JP2001191281A - 編集装置、編集方法及び記録媒体 - Google Patents

編集装置、編集方法及び記録媒体

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JP2001191281A
JP2001191281A JP37725799A JP37725799A JP2001191281A JP 2001191281 A JP2001191281 A JP 2001191281A JP 37725799 A JP37725799 A JP 37725799A JP 37725799 A JP37725799 A JP 37725799A JP 2001191281 A JP2001191281 A JP 2001191281A
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Kyoko Furumura
京子 古村
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    • G06N3/004Artificial life, i.e. computing arrangements simulating life
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ロボット装置において、アミューズメント性を
格段と向上させ得る編集装置、編集方法及びその媒体を
提案する。 【解決手段】編集装置及び編集方法において、所定の行
動モデルに従って行動するロボット装置の当該行動モデ
ルを可視表示し、ユーザ操作に応じて、可視表示された
行動モデルを編集処理するようにした。また編集装置及
び編集方法において、所定の成長モデルに従って成長す
るロボット装置の当該成長モデルを可視表示し、ユーザ
操作に応じて、可視表示された成長モデルを編集処理す
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は編集装置、編集方法
及び記録媒体に関し、例えばペットロボットの成長モデ
ル及び又は行動モデルを編集する編集装置、編集方法及
び記録媒体に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ユーザからの指令や周囲の環境に
応じて行動を行う4足歩行型のペットロボットが本願特
許出願人から提案及び開発されている。かかるペットロ
ボットは、一般家庭において飼育される犬や猫に似た形
状を有し、ユーザからの指令や周囲の環境に応じて自律
的に行動するものである。なお以下においては、動作の
集合を行動と定義して使用するものとする。
【0003】またかかるペットロボットに対して、本物
の犬や猫のように「成長」する機能を搭載し、ユーザに
親近感や満足感を与え、ペットロボットとしてのアミュ
ーズメント性を向上させることなども本願特許出願人に
より提案されている(特願平11−129276号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら特願平1
1−129276号に開示されたペットロボットにおい
ては、発現する行動及び動作の難易度や煩雑さなどのレ
ベル(以下、これを成長レベルと呼ぶ)を段階的に上げ
てゆくだけであるため、例えば「成長」し終えた場合や
次の「成長」までの期間が長い場合には、ユーザがペッ
トロボットの行動や動作に慣れて飽きてしまう問題があ
った。
【0005】またかかるペットロボットは、予め決めら
れたプログラムによって、その行動及び動作を決定して
いるため、例えば同様の成長段階にある複数台のペット
ロボットに対してユーザから与える指令や周囲の環境が
同じ場合には、当該各ペットロボットの行動及び動作
は、同じものになってしまい、ユーザ特有の行動及び動
作を行うペットロボットに育てるのが困難であった。
【0006】従ってかかるペットロボットにおいて、か
かる問題点を解決することができれば、ユーザに飽きを
感じさせるのを防止して、より一層のアミューズメント
性の向上を図れるものと考えられる。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、アミューズメント性を格段と向上させ得る編集装
置、編集方法及びその媒体を提案しようとするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、編集装置において、所定の行動モ
デルに従って行動するロボット装置の当該行動モデルを
可視表示する表示手段と、ユーザ操作に応じて、可視表
示された行動モデルを編集処理する編集処理手段とを設
けるようにした。
【0009】この結果この編集装置では、ロボット装置
の行動モデルをユーザ特有のものに編集し、当該ロボッ
ト装置に、そのユーザ特有の行動をさせて他のロボット
装置とは異なるユーザ独自の特徴を具備することができ
るため、ロボット装置の行動が飽きられるのを有効に防
止することができる。
【0010】また本発明においては、編集装置におい
て、所定の成長モデルに従って成長するロボット装置の
当該成長モデルを可視表示する表示手段と、ユーザ操作
に応じて、可視表示された成長モデルを編集処理する編
集処理手段とを設けるようにした。
【0011】この結果この編集装置では、ロボット装置
の成長モデルをユーザ特有のものに編集し、当該ロボッ
ト装置に、そのユーザ特有の成長をさせて他のロボット
装置とは異なるユーザ独自の特徴を具備することができ
るため、ロボット装置の成長が飽きられるのを有効に防
止することができる。
【0012】さらに本発明においては、編集方法におい
て、所定の行動モデルに従って行動するロボット装置の
当該行動モデルを可視表示する第1のステップと、ユー
ザ操作に応じて、可視表示された行動モデルを編集処理
する第2のステップとを設けるようにした。
【0013】この結果この編集方法では、ロボット装置
の行動モデルをユーザ特有のものに編集し、当該ロボッ
ト装置に、そのユーザ特有の行動をさせて他のロボット
装置とは異なるユーザ独自の特徴を具備することができ
るため、ロボット装置の行動が飽きられるのを有効に防
止することができる。
【0014】さらに本発明においては、編集方法におい
て、所定の成長モデルに従って成長するロボット装置の
当該成長モデルを可視表示する第1のステップと、ユー
ザ操作に応じて、可視表示された成長モデルを編集処理
する第2のステップとを設けるようにした。
【0015】この結果この編集方法では、ロボット装置
の成長モデルをユーザ特有のものに編集し、当該ロボッ
ト装置に、そのユーザ特有の成長をさせて他のロボット
装置とは異なるユーザ独自の特徴を具備することができ
るため、ロボット装置の成長が飽きられるのを有効に防
止することができる。
【0016】さらに本発明においては、所定の行動モデ
ルに従って行動するロボット装置の当該行動モデルを可
視表示する表示ステップと、ユーザ操作に応じて、可視
表示された行動モデルを編集処理する編集ステップとを
有する編集処理を行うためのプログラムを記録媒体に格
納するようにした。
【0017】この結果この記録媒体に格納されたプログ
ラムでは、ロボット装置の行動モデルをユーザ特有のも
のに編集し、当該ロボット装置に、そのユーザ特有の行
動をさせて他のロボット装置とは異なるユーザ独自の特
徴を具備することができるため、ロボット装置の行動が
飽きられるのを有効に防止することができる。
【0018】さらに本発明においては、所定の成長モデ
ルに従って成長するロボット装置の当該成長モデルを可
視表示する表示ステップと、ユーザ操作に応じて、可視
表示された成長モデルを編集処理する編集ステップとを
有する編集処理を行うためのプログラムを記録媒体に格
納するようにした。
【0019】この結果この記録媒体に格納されたプログ
ラムでは、ロボット装置の成長モデルをユーザ特有のも
のに編集し、当該ロボット装置に、そのユーザ特有の成
長をさせて他のロボット装置とは異なるユーザ独自の特
徴を具備することができるため、ロボット装置の成長が
