JP2001191007A - 固形接着剤熔融装置 - Google Patents

固形接着剤熔融装置

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JP2001191007A
JP2001191007A JP2000037215A JP2000037215A JP2001191007A JP 2001191007 A JP2001191007 A JP 2001191007A JP 2000037215 A JP2000037215 A JP 2000037215A JP 2000037215 A JP2000037215 A JP 2000037215A JP 2001191007 A JP2001191007 A JP 2001191007A
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JP
Japan
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solid adhesive
melting
heating
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weight
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JP2000037215A
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English (en)
Inventor
Mitsuharu Hashi
光治 橋
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NIKOO GIKEN KK
Original Assignee
NIKOO GIKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固形接着剤を容易にかつ迅速に熔融できる固
形接着剤熔融装置を提供する。 【解決手段】 本体1内の底付近に管7を横断させて水
平に取り付け、管7内にカートリッジヒーター8をはめ
ている。そして、上方部を鋸歯状に形成した加熱体9の
多数を間隔をあけて管7から上方へと設けている。本体
1内に固形接着剤14を入れ、重し15を乗せる。カー
トリッジヒーター8に通電し加熱する。加熱体9が高温
になり、固形接着剤14を熔融していく。熔融した固形
接着剤14の下部が加熱体9の鋸歯形状に突き刺さるよ
うに食い込んでいく。食い込むに従い各加熱体9との接
触面積が大きくなり、更に熔融が進む。ますます接触面
積が増して更に熔融が進むといった相乗効果を生む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固形接着剤を加熱
して熔融する固形接着剤熔融装置に関する。
【0002】
【従来の技術】固形接着剤熔融装置としては、これまで
はグリッド型が多く採用されている。ところで、従来の
グリッド型においては、熱源を内蔵したグリッドの間隔
が広く、しかもグリッドの上面はかなり広い湾曲面とな
っている。グリッド上に固形接着剤を乗せてグリッドを
加熱するとき、まず固形接着剤が接触するグリッド上面
付近から熔融が始まる。熔融が進行するにつれ固形接着
剤が次第に沈下してグリッド面との接触面積が大きくな
り、熔融速度も次第に大きくなっていく。
【0003】このものにおいては、まずグリッド上面付
近での熔融し始め時点で時間が掛かる。さらに、熔融し
始めから本格的に熔融が進行するまでにも大変時間が掛
かる。本格熔融の時点になっても、グリッド付近はとも
かくグリッドから離れた箇所では熔融が進行しにくい。
すなわち、満遍なく熔融するようになるまでに大変長い
時間を取られてしまう。そこで、時間を掛けることのな
いようにと過熱気味に作業をしがちとなる。過熱気味だ
と素材の質を低下させる恐れが出る。また、空気に接す
る部分が燃焼し、炭化滓が出てしまうことさえある。液
状となった素材と共に吐出ノズルへ圧送する際に炭化滓
が目詰まりを起こすことも多い。目詰まりを防ぐためフ
ィルターを取り付けるが、フィルターはノズル孔より目
が粗く、炭化滓を完全には取りきれない。そして、作業
効率も著しく低下させてしまう。また、従来の固形接着
剤熔融装置においてはグリッド間の間隔を広く取ってい
るため、装置が大きい。目詰まりを防ぐための機構も加
え、更に大型化・巨大化してしまう。したがって、製作
コストも高くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、固形接着剤を容易にかつ迅速に熔融でき、
構造が簡単で小型化や製作コスト低減も図れる装置を提
供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1・2・3に係る
固形接着剤熔融装置においては、尖った先端を多数設け
た加熱体9を本体1内に配置し、加熱体9を加熱して尖
った先端に固形接着剤15を押し付けながら熔融するよ
うにしている。外力が加勢することで尖った先端が固形
接着剤に突き刺さり、加熱体9との接触面積が積極的に
増大し熔融が進行する。そして、熔融が少しでも進んで
柔らかくなれば、尖った先端が更に突き刺さり、ますま
す熔融が進行する。
【0006】
【発明の実施の形態】請求項1に係る固形接着剤熔融装
置は、尖った先端を多数設けた加熱体9を本体1内に配
置し、加熱体9を加熱して尖った先端に固形接着剤を押
し付けながら熔融するようにしたものである。請求項2
に係るものは、尖った先端を多数設けた板状の加熱体9
の複数を互いの間に間隔をあけて本体1内に配置し、加
熱体9を加熱して尖った先端に固形接着剤を押し付けな
がら熔融するようにしたものである。請求項3に係るも
のは、尖った先端を上方に多数設けた板状の加熱体9の
複数を互いの間に間隔をあけて本体1内に配置し、加熱
体9を加熱して尖った先端に固形接着剤を自重又は重し
15等により押し付けながら熔融するようにしたもので
ある。
【0007】加熱体9としては、銅等の熱伝導のよいも
ので製作する。先端の尖り形状としては、鋸歯状・円錐
状・角錐状等どのような形状でもよい。とにかく、加熱
体9を加熱して尖った先端に固形接着剤を押し付けると
き先端が固形接着剤に食い込むような先端形状になって
いればよい。固形接着剤を加熱体9に押し付けるには、
固形接着剤自身の自重を利用してもよい。重し15を利
用してもよい。気圧・液圧等を利用してもよい。本体1
の一部に耐熱ガラス等を張って中を監視できるようにし
てもよい。本体1の内面にテフロンコーティング等を施
し、固形接着剤の熔融化したものの流れを良くするよう
にしてもよい。
【0008】
【実施例】本発明の1実施例を図1及び図2に基づいて
説明する。図1はその実施例を示す縦断面図、図2は図
1のA−A断面図である。本体1は、角筒状として最下
部に肉厚の底板2を設けたものである。底板2の上面は
中央へ向けだんだん低くなっていく漏斗状のものとし、
中央から垂直下方へと排出路3を設けている。底板2内
には間隔をあけて2本の貫通穴を水平にあけ、それらの
貫通穴にカートリッジヒーター4をはめている。本体1
の外周及び下側には断熱材5を張っている。排出路3は
断熱材5の下方へ延長させ、下端はポンプ6に連結して
いる。本体1内の底付近において管7を断熱材5から貫
通させて水平に取り付け、管7内にカートリッジヒータ
ー8をはめている。そして、ほぼ長方形として上方部を
鋸歯状に形成した加熱体9において二つの管7に一致す
る2か所の位置に貫通穴をあけたものを用意し、それら
の貫通穴に各管7を通した状態にして管7から上方へと
多数の加熱体9を配置している。管7や加熱体9は銅等
の熱伝導の良い材料で製作する。そして、各管7の外周
であって各加熱体9の間にそれぞれスペーサー10をは
め、各加熱体9が等間隔になるようにしている。加熱体
9としては鋸歯形状の高いもの・中くらいのもの・低い
ものの3種類を使用し、上部が波形に高くなったり低く
くなったりするように組み合わせて配置している。(鋸
歯形状の高さが同じものを使用し、隣同士で鋸歯がジグ
ザグに食い違うように配置してもよい。)本体1の上方
開口部には蓋11をかぶせ、蓋11の一端側に取り付け
た蝶番12で開閉できるようにしている。蓋11の上面
には取っ手13番取り付けている。
【0009】以上に示したものは次のように作動させ
る。取っ手13を持って蓋11をあけ、本体1内に固形
接着剤14を必要量だけ入れる。その上から重し15を
乗せ、蓋11をかぶせる。カートリッジヒーター4・8
に通電し加熱する。各加熱体9や底板2が高温になり、
固形接着剤14を熔融していく。特に各加熱体9上では
重し15の重さに固形接着剤14の自重も加わり、熔融
した固形接着剤14の下部が各加熱体9の鋸歯形状に突
き刺さるように食い込んでいく。食い込むに従い各加熱
体9との接触面積がますます大きくなり、更に熔融が進
む。ますます接触面積が増して更に熔融が進むといった
相乗効果を生む。十分に熔融されたものは、ポンプ6に
よって底板2上から排出路3を通って所定箇所へと送ら
れる。
【0010】
【発明の効果】本発明に係る装置を使用する場合、固形
接着剤を容易にかつ迅速に熔融できる。そして、この装
置は尖った先端を多数設けた加熱体9を本体1内に設け
たものであるにすぎないから、構造が簡単かつ小型で、
製作コストも低い。
【図面の簡単な説明】
【図1】1実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 本体 9 加熱体 15 重し

