JP2001192908A - 下半身用衣服 - Google Patents
下半身用衣服Info
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- JP2001192908A JP2001192908A JP2000079217A JP2000079217A JP2001192908A JP 2001192908 A JP2001192908 A JP 2001192908A JP 2000079217 A JP2000079217 A JP 2000079217A JP 2000079217 A JP2000079217 A JP 2000079217A JP 2001192908 A JP2001192908 A JP 2001192908A
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Abstract
必要とせず、ポケット袋によってウエスト周りの伸長が
規制されるのを防止して所定の伸長量を良好に確保す
る。 【解決手段】前ベルト21と後ろベルト22との間に跨
ってポケット袋40を前トベルト21と後ろベルト22
にそれぞれ逢着して設けられている。ポケット袋40
は、前ベルト21との逢着位置Bと後ろベルト22との
逢着位置Aの間に伸縮自在な布部材として身体側の布部
材42を設けている。ポケット袋40が前ベルト21と
後ろベルト22との間で引っ張られたり弛んだりして
も、ポケット袋40の身体側の布部材42が容易に伸縮
するようになっている。
Description
め付けて着用するスボンやスカートなどの下半身用衣服
のウエスト伸縮構造に関する。
していたズボンであってもウエスト周りがきつくなった
り、逆に、体が痩せた場合には、ズボンのウエスト周り
がだぶついてズボンが不格好になったりする。これを解
決するものとして、図7および図8に示すようなウエス
ト伸縮構造50を有したズボンがある。
から見た図、図8は図7のウエスト部分が伸長した状態
を示す図である。図7および図8に示すように、このズ
ボンの両脇部分にはポケット入口51がそれぞれ設けら
れている。このポケット入口51の下端位置51aから
上下方向の境界線Wで前身頃52と後ろ見頃53が縫着
されている。前身頃52側のウエスト部分に前ベルト5
4が縫着されている。また、後ろ見頃53側のウエスト
部分に後ろベルト55が縫着されている。これらの前ベ
ルト54および後ろベルト55によりウエスト周りが構
成されている。
後ろベルト55に伸縮自在な弾性帯56を介して連結す
ることで、ウエスト周りを伸縮可能にしている。前ベル
ト54の一端部には延長帯57の一端部が縫着されてい
る。また、前ベルト54側の後ろベルト55の端部には
袋状部58がそれぞれ設けられている。この袋状部58
は、前ベルト54側に対向するように開口した内部が袋
状に構成されている。延長帯57の他端側は袋状部58
の開口から袋内部に挿入されている。袋状部58内にお
いて、延長帯57の他端が弾性帯56の一端に縫着さ
れ、弾性帯56の他端が袋状部58内の底部に縫着され
ている。
ット入口51から内側前方にそれぞれ設けられている。
このポケット袋59は、身体側布591と身体側から見
て外側の外側布592とで袋状に構成されている。その
身体側布591は、ポケット入口51側で後ろ身頃53
側と縫着され、一部上端部分591aが後ろベルト55
に縫着されている。この一部上端部分591aに縫着さ
れた後ろベルト55は前ベルト54と重複している部分
である。また、外側布592の上端部分は、身体側布5
91の一部上端部分591bと共に前ベルト54側に縫
着されている。この一部上端部分591bと一部上端部
分591aとの間の身体側布591には、ウエスト周り
の所定の伸長量を確保するための切欠き部60を設けて
いる。
ザがズボンを履くと、ズボンのウエスト周りが広がっ
て、前ベルト54に逢着された延長帯57が、後ろベル
ト55に設けられた袋状部58の開口から例えば図8に
示す長さL1だけ引き出される。弾性帯56は図7に示