飽きられるのを有効に防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0021】(1)ペットロボットの構成 (1−1)ペットロボットの概略構成 図1において、1は全体としてペットロボットを示し、
胴体部ユニット2の前後左右にそれぞれ脚部ユニット3
A〜3Dが連結されると共に、胴体部ユニット2の前端
部及び後端部にそれぞれ頭部ユニット4及び尻尾部ユニ
ット5が連結されることにより構成されている。
【0022】この場合胴体部ユニット2には、図2に示
すように、このペットロボット1全体の動作を制御する
コントローラ10と、このペットロボット1の動力源と
してのバッテリ11と、バッテリセンサ12、熱センサ
13及び加速度センサ14等からなる内部センサ部15
とが収納されている。
【0023】また頭部ユニット4には、このペットロボ
ット1の「耳」に相当するマイクロホン16、「目」に
相当するCCD(Charge Coupled De
vice)カメラ17及びタッチセンサ18からなる外
部センサ部19と、「口」に相当するスピーカ20とな
どがそれぞれ所定位置に配設されている。
【0024】さらに各脚部ユニット3A〜3Dの関節部
分や、各脚部ユニット3A〜3D及び胴体部ユニット2
の各連結部分、頭部ユニット4及び胴体部ユニット2の
連結部分、並びに尻尾部ユニット5及び胴体部ユニット
2の連結部分などには、それぞれアクチュエータ21
〜21が配設されている。
【0025】そして外部センサ部19のマイクロホン1
6は、ユーザから図示しないサウンドコマンダを介して
音階として与えられる「歩け」、「伏せ」又は「ボール
を追いかけろ」などの指令音を集音し、得られた音声信
号S1Aをコントローラ10に送出する。またCCDカ
メラ17は、周囲の状況を撮像し、得られた画像信号S
1Bをコントローラ10に送出する。
【0026】さらにタッチセンサ18は、図1において
明らかなように、頭部ユニット4の上部に設けられてお
り、ユーザからの「撫でる」や「叩く」といった物理的
な働きかけにより受けた圧力を検出し、検出結果を圧力
検出信号S1Cとしてコントローラ10に送出する。
【0027】また内部センサ部15のバッテリセンサ1
2は、バッテリ11のエネルギー残量を検出し、検出結
果をバッテリ残量検出信号S2Aとしてコントローラ1
0に送出する。また温度センサ13は、ペットロボット
1内部の温度を検出し、検出結果を温度検出信号S2B
としてコントローラ10に送出する。さらに加速度セン
サ14は、3軸方向(Z軸方向、Y軸方向及びZ軸方
向)の加速度を検出し、検出結果を加速度検出信号S2
Cとしてコントローラ10に送出する。
【0028】コントローラ10は、外部センサ部19か
ら与えられる音声信号S1A、画像信号S1B及び圧力
検出信号S1C等(以下、これらをまとめて外部情報信
号S1と呼ぶ)と、内部センサ部15から与えられるバ
ッテリ残量信号S2A、温度検出信号S2B及び加速度
検出信号S2C等(以下、これらをまとめて内部情報信
号S2と呼ぶ)とに基づいて、外部及び内部の状態や、
ユーザからの指令及び働きかけの有無などを判断する。
【0029】そしてコントローラ10は、この判断結果
と、予めメモリ10Aに格納されている制御プログラム
とに基づいて続く行動を決定し、当該決定結果に基づい
て必要なアクチュエータ21〜21を駆動させるこ
とにより、頭部ユニット4を上下左右に振らせたり、尻
尾部ユニット5の尻尾5Aを動かせたり、各脚部ユニッ
ト3A〜3Dを駆動して歩行させるなどの行動や動作を
行わせる。
【0030】またこの際コントローラ10は、必要に応
じて音声信号S3を生成してこれをスピーカ20に与え
ることにより、当該音声信号S3に基づく音声を外部に
出力させたり、このペットロボット1の「目」の位置に
配設された図示しないLED(Light Emitt
ing Diode)を点滅させる。
【0031】このようにしてこのペットロボット1にお
いては、外部及び内部の状態や、ユーザからの指令及び
ユーザからの働きかけの有無などに応じて自律的に行動
することができるようになされている。
【0032】(1−2)ペットロボット1の成長モデル 次にこのペットロボット1に搭載された成長機能につい
て説明する。
【0033】このペットロボット1の場合、ユーザから
の働きかけやサウンドコマンダを用いた指令などの操作
入力の履歴と、自己の行動及び動作履歴とに応じて、あ
たかも本物の動物が「成長」するかのごとく行動や動作
を変化させるようになされている。
【0034】すなわちこのペットロボット1には、図3
に示すように、成長過程として「幼年期」、「少年
期」、「青年期」及び「成人期」の4つの「成長段階」
が設けられている。そしてコントローラ10のメモリ1
0Aには、これら各「成長段階」ごとに、「歩行状
態」、「モーション(動き)」、「行動」及び「サウン
ド(鳴き声)」の4つの項目に関する行動及び動作の基
礎となる各種制御パラメータ及び制御プログラム等から
なる行動及び動作モデルが予め格納されている。
【0035】そしてコントローラ10は、初期時には
「幼年期」の行動及び動作モデルに従って、例えば「歩
行状態」については歩幅を小さくするなどして「よちよ
ち歩き」となるように、「モーション」については単に
「歩く」、「立つ」、「寝る」程度の「単純」な動きと
なるように、「行動」については同じ行動を繰り返し行
うようにするなどして「単調」な行動となるように、ま
た「サウンド」については音声信号S3の増幅率を低下
させるなどして「小さく短い」鳴き声となるように、各
アクチュエータ21〜21及び音声出力を制御す
る。
【0036】またこの際コントローラ10は、サウンド
コマンダを用いた指令入力と、「撫でる」及び「叩く」
に該当するタッチセンサ18を介してセンサ入力及び決
められた行動及び動作の成功回数などでなる強化学習
と、「撫でる」及び「叩く」に該当しないタッチセンサ
18を介してのセンサ入力と、「ボールで遊ぶ」などの
所定の行動及び動作となどの予め決められた「成長」に
関与する複数の要素(以下、これを成長要素と呼ぶ)に
ついて、その発生を常時監視してカウントする。
【0037】そしてコントローラ10は、これら成長要
素の累積度数に基づいて、各成長要素の累積度数の合計
値(以下、これを成長要素の総合経験値と呼ぶ)が予め
設定された閾値を越えると、使用する行動及び動作モデ
ルを「幼年期」の行動及び動作モデルよりも成長レベル
が高い「少年期」の行動及び動作モデルに変更する。
【0038】そしてコントローラ10は、この後この
「少年期」の行動及び動作モデルに従って、例えば「歩
行状態」については各アクチュエータ21〜21
回転度数を速くするなどして「少しはしっかり」と歩く
ように、「モーション」については動きの数を増加させ
るなどして「少しは高度かつ複雑」な動きとなるよう
に、「行動」については前の行動を参照して次の行動を
決定するようにするなどして「少しは目的」をもった行
動となるように、また「サウンド」については音声信号
の長さを延ばしかつ増幅率を上げるなどして「少しは長
く大きい」鳴き声となるように、各アクチュエータ21
〜21やスピーカ20からの音声出力を制御する。
【0039】さらにコントローラ10は、この後これと
同様にして、成長要素の総合経験値が「青年期」や「成
人期」にそれぞれ対応させて予め設定された各閾値を越
えるごとに、行動及び動作モデルをより成長レベルの高
い「青年期」又は「成人期」の行動及び動作モデルに順
次変更し、当該行動及び動作モデルに従って各アクチュ
エータ21〜21の回転速度やスピーカ20に与え
る音声信号S3の長さや増幅率を徐々に上げたり、1つ
の動作を行う際の各アクチュエータ21〜21の回
転量などを変化させる。
【0040】この結果ペットロボット1は、「成長段
階」が上がる(すなわち「幼年期」から「少年期」、
「少年期」から「青年期」、「青年期」から「成人期」
に変化する)に従って、「歩行状態」が「よちよち歩
き」から「しっかりした歩き」に、「モーション」が
「単純」から「高度・複雑」に、「行動」が「単調」か
ら「目的をもって行動」に、かつ「サウンド」が「小さ
く短い」から「長く大きい」に段階的に変化する。
【0041】このようにしてこのペットロボット1にお
いては、外部からの入力や自己の行動及び動作の履歴に
