のオーブン釜
として、縦に数台積重ねて使用することが可能であり、
また横に数台連結して使用することもできる。
【0007】加熱体ユニットは抵抗加熱体を遠赤外線放
射体に埋設するか、面状中空体に内装した面状ヒータで
ある。該面状中空体に抵抗加熱体を装着した場合の加熱
体ユニットは被焼成物と相対向する表面に遠赤外線放射
体を融着し、上火加熱ユニット及び下火加熱ユニットと
して用いる。
射体に埋設するか、面状中空体に内装した面状ヒータで
ある。該面状中空体に抵抗加熱体を装着した場合の加熱
体ユニットは被焼成物と相対向する表面に遠赤外線放射
体を融着し、上火加熱ユニット及び下火加熱ユニットと
して用いる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1は三段の自然対流式オーブン釜の側
面から観た断面図で、図2は三段の自然対流式オーブン
釜の上面から観た断面図を示す。本実施例の三段の自然
対流式オーブン釜10は、断熱材である軽量発泡コンク
リートで駆体15を構成し、抵抗加熱体12a,12
b,12c,12dを遠赤外線放射体13a,13b,
13c,13dに埋設した面状ヒータの加熱体ユニット
11a,11b,11c,11dを該駆体によって構成
された焼成炉内に設置することによって焼成室A,B,
Cの三つが形成される。該加熱体ユニットはこのオーブ
ン釜の上火加熱ユニット及び下火加熱ユニットとなる。
該焼成室A,B,C内の奥部壁面には蒸気を噴霧するス
チームノズル17a,17b,17cが設けてある。オ
ーブン釜10の前面には一枚ドア16を備え、該ドアに
はそれぞれの焼成室内を覗く覗き窓19a,19b,1
9cとハンドル18が設けられている。本実施例のオー
ブン釜では化粧板となる外板は設けておらず、駆体15
である断熱材の軽量発泡コンクリート地肌そのままを外
観とし、該駆体は一体成型により形成する。
いて説明する。図1は三段の自然対流式オーブン釜の側
面から観た断面図で、図2は三段の自然対流式オーブン
釜の上面から観た断面図を示す。本実施例の三段の自然
対流式オーブン釜10は、断熱材である軽量発泡コンク
リートで駆体15を構成し、抵抗加熱体12a,12
b,12c,12dを遠赤外線放射体13a,13b,
13c,13dに埋設した面状ヒータの加熱体ユニット
11a,11b,11c,11dを該駆体によって構成
された焼成炉内に設置することによって焼成室A,B,
Cの三つが形成される。該加熱体ユニットはこのオーブ
ン釜の上火加熱ユニット及び下火加熱ユニットとなる。
該焼成室A,B,C内の奥部壁面には蒸気を噴霧するス
チームノズル17a,17b,17cが設けてある。オ
ーブン釜10の前面には一枚ドア16を備え、該ドアに
はそれぞれの焼成室内を覗く覗き窓19a,19b,1
9cとハンドル18が設けられている。本実施例のオー
ブン釜では化粧板となる外板は設けておらず、駆体15
である断熱材の軽量発泡コンクリート地肌そのままを外
観とし、該駆体は一体成型により形成する。
【0009】この場合、図3(イ)、(ロ)に示す如
く、焼成炉内に設置した加熱体ユニットの内最上位の加
熱体ユニット11aである上火加熱ユニットは、軽量発
泡コンクリートで構成した駆体15の天井部全面に内接
して装着し、また最下位の加熱体ユニット11dである
下火加熱ユニットも同様に、該駆体の底部全面に内接し
て装着する。この他中位の二つの加熱体ユニット11
b,11cは図4(イ)に示す如く、焼成炉内に橋渡し
て該駆体と隙間を設けず密閉した状態で該駆体の内側面
に固着して設置してある。これによって、オーブン釜の
焼成炉は三つの焼成室A,B,Cを形成することにな
る。この中位に設置した加熱体ユニットは図4(ロ)に
示す如く、面状中空体に抵抗加熱体12e,12fを装
着し、被焼成物と相対向する表面に遠赤外線放射体13
e,13fを融着し、上火加熱ユニット及び下火加熱ユ
ニットとして用いた加熱体ユニット11e,11fに替
えてもよい。
く、焼成炉内に設置した加熱体ユニットの内最上位の加
熱体ユニット11aである上火加熱ユニットは、軽量発
泡コンクリートで構成した駆体15の天井部全面に内接
して装着し、また最下位の加熱体ユニット11dである
