JP2001189437A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2001189437A
JP2001189437A JP37352599A JP37352599A JP2001189437A JP 2001189437 A JP2001189437 A JP 2001189437A JP 37352599 A JP37352599 A JP 37352599A JP 37352599 A JP37352599 A JP 37352599A JP 2001189437 A JP2001189437 A JP 2001189437A
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film
abo
perovskite oxide
type conductive
oxide film
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貴子 ▲もたい▼
Takako Motai
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Abstract

(57)【要約】 【課題】下部キャパシタ電極としてSRO膜を用いたキ
ャパシタにおいて、素子特性の劣化を招くことなく、必
要なキャパシタ面積を確保すること。 【解決手段】アスペクトの小さい開口部を有するTEO
S膜15を形成し、このTEOS膜の開口部の内部を埋
め込むように全面にSRO膜17をスパッタ法により形
成し、開口部の外部の不要なSRO膜17をCMPによ
り除去し、SRO膜17に熱処理を施し、SRO膜17
をSRO膜17’と突出したRuO2 膜18とからなる
立体形状のSRO・RuO2 複合膜19に変え、この立
体形状のSRO・RuO2 複合膜19を下部キャパシタ
電極として用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下部キャパシタ電
極としてABO3 型導電性ペロブスカイト酸化物膜を用
いたキャパシタを含む半導体装置およびその製造方法、
ならびに下部キャパシタ電極としてBOx 膜を用いたキ
ャパシタを含む半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、DRAM(Dynamic Random Acces
s Memory)に代表される半導体記憶デバイスにおいて
は、これまでにない優れた機能を持つ新規材料を用い
て、さらなる高集積化・超微細化を進める動きが盛んで
ある。
【0003】その中でも、DRAMでは高い誘電率を持
つチタン酸ストロンチウムバリウム(Ba,Sr)TiO3 =BST
O)を、FRAMでは強誘電性を持つチタン・ジルコン
酸鉛(Pb(Zr,Ti)O3 =PZT)をそれぞれキャパシタ絶縁膜
の新規材料として用いた高集積化・超微細化の開発が活
発に行われている。
【0004】これらの絶縁材料はいずれも酸化物であ
り、酸素が欠損することによって、著しく特性が劣化す
る材料である。そのため、この種の絶縁材料をキャパシ
タ絶縁膜の材料に使用する場合、キャパシタ絶縁膜に接
するキャパシタ電極の材料に導電性酸化物を用い、キャ
パシタの形成工程途中や、素子動作中に発生する、キャ
パシタ絶縁膜中の酸素欠損を補うことが必要である。
【0005】このような観点から、SrRuO3 (=S
RO)やIrO2 ,RuO2 などのABO3 型ペロブス
カイト型導電性酸化物がキャパシタ電極の材料として使
われている。その中でも、SROは、BSTOやPZT
と同様の結晶構造を持つものであり、上記絶縁材料との
界面の整合性も良く、注目を集めている。
【0006】図8および図9に、従来のBSTOを用い
たDRAMのメモリセルのキャパシタの工程断面図を示
す。
【0007】図8(a)は、通常のDRAMプロセスに
従って、メモリセルのMOSトランジスタからプラグ上
の拡散防止膜までの工程を終えた段階を示している。図
中、71はp型シリコン基板、72は素子分離絶縁膜、
73はゲート絶縁膜、74はゲート電極(ワード線)、
75はn+ 型ドレイン拡散層、76はn+ 型ソース拡散
層、77はTEOS膜(層間絶縁膜)、78はコンタク
トホール、79はビット線、80はTEOS膜(層間絶
縁膜)、81はSiN膜(層間絶縁膜)、82はコンタ
クトホール、83はプラグ、84はTiN膜(拡散防止
膜)をそれぞれ示している。
【0008】次に図8(b)に示すように、全面にTE
OS膜(層間絶縁膜)85を堆積した後、TiN膜84
に対してのアスペクト比が2のヴィアホール86をTE
