JP2001188303A - 投射型表示装置 - Google Patents
投射型表示装置Info
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- JP2001188303A JP2001188303A JP2000320729A JP2000320729A JP2001188303A JP 2001188303 A JP2001188303 A JP 2001188303A JP 2000320729 A JP2000320729 A JP 2000320729A JP 2000320729 A JP2000320729 A JP 2000320729A JP 2001188303 A JP2001188303 A JP 2001188303A
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Abstract
した投射型表示装置を提供する。 【解決手段】2次光源像生成光学系202、203と、
2次光源像から出射した光の第1偏光成分を偏光分離す
る偏光分離光学系206と、複数の色に分解して出射す
る色分解光学系207A、207B、207Cと、第1
偏光成分を第2偏光成分に変調する複数の反射型ライト
バルブ208と変調光を色合成して出射する色合成光学
系207a、207b、207cと、第2偏光成分を検
光する検光光学系209と、2次光源像を出射した光束
を集光させ、複数の反射型ライトバルブ208の全面に
重畳させるコンデンサレンズ204と、複数の2次光源
像から出射した光束を平行光束に変換するフィールドレ
ンズ205を有し、偏光分離光学系206と複数の反射
型ライトバルブ208と検光光学系209とは、フィー
ルドレンズ205により変換された平行光束中に配置し
た。
Description
射した光を変調して射出する投射型表示装置に関するも
のである。
許2505758号公報に記載のフルカラー型の投射型
表示装置が知られている。
明装置としてフライアイインテグレータを用いたものが
知られている。
表示装置に単にフライアイインテグレータを適用しただ
けであると、ライトバルブへの均一照明は達成できる
が、スクリーン上への投射像において、コントラストの
低減や、ムラが発生する問題があった。また、従来の装
置は設計の自由度が低く装置が大型化するといった問題
点があった。
のコントラストの向上させ、ムラを低減した投射型表示
装置を提供することを目的とする。また、本発明の別な
目的は、従来の装置と比較して設計の自由度の高く小型
の装置を提供することを目的とする。
めに請求項1の投射型表示装置は、光源の発する光から
複数の2次光源像を所定面上に生成する2次光源像生成
光学系202、203と、複数の2次光源像から出射し
た光の第1偏光成分を偏光分離する偏光分離光学系20
6と、偏光分離光学系206から出射した第1偏光成分
を複数の色に分解して出射する色分解光学系207A、
207B、207Cと、色分解光学系207A、207
B、207Cから出射された各色光毎に配置され、第1
偏光成分を像情報に基づいて第2偏光成分に変調する複
数の反射型ライトバルブ208と、複数の反射型ライト
バルブ208からそれぞれ出射した変調光を色合成して
出射する色合成光学系207A、207B、207C
と、色合成光学系207A、207B、207Cを出射
した光から第2偏光成分を検光する検光光学系206
と、複数の2次光源像を出射した光束を集光させ、かつ
複数の2次光源像のそれぞれから出射した光束を複数の
反射型ライトバルブ208のそれぞれの全面に重畳させ
るコンデンサレンズ204と、複数の2次光源像と複数
の反射型ライトバルブ208との間に配置され、複数の
2次光源像の所定点から出射した光束を平行光束に変換
するフィールドレンズ205とを有し、偏光分離光学系
206と複数の反射型ライトバルブ208と検光光学系
206とは、フィールドレンズ205により変換された
平行光束中に配置されていることとした。
載の投射型表示装置であって、複数の反射型ライトバル
ブ208の像を投射する投射光学系209a、209b
と、複数の反射型ライトバルブ208から出射される反
射光の開口数を決定する開口絞り209cとを更に有
し、投射光学系209a、209bのうちの複数の反射
型ライトバルブ208側のレンズ209aと、フィール
ドレンズ205とにより、所定点と開口絞り209cの
中央部とが共役な関係となることとした。
載の投射型表示装置であって、複数の反射型ライトバル
ブ208の像を投射する投射光学系209a、209b
と、複数の反射型ライトバルブ208から出射される反
射光の開口数を決定する開口絞り209cとを更に有
し、開口絞り209cにより定義される主光線は、複数
の2次光源像の所定点から出射した光束がフィールドレ
ンズ205によって平行光束となる位置において、複数
の反射型ライトバルブ208の中心を垂直に伸びる光軸
に対して平行であることとした。
載の投射型表示装置であって、複数の反射型ライトバル
ブ208は、フィールドレンズ205から空気換算長で
略(f1(f2−f1))/f2の光路長(ただし、f
1はフィールドレンズの焦点距離、f2はコンデンサレ
ンズの焦点距離)の位置に配置されることとした。
載の投射型表示装置であって、2次光源生成光学系は、
フライアイインテグレータ202、203を含むことと
した。
載の投射型表示装置であって、フライアイインテグレー
タ202、203’は、複数の第1レンズ成分202a
を平面的に配列した第1レンズ板202と、第1レンズ
板202に相対して設けられ、複数の第1レンズ成分2
02aの焦点位置にそれぞれ配置された複数の第2レン
ズ成分203’aを有し、複数の第2レンズ成分20
3’aに複数の2次光源像が生成される第2のレンズ板
203’とを含み、第2レンズ板203’はコンデンサ
レンズの機能を兼用することとした。
載の投射型表示装置であって、2次光源生成光学系は、
ロッドインテグレータ520とリレーレンズ521とを
含むこととした。
載の投射型表示装置であって、フィールドレンズの機能
とコンデンサレンズの機能とは、1つの兼用光学系10
4により兼用されることとした。
る光から複数の2次光源像を所定面上に生成する2次光
源像生成光学系102、103と、像情報に基づいて、
複数の2次光源像から出射した光を変調して射出するラ
イトバルブ108と、複数の2次光源像とライトバルブ
108との間に配置され、複数の2次光源像から出射し
た光束を集光させ、かつ複数の2次光源像のそれぞれか
ら出射した光束をライトバルブ108全面に重畳させる
コンデンサレンズの機能と、複数の2次光源像の所定点
から出射した光束を平行光束に変換するフィールドレン
ズの機能とを兼用する兼用光学系104とを有すること
とした。
記載の投射型表示装置であって、ライトバルブ108の
像を投射する投射光学系109a、109bと、ライト
バルブ108から出射される光の開口数を決定する開口
絞り109cとを更に有し、投射光学系109a、10
9bのうちのライトバルブ108側のレンズと、兼用光
学系104とにより、所定点と開口絞り109cの中央
部とが共役な関係となることとした。
記載の投射型表示装置であって、ライトバルブ108の
像を投射する投射光学系109a、109bと、ライト
バルブ108から出射される光の開口数を決定する開口
絞り109cとを更に有し、開口絞り109cにより定
義される主光線は、複数の2次光源像の所定点から出射
した光束が兼用光学系104によって平行光束となる位
置において、ライトバルブ108の中心を垂直に伸びる
光軸に対して平行であることとした。
記載の投射型表示装置であって、ライトバルブ108
は、各色毎に1つ対応するものであり、第1偏光成分を
像情報に基づいて第2偏光成分に変調する複数の反射型
ライトバルブ108であって、2次光源生成光学系10
2、103を出射した光から第1偏光成分を偏光分離す
る偏光分離光学系106と、偏光分離光学系106から
出射した第1偏光成分を複数の色に分解して、複数の反
射型ライトバルブ108にそれぞれ出射する色分解光学
系107A、107B、107Cと、複数の反射型ライ
トバルブ108からそれぞれ出射した変調光を色合成し
て出射する色合成光学系107A、107B、107C
と、色合成光学系107A、107B、107Cを出射
した光から第2偏光成分を検光する検光光学系106と
を更に有することとした。
記載の投射型表示装置であって、2次光源生成光学系
は、フライアイインテグレータ102、103を含むこ
ととした。
記載の投射型表示装置であって、2次光源生成光学系
は、ロッドインテグレータ520とリレーレンズ521
とを含むこととした。
する光から複数の2次光源像を所定面上に生成する2次
光源像生成光学系302、303と、複数の2次光源像
から出射した光を偏光分離する偏光分離光学系310
と、偏光分離光学系310から出射した光を、第1色光
と、第2色及び第3色の混合光とに分解して出射する第
1色分解光学系311A、306と、第2色及び第3色
の混合光から、第2色光と第3色光とに分解して出射す
る第2色分解光学系311B、313と、第1色分解光
学系311A、306から出射した第1色光を、像情報
に応じて変調する第1反射型ライトバルブ308Gと、
第2色分解光学系311B、313から出射した第2色
光を、像情報に応じて変調する第2反射型ライトバルブ
308Rと、第2色分解光学系311B、313から出
射した第3色光を、像情報に応じて変調する第3反射型
ライトバルブ308Bと、第1反射型ライトバルブ30
8Gから出射した光を検光して出射する検光光学系31
2と、第2反射型ライトバルブ308Rと第3反射型ラ
イトバルブ308Bとから出射した光を検光及び色合成
して出射する第1色合成光学系313と、検光光学系3
12と、第1色合成光学系313から出射した光とを色
合成して出射する第2色合成光学系311C、314、
315とを有する投射型表示装置であって、第2色分解
光学系311B、313は、第2色光と第3色光との一
方のみを偏光変換して出射する波長依存偏光変換装置3
11Bと、波長依存偏光変換装置311Bから出射した
光を偏光分離する偏光ビームスプリッタ313とを含
み、第1色合成光学系313は第2色分解光学系311
B、313と兼用される偏光ビームスプリッタ313を
含み、複数の2次光源像から出射した光束を集光させ、
かつ複数の2次光源像のそれぞれから出射した光束を第
1乃至第3反射型ライトバルブ308のそれぞれの全面
に重畳させるコンデンサレンズ304と、複数の2次光
源像と第1乃至第3反射型ライトバルブ308との間に
配置され、複数の2次光源像の所定点から出射した光束
を平行光束に変換するフィールドレンズ305とを更に
有し、検光光学系312と、第1乃至第3反射型ライト
バルブ308と、第1色合成光学系313と、第2色合
成光学系311C、314、315とは、フィールドレ
ンズ305により変換された平行光束中に配置されてい
ることとした。
5記載の投射型表示装置であって、第1乃至第3反射型
ライトバルブ308の像を投射する投射光学系309
a、309bと、第1乃至第3反射型ライトバルブ30
8から出射される反射光の開口数を決定する開口絞り3
09cとを更に有し、投射光学系309a、309bの
うちの第1乃至第3反射型ライトバルブ308側のレン
ズ309aと、フィールドレンズ305とにより、所定
点と開口絞り309aの中央部とが共役な関係となるこ
ととした。
5記載の投射型表示装置であって、第1乃至第3反射型
ライトバルブ308の像を投射する投射光学系309
a、309bと、第1乃至第3反射型ライトバルブ30
8から出射される反射光の開口数を決定する開口絞り3
09cとを更に有し、開口絞り309cにより定義され
る主光線は、複数の2次光源像の所定点から出射した光
束がフィールドレンズ305によって平行光束となる位
