JP2001190086A - 電流検出回路及びこれを備えたモータ制御装置 - Google Patents

電流検出回路及びこれを備えたモータ制御装置

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JP2001190086A
JP2001190086A JP2000000393A JP2000000393A JP2001190086A JP 2001190086 A JP2001190086 A JP 2001190086A JP 2000000393 A JP2000000393 A JP 2000000393A JP 2000000393 A JP2000000393 A JP 2000000393A JP 2001190086 A JP2001190086 A JP 2001190086A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スパイク状電圧を吸収して演算増幅器の誤動作
を防止する。 【解決手段】電流検出回路CDのシャント抵抗SHの一
端と演算増幅器Aの反転入力端子との間に第1、第2抵
抗R1、R2を直列接続し、シャント抵抗SHの他端と
演算増幅器Aの非反転入力端子との間に第3、第4抵抗
R3、R4を直列に接続し、正電源とアースとの間に第
1、第2ダイオードD1、D2を直列接続し、両ダイオ
ードD1、D2の接続点を第1、第2抵抗R1、R2の
接続点に接続し、正電源とアースとの間に第3、第4ダ
イオードD3、D4を直列接続し、両ダイオードD3、
D4の接続点を第3、第4抵抗R3、R4の接続点に接
続する。このとき、第1抵抗R1の抵抗値は、第1、第
2ダイオードD1、D2にその動作電圧以上の電圧が入
力されない程度で、かつ第2抵抗R2よりも小さい値に
設定する。第3、第4抵抗R3、R4の抵抗値について
も同様に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、直流電源にスイ
ッチング手段を介して負荷を接続し、この負荷に流れる
電流を電流検出素子により検出し、この電流検出素子の
出力信号を演算増幅器により増幅して種々の制御対象の
制御等に利用する電流検出回路及びこれを備えたモータ
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、永久磁石型の3相直流ブラシレス
モータを用いた自動車用パワーステアリング装置には、
モータを流れる電流を検出し、異常に大きな値の電流が
流れることのないように電流制限すべく制御することが
行われている。このように、モータの電流を検出する電
流検出回路を備えた自動車用パワーステアリング装置の
モータ制御回路は、従来、例えば図2に示すように構成
されている。
【0003】即ち、図2に示すように、ロータリエンコ
ーダ等から成り舵角を検出する検出器1がステアリング
(図示せず)に設けられ、この検出器1の出力信号がマ
イクロコンピュータから成る制御部2に入力されると、
制御部2により検出器1の出力信号に基づいてステアリ
ングの操作速度が検出され、その速度の高、低に応じて
制御部2によりステアリングの操作トルクのアシスト量
が決定され、制御部2から出力される制御信号により、
駆動部としての3相ブリッジインバータ3を構成する複
数のスイッチング素子がスイッチングされ、直流電源4
から永久磁石型の3相直流ブラシレスモータMの各巻線
への通電路が複数のスイッチング素子により開閉制御さ
れてモータMが駆動され、必要なアシストトルクが発生
される。
【0004】この3相ブリッジインバータ3は、一般に
図3に示すように構成され、電界効果トランジスタ等か
ら成る2個のスイッチング素子S1、S2の直列回路に
より第1のアームA1が形成され、これと同様に2個の
スイッチング素子S3、S4の直列回路により第2のア
ームA2、2個のスイッチング素子S5、S6の直列回
路により第3のアームA3がそれぞれ形成され、各スイ
ッチング素子S1〜S6にはフライホイールダイオード
D1〜D6がそれぞれ逆極性に接続されている。
【0005】そして、インバータ3の各アームA1〜A
3それぞれにおける両スイッチング素子の接続点P1、
P2、P3に、モータMの固定子の星形結線された3相
巻線M1、M2、M3が接続され、インバータ3の接続
点P1、P2、P3の上側にある上側スイッチング素子
群HTの各スイッチング素子S1、S3、S5の一端が
直流電源4の正端子に接続され、インバータ3の接続点
P1、P2、P3の下側にある下側スイッチング素子群
