JP2001192398A - セリンプロテアーゼ阻害剤 - Google Patents

セリンプロテアーゼ阻害剤

Info

Publication number
JP2001192398A
JP2001192398A JP2000197432A JP2000197432A JP2001192398A JP 2001192398 A JP2001192398 A JP 2001192398A JP 2000197432 A JP2000197432 A JP 2000197432A JP 2000197432 A JP2000197432 A JP 2000197432A JP 2001192398 A JP2001192398 A JP 2001192398A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkyl
compound
oxadiazolyl
methylpropyl
carbonyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000197432A
Other languages
English (en)
Inventor
Albert Gyorkos
ギオルクス,アルバート
Lyle W Spruce
スプリュース,ライル,ダヴリュ.
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cortech Inc
Original Assignee
Cortech Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US08/760,916 external-priority patent/US5861380A/en
Priority claimed from US08/984,881 external-priority patent/US6015791A/en
Priority claimed from US08/985,201 external-priority patent/US6150334A/en
Application filed by Cortech Inc filed Critical Cortech Inc
Publication of JP2001192398A publication Critical patent/JP2001192398A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ヒト好中球エラスターゼを含むセリンプロテア
ーゼ阻害剤として有用な化合物の提供。 【解決手段】セリンプロテアーゼの阻害剤として、オキ
サジアゾール、チアジアゾール及びトリアゾール環構造
を含む化合物。 【効果】比較的低分子量であり、効力及び選択性が高い
ことから、経口生物学的利用能によって、慢性疾患にお
いて使用する経口投与が可能となり、自己投与ができ、
他の投与手段よりも低コストとなる。エラスターゼ媒介
疾患の治療及び予防に有効に用いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セリンプロテアー
ゼの阻害剤として有用なある種の置換オキサジアゾー
ル、チアジアゾール及びトリアゾールペプトイド(pept
oid)に関する。
【0002】
【従来の技術】セリンプロテアーゼは、エラスターゼ、
キモトリプシン、カテプシンG、トリプシン及びトロン
ビンを含む一種の酵素である。これらのプロテアーゼ
は、セリン−195、ヒスチジン−57及びアスパラギ
ン酸−102(キモトリプシンナンバーリング方式)か
らなる触媒3分子を共通に有している。ヒト好中球エラ
スターゼ(HNE)は、種々の炎症刺激に反応して、多
形核白血球(PMN)により分泌される蛋白質分解酵素
である。HNEのこの放出及びその細胞外蛋白質分解活
性は、高度に制御されており、PMNの正常で有用な機
能である。正常な環境下において、HNEの分解力は、
比較的高い血漿濃度のα1―プロティナーゼ阻害剤(α1
―PI)により調節される。しかし、刺激されたPMN
は、活性酸素代謝物質をどっと生じ、そのうちのあるも
の(例えば、次亜塩素酸)は、α1―PI内の臨界メチ
オニン残基を酸化することができる。酸化されたα1
PIは、HNE阻害剤としての効力が制限されることが
分かっており、このプロテアーゼ/抗プロテアーゼバラ
ンスを変えることにより、HNEに、局所化され制御さ
れた環境でその分解機能を行わせることが提案されてい
る。プロテアーゼ/抗プロテアーゼ活性のこのバランス
にもかかわらず、いくつかのヒトの病状においては、こ
の制御機構の破壊が、健康状態の異常発生に関係してい
る。HNE活性の不適当な調節は、成人呼吸窮迫症候
群、敗血症性ショック及び多臓器障害に関連する要因で
あるとして示唆されている。一連の研究からも、心筋虚
血―再灌流障害において、PMN及び好中球エラスター
ゼが含まれていることが分かっている。正常濃度よりも
低いα1―PIを有しているヒトは、気腫発病の可能性
が高くなる。HNE媒介過程は、関節炎、歯周疾患、腎
炎、皮膚炎、乾癬、嚢胞性線維症、慢性気管支炎、アテ
ローム硬化症、アルツハイマー病、臓器移植、角膜潰瘍
及び悪性腫瘍の侵入挙動に関係している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エラスターゼ媒介問題
の治療及び/又は予防用の治療薬及び予防薬として、H
NEの有効な阻害剤の提供の必要がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ヒト好中球エ
ラスターゼを含む、セリンプロテアーゼ阻害剤として有
用な化合物を提供する。これらの化合物は、HNEに関
して、比較的低分子量であり、効力及び選択性が高いこ
とを特徴とする。更に、本発明のある種の化合物は、経
口投与後の高血中濃度によって示されるように、経口生
物学的利用能(oral bioavailability)を示している。
経口生物学的利用能によって、慢性疾患において使用す
る経口投与が可能となり、自己投与ができ、他の投与手
段よりもコストが低下するという利点がある。ここに述
べる化合物は、ヒトにおけるプロテアーゼによる結合組
織の分解を特徴とする病状を予防し、軽減し、さもなく
ば治療するのに、有効に用いることができる。本発明は
オキサジアゾール、チアジアゾール又はトリアゾール環
構造を含む化合物を提供し、次の式によって包括的に説
明できる。
【化13】 ここで、Zはセリンプロテアーゼ結合部分、好ましくは
エラスターゼ結合部分、最も好ましくはヒト好中球エラ
スターゼ結合部分である。具体的には、Zはカルボニル
含有基、好ましくはカルボニル炭素が共有結合により複
素環の炭素に結合しているα−アミノカルボニル含有基
である。Rは1個以上、好ましくは1〜3個のハロ、
ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、ハロアルキル、アルキ
ルアミノ、ジアルキルアミノ、アルコキシ、ハロアルコ
キシ、カルボキシル、カルボアルコキシ、アルキルカル
ボキサミド、アリールカルボキサミド若しくは−O−
(C〜C)アリールで任意に置換したアルキル、ア
ルケニル若しくはアルキニル;ヒドロキシル、アミノ、
アルキルアミノ若しくはジアルキルアミノ;又はN,O
及びSから選ばれた1〜4個のヘテロ原子を任意に含
み、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、ハロアルキ
ル、アミノ、アミノアルキル、ジアルキルアミノ、アル
キル、アルケニル、アルキレンジオキシ、アルキニル、
アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボキシル、カルボア
ルコキシ、アルキルカルボキサミド、(C〜C)ア
リール、−O−(C〜C)アリール、アリールカル
ボキサミド、アルキルチオ若しくはハロアルキルチオで
任意に置換したシクロアルキル、アルキルシクロアルキ
ル、アルケニルシクロアルキル、シクロアルケニル、ア
ルキルシクロアルケニル、アルケニルシクロアルケニ
ル、(C〜C12)アリール、(C〜C12)アリ
ールアルキル、(C〜C12)アリールアルケニル、
縮合(C〜C12)アリール−シクロアルキル若しく
はアルキル縮合(C〜C12)アリール−シクロアル
キルである。XとYは、独立にO、S又はNであり、こ
こでNは1〜3個のハロ原子で任意に置換したアルキル
又はアルケニル;N,O及びSから選ばれた1〜3個の
ヘテロ原子を任意に含み、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒド
ロキシル、ハロアルキル、アミノ、アミノアルキル、ジ
アルキルアミノ、アルキル、アルケニル、アルキニル、
アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボキシル、カルボア
ルコキシ、アルキルカルボキサミド、アリールカルボキ
サミド、アルキルチオ又はハロアルキルチオで任意に置
換した(C〜C)アリール、アリールアルキル又は
アリールアルケニルで任意に置換している。X又はYの
少なくとも一つはNであることが好ましい。X又はYが
置換したNである場合、XとYの両方がNであることは
理解されよう。本発明の化合物は1,2,4―オキサジ
アゾール環(即ちXはOであり、YはNである)又は
1,3,4―オキサジアゾール環(即ちXはNであり、
YはOである)を含むことが好ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の化合物は、グループI〜
VIに分類することが便利である。一つの好ましい実施態
様において、本発明は次式の化合物(グループI)を提
供する:
【化14】 ここで、X、Y及びRは、上に述べてある。R及び
は、独立に或いは共にH;1〜3個のハロ、ヒドロ
キシル、チオ、アルキルチオ、アミノ、アルキルアミ
ノ、ジアルキルアミノ、アルキルグアニジニル、ジアル
キルグアニジニル、グアニジニル若しくはアミジルグア
ニジン;―RCOR’、―RCOOR’、―RNR’
R”RO若しくは―RC(O)NR’R”〔ここで、R
はアルキル又はアルケニルであり、R’、R”及びRO
は、独立にH、アルキル、アルケニル、シクロアルキル
又は(C〜C)アリールである〕;又はN、O及び
Sから選ばれた1〜4個のヘテロ原子を任意に含み、ハ
ロ、シアノ、ケト、ニトロ、ヒドロキシル、ハロアルキ
ル、アミノ、アミノアルキル、ジアルキルアミノ、アミ
ジン、アルキルアミジン、ジアルキルアミジン、アルキ
ル、アルケニル、アルキレンジオキシ、アルキニル、ア
ルコキシ、ハロアルコキシ、カルボキシル、カルボアル
コキシ、アルキルカルボキサミド、(C 〜C)アリ
ール、―O―(C〜C)アリール、アリールカルボ
キサミド、アルキルチオ若しくはハロアルキルチオで任
意に置換したシクロアルキル、アルキルシクロアルキ
ル、アルケニルシクロアルキル、アルキル―オキシアリ
ール、アルキル―チオアリール、アルキル―アミノアリ
ール、(C〜C12)アリール、(C〜C12)ア
リールアルキル若しくは(C〜C12)アリールアル
ケニルである。Aは、直接結合、―C(O)―、―NH
―C(O)―、―S(O)―、―NH―S(O)
―、―OC(O)―、―C―、又はプロリン、イソロ
イシン、シクロヘキシルアラニン;ハロ、シアノ、ニト
ロ、ハロアルキル、アミノ、アミノアルキル、ジアルキ
ルアミノ、アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カ
ルボキシル、カルボアルコキシ、アルキルカルボキサミ
ド、アリールカルボキサミド、アルキルチオ若しくはハ
ロアルキルチオで任意に置換したアルキル、アルケニル
若しくはフェニルで硫黄において任意に置換したシステ
イン;フェニルアラニン、ホモ―フェニルアラニン、デ
ヒドロフェニルアラニン、インドリン―2―カルボン
酸;ハロ、シアノ、ニトロ、ハロアルキル、アミノ、ア
ミノアルキル、ジアルキルアミノ、アルキル、アルコキ
シ、ハロアルコキシ、カルボキシル、カルボアルコキ
シ、アルキルカルボキサミド、アリールカルボキサミ
ド、アルキルチオ若しくはハロアルキルチオで任意に置
換したアルキル、アルケニル又はフェニルで任意に置換
したテトラヒドロイソキノリン―2―カルボン酸;アル
キル若しくはアリールで任意に置換したトリプトファ
ン、チロシン、セリン若しくはトレオニン;ヒスチジ
ン、メチオニン、バリン、ノルバリン、ノルロイシン、
オクタヒドロインドール―2―カルボン酸;側鎖の窒素
でアルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシアル
キル、アルキルチオアルキル、アルキルアミノアルキ
ル、ジアルキルアミノアルキル、カルボシキアルキル、
アルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、アルキル
アミノアルキル、ジアルキルアミノアルキル、カルボキ
シアルキル、アルコキシカルボニルアルキル若しくはア
リール、アリールアルキル、シクロアルキル、アルキル
シクロアルキル、縮合アリール―シクロアルキル若しく
はアルキル縮合アリール―シクロアルキルで任意に置換
し、N、O及びSから選ばれた1個以上のヘテロ原子を
任意に含むアスパラギン、グルタミン、オルニチン及び
リシンから選ばれたアミノ酸であるが、アミノ酸はこれ
らには限定されない。Rは、H、アルキル、アルケニ
ル若しくはアルキニル;若しくはN、O及びSから選ば
れた1個以上のヘテロ原子を任意に含み、アルキル、ア
ルケニル、アルキニル、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロ
キシル、ハロアルキル、アルコキシ、アミノ、アルキル
アミノ、ジアルキルアミノ、カルボキシル、ハロアルコ
キシ、カルボアルコキシ、アルキルカルボキサミド、ア
リール、アリールアルキル、アリールカルボキサミド、
アルキルチオ又はハロアルキルチオで任意に置換したシ
クロアルキル、アルキルシクロアルキル、(C〜C
12)アリール、(C〜C12)アリールアルキル、
縮合(C〜C12)アリール―シクロアルキル又は縮
合アルキル(C〜C12)アリール―シクロアルキル
であるか、又は存在しない。好ましい実施態様では、X
はN、YはOである。もう一つの好ましい実施態様で
は、XはO、YはNである。好ましくは、R―Aはベ
ンジルオキシカルボニルのようなアリールアルキルオキ
シカルボニル;アルコキシカルボニル、アリールスルホ
ニル、アルキルスルホニル又はアルキルである。好まし
くは、R及びRは、メチル若しくはイソプロピルの
ようなアルキル又はHである。一つの好ましい実施態様
では、Rはイソプロピル、RはHである。本発明の
好ましい実施態様では、Rは、α,α―ジメチルベン
ジル、ベンジル又はフェニル基のような任意に置換した
アリール又はアリールアルキル基である。幾つかの好ま
しい実施態様によると、そのベンゼン環はメチルのよう
なアルキル;トリフルオロメチルのようなハロアルキ
ル;又はジアルキルアミノ、好ましくはジメチルアミノ
で置換されている。さらにもう一つの実施態様では、R
は、メチレンナフチルのような縮合アリールアルキル
基;又は3,4―メチレンジオキシベンジルのような縮
合アリール―シクロアルキル若しくはアルキル縮合アリ
ール―シクロアルキルである。もう一つの実施態様で
は、Rは、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、n―ブチル、イソブチル、t―ブチルなどのアルキ
ル基、好ましくは直鎖または分枝鎖いずれかの(C
)アルキルである。
【0006】本発明は、更に次の式の化合物(グループ
II)を提供する:
【化15】 ここで、X、Y、R、R及びRは、上述の通りで
ある。Bは、―S(O)―、―C(O)―、―OC
(O)―又は―CHC(O)―である。Rは、次の
通りである:
【化16】 ここで、R'2及びR'3は、独立に若しくは共にH;1〜
3個のハロ、ヒドロキシル、チオ、アルキルチオ、アミ
ノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルグア
ニジニル、ジアルキルグアニジニル、グアニジニル若し
くはアミジルグアニジンで任意に置換したアルキル若し
くはアルケニル;―RCOR’、―RCOOR’、―R
NR’R”RO若しくは―RC(O)NR’R”であり
〔ここで、Rはアルキル若しくはアルケニル、R’、
R”及びROは、独立にH、アルキル、アルケニル、シ
クロアルキル若しくは(C〜C)アリール〕、又は
N、O及びSから選ばれた1〜4個のヘテロ原子を任意
に含み、ハロ、シアノ、ケト、ニトロ、ヒドロキシ、ハ
ロアルキル、アミノ、アミノアルキル、ジアルキルアミ
ノ、アミジン、アルキルアミジン、ジアルキルアミジ
ン、アルキル、アルケニル、アルキレンジオキシ、アル
キニル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボキシル、
カルボアルコキシ、アルキルカルボキサミド、(C
)アリール,―O―(C〜C)アリール、アリ
ールカルボキサミド、アルキルチオ若しくはハロアルキ
ルチオで任意に置換したシクロアルキル、アルキルシク
ロアルキル、アルケニルシクロアルキル、アルキル―オ
キシアリール、アルキル―チオアリール、アルキル―ア
ミノアリール、(C〜C12)アリール、(C〜C
12)アリールアルキル若しくは(C〜C12)アリ
ールアルケニルである。R13は、H、アルキル、ハ
ロ、アルコキシ、カルボアルコキシ、カルボキシル、ア
ルキルチオ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミ
ノ、又はO、N及びSから選ばれた1個以上のヘテロ原
子を任意に含み、ハロ若しくはアルキルで任意に置換し
たアリール、アリールアルキル、シクロアルキル、アル
キルシクロアルキル、縮合アリール―シクロアルキル若
しくはアルキル縮合アリール―シクロアルキルである。
14は、H、アルキル、アルケニル、アミノ、アルキ
ルアミノ、ジアルキルアミノ、又はN、O又はSから選
ばれた1個以上のヘテロ原子を任意に含み、アルキル、
ハロ、アルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキ
ルアミノ、カルボキシル、アルケニル、アルキニル、ハ
ロアルコキシ、カルボアルコキシ、アルキルカルボキサ
ミド、アリール、アリールアルキル、アリールカルボキ
サミド、アリールアルキルカルボキサミド、アルキルチ
オ又はハロアルキルチオで任意に置換したアリール、ア
リールアルキル、シクロアルキル、アルキルシクロアル
キル、縮合アリール―シクロアルキル、アルキル縮合ア
リール―シクロアルキル若しくはアリールオキシカルボ
キサミドである。R15は、H、アルキル、ハロ、アル
コキシ、カルボアルコキシ、カルボキシル、アルキルチ
オ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、又は
O、N及びSから選ばれた1個以上のヘテロ原子を任意
に含むアリール、アリールアルキル、シクロアルキル、
アルキルシクロアルキル、縮合アリール―シクロアルキ
ル若しくはアルキル縮合アリール―シクロアルキルであ
る。そしてWは、O若しくはS、又はH、アルキル若し
くはアリールで任意に置換したC若しくはNである。好
ましい実施態様においては、XはN、YはOである。も
う一つの好ましい実施態様においては、XはO、YはN
である。幾つかの好ましい実施態様によると、R
13は、任意に置換したフェニル若しくはベンジル;ピ
リジル、ピペリジニル、アルキル若しくはH、又は3,
4―メチレンジオキシベンジルのような融合環系であ
る。R14は、任意に置換したアミノ又はベンジルオキ
シカルボキサミドのようなアリールアルキルオキシカル
ボキサミドであり、R15は、H又はハロである。好ま
しくは、Rはイソプロピル、RはHである。本発明
の好ましい実施態様においては、Rは、α,α―ジメ
チルベンジル、ベンジル又はフェニル基のような任意に
置換したアリール又はアリールアルキル基である。幾つ
かの好ましい実施態様によれば、そのベンゼン環はメチ
ルのようなアルキル;トリフルオロメチルのようなハロ
アルキル;又はジアルキルアミノ、好ましくはジメチル
アミノで置換している。なおもう一つの実施態様におい
ては、Rは、メチレンナフチルのような縮合アリール
アルキル基、又は3,4―メチレンジオキシベンジルの
ような縮合アリール―シクロアルキル若しくはアルキル
縮合アリール―シクロアルキルである。もう一つの他の
実施態様においては、Rはメチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、n―ブチル、イソブチル、t―ブチ
ルなどのようなアルキル基、好ましくは直鎖又は分枝鎖
いずれかの(C 〜C)アルキルである。
【0007】本発明は、更に次の式の化合物(グループ
III)も提供する:
【化17】 ここで、X、Y、R、R、R及びBは、上述の通
りである。 Rは、式(I)からなる:
【化18】 ここで、mは0又は1であり;nは0又は1である。D
は、直接結合、又はプロリン、イソロイシン、シクロヘ
キシルアラニン;ハロ、シアノ、ニトロ、ハロアルキ
ル、アミノ、アミノアルキル、ジアルキルアミノ、アル
キル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボキシル、カ
ルボアルコキシ、アルキルカルボキサミド、アリールカ
ルボキサミド、アルキルチオ若しくはハロアルキルチオ
で任意に置換したアルキル、アルケニル若しくはフェニ
ルで硫黄において任意に置換したシステイン;フェニル
アラニン、ホモフェニルアラニン、デヒドロフェニルア
ラニン、インドリン―2―カルボン酸;ハロ、シアノ、
ニトロ、ハロアルキル、アミノ、アミノアルキル、ジア
ルキルアミノ、アルキル、アルコキシ、ハロアルコキ
シ、カルボキシル、カルボアルコキシ、アルキルカルボ
キサミド、アリールカルボキサミド、アルキルチオ若し
くはハロアルキルチオで任意に置換したアルキル、アル
ケニル又はフェニルで任意に置換したテトラヒドロイソ
キノリン―2―カルボン酸;アルキル又はアリールで任
意に置換したトリプトファン、チロシン、セリン又はト
レオニン;ヒスチジン、メチオニン、バリン、ノルバリ
ン、ノルロイシン、オクタヒドロインドール―2―カル
ボン酸;N、O及びSから選ばれた1個以上のヘテロ原
子を任意に含むアルキル、アルケニル、アルキニル、ア
ルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルア
ミノアルキル、ジアルキルアミノアルキル、カルボキシ
アルキル、アルコキシカルボニルアルキル又はアリー
ル、アリールアルキル、シクロアルキル、アルキルシク
ロアルキル、縮合アリール―シクロアルキル又はアルキ
ル縮合アリール―シクロアルキルで側鎖の窒素に任意に
置換したアスパラギン、グルタミン、オルニチン及びリ
シンから選ばれたアミノ酸であるが、アミノ酸はこれら
には限定されない。Aは、直接結合、―C(O)―、―
NH―C(O)―、―S(O)―、―OC(O)―又
は―C―であり、R14は、H、アルキル、アルケニ
ル、アミノ、アルキルアミノ若しくはジアルキルアミ
ノ;又はN、O及びSから選ばれた1個以上のヘテロ原
子を任意に含み、アルキル、ハロ、アルコキシ、アミ
ノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、カルボキシ
ル、アルケニル、アルキニル、ハロアルコキシ、カルボ
アルコキシ、アルキルカルボキサミド、アリール、アリ
ールアルキル、アルールカルボキサミド、アルキルチオ
若しくはハロアルキルチオで任意に置換したアリール、
アリールアルキル、シクロアルキル、アルキルシクロア
ルキル、縮合アリール―シクロアルキル若しくはアルキ
ル縮合アリール―シクロアルキルである。あるいは、R
は、式(II)からなる。
【化19】 ここで、Wは、S又はOであり、Rは、アルキルアミ
ノ、ジアルキルアミノ又はアミノであり、Rは、H、
アルキル又はハロである。好ましい実施態様において
は、XはN、YはOである。もう一つの好ましい実施態
様においては、XはO、YはNである。Rが式(I)
からなる一つの実施態様によれば、mは1、nは0であ
る。別の実施態様においては、mとnは1である。好ま
しくは、R14がベンジル、Aが―OC(O)―、Dが
Valである。好ましくは、Rがイソプロピルであ
り、RはHである。本発明の好ましい実施態様におい
ては、Rはα,α―ジメチルベンジル、ベンジル又は
フェニル基のような任意に置換したアリール又はアリー
ルアルキルである。幾つかの好ましい実施態様による
と、そのベンゼン環はメチルのようなアルキル;トリフ
ルオロメチルのようなハロアルキル:又はジアルキルア
ミノ、好ましくはジメチルアミノで置換している。さら
にもう一つの実施態様では、Rは、メチレンナフチル
のような縮合アルールアルキル基;又は3,4―メチレ
ンジオキシベンジルのような縮合アリール―シクロアル
キル若しくはアルキル縮合アリール―シクロアルキルで
ある。もう一つの他の実施態様においては、Rは、メ
チル、エチル、プロピル、イソプロピル、n―ブチル、
イソブチル、t―ブチルなどのようなアルキル基、好ま
しくは直鎖又は分枝鎖いずれかの(C〜C )アルキ
ルである。一つの実施態様によると、WはS、Rはア
ミノ、RはHである。グループ(III)化合物の本発
明のさらなる実施態様において、Rはアリール、アリ
ールアルキル、シクロアルキル又はアルキルシクロアル
キルである。一つの実施態様によると、R―BはCb
zである。
【0008】本発明は、更に次の式の化合物(グループ
IV)を提供する:
【化20】 ここで、X、Y、R、R及びRは、上述の通りで
ある。R10は、N、S及び非過酸化物Oから選ばれた
1個以上のヘテロ原子を任意に含み、ハロ、シアノ、ニ
トロ、ハロアルキル、アミノ、アミノアルキル、ジアル
キルアミノ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アル
コキシ、ハロアルコキシ、カルボキシル、カルボアルコ
キシ、アルキルカルボキサミド、アルキルチオ又はハロ
アルキルチオで任意に置換した(C〜C)アリー
ル、(C〜C)アリールアルキル、(C〜C
アリールアルケニル、シクロアルキル、縮合アリール―
シクロアルキルである。Dは、直接結合、―C(O)
―、又はプロリン、イソロイシン、シクロヘキシルアラ
ニン;ハロ、シアノ、ニトロ、ハロアルキル、アミノ、
アミノアルキル、ジアルキルアミノ、アルキル、アルコ
キシ、ハロアルコキシ、カルボキシル、カルボアルコキ
シ、アルキルカルボキサミド、アリールカルボキサミ
ド、アルキルチオ若しくはハロアルキルチオで任意に置
換したアルキル、アルケニル若しくはフェニルで硫黄に
おいて任意に置換したシステイン;フェニルアラニン、
ホモフェニルアラニン、デヒドロフェニルアラニン、イ
ンドリン―2―カルボン酸;ハロ、シアノ、ニトロ、ハ
ロアルキル、アミノ、アミノアルキル、ジアルキルアミ
ノ、アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボキ
シル、カルボアルコキシ、アルキルカルボキサミド、ア
リールカルボキサミド、アルキルチオ若しくはハロアル
キルチオで任意に置換したアルキル、アルケニル若しく
はフェニルで任意に置換したテトラヒドロイソキノリン
―2―カルボン酸;アルキル若しくはアリールで任意に
置換したトリプトファン、チロシン、セリン若しくはト
レオニン;ヒスチジン、メチオニン、バリン、ノルバリ
ン、ノルロイシン、オクタヒドロインドール―2―カル
ボン酸;N、O及びSから選ばれた1個以上のヘテロ原
子を任意に含むアルキル、アルケニル、アルキニル、ア
ルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルア
ミノアルキル、ジアルキルアミノアルキル、カルボキシ
アルキル、アルコキシカルボニルアルキル又はアリー
ル、アリールアルキル、シクロアルキル、アルキルシク
ロアルキル、縮合アリール―シクロアルキル若しくはア
ルキル縮合アリール―シクロアルキルで側鎖の窒素にお
いて任意に置換したアスパラギン、グルタミン、オルニ
チン及びリシンから選ばれたアミノ酸であるが、アミノ
酸はこれらには限定されない。Aは、直接結合、―C
(O)―、―NH―C(O)―、―S(O)―、―N
H―S(O)―、―S(O)―NH―、―OC
(O)NH―、―OC(O)―又は―C―であり、R
14は上述の通りである。好ましい実施態様において
は、XはN、YはOである。もう一つの好ましい実施態
様においては、XはO、YはNである。好ましくは、D
はVal、Aは―OC(O)―、R14はアリール又は
ベンジルのようなアリールアルキルである。好ましい実
施態様において、R10は(C〜C)アリール又は
(C〜C)アリールアルキル、好ましくはベンジ
ル、又はインダニル基のような縮合アリール―シクロア
ルキルである。別の好ましい実施態様によると、Dは―
C(O)―であり、R14―Aはピロールである。好ま
しくは、Rはイソプロピル、RはHである。本発明
の好ましい実施態様において、Rは、α,α―ジメチ
ルベンジル、ベンジル又はフェニル基のような任意に置
換したアリール又はアリールアルキル基である。幾つか
の好ましい実施態様によると、そのベンゼン環は、メチ
ルのようなアルキル;トリフルオロメチルのようなハロ
アルキル;又はジアルキルアミノ、好ましくはジメチル
アミノで置換している。さらにもう一つの実施態様にお
いては、Rはメチレンナフチルのような縮合アリール
アルキル基、又は3,4―メチレンジオキシベンジルの
ような縮合アリール―シクロアルキル若しくはアルキル
縮合アリール―シクロアルキルである。別の実施態様に
おいては、Rは、メチル、エチル、プロピル、イソプ
ロピル、n―ブチル、イソブチル、t―ブチルなどのよ
うなアルキル基、好ましくは直鎖又は分枝鎖いずれかの
(C〜C)アルキル基である。
【0009】本発明は、更に次の式の化合物(グループ
V)を提供する:
【化21】 ここで、X、Y、R、R、R、R'2、R'3は、上
述の通りである。R11、R12及びEは、共にC、
N、S及びOから選ばれた5〜10個の原子を含む単環
式又は二環式の環を形成し;該環は1個以上のケト基を
含み;ハロ、シアノ、ニトロ、ハロアルキル、アミノ、
アミノアルキル、ジアルキルアミノ、アルキル、アルケ
ニル、アルキニル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カル
ボキシル、カルボアルコキシ、アルキルカルボキサミ
ド、アルキルチオ、ハロアルキルチオ;N、S及び非過
酸化物Oから選ばれた1個以上のヘテロ原子を任意に含
み、ハロ、シアノ、ニトロ、ハロアルキル、アミノ、ア
ミノアルキル、ジアルキルアミノ、アルキル、アルケニ
ル、アルキニル、アルコシキ、ハロアルコキシ、カルボ
キシル、カルボアルコキシ、―C(O)O(アルキ
ル)、―C(O)(アルキル)、アルキルカルボキサミ
ド、アルキルチオ又はハロアルキルチオで任意に置換し
たシクロアルキル、アルキルシクロアルキル、アルケニ
ルシクロアルキル、(C〜C12)アリール、(C
〜C12)アリールアルキル、((C〜C12)アリ
ールアルキル)OC(O)NH―又は(C〜C12
アリールアルケニルで任意に置換されている。好ましい
実施態様において、XはN、YはOである。別の好まし
い実施態様においては、XはO、YはNである。好まし
くは、Rはイソプロピル、RはHである。本発明の
好ましい実施態様において、Rは、α,α―ジメチル
ベンジル、ベンジル又はフェニル基のような任意に置換
したアリール又はアリールアルキル基である。幾つかの
好ましい実施態様によると、そのベンゼン環はメチルの
ようなアルキル基;トリフルオロメチルのようなハロア
ルキル基;又はジアルキルアミノ基、好ましくはジメチ
ルアミノで置換している。さらに別の実施態様において
は、Rは、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、n―ブチル、t―ブチルなどのアルキル基、好まし
くは直鎖又は分枝鎖いずれかの(C〜C)アルキ
ルである。本発明の一つの実施態様によると、R11
12及びEは、共に式(I)又は(Ia)の環構造を
形成している。
【化22】 ここで、Aは、グループ(IV)について、上述した通り
である。V、V、V及びVは、独立に又は共に
C又はNである。この場合、VはCであり、R13
H、アルキル、ハロ、アルコキシ、カルボアルコキシ、
カルボキシル、アルキルチオ、アミノ、アルキルアミ
ノ、ジアルキルアミノ;又はO、N及びSから選ばれた
1個以上のヘテロ原子を任意に含み、ハロ若しくはアル
キルで任意に置換したアリール、アリールアルキル、シ
クロアルキル、アルキルシクロアルキル、縮合アリール
―シクロアルキル若しくはアルキル縮合アリール―シク
ロアルキルである。R14は、H、アルキル、アルケニ
ル、アミノ、アルキルアミノ又はジアルキルアミノ;又
はN、O及びSから選ばれた1個以上のヘテロ原子を任
意に含み、アルキル、ハロ、アルコキシ、アミノ、アル
キルアミノ、ジアルキルアミノ、カルボキシ、アルケニ
ル、アルキニル、ハロアルコキシ、カルボアルコキシ、
アルキルカルボキサミド、アリール、アリールアルキ
ル、アリールカルボキサミド、アルキルチオ又はハロア
ルキルチオで任意に置換したアリール、アリールアルキ
ル、シクロアルキル、アルキルシクロアルキル、縮合ア
リール―シクロアルキル又はアルキル縮合アリール―シ
クロアルキル、アリールアルキルオキシカルボニル又は
アリールアルキルカルボキサミドである。W、W
びWは、アルキルで任意に置換したN;C、S及びO
からそれぞれ独立に選択される。ある好ましい実施態様
によると、VはN、V、V及びVはCである。
好ましくは、R13はH又はハロ、R14―AはCbz
NH、アミノ又はH、R'2及びR'3はHである。好まし
くは、R11、R12及びEは、共に式(I)の環を形
成している。ある特定の実施態様においては、R13
H又はF、R14―A―はH又はHN―である。R
11、R12及びEが共に式(Ia)の環を形成する場
合、Wは好ましくはS、W及びWはCである。も
う一つの実施態様においては、R11、R12及びE
は、共に式(II)の環を形成している。
【化23】 ここで、A、R13及びR14は上述の通りである。好
ましくは、R'2とR'3はHである。一つの実施態様によ
ると、R13は1―ピペリジニル、R14―AはCbz
NHである。あるいは、R13はH、R14―Aはアミ
ノ、アルキルアミノ又はジアルキルアミノである。もう
一つの好ましい実施態様において、R13はハロ、R
14―AはCH3―O―C(O)―である。さらにもう
一つの実施態様では、R13はH、R14―AはCbz
NHである。本発明のもう一つの実施態様によると、R
11、R12及びEは、式(III)又は(IV)の環を形
成している。
【化24】 ここで、Aは、直接結合、―C―又は―C(O)―であ
る。R13、R14及びR15は、上述の通りである。
ある特定の実施態様によると、R11、R12及びE
は、式(III)の環を形成しており、―A―R13は―
C(O)フェニルり、R14はH、R'2及びR'3はHで
ある。もう一つの実施態様においては、R11、R12
及びEは、式(IV)の環を形成し、―A―R13は―C
(O)フェニル、R15はH、R'2及びR'3はHであ
る。本発明のもう一つの実施態様においては、R11
12及びEは、式(V)の環を形成している。
【化25】 ここで、Wは、S、SO、SO2又はCであり、nは、
0、1又は2であり、R13及びR14は、上述の通り
であり、Gは、―NHC(O)―、―OC(O)NH
―、―C(O)―、―NHS(O)―又は直接結合で
ある。一つの実施態様によると、nは0、WはSであ
り、ここで好ましくは、R14―GはHである。好まし
くは、R13は、任意に置換されたベンジル又はフェニ
ルである。もう一つの他の実施態様によると、nは1、
WはCである。好ましくは、R ―Gはアリールアル
キルオキシカルボキサミド、例えばCbzNH―であ
る。好ましい実施態様において、R13はH又はハロで
置換したフェニルである。好ましくは、R'2及びR'3
Hである。
【0010】本発明は、R11、R12及びEが、式
(VI)、(VIa)、(VII)又は(VIII)の環を形成し
ている化合物を更に提供する。
【化26】 ここで、R13は、上述の通りであるか、又はCH=R
15若しくはR15であり、ここで、R15は、ハロ、
ジアルキルアミノ又は―C(O)OCH3 で任意に置換
したピリジニル、フェニル又はベンジルである。R14
とR14' は、独立に又は共にH、アルキル、アルケニ
ル、CH3 C(O)―;又はN、O及びSから選択した
1個以上のヘテロ原子を任意に含み、アルキル、ハロ、
アルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミ
ノ、カルボキシ、アルケニル、アルキニル、ハロアルコ
キシ、カルボアルコキシ、アルキルカルボキサミド、ア
リール、アリールアルキル、アリールカルボキサミド、
アルキルチオ若しくはハロアルキルチオで任意に置換し
たアリール、アリールアルキル、シクロアルキル、アル
キルシクロアルキル、縮合アリール―シクロアルキル、
アルキル縮合アリール―シクロアルキル、アリールオキ
シカルボニル若しくはアリールアルキルオキシカルボニ
ルである。R16、R17、R'16 及びR'17 は、独立
に又は共にH、アルキル、アルケニル、アルキルチオ、
アルキルチオアルキル;又はグアニジン、カルボアルコ
キシ、ヒドロキシ、ハロアルキル、アルキルチオ、アル
キルグアニジン、ジアルキルグアニジン若しくはアミジ
ンで任意に置換したシクロアルキル、シクロアルケニ
ル、アルキルシクロアルキル、アリール、アリールアル
キル若しくはアリールアルケニルである。好ましい化合
物は、R13がCH=R15又はR15であり、R14
がH、アルキル、CH3 C(O)―、Cbz、アルキ
ル;ハロ若しくはアルキルアミノで任意に置換したベン
ジル;又は3,4―メチレンジオキシベンジル若しくは
3,4―エチレンジオキシベンジルである式(VI)又は
(VIa)の化合物であり、R'2及びR'3はHである。好
ましくは、R13は=CHR15であり、ここでR
は、ハロ若しくは―C(O)CH3で任意に置換したフ
ェニル又はベンジルである。
【0011】さらなる実施態様においては、R11、R
12及びEが、式(IX)又は(IXa)の環を形成してい
る。
【化27】 ここで、U、V、W及びYは、独立に又は共にN、C、
C(O)、N(R13)〔ここで、R13は、H、アル
キル、ハロ、アルコキシ、カルボアルコキシ、カルボキ
シル、アルキルチオ、アミノ、アルキルアミノ、ジアル
キルアミノ;又はO、N及びSから選ばれた1個以上の
ヘテロ原子を任意に含み、ハロ若しくはアルキルで任意
に置換したアリール、アリールアルキル、シクロアルキ
ル、アルキルシクロアルキル、縮合アリール―シクロア
ルキル若しくはアルキル縮合アリール―シクロアルキル
である〕;N(R14)〔ここで、R14はH、アルキ
ル、アルケニル;又はN、O及びSから選ばれた1個以
上のヘテロ原子を任意に含み、アルキル、ハロ、アルコ
キシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、カ
ルボキシ、アルケニル、アルキニル、ハロアルコキシ、
カルボアルコキシ、アルキルカルボキサミド、アリー
ル、アリールアルキル、アリールカルボキサミド、アル
キルチオ若しくはハロアルキルチオで任意に置換したア
リール、アリールアルキル、シクロアルキル、アルキル
シクロアルキル、縮合アリール―シクロアルキル若しく
はアルキル縮合アリール―シクロアルキルである〕;又
はC(R 16)(R17)〔ここで、R16及びR17
は、独立又は共にH、アルキル、アルキルチオ、アルキ
ルチオアルキル;式―(CH)mC(O)ORのカルボ
ン酸エステル若しくは式―(CH)mC(O)NRR’
のN―置換アルキルアミド〔ここで、mは1〜6、R及
びR’は、独立に又は共にH又はアルキル;又はN、S
及び非酸化物Oから選ばれた1個以上のヘテロ原子を任
意に含み、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミ
ノ、グアニジン、カルボアルコキシ、ケト、ヒドロキシ
ル、アルキル、ハロアルキル、アルキルチオ、アルキル
グアニジン、ジアルキルグアニジン若しくはアミジンで
任意に置換したアリール、アリールアルキル、シクロア
ルキル、アルキルシクロアルキル、縮合アリール―シク
ロアルキル若しくはアルキル縮合アリール―シクロアル
キルである〕;又は共にC、N、O及びSから選ばれた
4〜8個の原子を含む環構造を形成している〕である。
一つの好ましい実施態様においては、UはC(R16
(R17)、VはN、WはN(R14)、YはC(O)
であり、ここで,好ましくは、R'2及びR'3はHであ
り、R16はフェニル又はベンジルであり、R17はH
であり、R14はH又はアルキル、ハロ若しくはアルキ
ルアミンで任意に置換したベンジルである。もう一つの
他の実施態様においては、UはC(O)、VはN、Wは
N、N(R 13)又はN(R14)、YはC(R16
(R17)であり、ここで、好ましくは、R'2及びR'3
はH、R14はH、R16はH、アルキル、任意に置換
したアリール又はアリールアルキル〔好ましくは、ジア
ルキルアミノ若しくはヒドロキシルで任意に置換したベ
ンジル又はフェニル〕、ピリジニル、メチレンピリジニ
ル、インドリルのような縮合アリール、上述のようなカ
ルボン酸エステル又はN置換アルキルアミド、R17
H、アルキル、サクシンイミジル、アリール又はアリー
ルアルキルである。さらにもう一つの好ましい実施態様
においては、UはC(O)、VはN、WはN、N(R
13)又はN(R14)であり、ここで好ましくはR'2
とR'3はH、WはNH、R13はアリールアルキル、R
14はHである。さらなる実施態様においては、UはC
(R16)(R17)、VはN、WはN又はN
(R13)、YはC(O)である。好ましくは、R13
とR16はアリール、R17はHである。ここで、R
11、R12及びEは、式(IXa)の環を形成し、W
は、典型的にはN(R13)であり、ここで、R
13は、ピペリジニルようなアリール又はシクロアルキ
ルである。もう一つの他の実施態様においては、R16
及びR17が、シクロペンチル基やシクロヘキシル基の
ような環構造を形成している。
【0012】本発明は、更に次の式の化合物(グループ
VI)を提供する。
【化28】 ここで、X、Y、R、R、Rは、上述の通りであ
り、R11、R12及びEは、共に式(X)の環を形成
している。
【化29】 ここで、U及びVは、独立に又は共にN、C、N(R
13)であり、ここで、R13は、H、アルキル、アル
コキシ、カルボアルコキシ、カルボキシル、アルキルチ
オ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ;O、
N及びSから選ばれた1個以上のヘテロ原子を任意に含
むアリール、アリールアルキル、シクロアルキル、アル
キルシクロアルキル、縮合アリール―シクロアルキル若
しくはアルキル縮合アリール―シクロアルキル;又はC
(R16)(R17)〔ここで、R 16とR17は上述
の通りである〕である。nは1又は2である。
【0013】本発明は、更に、式(A)の化合物を合成
する方法を提供する。
【化30】 ここで、Z’は以下に定義する。Rは、1〜3個のハ
ロ又はヒドロキシルで任意に置換したアルキル又はアル
ケニル;アルキル―C(O)OCH3;アルキルアミ
ノ、ジアルキルアミノ、アルキルジアルキルアミノ;又
はN、O及びSから選ばれた1〜4個のヘテロ原子を任
意に含み、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、ハロ
アルキル、アミノ、アミノアルキル、ジアルキルアミ
ノ、アルキル、アルケニル、アルキレンジオキシ、アル
キニル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボキシル、
カルボアルコキシ、アルキルカルボキサミン、(C
)アリール、―O―(C〜C)アリール、アリ
ールカルボキサミド、アルキルチオ若しくはハロアルキ
ルチオで任意に置換したシクロアルキル、アルキルシク
ロアルキル、アルケニルシクロアルキル、(C〜C
12)アリール、(C〜C12)アリールアルキル、
(C 〜C12)アリールアルケニル、縮合(C〜C
12)アリール―シクロアルキル若しくは縮合(C
12)アリール―シクロアルキルアルキルである。X
及びYは、独立にO、S又はNであり、ここで、Nは1
〜3個のハロ原子で任意に置換したアルキル又はアルケ
ニル;N、O及びSから選ばれた1〜3個のヘテロ原子
を任意に含み、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、
ハロアルキル、アミノ、アミノアルキル、ジアルキルア
ミノ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキ
シ、ハロアルコキシ、カルボキシル、カルボアルコキ
シ、アルキルカルボキサミド、アリールカルボキサミ
ド、アルキルチオ若しくはハロアルキルチオで任意に置
換した(C〜C)アリール、アリールアルキル若し
くはアリールアルケニルで任意に置換されている。R
及びRは、独立に又は共にH;1〜3個のハロ、ヒド
ロキシル、チオ、アルキルチオ、アミノ、アルキルアミ
ノ、ジアルキルアミノ、アルキルグアニジニル、ジアル
キルグアニジニル、グアニジニル若しくはアミジルグア
ニジンで任意に置換したアルキル若しくはアルケニル;
―RCOR’、―RCOOR’、―RNR' R”RO
は―RC(O)NR’R”〔ここで、Rは、アルキル又
はアルケニル、R’、R”及びRO は、独立にH、アル
キル、アルケニル、シクロアルキル又は(C〜C
アリールである〕;又はN、O及びSから選ばれた1〜
4個のヘテロ原子を任意に含み、ハロ、シアノ、ケト、
ニトロ、ヒドロキシル、ハロアルキル、アミノ、アミノ
アルキル、ジアルキルアミノ、アミジン、アルキルアミ
ジン、ジアルキルアミジン、アルキル、アルケニル、ア
ルキレンジオキシ、アルキニル、アルコキシ、ハロアル
コキシ、カルボキシル、カルボアルコキシ、アルキルカ
ルボキサミド、(C〜C)アリール、―O―(C
〜C)アリール、アリールカルボキサミド、アルキル
チオ又はハロアルキルチオで任意に置換したシクロアル
キル、アルキルシクロアルキル、アルケニルシクロアル
キル、アルキル―オキシアリール、アルキル―チオアリ
ール、アルキル―アミノアリール、(C〜C12)ア
リール、(C〜C12)アリールアルキル若しくは
(C〜C12)アリールアルケニルであり、次の工程
から成る。 (a)式(B)の化合物:
【化31】 (ここで、Mは、Li又はMgBrである。)を式
(C)のアルデヒド:
【化32】 (ここで[PrG1]は保護基である。)と反応させ
る。 (b)生成するアルコール(D)から保護基を脱離させ
る。 (c)工程(b)で得られるアルコールを式(E)の
酸: Z'-COOH (E) でカップリングする。 (d)得られた生成物を酸化し、更に、所望により保護
基を脱離させて、最終生成物を得る。
一つの実施態様によると、ジオキサン中
で式(C)のアルデヒドを塩酸と反応させることによ
り、保護基[PGR]をアルコール(D)から脱離さ
せる。保護基[PGR]は、任意の適当な基でよい
が、好ましくはBocである。もう一つの他の実施態様
によると、(d)の酸化工程は、デス・マーチン試薬を
用いて行われる。さらなる実施態様においては、式
(B)の化合物は、次のようにして合成する。 (e)式(R)COOHの酸を塩化チオニル又は塩化
オキサリルで処理する。 (f)生成する酸塩化物をヒドラジンで処理し、式(R
)CONHNHのヒドラジドを得る。
【化33】 (g)このヒドラジドをトリエチルオルトギ酸又はトリ
メチルオルトギ酸及びTsOHと反応させ、式(F)の