応じて、「幼年期」、「少年期」、「青年期」及び「成
人期」の4段階で「成長」するようになされている。
【0042】なおこの場合、図3から明らかなように、
「少年期」、「青年期」及び「成人期」の各「成長段
階」について、それぞれ複数の行動及び動作モデルが用
意されている。
【0043】実際上、例えば「少年期」の行動及び動作
モデルとして、動きが雑で速い「荒々しい」性格の行動
及び動作を行う行動及び動作モデル(Child 1)
と、これよりも動きが滑らかで遅い「おっとり」とした
性格の行動及び動作を行う行動及び動作モデル(Chi
ld 2)とが設けられている。
【0044】また「青年期」の行動及び動作モデルとし
て、「少年期」の「荒々しい」性格よりもより動きが雑
で速い「いらいら」した性格の行動及び動作を行う行動
及び動作モデル(Young 1)と、これよりも動き
が遅くかつ滑らかな「普通」の性格の行動及び動作を行
う行動及び動作モデル(Young 2)と、これより
も一層動きが遅く、かつ行動量が少ない「おっとり」と
した性格の行動及び動作を行う行動及び動作モデル(Y
oung 3)とが設けられている。
【0045】さらに「成人期」の行動及び動作モデルと
して、それぞれ「青年期」の「いらいら」した性格より
も動きが雑で速く、かつユーザからの指令に応じた動作
を行い難い「攻撃的」な性格の行動及び動作を行う行動
及び動作モデル(Adult1)と、これよりも動きが
滑らかで遅く、かつユーザからの指令に応じた動作を行
い易い「少し荒々しい」性格の行動及び動作モデル(A
dult 2)と、これよりも動きが滑らかで遅く、行
動量が少なく、かつユーザからの指令に応じた動作を必
ず行う「少しおとなしい」性格の行動及び動作を行う行
動及び動作モデル(Adult 3)と、これよりもさ
らに一層動きが遅く、行動量が少なく、かつユーザから
の指令に応じた動作を必ず行う「おとなしい」性格の行
動及び動作を行う行動及び動作モデル(Adult
4)とが設けられている。
【0046】そしてコントローラ10は、「成長段階」
を上げる際、各成長要素の累積度数に基づいて次の「成
長段階」内の各行動及び動作モデルのなかから1つの行
動及び動作モデルを選択して、使用する行動及び動作モ
デルを当該選択した行動及び動作モデルに変更するよう
になされている。
【0047】この場合「少年期」以降では、次の「成長
段階」に移る際、現在の「成長段階」の行動及び動作モ
デルから遷移できる次の「成長段階」の行動及び動作モ
デルは決まっており、図3において矢印で結ばれた行動
及び動作モデル間の遷移しかできない。従って例えば
「少年期」において「荒々しい」行動及び動作を行う行
動及び動作モデル(Child 1)が選択されている
場合には、「青年期」において「おっとり」とした行動
及び動作を行う行動及び動作モデル(Young3)に
遷移することができない。
【0048】このようにこのペットロボット1において
は、あたかも本物の動物が飼い主の飼育の仕方等によっ
て性格を形成してゆくかのごとく、ユーザからの働きか
け及び指令の入力履歴や自己の行動及び動作履歴に応じ
て、「成長」に伴って「性格」をも変化させるようにな
されている。
【0049】(2)コントローラ10の処理 次にこのペットロボット1におけるコントローラ10の
具体的な処理について説明する。
【0050】コントローラ10の処理内容を機能的に分
類すると、図4に示すように、外部及び内部の状態を認
識する状態認識機構部30と、状態認識機構部30の認
識結果に基づいて感情及び本能の状態を決定する感情・
本能モデル部31と、状態認識機構部30の認識結果及
び感情・本能モデル部31の出力に基づいて続く行動や
動作を決定する行動決定機構部32と、行動決定機構部
32により決定された行動や動作を行うためのペットロ
ボット1の一連の動作計画を立てる姿勢遷移機構部33
と、姿勢遷移機構部33により立てられた動作計画に基
づいてアクチュエータ21〜21を制御する制御機
構部34と、このペットロボット1の「成長」及び「性
格」を制御する成長制御機構部35とに分けることがで
きる。
【0051】以下、これら状態認識機構部30、感情・
本能モデル部31、行動決定機構部32、姿勢遷移機構
部33、制御機構部34及び成長制御機構部35につい
て詳細に説明する。
【0052】(2−1)状態認識機構部30の処理 状態認識機構部30は、外部センサ部19(図2)から
与えられる外部情報信号S1と、内部センサ部15から
与えられる内部情報信号S2とに基づいて特定の状態を
認識し、認識結果を状態認識情報S10として感情・本
能モデル部31及び行動決定機構部32に通知する。
【0053】実際上、状態認識機構部30は、外部セン
サ部19のマイクロホン16(図2)から与えられる音
声信号S1Aを常時監視し、当該音声信号S1Aのスペ
クトラムとして「歩け」、「伏せ」、「ボールを追いか
けろ」などの指令に応じてサウンドコマンダから出力さ
れる指令音と同じ音階のスペクトラムを検出したときに
その指令が与えられたと認識し、認識結果を感情・本能
モデル部31及び行動決定機構部32に通知する。
【0054】また状態認識機構部30は、CCDカメラ
17(図2)から与えられる画像信号S1Bを常時監視
し、当該画像信号S1Bに基づく画像内に例えば「赤い
丸いもの」や「地面に対して垂直かつ所定高さ以上の平
面」を検出したときには「ボールがある」、「壁があ
る」と認識し、認識結果を感情・本能モデル部31及び
行動決定機構部32に通知する。
【0055】さらに状態認識機構部30は、タッチセン
サ18(図2)から与えられる圧力検出信号S1Cを常
時監視し、当該圧力検出信号S1Cに基づいて所定の閾
値以上のかつ短時間(例えば2秒未満)の圧力を検出し
たときには「叩かれた(叱られた)」と認識し、所定の
閾値未満のかつ長時間(例えば2秒以上)の圧力を検出
したときには「撫でられた(誉められた)」と認識し、
認識結果を感情・本能モデル部31及び行動決定機構部
32に通知する。
【0056】一方、状態認識機構部30は、内部センサ
部15の加速度センサ14(図2)から与えられる加速
度検出信号S2Cを常時監視し、当該加速度信号S2C
に基づいて例えば予め設定された所定レベル以上の加速
度を検出したときには「大きな衝撃を受けた」と認識す
る一方、これよりもさらに大きい重力加速度程度の加速
度を検出したときには「(机等から)落ちた」と認識
し、これら認識結果を感情・本能モデル31及び行動決
定機構部32に通知する。
【0057】また状態認識機構部30は、温度センサ1
3(図2)から与えられる温度検出信号S2Bを常時監
視し、当該温度検出信号S2Bに基づいて所定以上の温
度を検出したときには「内部温度が上昇した」と認識
し、認識結果を感情・本能モデル部31及び行動決定機
構部32に通知する。
【0058】(2−2)感情・本能モデル部31の処理 感情・本能モデル部31は、図5に示すように、「喜
び」、「悲しみ」、「驚き」、「恐怖」、「嫌悪」及び
「怒り」の6つの情動にそれぞれ対応させて設けられた
感情モデルとしての情動ユニット40A〜40Fからな
る基本情動群40と、「食欲」、「愛情欲」、「探索
欲」及び「運動欲」の4つの欲求にそれぞれ対応させて
設けられた欲求モデルとしての欲求ユニット41A〜4
1Dからなる基本欲求群41と、各情動ユニット40A
〜40F及び各欲求ユニット41A〜41Dにそれぞれ
対応して設けられた強度増減関数42A〜42Hとを有
している。
【0059】そして各情動ユニット40A〜40Fは、
対応する情動の度合いを例えば0〜100レベルまでの
強度によってそれぞれ表し、当該強度を対応する強度増
減関数42A〜42Fから与えられる強度情報S11A
〜S11Fに基づいて時々刻々と変化させる。
【0060】また各欲求ユニット41A〜41Dは、情
動ユニット40A〜40Fと同様に、対応する欲求の度
合いを0〜100レベルまでの強度によってそれぞれ表
し、当該強度を対応する強度増減関数42G〜42Kか
ら与えられる強度情報S12G〜S12Fに基づいて時
々刻々と変化させる。
【0061】そして感情・本能モデル31は、これら情
動ユニット40A〜40Fの強度を組み合わせることよ