LTの各スイッチング素子S2、S4、S6の他端が直
流電源4の負端子に接続されている。
【0006】このような構成において、図4に示すよう
に、制御部2からの120゜ずつ位相のずれた制御信号
により、上側スイッチング素子群HTの各スイッチング
素子S1、S3、S5が120゜ずつずれてオンし、こ
れと同様に制御部2からの120゜ずつ位相のずれた制
御信号により、下側スイッチング素子群LTの各スイッ
チング素子S2、S4、S6が120゜ずつずれてオン
する。
【0007】このとき、制御部2では、上側スイッチン
グ素子群HTの各スイッチング素子S1、S3、S5の
うちオンしているスイッチング素子のアームとは異なる
アームの下側スイッチング素子群LTのスイッチング素
子がオンするように制御信号を出力し、かつオンすべき
上側スイッチング素子群HTのスイッチング素子と下側
スイッチング素子群LTのスイッチング素子との組み合
わせを、ホール素子から成る回転検出器(図示せず)に
より検出されるモータMの回転子の位置に関連して切り
換えるようになっている。こうして、各巻線M1〜M3
への電流の通流方向が切換えられ、固定子の磁極が一方
向に回転して回転子の回転力が得られる。
【0008】また、図2に示すように、インバータ3の
各スイッチング素子S1〜S6に過電流が流れることを
防止して保護するために、各スイッチング素子S1〜S
6及びモータMに流れる電流を検出する電流検出回路
6、及びこの電流検出回路6による検出電流値を予め定
められた遮断電流値以下に制限するために電流制限部7
が設けられている。
【0009】この電流検出回路6は、図2に示すよう
に、シャント抵抗61とシャント抵抗61の両端電圧を
増幅する演算増幅器62とにより構成され、電流制限部
7は、比較器71と、正電源(図示せず)とアースとの
間に直列に設けられた2個の分圧抵抗72、73と、ゲ
ート等から成る遮断部74により構成され、このような
電流検出回路6の出力である演算増幅器62の出力信号
が、比較器71に入力され、比較器71の出力信号が遮
断部74に入力されるようになっている。
【0010】図2に示すように、シャント抵抗61は、
直流電源4からインバータ3へのマイナス側の通電路に
設けられ、このシャント抵抗61によりインバータ3の
各スイッチング素子S1〜S6及びモータMの各巻線M
1〜M3を流れる電流(以下、これをモータ電流と称す
る)が検出され、シャント抵抗61の両端電圧が演算増
幅器62により増幅され、演算増幅器62の出力が比較
器71の非反転入力端子に入力され、両分圧抵抗72、
73の接続点の電位が参照値として比較器71の反転入
力端子に入力され、比較器71により両入力端子の電位
が比較される。
【0011】そして、図2に示すように、制御部2とイ
ンバータ3との間に設けられて各スイッチング素子S1
〜S6への制御信号を通流、遮断する遮断部74には、
比較器71の出力信号が入力され、シャント抵抗61を
流れる電流が所定の遮断電流値を超え、比較器71の非
反転入力端子側の演算増幅器62の出力電位が反転入力
端子側の参照値を上回れば、比較器71の出力がローレ
ベル(以下、Lという)からハイレベル(以下、Hとい
う)に反転し、これにより遮断部74のゲートの閉条件
が成立して、例えばインバータ3の下側スイッチング素
子群LTの各スイッチング素子S2、S4、S6への制
御信号が遮断されるようになっている。
【0012】このように、下側スイッチング素子群LT
の各スイッチング素子S2、S4、S6への制御信号が
遮断されることにより、電流検出回路6により検出され
るモータ電流が所定の遮断電流値以下に制限されて、各
スイッチング素子S1〜S6が過電流による損傷から保
護されているのである。
【0013】ところが、上記したような構成のモータ制
御回路では、インバータ3の各スイッチング素子S1〜
S6がすべてオフする等、これらスイッチング素子S1
〜S6のオン、オフのタイミングにより電流検出回路6
のシャント抵抗61にスパイク状電圧が発生し、演算増
幅器62の反転、非反転入力端子側に、図5(a)、
(b)にそれぞれに示すような波形のスパイク状の電圧
が入力される。
【0014】これは、例えばスイッチング素子S1〜S
6がオンしたときにこれらを流れる逆回復電流や、スイ
ッチング素子S1〜S6がオフしたときに直流電源4に
回生される電流により、いわゆるリンギングによる電流
によってスパイク状電圧が発生するのである。このスパ
イク状電圧が発生すると、演算増幅器62に絶対最大定
格電圧以上の電圧が入力されることになり、演算増幅器