オキサジアゾールを得る。 (h)このオキサジアゾールをブチルリチウムで処理
し、更に所望により、MgBr・OEt2と反応させ
て、化合物Bを生成する。
【0014】一つの実施態様において、Z’は次の通り
である。
【化34】 ここで、Aは、直接結合、―C(O)―、―NH―C
(O)―、―S(O)―、―NH―S(O)―、―
OC(O)、―C―、又はプロリン、イソロイシン、シ
クロヘキシルアラニン;ハロ、シアノ、ニトロ、ハロア
ルキル、アミノ、アミノアルキル、ジアルキルアミノ、
アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボキシ
ル、カルボアルコキシ、アルキルカルボキサミド、アリ
ールカルボキサミド、アルキルチオ若しくはハロアルキ
ルチオで任意に置換したアルキル、アルケニル若しくは
フェニルで硫黄において任意に置換したシステイン;フ
ェニルアラニン、ホモフェニルアラニン、デヒドロフェ
ニルアラニン、インドリン―2―カルボン酸;ハロ、シ
アノ、ニトロ、ハロアルキル、アミノ、アミノアルキ
ル、ジアルキルアミノ、アルキル、アルコキシ、ハロア
ルコキシ、カルボキシル、カルボアルコキシ、アルキル
カルボキサミド、アリールカルボキサミド、アルキルチ
オ若しくはハロアルキルチオで任意に置換したアルキ
ル、アルケニル若しくはフェニルで任意に置換したテト
ラヒドロイソキノリン―2―カルボン酸;アルキル若し
くはアリールで任意に置換したトリプトファン、チロシ
ン、セリン若しくはトレオニン;ヒスチジン、メチオニ
ン、バリン、ノルバリン、ノルロイシン、オクタヒドロ
インドール―2―カルボン酸;N、O及びSから選ばれ
た1個以上のヘテロ原子を任意に含むアルキル、アルケ
ニル、アルキニル、アルコキシアルキル、アルキルチオ
アルキル、アルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノ
アルキル、カルボキシアルキル、アルコキシカルボニル
アルキル若しくはアリール、アリールアルキル、シクロ
アルキル、アルキルシクロアルキル、縮合アリール―シ
クロアルキル若しくはアルキル縮合アリール―シクロア
ルキルで側鎖の窒素において任意に置換したアスパラギ
ン、グルタミン、オルニチン及びリシンから選ばれたア
ミノ酸である。Rは、H、アルキル、アルケニル若し
くはアルキニル;又はN、O及びSから選ばれた1個以
上のヘテロ原子を任意に含み、アルキル、アルケニル、
アルキニル、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、ハ
ロアルキル、アルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジ
アルキルアミノ、カルボキシル、ハロアルコキシ、カル
ボアルコキシ、アルキルカルボキサミド、アリール、ア
ルールアルキル、アルールカルボキサミド、アルキルチ
オ若しくはハロアルキルチオで任意に置換したシクロア
ルキル、アルキルシクロアルキル、(C〜C12)ア
リール、(C〜C12)アリールアルキル、縮合(C
〜C12)アリール―シクロアルキル若しくは縮合
(C〜C12)アリール―シクロアルキルアルキルで
あるか、あるいは存在しない。Z’は、次のものでもよ
い。
【化35】 ここで、R'2及びR'3は、独立に又は共にH;1〜3個
のハロ、ヒドロキシル、チオ、アルキルチオ、アミノ、
アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルグアニジ
ニル、ジアルキルグアニジニル、グアニジニル若しくは
アミジルグアニジンで任意に置換したアルキル若しくは
アルケニル;―RCOR’、―RCOOR’、―RN
R’R”Ro若しくは―RC(O)NR’R”〔ここ
で、Rは、アルキル又はアルケニル、R’、R”及びR
Oは、独立にH、アルキル、アルケニル、シクロアルキ
ル又は(C〜C)アリールである〕;又はN、O及
びSから選ばれた1〜4個のヘテロ原子を任意に含み、
ハロ、シアノ、ケト、ニトロ、ヒドロキシル、ハロアル
キル、アミノ、アミノアルキル、ジアルキルアミノ、ア
ミジン、アルキルアミジン、ジアルキルアミジン、アル
キル、アルケニル、アルキレンジオキシ、アルキニル、
アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボキシル、カルボア
ルコキシ、アルキルカルボキサミド、(C〜C)ア
リール、―O―(C〜C)アリール、アリールカル
ボキサミド、アルキルチオ若しくはハロアルキルチオで
任意に置換したシクロアルキル、アルキルシクロアルキ
ル、アルケニルシクロアルキル、アルキル―シクロアリ
ール、アルキル―オキシアリール、アルキル―チオアリ
ール、アルキル―アミノアリール、(C〜C12)ア
リール、(C〜C12)アリールアルキル若しくは
(C〜C12)アリールアルケニルである。R
13は、H、アルキル、ハロ、アルコキシ、カルボアル
コキシ、カルボキシル、アルキルチオ、アミノ、アルキ
ルアミノ、ジアルキルアミノ、又はO、N及びSから選
ばれた1個以上のヘテロ原子を任意に含み、ハロ若しく
はアルキルで任意に置換したアリール、アリールアルキ
ル、シクロアルキル、アルキルシクロアルキル、縮合ア
リール―シクロアルキル若しくはアルキル縮合アリール
―シクロアルキルである。R14は、H、アルキル、ア
ルケニル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミ
ノ;又はN、O及びSから選ばれた1個以上のヘテロ原
子を任意に含み、アルキル、ハロ、アルコキシ、アミ
ノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、カルボキシ
ル、アルケニル、アルキニル、ハロアルコキシ、カルボ
アルコキシ、アルキルカルボキサミド、アリール、アル
ールアルキル、アリールカルボキサミド、アリールアル
キルカルボキサミド、アルキルチオ若しくはハロアルキ
ルチオで任意に置換したアリール、アリールアルキル、
シクロアルキル、アルキルシクロアルキル、縮合アリー
ル―シクロアルキル、アルキル縮合アリール―シクロア
ルキル若しくはアリールオキシカルボキサミドである。
15は、H、アルキル、ハロ、アルコキシ、カルボア
ルコキシ、カルボキシル、アルキルチオ、アミノ、アル
キルアミノ、ジアルキルアミノ;又はO、N及びSから
選ばれた1個以上のヘテロ原子を任意に含むアリール、
アリールアルキル、シクロアルキル、アルキルシクロア
ルキル、縮合アリール―シクロアルキル若しくはアルキ
ル縮合アリール―シクロアルキルである。さらなる実施
態様において、Z’は次の通りである。
【化36】 ここで、mは0又は1、nは0又は1である。Dは、直
接結合、又はプロリン、イソロイシン、シクロヘキシル
アラニン;ハロ、シアノ、ニトロ、ハロアルキル、アミ
ノ、アミノアルキル、ジアルキルアミノ、アルキル、ア
ルコキシ、カルボキシル、カルボアルコキシ、アルキル
カルボキサミド、アリールカルボキサミド、アルキルチ
オ若しくはハロアルキルチオで硫黄において任意に置換
したシステイン;フェニルアラニン、ホモフェニルアラ
ニン、デヒドロフェニルアラニン、インドリン―2―カ
ルボン酸;ハロ、シアノ、ニトロ、ハロアルキル、アミ
ノ、アミノアルキル、ジアルキルアミノ、アルキル、ア
ルコキシ、ハロアルコキシ、カルボキシル、カルボアル
コキシ、アルキルカルボキサミド、アリールカルボキサ
ミド、アルキルチオ若しくはハロアルキルチオで任意に
置換したアルキル、アルケニル若しくはフェニルで任意
に置換したテトラヒドロイソキノリン―2―カルボン
酸;アルキル又はアリールで任意に置換したトリプトフ
ァン、チロシン、セリン又はトレオニン;ヒスチジン、
メチオニン、バリン、ノルバリン、ノルロイシン、オク
タヒドロインドール―2―カルボン酸;N、O及びSか
ら選択した1個以上のヘテロ原子を任意に含むアルキ
ル、アルケニル、アルキニル、アルコキシアルキル、ア
ルキルチオアルキル、アルキルアミノアルキル、ジアル
キルアミノアルキル、カルボキシアルキル、アルコキシ
カルボニルアルキル又はアリール、アリールアルキル、
シクロアルキル、アルキルシクロアルキル、縮合アリー
ル―シクロアルキル又はアルキル縮合アリール―シクロ
アルキルで側鎖の窒素において任意に置換したアスパラ
ギン、グルタミン、オルニチン及びリシンから選ばれた
アミノ酸である。A’は、直接結合、―C(O)―、―
NH―C(O)―、―S(O)―、―NH―S(O)
―、―OC(O)―又は―C―である。さらにもう一
つの他の実施態様においては、Z’は次の通りである:
【化37】 ここで、Wは、S又はOであり、Rは、アルキルアミ
ノ、ジアルキルアミノ又はアミノであり、Rは、H、
アルキル又はハロでり、あるいはZ’は、次の通りであ
る:
【化38】 ここで、R10は、N、S及び非過酸化物Oから選ばれ
た1個以上のヘテロ原子を任意に含み、ハロ、シアノ、
ニトロ、ハロアルキル、アミノ、アミノアルキル、ジア
ルキルアミノ、アルキル、アルケニル、アルキニル、ア
ルコキシ、ハロアルコキシ、カルボキシル、カルボアル
コキシ、アルキルカルボキサミド、アルキルチオ又はハ
ロアルキルチオを任意に置換した(C〜C)アリー
ル、(C 〜C)アリールアルキル、(C〜C
アリールアルケニル、シクロアルキル、アルキルシクロ
アルキル,縮合アリール―シクロアルキル又はアルキル
縮合アリール―シクロアルキルである。好ましい実施態
様においては、Z’は次の通りである:
【化39】 ここで、R11、R12及びEは、共にC、N、S及び
Oから選ばれた5〜10個の原子から成る単環式又は二
環式の環をを形成しており;該環は1個以上のケト基を
含み;ハロ、シアノ、ニトロ、ハロアルキル、アミノ、
アミノアルキル、ジアルキルアミノ、アルキル、アルケ
ニル、アルキニル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カル
ボキシル、カルボアルコキシ、アルキルカルボキサミ
ド、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、又はN、S及び
非過酸化物Oから選ばれた1個以上のヘテロ原子を任意
に含み、ハロ、シアノ、ハロアルキル、アミノ、アミノ
アルキル、ジアルキルアミノ、アルキル、アルケニル、
アルキニル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボキシ
ル、カルボアルコキシ、―C(O)O(アルキル)、―
C(O)(アルキル)、アルキルカルボキサミド、アル
キルチオ若しくはハロアルキルチオで任意に置換したシ
クロアルキル、アルキルシクロアルキル、アルケニルシ
クロアルキル、(C〜C12)アリール、(C〜C
12)アリールアルキル、((C〜C12)アリール
アルキル)OC(O)NH―又は(C〜C12)アリ
ールアルケニルで任意に置換されている。
【0015】好ましい実施態様においては、本発明は、
式(G)の化合物を合成する方法を提供する:
【化40】 ここで、Tは、H又はNHである。Rは、1〜3個
のハロ若しくはヒドロキシルで任意に置換したアルキル
又はアルケニル;―アルキル―C(O)OCH3のよう
なカルボン酸エステル;アルキルアミノ、ジアルキルア
ミノ、アルキルジアルキルアミノ;N、O及びSから選
ばれた1〜4個のヘテロ原子を任意に含み、ハロ、シア
ノ、ニトロ、ヒドロキシル、ハロアルキル、アミノ、ア
ミノアルキル、ジアルキルアミノ、アルキル、アルケニ
ル、アルキレンジオキシ、アルキニル、アルコキシ、ハ
ロアルコキシ、カルボキシル、カルボアルコキシ、アル
キルカルボキサミド、(C〜C)アリール、―O―
(C〜C)アリール、アリールカルボキサミド、ア
ルキルチオ若しくはハロアルキルチオで任意に置換した
シクロアルキル、アルキルシクロアルキル、アルケニル
シクロアルキル、(C〜C12)アリール、(C
12)アリールアルキル、(C〜C12)アリール
アルケニル、縮合(C〜C12)アリール―シクロア
ルキル若しくは縮合(C〜C12)アリール―シクロ
アルキルアルキルである。Arは、H、アルキル、アミ
ノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ハロ若しくは
ヒドロキシルで任意に置換したアリール又はアリールア
ルキルであり、次の工程から成る。 (a)式(B)の化合物:
【化41】 (ここで、Mは、Li又はMgBrである。)を式
(C)のアルデヒド:
【化42】 (ここで[PrG1]は保護基である。)と反応させ
る。 (b)生成するアルコール(D)から保護基を脱離させ
る。 (c)工程(b)で得られるアルコールを式(H)の
酸:
【化43】 (ここで、T’はH又は[PrG2]NHであり、[P
rG2]は保護基である。)でカップリングする。 (d)得られた生成物を酸化して、式(J)のケトンを
得る。
【化44】 更に、T’が[PrG2]である場合は、 (e)保護基[PrG2]を離脱させて、式(G)の化
合物を得る。好ましくは、[PrG2]はCbzであ
る。ここで、“任意に置換する”とは、置換した場合、
一つから全てまでを置換することを意味する。ここで
“独立に”とは、置換基が同一でも、異なっていてもよ
いことを意味する。ここで、“アルキル”とは、C
15、好ましくはC〜Cを意味する。ここで、
“アルケニル”とは、C〜C15、好ましくはC
を意味する。ここで、“アルキニル”とは、C
15、好ましくはC〜Cを意味する。アルキル、
アルケニル及びアルキニル基は、置換又は未置換で、直
鎖でも、分枝鎖でもよい。ここで、“アリール”とは、
特に断らない限り、好ましくは炭素数が5〜12、更に
好ましくは炭素数が5〜6のアリール基を意味する。特
に断らない限り、この用語は、単環及び二環縮合環系の
両方を含む。ここで、“アリールアルキル”が、一般式
(Cx〜Cy)アリールアルキルで規定されている場合、
x及びyは、アリール基を形成している炭素の数を表
す。アルキル基は、上で規定されている通りである。こ
の用語は、―アルキル(アリール)2(例えば、―CH
(フェニル)2)などの二置換アルキル基だけでなく、
一置換アルキル基(例えば、ベンジル)も含むものであ
る。“アリールアルキル及びアルキル縮合アリールシク
ロアルキル”とは、例えば、(α,α)―二置換ベンジ
ル及び(α,α)―二置換3、4―メチレンジオキシベ
ンゼン基などの(α,α)―二置換アルキル基を含み、
ここで、α置換基は、メチル、エチル又はプロピルなど
のアルキル基が好ましい。具体例としては、(α,α)
―ジメチルベンジル及び(α,α)―ジメチル―3,4
―メチレンジオキシベンジルが挙げられる。ここで、
“アリールアルケニル”とは、アリール基を含み、ここ
で、アルケニル基は、1〜3又はそれ以上の二重結合を
有する。典型的なアリールアルケニル基としては、=C
H−CH―アリール及び―CH=CH―アリールが挙
げられ、ここで、アリールは、フェニルであることが好
ましい。ここで、“シクロアルキル”とは、特に断らな
い限り、好ましくは炭素数が3〜12、より好ましくは
炭素数が3〜6のシクロアルキル基を意味する。特に断
らない限り、この用語は、単、二及び三環縮合環系を含
むものである。ここで、“Cbz”とは、ベンジルオキ
シカルボニルを意味する。ここで、“カルボキサミド”
とは、アミド、すなわち、式―NHC(O)―の基と同
義である。ここで、“オキシカルボキサミド”とは、式
―OC(O)NH―の基を意味する。ここで、“オキシ
カルボニル”とは、式―OC(O)―の基を意味する。
上記化合物の薬理学的に許容されうる塩は、本発明の範
囲内のものである。
【0016】本発明の化合物は、セリンプロテアーゼヒ
ト好中球エラスターゼ(HNE)の強力な阻害剤である
ことが見出されている。これらは、活性部位セリン残基
と中間の転移状態を形成すると思われる可逆性阻害剤で
ある。これらの化合物は、低分子量、HNEに関する高
選択性及び生理的状態についての安定性を特徴とする。
従って、これらの化合物は、HNEの存在に伴う分解効
果によって媒介される病気を予防し、軽減し、さもなく
ば治療するのに、供給されることができる。これらの使
用は、種々のヒトの生体内治療に関連する場合、特に重
要であり、生体外での診断手段としても用いることがで
きる。本発明では、以下に述べるものの他に、実施例に
述べる具体例を示すが、これらに限定されるものではな
い。
【化45】
【化46】
【化47】
【化48】
【化49】
【化50】
【化51】
【化52】
【化53】
【化54】
【化55】
【化56】
【化57】
【化58】
【0017】上記実施態様の命名は次の通りである(開
示された実施態様の大部分は、(S)配置を持つ2―メ
チルプロピル基の立体化学を示すが、(R)配置及びラ
セミ体(R,S)の両方も本発明の範囲内にあることは
理解されるであろう): CE―2157: 2―オキソ―5―(フェニル)―
1,4―ベンゾジアゼピン―N―〔1―(2―〔5―
(3―メチルベンジル―1,3,4―オキサジアゾリ
ル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプロピル〕アセ
トアミド CE―2158: 3―(S)―〔(ベンジルオキシカ
ルボニル)アミノ―(5,6―フェニル―ε―ラクタ
ム〕―N―〔1―(3―〔5―(3―トリフルオロメチ
ルベンジル)―1,2,4―オキサジアゾリル〕カルボ
ニル)―2―(S)―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2159: 2―(R,S)―〔6−(メチレン
―4―ピリジル) ピペラジン―2,5―ジオン〕―N―
〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジル)―1,3,
4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)―メ
チルプロピル〕アセトアミド CE―2160: 3―(R,S)―〔(ベンジルオキ
シカルボニル)アミノ―δ―ラクタム〕―N―〔1―
(3―〔5―(3―トリフルオロメチルベンジル)―
1,2,4―オキサジアゾリル〕―2―(S)―メチル
プロピル〕アセトアミド CE―2161: (ピリジル―3―カルボニル)―L
―バリル―N―〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジ
ル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―
2―(S)―メチルプロピル〕―L―プロリンアミド CE―2162: 4―〔1―(2―N―モルホリノ)
エチル―3―(R)―ベンジルピペラジン―2,5―ジ
オン〕―N―〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジ
ル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―
2―(S)―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2163: メチルスルホニル―L―バリル―N
―〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジル)―1,
3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)
―メチルプロピル〕―L―プロリンアミド CE―2164: (ピロール―2―カルボニル)―N
―(ベンジル)グリシル―N―〔1―(2―〔5―(3
―メチルベンジル)―1,3,4―オキサジアゾリル)
―2―(S)―メチルプロピル〕アミド CE―2165: N―アセチル―2―(L)―(2,
3―ジヒドロ―1H―インドール)―N―〔1―(2―
〔5―(3―メチルベンジル)―1,3,4―オキサジ
アゾリル〕―2―(S)―メチルプロピル〕アミド CE―2166: 1―フェニル―1,2,4―トリア
ゾリジン―3,5―ジオン―N―〔1―(2―〔5―
(3―メチルベンジル)―1,3,4―オキサジアゾリ
ル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプロピル〕アセ
トアミド CE―2168: フェニルスルホニル―L―バリル―
N―〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジル)―1,
3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)
―メチルプロピル〕―L―プロリンアミド CE―2170: 1―〔2―(5―〔3―メチルベン
ジル〕―1,3,4―オキサジアゾリル〕―2―(S)
―〔(ベンジルオキシカルボニル)アミノ〕―3―メチ
ルブタン―1―オン CE―2171: (3―ピリジルカルボニル)―L―
バリル―N―〔1―(3―〔5―(3―トリフルオロメ
チルベンジル)―1,2,4―オキサジアゾリル〕カル
ボニル)―2―(S)―メチルプロピル〕―L―プロリ
ンアミド CE―2172: メチルスルホニル―L―バリル―N
―〔1―(3―〔5―(3―トリフルオロメチルベンジ
ル)―1,2,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―
2―(S)―メチルプロピル〕―L―プロリンアミド CE―2173: 1―(3―モルホリノエチル)―5
―(R)―ベンジル―2,4―イミダゾリジンジオン―
N―〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジル)―1,
3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(R,
S)―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2174: 4―(R)―イソプロピル―2,5
―イミダゾリジンジオン―N―〔1―(2―〔5―(3
―メチルベンジル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕
カルボニル)―2―(S)―メチルプロピル〕アセトア
ミド CE―2176: 1―ベンジル―1,2,4―トリア
ゾリジン―3,5―ジオン―N―〔1―(2―〔5―
(3―メチルベンジル)―1,3,4―オキサジアゾリ
ル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプロピル〕アセ
トアミド CE―2177: (ベンジルオキシカルボニル)―L
―バリル―N―〔1―(2―〔5―(3,4―メチレン
ジオキシベンジル)1,3,4―オキサジアゾリル〕カ
ルボニル)―2―(S)―メチルプロピル〕―L―プロ
リンアミド CE―2178: (ベンジルオキシカルボニル)―L
―バリル―N―〔1―(3―〔5―(3,4―メチレン
ジオキシベンジル)―1,2,4―オキサジアゾリル〕
カルボニル)―2―(S)―メチルプロピル〕―L―プ
ロリンアミド CE―2179: 5―(R,S)―フェニル―1―メ
チル―2,4―イミダゾリジンジオン―N―〔1―(2
―〔5―(3―メチルベンジル)―1,3,4―オキサ
ジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプロピ
ル〕アセトアミド CE―2180: 1―(N―モルホリノエチル)―5
―(R)―ベンジル―2,4―イミダゾリジンジオン―
N―〔1―(3―〔5―(3―トリフルオロメチルベン
ジル)―1,2,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)
―2―(R,S)―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2181: 1―(N―モルホリノエチル)―5
―(S)―ベンジル―2,4―イミダゾリジンジオン―
N―〔1―(3―〔5―(3―トリフルオロメチルベン
ジル)―1,2,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)
―2―(R,S)―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2182: 5―(R,S)―フェニル―1―メ
チル―2,4―イミダゾリジンジオン―N―〔1―(3
―〔5―(3―トリフルオロメチルベンジル)―1,
2,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)
―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2183: ベンジルオキシカルボニル―L―バ
リル―(1,2,3,4―テトラヒドロイソキノリン)
―3―N―〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジル)
―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―
(R,S)―メチルプロピル〕アミド CE―2184: 1―(N―モルホリノエチル)―5
―(S)―ベンジル―2,4―イミダゾリジンジオン―
N―〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジル)―1,
3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(R,
S)―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2185: 4―ピリジルメチレンオキシカルボ
ニル―L―バリル―N―〔1―(3―〔5―(3―トリ
フルオロメチルベンジル〕―1,2,4―オキサジアゾ
リル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプロピル〕―
L―プロリンアミド CE―2186: 4―ピリジルメチレンオキシカルボ
ニル―L―バリル―N―〔1―(2―〔5―(3―メチ
ルベンジル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボ
ニル)―2―(S)―メチルプロピル〕―L―プロリン
アミド CE―2187: 4―〔1―(3,4―エチレンジオ
キシベンジル)―3―(S)―ベンジル―ピペラジン―
2,5―ジオン―N―〔1―(3―〔5―(3―トリフ
ルオロメチルベンジル)―1,2,4―オキサジアゾリ
ル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプロピル〕アセ
トアミド CE―2188: 1―ベンジル―4―(S)―ベンジ
ル―2,5―イミダゾリジンジオン―N―〔1―(3―
〔5―(3―トリフルオロメチルベンジル)―1,2,
4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)―メ
チルプロピル〕アセトアミド CE―2189: 1―ベンジル―2,4―イミダゾリ
ジンジオン―N―〔1―(3―〔5―(3―トリフルオ
ロメチルベンジル)―1,2,4―オキサジアゾリル〕
カルボニル)―2―(S)―メチルプロピル〕アセトア
ミド CE―2190: 〔1―ベンジルオキシカルボニル―
5―(R)―ベンジルピペラジン―3―オン〕―N―
〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジル)―1,3,
4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)―メ
チルピロピル)アセトアミド CE―2191: 1―ベンジル―4―(S)―ベンジ
ル―2,5―イミダゾリジンジオン―N―〔1―(2―
〔5―(3―メチルベンジル)―1,3,4―オキサジ
アゾリル〕カルボニル)―2―(R,S)―メチルプロ
ピル〕アセトアミド CE―2192: 1―(N―モルホリノエチル)―5
―(R,S)―フェニル―2,4―イミダゾリジンジオ
ン―N―〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジル)―
1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―
(R,S)―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2193: 1―(N―モルホリノエチル)―5
―(R,S)―フェニル―2,4―イミダゾリジノジオ
ン―N―〔1―(3―〔5―(3―トリフルオロメチル
ベンジル)―1,2,4―オキサジアゾリル〕カルボニ
ル)―2―(R,S)―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2194: 〔4―(R,S)―(4―ジメチル
アミノフェニル)〕―2,5―イミダゾリジンジオン―
N―〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジル)―1,
3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)
―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2195: (ピロール―2―カルボニル)―N
―(1―(R,S)―インダニル)グリシル―N―〔1
―(2―〔5―(3―メチルベンジル)―1,3,4―
オキサジアゾリル)―2―(S)―メチルプロピル)ア
ミド CE―2196: (6―(R)―ベンジルピペラジン
―2―オン)―N―〔1―(2―〔5―(3―メチルベ
ンジル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニ
ル)―2―(R,S)―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2197: 4―〔1―(3,4―エチレンジオ
キシベンジル)―3―(R)―ベンジルピペラジン―
2,5―ジオン〕―N―〔1―(2―〔5―(3―メチ
ルベンジル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボ
ニル)―2―(S)―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2198: 4―(R,S)―フェニル―2,5
―イミダゾリジンジオン―N―〔1―(3―〔5―(3
―トリフルオロメチルベンジル)―1,2,4―オキサ
ジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプロピ
ル〕アセトアミド CE―2200: 〔4―(R,S)―(4―ジメチル
アミノフェニル)〕―2,5―イミダゾリジンジオン―
N―〔1―(3―〔5―(3―トリフルオロメチルベン
ジル)―1,2,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)
―2―(S)―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2202: イソプロピルオキシカルボニル―L
―バリル―N―〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジ
ル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―
2―(S)―メチルプロピル〕―L―プロリンアミド CE―2203: 〔4―(R)―(3―ピリジルメチ
レン)〕―2,5―イミダゾリジンジオン―N―〔1―
(3―〔5―(3―トリフルオロメチルベンジル)―
1,2,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―
(S)―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2204: 1―ベンジルオキシカルボニル―
(2―(R)―フェニルピペラジン―5―オン)―N―
〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジル)―1,3,
4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)―メ
チルプロピル〕アセトアミド CE―2205:〔4―(R)―(3―ピリジルメチ
ル〕―2,5―イミダゾリジンジオン―N―〔1―(2
―〔5―(3―メチルベンジル)―1,3,4―オキサ
ジアゾリル〕カルボニル)―2(S)―メチルプロピ
ル〕アセトアミド CE―2206: 〔4―(R,S)―(4―ピリジ
ル)―4―(R,S)―N―サクシンイミジル〕―2,
5―イミダゾリジンジオン―N―〔1―(2―〔5―
(3―メチルベンジル)―1,3,4―オキサジアゾリ
ル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプロピル〕アセ
トアミド CE―2207: イソプロピルオキシカルボニル―L
―バリル―N―〔1―(3―〔5―(3―トリフルオロ
メチルベンジル)―1,2,4―オキサジアゾリル〕カ
ルボニル)―2―(S)―メチルプロピル〕―L―プロ
リンアミド CE―2208: (2―(R)―フェニルピペラジン
―5―オン)―N―〔1―(2―〔5―(3―メチルベ
ンジル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニ
ル)2―(R,S)―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2209: 〔4―(R,S)―(4―ピリジ
ル)―4―(R,S)―N―サクシンイミジル〕―2,
5―イミダゾリジンジオン―N―〔1―(3―〔5―
(3―トリフルオロメチルベンジル)―1,2,4―オ
キサジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプ
ロピル〕アセトアミド CE―2210: (N―ベンジルアミノカルボニル)
―N―(ベンジル)グリシル―N―〔1―(2―〔5―
(3―メチルベンジル)―1,3,4―オキサジアゾリ
ル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプロピル〕アミ
ド CE―2211: (R,S)―3―アミノ―2―オキ
ソ―5―フェニル―1,4―(6―2’―クロロベンゾ
ジアゼピン)―N―〔1―(2―〔5―フェニル―1,
3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(R,
S)―プロピル〕アセトアミド CE―2212: 3―〔1―(4―ピペリジン)〕―
ベンズイミダゾリジン―2―オン―N―〔1―(2―
〔5―(3―メチルベンジル)―1,3,4―オキサジ
アゾリル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプロピ
ル〕アセトアミド CE―2213: メチルオキシカルボニル―L―バリ
ル―N―〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジル)―
1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―
(S)―メチルプロピル〕―L―プロリンアミド CE―2214: メチルオキシカルボニル―L―バリ
ル―N―〔1―(3―〔5―(3―トリフルオロメチル
ベンジル)―1,2,4―オキサジアゾリル〕カルボニ
ル)―2―(S)―メチルプロピル〕―L―プロリンア
ミド CE―2215: 1,4―キナゾリン―2―オン―N
―〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジル)―1,
3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)
―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2216: 〔4―(R,S)―(2―ピリジ
ル)―4―(R,S)―メチル〕―2,5―イミダゾリ
ジンジオン―N―〔1―(2―〔5―(3―メチルベン
ジル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)
―2―(S)―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2217: 2―オキソ―5―(2―ピリジル)
―1,4―ベンゾジアゼピン―N―〔1―(2―〔5―
(3―メチルベンジル)―1,3,4―オキサジアゾリ
ル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプロピル〕アセ
トアミド CE―2218: (R,S)―3―アミノ―2―オキ
ソ―5―(2―ピリジル)―1,4―ベンゾジアゼピン
―N―〔1―(2―〔5―(3―メチルプロピル)―
1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―
(R,S)―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2219: 1,4―キナゾリン―2―オン―N
―〔1―(3―〔5―(3―トリフルオロメチルベンジ
ル)―1,2,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―
2―(S)―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2220: (2S,5S)―5―アミノ―1,
2,4,5,6,7―ヘキサヒドロアゼピノ―〔3.
2.1〕―インドール―4―オン―カルボニル―N―
〔1―(3―〔5―(3―メチルベンジル)―1,2,
4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(R,S)
―メチルプロピル〕アミド CE―2221: (R,S)―3―アミノ―2―オキ
ソ―5―フェニル―1,4―ベンゾジアゼピン―N―
〔1―(3―〔5―(3―メチルベンジル)―1,2,
4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(R,S)
―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2223: (R,S)―3―アミノ―2―オキ
ソ―5―フェニル―1,4―(2’―クロロベンゾジア
ゼピン)―N―〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジ
ル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―
2―(R,S)―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2224: (R,S)―3―アミノ―2―オキ
ソ―5―(4―クロロフェニル)―1,4―ベンゾジア
ゼピン―N―〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジ
ル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―
2―(R,S)―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2225: (R,S)―3―アミノ―2―オキ
ソ―5―メチル―1,4―(2’,3’―メチレンジオ
キシ)ベンゾジアゼピン)―N―〔1―(2―〔5―
(3―メチルベンジル)―1,3,4―オキサジアゾリ
ル〕カルボニル)―2―(R,S)―メチルプロピル〕
アセトアミド CE―2226: (R,S)―3―アミノ―2―オキ
ソ―5―メチル―1,4―ベンゾジアゼピン―N―〔1
―(2―〔5―(3―メチルベンジル)―1,3,4―
オキサジアゾリル〕カルボニル―2―(R,S)―メチ
ルプロピル〕アセトアミド CE―2227: 4―(S)―(2―イソブチル)―
2,5―イミダゾリジンジオン―N―〔1―(2―〔5
―(3―メチルベンジル)―1,3,4―オキサジアゾ
リル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプロピル〕ア
セトアミド CE―2228: 3―(R,S)―アミノ―2―オキ
ソ―4,5―ジヒドロ―1―ベンゾアゼピン―N―〔1
―(2―〔5―(3―メチルベンジル)―1,3,4―
オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(R,S)―メ
チルプロピル〕アセトアミド CE―2229: (R,S)―3―アミノ―2―オキ
ソ―5―(2―クロロフェニル)―1,4―(2’―ク
ロロベンゾジアゼピン)―N―〔1―(2―〔5―(3
―メチルベンジル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕
カルボニル)―2―(R,S)―メチルプロピル〕アセ
トアミド CE―2230: (R,S)―3―ベンジルオキシカ
ルボニルアミノ―2―オキソ―5―(2―クロロフェニ
ル)―1,4―(2’―クロロベンゾジアゼピン)―N
―〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジル)―1,
3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(R,
S)―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2231: 4―スピロシクロペンタン―2,5
―イミダゾリジンジオン―N―〔1―(2―〔5―(3
―メチルベンジル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕
カルボニル)―2―(S)―メチルプロピル」アセトア
ミド CE―2232: ベンジルオキシカルボニル―L―バ
リル―N―(フェニル)グリシル―N―〔1―(2―
〔5―(3―メチルベンジル)―1,3,4―オキサジ
アゾリル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプロピ
ル〕アミド CE―2233: 2―オキソ―5―(4―ピペリジニ
ル)―1,4―ベンゾジアゼピン―N―〔1―(2―
〔5―(3―メチルベンジル)―1,3,4―オキサジ
アゾリル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプロピ
ル〕アセトアミド CE―2234: 2―(2―ピリジル)―ベンズイミ
ダゾール―N―〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジ
ル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―
2―(S)―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2235: (R,S)―3―アミノ―2―オキ
ソ―5―メチル―1,4―(2’,3’―ジメトキシベ
ンゾジアゼピン)―N―〔1―(2―〔5―(3―メチ
ルベンジル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボ
ニル)―2―(R,S)―メチルプロピル〕アセトアミ
ド CE―2236: (R,S)―3―アミノ―2―オキ
ソ―5―メチル―1,4―(1―チオフェノジアゼピ
ン)―N―〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジル)
―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―
(S)―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2237: 2―オキソ―5―(4―トリフルオ
ロメチルフェニル)―1,4―ベンゾジアゼピン―N―
〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジル)―1,3,
4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)―メ
チルプロピル〕アセトアミド CE―2238: 2,5―イミダゾリジンジオン―N
―〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジル)―1,
3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)
―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2239: 4,4―ジメチル―2,5―イミダ
ゾリジンジオン―N―〔1―(2―〔5―(3―メチル
ベンジル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニ
ル)―2―(S)―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2240: 4―(S)―(2―イソプロピル)
―2,5―イミダゾリジンジオン―N―〔1―(2―
〔5―(3―メチルベンジル)―1,3,4―オキサジ
アゾリル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプロピ
ル〕アセトアミド CE―2241: 4―スピロシクロヘキサン―2,5
―イミダゾリジンジオン―N―〔1―(2―〔5―(3
―メチルベンジル)―1,3,4―オキサジアゾリル)
―2―(S)―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2242: 2―オキソ―5―フェニル―1,4
―(4’―メチルベンゾジアゼピン)―N―〔1―(2
―〔5―(3―メチルベンジル)―1,3,4―オキサ
ジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプロピ
ル〕アセトアミド CE―2243: 4―(R)―(3―インドリルメチ
ル)―2,5―イミダゾリジンジオン―N―〔1―(2
―〔5―(3―メチルベンジル)―1,3,4―オキサ
ジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプロピ
ル〕アセトアミド CE―2244: 2―オキソ―5―メチル―1,4―
(1―チオフェノジアゼピン)―N―〔1―(2―〔5
―(3―メチルベンジル)―1,3,4―オキサジアゾ
リル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプロピル〕ア
セトアミド CE―2245: 2―オキソ―5―メチル―1,4―
(2―フェニル―1―チオフェノジアゼピン)―N―
〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジル)―1,3,
4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)―メ
チルプロピル〕アセトアミド CE―2246: 4―(R)―(2―イソブチル)―
2,5―イミダゾリジンジオン―N―〔1―(2―〔5
―(3―メチルベンジル)―1,3,4―オキサジアゾ
リル)―2―(S)―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2247: 4―(R)―(N,N―ジメチルア
ミノカルボニルメチル)―2,5―イミダゾリジンジオ
ン―N―〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジル)―
1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―
(S)―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2248: 2―オキソ―5―(3,4―メチレ
ンジオキシフェニル)―1,4―ベンゾジアゼピン―N
―〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジル)―1.
