JP2001188003A - 回転角検出装置 - Google Patents
回転角検出装置Info
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Abstract
を、ステータコア内部の磁気検出素子に効率良く鎖交さ
せて、磁気検出素子の出力を大きくする。 【解決手段】 ステータコア25を直径方向に貫通する
ギャップ部30の中央部に磁束検出部37を形成し、こ
の磁束検出部37にホールIC31を配置する。磁束検
出部37の両側には、大ギャップ部38を形成し、各大
ギャップ部38のギャップG3 を磁束検出部37のギャ
ップG2 よりも大きくする。これにより、ステータコア
25を流れる磁束を磁束検出部37に集中させて、ホー
ルIC31に鎖交する磁束密度を大きくすることで、ホ
ールIC31の出力を大きくする。尚、大ギャップ部3
8は、ステータコア25外周側のギャップG4 が狭くな
るように形成し、且つ、該ギャップG4 は、永久磁石2
7とステータコア25とのエアギャップG1 よりも大き
く形成すると良い。
Description
いて被検出物の回転角を検出する回転角検出装置に関す
るものである。
を用いて被検出物の回転角を検出する回転角検出装置が
知られている(例えば、特公平10−2842482号
公報、特開平8−35809号公報、PCT:WO98
/0806号公報、米国特許第5861745号公報、
ドイツ:第19634281号公開特許公報参照)。例
えば、内燃機関のスロットルバルブの開度(スロットル
開度)を検出する回転角検出装置は、図11に示すよう
に、スロットルバルブ(図示せず)と一体的に回転する
円筒状のロータコア11の内周側に、ステータコア12
が同軸状に配置されている。ロータコア11の内周部に
は、2個の円弧状の永久磁石13がステータコア12を
挟んで対向するように固定されている。一方、ステータ
コア12の内部には、一定幅の磁束検出ギャップ14が
直径方向に貫通するように形成され、この磁束検出ギャ
ップ14の中央部にホールIC等の磁気検出素子15が
配置されている。
応じてステータコア12の磁束検出ギャップ14を通過
する磁束密度(磁気検出素子15に鎖交する磁束密度)
が変化し、その磁束密度に応じて磁気検出素子15の出
力が変化するため、この磁気検出素子15の出力からロ
ータコア11の回転角(スロットルバルブの回転角)を
検出するようにしている。
テータコア12の直径方向に一定幅の磁束検出ギャップ
14を貫通するように形成し、この磁束検出ギャップ1
4の中央部に磁気検出素子15を配置しているため、磁
束検出ギャップ14の中央部を通過する磁束のみが磁気
検出素子15に鎖交し、その両側を通過する磁束は磁気
検出素子15に鎖交しない。このため、磁束検出ギャッ
プ14を通過する全体の磁束量に対して磁気検出素子1
5に鎖交する磁束の割合が少なくなってしまい、磁気検
出素子15の出力が小さくなってしまう。その結果、磁
気検出素子15の出力信号の増幅率を大きくする必要が
あり、その分、信号増幅回路の構成が複雑化してコスト
高になる。しかも、信号増幅率を大きくすると、温度変
化による磁気検出素子15の出力変化も大きく増幅され
てしまい、温度変化の影響を受けやすくなって、回転角
の検出精度が低下するという欠点もある。
たものであり、従ってその目的は、ステータコアを流れ
る磁束のできるだけ多くを磁気検出素子に鎖交させるこ
とができて、磁気検出素子の出力を大きくすることがで
き、回転角の検出精度を向上できると共に、信号増幅回
路の構成を簡素化してコストダウンすることができる回
転角検出装置を提供することにある。
に、本発明の請求項1の回転角検出装置では、ステータ
コア内部のギャップ部を、ギャップの小さい磁束検出部
と、該磁束検出部に磁束を集中させる大ギャップ部とか
ら構成し、磁気検出素子を磁束検出部に配置するように
している。
は、ステータコア内部のギャップ部のうち、ギャップの
小さい磁束検出部に集中するため、この磁束検出部に配
