JP2001189935A - 共用メモリーを使用するmpegデコーダー - Google Patents

共用メモリーを使用するmpegデコーダー

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JP2001189935A
JP2001189935A JP2000335824A JP2000335824A JP2001189935A JP 2001189935 A JP2001189935 A JP 2001189935A JP 2000335824 A JP2000335824 A JP 2000335824A JP 2000335824 A JP2000335824 A JP 2000335824A JP 2001189935 A JP2001189935 A JP 2001189935A
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JP
Japan
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decoder
circuit
microprocessor
memory
counter
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Withdrawn
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JP2000335824A
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Jean Michel Moutin
ムータン ジャン−ミシェル
Pierre Marty
マルティ ピエール
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STMicroelectronics SA
Original Assignee
STMicroelectronics SA
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/42Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals characterised by implementation details or hardware specially adapted for video compression or decompression, e.g. dedicated software implementation
    • H04N19/423Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals characterised by implementation details or hardware specially adapted for video compression or decompression, e.g. dedicated software implementation characterised by memory arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/60Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding
    • H04N19/61Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding in combination with predictive coding

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Memory System (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 MPEGデコーダーとマイクロプロセッサが
共通のメモリーを使用するときのメモリーを使用する優
先権を適切に与える。 【解決手段】 マイクロプロセッサと、イメージシーケ
ンスを復号化するデコーダーと、マイクロプロセッサ
に、またデコーダーに共通するメモリーとを含み、また
デコーダー遅延を評価する回路と、デコーダー遅延が予
定レベルより大きければ、デコーダーにメモリーアクセ
ス優先権を許与し、さもなければマイクロプロセッサに
メモリーアクセス優先権を許与する制御回路とを含む、
回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、標準MPEGによ
り符号化された圧縮イメージシーケンスを復元する回