置において、第1乃至第3反射型ライトバルブ308の
中心を垂直に伸びる光軸に対して平行であることとし
た。
5記載の投射型表示装置であって、第1乃至第3反射型
ライトバルブ308は、フィールドレンズ305から空
気換算長で略(f1(f2−f1))/f2の光路長
(ただし、f1はフィールドレンズの焦点距離、f2は
コンデンサレンズの焦点距離)の位置に配置されること
とした。
5記載の投射型表示装置であって、2次光源生成光学系
は、フライアイインテグレータ302、303を含むこ
ととした。
5記載の投射型表示装置であって、2次光源生成光学系
は、ロッドインテグレータ520とリレーレンズ521
とを含むこととした。
5記載の投射型表示装置であって、フィールドレンズの
機能とコンデンサレンズの機能とは、1つの兼用光学系
404により兼用されることとした。
する光から複数の2次光源像を所定面上に生成する2次
光源像生成光学系302、303と、複数の2次光源像
から出射した光を偏光分離する偏光分離光学系310
と、偏光分離光学系310から出射した光を、第1色光
と、第2色及び第3色の混合光とに分解して出射する第
1色分解光学系311A、306と、第2色及び第3色
の混合光から、第2色光と第3色光とに分解して出射す
る第2色分解光学系311B、313と、第1色分解光
学系311A、306から出射した第1色光を、像情報
に応じて変調する第1反射型ライトバルブ308Gと、
第2色分解光学系311B、313から出射した第2色
光を、像情報に応じて変調する第2反射型ライトバルブ
308Rと、第2色分解光学系311B、313から出
射した第3色光を、像情報に応じて変調する第3反射型
ライトバルブ308Bと、第1反射型ライトバルブ30
8Gから出射した光を検光して出射する検光光学系31
2と、第2反射型ライトバルブ308Rと第3反射型ラ
イトバルブ308Bとから出射した光を検光及び色合成
して出射する第1色合成光学系313と、検光光学系3
12と第1色合成光学系313から出射した光とを色合
成して出射する第2色合成光学系311C、314、3
15とを有する投射型表示装置であって、第2色分解光
学系311B、313は、第2色光と第3色光との一方
のみを偏光変換して出射する波長依存偏光変換装置31
1Bと、波長依存偏光変換装置311Bから出射された
光を偏光分離する偏光ビームスプリッタ313とを含
み、第1色合成光学系313は第2色分解光学系311
Bと兼用される偏光ビームスプリッタ313を含み、複
数の2次光源像から出射した光束を集光させ、かつ複数
の2次光源像のそれぞれから出射された光束を第1乃至
第3反射型ライトバルブ308のそれぞれの全面に重畳
させるコンデンサレンズ304と、複数の2次光源像と
第1乃至第3反射型ライトバルブ308との間に配置さ
れ、複数の2次光源像の所定点から出射した光束を平行
光束に変換するフィールドレンズ305とを更に有し、
波長依存偏光変換装置311Bは、フィールドレンズ3
05により変換された平行光束中に配置されていること
とした。
2記載の投射型表示装置であって、第1乃至第3反射型
ライトバルブ308の像を投射する投射光学系309
a、309bと、第1乃至第3反射型ライトバルブ30
8から出射される反射光の開口数を決定する開口絞り3
09cとを更に有し、投射光学系309a、309bの
うちの第1乃至第3反射型ライトバルブ308側のレン
ズ309aと、フィールドレンズ305とにより、所定
点と開口絞り309cの中央部とが共役な関係となるこ
ととした。
2記載の投射型表示装置であって、第1乃至第3反射型
ライトバルブ308の像を投射する投射光学系309
a、309bと、第1乃至第3反射型ライトバルブ30
8から出射される反射光の開口数を決定する開口絞り3
09cとを更に有し、開口絞り309cにより定義され
る主光線は、複数の2次光源像の所定点から出射した光
束がフィールドレンズ305によって平行光束となる位
置において、第1乃至第3反射型ライトバルブ308の
中心を垂直に伸びる光軸に対して平行であることとし
た。
2記載の投射型表示装置であって、2次光源生成光学系
は、フライアイインテグレータ302、303を含むこ
ととした。
2記載の投射型表示装置であって、2次光源生成光学系
は、ロッドインテグレータ520とリレーレンズ521
とを含むこととした。
2記載の投射型表示装置であって、フィールドレンズの
機能とコンデンサレンズの機能とは、1つの兼用光学系
404により兼用されることとした。
する光から複数の2次光源像を所定面上に生成する2次
光源像生成光学系402、403と、複数の2次光源像
からの光を偏光分離する偏光分離光学系410と、偏光
分離光学系410から出射した光を、第1色光と、第2
色及び第3色の混合光とに分解して出射する第1色分解
光学系411A、406と、第2色及び第3色の混合光
から、第2色光と第3色光とに分解して出射する第2色
分解光学系411B、413と、第1色分解光学系41
1A、406から出射した第1色光を、像情報に基づい
て変調する第1反射型ライトバルブ408Gと、第2色
分解光学系411B、413から出射した第2色光を、
像情報に基づいて変調する第2反射型ライトバルブ40
8Rと、第2色分解光学系411B、413から出射し
た第3色光を、像情報に基づいて変調する第3反射型ラ
イトバルブ408Bと、第1反射型ライトバルブ408
Gから出射した光を検光して出射する検光光学系412
と、第2反射型ライトバルブ408Rと第3反射型ライ
トバルブ408Bとから出射した光を検光及び色合成し
て出射する第1色合成光学系413と、検光光学系41
2と、第1色合成光学系413から出射した光とを色合
成して出射する第2色合成光学系411C、414、4
15とを有する投射型表示装置であって、第2色分解光
学系411B、413は、第2色光と第3色光との一方
のみを偏光変換して出射する波長依存偏光変換装置41
1Bと、波長依存偏光変換装置411Bから出射した光
を偏光分離する偏光ビームスプリッタ413とを含み、
第1色合成光学系413は第2色分解光学系411B、
413と兼用される偏光ビームスプリッタ413を含
み、複数の2次光源像と第1乃至第3反射型ライトバル
ブ408との間に配置され、複数の2次光源像を出射し
た光束を集光させ、かつ複数の2次光源像のそれぞれか
ら出射された光束を第1乃至第3ライトバルブ408の
それぞれの全面に重畳させるコンデンサレンズの機能
と、複数の2次光源像の所定点から出射した光束を平行
光束に変換するフィールドレンズの機能とを有する兼用
光学系404を更に有することを特徴とする投射型表示
装置。
8記載の投射型表示装置であって、第1乃至第3反射型
ライトバルブ408の像を投射する投射光学系409
a、409bと、第1乃至第3反射型ライトバルブ40
8から出射される反射光の開口数を決定する開口絞り4
09cとを更に有し、投射光学系409a、409bの
うちの第1乃至第3反射型ライトバルブ408側のレン
ズと、兼用光学系404とにより、所定点と開口絞り4
09cの中央部とが共役な関係となることとした。
8記載の投射型表示装置であって、第1乃至第3反射型
ライトバルブ408の像を投射する投射光学系409
a、409bと、第1乃至第3反射型ライトバルブ40
8から出射される反射光の開口数を決定する開口絞り4
09cとを更に有し、開口絞り409cにより定義され
る主光線は、複数の2次光源像の所定点から出射した光
束が兼用光学系404によって平行光束となる位置にお
いて、第1乃至第3反射型ライトバルブ408の中心を
垂直に伸びる光軸に対して平行であることとした。
8記載の投射型表示装置であって、2次光源生成光学系
は、フライアイインテグレータ402、403を含むこ
ととした。
示装置であって、2次光源生成光学系は、ロッドインテ
グレータ520とリレーレンズ521とを含むこととし
た。請求項33の投射型表示装置は、光源の発する光の
少なくとも1部分を1つの平行光束に変換する平行光束
変換光学系202、203、204、205と、平行光
束変換光学系202、203、204、205の出射し
た光を、偏光分離及び色分解して出射する偏光分離色分
解光学系206、207A、207B、207Cと、偏
光分離色分解光学系206、207A、207B、20
7Cから出射された各色光毎に配置され、像情報に基づ
いて偏光成分を変調する複数の反射型ライトバルブ20
8と、複数の反射型ライトバルブ208からそれぞれ出
射した変調光を、色合成及び検光して出射する色合成検
光光学系206、207A、207B、207Cとを有
し、偏光分離色分解光学系206、207A、207
B、207Cの偏光分離部206pと複数の反射型ライ
トバルブ208と色合成検光光学系206、207A、
207B、207Cの検光部206pとは、平行光束変
換光学系202、203、204、205により変換さ
れた平行光束中に配置されていることとした。
3記載の投射型表示装置であって、平行光束変換光学系
202、203、204、205は、光源の発する光か
ら複数の2次光源像を所定面上に生成する2次光源像生
成光学系202、203と、複数の2次光源像と複数の
反射型ライトバルブ208との間に配置され、複数の2
次光源像の所定点から出射した光束を平行光束に変換す
る1つのフィールドレンズ205とを含むこととした。
図2は本発明の第1の実施の形態を示す投射型表示装置
の基本構成図ならびに当該装置における光線図を示して
いる。まず、投射型表示装置の基本構成から説明する。
軸は、後述する反射型ライトバルブの中心から垂直に伸
びる軸と定義する。尚、上記光軸がミラー等の光学部材
により折り曲げられている場合は、その折り曲げられた
軸も光軸と定義する。以下、特に断りの無い場合は、光
軸とはシステムの光軸のことを示すものとする。
施形態では照明光学系のインテグレータとしていわゆる
フライアイインテグレータを採用する。
ンテグレータ202、203とコンデンサレンズ204
とフィールドレンズ205とから構成される。光源20
1はランプと凹面鏡とから構成される。凹面鏡は放物面
鏡である。放物面鏡を使用したのは射出光が略平行光束
になるからである。もちろん他の凹面鏡、例えば楕円鏡
と整形レンズを使用して略平行光束を形成してもよい。
は、フライアイインテグレータ202、203に入射す
る。フライアイインテグレータ202、203は、第1
レンズ板202と第2レンズ板203とから構成され
る。第1レンズ板202には、複数のレンズ202aが
平面的に配列されている。第2レンズ板203には、複
数のレンズ203aが平面的に配置されている。第2レ
ンズ板203のレンズ203aはそれぞれ、対応する第
1レンズ板202のレンズ202aの焦点位置に配置さ
れている。
た略平行光束は第1レンズ板202の複数のレンズ20
2aの開口によって分割される。そして図1に示される
ように、第1レンズ板202の複数のレンズ202aを
出射した光は、それぞれ対応する第2レンズ板203の
複数のレンズ203aに集光する。即ち、第2レンズ板
203の複数のレンズ203aのそれぞれに、2次光源
像が生成される。
203の射出面近傍に配置されている。図2に示される
ように、コンデンサレンズ204は第2レンズ板203
の2次光源像から出射される照明光束を集光させる機能
を有する。また、コンデンサレンズ204は、フライア
イインテグレータ202、203によって生成された2
次光源像のそれぞれから出射した光束を、被照明体であ
る反射型ライトバルブ208のそれぞれの全面に重畳さ
せて照射する機能を有する。
ブ208R、208G、208Bの共役な関係は、第2
レンズ板203のレンズ203a、コンデンサレンズ2
04、及びフィールドレンズ205によって実現されて
いる。よって、第2レンズ板203の複数のレンズ20
3aに入射した光が反射型ライトバルブ208に重畳し
て照明される。従って、反射型ライトバルブ208R、