62の故障や誤動作を招くおそれがある。
【0015】このような不都合を防止するために、従来
は図6(a)に示すように、シャント抵抗61と演算増
幅器62の反転、非反転入力端子それぞれとの間に入力
抵抗62a、62bを設け、これら入力抵抗62a、6
2bの後段であって、反転、非反転入力端子間に過電圧
保護素子としての2個のダイオード62c、62dを逆
並列に接続して設けることや、同図(b)に示すよう
に、一方の入力抵抗62aの後段であって、正電源とア
ースとの間に2個のダイオード62e、62fを直列に
接続してその両ダイオード62e、62fの接続点を演
算増幅器61の反転入力端子に接続すると共に、他方の
入力抵抗62bの後段であって、正電源とアースとの間
に2個のダイオード62g、62hを直列に接続してそ
の両ダイオード62g、62hの接続点を演算増幅器6
2の非反転入力端子に接続することが考えられている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6
(b)に示す構成の場合、通常は電源電圧より+0.3
V程度高い過電圧を防止して演算増幅器62を保護する
ものであり、図6(a)に示す構成の場合、演算増幅器
62の応答性を確保するために、演算増幅器62の両入
力端子の入力電位差が一定量広がって飽和することがな
いようにするものであり、上記したようなスパイク状電
圧から演算増幅器62を十分に保護することは不可能で
ある。
【0017】また、上記した演算増幅器62はカスタム
ICにより構成され、いわゆる単電源の形態が採られる
ことが多いため、マイナスのスパイク状電圧が発生した
場合に、これを低減してやらなければ演算増幅器62の
誤動作を防止することはできないが、上記した図6
(a)、(b)の構成では、このようなマイナスのスパ
イク状電圧を低減して演算増幅器62の誤動作を防止す
ることはできなかった。
【0018】そこで、本発明は、いわゆるリンギング等
によるスパイク状電圧を十分に低減して演算増幅器の誤
動作を防止できるようにすることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明にかかる電流検出回路は、前記電流検出
素子と前記演算増幅器の少なくとも能動側入力端子との
間に直列接続された2個の入力抵抗と、前記両入力抵抗
の接続点に接続された過電圧保護素子とを備えているこ
とを特徴としている。
【0020】このような構成によれば、電流検出素子と
演算増幅器の能動側入力端子との間に2個の入力抵抗を
直列接続し、両入力抵抗の接続点に過電圧保護素子を接
続することで、リンギング等により電流検出素子にスパ
イク状電圧が発生しても、例えば電流検出素子に近い一
方の入力抵抗により過電圧保護素子に定格電流以上の電
流が過電圧保護素子に流れないようにし、他方の入力抵
抗により演算増幅器の内部インピーダンスとの関係にお
いて更にスパイク状電圧を十分に低減することができ
る。
【0021】そのため、演算増幅器に絶対最大定格以上
の電圧が入力されることはなく、演算増幅器が故障や誤
動作することはなく、電流検出回路の後段において、こ
の演算増幅器の出力に基づいて何らかの制御を行う場合
であっても、信頼性の高い制御動作を確保することが可
能になる。
【0022】また、本発明にかかる電流検出回路は、前
記両入力抵抗のうち、前記電流検出素子に近い一方の前
記入力抵抗の抵抗値が他方の前記入力抵抗よりも小なる
ことを特徴としている。このような構成によれば、一方
の入力抵抗の抵抗値を、他方の入力抵抗よりも小さい抵
抗値にしておくことで、電流検出素子にスパイク状電圧
が発生しても、演算増幅器に絶対最大定格以上の電圧が
入力されることを確実に防止できる。
【0023】また、本発明にかかる電流検出回路は、前
記一方の入力抵抗が、前記過電圧保護素子にその定格電
流以上の電流が流れない程度の抵抗値に設定されている
ことを特徴としている。このような構成によれば、一方
の入力抵抗の抵抗値を過電圧保護素子に定格電流以上の
電流が流れない程度に設定することで、電流検出素子に
スパイク状電圧が発生しても、過電圧保護素子が損傷す
ることを確実かつ未然に防止できる。
【0024】また、本発明にかかる電流検出回路を備え
たモータ制御装置は、前記負荷がモータから成り、複数
のスイッチング素子から成る駆動部と、前記駆動部の前
記各スイッチング素子にスイッチング制御信号を出力す
る制御部と、前記電流検出回路による検出電流値を所定
の遮断電流値以下に制限する電流制限部とを備え、前記
制御部からのスイッチング制御信号により前記駆動部の