OS膜85に開口する。
【0009】次に図9(c)に示すように、p型シリコ
ン基板81を500℃に加熱しながら、スパッタ法によ
り、ヴィアホール86の底面および側面を被覆するよう
に下部キャパシタ電極としての厚いSRO膜87を全面
に堆積する。
【0010】p型シリコン基板81を加熱するのは、S
RO膜87の結晶性を良くするためである。ヴィアホー
ル86の底面および側面において厚さ20nmのSRO
膜87を途切れることなく形成するためには、TEOS
膜85上におけるSRO膜87の膜厚は200nmであ
る必要がある。
【0011】次に図9(d)に示すように、TEOS膜
85上のSRO膜87を化学的機械的研磨(CMP:Ch
emical Mechanical Polishing)により除去した後、全
面にキャパシタ絶縁膜としての厚さ30nmのBSTO
膜88、上部キャパシタ電極としての厚さ100nmの
SRO膜89を順次形成して、DRAMのメモリセルの
キャパシタが完成する。BSTO膜88はMOCVD法
により、SRO膜89はスパッタ法によりそれぞれ形成
する。
【0012】しかしながら、以上述べた従来のDRAM
のメモリセルのキャパシタの形成方法には以下のような
問題がある。
【0013】一般にスパッタ法では良好な段差被覆性を
持つ膜は得られず、開口部のアスペクト比が高いと、段
差形状は図10に示すように、開口部の底面および側面
に膜91を均一に堆積することは困難である。また、開
口部の底面の隅等には鋭角的な形状で膜91は堆積す
る。
【0014】図9において、図10の膜91に対応する
ものは下部キャパシタ電極であるSRO膜87である。
そのため、アスペクト比(=2)の高いヴィアホール8
6の底面の隅等では、電界集中が起こり、キャパシタの
リーク電流が増大したり、あるいは断切れやショートが
起こり易くなる。
【0015】また、図10に示すように、スパッタ法で
は、オーバーハング92が生じる。オーバーハング92
は、スパッタ粒子の直進性を増すことによって、ある程
度改善できる。
【0016】しかし、ウェハ面内の膜厚分布や組成分布
が著しく増大する。ABO3 型ペロブスカイト型導電性
酸化物膜であるSRO膜87は多元系であるため、組成
ずれは結晶化を阻害する要因になる。ABO3 の望まし
組成比は1:1である。
【0017】SRO膜87の各微少領域の組成分析を行
ったところ、TEOS膜85上、ヴィアホール86の底
面上、ヴィアホール86の側面上の順で、SRO膜87
のSrの組成比が大きくなる傾向にあり、組成ずれが起
きていることを確認した。このような結果となった正確
な理由は不明であるが、Srが他のスパッタ粒子よりも
浅い角度で入射するからだと考えられる。したがって、
ロングスパッタ法などの異方性の高いスパッタ法を用い
ることで改善できる可能性がある。また、ヴィアホール
86の底面ではRuであった。
【0018】結晶化が不十分なSRO膜87は抵抗が高
く、下部キャパシタ電極としては不適切である。言い換
えれば、SRO膜87の結晶性や表面荒れが場所により
異なり、良好な下部キャパシタ電極として使用できる実
効的な電極面積がSRO膜87の面積よりも減少するこ
とを意味する。
【0019】さらにまた、TEOS膜85上のSRO膜
87をCMPで除去する工程にも困難が付きまとう。S
RO膜87はTEOS膜85との密着性も良くなく、多
結晶であることから、研磨傷等も発生し易くなる。密着
性が良くないことは平坦な研磨を困難にする原因にもな
る。しかも、SRO膜87の膜厚は厚く、CMPに要す
る時間が長くかかる。そのため、CMP中にSRO膜8
7に研磨傷や膜剥がれが多発して、キャパシタの歩留ま
りが著しく低下する。
【0020】このように従来の技術では、下部キャパシ
タ電極としてのSRO膜87の成膜工程およびCMP工
程で上述したような問題が発生するため、BSTO膜等
の新規なキャパシタ絶縁膜を用いて、高信頼性・高集積
のDRAMを実用化することは困難である。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、SiO2
膜に代わる次世代のキャパシタ絶縁膜として、BSTO
膜等の酸化物膜が注目されている。この種の酸化物膜を
用いる場合、下部キャパシタ電極としてはSRO膜等の
ABO3 型ペロブスカイト型導電性酸化物膜が使用され
る。
【0022】このABO3 型ペロブスカイト型導電性酸
化物膜は、層間絶縁膜に開口されたヴィアホールの底面
および側面を被覆するように、スパッタ法により全面に
形成する。ヴィアホールのアスペクト比は必要なキャパ
シタ面積を確保するために大きい。