路、特に、共通メモリーを使用する、マイクロプロセッ
サとMPEGデコーダーを含む回路に関する。
【0002】
【従来の技術】MPEGコーディング標準は、縮小メモ
リースペースでディジタル・イメージシーケンスのイメ
ージを記憶可能にする。MPEG標準により符号化され
るイメージシーケンスはMPEGデコーダーにより復号
化できる。MPEGデコーダーは、イメージを連続して
復号するため、バッファに記憶されている既復号化隣接
イメージのデータを使用できる。復号化イメージが記憶
されるメモリーと、バッファーとは普通、MPEGデコ
ーダーが読み書きできる同じメモリーの2つの区域であ
る。MPEGデコーダーは現在、特に、回路インターフ
ェース、周辺装置および内部レジスターを管理する機能
を有する、マイクロプロセッサを、さらに含む回路に属
する。従来、マイクロプロセッサはまた、その作動のた
め、メモリーから読み込み、またメモリーに書き込むこ
とが必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図1は、それぞれメモ
リー8と10に接続される、MPEGデコーダー4とマ
イクロプロセッサ6とを含む、回路2をきわめて概略的
に示す。デコーダー4はバスD1を経てメモリー8とア
ドレスとデータを交換する。デコーダー4は特に読み書
きモードでメモリー8を制御するため信号RW1を発生
する。マイクロプロセッサはバスD2を経てメモリー1
0とアドレスとデータを交換する。マイクロプロセッサ
6は特に、読み書きモードでメモリー10を制御するた
め信号RW2を発生する。
【0004】このような2つの別個なメモリーの使用
は、回路費用を増大させる。従って、メモリー8と10
を一緒に、デコーダー4により、またマイクロプロセッ
サにより共用される単一メモリーにまとめることが望ま
れている。
【0005】図2は、制御回路14を経て、データバス
D1とD2により単一メモリーに接続される、MPEG
デコーダー4とマイクロプロセッサ6とを含む、回路1
1をきわめて概略的に示す。デコーダー4とマイクロプ
ロセッサ6とによりそれぞれ発生される読み/書き制御
信号RW1とRW2を受信するよう接続される、制御回
路14は読み/書き信号RWをメモリー12に与える。
制御回路14は、バスDによりメモリー12に接続され
る。
【0006】しかし、このような回路では、デコーダー
4とマイクロプロセッサ6とが同時にメモリー12にア
クセスしなければならないとき、メモリー12へのアク
セスに不一致が生ずる。従って、制御回路14は、デコ
ーダーまたはマイクロプロセッサへのアクセスの優先権
を許与するために備えなければならない。デコーダーと
マイクロプロセッサとが共に多数のメモリーアクセスを
行わなければならないとき、アクセスの優先権がマイク
ロプロセッサに許与されれば、デコーダーは不十分数の
データを受けて、デコーディングの遅延を蓄積する。ア
クセスの優先権がデコーダーに許与されれば、マイクロ
プロセッサはその最高速度で作動できず、その性能が変
えられる。データ・デコーディングの遅延が大きすぎる
と、回路に誤機能を生ずる。たとえば、復号化データが
表示されようとすると、遅すぎに復号化されたデータは
時間どおりに表示されず、表示品質に悪影響を与えるこ
とになる。従って、従来の解決法としては、デコーダー
にアクセスの優先権を許与する一方、マイクロプロセッ
サの低下作動を受ける。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、デコー
ダーの誤機能をなんら生ずることなく、マイクロプロセ
ッサ性能の低下を制限する手段を提供することにある。
【0008】この目的を達成するため、本発明は、デコ
ーダーが表示されないかぎりマイクロプロセッサに優先
権を許与し、さらに、デコーダーが表示されると、その
表示を取り戻すまでデコーダーに優先権を許与する、制
御回路を提供し;さらに、本発明は、デコーダー遅延を
評価する手段を提供する。
【0009】特に、本発明は、マイクロプロセッサと、
イメージシーケンスを復号化するデコーダーと、マイク
ロプロセッサに、またデコーダーに共通するメモリーと
を含む回路において、デコーダー遅延を評価する回路
と;デコーダー遅延が予定レベルより大きければ、デコ
ーダーにメモリーアクセス優先権を許与し、さもなけれ
ばマイクロプロセッサにメモリーアクセス優先権を許与
する制御回路とを含む、回路を提供する。
【0010】本発明の実施例によれば、回路は、クロッ
クと、決定数のクロックサイクルに等しい基準期間を決
定する手段と、活性しきい値を決定する手段とを含み、
デコーダー遅延を評価する回路は、各クロックサイクル