り感情の状態を決定すると共に、これら欲求ユニット4
1A〜41Dの強度を組み合わせることにより本能の状
態を決定し、当該決定した感情及び本能の状態を感情・
本能状態情報S12として行動決定機構部32に出力す
る。
【0062】なお強度増減関数42A〜42Gは、状態
認識機構部30から与えられる状態認識情報S10と、
後述の行動決定機構部32から与えられるペットロボッ
ト1自身の現在又は過去の行動の内容を表す行動情報S
13とに基づき、予め設定されているパラメータに応じ
て上述のように各情動ユニット40A〜40F及び各欲
求ユニット41A〜41Dの強度を増減させるための強
度情報S11A〜S11Gを生成して出力するような関
数である。
【0063】かくしてペットロボット1においては、こ
れら強度増減関数42A〜42Gのパラメータを各行動
及び動作モデル(Baby 1、Child 1、Ch
ild 2、Young 1〜Young 3、Adu
lt 1〜Adult 4)ごとに異なる値に設定する
ことによって、ペットロボット1に「いらいら」や「お
となしい」のような性格をもたせることができるように
なされている。
【0064】(2−3)行動決定機構部32の処理 行動決定機構部32は、各行動及び動作モデル(Bab
y 1、Child1、Child 2、Young
1〜Young 3、Adult 1〜Adult
4)にそれぞれ対応させて、複数の行動モデルをメモリ
10A内に有している。
【0065】そして行動決定機構部32は、状態認識機
構部30から与えられる状態認識情報10と、感情・本
能モデル部31の各情動ユニット40A〜40F及び各
欲求ユニット41A〜41Dの強度と、対応する行動モ
デルとに基づいて次の行動や動作を決定し、決定結果を
行動決定情報S14として姿勢遷移機構部33及び成長
制御機構部35に出力する。
【0066】この場合、行動決定機構部32は、次の行
動や動作を決定する手法として、図6に示すような1つ
のノード(状態)NDA0から同じ又は他のどのノード
NDA0〜NDAnに遷移するかを各ノードNDA0
NDAn間を接続するアークARA0〜ARAnに対し
てそれぞれ設定された遷移確率P〜Pに基づいて確
率的に決定する確率オートマトンと呼ばれるアルゴリズ
ムを用いる。
【0067】より具体的には、メモリ10Aには行動モ
デルとして、各ノードNDA0〜NDAnごとの図7に
示すような状態遷移表50が格納されており、行動決定
機構部32がこれに状態遷移表50に基づいて次の行動
や動作を決定するようになされている。
【0068】ここで状態遷移表50においては、そのノ
ードNDA0〜NDAnにおいて遷移条件とする入力イ
ベント(認識結果)が「入力イベント」の行に優先順に
列記され、その遷移条件についてのさらなる条件が「デ
ータ名」及び「データ範囲」の行における対応する列に
記述されている。
【0069】従って図7の状態遷移表50で定義された
ノードND100では、「ボールを検出した(BAL
L)」という認識結果が与えられた場合に、当該認識結
果と共に与えられるそのボールの「大きさ(SIZ
E)」が「0から1000の範囲(0,1000)」で
あることや、「障害物を検出(OBSTACLE)」と
いう認識結果が与えられた場合に、当該認識結果と共に
与えられるその障害物までの「距離(DISTANC
E)」が「0から100の範囲(0,100)」である
ことが他のノードに遷移するための条件となっている。
【0070】またこのノードND100では、認識結果
の入力がない場合においても、行動決定機構部が周期的
に参照する感情・本能モデル部31の各情動ユニット4
0A〜40F及び各欲求ユニット41A〜41Dの強度
のうち、「喜び(JOY)」、「驚き(SUPRIS
E)」又は「悲しみ(SUDNESS)」のいずれかの
情動ユニット40A〜40Fの強度が「50から100
の範囲(50,100)」であるときには他のノードに
遷移することができる。
【0071】また状態遷移表50では、「他のノードへ
の遷移確率」の欄における「遷移先ノード」の列にその
ノードNDA0〜NDAnから遷移できるノード名が列
記されると共に、「入力イベント名」、「データ値」及
び「データの範囲」の各行に記述された全ての条件が揃
ったときに遷移できる他の各ノードNDA0〜NDAn
への遷移確率が「他のノードへの遷移確率」の欄におけ
る「出力行動」の行に記述される。なお「他のノードへ
の遷移確率」の欄における各行の遷移確率の和は100
〔%〕となっている。
【0072】従ってこの例のノードNODE100
は、例えば「ボールを検出(BALL)」し、そのボー
ルの「大きさ(SIZE)」が「0から1000の範囲
(0,1000)」であるという認識結果が与えられた
場合には、「30〔%〕」の確率で「ノードNODE
120(node 120)」に遷移でき、そのとき
「ACTION 1」の行動や動作が出力されることと
なる。
【0073】そして各行動モデルは、それぞれこのよう
な状態遷移表50として記述されたノードNDA0〜N
Anがいくつも繋がるようにして構成されている。
【0074】かくして行動決定機構部32は、状態認識
機構部30から状態認識情報S10が与えられたとき
や、最後に行動を発現してから一定時間が経過したとき
などに、メモリ10Aに格納されている対応する行動モ
デルのうちの対応するノードNDA0〜NDAnの状態
遷移表50を利用して次の行動や動作(「出力行動」の
行に記述された行動や動作)を確率的に決定し、決定結
果を行動指令情報S14として姿勢遷移機構部33及び
成長制御機構部35に出力するようになされている。
【0075】(2−4)姿勢遷移機構部33の処理 姿勢遷移機構部33は、行動決定機構部32から行動決
定情報S14が与えられると、当該行動決定情報S14
に基づく行動や動作を行うためのペットロボット1の一
連の動作計画を立て、当該動作計画に基づく動作指令情
報S15を制御機構部34に出力する。
【0076】この場合姿勢遷移機構部33は、動作計画
を立てる手法として、図8に示すようなペットロボット
1がとり得る姿勢をそれぞれノードNDB0〜NDB2
とし、遷移可能なノードNDB0〜NDB2間を動作を
表す有向アークARB0〜ARB2で結び、かつ1つの
ノードNDB0〜NDB2間で完結する動作を自己動作
アークARC0〜ARC2として表現する有向グラフを
用いる。
【0077】このためメモリ10Aには、このような有
向グラフの元となる、当該ペットロボット1が発現でき
る全ての動作の始点姿勢及び終了姿勢をデータベース化
したファイル(以下、これをネットワーク定義ファイル
と呼ぶ)のデータが格納されており、姿勢遷移機構部3
3は、このネットワーク定義ファイルに基づいて、全身
用、頭部用、脚部用及び尻尾部用の各有向グラフ(図示
せず)をそれぞれ生成する。
【0078】そして姿勢遷移機構部33は、行動決定機
構部32から「立て」、「歩け」、「お手をしろ」、
「頭を揺すれ」、「尻尾を動かせ」などの行動指令が行
動指令情報S14として与えられると、対応する有向グ
ラフを用いて、有向アークの向きに従いながら現在のノ
ードから指定された姿勢が対応付けられたノード又は指
定された動作が対応付けられた有向アーク若しくは自己
動作アークに至る経路を探索し、当該探索した経路上の
各有向アークにそれぞれ対応付けられた動作を順次行わ
せるような動作指令を動作指令情報S15として制御機
構部34に次々と出力する。
【0079】また姿勢遷移機構部33は、頭部、脚部又
は尻尾部に対する行動指令が与えられた場合には、全身
用の有向グラフに基づいてペットロボット1の姿勢を当
該行動命令に応じた「立つ」、「すわる」、「伏せる」
及び「バッテリ11(図2)を充電するための図示しな
い充電台上の姿勢である「ステーション」のうちのいず
れかの基本姿勢に戻し、この後対応する頭部、脚部又は
尻尾部の有向グラフを用いて頭部、脚部又は尻尾部の姿
勢を遷移させるように動作指令情報S15を出力する。
【0080】(2−5)制御機構部34の処理 制御機構部34は、姿勢遷移機構部33から与えられる
動作指令情報S15に基づいて制御信号S16を生成
し、当該制御信号S16に基づいて各アクチュエータ2
〜21を駆動制御することにより、ペットロボッ