【0023】しかしながら、スパッタ法ではアスペクト
比の高いヴィアホール内に良好な段差被覆性を持つ厚い
ABO3 型ペロブスカイト型導電性酸化物膜を形成する
ことができず、キャパシタのリーク電流が増大するなど
素子特性が劣化するという問題がある。
【0024】また、ヴィアホールの外部の不要な厚いA
BO3 型ペロブスカイト型導電性酸化物膜をCMPによ
り除去する工程で、ABO3 型ペロブスカイト型導電性
酸化物膜に研磨傷や膜剥がれが多発して、キャパシタの
歩留まりが著しく低下するという問題がある。
【0025】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、素子特性や歩留まりの
低下を防止でき、かつ必要なキャパシタ面積を確保でき
る、下部キャパシタ電極としてABO3 型ペロブスカイ
ト型導電性酸化物膜を用いたキャパシタを備えた半導体
装置およびその製造方法を提供することにある。
【0026】また、本発明の他の目的は、素子特性や歩
留まりの低下を防止でき、かつ必要なキャパシタ面積を
確保できる、下部キャパシタ電極としてBOx 膜を用い
たキャパシタを形成することができる半導体装置の製造
方法を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば下
記の通りである。すなわち、上記目的を達成するため
に、本発明に係る半導体装置は、半導体基板と、この半
導体基板上に形成された下部キャパシタ電極と、この下
部キャパシタ電極上に形成されたキャパシタ絶縁膜と、
このキャパシタ絶縁膜上に形成された上部キャパシタ電
極とを備え、前記下部キャパシタが、ABO3 型導電性
ペロブスカイト酸化物膜およびBOx 膜で形成され、か
つ前記BO x 膜の一部が前記ABO3 型導電性ペロブス
カイト酸化物膜の内部に形成され、残りの部分が前記A
BO3 型導電性ペロブスカイト酸化物膜から突出してい
ることを特徴とする。
【0028】ここで、BOx 膜のBはABO3 型導電性
ペロブスカイト酸化物膜のBサイトの元素と同じもの、
xは正の整数をそれぞれ意味している(以下、同様)。
したがって、BOx 膜はABO3 型導電性ペロブスカイ
ト酸化物膜と同様に導電性を有し、下部キャパシタ電極
として用いることに何ら問題はない。
【0029】また、本発明に係る上記半導体装置の製造
方法は、開口部を有する絶縁膜(上記半導体装置の第1
の絶縁膜に相当)を形成する工程と、前記開口部の内部
をABO3 型導電性ペロブスカイト酸化物膜で埋め込む
工程と、前記ABO3 型導電性ペロブスカイト酸化物膜
に熱処理を施すことによって、ABO3 型導電性ペロブ
スカイト酸化物膜およびBOx 膜で形成され、かつ前記
BOx 膜の一部が前記ABO3 型導電性ペロブスカイト
酸化物膜の内部に形成され、残りの部分が前記ABO3
型導電性ペロブスカイト酸化物膜から前記開口部の外に
柱状に突出した下部キャパシタ電極を形成する工程と、
前記下部キャパシタ電極上にキャパシタ絶縁膜を形成す
る工程と、前記キャパシタ絶縁膜上に上部キャパシタ電
極を形成する工程とを有することを特徴とする。
【0030】ここで、上記熱処理の温度はABO3 型導
電性ペロブスカイト酸化物膜のBサイトの元素が析出す
る温度以上であり、具体的には例えば700〜850℃
程度である。また、上記熱処理の雰囲気は不活性ガスま
たは還元性ガスであり、具体的には例えばアルゴンガ
ス、窒素ガス、水素ガである。
【0031】上記の如き構成であれば、ABO3 型導電
性ペロブスカイト酸化物膜の膜厚が薄く、第1の絶縁膜
の開口部の内部に形成されたABO3 型導電性ペロブス
カイト酸化物膜により得られるキャパシタ面積が不十分
でも、BOx 膜のうち、ABO3 型導電性ペロブスカイ
ト酸化物膜から前記開口部の外に突出している部分によ
り、必要なキャパシタ面積を確保できる。
【0032】さらに、ABO3 型導電性ペロブスカイト
酸化物膜の膜厚が薄くて済むことから、その開口部のア
スペクト比を小さくできる。具体的には1以下にでき
る。このようにアスペクト比が小さければ、スパッタ法
により開口部内に良好な段差被覆性を有するABO3
導電性ペロブスカイト酸化物膜を形成でき、キャパシタ
のリーク電流が増大するなど素子特性の劣化を防止でき
る。
【0033】さらにまた、ABO3 型導電性ペロブスカ
イト酸化物膜の膜厚が薄くて済むことから、開口部の外
部の不要なABO3 型ペロブスカイト型導電性酸化物膜
をCMPにより除去する工程における、ABO3 型ペロ
ブスカイト型導電性酸化物膜の研磨傷や膜剥がれを抑制
でき、歩留まりの低下を防止できるようになる。