中、デコーダーが使用されるか、または使用されないか
を決定する手段と、デコーダーがサイクル中使用されな
い毎に増分される内容を有するカウンターと、各基準期
間のはじめに、前記しきい値をカウンター内容から減算
する減算器と、カウンターの内容が負のままかどうかを
チェックする比較回路とを含み、この比較回路の出力が
制御回路に与えられる。
【0011】本発明の実施例によれば、回路はさらに、
予定の使用で制御回路を経てメモリーを使用する付加回
路を含み、制御回路は、アクセスを交互に、付加回路
に、ついでマイクロプロセッサに、そしてデコーダーに
許与し、マイクロプロセッサおよびデコーダーによるメ
モリーへのアクセスは評価回路により発生される制御信
号により制御される。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の上述の目的、特長および
利益を、添付図面について特定の実施例の下記非限定記
載において詳細に論議する。
【0013】図3は、同じ符号を図2における同じ要素
に引用する、回路をきわめて概略的に示す。回路16
は、図2における同じ要素を含み、さらに、制御信号P
を制御回路14に与える、デコーダー4の遅延を評価す
る回路18を含む。クロック信号CKはデコーダー4と
遅延評価回路18を評価する。評価回路は特に、デコー
ダーが使用されるかどうかをクロックCKの各サイクル
中に決定する手段20を含む。符号付き内容NBが符号
比較回路24に与えられる、カウンター22を評価す
る。比較回路24の出力は、制御回路14に与えられる
信号Pである。初期状態で、信号Pは不活性で、制御回
路14は、マイクロプロセッサにメモリーへのアクセス
の優先権を許与するため設けられている。カウンターの
内容NBが正であると、信号Pは活性化され、制御回路
14はメモリーにアクセスの優先権を与える。回路18
はさらに、カウンター22の内容NBへの予定しきい値
の値TVを減算するため接続される減算器26を含む。
回路18はまた、クロックCKにより評価され、制御減
算器26に接続される状態機28を含む。状態機28と
カウンター22は、各イメージのデコーディングの始め
にリセットされるように接続される。
【0014】従来、復号化イメージ(たとえば、それら
の表示)の使用は、デコーダー4に予定最高時間を押し
つけてバスD1に受け入れた符号化イメージを復号す
る。符号化イメージは、シーケンスのイメージにとって
固定のサイズを有する。このイメージ・サイズは1シー
ケンスから他シーケンスに変化する。前記予定時間で任
意サイズの符号化イメージの最適デコーディングに相当
するしきい値作動速度はデコーダーのため定められる。
デコーダーがしきい値速度より早く作動すれば、回路作
動の配列に必要とするよりも早くイメージの符号化デー
タを復号し、すなわち、アドバンスを蓄積する。なお、
復号化データは通常、使用される前にバッファに記憶さ
れる。デコーダーがしきい値速度より遅く作動すれば、
もはやアドバンスを蓄積せず、前に蓄積されているアド
バンスを前進的に失い、回路を誤機能させる。本発明に
よれば、しきい値電圧よりも大きな最高速度で作動する
デコーダーが使用される。デコーダー4はクロック信号
CKにより固定速度で評価され、デコーダー作動速度
は、デコーダーが使用されている間のクロックのサイク
ル数により測定される。
【0015】クロックCKのサイクル中にデコーダーが
使用されるかどうかは、デコーダーの状態:活性(1の
信号)または非活性(0の信号)、に相当する、デコー
ダーの内部ブロック(PIPE)の特別の信号を観察す
ることにより評価される。デコーダーが使用されないと
きに観察信号が値0であれば、手段20は、たとえば、
反転観察信号に接続される入力とクロックCKを受信す
る第2入力とを有するANDゲートである。このAND
ゲートの出力は、カウンター22に接続されてデコーダ
ーが使用されない間の各サイクルのカウンター22を増
分し:カウンターの内容NBは、デコーダーが殆ど使用
されないのでかえって増大する。各イメージのコーディ
ングの始め、カウンター22は、予定基準期間T、デコ
ーダーがしきい値速度で作動すれば、デコーダーが使用
されない間のクロックCKのサイクル数に相当するしき
い値の値TVに等しい負値に設定される。状態機28
は、基準期間T毎に、減算器26に命令を与えてカウン
ターの内容NBからしきい値の値TVを減算する。従っ
て、カウンターの内容NBは、基準期間中しきい値の値
TVより小さい値だけ増大すれば、各基準期間、さらに
負となる。カウンターの内容NBが正であれば、比較回
路24は、デコーダー4に、メモリー12へのアクセス
の優先権を許与する、制御回路に与えられる制御信号P