ト1に指定された行動や動作を行わせる。
【0081】(2−6)成長制御機構部35の処理 成長制御機構部35には、状態認識機構部30から外部
情報信号S1及び内部情報信号S2に基づいて認識され
た各種状態が状態認識情報S20として供給される。な
おこの各種状態としては、上述のように感情・本能モデ
ル部31及び行動決定機構部32に通知される特定の状
態の他に、例えば「撫でられた」や「叩かれた」に該当
しない程度のタッチセンサ18を介して入力などがあ
る。
【0082】また成長制御機構部35は、状態認識機構
部30から与えられる状態認識情報S20に基づく各種
状態のうちの「成長段階」を上げる際の参考要素とすべ
き上述の成長要素をまとめて記述した図9(A)に示す
ようなリスト(以下、これを第1の成長要素リストと呼
ぶ)70Aと、これら成長要素の累積度数をそれぞれカ
ウントするための図9(B)のようなカウンタテーブル
(以下、これを第1の成長要素カウンタテーブルと呼
ぶ)70Bとをメモリ10A内に有している。
【0083】そして成長制御機構部35は、状態認識機
構部30から状態認識情報20が与えられると、当該状
態認識情報S20に基づき得られる状態が成長要素であ
るか否かを第1の成長要素リスト70Aに基づいて判断
し、当該状態が成長要素である場合には第1の成長要素
カウンタテーブル70B内の対応するカウント値(経験
値)を1つ増加させる。
【0084】また成長制御機構部35は、上述のように
行動決定機構部32から与えられる行動指令情報S14
に基づき得られる行動のうち、「成長段階」を上げる際
の参考要素とすべき上述の成長要素をまとめて記述した
図10(A)に示すようなリスト(以下、これを第2の
成長要素リストと呼ぶ)71Aと、これら成長要素の累
積度数をそれぞれカウントするための図10(B)に示
すようなカウンタテーブル(以下、これを第2の成長要
素カウンタテーブルと呼ぶ)71Bとをメモリ10A内
に有している。
【0085】そして成長制御機構部35は、行動決定機
構部32から行動指令情報S14が与えられると、当該
行動指令情報S14に基づき得られる行動や動作が成長
要素であるか否かを第2の成長要素リスト71Aに基づ
いて判断し、当該行動が成長要素である場合には第2の
成長要素カウンタテーブル71B内の対応するカウント
値(経験値)を1つ増加させる。
【0086】さらに成長制御機構部35は、上述のよう
に第1又は第2の成長要素カウンタテーブル70B、7
1B内のカウント値を増加させたときには、第1及び第
2の成長要素カウンタテーブル70B、71Bとは別に
用意した「成長段階」を上げるか否かを判定するための
カウンタ(以下、これを成長総合経験値カウンタと呼
ぶ)のカウント値を1つ増加させ、この後当該成長総合
経験値カウンタのカウント値が現在の「成長段階」の終
了条件として予め設定されたカウント値に達したか否か
を判断する。
【0087】そして成長制御機構部35は、成長総合経
験値カウンタのカウント値が現在の「成長段階」の終了
条件として予め設定されたカウント値に達した場合に
は、行動及び動作モデルを次の「成長段階」内のどの行
動及び動作モデルに変更するかを第1及び第2の成長要
素カウンタテーブル70B、71B内の各カウント値に
基づいて決定し、決定結果を変更指令情報S22として
感情・本能モデル部31、行動決定機構部32及び姿勢
遷移機構部33に通知する。
【0088】この結果、感情・本能モデル部31は、こ
の変更指令情報S22に基づいて、図5について上述し
た各強度増減関数42A〜42Gのパラメータをそれぞ
れ指定された行動及び動作モデルの値に変更する。また
行動決定機構部32は、変更指令情報S22に基づい
て、使用する行動モデルを指定された行動及び動作モデ
ルのものに変更する。さらに姿勢遷移機構部33は、変
更指令情報S22に基づいて、この後複数の行動及び動
作モデルに対応した有向アークや自己動作アークの中か
らいずれかの有向アークや自己動作アークを選択しなけ
ればならないようなときに、指定された行動及び動作モ
デルの有向アークや自己動作アークを選択するように、
設定を変更する。
【0089】なおこのことからも分かるように、行動及
び動作モデルとは、その「成長段階」におけるその「性
格」に対応した感情・本能モデル部31における各強度
増減関数42A〜42Gのパラメータ値と、行動決定機
構部32における行動モデルと、姿勢遷移機構部33に
おける有向アークや自己動作アークとなどからなるもの
である。
【0090】このようにして成長制御機構部35は、ユ
ーザからの働きかけやサウンドコマンダを用いた指令な
どの操作入力の履歴と、自己の行動及び動作履歴とに応
じて、「成長」を制御する。
【0091】(3)本実施の形態による編集装置 (3−1)編集装置の構成 図11において、100は本実施の形態による編集装置
を示し、CPU(Central Processin
g Unit)101、ROM(Read Only
Memory)102、RAM(Random Acc
ess Memory)103、表示処理回路104、
メディアユニット部105、インターフェース回路10
6及びSCSI(Small Computer Sy
stemInterface)インターフェース回路1
07がCPUバス108を介して接続されることにより
構成されており、インターフェース回路107を介して
キーボードやマウス等からなる操作部109と接続さ
れ、SCSIインターフェース回路107を介してハー
ドディスク装置110と接続されている。
【0092】また表示処理回路104は、モニタ111
と接続されると共に、メディアユニット部105は、半
導体メモリである例えばメモリースティック112が挿
入されることにより、当該メディアユニット部105内
の図示しないドライバによって、挿入されたメモリース
ティック112に情報を書き込んだり、読み出したりで
きるようになされている。
【0093】この場合CPU101は、ROM102に
格納されたアプリケーションプログラムをRAM103
に読み出し、当該アプリケーションプログラムに基づき
ROM102内の画像データを読み出し、これを表示処
理回路104を介して映像信号S100としてモニタ1
11に与えることにより、当該画像データに基づく初期
画面(図示せず)をモニタ111の図示しない表示部に
表示させる。
【0094】そしてCPU101は、このモニタ111
の表示部に表示させた初期画面に応じて、ユーザにより
メモリースティック112が対応するメディアユニット
部105に挿入されると、当該メモリースティック11
2に予め設定されている例えばペットロボット1の各種
情報D100を読み出すと共に、これに基づいて対応す
る画像データをROM102から読み出し、当該画像デ
ータに基づく後述のペットロボット1の成長及び又は行
動モデルのプログラムを編集するためのGUI(Gra
phical User Interface)画面を
モニタ111の表示部に表示させる。
【0095】またCPU101は、このようにモニタ1
11にGUI画面を表示させている状態において、ユー
ザによって操作部109からインターフェース回路10
6を介して与えられるコマンドS101に基づき操作さ
れる画面や、当該操作部109からインターフェース回
路106を介して入力される数字及び文字等を表示処理
回路104を介してモニタ111の表示部に表示されて
いるGUI画面に重畳させて表示させる。
【0096】そしてCPU101は、ペットロボット1
の成長モデル及び行動モデルをユーザの操作に応じて順
次編集した後、得られる編集結果を編集データD101
としてSCSIインターフェース回路107を介してハ
ードディスク装置110にバックアップを取ると共に、
この編集データD101をメディアユニット部105の
ドライバを介して、挿入されているメモリースティック
112に記憶させる。
【0097】このようにしてこの編集装置100は、メ
ディアユニット部105に挿入されるメモリースティッ
ク112に予め設定されているペットロボット1の成長
及び又は行動モデルのプログラムを、ユーザの嗜好に応
じて、編集することができるようになされている。
【0098】(3−2)モニタ111に表示されるGU