前記各スイッチング素子をスイッチングし、前記モータ
の巻線への通電路を開閉制御して前記モータを駆動する
と共に、前記電流検出回路の前記演算増幅器の出力信号
に基づき、前記電流制限部により、前記電流検出回路に
よる検出電流値を所定の遮断電流値以下に制限すべく前
記制御部から前記スイッチング素子への制御信号を遮断
することを特徴としている。
【0025】このような構成によれば、駆動部の各スイ
ッチング素子のオン、オフのタイミングにより、電流検
出素子にスパイク状の電圧が発生しても、電流検出回路
の演算増幅器に絶対最大定格以上の電圧が入力されるこ
とを確実に防止でき、演算増幅器の故障や誤動作を防止
することができるため、電流制限部により、電流検出回
路による検出電流値を所定の遮断電流値以下に制限する
際に、確実に電流制限を行うことができ、過電流による
駆動部の各スイッチング素子の損傷を未然に防止するこ
とが可能になる。
【0026】また、本発明にかかる電流検出回路を備え
たモータ制御装置は、前記モータが複数の前記巻線を有
し、前記駆動部が、前記スイッチング素子を2個直列接
続して成るアームを、前記巻線の数と同数備えたブリッ
ジインバータを有し、前記各アームにおける前記両スイ
ッチング素子の接続点に前記各巻線をそれぞれ接続し、
前記インバータの前記接続点の一方側にある一方側スイ
ッチング素子群と他方側にある他方側スイッチング素子
群とを制御し、前記一方側スイッチング素子群のいずれ
かの前記スイッチング素子のオン及びこのスイッチング
素子のアームとは異なるアームの前記他方側スイッチン
グ素子群の前記スイッチング素子のオンにより、前記巻
線に電流を通流すると共に、オンすべき前記一方側スイ
ッチング素子群の前記スイッチング素子と前記他方側ス
イッチング素子群の前記スイッチング素子との組み合わ
せを、検出手段により検出される前記モータの回転子の
位置に関連して切り換えることによって前記各巻線への
電流の通流方向を切り換えて前記回転子の回転力を得る
ものであって、前記電流制限部は、前記制御部から前記
一方側スイッチング素子群または前記他方側スイッチン
グ素子群のいずれかの前記スイッチング素子への制御信
号を遮断することを特徴としている。
【0027】このような構成によれば、駆動部の各スイ
ッチング素子に流れる電流を所定の遮断電流値以下に確
実に抑えることができ、各スイッチング素子を保護でき
ると同時に、モータの制御動作の信頼性を向上すること
ができる。
【0028】
【発明の実施の形態】この発明における電流検出回路を
備えたモータ制御装置を、車両用パワーステアリングに
適用した場合の一実施形態について図1を参照して説明
する。但し、図1はこの発明の一実施形態におけるモー
タ制御装置の結線図である。尚、以下の説明では、上記
した図3及び図4も参照する。
【0029】自動車等の車両用パワーステアリングに適
用されるモータの駆動装置は、例えば図1に示すように
構成されている。ロータリエンコーダ等から成る検出器
SDがステアリング(図示せず)に設けられ、この検出
器SDから、90゜位相のずれた2相パルス信号が検出
信号として後段の信号変換部WSに出力され、信号変換
部WSにより検出信号が波形整形される。
【0030】そして、波形整形された検出信号がマイク
ロコンピュータ(以下、単にマイコンという)から成る
制御部COに入力されると、制御部COにより検出信号
に基づいて舵角速度、つまりステアリングを操作する速
度が検出され、制御部COによりその舵角速度の高、低
に応じてステアリングの操作トルクのアシスト量が決定
される。
【0031】更に、決定されたアシストトルクを発生す
べく、制御部COから出力される制御信号により、駆動
部としての3相ブリッジインバータIVを構成する複数
のスイッチング素子がスイッチングされ、直流電源Eか
ら永久磁石型の3相直流ブラシレスモータMの各巻線へ
の通電路が複数のスイッチング素子により開閉制御され
てモータMが駆動され、必要なアシストトルクが発生さ
れるのである。
【0032】ところで、この永久磁石型の3相直流ブラ
シレスモータMを駆動する3相ブリッジインバータIV
は、例えば図3に示すインバータ3と同様の構成を有
し、制御部COからの120゜ずつ位相のずれた制御信
号により、上側スイッチング素子群HTの各スイッチン
グ素子S1、S3、S5(図3参照)が120゜ずつず
れてオンし(図4参照)、これと同様に制御部COから
の120゜ずつ位相のずれた制御信号により、下側スイ
ッチング素子群LTの各スイッチング素子S2、S4、