置された磁気検出素子には、ステータコアを流れる磁束
の多くが鎖交するようになり、磁気検出素子の出力を大
きくすることができる。このため、磁気検出素子の出力
信号の増幅率を小さくすることができて、温度変化によ
る磁気検出素子の出力変化の影響を小さく抑えることが
でき、回転角の検出精度を向上できる。しかも、磁気検
出素子の出力信号の増幅率を小さくできれば、その分、
信号増幅回路の構成を簡素化して低コスト化することも
できる。
をステータコアの中央部に形成し、磁束検出部の両側に
それぞれ大ギャップ部を形成するようにすると良い。こ
のようにすれば、磁束検出部の両側から均等に磁束を集
めることができるため、ステータコアを流れる磁束を効
率良く磁束検出部に集中させることができる。
は、ステータコアの外周側でギャップが狭くなるように
形成すると良い。つまり、大ギャップ部のうちのステー
タコア外周側のギャップを狭くすれば、その分、ステー
タコアの外周面(磁束を受ける面)の面積を広くするこ
とができる。これにより、永久磁石からの磁束をより多
くステータコアに流すことができて、磁束検出部を通過
する磁束(磁気検出素子に鎖交する磁束)を更に多くす
ることができる。
テータコア外周側のギャップを、ステータコア外周のエ
アギャップよりも小さく形成すると、後述する理由によ
り、磁束検出部を通過する磁束密度が0になる回転角
[図4の位置からロータコアが±90°回転した位置]
の付近で、回転角に対する磁束密度変化特性の直線性
(磁気検出素子の出力変化特性の直線性)を確保できな
くなり、回転角の検出精度が低下する。
のうちのステータコア外周側のギャップを、該ステータ
コア外周のエアギャップよりも大きく形成すると良い。
このようにすれば、磁束検出部を通過する磁束密度が0
になる回転角の付近でも、回転角に対して磁束密度を直
線的に変化させることができて、磁気検出素子の出力変
化特性の直線性を向上でき、回転角の検出精度を向上で
きる。
は、曲面状に形成すると良い。このようにすれば、大ギ
ャップ部周辺で磁束が乱れることなく流れて、磁束検出
部に磁束をスムーズに集中させることができ、磁束検出
部における磁束密度増大効果をより向上させることがで
きる。
アは、外周側から磁束検出部(磁気検出素子)に向かっ
て軸方向寸法が狭くなるように形成しても良い。このよ
うにすれば、ステータコアを流れる磁束を軸方向でも磁
気検出素子に集中させることができると共に、永久磁石
に対向するステータコアの外周部の軸方向寸法を拡大し
て、永久磁石からの磁束をステータコアの外周部で受け
やすくすることができる。これにより、各部品の軸方向
の組立誤差や振動により永久磁石とステータコアとの軸
方向の相対位置がずれたとしても、永久磁石からの磁束
をステータコアの外周部で安定して受けることができ、
磁気検出素子に鎖交する磁束が軸方向の組立誤差や振動
で変化することを防止できる。これにより、軸方向の組
立誤差や振動に対しても、安定した出力特性を得ること
ができ、上述した磁束集中効果と相俟って、回転角の検
出精度を向上できる。
述する実施形態(1)〜(4)のように、永久磁石の磁
極面をステータコアの外周面に対向させ、永久磁石の磁
極面からステータコアに磁束が直接流れるようにしても
良いが、請求項8のように、ロータコアに複数の永久磁
石を互いに磁界が反発し合うように設け、各永久磁石の
磁束がロータコアを通って、ロータコアとステータコア
とのギャップを通過してステータコア内に流れるように
構成しても良い。
タコアの外周面に対向させる必要がなくなるため、永久
磁石を成形しやすい形状(例えば平板状)に形成して、
簡単な着磁法(例えば平行着磁)で着磁することがで
き、永久磁石を低コスト化できると共に、永久磁石の製
造ばらつきを少なくできる。これにより、永久磁石の製
造ばらつきに起因する磁気検出素子の出力誤差を小さく
でき、回転角の検出精度を向上できる。しかも、永久磁
石は、磁束がロータコアに流れる位置に配置すれば良
く、ロータコアの内周側に磁石を配置する必要がないた