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 尖った先端を多数設けた加熱体(9)を
    本体(1)内に配置し、加熱体(9)を加熱して尖った
    先端に固形接着剤を押し付けながら熔融するようにした
    固形接着剤熔融装置。
  2. 【請求項2】 尖った先端を多数設けた板状の加熱体
    (9)の複数を互いの間に間隔をあけて本体(1)内に
    配置し、加熱体(9)を加熱して尖った先端に固形接着
    剤を押し付けながら熔融するようにした固形接着剤熔融
    装置。
  3. 【請求項3】 尖った先端を上方に多数設けた板状の加
    熱体(9)の複数を互いの間に間隔をあけて本体(1)
    内に配置し、加熱体(9)を加熱して尖った先端に固形
    接着剤を自重又は重し(15)等により押し付けながら
    熔融するようにした固形接着剤熔融装置。
JP2000037215A 2000-01-12 2000-01-12 固形接着剤熔融装置 Pending JP2001191007A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005246768A (ja) * 2004-03-04 2005-09-15 Duplo Corp 糊付け装置
CN107716227A (zh) * 2016-08-12 2018-02-23 诺信公司 胶机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005246768A (ja) * 2004-03-04 2005-09-15 Duplo Corp 糊付け装置
JP4515116B2 (ja) * 2004-03-04 2010-07-28 株式会社デュプロ 糊付け装置
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Effective date: 20040302