3.4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)
―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2249: 4―(R)―(2―メトキシカルボ
ニルエチル)プロピル―2,5―イミダゾリジンジオン
―N―〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジル)―
1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―
(S)―メチルプロピル〕アセトアミド
【0018】CE―2250: 2―オキソ―5―(2
―メトキシフェニル)―1,4―ベンゾジアゼピン―N
―〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジル)―1,
3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)
―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2251: 2―〔5―アミノ―6―オキソ―2
―(4―フルオロフェニル)―1,6―ジヒドロ―1―
ピリジニル〕―N―〔1―(2―〔5―(3―メチルベ
ンジル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニ
ル)―2―(S)―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2252: 4,4―ジフェニル―2,5―イミ
ダゾリジンジオン―N―〔1―(2―〔5―(3―メチ
ルベンジル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボ
ニル)―2―(S)―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2253: 4―スピロ―(2―インダニル)―
2,5―イミダゾリジンジオン―N―〔1―(2―〔5
―(3―メチルベンジル)―1,3,4―オキサジアゾ
リル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプロピル〕ア
セトアミド CE―2254: 2―〔6―オキソ―2―(4―フル
オロフェニル)―1,6―ジヒドロ―1―ピリミジニ
ル〕―N―〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジル)
―1,3,4―オキサジアゾリル)―2―(S)―メチ
ルプロピル〕アセトアミド CE―2255: 4―(R)―(4―ヒドロキシベン
ジル)―2,5―イミダゾリジオン―N―〔1―(2―
〔5―(3―メチルベンジル)―1,3,4―オキサジ
アゾリル〕―2―(S)―メチルプロピル〕アセトアミ
ド CE―2256: 4―(R)―(4―ヒドロキシベン
ジル)―2,5―イミダゾリジンジオン―N―〔1―
(2―〔5―(3,4―メチレンジオキシベンジル)―
1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―
(S)―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2257: 4―(R)―(2―イミダゾリルメ
チル)―2,5―イミダゾリジンジオン―N―〔1―
(2―〔5―(3―メチルベンジル)―1,3,4―オ
キサジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプ
ロピル〕アセトアミド CE―2258: 2―オキソ―5―フェニル―1,4
―(2’―ジメチルアミノベンゾジアゼピン)―N―
〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジル)―1,3,
4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)―メ
チルプロピル〕アセトアミド CE―2259: 4,4―ジフェニル―2,5―イミ
ダゾリジンジオン―N―〔1―(2―〔5―(3,4―
メチレンジオキシベンジル)―1,3,4―オキサジア
ゾリル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプロピル〕
アセトアミド CE―2260: 2―〔5―アミノ―6―オキソ―2
―フェニル―1,6―ジヒドロ―1―ピリミジニル〕―
N―〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジル)―1,
3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)
―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2261: 2―〔5―アミノ―6―オキソ―2
―(4―フルオロフェニル)―1,6―ジヒドロ―1―
ピリジニル〕―N―〔1―(2―〔5―(3,4―メチ
レンジオキシベンジル)―1,3,4―オキサジアゾリ
ル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプロピル〕アセ
トアミド CE―2262: 2―〔5―アミノ―6―オキソ―2
―チオフェニル―1,6―ジヒドロ―1―ピリミジニ
ル〕―N―〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジル)
―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―
(S)―メチルプロピル〕アセトアミド CE―2263: 2―〔5―アミノ―6―オキソ―2
―(3―ピリジル)―1,6―ジヒドロ―1―ピリミジ
ニル〕―N―〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジ
ル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―
2―(S)―メチルプロピル〕アセトアミド
【0019】ONO―PO―690: 2―〔5―(ベ
ンジルオキシカルボニル)アミノ―6―オキソ―2―
(4―フルオロフェニル)―1,6―ジヒドロ―1―ピ
リミジニル〕―N―〔1―(2―〔5―(α,α―ジメ
チルベンジル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕カル
ボニル)―2―(S)―メチルプロピル〕アセトアミド ONO―PO―691: 2―〔5―アミノ―6―オキ
ソ―2―(4―フルオロフェニル)―1,6―ジヒドロ
―1―ピリミジニル〕―N―〔1―(2―〔5―(α,
α―ジメチルベンジル)―1,3,4―オキサジアゾリ
ル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプロピル〕アセ
トアミド ONO―PO―692: 2―〔5―アミノ―6―オキ
ソ―2―(4―フルオロフェニル)―1,6―ジヒドロ
―1―ピリミジニル〕―N―〔1―(2―〔5―α,α
―ジメチル―3―メチルベンジル)―1,3,4―オキ
サジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプロ
ピル〕アセトアミド ONO―PO―693: 2―〔5―アミノ―6―オキ
ソ―2―(4―フルオロフェニル)―1,6―ジヒドロ
―1―ピリミジニル〕―N―〔1―(2―〔5―(3―
メチルベンジル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕カ
ルボニル)―2―(R)―メチルプロピル〕アセトアミ
ド ONO―PO―694: 2―〔5―アミノ―6―オキ
ソ―2―(4―フルオロフェニル)―1,6―ジヒドロ
―1―ピリミジニル〕―N―〔1―(2―〔5―フェニ
ル―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2
―(S)―メチルプロピル〕アセトアミド ONO―PO―695: 2―〔5―アミノ―6―オキ
ソ―2―(4―フルオロフェニル)―1,6―ジヒドロ
―1―ピリミジニル〕―N―〔1―(2―〔5―(3―
ピリジル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニ
ル)―2―(S)メチルプロピル〕アセトアミド ONO―PO―696: 2―〔5―アミノ―6―オキ
ソ―2―(4―フルオロフェニル)―1,6―ジヒドロ
―1―ピリミジニル〕―N―〔1―(2―〔t―ブチル
―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―
(S)―メチルプロピル〕アセトアミド ONO―PO―697: 2―〔5―(ベンジルオキシ
カルボニル)アミノ―6―オキソ―2―(4―フルオロ
フェニル)―1,6―ジヒドロ―1―ピリミジニル〕―
N―〔1―(2―〔5―フェニル―1,3,4―オキサ
ジアゾリル)カルボニル)―2―(S)―メチルプロピ
ル〕アセトアミド ONO―PO―698: 2―〔5―(ベンジルオキシ
カルボニル)アミノ―6―オキソ―2―(4―フルオロ
フェニル)―1,6―ジヒドロ―1―ピリミジニル―N
―〔1―(2―〔5―t―ブチル―1,3,4―オキサ
ジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプロピ
ル〕アセトアミド ONO―PO―699: 2―〔5―アミノ―6―オキ
ソ―2―(4―フルオロフェニル)―1,6―ジヒドロ
―1―ピリミジニル〕―N―〔1―(2―〔5―(4―
メトキシフェニル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕
カルボニル)―2―(S)―メチルプロピル〕アセトア
ミド ONO―PO―700: 2―〔5―アミノ―6―オキ
ソ―2―(4―フルオロフェニル)―1,6―ジヒドロ
―1―ピリミジニル〕―N―〔1―(2―〔5―(α,
α―ジメチル―3,4―メチレンジオキシルベンジル)
―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―
(S)―メチルプロピル〕アセトアミド ONO―PO―701: 2―〔5―アミノ―6―オキ
ソ―2―(4―フルオロフェニル)―1,6―ジヒドロ
―1―ピリミジニル〕―N―〔1―(2―〔5―(α,
α―ジメチル―3,4―ジヒドロベンジル)―1,3,
4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)―メ
チルプロピル〕アセトアミド ONO―PO―702: 2―〔5―(メチルスルホニ
ル)アミノ―6―オキソ―2―(4―フルオロフェニ
ル)―1,6―ジヒドロ―1―ピリミジニル〕―N―
〔1―(2―〔5―(3―メチルベンジル)―1,3,
4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)―メ
チルプロピル〕アセトアミド ONO―PO―703: 2―〔5―アミノ―6―オキ
ソ―2―(4―フルオロフェニル)―1,6―ジヒドロ
―1―ピリミジニル〕―N―〔1―(2―〔5―ベンジ
ル―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2
―(S)―メチルプロピル〕アセトアミド ONO―PO―704: 2―〔5―アミノ―6―オキ
ソ―2―(4―フルオロフェニル)―1,6―ジヒドロ
―1―ピリミジニル〕―N―〔1―(2―〔5―メチル
―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―
(S)―メチルプロピル〕アセトアミド ONO―PO―705: 2―〔5―アミノ―6―オキ
ソ―2―(4―フルオロフェニル)―1,6―ジヒドロ
―1―ピリミジニル〕―N―〔1―(2―〔5―イソプ
ロピル―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)
―2―(S)―メチルプロピル〕アセトアミド ONO―PO―706: 2―〔5―アミノ―6―オキ
ソ―2―(4―フルオロフェニル)―1,6―ジヒドロ
―1―ピリミジニル〕―N―〔1―(2―〔5―ブチル
―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―
(S)―メチルプロピル〕アセトアミド ONO―PO―707: 2―〔5―アミノ―6―オキ
ソ―2―フェニル―1,6―ジヒドロ―1―ピリミジニ
ル〕―N―〔1―(2―〔5―t―ブチル―1,3,4
―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)―メチ
ルプロピル〕アセトアミド ONO―PO―708: 4―(S)―(2―イソブチ
ル)―2,5―イミダゾリジンジオン―N―〔1―(2
―〔5―t―ブチル―1,3,4―オキサジアゾリル〕
カルボニル)―2―(S)―メチルプロピル〕アセトア
ミド ONO―PO―709: 4―(S)―(2―イソブチ
ル)―2,5―イミダゾリジンジオン―N―〔1―(2
―〔5―(α,α―ジメチルベンジル)―1,3,4―
オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)―メチル
プロピル〕アセトアミド ONO―PO―710: メチルスルホニル―L―バリ
ル―N―〔1―(2―〔5―(α,α―ジメチルベンジ
ル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―
2―(S)―メチルプロピル〕―L―プロリンアミド ONO―PO―711: 2―〔5―アミノ―6―オキ
ソ―2―フェニル―1,6―ジヒドロ―1―ピリミジニ
ル〕―N―〔1―(2―〔5―(α,α―ジメチルベン
ジル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)
―2―(S)―メチルプロピル〕アセトアミド ONO―PO―712: 2―〔5―アミノ―6―オキ
ソ―2―(3―ピリジル)―1,6―ジヒドロ―1―ピ
リミジニル〕―N―〔1―(2―〔5―t―ブチル―
1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―
(S)―メチルプロピル〕アセトアミド ONO―PO―713: メチルスルホニル―L―バリ
ル―N―〔1―(2―〔5―(t―ブチル―1,3,4
―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)―メチ
ルプロピル〕―L―プロリンアミド ONO―PO―714: 2―〔5―アミノ―6―オキ
ソ―2―(4―フルオロフェニル)―1,6―ジヒドロ
―1―ピリミジニル〕―N―〔1―(2―〔5―(1―
メチルシクロプロピル)―1,3,4―オキサジアゾリ
ル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプロピル〕アセ
トアミド ONO―PO―715: 2―〔5―アミノ―6―オキ
ソ―2―(3―ピリジル)―1,6―ジヒドロ―1―ピ
リミジニル〕―N―〔1―(2―〔5―(α,α―ジメ
チルベンジル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕カル
ボニル)―2―(S)―メチルプロピル〕アセトアミド ONO―PO―716: 2―〔6―オキソ―2―(4
―フルオロフェニル)―1,6―ジヒドロ―1―ピリミ
ジニル〕―N―〔1―(2―〔5―(t―ブチル)―
1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―
(S)―メチルプロピル〕アセトアミド ONO―PO―717: 2―オキソ―5―(4―クロ
ロフェニル)―1,4―ベンゾジアゼピン―N―〔1―
(2―〔5―(t―ブチル―1,3,4―オキサジアゾ
リル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプロピル〕ア
セトアミド ONO―PO―718: 2―〔5―アミノ―6―オキ
ソ―2―(4―フルオロフェニル)―1,6―ジヒドロ
―1―ピリミジニル〕―N―〔1―(2―〔5―(t―
ブチル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニ
ル)―2―(R)―メチルプロピル〕アセトアミド ONO―PO―719: 4―(R)―イソプロピル―
2,5―イミダゾリジンジオン―N―〔1―(2―〔5
―t―ブチル―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボ
ニル)―2―(S)―メチルプロピル〕アセトアミド
【0020】ONO―PO―720: 4―(R)―イ
ソプロピル―2,5―イミダゾリジンジオン―N―〔1
―(2―〔5―(α,α―ジメチルベンジル)―1,
3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)
―メチルプロピル〕アセトアミド ONO―PO―721: 2―〔5―アミノ―6―オキ
ソ―2―(4―フルオロフェニル)―1,6―ジヒドロ
―1―ピリミジニル〕―N―〔1―(2―〔5―(α,
α―ジメチルベンジル)―1,3,4―オキサジアゾリ
ル〕カルボニル)―2―(R)―メチルプロピル〕アセ
トアミド ONO―PO―722: 2―〔6―オキソ―2―(4
―フルオロフェニル)―1,6―ジヒドロ―1―ピリミ
ジニル〕―N―〔1―(2―〔5―(α,α―ジメチル
ベンジル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニ
ル)―2―(S)―メチルプロピル〕アセトアミド ONO―PO―723: 4―(R)―(3―インドリ
ルメチル)―2,5―イミダゾリジンジオン―N―〔1
―(2―〔5―t―ブチル―1,3,4―オキサジアゾ
リル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプロピル〕ア
セトアミド ONO―PO―724: 4―(R)―(3―インドリ
ルメチル)―2,5―イミダゾリジンジオン―N―〔1
―(2―〔5―(α,α―ジメチルベンジル)―1,
3,4―オキサジアゾリル)カルボニル)―2―(S)
―メチルプロピル〕アセトアミド ONO―PO―725: 2―〔6―オキソ―2―フェ
ニル―1,6―ジヒドロ―1―ピリジニル〕―N―〔1
―(2―〔5―t―ブチル―1,3,4―オキサジアゾ
リル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプロピル〕ア
セトアミド ONO―PO―726: 2―〔6―オキソ―2―フェ
ニル―1,6―ジヒドロ―1―ピリジニル〕―N―〔1
―(2―〔5―(α,α―ジメチルベンジル)―1,
3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)
―メチルプロピル〕アセトアミド ONO―PO―727: 2―〔6―オキソ―2―(4
―フルオロフェニル)―1,6―ジヒドロ―1―ピリミ
ジニル〕―N―〔1―(2―〔5―t―ブチル―1,
3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(R)
―メチルプロピル〕アセトアミド ONO―PO―728: 2―〔5―アミノ―6―オキ
ソ―2―フェニル―1,6―ジヒドロ―1―ピリミジニ
ル〕―N―〔1―(2―〔5―(1―メチルシクロプロ
ピル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)
―2―(S)―メチルプロピル〕アセトアミド ONO―PO―729: 2―〔5―アミノ―6―オキ
ソ―2―フェニル―1,6―ジヒドロ―1―ピリミジニ
ル〕―N―〔1―(2―〔5―t―ブチル―1,3,4
―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(R)―メチ
ルプロピル〕アセトアミド ONO―PO―730: 2―〔6―オキソ―2―フェ
ニル―1,6―ジヒドロ―1―ピリミジニル〕―N―
〔1―(2―〔5―t―ブチル―1,3,4―オキサジ
アゾリル〕カルボニル)―2―(S)―メチルプロピ
ル〕アセトアミド ONO―PO―731: 2―〔6―オキソ―2―フェ
ニル―1,6―ジヒドロ―1―ピリミジニル〕―N―
〔1―(2―〔5―α,α―ジメチルベンジル―1,
3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(S)
―メチルプロピル〕アセトアミド ONO―PO―732: 2―〔6―オキソ―2―フェ
ニル―1,6―ジヒドロ―1―ピリミジニル〕―N―
〔1―(2―〔5―t―ブチル―1,3,4―オキサジ
アゾリル〕カルボニル)―2―(R)―メチルプロピ
ル〕アセトアミド ONO―PO―733: 2―〔5―アミノ―6―オキ
ソ―2―(4―フルオロフェニル)―1,6―ジヒドロ
―1―ピリミジニル〕―N―〔1―(2―〔5―t―ブ
チル―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―
2―(R,S)―メチルプロピル〕アセトアミド ONO―PO―734: 2―〔6―オキソ―2―(4
―フルオロフェニル)―1,6―ジヒドロ―1―ピリミ
ジニル〕―N―〔1―(2―〔5―(1―メチルシクロ
プロピル)―1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニ
ル)―2―(S)―メチルプロピル〕アセトアミド ONO―PO―735: 2―〔6―オキソ―2―フェ
ニル―1,6―ジヒドロ―1―ピリミジニル〕―N―
〔1―(2―〔5―(1―メチルシクロプロピル)―
1,3,4―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―
(S)―メチルプロピル〕アセトアミド ONO―PO―736: 2―〔5―アミノ―6―オキ
ソ―2―フェニル―1,6―ジヒドロ―1―ピリミジニ
ル〕―N―〔1―(2―〔5―t―ブチル―1,3,4
―オキサジアゾリル〕カルボニル)―2―(R,S)―
メチルプロピル〕アセトアミド ONO―PO―737: 2―〔6―オキソ―2―フェ
ニル)―1,6―ジヒドロ―1―ピリミジニル〕―N―
〔1―(2―〔5―t―ブチル―1,3,4―オキサジ
アゾリル〕カルボニル)―2―(R,S)―メチルプロ
ピル〕アセトアミド
【0021】本発明の化合物は、ヒトエラスターゼの阻
害のための使用に限定されるものではない。エラスター
ゼは、セリンプロテアーゼとして知られている種類の酵
素の一員である。この種類としては、例えば、酵素キモ
トリプシン、カテプシンG、トリプシン及びトロンビン
が挙げられる。これらのプロテアーゼは、セリン−19
5、ヒスチジン−57及びアスパラギン酸−102(キ
モトリプシンナンバーリング方式)からなる触媒3分子
を共通に有している。これらのアミノ酸残基間に存在す
る精密な水素結合網により、セリン―195ヒドロキシ
ルが、アミド基質のカルボニルと4面体の中間体を形成
することができる。この中間体が分解して、遊離アミン
及びアシル化酵素が放出されることになる。その後の工
程で、この新しく形成されたエステルが加水分解され
て、未変性(native)酵素及びカルボン酸が生じる。酵
素に対する特異性を特徴づけるのを助けるのが、このカ
ルボキシル成分である。カルボキシル成分がペプチドで
ある例においては、アミノ酸のアルファ置換基が、酵素
に対する特異性に優先的に関与する。Schechter 及びBe
rger (Biochem. Biophy. Res. Commun., 27, 157 (196
7) 及び Biochem. Biophy. Res. Commun., 32, 898 (19
68))によるよく認められているサブセット命名法を利
用して、分解を受ける基質中のアミノ酸残基を、N末端
に向かってP1...Pn、C末端に向かって
1’...Pn’と定義する。従って、切れやすい結合
は、ペプチドサブユニットの P1残基とP1’残基の間
にある。同様な命名法が、基質のサブユニットを収容す
る結合ポケットを作り上げる酵素のアミノ酸残基に利用
される。違いは、酵素の結合ポケットが、基質について
のP1...Pnの代わりに、S1...Snで示されると
いうことである。セリンプロティナーゼ特異性を規定す
るP1残基の特徴は、十分に確立されている。プロティ
ナーゼは、P1残基におけるこれらの相違に基づいて、
エラスターゼ、チマーゼ、トリプターゼの3つのサブク
ラスに分けることができる。エラスターゼは、バリンな
どの小さい脂肪族部分に好ましく、一方、チマーゼ及び
トリプターゼは、それぞれ、大きい芳香族の疎水性正帯
電残基に好ましい。これらのカテゴリーに入らない別の
一つのプロティナーゼとして、プロリルエンドペプチダ
ーゼがある。特異性を規定するP1残基は、プロリンで
ある。この酵素は、アルツハイマー病における記憶喪失
の進行に関与している。α―ケト複素環からなる阻害剤
が、プロピルエンドペプチダーゼを阻害することが分か
ってきている(Tsutsumi 等、J. Med. Chem., 37, 3492
-3502 (1994))。伸長のために、ここでいうα―ケト複
素環は、酵素のP’領域における結合を増加させる。
【0022】
【表1】 1残基が、基質の特異性を支配的に規定するので、本
発明は、P1−Pn’変性、具体的には、1,3,4―オ
キサジアゾール、1,2,4―オキサジアゾール、1,
3,4―チアジアゾール、1,2,4―チアジアゾー
ル、1―置換及び4―置換1,2,4―トリアゾールか
らなる、ある種のアルファ置換ケト複素環に関するもの
である。アルファ置換基及び複素環上の置換基を変える
ことにより、これらの化合物の特異性を所望のプロティ
ナーゼに向けることができる(例えば、エラスターゼに
対する小さい脂肪族基)。種々の病気の治療のための化
合物の効能は、当該技術において知られている科学的方
法により決定することができる。下記は、HNE媒介状
態での例として述べるものである。急性呼吸困難症候群
について、ヒト好中球エラスターゼ(HNE)モデルに
よる方法(AARD, 141, 227-677 (1990));ミニピッグ
(minipig)におけるエンドトキシン誘発急性肺障害モ
デル(AARD, 142, 782-788 (1990))又はハムスターに
おけるヒト多形核エラスターゼ誘発肺出血モデルによる
方法(ヨーロッパ特許公開第0769498号)を用い
てもよい。虚血/再灌流において、再灌流障害のイヌの
モデルによる方法(J. Clin. Invest., 81, 624-629 (1
988))を用いてもよい。
【0023】本発明の化合物、その塩及びそれらの中間
体は、ここに述べるようにして、又は化学技術において
存在することが知られている種々の方法により、調製又
は製造することができる(WO96/16080も参照
のこと)。例えば、グループIの化合物は、図1〜2
(1,3,4―オキサジアゾール類)及び図3〜4
(1,2,4―オキサジアゾール類)に記載された式に
よって合成してもよい。図5〜7には、グループIIの
化合物の合成が記載されている。図8〜9には、グルー
プIIIの化合物の合成が記載されている。図10に
は、グループIVの化合物の合成が記載されている。い
くつかの種類のグループVの化合物が、図11〜22に
記載されている。あるいは、本発明の化合物は、図39
に記載されているようにして調製してもよい。2―置換
1,3,4―オキサジアゾール(3)は、例えば、塩化
チオニル又は塩化オキサリルを用いて、酸(1)から酸
塩化物を形成し、続いて、適当な溶剤中のヒドラジンで
処理してヒドラジド(2)を得ることにより調製しても
よい。オルトギ酸トリエチル又はオルトギ酸トリメチル
及びTsOHと(2)の反応により、必要とする2―置
換1,3,4―オキサジアゾール(3)が得られる。標
準条件(すなわち、極性非プロトン性溶剤中での低温に
おけるブチルリチウム、更に、必要であれば、MgBr
・OEt2と反応)を用いて化合物(3)を形成し、次
いで、アルデヒド(4)を添加することにより、アルコ
ール(5)を得る。塩酸のジオキサン溶液を用いて、
(5)の保護アミンを脱保護することにより、アミノ塩
酸塩(6)を得、次いで、当業者が用いうる方法によ
り、それを酸(7)にカップリングさせて、中間体
(8)を得る。デス・マーチンのペリオディナンス(De
ss-Martin's Periodinance)又は Milos Hudlicky 著、
「有機化学における酸化」ACS Monograph 186 (1990)
に記載されているような他の方法を用いて酸化すること
により、ケトン(9)が得られる。最終工程では、アミ
ンから保護基を除去する必要がある。これは、多くの方
法によって行うことができる。例えば、塩化アルミニウ
ム、アニソール及びニトロメタンのジクロロメタンなど
の適当な溶媒溶液を利用して、最終化合物(10)を得
ることができる。次いで、塩基を加えた求電子剤(例え
ば、塩化メタンスルホニル)で化合物(10)を処理し
て、(14)を得ることができる。アルデヒド(4)
は、次に述べる3つの方法のいずれかで調製することが
できる。アミノ酸(11)からワインレブ(Weinreb)
アミド(12)を調製し、次いで、水素化ジイソブチル
アルミニウム(DIBAL)を用いてアルデヒドに還元
する。あるいは、アミノ酸(13)のエステルを作り、
次いで、DIBALで還元して、アルデヒド(4)を得
てもよい。更に、アルコール(13―1)を作り、次い
で、SO3―PyのDMSO溶液で酸化してもよい。化
合物の活性は、Ki値(nM)として、図23〜38に
示されている。Ki値は、特に断らない限り、本質的
に、ここに参照のために記載したWO96/16080
に記載されているようにして、測定した。
【0024】ここに述べた化合物及び/又はそれらの塩
は、純粋な化学薬品として投与されてもよいが、活性成
分を医薬組成物として供するのが好ましい。このよう
に、本発明は、更に、1つ又はそれ以上の化合物及び/
又はその薬理学的に許容されうる塩を、その薬理学的に
許容されうる担体及び必要であれば、他の治療及び/又
は予防成分と共に含む医薬組成物の使用を提供するもの
である。担体は、組成物の他の成分と両立し、その受容
者にとって有害でないという意味で、“許容されうる”
ものでなくてはならない。医薬組成物としては、経口又
は非経口(筋肉内、皮下及び静脈内を含む)投与に適し
たものが挙げられる。組成物は、適当である場合、分離
した単位投与形態で供されるのが便利であり、製薬技術
においてよく知られている方法のいずれによって調製さ
れてもよい。このような方法は、活性成分を、液体担
体、固体マトリックス、半固体担体、微粉末固体担体又
はそれらの組み合わせと混合し、次いで、必要であれ
ば、生成物を所望の搬送系に成形する工程を含むもので
ある。経口投与に適当な医薬組成物は、それぞれ、所定
量の活性成分を含む硬又は軟ゼラチンカプセル、カシェ
剤又は錠剤などの分離した単位投与形態として、粉末又
は顆粒として、溶液、懸濁液として、あるいはエマルジ
ョンとして供されることができる。活性成分は、巨丸
剤、舐剤又はペーストとして供されることもできる。経
口投与用錠剤及びカプセルは、結合剤、充填剤、潤滑
剤、崩壊剤又は湿潤剤などの賦形剤を含んでもよい。錠
剤は、当該技術においてよく知られている方法、例えば
腸溶被覆などによって被覆されていてもよい。経口液体
製剤は、例えば、水性又は油性の懸濁液、溶液、エマル
ジョン、シロップ若しくはエリキシルの形であってもよ
く、又は使用前には、水若しくは他の適当な賦形剤で構
成するための乾燥製品として、供されてもよい。このよ
うな液体製剤は、懸濁化剤、乳化剤、非水性溶剤(食用
油を含んでもよい)又は防腐剤などの従来の添加剤を含
んでもよい。これらの化合物は、非経口投与用(例え
ば、大量注射又は連続注入などの注射による)に製剤さ
れてもよく、アンプル、予め充填されたシリンジ、小さ
い大量注入容器又は防腐剤を加えた多投与(multi-dos
e)容器にて、単位投与形態で供されてもよい。組成物
は、油性又は水性賦形剤の懸濁液、溶液又はエマルジョ
ンなどの形態をとってもよく、懸濁化剤、安定化剤及び
/又は分散剤などの製剤薬(formulatory agent)を含
んでいてもよい。あるいは、活性成分は、粉末の形であ
って、使用前に、適当な賦形剤、例えば、無菌で発熱性
物質を含まない水、で構成するため、無菌固体の無菌分
離や溶液からの凍結乾燥されたものであってもよい。表
皮への局所投与のために、これらの化合物は、軟膏、ク
リーム又はローションとして、あるいは経皮パッチの活
性成分として、製剤化されてもよい。適当な経皮搬送系
は、例えば、Fisher 等(米国特許第4,788,60
3号)又は Bawas 等(米国特許第4,931,279
号、4,668,504号及び4,713,224号)
に記載されている。軟膏及びクリームは、例えば、適当
な増粘剤及び/又はゲル化剤を添加した水性又は油性ベ
ースで製剤化されてもよい。ローションは、水性又は油
性ベースで製剤化されてもよく、一般には、1つ又はそ
れ以上の乳化剤、安定化剤、分散剤、懸濁化剤、増粘剤
又は着色剤をも含むであろう。活性成分は、イオン導入
により、例えば、米国特許第4,140,122号、
4,383,529号又は4,051,842号に記載
されているように、搬送されることもできる。口内の局
所投与に適した組成物としては、風味付けしたベース、
通常はしょ糖とアラビアゴム又はトラガカントに活性成
分を含むトローチ、ゼラチンとグリセリン又はしょ糖と
アラビアゴムなどの不活性ベースに活性成分を含む香
錠、粘膜粘着性ゲル、及び適当な液体担体に活性成分を
含む口腔洗浄剤が挙げられる。所望される場合は、例え
ば、天然ゲル、合成ポリマーゲル又はそれらの混合物か
らなるある種の親水性ポリマーマトリックスと組み合わ
せることにより、上記組成物を、使用される活性成分が
徐放性となるようにすることができる。本発明による医
薬組成物は、芳香剤、着色剤、抗菌剤又は防腐剤などの
補助剤を含んでもよい。更に、治療での使用に必要な化
合物、活性塩又はその誘導体の量は、選択される特定の
塩だけでなく、投与経路、治療される容態の性質、患者
の年齢及び状態によっても変わり、最終的には、担当の
医師又は臨床医の裁量にまかされることは理解されるで
あろう。しかし、一般に、適当な投与量は、約0.5か
ら約100mg/kg/日、例えば、1日当たり受容者
の体重1kg当たり3から約50mgなどのように、1
日当たり体重1kg当たり約1から約75mgの範囲内
にあり、好ましくは6から90mg/kg/日の範囲
内、最も好ましくは15から60mg/kg/日の範囲
内にあるであろう。化合物は、単位投与形態で投与され
るのが便利である。例えば、単位投与形態当たり、活性
成分を0.5から1000mg、便利には5から750
mg、最も便利には10から500mg含む。理想的に
は、活性成分は、約2から約30μM、より好ましくは
約1から50μM、最も好ましくは約2から30μMの
活性化合物のピーク血漿中濃度を達成するように投与さ
れるべきである。これは、例えば、活性成分の0.05
〜5%溶液、任意には食塩水溶液、の静脈内注射、又は
約0.5〜500mgの活性成分をを含む巨丸剤として
の経口投与により達成されることができる。望ましい血
中濃度は、約0.01〜5.0mg/kg/時間となる
ように連続注入するか、あるいは約0.4〜15mg/
kgの活性成分を含む間歇注入により維持されるであろ
う。望ましい投与量は、1回の投与量又は適当な間隔、
例えば、1日当たり2、3、4回又はそれ以上のサブド
ース(sub-dose)として投与される分割投与として供さ
れるのが便利であろう。サブドースそれ自体は、注入器
からの多数回吸入や目への複数滴の投与などのように、
分離した大まかに間隔を置いた多数回の投与に更に分割
してもよい。特定の実施例に関して本発明を説明してき
たが、更なる改変が可能であり、この出願が、一般に本
発明の原理に従い、本発明が属する技術内で公知又は慣
用の実施の範囲内にあり、先に述べた本質的な特徴に適
用されることができ、添付された請求範囲の範囲内にあ
るような本開示からの逸脱を含む任意の変形、用途又は
適用を含むことを意図していることは、理解されるであ
ろう。下記実施例は、本発明を説明するために示すもの
であり、如何なる点でも包括的であることを意図するも
のではない。
【0025】
【実施例】以下の実施例の説明には、次のような略語を
用いている。TFA:トリフルオロ酢酸。HOBT:ヒ
ドロキシベンゾトリアゾール。DIEA:ジイソプロピ
ルエチルアミン。NMM:4−メチルモルホリン。DM
F:N,N―ジメチルホルムアミド。TEA:トリエチ
ルアミン。EDCI:1−(3−ジメチルアミノプロピ
ルー3−エチルカルボジイミド。BOPCI:ビス(2
ーオキソー3−オキサゾリジニル)塩化ホスフィン。F
moC−フルオレニルメトキシカルボニル。BTD:
二環転換ジペプチド(たとえば、Tetrahtedr
on,49:3577−3592(1993)を参
照)。THF:テトラヒドロフラン。 実施例1 (CE―2072) (ベンジルオキシカル
ボニル)−L−バリル−N−[1−(2−[5−(3―
メチルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カ
ルボニル−2−(S)−メチルプロピル)−L−プロリ
ンアミド 窒素雰囲気中で0℃で、40mLの無水トルエン中に
0.79g(5.94mmol)のN−クロロスクシン
イミドを含む混合物に、0.65mL(8.85mmo
l)の硫化ジメチルを加えた。反応物を四塩化炭素/ド
ライアイス浴を用いてー25℃まで冷却し、そのあと無
水トルエン17mL中に0.90g(1.49mmo
l)の(ベンジルオキシカルボニル)−L−バリル−N
−[1−(2−[5−(3―メチルベンジル)−1,
3,4−オキサジアゾリル]ヒドロキシメチル)−2−
(S)−メチルプロピル)−L−プロリンアミドを含む
溶液を1滴ずつ加えた。この反応物をー25℃で2時間
撹拌し、そのあと1.0mL(7.17mmol)のト
リエチルアミンを加えた。冷浴を取外し、混合物を室温
まで温め、20分間維持した。反応混合物を酢酸エチル
で希釈し水で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム上で
乾燥させ、濾過し、減圧下で溶媒を除去した。残留物を
シリカゲル上で70%酢酸エチル/ヘキサンを用いてカ
ラムクロマトグラフィで精製し、0.90gの物質を得
た。これをさらに分取高速液体クロマトグラフィで精製
し、665mg(73.9%)の表題の化合物を白色固
体として得た。FAB MS[M+H]m/z; 計算
分子量604、検出分子量604。中間物質である(ベ
ンジルオキシカルボニル)ーL−バリル−N−[1−
(2−[5−(3−メチルベンジル)−1,3,4−オ
キサジアゾリル]ヒドロキシメチル)−2−(S)−メ
チルプロピル)−L−プロリンアミドは次のようにして
調製した。 a.3−(S)−アミノ−2−(R,S)―ヒドロキシ
−4−メチルペンタン酸 183mLのジオキサン中に15.2g(50.0mm
ol)の3−(S)−[(ベンジルオキシカルボニル)
アミノ]−2−アセトキシ−4−メチルペンタンニトリ
ル(WO96/16080の実施例1を参照)を含む溶
液に、183mLの濃塩酸と7.45mLのアニソール
を加えた。反応混合物を、還流により一晩加熱した。加
水分解反応物を放置して室温まで戻し、真空中で濃縮し
た。得られた水溶液をエーテル(2X)で抽出した。こ
の水性相をDowex50X8−100カラムに入れた
(H+形式、pH=7まで脱イオン化水で事前溶出)。
このカラムを2.0Nの水酸化アンモニウムで溶出し、
純粋分画を濃縮して5.53g(75%)の3−(S)
−アミノ−2−(R,S)―ヒドロキシ−4−メチルペ
ンタン酸を薄黄色固体として得た。FAB MS[M+
H]m/z; 計算分子量148、検出分子量148。 b.3−(S)−[(ベンジルオキシカルボニル)アミ
ノ]−2−(R,S)―ヒドロキシ−4−メチルペンタ
ン酸 窒素雰囲気中で、1NのNaOH(9.5mL)と10
mLのジオキサン中に1.0g(6.8mmol)の3
−(S)−アミノ−2−(R,S)―ヒドロキシ−4−
メチルペンタン酸を含む溶液に、1.43g(8.4m
mol)のクロロ蟻酸ベンジルを加えた。必要な場合に
は、1NのNaOHを用いてpH8以上に維持した。反
応混合物を室温で一晩撹拌した。この反応物を水で希釈
し、エーテルで洗浄した。水性層を1NのHClでpH
=2となるまで酸性化し、エーテル(2X)で抽出し
た。複合有機層を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過
し、真空中で蒸発させ、1.75g(92%)の3−
(S)−[(ベンジルオキシカルボニル)アミノ]−2
−(R,S)―ヒドロキシ−4−メチルペンタン酸を淡
黄色粘性油として得た。FAB MS[M+H]m/
z; 計算分子量282、検出分子量282。 c.3−(S)−[(ベンジルオキシカルボニル)アミ
ノ]−2−(R,S)−アセトキシ−4−メチルペンタ
ン酸 3−(S)−[(ベンジルオキシカルボニル)アミノ]
−2−(R,S)―ヒドロキシ−4−メチルペンタン酸
(1.70g、6.04mmol)とピリジン(4.9
mL)の溶液に、室温で無水酢酸(5.7mL、6.1
7g、60.4mmol)を1滴ずつ加えた。この反応
物を一晩撹拌し、酢酸エチルで希釈し、水(2X)で洗
浄した。有機層を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過
し、真空中で蒸発させ濃厚な油を得た。この残留物をシ
リカゲル上で15%メタノール/ジクロロメタンを用い
てカラムクロマトグラフィで精製し、1.56g(80
%)の3−(S)−[(ベンジルオキシカルボニル)ア
ミノ]−2−(R,S)−アセトキシ−4−メチルペン
タン酸を淡黄色粘性油として得た。FAB MS[M+
H]m/z; 計算分子量324、検出分子量324。 d.1−[(3−メチルフェニルアセチル)−2−(2
−(R,S)−アセトキシ)−3−(S)−[(ベンジ
ルオキシカルボニル)アミノ]−4−メチルペンタノイ
ル]ヒドラジン 0℃で窒素雰囲気中で、40mLのDMF中に2.3
g、7.11mmolの3−(S)−[(ベンジルオキ
シカルボニル)アミノ]−2−(R,S)−アセトキシ
−4−メチルペンタン酸を含む溶液に、1.31g
(9.69mmol)のHOBTと1.36g(7.0
9mmol)のEDCIを加えた。30分間撹拌した
後、1.20g(7.31mmol)の3−メチルフェ
ニル酢酸ヒドラジド(RabinsらがJ.Org.C
hem,30:2486(1965)で引用している一
酸ヒドラジドと同様にして調製)と1.0mL(9.1
0mmol)のNMMを加えた。反応物を放置して室温
まで戻し、一晩撹拌した。この反応物を酢酸エチルで希
釈し、5%硫酸水素カリウム、飽和重炭酸ナトリウム、
食塩水、および水で洗浄した。有機層を硫酸マグネシウ
ム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。残留物
をシリカゲル上で10%メタノール/ジクロロメタンを
用いてカラムクロマトグラフィで精製し、2.31g
(89.0%)の表題の化合物を白色固体として得た。
FAB MS[M+H]m/z; 計算分子量470、
検出分子量470。 e.1−[2−(5−[3−メチルベンジル]−1,
3,4−オキサジアゾリル)−1−アセトキシ−2−
(S)−[(ベンジルオキシカルボニル)アミノ]アミ
ノ]−3−メチルブタン 25mLのピリジンと1.88g(9.86mmol)
の塩化トルエンスルホニル中に2.31g(4.92m
mol)の1−[(3−メチルフェニルアセチル)−2
−(2−(R,S)−アセトキシ)−3−(S)−
[(ベンジルオキシカルボニル)アミノ]−4−メチル
ペンタノイル]ヒドラジンを含む溶液を、窒素雰囲気中
で還流により72時間加熱した。溶媒を減圧下で除去
し、残留物を酢酸エチルに溶解させ水で洗浄した。有機
層を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で
蒸発させた。残留物をシリカゲル上で5%酢酸エチル/
ヘキサンを用いてカラムクロマトグラフィで精製し、
1.41g(63.5%)の表題の化合物を得た。FA
B MS[M+H]m/z; 計算分子量452、検出
分子量452。 f.1−[2−(5−[3−メチルベンジル]−1,
3,4−オキサジアゾリル)]−2−(S)−[(ベン
ジルオキシカルボニル)アミノ]−3−メチルブタン−
1−ol 30mLのメタノールと8mLの水に1.80g(3.
99mmol)の1−[2−(5−[3−メチルベンジ
ル]−1,3,4−オキサジアゾリル)]−1−アセト
キシ−2−(S)−[(ベンジルオキシカルボニル)ア
ミノ]−3−メチルブタンと0.72g(5.21mm
ol)の炭酸カリウムを含む溶液を、室温で30分間撹
拌した。溶媒を減圧下で除去し、残留物を酢酸エチルで
溶解し、水で洗浄した。有機層を硫酸マグネシウム上で
乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。残留物を、シ
リカゲル上で50%酢酸エチル/ヘキサンを用いてカラ
ムクロマトグラフィで精製し、1.46g(89.3
%)の表題の化合物を得た。FAB MS[M+H]m
/z; 計算分子量410、検出分子量410。 g.1−[2−(5−[3−メチルベンジル])−1,
3,4−オキサジアゾリル]−2−(S)−アミノ−3
−メチルブタン−1−オール・塩酸塩 0℃で窒素雰囲気中で、25mLのトリフルオロ酢酸中
に1.31g(3.20mmol)の1−[2−(5−
[3−メチルベンジル])−1,3,4−オキサジアゾ
リル]−2−(S)−[(ベンジルオキシカルボニル)
アミノ]−3−メチルブタン−1−オールを含む溶液
に、0.43mL(3.94mmol)のチオアニソー
ルを加えた。反応物を一晩放置して室温まで戻した。溶
媒を減圧下で除去し、残留物をエーテルに溶解し、窒素
雰囲気中で−78℃まで冷却した。この溶液に対し、1
Nの塩酸を含むエーテル(3mL、3mmol)を加え
た。得られた白色固体を沈降させ、エーテルをデカント
した(傾瀉した)。さらにエーテルを加え(3X)、デ
カントした。この固体を真空中で乾燥させ0.92g
(92.2%)の表題の化合物を得た。FAB MS
[M+H]m/z; 計算分子量276、検出分子量2
76。 h.(ベンジルオキシカルボニル)−L−バリル−N−
[1−(2−[5−(3−メチルベンジル)−1,3,
4−オキサジアゾリル]ヒドロキシメチル)−2−
(S)−メチルプロピル]−L−プロリンアミド 0℃で窒素雰囲気中で、25mLの無水ジクロロメタン
中に1.30g(3.38mmol)のCbz−Val
−Pro−OHを含む溶液に、0.90g(3.54m
mol)のBOPCIと0.60g(3.44mmo
l)のDIEAを加えた。30分間撹拌した後、0.9
0g(2.89mmol)の1−[2−(5−[(3−
メチルベンジル))−1,3,4−オキサジアゾリル]
−2−(S)−アミノ−3−メチルブタン−1−オール
・塩酸塩を含む15mLのジクロロメタンと0.6mL
(3.94mmol)のDIEAを加えた。反応物を0
℃で一晩撹拌した。この反応物をジクロロメタンで希釈
し、飽和重炭酸ナトリウム溶液で洗浄した。有機層を硫
酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残
留物をシリカゲル上で5%メタノール/ジクロロメタン
を用いてカラムクロマトグラフィで精製し、1.0g
(57.3%)の表題の化合物を黄褐色固体として得
た。FAB MS[M+H]m/z; 計算分子量60
6、検出分子量606。
【0026】実施例2 (CE―2074) (ベンジ
ルオキシカルボニル)−L−バリル−N−[1−(2−
[5−(メチル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カ
ルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]−L−プロ
リンアミド。実施例1と同様に調製した。FAB MS
[M+H]m/z; 計算分子量514、検出分子量5
14。 実施例3 (CE―2075) (ベンジルオキシカル
ボニル)−L−バリル−N−[1−(2−[5−(3−
トリフルオロメチルベンジル)−1,3,4−オキサジ
アゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピ
ル]−L−プロリンアミド。実施例1と同様に調製し
た。FAB MS[M+H]m/z; 計算分子量65
8、検出分子量658。 実施例4 (CE―2100) (ベンジルオキシカル
ボニル)−L−バリル−N−[1−(2−[5−(4−
ジメチルアミノベンジル)−1,3,4−オキサジアゾ
リル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]−
L−プロリンアミド。実施例1と同様に調製した。FA
B MS[M+H]m/z; 計算分子量633、検出
分子量633。 実施例5 (CE―2124) (ベンジルオキシカル
ボニル)−L−バリル−N−[1−(2−[5−(1−
ナフチレニルメチル)−1,3,4−オキサジアゾリ
ル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]−L
−プロリンアミド。実施例1と同様に調製した。FAB
MS[M+H]m/z; 計算分子量640、検出分
子量640。 実施例6 (CE―2177) (ベンジルオキシカル
ボニル)−L−バリル−N−[1−(2−[5−(3,
4−メチレンジオキシベンジル)−1,3,4−オキサ
ジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピ
ル]−L−プロリンアミド。実施例1と同様に調製し
た。FAB MS[M+H]m/z; 計算分子量63
4、検出分子量634。 実施例7 (CE―2178) (ベンジルオキシカル
ボニル)−L−バリル−N−[1−(3−[5−(3,
4−メチレンジオキシベンジル)−1,2,4−オキサ
ジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピ
ル]−L−プロリンアミド。WO96/16080の実
施例1と同様に調製した。FAB MS[M+H]m/
z; 計算分子量634、検出分子量634。 実施例8 (CE―2052) (ベンジルオキシカル
ボニル)−L−バリル−N−[1−(3−[5−(3,
5−ジメチルベンジル)−1,2,4−オキサジアゾリ
ル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]−L
−プロリンアミド。WO96/16080の実施例1と
同様に調製した。FAB MS[M+H]m/z; 計
算分子量618、検出分子量618。 実施例9 (CE―2053) (ベンジルオキシカル
ボニル)−L−バリル−N−[1−(3−[5−(3,
5−ジメトキシベンジル)−1,2,4−オキサジアゾ
リル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]−
L−プロリンアミド。WO96/16080の実施例1
と同様に調製した。FAB MS[M+H]m/z;
計算分子量650、検出分子量650。 実施例10 (CE―2054) (ベンジルオキシカ
ルボニル)−L−バリル−N−[1−(3−[5−
(3,5−ジトリフルオロメチルベンジル)−1,2,
4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メ
チルプロピル]−L−プロリンアミド。WO96/16
080の実施例1と同様に調製した。FABMS[M+
H]m/z; 計算分子量726、検出分子量726。
【0027】実施例11 (CE―2055) (ベン
ジルオキシカルボニル)−L−バリル−N−[1−(3
−[5−(3−ジメチルベンジル)−1,2,4−オキ
サジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロ
ピル]−L−プロリンアミド。WO96/16080の
実施例1と同様に調製した。FAB MS[M+H]m
/z; 計算分子量604、検出分子量604。 実施例12 (CE―2057) (ベンジルオキシカ
ルボニル)−L−バリル−N−[1−(3−[5−(ビ
フェニルメチン)−1,2,4−オキサジアゾリル]カ
ルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]−L−プロ
リンアミド。WO96/16080の実施例1と同様に
調製した。FAB MS[M+H]m/z; 計算分子
量666、検出分子量666。 実施例13 (CE―2058) (ベンジルオキシカ
ルボニル)−L−バリル−N−[1−(3−[5−(4
−フェニルベンジル)−1,2,4−オキサジアゾリ
ル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]−L
−プロリンアミド。WO96/16080の実施例1と
同様に調製した。FAB MS[M+H]m/z; 計
算分子量666、検出分子量666。 実施例14 (CE―2062) (ベンジルオキシカ
ルボニル)−L−バリル−N−[1−(3−[5−(3
−フェニルベンジル)−1,2,4−オキサジアゾリ
ル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]−L
−プロリンアミド。WO96/16080の実施例1と
同様に調製した。FAB MS[M+H]m/z; 計
算分子量666、検出分子量666。 実施例15 (CE―2066) (ベンジルオキシカ
ルボニル)−L−バリル−N−[1−(3−[5−(3
−フェノキシベンジル)−1,2,4−オキサジアゾリ
ル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]−L
−プロリンアミド。WO96/16080の実施例1と
同様に調製した。FAB MS[M+H]m/z; 計
算分子量682、検出分子量682。 実施例16 (CE―2069) (ベンジルオキシカ
ルボニル)−L−バリル−N−[1−(3−[5−(シ
クロヘキシルメチレン)−1,2,4−オキサジアゾリ
ル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]−L
−プロリンアミド。WO96/16080の実施例1と
同様に調製した。FAB MS[M+H]m/z; 計
算分子量596、検出分子量596。 実施例17 (CE―2073) (ベンジルオキシカ
ルボニル)−L−バリル−N−[1−(3−[5−
(α,α−ジメチル−3−トリフルオロメチルベンジ
ル)−1,2,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
2−(S)−メチルプロピル]−L−プロリンアミド。
WO96/16080の実施例1と同様に調製した。F
AB MS[M+H]m/z; 計算分子量686、検
出分子量686。 実施例18 (CE―2077) (ベンジルオキシカ
ルボニル)−L−バリル−N−[1−(3−[5−(1
−ナフチルメチレン)−1,2,4−オキサジアゾリ
ル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]−L
−プロリンアミド。WO96/16080の実施例1と
同様に調製した。FAB MS[M+H]m/z; 計
算分子量640、検出分子量640。 実施例19 (CE―2078) (ベンジルオキシカ
ルボニル)−L−バリル−N−[1−(3−[5−(3
−ピリジルメチル)−1,2,4−オキサジアゾリル]
カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]−L−プ
ロリンアミド。WO96/16080の実施例1と同様
に調製した。FAB MS[M+H]m/z; 計算分
子量591、検出分子量591。 実施例20 (CE―2096) (ベンジルオキシカ
ルボニル)−L−バリル−N−[1−(3−[5−
(3,5−ジフェニルベンジル)−1,2,4−オキサ
ジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピ
ル]−L−プロリンアミド。WO96/16080の実
施例1と同様に調製した。FAB MS[M+H]m/
z; 計算分子量742、検出分子量742。
【0028】実施例21 (CE―2115) (ベン
ジルオキシカルボニル)−L−バリル−N−[1−(3
−[5−(4−ジメチルアミノベンジル)−1,2,4
−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチ
ルプロピル]−L−プロリンアミド。WO96/160
80の実施例1と同様に調製した。FAB MS[M+
H]m/z; 計算分子量633、検出分子量633。 実施例22 (CE―2089) 2−[5−[(ベン
ジルオキシカルボニル)アミノ]−6−オキソ−2−
(4−フルオロフェニル)−1,6−ジヒドロ−1−ピ
リミジニル]−N−[1−(3−[5−(3−トリフル
オロメチルベンジル)−1,2,4−オキサジアゾリ
ル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセ
トアミド 窒素雰囲気中で0℃で、43mLの無水トルエン中に
1.15g(8.60mmol)のN−クロロスクシン
イミドを含む混合物に、0.95mL(12.9mmo
l)の硫化ジメチルを加えた。反応物を四塩化炭素/ド
ライアイス浴を用いて−25℃まで冷却し、そのあと1
5mLの無水トルエン中に1.52g(2.15mmo
l)の2−[5−[(ベンジルオキシカルボニル)アミ
ノ]−6−オキソ−2−(4−フルオロフェニル)−
1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−
(3−[5−(3−トリフルオロメチルベンジル)−
1,2,4−オキサジアゾリル]ヒドロキシメチル)−
(S)−2−メチルプロピル]アセトアミドを含む溶液
を1滴ずつ加えた。この反応物を−25℃で2時間撹拌
し、そのあと1.2mL(8.60mmol)のトリエ
チルアミンを加えた。冷浴を取外し、混合物を20分か
けて室温まで戻した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し
水で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥さ
せ、濾過し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲル
を用いてカラムクロマトグラフィで精製し(2〜10%
メタノール/ジクロロメタンの勾配溶出を利用)、1.
19gの物質を得た。これをさらに分取高速液体クロマ
トグラフィで精製し、629mg(41%)の表題の化
合物を白色固体として得た。FAB MS[M+H]m
/z; 計算分子量707、検出分子量707。中間物
質である2−[5−[(ベンジルオキシカルボニル)ア
ミノ]−6−オキソ−2−(4−フルオロフェニル)−
1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−
(3−[5−(3−トリフルオロメチルベンジル)−
1,2,4−オキサジアゾリル]ヒドロキシメチル)−
(S)−2−メチルプロピル]アセトアミドは次のよう
にして調製した。10mLの無水DMF中に1.35g
(3.7mmol)の1−[3−[5−(3−メチルベ
ンジル)−1,2,4−オキサジアゾリル]−2−
(S)−アミノ−3−メチルブタン−1−オール・塩酸
塩と[5−[(ベンジルオキシカルボニル)アミノ]−
6−オキソ−2−(4−フルオロフェニル)−1,6−
ジヒドロ−1−ピリミジニル]酢酸(J.Med.Ch
em.38:98−108(1995))を含む溶液
に、1.0mL(7.44mmol)のTEAと0.7
6g(4.94mmol)のHOBTを加えた。この混
合物を0℃まで冷却し、0.95g(4.94mmo
l)のEDCを加え、この反応混合物を一晩撹拌した。
さらに1.0mL(7.44mmol)のTEAを加
え、反応物をふたたび一晩撹拌した。この反応物をジク
ロロメタンで希釈し、飽和塩化アンモニウム溶液(2
X)と水で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾
燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカ
ゲル上で2%メタノール/ジクロロメタンを用いてカラ
ムクロマトグラフィで精製し、1.52g(87%)の
表題の化合物を得た。FAB MS[M+H]m/z;
計算分子量709、検出分子量709。
【0029】実施例23 (CE―2090) 2−
[5−アミノ−6−オキソ−2−(4−フルオロフェニ
ル)−1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−
[1−(3−[5−(3−トリフルオロメチルベンジ
ル)−1,2,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド 窒素雰囲気中で室温で、4mLのトリフルオロ酢酸中に
0.41g(0.56mmol)の2−[5−[(ベン
ジルオキシカルボニル)アミノ]−6−オキソ−2−
(4−フルオロフェニル)−1,6−ジヒドロ−1−ピ
リミジニル]−N−[1−(3−[5−(3−トリフル
オロメチルベンジル)−1,2,4−オキサジアゾリ
ル]カルボニル)−(S)−2−メチルプロピル]アセ
トアミドを含む混合物に、87mg(0.70mmo
l)のチオアニソールを加えた。反応混合物を3日間撹
拌し、真空中で濃縮した。残留物を分取高速液体クロマ
トグラフィで精製し、269mg(47%)の表題の化
合物を白色固体として得た。FABMS[M+H]m/
z; 計算分子量573、検出分子量573。 実施例24 (CE―2095) 2−[5−[(ベン
ジルオキシカルボニル)アミノ]−6−オキソ−2−
(4−フルオロフェニル)−1,6−ジヒドロ−1−ピ
リミジニル]−N−[1−(2−[5−(3−メチルベ
ンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニ
ル)−(S)−2−メチルプロピル]アセトアミド 窒素雰囲気中で0℃で、32mLの無水トルエン中に
0.83g(6.23mmol)のN−クロロスクシン
イミドを含む混合物に、0.7mL(9.35mmo
l)の硫化ジメチルを加えた。反応物を四塩化炭素/ド
ライアイス浴を用いて−25℃まで冷却し、そのあと1
2mLの無水トルエン中に1.02g(1.56mmo
l)の2−[5−(ベンジルオキシカルボニル)アミ
ノ]−6−オキソ−2−(4−フルオロフェニル)−
1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−
(3−[5−(3−メチルベンジル)−1,3,4−オ
キサジアゾリル]ヒドロキシメチル)−(S)−2−メ
チルプロピル]アセトアミドを含む溶液を1滴ずつ加え
た。この反応物を−25℃で2時間撹拌し、そのあと
0.9mL(6.23mmol)のトリエチルアミンを
加えた。冷浴を取外し、混合物を20分かけて室温まで
戻した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し水で洗浄し
た。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、
蒸発させた。残留物をシリカゲル上で1%メタノール/
ジクロロメタンを用いてカラムクロマトグラフィで精製
し、1.37gの物質を得た。これをさらに分取高速液
体クロマトグラフィで精製し、368mg(36%)の
表題の化合物を白色固体として得た。FAB MS[M
+H]m/z; 計算分子量653、検出分子量65
3。中間物質である2−[5−(ベンジルオキシカルボ
ニル)アミノ]−6−オキソ−2−(4−フルオロフェ
ニル)−1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−
[1−(2−[5−(3−メチルベンジル)−1,3,
4−オキサジアゾリル]ヒドロキシメチル)−(S)−
2−メチルプロピル]アセトアミドは次のようにして調
製した。10mLの無水DMF中に1.35g(3.7
mmol)の1−[2−[5−(3−メチルベンジル)
−1,3,4−オキサジアゾリル]−2−(S)−アミ
ノ−3−メチルブタン―1―オール・塩酸塩と[5−
[(ベンジルオキシカルボニル)アミノ]−6−オキソ
−2−(4−フルオロフェニル)−1,6−ジヒドロ−
1−ピリミジニル]酢酸(J.Med.Chem.3
8:98−108(1995))を含む溶液に、0.7
3mL(6.6mmol)のNMMと0.46g(3.