S6(図3参照)が120゜ずつずれてオンする(図4
参照)。
【0033】ここで、制御部COは、上側スイッチング
素子群HTの各アームA1〜A3のスイッチング素子S
1、S3、S5のうちオンしているスイッチング素子の
アームとは異なるアームの下側スイッチング素子群LT
のスイッチング素子がオンするように制御信号を出力
し、かつオンすべき上側スイッチング素子群HTのスイ
ッチング素子と下側スイッチング素子群LTのスイッチ
ング素子との組み合わせを、ホール素子から成る回転検
出器(図示せず)により検出されるモータMの回転子の
位置に関連して切り換える。尚、制御部COからインバ
ータIVの下側スイッチング素子群LTへはPWM制御
信号が出力され、このPWMにおけるデューティサイク
ルが制御されてモータMの回転数制御が行われる。
【0034】また、図1に示すように、インバータIV
の各スイッチング素子S1〜S6に過電流が流れること
を防止して保護するために、各スイッチング素子S1〜
S6及びモータMを流れるモータ電流を検出する電流検
出回路CD、及びこの電流検出回路CDによる検出電流
値を予め定められた遮断電流値以下に制限する電流制限
部CRが設けられている。
【0035】電流検出回路CDは、図1に示すように、
電流検出素子であるシャント抵抗SHと、このシャント
抵抗SHの両端電圧を増幅する演算増幅器Aとにより構
成され、電流制限部CRは、比較器CPと、D−フリッ
プフロップDFと、3個のANDゲートAG1〜AG3
とにより構成されている。
【0036】図1に示すように、シャント抵抗SHは、
直流電源EからインバータIVへのマイナス側の通電路
に設けられ、このシャント抵抗SHによりインバータI
Vの各スイッチングS1〜S6及びモータMの各巻線M
1〜M3を流れるモータ電流が検出され、シャント抵抗
SHの両端電圧が演算増幅器Aにより増幅される。
【0037】ところで、直流電源Eの負端子に接続され
たシャント抵抗SHの一端と、演算増幅器Aの反転入力
端子との間には、2個の入力抵抗である第1、第2抵抗
R1、R2が直列に接続され、シャント抵抗SHの他端
と、演算増幅器Aの非反転入力端子との間には、2個の
入力抵抗である第3、第4抵抗R3、R4が直列に接続
されると共に、正電源(図示せず)とアースとの間に過
電圧保護素子である第1、第2ダイオードD1、D2が
直列に接続され、両ダイオードD1、D2の接続点が第
1、第2抵抗R1、R2の接続点に接続され、これと同
様に正電源とアースとの間に過電圧保護素子である第
3、第4ダイオードD3、D4が直列に接続され、両ダ
イオードD3、D4の接続点が第3、第4抵抗R3、R
4の接続点に接続されている。
【0038】このとき、第1抵抗R1の抵抗値は、スパ
イク状電圧が発生しても、第1、第2ダイオードD1、
D2にその定格電流以上の電流が流れることのない程度
の値に設定され、かつ第1抵抗R1の抵抗値は第2抵抗
R2よりも小さく設定され、第1、第2抵抗R1、R2
の抵抗値の比は、ほぼ2:8に設定されている。このよ
うに、第2抵抗R2の抵抗値を大きくすることで、演算
増幅器Aの内部インピーダンスとの関係において、第1
抵抗R1では吸収しきれなかったスパイク状電圧を確実
に吸収して演算増幅器Aに絶対最大定格以上の電圧が入
力されないようにしている。
【0039】一方、第3抵抗R3及び第4抵抗R4につ
いても、上記した第1、第2抵抗R1、R2の抵抗値の
関係と同様に設定され、第3抵抗R3の抵抗値は、スパ
イク状電圧が発生しても、第3、第4ダイオードD3、
D4にその定格電流以上の電流が流れることのない程度
の値に設定され、かつ第3抵抗R3の抵抗値は第4抵抗
R4よりも小さく設定され、第3、第4抵抗R3、R4
の抵抗値の比は、ほぼ2:8に設定されている。
【0040】尚、図1において、R5は演算増幅器Aの
反転入力端子と出力端子間に設けられたゲイン設定用の
第5抵抗、Bは単電源における演算増幅器Aの飽和を抑
制するために設けられた+1V程度のバイアス電源、R
6はバイアス電源Bの正端子と演算増幅器Aの非反転入
力端子との間に設けられたバイアス用の第6抵抗であ
る。
【0041】更に、演算増幅器Aの出力が比較器CPの
非反転入力端子に入力され、正電源(図示せず)とアー
スとの間に直列に設けられた第7、第8抵抗R7、R8
の接続点の電位が参照値として比較器CPの反転入力端
子に入力され、比較器CPにより両入力端子の電位が比
較される。
【0042】また、図1に示すように、D−フリップフ
ロップDFの入力端子Dは正電源(図示せず)に接続さ
れ、クロック端子CKには制御部COからの例えば16