208G、208Bの均一照明が実現される。
レンズ205は、第2レンズ板203の複数のレンズ2
03aに生成された各2次光源像から出射した光束(L
1,L2等)を平行光束に変換する。第2レンズ板20
3の複数のレンズ203aのうち中央のレンズは、後述
する投射レンズ209中の開口絞り209cの中央部と
共役な位置に配置されている。この共役関係は、コンデ
ンサレンズ204、フィールドレンズ205、前群レン
ズ209aによって実現されており、主にフィールドレ
ンズ205、前群レンズ209aによって実現されてい
る。
行う光学系について説明する。フィールドレンズ205
を出射した光は偏光ビームスプリッタ206に入射さ
れ、透過して進行するP偏光と反射して廃棄されるS偏
光とに偏光分離される。
偏光は、色分解合成複合プリズムのプリズム207Aの
面207aに入射される。色分解合成複合プリズムは、
プリズム207A、プリズム207Bならびにプリズム
207Cとから構成される。なお、プリズム207Aと
プリズム207Bとは空隙を有して配置される。プリズ
ム207Bとプリズム207Cとは、プリズム207の
207e面に形成されたR光反射ダイクロイック膜とプ
リズム207Cとを接着剤にて接合することにより一体
化されている。
進行し、面207bに形成されたB光反射ダイクロイッ
ク膜によってB光とR、G光の混合光とに色分解され
る。B光反射ダイクロイック膜はB光を反射し、R光と
G光とを透過する特性を有している。
し、面207aによって全反射作用を受けてさらに進行
し、プリズム207Aの面207cから射出される。そ
して、B光は、射出面207c近傍に配置された反射型
ライトバルブ208Bに入射する。
合光は、プリズム207Bに入射する。そしてR、G光
の混合光はプリズム207B中を進行し、面207eに
形成されたR光反射ダイクロイック膜によってR光とG
光とに色分解される。R光反射ダイクロイック膜はR光
を反射してG光を透過する特性を有する。
し、面207dによって全反射を受けてさらに進行し、
面207fから射出される。そしてR光は、射出面20
7f近傍に配置された反射型ライトバルブ208Rに入
射する。
ズム207Cに入射する。そしてG光は、プリズム20
7Cを進行し、面207gから射出される。そしてG光
は、射出面207g近傍に配置された反射型ライトバル
ブ208Gに入射する。
08G、208Bにの機能を説明する。これらの反射型
ライトバルブ208は電気書き込み式反射型ライトバル
ブである。電気書き込み式反射型ライトバルブは、所定
の場所の液晶層を波長板層としての機能を与えることが
できる機能を有している。即ち、反射型ライトバルブ2
08は、入射する直線偏光(例えばP偏光)に対して、
各色の画像信号によって選択された箇所に係る偏光の振
動方向を階調レベルに応じて偏光変換して反射射出させ
る。例えば、反射型ライトバルブ208は、階調レベル
が最低である非選択箇所の入射光をそのままの偏光(P
偏光)にて反射射出させる。また、反射型ライトバルブ
208は、階調レベルが最高である選択箇所の入射光
を、偏光の振動方向を90度回転させて(S偏光に変換
して)反射射出させる。そして反射型ライトバルブ20
8は、階調レベルが中間調である選択箇所の入射光を、
偏光の振動方向を階調レベルに合わせて回転した楕円偏
光として反射射出させる。
は、入射光軸と同じ光軸で入射方向とは逆行して進行
し、色分解合成複合プリズムを逆行して進行することに
より色合成が達成される。そして色合成光がプリズム2
07Aの面207aから射出される。
れた合成光は変調光(S偏光)と非変調光(P偏光)の
混合光である。当該光は偏光ビームスプリタ206に入
射され、偏光分離部206pによって変調光(S偏光)
のみが反射光として検光される。尚、非変調光に相当す
るP偏光は偏光ビームスプリッタ206を透過して光源
201方向に不要光として廃棄される。
れ、スクリーン210上にフルカラー像として投射され
る。以上が、第1の実施形態に係る投射型表示装置の基
本構成である。
ンズ209の開口絞り209cによって定義される主光
線について説明する。まず、投射レンズ209の構造に
ついて説明する。投射レンズ209は前群レンズ209
aと後群レンズ209bと開口絞り209cとを有して
いる。前群レンズ209aは、開口絞り209cより前
側(反射型ライトバルブ208側)に配置されている。
後群レンズ209bは、開口絞り209cより後側(ス
クリーン側)に配置されている。
09aの焦点距離の位置に配置されている。いわゆる前
側(反射型ライトバルブ208側)にテレセントリック
な光学系を構成している。ここで、開口絞り209cの
中心を通過する光線として主光線を定義する。この定義
による主光線は無限本あるが、そのうちの2本(L1,
L2)を図1の実線として図示する。
り209cの中心を通過する光線(主光線)L1,L2
は進行方向(スクリーン方向)に対して逆行して考える
ことができる。前述したように前群レンズ209aと開
口絞り209cとによりテレセントリックな光学系を構
成しているので、前群レンズ209aと偏光ビームスプ
リッタ206の間において、主光線L1,L2は光軸に
対して平行な光線となることが理解できる。
逆行して考えると、偏光ビームスプリッタ206と色分
解合成複合プリズム(プリズム207A、プリズム20
7B、プリズム207C)と、反射型ライトバルブ20
8B、208R、208G間の光路において、主光線L
1,L2は光軸に対して平行を保っている。
208R、208Gと、色分解合成複合プリズム(プリ
ズム207A、207B、207C)と、偏光ビームス
プリッタリッタ206と、フィールドレンズ205に至
るまでは、同様に主光線L1,L2が光軸に平行であ
る。
L1,L2の光路を逆行して考えると、コンデンサレン
ズ204を経て、フライアイインテグテータを構成する
第2レンズ板203の略中央部に配置された光軸上のレ
ンズ203aの位置において、主光線L1,L2が交わ
る。
1,L2の光路を逆行して考えると、主光線L1,L2
は、交差して広がり、対応する第1レンズ板202のレ
ンズ202aの端部に交わる。更に逆行すると、主光線
L1,L2は、平行光として、光源201にぶつかる。
の射出面から前群レンズ209aの入射面までの光路に
おいてテレセントリックな関係が維持されていることが
理解される。
の他に、開口絞り209cの両端部を通過する光線につ
いても示されている。この光線については、図1から理
解できるように、第2レンズ板203の両端のレンズ2
03aの中央にて交差して進行する光線と一致する。
表示装置における主光線と開口数とを説明するための光
線図である。図2に記載の光線図は、前述の主光線L
1,L2と、開口数(NA)を定義する光線M1,M2
(破線にて記載)を示している。
射型ライトバルブ208G,208R,208Bとフィ
ールドレンズ205の間では光軸に平行であり、レンズ
203aにて交わる。従ってフィールドレンズ205の
焦点距離をf1とすると、第2レンズ板203の主点は
フィールドレンズ205の略焦点位置(フィールドレン
ズ205から略f1の距離)に配置される。この配置に
は、コンデンサレンズ204の光軸近傍を主光線L1,
L2が通過することが考慮されている。
の位置から定義される開口数(NA)を定義する光線
(破線にて図示されたM1,M2)について説明する。
光線M1,M2は、所定開口数(NA)の広がり角を有
して進行し、偏光ビームスプリッタ206を経て、当該
開口数を有して投射レンズ209に入射し、スクリーン
210の光軸位置に集光結像される。
の説明は、以下のとおりとなる。すなわち、結果から言
えば、フライアイインテグレータを構成する第2レンズ
板203の両端のレンズ203aの中央を光軸に平行に
それぞれ進行する光線は、光線M1,M2と一致するこ
ととなる。したがって、第2レンズ板203の両端のレ
ンズ203aの中央を光軸に平行にそれぞれ進行する光
線は、コンデンサレンズ204を射出して、当該レンズ
のパワーによって集光光線となり、さらに、フィールド
レンズ205を経て、前記の開口数(NA)を有して進
行し、反射型ライトバルブ208Gの光軸上に集光す
る。この説明から、反射型ライトバルブ208Gの反射
面は、フィールドレンズ205の焦点距離の位置に配置
されず、焦点位置より手前の位置に配置されることが理
解される。
2レンズ板203の主点との間の光路長は、反射型ライ
トバルブ208の反射面とフィールドレンズ205の主
点との間の光路長よりも長くなることが理解できる。
ドレンズ205の焦点距離を上記のようにf1、コンデ
ンサレンズ204の焦点距離をf2(f2>f1)とす
ると、コンデンサレンズ204は第2レンズ板203に
近接配置されるので、フィールドレンズ205の主点と
第2レンズ板203の主点との距離は略f1である。
行に入射した光線M1,M2は、コンデンサレンズ20
4とフィールドレンズ205によって、反射型ライトバ
ルブ208上の光軸上の位置に集光される。
ズ205の主点と反射型ライトバルブ208の反射面と
の距離は、2枚の薄肉レンズによる近軸追跡の式から容
易に求められ、(空気換算長)(f1(f2−f1))
/f2である。即ち、反射型ライトバルブ208の反射
面はフィールドレンズ205の焦点距離の位置より空気
換算長でf1(f1/f2)だけ手前に配置されること
になる。
り、実際の寸法のことではない。以上の配置により、第
2レンズ板203の複数のレンズ203aに生成された
複数の2次光源像のいずれを出射した光であっても、反
射型ライトバルブ208を均一に重畳照明することにな
る。
ビームスプリッタ206、色分解合成プリズムを構成す
る各プリズム207、各色用反射型ライトバルブ208
が投射レンズ209の開口絞り209cによって定義さ
れる主光線L1,L2が光軸に平行な位置(テレセント
リックな位置)に配置される。
5から前群レンズ209aに至る光路において、第2レ
ンズ板203の複数のレンズ203aに生成される2次
光源像から出射される光束は平行光束となる。当然主光
線L1,L2も、フィールドレンズ205から前群レン
ズ209aに至る光路において、平行光束となる。よっ
て、当該光路中に配置される偏光ビームスプリッタ20
6の偏光分離部206p、色分解合成プリズム中のダイ
クロイック膜、各反射型ライトバルブの変調層のそれぞ
れに対しての主光線の入射角度は一定となる。
最も大きな影響を有する。そのため、本実施形態の装置
は、偏光分離部206p、色分解合成プリズム中のダイ
クロイック膜、各反射型ライトバルブ208の変調層
が、入射角度によって異なる特性を有しているにも拘わ
らず、特性変化を最小限にすることができた。そのた
め、本実施形態の装置は、従来の装置と比較して、投射
像におけるコントラストの劣化、およびに発生するムラ
(色ムラ)の低減を実現した。
ズ205から前群レンズ209aに至る光路において、
第2レンズ板203の複数のレンズ203aの中央のレ
ンズに生成される2次光源像から出射される平行光束
(主光線)は光軸に対して平行である。そのため、前群
レンズ209aによる反射型ライトバルブ208の像倍
率は変化しない。即ち、反射型ライトバルブ208の取
り付け位置が光軸方向に多少ずれても、スクリーン21
0に投射される像のサイズは変化しない。そのため、各
反射型ライトバルブ208が光軸方向に厳密に取り付け
られていなくても、画素ずれなどが発生しない。よっ
て、製造コストが削減されるという効果がある。
射型ライトバルブ208の反射面との距離は、空気換算
長で(f1(f2−f1))/f2である。そのため、
反射型ライトバルブ208上のどの点も、複数の2次光
源像の各光源像によって重畳照明される。
アイインテグレータ202、203は第1レンズ板20
2と第2レンズ板203と分離された分離型のフライア
イインテグレータ202、203を使用した。その代わ