を活性化する。各イメージでコーディングの始めのよう
に、カウンターの内容NBが負であるかぎり、マイクロ
プロセッサ6はメモリーへのアクセスの優先権を保持す
る。
【0016】図4は、時間t1からt9で開始する9の
基準期間T中イメージのデコーディングにより、デコー
ダー4の3つの異なる作動速度に対するカウンター22
の内容NBの運動を例示する、曲線4A、4Bおよび4
Cを示す。明示のため、9基準期間だけ継続するイメー
ジでコーディングが例として示されているが、実際に
は、イメージは、約8,000基準期間に復号化される
(1基準期間は約200クロックサイクルに相当す
る)。
【0017】曲線4Aは、メモリーへのアクセスの優先
権を有するマイクロプロセッサが進みまたは遅延をしな
いで、しきい値速度で作動するよう定速可能デコーダー
4で作動する理論的事例を例示する。時間t1で、デコ
ーディングの始めに、カウンター22は、しきい値の値
TVに等しい負値に設定される。時間t2からt9で、
状態機28は、カウンターの内容NBからしきい値の値
TVを減算するよう減算器26を制御する。デコーダー
はしきい値速度で作動するから、期間T中、数TVに等
しいサイクル数中使用されない。従って、カウンターの
内容は、のこ歯形状曲線により、時間t1とt2と、時
間t2とt3との間で値−TVから0だけ増加する。つ
ぎのイメージのデコーディングの始めに相当する時間t
1'が示されている。カウンターの内容NBは時間t1'
で値−TVに設定される。
【0018】曲線4Bは、マイクロプロセッサが、デコ
ーダー4がその最高速度で作動できるようにメモリーか
ら到来するデータのため十分に遅い速度で作動する理論
的事例を例示する。時間t1で、カウンターの内容NB
は値−TVに設定される。デコーダーは各クロックサイ
クルで使用されるので、カウンターの内容NBは増分さ
れることはなく時間t2からt9で値TVの段階で減少
する。デコーダー4はアドバンスを蓄積することにより
作動し、カウンターの内容NBが負であればあるほど、
このアドバンスは大きくなる。なお、カウンター22の
サイズはn倍TV(nはイメージを処理するのに必要な
基準期間T数である(ここでは9))に等しい負数まで
カウントするものでなければならない。時間t1'で、
つぎのイメージの始めに、カウンター22の内容NBは
値−TVにリセットされる。
【0019】曲線4Cは、マイクロプロセッサが、デー
タを受け入れないデコーダーのため十分な高速度で連続
的に作動する理論的事例を例示する。このような曲線は
本発明によるメモリーアクセス優先権の変化を含まず、
実際の作動に相当しない。この曲線は下記の図面の理解
を容易にするのみに示されている。時間t1とt1'
で、カウンターの内容NBは値−TVに設定され、値T
Vは時間t2からt9でカウンターの内容NBから減算
される。デコーダーは使用されず、カウンターの内容N
BはクロックCKの各サイクルで増分される。従って、
カウンターの内容NBは、時間t1とt2と、t2とt
3との間で、各基準期間T中値Tだけ増加する。ここで
デコーダー4は遅延を蓄積することにより作動し;カウ
ンターの内容NBが正であればあるほど、蓄積遅延は大
きくなる。
【0020】明示のため、図4(A、B、C)のデコー
ディングは同じ持続時間を持つものとして示されてい
る。実際には、最高速度で行われるデコーディングはよ
り短い。
【0021】図5は、図4と同じ参照符号により、デコ
ーダー4がデコーディングにアドバンスを取ってスター
トし、次にメモリーアクセス優先権の変化をトリガーし
ないでこのアドバンスを開放するときのカウンター22
の作動を例示する。時間t3とt4間にある、時間t1
と時間t10間で、マイクロプロセッサ活動は低く、デ
コーダーは、時間t10まで最高速度で作動し、カウン
ターの内容NBは期間Tで値TVの段階だけ減少し、デ
コーダー4はアドバンスを取る。時間t10で、メモリ
ーへのアクセスの優先権を有するマイクロプロセッサ活
動は増大して、デコーダーが各サイクル中使用されない
ようになる。従って、時間t10から、カウンター22
は各クロックサイクルで増分され、デコーダーは蓄積ア
ドバンスを前進的に開放する。時間t4で、カウンター
の内容NBは通常、値TVだけ減分され、従って、時間
t4とt5間に含まれる時間t11まで増加し続ける。
時間t11で、マイクロプロセッサの活動ピークは停止
して、デコーダーは再び最高速度で作動して、その遅延
を取り戻すことができる。時間t11から開始して、カ
ウンターの内容NBは時間t5からt9で値TVの段階
だけ減少する。
【0022】時間t11は、この例では、カウンター2
2が時間t11で0より大きい値に達しないことを言