0mmol)のHOBTを加えた。この混合物を0℃ま
で冷却し、0.50g(2.6mmol)のEDCIを
加え、反応混合物を2日間撹拌した。この反応物をジク
ロロメタンで希釈し、飽和塩化アンモニウム溶液(2
X)と水で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾
燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカ
ゲルを用いてカラムクロマトグラフィで精製し(2〜5
%メタノール/ジクロロメタン勾配溶出を利用)、1.
02g(77%)の表題の化合物を得た。FAB MS
[M+H]m/z; 計算分子量655、検出分子量6
55。
【0030】実施例25 (CE―2101) 2−
[5−アミノ−6−オキソ−2−(4−フルオロフェニ
ル)−1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−
[1−(2−[5−(3−メチルベンジル)−1,3,
4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メ
チルプロピル]アセトアミド 窒素雰囲気中で室温で3mLのトリフルオロ酢酸中に
0.219g(0.335mmol)の2−[5−
[(ベンジルオキシカルボニル)アミノ]−6−オキソ
−2−(4−フルオロフェニル)−1,6−ジヒドロ−
1−ピリミジニル]−N−[1−(2−[5−(3−メ
チルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カル
ボニル)−(S)−2−メチルプロピル]アセトアミド
を含む混合物に、0.05mL(0.402mmol)
のチオアニソールを加えた。この反応混合物を3日間撹
拌し、真空中で濃縮した。残留物を分取高速液体クロマ
トグラフィで精製し、187mg(88%)の表題の化
合物を白色固体として得た。FABMS[M+H]m/
z; 計算分子量519、検出分子量519。 実施例26 (CE―2164) (ピロール−2−カ
ルボニル)−N−(ベンジル)グリシル−N−[1−
(2−[5−(3−メチルベンジル)−1,3,4−オ
キサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプ
ロピル]アミド窒素雰囲気中で0℃で、60mLの無水
トルエン中に1.97g(14.7mmol)のN−ク
ロロスクシンイミドを含む混合物に、1.54mL(2
1.0mmol)の硫化ジメチルを加えた。この混合物
を1時間撹拌した。反応物を四塩化炭素/ドライアイス
浴を用いて−25℃まで冷却し、そのあと30mLの無
水トルエン中に0.90g(1.49mmol)の(ピ
ロール−2−カルボニル)−N−(ベンジル)グリシル
−N−[1−(2−[5−(3−メチルベンジル)−
1,3,4−オキサジアゾリル]ヒドロキシメチル)]
−2−(S)−メチルプロピル]アミドを含む溶液を1
滴ずつ加えた。この反応物を−25℃で1時間撹拌し、
そのあと2.16mL(15.5.mmol)のトリエ
チルアミンを加えた。冷浴を取外し、混合物を20分か
けて室温まで戻した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し
水で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥さ
せ、濾過し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲル
上で酢酸エチル/ヘキサン(4:1)を用いてカラムク
ロマトグラフィで精製した。この物質をさらに分取高速
液体クロマトグラフィで精製し、1.20g(63.4
%)の表題の化合物を白色固体として得た。FAB M
S[M+H]m/z; 計算分子量514、検出分子量
514。中間物質である(ピロール−2−カルボニル)
−N−(ベンジル)グリシル−N−[1−(2−[5−
(3−メチルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリ
ル]ヒドロキシメチル)]−2−(S)−メチルプロピ
ル]アミドは次のようにして調製した。 a.(ピロール−2−カルボニル)−N−(ベンジル)
グリシンーt−ブチルエステル 0℃で窒素雰囲気中で、75mLの無水ジクロロメタン
中に3.00g(27.0mmol)のピロール−2−
カルボン酸を含む懸濁液に、6.96g(27.0mm
ol)のBOPCIと14.1mL(81.0mmo
l)のDIEAを加えた。30分間撹拌した後、5.9
7g(27.0mmol)のN−(ベンジル)グリシン
ーt−ブチルエステルを加え、反応物を一晩放置して室
温に戻した。反応物を酢酸エチルで希釈し、5%硫酸水
素カリウム、飽和重炭酸ナトリウム溶液、および食塩水
で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、
濾過し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルを用
いてカラムクロマトグラフィで精製し(100%ヘキサ
ン〜60%ヘキサン/酢酸エチルの勾配を利用)、2.
92g(34.4%)の表題の化合物を白色固体として
得た。FAB MS[M+H]m/z; 計算分子量3
15、検出分子量315。 b.(ピロール−2−カルボニル)−N−(ベンジル)
グリシン 0℃まで冷却した50mLの無水ジクロロメタン中に
2.85g(9.01mmol)の(ピロール−2−カ
ルボニル)−N−(ベンジル)グリシンーt−ブチルエ
ステルを含む溶液に、25mLのTFAを1滴ずつ加え
た。90分後、さらに25mLのTFAを加え、30分
間撹拌した。混合物を真空中で蒸発させ、2.19gの
(ピロール−2−カルボニル)−N−(ベンジル)グリ
シンを黄褐色固体として得た。FAB MS[M+H]
m/z; 計算分子量259、検出分子量259。 c.(ピロール−2−カルボニル)−N−(ベンジル)
グリシル−N−[1−(2−[5−(3−メチルベンジ
ル)−1,3,4−オキサジアゾリル]ヒドロキシメチ
ル)]−(S)−2−メチルプロピル]アミド 75mLの無水DMF中に1.90g(7.35mmo
l)の(ピロール−2−カルボニル)−N−(ベンジ
ル)グリシンを含む溶液に、2.4mL(22.1mm
ol)のNMMと1.29g(9.56mmol)のH
OBTを加えた。混合物を0℃まで冷却し、1.69g
(8.82mmol)のEDCIを加え、反応混合物を
撹拌した。30分後、25mLの無水DMF中に2.1
7g(6.99mmol)の1−(2−[5−[3−メ
チルベンジル])−1,3,4−オキサジアゾリル]−
2−(S)−アミノ−3−メチルブタン−1−オール・
塩酸塩を含む溶液を加え、混合物を一晩放置して室温に
戻した。反応物を酢酸エチルで希釈し、5%硫酸水素カ
リウムと水で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム上で
乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリ
カゲルを用いてカラムクロマトグラフィで精製し(20
%〜80%酢酸エチル/ヘキサンの勾配溶出を利用)、
2.02g(56%)の表題の化合物を得た。FAB
MS[M+H]m/z; 計算分子量516、検出分子
量516。
【0031】実施例27 (CE―2097) (ピロ
ール−2−カルボニル)−N−(ベンジル)グリシル−
N−[1−(3−[5−(3−トリフルオロメチルベン
ジル)−1,2,4−オキサジアゾリル]カルボニル)
−(S)−メチルプロピル]アミドを実施例25と同様
の方法で調製した。FAB MS[M+H]m/z;計
算分子量568、検出分子量568。 実施例28 (CE―2130) (2S,5S)−5
−アミノ−1,2,4,5,6,7−ヘキサヒドロアゼ
ピノ−[3,2,1]−インドール−4−オン−カルボ
ニル−N−[1−(2−[5−(3−メチルベンジル)
−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
(R,S)−2−メチルプロピル]アミド窒素雰囲気中
で、4.5mLの無水DMF中に0.93g(1.28
mmol)の(2S,5S)−FmoC−アミノ−
1,2,4,5,6,7−ヘキサヒドロアゼピノ−
[3,2,1]−インドール−4−オン−カルボニル−
N−[1−(2−[5−(3−メチルベンジル)−1,
3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−(S)−2
−メチルプロピル]アミドを含む溶液に、0.45mL
のジエチルアミンを加えた、室温で15分間撹拌した
後、この混合物を高度真空中で濃縮した。残留物を分取
高速液体クロマトグラフィで精製し、0.57g(72
%)の表題の化合物を白色固体として得た。FAB M
S[M+H]m/z;計算分子量502、検出分子量5
02。中間物質である(2S,5S)−FmoC−ア
ミノ−1,2,4,5,6,7−ヘキサヒドロアゼピノ
−[3,2,1]−インドール−4−オン−カルボニル
−N−[1−(2−[5−(3−メチルベンジル)−
1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−(S)
−2−メチルプロピル]アミドは次のようにして調製し
た。 a.(2S,5S)−FmoC−アミノ−1,2,
4,5,6,7−ヘキサヒドロアゼピノ−[3,2,
1]−インドール−4−オン−カルボニル−N−[1−
(2−[5−(3−メチルベンジル)−1,3,4−オ
キサジアゾリル]ヒドロキシメチル)−(S)−2−メ
チルプロピル]アミド 0℃で窒素雰囲気中で、200mLの無水ジクロロメタ
ンと1mLの無水DMF中に1.25g(2.67mm
ol)の(2S,5S)−FmoC−アミノ−1,
2,4,5,6,7−ヘキサヒドロアゼピノ−[3,
2,1]−インドール−4−オン−カルボン酸を含む溶
液に、0.71g(2.80mmol)のBOPCIと
0.6mL(3.45mmol)のDIEAを加えた。
1時間撹拌した後、10mLの無水ジクロロメタン中に
1.14g(3.66mmol)の[1−(2−[5−
[3−メチルベンジル])−1,3,4−オキサジアゾ
リル]−2−(S)−アミノ−3−メチルブタン−1−
オール・塩酸塩を含む溶液を加え、この反応混合物を4
℃で一晩撹拌した。反応物をジクロロメタンで希釈し水
で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、
濾過し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲル上で
3%メタノール/ジクロロメタンを用いてカラムクロマ
トグラフィで精製し、1.30g(67%)の表題の化
合物を黄褐色固体として得た。 b.(2S,5S)−FmoC−アミノ−1,2,
4,5,6,7−ヘキサヒドロアゼピノ−[3,2,
1]−インドール−4−オン−カルボニル−N−[1−
(2−[5−(3−メチルベンジル)−1,3,4−オ
キサジアゾリル]カルボニル)]−(S)−2−メチル
プロピル]アミド 窒素雰囲気中で0℃で、150mLの無水トルエン中に
0.95g(7.16mmol)のN−クロロスクシン
イミドを含む混合物に、0.79mL(10.7mmo
l)の硫化ジメチルを加えた。混合物を30分間撹拌し
た。反応物を四塩化炭素/ドライアイス浴を用いて−2
5℃まで冷却し、そのあと10mLの無水トルエン中に
1.30g(1.79mmol)の(2S,5S)−F
moC−アミノ−1,2,4,5,6,7−ヘキサヒ
ドロアゼピノ−[3,2,1]−インドール−4−オン
−カルボニル−N−[1−(2−[5−(3−メチルベ
ンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]ヒドロキシ
メチル)]−(S)−2−メチルプロピル]アミドを含
む溶液を1滴ずつ加えた。反応物を−25℃で2時間撹
拌し、そのあと1.17mL(8.4mmol)のトリ
エチルアミンを加えた。冷浴を取外し、混合物を30分
かけて室温まで戻した。反応混合物を酢酸エチルで希釈
し水で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥さ
せた。残留物を濾過し、減圧下で濃縮し、シリカゲル上
で10%酢酸エチル/ヘキサンを用いてカラムクロマト
グラフィで精製し、0.93g(72%)の化合物を黄
褐色の泡(状物質)として得た。
【0032】実施例29 (CE―2126) BTD
−[1−(2−[5−(3−メチルベンジル)−1,
3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)
−メチルプロピル]アミド 窒素雰囲気中で4.5mLの無水DMF中に0.41g
(0.59mmol)のFmoc−BTD−[1−(2
−[5−(3−メチルベンジル)−1,3,4−オキサ
ジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピ
ル]アミドを含む溶液に、0.5mLのジエチルアミン
を加えた。室温で30分間撹拌した後、混合物を高度真
空中で濃縮した。残留物を分取高速液体クロマトグラフ
ィで精製し、0.23g(66%)の表題の化合物を白
色固体として得た。FAB MS[M+H]m/z;
計算分子量472、検出分子量472。中間物質である
Fmoc−BTD−[1−(2−[5−(3−メチルベ
ンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニ
ル)−2−(S)−メチルプロピル]アミドは次のよう
にして調製した。 a.(2S,5S)−Fmoc−BTD−[1−(2−
[5−(3−メチルベンジル)−1,3,4−オキサジ
アゾリル]ヒドロキシメチル)−2−(S)−メチルプ
ロピル]アミド 0℃で窒素雰囲気中で、80mLの無水ジクロロメタン
と2.5mLの無水DMF中に1.25g(2.85m
mol)のFmoc−BTDを含む溶液に、0.76g
(2.99mmol)のBOPCIと0.6mL(3.
45mmol)のDIEAを加えた。30分間撹拌した
後、10mLの無水ジクロロメタン中に1.14g
(3.66mmol)の1−(2−[5−(3−メチル
ベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]−2−
(S)−アミノ−3−メチルブタン−1−オール・塩酸
塩と0.6mLのDIEAを加え、反応混合物を0℃で
一晩撹拌した。反応物をジクロロメタンで希釈し水で洗
浄した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過
し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲル上で3%
メタノール/ジクロロメタンを用いてカラムクロマトグ
ラフィで精製し、1.13g(55%)の表題の化合物
を黄褐色の泡(状物質)として得た。 b.Fmoc−BTD−[1−(2−[5−(3−メチ
ルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボ
ニル)−2−(S)−メチルプロピル]アミド 窒素雰囲気中で0℃で、110mLの1:1無水ジクロ
ロメタン/トルエン中に0.81g(6.09mmo
l)のN−クロロスクシンイミドを含む混合物に、0.
67mL(9.1mmol)の硫化ジメチルを加えた。
混合物を30分間撹拌した。反応物を四塩化炭素/ドラ
イアイス浴を用いて−25℃まで冷却し、そのあと10
mLの無水トルエン中に1.06g(1.52mmo
l)のFmoc−BTD−[1−(2−[5−(3−メ
チルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]ヒド
ロキシメチル)−2−(S)−メチルプロピル]アミド
を含む溶液を1滴ずつ加えた。反応物を−25℃で2時
間撹拌し、そのあと1.0mL(7.6mmol)のト
リエチルアミンを加えた。冷浴を取外し、混合物を40
分かけて室温まで戻した。反応混合物を酢酸エチルで希
釈し水で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥
させた。残留混合物を濾過し、減圧下で濃縮し、シリカ
ゲル上で70%酢酸エチル/ヘキサンを用いてカラムク
ロマトグラフィで精製し、0.53gの化合物を黄色油
として得た。この物質をさらに分取高速液体クロマトグ
ラフィで精製し、0.41g(38.8%)の表題の化
合物を白色固体として得た。
【0033】実施例30 (CE―2134) (R,
S)−3−アミノ−2−オキソ−5−フェニル−1,4
−ベンゾジアゼピン−N−[1−(2−[5−(3−メ
チルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カル
ボニル)−2−(R,S)−メチルプロピル]アセトア
ミド 窒素雰囲気中で6.0mLの無水DMF中に0.93g
(1.9mmol)の(R,S)−FmoC−アミノ
−2−オキソ−5−フェニル−1,4−ベンゾジアゼピ
ン−N−[1−(2−[5−(3−メチルベンジル)−
1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−
(R,S)−メチルプロピル]アセトアミドを含む溶液
に、0.45mLのジエチルアミンを加えた。室温で
2.5時間撹拌した後、混合物を高度真空中で濃縮し
た。残留物を分取高速液体クロマトグラフィで精製し、
0.030g(4.5%)の表題の化合物を白色固体と
して得た。FAB MS[M+H]m/z; 計算分子
量565、検出分子量565。中間物質である(R,
S)−FmoC−アミノ−2−オキソ−5−フェニル
−1,4−ベンゾジアゼピン−N−[1−(2−[5−
(3−メチルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリ
ル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセ
トアミドは次のようにして調製した。 a.(R,S)−FmoC−アミノ−2−オキソ−5
−フェニル−1,4−ベンゾジアゼピン−N−[1−
(2−[5−(3−メチルベンジル)−1,3,4−オ
キサジアゾリル]ヒドロキシメチル)−2−(S)−メ
チルプロピル]アセトアミド 0℃で窒素雰囲気中で、30mLの無水ジクロロメタン
中に0.75g(1.41mmol)の(R,S)−F
moC−アミノ−N−1−カルボキシメチル−2−オ
キソ−5−フェニル−1,4−ベンゾジアゼピンを含む
溶液に、0.36g(1.41mmol)のBOPCI
と0.25mL(1.41mmol)のDIEAを加え
た。1時間撹拌した後、10mLの無水ジクロロメタン
中に0.48g(1.55mmol)の1−(2−[5
−(3−メチルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾ
リル]−2−(S)−アミノ−3−メチルブタン−1−
オール・塩酸塩と0.49mL(2.82mmol)の
DITAを加え、反応混合物を4℃で一晩撹拌した。反
応物を酢酸エチルで希釈し水で洗浄した。有機相を硫酸
マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させ
た。残留物をシリカゲルを用いてカラムクロマトグラフ
ィで精製し(2〜6%メタノール/ジクロロメタンの勾
配を利用)、1.00g(89%)の表題の化合物を黄
色固体として得た。 b.(R,S)−FmoC−アミノ−2−オキソ−5
−フェニル−1,4−ベンゾジアゼピン−N−[1−
(2−[5−(3−メチルベンジル)−1,3,4−オ
キサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプ
ロピル]アセトアミド 窒素雰囲気中で0℃で、40mLの無水トルエン中に
0.71g(7.6mmol)のN−クロロスクシンイ
ミドを含む混合物に、0.84mL(11.4mmo
l)の硫化ジメチルを加えた。反応物を四塩化炭素/ド
ライアイス浴を用いて−25℃まで冷却し、そのあと1
0mLの無水トルエン中に1.50g(1.90mmo
l)の(R,S)−FmoC−アミノ−2−オキソ−
5−フェニル−1,4−ベンゾジアゼピン−N−[1−
(2−[5−(3−メチルベンジル)−1,3,4−オ
キサジアゾリル]ヒドロキシメチル)−2−(S)−メ
チルプロピル]アセトアミドを含む溶液を1滴ずつ加え
た。反応物を−25℃で2時間撹拌し、そのあと1.0
mL(7.6mmol)のトリエチルアミンを加えた。
冷浴を取外し、混合物を1時間かけて室温まで戻した。
反応混合物を酢酸エチルで希釈し水で洗浄した。有機相
を硫酸マグネシウム上で乾燥させた。残留物を濾過し、
減圧下で濃縮し、0.94g(62%)の物質を得て、
この物質をこれ以上の精製を行わずに用いた。FAB
MS[M+H]m/z; 計算分子量787、検出分子
量787。
【0034】実施例31 (CE―2145) (ベン
ジルオキシカルボニル)−L−バリルー2−L−(2,
3−ジヒドロ−1H−インドール)−N−[1−(2−
[5−(3―メチルベンジル)−1,3,4−オキサジ
アゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピ
ル]アミド 窒素雰囲気中で0℃で、30mLの無水トルエン中に
0.48g(3.67mmol)のN−クロロスクシン
イミドを含む混合物に、0.40mL(5.41mmo
l)の硫化ジメチルを加えた。1時間撹拌した後、反応
混合物を四塩化炭素/ドライアイス浴を用いて−25℃
まで冷却し、そのあと20mLの無水トルエン中に0.
95g(1.90mmol)の(ベンジルオキシカルボ
ニル)−L−バリルー2−L−(2,3−ジヒドロ−1
H−インドール)−N−[1−(2−[5−(3―メチ
ルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]ヒドロ
キシメチル)−2−(S)−メチルプロピル]アミドを
含む溶液を1滴ずつ加えた。反応物を−25℃で2時間
撹拌し、そのあと0.50mL(3.6mmol)のト
リエチルアミンを加えた。冷浴を取外し、混合物を室温
まで戻した。反応混合物をジクロロメタンで希釈し、1
NのHCl(2X)、飽和重炭酸ナトリウム(2X)、
および水で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾
燥させた。混合物を濾過し、減圧下で濃縮し、0.61
gの物質を得た。残留物をシリカゲル上で50%酢酸エ
チル/ヘキサンを用いてカラムクロマトグラフィで精製
し、0.27gの物質を得た。これをさらに分取高速液
体クロマトグラフィで精製し、196mg(33.4
%)の表題の化合物を白色固体として得た。FAB M
S[M+H]m/z; 計算分子量652、検出分子量
652。中間物質である(ベンジルオキシカルボニル)
−L−バリルー2−L−(2,3−ジヒドロ−1H−イ
ンドール)−N−[1−(2−[5−(3―メチルベン
ジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]ヒドロキシメ
チル)−2−(S)−メチルプロピル]アミドは次のよ
うにして調製した。 a.2−L−メチル(2,3−ジヒドロインドール)カ
ルボキシレート 0℃まで冷却した100mLの無水MeOH中に5.0
0g(30.6mmol)の2−L−(2,3−ジヒド
ロインドール)カルボン酸を含む懸濁液に20分かけて
HClガスをゆっくりと通した。得られた均質溶液を一
晩撹拌して室温まで戻した。混合物を蒸発させ、残留物
をメタノール/エーテルから結晶化させて、乾燥後、
5.58g(85%)の2−L−メチル(2,3−ジヒ
ドロインドール)カルボキシレートを得た。 b.2−メチル[(S)−1−(N−[ベンジルオキシ
カルボニル]−L−バリル)−2,3−ジヒドロ−1H
−インドール]カルボキシレート 窒素雰囲気中で0℃で、60mLの無水ジクロロメタン
中に3.00g(14.0mmol)のメチル(2,3
−ジヒドロインドール)−L−2−カルボキシレートを
含む溶液に、7.15g(28.8.mmol)のBO
PCIと7.72mL(70.2mmol)のDIEA
を加えた。40mLの無水ジクロロメタンと3mLのD
MF中に7.06g(28.08mmol)のCbz−
Val−OHを含む溶液を加えた。5℃で3日間撹拌し
た後、混合物を酢酸エチルで希釈し、1NのHCl(2
X)と食塩水で洗浄した。混合物を濾過し減圧下で蒸発
させた。残留物をシリカゲルを用いてカラムクロマトグ
ラフィで精製し(9:1〜1:1ヘキサン/酢酸エチル
の勾配を利用)、4.85g(87%)の表題の化合物
を白色の泡(状物質)として得た。 c.2−[(S)−1−(N−[ベンジルオキシカルボ
ニル]−L−バリル)−2,3−ジヒドロ−1H−イン
ドール]カルボン酸 0℃で45mLのTHFと15mLのMeOH中に4.
85g(12.17mmol)の2−メチル[(S)−
1−(N−[ベンジルオキシカルボニル]−L−バリ
ル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール]カルボキ
シレートを含む溶液に、1NのLiOH(15.8m
L)を1滴ずつ加えた。30分後、1NのHClを加え
てpHとし、混合物を酢酸エチル(3X)で抽出し
た。複合有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過
し、減圧下で蒸発させ、4.51g(93%)の表題の
化合物を白色固体として得た。 d.(ベンジルオキシカルボニル)−L−バリルー2−
L−(2,3−ジヒドロ−1H−インドール)−N−
[1−(2−[5−(3―メチルベンジル)−1,3,
4−オキサジアゾリル]ヒドロキシメチル)−2−
(S)−メチルプロピル]アミド 30mLの無水ジクロロメタン中に1.09g(3.9
6mmol)の1−[2−(5−[3−メチルベンジ
ル])−1,3,4−オキサジアゾリル]−2−(S)
−アミノ−3−メチルブタン−1−オールと1.31g
(3.3mmol)の2−[(S)−1−(N−[ベン
ジルオキシカルボニル]−L−バリル)−2,3−ジヒ
ドロ−1H−インドール]カルボン酸を含む溶液に、
1.21mL(6.93mmol)のDIEAと0.4
9g(3.63mmol)のHOBTを加えた。混合物
を0℃まで冷却し、0.70g(3.63mmol)の
EDCIを加え、反応混合物を一晩撹拌した。さらに
1.0mL(7.44mmol)のTEAを加え、反応
物を再度一晩撹拌した。反応物をジクロロメタンで希釈
し、1NのHCl(2X)、飽和重炭酸ナトリウム(2
X)、および水で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム
上で乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。残留物を
シリカゲル上で80%酢酸エチル/ヘキサンを用いてカ
ラムクロマトグラフィで精製し、0.66g(30%)
の表題の化合物を得た。
【0035】実施例32 (CE―2125) (ベン
ジルオキシカルボニル)−L−バリルー2−L−(2,
3−ジヒドロ−1H−インドール)−N−[1−(3−
[5−(3―トリフルオロメチルベンジル)−1,2,
4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メ
チルプロピル]アミド。実施例30と同様の方法で調製
した。FAB MS[M+H]m/z; 計算分子量7
06、検出分子量706 実施例33 (CE―2143) アセチル−2−L−
(2,3−ジヒドロ−1H−インドール)−N−[1−
(3−[5−(3―トリフルオロメチルベンジル)−
1,2,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−
(S)−メチルプロピル]アミド。実施例30と同様の
方法で調製した。FAB MS[M+H]m/z; 計
算分子量515、検出分子量515 実施例34 (CE―2165) N−アセチル−2−
(L)−(2,3−ジヒドロ−1H−インドール)−N
−[1−(2−[5−(3―メチルベンジル)−1,
3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)
−メチルプロピル]アミド。実施例30と同様の方法で
調製した。FAB MS[M+H]m/z;計算分子量
461、検出分子量461 実施例35 (CE―2104) (モルホリノ−N−
カルボニル)−L−バリル−N−[1−(2−[5−
(3―メチルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリ
ル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]−L
−プロリンアミド窒素雰囲気中で0℃で、60mLの無
水トルエン中に0.69g(5.17mmol)のN−
クロロスクシンイミドを含む溶液に、0.60mL
(8.17mmol)の硫化ジメチルを加えた。反応物
を四塩化炭素/ドライアイス浴を用いて−25℃まで冷
却し、そのあと10mLの無水トルエン中に0.75g
(1.28mmol)の(モルホリノ−N−カルボニ
ル)−L−バリル−N−[1−(2−[5−(3―メチ
ルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]ヒドロ
キシメチル)−2−(S)−メチルプロピル]−L−プ
ロリンアミドを含む溶液を加えた。反応物を−25℃で
2時間撹拌し、そのあと1.1mL(0.83g、7.
89mmol)のトリエチルアミンを加えた。冷浴を取
外し、反応物を20分かけて室温まで戻した。反応物を
酢酸エチルで希釈し、水で洗浄した。有機相を硫酸マグ
ネシウム上で乾燥させ、濾過した。溶媒を真空中で蒸発
させ、残留物をシリカゲル上で70%酢酸エチル/ヘキ
サンを用いてカラムクロマトグラフィで精製した。最終
精製をを分取高速液体クロマトグラフィで行い、405
mg(54.3%)の表題の化合物を白色固体として得
た。FAB MS[M+H]m/z; 計算分子量58
3、検出分子量583。中間物質である(モルホリノ−
N−カルボニル)−L−バリル−N−[1−(2−[5
−(3―メチルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾ
リル]ヒドロキシメチル)−2−(S)−メチルプロピ
ル]−L−プロリンアミドは次のようにして調製した。 a.(モルホリノ−N−カルボニル)−L−バリルーL
−プロリン−O−t−ブチルエステル 0℃で窒素雰囲気中で、80mLの無水塩化メチレンと
1.5mL(13.64mmol)のN−メチルモルホ
リン中に1.80g(5.87mmol)のL−バリル
ーL−プロリン−O−t−ブチルエステルを含む溶液
に、塩化カルボニルモルホリンを1滴ずつ加えた。混合
物を一晩放置して室温に戻した。反応物を塩化メチレン
で希釈し、水で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム上
で乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残留物をシリカゲル
上で10%メタノール/ジクロロメタンを用いてカラム
クロマトグラフィで精製し、1.98g(88%)の表
題の化合物を白色固体として得た。FAB MS[M+
H]m/z; 計算分子量384、検出分子量384。 b.(モルホリノ−N−カルボニル)−L−バリルーL
−プロリン 0℃で窒素雰囲気中で、80mLの無水塩化メチレン中
に2.0g(5.22mmol)の(モルホリノ−N−
カルボニル)−L−バリルーL−プロリン−O−t−ブ
チルエステルを含む溶液に、13mL(130mmo
l)のトリフルオロ酢酸を加えた。混合物を一晩放置し
て室温まで戻し、溶媒を真空中で蒸発させ、2.26g
の粘性油(状の物質)を得た。この物質を、これ以上の
精製を行わずに用いた。 c.(モルホリノ−N−カルボニル)−L−バリル−N
−[1−(2−[5−(3―メチルベンジル)−1,
3,4−オキサジアゾリル]ヒドロキシメチル)−2−
(S)−メチルプロピル]−L−プロリンアミド 0℃で窒素雰囲気中で、25mLの無水ジクロロメタン
中に0.95g(2.90mmol)の(モルホリノ−
N−カルボニル)−L−バリループロリンを含む溶液
に、0.80g(3.14mmol)のBOPCIと
1.5mL(8.61mmol)のDIEAを加えた。
30分後、10mLのジクロロメタンと1.1mL
(6.31mmol)のDIEA中に0.75g(2.
41mmol)の1−(2−[5−(3―メチルベンジ
ル)−1,3,4−オキサジアゾリル]−2−(S)−
アミノ−3−メチルブタン−1−オール・塩酸塩を含む
溶液を加えた。反応物を0℃で一晩撹拌した。反応物を
ジクロロメタンで希釈し、飽和NaHCO3溶液で洗浄
した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し
た。混合物を真空中で濃縮し、残留物をシリカゲル上で
6%メタノール/ジクロロメタンを用いてカラムクロマ
トグラフィで精製し、0.77g(54.84%)の表
題の化合物を白色固体として得た。FAB MS[M+
H]m/z; 計算分子量585、検出分子量585。
【0036】実施例36 (CE―2079) 3−
(S)−[(ベンジルオキシカルボニル)アミノ]−ε
−ラクタム−N−[1−(2−[5−(3―メチルベン
ジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)
−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド 窒素雰囲気中で0℃で、100mLの無水トルエン中に
2.37g(17.75mmol)のN−クロロスクシ
ンイミドを含む混合物に、1.94mL(2.64mm
ol)の硫化ジメチルを加えた。反応物を四塩化炭素/
ドライアイス浴を用いて−25℃まで冷却し、そのあと
20mLの無水トルエン中に2.5g(4.44mmo
l)の3−(S)−[(ベンジルオキシカルボニル)ア
ミノ]−ε−ラクタム−N−[1−(2−[5−(3―
メチルベンジル)−1,2,4−オキサジアゾリル]ヒ
ドロキシメチル)−2−(S)−メチルプロピル]アセ
トアミドを含む溶液を1滴ずつ加えた。加え終えたあ
と、反応物を−25℃で2時間撹拌し、そのあと3.0
mL(21.52mmol)のトリエチルアミンを加え
た。冷浴を取外し、混合物を室温まで戻し、30分間撹
拌した。反応物を酢酸エチルで希釈し、水で洗浄した。
有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥させた。濾過と溶媒
の除去を行い、また残留物をシリカゲル上で5%メタノ
ール/ジクロロメタンを用いてカラムクロマトグラフィ
で精製し、1.8gの淡黄色固体を得た。さらに分取高
速液体クロマトグラフィを行い、950mg(38.1
%)の表題の化合物を白色固体として得た。FAB M
S[M+H]m/z; 計算分子量562、検出分子量
562。中間物質である3−(S)−[(ベンジルオキ
シカルボニル)アミノ]−ε−ラクタム−N−[1−
(2−[5−(3―メチルベンジル)−1,2,4−オ
キサジアゾリル]ヒドロキシメチル)−2−(S)−メ
チルプロピル]アセトアミドは次のようにして調製し
た。 a.3−(S)−[(ベンジルオキシカルボニル)アミ
ノ]−ε−ラクタム 窒素雰囲気中で150mLのアセトニトリル中に9.9
g(37.18mmol)のCbz−オルニチンを含む
混合物に、78mL(369.70mmol)のヘキサ
メチルジシラザンを加えた。反応物を48時間還流によ
り加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、250mL
の低温メタノールに注いだ。溶媒を減圧下で除去した。
クロロホルムを加え、混合物をセライトのプラグに通し
た。濾液を減圧下で濃縮し、残留物を酢酸エチルに溶解
した。溶液がやや濁るまでヘキサンを加え、一晩放置し
た。得られた固体を濾過し、乾燥させ、8.37g(9
0.7%)の表題の化合物を得た。 b.N−[3−(S)−(ベンジルオキシカルボニル)
アミノ]−ε−ラクタム−酢酸t−ブチルエステル 窒素雰囲気中で20mLの無水DMF中に1.0g
(4.03mmol)の3−(S)−[(ベンジルオキ
シカルボニル)アミノ]−ε−ラクタムを含む溶液に
1.50mL(10.16mmol)のブロモ酢酸t−
ブチルエステルと1.17g(5.05mmol)の酸
化銀を加えた。反応物を5時間45℃まで加熱し、アセ
トニトリルで希釈し、セライトのパッドで濾過した。濾
液を減圧下で濃縮し、残留物を酢酸エチルに溶解し、水
で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥させ
た。濾過と溶媒の除去を行い、残留物をシリカゲル上で
60%酢酸エチル/ヘキサンを用いてカラムクロマトグ
ラフィで精製し、1.18g(80.79%)の表題の
化合物を得た。FAB MS[M+H]m/z; 計算
分子量363、検出分子量363。 c.N−[3−(S)−(ベンジルオキシカルボニル)
アミノ]−ε−ラクタム−カルボキシメタン 20mL(15.58mmol)のトリフルオロ酢酸中
に0.55g(1.52mmol)のN−[3−(S)
−(ベンジルオキシカルボニル)アミノ]−ε−ラクタ
ム−酢酸t−ブチルエステルを含む溶液に加えた。反応
物を一晩放置して室温に戻した。溶媒を減圧下で除去し
た。残留物を酢酸エチルで溶解し、水で洗浄した。有機
相を硫酸マグネシウム上で乾燥させた。濾過と溶媒の除
去を行い、0.50の表題の化合物を得た。FAB M
S[M+H]m/z; 計算分子量307、検出分子量
307。 d.3−(S)−[(ベンジルオキシカルボニル)アミ
ノ]−ε−ラクタム−N−[1−(2−[5−(3―メ
チルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]ヒド
ロキシメチル)−2−(S)−メチルプロピル]アセト
アミド 0℃で窒素雰囲気中で、80mLのジクロロメタン中に
2.72g(8.88mmol)のN−[3−(S)−
(ベンジルオキシカルボニル)アミノ]−ε−ラクタム
−カルボキシメタンを含む溶液に、2.37g(9.3
1mmol)のBOPCIと1.60mL(9.91m
mol)のDIEAを加えた。反応物を0℃で30分間
撹拌し、そのあと20mLのジクロロメタンと1.60
mL(9.19mmol)のDIEA中に2.37g
(7.60mmol)の1−(3−[5−(3―メチル
ベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]−2−
(S)−アミノ−3−メチルブタン−1−オール・塩酸
塩を加えた。反応物を0℃で一晩撹拌した。反応物をジ
クロロメタンで希釈し水で洗浄した。有機相を硫酸マグ
ネシウム上で乾燥させた。濾過と溶媒の除去を行い、残
留物をシリカゲル上で10%メタノール/ジクロロメタ
ンを用いてカラムクロマトグラフィで精製し、2.58
g(50.23%)の表題の化合物を得た。FAB M
S[M+H]m/z; 計算分子量564、検出分子量
564。
【0037】実施例37 (CE―2080) 3−
(S)−(アミノ)−ε−ラクタム−N−[1−(2−
[5−(3―メチルベンジル)−1,3,4−オキサジ
アゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピ
ル]アセトアミドトリフルオロ酢酸塩 この化合物は、当事者にとって標準的な条件下で3−
(S)−[(ベンジルオキシカルボニル)アミノ]−ε
−ラクタム−N−[1−(2−[5−(3―メチルベン
ジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)
−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミドのデプロ
テクションにより調製し、表題の化合物を得た。FAB
MS[M+H]m/z; 計算分子量428、検出分
子量428。 実施例38 (CE―2091) 3−(S)−[(4
−モルホリノ−4−オキソ−ブタノイル)アミノ]−ε
−ラクタム−N−[1−(2−[5−(3―メチルベン
ジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)
−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド 0℃で窒素雰囲気中で、10mLのジクロロメタン中に
0.089g(0.475mmol)の4−モルホリノ
−4−オキソブタン酸を含む溶液に、0.127g
(0.498mmol)のBOPCIと0.09mL
(0.492mmol)のDIEAを加えた。反応物を
30分間撹拌し、そのあと0.22g(0.406mm
ol)の3−(S)−アミノ−ε−ラクタム−N−[1
−(2−[5−(3―メチルベンジル)−1,3,4−
オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチル
プロピル]アセトアミドトリフルオロ酢酸塩を加えた。
反応物を0℃で一晩撹拌した。反応物をジクロロメタン
で希釈し水で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム上で
乾燥させた。濾過と溶媒の除去を行い、分取高速液体ク
ロマトグラフィで精製を行い0.044g(18%)の
表題の化合物を得た。FABMS[M+H]m/z;
計算分子量597、検出分子量597。 実施例39 (CE―2087) 6−[4−フルオロ
フェニル]−ε−ラクタム−N−[1−(2−[5−
(3―メチルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリ
ル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセ
トアミド 窒素雰囲気中で0℃で、30mLの無水トルエン中に
0.70g(5.24mmol)のN−クロロスクシン
イミドを含む混合物に、0.60mL(8.17mmo
l)の硫化ジメチルを加えた。反応物を四塩化炭素/ド
ライアイス浴を用いて−25℃まで冷却し、そのあと1
5mLの無水トルエン中に0.67g(1.32mmo
l)の6−[4−フルオロフェニル]−ε−ラクタム−
N−[1−(2−[5−(3―メチルベンジル)−1,
3,4−オキサジアゾリル]ヒドロキシメチル)−2−
(S)−メチルプロピル]アセトアミドを含む溶液を1
滴ずつ加えた。加え終えたあと、反応物を−25℃で2
時間撹拌し、そのあと0.90mL(6.46mmo
l)のトリエチルアミンを加えた。冷浴を取外し、混合
物を放置して室温まで戻し、20分間維持した。反応物
を酢酸エチルで希釈し、水で洗浄した。有機相を硫酸マ
グネシウム上で乾燥させた。濾過と減圧下での溶媒の除
去を行い、残留物をシリカゲル上で10%メタノール/
ジクロロメタンを用いてカラムクロマトグラフィで精製
し、0.61gの淡黄色固体を得た。さらに分取高速液
体クロマトグラフィを行い、338mg(50.5%)
の表題の化合物を得た。FAB MS[M+H]m/
z; 計算分子量507、検出分子量507。中間物質
である6−[4−フルオロフェニル]−ε−ラクタム−
N−[1−(2−[5−(3―メチルベンジル)−1,
3,4−オキサジアゾリル]ヒドロキシメチル)−2−
(S)−メチルプロピル]アセトアミドは次のようにし
て調製した。 a.6−[4−フルオロフェニル]−6−カルボキシメ
チレン−2−ピペリジノン 窒素雰囲気中で70mLのメタノールと20mLの水の
中に、Compernolleが報告しているのと同様
の方法(Tetrahedron,49:3193(1
993))で調製した2.15g(8.11mmol)
の6−[4−フルオロフェニル]−1−カルボメトキシ
メチレン−2−ピペリジノンを含む溶液に、0.55g
(13.11mmol)の水酸化リチウムを加えた。反
応物を室温で2時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し
た。残留物を水で希釈し、酢酸エチルで洗浄した。水性
相を1N塩酸で酸性にし、酢酸エチルで抽出した。有機
相を硫酸マグネシウム上で乾燥させた。濾過と溶媒の除
去を行い、2.0g(98.2%)の表題の化合物を得
た。FAB MS[M+H]m/z; 計算分子量25
2、検出分子量252。 b.6−[4−フルオロフェニル]−ε−ラクタム−N
−[1−(2−[5−(3―メチルベンジル)−1,
3,4−オキサジアゾリル]ヒドロキシメチル)−2−
(S)−メチルプロピル]アセトアミド 0℃で窒素雰囲気中で、25mLの無水ジクロロメタン
中に1.04g(4.14mmol9の6−[4−フル
オロフェニル]−6−カルボキシメチレン−2−ピペリ
ジノンを含む溶液に、1.10g(4.32mmol)
のBOPCIと0.80mL(4.59mmol)のD
IEAを加えた。30分間撹拌した後、10mLのジク
ロロメタンと1.10mL(6.31mmol)のDI
EA中に1.1g(3.53mmol)の1−[2−
(5−[3―メチルベンジル])−1,3,4−オキサ
ジアゾリル]−2−(S)−アミノ−3−メチルブタン
−1−オール・塩酸塩を含む溶液を加えた。反応物を0
℃で一晩撹拌した。反応物をジクロロメタンで希釈し、
飽和重炭酸ナトリウム溶液で洗浄した。有機相を硫酸マ
グネシウム上で乾燥させた。濾過と減圧下での溶媒の除
去を行い、残留物をシリカゲル上で10%メタノール/
ジクロロメタンを用いてカラムクロマトグラフィで精製
し、736mg(41.0%)の表題の化合物を得た。
FAB MS[M+H]m/z; 計算分子量509、
検出分子量509。
【0038】実施例40 (CE―2121) 2−
[2−(R,S)−フェニル−4−オキソチアゾリジン
−3−イル]−N−[1−(2−[5−(3―メチルベ
ンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニ
ル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド 窒素雰囲気中で0℃で、250mLの無水トルエン中に
2.05g(15.38mmol)のN−クロロスクシ
ンイミドを含む混合物に、1.70mL(23.06m
mol)の硫化ジメチルを加えた。反応物を四塩化炭素
/ドライアイス浴を用いて−25℃まで冷却し、そのあ
と20mLの無水トルエン中に1.90g(3.84m
mol)の2−[2−(R,S)−フェニル−4−オキ
ソチアゾリジン−3−イル]−N−[1−(2−[5−
(3―メチルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリ
ル]ヒドロキシメチル)−2−(S)−メチルプロピ
ル]アセトアミドを含む溶液を1滴ずつ加えた。反応物
を−25℃で2時間撹拌し、そのあと2.52mL(1
8.07mmol)のトリエチルアミンを加えた。冷浴
を取外し、混合物を40分にわたり室温まで温めた。反
応物を酢酸エチルで希釈し、水で洗浄した。有機相を硫
酸マグネシウム上で乾燥させた。濾過と溶媒の除去を行
い、残留物をシリカゲル上で60%酢酸エチル/ヘキサ
ンを用いてカラムクロマトグラフィで精製し、1.10
gの黄色の油(状の物質)を得た。さらに分取高速液体
クロマトグラフィを行い、0.45g(24%)の表題
の化合物を光沢のない白色固体として得た。FAB M
S[M+H]m/z; 計算分子量493、検出分子量
493。中間物質である2−[2−(R,S)−フェニ
ル−4−オキソチアゾリジン−3−イル]−N−[1−
(2−[5−(3―メチルベンジル)−1,3,4−オ
キサジアゾリル]ヒドロキシメチル)−2−(S)−メ
チルプロピル]アセトアミドは、次のようにして調製し
た。0℃で窒素雰囲気中で、80mLのジクロロメタン
中にHolmesの方法(J.Org.Chem、6
0:7328(1995))に従って調製した、1.7
8g(7.51mmol)の2−(2−フェニル−4−
オキソチアゾリジン−3−イル)酢酸を含む溶液に、
2.04g(8.02mmol)のBOPCIと1.3
5mL(7.76mmol)のDIEAを加えた。30
分間撹拌した後、50mLのジクロロメタンと1.35
mL(7.76mmol)のDIEA中に2.0g
(6.41mmol)の1−(3−[5−(3―メチル
ベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]−2−
(S)−アミノ−3−メチル−ブタン−1−オール・塩
酸塩を加えた。反応物を0℃で一晩撹拌した。反応混合
物をジクロロメタンで希釈し、水で洗浄した。有機相
を、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で
濃縮させた。残留物をシリカゲル上で4%メタノール/
ジクロロメタンを用いてカラムクロマトグラフィで精製
し、2.30gの黄色の泡(状物質)を得た。さらに分
取高速液体クロマトグラフィを行い、1.9gの表題の
化合物を得た。FAB MS[M+H]m/z;計算分
子量495、検出分子量495。
【0039】実施例41 (CE―2122) 2−
[2−(R,S)−ベンジル−4−オキソチアゾリジン
−3−イル]−N−[1−(2−[5−(3―メチルベ
ンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニ
ル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミドを実
施例39と同様の方法で調製した。FAB MS[M+
H]m/z; 計算分子量507、検出分子量507。 実施例42 (CE―2136) 2−[2−(R,
S)−ベンジル−4−オキソチアゾリジン−3−イルオ
キサイド]−N−[1−(2−[5−(3―メチルベン
ジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)
−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド 窒素雰囲気中で15mLのメタノール中に1.31g
(2.59mmol)の2−[2−(R,S)−ベンジ
ル−4−オキソチアゾリジン−3−イル]−N−[1−
(2−[5−(3―メチルベンジル)−1,3,4−オ
キサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプ
ロピル]アセトアミドを含む溶液に、0.51mL
(5.17mmol)の30%過酸化水素を加えた。反
応物を室温で一晩撹拌し、食塩水とジクロロメタンの間
で分配した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥させ
た。濾過と減圧下での溶媒の除去を行い、残留物をシリ
カゲル上で85%酢酸エチル/ヘキサンを用いてカラム
クロマトグラフィで精製し、0.73gの黄褐色油(状
の物質)を得た。さらに分取高速液体クロマトグラフィ
を行い、0.54g(48%)の表題の化合物を得た。
FAB MS[M+H]m/z; 計算分子量523、
検出分子量523。 実施例43 (CE―2137) 2−[2−(R,
S)−ベンジル−4−オキソチアゾリジン−3−イルオ
キサイド]−N−[1−(3−[5−(3―トリフルオ
ロメチルベンジル)−1,2,4−オキサジアゾリル]
カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトア
ミド。実施例41と同様の方法で調製した。FAB M
S[M+H]m/z; 計算分子量577、検出分子量
577。 実施例44 (CE―2118) 2−[2−(R,
S)−フェニル−4−オキソメタチアザン−3−イル]
−N−[1−(2−[5−(3―メチルベンジル)−
1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−
(S)−メチルプロピル]アセトアミド。実施例39と
同様の方法で調製した。FAB MS[M+H]m/
z; 計算分子量507、検出分子量507。 実施例45 (CE―2140) (1−ベンゾイル−
3,8−フタラジンジオン)−N−[1−(2−[5−
(3―メチルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリ
ル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセ
トアミド 窒素雰囲気中で0℃で、75mLの無水トルエン中に
1.70g(2.74mmol)のN−クロロスクシン
イミドを含む混合物に、1.70mL(23.15mm
ol)の硫化ジメチルを加えた。反応物を四塩化炭素/
ドライアイス浴を用いて−25℃まで冷却し、そのあと
10mLのトルエン中に1.90g(3.27mmo
l)の(1−ベンゾイル−3,8−フタラジンジオン)
−N−[1−(2−[5−(3―メチルベンジル)−
1,3,4−オキサジアゾリル]ヒドロキシメチル)−
2−(S)−メチルプロピル]アセトアミドを1滴ずつ
加えた。反応物を−25℃で2時間撹拌し、そのあと
3.20mL(22.96mmol)のトリエチルアミ
ンを加えた。冷浴を取外し、反応物を放置して室温まで
戻し、15分間維持した。反応物を酢酸エチルで希釈
し、水で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥
させ、濾過し、また減圧下で溶媒の除去を行った。残留
物をシリカゲル上で5%メタノール/ジクロロメタンを
用いてカラムクロマトグラフィで精製し、1.37gの
褐色の油(状の物質)を得た。さらに分取高速液体クロ
マトグラフィを行い、450mg(40.1%)の表題
の化合物を得た。FAB MS[M+H]m/z; 計
算分子量580、検出分子量580。中間物質である
(1−ベンゾイル−3,8−フタラジンジオン)−N−
[1−(2−[5−(3―メチルベンジル)−1,2,
4−オキサジアゾリル]ヒドロキシメチル)−2−
(S)−メチルプロピル]アセトアミドは次のようにし
て調製した。 a.1−ベンゾイル−3,8−フタラジンジオン−2−
酢酸t−ブチルエステル 窒素雰囲気中で100mLのDMF中にMelnykら
が報告しているような方法で(Tetrahedtro
n Lett,37:4145(1996))調製した
5.0g(18.78mmol)の1−ベンゾイル−
3,8−フタラジンジオンを含む溶液に、4.30mL
(29.12mmol)のブロモ酢酸t−ブチルエステ
ルと5.4g(23.30mmol)の酸化銀を加え
た。反応物を50℃まで一晩加熱し、酢酸エチルで希釈
し、水で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥
させた。濾過と減圧下での溶媒の除去を行い、残留物を
シリカゲル上で40%酢酸エチル/ヘキサンを用いてカ
ラムクロマトグラフィで精製し、5.25g(73.4
9%)の物質を得た。FAB MS[M+H]m/z;
計算分子量381、検出分子量381。 b.1−ベンゾイル−2−カルボキシメチレン−3,8
−フタラジンジオン 0℃で窒素雰囲気中で、300mLのジクロロメタン中
に5.20g(13.67mmol)の1−ベンゾイル
−3,8−フタラジンジオン−2−酢酸t−ブチルエス
テルを含む溶液に、21.0mL(211.44mmo
l)のトリフルオロ酢酸を加えた。反応物を一晩放置し
て室温に戻した。溶媒を減圧下で除去し、残留物を酢酸
エチルに溶解し、水で洗浄した。有機相を硫酸マグネシ
ウム上で乾燥させた。濾過と溶媒の除去を行い、4.3
2g(97.45%)の表題の化合物を得た。FAB
MS[M+H]m/z; 計算分子量325、検出分子
量325。 c.(1−ベンゾイル−3,8−フタラジンジオン)−
N−[1−(2−[5−(3―メチルベンジル)−1,
3,4−オキサジアゾリル]ヒドロキシメチル)−2−
(S)−メチルプロピル]アセトアミド 0℃で窒素雰囲気中で、100mLの無水ジクロロメタ
ンと5mLのDMF中に1.80g(5.55mmo
l)の1−ベンゾイル−2−カルボキシメチレン−3,
8−フタラジンジオンを含む溶液に、1.90g(7.