りに、第1レンズ板202と第2レンズ板203との機
能を11つで兼用した一体型のフライアイインテグレー
タを使用することもできる。その際には、フィールドレ
ンズ205の略焦点距離の位置には一体型のフライアイ
インテグレータの射出面側の主点を配置すればよい。換
言すれば、フライアイインテグレータが分離型であって
も一体型であっても、フライアインテグレータの射出面
側(第2レンズ板203)の主点がフィールドレンズ2
05の略焦点距離の位置に配置すればよいことになる。 (第2の実施の形態)図3、図4は本発明の第2の実施
の形態を示す投射型表示装置の基本構成と当該装置の光
線図である。
ンデンサレンズならびにフィールドレンズのそれぞれの
機能を併せ持つことにより、テレセントリック性が確保
される。
る第1レンズ板102、複数のレンズ103aからなる
第2レンズ板103は、第1の実施の形態における光源
201、第1レンズ板202、第2レンズ板203と同
様であり、その構造、機能についての詳細な説明は省略
する。
出面近傍にはコンデンサレンズは配置されない。第2レ
ンズ板103を出射した光は、偏光ビームスプリッタ1
06の入射面の近傍位置に配置されたレンズ104に入
射される。そしてレンズ104を出射した光が偏光ビー
ムスプリッタ106に入射する。偏光ビームスプリッタ
106は、P偏光を透過しS偏光を反射することによ
り、入射する光を偏光分離する。S偏光は不要光として
廃棄される。
07A,107B,107C、反射型ライトバルブ10
8B、108R、108G、投射レンズ109について
は、第1の実施形態における偏光ビームスプリッタ20
6、プリズム207A、207B、207C、反射型ラ
イトバルブ208B、208R、208G、投射レンズ
209と同様であり、その構造並びに機能についての説
明は省略する。
反射型ライトバルブ108側(前側)の前群レンズ10
9aの焦点位置に配置されている。よって開口絞り10
9cと前群レンズ109aとにより、前群レンズ109
aの前側にテレセントリックな光学系が構成されてい
る。そのため、開口絞り109cの中心を通過する光線
として定義される主光線L3,L4は、反射型ライトバ
ルブ108側(前側)においては光軸に対して平行な光
線となっている。
に、コンデンサレンズの機能とフィールドレンズの機能
とを兼用している。コンデンサレンズの機能は2つあ
る。1つ目のコンデンサレンズの機能は、第2レンズ板
103に生成される2次光源像から出射される光束を集
光させる機能である。2つ目のコンデンサレンズの機能
は、フライアイインテグレータ102、103によって
生成された2次光源像のそれぞれから出射した光束を、
被照明体である反射型ライトバルブ108のそれぞれの
全面に重畳させて照射する機能である。
板103の複数のレンズ103aの各々のレンズに生成
される2次光源像から出射した光束(L3,L4等)を
平行光束に変換する機能である。
ンズ103aのうち中央のレンズは、投射レンズ109
中の開口絞り109cの中央部と共役な位置に配置され
ている。この共役関係は、レンズ104及び前群レンズ
109aによって実現されている。
109cによって定義される主光線に一致する。よっ
て、レンズ104は、レンズ104から前群レンズ10
9aに至る光路において、主光線L3,L4が光軸に平
行になることを担保する機能があるといえる。
は、投射レンズ109からレンズ104に至る光路にお
いて、光軸と平行である。さらにレンズ104から主光
線L3,L4の光路を逆行して考えると、フライアイイ
ンテグテータを構成する第2レンズ板103の略中央部
に配置された光軸上のレンズ103aの位置において、
主光線L3,L4が交わる。
3,L4の光路を逆行して考えると、主光線L3,L4
は、交差して広がり、対応する第1レンズ板102のレ
ンズ102aの端部に交わる。更に逆行すると、主光線
L3,L4は、平行光として、光源101へぶつかる。
ズ109の開口絞り109cの端部を通過する光線とし
て定義される光線についても、第2レンズ板103の両
端部のレンズ103aの中央部にて交差する光線とな
る。
数(NA)を有する光線(破線にてM3、M4として図
示)を示す。まずレンズ104の主点と第2レンズ板1
03の主点との距離について考える。
ら複合プリズム、偏光ビームスプリッタ106を経由し
てレンズ104までは光軸に平行であり、第2レンズ板
103の光軸上のレンズ103aに集光交差する。即
ち、レンズ104の一方の焦点の位置に第2レンズ板1
03の主点が配置されている。そして、レンズ104の
主点と第2レンズ板103の主点とは略f3の距離だけ
離れている。
ルブ108の反射面との距離を考える。第2レンズ板1
03の両端部のレンズ103aの中央部に光軸に平行に
入射した光線M3,M4は、光軸に対して平行に進行
し、レンズ104のパワーによって折り曲げられ、反射
型ライトバルブ108B、108R、108Gの光軸上
の点に集光される。即ち、各色反射型ライトバルブ10
8の反射面は、レンズ104の他方の焦点位置に配置さ
れている。そしてレンズ104の主点と反射型ライトバ
ルブ108の反射面との距離は略f3である。
置と比較して設計の自由度が大きい。そのため、本実施
形態の装置は、第1の実施形態の装置と比べて光源10
1から反射型ライトバルブ108までの距離を短縮した
設計にすることが可能となる。その理由について、以下
に説明する。
レンズ204は第2レンズ板203近傍に配置される。
なぜならば、コンデンサレンズ204と第2レンズ板2
03との距離が離れば離れるほど光源201からの照明
光束は発散するので、コンデンサレンズ204の直径を
大きくしなければならない。そのために、コンデンサレ
ンズ204は第2レンズ板203近傍に配置されること
になる。よって、第1の実施形態で説明した通り、第2
レンズ板203の主点とフィールドレンズ205の主点
との距離はf1となる。またフィールドレンズ205の
主点と反射型ライトバルブ208の反射面との距離は略
f1(f2−f1)/f2となる。
型ライトバルブ208の反射面までの距離は、以下の式
1のごとくなる。 f1+f1(f2−f1)/f2=2f1−f12/f2・・・(式1) 一方、本実施形態の装置は、レンズ104の主点と第2
レンズ板103の主点との距離はf3である。また、レ
ンズ104の主点と反射型ライトバルブ108の反射面
との距離もf3である。
射型ライトバルブ108の反射面までの距離は、以下の
式2の如くなる。 2f3・・・(式2) このため、本実施形態の装置は、レンズ104の主点が
反射型ライトバルブ108の反射面に近ければ近いほ
ど、第2レンズ板103の主点と反射型ライトバルブ1
08の反射面との距離が短い小型の装置となる。
ば、本実施形態の装置は第1実施形態の装置よりも、第
2レンズ板と反射型ライトバルブとの距離が短い小型の
装置となる。 2f1−f12/f2 ≧ 2f3・・・(式3) 本実施形態の装置と第1実施形態の装置との投射レンズ
を、同一な開口数のレンズと仮定して、条件をそろえて
第2実施形態の装置と第1実施形態の装置との寸法を比
較することにする。一般的に、照明の効率の観点から、
投射レンズの開口数と照明光学系の開口数は同じと考え
て、上記仮定により図2と図4の開口数NAは同じ考え
ることにする。
形態のレンズ104の主点と反射型ライトバルブ108
の反射面との光路長を、第1の実施形態のフィールドレ
ンズ205の主点と反射型ライトバルブ208の反射面
と間の光路長とが同じであると考えることができる。
ズ板203から反射型ライトバルブ208までの距離と
本実施形態の第2レンズ板103から反射型ライトバル
ブ108との距離の差を求めると、以下の式6の如くな
る。 (式1)−(式2) =2f1−f12/f2−2f3 =2f1−f12/f2−2f1(f2−f1)/f2 =f12/f2>0・・・(式5) 従って、投射レンズの開口数が同じ場合、式5により、
本実施形態の装置の方が第1実施形態の装置よりも第2
レンズ板の主点と反射型ライトバルブの反射面との距離
が短い小型の装置とすることが可能であることが理解さ
れる。
イインテグレータ102,103は第1レンズ板102
と第2レンズ板103と分離された分離型のフライアイ
インテグレータ102,103を使用した。その代わり
に、第1レンズ板102と第2レンズ板103との機能
を1つで兼用した一体型のフライアイインテグレータを
使用することもできる。その際には、レンズ104の略
焦点距離の位置には一体型のフライアイインテグレータ
の射出面側の主点を配置すればよい。換言すれば、フラ
イアイインテグレータが分離型であっても一体型であっ
ても。フライアインテグレータの射出面側の(第2レン
ズ板103)の主点が、フィールドレンズの機能を兼用
するレンズ104の略焦点距離の位置に配置すればよい
ことになる。 (第3の実施の形態)図5、図6に第3の実施の形態を
示す投射型表示装置の構成図ならびに光線図を示す。図
6は、図2と同様に投射レンズ209の開口絞りの中心
を通過する光線として定義される主光線のうちの2本
(L1,L2)と、反射型ライトバルブ208の光軸か
ら開口数(NA)を定義する光線(M1,M2)を示し
たものである。
ンテグレータならびにコンデンサレンズである。それ以
外の構成部材については第1の実施の形態と同様である
ので同じ部番を記載し、その構成ならびに機能の詳細説
明は省略する。
ータ射出面近傍にコンデンサレンズ204を配置した構
成であった。それに対し、本実施形態ではコンデンサレ
ンズ204は配置されない。その代わりに、第2レンズ
板203’が、第1の実施形態の第2レンズ板203の
機能とコンデンサレンズ204の機能との両方の機能を
有する構成とした。すなわち、レンズ板203’を構成
する複数のレンズ203a’は全て異なる形状であり、
レンズ板203’全体が焦点距離f2(パワーとして1
/f2)を有するレンズとして機能する。そして、第1
レンズ板202の各レンズ202a上の点を反射型ライ
トバルブ208上の共役点にフィールドレンズ205を
経て重畳結像させる。そのために、コンデンサレンズを
別途配置することなく、フライアイインテグレータのみ
で、各反射型ライトバルブ208への重畳照明が担保さ
れる。
焦点距離の位置に配置されている。いわゆる前側(反射
型ライトバルブ208側)にテレセントリックな光学系
を構成している。ここで、開口絞り209cの中心を通
過する光線として主光線を定義する。この定義による主
光線は無限本あるが、そのうちの2本(L1,L2)を
図5の実線として図示する。
り209cの中心を通過する光線(主光線)L1,L2
は進行方向(スクリーン方向)に対して逆行して考える
ことができる。前述したように前群レンズ209aと開
口絞り209cとによりテレセントリックな光学系を構
成しているので、前群レンズ209aとフィールドレン
ズ205との間の光路において、主光線L1,L2は光
軸に対して平行を保っている。
L1,L2の光路を逆行して考えると、フライアイイン
テグテータを構成する第2レンズ板203’の略中央部
に配置された光軸上のレンズ203’aの位置におい
て、主光線L1,L2が交わる。
1,L2の光路を逆行して考えると、主光線L1,L2
は、交差して広がり、対応する第1レンズ板202のレ
ンズ202aの端部に交わる。更に逆行すると、主光線
L1,L2は、平行光として、光源201のランプに到
達する。
の射出面から前群レンズ209aの入射面までの光路に
おいてテレセントリックな関係が維持されていることが
理解される。
他に、開口絞り209cの両端部を通過する光線につい
ても示されている。この光線については、図5から理解
できるように、第2レンズ板203’の両端のレンズ2
03’aの中央にて交差して進行する光線と一致する。
て、フィールドレンズ205の主点と第2レンズ板20
3’の主点との距離は、フィールドレンズ205の焦点