下火加熱ユニットも同様に、該駆体の底部全面に内接し
て装着する。この他中位の二つの加熱体ユニット11
b,11cは図4(イ)に示す如く、焼成炉内に橋渡し
て該駆体と隙間を設けず密閉した状態で該駆体の内側面
に固着して設置してある。これによって、オーブン釜の
焼成炉は三つの焼成室A,B,Cを形成することにな
る。この中位に設置した加熱体ユニットは図4(ロ)に
示す如く、面状中空体に抵抗加熱体12e,12fを装
着し、被焼成物と相対向する表面に遠赤外線放射体13
e,13fを融着し、上火加熱ユニット及び下火加熱ユ
ニットとして用いた加熱体ユニット11e,11fに替
えてもよい。
【0010】このような加熱体ユニットの構成によって
焼成炉内は三つの焼成室A,B,Cを形成し、三段目の
面状ヒータである加熱体ユニット11bは焼成室Aの下
火加熱ユニット及び焼成室Bの上火加熱ユニットとな
り、二段目の面状ヒータである加熱体ユニット11cは
焼成室Bの下火加熱ユニット及び焼成室Cの上火加熱ユ
ニットとなって、それぞれの下火加熱ユニットは被焼成
物例えば、パンを直に載置する炉床の役目もなしてい
る。
焼成炉内は三つの焼成室A,B,Cを形成し、三段目の
面状ヒータである加熱体ユニット11bは焼成室Aの下
火加熱ユニット及び焼成室Bの上火加熱ユニットとな
り、二段目の面状ヒータである加熱体ユニット11cは
焼成室Bの下火加熱ユニット及び焼成室Cの上火加熱ユ
ニットとなって、それぞれの下火加熱ユニットは被焼成
物例えば、パンを直に載置する炉床の役目もなしてい
る。
【0011】焼成室A,B,Cの容積は図1に示す如
く、上位の焼成室程大きくし、下位の焼成室程小さく設
定する。例えば焼成室Aの高さを50cmとすれば焼成
室Bの高さは45cm、焼成室Cの高さは40.5cm
とする。このように焼成室の容積を上位から下位へいく
に従って10%程度減少させる。これは、より低いエネ
ルギーで熱を有効に利用できるようにする為である。四
段オーブン釜における焼成室の容積を減少させた他の実
施例を図5(イ)に示す。1はオーブン釜、2a,2
b,2c,2d,2eは加熱体ユニット、3は駆体、
E,F,G,Hは焼成室である。また二段オーブン釜の
場合を図5(ロ)に示す。5はオーブン釜、6a,6
b,6cは加熱体ユニット、7は駆体、J,Kは焼成室
である。
く、上位の焼成室程大きくし、下位の焼成室程小さく設
定する。例えば焼成室Aの高さを50cmとすれば焼成
室Bの高さは45cm、焼成室Cの高さは40.5cm
とする。このように焼成室の容積を上位から下位へいく
に従って10%程度減少させる。これは、より低いエネ
ルギーで熱を有効に利用できるようにする為である。四
段オーブン釜における焼成室の容積を減少させた他の実
施例を図5(イ)に示す。1はオーブン釜、2a,2
b,2c,2d,2eは加熱体ユニット、3は駆体、
E,F,G,Hは焼成室である。また二段オーブン釜の
場合を図5(ロ)に示す。5はオーブン釜、6a,6
b,6cは加熱体ユニット、7は駆体、J,Kは焼成室
である。
【0012】抵抗加熱体12a,12b,12c,12
dを遠赤外線放射体13a,13b,13c,13dに
埋設した加熱体ユニット11a,11b,11c,11
dにおいて、該抵抗加熱体はコイル状のヒータでもシー
ズヒータでもよく、出力容量を4〜6KW/hとし、該
遠赤外線放射体として金属酸化物セラミックスであるS
iO2,ZrO2,Al2O3,Y2O3,MgO,F
e2O3,TiO2等を用いればよい。該加熱体ユニッ
トについても、上位の加熱体ユニット程出力容量を大き
くし、下位の加熱体ユニット程小さく設定する。加熱体
ユニット11a,11b,11c,11dの上面から観
た断面図を図2、図6(イ)、図6(ロ)、図6(ハ)
に示す。例えば加熱体ユニットの抵抗加熱体12aが2
KW/hの時、抵抗加熱体12bは1.5KW/h、1
2cは1KW/h、12dは0.5KW/hとした。上
位から下位の減少率は25〜50%程度とする。このよ
うに出力容量を段階的に減少して設定するので省エネル
ギーとなり効率がよい。
dを遠赤外線放射体13a,13b,13c,13dに