【0034】また、本発明に係る他の半導体装置の製造
方法は、表面に凹部を有する絶縁膜を形成する工程と、
前記凹部の内部を導電膜で埋め込む工程と、前記絶縁膜
および前記導電膜上にABO3 型導電性ペロブスカイト
酸化物膜を形成する工程と、前記ABO3 型導電性ペロ
ブスカイト酸化物膜に熱処理を施すことによって、前記
導電膜と接続し、かつ前記ABO3 型導電性ペロブスカ
イト酸化物膜から突出した第1のBOx 膜と、前記導電
膜および前記絶縁膜と接続せず、かつ前記ABO3 型導
電性ペロブスカイト酸化物膜から突出した第2のBOx
膜とを形成する工程と、前記ABO3 型導電性ペロブス
カイト酸化物膜および前記第2のBOx膜を除去し、前
記第1のBOx 膜からなる下部キャパシタ電極を形成す
る工程と、前記下部キャパシタ電極上にキャパシタ絶縁
膜を形成する工程と、前記キャパシタ絶縁膜上に上部キ
ャパシタ電極を形成する工程とを有することを特徴とす
る。
【0035】上記の如き構成であれば、ABO3 型導電
性ペロブスカイト酸化物膜に熱処理を施すことによっ
て、前記ABO3 型導電性ペロブスカイト酸化物膜から
突出したBOx 膜、すなわち必要なキャパシタ面積を確
保するために必要な立体形状のBOx 膜を得ることがで
きる。
【0036】ここで、開口部の内部に埋め込まれた導電
膜は成長核として利用できるため、導電膜上には必ずそ
れと接続したBOx 膜を形成できる。BOx 膜は導電膜
上以外の領域にも形成されるが、上記BOx 膜は絶縁膜
と接続しないので、言い換えれば、ABO3 型導電性ペ
ロブスカイト酸化物膜を貫通せず、ABO3 型導電性ペ
ロブスカイト酸化物膜内に植め込まれた形で形成され
る。したがって、ABO 3 型導電性ペロブスカイト酸化
物膜を除去すれば、下部キャパシタ電極として必要な導
電膜上のBOx 膜のみが残る。
【0037】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記載および添付図面によって明ら
かになるであろう。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態(以下、実施形態という)を説明する。
【0039】(第1の実施形態)図1〜図3は、本発明
の第1の実施形態に係るDRAMのメモリセルの製造方
法を示す工程断面図である。本実施形態ではキャパシタ
絶縁膜にBSTO膜を用いた場合について説明する。
【0040】まず、図1(a)に示すように、p型シリ
コン基板1の表面にSTI(Shallow Trench Isolatio
n)のための素子分離絶縁膜2を埋込み形成し、続いて
ゲート絶縁膜3、ゲート電極(ワード線)4、n+ 型ド
レイン拡散層5、n+ 型ソース拡散層6を形成する。こ
こでは、nチャネルタイプのMOSトランジスタを形成
しているが、pチャネルタイプのMOSトランジスタの
場合には導電型を逆にすればよい。
【0041】次に図1(b)に示すように、全面にTE
OS膜(層間絶縁膜)7を形成し、このTEOS膜7に
第1のコンタクトホール8を開口し、n+ 型ドレイン拡
散層5に接続するビット線9を形成する。この後、全面
にTEOS膜(層間絶縁膜)10、SiN膜(層間絶縁
膜)11を順次堆積する。これらの層間絶縁膜7,1
0,11は上述した膜に限定されるものではない。
【0042】次に図1(c)に示すように、TEOS膜
10およびSiN膜11に第2のコンタクトホール12
を開口した後、プラグ13となる多結晶シリコン膜をコ
ンタクトホールの深さよりも厚く堆積し、この多結晶シ
リコン膜を全面エッチングして、n+ 型ソース拡散層6
と接続するプラグ13を形成する。このとき、プラグ1
3の上面をTEOS膜10の表面よりも低くする。
【0043】次に図2(d)に示すように、第2のコン
タクトホール12のプラグ13で埋め込まれていない部
分を拡散防止膜(TiN膜)14で埋め込んだ後、全面
に厚さ100nmのTEOS膜(層間絶縁膜)15を堆
積する。この層間絶縁膜15はTEOS膜に限定される
ものではない。
【0044】次に図2(e)に示すように、拡散防止膜
14に対してのアスペクト比が0.8のヴィアホール1
6をTEOS膜15に開口した後、スパッタ法により、
ヴィアホール16の内部を埋め込むように全面にSRO
膜17を堆積する。
【0045】このとき、ヴィアホール16のアスペクト
比は0.8と小さいため、スパッタ法を用いてもSRO
膜17の埋込み形状は良好なものとなる。ここでは、ア
スペクト比を0.8としたが1以下であれば同様に良好
な埋込み形状が得られる。
【0046】次に図2(f)に示すように、TEOS膜
15上のSRO膜17をCMPにより除去する。この工