距離f1だけ離れている。また、フィールドレンズ20
5の主点と反射型ライトバルブ208の反射面との距離
は、空気換算長で(f1(f2−f1))/f2であ
る。
は、偏光ビームスプリッタによって偏光分離された偏光
のうちのP偏光を色分解して反射型ライトバルブに入射
する構成を採用した。その代わりに、S偏光を使用し、
P偏光を廃棄する構成を採用することもできる。
は、色分解合成光学系としてプリズム部材を使用するこ
とにしたが、ダイクロイックミラーを使用する構成の色
分解合成光学系を採用することもできる。ダイクロイッ
クミラーにおいてもダイクロイック膜は同様に入射角度
によってその特性が変化するので、本実施形態の構成と
することにより同様な効果が得られる。 (第4の実施の形態)図7は本発明の第4の実施の形態
を示す投射型表示装置の基本構成図ならびに当該装置に
おける光線図を示している。まず、投射型表示装置の基
本構成から説明する。
施形態では照明光学系のインテグレータとしていわゆる
フライアイインテグレータを採用する。
ンテグレータ302、303と、偏光変換装置310と
コンデンサレンズ304とフィールドレンズ305とか
ら構成される。
れる。凹面鏡は放物面鏡である。放物面鏡を使用したの
は射出光を略平行光束にするためである。光源301か
ら出射した略平行光束は、フライアイインテグレータ3
02,303に入射する。
は、第1レンズ板302と、第2レンズ板303とから
構成される。第1レンズ板302は、複数のレンズ30
2aが平面的に配列されている。第2レンズ板303
は、複数のレンズ303aが平面的に配置されている。
第2レンズ板303のレンズ303aはそれぞれ、対応
する第1レンズ板302のレンズ302aの焦点位置に
配置されている。
た略平行光束は第1レンズ板302の複数のレンズ30
2aの開口によって分割される。そして、第1レンズ板
302の複数のレンズ302aを出射した光は、第2レ
ンズ板303の対応する複数のレンズ303aに集光す
る。即ち、第2レンズ板303の複数のレンズ303a
のそれぞれに、2次光源像が生成される。
3から出射した光を単一偏光に変換して出射する装置で
ある。本実施形態の偏光変換装置310はP偏光を出射
する。偏光変換装置310の構成について、以下に簡単
に説明する。
ームスプリッタと、複数の1/2波長板により構成され
ている。複数の小型偏光ビームスプリッタは、各々の偏
光分離面が平行になるように接着されている。そして、
複数の小型偏光ビームスプリッタの射出面側であって、
小型偏光ビームスプリッタの1つおきに1/2波長板が
配置されている。従って、偏光変換装置310は、P偏
光をそのまま透過し、S偏光を1/2波長板によりP偏
光に変換する。従って、偏光変換装置310を出射する
光は全てP偏光となる。
310の射出面近傍に配置されている。コンデンサレン
ズ304は偏光変換装置310を介して第2レンズ板3
03に生成される2次光源像から出射される照明光束を
集光させる機能を有する。また、コンデンサレンズ30
4は、フライアイインテグレータ302、303によっ
て生成された2次光源像のそれぞれから出射された光束
を、被照明体である反射型ライトバルブ308のそれぞ
れの全面に重畳させて照射する機能を有する。
ブ308R、308G、308Bの共役な関係は、第2
レンズ板303のレンズ303a、コンデンサレンズ3
04、及びフィールドレンズ305によって実現されて
いる。よって、第2レンズ板303の複数のレンズ30
3aに入射した光が反射型ライトバルブ308に重畳し
て照明される。従って、反射型ライトバルブ308R、
308G、308Bの均一照明が実現される。
305は、第2レンズ板303の複数のレンズ303a
に生成された各2次光源像から出射した光束(L5,L
6等)を平行光束に変換する。第2レンズ板303の複
数のレンズ303aのうち中央のレンズは、投射レンズ
309中の開口絞り309cの中央部と共役な位置に配
置されている。この共役関係は、コンデンサレンズ30
4、フィールドレンズ305、及び前群レンズ309a
によって実現されており、主にフィールドレンズ30
5、前群レンズ309aによって実現されている。
305は、第2レンズ板303の複数のレンズ303a
の各々のレンズに生成される各輝点から出射した光束
(L5,L6等)を平行光束に変換して、偏光ビームス
プリッタ306側に出射する。
ールドレンズ305を出射した単一偏光は、波長選択性
位相板311AによってG光のみS偏光に変換される。
波長選択性位相板311Aは、R光の偏光方向とB光の
偏光方向とを変えない。波長選択性位相板311は例え
ば米国特許5,751,384号に開示の公知の素子である。
は、偏光ビームスプリッタ306に入射する。偏光ビー
ムスプリッタ306の偏光分離面306pは、P偏光で
あるB光とR光とを透過し、偏光ビームスプリッタ31
3側へ出射する。そして、偏光ビームスプリッタ306
の偏光分離面306pは、S偏光であるG光を反射し、
偏光ビームスプリッタ312へ出射する。上記から理解
されるように、波長選択性位相板311Aと偏光ビーム
スプリッタ306との組み合わせにより、第1色分解光
学系が構成される。
ムスプリッタ312の偏光分離面312pにより反射さ
れ、反射型ライトバルブ308Gへ出射される。一方、
R光とB光との混合光は、波長選択性位相板311Bに
よってB光のみS偏光に変換され、偏光ビームスプリッ
タ313へ出射される。
は、P偏光である。そのため、R光は、偏光ビームスプ
リッタ313の偏光分離面313pを透過し、反射型ラ
イトバルブ308Rへ出射される。一方B光はS偏光で
あるため、偏光ビームスプリッタ313の偏光分離面3
13pを反射し、反射型ライトバルブ308Bへ出射さ
れる。
相板311Bと偏光ビームスプリッタ313との組み合
わせにより、第2色分解光学系が構成される。反射型ラ
イトバルブ308R,308G,308Bについては、
第1実施形態の反射型ライトバルブ208R,208
G,208Bと機能が同じであるので説明を省略する。
型ライトバルブ308Rを出射した光のうちS偏光のみ
が、偏光ビームスプリッタ313の偏光分離面313p
を反射する。即ち、S偏光成分のみが、偏光ビームスプ
リッタ313により検光される。
のうちP偏光成分のみが、偏光ビームスプリッタ313
の偏光分離面313pを通過する。即ち、P偏光成分の
みが、偏光ビームスプリッタ313により検光される。
ムスプリッタ313を出射する。以上の説明により、偏
光ビームスプリッタ313が第1色合成光学系を構成し
ていることが理解される。
光及びB光は波長選択性位相板311Cにより、R光の
みP偏光に変換される。よって、波長選択性位相板31
1Cを出射したR光とB光とは、ともにP偏光となって
いる。
ビームスプリッタ314の偏光分離面314pを透過し
て、投射レンズ309に出射される。反射型ライトバル
ブ308Gを出射した光のうちP偏光成分のみが、偏光
ビームスプリッタ312の偏光分離面312pを通過す
る。即ち、P偏光成分のみが、偏光ビームスプリッタ3
12により検光される。偏光ビームスプリッタ312を
出射したP偏光のG光は、1/2波長板315によりS
偏光に変換される。
リッタ314の偏光分離面314pを反射して、投射レ
ンズ309に出射される。以上説明したように、偏光ビ
ームスプリッタ314からR光、G光、B光の合成光が
出射される。従って、波長選択性位相板311Cと偏光
ビームスプリッタ314と1/2波長板315との組み
合わせにより第2色合成光学系が構成されていることが
理解される。
タ314から出射した光をスクリーン317に投射す
る。即ち投射レンズ309は、反射型ライトバルブ30
8R,308G,308Bの像をスクリーン317に投
影する。
投射レンズ209と同様であるので、その説明を省略す
る。投射レンズ309の開口絞り309cは前群レンズ
309aの焦点距離の位置に配置されている。いわゆる
前側(反射型ライトバルブ308側)にテレセントリッ
クな光学系を構成している。ここで、開口絞り309c
の中心を通過する光線として主光線を定義する。この定
義による主光線は無限本あるが、そのうちの2本(L
5,L6)を図7の実線として図示する。
絞り309cとによりテレセントリックな光学系を構成
しているので、前群レンズ309aとフィールドレンズ
305に挟まれる光学系において、主光線L5,L6は
光軸に対して平行な光線となることが理解できる。
5から前群レンズ309aに至る光路において、第2レ
ンズ板303の複数のレンズ303aに生成される2次
光源像から出射される光束は平行光束となる。当然主光
線L5,L6も、フィールドレンズ305から前群レン
ズ309aに至る光路において、平行光束となる。よっ
て当該光路中に配置される偏光ビームスプリッタ30
6,312,313,314の偏光分離部306p,3
12p,313p,314p、各反射型ライトバルブ3
08の変調層、波長選択性位相板311A、311B、
311C、1/2波長板315のそれぞれに対しての主
光線の入射角度は一定となる。
最も大きな影響を有する。そのため、本実施形態の装置
は、偏光分離部306p,312p,313p,314
p、各反射型ライトバルブ308の変調層が入射角度に
よって異なる特性を有しているにも拘わらず、特性変化
を最小限にすることができた。そのため、本実施形態の
装置は、従来の装置と比較して、投射像におけるコント
ラストの劣化、およびに発生するムラ(色ムラ)の低減
を実現した。
B、311C、1/2波長板315も偏光分離部306
p,312p,313p,314p、や各反射型ライト
バルブ308の変調層程ではないが、入射角度によって
異なる特性を有している。そのため、本実施形態の装置
は、波長選択性位相板311A、311B、311C、
1/2波長板315が入射角度によって異なる特性を有
しているにも拘わらず、特性変化を最小限にすることが
できた。
ズ305から前群レンズ309aに至る光路において、
第2レンズ板303の複数のレンズ303aの中央のレ
ンズに生成される2次光源像から出射される平行光束
(主光線)は光軸に対して平行である。そのため、前群
レンズ309aによる反射型ライトバルブ308の像倍
率は変化しない。即ち、反射型ライトバルブ308の取
り付け位置が光軸方向に多少ずれても、スクリーン31
7に投射される像のサイズは変化しない。そのため、各
反射型ライトバルブ308が光軸方向に厳密に取り付け
られていなくても、画素ずれなどが発生しない。よっ
て、製造コストが削減されるという効果がある。
f1、コンデンサレンズ304の焦点距離をf2(f2
>f1)とすると、コンデンサレンズ304は第2レン
ズ板303に近接配置されるので、フィールドレンズ3
05の主点とコンデンサレンズ304の主点との距離は
略f1である。
て決定される開口数(NA)を示す。光源側から第2レ
ンズ板303に光軸に平行に入射した光線M5,M6
は、距離f1を隔てたコンデンサレンズ304とフィー
ルドレンズ305によって、反射型ライトバルブ308
の光軸上の位置に集光される。
ズ305と反射型ライトバルブ308との距離は、2枚
の薄肉レンズによる近軸追跡の式から容易に求められ、
(空気換算長)(f1(f2−f1))/f2である。
即ち、反射型ライトバルブ308の反射面はフィールド
レンズ305の焦点距離の位置より空気換算長でf1
(f1/f2)だけ手前に配置されることになる。
複数のレンズ303aのそれぞれに形成された2次光源
像を出射した光が、反射型ライトバルブ308を均一に
重畳照明する。
11Aと偏光ビームスプリッタ306とにより、G光
と、R,B光の混合光とを分離することにしたが、本発
明はそれに限られることはない。波長選択性位相板31
1Aを別な特性のものと置きかえることにより、R光の
み(又はB光のみ)を分離することも可能である。その
場合は、波長選択性位相板311Bの特性もまた別な特