す長さL2から図8に示す長さL3に伸長している。
と後ろベルト55との間で引っ張られても、上記した切
欠き部60が開くことによってウエスト周りを容易に伸
長させることができるようになっている。
構成では、切欠き部60に解れが生じるのを防止のため
に、身体側布591の上端縁部を切欠き部60に沿って
複雑に縫製処理する縫製処理部61が必要であってその
縫製処理に手間がかかる。
は、身体側布591の上端部を多少弛ませた余裕部を設
けてウエスト周りの伸長を可能にすることも考えられ
る。このような余裕部を設けた場合、ウエスト周り伸長
時に、ポケット袋59が前ベルト54と後ろベルト55
との間で引っ張られても、弛ませた余裕部を引き延ばす
ことによってウエスト周りを伸長させることができる。
ところが、余裕部の余裕量が少ない場合には、ウエスト
周りの伸長量が充分に取れない。ウエスト周りの伸長量
を充分に取るためには、ポケット袋59の上端部の弛ま
せた部分を大きく取る必要があり、これが大きくなると
ポケット袋59の上端部が皺になる。この皺が、前ベル
ト54と後ろベルト55との間で膨れてスタイル的に良
好でなかったり、その皺によってポケットに手を入れた
ときに引っかかったりする。
で、ウエスト周り伸長のための新たな縫製処理を必要と
せず、ポケット袋によってウエスト周りの伸長が規制さ
れるのを防止して所定の伸長量を良好に確保することが
できる下半身用衣服を提供することを目的とする。
は、ウエスト周りが前身頃側ウエスト部と後ろ見頃側ウ
エスト部で構成され、前身頃側ウエスト部を後ろ見頃側
ウエスト部に伸縮体を介して連結することによりウエス
ト周りを伸縮可能にした下半身用衣服において、前身頃
側ウエスト部と後ろ見頃側ウエスト部との間に跨るよう
にポケット袋を設け、ポケット袋の前身頃側ウエスト部
との固定位置と、ポケット袋の後ろ見頃側ウエスト部と
の固定位置の間に伸縮自在な布部材を配設したことを特
徴とするものである。
周りが大きくなる場合には、前身頃側ウエスト部と後ろ
見頃側ウエスト部との間の伸縮体が伸びて、ウエスト周
りが広がる。このとき、ポケット袋が、前身頃側ウエス
ト部との固定位置と、後ろ見頃側ウエスト部との固定位
置の間で引っ張られても、ポケット袋の伸縮自在な布部
材が伸長するので、ウエスト周りの伸長がポケット袋で
規制されるのが防止されてウエスト周りの所定の伸長量
が確保される。これによって、従来のような切欠き部を
設ける必要はなくなるので、切欠き部に沿った新たな縫
製処理は不必要となる。また、従来の切欠き部に代えて
上記したような弛ませた余裕部を設ける必要もないの
で、ポケット袋の上端部の上記余裕部による皺や膨れを
回避することも可能となる。
において、伸縮自在な布部材は、所定幅でウエスト周り
方向に配設している。なお、この場合の所定幅方向は、
ウエスト周り方向に直交する方向(上下方向)である。
し難い布部材とが長尺方向に並設された布地があるが、
これをポケット袋に用いると縫製の手間も少なくなる。
また、上記伸縮し難い布部材としてポケット袋の底部分
にきめの細かい織物を用いれば、ポケット袋から細かい
ものが落下しにくい。さらに、コストが比較的高い伸縮
自在な布部材が所定幅でウエスト周り方向に設けられて
いれば、ポケット袋を全て伸縮自在な布部材で構成する
場合に比べてコストを抑えることが可能となる。
服において、伸縮自在な布部材は、所定幅でウエスト周
りとは直交する方向に設けられている。なお、この場合
の所定幅方向は、ウエスト周り方向(左右方向)であ
る。
低限、前ウエストベルトとの固定位置と後ろウエストベ
ルトとの固定位置間の所定幅に設けられていればよく、
ポケット袋によるウエスト周りの伸長規制が防止されて
所定の伸長量が確保され得ることになる。
服におけるポケット袋は、身体側の布部材と身体側から
見て外側の布部材とを有し、伸縮自在な布部材を身体側
の布部材に設けている。なお、この場合は、身体側の布
部材が全て伸縮自在な布部材である場合を含んでいる。
部材の一部または全部にには伸縮自在な布部材を用いる
が、伸縮が不必要な外側の布部材については、特殊な伸