う。本発明によれば、カウンターの内容NBが正になら
ないかぎり、デコーダーはデコーディングで十分なアド
バンスを保持し、メモリーへのアクセスの優先権を変え
る必要がない。
【0023】図6は図5と同じ手段による、デコーダー
6がデコーディングでアドバンスを取り始め、ついでこ
のアドバンスを開放し、本発明によるメモリーアクセス
優先権の変化をトリガーする事例を例示する。マイクロ
プロセッサの活動は時間t1とt10間で低くて、デコ
ーダーは最高速度で作動するようになる。カウンターの
内容NBは時間t1からt3で値TVの段階だけ減少す
る。時間t10で、マイクロプロセッサの活動は増大し
て、デコーダーは各サイクル中使用されない。カウンタ
ー22は時間t10から各クロックサイクルで増分さ
れ、カウンターの内容NBは、値TVがそこから減算さ
れると、時間t4まで増加する。カウンターの内容NB
は、しきい値の値TVがそこから減算されると、時間t
5まで増加し続け、ついで、正になると、時間t12ま
で増加し続ける。時間t12で、比較回路24は、カウ
ンターの内容NBが正であることを検出し、制御回路1
4に命令をだして、デコーダー4にメモリーへのアクセ
スの優先権を許与する。一般にデコーダー4はある待ち
時間を反応し、これは特に、デコーダーバッファの内容
を更新するため必要な時間に相当する。図示例では、デ
コーダー4が時間t12でメモリーへのアクセスの優先
権を受けるが、この変化の影響は、時間t6とt7間の
時間t13のみでデコーディングにおいて知覚できる。
従って、カウンターの内容NBは、時間t12からt6
まで増加し続け、時間t6でそこから減算された値TV
となり、ついで時間t6から時間t13まで増加する、
時間t13から、デコーダー4はメモリーへのアクセス
の優先権を取り、最大データ速度で作動する。ついで、
時間t7からt9で値TVの段階で減少を開始する。な
お、この図示例では、カウンターの内容NBは時間t8
から負となる。ついで、メモリーへのアクセスの優先権
はマイクロプロセッサに許与戻される。マイクロプロセ
ッサは再びメモリーへのアクセスの優先権を保持する
が、時間t8のマイクロプロセッサは十分に低くなり、
デコーダー4を表示されないで作動可能にすることとす
る。反対の場合には、カウンターの内容NBは、再び正
になりデコーダーに許与戻されるメモリーへのアクセス
の優先権を持つまで、時間t8から再び増加始めてい
た。
【0024】しきい値の値TVの決定は、最高速度とデ
コーダー4の速度間の差により行うことができる。たと
えば、55MHzしきい値速度で作動せねばならない、
63MHzで作動できるデコーダーが使用されれば、デ
コーダーは、しきい値で作動するとき基準期間のクロッ
クサイクルの11.5%中使用される。これは、200
サイクルの基準期間、しきい値の値TVを23に設定す
ることになる。
【0025】本発明の利点は、カウンターが、デコーダ
ーが使用される間のサイクルより少ない、デコーダーが
使用されない間のサイクルをカウントすることである。
従って、カウンター32は、サイズが小さい。他方、値
TVはカウンター22の内容まで減算されるので、比較
回路24は、複雑なディジタル比較回路の代わりに、単
なる符号比較回路である。
【0026】なお、本発明によれば、メモリーへのアク
セスの優先権は、マイクロプロセッサ活動は高いが、カ
ウンター22の内容NBが正になるとデコーダーに系統
的に許与される。これは、従来によるマイクロプロセッ
サ性能の永久低下と比較される、マイクロプロセッサ性
能の一時低下となる。他方、本発明は常に、任意の作動
条件でイメージデコーディングを行うことができる。
【0027】もちろん、本発明は、種々の変更、変型お
よび、当業者にとって容易な改良をなし得る。たとえ
ば、同じ一体回路に含まれる前述の回路16の要素もあ
り、特に要素4、14および18である。さらに、本発
明は、MPEGデコーダーおよびマイクロプロセッサ以
外の要素が同じメモリーへのアクセスを共用する回路、
または、デコーダーが異なるシーケンスに属するイメー
ジを順次復号化して、異なるイメージ間のデコーディン
グを分布する回路に適用できる。
【0028】図7は、図3に示す要素に加えて、グラフ
ィック機能を管理する回路32と、表示管理回路34と
を含む、回路30をきわめて概略的に示す。上記のよう
にデコーダー4とマイクロプロセッサ6は、制御回路1
4を経てメモリー12に接続される。グラフィック機能
管理回路32は、制御回路14に接続されるバスD4を
経てメモリー12にデータを読み書きするため接続さ
れ、表示管理回路34は、制御回路14に接続されるバ
スD3を経てメモリー12からデータを読み出すため接
