JP7070529B2 - 機器の制御装置、機器の制御方法及びプログラム - Google Patents

機器の制御装置、機器の制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、機器の制御装置、機器の制御方法及びプログラムに関する。
ロボット等の機器を、友達やペットのような親しみのある存在に近づけるように、その動作を制御する装置が開発されている。例えば、特許文献1には、ユーザのツーリング計画の設計をアシストするツーリングアシストシステムが開示されているが、このシステムは、ユーザの状態及び特徴に基づいて、疑似感情及び疑似性格を形成し、この疑似感情及び疑似性格に基づいて自機に所定の自律行動パターン及び感情表現パターンを実行させる。これにより、このシステムは、より自然に、より適合性よく、ユーザに応答できるようになっている。
特開2000-222378号公報
しかし、この従来のシステムでは、自機に疑似的な感情及び性格を持たせるために、疑似的な性格を形成するための疑似性格形成ユニットと、疑似的な感情を形成するための疑似感情形成ユニットとが設けられているため、そのソフトウェア構成が複雑になってしまう。
そこで、本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、機器に疑似的な感情及び性格を持たせることができるとともに、ソフトウェア構成を簡素化することができる機器の制御装置、機器の制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係る機器の制御装置の一様態は、
外部から機器に作用する外部刺激を検出する外部刺激検出手段と、
前記機器の疑似的な感情を変化させるための感情変化パラメータを、前記外部刺激検出手段により外部刺激が検出されたときにメモリから読み出す感情変化パラメータ取得手段と、
前記機器の疑似的な感情を表す感情パラメータを、前記読み出された感情変化パラメータに対応させて設定する設定手段と、
前記設定された感情パラメータに基づいて前記機器の動作を制御する制御手段と、
所定のタイミングで、前記メモリに登録されている前記感情変化パラメータを前記検出された外部刺激に対応させて更新する感情変化パラメータ更新手段と、
前記機器の動作が制御されたタイミングが、ユーザによる前記機器の初回起動時から所定の期間内であることを含む所定の条件を満たす場合に、前記設定手段により設定可能な前記感情パラメータの範囲を、前記検出された外部刺激に対応させて更新する設定可能範囲更新手段と、
を備える。
また、本発明に係る機器の制御方法の一様態は、
外部から機器に作用する外部刺激を検出する外部刺激検出ステップと、
前記機器の疑似的な感情を変化させるための感情変化パラメータを、外部刺激が検出されたときにメモリから読み出す感情変化パラメータ取得ステップと、
前記機器の疑似的な感情を表す感情パラメータを、前記読み出された感情変化パラメータに対応させて設定する設定ステップと、
前記設定された感情パラメータに基づいて前記機器の動作を制御する制御ステップと、
所定のタイミングで、前記メモリに登録されている前記感情変化パラメータを前記検出された外部刺激に対応させて更新する感情変化パラメータ更新ステップと、
前記機器の動作が制御されたタイミングが、ユーザによる前記機器の初回起動時から所定の期間内であることを含む所定の条件を満たす場合に、前記設定ステップにおいて設定可能な前記感情パラメータの範囲を、前記検出された外部刺激に対応させて更新する設定可能範囲更新ステップと、
を含む。
また、本発明に係るプログラムの一様態は、
コンピュータを、
外部から機器に作用する外部刺激を検出する外部刺激検出手段、
前記機器の疑似的な感情を変化させるための感情変化パラメータを、前記外部刺激検出手段により外部刺激が検出されたときにメモリから読み出す感情変化パラメータ取得手段、
前記機器の疑似的な感情を表す感情パラメータを、前記読み出された感情変化パラメータに対応させて設定する設定手段、
前記設定された感情パラメータに基づいて前記機器の動作を制御する制御手段、
所定のタイミングで、前記メモリに登録されている前記感情変化パラメータを前記検出された外部刺激に対応させて更新する感情変化パラメータ更新手段、及び、
前記機器の動作が制御されたタイミングが、ユーザによる前記機器の初回起動時から所定の期間内であることを含む所定の条件を満たす場合に、前記設定手段により設定可能な前記感情パラメータの範囲を、前記検出された外部刺激に対応させて更新する設定可能範囲更新手段、
として機能させる。
本発明によれば、機器に疑似的な感情及び性格を持たせることができるとともに、ソフトウェア構成を簡素化することができる。
実施形態に係るロボットの外観を示す図である。 実施形態に係るロボットの側面から見た断面図である。 実施形態に係るロボットの筐体を説明する図である。 実施形態に係るロボットのひねりモータの動きの一例を説明する図である。 実施形態に係るロボットのひねりモータの動きの一例を説明する他の図である。 実施形態に係るロボットの上下モータの動きの一例を説明する図である。 実施形態に係るロボットの上下モータの動きの一例を説明する他の図である。 実施形態に係るロボットの機能構成を示すブロック図である。 実施形態に係る感情マップの一例を説明する図である。 実施形態に係るロボット制御処理の流れを示すフローチャートである。 変形例に係る機器の制御装置及びロボットの機能構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付す。
(実施形態)
本発明における機器の制御装置を図1に示すロボット200に適用した実施形態について、図面を参照して説明する。実施形態に係るロボット200は、小型の動物を模したペットロボットである。ロボット200は、図1に示すように、目を模した装飾部品202及びふさふさの毛203を備えた外装201に覆われている。また、外装201の中には、ロボット200の筐体207が収納されている。図2に示すように、ロボット200の筐体207は、頭部204、連結部205及び胴体部206とからなり、頭部204と胴体部206とが連結部205で連結されている。
また、ロボット200の筐体207の動きが外装201に反映されるように、外装201は筐体207にスナップボタンで取り付けられている。具体的には、頭部204の前方にスナップボタンが2つ備えられており、また、胴体部206の後方にもスナップボタンが2つ備えられている。そして、外装201の対応する位置にも頭部204や胴体部206に備えられたスナップボタンと嵌まり合うスナップボタンが備えられており、外装201はスナップボタンにより筐体207に留められて装着される。なお、ここに示したスナップボタンの個数や位置は一例であり、任意に変更可能である。