め、ロータコアの径方向寸法を小さくすることができ、
回転角検出装置を小型化できると共に、ヨークにおける
磁石の配置場所を比較的自由に選択でき、設計の自由度
も高めることができる。
の内周側のうちの永久磁石の近傍部分に、該永久磁石の
両極とステータコアとの間の磁束の短絡を防止するため
の空隙部を形成すると良い。このようにすれば、永久磁
石の磁束の短絡を空隙部によって防止でき、磁束の短絡
による検出精度の低下(検出磁束密度の低下)を防ぐこ
とができる。
の実施形態(1)を図1乃至図5に基づいて説明する。
装置全体の構成を説明する。回転角検出装置の本体ハウ
ジング21には、スロットルバルブ等の被検出物の回転
軸22が軸受23を介して回動自在に挿通支持されてい
る。この回転軸22の先端部(右端部)には、円筒カッ
プ状のロータコア24がかしめ等により固定され、この
ロータコア24の内周側に、ステータコア25が同軸状
に配置されている。ロータコア24とステータコア25
は共に鉄等の磁性材料で形成されている。
の内周部には、円筒状の永久磁石27が取り付けられて
いる。この永久磁石27は、接着、樹脂モールド等によ
りロータコア24に同心状に固定され、永久磁石27の
内周面とステータコア25の外周面との間に均一なエア
ギャップG1 が形成されている。永久磁石27は、磁石
内部の磁力線の向きがラジアル方向(径方向)となるよ
うに着磁(ラジアル着磁)され、永久磁石27の上半部
は、内周側がN極、外周側がS極となるように着磁さ
れ、永久磁石27の下半部は、外周側がN極、内周側が
S極となるように着磁されている。尚、永久磁石27
は、上半部と下半部を2分割して、2個の磁石で円筒状
の磁石を構成しても良い。この永久磁石27は、磁石内
部の磁力線が互いに平行となるように着磁(平行着磁)
しても良い。
束の短絡を防止するための複数の貫通孔28が回転軸2
2を取り巻くように形成されている(図3参照)。ロー
タコア24の外周部は樹脂29でモールドされている。
れ、両者の間隔が樹脂製のスペーサ32によって規制さ
れることで、直径方向に貫通するギャップ部30が形成
されている。このギャップ部30の中央部には、平行磁
場を形成するための磁束検出部37が所定のギャップG
2 で形成されている。この磁束検出部37に後述するホ
ールIC31が配置されるため、磁束検出部37の長さ
寸法は、ホールIC31の幅寸法とほぼ同一又はそれ以
上に設定すれば良い。本実施形態(1)では、磁束検出
部37を通過する磁束密度をできるだけ高めるために、
磁束検出部37の長さ寸法は、ホールIC31の幅寸法
とほぼ同一に設定されている。
に円弧状に窪んだ大ギャップ部38が形成され、各大ギ
ャップ部38のギャップG3 が、磁束検出部37のギャ
ップG2 よりも大きく形成されている。これにより、ス
テータコア25を流れる磁束は、大ギャップ部38を通
過せずに、磁束検出部37に集中して流れる(図4参
照)。
に円弧状に形成することで、ステータコア25の外周側
のギャップG4 が狭くなるように形成され、且つ、該ギ
ャップG4 は、永久磁石27とステータコア25とのエ
アギャップG1 よりも大きく形成されている。
1は、ホール素子(磁気検出素子)と信号増幅回路とを
一体化したICであり、磁束検出部37を通過する磁束
密度(ホールIC31に鎖交する磁束密度)に応じた電
圧信号を出力する。尚、ホールIC31は、磁束密度に
対する出力ゲイン調整、オフセット調整、温度特性の補
正のプログラムを外部から電気トリミングする機能を有
したり、断線、ショートの自己診断機能を有していても
良い。ホールIC31は、樹脂製のスペーサ32によっ
て位置決めされ、ホールIC31の端子がスペーサ32
内を通してコネクタピン33に溶接等により接続されて
いる。このコネクタピン33、ステータコア25、スペ
ーサ32等を樹脂でモールド成形することで、コネクタ
ハウジング34が形成されている。
は、ステータコア25と同心状に環状凹部35が形成さ