縮自在な布部材以外の一般的なポケット袋用の布地を用
いることが可能となる。
服におけるポケット袋は、身体側の布部材と身体側から
見て外側の布部材とを有し、伸縮自在な布部材を身体側
の布部材と外側の布部材とにそれぞれ設けている。な
お、この場合は、身体側の布部材および外側の布部材が
全て伸縮自在な布部材である場合を含んでいる。
部材および外側の布部材共に同種類の布地で構成するこ
とができ、縫製量が少なくポケット袋が容易に製作され
得る。
服において、伸縮自在な布部材として、伸縮性の編地
(編み物の布地)を用いている。
であれば、必要な伸縮量が容易に得られる。
服において、伸縮自在な布部材として、メッシュ地を用
いている。
目の粗いメッシュ地であれば、必要な伸縮量は、単なる
編み物に比べても更に容易に得られる。
服において、伸縮自在な布部材として、バイアス地を用
いている。この場合、伸縮自在な布部材は編み物または
/および織物の布地からバイアス方向に裁断されてい
る。
アス方向に用いられていれば、必要な伸縮量は、上記の
場合に比べても更に容易に得られる。
服における伸縮自在な布部材は織物で構成されると共に
伸縮方向がバイアス方向になるように用いられている。
れた織物には伸縮性が乏しく、容易に必要な伸縮量が得
られないが、これをバイアス方向に用いればその方向に
は伸縮性が生じて、必要な伸縮量が得られる。
服における伸縮自在な布部材が、伸縮性を有する糸が用
いられている。例えば、伸縮自在な布部材が伸縮性を有
する糸で編まれたり織られたりしていてもよい。
ることで、必要な伸縮量が得られる。
のウエスト伸縮構造の実施形態について図面を参照して
説明する。
右脇のウエスト部分を示す外観図、図2は図1のウエス
ト部分を伸長した状態を示す外観図である。図1および
図2において、下半身用衣服としてのズボン1は、前身
頃11と後見頃12よりなるズボン本体10と、前身頃
11側の前ベルト21と後見頃12側の後ろベルト22
によりウエスト周りを構成するウエストベルト20と、
前ベルト21と後ろベルト22間を、伸縮体としての弾
性帯31を介して伸縮可能に構成したウエスト伸縮構造
30と、ズボン両脇部分にポケット入口41が設けら
れ、このポケット入口41から外部に開口しているポケ
ット袋40とを有している。
エスト部分に縫着された布製の前ベルト21および、後
見頃12側のウエスト部分に縫着された布製の後ろベル
ト22からなり、前身頃11側の前ベルト21と後見頃
12側の後ろベルト22とは、弾性帯31を介してウエ
スト周りが拡張または縮小可能なようになっている。
部にそれぞれ対応した後ろベルト22の端部にそれぞれ
設けられている。そのウエスト伸縮構造30は、伸縮自
在なゴムで編まれた弾性帯31と、後ベルト22の端部
が前ベルト21の端部側に開口する長尺の袋状に構成さ
れ、弾性帯31の一端が袋底部に縫着された袋状部32
と、一端が前ベルト21の端部に縫着され、その他端か
ら袋状部32内に挿入されて弾性帯31の他端に縫着さ
れた延長帯33とを有している。
ぞれ縦方向に開口するポケット入口41から前身頃11
側のズボン布地の内側に袋状に設けられている。ポケッ
ト袋40は、上方に開口した上端側から下方途中まで縦
方向にも開口されており、その開口部がポケット入口4
1に対応するように縫着されている。つまり、ポケット
袋40の身体側の布部材は、ポケット入口41の内側を
構成している後身頃12側に逢着され、ポケット袋40
の外側の布部材はポケット入口41の外側を構成してい
る前見頃11に縫着され、ポケット入口41からポケッ
ト袋40の内部に連通している。ポケット袋40の身体
側の布部材は、図2に示すように、ウエスト周りが伸長
した場合にも見えないようにするために、所定幅Cで上
下方向に亘ってズボン布地と同一の布地44が身体側の
布部材上を覆うように縫着されている。ポケット袋40
やウエスト部分の内側の詳細については、ズボン内側か
ら見た図3および図4を用いて更に説明する。
ら見た図、図4は図3のウエスト部分が伸長した状態を