程は、SRO膜17の厚さが100nmと薄いため、研
磨傷や膜剥がれは抑制される。なお、研磨傷等は多少残
るが、次工程の熱処理によって改善され問題はない。
【0047】次に図3(g)に示すように、アルゴンガ
ス雰囲気中で750℃、30分の熱処理を行って、SR
O膜17をSRO膜17’と底部がSRO膜17中に埋
まっている柱状のRuO2 膜18とからなる立体形状の
複合膜(以下、SRO・RuO2 複合膜という)19に
変える。この様子を図4の断面SEM写真にて示す。ま
た、熱処理後のSRO・RuO2 複合膜19をX線回折
で見ると、図5に示すように、SROのピークとRuO
2 のピークが見られる。
【0048】このようなSRO・RuO2 複合膜が得ら
れる理由は、上記熱処理によって、SRO膜17の一部
が分解し、その分解物中のSrがTEOS膜15中に拡
散もしくはTEOS膜15と反応を起こして吸収され、
残った分解物中のRuO2 が柱状に析出するからだと考
えられる。したがって、熱処理の温度は750℃に限定
されるものではなく、Ruが析出する温度以上であれば
良い。ここでは、熱処理をアルゴンガス雰囲気中で行っ
たが、他の不活性ガス雰囲気中、または還元性ガス雰囲
気中で行うことも可能である。
【0049】本実施形態では、このようなSRO・Ru
2 複合膜19を下部キャパシタ電極に用いる。ここ
で、RuO2 膜はSRO膜と同様に導電性を有し、しか
もSRO膜よりも抵抗は低いので電極として有効に使用
することができる。さらに、RuO2 膜はSRO膜と同
様にBSTO膜等の誘電体膜における酸素欠損を補償す
る効果を有する。したがって、SRO・RuO2 複合膜
19を構成するRuO2膜18は電極として何ら問題は
ない。
【0050】ここで、TEOS膜15の膜厚が薄く、ヴ
ィアホール18のアスペクト比が小さいことから、ヴィ
アホール18内のSRO膜17’により得られるキャパ
シタ面積だけでは不十分である。
【0051】しかし、本実施形態の場合、下部キャパシ
タ電極はSRO膜17’だけではなく、RuO2 膜18
のうち、SRO膜17からヴィアホール18の外に柱状
に突出している部分もキャパシタ電極として使用でき
る。したがって、それらの合計面積により必要なキャパ
シタ面積を確保できる。具体的には、TEOS膜15の
膜厚を従来と同じ厚さに、ヴィアホール18のアスペク
トを2とした場合と同様のキャパシタ面積を得ることが
できる。
【0052】しかも、立体形状の下部キャパシタ電極と
してのSRO・RuO2 複合膜19の形成方法は、従来
の平面的な下部キャパシタ電極(SRO膜17)を形成
する工程にアニール工程を追加するという簡単な方法で
ある。
【0053】最後に、図3(h)に示すように、キャパ
シタ絶縁膜としての厚さ30nmのBSTO膜20、上
部キャパシタ電極としての厚さ100nmのSRO膜2
1を順次形成して、DRAMのメモリセルが完成する。
BSTO膜20はMOCVD法により形成し、SRO膜
21はスパッタ法により形成する。
【0054】以上述べたように本実施形態によれば、下
部キャパシタ電極としてABO3 型ペロブスカイト型導
電性酸化物膜を用いた場合における従来の問題を解決で
き、これによりSiO2 膜に代わる次世代のキャパシタ
絶縁膜であるBSTO膜を有効に利用できるようにな
り、もってDRAMのさらなる高集積化を実現すること
が可能となる。
【0055】なお、本実施形態では、SRO膜17をア
ルゴン雰囲気中で熱処理することによって、SRO膜1
7からRuO2 が柱状に析出してなるSRO・RuO2
複合膜19を形成し、これを下部キャパシタ電極として
用いたが、熱処理雰囲気を酸化性雰囲気にすることで、
内部にRuO2 が点在したSRO膜を形成することがで
きる。
【0056】このようなSRO膜も下部キャパシタ電極
として用いることも可能である。この場合、DRAMの
プロセスは、図8および図9に示した従来のプロセスに
準じる。この従来のプロセスは、必要なキャパシタ面積
の確保が困難であるという問題はあるが、内部にRuO
2 が点在したSRO膜を下部キャパシタ電極としている
ため、組成ずれの問題は軽減される。
【0057】この発明の骨子は、「半導体基板と、この
半導体基板上に形成された開口部を有する第1の絶縁膜
と、ABO3 型導電性ペロブスカイト酸化物膜およびB
x膜(xは正の整数)で形成された下部キャパシタ電
極であって、前記ABO3 型導電性ペロブスカイト酸化
物膜は前記開口部の内部に形成され、かつ前記BOx
は前記ABO3 型導電性ペロブスカイト酸化物膜の内部
に点在して形成されている下部キャパシタと、この下部