胴体部206は、前後方向に延びており、ロボット200が置かれている床やテーブル等の載置面に、外装201を介して接触する。そして、図2に示すように、胴体部206の前端部にひねりモータ221が備えられており、頭部204が連結部205を介して胴体部206の前端部に連結されている。連結部205には、上下モータ222が備えられている。なお、図2では、ひねりモータ221は胴体部206に備えられているが、連結部205に備えられていてもよい。
連結部205は、連結部205を通り胴体部206の前後方向に延びる第1回転軸を中心として回転自在に、胴体部206と頭部204とを連結している。筐体207の正面図として図4及び図5に示すように、ひねりモータ221は、頭部204を、胴体部206に対して、第1回転軸を中心として時計回り(右回り)に正転角度範囲内で回転(正転)させたり、反時計回り(左回り)に逆転角度範囲内で回転(逆転)させたりする。なお、この説明における時計回りは、胴体部206から頭部204の方向を見た時の時計回りである。また、時計回りの回転を「右方へのひねり回転」、反時計回りの回転を「左方へのひねり回転」とも呼ぶことにする。右方又は左方にひねり回転させる角度の最大値は任意である。図4及び図5では、図3に示す、頭部204を右方へも左方へもひねっていない状態における頭部204の角度(以下「ひねり基準角度」)を0で表している。また、最も右方へひねり回転(時計回りに回転)させた時の角度を-100で、最も左方へひねり回転(反時計回りに回転)させた時の角度を+100で、それぞれ表している。
また、連結部205は、連結部205を通り胴体部206の幅方向に延びる第2回転軸を中心として回転自在に、胴体部206と頭部204とを連結する。筐体207の側面図として図6及び図7に示すように、上下モータ222は、頭部204を、第2回転軸を中心として上方に正転角度範囲内で回転(正転)させたり、下方に逆転角度範囲内で回転(逆転)させたりする。上方又は下方に回転させる角度の最大値は任意だが、図6及び図7では、図2に示す、頭部204を上方にも下方にも回転させていない状態における頭部204の角度(以下「上下基準角度」)を0で、最も下方に回転させた時の角度を-100で、最も上方に回転させた時の角度を+100で、それぞれ表している。頭部204は、第2回転軸を中心とする上下の回転によって上下基準角度又は上下基準角度より下方に回転している場合は、ロボット200が置かれている床やテーブル等の載置面に、外装201を介して接触可能である。なお、図2では、第1回転軸と第2回転軸とが互いに直交している例が示されているが、第1及び第2回転軸は互いに直交していなくてもよい。
また、ロボット200は、図2に示すように、頭部204にタッチセンサ211を備え、ユーザが頭部204を撫でたり叩いたりしたことを検出することができる。また、胴体部206にもタッチセンサ211を備え、ユーザが胴体部206を撫でたり叩いたりしたことを検出することができる。
また、ロボット200は、胴体部206に加速度センサ212を備え、ロボット200自体の姿勢の検出や、ユーザによって持ち上げられたり、向きを変えられたり、投げられたりしたことを検出することができる。また、ロボット200は、胴体部206にマイクロフォン213を備え、外部の音を検出することができる。さらに、ロボット200は、胴体部206にスピーカ231を備え、スピーカ231を用いてロボット200の鳴き声を発することができる。
なお、本実施形態では加速度センサ212、マイクロフォン213及びスピーカ231は胴体部206に備えられているが、これらの全て又は一部が頭部204に備えられていてもよい。また、胴体部206に備えられた加速度センサ212、マイクロフォン213及びスピーカ231に加えて、これらの全て又は一部を頭部204にも備えるようにしてもよい。
次に、ロボット200の機能構成について説明する。ロボット200は、図8に示すように、機器の制御装置100と、センサ部210と、駆動部220と、出力部230と、操作部240と、を備える。そして、機器の制御装置100は、制御部110と、記憶部120と、を備える。図8では、機器の制御装置100と、センサ部210、駆動部220、出力部230及び操作部240とが、バスラインBLを介して接続されているが、これは一例である。機器の制御装置100と、センサ部210、駆動部220、出力部230及び操作部240とは、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等の有線インタフェースや、Bluetooth(登録商標)等の無線インタフェースで接続されていてもよい。また、制御部110と記憶部120とは、バスラインBLを介して接続されていてもよい。
機器の制御装置100は、制御部110及び記憶部120により、ロボット200の動作を制御する。
制御部110は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等で構成され、記憶部120に記憶されたプログラムを実行することにより、後述する各部(外部刺激取得部111、変化量学習部112、変化量取得部113、設定部114、動作制御部115)として機能する。また、図示しないが、制御部110は、クロック機能やタイマー機能も備えており、日時等を計時することができる。
記憶部120は、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)等で構成される。ROMには、制御部110のCPUが実行するプログラム及びプログラムを実行する上で予め必要なデータが、記憶されている。フラッシュメモリは書き込み可能な不揮発性のメモリであり、電源オフ後も保存させておきたいデータが記憶される。RAMには、プログラム実行中に作成されたり変更されたりするデータが記憶される。
センサ部210は、前述したタッチセンサ211、加速度センサ212、及びマイクロフォン213を備える。制御部110は、バスラインBLを介して、センサ部210が備える各種センサが検出した検出値を外部刺激として取得する。なお、センサ部210は、タッチセンサ211、加速度センサ212、マイクロフォン213以外のセンサを備えてもよい。センサ部210が備えるセンサの種類を増やすことにより、制御部110が取得できる外部刺激の種類を増やすことができる。