示す図である。図3および図4に示すように、前ベルト
21の内側には、前ベルト21よりも若干幅広の前腰裏
布23が前ベルト21の長手方向に亘って縫着されてい
る。また、後ろベルト22の内側には、後ろベルト22
よりも若干幅広の後ろ腰裏布24が後ろベルト22の長
手方向に亘って縫着されている。これらの前腰裏布23
と後ろ腰裏布24との間には弾性帯25が縫着されてウ
エストベルト20の内側のウエスト周りを構成してい
る。この弾性帯25は、前ベルト21の内側に伸縮自在
に配設されている。
と、身体側から見て外側の布部材43とが重ねられ、そ
れらの上方の開口部とポケット入口41を除く周囲が縫
着されて袋状に構成されている。この身体側の布部材4
2はポケット入口41近傍の後身頃12と共に逢着さ
れ、身体側の布部材42の上端部分は前ベルト21と前
腰裏布23との内側に挟まるように配設されている。身
体側および外側の布部材42,43の上端部分は、前ベ
ルト21および前腰裏布23と逢着位置Aで縫着されて
いる。また、身体側の布部材42の上端部分は、後ろベ
ルト22および後ろ腰裏布24と逢着位置Bで縫着され
ている。さらに、外側の布部材43の上端部分は、ポケ
ット入口41の上側の前ベルト21と所定の逢着位置で
縫着されている。この身体側の布部材42は伸縮自在な
布部材で構成され、外側の布部材43は通常のポケット
袋用の織物地で構成している。
1側の所定幅Cで上下方向に亘る範囲に外側のズボン布
地と同一の図2に示す布地44がポケット袋40の内部
に配設されて身体側の布部材42と共に逢着位置Dで縫
着されている。このため、上記逢着位置Aと逢着位置D
との間隔間Eで身体側の布部材42が伸縮するようにな
っている。その伸縮自在な身体側の布部材42として
は、編み方に伸縮性を有するメッシュ地を採用してい
る。
る。まず、ユーザの体が太った場合には、ウエストベル
ト20のウエスト周りが伸長する。このとき、前ベルト
21と後ろベルト22との間で例えば図4に示す長さL
1だけウエスト周りが広がれば、弾性帯31は図3に示
す長さL2から図4に示す長さL3に伸長している。こ
のとき、身体側の布部材42が上記逢着位置Aと逢着位
置Dの間で引っ張られても、身体側の布部材42が伸び
るため、その太った体型に相当するウエスト周りに容易
に拡張することになる。
ストベルト20のウエスト周りが縮小する。このとき、
前ベルト21と後ろベルト22との間で例えば図4に示
す長さL1から図3に示す長さL0(隙間が略0)に収
縮すれば、弾性帯31は図4に示す長さL3から図3に
示す長さL2に収縮する。このとき、身体側の布部材4
2の逢着位置Aと逢着位置Dとの間において緩くなって
も、身体側の布部材42が縮小するため、だぶつくこと
なくその痩せた体型に相当するウエスト周りになる。
21と後ろベルト22との間で引っ張られたり弛んだり
しても、ポケット袋40が伸縮するため、ポケット袋4
0によるウエスト周りの伸長規制が防止されて所定の伸
長量を確保することができる。これによって、従来のよ
うな切欠き部をポケット袋に設ける必要はなくなるた
め、切欠き部に沿った新たな縫製処理を不必要とするこ
とができる。また、従来の切欠き部に代えて課題で記載
したような余裕部を設ける必要もないため、ポケット袋
の上端部の余裕部による皺や膨れを回避することもでき
る。
3については、伸縮自在な身体側の布部材42のような
特殊な布部材を用いずに、一般的なポケット袋用の布地
を用いることができて、コスト的にも有利である。
編み物の場合には、必要な伸縮量(例えば両脇部のうち
片側3cm、両側で6cmなど)を容易に得ることがで
きる。また、身体側の布部材42に編み目の粗いメッシ
ュ地を用いると、必要な伸縮量を、上記編み物に比べて
も更に容易に得ることができる。
のような各種構成を採用することができるものである。
としてメッシュ地よりなる身体側の布部材42を全面に
設けたが、図5に示すように逢着位置Aと逢着位置Dと
の間隔Eの所定幅で、または間隔E以下の所定幅でウエ
スト周り方向に伸縮自在な布部材(例えばメッシュ地の
編み物)を上下方向に設けるようにしてもよい。