れ、この環状凹部35に本体ハウジング21の右端縁部
36を圧入、接着等により固定することで、ロータコア
24とステータコア25との同軸精度を確保している。
図4に示す位置(以下、この位置のロータコア24の回
転角を0°とする)では、磁気回路が、永久磁石27の
上側部→ステータコア25の上側部→磁束検出部37→
ステータコア25の下側部→永久磁石27の下側部→ロ
ータコア24→永久磁石27の上側部の経路で形成さ
れ、永久磁石27の磁束が、ステータコア25の上側部
から下側部に流れる(以下、この磁束の流れ方向を正方
向とする)。そして、スロットルバルブ等の被検出物の
回転に伴ってロータコア24が回転すると、磁束の一部
がステータコア25の下側部から上側部(反対方向)に
流れ、これが磁束検出部37で正方向に流れる磁束と打
ち消し合うため、磁束検出部37では、正方向に流れる
磁束量Φ1とその反対方向に流れる磁束量Φ2 との差に
相当する磁束量(Φ1 −Φ2 )が流れる。
180°の範囲では、回転角に応じて正方向の磁束量Φ
1 が減少し、反対方向の磁束量Φ2 が増加するため、図
5に示すように、回転角が0〜180°の範囲では、回
転角に応じて磁束検出部37を通過する磁束密度が減少
する。この際、回転角が90°の位置で、正方向の磁束
量Φ1 と反対方向の磁束量Φ2 とが同じになり、両者が
打ち消し合って磁束検出部37の磁束密度が0となる。
その後、回転角が180°〜360°になると、回転角
に応じて正方向の磁束量Φ1 が増加し、反対方向の磁束
量Φ2 が減少するため、回転角に対する磁束検出部37
の磁束密度の変化の勾配が0〜180°の場合と反対と
なる。
じてステータコア25の磁束検出部37を通過する磁束
密度(ホールIC31に鎖交する磁束密度)が変化し、
この磁束密度に応じてホールIC31の出力が変化す
る。制御回路(図示せず)は、ホールIC31の出力を
読み込んでロータコア24の回転角(被検出物の回転
角)を検出する。
IC31を配置する磁束検出部37の両側に大ギャップ
部38を形成したので、ステータコア25を流れる磁束
を磁束検出部37に集中させて、磁束検出部37を通過
する磁束密度を大きくすることができる。これにより、
磁束検出部37に配置したホールIC31のホール素子
に鎖交する磁束密度を大きくすることができ、ホールI
C31のホール素子の出力を大きくすることができる。
本発明者らの実験結果によれば、図11に示すように、
直径全長にわたって一定幅の磁束検出ギャップ14を形
成した従来構成と比較して、本実施形態(1)では、大
ギャップ部38による磁束集中効果によってホールIC
31のホール素子の出力を約1.3倍に増大できること
が確認された。
出力の増幅率を小さくすることが可能となり、温度変化
によるホール素子の出力変化の影響を小さく抑えること
ができ、回転角の検出精度を向上することができる。し
かも、ホール素子の出力信号の増幅率が小さくなれば、
その分、ホールIC31の信号増幅回路の構成を簡素化
することができ、ホールIC31の低コスト化が可能と
なる。
ア25の中央部に磁束検出部37を形成し、その両側に
それぞれ大ギャップ部38を形成したので、磁束検出部
37の両方向から均等に磁束を集めることができ、ステ
ータコア25を流れる磁束を効率良く磁束検出部37に
集中させることができる。
ア25の外周側でギャップG4 が狭くなるように形成さ
れているので、ステータコア25の外周面(磁束を受け
る面)の面積を広くすることができる。これにより、永
久磁石27からの磁束をより多くステータコア25に流
すことができて、磁束検出部37を通過する磁束(ホー
ルIC31に鎖交する磁束)を更に多くすることができ
る。
は、正方向の磁束量Φ1 とその反対方向の磁束量Φ2 と
が同じになり、両者が打ち消し合って磁束検出部37の
磁束密度が0となる(図5参照)。仮に、大ギャップ部
38のうちのステータコア25外周側のギャップG4
を、永久磁石27とステータコア25とのエアギャップ