I画面の構成 実際上モニタ111の表示部に表示されるGUI画面の
うち、図12に示すようなグラフでなる成長モデル編集
画面GU1は、メモリースティック112に記憶されて
いるペットロボット1の「幼年期」の行動モデル(行動
モデルA)、「少年期」の行動モデル(行動モデルB
1、B2)及び「青年期」の行動モデル(行動モデルC
1、C2、C3)等からなる成長モデルを表示するため
の成長モデル表示エリアGU1Aと、当該成長モデル表
示エリアGU1Aの成長モデルを編集するための複数種
類の編集アイテムPA1、PA2、PA3A、PA4及
びPA5からなるアイテム表示エリアGU1Bとにより
構成されている。
【0099】またこのアイテム表示エリアGU1Bの各
種編集アイテムPA1〜PA5は、それぞれペットロボ
ット1(図1)に対してユーザが与える指令や、当該ペ
ットロボット1の自己の行動に対応させたアイコンI1
〜I1と、これに対してペットロボット1が行う行
動及び動作に対応させたアイコンI2〜I2と、こ
の成長モデルを形成するためのパーツに対応させたアイ
コンI3A〜I3Aと、ペットロボット1の感情及
び本能に対応させたアイコンI4〜I4及びI5
〜I5等からなる。
【0100】そしてこの成長モデル編集画面GU1にお
ける成長モデル表示エリアGU1Aの成長モデルを、ユ
ーザによって選択されるアイテム表示エリアGU1Bの
うちの所望するアイコンを用いて操作されることによ
り、例えば「幼児期」の行動モデルAにおいてペットロ
ボット1の「喜び」の感情が100〔%〕に達すると、
当該ペットロボット1の「成長段階」を「少年期」の行
動モデルB1に遷移し、「怒り」の感情が100〔%〕
に達すると、当該ペットロボット1の「成長段階」を
「少年期」の行動モデルB2に遷移し、「食欲」の本能
が100〔%〕に達すると、当該ペットロボット1の
「成長段階」を中継ノード(□印)を介し、ここで「好
きな色」を50回見ると、「少年期」の行動モデルB2
に遷移するように編集できる。
【0101】また「少年期」の行動モデルB1において
ペットロボット1が「歩く」の行動を50回行うと、ペ
ットロボット1の「成長段階」を「青年期」の行動モデ
ルC1に遷移し、「ボールで遊ぶ」の行動を50回行う
と、当該ペットロボット1の「成長段階」を「青年期」
の行動モデルC2に遷移するように編集できると共に、
「少年期」の行動モデルB2においてペットロボット1
が「ボールで遊ぶ」の行動を50回行うと、当該ペット
ロボット1の「成長段階」を「青年期」の行動モデルC
2に遷移し、「大きな音」を50回聞くと、当該ペット
ロボット1の「成長段階」を「青年期」の行動モデルC
3に遷移するように編集できる。
【0102】このようにしてこの編集装置100では、
モニタ111に表示される成長モデル編集画面GU1を
ユーザによって操作されることにより、ペットロボット
1の成長モデルのプログラムをユーザの嗜好に応じて編
集できるようになされている。
【0103】またモニタ111の表示部に表示されるグ
ラフでなる行動モデル編集画面GU2は、図13に示す
ように、メモリースティック112に記憶されているペ
ットロボット1の行動モデルA、B1、B2、C1〜C
3の中からユーザによって選択された行動モデルAの一
部が表示される編集エリアGU2Aと、上述のアイテム
表示エリアGU1Bとほぼ同様の編集エリアGU2Aの
行動モデルの一部を編集するための複数種類の編集アイ
テムPA1、PA2、PA3B、PA4及びPA5から
なるアイテム表示エリアGU2Bとにより構成されてい
る。
【0104】またこのアイテム表示エリアGU2Bの各
種編集アイテムPA1〜PA5のうち編集アイテムPA
3Bは、ユーザによって選択された行動モデルAを形成
するためのパーツにそれぞれ対応させたアイコンI3B
〜I3B等からなる。
【0105】そしてこの行動モデル編集画面GU2にお
ける編集エリアGU2Aの行動モデルを、ユーザによっ
て選択されるアイテム表示エリアGU2Bのうちの所望
するアイコンを用いて操作されることにより、例えば行
動モデルAのノードNDC1においてペットロボット1
が「大きな音」を聞くと50〔%〕の遷移確率で有向ア
ークARC1A1で示す方向に進んで中継ノード(□
印)PARに移り、この後「声を出す」行動を起こし
て有向アークARC1A2で示す方向に進み、中継ノー
ドPARを介して「立つ」行動を起こし、有向アーク
ARC1A3で示す方向に進むことにより、これら有向
アークARC1A1〜ARC1A3でなる破線で囲んで
示す自己動作アークARC1Aの行動を編集することが
できる。
【0106】また行動モデルAのノードNDC1におい
てペットロボット1から50〔cm〕以内の位置に「ボ
ール」が存在すると、有向アークARC1B1で示す方
向に進んで中継ノードPARに移り、この後「歩く」
行動を起こして有向アークARC1B2で示す方向に進
み、中継ノードPARを介して「ボールをける」行動
を起こし、有向アークARC1B3で示す方向に進むこ
とにより、これら有向アークARC1B1〜AR
C1B3でなる破線で囲んで示す自己動作アークAR
C1Bの行動を編集することができる。
【0107】同様にして行動モデルAのノードNDC1
においてペットロボット1が「大きな音」を聞くと50
〔%〕の遷移確率で有向アークARC21で示す方向に
進んで中継ノードPARを介して「すわる」行動を起
こし、ノードNDC2に遷移し、行動モデルAのノード
NDC1においてペットロボット1の「食欲」の本能が
50〔%〕に達すると、ノードNDC3に遷移するよう
に編集することができる。
【0108】因みにこのときこれら各アイコンは、ユー
ザによるいわゆるドラックアンドドロップ操作によっ
て、アイテム表示エリアGU2Bから編集エリアGU2
Aの行動モデルのうちの所望する部位へ選択的に移動さ
れるようになされている。このとき各アイコンは、何回
でも選択することができる。
【0109】このようにしてこの編集装置100では、
モニタ111に表示される行動モデル編集画面GU2を
ユーザによって操作されることにより、ペットロボット
1の行動モデルのプログラムをユーザの嗜好に応じて編
集できるようになされている。
【0110】 (3−3)CPU101の編集処理手順 ここで実際上編集装置100のCPU101は、ユーザ
によって電源が立ち上げられると、図12に示す編集処
理手順RT1に従って上述のようなペットロボット1の
成長及び又は行動モデルのプログラムの編集処理を実行
する。
【0111】すなわちCPU101は、ユーザにより電
源が立ち上げられると、この編集処理手順RT1をステ
ップSP0において開始し、続くステップSP1におい
て、モニタ111の表示部に「メモリースティックを差
し込んで下さい」と言う旨のメッセージを初期画面(図
示せず)として表示させる。
【0112】この後CPU101は、次のステップSP
2に進んでユーザによりメモリースティック112が編
集装置100のメディアユニット部105に挿入される
と、このメモリースティック112から予め設定されて
いるペットロボット1の各種情報D100を読み出すと
共に、これに基づいて対応する画像データをROM10
2から読み出し、当該画像データに基づくペットロボッ
ト1の成長及び行動モデルを編集するための成長モデル
編集画面GU1、GU2(図12、図13)をモニタ1
11の表示部に表示させる。
【0113】そしてCPU101は、続くステップSP
3に進んでモニタ111に表示されている成長モデル編
集画面GU1においてユーザが成長モデルの編集を選択
する場合、次のステップSP4に進んで当該成長モデル
の編集を実行し、ステップSP3においてユーザが成長
モデル編集画面GU1の中から所望する行動モデルを選
択すると、モニタ111に表示されている画面を当該選
択された行動モデルに対応する行動モデル編集画面GU
2に切り換え、次のステップSP4に進んで当該選択さ
れた行動モデルの編集を実行する。
【0114】このステップSP4においてCPU101
は、モニタ111に表示されている成長モデル編集画面
GU1又はGU2を、ユーザにより操作部109を介し
て操作されることに応じて当該成長モデル編集画面GU