としてメッシュ地よりなる身体側の布部材42を全面に
設けたが、図6に示すように所定幅Fでウエスト周り方
向(左右方向)に伸縮自在な布部材(例えばメッシュ地
の編み物)を設けるようにしてもよい。
2をメッシュ地よりなる伸縮自在な布部材に構成した
が、身体側の布部材42に加えて、身体側から見て外側
の布部材43をも例えばメッシュ地などよりなる伸縮自
在な布部材に構成してもよい。
2を編み方に伸縮性を有するメッシュ地に構成したが、
身体側の布部材42を織物の布地で構成してもよい。織
物の場合には伸縮量が少ないため、織物の布地をバイア
ス方向に裁断して用いることで伸縮量をある程度得るこ
とができるものである。また、伸縮性を有する編み方に
メッシュ地をバイアス方向に裁断して用いることで更な
る伸縮量を得ることができる。さらに、織物および編み
物共に、伸縮性を有する糸を用いた布地を身体側の布部
材42として用いれば、所定の伸縮量を得ることができ
るものである。
ムで編んだ弾性帯31を用いたが、これに限らず、弾性
帯31を介さずに長尺の延長帯33を前ベルト21と後
ろベルト22との間に連結し、その延長帯33を留め金
具などで延長帯33の長さを調整するように延長帯33
を挟んで留める構成とすることもできる。この場合に
も、ポケット袋40が、前ベルト21側との固定位置
と、後ろベルト22側の固定位置の間で引っ張られて
も、ポケット袋40の伸縮自在な布部材が伸長してウエ
スト周りの所定の伸長量を確保することができる。
用衣服のウエスト周りが大きくなる場合には、前身頃側
ウエスト部と後ろ見頃側ウエスト部との間の伸縮体が伸
びて、ウエスト周りが広がる。このとき、ポケット袋
が、前身頃側ウエスト部との固定位置と、後ろ見頃側ウ
エスト部との固定位置の間で引っ張られても、ポケット
袋の伸縮自在な布部材が伸長するため、ウエスト周りの
伸長がポケット袋で規制されるのを防止してウエスト周
りの所定の伸長量を確保することができる。これによっ
て、従来のような切欠き部を設ける必要はなくなるた
め、切欠き部に沿った新たな縫製処理を不必要とするこ
とができる。また、従来の切欠き部に代えて上記したよ
うな弛ませた余裕部を設ける必要もないため、ポケット
袋の上端部の上記余裕部による皺や膨れを回避すること
ができる。
材と伸縮し難い布部材とが長尺方向に並設された布地が
市場に存在するが、これをポケット袋として用いること
ができて、縫製の手間を少なくすることができる。ま
た、上記伸縮し難い布部材としてポケット袋の底部分に
きめの細かい布地を用いれば、ポケット袋から細かいも
のが落下しにくい。さらに、コストが比較的高い伸縮自
在な布部材が所定幅でウエスト周り方向に設けられてい
れば、ポケット袋を全て伸縮自在な布部材で構成する場
合に比べてコストを抑えることができる。
部材が、最低限、前ウエストベルトとの固定位置と後ろ
ウエストベルトとの固定位置間の所定幅に設けられてい
れば、ポケット袋によるウエスト周りの伸長規制が防止
されて所定の必要な伸長量を確保することができる。
な外側の布部材については、特殊な伸縮自在な布部材以
外の一般的なポケット袋用の布地を用いることができ
て、コスト的にも有利である。
身体側の布部材および外側の布部材共に同種類の布地で
構成することができて、縫製処理が少なくて済みポケッ
ト袋を容易に製作することができる。
部材に編地を用いると、必要な伸縮量を容易に得ること
ができる。
部材に編み目の粗いメッシュ地を用いると、必要な伸縮
量を、単なる編み物に比べても更に容易に得ることがで
きる。
部材にバイアス地を用いると、必要な伸縮量を、上記の
場合に比べても更に容易に得ることができる。
る糸を用いることで、必要な伸縮量を得ることができ
る。
スト部分を示す外観図である。
図である。
ある。
ある。
袋を示す模式図である。
ット袋を示す模式図である。
である。
ある。
Claims (9)
- 【請求項1】 ウエスト周りが前身頃側ウエスト部と後
ろ見頃側ウエスト部で構成され、前身頃側ウエスト部を
後ろ見頃側ウエスト部に伸縮体を介して連結することに