埋設した加熱体ユニット11a,11b,11c,11
dにおいて、該抵抗加熱体はコイル状のヒータでもシー
ズヒータでもよく、出力容量を4〜6KW/hとし、該
遠赤外線放射体として金属酸化物セラミックスであるS
iO2,ZrO2,Al2O3,Y2O3,MgO,F
e2O3,TiO2等を用いればよい。該加熱体ユニッ
トについても、上位の加熱体ユニット程出力容量を大き
くし、下位の加熱体ユニット程小さく設定する。加熱体
ユニット11a,11b,11c,11dの上面から観
た断面図を図2、図6(イ)、図6(ロ)、図6(ハ)
に示す。例えば加熱体ユニットの抵抗加熱体12aが2
KW/hの時、抵抗加熱体12bは1.5KW/h、1
2cは1KW/h、12dは0.5KW/hとした。上
位から下位の減少率は25〜50%程度とする。このよ
うに出力容量を段階的に減少して設定するので省エネル
ギーとなり効率がよい。
【0013】次に本実施例の三段自然対流式オーブン釜
の作用について説明する。図7に示す如く、オーブン釜
10における操作盤20で使用する焼成室の温調器21
a,21b,21cを、例えば焼成室内の最高温度を4
00℃、焼成時間を45分、その他スチーム噴霧時間等
を設定し、被焼成物であるパン生地を焼成室内の下火加
熱ユニットで炉床でもある加熱体ユニット11b,11
c,11dに載せて焼成開始のスイッチをONにする。
被焼成物が洋菓子、和菓子の場合はスチームノズルによ
る加湿は不要である。
の作用について説明する。図7に示す如く、オーブン釜
10における操作盤20で使用する焼成室の温調器21
a,21b,21cを、例えば焼成室内の最高温度を4
00℃、焼成時間を45分、その他スチーム噴霧時間等
を設定し、被焼成物であるパン生地を焼成室内の下火加
熱ユニットで炉床でもある加熱体ユニット11b,11
c,11dに載せて焼成開始のスイッチをONにする。
被焼成物が洋菓子、和菓子の場合はスチームノズルによ
る加湿は不要である。
【0014】加熱体ユニットの抵抗加熱体12(12
a,12b,12c,12d)が加熱され、その熱は遠
赤外線放射体13a,13b,13c,13dに伝達し
て波長8〜15μm程度の遠赤外線が放射されパン生地
に直接放射される。焼成炉内は該加熱体ユニットで密閉
されて三つの焼成室A,B,Cを形成しているので、そ
れらの遠赤外線はそれぞれの焼成室内で反射を繰り返し
て自然に対流効果を引き起こす。この自然対流効果によ
りそれぞれの焼成室内全域は均一な温度を保持し、遠赤
外線がパン生地に充分吸収されることになる。
a,12b,12c,12d)が加熱され、その熱は遠
赤外線放射体13a,13b,13c,13dに伝達し
て波長8〜15μm程度の遠赤外線が放射されパン生地
に直接放射される。焼成炉内は該加熱体ユニットで密閉
されて三つの焼成室A,B,Cを形成しているので、そ
れらの遠赤外線はそれぞれの焼成室内で反射を繰り返し
て自然に対流効果を引き起こす。この自然対流効果によ
りそれぞれの焼成室内全域は均一な温度を保持し、遠赤
外線がパン生地に充分吸収されることになる。
【0015】このように加熱体ユニットにより加熱しな
がらスチームノズル17(17a,17b,17c)で
加湿し、覗き窓19a,19b,19cから焼成室内の
パンの焼け具合や室内の状態等を観察する。45分程度
の時間でパンは焼き上がり、ドア16を開けて焼き上が
ったパンを取り出す。遠赤外線で焼いたパンは、遠赤外
線が吸収されてパンの表面から中の芯まで均一に焼か
れ、焼きむらがなく風味よく、美味しく焼き上がるもの
である。
がらスチームノズル17(17a,17b,17c)で
加湿し、覗き窓19a,19b,19cから焼成室内の
パンの焼け具合や室内の状態等を観察する。45分程度
の時間でパンは焼き上がり、ドア16を開けて焼き上が
ったパンを取り出す。遠赤外線で焼いたパンは、遠赤外
線が吸収されてパンの表面から中の芯まで均一に焼か
れ、焼きむらがなく風味よく、美味しく焼き上がるもの
である。
【0016】加熱体ユニットは上位から下位に下がるに
従って段階的に出力容量を減少させ、また焼成室の容積
も減少させているので、パン生地の大きさ、量によって
三つの焼成室を選択して使用できる。勿論三つの焼成室