タッチセンサ211は、何らかの物体が接触したことを検出する。タッチセンサ211は、例えば圧力センサや静電容量センサにより構成される。制御部110は、タッチセンサ211からの検出値に基づいて、ユーザによってロボット200が撫でられていることや、叩かれたりしていること等を検出することができる。
加速度センサ212は、ロボット200の胴体部206の前後方向、幅(左右)方向及び上下方向から成る3軸方向の加速度を検出する。加速度センサ212は、ロボット200が静止しているときには重力加速度を検出するので、制御部110は、加速度センサ212が検出した重力加速度に基づいて、ロボット200の現在の姿勢を検出することができる。また、例えばユーザがロボット200を持ち上げたり投げたりした場合には、加速度センサ212は、重力加速度に加えてロボット200の移動に伴う加速度を検出する。したがって、制御部110は、加速度センサ212が検出した検出値から重力加速度の成分を除去することにより、ロボット200の動きを検出することができる。
マイクロフォン213は、ロボット200の周囲の音を検出する。制御部110は、マイクロフォン213が検出した音の成分に基づき、例えばユーザがロボット200に呼びかけていることや、手を叩いていること等を検出することができる。
駆動部220は、ひねりモータ221及び上下モータ222を備える。駆動部220は、制御部110によって駆動される。その結果、ロボット200は、例えば頭部204を持ち上げたり(第2回転軸を中心として上方に回転させたり)、横にひねったり(第1回転軸を中心として右方又は左方にひねり回転させたり)するような動作を表現することができる。これらの動作を行うための動作制御データは、後述する感情表現テーブル122に記録されており、後述する感情マップ上の疑似的な感情に基づいて、ロボット200の頭部204の動作が制御される。感情表現テーブル122に記録された動作制御データにより、ロボット200は、例えば、喜んでいる時には、喜んでいるように見える動作を行い、悲しんでいる時には、悲しんでいるように見える動作を行う。
出力部230は、スピーカ231を備え、制御部110が音のデータを出力部230に入力することにより、スピーカ231から音が出力される。例えば、制御部110がロボット200の鳴き声のデータを出力部230に入力することにより、ロボット200は疑似的な鳴き声を発する。この鳴き声のデータも、感情表現テーブル122に記録されており、後述する感情マップ上の疑似的な感情に基づいて鳴き声が選択される。感情表現テーブル122に記録された鳴き声データにより、ロボット200は、例えば、喜んでいる時には、喜んでいるように聞こえる鳴き声を発し、悲しんでいる時には、悲しんでいるように聞こえる鳴き声を発する。
なお、出力部230として、スピーカ231に代えて、又はスピーカ231に加えて、液晶ディスプレイ等のディスプレイや、LED(Light Emitting Diode)等の発光部を備え、喜びや悲しみ等の感情をディスプレイに表示したり、発光する光の色や明るさで表現したりしてもよい。この場合は、感情マップ上の疑似的な感情に基づいて、各感情に対応するディスプレイへの表示内容や、発光部の色や明るさ等が、感情表現テーブル122に予め記録されている必要がある。
操作部240は、例えば、操作ボタン、ボリュームつまみ等から構成される。操作部240は、例えば、電源オンオフ、出力音のボリューム調整等のユーザ操作を受け付けるためのインタフェースである。
次に、機器の制御装置100が備える制御部110の機能的構成について説明する。制御部110は、外部刺激取得部111、変化量学習部112、変化量取得部113、設定部114、動作制御部115として機能する。
外部刺激取得部111は、センサ部210からの検出値に基づいて、外部からロボット200に作用する外部刺激を取得する。センサ部210は、複数のセンサ(タッチセンサ211、加速度センサ212、マイクロフォン213)を備えるので、外部刺激取得部111は、これら複数のセンサにより、互いに異なる種類の複数の外部刺激を取得する。外部刺激取得部111は、外部刺激取得手段として機能する。
変化量学習部112は、ロボット200の疑似的な感情を変化させるパラメータである感情変化パラメータ(後述する感情変化データ124)を、外部刺激取得部111で取得された外部刺激に応じて学習し、記憶する。具体的には、変化量学習部112は、感情変化データ124を後述するロボット制御処理により、外部刺激に応じて増減させる。変化量学習部112は、感情変化パラメータ学習手段として機能する。
変化量取得部113は、変化量学習部112で学習された感情変化パラメータ(感情変化データ124)を、外部刺激取得部111で取得された外部刺激に応じて取得する。変化量取得部113は、感情変化パラメータ取得手段として機能する。
設定部114は、ロボット200の疑似的な感情を表す感情パラメータ(後述する感情データ121)を、変化量取得部113で取得された感情変化パラメータ(感情変化データ124)に応じて設定する。具体的には、設定部114は、感情データ121を感情変化データ124に基づいて設定する。設定部114は、設定手段として機能する。
動作制御部115は、設定部114で設定された感情パラメータ(感情データ121)に応じて、ロボット200の動作を制御する。具体的には、動作制御部115は、設定された感情データ121に対応する感情表現テーブル122のデータ(動作制御データ及び鳴き声データ)に基づいて、駆動部220を駆動し、出力部230から鳴き声を出力させる。動作制御部115は、制御手段として機能する。
次に、記憶部120に記憶されるデータのうち、本実施形態に特徴的なデータである、感情データ121、感情表現テーブル122、成長日数データ123及び感情変化データ124について、順に説明する。
感情データ121は、ロボット200に疑似的な感情を持たせるためのデータであり、感情マップ300上の座標を示すデータ(X,Y)である。感情マップ300は図9に示すように、X軸311として安心度(不安度)の軸、Y軸312として興奮度(無気力度)の軸を持つ2次元の座標系で表される。感情マップ上の原点310(0,0)が通常時の感情を表す。そして、X座標の値(X値)が正でその絶対値が大きくなるほど安心度が高く、Y座標の値(Y値)が正でその絶対値が大きくなるほど興奮度が高い感情を表す。また、X値が負でその絶対値が大きくなるほど不安度が高く、Y値が負でその絶対値が大きくなるほど無気力度が高い感情を表す。