より前記ウエスト周りを伸縮可能にした下半身用衣服に
おいて、前記前身頃側ウエスト部と後ろ見頃側ウエスト
部との間に跨るようにポケット袋を設け、前記ポケット
袋の前記前身頃側ウエスト部との固定位置と、前記ポケ
ット袋の前記後ろ見頃側ウエスト部との固定位置の間に
伸縮自在な布部材を配設したことを特徴とする下半身用
衣服。 - 【請求項2】 前記伸縮自在な布部材は、所定幅で前記
ウエスト周りの方向に配設したことを特徴とする請求項
1記載の下半身用衣服。 - 【請求項3】 前記伸縮自在な布部材は、所定幅で前記
ウエスト周りとは直交する方向に設けられたことを特徴
とする請求項1または2記載の下半身用衣服。 - 【請求項4】 前記ポケット袋は身体側の布部材と前記
身体側から見て外側の布部材とを有し、前記伸縮自在な
布部材を身体側の布部材に設けたことを特徴とする請求
項1〜3の何れかに記載の下半身用衣服。 - 【請求項5】 前記ポケット袋は身体側の布部材と前記
身体側から見て外側の布部材とを有し、前記伸縮自在な
布部材を前記身体側の布部材と外側の布部材とにそれぞ
れ設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載
の下半身用衣服。 - 【請求項6】 前記伸縮自在な布部材として、伸縮性の
編地を用いたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに
記載の下半身用衣服。 - 【請求項7】 前記伸縮自在な布部材として、メッシュ
地を用いたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記
載の下半身用衣服。 - 【請求項8】 前記伸縮自在な布部材として、バイアス
地を用いたことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記
載の下半身用衣服。 - 【請求項9】 前記伸縮自在な布部材には、伸縮性を有
する糸が用いられていることを特徴とする請求項1〜8
の何れかに記載の下半身用衣服。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000079217A JP4511677B2 (ja) | 2000-03-22 | 2000-03-22 | 下半身用衣服 |
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JP2001192908A true JP2001192908A (ja) | 2001-07-17 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004254731A (ja) * | 2003-02-24 | 2004-09-16 | Naoki Miyaguchi | 膝用のサポータ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4842704U (ja) * | 1971-09-25 | 1973-06-01 | ||
JPS5245368Y2 (ja) * | 1975-07-03 | 1977-10-15 |
-
2000
- 2000-03-22 JP JP2000079217A patent/JP4511677B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2004254731A (ja) * | 2003-02-24 | 2004-09-16 | Naoki Miyaguchi | 膝用のサポータ |
JP4538195B2 (ja) * | 2003-02-24 | 2010-09-08 | 直樹 宮口 | 膝用のサポータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4511677B2 (ja) | 2010-07-28 |
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