46mmol)のBOPCIと1.40mL(8.05
mmol)のDIEAを加えた。30分間撹拌した後、
20mLのジクロロメタンと3.80mL(21.84
mmol)のDIEA中に1.70g(5.45mmo
l)の1−(2−[5−[3―メチルベンジル])−
1,3,4−オキサジアゾリル]−2−(S)−アミノ
−3−メチルブタン−1−オール・塩酸塩を含む溶液を
加えた。反応物を0℃で一晩撹拌し、ジクロロメタンで
希釈し、水で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム上で
乾燥させた。濾過と、減圧下での溶媒の除去を行い、残
留物をシリカゲル上で10%メタノール/ジクロロメタ
ンを用いてカラムクロマトグラフィで精製し、1.93
g(60.9%)の表題の化合物を得た。FAB MS
[M+H]m/z;計算分子量582、検出分子量58
2。
【0040】実施例46 (CE―2138) (1−
ベンゾイル−3,6−パーヒドロピリダジン)−N−
[1−(2−[5−(3―メチルベンジル)−1,3,
4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メ
チルプロピル]アセトアミド。実施例44と同様の方法
で調製した。FAB MS[M+H]m/z; 計算分
子量532、検出分子量532。 実施例47 (CE―2147) (1−フェニル−
3,6−パーヒドロピリダジン)−N−[1−(2−
[5−(3―メチルベンジル)−1,2,4−オキサジ
アゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピ
ル]アセトアミド。実施例44と同様の方法で調製し
た。FAB MS[M+H]m/z; 計算分子量50
4、検出分子量504。 実施例48 (CE―2148) (1−フェニル−
3,6−パーヒドロピリダジン)−N−[1−(3−
[5−(3―トリフルオロメチルベンジル)−1,3,
4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メ
チルプロピル]アセトアミド。実施例44と同様の方法
で調製した。FAB MS[M+H]m/z;計算分子
量558、検出分子量558。 実施例49 (CE―2108) 3−[(ベンジルオ
キシカルボニル)アミノ]−キノリン−2−オン−N−
[1−(2−[5−(3―メチルベンジル)−1,3,
4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メ
チルプロピル]アセトアミド 窒素雰囲気中で0℃で、20mLの無水トルエン中に
0.16g(1.18mmol)のN−クロロスクシン
イミドを含む混合物に、0.13mL(1.77mmo
l)の硫化ジメチルを加えた。反応物を四塩化炭素/ド
ライアイス浴を用いて−25℃まで冷却し、そのあと2
0mLの塩化メチレン中に0.18g(0.30mmo
l)の3−[(ベンジルオキシカルボニル)アミノ]−
キノリン−2−オン−N−[1−(2−[5−(3―メ
チルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]ヒド
ロキシメチル)−2−(S)−メチルプロピル]アセト
アミドを含む溶液を1滴ずつ加えた。反応物を−25℃
で2時間撹拌し、そのあと0.19mL(1.38mm
ol)のトリエチルアミンを加えた。冷浴を取外し、反
応物を放置して室温まで戻し、30分間維持した。反応
物を酢酸エチルで希釈し、水で洗浄した。有機相を硫酸
マグネシウム上で乾燥させた。濾過と減圧下での溶媒の
除去を行い、残留物をシリカゲル上で3%メタノール/
ジクロロメタンを用いてカラムクロマトグラフィで精製
し、0.23gの油(状の物質)を得た。さらに分取高
速液体クロマトグラフィで精製し、100mgの表題の
化合物を得た。FAB MS[M+H]m/z; 計算
分子量608、検出分子量608。中間物質である3−
[(ベンジルオキシカルボニル)アミノ]−キノリン−
2−オン−N−[1−(2−[5−(3―メチルベンジ
ル)−1,3,4−オキサジアゾリル]ヒドロキシメチ
ル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミドは次
のようにして調製した。 a.3−[(ベンジルオキシカルボニル)アミノ]−キ
ノリン−2−オン 窒素雰囲気中で40mLのジオキサン中にAnders
onらが説明している方法で調製した(J.Heter
ocyclic Chem.,30:1533(199
3))0.5g(3.10mmol)の3−アミノ−キ
ノリン−2−(1H)−オンを含む溶液に、0.14g
(3.4mmol)の水酸化ナトリウムを含む水(14
mL)を加えた。反応混合物を0℃まで冷却し、そのあ
と0.50mL(3.4mmol)のクロロ蟻酸ベンジ
ルを加えた。反応物に1Nの水酸化ナトリウムを加えp
Hを8.0以上に維持した。反応物を放置して室温まで
戻し2時間撹拌した。反応物を塩化メチレンで希釈し、
水で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥させ
た。濾過と、減圧下での溶媒の除去を行い、残留物をシ
リカゲル上で2%メタノール/ジクロロメタンを用いて
カラムクロマトグラフィで精製し、0.32g(35
%)の物質を白色固体として得た。FAB MS[M+
H]m/z; 計算分子量295、検出分子量295。 b.3−[(ベンジルオキシカルボニル)アミノ]−キ
ノリン−2−オン−N−酢酸t−ブチルエステル 窒素雰囲気中で20mLのDMF中に0.30g(1.
02mmol)の[(ベンジルオキシカルボニル)アミ
ノ]−キノリン−2−オンを含む溶液に、0.15mL
(1.02mmol)のt−ブチルブロモアセテートと
0.24g(1.02mmol)の酸化銀を加えた。反
応物を70℃まで加熱し、一晩維持した。反応混合物を
アセトニトリルで希釈し、セライトのパッドで濾過し
た。濾液を減圧下で濃縮し、残留物を酢酸エチルと水の
間で分配した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥させ
た。濾過と減圧下での溶媒の除去を行い、残留物をシリ
カゲル上でジクロロメタンを用いてカラムクロマトグラ
フィで精製し、0.20g(48%)の物質を白色固体
として得た。FAB MS[M+H]m/z; 計算分
子量409、検出分子量409。 c.3−[(ベンジルオキシカルボニル)アミノ]−1
−カルボキシメチレン−キノリン−2−オン 0℃で窒素雰囲気中で、35mLのジクロロメタン中に
1.30g(3.18mmol)の3−[(ベンジルオ
キシカルボニル)アミノ]−キノリン−2−オン−N−
酢酸t−ブチルエステルを含む溶液に、2.45mL
(31.84mmol)のトリフルオロ酢酸を加えた。
反応物を一晩放置して室温まで戻した。溶媒を減圧下で
除去し、1.09g(97%)の表題の化合物を得た。
FAB MS[M+H]m/z; 計算分子量353、
検出分子量353。 d.3−[(ベンジルオキシカルボニル)アミノ]−キ
ノリン−2−オン−N−[1−(2−[5−(3―メチ
ルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]ヒドロ
キシメチル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトア
ミド 0℃で窒素雰囲気中で、50mLの無水ジクロロメタン
と3mLのDMF中に1.09g(3.09mmol)
の3−[(ベンジルオキシカルボニル)アミノ]−1−
カルボキシメチレン−キノリン−2−オンを含む溶液
に、0.84mL(3.31mmol)のBOPCIと
1.10mL(6.31mmol)のDIEAを加え
た。30分間撹拌した後、8mLのジクロロメタンと
0.56mL(3.20mmol)のDIEA中に0.
82g(2.65mmol)の1−[2−(5−[3―
メチルベンジル])−1,3,4−オキサジアゾリル]
−2−(S)−アミノ−3−メチルブタン−1−オール
・塩酸塩(を含む溶液)を加えた。反応物を0℃で一晩
撹拌し、ジクロロメタンで希釈し、水で洗浄した。有機
相を硫酸マグネシウム上で乾燥させた。濾過と減圧下で
の溶媒の除去を行い、残留物をシリカゲル上で5%メタ
ノール/ジクロロメタンを用いてカラムクロマトグラフ
ィで精製し、0.37g(30.3%)の物質を得た。
FAB MS[M+H]m/z; 計算分子量610、
検出分子量610。 実施例50 (CE―2107) 3−[(ベンジルオ
キシカルボニル)アミノ]−7−ピペリジニル−キノリ
ン−2−オン−N−[1−(2−[5−(3―メチルベ
ンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニ
ル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド。実
施例48と同様の方法で調製した。FABMS[M+
H]m/z; 計算分子量691、検出分子量691。 実施例51 (CE―2117) 3−カルボメトキシ
−7−フルオロ−キノリン−2−オン−N−[1−(2
−[5−(3―メチルベンジル)−1,3,4−オキサ
ジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピ
ル]アセトアミド。実施例48と同様の方法で調製し
た。FAB MS[M+H]m/z; 計算分子量53
5、検出分子量535。
【0041】実施例52 (CE―2113) 3−
(アミノ−キノリン−2−オン)−N−[1−(2−
[5−(3―メチルベンジル)−1,3,4−オキサジ
アゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピ
ル]アセトアミド 0℃で窒素雰囲気中で、60mLのトリフルオロ酢酸中
に2.30g(3.79mmol)の3−[(ベンジル
オキシカルボニル)アミノ]−キノリン−2−オン−N
−[1−(2−[5−(3―メチルベンジル)−1,
3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)
−メチルプロピル]アセトアミドを含む溶液に、0.5
3mL(4.54mmol)のチオアニソールを加え
た。反応物を一晩放置して室温まで戻した。溶媒を減圧
下で除去した。その後分取高速液体クロマトグラフィを
行い、0.61g(27%)の表題の化合物を得た。F
AB MS[M+H]m/z; 計算分子量474、検
出分子量474。 実施例53 (CE―2116) 3−[(4−モルホ
リノ)アセト]アミノ−キノリン−2−オン−N−[1
−(2−[5−(3―メチルベンジル)−1,3,4−
オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチル
プロピル]アセトアミド 0℃で窒素雰囲気中で、18mLのジクロロメタン中に
0.32g(1.22mmol)の4−モルホリノ酢酸
を含む溶液に、0.33g(1.30mmol)のBO
PCIと0.22mL(1.26mmol)DIEAを
加えた。1.5時間撹拌した後、20mLのジクロロメ
タン中に0.61g(1.04mmol)の3−(アミ
ノ−キノリン−2−オン)−N−[1−(2−[5−
(3―メチルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリ
ル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセ
トアミドを含む溶液を加え、次に0.22mL(1.2
6mmol)のDIEAを加えた。反応物を0℃で一晩
撹拌し、ジクロロメタンで希釈し、水で洗浄した。有機
相を硫酸マグネシウム上で乾燥させた。濾過と減圧下で
の溶媒の除去を行い、分取高速液体クロマトグラフィに
より0.20g(27%)の表題の化合物を得た。FA
B MS[M+H]m/z; 計算分子量602、検出
分子量602。 実施例54 (CE―2088) 市販されている3,
4−ジヒドロ−2(1H)−キノリン−2−オンから
(調製した)3,4−ジヒドロ−キノリン−2−オン−
N−[1−(2−[5−(3―メチルベンジル)−1,
3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)
−メチルプロピル]アセトアミド。実施例52と同様の
方法で調製した。FAB MS[M+H]m/z; 計
算分子量461、検出分子量461。
【0042】実施例55 (CE―2099) 1−ア
セチル−3−ベンジリデンピペラジン−2,5−ジオン
−N−[1−(2−[5−(3―メチルベンジル)−
1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−
(S)−メチルプロピル]アセトアミド 窒素雰囲気中で0℃で、35mLの無水トルエン中に
0.55g(4.15mmol)のN−クロロスクシン
イミドを含む溶液に、0.46mL(6.22mmo
l)の硫化ジメチルを加えた。反応物を四塩化炭素/ド
ライアイス浴を用いて−25℃まで冷却し、そのあと8
mLのトルエン中に0.58g(1.04mmol)の
1−アセチル−3−ベンジリデンピペラジン−2,5−
ジオン−N−[1−(2−[5−(3―メチルベンジ
ル)−1,3,4−オキサジアゾリル]ヒドロキシメチ
ル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミドを含
む溶液を加えた。反応物を−25℃で2時間撹拌し、そ
のあと0.68mL(4.87mmol)のトリエチル
アミンを加えた。冷浴を取外し、反応物を放置して室温
まで戻し、40分間維持した。反応物を酢酸エチルと水
の間で分配した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥さ
せた。濾過と減圧下での溶媒の除去を行い、残留物をシ
リカゲル上で60%酢酸エチル/ヘキサンを用いてカラ
ムクロマトグラフィで精製し、0.54gの褐色の油
(状の物質)を得た。さらに分取高速液体クロマトグラ
フィを行い、146mg(25%)の表題の化合物を得
た。FAB MS[M+H]m/z; 計算分子量55
8、検出分子量558。中間物質である1−アセチル−
3−ベンジリデンピペラジン−2,5−ジオン−N−
[1−(2−[5−(3―メチルベンジル)−1,3,
4−オキサジアゾリル]ヒドロキシメチル)−2−
(S)−メチルプロピル]アセトアミドは次のようにし
て調製した。 a.1−アセチル−3−ベンジリデンピペラジン−2,
5−ジオン−N−酢酸t−ブチルエステル 窒素雰囲気中で100mLのDMF中にD.Ville
mnらが報告している(Synthetic Comm
unications,20:3325(1990))
6.36g(26.00mmol)の1−アセチル−3
−ベンジリデンピペラジン−2,5−ジオンを含む溶液
に、9.62mL(65.10mmol)のブロモ酢酸
t−ブチルエステルと7.55g(32.60mmo
l)の酸化銀を加えた。反応物を45℃まで一晩加熱し
た。反応物をセライトのプラグで濾過し、濾液を減圧下
で濃縮した。残留物を酢酸エチルで希釈し水で洗浄し
た。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥させた。濾過と
減圧下での溶媒の除去を行い、残留物をシリカゲル上で
1%メタノール/ジクロロメタンを用いてカラムクロマ
トグラフィで精製し、5.37gの黄褐色固体を得た。
さらに分取高速液体クロマトグラフィで精製し、2.5
g(27%)の表題の化合物を得た。FAB MS[M
+H]m/z; 計算分子量359、検出分子量35
9。 b.1−アセチル−3−ベンジリデン4−カルボキシメ
チレン−ピペラジン−2,5−ジオン 0℃で窒素雰囲気中で、100mLのジクロロメタン中
に2.50g(6.98mmol)の1−アセチル−3
−ベンジリデンピペラジン−2,5−ジオン−N−酢酸
t−ブチルエステルを含む溶液に、5.40mL(6
9.80mmol)のトリフルオロ酢酸を加えた。反応
物を一晩放置して室温に戻した。溶媒を減圧下で除去
し、残留物を酢酸エチルで希釈し、飽和重炭酸ナトリウ
ム溶液で洗浄した。水性相を1N塩酸で酸化させ、酢酸
エチルで抽出した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥
させた。濾過と減圧下での溶媒の除去を行い、1.96
g(96%)の物質を黄褐色固体として得た。FAB
MS[M+H]m/z; 計算分子量303、検出分子
量303。 c.1−アセチル−3−ベンジリデンピペラジン−2,
5−ジオン−N−[1−(2−[5−(3―メチルベン
ジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]ヒドロキシメ
チル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド 0℃で窒素雰囲気中で、40mLの無水ジクロロメタン
と3mLのDMF中に0.65g(2.14mmol)
の1−アセチル−3−ベンジリデン4−カルボキシメチ
レン−ピペラジン−2,5−ジオンを含む溶液に、0.
57g(2.24mmol)のBOPCIと0.39m
L(2.21mmol)のDIEAを加えた。30分間
撹拌した後、10mLのジクロロメタンと0.39mL
(2.21mmol)のDIEA中に0.57g(1.
83mmol)の1−[2−(5−[3―メチルベンジ
ル])−1,3,4−オキサジアゾリル]−2−(S)
−アミノ−メチルブタン−1−オール・塩酸塩を含む溶
液を加えた。反応物を0℃で一晩撹拌し、ジクロロメタ
ンで希釈し、水で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム
上で乾燥させた。濾過と減圧下での溶媒の除去を行い、
残留物をシリカゲル上で5%メタノール/ジクロロメタ
ンを用いてカラムクロマトグラフィで精製し、0.13
g(58%)の物質を得た。FAB MS[M+H]m
/z; 計算分子量560、検出分子量560。 実施例56 (CE―2105) 1−アセチル−3−
(4−フルオロベンジリデン)ピペラジン−2,5−ジ
オン−N−[1−(2−[5−(3―メチルベンジル)
−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−
(S)−メチルプロピル]アセトアミド。実施例54と
同様の方法で調製した。FAB MS[M+H]m/
z; 計算分子量576、検出分子量576。 実施例57 (CE―2111) 1−アセチル−3−
(4−ジメチルアミノベンジリデン)ピペラジン−2,
5−ジオン−N−[1−(2−[5−(3―メチルベン
ジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)
−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド。実施例
54と同様の方法で調製した。FAB MS[M+H]
m/z; 計算分子量601、検出分子量601。 実施例58 (CE―2112) 1−アセチル−3−
(4−カルボメトキシベンジリデン)ピペラジン−2,
5−ジオン−N−[1−(2−[5−(3―メチルベン
ジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)
−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド。実施例
54と同様の方法で調製した。FAB MS[M+H]
m/z; 計算分子量616、検出分子量616。 実施例59 (CE―2114) 1−アセチル−3−
[(4−ピリジル)メチリデン]ピペラジン−2,5−
ジオン−N−[1−(2−[5−(3―メチルベンジ
ル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド。実施例5
4と同様の方法で調製した。FAB MS[M+H]m
/z; 計算分子量559、検出分子量559。 実施例60 (CE―2144) 4−[1−ベンジル
−3−(R)−ベンジル−ピペラジン−2,5−ジオ
ン]−N−[1−(2−[5−(3―メチルベンジル)
−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−
(S)−メチルプロピル]アセトアミド 0℃で窒素雰囲気中で、100mLの無水トルエン中に
2.20g(16.48mmol)のN−クロロスクシ
ンイミドを含む溶液に、2.1mL(28.59mmo
l)の硫化ジメチルを加えた。反応物を四塩化炭素/ド
ライアイス浴を用いて−25℃まで冷却し、そのあと1
5mLのトルエン中に2.5g(4.10mmol)の
4−[1−ベンジル−3−(R)−ベンジルピペラジン
−2,5−ジオン]−N−[1−(2−[5−(3―メ
チルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]ヒド
ロキシメチル)−2−(S)−メチルプロピル]アセト
アミドを含む溶液を加えた。反応物を−25℃で2時間
撹拌し、そのあと4.0mL(28.70mmol)の
トリエチルアミンを加えた。冷浴を取外し、反応物を放
置して室温まで戻し、30分間維持した。反応物を酢酸
エチルで希釈し水で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウ
ム上で乾燥させた。濾過と減圧下での溶媒の除去を行
い、残留物をシリカゲル上で5%メタノール/ジクロロ
メタンを用いてカラムクロマトグラフィで精製し、2.
27gの淡褐色固体を得た。これをさらに分取高速液体
クロマトグラフィで精製し、350mg(14.4%)
の表題の化合物を得た。FAB MS[M+H]m/
z; 計算分子量608、検出分子量608。中間物質
である4−[1−ベンジル−3−(R)−ベンジルピペ
ラジン−2,5−ジオン]−N−[1−(2−[5−
(3―メチルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリ
ル]ヒドロキシメチル)−2−(S)−メチルプロピ
ル]アセトアミドは次のようにして調製した。 a.1−ベンジル−3−(R)−ベンジルピペラジン−
2,5−ジオン−4−酢酸t−ブチルエステル 窒素雰囲気中で125mLのDMF中にSteeleら
が説明している方法で調製した(J.Biorg.Me
d.Chem.Lett.,5:47(1995))
7.0g(23.78mmol)の1−ベンジル−3−
(R)−ベンジルピペラジン−2,5−ジオンを含む溶
液に、5.30mL(35.89mmol)のブロモ酢
酸t−ブチルエステルと6.80g(29.34mmo
l)の酸化銀を加えた。反応物を50℃まで一晩加熱
し、酢酸エチルで希釈し、水で洗浄した。有機相を硫酸
マグネシウム上で乾燥させた。濾過と減圧下での溶媒の
除去を行い、残留物をシリカゲル上で50%酢酸エチル
/ヘキサンを用いてカラムクロマトグラフィで精製し、
7.74g(79.7%)の表題の化合物を白色固体と
して得た。FAB MS[M+H]m/z; 計算分子
量409、検出分子量409。 b.1−ベンジル−3−(R)−ベンジル−4−カルボ
キシメチレン−ピペラジン−2,5−ジオン 0℃で窒素雰囲気中で、300mLのジクロロメタン中
に7.70g(18.85mmol)の1−ベンジル−
3−(R)−ベンジルピペラジン−2,5−ジオン−4
−酢酸t−ブチルエステルを含む溶液に、19.0mL
(191.30mmol)のトリフルオロ酢酸を加え
た。反応物を一晩放置して室温まで戻した。溶媒を減圧
下で除去し、残留物を酢酸エチルに溶解し、水で洗浄し
た。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥させた。濾過と
減圧下での溶媒の除去を行い、6.69gの物質を得
た。FAB MS[M+H]m/z; 計算分子量35
3、検出分子量353。 c.4−[1−ベンジル−3−(R)−ベンジルピペラ
ジン−2,5−ジオン]−N−[1−(2−[5−(3
―メチルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]
ヒドロキシメチル)−2−(S)−メチルプロピル]ア
セトアミド 0℃で窒素雰囲気中で、100mLのジクロロメタンと
2mLのDMF中に2.0g(5.68mmol)の1
−ベンジル−3−(R)−ベンジル−4−カルボキシメ
チレン−ピペラジン−2,5−ジオンを含む溶液に2.
0g(7.86mmol)のBOPCIと1.50mL
(8.62mmol)のDIEAを加えた。30分間撹
拌した後、10mLのジクロロメタンと4.0mL(2
2.99mmol)のDIEA中に1.80g(5.7
mmol)の1−[2−(5−[3―メチルベンジ
ル])−1,3,4−オキサジアゾリル]−2−(S)
−アミノ−メチルブタン−1−オール・塩酸塩を含む溶
液を加えた。反応物を0℃で一晩撹拌し、ジクロロメタ
ンで希釈し水で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム上
で乾燥させた。濾過と減圧下での溶媒の除去を行い、残
留物をシリカゲル上で7%メタノール/ジクロロメタン
を用いてカラムクロマトグラフィで精製し、2.69g
(77.7.%)の物質を得た。FAB MS[M+
H]m/z; 計算分子量610、検出分子量610。
【0043】実施例61 (CE―2128) 4−
[1−ベンジル−3−(S)−ベンジルピペラジン−
2,5−ジオン]−N−[1−(2−[5−(3―メチ
ルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボ
ニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド。
実施例59と同様の方法で調製した。FAB MS[M
+H]m/z; 計算分子量608、検出分子量60
8。 実施例62 (CE―2146) 4−[1−ベンジル
−3−(R)−ベンジルピペラジン−2,5−ジオン]
−N−[1−(3−[5−(3―トリフルオロメチルベ
ンジル)−1,2,4−オキサジアゾリル]カルボニ
ル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド。実
施例59と同様の方法で調製した。FABMS[M+
H]m/z; 計算分子量662、検出分子量662。 実施例63 (CE―2129) 4−[1−ベンジル
−3−(S)−ベンジルピペラジン−2,5−ジオン]
−N−[1−(3−[5−(3―トリフルオロメチルベ
ンジル)−1,2,4−オキサジアゾリル]カルボニ
ル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド。実
施例59と同様の方法で調製した。FABMS[M+
H]m/z; 計算分子量662、検出分子量662。 実施例64 (CE―2133) 4−[1−ベンジル
−3−(S)−ベンジルピペラジン−2,5−ジオン]
−N−[1−(3−[5−(2―ジメチルアミノエチ
ル)−1,2,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド。実施例5
9と同様の方法で調製した。FAB MS[M+H]m
/z; 計算分子量575、検出分子量575。 実施例65 (CE―2084) 4−[1−メチル−
3−(R,S)−フェニルピペラジン−2,5−ジオ
ン]−N−[1−(3−[5−(3―トリフルオロメチ
ルベンジル)−1,2,4−オキサジアゾリル]カルボ
ニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド。
実施例59と同様の方法で調製した。FABMS[M+
H]m/z; 計算分子量572、検出分子量572 実施例66 (CE―2106) 4−[1−メチル−
3−(R,S)−フェニルピペラジン−2,5−ジオ
ン]−N−[1−(2−[5−(3―メチルベンジル)
−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−
(S)−メチルプロピル]アセトアミド。実施例59と
同様の方法で調製した。FAB MS[M+H]m/
z; 計算分子量518、検出分子量518 実施例67 (CE―2162) 4−[1−(2−N
−モルホリノエチル)−3−(R)−ベンジルピペラジ
ン−2,5−ジオン]−N−[1−(2−[5−(3―
メチルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カ
ルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミ
ド。実施例59と同様の方法で調製した。FAB MS
[M+H]m/z; 計算分子量631、検出分子量6
31
【0044】実施例68 (CE―2149) 5−
(R,S)−フェニル−2,4−イミダゾリジンジオン
−N−[1−(2−[5−(3―メチルベンジル)−
1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−
(S)−メチルプロピル]アセトアミド 0℃で窒素雰囲気中で、50mLの無水トルエン中に
0.28g(2.10mmol)のN−クロロスクシン
イミドを含む混合物に、0.23mL(3.13mmo
l)の硫化ジメチルを加えた。反応物を四塩化炭素/ド
ライアイス浴を用いて−25℃まで冷却し、そのあと1
0mLのトルエン中に0.26g(0.52mmol)
の5−(R,S)−フェニル−2,4−イミダゾリジン
ジオン−N−[1−(2−[5−(3―メチルベンジ
ル)−1,3,4−オキサジアゾリル]ヒドロキシメチ
ル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミドを含
む溶液を加えた。反応物を−25℃で2時間撹拌し、そ
のあと0.30mL(2.15mmol)のトリエチル
アミンを加えた。冷浴を取外し、反応物を放置して室温
まで戻し、30分間維持した。反応物を酢酸エチルで希
釈し水で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥
させた。濾過と減圧下での溶媒の除去を行い、残留物を
シリカゲル上で10%メタノール/ジクロロメタンを用
いてカラムクロマトグラフィで精製し、そのあと分取高
速液体クロマトグラフィで精製し、120mg(47.
2%)の表題の化合物を得た。FAB MS[M+H]
m/z; 計算分子量490、検出分子量490。中間
物質である5−(R,S)−フェニル−2,4−イミダ
ゾリジンジオン−N−[1−(2−[5−(3―メチル
ベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]ヒドロキ
シメチル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミ
ドは次のようにして調製した。 a.(R)−N−(エトキシカルボニルメチル)−N′
−(1−メトキシカルボニル−2−フェニル)尿素 0℃で窒素雰囲気中で、250mLの酢酸エチルと1
3.4mL(96.12mmol)のトリエチルアミン
中に18.45g(91.49mmol)の(R)−2
−フェニルグリシンメチルエステルを含む溶液に、10
mL(91.49mmol)のイソシアノ酢酸エチルを
加えた。1時間撹拌した後、反応物を酢酸エチルで希釈
し、水で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥
させた。濾過と減圧下での溶媒の除去を行い、29.2
8g(97.6%)の物質を白色固体として得た。FA
B MS[M+H]m/z; 計算分子量235、検出
分子量235。 b.(R)−5−フェニル−3−カルボキシメチルヒダ
ントイン 500mLの濃塩酸中に29.28g(99.49mm
ol)の(R)−N−(エトキシカルボニルメチル)−
N′−(1−メトキシカルボニル−2−フェニル)尿素
を含む混合物を還流により一晩加熱した。反応混合物を
室温まで冷却し、酢酸エチルで抽出した。有機相を硫酸
マグネシウム上で乾燥させた。濾過と減圧下での溶媒の
除去を行い、14.01g(60%)の表題の化合物を
得た。FAB MS[M+H]m/z; 計算分子量2
95、検出分子量295。 c.5−(R,S)−フェニル−2,4−イミダゾリジ
ンジオン−N−[1−(2−[5−(3―メチルベンジ
ル)−1,3,4−オキサジアゾリル]ヒドロキシメチ
ル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド 0℃で窒素雰囲気中で、100mLのジクロロメタンと
10mLのDMF中に2.55g(10.89mmo
l)の(R)−5−フェニル−3−カルボキシメチルヒ
ダントインを含む溶液に、2.30g(12.00mm
ol)のEDCIと1.62g(11.99mmol)
のHOBTを加えた。30分間撹拌した後、20mLの
ジクロロメタンと4.78mL(43.50mmol)
のNMM中に4.43g(14.21mmol)の1−
[2−(5−[3―メチルベンジル])−1,3,4−
オキサジアゾリル]−2−(S)−アミノ−3−メチル
ブタン−1−オール・塩酸塩を加えた。反応物を一晩放
置して室温まで戻し、ジクロロメタンで希釈し、水で洗
浄した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥させた。濾
過と減圧下での溶媒の除去を行い、残留物をシリカゲル
上で50%アセトン/ジクロロメタンを用いてカラムク
ロマトグラフィで精製し、1.90g(35.5%)の
表題の化合物を得た。FAB MS[M+H]m/z;
計算分子量490、検出分子量490。 実施例69 (CE―2154) 5−(S)−ベンジ
ル−2,4−イミダゾリジンジオン−N−[1−(2−
[5−(3―メチルベンジル)−1,3,4−オキサジ
アゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピ
ル]アセトアミド。実施例67と同様の方法で調製し
た。FAB MS[M+H]m/z; 計算分子量50
4、検出分子量504。 実施例70 (CE―2142) 5−(R)−ベンジ
ル−2,4−イミダゾリジンジオン−N−[1−(2−
[5−(3―メチルベンジル)−1,3,4−オキサジ
アゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピ
ル]アセトアミド。実施例67と同様の方法で調製し
た。FAB MS[M+H]m/z; 計算分子量50
4、検出分子量504。 実施例71 (CE―2141) 5−(R)−ベンジ
ル−2,4−イミダゾリジンジオン−N−[1−(3−
[5−(3―トリフルオロメチルベンジル)−1,2,
4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メ
チルプロピル]アセトアミド。実施例67と同様の方法
で調製した。FAB MS[M+H]m/z; 計算分
子量558、検出分子量558。 実施例72 (CE―2155) 5−(S)−ベンジ
ル−2,4−イミダゾリジンジオン−N−[1−(3−
[5−(3―トリフルオロメチルベンジル)−1,2,
4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メ
チルプロピル]アセトアミド。実施例67と同様の方法
で調製した。FAB MS[M+H]m/z; 計算分
子量558、検出分子量558。 実施例73 (CE―2151) 1−ベンジル−4−
(R)−ベンジル−2,5−イミダゾリジンジオン−N
−[1−(2−[5−(3―メチルベンジル)−1,
3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)
−メチルプロピル]アセトアミド。実施例67と同様の
方法で調製した。FAB MS[M+H]m/z; 計
算分子量594、検出分子量594。 実施例74 (CE―2150) 1−ベンジル−4−
(R)−ベンジル−2,5−イミダゾリジンジオン−N
−[1−(3−[5−(3―トリフルオロメチルベンジ
ル)−1,2,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド。実施例6
7と同様の方法で調製した。FAB MS[M+H]m
/z; 計算分子量648、検出分子量648。
【0045】実施例75 (ONO―PO−698)
2−[5−(ベンジルオキシカルボニル)アミノ−6−
オキソ−2−(4−フルオロフェニル)−1,6−ジヒ
ドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−(2−[5−t
ert−ブチル−1,3,4−オキサジアゾリル]カル
ボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド
4mLのジクロロメタン中に410mg(0.744m
mol、純度77%)のDess−Martin試薬
(1,1,1−トリアセトキシ−1,1−ジヒドロ−
1,2−ベンゾイドキソール−3−(1H)−オン)を
含む混合物に、5mLのジクロロメタン中に410mg
(0.676mmol)の2−[5−(ベンジルオキシ
カルボニル)アミノ−6−オキソ−2−(4−フルオロ
フェニル)−1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−
N−[1−(2−[5−tert−ブチル−1,3,4
−オキサジアゾリル]ヒドロキシメチル)−2−(S)
−メチルプロピル]アセトアミドを含む溶液を1滴ずつ
加えた。反応混合物を一時間撹拌した。反応物に水を加
えて急冷し、酢酸エチル(X2)で抽出した。抽出物を
水と飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄した。有機相を硫酸
マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させ
た。残留物をシリカゲルを用いてカラムクロマトグラフ
ィで精製し(33%酢酸エチル/ヘキサンの溶出を利
用)372mgの表題の化合物を得た。APCI,Po
s,40V[M+H]m/z; 計算分子量605、検
出分子量605。中間物質である2−[5−(ベンジル
オキシカルボニル)アミノ−6−オキソ−2−(4−フ
ルオロフェニル)−1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニ
ル]−N−[1−(2−[5−tert−ブチル−1,
3,4−オキサジアゾリル]ヒドロキシメチル)−2−
(S)−メチルプロピル]アセトアミドは次のようにし
て調製した。2mLの無水DMF中に265mg(1.