感情データ121は、互いに異なる複数(本実施形態では4つ)の疑似的な感情を表すX値(安心度、不安度)とY値(興奮度、無気力度)の2つの値を持ち、X値とY値とで表される感情マップ300上の点が、ロボット200の疑似的な感情を表す。感情データ121の初期値は(0,0)である。感情データ121は、ロボット200の疑似的な感情を表すパラメータなので、感情パラメータとも呼ばれる。なお、図9では感情マップ300が2次元の座標系で表されているが、感情マップ300の次元数は任意である。感情マップ300を1次元で規定し、感情データ121として1つの値が設定されるようにしてもよい。また、他の軸を加えて3次元以上の座標系で感情マップ300を規定し、感情データ121として感情マップ300の次元数の個数の値が設定されるようにしてもよい。
本実施形態においては、感情マップ300の初期値としてのサイズは、図9の枠301に示すように、X値もY値も最大値が100、最小値が-100となっている。そして、第1期間の間、ロボット200の疑似的な成長日数が1日増える度に、感情マップ300の最大値、最小値ともに2ずつ拡大されていく。ここで第1期間とは、ロボット200が疑似的に成長する期間であり、ロボット200の疑似的な生誕から例えば50日の期間である。なお、ロボット200の疑似的な生誕とは、ロボット200の工場出荷後のユーザによる初回の起動時である。成長日数が25日になると、図9の枠302に示すように、X値もY値も最大値が150、最小値が-150となる。そして、第1期間(この例では50日)経過後は、図9の枠303に示すように、X値もY値も最大値が200、最小値が-200となって、感情マップ300のサイズが固定される。
感情データ121の設定可能範囲は、感情マップ300によって規定される。このため、感情マップ300のサイズが拡大するにつれて、設定可能な感情データ121の範囲が拡大する。感情データ121の設定可能範囲が拡大することにより、より豊かな感情表現が可能になるので、ロボット200の疑似的な成長が、感情マップ300のサイズの拡大によって表現されることになる。そして、感情マップ300のサイズは第1期間経過後に固定され、ロボット200の疑似的な成長が終了する。
感情表現テーブル122には、動作制御データ及び鳴き声データが記録されている。これらの動作制御データ及び鳴き声データは、感情マップ300上の座標で表される各感情に対応する動作及び鳴き声を設定するためのデータである。感情表現テーブル122は、動作制御データ及び鳴き声データともに、2次元配列(動作制御データ[X’][Y’]及び鳴き声データ[X’][Y’])で表される。X’及びY’の値は、感情マップ300上の座標(X,Y)に対応するが、本実施形態では、感情マップ300上の座標(X値及びY値)をそれぞれ基準倍率値(例えば100)で割った値(小数点以下四捨五入)を感情表現テーブル122の2次元配列のインデックス(X’値及びY’値)としている。ここで基準倍率値を100とすると、X’値もY’値も-2,-1,0,1,2の5つの値を取り得る。この場合、X’値もY’値も5通りなので、5×5=25通りの動作制御データ及び鳴き声データが感情表現テーブル122に記録されている。機器の制御装置100は、ロボット200の感情表現を行うとき、ロボット200の現在の感情データ121で示される座標に対応するインデックスで示される感情表現テーブル122の値を用いる。例えば、感情データ121(X,Y)が(60,-30)であるなら、感情表現テーブル122のインデックス(X’,Y’)=(1,0)となり(X’=60÷100≒1で、Y’=-10÷100≒0であるため)、動作制御データ[1][0]及び鳴き声データ[1][0]を用いて感情を表現する。
なお、感情表現テーブル122と感情マップ300の座標の対応付けは上記の例に限定されない。上記の例ではX軸、Y軸ともに、座標の範囲を均等に5段階に分けているが、例えばX軸の0以上の部分を10段階、0未満の部分を2段階に分け、Y軸の-30から30までの部分を3段階、-30未満の部分を5段階、30を超える部分を6段階に分ける等のように自由に設定してよい。また、感情マップ300の座標1つ1つに対応した(例えば401×401=160801通りの)動作や鳴き声を感情表現テーブル122に設定してもよい。
成長日数データ123は、初期値が1であり、1日経過する度に1ずつ加算されていく。成長日数データ123により、ロボット200の疑似的な成長日数(疑似的な生誕からの日数)が表されることになる。ここでは、成長日数データ123で表される成長日数の期間を、第2期間と呼ぶことにする。
感情変化データ124は、感情データ121のX値及びY値の各々を増減させる変化量を設定するデータである。本実施形態では、感情データ121のXに対応する感情変化データ124として、X値を増加させるDXPと、X値を減少させるDXMとがあり、感情データ121のY値に対応する感情変化データ124として、Y値を増加させるDYPと、Y値を減少させるDYMとがある。すなわち、感情変化データ124は、以下の4つの変数からなる。これらの変数はロボット200の疑似的な感情を変化させるパラメータなので、感情変化パラメータとも呼ばれる。
DXP:安心し易さ(感情マップでのX値のプラス方向への変化し易さ)
DXM:不安になり易さ(感情マップでのX値のマイナス方向への変化し易さ)
DYP:興奮し易さ(感情マップでのY値のプラス方向への変化し易さ)
DYM:無気力になり易さ(感情マップでのY値のマイナス方向への変化し易さ)
本実施形態では、一例として、これらの変数の初期値をいずれも10とし、上述した変化量学習部112により、最大20まで増加するものとしている。変化量学習部112により、感情変化データ124、すなわち感情の変化度合が変化するので、ロボット200は、ユーザによるロボット200との接し方に応じて、様々な性格を持つことになる。つまり、ロボット200の性格は、ユーザの接し方により、個々に異なって形成されることになる。
次に、図10に示すフローチャートを参照しながら、機器の制御装置100の制御部110が実行するロボット制御処理について説明する。ロボット制御処理は、機器の制御装置100が、センサ部210からの検出値等に基づいて、ロボット200の動作や鳴き声を制御する処理である。ユーザがロボット200の電源をオンすると、ロボット制御処理が開始される。
まず、制御部110は、感情データ121、成長日数データ123、感情変化データ124等の各種データを設定する(ステップS101)。ロボット200の最初の起動時(工場出荷後のユーザによる初回の起動時)は、これらの値には初期値が設定されるが、2度目以降の起動時は、前回のロボット制御処理の後述するステップS107で保存された値が設定される。