性にすることにより、G光とB光(又はR光)とを分離
すれば良い。
第2レンズ板303全体としてパワーを有するレンズ板
とすれば、コンデンサレンズ304を別途用意しなくて
もよい。 (第5の実施の形態)図8は第5の実施の形態の装置を
示す投射型表示装置の基本構成図ならびに当該装置にお
ける光線図を示している。本実施形態の装置が第4の実
施の形態の装置と異なる点は、コンデンサレンズとフィ
ールドレンズとの機能を兼用したレンズ404を搭載し
ている点である。
ンズ板403、偏光変換装置410は、第4の実施形態
の光源301、第1レンズ板302、第2レンズ板30
3、偏光変換装置310と同じ構成であり、その構造、
機能についての詳細な説明は省略する。
にレンズ404がコンデンサレンズならびにフィールド
レンズのそれぞれの機能を併せ持つことにより、テレセ
ントリック性が確保される。
目のコンデンサレンズの機能は、第2レンズ板403に
生成される2次光源像を出射した光であって、偏光変換
装置410を介して出射された照明光束を集光させる機
能である。2つ目のコンデンサレンズの機能は、フライ
アイインテグレータ402、403によって生成された
2次光源像のそれぞれから出射された光束を、被照明体
である反射型ライトバルブ408のそれぞれの全面に重
畳させて照射する機能である。
板403の複数のレンズ403aの各々のレンズに生成
された2次光源像から出射した光束(L7,L8等)を
平行光束に変換する機能である。
ンズ403aのうち中央のレンズは、投射レンズ409
中の開口絞り409cの中央部と共役な位置に配置され
ている。従って上記の光線L7,L8は、開口絞り40
9cによって定義される主光線に一致する。よって、レ
ンズ404は、レンズ404と各色用反射型ライトバル
ブ408B、408R、408Gとの間の光路におい
て、主光線が光軸に平行になることを担保する機能があ
るといえる。
11C、偏光ビームスプリッタ406,412,41
3,414、反射型ライトバルブ408R,408G,
408B、1/2波長板415、投射レンズ409は、
第4の実施形態の波長選択性位相板311A,311
B,311C、偏光ビームスプリッタ306,312,
313,314、反射型ライトバルブ308R,308
G,308B、1/2波長板315、投射レンズ309
と同じ構成であり、その構造、機能についての詳細な説
明は省略する。 (第6の実施形態)図9は第6の実施形態の装置を示す
投射型表示装置の基本構成図ならびに当該装置における
光線図を示している。
学系を省略した、モノクロの投射型表示装置である。初
めに照明光学系について説明する。本実施形態では、今
までの実施形態と異なり、照明光学系としていわゆるロ
ッドインテグレータを採用する。
テグレータ520と、リレーレンズ521と、コンデン
サレンズ504と、フィールドレンズ505とから構成
される。
ら構成されている。ランプは楕円鏡の当該楕円鏡に近い
第1焦点の位置に配置している。そして、ロッドインテ
グレータ520の入射面の位置は、前記楕円鏡の遠方の
第2焦点の位置に合致している。
1から射出された光はロッドインテグレータ520の入
射面520aのほぼ中央部に集光されて入射される。ロ
ッドインテグレータ520の入射面520aと射出面5
20bとは、光軸に対して垂直に形成されている。入射
面520a及び射出面520bの断面形状は、被照明体
たる反射型ライトバルブ508の比例縮小形状である。
通常反射型ライトバルブ508は長方形形状である。そ
のためロッドインテグレータ520の垂直断面形状は、
反射型ライトバルブ508を比例縮小した長方形形状と
する。なお、インテグレータ520は透明光学部材例え
ば透明ガラス部材や溶融石英硝子部材にて形成される。
は、ロッドインテグレータ520内部にて全反射を繰り
返し行って伝搬して射出面520bに達し、射出面52
0bから射出される。ここで、射出面520bは均一面
光源を構成する。言い換えると、射出面520bから
は、ロッドインテグレータ520の内面反射によって入
射面520aの位置に形成される複数の光源の虚像a、
a’、a”からの光が重畳的に出射される。
り、ロッドインテグレータ520の入射面520aの略
中央に光源の虚像として点光源像aが形成される。光源
像aから出射した光線のうち射出面520bの端部に向
かって進行する光線をL9、L10として示す。また、
光源の虚像aから射出した光線のうち一度ロッドインテ
グレータ520の内面にて全反射してから射出面520
bの端部に向かって進行する2光線をL11、L12と
する。
もっと長い場合は内面による全反射作用は、一回以上の
場合もあるが、本実施形態では1回のみの全反射を発生
する長さにロッドインテクレータ520が形成されてい
るとする。
延長面上に複数の光源の虚像a、a’、a”があると考
えることができる。虚像aを出射した光線としてL9、
L10を考えることができる。虚像a’を出射した光線
としてL9’、L12を考えることができる。L9’
は、L9がロッドインテグレータ520端部で反射した
光線を示す。虚像a”を出射した光線としてL10’、
L11を考えることができる。L10’は、L10がロ
ッドインテグレータ520端部で反射した光線を示す。
像a、a’、a”からの光が射出面520bから重畳的
に出射される。そのため、射出面520bに、均一な面
光源が形成されると言える。
向に長ければ長いほど、全反射の回数が増えるので複数
の光源の虚像は多くなる。リレーレンズ521は、ロッ
ドインテグレータ520の射出面520bから出射した
光に基づいて、2次光源像b、b’、b”を形成する。2
次光源像bは虚像aが結像した像である。2次光源像
b’は虚像a’が結像した像である。2次光源像b”は
虚像a”が結像した像である。
は、図1に示される第1の実施形態の第2レンズ板20
3の複数のレンズ203aのそれぞれに形成される2次
光源像に対応する。2次光源像bの位置は開口絞り50
9cの中央部と共役な位置である。この共役関係は、コ
ンデンサレンズ504、フィールドレンズ505、前群
レンズ509aによって実現されており、主にフィール
ドレンズ505、前群レンズ509aによって実現され
ている。よって、2次光源像bから出射される光線L
9,L10は主光線である。
b、b’、b”の近傍に配置されている。コンデンサレ
ンズ504は、2次光源像b、b’、b”のそれぞれか
ら出射された光を反射型ライトバルブ508の全面に重
畳照明させる。コンデンサレンズ504の機能は、第1
の実施形態のコンデンサレンズ204と機能が同じであ
るので、その詳細な説明は省略する。
ら出射した光束(L9、L10)、2次光源像b’から
出射した光束(L9’L12)、2次光源像b”から出
射した光束(L10’、L11)をそれぞれ平行光束に
変換する。
偏光ビームスプリッタ506の偏光分離部506pによ
りP偏光とS偏光とに偏光分離される。S偏光は、偏光
分離部506pを反射して反射型ライトバルブ508へ
出射される。反射型ライトバルブ508を出射した光は
偏光分離部506pにより検光されて、投射レンズ50
9へ出射される。
ズ509(前群レンズ509a,後群レンズ509b,
開口絞り509c)、スクリーン517は、第1の実施
形態の反射型ライトバルブ208、投射レンズ209
(前群レンズ209a,後群レンズ209b,開口絞り
209c)、スクリーン210と機能及び構成が同じで
あるので、説明を省略する。
5から前群レンズ509aに至る光路において、2次光
源像b、b’、b”から出射される光束は平行光束とな
る。当然主光線L9,L10も、フィールドレンズ50
5から前群レンズ509aに至る光路において、平行光
束となる。よって、当該光路中に配置される偏光ビーム
スプリッタ506の偏光分離部506p、反射型ライト
バルブ508の変調層のそれぞれに対しての主光線の入
射角度は一定となる。
最も大きな影響を有する。そのため、本実施形態の装置
は、偏光分離部506p、反射型ライトバルブ508の
変調層が、入射角度によって異なる特性を有しているに
も拘わらず、特性変化を最小限にすることができた。そ
のため、本実施形態の装置は、従来の装置と比較して、
投射像におけるコントラストの劣化、およびに発生する
ムラの低減を実現した。
をf1、コンデンサレンズ504の焦点距離をf2(f
2>f1)とすると、フィールドレンズ505の主点と
反射型ライトバルブ508の反射面との距離は、空気換
算長で(f1(f2−f1))/f2である。
1、ロッドインテグレータ520、リレーレンズ52
1)を第1実施形態の照明装置(光源201、フライア
イインテグレータ202,203)の代わりに用いても
良い。その場合、第6実施形態の照明装置の2次光源像
b,b’,b”,が生成される面が、第1実施形態の第
2レンズ板203の2次光源像が生成される面に一致す
るように、照明装置(光源501、ロッドインテグレー
タ520、リレーレンズ521)を配置すれば良い。
1、ロッドインテグレータ520、リレーレンズ52
1)を第2実施形態の照明装置(光源101、フライア
イインテグレータ102,103)の代わりに用いても
良い。その場合、第6実施形態の照明装置の2次光源像
b,b’,b”が生成される面が、第2実施形態の第2
レンズ板103の2次光源像が生成される面に一致する
ように、照明装置(光源501、ロッドインテグレータ
520、リレーレンズ521)を配置すれば良い。
1、ロッドインテグレータ520、リレーレンズ52
1)を第3実施形態の照明装置(光源201、フライア
イインテグレータ202,203’)の代わりに用いて
も良い。その場合、第6実施形態の照明装置の2次光源
像b,b’,b”が生成される面が、第3実施形態の第
2レンズ板203’の2次光源像が生成される面に一致
するように、照明装置(光源501、ロッドインテグレ
ータ520、リレーレンズ521)を配置すれば良い。
1、ロッドインテグレータ520、リレーレンズ52
1)を第4実施形態の照明装置(光源301、フライア
イインテグレータ302,303)の代わりに用いても
良い。その場合、第6実施形態の照明装置の2次光源像
b,b’,b”が生成される面が、第4実施形態の第2
レンズ板303の2次光源像が生成される面に一致する
ように、照明装置(光源501、ロッドインテグレータ
520、リレーレンズ521)を配置すれば良い。
1、ロッドインテグレータ520、リレーレンズ52
1)を第5実施形態の照明装置(光源401、フライア
イインテグレータ402,403)の代わりに用いても
良い。その場合、第6実施形態の照明装置の2次光源像
b,b’,b”が生成される面が、第5実施形態の第2
レンズ板403の2次光源像が生成される面に一致する
ように、照明装置(光源501、ロッドインテグレータ
520、リレーレンズ521)を配置すれば良い。 (第7の実施の形態)図10は第7の実施の形態の装置
を示す投射型表示装置の基本構成図ならびに当該装置に
おける光線図を示している。
学系を省略した、モノクロの投射型表示装置である。本
実施形態と第6の実施の形態との違いは、本実施形態の
レンズ604がコンデンサレンズの機能とフィールドレ
ンズの機能とを兼用していることである。それ以外の構
成は第6の実施形態とほぼ同じ構成であるので、適宜説
明を省略する。
ンデンサレンズならびにフィールドレンズのそれぞれの
機能を併せ持つことにより、テレセントリック性が確保
される。
0と、リレーレンズ621は、第6の実施形態の光源5
01と、ロッドインテグレータ520と、リレーレンズ
521と機能及び構成が同じであるので説明を省略す
る。
に、コンデンサレンズの機能とフィールドレンズの機能
とを兼用している。コンデンサレンズの機能は2つあ
る。1つ目のコンデンサレンズの機能は、2次光源像b、
b’、b”から出射される照明光束を集光させる機能で
ある。2つ目のコンデンサレンズの機能は、2次光源像