01mmol)の[1−[5−tert−ブチル−1,
3,4−オキサジアゾリル−2−イル]−2−(S)−
アミノ−1−ヒドロキシ−3−メチルブタン塩酸塩と3
36mg(0.843mmol)の5−[(ベンジルオ
キシカルボニル)アミノ]−6−オキソ−2−(4−フ
ルオロフェニル)−1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニ
ル]酢酸(J.Med.Chem,38:98−108
(1995))を含む溶液に、155mg(1.01m
mol)のHOBTと231mg(1.01mmol)
のEDCIを加えた。混合物を0℃まで冷却し、0.1
1mL(1.0mmol)のNMMを1滴ずつ加え、反
応混合物を3時間撹拌した。反応物に水を加えて急冷
し、酢酸エチル(X3)で抽出した。抽出物を水性10
%クエン酸溶液、飽和炭酸水素ナトリウム溶液、および
飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄した。有機相を硫酸マグ
ネシウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。
残留物をシリカゲルを用いてカラムクロマトグラフィで
精製し(0〜1%、メタノール/クロロホルムの勾配溶
出を利用)418mgの表題の化合物を得た。APC
I,Pos,40V[M+H]m/z; 計算分子量6
07、検出分子量607。 実施例80 (ONO―PO−690) 2−[5−
(ベンジルオキシカルボニル)アミノ−6−オキソ−2
−(4−フルオロフェニル)−1,6−ジヒドロ−1−
ピリミジニル]−N−[1−(2−[5−(α,α−ジ
メチルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カ
ルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミ
ドを実施例75と同様の方法で調製した。APCI,P
os,40V[M+H]m/z; 計算分子量667、
検出分子量667。 実施例81 (ONO―PO−697) 2−[5−
(ベンジルオキシカルボニル)アミノ−6−オキソ−2
−(4−フルオロフェニル)−1,6−ジヒドロ−1−
ピリミジニル]−N−[1−(2−[5−フェニル−
1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−
(S)−メチルプロピル]アセトアミドを実施例75と
同様の方法で調製した。EI,Pos,[M+H]m/
z; 計算分子量624、検出分子量624。 実施例82 (ONO―PO−716) 2−[6−オ
キソ−2−(4−フルオロフェニル)−1,6−ジヒド
ロ−1−ピリミジニル]−N−[1−(2−[5−te
rt−ブチル−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボ
ニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミドを
実施例75と同様の方法で調製した。APCI,Ne
g,40V[M−H]m/z; 計算分子量454、検
出分子量454。
【0046】実施例83 (ONO―PO−722)
2−[6−オキソ−2−(4−フルオロフェニル)−
1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−
(2−[5−(α,α−ジメチルベンジル)−1,3,
4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メ
チルプロピル]アセトアミドを実施例75と同様の方法
で調製した。APCI,Neg,40V[M−H]m/
z; 計算分子量516、検出分子量516。 実施例84 (ONO―PO−727) 2−[6−オ
キソ−2−(4−フルオロフェニル)−1,6−ジヒド
ロ−1−ピリミジニル]−N−[1−(2−[5−te
rt−ブチル−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボ
ニル)−2−(R)−メチルプロピル]アセトアミドを
実施例75と同様の方法で調製した。APCI,Po
s,40V[M+H]m/z; 計算分子量456、検
出分子量456。 実施例85 (ONO―PO−730) 2−[6−オ
キソ−2−フェニル−1,6−ジヒドロ−1−ピリミジ
ニル]−N−[1−(2−[5−tert−ブチル−
1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−
(S)−メチルプロピル]アセトアミドを実施例75と
同様の方法で調製した。APCI,Neg,40V[M
−H]m/z; 計算分子量436、検出分子量43
6。 実施例86 (ONO―PO−731) 2−[6−オ
キソ−2−フェニル−1,6−ジヒドロ−1−ピリミジ
ニル]−N−[1−(2−[5−(α,α−ジメチルベ
ンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニ
ル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミドを実
施例75と同様の方法で調製した。APCI,Neg,
40V[M−H]m/z; 計算分子量498、検出分
子量498。 実施例87 (ONO―PO−732) 2−[6−オ
キソ−2−フェニル−1,6−ジヒドロ−1−ピリミジ
ニル]−N−[1−(2−[5−tert−ブチル−
1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−
(R)−メチルプロピル]アセトアミドを実施例75と
同様の方法で調製した。APCI,Pos,40V[M
+H]m/z; 計算分子量438、検出分子量43
8。 実施例88 (ONO―PO−734) 2−[6−オ
キソ−2−(4−フルオロフェニル)−1,6−ジヒド
ロ−1−ピリミジニル]−N−[1−(2−[5−(1
−メチルシクロプロピル)−1,3,4−オキサジアゾ
リル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]ア
セトアミドを実施例75と同様の方法で調製した。AP
CI,Pos,40V[M+H]m/z; 計算分子量
454、検出分子量454。 実施例89 (ONO―PO−735) 2−[6−オ
キソ−2−フェニル−1,6−ジヒドロ−1−ピリミジ
ニル]−N−[1−(2−[5−(1−メチルシクロプ
ロピル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニ
ル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミドを実
施例75と同様の方法で調製した。APCI,Pos,
40V[M+H]m/z; 計算分子量436、検出分
子量436。
【0047】実施例90 (ONO―PO−737)
2−[6−オキソ−2−フェニル−1,6−ジヒドロ−
1−ピリミジニル]−N−[1−(2−[5−tert
−ブチル−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニ
ル)−2−(R,S)−メチルプロピル]アセトアミド
を実施例75と同様の方法で調製した。APCI,Po
s,40V[M+H]m/z; 計算分子量438、検
出分子量438。 実施例91 (ONO―PO−696) 2−[5−ア
ミノ−6−オキソ−2−(4−フルオロフェニル)−
1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−
(2−[5−tert−ブチル−1,3,4−オキサジ
アゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピ
ル]アセトアミド 0℃で8mLのジクロロメタン中に296mg(0.4
9mmol)の2−[5−(ベンジルオキシカルボニ
ル)アミノ−6−オキソ−2−(4−フルオロフェニ
ル)−1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−
[1−(2−[5−tert−ブチル−1,3,4−オ
キサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプ
ロピル]アセトアミドと0.32mL(2.9mmo
l)のアニソールを含む混合物に、4mLのニトロメタ
ン中に392mg(2.9mmol)の塩化アルミニウ
ムを含む溶液を1滴ずつ加えた。反応混合物を1.5時
間撹拌し、氷水を加えて急冷し、酢酸エチル(X3)で
抽出した。抽出物を水と飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄
し、有機相を無水硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過
し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルを用いて
カラムクロマトグラフィで精製し(66%酢酸エチル/
ヘキサンの溶出を利用)175mgの表題の化合物を白
色固体として得た。APCI,Pos,40V[M+
H]m/z; 計算分子量471、検出分子量471。 実施例92 (ONO―PO−691) 2−[5−ア
ミノ−6−オキソ−2−(4−フルオロフェニル)−
1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−
(2−[5−(α,α−ジメチルベンジル)−1,3,
4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メ
チルプロピル]アセトアミドを実施例91と同様の方法
で調製した。FAB,Pos,[M+H]m/z; 計
算分子量533、検出分子量533。 実施例93 (ONO―PO−692) 2−[5−ア
ミノ−6−オキソ−2−(4−フルオロフェニル)−
1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−
(2−[5−(α,α−ジメチルベンジル−3−メチル
ベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニ
ル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミドを実
施例91と同様の方法で調製した。FAB,Pos,
[M+H]m/z; 計算分子量547、検出分子量5
47。 実施例94 (ONO―PO−693) 2−[5−ア
ミノ−6−オキソ−2−(4−フルオロフェニル)−
1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−
(2−[5−(3−メチルベンジル)−1,3,4−オ
キサジアゾリル]カルボニル)−2−(R)−メチルプ
ロピル]アセトアミドを実施例91と同様の方法で調製
した。FAB,Pos,[M+H]m/z; 計算分子
量519、検出分子量519。 実施例95 (ONO―PO−694) 2−[5−ア
ミノ−6−オキソ−2−(4−フルオロフェニル)−
1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−
(2−[5−フェニル−1,3,4−オキサジアゾリ
ル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセ
トアミドを実施例91と同様の方法で調製した。APC
I,Pos,40V[M+H]m/z; 計算分子量4
91、検出分子量491。 実施例96 (ONO―PO−695) 2−[5−ア
ミノ−6−オキソ−2−(4−フルオロフェニル)−
1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−
(2−[5−(3−ピリジル)−1,3,4−オキサジ
アゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピ
ル]アセトアミドを実施例91と同様の方法で調製し
た。APCI,Pos,40V[M+H]m/z; 計
算分子量492、検出分子量492。 実施例97 (ONO―PO−699) 2−[5−ア
ミノ−6−オキソ−2−(4−フルオロフェニル)−
1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−
(2−[5−(4−メトキシフェニル)−1,3,4−
オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチル
プロピル]アセトアミドを実施例91と同様の方法で調
製した。FAB,Pos,[M+H]m/z; 計算分
子量521、検出分子量521。 実施例98 (ONO―PO−701) 2−[5−ア
ミノ−6−オキソ−2−(4−フルオロフェニル)−
1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−
(2−[5−(α,α−ジメチル)−3,4−ジヒドロ
キシベンジル−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボ
ニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミドを
実施例91と同様の方法で調製した。APCI,Po
s,40V[M+H]m/z; 計算分子量565、検
出分子量565。 実施例99 (ONO―PO−703) 2−[5−ア
ミノ−6−オキソ−2−(4−フルオロフェニル)−
1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−
(2−[5−ベンジル−1,3,4−オキサジアゾリ
ル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセ
トアミドを実施例91と同様の方法で調製した。APC
I,Pos,40V[M+H]m/z; 計算分子量5
05、検出分子量505。 実施例100 (ONO―PO−704) 2−[5−
アミノ−6−オキソ−2−(4−フルオロフェニル)−
1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−
(2−[5−メチル−1,3,4−オキサジアゾリル]
カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトア
ミドを実施例91と同様の方法で調製した。FAB,P
os,[M+H]m/z; 計算分子量429、検出分
子量429。
【0048】実施例101 (ONO―PO−705)
2−[5−アミノ−6−オキソ−2−(4−フルオロ
フェニル)−1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−
N−[1−(2−[5−イソプロピル−1,3,4−オ
キサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプ
ロピル]アセトアミドを実施例91と同様の方法で調製
した。APCI,Pos,40V[M+H]m/z;
計算分子量457、検出分子量457。 実施例102 (ONO―PO−706) 2−[5−
アミノ−6−オキソ−2−(4−フルオロフェニル)−
1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−
(2−[5−ブチル−1,3,4−オキサジアゾリル]
カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトア
ミドを実施例91と同様の方法で調製した。FAB,P
os,[M+H]m/z; 計算分子量471、検出分
子量471。 実施例103 (ONO―PO−707) 2−[5−
アミノ−6−オキソ−2−フェニル−1,6−ジヒドロ
−1−ピリミジニル]−N−[1−(2−[5−ter
t−ブチル−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニ
ル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミドを実
施例91と同様の方法で調製した。FAB,Pos,
[M+H]m/z; 計算分子量453、検出分子量4
53。 実施例104 (ONO―PO−711) 2−[5−
アミノ−6−オキソ−2−フェニル−1,6−ジヒドロ
−1−ピリミジニル]−N−[1−(2−[5−α,α
−ジメチルベンジル−1,3,4−オキサジアゾリル]
カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトア
ミドを実施例91と同様の方法で調製した。FAB,P
os,[M+H]m/z; 計算分子量515、検出分
子量515。 実施例105 (ONO―PO−712) 2−[5−
アミノ−6−オキソ−2−(3−ピリジル)−1,6−
ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−(2−[5
−tert−ブチル−1,3,4−オキサジアゾリル]
カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトア
ミドを実施例91と同様の方法で調製した。APCI,
Pos,40V[M+H]m/z; 計算分子量45
4、検出分子量454。 実施例106 (ONO―PO−714) 2−[5−
アミノ−6−オキソ−2−(4−フルオロフェニル)−
1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−
(2−[5−(1−メチルシクロプロピル)−1,3,
4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メ
チルプロピル]アセトアミドを実施例91と同様の方法
で調製した。APCI,Pos,40V[M+H]m/
z; 計算分子量469、検出分子量469。 実施例107 (ONO―PO−715) 2−[5−
アミノ−6−オキソ−2−(3−ピリジル)−1,6−
ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−(2−[5
−(α,α−ジメチルベンジル)−1,3,4−オキサ
ジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピ
ル]アセトアミドを実施例91と同様の方法で調製し
た。APCI,Pos,40V[M+H]m/z; 計
算分子量516、検出分子量516。 実施例108 (ONO―PO−718) 2−[5−
アミノ−6−オキソ−2−(4−フルオロフェニル)−
1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−
(2−[5−tert−ブチル−1,3,4−オキサジ
アゾリル]カルボニル)−2−(R)−メチルプロピ
ル]アセトアミドを実施例91と同様の方法で調製し
た。APCI,Pos,40V[M+H]m/z; 計
算分子量471、検出分子量471。 実施例109 (ONO―PO−721) 2−[5−
アミノ−6−オキソ−2−(4−フルオロフェニル)−
1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−
(2−[5−(α,α−ジメチルベンジル)−1,3,
4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(R)−メ
チルプロピル]アセトアミドを実施例91と同様の方法
で調製した。APCI,Pos,40V[M+H]m/
z; 計算分子量533、検出分子量533。 実施例110 (ONO―PO−728) 2−[5−
アミノ−6−オキソ−2−フェニル−1,6−ジヒドロ
−1−ピリミジニル]−N−[1−(2−[5−(1−
メチルシクロプロピル)−1,3,4−オキサジアゾリ
ル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセ
トアミドを実施例91と同様の方法で調製した。APC
I,Neg,40V[M−H]m/z; 計算分子量4
49、検出分子量559。
【0049】実施例111 (ONO―PO−729)
2−[5−アミノ−6−オキソ−2−フェニル−1,
6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−(2−
[5−tert−ブチル−1,3,4−オキサジアゾリ
ル]カルボニル)−2−(R)−メチルプロピル]アセ
トアミドを実施例91と同様の方法で調製した。APC
I,Pos,40V[M+H]m/z; 計算分子量4
53、検出分子量453。 実施例112 (ONO―PO−733) 2−[5−
アミノ−6−オキソ−2−(4−フルオロフェニル)−
1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−
(2−[5−tert−ブチル−1,3,4−オキサジ
アゾリル]カルボニル)−2−(R,S)−メチルプロ
ピル]アセトアミドを実施例91と同様の方法で調製し
た。APCI,Pos,40V[M+H]m/z; 計
算分子量471、検出分子量471。 実施例113 (ONO―PO−736) 2−[5−
アミノ−6−オキソ−2−フェニル−1,6−ジヒドロ
−1−ピリミジニル]−N−[1−(2−[5−ter
t−ブチル−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニ
ル)−2−(R,S)−メチルプロピル]アセトアミド
を実施例91と同様の方法で調製した。APCI,Po
s,40V[M+H]m/z; 計算分子量453、検
出分子量453。 実施例114 (ONO―PO−700) 2−[5−
アミノ−6−オキソ−2−(4−フルオロフェニル)−
1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−
(2−[5−(α,α−ジメチル−3,4−メチレンジ
オキシベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カ
ルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミ
ド 66mg(0.093mmol)の2−[5−(ベンジ
ルオキシカルボニル)アミノ−6−オキソ−2−(4−
フルオロフェニル)−1,6−ジヒドロ−1−ピリミジ
ニル]−N−[1−(2−[5−(α,α−ジメチル−
3,4−メチレンジオキシベンジル)−1,3,4−オ
キサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプ
ロピル]アセトアミド(実施例75と同様の方法で調製
した化合物)を含む混合物に、30%臭化水素酸を含む
酢酸溶液2.5mLを加えた。反応混合物を1時間撹拌
し、氷水を加えて急冷し、酢酸エチル(X3)で抽出し
た。抽出物を水(X2)と飽和塩化ナトリウム溶液で洗
浄した。有機相を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾
過し、減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲルを用い
てカラムクロマトグラフィで精製し(0〜1%メタノー
ル/ジクロロメタンの勾配溶出を利用)41mgの表題
の化合物を得た。EI,Pos,[M+]m/z; 計
算分子量576、検出分子量576。 実施例115 (ONO―PO−702) 2−[5−
(メチルスルホニル)アミノ−6−オキソ−2−(4−
フルオロフェニル)−1,6−ジヒドロ−1−ピリミジ
ニル]−N−[1−(2−[5−(3−メチルベンジ
ル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド0℃でアル
ゴン雰囲気中で3.5mLのピリジン中に187mg
(0.36mmol)の2−[5−アミノ−6−オキソ
−2−(4−フルオロフェニル)−1,6−ジヒドロ−
1−ピリミジニル]−N−[1−(2−[5−(3−メ
チルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カル
ボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド
(実施例25で調製した化合物)を含む混合物に、0.
028mL(0.36mmol)の塩化メシルを加え
た。反応混合物を室温で17時間、50℃で15時間、
また70℃で1時間撹拌した。反応混合物に氷水を加え
て急冷し、ジクロロメタンで抽出した。抽出物を飽和塩
化ナトリウム溶液で洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリ
ウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。残留
物をシリカゲルを用いてカラムクロマトグラフィで精製
し(50〜60%酢酸エチル/ヘキサンの勾配溶出を利
用)60mgの表題の化合物を得た。APCI,Po
s,40V[M+H]m/z; 計算分子量597、検
出分子量597。
【0050】実施例116 エラスターゼのin vi
tro阻害 一連のONO−PO化合物の阻害活性を調べるのに、以
下のプロトコルを用いた。このプロトコルで用いたエラ
スターゼは、ヒト喀痰由来エラスターゼ(HSE)であ
った。HSE酵素の母溶液は、市販されているHSE
(蛋白質SE―563,875U/mg,Elasti
n Product Co.,Inc,Missour
i,USA)を食塩水で希釈して1,000U/mlに
し、さらに使用前に0℃で2U/mlに希釈して調製し
た。0.2MのHEPES−NaOH緩衝液(100μ
l、pH8.0)、2.5MのNaCl(40μl)、
1%ポリエチレングリコール6000(20μl)、蒸
留水(8μl)、阻害物質のDMSO溶液(10μ
l)、およびN−メトキシスクシニル−Ala−Ala
−Pro−Val−p−ニトロアニリン(2μl:濃度
100、200、および400μM)を混合して溶液を
調製した。この溶液を37℃で10分間インキュベート
した。これに、HSE(ヒト喀痰由来のエラスターゼ)
の酵素溶液を加えた。得られた混合物について、下記の
レートアッセイ(律速検定)を行った。酵素反応により
生じるp−ニトロアニリンの405nmでの光学密度を
37℃で測定し、p−ニトロアニリンの産生レートが線
形である区間の反応速度を調べた(SPECTRA M
AX250(Molecular Devices)を
使用)。酵素溶液を追加した直後から30秒間隔で10
分間、mO.D./min(1分間当たりの平均光学密
度)を測定した。IC50値を対数ロジット法で決定
し、Dixsonプロット法でKi値に変換した。値を
下記の表2に示す。
【表2】 CE化合物は、WO/16080で述べている方法で試
験した。結果を下記の表3に示す。表で分かるように、
本発明の化合物はエラスターゼの強力な阻害物質であ
り、一部の化合物はサブナノモルレベルの阻害活性を示
している。
【0051】実施例111 血中レベルスクリーニング 阻害物質を、10mg/mlの濃度でポリエチレングリ
コール(PEG)、PEG−400,またはPEG:H
O:EtOHに溶解または懸濁させた。絶食させてい
ないオスのSprague−Dawleyラットにこの
溶液を胃管を使って経口投与した。ラットは、1ml/
kgの体積で、体重1kg当たり10mgの阻害物質を
投与されたことになる。1、3、または6時間後、ラッ
トに過剰量のウレタンを投与(2.5g/kg、腹腔内
注射)して犠死させ、心臓穿刺により血液をヘパリン添
加チューブに採取した。赤血球を、遠心分離で血漿から
除去した。阻害物質に応じて、四つの有機体(酢酸エチ
ル、トルエン、イソプロピルエーテル、またはメチルt
−ブチルエステル)の一つを用いて血漿から化合物を抽
出した。阻害物質の濃度を分取高速液体クロマトグラフ
ィまたはLC/MS分析で測定した。結果を下記の表2
に示す。本発明の一部の化合物は、測定期間中の血中レ
ベル濃度で分かるように、高レベルの経口バイオアベイ
ラビリティ(生体利用能)を示している。
【0052】実施例112 細胞外マトリックス(EC
M)アッセイ手順 Cortech社は、ニューヨーク州立大学(Ston
y Brook)のSimon博士のグループから細胞
外マトリックスが確立されている48個のウェルプレー
トの提供を受けた。簡単に説明すると、各プレートは次
のようにして調製されたものである。R2ラットの心
臓平滑筋細胞を2.5×104cell/cmでウェル
に播種した。胎仔ウシ血清、リン酸トリプトーゼブロ
ス、セフォタキシム、およびストレプトマイシンを加え
たイーグルの最小必須培地で、細胞を4日ごとに栄養補
給した。集密的細胞単層を形成したあとは、ECM層の
合成期間中、50ug/mlのアスコビン酸を8〜10
日間にわたり毎日加えた。また、[35S]硫酸塩と[3
H]プロリンを培養培地に加え、放射性標識をマトリッ
クスに組入れた。その後、細胞を25mMのNH4OH
で溶解した。プレートを水で3回洗浄し、また0.02
%NaN3を含むリン酸緩衝食塩水で1回洗浄した。使
用するまでプレートを4℃で保存した。マトリックス変
性アッセイを次のようにして行った。1または5uMの
試験阻害物質を含む0.40mlのハンクス液(HBS
S)(最終濃度; DMSOストック溶液から希釈;
<2%DMSO最終濃度)を各ウェルに加えた。30分
後、50ulの多形核球(PMN)懸濁液を加え、ウェ
ル当たりの細胞数を5×105とした。PMNをオプソ
ニン化チモサンで刺激した。チモサン粒子を洗浄し、3
7℃で1時間、0.5mLのヒト血清中に懸濁した(1
5分ごとに撹拌)。次に粒子をHBSSで3回洗浄し、
50ulの体積で、PMN当たり粒子10個の割合で各
ウェルに加えた。37℃で4時間インキュベートしたあ
と、上澄み液のアリコート(100ul)をシンチレー
ション計数のために分けた。残りの上澄み液を取除いた
あと、残ったECMを0.5mLの2MのNaOHで可
溶化した。この可溶化したECM中のトリチアムの量を
シンチレーションで調べた。ECM変性データを(放出
された可溶性物質のカウント/総ECMカウント)−
(PMNなしで放出された(物質の)基本カウント/総
ECMカウント)として表す。結果を下記の表3に示
す。
【表3】
【0053】実施例113 エラスターゼのex vi
vo阻害 適切なビヒクルを用いて阻害物質を経口投与し、その6
0分後、血液サンプル(0.9mL)を3.8%クエン
酸ナトリウム溶液(0.1mL)を含むシリンジを用い
て腹部大動脈から採取した。血液サンプルを次のように
処理した。オプソニン化チモサンの懸濁液を含む60μ
lのハンクス緩衝液(最終濃度0.1〜1mg/ml)
を、37℃で5分間事前インキュベートした全血(54
0μl)に加えた。得られた混合物を同じ温度で30分
間インキュベートした。試験管を氷水に浸して反応を終
了させた。次にこの反応混合物について、10分間遠心
分離を行った(3,000rpm、4℃)。得られた上
澄み液(サンプル)の20μlごとに、それぞれエラス
ターゼ活性を測定した。以下の成分を含む混合物を37
℃で24時間インキュベートし、405nmでの光学密
度を測定した。 0.2M tris−HCl緩衝液(pH8.0) 100μl 2.5M NaCl 40μl 蒸留水 36μl 50mM基質溶液(*) 4μl サンプル 20μl *N−メトキシスクシニル−Ala−Ala−Pro−Val−p−ニトロアニ リン 基質の代わりに1−メチル−2−ピロリドンを混合した
試験サンプルを、基質(−)とみなした。上記サンプル
の代わりに食塩水を混合した試験サンプルを、ブランク
と見なした。上記サンプル中の残りのエラスターゼン活
性を、p−ニトロアニリンの量についての標準的曲線に
基づく24時間のp−ニトロアニリンの総産生量として
次のようにして計算した。 基質(+)の光学密度−(基質(−)の光学密度+ブラ
ンクの光学密度) 平均活性は、5〜6匹のラットの試験サンプルに基づい
て計算した。24時間絶食させたラットに、血液のサン
プル採取の60分前に、3、10、または30mg/k
gの試験物質を強制的に経口投与した。光学密度はSP
ECTRA MAX250(Molecular De
vices)で測定した。
【図面の簡単な説明】
【図1】グループIの化合物の合成を示す略図である。
【図2】グループIの化合物の合成を示す略図である。
【図3】グループIの化合物の合成を示す略図である。
【図4】グループIの化合物の合成を示す略図である。
【図5】グループIIの化合物の合成を示す略図であ
る。
【図6】グループIIの化合物の合成を示す略図であ
る。
【図7】グループIIの化合物の合成を示す略図であ
る。
【図8】グループIIIの化合物の合成を示す略図であ
る。
【図9】グループIIIの化合物の合成を示す略図であ
る。
【図10】グループIVの化合物の合成を示す略図であ
る。
【図11】グループVの化合物の合成を示す略図であ
る。
【図12】グループVの化合物の合成を示す略図であ
る。
【図13】グループVの化合物の合成を示す略図であ
る。
【図14】グループVの化合物の合成を示す略図であ
る。
【図15】グループVの化合物の合成を示す略図であ
る。
【図16】グループVの化合物の合成を示す略図であ
る。
【図17】グループVの化合物の合成を示す略図であ
る。
【図18】グループVの化合物の合成を示す略図であ
る。
【図19】グループVの化合物の合成を示す略図であ
る。
【図20】グループVの化合物の合成を示す略図であ
る。
【図21】グループVの化合物の合成を示す略図であ
る。
【図22】グループVの化合物の合成を示す略図であ
る。
【図23】グループIのある化合物の活性を示す。
【図24】グループIのある化合物の活性を示す。
【図25】グループIのある化合物の活性を示す。
【図26】グループIのある化合物の活性を示す。
【図27】グループIのある化合物の活性を示す。
【図28】グループII及びIIIのある化合物の活性
を示す。
【図29】グループII、III及びIVのある化合物
の活性を示す。
【図30】グループVのある化合物の活性を示す。
【図31】グループVのある化合物の活性を示す。
【図32】グループVのある化合物の活性を示す。
【図33】グループVのある化合物の活性を示す。
【図34】グループVのある化合物の活性を示す。
【図35】グループVのある化合物の活性を示す。
【図36】グループVのある化合物の活性を示す。
【図37】グループVのある化合物の活性を示す。
【図38】グループVのある化合物の活性を示す。
【図39】本発明のある化合物の合成を示す略図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 13/12 A61P 17/00 17/00 17/06 17/06 19/02 19/02 25/28 25/28 27/02 27/02 35/00 35/00 37/00 37/00 43/00 111 43/00 111 C07K 5/065 C07K 5/065 5/087 5/087 C12N 9/99 C12N 9/99 A61K 37/02 (31)優先権主張番号 08/760,916 (32)優先日 平成8年12月6日(1996.12.6) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 08/761,313 (32)優先日 平成8年12月6日(1996.12.6) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 08/985,201 (32)優先日 平成9年12月4日(1997.12.4) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 08/984,881 (32)優先日 平成9年12月4日(1997.12.4) (33)優先権主張国 米国(US) (72)発明者 スプリュース,ライル,ダヴリュ. アメリカ合衆国 カリフォルニア州 91910,チュラ ヴィスタ,カミノ デル ソル,948 Fターム(参考) 4C084 AA02 AA07 BA01 BA10 BA14 BA32 CA59 MA52 NA14 ZA162 ZA332 ZA452 ZA592 ZA672 ZA812 ZA892 ZA962 ZB012 ZB262 ZC202 4H045 AA10 AA30 BA11 BA12 BA51 DA56 EA20 EA21 EA22 EA28 GA22 HA02

Claims (302)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の構造式の化合物であって、 【化1】 ここで、XはOであり、YはNであり、 Rはイソプロピル、n−ブチル、tert−ブチル;
    1個またはそれ以上のカルボキシル、カルボアルコキ
    シ、アミノ、アルキルアミノ、またはジアルキルアミノ
    基で置換されたアルキル; O、S、およびNから選択
    された1〜4個のヘテロ原子を含んでいてもよく、また
    ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、ハロアルキル、
    アミノ、アミノアルキル、ジアルキルアミノ、アルキ
    ル、アルケニル、アルキレンジオキシ、アルキニル、ア
    ルコキシ、ハロアルコキシ、カルボキシル、カルボアル
    コキシ、アルキルカルボキシアミド、(C−C)ア
    リール、−O−(C−C)アリール、アリールカル
    ボキシアミド、アルキルチオ、またはハロアルキルチオ
    で置換されていてもよい、アルキル融合(C
    10)アリール、アルキル融合アリールシクロアルキ
    ル、アルキル(アリール)2またはα,α−ジアルキル
    −アリールアルキル; アルキル、アミノ、アルキルア
    ミノ、ジアルキルアミノ、アリールまたはアリールオキ
    シで置換され、アリールまたはアリールオキシが、ハ
    ロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、ハロアルキル、ア
    ミノ、アミノアルキル、ジアルキルアミノ、アルキル、
    アルケニル、アルキレンジオキシ、アルキニル、アルコ
    キシ、ハロアルコキシ、カルボキシル、カルボアルコキ
    シ、アルキルカルボキシアミド、(C−C)アリー
    ル、−O−(C−C)アリール、アリールカルボキ
    シアミド、アルキルチオ、またはハロアルキルチオで置
    換されていてもよいアリールまたはアリールアルキル;
    二つ以上のハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、ハ
    ロアルキル、アミノ、アミノアルキル、ジアルキルアミ
    ノ、アルキル、アルケニル、アルキレンジオキシ、アル
    キニル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボキシル、
    カルボアルコキシ、アルキルカルボキシアミド、アルキ
    ルチオ、ハロアルキルチオ、アリールカルボキシアミ
    ド、(C−C)アリール、または−O−(C−C
    )アリールで置換され、該アリールが、ハロ、シア
    ノ、ニトロ、ヒドロキシル、ハロアルキル、アミノ、ア
    ミノアルキル、ジアルキルアミノ、アルキル、アルケニ
    ル、アルキレンジオキシ、アルキニル、アルコキシ、ハ
    ロアルコキシ、カルボキシル、カルボアルコキシ、アル
    キルカルボキシアミド、アリールカルボキシアミド、ア
    ルキルチオ、またはハロアルキルチオで置換されていて
    もよいアリールまたはアリールアルキル; O、S、お
    よびNから選択された1個またはそれ以上のヘテロ原子
    を含むアリールまたはアリールアルキル; O、S、お
    よびNから選択された1個またはそれ以上のヘテロ原子
    を含んでいてもよいシクロアルキルまたはアルキルシク
    ロアルキルであり;RとRは別個にまたはともにH
    であり; 1〜3個のハロ、ヒドロキシル、チオ、アル
    キルチオ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミ
    ノ、アルキルグアニジニル、ジアルキルグアニジニル、
    グアニジニル、またはアミジルグアニジンで置換されて
    いてもよいアルキルまたはアルケニル; Rがアルキル
    またはアルケニルであり、R′、R″、およびRが別
    個にH、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、また
    は(C−C)アリールである−RCOR′−、−R
    COOR′、−RNR′R″R、または−RC(O)
    NR′R″; N、O、およびSから選択された1〜4
    個のヘテロ原子を含んでいてもよく、ハロ、シアノ、ケ
    ト、ニトロ、ヒドロキシル、ハロアルキル、アミノ、ア
    ミノアルキル、ジアルキルアミノ、アミジン、アルキル
    アミジン、ジアルキルアミジン、アルキル、アルケニ
    ル、アルキレンジオキシ、アルキニル、アルコキシ、ハ
    ロアルコキシ、カルボキシル、カルボアルコキシ、アル
    キルカルボキシアミド、(C−C)アリール、−O
    −(C−C)アリール、アリールカルボキシアミ
    ド、アルキルチオ、またはハロアルキルチオで置換され
    ていてもよいシクロアルキル、アルキルシクロアルキ
    ル、アルケニルシクロアルキル、アルキル−オキシアリ
    ール、アルキル−チオアリール、アルキル−アミノアリ
    ール、(C−C12)アリール、(C−C12)ア
    リールアルキル、または(C−C12)アリールアル
    ケニルであり;Aは直接結合、−OC(O)−、−NH
    C(O)−であり、またはハロ、シアノ、ニトロ、ハロ
    アルキル、アミノ、アミノアルキル、ジアルキルアミ
    ノ、アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボキ
    シル、カルボアルコキシ、アルキルカルボキシアミド、
    アリールカルボキシアミド、アルキルチオ、またはハロ
    アルキルチオで置換されていてもよいアルキル、アルケ
    ニル、またはフェニルと硫黄(の箇所)で置換されてい
    てもよいプロリン、イソロイシン、シクロヘキシルアラ
    ニン、システインから選択されたアミノ酸; フェニル
    アラニン、ホモフェニルアラニン、デヒドロフェニルア
    ラニン、インドリン−2−カルボン酸; ハロ、シア
    ノ、ニトロ、ハロアルキル、アミノ、アミノアルキル、
    ジアルキルアミノ、アルキル、アルコキシ、ハロアルコ
    キシ、カルボキシル、カルボアルコキシ、アルキルカル
    ボキシアミド、アリールカルボキシアミド、アルキルチ
    オ、またはハロアルキルチオで置換されていてもよいア
    ルキル、アルケニル、またはフェニルで置換されていて
    もよいテトラヒドロシオキノリン−2−カルボン酸;
    アルキルまたはアリールで置換されていてもよいトリプ
    トファン、チロシン、セリン、またはトレオニン; ヒ
    スチジン、メチオニン、バリン、ノルバリン、ノルロイ
    シン、オクタヒドロインドール−2−カルボン酸;
    N、O、およびSから選択された1個またはそれ以上の
    ヘテロ原子を含んでいてもよいアルキル、アルケニル、
    アルキニル、アルコキシアルキル、アルキルチオアルキ
    ル、アルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキ
    ル、カルボキシアルキル、アルコキシカルボニルアルキ
    ルまたはアリール、アリールアルキル、シクロアルキ
    ル、アルキルシクロアルキル、融合アリールシクロアル
    キル、またはアルキル融合アリールシクロアルキルと、
    側鎖窒素(の箇所)で置換されていてもよいアスパラギ
    ン、グルタミン、オルニチン、およびリシンであり;R
    がベンジルであることを特徴とする、上記構造式の化
    合物。
  2. 【請求項2】R−A−がベンジルオキシカルボニルで
    あることを特徴とする、請求項1に記載の化合物。
  3. 【請求項3】Rがアリールアルキルであることを特徴
    とする、請求項2に記載の化合物。
  4. 【請求項4】Rが3,5−ジメチルベンジルであるこ
    とを特徴とする、請求項3に記載の化合物。
  5. 【請求項5】(ベンジルオキシカルボニル)−L−バリ
    ル−N−[1−(3−[5−(3、5−ジメチルベンジ
    ル)−1,2,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
    2−(S)−メチルプロピル)−L−プロリンアミドで
    あることを特徴とする、請求項4に記載の化合物。
  6. 【請求項6】Rが3,5−ジメチルベンジルであるこ
    とを特徴とする、請求項3に記載の化合物。
  7. 【請求項7】(ベンジルオキシカルボニル)−L−バリ
    ル−N−[1−(3−[5−(3、5−ジメトキシベン
    ジル)−1,2,4−オキサジアゾリル]カルボニル)
    −2−(S)−メチルプロピル)−L−プロリンアミド
    であることを特徴とする、請求項6に記載の化合物。
  8. 【請求項8】Rが3,5−ジトリフルオロメチルベン
    ジルであることを特徴とする、請求項3に記載の化合
    物。
  9. 【請求項9】(ベンジルオキシカルボニル)−L−バリ
    ル−N−[1−(3−[5−(3,5−ジトリフルオロ
    メチルベンジル)−1,2,4−オキサジアゾリル]カ
    ルボニル)−2−(S)−メチルプロピル)−L−プロ
    リンアミドであることを特徴とする、請求項8に記載の
    化合物。
  10. 【請求項10】Rが3−メチルベンジルであることを
    特徴とする、請求項3に記載の化合物。
  11. 【請求項11】(ベンジルオキシカルボニル)−L−バ
    リル−N−[1−(3−[5−(3−メチルベンジル)
    −1,2,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−
    (S)−メチルプロピル)−L−プロリンアミドである
    ことを特徴とする、請求項10に記載の化合物。
  12. 【請求項12】Rが4−フェニルベンジルであること
    を特徴とする、請求項3に記載の化合物。
  13. 【請求項13】(ベンジルオキシカルボニル)−L−バ
    リル−N−[1−(3−[5−(4−フェニルベンジ
    ル)−1,2,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
    2−(S)−メチルプロピル)−L−プロリンアミドで
    あることを特徴とする、請求項12に記載の化合物。
  14. 【請求項14】Rが3−フェニルベンジルであること
    を特徴とする、請求項3に記載の化合物。
  15. 【請求項15】(ベンジルオキシカルボニル)−L−バ
    リル−N−[1−(3−[5−(3−フェニルベンジ
    ル)−1,2,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
    2−(S)−メチルプロピル)−L−プロリンアミドで
    あることを特徴とする、請求項14に記載の化合物。
  16. 【請求項16】Rが3−フェノキシベンジルであるこ
    とを特徴とする、請求項3に記載の化合物。
  17. 【請求項17】(ベンジルオキシカルボニル)−L−バ
    リル−N−[1−(3−[5−(3−フェノキシベンジ
    ル)−1,2,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
    2−(S)−メチルプロピル)−L−プロリンアミドで
    あることを特徴とする、請求項16に記載の化合物。
  18. 【請求項18】Rが3,5−ジフェニルベンジルであ
    ることを特徴とする、請求項3に記載の化合物。
  19. 【請求項19】(ベンジルオキシカルボニル)−L−バ
    リル−N−[1−(3−[5−(3,5−ジフェニルベ
    ンジル)−1,2,4−オキサジアゾリル]カルボニ
    ル)−2−(S)−メチルプロピル)−L−プロリンア
    ミドであることを特徴とする、請求項18に記載の化合
    物。
  20. 【請求項20】Rが4−ジメチルアミノベンジルであ
    ることを特徴とする、請求項3に記載の化合物。
  21. 【請求項21】(ベンジルオキシカルボニル)−L−バ
    リル−N−[1−(3−[5−(4−ジメチルアミノベ
    ンジル)−1,2,4−オキサジアゾリル]カルボニ
    ル)−2−(S)−メチルプロピル]−L−プロリンア
    ミドであることを特徴とする、請求項20に記載の化合
    物。
  22. 【請求項22】Rがアルキル(アリール)2であるこ
    とを特徴とする、請求項2に記載の化合物。
  23. 【請求項23】Rがジフェニルメチンであることを特
    徴とする、請求項22に記載の化合物。
  24. 【請求項24】(ベンジルオキシカルボニル)−L−バ
    リル−N−[1−(3−[5−(ジフェニルメチン)−
    1,2,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−
    (S)−メチルプロピル]−L−プロリンアミドである
    ことを特徴とする、請求項23に記載の化合物。
  25. 【請求項25】Rがα,α−ジアルキル−アリールア
    ルキルであることを特徴とする、請求項2に記載の化合
    物。
  26. 【請求項26】Rがα,α−ジメチル−(3−トリフ
    ルオロメチル)ベンジルであることを特徴とする、請求
    項25に記載の化合物。
  27. 【請求項27】(ベンジルオキシカルボニル)−L−バ
    リル−N−[1−(3−[5−(α,α−ジメチル−
    [3−トリフルオロメチル]ベンジル)−1,2,4−
    オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチル
    プロピル]−L−プロリンアミドであることを特徴とす
    る、請求項26に記載の化合物。
  28. 【請求項28】Rがアルキル融合(C−C10)ア
    リールであることを特徴とする、請求項2に記載の化合
    物。
  29. 【請求項29】Rが1−ナフチルメチレンであること
    を特徴とする、請求項28に記載の化合物。
  30. 【請求項30】(ベンジルオキシカルボニル)−L−バ
    リル−N−[1−(3−[5−(1−ナフチルメチレ
    ン)−1,2,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
    2−(S)−メチルプロピル]−L−プロリンアミドで
    あることを特徴とする、請求項29に記載の化合物。
  31. 【請求項31】Rが2−ナフチルメチレンであること
    を特徴とする、請求項28に記載の化合物。
  32. 【請求項32】(ベンジルオキシカルボニル)−L−バ
    リル−N−[1−(3−[5−(2−ナフチルメチレ
    ン)−1,2,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
    2−(S)−メチルプロピル]−L−プロリンアミドで
    あることを特徴とする、請求項31に記載の化合物。
  33. 【請求項33】Rがアルキル融合アリールシクロアル
    キルであることを特徴とする、請求項2に記載の化合
    物。
  34. 【請求項34】Rが3,4−メチレンジオキシベンジ
    ルであることを特徴とする、請求項33に記載の化合
    物。
  35. 【請求項35】(ベンジルオキシカルボニル)−L−バ
    リル−N−[1−(3−[5−(3,4−メチレンジオ
    キシベンジル)−1,2,4−オキサジアゾリル]カル
    ボニル)−2−(S)−メチルプロピル]−L−プロリ
    ンアミドであることを特徴とする、請求項34に記載の
    化合物。
  36. 【請求項36】Rが1個またはそれ以上のヘテロ原子
    を含むアリールアルキルであることを特徴とする、請求
    項2に記載の化合物。
  37. 【請求項37】Rが3−ピリジルメチレンであること
    を特徴とする、請求項36に記載の化合物。
  38. 【請求項38】(ベンジルオキシカルボニル)−L−バ
    リル−N−[1−(3−[5−(3−ピリジルメチレ
    ン)−1,2,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
    2−(S)−メチルプロピル]−L−プロリンアミドで
    あることを特徴とする、請求項34に記載の化合物。
  39. 【請求項39】Rが1個またはそれ以上のヘテロ原子
    を含むアリールシクロアルキルであることを特徴とす
    る、請求項2に記載の化合物。
  40. 【請求項40】Rがモルフォリノ−N−エチレンであ
    ることを特徴とする、請求項39に記載の化合物。
  41. 【請求項41】(ベンジルオキシカルボニル)−L−バ
    リル−N−[1−(3−[5−(モルフォリノ−N−エ
    チレン)−1,2,4−オキサジアゾリル]カルボニ
    ル)−2−(S)−メチルプロピル]−L−プロリンア
    ミドであることを特徴とする、請求項40に記載の化合
    物。
  42. 【請求項42】Rがジアルキルアミンで置換されたア
    ルキルであることを特徴とする、請求項2に記載の化合
    物。
  43. 【請求項43】Rがジメチルアミノ−N−エチレンで
    あることを特徴とする、請求項42に記載の化合物。
  44. 【請求項44】(ベンジルオキシカルボニル)−L−バ
    リル−N−[1−(3−[5−(ジメチルアミノ−N−
    エチレン)−1,2,4−オキサジアゾリル]カルボニ
    ル)−2−(S)−メチルプロピル]−L−プロリンア
    ミドであることを特徴とする、請求項43に記載の化合
    物。
  45. 【請求項45】Rがカルボアルコキシで置換されたア
    ルキルであることを特徴とする、請求項2に記載の化合
    物。
  46. 【請求項46】Rがカルボメトキシエチレンであるこ
    とを特徴とする、請求項45に記載の化合物。
  47. 【請求項47】(ベンジルオキシカルボニル)−L−バ
    リル−N−[1−(3−[5−(カルボメトキシエチレ
    ン)−1,2,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
    2−(S)−メチルプロピル]−L−プロリンアミドで
    あることを特徴とする、請求項46に記載の化合物。
  48. 【請求項48】Rがアルキルシクロアルキルであるこ
    とを特徴とする、請求項2に記載の化合物。
  49. 【請求項49】Rがアダマンチルメチレンであること
    を特徴とする、請求項48に記載の化合物。
  50. 【請求項50】(ベンジルオキシカルボニル)−L−バ
    リル−N−[1−(3−[5−(アダマンチルメチレ
    ン)−1,2,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
    2−(S)−メチルプロピル]−L−プロリンアミドで
    あることを特徴とする、請求項49に記載の化合物。
  51. 【請求項51】Rがシクロヘキシルメチレンであるこ
    とを特徴とする、請求項48に記載の化合物。
  52. 【請求項52】(ベンジルオキシカルボニル)−L−バ
    リル−N−[1−(3−[5−(シクロヘキシルメチレ
    ン)−1,2,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
    2−(S)−メチルプロピル]−L−プロリンアミドで
    あることを特徴とする、請求項51に記載の化合物。
  53. 【請求項53】下記の構造式の化合物であって、 【化2】 ここで、XはOであり、YはNであり、 Rは、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、ハロア
    ルキル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、
    アルキレンジオキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、カ
    ルボキシル、カルボアルコキシ、アルキルカルボキシア
    ミド、アリールカルボキシアミド、または−O−(C
    −C)アリールで置換されていてもよいアルキル、ア
    ルケニル、またはアルキニル; ヒドロキシル、アミ
    ノ、アルキルアミノ、またはジアルキルアミノ; N、
    O、およびSから選択された1〜4個のヘテロ原子を含
    んでいてもよく、またハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキ
    シル、ハロアルキル、アミノ、アミノアルキル、ジアル
    キルアミノ、アルキル、アルケニル、アルキレンジオキ
    シ、アルキニル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボ
    キシル、カルボアルコキシ、アルキルカルボキシアミ
    ド、(C−C)アリール、−O−(C−C)ア
    リール、アリールカルボキシアミド、アルキルチオ、ま
    たはハロアルキルチオで置換されていてもよいシクロア
    ルキル、シクロアルケニル、アルキルシクロアルキル、
    アルケニルシクロアルキル、アルキルシクロアルケニ
    ル、(C−C12)アリール、(C−C12)アリ
    ールアルキル、(C−C12)アリールアルケニル、
    融合(C−C12)アリールシクロアルキル、または
    アルキル融合(C−C12)アリールシクロアルキル
    であり;RとRは別個にまたはともにHであり;
    1〜3個のハロ、ヒドロキシル、チオ、アルキルチオ、
    アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキル
    グアニジニル、ジアルキルグアニジニル、グアニジニ
    ル、またはアミジルグアニジンで置換されていてもよい
    アルキルまたはアルケニル; Rがアルキルまたはアル
    ケニルであり、R′、R″、およびRが別個にH、ア
    ルキル、アルケニル、シクロアルキル、または(C
    )アリールである−RCOR′−、−RCOO
    R′、−RNR′R″R、または−RC(O)NR′
    R″; N、O、およびSから選択された1〜4個のヘ
    テロ原子を含んでいてもよく、またハロ、シアノ、ケ
    ト、ニトロ、ヒドロキシル、ハロアルキル、アミノ、ア
    ミノアルキル、ジアルキルアミノ、アミジン、アルキル
    アミジン、ジアルキルアミジン、アルキル、アルケニ
    ル、アルキレンジオキシ、アルキニル、アルコキシ、ハ
    ロアルコキシ、カルボキシル、カルボアルコキシ、アル
    キルカルボキシアミド、(C−C)アリール、−O
    −(C−C)アリール、アリールカルボキシアミ
    ド、アルキルチオ、またはハロアルキルチオで置換され
    ていてもよいシクロアルキル、アルキルシクロアルキ
    ル、アルケニルシクロアルキル、アルキル−オキシアリ
    ール、アルキル−チオアリール、アルキル−アミノアリ
    ール、(C −C12)アリール、(C−C12)ア
    リールアルキル、または(C−C 12)アリールアル
    ケニルであり;Aは直接結合、−C(O)−、−NHC
    (O)−、S(O)−、−NH−S(O)−、−O
    C(O)−、−C−であり、またはハロ、シアノ、ニト
    ロ、ハロアルキル、アミノ、アミノアルキル、ジアルキ
    ルアミノ、アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カ
    ルボキシル、カルボアルコキシ、アルキルカルボキシア
    ミド、アリールカルボキシアミド、アルキルチオ、また
    はハロアルキルチオで置換されていてもよいアルキル、
    アルケニル、またはフェニルと、硫黄(の箇所)で置換
    されていてもよいプロリン、イソロイシン、シクロヘキ
    シルアラニン、システイン; フェニルアラニン、ホモ
    フェニルアラニン、デヒドロフェニルアラニン、インド
    リン−2−カルボン酸; ハロ、シアノ、ニトロ、ハロ
    アルキル、アミノ、アミノアルキル、ジアルキルアミ
    ノ、アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボキ
    シル、カルボアルコキシ、アルキルカルボキシアミド、
    アリールカルボキシアミド、アルキルチオ、またはハロ
    アルキルチオで置換されていてもよいアルキル、アルケ
    ニル、またはフェニルで置換されていてもよいテトラヒ
    ドロシオキノリン−2−カルボン酸; アルキルまたは
    アリールで置換されていてもよいトリプトファン、チロ
    シン、セリン、またはトレオニン;ヒスチジン、メチオ
    ニン、バリン、ノルバリン、ノルロイシン、オクタヒド
    ロインドール−2−カルボン酸; N、O、およびSか
    ら選択された1個またはそれ以上のヘテロ原子を含んで
    いてもよいアルキル、アルケニル、アルキニル、アルコ
    キシアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルアミノ
    アルキル、ジアルキルアミノアルキル、カルボキシアル
    キル、アルコキシカルボニルアルキルまたはアリール、