次に、外部刺激取得部111は、センサ部210から外部刺激を取得する(ステップS102)。ステップS102は、外部刺激取得ステップとも呼ばれる。
そして、変化量取得部113は、ステップS102で取得された外部刺激に応じて、感情データ121(感情パラメータ)に加算又は減算する感情変化データ124(感情変化パラメータ)を取得する(ステップS103)。具体的には、例えば、外部刺激として頭部204のタッチセンサ211によりロボット200の頭が撫でられたことを検出すると、変化量取得部113は、感情データ121のX値に加算する感情変化データ124としてDXPを取得する。ステップS103は、感情変化パラメータ取得ステップとも呼ばれる。
そして、設定部114は、ステップS103で取得された感情変化データ124(感情変化パラメータ)に応じて感情データ121(感情パラメータ)を設定する(ステップS104)。具体的には、例えば、ステップS103で感情変化データ124としてDXPが取得されていたなら、設定部114は、感情データ121のX値に感情変化データ124のDXPを加算する。ただし、感情変化データ124を加算すると感情データ121の値(X値、Y値)が感情マップ300の最大値を超える場合には、感情データ121の値は感情マップ300の最大値に設定される。また、感情変化データ124を減算すると感情データ121の値が感情マップ300の最小値未満になる場合には、感情データ121の値は感情マップ300の最小値に設定される。ステップS104は、設定ステップとも呼ばれる。
ステップS103及びステップS104において、外部刺激の各々に対して、どのような感情変化データ124が取得されて、感情データ121が設定されるかは任意に設定可能であるが、ここでは、以下に一例を示す。なお、感情データ121のX値及びY値は感情マップ300のサイズによって最大値及び最小値が規定されているため、以下の演算によって感情マップ300の最大値を上回る場合には最大値が、感情マップ300の最小値を下回る場合には最小値が、それぞれ設定される。
頭部204を撫でられる(安心する):X=X+DXP
頭部204を叩かれる(不安になる):X=X-DXM
(これらの外部刺激は頭部204のタッチセンサ211で検出可能)
胴体部206を撫でられる(興奮する):Y=Y+DYP
胴体部206を叩かれる(無気力になる):Y=Y-DYM
(これらの外部刺激は胴体部206のタッチセンサ211で検出可能)
頭を上にして抱かれる(喜ぶ):X=X+DXP及びY=Y+DYP
頭を下にして宙づりにされる(悲しむ):X=X-DXM及びY=Y-DYM
(これらの外部刺激はタッチセンサ211及び加速度センサ212で検出可能)
優しい声で呼びかけられる(平穏になる):X=X+DXP及びY=Y-DYM
大きな声で怒鳴られる(イライラする):X=X-DXM及びY=Y+DYP
(これらの外部刺激はマイクロフォン213で検出可能)
例えば、頭部204を撫でられると、ロボット200の疑似的な感情は安心するので、感情データ121のX値に感情変化データ124のDXPが加算される。逆に、頭部204を叩かれると、ロボット200の疑似的な感情は不安になり、感情データ121のX値から感情変化データ124のDXMが減算される。ステップS102で外部刺激取得部111は、センサ部210が備える複数のセンサにより、互いに異なる種類の複数の外部刺激を取得しているので、これら複数の外部刺激の各々に応じて感情変化データ124が取得され、取得された感情変化データ124に応じて感情データ121が設定されることになる。
そして、動作制御部115は、このように設定された感情データ121(感情パラメータ)に応じて、ロボット200の動作を制御する(ステップS105)。具体的には、感情データ121で示される感情マップ300上の座標に対応する感情表現テーブル122の値(動作制御データ及び鳴き声データ)に基づいて、駆動部220を駆動し、出力部230から鳴き声を出力させる。ステップS105は、動作制御ステップとも呼ばれる。
続いて、制御部110は、処理を終了するか否かを判定する(ステップS106)。例えば、操作部240が、ロボット200の電源オフの指示を受け付けたら、処理を終了することになる。処理を終了するなら(ステップS106;Yes)、制御部110は、感情データ121、成長日数データ123、感情変化データ124等の各種データを記憶部120の不揮発性メモリ(例えばフラッシュメモリ)に保存し(ステップS107)、ロボット制御処理を終了する。
処理を終了しないなら(ステップS106;No)、制御部110は、クロック機能により、日付が変わったか否かを判定する(ステップS108)。日付が変わっていないなら(ステップS108;No)、ステップS102に戻る。
日付が変わったなら(ステップS108;Yes)、制御部110は、第1期間中であるか否かを判定する(ステップS109)。第1期間を、ロボット200の疑似的な生誕(工場出荷後のユーザによる初回の起動時)から例えば50日の期間とすると、制御部110は、成長日数データ123が50以下なら第1期間中であると判定する。第1期間中でないなら(ステップS109;No)、ステップS102に戻る。
第1期間中なら(ステップS109;Yes)、変化量学習部112は、感情変化データ124(感情変化パラメータ)を学習する(ステップS110)。具体的には、その日のステップS104において、感情データ121のX値が1度でも感情マップ300の最大値に設定されたなら感情変化データ124のDXPに1を加算し、感情データ121のY値が1度でも感情マップ300の最大値に設定されたなら感情変化データ124のDYPに1を加算し、感情データ121のX値が1度でも感情マップ300の最小値に設定されたなら感情変化データ124のDXMに1を加算し、感情データ121のY値が1度でも感情マップ300の最小値に設定されたなら感情変化データ124のDYMに1を加算することによって、感情変化データ124を更新し、学習する。ただし、感情変化データ124の各値が大きくなりすぎると、感情データ121の1回の変化量が大きくなりすぎるので、感情変化データ124の各値は例えば20を最大値とし、それ以下に制限する。また、ここでは、感情変化データ124のいずれに対しても1を加算することとしたが、例えば、最大値又は最小値に設定された回数をカウントして、その回数が多い場合には、感情変化データ124に加算する数値を増やすようにしてもよい。