とも同じパン生地を焼く場合でも操作盤20の温調器2
1a,21b,21cでそれぞれ温度を設定すればよ
い。それぞれの焼成室内はサーモセンサー14(14
a,14b,14c)によって温度が感知されるので、
焼成途中で設定温度より高温あるいは低温になった時に
は温調器20によって所定温度に制御されるものであ
る。
従って段階的に出力容量を減少させ、また焼成室の容積
も減少させているので、パン生地の大きさ、量によって
三つの焼成室を選択して使用できる。勿論三つの焼成室
とも同じパン生地を焼く場合でも操作盤20の温調器2
1a,21b,21cでそれぞれ温度を設定すればよ
い。それぞれの焼成室内はサーモセンサー14(14
a,14b,14c)によって温度が感知されるので、
焼成途中で設定温度より高温あるいは低温になった時に
は温調器20によって所定温度に制御されるものであ
る。
【0017】他の自然対流式オーブン釜30の実施例を
図9に示す。これは焼成室を一つ有する一段オーブン釜
である。このオーブン釜は、面状中空体に抵抗加熱体1
2g,12hをそれぞれ装着し、被焼成物に相対向する
面に遠赤外線放射体13g,13hを融着した加熱体ユ
ニット11g,11hを駆体31内面の天井部及び底部
に装着した上火加熱ユニット、下火加熱ユニットで構成
されていて、断熱材である該駆体は上記実施例と同様、
軽量発泡コンクリートを一体成型で形成したものであ
る。該駆体の外側はステンレス等の化粧板32で覆って
いる。このような構成なので本実施例の一段自然対流式
オーブン釜30は家庭用として用いれば最適である。
図9に示す。これは焼成室を一つ有する一段オーブン釜
である。このオーブン釜は、面状中空体に抵抗加熱体1
2g,12hをそれぞれ装着し、被焼成物に相対向する
面に遠赤外線放射体13g,13hを融着した加熱体ユ
ニット11g,11hを駆体31内面の天井部及び底部
に装着した上火加熱ユニット、下火加熱ユニットで構成
されていて、断熱材である該駆体は上記実施例と同様、
軽量発泡コンクリートを一体成型で形成したものであ
る。該駆体の外側はステンレス等の化粧板32で覆って
いる。このような構成なので本実施例の一段自然対流式
オーブン釜30は家庭用として用いれば最適である。
【0018】さらに他の実施例を図10(イ)、(ロ)
に示す。図7(イ)は前述の焼成室を一つ有する一段オ
ーブン釜を個別に三台(41,42,43)縦に積重ね
たものである。図10(ロ)は該一段オーブン釜を横に
二台(51,52)連結したものである。
に示す。図7(イ)は前述の焼成室を一つ有する一段オ
ーブン釜を個別に三台(41,42,43)縦に積重ね
たものである。図10(ロ)は該一段オーブン釜を横に
二台(51,52)連結したものである。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上のような構成からなって
いるので以下に述べる効果を奏する。
いるので以下に述べる効果を奏する。
【0020】オーブン釜の焼成炉内に送風する強制対流
式ではないので、送風機が不要になりオーブン釜の装置
自体あるいは付属設備の設置場所に考慮しなければなら
ないという問題が軽減される。
式ではないので、送風機が不要になりオーブン釜の装置
自体あるいは付属設備の設置場所に考慮しなければなら
ないという問題が軽減される。
【0021】強制対流式ではなく自然対流式なので、パ
ンや菓子等の被焼成物が変形して焼き上がるという心配
は皆無である。
ンや菓子等の被焼成物が変形して焼き上がるという心配
は皆無である。
【0022】抵抗加熱体を遠赤外線放射体に埋設あるい
は抵抗加熱体を面状中空体に装着してその面状中空体表
面に遠赤外線放射体を融着した加熱体ユニットが上火加
熱ユニット及び下火加熱ユニットを構成し、加熱体ユニ
ットを複数段使用した場合、焼成炉において、中位に設
置した加熱体ユニットが上火加熱ユニット及び下火加熱
ユニットとなり、しかも被焼成物を載せる炉床も兼ねら
れるので部品点数が減少し、製作工程や労力が軽減でき
る。
は抵抗加熱体を面状中空体に装着してその面状中空体表
面に遠赤外線放射体を融着した加熱体ユニットが上火加