kHzのクロックパルスが入力され、プルアップ用第9
抵抗R9を介して正電源(図示せず)に接続されたリセ
ット端子Rには比較器CPの出力信号が入力される。
【0043】更に、各ANDゲートAG1〜AG3の一
方の入力端子は、制御部COから下側スイッチング素子
群LTの各スイッチング素子S2、S4、S6への制御
信号の出力端子に接続され、他方の入力端子はD−フリ
ップフロップDFのQ出力端子に接続され、各ANDゲ
ートAG1〜AG3それぞれの両入力のAND条件が成
立したときにだけ、各ANDゲートAG1〜AG3から
下側スイッチング素子群LTの各スイッチング素子S
2、S4、S6に制御信号が出力され、AND条件が成
立しないときには、制御部COから各スイッチング素子
S2、S4、S6への制御信号が遮断される。
【0044】従って、シャント抵抗SHを流れる電流が
所定の遮断電流値を超え、非反転入力端子側の演算増幅
器Aの出力電位が反転入力端子側の参照値を上回れば、
比較器CPの出力がローレベル(以下、Lという)から
ハイレベル(以下、Hという)に反転し、上記したよう
に各ANDゲートAG1〜AG3それぞれの両入力のA
ND条件が成立しなくなり、各ANDゲートAG1〜A
G3を介した下側スイッチング素子群LTの各スイッチ
ング素子S2、S4、S6への制御信号が遮断され、シ
ャント抵抗SHを流れる電流が遮断される。
【0045】このとき、インバータIVでは、上側スイ
ッチング素子群LTのオン状態のスイッチング素子及び
フライホイールダイオードを介してモータMの巻線に循
環電流が流れ、この循環電流がなくなるまでに、D−フ
リップフロップDFのクロック端子CKへの制御部CO
からのクロックパルスの出力タイミングで各ANDゲー
トAG1〜AG3それぞれの両入力のAND条件が成立
し、各ANDゲートAG1〜AG3を介した下側スイッ
チング素子群LTの各スイッチング素子S2、S4、S
6に制御信号が出力されて再びシャント抵抗SHに電流
が流れ始め、モータMの各巻線M1〜M3に流れる電流
が回復する。
【0046】このように、下側スイッチング素子群LT
の各スイッチング素子S2、S4、S6への制御信号の
供給と遮断の繰り返しにより、インバータIVに流れる
電流が断続されて所定の遮断電流値以下に制限され、各
スイッチング素子S1〜S6の過電流による損傷から保
護されている。
【0047】尚、D−フリップフロップDFのクロック
端子CKへの制御部COからのクロックパルスは、上記
したように16kHzに限るものではなく、循環電流が
なくなるまでにモータMの各巻線M1〜M3に流れる電
流を回復できるような周波数であればよい。
【0048】ところで、インバータIVの各スイッチン
グ素子S1〜S6がオンしたときにこれらを流れる逆回
復電流や、各スイッチング素子S1〜S6がオフしたと
きに直流電源Eに回生される電流により、いわゆるリン
ギングによる電流によってスパイク状電圧が発生した場
合に、第1抵抗R1及び第3抵抗R3の抵抗値が、ダイ
オードD1〜D4にその定格電流以上の電流が流れない
程度に設定されているため、電流検出素子にスパイク状
電圧が発生しても、これらダイオードD1〜D4が破損
することが防止される。
【0049】また、第1及び第3抵抗R1、R3の抵抗
値が、それぞれ第2、第4抵抗R4、R2よりも小さい
抵抗値に設定されていることから、シャント抵抗SHに
発生するスパイク状電圧が確実に吸収され、しかも単電
源の演算増幅器Aに対して従来では不可能であったマイ
ナス側のスパイク状電圧も吸収され、演算増幅器Aに絶
対最大定格以上の電圧が入力されることを確実に防止し
て、演算増幅器Aの故障や誤動作が防止される。
【0050】従って、上記した実施形態によれば、シャ
ント抵抗SHに近い第1、第3抵抗R1、R3の抵抗値
を、第2、第4抵抗R2、R4よりもそれぞれ小さい抵
抗値に設定しているため、リンギングによりシャント抵
抗SHにスパイク状電圧が発生しても、演算増幅器Aに
絶対最大定格以上の電圧が入力されることを確実に防止
できる。
【0051】また、第1、第3抵抗R1、R3の抵抗値
を第1〜第4ダイオードD1〜D4にその定格電流以上
の電流が流れない程度に設定しているため、スパイク状
電圧によるこれら各ダイオードD1〜D4の損傷を確実
かつ未然に防止できる。
【0052】なお、上記した実施形態では、演算増幅器
Aの反転入力端子及び非反転入力端子の両方に対して、
2個の入力抵抗及び2個のダイオードを設けているが、
必ずしも両方に設ける必要はなく、少なくとも演算増幅