    アリールアルキル、シクロアルキル、アルキルシクロア
    ルキル、融合アリールシクロアルキル、またはアルキル
    融合アリールシクロアルキルと、側鎖窒素(の箇所)で
    置換されていてもよいアスパラギン、グルタミン、オル
    ニチン、およびリシンであり;RがH、アルキル、ア
    ルケニル、またはアルキニル; N、O、およびSから
    選択された1個またはそれ以上のヘテロ原子を含んでい
    てもよく、またアルキル、アルケニル、アルキニル、ハ
    ロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、ハロアルキル、ア
    ルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミ
    ノ、カルボキシル、ハロアルコキシ、カルボアルコキ
    シ、アルキルカルボキシアミド、アリール、アリールア
    ルキル、アリールカルボキシアミド、アルキルチオ、ま
    たはハロアルキルチオで置換されていてもよい、シクロ
    アルキル、アルキルシクロアルキル、(C−C12
    アリール、(CまたはC−C12)アリールアルキ
    ル、融合(C−C12)アリール−シクロアルキル、
    または融合アルキル(C−C12)アリール−シクロ
    アルキルであることを特徴とする、上記構造式の化合
    物。
  54. 【請求項54】Rが置換されていてもよいアリールア
    ルキルであることを特徴とする、請求項53に記載の化
    合物。
  55. 【請求項55】Rが3−トリフルオロメチルベンジル
    であることを特徴とする、請求項54に記載の化合物。
  56. 【請求項56】−A−が−C(O)−であることを特徴
    とする、請求項55に記載の化合物。
  57. 【請求項57】Rがピリジニルであることを特徴とす
    る、請求項56に記載の化合物。
  58. 【請求項58】3−ピリジルカルボニル−L−バリル−
    N−[1−(3−[5−(3−トリフルオロメチルベン
    ジル)−1,2,4−オキサジアゾリル]カルボニル)
    −2−(S)−メチルプロピル]−L−プロリンアミド
    であることを特徴とする、請求項57に記載の化合物。
  59. 【請求項59】−A−が−OC(O)−であることを特
    徴とする、請求項55に記載の化合物。
  60. 【請求項60】Rがメチルであることを特徴とする、
    請求項59に記載の化合物。
  61. 【請求項61】メチルオキシカルボニル−L−バリル−
    N−[1−(3−[5−(3−トリフルオロメチルベン
    ジル)−1,2,4−オキサジアゾリル]カルボニル)
    −2−(S)−メチルプロピル]−L−プロリンアミド
    であることを特徴とする、請求項60に記載の化合物。
  62. 【請求項62】Rがイソプロピルであることを特徴と
    する、請求項59に記載の化合物。
  63. 【請求項63】イソプロピルオキシカルボニル−L−バ
    リル−N−[1−(3−[5−(3−トリフルオロメチ
    ルベンジル)−1,2,4−オキサジアゾリル]カルボ
    ニル)−2−(S)−メチルプロピル]−L−プロリン
    アミドであることを特徴とする、請求項62に記載の化
    合物。
  64. 【請求項64】Rが4−ピリジニルメチレンであるこ
    とを特徴とする、請求項56に記載の化合物。
  65. 【請求項65】4−ピリジニルメチレンオキシカルボニ
    ル−L−バリル−N−[1−(3−[5−(3−トリフ
    ルオロメチルベンジル)−1,2,4−オキサジアゾリ
    ル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]−L
    −プロリンアミドであることを特徴とする、請求項64
    に記載の化合物。
  66. 【請求項66】Aが−S(O)−であることを特徴と
    する、請求項55に記載の化合物。
  67. 【請求項67】Rがアルキルであることを特徴とす
    る、請求項66に記載の化合物。
  68. 【請求項68】Rがメチルであることを特徴とする、
    請求項67に記載の化合物。
  69. 【請求項69】メチルスルホニル−L−バリル−N−
    [1−(3−[5−(3−トリフルオロメチルベンジ
    ル)−1,2,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
    2−(S)−メチルプロピル]−L−プロリンアミドで
    あることを特徴とする、請求項68に記載の化合物。
  70. 【請求項70】下記の構造式の化合物であって、 【化3】 ここで、XはNであり、YはOであり、 Rが、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、ハロア
    ルキル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、
    アルキレンジオキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、カ
    ルボキシル、カルボアルコキシ、アルキルカルボキシア
    ミド、アリールカルボキシアミド、または−O−(C
    −C)アリールで置換されていてもよいアルキル、ア
    ルケニル、またはアルキニル; ヒドロキシル、アミ
    ノ、アルキルアミノ、またはジアルキルアミノ; N、
    O、およびSから選択された1〜4個のヘテロ原子を含
    んでいてもよく、またハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキ
    シル、ハロアルキル、アミノ、アミノアルキル、ジアル
    キルアミノ、アルキル、アルケニル、アルキレンジオキ
    シ、アルキニル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボ
    キシル、カルボアルコキシ、アルキルカルボキシアミ
    ド、(C−C)アリール、−O−(C−C)ア
    リール、アリールカルボキシアミド、アルキルチオ、ま
    たはハロアルキルチオで置換されていてもよいシクロア
    ルキル、シクロアルケニル、アルキルシクロアルキル、
    アルケニルシクロアルキル、アルキルシクロアルケニ
    ル、(C−C12)アリール、(C−C12)アリ
    ールアルキル、(C−C12)アリールアルケニル、
    融合(C−C12)アリールシクロアルキル、または
    アルキル融合(C−C12)アリールシクロアルキル
    であり;RとRは別個にまたはともにHであり;
    1〜3個のハロ、ヒドロキシル、チオ、アルキルチオ、
    アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキル
    グアニジニル、ジアルキルグアニジニル、グアニジニ
    ル、またはアミジルグアニジンで置換されていてもよい
    アルキルまたはアルケニル; Rがアルキルまたはアル
    ケニルであり、R′、R″、およびRが別個にH、ア
    ルキル、アルケニル、シクロアルキル、または(C
    )アリールである−RCOR′−、−RCOO
    R′、−RNR′R″R、または−RC(O)NR′
    R″; N、O、およびSから選択された1〜4個のヘ
    テロ原子を含んでいてもよく、またハロ、シアノ、ケ
    ト、ニトロ、ヒドロキシル、ハロアルキル、アミノ、ア
    ミノアルキル、ジアルキルアミノ、アミジン、アルキル
    アミジン、ジアルキルアミジン、アルキル、アルケニ
    ル、アルキレンジオキシ、アルキニル、アルコキシ、ハ
    ロアルコキシ、カルボキシル、カルボアルコキシ、アル
    キルカルボキシアミド、(C−C)アリール、−O
    −(C−C)アリール、アリールカルボキシアミ
    ド、アルキルチオ、またはハロアルキルチオで置換され
    ていてもよいシクロアルキル、アルキルシクロアルキ
    ル、アルケニルシクロアルキル、アルキル−オキシアリ
    ール、アルキル−チオアリール、アルキル−アミノアリ
    ール、(C −C12)アリール、(C−C12)ア
    リールアルキル、または(C−C 12)アリールアル
    ケニルであり;Aは直接結合、−C(O)−、−NHC
    (O)−、S(O)−、−NH−S(O)−、−O
    C(O)−、−C−であり、またはハロ、シアノ、ニト
    ロ、ハロアルキル、アミノ、アミノアルキル、ジアルキ
    ルアミノ、アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カ
    ルボキシル、カルボアルコキシ、アルキルカルボキシア
    ミド、アリールカルボキシアミド、アルキルチオ、また
    はハロアルキルチオで置換されていてもよいアルキル、
    アルケニル、またはフェニルと、硫黄(の箇所)で置換
    されていてもよいプロリン、イソロイシン、シクロヘキ
    シルアラニン、システインから選択されたアミノ酸;
    フェニルアラニン、ホモフェニルアラニン、デヒドロフ
    ェニルアラニン、インドリン−2−カルボン酸; ハ
    ロ、シアノ、ニトロ、ハロアルキル、アミノ、アミノア
    ルキル、ジアルキルアミノ、アルキル、アルコキシ、ハ
    ロアルコキシ、カルボキシル、カルボアルコキシ、アル
    キルカルボキシアミド、アリールカルボキシアミド、ア
    ルキルチオ、またはハロアルキルチオで置換されていて
    もよいアルキル、アルケニル、またはフェニルで置換さ
    れていてもよいテトラヒドロシオキノリン−2−カルボ
    ン酸; アルキルまたはアリールで置換されていてもよ
    いトリプトファン、チロシン、セリン、またはトレオニ
    ン; ヒスチジン、メチオニン、バリン、ノルバリン、
    ノルロイシン、オクタヒドロインドール−2−カルボン
    酸; N、O、およびSから選択された1個またはそれ
    以上のヘテロ原子を含んでいてもよいアルキル、アルケ
    ニル、アルキニル、アルコキシアルキル、アルキルチオ
    アルキル、アルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノ
    アルキル、カルボキシアルキル、アルコキシカルボニル
    アルキルまたはアリール、アリールアルキル、シクロア
    ルキル、アルキルシクロアルキル、融合アリールシクロ
    アルキル、またはアルキル融合アリールシクロアルキル
    と、側鎖窒素(の箇所)で置換されていてもよいアスパ
    ラギン、グルタミン、オルニチン、およびリシンであ
    り;RはH、アルキル、アルケニル、またはアルキニ
    ル; N、O、およびSから選択された1個またはそれ
    以上のヘテロ原子を含んでいてもよく、またアルキル、
    アルケニル、アルキニル、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒド
    ロキシル、ハロアルキル、アルコキシ、アミノ、アルキ
    ルアミノ、ジアルキルアミノ、カルボキシル、ハロアル
    コキシ、カルボアルコキシ、アルキルカルボキシアミ
    ド、アリール、アリールアルキル、アリールカルボキシ
    アミド、アルキルチオ、またはハロアルキルチオで置換
    されていてもよい、シクロアルキル、アルキルシクロア
    ルキル、(C−C12)アリール、(C−C12
    アリールアルキル、融合(C−C12)アリール−シ
    クロアルキル、または融合アルキル(C−C12)ア
    リール−シクロアルキルであることを特徴とする、上記
    構造式の化合物。
  71. 【請求項71】−A−が−OC(O)−であることを特
    徴とする、請求項70に記載の化合物。
  72. 【請求項72】Rがベンジルであることを特徴とす
    る、請求項71に記載の化合物。
  73. 【請求項73】Rがアルキル融合アリールシクロアル
    キルであることを特徴とする、請求項72に記載の化合
    物。
  74. 【請求項74】Rが3,4−メチレンジオキシベンジ
    ルであることを特徴とする、請求項73に記載の化合
    物。
  75. 【請求項75】(ベンジルオキシカルボニル)−L−バ
    リル−N−[1−(2−[5−(3,4−メチレンジオ
    キシベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カル
    ボニル)−2−(S)−メチルプロピル]−L−プロリ
    ンアミドであることを特徴とする、請求項74に記載の
    化合物。
  76. 【請求項76】Rがアルキルであることを特徴とす
    る、請求項73に記載の化合物。
  77. 【請求項77】Rがメチルであることを特徴とする、
    請求項76に記載の化合物。
  78. 【請求項78】(ベンジルオキシカルボニル)−L−バ
    リル−N−[1−(2−[5−メチル−1,3,4−オ
    キサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプ
    ロピル]−L−プロリンアミドであることを特徴とす
    る、請求項77に記載の化合物。
  79. 【請求項79】Rがジアルキルアミノであることを特
    徴とする、請求項72に記載の化合物。
  80. 【請求項80】Rがジメチルアミノであることを特徴
    とする、請求項79に記載の化合物。
  81. 【請求項81】(ベンジルオキシカルボニル)−L−バ
    リル−N−[1−(2−[5−ジメチルアミノ−1,
    3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)
    −メチルプロピル]−L−プロリンアミドであることを
    特徴とする、請求項80に記載の化合物。
  82. 【請求項82】Rがアリールアルキルであることを特
    徴とする、請求項72に記載の化合物。
  83. 【請求項83】Rが3−メチルベンジルであることを
    特徴とする、請求項82に記載の化合物。
  84. 【請求項84】(ベンジルオキシカルボニル)−L−バ
    リル−N−[1−(2−[5−(3−メチルベンジル)
    −1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−
    (S)−メチルプロピル]−L−プロリンアミドである
    ことを特徴とする、請求項83に記載の化合物。
  85. 【請求項85】RとRがアルキルであることを特徴
    とする、請求項83に記載の化合物。
  86. 【請求項86】RとRがそれぞれメチルであること
    を特徴とする、請求項85に記載の化合物。
  87. 【請求項87】(ベンジルオキシカルボニル)−L−バ
    リル−N−[1−(2−[5−(3−メチルベンジル)
    −1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−1−
    メチルエチル]−L−プロリンアミドであることを特徴
    とする、請求項86に記載の化合物。
  88. 【請求項88】Rがハロアルキルで置換されていても
    よいベンジルであることを特徴とする、請求項72に記
    載の化合物。
  89. 【請求項89】Rがトリフルオロメチルで置換されて
    いてもよいベンジルであることを特徴とする、請求項8
    8に記載の化合物。
  90. 【請求項90】(ベンジルオキシカルボニル)−L−バ
    リル−N−[1−(2−[5−(3−トリフルオロメチ
    ルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボ
    ニル)−2−(S)−メチルプロピル]−L−プロリン
    アミドであることを特徴とする、請求項89に記載の化
    合物。
  91. 【請求項91】Rがジアルキルアミノで置換されてい
    てもよいベンジルであることを特徴とする、請求項72
    に記載の化合物。
  92. 【請求項92】Rがジメチルアミノで置換されていて
    もよいベンジルであることを特徴とする、請求項91に
    記載の化合物。
  93. 【請求項93】(ベンジルオキシカルボニル)−L−バ
    リル−N−[1−(2−[5−(4−ジメチルアミノベ
    ンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニ
    ル)−2−(S)−メチルプロピル]−L−プロリンア
    ミドであることを特徴とする、請求項92に記載の化合
    物。
  94. 【請求項94】Rがアルキル融合アリールであること
    を特徴とする、請求項72に記載の化合物。
  95. 【請求項95】Rがナフチルメチレンであることを特
    徴とする、請求項94に記載の化合物。
  96. 【請求項96】(ベンジルオキシカルボニル)−L−バ
    リル−N−[1−(2−[5−(1−ナフチルメチレ
    ン)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
    2−(S)−メチルプロピル]−L−プロリンアミドで
    あることを特徴とする、請求項95に記載の化合物。
  97. 【請求項97】Rがアリールアルキルであることを特
    徴とする、請求項70に記載の化合物。
  98. 【請求項98】Rが3−メチルベンジルであることを
    特徴とする、請求項97に記載の化合物。
  99. 【請求項99】R−A−が3−ピリジルカルボニルで
    あることを特徴とする、請求項98に記載の化合物。
  100. 【請求項100】3−ピリジルカルボニル−L−バリル
    −N−[1−(2−[5−(3−メチルベンジル)−
    1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−
    (S)−メチルプロピル]−L−プロリンアミドである
    ことを特徴とする、請求項99に記載の化合物。
  101. 【請求項101】Aが−OC(O)−であることを特徴
    とする、請求項98に記載の化合物。
  102. 【請求項102】Rがメチルであることを特徴とす
    る、請求項101に記載の化合物。
  103. 【請求項103】メチルオキシカルボニル−L−バリル
    −N−[1−(2−[5−(3−メチルベンジル)−
    1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−
    (S)−メチルプロピル]−L−プロリンアミドである
    ことを特徴とする、請求項102に記載の化合物。
  104. 【請求項104】Rがイソプロピルであることを特徴
    とする、請求項101に記載の化合物。
  105. 【請求項105】イソプロピルオキシカルボニル−L−
    バリル−N−[1−(2−[5−(3−メチルベンジ
    ル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
    2−(S)−メチルプロピル]−L−プロリンアミドで
    あることを特徴とする、請求項104に記載の化合物。
  106. 【請求項106】Rが4−ピリジルメチレンであるこ
    とを特徴とする、請求項101に記載の化合物。
  107. 【請求項107】4−ピリジルメチレンオキシカルボニ
    ル−L−バリル−N−[1−(3−[5−(3−メチル
    ベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニ
    ル)−2−(S)−メチルプロピル]−L−プロリンア
    ミドであることを特徴とする、請求項106に記載の化
    合物。
  108. 【請求項108】Aが−S(O)−であることを特徴
    とする、請求項98に記載の化合物。
  109. 【請求項109】Rがアルキルであることを特徴とす
    る、請求項108に記載の化合物。
  110. 【請求項110】Rがメチルであることを特徴とす
    る、請求項109に記載の化合物。
  111. 【請求項111】メチルスルホニル−L−バリル−N−
    [1−(3−[5−(3−メチルベンジル)−1,3,
    4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メ
    チルプロピル]−L−プロリンアミドであることを特徴
    とする、請求項110に記載の化合物。
  112. 【請求項112】Rがアリールであることを特徴とす
    る、請求項108に記載の化合物。
  113. 【請求項113】Rがフェニルであることを特徴とす
    る、請求項112に記載の化合物。
  114. 【請求項114】フェニルスルホニル−L−バリル−N
    −[1−(2−[5−(3−メチルベンジル)−1,
    3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)
    −メチルプロピル]−L−プロリンアミドであることを
    特徴とする、請求項113に記載の化合物。
  115. 【請求項115】Aが−S(O)−であることを特徴
    とする、請求項70に記載の化合物。
  116. 【請求項116】Rがアルキルであることを特徴とす
    る、請求項115に記載の化合物。
  117. 【請求項117】Rがメチルであることを特徴とす
    る、請求項116に記載の化合物。
  118. 【請求項118】Rがα,α−ジアルキル−アリール
    アルキルであることを特徴とする、請求項117に記載
    の化合物。
  119. 【請求項119】Rがα,α−ジメチルベンジルであ
    ることを特徴とする、請求項118に記載の化合物。
  120. 【請求項120】メチルスルホニル−L−バリル−N−
    [1−(3−[5−(α,α−ジメチルベンジル)−
    1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−
    (S)−メチルプロピル]−L−プロリンアミドである
    ことを特徴とする、請求項119に記載の化合物。
  121. 【請求項121】Rがアルキルであることを特徴とす
    る、請求項117に記載の化合物。
  122. 【請求項122】Rがtert−ブチルであることを
    特徴とする、請求項121に記載の化合物。
  123. 【請求項123】メチルスルホニル−L−バリル−N−
    [1−(3−[5−tert−ブチル−1,3,4−オ
    キサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプ
    ロピル]−L−プロリンアミドであることを特徴とす
    る、請求項122に記載の化合物。
  124. 【請求項124】下記の構造式の化合物であって、 【化4】 ここで、XとYが別個にO、S、またはNであり、Nが
    1〜3個のハロ原子で置換されていてもよいアルキルま
    たはアルケニルで置換されていてもよく; XまたはY
    の少なくとも一つがNであるときには、N、O、および
    Sから選択された1〜3個のヘテロ原子を含んでいても
    よく、またハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、ハロ
    アルキル、アミノ、アミノアルキル、ジアルキルアミ
    ノ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、
    ハロアルコキシ、カルボキシル、カルボアルコキシ、ア
    ルキルカルボキシアミド、アリールカルボキシアミド、
    アルキルチオ、またはハロアルキルチオで置換されてい
    てもよい(C −C)アリール、アリールアルキル、
    またはアリールアルケニルであり;Rが、ハロ、シア
    ノ、ニトロ、ヒドロキシル、ハロアルキル、アミノ、ア
    ルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキレンジオキ
    シ、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボキシル、カル
    ボアルコキシ、アルキルカルボキシアミド、アリールカ
    ルボキシアミド、または−O−(C−C)アリール
    で置換されていてもよいアルキル、アルケニル、または
    アルキニル; ヒドロキシル、アミノ、アルキルアミ
    ノ、またはジアルキルアミノ; N、O、およびSから
    選択された1〜4個のヘテロ原子を含んでいてもよく、
    またハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、ハロアルキ
    ル、アミノ、アミノアルキル、ジアルキルアミノ、アル
    キル、アルケニル、アルキレンジオキシ、アルキニル、
    アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボキシル、カルボア
    ルコキシ、アルキルカルボキシアミド、(C −C
    アリール、−O−(C−C)アリール、アリールカ
    ルボキシアミド、アルキルチオ、またはハロアルキルチ
    オで置換されていてもよいシクロアルキル、シクロアル
    ケニル、アルキルシクロアルキル、アルケニルシクロア
    ルキル、アルキルシクロアルケニル、(C−C12
    アリール、(C−C12)アリールアルキル、(C
    −C12)アリールアルケニル、融合(C−C12
    アリールシクロアルキル、またはアルキル融合(C
    12)アリールシクロアルキルであり;RとR
    別個にまたはともにHであり; 1〜3個のハロ、ヒド
    ロキシル、チオ、アルキルチオ、アミノ、アルキルアミ
    ノ、ジアルキルアミノ、アルキルグアニジニル、ジアル
    キルグアニジニル、グアニジニル、またはアミジルグア
    ニジンで置換されていてもよいアルキルまたはアルケニ
    ル; Rがアルキルまたはアルケニルであり、R′、
    R″、およびRが別個にH、アルキル、アルケニル、
    シクロアルキル、または(C−C)アリールである
    −RCOR′−、−RCOOR′、−RNR′R″
    、または−RC(O)NR′R″; N、O、およ
    びSから選択された1〜4個のヘテロ原子を含んでいて
    もよく、またハロ、シアノ、ケト、ニトロ、ヒドロキシ
    ル、ハロアルキル、アミノ、アミノアルキル、ジアルキ
    ルアミノ、アミジン、アルキルアミジン、ジアルキルア
    ミジン、アルキル、アルケニル、アルキレンジオキシ、
    アルキニル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボキシ
    ル、カルボアルコキシ、アルキルカルボキシアミド、
    (C−C)アリール、−O−(C−C)アリー
    ル、アリールカルボキシアミド、アルキルチオ、または
    ハロアルキルチオで置換されていてもよいシクロアルキ
    ル、アルキルシクロアルキル、アルケニルシクロアルキ
    ル、アルキル−オキシアリール、アルキル−チオアリー
    ル、アルキル−アミノアリール、(C−C12)アリ
    ール、(C−C12)アリールアルキル、または(C
    −C12)アリールアルケニルであり;Bが−S
    (O)−または−C(O)−であり;Rが下記の構
    造式のいずれかであり; 【化5】 ここで、R′とR′が別個にまたはともにHであ
    り; 1〜3個のハロ、ヒドロキシル、チオ、アルキル
    チオ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ア
    ルキルグアニジニル、ジアルキルグアニジニル、グアニ
    ジニル、またはアミジルグアニジンで置換されていても
    よいアルキルまたはアルケニル; Rがアルキルまたは
    アルケニルであり、R′、R″、およびRが別個に
    H、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、または
    (C−C)アリールである−RCOR′−、−RC
    OOR′、−RNR′R″R、または−RC(O)N
    R′R″; N、O、およびSから選択された1〜4個
    のヘテロ原子を含んでいてもよく、またハロ、シアノ、
    ケト、ニトロ、ヒドロキシル、ハロアルキル、アミノ、
    アミノアルキル、ジアルキルアミノ、アミジン、アルキ
    ルアミジン、ジアルキルアミジン、アルキル、アルケニ
    ル、アルキレンジオキシ、アルキニル、アルコキシ、ハ
    ロアルコキシ、カルボキシル、カルボアルコキシ、アル
    キルカルボキシアミド、(C−C)アリール、−O
    −(C−C)アリール、アリールカルボキシアミ
    ド、アルキルチオ、またはハロアルキルチオで置換され
    ていてもよいシクロアルキル、アルキルシクロアルキ
    ル、アルケニルシクロアルキル、アルキル−オキシアリ
    ール、アルキル−チオアリール、アルキル−アミノアリ
    ール、(C−C12)アリール、(C−C12)ア
    リールアルキル、または(C−C12)アリールアル
    ケニルであり;R13がH、アルキル、ハロ、アルコキ
    シ、カルボアルコキシ、シクロアルコキシ、カルボキシ
    ル、アルキルチオ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキ
    ルアミノであり、またO、N、およびSから選択された
    1個またはそれ以上のヘテロ原子を含んでいてもよく、
    またハロまたはアルキルで置換されていてもよい、アリ
    ール、アリールアルキル、融合アリール、融合アリール
    -シクロアルキル、またはシクロアルキルであり;R
    14がH、アルキル、アルケニル、アミノ、アルキルア
    ミノ、ジアルキルアミノ; O、N、およびSから選択
    された1個またはそれ以上のヘテロ原子を含んでいても
    よく、またアルキル、ハロ、アルコキシ、アミノ、アル
    キルアミノ、ジアルキルアミノ、カルボキシ、アルケニ
    ル、アルキニル、ハロアルコキシ、カルボアルコキシ、
    アルキルカルボキシアミド、アリール、アリールカルボ
    キシアミド、アリールアルキルカルボキシアミド、アル
    キルチオ、またはハロアルキルチオで置換されていても
    よい、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、
    アリールオキシカルボキシアミド、アリールアルキルオ
    キシカルボキシアミドまたは融合アリールシクロアルキ
    ルであり;R15がH、アルキル、ハロ、アルコキシ、
    カルボアルコキシ、カルボキシル、アルキルチオ、アミ
    ノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノであり、また
    O、N、およびSから選択された1個またはそれ以上の
    ヘテロ原子を含んでいてもよいアリール、アリールアル
    キル、融合アリール-シクロアルキル、アリール融合ア
    リール-シクロアルキル、アルキル融合アリール、シク
    ロアルキル、またはアルキルシクロアルキルであり;W
    がOまたはSであり; CまたはNがアルキル、アリー
    ルで置換されていてもよいことを特徴する、上記構造式
    の化合物。
  125. 【請求項125】Rが構造式(I)のものであること
    を特徴とする、請求項124に記載の化合物。
  126. 【請求項126】R14がアミノであることを特徴とす
    る、請求項125に記載の化合物。
  127. 【請求項127】(2S,5S)−5−アミノ−1,
    2,4,5,6,7−ヘキサヒドロアゼピノ−[3,
    2,1]−インドール−4−オン−カルボニル−N−
    [1−(2−[5−(3−メチルベンジル)−1,3,
    4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(R,S)
    −メチルプロピル]アセトアミドであることを特徴とす
    る、請求項126に記載の化合物。
  128. 【請求項128】Rが構造式(II)のものであること
    を特徴とする、請求項124に記載の化合物。
  129. 【請求項129】R13が、ヘテロ原子を含んでいても
    よく、置換されていてもよいアリールまたはアリールア
    ルキルであることを特徴とする、請求項128に記載の
    化合物。
  130. 【請求項130】R13が置換されていてもよいフェニ
    ルまたはベンジルであることを特徴とする、請求項12
    9に記載の化合物。
  131. 【請求項131】R13がフェニルまたはベンジルであ
    ることを特徴とする、請求項130に記載の化合物。
  132. 【請求項132】2−オキソ−5−フェニル−1,4−
    ベンゾジアゼピン−N−[1−(2−[5−(3−メチ
    ルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボ
    ニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミドで
    あることを特徴とする、請求項131に記載の化合物。
  133. 【請求項133】R13がハロ、ハロアルキル、または
    アルコキシで置換されたフェニルまたはベンジルである
    ことを特徴とする、請求項130に記載の化合物。
  134. 【請求項134】2−オキソ−5−(4−クロロフェニ
    ル)−1,4−ベンゾジアゼピン−N−[1−(2−
    [5−tert−ブチル−1,3,4−オキサジアゾリ
    ル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセ
    トアミド;2−オキソ−5−(4−トリフルオロメチル
    フェニル)−1,4−ベンゾジアゼピン−N−[1−
    (2−[5−(3−メチルベンジル)−1,3,4−オ
    キサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプ
    ロピル]アセトアミドであることを特徴とする、請求項
    133に記載の化合物。
  135. 【請求項135】R14がH、アミノ、またはベンジル
    オキシカルボニルアミノであることを特徴とする、請求
    項130または131に記載の化合物。
  136. 【請求項136】3−(R,S)−アミノ−2−オキソ
    −5−フェニル−1,4−ベンゾジアゼピン−N−[1
    −(2−[5−(3−メチルベンジル)−1,3,4−
    オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(R,S)−メ
    チルプロピル]アセトアミドであることを特徴とする、
    請求項135に記載の化合物。
  137. 【請求項137】R15がH、ハロ、またはジアルキル
    アミノであることを特徴とする、請求項135に記載の
    化合物。
  138. 【請求項138】 3−(R,S)−アミノ−2−オキ
    ソ−5−フェニル−1,4−(2′−クロロベンゾジア
    ゼピン)−N−[1−(2−[5−(3−メチルベンジ
    ル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
    2−(R,S)−メチルプロピル]アセトアミド;2−
    オキソ−5−フェニル−1,4−(2′−ジメチルアミ
    ノベンゾジアゼピン)−N−[1−(2−[5−(3−
    メチルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カ
    ルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミ
    ドであることを特徴とする、請求項137に記載の化合
    物。
  139. 【請求項139】R13がハロ、ハロアルキル、または
    アルコキシで置換されたフェニルまたはベンジルである
    ことを特徴とする、請求項137に記載の化合物。
  140. 【請求項140】(R,S)−3−アミノ−2−オキソ
    −5−(4−クロロフェニル)−1,4−ベンゾジアゼ
    ピン−N−[1−(2−[5−(3−メチルベンジル)
    −1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−
    (R,S)−メチルプロピル]アセトアミド;(R,
    S)−3−アミノ−2−オキソ−5−(2−クロロフェ
    ニル)−1,4−(2′−クロロベンゾジアゼピン)−
    N−[1−(2−[5−(3−メチルベンジル)−1,
    3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(R,
    S)−メチルプロピル]アセトアミド;(R,S)−3
    −ベンジルオキシカルボニルアミノ−2−オキソ−5−
    (2−クロロフェニル)−1,4−(2′−クロロベン
    ゾジアゼピン)−N−[1−(2−[5−(3−メチル
    ベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニ
    ル)−2−(R,S)−メチルプロピル]アセトアミ
    ド;3−(R,S)−アミノ−2−オキソ−5−(2−
    クロロフェニル)−1,4−(2′−クロロベンゾジア
    ゼピン)−N−[1−(2−[5−(3−メチルベンジ
    ル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
    2−(R,S)−メチルプロピル]アセトアミドである
    ことを特徴とする、請求項139に記載の化合物。
  141. 【請求項141】R13がピリジルであることを特徴と
    する、請求項129に記載の化合物。
  142. 【請求項142】R14がH、アミノ、またはベンジル
    オキシカルボニルアミノであることを特徴とする、請求
    項141に記載の化合物。
  143. 【請求項143】 3−(R,S)−アミノ−2−オキ
    ソ−5−(2−ピリジル)−1,4−ベンゾジアゼピン
    −N−[1−(2−[5−(3−メチルベンジル)−
    1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−
    (R,S)−メチルプロピル]アセトアミド;2−オキ
    ソ−5−(2−ピリジル)−1,4−ベンゾジアゼピン
    −N−[1−(2−[5−(3−メチルベンジル)−
    1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−
    (S)−メチルプロピル]アセトアミドであることを特
    徴とする、請求項142に記載の化合物。
  144. 【請求項144】R13がピペリジニルであることを特
    徴とする、請求項128に記載の化合物。
  145. 【請求項145】2−オキソ−5−(4−ピペリジニ
    ル)−1,4−ベンゾジアゼピン−N−[1−(2−
    [5−(3−メチルベンジル)−1,3,4−オキサジ
    アゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピ
    ル]アセトアミドであることを特徴とする、請求項14
    4に記載の化合物。
  146. 【請求項146】R13がアルキルであることを特徴と
    する、請求項128に記載の化合物。
  147. 【請求項147】R13がメチルであることを特徴とす
    る、請求項146に記載の化合物。
  148. 【請求項148】R14がH、アミノ、またはベンジル
    オキシカルボニルアミノであることを特徴とする、請求
    項147に記載の化合物。
  149. 【請求項149】3−(R,S)−アミノ−2−オキソ
    −5−メチル−1,4−ベンゾジアゼピン−N−[1−
    (2−[5−(3−メチルベンジル)−1,3,4−オ
    キサジアゾリル]カルボニル)−2−(R,S)−メチ
    ルプロピル]アセトアミドであることを特徴とする、請
    求項148に記載の化合物。
  150. 【請求項150】R13が1個またはそれ以上のヘテロ
    原子を含んでいてもよい融合アリール−シクロアルキル
    であることを特徴とする、請求項128に記載の化合
    物。
  151. 【請求項151】R13が3,4−メチレンジオキシフ
    ェニルであることを特徴とする、請求項150に記載の
    化合物。
  152. 【請求項152】R14がH、アミノ、またはベンジル
    オキシカルボニルアミノであることを特徴とする、請求
    項151に記載の化合物。
  153. 【請求項153】2−オキソ−5−(3,4−メチレン
    ジオキシフェニル)−1,4−ベンゾジアゼピン−N−
    [1−(2−[5−(3−メチルベンジル)−1,3,
    4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メ
    チルプロピル]アセトアミドであることを特徴とする、
    請求項152に記載の化合物。
  154. 【請求項154】Rが構造式(IV)のものであること
    を特徴とする、請求項124に記載の化合物。
  155. 【請求項155】R13がアルキルであることを特徴と
    する、請求項154に記載の化合物。
  156. 【請求項156】R13がメチルであることを特徴とす
    る、請求項155に記載の化合物。
  157. 【請求項157】R14がH、アミノ、またはベンジル
    オキシカルボニルアミノであることを特徴とする、請求
    項156に記載の化合物。
  158. 【請求項158】3−(R,S)−アミノ−2−オキソ
    −5−メチル−1,4−(2′,3′−メチレンジオキ
    シ)−ベンゾジアゼピン)−N−[1−(2−[5−
    (3−メチルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリ
    ル]カルボニル)−2−(R,S)−メチルプロピル]
    アセトアミドであることを特徴とする、請求項157に
    記載の化合物。
  159. 【請求項159】Rが構造式(VI)のものであること
    を特徴とする、請求項124に記載の化合物。
  160. 【請求項160】WがSであることを特徴とする、請求
    項159に記載の化合物。
  161. 【請求項161】R15がH、アリール、またはアリー
    ルアルキルであることを特徴とする、請求項160に記
    載の化合物。
  162. 【請求項162】R15がベンジルまたはフェニルであ
    ることを特徴とする、請求項161に記載の化合物。
  163. 【請求項163】R13がアルキルであることを特徴と
    する、請求項162に記載の化合物。
  164. 【請求項164】R13がメチルであることを特徴とす
    る、請求項163に記載の化合物。
  165. 【請求項165】R14がH、アミノ、またはベンジル
    オキシカルボニルアミノであることを特徴とする、請求
    項164に記載の化合物。
  166. 【請求項166】3−(R,S)−アミノ−2−オキソ
    −5−メチル−1,4−(1−チオフェノジアゼピン)
    −N−[1−(2−[5−(3−メチルベンジル)−
    1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−
    (S)−メチルプロピル]アセトアミドであることを特
    徴とする、請求項165に記載の化合物。
  167. 【請求項167】下記の構造式の化合物であって、 【化6】 ここで、XとYが別個にO、S、またはNであり、Nが
    1〜3個のハロ原子で置換されていてもよいアルキルま
    たはアルケニルで置換されていてもよく; XまたはY
    の少なくとも一つがNであるときには、N、O、および
    Sから選択された1〜3個のヘテロ原子を含んでいても
    よく、またハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、ハロ
    アルキル、アミノ、アミノアルキル、ジアルキルアミ
    ノ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、
    ハロアルコキシ、カルボキシル、カルボアルコキシ、ア
    ルキルカルボキシアミド、アリールカルボキシアミド、
    アルキルチオ、またはハロアルキルチオで置換されてい
    てもよい(C−C)アリール、アリールアルキル、
    またはアリールアルケニルであり;Rが、1個または
    それ以上、好ましくは1〜3個のハロ、ヒドロキシル、
    シアノ、ニトロ、ハロアルキル、アルキルアミノ、ジア
    ルキルアミノ、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボキ
    シル、カルボアルコキシ、アルキルカルボキシアミド、
    アリールカルボキシアミド、または−O−(C
    )アリールで置換されていてもよいアルキル、アル
    ケニル、またはアルキニル; ヒドロキシル、アミノ、
    アルキルアミノ、またはジアルキルアミノ; N、O、
    およびSから選択された1〜4個のヘテロ原子を含んで
    いてもよく、またハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ
    ル、ハロアルキル、アミノ、アミノアルキル、ジアルキ
    ルアミノ、アルキル、アルケニル、アルキレンジオキ
    シ、アルキニル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボ
    キシル、カルボアルコキシ、アルキルカルボキシアミ
    ド、(C−C)アリール、−O−(C−C)ア
    リール、アリールカルボキシアミド、アルキルチオ、ま
    たはハロアルキルチオで置換されていてもよいシクロア
    ルキル、アルキルシクロアルキル、アルケニルシクロア
    ルキル、シクロアルケニル、アルキルシクロアルケニ
    ル、アルケニルシクロアルケニル、(C−C )ア
    リール、(C−C12)アリールアルキル、(C
    12)アリールアルケニル、融合(C−C12)ア
    リールシクロアルキル、またはアルキル融合(C−C
    12)アリールシクロアルキルであり;RとRが別
    個にまたはともにHであり; 1〜3個のハロ、ヒドロ
    キシル、チオ、アルキルチオ、アミノ、アルキルアミ
    ノ、ジアルキルアミノ、アルキルグアニジニル、ジアル
    キルグアニジニル、グアニジニル、またはアミジルグア
    ニジンで置換されていてもよいアルキルまたはアルケニ
    ル; Rがアルキルまたはアルケニルであり、R′、
    R″、およびRが別個にH、アルキル、アルケニル、
    シクロアルキル、または(C−C)アリールである
    −RCOR′−、−RCOOR′、−RNR′R″
    、または−RC(O)NR′R″; N、O、およ
    びSから選択された1〜4個のヘテロ原子を含んでいて
    もよく、またハロ、シアノ、ケト、ニトロ、ヒドロキシ
    ル、ハロアルキル、アミノ、アミノアルキル、ジアルキ
    ルアミノ、アミジン、アルキルアミジン、ジアルキルア
    ミジン、アルキル、アルケニル、アルキレンジオキシ、
    アルキニル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボキシ
    ル、カルボアルコキシ、アルキルカルボキシアミド、
    (C−C)アリール、−O−(C−C)アリー
    ル、アリールカルボキシアミド、アルキルチオ、または
    ハロアルキルチオで置換されていてもよいシクロアルキ
    ル、アルキルシクロアルキル、アルケニルシクロアルキ
    ル、アルキル−オキシアリール、アルキル−チオアリー
    ル、アルキル−アミノアリール、(C−C 12)アリ
    ール、(C−C12)アリールアルキル、または(C
    −C12)アリールアルケニルであり;Bが−S
    (O)−、−C(O)−、−OC(O)−、または−
    CH−C(O)−であり;Rが下記の構造式(I)
    のものであり; 【化7】 ここで、mとnが別個に0または1であり;Dが直接結
    合、またはハロゲン、シアノ、ニトロ、ハロアルキル、
    アミノ、アミノアルキル、ジアルキルアミノ、アルキ
    ル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボキシル、カル
    ボアルコキシ、アルキルカルボキシアミド、アリールカ
    ルボキシアミド、アルキルチオ、またはハロアルキルチ
    オで置換されていてもよいアルキル、アルケニル、また
    はフェニルと、硫黄(の箇所)で置換されていてもよい
    プロリン、イソロイシン、シクロヘキシルアラニン、シ
    ステインから選択されたアミノ酸; フェニルアラニ
    ン、インドリン−2−カルボン酸; アルキル、アルケ
    ニル、ハロアルケル、アルキニル、ハロゲン、シアノ、
    ニトロ、ハロアルキル、アミノ、アミノアルキル、ジア
    ルキルアミノ、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボニ
    ル、カルボアルコキシ、アルキルカルボキシアミド、ア
    リールカルボキシアミド、アルキルチオ、またはハロア
    ルキルチオで置換されていてもよいテトラヒドロシオキ
    ノリン−2−カルボン酸; トリプトファン、バリン、
    ノルバリン、ノルロイシン、オクタヒドロインドール−
    2−カルボン酸; アルキル、アルケニル、アルキニ
    ル、アルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、アル
    キルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキル、カル
    ボキシアルキル、アルコキシカルボニルアルキルと、側
    鎖窒素(の箇所)で置換されていてもよいアスパラギ
    ン、グルタミン、オルニチン、およびリシン; または
    N、O、およびSから選択された1個またはそれ以上の
    ヘテロ原子を含んでいてもよい、シクロアルキル、アル
    キルシクロアルキル、融合アリールシクロアルキル、ま
    たはアルキル融合アリールシクロアルキルであり;Aが
    直接結合、−C(O)−、−NH−C(O)−、−S
    (O)−、−OC(O)−、または−C−であり;R
    14がH、アルキル、アルケニルであり; またはN、
    O、およびSから選択された1個またはそれ以上のヘテ
    ロ原子を含んでいてもよく、またアルキル、ハロ、アル
    コキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、
    カルボキシ、アルケニル、アルキニル、ハロアルコキ
    シ、カルボアルコキシ、アルキルカルボキシアミド、ア
    リール、アリールアルキル、アリールカルボキシアミ
    ド、アルキルチオ、またはハロアルキルチオで置換され
    ていてもよい、アリール、アリールアルキル、シクロア
    ルキル、アルキルシクロアルキル、融合アリールシクロ
    アルキル、またはアルキル融合アリールシクロアルであ
    り;Rがアリール、アリールアルキル、シクロアルキ
    ル、またはアルキルシクロアルキルであることを特徴す
    る、上記構造式の化合物。
  168. 【請求項168】Rが構造式(I)のものであること
    を特徴とする、請求項167に記載の化合物。
  169. 【請求項169】DがValであることを特徴とする、
    請求項168に記載の化合物。
  170. 【請求項170】R−AがCbzであることを特徴と
    する、請求項169に記載の化合物。
  171. 【請求項171】ベンジルオキシカルボニル−L−バリ
    ル−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン)−
    3−N−[1−(2−[5−(3−メチルベンジル)−
    1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−
    (R,S)−メチルプロピル]アセトアミドであること
    を特徴とする、請求項170に記載の化合物。
  172. 【請求項172】Rがアリール、アリールアルキル、
    シクロアルキルまたはシクロアリールアルキルであるこ
    とを特徴とする、請求項167に記載の化合物。
  173. 【請求項173】Rがアリールアルキルであることを
    特徴とする、請求項172に記載の化合物。
  174. 【請求項174】R−B−がベンジルオキシカルボニ
    ルであることを特徴とする、請求項173に記載の化合
    物。
  175. 【請求項175】下記の構造式の化合物であって、 【化8】 ここで、XとYが別個にO、S、またはNであり、Nが
    1〜3個のハロ原子で置換されていてもよいアルキルま
    たはアルケニルで置換されていてもよく; XまたはY
    の少なくとも一つがNであるときには、N、O、および
    Sから選択された1〜3個のヘテロ原子を含んでいても
    よく、またハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、ハロ
    アルキル、アミノ、アミノアルキル、ジアルキルアミ
    ノ、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、
    ハロアルコキシ、カルボキシル、カルボアルコキシ、ア
    ルキルカルボキシアミド、アリールカルボキシアミド、
    またはアルキルチオで置換されていてもよい(C−C
    )アリール、アリールアルキル、またはアリールアル
    ケニルであり;Rが、1個またはそれ以上、好ましく
    は1〜3個のハロ、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、ハ
    ロアルキル、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アル
    コキシ、ハロアルコキシ、カルボキシル、カルボアルコ
    キシ、アルキルカルボキシアミド、アリールカルボキシ
    アミド、または−O−(C−C)アリールで置換さ
    れていてもよいアルキル、アルケニル、またはアルキニ
    ル; ヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、または
    ジアルキルアミノ; N、O、およびSから選択された
    1〜4個のヘテロ原子を含んでいてもよく、またハロ、
    シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、ハロアルキル、アミ
    ノ、アミノアルキル、ジアルキルアミノ、アルキル、ア
    ルケニル、アルキレンジオキシ、アルキニル、アルコキ
    シ、ハロアルコキシ、カルボキシル、カルボアルコキ
    シ、アルキルカルボキシアミド、(C−C)アリー
    ル、−O−(C−C)アリール、アリールカルボキ
    シアミド、アルキルチオ、またはハロアルキルチオで置
    換されていてもよいシクロアルキル、アルキルシクロア
    ルキル、アルケニルシクロアルキル、シクロアルケニ
    ル、アルキルシクロアルケニル、アルケニルシクロアル
    ケニル、(C−C )アリール、(C−C12
    アリールアルキル、(C−C12)アリールアルケニ
    ル、融合(C−C12)アリールシクロアルキル、ま
    たはアルキル融合(C−C12)アリールシクロアル
    キルであり;RとRが別個にまたはともにHであ
    り; 1〜3個のハロ、ヒドロキシル、チオ、アルキル
    チオ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ア
    ルキルグアニジニル、ジアルキルグアニジニル、グアニ
    ジニル、またはアミジルグアニジンで置換されていても
    よいアルキルまたはアルケニル; Rがアルキルまたは
    アルケニルであり、R′、R″、およびRが別個に
    H、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、または
    (C−C)アリールである−RCOR′−、−RC
    OOR′、−RNR′R″R、または−RC(O)N
    R′R″; N、O、およびSから選択された1〜4個
    のヘテロ原子を含んでいてもよく、またハロ、シアノ、
    ケト、ニトロ、ヒドロキシル、ハロアルキル、アミノ、
    アミノアルキル、ジアルキルアミノ、アミジン、アルキ
    ルアミジン、ジアルキルアミジン、アルキル、アルケニ
    ル、アルキレンジオキシ、アルキニル、アルコキシ、ハ
    ロアルコキシ、カルボキシル、カルボアルコキシ、アル
    キルカルボキシアミド、(C−C)アリール、−O
    −(C−C)アリール、アリールカルボキシアミ
    ド、アルキルチオ、またはハロアルキルチオで置換され
    ていてもよいシクロアルキル、アルキルシクロアルキ
    ル、アルケニルシクロアルキル、アルキル−オキシアリ
    ール、アルキル−チオアリール、アルキル−アミノアリ
    ール、(C−C 12)アリール、(C−C12)ア
    リールアルキル、または(C−C12)アリールアル
    ケニルであり;R′とR′が別個にまたはともにH
    であり; 1〜3個のハロ、ヒドロキシル、チオ、アル
    キルチオ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミ
    ノ、アルキルグアニジニル、ジアルキルグアニジニル、
    グアニジニル、またはアミジルグアニジンで置換されて
    いてもよいアルキルまたはアルケニル; Rがアルキル
    またはアルケニルであり、R′、R″、およびRが別
    個にH、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、また
    は(C−C)アリールである−RCOR′−、−R
    COOR′、−RNR′R″R、または−RC(O)
    NR′R″;N、O、およびSから選択された1〜4個
    のヘテロ原子を含んでいてもよく、またハロ、シアノ、
    ケト、ニトロ、ヒドロキシル、ハロアルキル、アミノ、
    アミノアルキル、ジアルキルアミノ、アミジン、アルキ
    ルアミジン、ジアルキルアミジン、アルキル、アルケニ
    ル、アルキレンジオキシ、アルキニル、アルコキシ、ハ
    ロアルコキシ、カルボキシル、カルボアルコキシ、アル
    キルカルボキシアミド、(C−C)アリール、−O
    −(C−C)アリール、アリールカルボキシアミ
    ド、アルキルチオ、またはハロアルキルチオで置換され
    ていてもよいシクロアルキル、アルキルシクロアルキ
    ル、アルケニルシクロアルキル、アルキル−オキシアリ
    ール、アルキル−チオアリール、アルキル−アミノアリ
    ール、(C−C12)アリール、(C−C12)ア
    リールアルキル、または(C−C )アリールアル
    ケニルであり;R11、R12、およびEがいっしょに
    C、N、SおよびOから選択された5〜10個の原子を
    含む単環または二環リングを形成し; 前記リングが1
    個またはそれ以上のケト基を含んでおり; ハロ、シア
    ノ、ニトロ、ハロアルキル、アミノ、アミノアルキル、
    ジアルキルアミノ、アルキル、アルケニル、アルキニ
    ル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボキシル、カル
    ボアルコキシ、アルキルカルボキシアミド、アルキルチ
    オ、またはハロアルキルチオで置換されていてもよく;
    N、S、および非過酸化Oから選択された1個または
    それ以上のヘテロ原子を含んでいてもよく、またハロ、
    シアノ、ニトロ、ハロアルキル、アミノ、アミノアルキ
    ル、ジアルキルアミノ、アルキル、アルケニル、アルキ
    ニル、アルコキシ、ハロアルコキシ、カルボキシル、カ
    ルボアルコキシ、−C(O)O(アルキル)、−C
    (O)(アルキル)、アルキルカルボキシアミド、アル
    キルチオ、またはハロアルキルチオで置換されていても
    よくている、シクロアルキル、シクロアルキルアルキ
    ル、シクロアルキルアルケニル、(C−C12)アリ
    ール、(C−C12)アリールアルキル、((C
    12)アリールアルキル)OC(O)NH−、または
    (C−C12)アリールアルケニルであることを特徴
    とするものであって、次の3つの化合物2−[5−アミ
    ノ−6−オキソ−2−フェニル−1,6−ジヒドロ−1
    −ピリミジニル]−N−[1−(2−[5−tert−