ステップS110での感情変化データ124(感情変化パラメータ)の学習において、ステップS104で感情データ121が感情マップ300の最大値又は最小値に設定されるか否かは、ステップS102で取得された外部刺激に基づく。そして、ステップS102では、センサ部210が備える複数のセンサにより、互いに異なる種類の複数の外部刺激が取得されるので、これら複数の外部刺激の各々に応じて、感情変化データ124の各々が学習されることになる。例えば、頭部204のみが何度も撫でられると感情変化データ124のDXPのみが増加し、他の感情変化データ124は変化しないので、ロボット200は安心しやすい性格になる。また、頭部204のみが何度も叩かれると感情変化データ124のDXMのみが増加し、他の感情変化データ124は変化しないので、ロボット200は不安になりやすい性格になる。このように、変化量学習部112は、外部刺激の各々に応じて、感情変化データ124を互いに異ならせるように学習する。ステップS110は、感情変化パラメータ学習ステップとも呼ばれる。
そして、制御部110は、感情マップ300を最大値、最小値ともに、2だけ拡大し(ステップS111)、成長日数データ123に1を加算して、ステップS102に戻る。なお、ここでは、感情マップ300を最大値、最小値ともに、2だけ拡大することとしたが、この拡大する数値「2」はあくまでも一例であり、3以上拡大してもよいし、1だけ拡大してもよい。また感情マップ300の軸毎、また最大値と最小値とで、拡大する数値が同じでなくてもよい。
また、図10では、感情変化パラメータの学習及び感情マップの拡大は、ステップS108で日付が変わったのを判定してから行われるものとしているが、基準時刻(例えば午後9時)になったことを判定してから行われるようにしてもよい。また、ステップS108での判定は、実際の日付で判定するのではなく、ロボット200が電源オンになっている時間を制御部110のタイマー機能で累計した値に基づいて判定してもよい。例えば、電源オンの累計時間が24の倍数の時間になる毎に、ロボット200が1日成長したとみなして、感情変化パラメータの学習及び感情マップの拡大が行われるようにしてもよい。
以上説明したロボット制御処理によれば、ロボット200に疑似的な感情(感情データ121)及び性格(感情変化データ124)を持たせることができる。また、感情データ121を変化させる感情変化データ124を外部刺激に応じて学習することによって、ロボット200の個々が外部刺激に応じて異なる感情の変化を表すようになる結果、ロボット200の個々に疑似的な性格を持たせることができる。さらに、このような疑似的な感情及び性格は、上述したようなシンプルなデータ構造及びアルゴリズムで実現することができるので、ソフトウェア構成を簡素化することができる。
また、この疑似的な感情は複数の感情パラメータ(感情データ121のX,Y)で表され、疑似的な性格は複数の感情変化パラメータ(感情変化データ124のDXP,DXM,DYP,DYM)で表されるので、複雑な感情及び性格を表現することができる。
また、この疑似的な性格を表現するための感情変化データ124は、センサ部210が備える複数のセンサにより取得された互いに異なる種類の複数の外部刺激の各々に応じて学習されるので、ユーザのロボット200への接し方によって、多種多様な疑似的な性格を生成することができる。
そして、この感情変化データ124の学習期間は、第1期間(例えば疑似的な生誕から50日間)の間だけに限定され、その後の感情変化データ124(性格)は固定されるので、他の普通の機器のようにリセットをすることができず、ユーザにあたかも本当に生きているペットに接しているかのような感覚を生じさせることができる。
また、感情マップを成長日数に応じて拡大させることにより、ロボット200の感情表現が日毎に豊富になっていき、ロボット200を成長させる喜びをユーザに感じさせることができる。
(変形例)
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、上述の感情表現テーブル122は、感情マップ上の座標で表される各感情に対応するロボット200の頭部204の動作及び鳴き声が設定されていたが、頭部204の動作のみ、又は鳴き声のみが設定されていてもよい。また頭部204の動作及び鳴き声以外の制御が設定されていてもよい。頭部204の動作及び鳴き声以外の制御としては、例えば、ロボット200の出力部230にLEDが備えられている場合には、点灯させるLEDの色や明るさを制御することが考えられる。
また、上述の実施形態では、感情マップのサイズは、第1期間中にロボット200の疑似的な成長日数が1日増える度に、感情マップの最大値、最小値ともに2ずつ拡大されていった。しかし、感情マップのサイズの拡大はこのように均等に行われなくてもよい。例えば、感情データ121の変化の仕方に応じて、感情マップの拡大の仕方を変更してもよい。
感情データ121の変化の仕方に応じて、感情マップの拡大の仕方を変更するには、例えばロボット制御処理(図10)のステップS111において、以下のような処理を行えばよい。ある1日の間に、ステップS104において、感情データ121の値が1度でも感情マップの最大値に設定されたら、その後のステップS111において感情マップの最大値を3増加させる。ステップS104において感情データ121の値が1度も感情マップの最大値に到達しなかったら、その後のステップS111において感情マップの最大値を1増加させる。
感情マップの最小値の方も同様に、その日に1度でも感情データ121の値が感情マップの最小値に設定されたら、感情マップの最低値を3減少させ、1度も感情データ121の値が感情マップの最小値に到達しなかったら、感情マップの最低値を1減少させる。このように、感情マップを拡大の仕方を変更することにより、感情データ121の設定可能範囲は、外部刺激に応じて学習されることになる。つまり、ステップS111において、制御部110は、感情データ121(感情パラメータ)の設定可能範囲を、第2期間(成長日数データ123で表される期間)において取得された外部刺激に応じて学習する設定可能範囲学習手段として機能する。
ただし、第1期間の長さが例えば50日の場合、このように感情マップを拡大させていくと、感情マップの最大値は250、最小値は-250になり得るので、感情表現テーブル122も、最大値250、最小値-250に対応できるように、動作制御データや鳴き声データが登録されている必要がある。なお、上述の実施形態及び変形例では感情マップを第1期間中、常に拡大させていたが、感情マップの範囲の変更は拡大に限定されない。例えば外部刺激に応じ、ほとんど生じない感情の方向については、感情マップの範囲を縮小させてもよい。