1又はGU2に対応するペットロボット1の成長又は行
動モデルを編集する。
【0115】そしてCPU101は、続くステップSP
5に進み、この成長モデル編集画面GU1又はGU2に
対応するペットロボット1の成長又は行動モデルの編集
を終了するか否か判断し、ユーザから当該ペットロボッ
ト1の他の成長又は行動モデルの編集を行う指示がコマ
ンドS101として与えられることにより否定結果を得
ると、ステップSP3に戻り、モニタ111に再び成長
モデル編集画面GU1を表示させて、ユーザに所望する
成長又は行動モデルを選択させる。
【0116】この後CPU101は、上述と同様に以下
のステップSP4及びSP5を実行し、ステップSP5
において肯定結果を得るまでこのステップSP3−SP
4−SP5−SP3のループを繰り返し、やがてステッ
プSP5においてユーザからペットロボット1の成長及
び行動モデルの編集を完了する指示がコマンドS101
として与えられることにより肯定結果を得ると、次のス
テップSP6に進む。
【0117】このステップSP6においてCPU101
は、このようにして編集された編集結果を編集データD
101としてSCSIインターフェース回路107を介
してハードディスク装置110にバックアップを取り、
ステップSP7に進んで当該編集データD101をメデ
ィアユニット部105のドライバを介して、挿入されて
いるメモリースティック112に記憶させる。
【0118】そしてCPU101は、このステップSP
7においてメモリースティック112に編集データD1
01を記憶させ終えるとステップSP8に進み、モニタ
111に「メモリースティックを取り出して下さい」と
言う旨のメッセージ(図示せず)を表示させ、ユーザに
よってメモリースティック112がメディアユニット部
105から取り出されると、次のステップSP9に進ん
でこの編集処理手順RT1を終了する。
【0119】このようにしてこの編集処理手順RT1で
は、メディアユニット部105に挿入されるメモリース
ティック112に予め設定されているペットロボット1
の成長及び又は行動モデルのプログラムを、ユーザの嗜
好に応じて、編集することができる。
【0120】(4)本実施の形態の動作及び効果 以上の構成において、この編集装置100では、ペット
ロボット1に対してユーザが行う「叩く」や「撫でる」
などの働きかけや、ユーザがサウンドコマンダを用いて
与える指令及び当該ペットロボット1が「ボール」を用
いて遊んだりする行動に従って段階的に変化する当該ペ
ットロボット1の成長及び又は行動モデルのプログラム
をユーザの嗜好に応じて編集する。
【0121】従ってこの編集装置100では、ペットロ
ボット1の性格をユーザ特有のものに編集し、当該ペッ
トロボット1に、そのユーザ特有の成長及び行動をさせ
て他のペットロボットとは異なるユーザ独自の特徴を具
備することができ、かくしてユーザを飽き難くさせてよ
り一層の親近感や満足感をユーザに与えることができ
る。
【0122】以上の構成によれば、ユーザの嗜好に応じ
てペットロボット1の成長及び又は行動モデルのプログ
ラムを編集するようにしたことにより、当該ペットロボ
ット1にユーザ独自の特徴を具備することができるた
め、ユーザを飽き難くさせてより一層の親近感や満足感
をユーザに与えることができ、かくしてアミューズメン
ト性を格段と向上させ得る編集装置100を実現でき
る。
【0123】(5)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、本発明をペットロボ
ット1の行動及び動作モデルを編集する編集装置100
に適用するようにした場合について述べたが、本発明は
これに限らず、例えばこのような編集装置100におけ
るペットロボット1の行動及び動作モデルの編集を行う
アプリケーションプログラムが記録された記録媒体を用
いた通常のパーソナルコンピュータに適用し、当該パー
ソナルコンピュータによって、当該ペットロボット1等
の行動及び動作モデルの編集を行うようにしても良く、
この他種々の編集装置に広く適用することができる。
【0124】また上述の実施の形態においては、本発明
の編集対象を図1のように構成された4足歩行型のペッ
トロボット1の成長及び行動モデルに適用するようにし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この
他種々の構成のロボット装置に広く適用することができ
る。またコンピュータグラフィックスでモニタ画面上で
動くキャラクタ等にも適用することができる。
【0125】この場合において、上述の実施の形態にお
いては、行動及び動作モデルに基づいて行動や動作を生
成する行動及び又は動作生成手段を、コントローラ1
0、アクチュエータ21〜21、スピーカ20及び
「目」の位置のLEDなどにより構成するようにした場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、本発明を
適用するロボット装置の形態に応じてこの他種々の構成
を適用することができる。
【0126】さらに上述の実施の形態においては、外部
からの入力履歴と、自己の行動及び動作履歴との両方に
基づいて性格や成長レベルを変更するようにした場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、外部からの入
力履歴と自己の行動及び動作履歴とのいずれか一方にの
み基づいて、又は外部からの入力履歴と自己の行動及び
動作履歴以外の要素を加味して、「成長」以外のタイミ
ングでペットロボット1の性格や成長レベルを変更する
ようにしても良い。さらにまた自己の行動履歴及び動作
履歴のいずれか一方に基づいて性格や成長レベルを変更
するようにしても良い。
【0127】さらに上述の実施の形態においては、ペッ
トロボット1を段階的に「成長」させるようにした場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、成長要素の
状態を検出したり、成長要素の行動又は動作を行うごと
に制御パラメータの値を順次変更するようにして無段階
的に「成長」させるようにしても良い。
【0128】さらに上述の実施の形態においては、ペッ
トロボット1を「幼年期」、「少年期」、「青年期」及
び「成人期」の4段階で「成長」させるようにした場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、「成長段
階」の数を4以外の数に設定するようにしても良い。
【0129】さらに上述の実施の形態においては、外部
からの入力履歴としてタッチセンサ18を介しての接触
入力や、CCDカメラ17による撮像及びサウンドコマ
ンダを用いての指令音入力などの履歴を適用するように
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、こ
れらに加えて又はこれら以外の外部からの入力履歴を適
用するようにしても良い。
【0130】さらに上述の実施の形態においては、「少
年期」以降の各「成長段階」にそれぞれ複数の行動及び
動作モデルを用意するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、各「成長段階」に1つの行
動及び動作モデルしか用意しないようにしても良い。
【0131】さらに上述の実施の形態においては、「成
長」に伴って変更される項目を「歩行状態」、「モーシ
ョン」、「行動」及び「サウンド」の4つにするように
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
「成長」に伴ってこれ以外の項目を変更するようにして
も良い。
【0132】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、編集装置
において、所定の行動モデルに従って行動するロボット
装置の当該行動モデルを可視表示する表示手段と、ユー
ザ操作に応じて、可視表示された行動モデルを編集処理
する編集処理手段とを設けるようにしたことにより、ロ
ボット装置の行動が飽きられるのを有効に防止でき、か
くしてアミューズメント性をより一層向上させ得る編集
装置を実現できる。