キャパシタ電極上に形成されたキャパシタ絶縁膜と、こ
のキャパシタ絶縁膜上に形成された上部キャパシタ電極
とを具備してなることを特徴とする半導体装置。」であ
る。
【0058】(第2の実施形態)図6および図7は、本
発明の第2の実施形態に係るDRAMのメモリセルの製
造方法を示す工程断面図である。本実施例では、SRO
膜の熱処理温度が高い場合について説明する。なお、図
1〜図3と対応する部分には図1〜図3と同一符号を付
してあり、詳細な説明は省略する。
【0059】まず、第1の実施形態で説明した図1
(a)〜図1(c)の工程を行う。
【0060】次に図6(a)に示すように、第2のコン
タクトホール12のプラグ13で埋め込まれていない部
分に拡散防止膜(TiN膜)14、核生成を促進するた
めのRu膜22を順次形成して、第2のコンタクトホー
ル13の内部を埋め込む。このとき、Ru膜22の表面
は酸化され、その表面には図示しないRuO2 膜(導電
性膜)が形成される。次に同図(a)に示すように、全
面にSRO膜23を形成する。
【0061】次に図6(b)に示すように、不活性雰囲
気中で750℃、30分の熱処理を行って、SRO膜2
3をSRO膜23’と柱状の第1のRuO2 膜241
柱状の第2の242 との複合膜(SRO・RuO2 複合
膜)25に変える。
【0062】ここで、RuO2 膜241 はRu膜22の
表面に存在する図示しないRuO2膜を核にして形成さ
れたものである。すなわち、RuO2 膜241 の底部は
SRO膜23’を介さずにRu膜22とコンタクトす
る。一方、TEOS膜15上にも柱状のRuO2 膜24
2 が形成されるが、この柱状のRuO2 膜242 の底部
はTEOS膜15とは接しておらず、それらの間には厚
さ20nm程度のSRO膜23’が存在する。すなわ
ち、柱状のRuO2 膜242 はSRO膜23’内に植め
込まれた形で形成される。
【0063】次に図7(c)に示すように、O3 水を用
いた水洗処理(ウエットエッチング)によりSRO・R
uO2 複合膜25のSRO膜23’を溶解して除去す
る。
【0064】このとき、柱状のRuO2 膜242 はSR
O膜23’内に植え込まれた形で形成されたものなの
で、柱状のRuO2 膜242 はSRO膜23’が除去さ
れるのと同時に除去される。その結果、同図(c)に示
すように、Ru膜22上の柱状のRuO2 膜241 のみ
が残る。
【0065】この柱状のRuO2 膜241 は、第1の実
施形態の柱状のRuO2 膜18と同様に、必要なキャパ
シタ面積を確保できる立体形状の下部キャパシタ電極と
して使用される。
【0066】最後に、図7(d)に示すように、キャパ
シタ絶縁膜としてのBSTO膜20および上部キャパシ
タ電極としてのSRO膜21を順次形成して、DRAM
のメモリセルが完成する。
【0067】以上述べたように本実施形態によれば、S
RO膜23を熱処理してSRO・RuO2 複合膜25を
形成し、このSRO・RuO2 複合膜25のうち下部キ
ャパシタ電極として使用しない柱状のRuO2 膜242
およびSRO膜23’をウエットエッチングにより除去
することにより、アスペクト比の大きい開口部の内部に
下部キャパシタ電極をスパッタ法およびCMPを用いて
埋込み形成する必要がなくなる。
【0068】したがって、本発明によれば、従来の問題
を解決でき、これによりSiO2 膜に代わる次世代のキ
ャパシタ絶縁膜であるBSTO膜を有効に利用できるよ
うになり、もってDRAMのさらなる高集積化を実現す
ることが可能となる。
【0069】なお、本実施形態では、Ru膜22の表面
に形成されたRuO2 膜を核にしてSRO膜23中のR
uO2 を析出させて柱状のRuO2 膜241 を形成した
が、核となり得る膜であればRuO2 膜以外の膜を使用
しても良い。
【0070】また、レーザーや電子線などのエネルギー
ビームで、Ru膜22上のSRO膜23の表面を局所的
に加熱することで、RuO2 膜242 を形成せず、Ru
2膜241 のみを形成することも可能である。
【0071】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではな
い。
【0072】例えば、下部キャパシタ電極、ならびにキ
ャパシタ絶縁膜は上述した膜に限定されるものではな
い。本発明において使用可能な代表的な膜を以上述べた
ものを含めてまとめて列挙すれば以下の通りである。
【0073】すなわち、下部キャパシタ電極としては、
AサイトにK、Na、Ba、Sr、Bi、Pb、Tl、
La、Gd、Y、NbおよびCaの少なくとも一つを含
み、BサイトにTa、Nb、Mn、Fe、Al、Sn、