熱ユニット及び下火加熱ユニットを構成し、加熱体ユニ
ットを複数段使用した場合、焼成炉において、中位に設
置した加熱体ユニットが上火加熱ユニット及び下火加熱
ユニットとなり、しかも被焼成物を載せる炉床も兼ねら
れるので部品点数が減少し、製作工程や労力が軽減でき
る。
【0023】オーブン釜の焼成炉内に炉床を兼ねた複数
の加熱体ユニットを設置することで複数の焼成室が形成
され、上位の焼成室の容積を大きくし、下位の焼成室の
容積を小さくしているので、加熱体ユニットの抵抗加熱
体は下位に設置する加熱体ユニット程出力容量を小さく
した。これによって省エネルギーとなり、熱量を効率よ
く使用できる。また被焼成物の量や大きさによって焼成
室を選択できる。
の加熱体ユニットを設置することで複数の焼成室が形成
され、上位の焼成室の容積を大きくし、下位の焼成室の
容積を小さくしているので、加熱体ユニットの抵抗加熱
体は下位に設置する加熱体ユニット程出力容量を小さく
した。これによって省エネルギーとなり、熱量を効率よ
く使用できる。また被焼成物の量や大きさによって焼成
室を選択できる。
【0024】加熱体ユニットに遠赤外線放射体を用いた
ので、焼成室内において遠赤外線は反射を繰り返し、焼
成室内は自然対流が発生して温度は均一になり、パンや
菓子等の被焼成物の表面から芯まで遠赤外線が吸収され
る。そのため被焼成物は均一に加熱され、焼きむらがな
く美味しく焼き上がる。
ので、焼成室内において遠赤外線は反射を繰り返し、焼
成室内は自然対流が発生して温度は均一になり、パンや
菓子等の被焼成物の表面から芯まで遠赤外線が吸収され
る。そのため被焼成物は均一に加熱され、焼きむらがな
く美味しく焼き上がる。
【0025】オーブン釜の断熱材である軽量発泡コンク
リートの駆体は一体成型で作成されるので製作工程の労
力が省け、経費節減になる。また化粧板になる外板で軽
量発泡コンクリートの駆体を覆わなく、軽量発泡コンク
リートの地肌そのままを外観とした為にかえってオーブ
ン釜の美感が興される。
リートの駆体は一体成型で作成されるので製作工程の労
力が省け、経費節減になる。また化粧板になる外板で軽
量発泡コンクリートの駆体を覆わなく、軽量発泡コンク
リートの地肌そのままを外観とした為にかえってオーブ
ン釜の美感が興される。
【0026】被焼成物の量によっては、炉床を兼ねた加
熱体ユニットを増減したオーブン釜が使用でき、また一
段の自然対流式オーブン釜を個別に用い、縦あるいは横
に連結することによって容易に対応できる。一段の自然
対流式オーブン釜は家庭用として使用すれば最適であ
る。
熱体ユニットを増減したオーブン釜が使用でき、また一
段の自然対流式オーブン釜を個別に用い、縦あるいは横
に連結することによって容易に対応できる。一段の自然
対流式オーブン釜は家庭用として使用すれば最適であ
る。
【図1】三段の自然対流式オーブン釜の側面から観た断
面図。
面図。
【図2】図1の最上位加熱体ユニットを上面から観た断
面図。
面図。
【図3】(イ)三段の自然対流式オーブン釜の側面から
観た上部の一部断面図。 (ロ)三段の自然対流式オーブン釜の側面から観た底部
の一部断面図。
観た上部の一部断面図。 (ロ)三段の自然対流式オーブン釜の側面から観た底部
の一部断面図。
【図4】(イ)三段の自然対流式オーブン釜の側面から
観た中央部の一部断面図。 (ロ)図4(イ)の加熱体ユニットを他の実施例に替え
た断面図。
観た中央部の一部断面図。 (ロ)図4(イ)の加熱体ユニットを他の実施例に替え
た断面図。
【図5】(イ)四段の自然対流式オーブン釜の側面から
観た断面図。 (ロ)二段の自然対流式オーブン釜の側面から観た断面
図。
観た断面図。 (ロ)二段の自然対流式オーブン釜の側面から観た断面
図。
【図6】(イ)図1の上位から二番目の加熱体ユニット
を上面から観た断面図。 (ロ)図1の上位から三番目の加熱体ユニットを上面か
ら観た断面図。 (ハ)図1の最下位の加熱体ユニットを上面から観た断
面図。
を上面から観た断面図。 (ロ)図1の上位から三番目の加熱体ユニットを上面か
ら観た断面図。 (ハ)図1の最下位の加熱体ユニットを上面から観た断
面図。
【図7】三段の自然対流式オーブン釜のブロック回路