【0133】また本発明によれば、編集装置において、
所定の成長モデルに従って成長するロボット装置の当該
成長モデルを可視表示する表示手段と、ユーザ操作に応
じて、可視表示された成長モデルを編集処理する編集処
理手段とを設けるようにしたことにより、ロボット装置
の成長が飽きられるのを有効に防止でき、かくしてアミ
ューズメント性をより一層向上させ得る編集装置を実現
できる。
【0134】さらに本発明によれば、編集方法におい
て、所定の行動モデルに従って行動するロボット装置の
当該行動モデルを可視表示する第1のステップと、ユー
ザ操作に応じて、可視表示された行動モデルを編集処理
する第2のステップとを設けるようにしたことにより、
ロボット装置の行動が飽きられるのを有効に防止でき、
かくしてアミューズメント性をより一層向上させ得る編
集方法を実現できる。
【0135】さらに本発明によれば、編集方法におい
て、所定の成長モデルに従って成長するロボット装置の
当該成長モデルを可視表示する第1のステップと、ユー
ザ操作に応じて、可視表示された成長モデルを編集処理
する第2のステップとを設けるようにしたことにより、
ロボット装置の成長が飽きられるのを有効に防止でき、
かくしてアミューズメント性をより一層向上させ得る編
集方法を実現できる。
【0136】さらに本発明によれば、所定の行動モデル
に従って行動するロボット装置の当該行動モデルを可視
表示する表示ステップと、ユーザ操作に応じて、可視表
示された行動モデルを編集処理する編集ステップとを有
する編集処理を行うためのプログラムを記録媒体に格納
するようにしたことにより、ロボット装置の行動が飽き
られるのを有効に防止でき、かくしてアミューズメント
性をより一層向上させ得る記録媒体を実現できる。
【0137】さらに本発明によれば、所定の成長モデル
に従って成長するロボット装置の当該成長モデルを可視
表示する表示ステップと、ユーザ操作に応じて、可視表
示された成長モデルを編集処理する編集ステップとを有
する編集処理を行うためのプログラムを記録媒体に格納
するようにしたことにより、ロボット装置の成長が飽き
られるのを有効に防止でき、かくしてアミューズメント
性をより一層向上させ得る記録媒体を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ペットロボットの外観構成を示す斜視図であ
る。
【図2】ペットロボットの回路構成を示すブロック図で
ある。
【図3】成長モデルを示す概念図である。
【図4】コントローラの処理の説明に供するブロック図
である。
【図5】感情・本能モデル部におけるデータ処理の説明
に供する概念図である。
【図6】確率オートマトンを示す概念図である。
【図7】状態遷移表を示す概念図である。
【図8】有向グラフに説明に供する概念図である。
【図9】第1の成長要素リスト及び第1の成長要素カウ
ンタテーブルを示す概念図である。
【図10】第2の成長要素リスト及び第2の成長要素カ
ウンタテーブルを示す概念図である。
【図11】本実施の形態による編集装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図12】成長モデル編集画面を示す概念図である。
【図13】行動モデル編集画面を示す概念図である。
【図14】編集処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】 1……ペットロボット、10……コントローラ、10A
……メモリ、15……内部センサ部、19……外部セン
サ部、21〜21……アクチュエータ、30……状
態認識機構部、31……感情・本能モデル部、32……
行動決定機構部、33……姿勢遷移機構部、34……制
御機構部、35……成長制御機構部、60〜63……有
向グラフ、70A、70B……成長要素リスト、70
B、71B……成長要素カウンタテーブル、100……
編集装置、101……CPU、102……ROM、10
3……RAM、104……表示処理回路、105……メ
ディアユニット部、112……メモリースティック、S
1……外部情報信号、S2……内部情報信号、S10、
S20……状態認識情報、S14……行動決定情報、S
22……変更指令情報、S100……映像信号、S10
1……コマンド、D100……各種情報、D101……
編集データ、GU1……成長モデル編集画面、GU2…
…行動モデル編集画面、RT1……編集処理手順。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C150 CA02 DA05 DA23 DA28 DC28 DG21 DJ04 ED42 ED47 ED49 ED52 ED59 EF01 EF16 EF23 EF28 EF29 FA01 FA03 3F059 AA00 BA00 BB06 BC06 DB04 DC00 DC01 GA00 5B049 CC00 DD00 DD03 EE00 EE59 FF01 FF06 9A001 FF04 GG19 HH19 KK62

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の行動モデルに従って行動するロボッ
    ト装置の当該行動モデルを可視表示する表示手段と、 ユーザ操作に応じて、可視表示された上記行動モデルを
    編集処理する編集処理手段とを具えることを特徴とする
    編集装置。
  2. 【請求項2】上記表示手段は、 上記ロボット装置の上記行動モデルをグラフとして可視
    表示することを特徴とする請求項1に記載の編集装置。
  3. 【請求項3】所定の成長モデルに従って成長するロボッ
    ト装置の当該成長モデルを可視表示する表示手段と、 ユーザ操作に応じて、可視表示された上記成長モデルを
    編集処理する編集処理手段とを具えることを特徴とする
    編集装置。
  4. 【請求項4】上記表示手段は、 上記ロボット装置の上記成長モデルをグラフとして可視
    表示することを特徴とする請求項3に記載の編集装置。
  5. 【請求項5】所定の行動モデルに従って行動するロボッ
    ト装置の当該行動モデルを可視表示する第1のステップ
    と、 ユーザ操作に応じて、可視表示された上記行動モデルを
    編集処理する第2のステップとを具えることを特徴とす
    る編集方法。
  6. 【請求項6】上記第1のステップでは、 上記ロボット装置の上記行動モデルをグラフとして可視
    表示することを特徴とする請求項5に記載の編集方法。
  7. 【請求項7】所定の成長モデルに従って成長するロボッ
    ト装置の当該成長モデルを可視表示する第1のステップ
    と、 ユーザ操作に応じて、可視表示された上記成長モデルを
    編集処理する第2のステップとを具えることを特徴とす
    る編集方法。
  8. 【請求項8】上記第1のステップでは、 上記ロボット装置の上記成長モデルをグラフとして可視
    表示することを特徴とする請求項7に記載の編集方法。
  9. 【請求項9】所定の行動モデルに従って行動するロボッ
    ト装置の当該行動モデルを可視表示する表示ステップ
    と、 ユーザ操作に応じて、可視表示された上記行動モデルを
    編集処理する編集ステップとを有する編集処理を行うた
    めのプログラムが格納されたことを特徴とする記録媒
    体。
  10. 【請求項10】上記表示ステップでは、 上記ロボット装置の上記行動モデルをグラフとして可視
    表示することを特徴とする請求項9に記載の記録媒体。
  11. 【請求項11】所定の成長モデルに従って成長するロボ
    ット装置の当該成長モデルを可視表示する表示ステップ
    と、 ユーザ操作に応じて、可視表示された上記成長モデルを
    編集処理する編集ステップとを有する編集処理を行うた
    めのプログラムが格納されたことを特徴とする記録媒
    体。
  12. 【請求項12】上記表示ステップでは、 上記ロボット装置の上記成長モデルをグラフとして可視
    表示することを特徴とする請求項11に記載の記録媒
    体。
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