b、b’、b”のそれぞれから出射された光束あるいは
ロッドインテグレータ620の射出面620bに生成さ
れた均一面光源光束を、被照明体である反射型ライトバ
ルブ608に重畳させて照射する機能である。
bから出射した光束(L13,L14)、2次光源像
b’から出射した光束(L13’、L16)、2次光源
像b”から出射した光束(L14’、L15)をそれぞ
れ平行光束に変換する機能である。
09中の開口絞り609cの中央部と共役な位置にあ
る。この共役関係は、レンズ604、前群レンズ609
aによって実現される。従って上記の光線L13,L1
4は、開口絞り609cによって定義される主光線に一
致する。よって、レンズ604は、レンズ604から反
射型ライトバルブ608を介して前群レンズ609aに
至る光路において、主光線が光軸に平行になることを担
保する機能があるといえる。
b”は、図1に示される第1の実施形態の第2レンズ板
203の複数のレンズ203aのそれぞれに形成される
2次光源像に対応する。
トバルブ608、投射レンズ609(前群レンズ609
a,後群レンズ609b,開口絞り609c)、スクリ
ーン617は、第5の実施形態の偏光ビームスプリッタ
506、反射型ライトバルブ508、投射レンズ509
(前群レンズ509a,後群レンズ509b,開口絞り
509c)、スクリーン517と機能及び構成が同じで
あるので説明を省略する。
ィールドレンズの中心を出射した光が光軸と平行となる
例で説明したが、この場合に限られない。フィールドレ
ンズの中心を出射した平行光束のそれぞれが、偏光ビー
ムスプリッタの偏光分離部や反射型ライトバルブの変調
層に同じ角度で入射すれば良い。
ールドレンズやフィールドレンズの機能を有するレンズ
は、2次光源像から出射した光束を平行光束に変換す
る。この平行光束の許容度はは、主光線において角度が
±1°の範囲に収まっていればよい。
22、33の発明は、従来の装置と比較して、投射像の
コントラストの向上させ、ムラを低減した投射型表示装
置を提供することが出来る。
置と比較して設計の自由度の高く小型の装置を提供でき
る。
の構成と光線図。
における主光線と開口数を説明する光線図。
の構成と光線図。
における主光線と開口数を説明する光線図。
の構成と光線図。
における主光線と開口数を説明する光線図。
の構成と光線図。
の構成と光線図。
の構成と光線図。
置の構成と光線図。
源 102、202、302、402:第1レンズ板 103、203、203’、303、403:第2レン
ズ板 104、404、604:コンデンサレンズとフィール
ドレンズの機能を有するレンズ 204、304、504:コンデンサレンズ 205、305、505:フィールドレンズ 106、206、306、312、313、314、4
06、412、413、414、506、606:偏光
ビームスプリッタ 106p、206p、306p、312p、313p、31
4p、406p、412p、413p、414p、506
p、606p:偏光分離部 107A、107B、107C、207A、207B、
207C:プリズム 108R、208R、308R、408R:反射型ライ
トバルブ(R光用) 108G、208G、308G、408G:反射型ライ
トバルブ(G光用) 108B、208B、308B、408B:反射型ライ
トバルブ(B光用) 508、608:反射型ライトバルブ 109、209、309、409、509、609:投
射レンズ 109a、209a、309a、409a、509a、
609a:前群レンズ 109b、209b、309b、409b、509b、
609b:後群レンズ 109c、209c、309c、409c、509c、
609c:開口絞り 310、410:偏光変換装置 311A、311B、311C、411A、411B、
411C:波長選択性位相板 110、210、317、417、517、617:ス
クリーン 315、415:1/2波長板 520、620:ロッドインテグレータ 520a、620a:入射面 520b、620b:射出面 521、621:リレーレンズ L1〜L10、L13、L14:主光線 L11、L12、L15、L16、M1〜M4:光線 NA:開口数 a、a’、a”:光源の虚像 b、b’、b”:2次光源像
Claims (34)
- 【請求項1】光源の発する光から複数の2次光源像を所
定面上に生成する2次光源像生成光学系と、 前記複数の2次光源像から出射した光の第1偏光成分を
偏光分離する偏光分離光学系と、 前記偏光分離光学系から出射した第1偏光成分を複数の
色に分解して出射する色分解光学系と、 前記色分解光学系から出射された各色光毎に配置され、
前記第1偏光成分を像情報に基づいて第2偏光成分に変
調する複数の反射型ライトバルブと、 前記複数の反射型ライトバルブからそれぞれ出射した変
調光を色合成して出射する色合成光学系と、 前記色合成光学系を出射した光から前記第2偏光成分を
検光する検光光学系と、 前記複数の2次光源像を出射した光束を集光させ、かつ
前記複数の2次光源像のそれぞれから出射した光束を前
記複数の反射型ライトバルブのそれぞれの全面に重畳さ
せるコンデンサレンズと、 前記複数の2次光源像と前記複数の反射型ライトバルブ
との間に配置され、前記複数の2次光源像の所定点から
出射した光束を平行光束に変換するフィールドレンズと
を有し、 前記偏光分離光学系と前記複数の反射型ライトバルブと
前記検光光学系とは、前記フィールドレンズにより変換
された前記平行光束中に配置されていることを特徴とす
る投射型表示装置。 - 【請求項2】請求項1記載の投射型表示装置であって、 前記複数の反射型ライトバルブの像を投射する投射光学
系と、 前記複数の反射型ライトバルブから出射される反射光の
開口数を決定する開口絞りとを更に有し、 前記投射光学系のうちの前記複数の反射型ライトバルブ
側のレンズと、前記フィールドレンズとにより、前記所
定点と前記開口絞りの中央部とが共役な関係となること
を特徴とする投射型表示装置。 - 【請求項3】請求項1記載の投射型表示装置であって、 前記複数の反射型ライトバルブの像を投射する投射光学
系と、 前記複数の反射型ライトバルブから出射される反射光の
開口数を決定する開口絞りとを更に有し、 前記開口絞りにより定義される主光線は、前記複数の2
次光源像の所定点から出射した光束が前記フィールドレ
ンズによって平行光束となる位置において、前記複数の
反射型ライトバルブの中心を垂直に伸びる光軸に対して
平行であることを特徴とする投射型表示装置。 - 【請求項4】請求項1記載の投射型表示装置であって、 前記複数の反射型ライトバルブは、前記フィールドレン
ズから空気換算長で略(f1(f2−f1))/f2の
光路長(ただし、f1は前記フィールドレンズの焦点距
離、f2はコンデンサレンズの焦点距離)の位置に配置
されることを特徴とする投射型表示装置。 - 【請求項5】請求項1記載の投射型表示装置であって、 前記2次光源生成光学系は、フライアイインテグレータ
を含むことを特徴とする投射型表示装置。 - 【請求項6】請求項5記載の投射型表示装置であって、 前記フライアイインテグレータは、 複数の第1レンズ成分を平面的に配列した第1レンズ板
と、 前記第1レンズ板に相対して設けられ、前記複数の第1
レンズ成分の焦点位置にそれぞれ配置された複数の第2
レンズ成分を有し、前記複数の第2レンズ成分に前記複
数の2次光源像が生成される第2のレンズ板とを含み、 前記第2レンズ板は前記コンデンサレンズの機能を兼用
することを特徴とする投射型表示装置。 - 【請求項7】請求項1記載の投射型表示装置であって、 前記2次光源生成光学系は、ロッドインテグレータとリ
レーレンズとを含むことを特徴とする投射型表示装置。 - 【請求項8】請求項1記載の投射型表示装置であって、 前記フィールドレンズの機能と前記コンデンサレンズの
機能とは、1つの兼用光学系により兼用されることを特
徴とする投射型表示装置。 - 【請求項9】光源の発する光から複数の2次光源像を所
定面上に生成する2次光源像生成光学系と、 像情報に基づいて、前記複数の2次光源像から出射した
光を変調して射出するライトバルブと、 前記複数の2次光源像と前記ライトバルブとの間に配置
され、前記複数の2次光源像から出射した光束を集光さ
せ、かつ前記複数の2次光源像のそれぞれから出射した
光束を前記ライトバルブ全面に重畳させるコンデンサレ
ンズの機能と、前記複数の2次光源像の所定点から出射
した光束を平行光束に変換するフィールドレンズの機能
とを兼用する兼用光学系とを有することを特徴とする投
射型表示装置。 - 【請求項10】請求項9記載の投射型表示装置であっ
て、 前記ライトバルブの像を投射する投射光学系と、 前記ライトバルブから出射される光の開口数を決定する
開口絞りとを更に有し、 前記投射光学系のうちの前記ライトバルブ側のレンズ
と、前記兼用光学系とにより、前記所定点と前記開口絞
りの中央部とが共役な関係となることを特徴とする投射
型表示装置。 - 【請求項11】請求項9記載の投射型表示装置であっ
て、 前記ライトバルブの像を投射する投射光学系と、 前記ライトバルブから出射される光の開口数を決定する
開口絞りとを更に有し、 前記開口絞りにより定義される主光線は、前記複数の2
次光源像の所定点から出射した光束が前記兼用光学系に
よって平行光束となる位置において、前記ライトバルブ
の中心を垂直に伸びる光軸に対して平行であることを特
徴とする投射型表示装置。 - 【請求項12】請求項9記載の投射型表示装置であっ
て、 前記ライトバルブは、各色毎に1つ対応するものであ
り、第1偏光成分を像情報に基づいて第2偏光成分に変
調する複数の反射型ライトバルブであって、 前記2次光源生成光学系を出射した光から前記第1偏光
成分を偏光分離する偏光分離光学系と、 前記偏光分離光学系から出射した第1偏光成分を複数の
色に分解して、前記複数の反射型ライトバルブにそれぞ
れ出射する色分解光学系と、 前記複数の反射型ライトバルブからそれぞれ出射した変
調光を色合成して出射する色合成光学系と、 前記色合成光学系を出射した光から前記第2偏光成分を
検光する検光光学系とを更に有することを特徴とする投
射型表示装置。 - 【請求項13】請求項9記載の投射型表示装置であっ
て、 前記2次光源生成光学系は、フライアイインテグレータ
を含むことを特徴とする投射型表示装置。 - 【請求項14】請求項9記載の投射型表示装置であっ
て、 前記2次光源生成光学系は、ロッドインテグレータとリ
レーレンズとを含むことを特徴とする投射型表示装置。 - 【請求項15】光源の発する光から複数の2次光源像を
所定面上に生成する2次光源像生成光学系と、 前記複数の2次光源像から出射した光を偏光分離する偏
光分離光学系と、 前記偏光分離光学系から出射した光を、第1色光と、第
2色及び第3色の混合光とに分解して出射する第1色分
解光学系と、 前記第2色及び第3色の混合光から、第2色光と第3色
光とに分解して出射する第2色分解光学系と、 前記第1色分解光学系から出射した前記第1色光を、像
情報に応じて変調する第1反射型ライトバルブと、 前記第2色分解光学系から出射した前記第2色光を、像
情報に応じて変調する第2反射型ライトバルブと、 前記第2色分解光学系から出射した前記第3色光を、像
情報に応じて変調する第3反射型ライトバルブと、 前記第1反射型ライトバルブから出射した光を検光して
出射する検光光学系と、 前記第2反射型ライトバルブと前記第3反射型ライトバ
ルブとから出射した光を検光及び色合成して出射する第
1色合成光学系と、 前記検光光学系と、前記第1色合成光学系から出射した
光とを色合成して出射する第2色合成光学系とを有する
投射型表示装置であって、 前記第2色分解光学系は、前記第2色光と前記第3色光
との一方のみを偏光変換して出射する波長依存偏光変換
装置と、前記波長依存偏光変換装置から出射した光を偏
光分離する偏光ビームスプリッタとを含み、 前記第1色合成光学系は前記第2色分解光学系と兼用さ