図。
図。
【図8】三段の自然対流式オーブン釜の外観図。
【図9】一段の自然対流式オーブン釜の側面から観た断
面図。
面図。
【図10】(イ)一段の自然対流式オーブン釜を縦に三
台積み重ねた状態の正面図。 (ロ)一段の自然対流式オーブン釜を横に二台連結した
状態の正面図。
台積み重ねた状態の正面図。 (ロ)一段の自然対流式オーブン釜を横に二台連結した
状態の正面図。
A,B,C,E,F,G,H,J,K 焼成室 1,5,10,30,41,42,43,51,52
オーブン釜 2a,2b,2c,2d,2e,6a,6b,6c,1
1a,11b,11c,11d,11e,11f,11
g,11h 加熱体ユニット 12a,12b.12c,12d,12e,12f,1
2g,12h 抵抗加熱体 13a,13b,13c,13d,13e,13f,1
3g,13h 遠赤外線放射体 3,7,15,31 駆体
オーブン釜 2a,2b,2c,2d,2e,6a,6b,6c,1
1a,11b,11c,11d,11e,11f,11
g,11h 加熱体ユニット 12a,12b.12c,12d,12e,12f,1
2g,12h 抵抗加熱体 13a,13b,13c,13d,13e,13f,1
3g,13h 遠赤外線放射体 3,7,15,31 駆体
Claims (10)
- 【請求項1】 抵抗加熱体を遠赤外線放射体に埋設した
面状ヒータの加熱体ユニットを断熱材である駆体と隙間
がない密閉状態に複数段設置して上火加熱ユニット及び
下火加熱ユニットとし、該下火加熱ユニットを炉床とし
た焼成室を複数個構成してなる自然対流式のオーブン
釜。 - 【請求項2】 抵抗加熱体を面状中空体に内装し、該面
状中空体の被焼成物と相対向する表面に遠赤外線放射体
を融着した面状ヒータの加熱体ユニットを断熱材である
駆体と隙間がない密閉状態に複数段設置して上火加熱ユ
ニット及び下火加熱ユニットとし、該下火加熱ユニット
を炉床とした焼成室を複数個構成してなる自然対流式の
オーブン釜。 - 【請求項3】 請求項1及び請求項2記載の駆体と隙間
がない密閉状態に複数段設置した加熱体ユニットのうち
最上位に設置した上火加熱ユニット及び最下位に設置し
た下火加熱ユニットを駆体の天井部内全面及び底部内全
面に装着し、中位に設置した複数段の加熱体ユニットが
上火加熱ユニット及び下火加熱ユニットを兼ねてなる自
然対流式のオーブン釜。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3記載の密閉状態に
複数段設置した加熱体ユニットによって構成された複数
個の焼成室は、該焼成室の容積が上位の焼成室程大き
く、下位の焼成室程小さくしてなる自然対流式のオーブ
ン釜。 - 【請求項5】 請求項1乃至請求項3記載の上火加熱ユ
ニット及び下火加熱ユニットである複数段の加熱体ユニ
ットにおいて、それぞれの該加熱体ユニットの抵抗加熱
体の出力容量を上位加熱体ユニット程大きくし、下位加
熱体ユニット程小さくしてなる自然対流式のオーブン
釜。 - 【請求項6】 抵抗加熱体を遠赤外線放射体に埋設した
面状ヒータの加熱体ユニットを断熱材である駆体の天井
部内全面に装着して上火加熱ユニットとし、また面状ヒ
ータの加熱体ユニットを断熱材である駆体の底部内全面
に装着して下火加熱ユニットとし、該下火加熱ユニット
を炉床とした焼成室が一個構成されてなる自然対流式の
オーブン釜。 - 【請求項7】 抵抗加熱体を面状中空体に内装し、該面
状中空体の被焼成物と相対向する表面に遠赤外線放射体
を融着した面状ヒータの加熱体ユニットを断熱材である
駆体の天井部内全面に装着して上火加熱ユニットとし、
また面状ヒータの加熱体ユニットを断熱材である駆体の
底部内全面に装着して下火加熱ユニットとし、該下火加
熱ユニットを炉床とした焼成室が一個構成されてなる自
然対流式のオーブン釜。 - 【請求項8】 請求項6及び請求項7記載の加熱体ユニ
ットである上火加熱ユニットの抵抗加熱体の出力容量を
下火加熱ユニットの抵抗加熱体より大きくしてなる自然
対流式のオーブン釜。 - 【請求項9】 請求項6乃至請求項8記載の焼成室を一
個構成した一台のオーブン釜を個別として縦に複数台積