続される。制御信号R3とR4はそれぞれ、回路34と
32により制御回路14に与えられる。
【0029】回路32と34が周知の正常活動であると
推定すれば、制御回路に、MPEGデコーダーおよびマ
イクロプロセッサに加え、これらブロックのメモリーへ
のアクセスを解決できる(図示せざる)状態機を含むと
想定される。解決の形式は、例示として、メモリー12
へのアクセスの期間への時間分割である。第1予定数の
アクセス期間は、回路32と34に割り当てられ、第2
予定数のアクセス期間は、マイクロプロセッサとデコー
ダーとの両方に割り当てられ、これらアクセス期間は、
遅延評価回路18により、マイクロプロセッサとデコー
ダー間に分布される。
【0030】図8は、このようなメモリー18へのアク
セスの期間への時間分割をきわめて概略的に例示する。
第1アクセス期間はグラフィック機能管理回路に割り当
てられ、第2アクセス期間は表示回路に割り当てられ、
5つの上記の期間がデコーダーとマイクロプロセッサと
に普通に割り当てられる。上記の期間はグラフィック機
能管理回路等に許与される。
【0031】このような変更、変型および改良は、この
開示の部分となるもので、また本発明の精神および範囲
内となるものである。従って、前述の説明は例示にすぎ
ず、限定されるものではない。本発明は、請求項および
その均等事項にのみ限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】前に述べた、MPEGデコーダーと非共用メモ
リーを使用するマイクロプロセッサとを含む回路をきわ
めて概略的に示す。
【図2】前に述べた、MPEGデコーダーと共用メモリ
ーを使用するマイクロプロセッサとを含む回路をきわめ
て概略的に示す。
【図3】本発明によるMPEGデコーダーと共用メモリ
ーを使用するマイクロプロセッサとを含む回路を示す。
【図4】図3の遅延評価回路の作動原理を例示する。
【図5】デコーダーがわずかだけ遅延されるときの、図
3の遅延評価回路の作動を例示する。
【図6】デコーダーが非常に遅延されるときの、図3の
遅延評価回路の作動を例示する。
【図7】図3の回路の代替例をきわめて概略的に示す。
【図8】図7の回路におけるアクセス期間分布を例示す
る。
【符号の説明】 4 デコーダー 6 マイクロプロセッサ 12 メモリー 14 制御回路 16 回路 18 遅延評価回路 20 手段 22 カウンター 24 比較回路 26 制御減算器 28 状態機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロプロセッサ(6)と、イメージ
    シーケンスを復号化するデコーダー(4)と、マイクロ
    プロセッサに、またデコーダーに共通するメモリー(1
    2)とを含む回路(16)において、 デコーダー遅延を評価する回路(18)と;デコーダー
    遅延が予定レベルより大きければ、デコーダーにメモリ
    ーアクセス優先権を許与し、さもなければマイクロプロ
    セッサにメモリーアクセス優先権を許与する制御回路
    (14)とを含む、回路(16)。
  2. 【請求項2】 クロック(CK)と、決定数のクロック
    サイクルに等しい基準期間(T)を決定する手段と、活
    性(TV)しきい値を決定する手段とを含み、デコーダ
    ー遅延を評価する回路は、 各クロックサイクル中、デコーダーが使用されるか、ま
    たは使用されないかを決定する手段と、 デコーダーがサイクル中使用されない毎に増分される内
    容を有するカウンター(22)と、 各基準期間のはじめに、前記しきい値をカウンター(N
    B)内容から減算する減算器(26)と、 カウンターの内容が負のままかどうかをチェックする比
    較回路(14)とを含み、この比較回路の出力が制御回
    路に与えられる、請求項1記載の回路。
  3. 【請求項3】 さらに、予定の使用で制御回路(14)
    を経てメモリー(12)を使用する付加回路(32、3
    4)を含み、制御回路は、アクセスを交互に、付加回路
    に、ついでマイクロプロセッサ(6)に、そしてデコー
    ダー(4)に許与し、マイクロプロセッサおよびデコー
    ダーによるメモリーへのアクセスは評価回路(18)に
    より発生される制御信号(P)により制御される、請求
    項1と2記載の回路。
JP2000335824A 1999-11-03 2000-11-02 共用メモリーを使用するmpegデコーダー Withdrawn JP2001189935A (ja)

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