器Aの能動側入力端子に対して2個の入力抵抗及び2個
のダイオードを設ければよい。
【0053】更に、上記した実施形態では、演算増幅器
Aの非反転入力端子にバイアス電源Bを設けているが、
演算増幅器Aの飽和が生じなければ、このバイアス電源
Bは必ずしも設ける必要はない。
【0054】また、上記した実施形態では、電流制限部
CRにより下側スイッチング素子群LTのスイッチング
素子S2、S4、S6への制御信号を断続するようにし
た場合について説明したが、上側スイッチング素子群H
Tスイッチング素子S1、S3、S5への制御信号を断
続しても構わない。
【0055】更に、上記した実施形態において、制御部
CO、比較器CP、D−フリップフロップDF及びAN
DゲートAG1〜AG3をマイコン化しても構わない。
【0056】また、上記した実施形態では、本発明にお
ける電流検出回路CDを、自動車等の車両用パワーステ
アリングにおけるモータ制御装置に適用した場合につい
て説明しているが、本発明の適用範囲はこのようなパワ
ーステアリング用のモータ制御装置に限られるものでは
なく、これ以外にも、モータ等の負荷を駆動しかつその
負荷電流を検出して後段回路において何らかの制御を行
うものであれば、本発明を適用することが可能であり、
その場合の制御は上記したような電流の制限制御を始
め、検出電流値の電流制御であっても構わない。
【0057】更に、本発明を適用可能なモータは、直流
電源により駆動されるモータであればよく、上記した3
相ブラシレスモータに限定されるものでないのはいうま
でもない。
【0058】また、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。
【0059】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、リンギング等により電流検出素子にスパイク状
電圧が発生した場合に、例えば電流検出素子に近い一方
の入力抵抗により過電圧保護素子に定格電流以上の電流
が過電圧保護素子に流れないようにし、他方の入力抵抗
により演算増幅器の内部インピーダンスとの関係におい
て更にスパイク状電圧を十分に低減することができるた
め、演算増幅器に絶対最大定格以上の電圧が入力される
ことを防止して、演算増幅器の誤動作を防止することが
でき、電流検出回路の後段において、この演算増幅器の
出力に基づいて何らかの制御を行うような場合において
も、誤動作のない制御動作を実現することが可能にな
り、信頼性の高い電流検出回路を提供することができ
る。
【0060】また、請求項2に記載の発明によれば、電
流検出素子にスパイク状電圧が発生しても、演算増幅器
に絶対最大定格以上の電圧が入力されることを防止で
き、演算増幅器の故障や誤動作を確実に防止することが
可能になる。
【0061】また、請求項3に記載の発明によれば、一
方の入力抵抗の抵抗値を過電圧保護素子に定格電流以上
の電流が流れない程度に設定することで、電流検出素子
にスパイク状電圧が発生しても、過電圧保護素子の破損
を確実にかつ未然に防止することが可能になる。
【0062】また、請求項4に記載の発明によれば、駆
動部の各スイッチング素子のオン、オフのタイミングに
より、電流検出素子にスパイク状の電圧が発生しても、
電流検出回路の演算増幅器に絶対最大定格以上の電圧が
入力されることを確実に防止でき、演算増幅器の故障や
誤動作を防止することができるため、電流制限部によ
り、電流検出回路による検出電流値を所定の遮断電流値
以下に制限する際に、確実に電流制限を行うことがで
き、過電流による駆動部の各スイッチング素子の損傷を
未然に防止することが可能になり、信頼性の優れたモー
タ制御装置を実現することができる。
【0063】また、請求項5に記載の発明によれば、駆
動部の各スイッチング素子に流れる電流を所定の遮断電
流値以下に確実に抑えることができ、各スイッチング素
子を保護できると同時に、モータの制御動作の信頼性を
向上することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の結線図である。
【図2】この発明の背景となるモータ駆動装置の結線図
である。
【図3】図2の一部の詳細な結線図である。
【図4】図3の動作説明用のタイミングチャートであ
る。
【図5】図2の構成の装置における動作説明用の波形図
である。
【図6】従来例の一部の結線図である。
【符号の説明】