重ねてなる自然対流式のオーブン釜。 - 【請求項10】 請求項6乃至請求項8記載の焼成室を
一個構成した一台のオーブン釜を個別として横に複数台
連結してなる自然対流式のオーブン釜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37713299A JP2001193933A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 自然対流式のオーブン釜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37713299A JP2001193933A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 自然対流式のオーブン釜 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001193933A true JP2001193933A (ja) | 2001-07-17 |
Family
ID=18508304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37713299A Pending JP2001193933A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 自然対流式のオーブン釜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001193933A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005127626A (ja) * | 2003-10-24 | 2005-05-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自然対流式固定オーブン釜 |
JP2012165691A (ja) * | 2011-02-15 | 2012-09-06 | Nakai Kikai Kogyo Kk | 電磁誘導加熱式の食品焼成機 |
RU2780413C1 (ru) * | 2021-05-26 | 2022-09-22 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования «Российский экономический университет имени Г.В. Плеханова» | Электрическая подовая печь для пиццы с ИК-излучателем |
-
1999
- 1999-12-28 JP JP37713299A patent/JP2001193933A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005127626A (ja) * | 2003-10-24 | 2005-05-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自然対流式固定オーブン釜 |
JP4581372B2 (ja) * | 2003-10-24 | 2010-11-17 | パナソニック株式会社 | 自然対流式固定オーブン釜 |
JP2012165691A (ja) * | 2011-02-15 | 2012-09-06 | Nakai Kikai Kogyo Kk | 電磁誘導加熱式の食品焼成機 |
RU2780413C1 (ru) * | 2021-05-26 | 2022-09-22 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования «Российский экономический университет имени Г.В. Плеханова» | Электрическая подовая печь для пиццы с ИК-излучателем |
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