このように、感情マップの拡大の仕方も、外部刺激に応じて変化させることにより、感情変化パラメータ(感情変化データ124)だけでなく、感情マップによっても、ロボット200の疑似的な性格が表されることになる。したがって、ユーザのロボット200に対する接し方に応じて、ロボット200は、より多様な性格を表現できるようになる。
また、上述の実施形態では、ロボット200に機器の制御装置100が内蔵されている構成としたが、図11に示すように、機器の制御装置101は、ロボット260に内蔵されずに別個の装置(例えばサーバ)として構成されてもよい。この変形例では、機器の制御装置101は通信部130を備え、ロボット260も通信部250を備え、通信部130と通信部250とがお互いにデータを送受信できるように構成されている。そして、外部刺激取得部111は、通信部130及び通信部250を介して、センサ部210が検出した外部刺激を取得し、動作制御部115は、通信部130及び通信部250を介して、駆動部220や出力部230を制御する。
また、上述の実施形態では、機器の制御装置100,101は、ロボット200,260を制御する制御装置であるが、制御の対象となる機器は、ロボット200,260に限られない。制御の対象となる機器としては、例えば、腕時計等も考えられる。例えば、音声出力可能で加速度センサを備えた腕時計を制御の対象となる機器とする場合、外部刺激としては、加速度センサで検出される、腕時計に加わった衝撃等を想定することができる。そして、この外部刺激に応じて感情変化データ124や感情データ121を更新し、腕時計をユーザが装着した時点の感情データ121に基づいて、感情表現テーブル122に設定されている音声データを出力させることが考えられる。
そうすると、腕時計を乱暴に扱っているとユーザが装着した時に悲しそうな音声を発し、丁寧に扱っているとユーザが装着した時に喜んでいるような音声を発する腕時計にすることができる。さらに、第1期間(例えば50日間)で感情変化データ124が設定されるようにしている場合は、第1期間中のユーザの扱い方によって、腕時計に個性(疑似的な性格)が生じることになる。つまり、同じ型番の腕時計であっても、ユーザが丁寧に扱っていれば、喜びを感じやすい腕時計になり、乱暴に扱っていれば悲しみを感じやすい腕時計になる。
このように機器の制御装置100,101は、ロボットに限らず、様々な機器に適用することができる。そして機器に適用することにより、当該機器に疑似的な感情や性格を備えさせることができ、またユーザに、当該機器を疑似的に育てているように感じさせることができる。
上述の実施形態において、制御部110のCPUが実行する動作プログラムは、あらかじめ記憶部120のROM等に記憶されていた。しかしながら、本発明は、これに限定されず、上述の各種処理を実行させるための動作プログラムを、既存の汎用コンピュータ等に実装することにより、上述の実施形態に係る機器の制御装置100,101に相当する装置として機能させてもよい。
このようなプログラムの提供方法は任意であり、例えば、コンピュータが読取可能な記録媒体(フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)-ROM、DVD(Digital Versatile Disc)-ROM、MO(Magneto-Optical Disc)、メモリカード、USBメモリ等)に格納して配布してもよいし、インターネット等のネットワーク上のストレージにプログラムを格納しておき、これをダウンロードさせることにより提供してもよい。
また、上述の処理をOS(Operating System)とアプリケーションプログラムとの分担、又は、OSとアプリケーションプログラムとの協働によって実行する場合には、アプリケーションプログラムのみを記録媒体やストレージに格納してもよい。また、搬送波にプログラムを重畳し、ネットワークを介して配信することも可能である。例えば、ネットワーク上の掲示板(Bulletin Board System:BBS)に上記プログラムを掲示し、ネットワークを介してプログラムを配信してもよい。そして、このプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上記の処理を実行できるように構成してもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲とを逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、前述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。すなわち、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
外部から機器に作用する外部刺激を取得する外部刺激取得手段と、
前記機器の疑似的な感情を変化させるための感情変化パラメータを、前記取得された外部刺激に応じて学習する感情変化パラメータ学習手段と、
前記学習された感情変化パラメータを、前記取得された外部刺激に応じて取得する感情変化パラメータ取得手段と、
前記機器の疑似的な感情を表す感情パラメータを、前記取得された感情変化パラメータに応じて設定する設定手段と、
前記設定された感情パラメータに応じて、前記機器の動作を制御する制御手段と、
を備える機器の制御装置。
(付記2)
前記感情パラメータは、互いに異なる複数の疑似的な感情を表す複数の感情パラメータを含み、
前記感情変化パラメータは、前記複数の感情パラメータに対応する複数の感情変化パラメータを含む、
付記1に記載の機器の制御装置。
(付記3)
前記外部刺激取得手段は、前記外部刺激として、互いに異なる種類の複数の外部刺激を取得し、
前記感情変化パラメータ学習手段は、前記複数の外部刺激の各々に応じて、前記複数の感情変化パラメータを互いに異ならせるように学習する、
付記2に記載の機器の制御装置。
(付記4)
前記感情変化パラメータ学習手段は、前記感情変化パラメータの学習を、第1期間において取得された前記外部刺激に応じて学習する、
付記1から3のいずれか1つに記載の機器の制御装置。
(付記5)
前記設定手段によって設定可能な前記感情パラメータの設定可能範囲を、第2期間において取得された前記外部刺激に応じて学習する設定可能範囲学習手段をさらに備える、
付記1から4のいずれか1つに記載の機器の制御装置。
(付記6)
外部から機器に作用する外部刺激を取得する外部刺激取得ステップと、