    ブチル−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)
    −2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド;2−
    [5−アミノ−6−オキソ−2−フェニル−1,6−ジ
    ヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−(2−[5−
    tert−ブチル−1,3,4−オキサジアゾリル]カ
    ルボニル)−2−(R)−メチルプロピル]アセトアミ
    ド;2−[5−アミノ−6−オキソ−2−フェニル−
    1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−
    (2−[5−tert−ブチル−1,3,4−オキサジ
    アゾリル]カルボニル)−2−(R,S)−メチルプロ
    ピル]アセトアミド;は除かれるものである、上記構造
    式の化合物。
  176. 【請求項176】R11、R12、およびEがいっしょ
    に下記の構造式(I)または(Ia)の環状構造を形成
    している化合物であって、 【化9】 ここで、Aが直接結合、−C(O)−、−NH−C
    (O)−、−S(O)−、−S(O)−NH−、−
    OC(O)NH−、−OC(O)−、または−C−であ
    り;V、V、V、およびVが別個にCまたはN
    であり;ここで、VがCであり; R13がH、アル
    キル、ハロ、アルコキシ、カルボアルコキシ、シクロア
    ルコキシ、カルボキシル、アルキルチオ、アミノ、アル
    キルアミノ、またはジアルキルアミノ; O、N、およ
    びSから選択された1個またはそれ以上のヘテロ原子を
    含んでいてもよく、またハロまたはアルキルで置換され
    ていてもよい、アリール、アリールアルキル、シクロア
    ルキル、アルキルシクロアルキル、融合アリール-シク
    ロアルキル、またはアルキル融合アリール-シクロアル
    キルであり; またはR13が存在せず;R14がH、
    アルキル、アルケニル、アミノ、アルキルアミノ、また
    はジアルキルアミノ; O、N、およびSから選択され
    た1個またはそれ以上のヘテロ原子を含んでいてもよ
    く、またアルキル、ハロ、アルコキシ、アミノ、アルキ
    ルアミノ、ジアルキルアミノ、カルボキシ、アルケニ
    ル、アルキニル、ハロアルコキシ、カルボアルコキシ、
    アルキルカルボキシアミド、アリール、アリールアルキ
    ル、アリールカルボキシアミド、アルキルチオ、または
    ハロアルキルチオで置換されていてもよい、アリール、
    アリールアルキル、シクロアルキル、アリールシクロア
    ルキル、融合アリールシクロアルキル、またはアルキル
    融合アリール-シクロアルキルであり;W、W、お
    よびWがアルキルで置換されていてもよいNから別個
    に選択され; またはC、SおよびOであることを特徴
    とする、請求項175に記載の上記構造式の化合物。
  177. 【請求項177】R11、R12、およびEがいっしょ
    に構造式(I)の環状構造を形成していることを特徴と
    する、請求項176に記載の化合物。
  178. 【請求項178】R14−Aがベンジルオキシカルボキ
    シアミド、HN−、またはHであることを特徴とす
    る、請求項177に記載の化合物。
  179. 【請求項179】R13がHまたはハロであることを特
    徴とする、請求項178に記載の化合物。
  180. 【請求項180】V、V、およびVがCであるこ
    とを特徴とする、請求項179に記載の化合物。
  181. 【請求項181】VがNであることを特徴とする、請
    求項180に記載の化合物。
  182. 【請求項182】2−[(6−オキソ−2−(4−フル
    オロフェニル)−1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニ
    ル)−N−[1−(2−[5−(3−メチルベンジル)
    −1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−
    (S)−メチルプロピル]アセトアミド;2−[5−ア
    ミノ−6−オキソ−2−フェニル−1,6−ジヒドロ−
    1−ピリミジニル]−N−[1−(2−[5−(3−メ
    チルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カル
    ボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミ
    ド; または2−[5−アミノ−6−オキソ−2−(4
    −フルオロフェニル)−1,6−ジヒドロ−1−ピリミ
    ジニル]−N−[1−(2−[5−(3−ピリジル)−
    1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−
    (S)−メチルプロピル]アセトアミドであることを特
    徴とする、請求項181に記載の化合物。
  183. 【請求項183】2−[5−アミノ−6−オキソ−(4
    −フルオロフェニル)−1,6−ジヒドロ−1−ピリミ
    ジニル]−N−[1−(2−[5−(3−メチルベンジ
    ル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
    2−(R)−メチルプロピル]アセトアミド;2−[5
    −アミノ−6−オキソ−2−(4−フルオロフェニル)
    −1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−
    (2−[5−フェニル−1,3,4−オキサジアゾリ
    ル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセ
    トアミド; または2−[5−(ベンジルオキシカルボ
    ニル)アミノ−6−オキソ−2−(4−フルオロフェニ
    ル)−1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−
    [1−(2−[5−フェニル−1,3,4−オキサジア
    ゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]
    アセトアミドであることを特徴とする、請求項181に
    記載の化合物。
  184. 【請求項184】2−[5−アミノ−6−オキソ−2−
    (4−フルオロフェニル)−1,6−ジヒドロ−1−ピ
    リミジニル]−N−[1−(2−[5−(4−メトキシ
    フェニル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニ
    ル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド;2
    −[5−アミノ−6−オキソ−2−(4−フルオロフェ
    ニル)−1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−
    [1−(2−[5−ベンジル−1,3,4−オキサジア
    ゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]
    アセトアミド; または2−[5−アミノ−6−オキソ
    −2−(4−フルオロフェニル)−1,6−ジヒドロ−
    1−ピリミジニル]−N−[1−(2−[5−(3−メ
    チルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カル
    ボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド
    であることを特徴とする、請求項181に記載の化合
    物。
  185. 【請求項185】Rが(α,α)二重置換アリールア
    ルキルまたはアルキル融合アリールシクロアルキルであ
    り、アリール、または融合アリールシクロアルキル基が
    置換されていてもよくていることを特徴とする、請求項
    177に記載の化合物。
  186. 【請求項186】Rがアルキル、アルコキシ、または
    ヒドロキシで置換されていてもよい(α,α)−ジメチ
    ルベンジルであることを特徴とする、請求項185に記
    載の化合物。
  187. 【請求項187】R13がHまたはハロであることを特
    徴とする、請求項186に記載の化合物。
  188. 【請求項188】R14−A−がベンジルオキシカルボ
    キシアミド、HN−、またはHであることを特徴とす
    る、請求項187に記載の化合物。
  189. 【請求項189】2−[5−アミノ−6−オキソ−2−
    (4−フルオロフェニル)−1,6−ジヒドロ−1−ピ
    リミジニル]−N−[1−(2−[5−(α,α−ジメ
    チルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カル
    ボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミ
    ド;2−[5−アミノ−6−オキソ−2−(4−フルオ
    ロフェニル)−1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]
    −N−[1−(2−[5−(α,α−ジメチル−3−メ
    チルベンジル]−1,3,4−オキサジアゾリル]カル
    ボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミ
    ド;2−[5−アミノ−6−オキソ−2−(4−フルオ
    ロフェニル)−1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]
    −N−[1−(2−[5−(α,α−ジメチル−3,4
    −ジヒドロキシベンジル)−1,3,4−オキサジアゾ
    リル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]ア
    セトアミド;2−[5−アミノ−6−オキソ−2−フェ
    ニル−1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−
    [1−(2−[5−(α,α−ジメチルベンジル)−
    1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−
    (S)−メチルプロピル]アセトアミド;2−[5−ア
    ミノ−6−オキソ−2−(4−フルオロフェニル)−
    1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−
    (2−[5−(α,α−ジメチルベンジル)−1,3,
    4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(R)−メ
    チルプロピル]アセトアミド;2−[6−オキソ−2−
    (4−フルオロフェニル)−1,6−ジヒドロ−1−ピ
    リミジニル]−N−[1−(2−[5−(α,α−ジメ
    チルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カル
    ボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミ
    ド;2−[6−オキソ−2−フェニル−1,6−ジヒド
    ロ−1−ピリミジニル]−N−[1−(2−[5−
    (α,α−ジメチルベンジル)−1,3,4−オキサジ
    アゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピ
    ル]アセトアミド; または2−[5−(ベンジルオキ
    シカルボニル)アミノ−6−オキソ−2−(4−フルオ
    ロフェニル)−1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]
    −N−[1−(2−[5−(α,α−ジメチルベンジ
    ル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
    2−(S)−メチルプロピル]アセトアミドであること
    を特徴とする、請求項188に記載の化合物。
  190. 【請求項190】Rが(α,α)−ジメチル−3,4
    −メチレンジオキシベンジルであることを特徴とする、
    請求項185に記載の化合物。
  191. 【請求項191】2−[5−アミノ−6−オキソ−2−
    (4−フルオロフェニル)−1,6−ジヒドロ−1−ピ
    リミジニル]−N−[1−(2−[5−(α,α−ジメ
    チル−3,4−メチレンジオキシベンジル)−1,3,
    4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メ
    チルプロピル]アセトアミドであることを特徴とする、
    請求項190に記載の化合物。
  192. 【請求項192】Rがアルキルであることを特徴とす
    る、請求項177に記載の化合物。
  193. 【請求項193】Rがメチル、イソプロピル、イソブ
    チル、n−ブチル、またはtert−ブチルであること
    を特徴とする、請求項192に記載の化合物。
  194. 【請求項194】R13がHまたはハロであることを特
    徴とする、請求項193に記載の化合物。
  195. 【請求項195】R14−A−がベンジルオキシカルボ
    キシアミド、HN−、またはHであることを特徴とす
    る、請求項194に記載の化合物。
  196. 【請求項196】2−[5−アミノ−6−オキソ−2−
    (4−フルオロフェニル)−1,6−ジヒドロ−1−ピ
    リミジニル]−N−[1−(2−[5−tert−ブチ
    ル−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2
    −(S)−メチルプロピル]アセトアミド;2−[5−
    (ベンジルオキシカルボニル)アミノ−6−オキソ−2
    −(4−フルオロフェニル)−1,6−ジヒドロ−1−
    ピリミジニル]−N−[1−(2−[5−tert−ブ
    チル−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
    2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド;2−[5
    −アミノ−6−オキソ−2−(4−フルオロフェニル)
    −1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−
    (2−[5−メチル−1,3,4−オキサジアゾリル]
    カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトア
    ミド;2−[5−アミノ−6−オキソ−2−(4−フル
    オロフェニル)−1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニ
    ル]−N−[1−(2−[5−イソプロピル−1,3,
    4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メ
    チルプロピル]アセトアミド;2−[5−アミノ−6−
    オキソ−2−(4−フルオロフェニル)−1,6−ジヒ
    ドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−(2−[5−ブ
    チル−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
    2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド;2−[6
    −オキソ−2−(4−フルオロフェニル)−1,6−ジ
    ヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−(2−[5−
    (tert−ブチル)−1,3,4−オキサジアゾリ
    ル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセ
    トアミド;2−[6−オキソ−2−(4−フルオロフェ
    ニル)−1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−
    [1−(2−[5−tert−ブチル−1,3,4−オ
    キサジアゾリル]カルボニル)−2−(R)−メチルプ
    ロピル]アセトアミド;2−[6−オキソ−2−フェニ
    ル−1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1
    −(2−[5−tert−ブチル−1,3,4−オキサ
    ジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピ
    ル]アセトアミド;2−[6−オキソ−2−フェニル−
    1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−
    (2−[5−tert−ブチル−1,3,4−オキサジ
    アゾリル]カルボニル)−2−(R)−メチルプロピ
    ル]アセトアミド;2−[5−アミノ−6−オキソ−2
    −(4−フルオロフェニル)−1,6−ジヒドロ−1−
    ピリミジニル]−N−[1−(2−[5−tert−ブ
    チル−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
    2−(R,S)−メチルプロピル]アセトアミド;2−
    [6−オキソ−2−フェニル−1,6−ジヒドロ−1−
    ピリミジニル]−N−[1−(2−[5−tert−ブ
    チル−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
    2−(R,S)−メチルプロピル]アセトアミド; ま
    たは2−[5−アミノ−6−オキソ−2−(4−フルオ
    ロフェニル)−1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]
    −N−[1−(2−[5−(tert−ブチル)−1,
    3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(R)
    −メチルプロピル]アセトアミドであることを特徴とす
    る、請求項195に記載の化合物。
  197. 【請求項197】Aが−S(O)−または−S(O)
    −NH−であることを特徴とする、請求項77に記載
    の化合物。
  198. 【請求項198】R14がアルキルであることを特徴と
    する、請求項197に記載の化合物。
  199. 【請求項199】Rがアルキルで置換されていてもよ
    いアリールまたはアリールアルキルであることを特徴と
    する、請求項198に記載の化合物。
  200. 【請求項200】2−[5−(メチルスルホニル)アミ
    ノ−6−オキソ−2−(4−フルオロフェニル)−1,
    6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−(2−
    [5−(3−メチルベンジル)−1,3,4−オキサジ
    アゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピ
    ル]アセトアミドであることを特徴とする、請求項19
    9に記載の化合物。
  201. 【請求項201】VがCであることを特徴とする、請
    求項180に記載の化合物。
  202. 【請求項202】VがNであることを特徴とする、請
    求項177に記載の化合物。
  203. 【請求項203】Rがアルキルシクロアルキルである
    ことを特徴とする、請求項180に記載の化合物。
  204. 【請求項204】Rがメチルシクロプロピルであるこ
    とを特徴とする、請求項203に記載の化合物。
  205. 【請求項205】R13がHまたはハロであることを特
    徴とする、請求項204に記載の化合物。
  206. 【請求項206】R14−A−がベンジルオキシカルボ
    キシアミド、HN−、またはHであることを特徴とす
    る、請求項205に記載の化合物。
  207. 【請求項207】2−[5−アミノ−6−オキソ−2−
    (4−フルオロフェニル)−1,6−ジヒドロ−1−ピ
    リミジニル]−N−[1−(2−[5−(1−メチルシ
    クロプロピル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カル
    ボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミ
    ド;2−[5−アミノ−6−オキソ−2−フェニル−
    1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−
    (2−[5−(1−メチルシクロプロピル)−1,3,
    4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メ
    チルプロピル]アセトアミド;2−[6−オキソ−2−
    (4−フルオロフェニル)−1,6−ジヒドロ−1−ピ
    リミジニル]−N−[1−(2−[5−(1−メチルシ
    クロプロピル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カル
    ボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミ
    ド; または2−[6−オキソ−2−フェニル−1,6
    −ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−(2−
    [5−(1−メチルシクロプロピル)−1,3,4−オ
    キサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプ
    ロピル]アセトアミドであることを特徴とする、請求項
    206に記載の化合物。
  208. 【請求項208】2−[5−アミノ−6−オキソ−2−
    (4−フルオロフェニル)−1,6−ジヒドロ−1−ピ
    リジニル]−N−[1−(2−[5−(3−メチルベン
    ジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)
    −2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド;2−
    [6−オキソ−2−フェニル−1,6−ジヒドロ−1−
    ピリジニル]−N−[1−(2−[5−tert−ブチ
    ル−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2
    −(S)−メチルプロピル]アセトアミド;2−[6−
    オキソ−2−フェニル−1,6−ジヒドロ−1−ピリジ
    ニル]−N−[1−(2−[5−(α,α−ジメチルベ
    ンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニ
    ル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド;ま
    たは2−[5−アミノ−6−オキソ−2−(4−フルオ
    ロフェニル)−1,6−ジヒドロ−1−ピリジニル]−
    N−[1−(2−[5−(3,4−メチレンジオキシベ
    ンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニ
    ル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミドであ
    ることを特徴とする、請求項177に記載の化合物。
  209. 【請求項209】R11、R12、およびEが構造式
    (Ia)のリングを形成していることを特徴とする、請
    求項177に記載の化合物。
  210. 【請求項210】WがSであることを特徴とする、請求
    項209に記載の化合物。
  211. 【請求項211】2−[5−アミノ−6−オキソ−2−
    チエニル−1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N
    −[1−(2−[5−(3−メチルベンジル)−1,
    3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)
    −メチルプロピル]アセトアミドであることを特徴とす
    る、請求項210に記載の化合物。
  212. 【請求項212】VがNであることを特徴とする、請
    求項177に記載の化合物。
  213. 【請求項213】VとVがCであり、VがNであ
    ることを特徴とする、請求項212に記載の化合物。
  214. 【請求項214】R14−AがHまたはHN−である
    ことを特徴とする、請求項213に記載の化合物。
  215. 【請求項215】2−[5−アミノ−6−オキソ−2−
    (3−ピリジル)−1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニ
    ル]−N−[1−(2−[5−(3−メチルベンジル)
    −1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−
    (S)−メチルプロピル]アセトアミド;2−[5−ア
    ミノ−6−オキソ−2−(3−ピリジル)−1,6−ジ
    ヒドロ−1−ピリミジニル]−N−[1−(2−[5−
    tert−ブチル−1,3,4−オキサジアゾリル]カ
    ルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミ
    ド;2−[5−アミノ−6−オキソ−2−(3−ピリジ
    ル)−1,6−ジヒドロ−1−ピリミジニル]−N−
    [1−(2−[5−(α,α−ジメチルベンジル)−
    1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−
    (S)−メチルプロピル]アセトアミドであることを特
    徴とする、請求項214に記載の化合物。
  216. 【請求項216】R11、R12、およびEが下記の構
    造式(V)のリングを形成している化合物であって、 【化10】 ここで、WがS、SO、SO2、またはCであり;nが
    0、1、または2であり;R13がH、アルキル、ハ
    ロ、アルコキシ、カルボアルコキシ、シクロアルコキ
    シ、カルボキシル、アルキルチオ、アミノ、アルキルア
    ミノ、ジアルキルアミノ; O、N、およびSから選択
    された1個またはそれ以上のヘテロ原子を含んでいても
    よく、またハロまたはアルキルで置換されていてもよ
    い、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、ア
    ルキルシクロアルキル、融合アリール-シクロアルキ
    ル、またはアルキル融合アリール-シクロアルキルであ
    り;R14がH、アルキル、アルケニル、アミノ、アル
    キルアミノ、またはジアルキルアミノ; O、N、およ
    びSから選択された1個またはそれ以上のヘテロ原子を
    含んでいてもよく、またアルキル、ハロ、アルコキシ、
    アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、カルボキ
    シ、アルケニル、アルキニル、ハロアルコキシ、カルボ
    アルコキシ、アルキルカルボキシアミド、アリール、ア
    リールアルキル、アリールカルボキシアミド、アルキル
    チオ、またはハロアルキルチオで置換されていてもよ
    い、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、ア
    ルキルシクロアルキル、融合アリールシクロアルキル、
    またはアルキル融合アリール-シクロアルキルであり;
    Gが−NHC(O)−、−OC(O)NH−、−C
    (O)−、−S(O)−NH−、または直接結合であ
    ることを特徴とする、請求項175に記載の上記構造式
    の化合物。
  217. 【請求項217】R14−GがHNであることを特徴
    とする、請求項216に記載の化合物。
  218. 【請求項218】R13がハロで置換されていてもよい
    フェニルであることを特徴とする、請求項217に記載
    の化合物。
  219. 【請求項219】R14−Gがアリールアルキルオキシ
    カルボキシアミドであることを特徴とする、請求項21
    7に記載の化合物。
  220. 【請求項220】R14−Gがベンジルオキシカルボキ
    シアミドであり、R がHであることを特徴とする、
    請求項219に記載の化合物。
  221. 【請求項221】R11、R12、およびEが下記の構
    造式(VI)または(VIa)のリングを形成している
    化合物であって、 【化11】 ここで、R13がH、アルキル、ハロ、アルコキシ、カ
    ルボアルコキシ、カルボキシル、アルキルチオ、アミ
    ノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ;O、N、およ
    びSから選択された1個またはそれ以上のヘテロ原子を
    含んでいてもよく、またハロまたはアルキルで置換され
    ていてもよい、アリール、アリールアルキル、シクロア
    ルキル、アルキルシクロアルキル、融合アリール-シク
    ロアルキル、またはアルキル融合アリール-シクロアル
    キルであり;R14がH、アルキル、アルケニル、アミ
    ノ、アルキルアミノ、またはジアルキルアミノ; O、
    N、およびSから選択された1個またはそれ以上のヘテ
    ロ原子を含んでいてもよく、またアルキル、ハロ、アル
    コキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、
    カルボキシ、アルケニル、アルキニル、ハロアルコキ
    シ、カルボアルコキシ、アリールアルキルオキシカルボ
    ニル、アルキルカルボキシアミド、アリール、アリール
    アルキル、アリールカルボキシアミド、アルキルチオ、
    またはハロアルキルチオで置換されていてもよい、アリ
    ール、アリールアルキル、シクロアルキル、アルキルシ
    クロアルキル、融合アリールシクロアルキル、またはア
    ルキル融合アリール-シクロアルキルであることを特徴
    とする、請求項175に記載の上記構造式の化合物。
  222. 【請求項222】R11、R12、およびEが構造式
    (VI)のリングを形成していることを特徴とする、請
    求項221に記載の化合物。
  223. 【請求項223】R14が1個またはそれ以上のヘテロ
    原子を含んでいてもよい融合アリールシクロアルキルま
    たはアルキル融合アリールシクロアルキルであることを
    特徴とする、請求項222に記載の化合物。
  224. 【請求項224】R14が3,4−メチレンジオキシベ
    ンジルまたは3,4−エチレンジオキシベンジルである
    ことを特徴とする、請求項223に記載の化合物。
  225. 【請求項225】4−[1−(3,4−エチレンジオキ
    シベンジル)−3−(R)−ベンジルピペラジン−2,
    5−ジオン]−N−[1−(2−[5−(3−メチルベ
    ンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニ
    ル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミドであ
    ることを特徴とする、請求項224に記載の化合物。
  226. 【請求項226】R13が1個またはそれ以上のヘテロ
    原子を含んでいてもよいアリールまたはアリールアルキ
    ルであることを特徴とする、請求項221に記載の化合
    物。
  227. 【請求項227】R13がベンジルまたはフェニルであ
    ることを特徴とする、請求項226に記載の化合物。
  228. 【請求項228】R14がHであることを特徴とする、
    請求項227に記載の化合物。
  229. 【請求項229】R13がピリジルであることを特徴と
    する、請求項226に記載の化合物。
  230. 【請求項230】2−(R,S)−[6−(メチレン−
    4−ピリジル)ピペラジン−2,5−ジオン]−N−
    [1−(2−[5−(3−メチルベンジル)−1,3,
    4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メ
    チルプロピル]アセトアミドであることを特徴とする、
    請求項229に記載の化合物。
  231. 【請求項231】R11、R12、およびEが構造式
    (VIa)のリングを形成していることを特徴とする、
    請求項175に記載の化合物。
  232. 【請求項232】R13がアリールまたはアリールアル
    キルであることを特徴とする、請求項231に記載の化
    合物。
  233. 【請求項233】R13がフェニルまたはベンジルであ
    ることを特徴とする、請求項232に記載の化合物。
  234. 【請求項234】R14がCbzであることを特徴とす
    る、請求項231に記載の化合物。
  235. 【請求項235】R14がHであることを特徴とする、
    請求項231に記載の化合物。
  236. 【請求項236】R11、R12、およびEが下記の構
    造式(IX)または(IXa)のリングを形成している化合
    物であって、 【化12】 ここで、U、V、WおよびYが別個にまたはいっしょに
    N、C、C(O)、N(R13)であり、ここでR13
    がH、アルキル、ハロ、アルコキシ、カルボアルコキ
    シ、カルボキシル、アルキルチオ、アミノ、アルキルア
    ミノ、ジアルキルアミノであり; またはO、N、およ
    びSから選択された1個またはそれ以上のヘテロ原子を
    含んでいてもよく、またハロまたはアルキルで置換され
    ていてもよい、アリール、アリールアルキル、シクロア
    ルキル、アルキルシクロアルキル、融合アリール-シク
    ロアルキル、またはアルキル融合アリール-シクロアル
    キルであり; N(R14)であり、ここでR14
    H、アルキル、アルケニルであり; またはO、N、お
    よびSから選択された1個またはそれ以上のヘテロ原子
    を含んでいてもよく、またアルキル、ハロ、アルコキ
    シ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、カル
    ボキシ、アルケニル、アルキニル、ハロアルコキシ、カ
    ルボアルコキシ、アルキルカルボキシアミド、アリー
    ル、アリールアルキル、アリールカルボキシアミド、ア
    ルキルチオ、またはハロアルキルチオで置換されていて
    もよい、アリール、アリールアルキル、シクロアルキ
    ル、アルキルシクロアルキル、融合アリールシクロアル
    キル、またはアルキル融合アリール-シクロアルキルで
    あり; またはC(R16)(R17)であり、ここで
    とR17が別個にまたはいっしょにH、アルキ
    ル、アルキルチオ、アルキルチオアルキルであり; −
    (CH)mC(O)ORまたは−(CH)mC(O)
    NRR′であり、ここでmが1〜6であり、RとR′が
    別個にまたはいっしょにHまたはアルキルであり; ま
    たはN、S、および非過酸化物Oから選択された1個ま
    たはそれ以上のヘテロ原子を含んでいてもよく、またア
    ミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、グアニジ
    ン、カルボアルコキシ、ケト、ヒドロキシ、アルキル、
    ハロアルキル、アルキルチオ、アルキルグアイニジン、
    ジアルキルグアイニジン、またはアミジンで置換されて
    いてもよい、アリール、アリールアルキル、シクロアル
    キル、アルキルシクロアルキル、融合アリールシクロア
    ルキル、またはアルキル融合アリール-シクロアルキル
    であり; またはC、N、OおよびSから選択された4
    〜8個の原子を含む環状構造をいっしょに形成すること
    を特徴とする、請求項175に記載の上記構造式の化合
    物。
  237. 【請求項237】R11、R12、およびEが構造式
    (IX)のリングを形成していることを特徴とする、請求
    項236に記載の化合物。
  238. 【請求項238】UがC(O)であり、VがNであり、
    WがNまたはN(R13)であり、YがC(R16
    (R17)であることを特徴とする、請求項237に記
    載の化合物。
  239. 【請求項239】WがNHであることを特徴とする、請
    求項238に記載の化合物。
  240. 【請求項240】R16とR17がHであることを特徴
    とする、請求項239に記載の化合物。
  241. 【請求項241】R16とR17がアルキルであること
    を特徴とする、請求項239に記載の化合物。
  242. 【請求項242】R16がアルキルであり、R17がH
    であることを特徴とする、請求項239に記載の化合
    物。
  243. 【請求項243】R16がイソプロピルであることを特
    徴とする、請求項242に記載の化合物。
  244. 【請求項244】Rが、アルキル、アルコキシ、また
    はヒドロキシで置換されていてもよいベンジルまたは
    (α,α)−ジメチルベンジルであることを特徴とす
    る、請求項243に記載の化合物。
  245. 【請求項245】4−(S)−(2−イソブチル)−
    2,5−イミダゾリジンジオン−N−[1−(2−[5
    −(α,α−ジメチルベンジル)−1,3,4−オキサ
    ジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピ
    ル]アセトアミド;4−(S)−(2−イソブチル)−
    2,5−イミダゾリジンジオン−N−[1−(2−[5
    −(3−メチルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾ
    リル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]ア
    セトアミド;4−(R)−イソプロピル−2,5−イミ
    ダゾリジンジオン−N−[1−(2−[5−(α,α−
    ジメチルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]
    カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトア
    ミド; または4−(R)−イソプロピル−2,5−イ
    ミダゾリジンジオン−N−[1−(2−[5−(3−メ
    チルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カル
    ボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド
    であることを特徴とする、請求項244に記載の化合
    物。
  246. 【請求項246】Rがアルキルであることを特徴とす
    る、請求項238に記載の化合物。
  247. 【請求項247】Rがメチル、イソプロピル、イソブ
    チル、n−ブチル、またはtert−ブチルであること
    を特徴とする、請求項246に記載の化合物。
  248. 【請求項248】 4−(S)−(2−イソブチル)−
    2,5−イミダゾリジンジオン−N−[1−(2−[5
    −tert−ブチル−1,3,4−オキサジアゾリル]
    カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトア
    ミド; または4−(R)−イソプロピル−2,5−イ
    ミダゾリジンジオン−N−[1−(2−[5−tert
    −ブチル−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニ
    ル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミドであ
    ることを特徴とする、請求項247に記載の化合物。
  249. 【請求項249】R16が置換されていてもよいアリー
    ルまたはアリールアルキルであることを特徴とする、請
    求項239に記載の化合物。
  250. 【請求項250】R16が、ジアルキルアミノで置換さ
    れていてもよいベンジルまたはフェニルであり、R17
    がHであることを特徴とする、請求項249に記載の化
    合物。
  251. 【請求項251】 [4−(R,S)−(4−ジメチル
    アミノフェニル)]−2,5−イミダゾリジンジオン−
    N−[1−(2−[5−(3−メチルベンジル)−1,
    3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)
    −メチルプロピル]アセトアミド; または4−(R,
    S)−フェニル−2,5−イミダゾリジンジオン−N−
    [1−(3−[5−(3−トリフルオロメチルベンジ
    ル)−1,2,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
    2−(S)−メチルプロピル]アセトアミドであること
    を特徴とする、請求項250に記載の化合物。
  252. 【請求項252】R16がヒドロキシルで置換されてい
    てもよいベンジルまたはフェニルであることを特徴とす
    る、請求項249に記載の化合物。
  253. 【請求項253】R16がピリジニルまたはメチレンピ
    リジニルであることを特徴とする、請求項238に記載
    の化合物。
  254. 【請求項254】R17がスクシニミジルであることを
    特徴とする、請求項250に記載の化合物。
  255. 【請求項255】[4−(R,S)−(4−ピリジル)
    −4−(R,S)−N−スクシニミジル]−2,5−イ
    ミダゾリジンジオン−N−[1−(2−[5−(3−メ
    チルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カル
    ボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド
    であることを特徴とする、請求項254に記載の化合
    物。
  256. 【請求項256】R17がHであることを特徴とする、
    請求項253に記載の化合物。
  257. 【請求項257】R17がアルキルであることを特徴と
    する、請求項253に記載の化合物。
  258. 【請求項258】[4−(R,S)−(2−ピリジル)
    −4−(R,S)−メチル]−2,5−イミダゾリジン
    ジオン−N−[1−(2−[5−(3−メチルベンジ
    ル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
    2−(S)−メチルプロピル]アセトアミドであること
    を特徴とする、請求項257に記載の化合物。
  259. 【請求項259】R16とR17がフェニルまたはベン
    ジルであることを特徴とする、請求項239に記載の化
    合物。
  260. 【請求項260】 4,4−ジフェニル−2,5−イミ
    ダゾリジンジオン−N−[1−(2−[5−(3−メチ
    ルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボ
    ニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミド;
    または4,4−ジフェニル−2,5−イミダゾリジン
    ジオン−N−[1−(2−[5−(3、4−メチレンジ
    オキシベンジル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カ
    ルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]アセトアミ
    ドであることを特徴とする、請求項259に記載の化合
    物。
  261. 【請求項261】R16とR17が結合して環状構造を
    形成していることを特徴とする、請求項239に記載の
    化合物。
  262. 【請求項262】R16とR17が結合して−CH
    (CH2−CH−であることを特徴とする、請求
    項261に記載の化合物。
  263. 【請求項263】R16とR17が結合して−CH
    (CH3−CH−であることを特徴とする、請求
    項261に記載の化合物。
  264. 【請求項264】R16が融合アリールであることを特
    徴とする、請求項239に記載の化合物。
  265. 【請求項265】R16がインドリルであることを特徴
    とする、請求項264に記載の化合物。
  266. 【請求項266】 4−(R)−(3−インドリルメチ
    ル)−2,5−イミダゾリジンジオン−N−[1−(2
    −[5−tert−ブチル−1,3,4−オキサジアゾ
    リル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピル]ア
    セトアミド; または4−(R)−(3−インドリルメ
    チル)−2,5−イミダゾリジンジオン−N−[1−
    (2−[5−(α,α−ジメチルベンジル)−1,3,
    4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−(S)−メ
    チルプロピル]アセトアミドであることを特徴とする、
    請求項265に記載の化合物。
  267. 【請求項267】R16が−(CH)mC(O)OR
    であることを特徴とする、請求項239に記載の化合
    物。
  268. 【請求項268】Rがメチルであることを特徴とする、
    請求項267に記載の化合物。
  269. 【請求項269】R16が−(CH)mC(O)NR
    R′であることを特徴とする、請求項239に記載の化
    合物。
  270. 【請求項270】RとR′がメチルであることを特徴と
    する、請求項269に記載の化合物。
  271. 【請求項271】WがN(R13)であり、ここでR
    13が1個またはそれ以上のヘテロ原子を選択的に含む
    シクロアルキルまたはシクロアルキルアルキルであるこ
    とを特徴とする、請求項238に記載の化合物。
  272. 【請求項272】R13がモルフォリノアルキルである
    ことを特徴とする、請求項271に記載の化合物。
  273. 【請求項273】R16がアリールまたはアリールアル
    キルであることを特徴とする、請求項272に記載の化
    合物。
  274. 【請求項274】R16がベンジルまたはフェニルであ
    り、R17がHであることを特徴とする、請求項273
    に記載の化合物。
  275. 【請求項275】 1−(N−モルフォリノエチル)−
    5−(R)−ベンジル−2,4−イミダゾリジンジオン
    −N−[1−(2−[5−(3−メチルベンジル)−
    1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−2−
    (R,S)−メチルプロピル]アセトアミド;1−(N
    −モルフォリノエチル)−5−(R,S)−フェニル−
    2,4−イミダゾリジンジオン−N−[1−(2−[5
    −(3−メチルベンジル)−1,3,4−オキサジアゾ
    リル]カルボニル)−2−(R,S)−メチルプロピ
    ル]アセトアミド; または1−(N−モルフォリノエ
    チル)−5−(S)−ベンジル−2,4−イミダゾリジ
    ンジオン−N−[1−(2−[5−(3−メチルベンジ
    ル)−1,3,4−オキサジアゾリル]カルボニル)−
    2−(R,S)−メチルプロピル]アセトアミドである
    ことを特徴とする、請求項274に記載の化合物。
  276. 【請求項276】WがN(R13)であり、R13がア
    ルキルであることを特徴とする、請求項238に記載の
    化合物。
  277. 【請求項277】R13がメチルであることを特徴とす
    る、請求項276に記載の化合物。
  278. 【請求項278】WがN(R13)であり、R13がア
    リールまたはアリールアルキルであることを特徴とす
    る、請求項238に記載の化合物。
  279. 【請求項279】R13がベンジルであることを特徴と
    する、請求項278に記載の化合物。
  280. 【請求項280】R16とR17がHであることを特徴
    とする、請求項279に記載の化合物。
  281. 【請求項281】UがC(R16)(R17)であり、
    VがNであり、WがNまたはN(R13)であり、Yが
    C(O)であることを特徴とする、請求項237に記載
    の化合物。
  282. 【請求項282】R16がアリールまたはアリールアル
    キルであることを特徴とする、請求項281に記載の化
    合物。
  283. 【請求項283】R16がベンジルまたはフェニルであ
    ることを特徴とする、請求項282に記載の化合物。
  284. 【請求項284】R17がHであることを特徴とする、
    請求項283に記載の化合物。
  285. 【請求項285】WがN(R13)であることを特徴と
    する、請求項284に記載の化合物。
  286. 【請求項286】R13がアリールまたはアリールアル
    キルであることを特徴とする、請求項285に記載の化
    合物。
  287. 【請求項287】R13がベンジルまたはフェニルであ
    ることを特徴とする、請求項286に記載の化合物。
  288. 【請求項288】UがC(O)であり、VがNであり、
    WがNHまたはN(R )であり、YがN(R13
    であることを特徴とする、請求項237に記載の化合
    物。
  289. 【請求項289】R13がアリールまたはアリールアル
    キルであることを特徴とする、請求項288に記載の化
    合物。
  290. 【請求項290】R13がベンジルまたはフェニルであ
    ることを特徴とする、請求項289に記載の化合物。
  291. 【請求項291】WがNHであることを特徴とする、請
    求項289に記載の化合物。
  292. 【請求項292】WがN(R13)であり、ここでR
    13がアルキルであることを特徴とする、請求項289
    に記載の化合物。
  293. 【請求項293】5−(R,S)−フェニル−1−メチ
    ル−2,4−イミダゾリジンジオン−N−[1−(2−
    [5−(3−メチルベンジル)−1,3,4−オキサジ
    アゾリル]カルボニル)−2−(S)−メチルプロピ
    ル]アセトアミドであることを特徴とする、請求項29
    2に記載の化合物。
  294. 【請求項294】R11、R12、およびEが構造式
    (IXa)のリングを形成していることを特徴とする、
    請求項263に記載の化合物。
  295. 【請求項295】WがN(R13)であることを特徴と
    する、請求項294に記載の化合物。
  296. 【請求項296】R13が1個またはそれ以上のヘテロ
    原子を選択的に含むアリールまたはシクロアルキルであ
    ることを特徴とする、請求項295に記載の化合物。
  297. 【請求項297】R13がピペリジニルであることを特
    徴とする、請求項296に記載の化合物。
  298. 【請求項298】請求項1、53、70、124、16
    7、または175に記載の化合物の有効量を、阻害する
    必要があるとき、宿主(患者)に投与する段階からな
    る、一つまたはそれ以上のセリンプロテアーゼを阻害す
    る方法。
  299. 【請求項299】セリンプロテアーゼがエラスターゼで
    あることを特徴とする、請求項298に記載の方法。
  300. 【請求項300】エラスターゼがヒト好中球エラスター
    ゼであることを特徴とする、請求項299に記載の方
    法。
  301. 【請求項301】前記化合物が経口投与されることを特
    徴とする、請求項298に記載の方法。
  302. 【請求項302】請求項1、53、70、124、16
    7、または175に記載の一つまたはそれ以上の化合物
    を含む薬学的組成物と、薬学的に受容できるキャリア
    (担体)。
JP2000197432A 1996-12-06 2000-06-30 セリンプロテアーゼ阻害剤 Withdrawn JP2001192398A (ja)

Applications Claiming Priority (14)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/760,916 US5861380A (en) 1994-11-21 1996-12-06 Serine protease inhibitors-keto and di-keto containing ring systems
US08/762,381 US5891852A (en) 1994-11-21 1996-12-06 Serine protease inhibitors-cycloheptane derivatives
US08/761,313 US5869455A (en) 1994-11-21 1996-12-06 Serine protease inhibitors-N-substituted derivatives
US08/761,190 US5807829A (en) 1994-11-21 1996-12-06 Serine protease inhibitor--tripeptoid analogs
US08/771,317 US5801148A (en) 1994-11-21 1996-12-06 Serine protease inhibitors-proline analogs
US08/985,201 1997-12-04
US08/760,916 1997-12-04
US08/762,381 1997-12-04
US08/984,881 US6015791A (en) 1994-11-21 1997-12-04 Serine protease inhibitors-cycloheptane derivatives
US08/984,881 1997-12-04
US08/761,313 1997-12-04
US08/761,190 1997-12-04
US08/985,201 US6150334A (en) 1994-11-21 1997-12-04 Serine protease inhibitors-tripeptoid analogs
US08/771,317 1997-12-04

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52565698A Division JP3220169B2 (ja) 1996-12-06 1997-12-05 セリンプロテアーゼ阻害剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001192398A true JP2001192398A (ja) 2001-07-17

Family

ID=27569912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000197432A Withdrawn JP2001192398A (ja) 1996-12-06 2000-06-30 セリンプロテアーゼ阻害剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001192398A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007504128A (ja) * 2003-08-28 2007-03-01 アストラゼネカ・アクチエボラーグ 好中球エラスターゼ阻害剤としてのキノリン誘導体およびその使用
JP2010189438A (ja) * 2002-03-26 2010-09-02 Ilana Nathan 壊死の治療および予防のための組成物および方法
CN113512032A (zh) * 2021-04-05 2021-10-19 合肥工业大学 一种噁二唑硫醚衍生物及其制备方法和应用

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010189438A (ja) * 2002-03-26 2010-09-02 Ilana Nathan 壊死の治療および予防のための組成物および方法
JP2007504128A (ja) * 2003-08-28 2007-03-01 アストラゼネカ・アクチエボラーグ 好中球エラスターゼ阻害剤としてのキノリン誘導体およびその使用
CN113512032A (zh) * 2021-04-05 2021-10-19 合肥工业大学 一种噁二唑硫醚衍生物及其制备方法和应用
CN113512032B (zh) * 2021-04-05 2023-08-04 合肥工业大学 一种噁二唑硫醚衍生物及其制备方法和应用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU734615B2 (en) Serine protease inhibitors
US5861380A (en) Serine protease inhibitors-keto and di-keto containing ring systems
JP2003520185A (ja) セリンプロテアーゼ阻害剤としてのα−ケトオキサジアゾール類
JP2003535022A6 (ja) セリンプロテアーゼ阻害剤としてのアルファー‐ケトオキサジアゾール含有ペプトイド及び非ペプトイド
CA2218345A1 (en) Novel hydroxamic acid and amino-carboxylate compounds as metalloprotease and tnf inhibitors
US6015791A (en) Serine protease inhibitors-cycloheptane derivatives
JPS6253976A (ja) 複素環式カルボン酸誘導体
JP2001503738A (ja) システイン・プロテイナーゼ調節剤として有用な3,4―ジ置換アゼチジン―2―オン誘導体
US6001811A (en) Serine protease inhibitors--N-substituted derivatives
US6150334A (en) Serine protease inhibitors-tripeptoid analogs
WO2002064559A2 (en) Thrombin inhibitors
CA2176414A1 (en) Acyl guanidine and amidine prodrugs
US6608175B2 (en) Serine protease inhibitors
US5998379A (en) Serine protease inhibitors-proline analogs
JP2001192398A (ja) セリンプロテアーゼ阻害剤
EP1105412A1 (en) Serine protease inhibitors comprising alpha-keto heterocycles
US6656910B2 (en) Serine protease inhibitors
KR100426545B1 (ko) 세린 프로테아제 억제제
JP2001509790A (ja) 金属タンパク質分解酵素阻害剤
TW593340B (en) Serine protease inhibitors
MXPA99005240A (en) Serine protease inhibitors
EP1093368A1 (en) INDOLE AND TETRAHYDROISOQUINOLINE CONTAINING $g(a)-KETO OXADIAZOLES AS SERINE PROTEASE INHIBITORS
JP2003231645A (ja) ピロリジン誘導体からなる医薬
AU2002240389A1 (en) Thrombin inhibitors
KR20010052518A (ko) 세린 프로테아제 저해제로서의 알파-케토 옥사디아졸

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050301