G1 よりも小さく形成すると、回転角が90°の付近
で、正方向の磁束量Φ1 と反対方向の磁束量Φ2 がほぼ
同じとなる回転角の範囲が広がってしまい、その範囲で
は、回転角が少し変化しても、磁束検出部37の磁束密
度がほぼ0のまま、あまり変化しなくなる。その結果、
回転角が90°の付近で、回転角に対する磁束密度変化
特性の直線性(ホールIC31の出力変化特性の直線
性)を確保できなくなり、90°付近の回転角の検出精
度が低下する。
プ部38のうちのステータコア25の外周側のギャップ
G4 が、永久磁石27とステータコア25とのエアギャ
ップG1 よりも大きく形成されているため、90°付近
でも、正方向の磁束量Φ1 とその反対方向の磁束量Φ2
が共に回転角に応じて変化して、磁束検出部37の磁束
量(Φ1 −Φ2 )が回転角に応じて直線的に変化するよ
うになる(図5参照)。これにより、90°付近におけ
るホールIC31の出力変化特性の直線性が向上し、9
0°付近の回転角の検出特性が向上する。
部38を円弧状に形成したので、大ギャップ部38周辺
で磁束が乱れることなく流れて、磁束検出部37に磁束
をスムーズに集中させることができ、磁束検出部37に
おける磁束密度増大効果をより向上させることができ
る。このような効果は、大ギャップ部38を円弧状以外
の曲面状に形成しても、得られる。
ルICの配置形態等は、図2(b)〜(f)に示すよう
に種々の変形例が考えられる。例えば、図2(b),
(c)の例では、ロータコア24の両側に、2個の円弧
状の永久磁石39をステータコア25を挟んで対向する
ように配置し、更に、図2(c)では、大ギャップ部4
0をステータコア25の外周側に向って直線的に拡開す
るように形成している。
に2つ配置しても良く、図2(d)に示すように、磁束
検出部37を通る磁束の方向(上下方向)に重ねて配置
したり、或は、図2(e),(f)に示すように、磁束
検出部37を通る磁束の方向と直角方向に並べて配列し
たりしても良い。このようにすれば、2つのホールIC
31のホール素子に鎖交する磁束密度をほぼ同一にする
ことができ、2つのホールIC31の出力を互いに比較
して異常がないか否かを確認しながら回転角を検出する
ことができるようになり、回転角検出装置の信頼性を向
上することができる。
用いて本発明の実施形態(2)を説明する。但し、上記
実施形態(1)と実質的に同じ部分には、同一符号を付
して説明を省略する。
永久磁石27を樹脂でモールド成形することで、被検出
物と連結するための回転レバー41が形成され、この回
転レバー41のロータコア24のモールド樹脂部がステ
ータコア42の外周に回動自在に嵌合支持されている。
この場合、ロータコア24(永久磁石27)の内周側の
モールド樹脂部がステータコア42に対する軸受部(摺
動部)として機能する。従って、永久磁石27に対する
ステータコア42外周の磁気的なギャップG1は、モー
ルド樹脂部の厚みによって確保されている。回転レバー
41は、ねじりコイルばね43によって所定の回転方向
に付勢され、その付勢力によって初期位置まで自動的に
復帰するようになっている。
が形成され、この挿通孔44がステータコア42の左端
部に設けられた小径部45に挿通され、この小径部45
の先端部に固定されたストッパプレート46によって、
回転レバー41がステータコア42から抜け止めされて
いる。このストッパプレート46と回転レバー41との
間には、回転レバー41のスラスト方向の動きを規制す
るスプリングワッシャ47が挟み込まれている。
コア42の内部には、直径方向に貫通するギャップ部3
0が形成されている。本実施形態(2)においても、ギ
ャップ部30の中央部に磁束検出部37が形成されると
共に、該磁束検出部37の両側に大ギャップ部38が形
成されている。この場合も、前記実施形態(1)と同じ
く、各大ギャップ部38のギャップG3 が磁束検出部3
7のギャップG2 よりも大きく形成され、ステータコア
42を流れる磁束が磁束検出部37に集中して流れるよ