Ti、Ni、Ga、Mg、Ru、Co、VおよびCrの
少なくとも一つを含むABO3 型導電性ペロブスカイト
酸化物膜が使用可能である。また、キャパシタ絶縁膜と
しては、Bay Sr1- y TiO3 膜(yは正の整数)ま
たはPb(Zr1-z Tiz )O3 膜(zは正の整数)が
使用可能である。
【0074】また、上記実施形態では、上部キャパシタ
電極として下部キャパシタ電極と同じ種類の膜を用いた
が、別の種類の膜を用いても良い。
【0075】また、上記実施形態では、DRAMのキャ
パシタの場合について説明したが、本発明は他の半導体
デバイスに使用されるキャパシタにも適用できる。その
他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実
施できる。
【0076】
【発明の効果】以上詳説したように本発明によれば、素
子特性や歩留まりの低下を防止でき、かつ必要なキャパ
シタ面積を確保できる、下部キャパシタ電極としてAB
3 型ペロブスカイト型導電性酸化物膜またはBOx
を用いたキャパシタを実現できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るDRAMのメモ
リセルの製造方法を示す工程断面図
【図2】図1に続く同メモリセルの製造方法を示す工程
断面図
【図3】図2に続く同メモリセルの製造方法を示す工程
断面図
【図4】SRO・RuO2 複合膜を示す顕微鏡写真(S
EM写真)
【図5】SRO・RuO2 複合膜をX線回折で分析した
結果を示す図
【図6】本発明の第2の実施形態に係るDRAMのメモ
リセルの製造方法を示す工程断面図
【図7】図6に続く同メモリセルの製造方法を示す工程
断面図
【図8】従来のDRAMのメモリセルのキャパシタの形
成方法を示す工程断面図
【図9】図8に続く同メモリセルの製造方法を示す工程
断面図
【図10】アスペクト比が高い開口部内に形成されたス
パッタ膜の段差形状を示す図
【符号の説明】
1…p型シリコン基板 2…素子分離絶縁膜 3…ゲート絶縁膜 4…ゲート電極(ワード線) 5…n+ 型ドレイン拡散層 6…n+ 型ソース拡散層 7…TEOS膜(第2の絶縁膜) 8…第1のコンタクトホール 9…ビット線 10…TEOS膜(第2の絶縁膜) 11…SiN膜(第2の絶縁膜) 12…第2のコンタクトホール 13…プラグ 14…TiN膜(拡散防止膜) 15…TEOS膜(第1の絶縁膜) 16…ヴィアホール 17,17’…SRO膜 18…RuO2 膜 19…SRO・RuO2 複合膜(下部キャパシタ電極) 20…BSTO膜(キャパシタ絶縁膜) 21…SRO膜(上部キャパシタ電極) 22…Ru膜 23…SRO膜 241 …第1のRuO2 膜(下部キャパシタ電極) 242 …第2のRuO2 膜 25…SRO・RuO2 複合膜

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板と、 この半導体基板上に形成された開口部を有する第1の絶
    縁膜と、 ABO3 型導電性ペロブスカイト酸化物膜およびBOx
    膜(xは正の整数)で形成された下部キャパシタ電極で
    あって、前記ABO3 型導電性ペロブスカイト酸化物膜
    は前記開口部の内部に形成され、かつ前記BOx 膜はそ
    の一部が前記ABO3 型導電性ペロブスカイト酸化物膜
    の内部に形成され、残りの部分が前記ABO3 型導電性
    ペロブスカイト酸化物膜から前記開口部の外に突出して
    いる下部キャパシタと、 この下部キャパシタ電極上に形成されたキャパシタ絶縁
    膜と、 このキャパシタ絶縁膜上に形成された上部キャパシタ電
    極とを具備してなることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】前記開口部の開口面側は、前記ABO3
    導電性ペロブスカイト酸化物膜により埋め込まれていな
    いことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】前記半導体基板の表面に形成された拡散層
    と、前記半導体基板上に形成され、前記拡散層に対して
    の接続孔を有する第2の絶縁膜と、この第2の絶縁膜の
    接続孔の内部に形成され、前記拡散層と接続する導電性
    部材とをさらに備え、前記下部キャパシタ電極は前記導
    電性部材上に形成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】前記導電性部材は、プラグと、このプラグ
    上に形成された拡散防止膜とからなることを特徴とする