E 直流電源 M 3相直流ブラシレスモータ M1〜M3 巻線 CO 制御部 IV 3相ブリッジインバータ(駆動部) CD 電流検出回路 SH シャント抵抗 A 演算増幅器 R1、R2 第1、第2抵抗 D1、D2 第1、第2ダイオード R3、R4 第3、第4抵抗 D3、D4 第3、第4ダイオード CR 電流制限部 CP 比較器 DF D−フリップフロップ AG1〜AG3 ANDゲート S1〜S6 スイッチング素子 A1〜A3 アーム
フロントページの続き Fターム(参考) 2G035 AA15 AA27 AB02 AC02 AD08 AD10 AD20 AD45 5H007 AA06 BB06 CB05 DA05 DB01 DC02 FA03 FA13 GA08 5H560 BB04 BB07 BB12 DA02 DC12 EB01 GG04 JJ02 RR10 SS01 TT04 TT05 TT07 TT15 UA05 5H576 BB06 CC01 DD02 DD07 EE11 HA03 HB02 JJ03 JJ19 LL22 LL41 LL42 MM02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源にスイッチング手段を介して負
    荷を接続し、前記負荷に流れる電流を電流検出素子によ
    り検出してこの電流検出素子の出力信号を演算増幅器に
    より増幅する電流検出回路において、 前記電流検出素子と前記演算増幅器の少なくとも能動側
    入力端子との間に直列接続された2個の入力抵抗と、 前記両入力抵抗の接続点に接続された過電圧保護素子と
    を備えていることを特徴とする電流検出回路。
  2. 【請求項2】 前記両入力抵抗のうち、前記電流検出素
    子に近い一方の前記入力抵抗の抵抗値が他方の前記入力
    抵抗よりも小なることを特徴とする請求項1に記載の電
    流検出回路。
  3. 【請求項3】 前記一方の入力抵抗が、前記過電圧保護
    素子にその定格電流以上の電流が流れない程度の抵抗値
    に設定されていることを特徴とする請求項1または2に
    記載の電流検出回路。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の電
    流検出回路を備えたモータ制御装置において、 前記負荷がモータから成り、 複数のスイッチング素子から成る駆動部と、前記駆動部
    の前記各スイッチング素子にスイッチング制御信号を出
    力する制御部と、前記電流検出回路による検出電流値を
    所定の遮断電流値以下に制限する電流制限部とを備え、
    前記制御部からのスイッチング制御信号により前記駆動
    部の前記各スイッチング素子をスイッチングし、前記モ
    ータの巻線への通電路を開閉制御して前記モータを駆動
    すると共に、前記電流検出回路の前記演算増幅器の出力
    信号に基づき、前記電流制限部により、前記電流検出回
    路による検出電流値を所定の遮断電流値以下に制限すべ
    く前記制御部から前記スイッチング素子への制御信号を
    遮断することを特徴とするモータ制御装置。
  5. 【請求項5】 前記モータが複数の前記巻線を有し、前
    記駆動部が、前記スイッチング素子を2個直列接続して
    成るアームを、前記巻線の数と同数備えたブリッジイン
    バータを有し、前記各アームにおける前記両スイッチン
    グ素子の接続点に前記各巻線をそれぞれ接続し、前記イ
    ンバータの前記接続点の一方側にある一方側スイッチン
    グ素子群と他方側にある他方側スイッチング素子群とを
    制御し、前記一方側スイッチング素子群のいずれかの前
    記スイッチング素子のオン及びこのスイッチング素子の
    アームとは異なるアームの前記他方側スイッチング素子
    群の前記スイッチング素子のオンにより、前記巻線に電
    流を通流すると共に、オンすべき前記一方側スイッチン
    グ素子群の前記スイッチング素子と前記他方側スイッチ
    ング素子群の前記スイッチング素子との組み合わせを、
    検出手段により検出される前記モータの回転子の位置に
    関連して切り換えることによって前記各巻線への電流の
    通流方向を切り換えて前記回転子の回転力を得るもので
    あって、前記電流制限部は、前記制御部から前記一方側
    スイッチング素子群または前記他方側スイッチング素子
    群のいずれかの前記スイッチング素子への制御信号を遮
    断することを特徴とする請求項4に記載のモータ制御装
    置。
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