うになっている。更に、大ギャップ部38は、ステータ
コア42の外周側のギャップG4 が狭くなるように形成
され、且つ、該ギャップG4 が永久磁石27とステータ
コア25とのエアギャップG1 よりも大きく形成されて
いる。このようなG1 〜G4 の設定による効果は、前記
実施形態(1)と同じである。
部37には、2つのホールIC31が磁束検出部37を
通る磁束の方向に重ねて配置されている。或は、図7
(b)に示すように、磁束検出部37にホールIC31
を1つのみ配置しても良い。尚、コネクタハウジング3
4には、回転レバー41やロータコア24の周囲を取り
囲むように筒状カバー部48が一体に形成されている。
また、永久磁石や大ギャップ部の形状、ホールICの配
置形態等は、図2(b)〜(f)に示すように、種々変
更しても良い。
も、前記実施形態(1)と同じく、ホールIC31を配
置する磁束検出部37の両側に大ギャップ部38を形成
したので、磁束検出部37を通過する磁束密度を大きく
して、ホールIC31のホール素子の出力を大きくする
ことができ、回転角の検出精度を向上できると共に、信
号増幅回路の構成を簡素化してホールIC31を低コス
ト化することができる。その他、前記実施形態(1)と
同じ効果を得ることができる。
用いて本発明の実施形態(3)を説明する。本実施形態
(3)は、前記実施形態(1)と共通する部分が多いの
で、前記実施形態(1)と実質的に同じ部分には、同一
符号を付して説明を省略する。
の両側面部をテーパ状に形成している。これにより、ス
テータコア49の外周面の軸方向寸法を永久磁石27よ
りも大きくして、永久磁石27の内周面全体をステータ
コア49の外周面に確実に対向させると共に、ステータ
コア49の軸方向寸法を外周側から磁束検出部50に向
かって狭くして、ステータコア49を流れる磁束を軸方
向でも磁束検出部50のホールIC31に集中させるよ
うにしている。
49の磁束検出部50の軸方向寸法をホールIC31の
軸方向寸法とほぼ同一に設定しているが、ホールIC3
1内部のホール素子への磁束の集中性を更に高めるため
に、磁束検出部50の軸方向寸法をホールIC31の軸
方向寸法より狭くしても良い。或は、磁束検出部50の
軸方向寸法をホールIC31の軸方向寸法よりも少し大
きくしても良い。
テータコア49の両側面部をテーパ状に形成したので、
ステータコア49の外周面を広くしながら、ホールIC
31への磁束の集中性を高めることができる。ステータ
コア49の外周面を広くすれば、各部品の軸方向の組立
誤差や振動により永久磁石27とステータコア49との
軸方向の相対位置がずれたとしても、永久磁石27から
の磁束をステータコア49の外周面で安定して受けるこ
とができ、ホールIC31のホール素子に鎖交する磁束
が軸方向の組立誤差や振動で変化することを防止するこ
とができる。これにより、軸方向の組立誤差や振動に対
しても、安定した出力特性を得ることができ、上述した
ステータコア49のテーパ形状と大ギャップ部38によ
る磁束集中効果と相俟って、回転角の検出精度を更に向
上することができる。
49の両側面部をテーパ状に形成したが、片側の側面部
のみをテーパ状に形成しても良い。
本発明の実施形態(4)を説明する。本実施形態(4)
は、前記実施形態(2)と共通する部分が多いので、前
記実施形態(2)と実質的に同じ部分には、同一符号を
付して説明を省略する。
の左側面の中心部に非磁性材製の軸部53を固定し、こ
の軸部53に回転レバー41を挿通するようにしてい
る。そして、前記実施形態(3)と同じように、ステー
タコア51の右側面部をテーパ状に形成することで、ス
テータコア51の外周面の軸方向寸法を永久磁石27よ
りも大きくして、永久磁石27の内周面全体をステータ
コア49の外周面に確実に対向させると共に、ステータ
コア51の軸方向寸法を外周側から磁束検出部52に向
かって狭くして、ステータコア51を流れる磁束を軸方
向でもホールIC31に集中させるようにしている。こ
の構成により、本実施形態(4)においても、前記実施