    請求項3に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】前記ABO3 型導電性ペロブスカイト酸化
    物膜のAサイトは、K、Na、Ba、Sr、Bi、P
    b、Tl、La、Gd、Y、NbおよびCaの少なくと
    も一つを含み、前記ABO3 型導電性ペロブスカイト酸
    化物膜のBサイトは、Ta、Nb、Mn、Fe、Al、
    Sn、Ti、Ni、Ga、Mg、Ru、Co、Vおよび
    Crの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1
    ないし請求項4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】前記キャパシタ絶縁膜は、Bay Sr1-y
    TiO3 膜(yは正の整数)またはPb(Zr1-z Ti
    z )O3 膜(zは正の整数)であることを特徴とする請
    求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の半導体装
    置。
  7. 【請求項7】開口部を有する絶縁膜を形成する工程と、 前記開口部の内部をABO3 型導電性ペロブスカイト酸
    化物膜で埋め込む工程と、 前記ABO3 型導電性ペロブスカイト酸化物膜に熱処理
    を施すことによって、ABO3 型導電性ペロブスカイト
    酸化物膜およびBOx 膜(xは正の整数)で形成され、
    かつ前記BOx 膜の一部が前記ABO3 型導電性ペロブ
    スカイト酸化物膜の内部に形成され、残りの部分が前記
    ABO3 型導電性ペロブスカイト酸化物膜から柱状に前
    記開口部の外に突出した下部キャパシタ電極を形成する
    工程と、 前記下部キャパシタ電極上にキャパシタ絶縁膜を形成す
    る工程と、 前記キャパシタ絶縁膜上に上部キャパシタ電極を形成す
    る工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  8. 【請求項8】前記熱処理の温度は前記ABO3 型導電性
    ペロブスカイト酸化物膜のBサイトの元素が析出する温
    度以上であることを特徴とする請求項7に記載の半導体
    装置の製造方法。
  9. 【請求項9】表面に凹部を有する絶縁膜を形成する工程
    と、 前記凹部の内部を導電膜で埋め込む工程と、 前記絶縁膜および前記導電膜上にABO3 型導電性ペロ
    ブスカイト酸化物膜を形成する工程と、 前記ABO3 型導電性ペロブスカイト酸化物膜に熱処理
    を施すことによって、前記導電膜と接続し、かつ前記A
    BO3 型導電性ペロブスカイト酸化物膜から突出した第
    1のBOx 膜と、前記導電膜および前記絶縁膜と接続せ
    ず、かつ前記ABO3 型導電性ペロブスカイト酸化物膜
    から突出した第2のBOx 膜(xは正の整数)とを形成
    する工程と、 前記ABO3 型導電性ペロブスカイト酸化物膜および前
    記第2のBOx 膜を除去し、前記第1のBOx 膜からな
    る下部キャパシタ電極を形成する工程と、 前記下部キャパシタ電極上にキャパシタ絶縁膜を形成す
    る工程と、 前記キャパシタ絶縁膜上に上部キャパシタ電極を形成す
    る工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  10. 【請求項10】前記導電膜の構成元素は、前記ABO3
    型導電性ペロブスカイト酸化物膜のBサイトの元素であ
    ることを特徴とする請求項9に記載の半導体装置の製造
    方法。
  11. 【請求項11】前記ABO3 型導電性ペロブスカイト酸
    化物膜を溶解させることによって、前記ABO3 型導電
    性ペロブスカイト酸化物膜および前記第2のBOx 膜を
    同時に除去することを特徴とする請求項9に記載の半導
    体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002043440A (ja) * 2000-06-30 2002-02-08 Hynix Semiconductor Inc 半導体メモリおよびその製造方法
JP2005123361A (ja) * 2003-10-16 2005-05-12 Sony Corp 抵抗変化型不揮発性メモリおよびその製造方法ならびに抵抗変化層の形成方法

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