前記機器の疑似的な感情を変化させるための感情変化パラメータを、前記取得された外部刺激に応じて学習する感情変化パラメータ学習ステップと、
前記学習された感情変化パラメータを、前記取得された外部刺激に応じて取得する感情変化パラメータ取得ステップと、
前記機器の疑似的な感情を表す感情パラメータを、前記取得された感情変化パラメータに応じて設定する設定ステップと、
前記設定された感情パラメータに応じて、前記機器の動作を制御する制御ステップと、
を備える機器の制御方法。
(付記7)
コンピュータに、
外部から機器に作用する外部刺激を取得する外部刺激取得ステップ、
前記機器の疑似的な感情を変化させるための感情変化パラメータを、前記取得された外部刺激に応じて学習する感情変化パラメータ学習ステップ、
前記学習された感情変化パラメータを、前記取得された外部刺激に応じて取得する感情変化パラメータ取得ステップ、
前記機器の疑似的な感情を表す感情パラメータを、前記取得された感情変化パラメータに応じて設定する設定ステップ、及び、
前記設定された感情パラメータに応じて、前記機器の動作を制御する制御ステップ、
を実行させるプログラム。
100,101…機器の制御装置、110…制御部、111…外部刺激取得部、112…変化量学習部、113…変化量取得部、114…設定部、115…動作制御部、120…記憶部、121…感情データ、122…感情表現テーブル、123…成長日数データ、124…感情変化データ、130,250…通信部、200,260…ロボット、201…外装、202…装飾部品、203…毛、204…頭部、205…連結部、206…胴体部、207…筐体、210…センサ部、211…タッチセンサ、212…加速度センサ、213…マイクロフォン、220…駆動部、221…ひねりモータ、222…上下モータ、230…出力部、231…スピーカ、240…操作部、300…感情マップ、301,302,303…枠、310…原点、311…X軸、312…Y軸、BL…バスライン

Claims (7)

  1. 外部から機器に作用する外部刺激を検出する外部刺激検出手段と、
    前記機器の疑似的な感情を変化させるための感情変化パラメータを、前記外部刺激検出手段により外部刺激が検出されたときにメモリから読み出す感情変化パラメータ取得手段と、
    前記機器の疑似的な感情を表す感情パラメータを、前記読み出された感情変化パラメータに対応させて設定する設定手段と、
    前記設定された感情パラメータに基づいて前記機器の動作を制御する制御手段と、
    所定のタイミングで、前記メモリに登録されている前記感情変化パラメータを前記検出された外部刺激に対応させて更新する感情変化パラメータ更新手段と、
    前記機器の動作が制御されたタイミングが、ユーザによる前記機器の初回起動時から所定の期間内であることを含む所定の条件を満たす場合に、前記設定手段により設定可能な前記感情パラメータの範囲を、前記検出された外部刺激に対応させて更新する設定可能範囲更新手段と、
    を備える機器の制御装置。
  2. 前記感情パラメータは、互いに異なる複数の疑似的な感情を表す複数の感情パラメータを含み、
    前記感情変化パラメータは、前記複数の感情パラメータに対応する複数の感情変化パラメータを含む、
    請求項1に記載の機器の制御装置。
  3. 前記外部刺激検出手段は、前記外部刺激として、互いに異なる種類の複数の外部刺激を検出し、
    前記感情変化パラメータ更新手段は、前記複数の外部刺激の各々に応じて、前記複数の感情変化パラメータを互いに異ならせるように更新する、
    請求項2に記載の機器の制御装置。
  4. 前記設定可能範囲更新手段は、前記設定手段によって設定された前記感情パラメータの値が、前記範囲の最大値に設定された場合と、前記範囲の最大値とは異なる値に設定された場合とで、前記範囲の最大値をそれぞれ異なる値に更新する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の機器の制御装置。
  5. 前記設定可能範囲更新手段は、前記設定手段によって設定された前記感情パラメータの値が、前記範囲の最小値に設定された場合と、前記範囲の最小値とは異なる値に設定された場合とで、前記範囲の最小値をそれぞれ異なる態様で更新する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の機器の制御装置。
  6. 外部から機器に作用する外部刺激を検出する外部刺激検出ステップと、
    前記機器の疑似的な感情を変化させるための感情変化パラメータを、外部刺激が検出されたときにメモリから読み出す感情変化パラメータ取得ステップと、
    前記機器の疑似的な感情を表す感情パラメータを、前記読み出された感情変化パラメータに対応させて設定する設定ステップと、
    前記設定された感情パラメータに基づいて前記機器の動作を制御する制御ステップと、
    所定のタイミングで、前記メモリに登録されている前記感情変化パラメータを前記検出された外部刺激に対応させて更新する感情変化パラメータ更新ステップと、
    前記機器の動作が制御されたタイミングが、ユーザによる前記機器の初回起動時から所定の期間内であることを含む所定の条件を満たす場合に、前記設定ステップにおいて設定可能な前記感情パラメータの範囲を、前記検出された外部刺激に対応させて更新する設定可能範囲更新ステップと、
    含む機器の制御方法。
  7. コンピュータ
    外部から機器に作用する外部刺激を検出する外部刺激検出手段
    前記機器の疑似的な感情を変化させるための感情変化パラメータを、前記外部刺激検出手段により外部刺激が検出されたときにメモリから読み出す感情変化パラメータ取得手段
    前記機器の疑似的な感情を表す感情パラメータを、前記読み出された感情変化パラメータに対応させて設定する設定手段
    前記設定された感情パラメータに基づいて前記機器の動作を制御する制御手段
    所定のタイミングで、前記メモリに登録されている前記感情変化パラメータを前記検出された外部刺激に対応させて更新する感情変化パラメータ更新手段、及び、
    前記機器の動作が制御されたタイミングが、ユーザによる前記機器の初回起動時から所定の期間内であることを含む所定の条件を満たす場合に、前記設定手段により設定可能な前記感情パラメータの範囲を、前記検出された外部刺激に対応させて更新する設定可能範囲更新手段、
    として機能させるプログラム。
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