形態(3)と同じ効果を得ることができる。
束検出部50,52の両側に大ギャップ部38を形成し
ているが、大ギャップ部38を形成しない構成としても
良く、この場合でも、軸方向でのホールIC31(ホー
ル素子)ヘの磁束集中効果によって、回転角の検出精度
を向上することができる。
は、永久磁石をステータコアの外周面に対向させて、磁
束をラジアル方向に通過させるラジアルギャップ型の構
成としたが、永久磁石をステータコアに対してアキシャ
ル方向に対向させて、磁束をアキシャル方向に通過させ
るアキシャルギャップ型の構成としても良い。また、永
久磁石をステータコアに対してアキシャル方向に対向さ
せながら、ロータコアに形成した円筒部をステータコア
の外周面に近接させて対向させ、該円筒部とステータコ
アとの間で磁束をラジアル方向に通過させるラジアルギ
ャップ型の構成としても良い。
〜(4)では、永久磁石の磁極面をステータコアの外周
面に対向させ、永久磁石の磁極面からステータコアに磁
束が直接流れるようになっているが、図12乃至図14
に示す本発明の実施形態(5)では、ロータコア61に
2個の永久磁石62を互いに磁界が反発し合うように設
け、各永久磁石62の磁束がロータコア61を通って、
ロータコア61とステータコア49とのギャップを通過
してステータコア49内に流れるように構成している。
以下、この構成を詳細に説明する。
楕円又は長円形の筒状に形成され、その長径方向の両側
に形成された2個の切欠部63に、それぞれ永久磁石6
2が1個ずつ嵌め込まれて接着等により固定されてい
る。各永久磁石62は、それぞれ平板状に形成され、そ
の両端面にN極とS極が平行着磁されている。2個の永
久磁石62は、同じ極性の磁極面をロータコア61の半
円弧部分を介して磁気的に対向させることで、2個の永
久磁石62の磁界がロータコア61の内部で互いに反発
し合うように配置されている。
に、各永久磁石62のN極から出た磁束は、ロータコア
61→ステータコア49→磁束検出部50(ホールIC
31)→ステータコア49→ロータコア61の経路で各
永久磁石62のS極に戻る。そして、スロットルバルブ
等の被検出物の回転に伴って、ロータコア61が回転す
ると、その回転角に応じてステータコア49の磁束検出
部50を通過する磁束密度(ホールIC31に鎖交する
磁束密度)が図14に示すように変化し、この磁束密度
に応じてホールIC31の出力が変化する。
形に形成して、その長径方向の両側に2個の永久磁石6
2を配置しているため、ロータコア61とステータコア
49との間のギャップが永久磁石62に近付くほど大き
くなっている。これにより、ロータコア61の内周側の
うちの各永久磁石62の近傍部分には、各永久磁石62
の両極とステータコア49との間の磁束の短絡を防止す
るための大きなギャップ(空隙部)が形成されている。
との間のギャップは、各永久磁石62から離れるに従っ
て徐々に小さくなるため、ロータコア61の内周面から
ステータコア49の外周面への磁束の流れが永久磁石6
2に近い場所に偏ることが防止され、ステータコア49
への磁束の流れが分散・平均化する。これにより、回転
角に対する磁束検出部50の磁束密度の変化特性の直線
性が向上する。その他の構成は、前記実施形態(3)と
同じである。
コア61に2個の永久磁石62を互いに磁界が反発し合
うように設け、各永久磁石62の磁束がロータコア61
を通って、ロータコア61とステータコア49とのギャ
ップを通過してステータコア49内に流れるように構成
したので、永久磁石62の磁極面でステータコア49と
の間のエアギャップを形成する必要がなくなり、永久磁
石62を製造しやすい形状、着磁しやすい形状である例
えば平板状に形成することができる。
ば、最も簡単な成形法で、最も簡単な着磁法(平行着
磁)で、永久磁石62を製造することができ、製造ばら
つきの少ない高品質の永久磁石62を安価に製造するこ
とができる。これにより、永久磁石62の製造ばらつき
に起因するホールIC31の出力誤差を小さくでき、回