れる前記偏光ビームスプリッタを含み、 前記複数の2次光源像から出射した光束を集光させ、か
つ前記複数の2次光源像のそれぞれから出射した光束を
前記第1乃至第3反射型ライトバルブのそれぞれの全面
に重畳させるコンデンサレンズと、 前記複数の2次光源像と前記第1乃至第3反射型ライト
バルブとの間に配置され、前記複数の2次光源像の所定
点から出射した光束を平行光束に変換するフィールドレ
ンズとを更に有し、 前記検光光学系と、前記第1乃至第3反射型ライトバル
ブと、前記第1色合成光学系と、前記第2色合成光学系
とは、前記フィールドレンズによって変換された前記平
行光束中に配置されていることを特徴とする投射型表示
装置。 - 【請求項16】請求項15記載の投射型表示装置であっ
て、 前記第1乃至第3反射型ライトバルブの像を投射する投
射光学系と、 前記第1乃至第3反射型ライトバルブから出射される反
射光の開口数を決定する開口絞りとを更に有し、 前記投射光学系のうちの前記第1乃至第3反射型ライト
バルブ側のレンズと、前記フィールドレンズとにより、
前記所定点と前記開口絞りの中央部とが共役な関係とな
ることを特徴とする投射型表示装置。 - 【請求項17】請求項15記載の投射型表示装置であっ
て、 前記第1乃至第3反射型ライトバルブの像を投射する投
射光学系と、 前記第1乃至第3反射型ライトバルブから出射される反
射光の開口数を決定する開口絞りとを更に有し、 前記開口絞りにより定義される主光線は、前記複数の2
次光源像の所定点から出射した光束が前記フィールドレ
ンズによって平行光束となる位置において、前記第1乃
至第3反射型ライトバルブの中心を垂直に伸びる光軸に
対して平行であることを特徴とする投射型表示装置。 - 【請求項18】請求項15記載の投射型表示装置であっ
て、 前記第1乃至第3反射型ライトバルブは、前記フィール
ドレンズから空気換算長で略(f1(f2−f1))/
f2の光路長(ただし、f1は前記フィールドレンズの
焦点距離、f2はコンデンサレンズの焦点距離)の位置
に配置されることを特徴とする投射型表示装置。 - 【請求項19】請求項15記載の投射型表示装置であっ
て、 前記2次光源生成光学系は、フライアイインテグレータ
を含むことを特徴とする投射型表示装置。 - 【請求項20】請求項15記載の投射型表示装置であっ
て、 前記2次光源生成光学系は、ロッドインテグレータとリ
レーレンズとを含むことを特徴とする投射型表示装置。 - 【請求項21】請求項15記載の投射型表示装置であっ
て、 前記フィールドレンズの機能と前記コンデンサレンズの
機能とは、1つの兼用光学系により兼用されることを特
徴とする投射型表示装置。 - 【請求項22】光源の発する光から複数の2次光源像を
所定面上に生成する2次光源像生成光学系と、 前記複数の2次光源像から出射した光を偏光分離する偏
光分離光学系と、 前記偏光分離光学系から出射した光を、第1色光と、第
2色及び第3色の混合光とに分解して出射する第1色分
解光学系と、 前記第2色及び第3色の混合光から、第2色光と第3色
光とに分解して出射する第2色分解光学系と、 前記第1色分解光学系から出射した前記第1色光を、像
情報に応じて変調する第1反射型ライトバルブと、 前記第2色分解光学系から出射した前記第2色光を、像
情報に応じて変調する第2反射型ライトバルブと、 前記第2色分解光学系から出射した前記第3色光を、像
情報に応じて変調する第3反射型ライトバルブと、 前記第1反射型ライトバルブから出射した光を検光して
出射する検光光学系と、 前記第2反射型ライトバルブと前記第3反射型ライトバ
ルブとから出射した光を検光及び色合成して出射する第
1色合成光学系と、 前記検光光学系と、前記第1色合成光学系から出射した
光とを色合成して出射する第2色合成光学系とを有する
投射型表示装置であって、 前記第2色分解光学系は、前記第2色光と前記第3色光
との一方のみを偏光変換して出射する波長依存偏光変換
装置と、前記波長依存偏光変換装置から出射された光を
偏光分離する偏光ビームスプリッタとを含み、 前記第1色合成光学系は前記第2色分解光学系と兼用さ
れる前記偏光ビームスプリッタを含み、 前記複数の2次光源像から出射した光束を集光させ、か
つ前記複数の2次光源像のそれぞれから出射された光束
を前記第1乃至第3反射型ライトバルブのそれぞれの全
面に重畳させるコンデンサレンズと、 前記複数の2次光源像と前記第1乃至第3反射型ライト
バルブとの間に配置され、前記複数の2次光源像の所定
点から出射した光束を平行光束に変換するフィールドレ
ンズとを更に有し、 前記波長依存偏光変換装置は、前記フィールドレンズに
よって変換された前記平行光束中に配置されていること
を特徴とする投射型表示装置。 - 【請求項23】請求項22記載の投射型表示装置であっ
て、 前記第1乃至第3反射型ライトバルブの像を投射する投
射光学系と、 前記第1乃至第3反射型ライトバルブから出射される反
射光の開口数を決定する開口絞りとを更に有し、 前記投射光学系のうちの前記第1乃至第3反射型ライト
バルブ側のレンズと、前記フィールドレンズとにより、
前記所定点と前記開口絞りの中央部とが共役な関係とな
ることを特徴とする投射型表示装置。 - 【請求項24】請求項22記載の投射型表示装置であっ
て、 前記第1乃至第3反射型ライトバルブの像を投射する投
射光学系と、 前記第1乃至第3反射型ライトバルブから出射される反
射光の開口数を決定する開口絞りとを更に有し、 前記開口絞りにより定義される主光線は、前記複数の2
次光源像の所定点から出射した光束が前記フィールドレ
ンズによって平行光束となる位置において、前記第1乃
至第3反射型ライトバルブの中心を垂直に伸びる光軸に
対して平行であることを特徴とする投射型表示装置。 - 【請求項25】請求項22記載の投射型表示装置であっ
て、 前記2次光源生成光学系は、フライアイインテグレータ
を含むことを特徴とする投射型表示装置。 - 【請求項26】請求項22記載の投射型表示装置であっ
て、 前記2次光源生成光学系は、ロッドインテグレータとリ
レーレンズとを含むことを特徴とする投射型表示装置。 - 【請求項27】請求項22記載の投射型表示装置であっ
て、 前記フィールドレンズの機能と前記コンデンサレンズの
機能とは、1つの兼用光学系により兼用されることを特
徴とする投射型表示装置。 - 【請求項28】光源の発する光から複数の2次光源像を
所定面上に生成する2次光源像生成光学系と、 前記複数の2次光源像からの光を偏光分離する偏光分離
光学系と、 前記偏光分離光学系から出射した光を、第1色光と、第
2色及び第3色の混合光とに分解して出射する第1色分
解光学系と、 前記第2色及び第3色の混合光から、第2色光と第3色
光とに分解して出射する第2色分解光学系と、 前記第1色分解光学系から出射した前記第1色光を、像
情報に基づいて変調する第1反射型ライトバルブと、 前記第2色分解光学系から出射した前記第2色光を、像
情報に基づいて変調する第2反射型ライトバルブと、 前記第2色分解光学系から出射した前記第3色光を、像
情報に基づいて変調する第3反射型ライトバルブと、 前記第1反射型ライトバルブから出射した光を検光して
出射する検光光学系と、 前記第2反射型ライトバルブと前記第3反射型ライトバ
ルブとから出射した光を検光及び色合成して出射する第
1色合成光学系と、 前記検光光学系と、前記第1色合成光学系から出射した
光とを色合成して出射する第2色合成光学系とを有する
投射型表示装置であって、 前記第2色分解光学系は、前記第2色光と前記第3色光
との一方のみを偏光変換して出射する波長依存偏光変換
装置と、前記波長依存偏光変換装置から出射した光を偏
光分離する偏光ビームスプリッタとを含み、 前記第1色合成光学系は前記第2色分解光学系と兼用さ
れる前記偏光ビームスプリッタを含み、 前記複数の2次光源像と前記第1乃至第3反射型ライト
バルブとの間に配置され、前記複数の2次光源像を出射
した光束を集光させ、かつ前記複数の2次光源像のそれ
ぞれから出射された光束を前記第1乃至第3ライトバル
ブのそれぞれの全面に重畳させるコンデンサレンズの機
能と、前記複数の2次光源像の所定点から出射した光束
を平行光束に変換するフィールドレンズの機能とを有す
る兼用光学系を更に有することを特徴とする投射型表示
装置。 - 【請求項29】請求項28記載の投射型表示装置であっ
て、 前記第1乃至第3反射型ライトバルブの像を投射する投
射光学系と、 前記第1乃至第3反射型ライトバルブから出射される反
射光の開口数を決定する開口絞りとを更に有し、 前記投射光学系のうちの前記第1乃至第3反射型ライト
バルブ側のレンズと、前記兼用光学系とにより、前記所
定点と前記開口絞りの中央部とが共役な関係となること
を特徴とする投射型表示装置。 - 【請求項30】請求項28記載の投射型表示装置であっ
て、 前記第1乃至第3反射型ライトバルブの像を投射する投
射光学系と、 前記第1乃至第3反射型ライトバルブから出射される反
射光の開口数を決定する開口絞りとを更に有し、 前記開口絞りにより定義される主光線は、前記複数の2
次光源像の所定点から出射した光束が前記兼用光学系に
よって平行光束となる位置において、前記第1乃至第3
反射型ライトバルブの中心を垂直に伸びる光軸に対して
平行であることを特徴とする投射型表示装置。 - 【請求項31】請求項28記載の投射型表示装置であっ
て、 前記2次光源生成光学系は、フライアイインテグレータ
を含むことを特徴とする投射型表示装置。 - 【請求項32】請求項28記載の投射型表示装置であっ
て、 前記2次光源生成光学系は、ロッドインテグレータとリ
レーレンズとを含むことを特徴とする投射型表示装置。 - 【請求項33】光源の発する光の少なくとも1部分を1
つの平行光束に変換する平行光束変換光学系と、 前記平行光束変換光学系の出射した光を、偏光分離及び
色分解して出射する偏光分離色分解光学系と、 前記偏光分離色分解光学系から出射された各色光毎に配
置され、像情報に基づいて偏光成分を変調する複数の反
射型ライトバルブと、 前記複数の反射型ライトバルブからそれぞれ出射した変
調光を、色合成及び検光して出射する色合成検光光学系
とを有し、 前記偏光分離色分解光学系の偏光分離部と前記複数の反
射型ライトバルブと前記色合成検光光学系の検光部と
は、前記平行光束変換光学系により変換された平行光束
中に配置されていることを特徴とする投射型表示装置。 - 【請求項34】請求項33記載の投射型表示装置であっ
て、 前記平行光束変換光学系は、 光源の発する光から複数の2次光源像を所定面上に生成
する2次光源像生成光学系と、 前記複数の2次光源像と前記複数の反射型ライトバルブ
との間に配置され、前記複数の2次光源像の所定点から
出射した光束を平行光束に変換する1つのフィールドレ
ンズとを含むことを特徴とする投射型表示装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006509243A (ja) * | 2002-12-04 | 2006-03-16 | トムソン ライセンシング | 2段階プロジェクタの構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO1997045768A1 (fr) * | 1996-05-29 | 1997-12-04 | Seiko Epson Corporation | Dispositif d'affichage par projection |
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2000
- 2000-10-20 JP JP2000320729A patent/JP2001188303A/ja active Pending
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