転角の検出精度を向上できる。
プは、各永久磁石62の近傍部分が大きくなっているの
で、各磁石27の磁束の短絡を当該ギャップで防止で
き、磁束検出部50(ホールIC31)を通過する磁束
密度の低下を防止できて、検出精度の低下を防ぐことが
できる。
は、ロータコア61を楕円又は長円形に形成して、その
長径方向の両側に2個の永久磁石62に配置すること
で、ロータコア61の内周側のうちの各永久磁石62の
近傍部分に、磁束短絡防止用の大きなギャップ(空隙
部)を形成したが、図15に示す本発明の実施形態
(6)では、円筒状のロータコア65の内周側のうちの
各永久磁石62の近傍部分に凹状の空隙部66を形成
し、この空隙部66で永久磁石62の磁束の短絡を防止
するようにしている。従って、本実施形態(6)では、
円筒状のロータコア65の内周面とステータコア49の
外周面とのギャップは、磁束短絡防止用の空隙部66を
除いて均一となっている。その他の構成は、前記実施形
態(5)と実質的に同じである。以上説明した実施形態
(6)でも、前記実施形態(5)と同じ効果を得ること
ができる。
実施形態(7)では、円筒状のロータコア67の内周側
に凹状の空隙部を形成せず、円筒状のロータコア67の
内周面全体が均一のギャップを介してステータコア49
の外周面と対向している。その他の構成は、前記実施形
態(6)と同じである。
の磁束検出部50の両側部に形成した大ギャップ部38
が、ステータコア49を流れる磁束を磁束検出部50に
集中させる役割を果たすと共に、永久磁石62の磁束の
短絡を少なくする役割も果たす。これにより、本実施形
態(7)でも、2個の永久磁石62の反発磁界を利用し
て回転角を検出することができる。
ータコアの直径方向に対向する位置に2個の永久磁石6
2を配置したが、ロータコアのうちの磁束の流れる経路
中であれば、永久磁石62の位置を適宜変更しても良
く、要は、2個の永久磁石62を互いに磁界が反発し合
うように設ければ良い。
は、磁束の流れる2つの経路にそれぞれ永久磁石62を
1個ずつ配置したが、磁界を強くするために、1つの経
路に複数の永久磁石を配置し、隣接する永久磁石のN極
とS極を対向させるようにしても良い。
に磁界が反発し合うように設け、磁束の流れる経路を3
つ以上形成し、これらの経路の磁束が並行して流れる位
置にホールIC(磁気検出素子)を配置するようにして
も良い。また、上記実施形態(5)〜(7)における永
久磁石の形状は、平板状に限定されず、永久磁石の配置
場所や配置スペースに応じて、製造しやすい適宜の形状
に形成すれば良い。また、各永久磁石の大きさはそれぞ
れ異なっていても良い。
被検出物の回転軸22にロータコアを直結する構成であ
るが、図6又は図10と同じように、ロータコアをモー
ルド成形して形成した回転レバーを任意の被検出物と連
結できるように構成しても良い。
は、磁束検出部の磁束密度を検出する磁気検出素子とし
てホールIC31を用いたが、ホールIC(ホール素
子)に代えて、磁気抵抗素子等を用いるようにしても良
い。また、磁束検出部の片側のみに大ギャップ部を形成
しても良く、この場合、磁束検出部の位置を他方側にず
らしても良い。
転角検出装置に限定されず、種々の回転体の回転角検出
装置に適用することができる。
の縦断面図
ップ部の形状、ホールICの配置形態の異なる方法を示
す図1のA−A断面図
束検出部の磁束密度の変化特性を示す図
の縦断面図
配置方法を示す図6のC−C断面図
の縦断面図
置の縦断面図
図
ア、永久磁石、ステータコアの配置関係を示す図
磁束検出部の磁束密度の変化特性を示す図
ア、永久磁石、ステータコアの配置関係を示す図
ア、永久磁石、ステータコアの配置関係を示す図
ア、25…ステータコア、27…永久磁石、30…ギャ
ップ部、31…ホールIC(磁気検出素子)、37…磁
束検出部、38…大ギャップ部、39…永久磁石、40
…大ギャップ部、41…回転レバー、42…ステータコ
ア、43…ねじりコイルばね、47…スプリングワッシ
ャ、49…ステータコア、50…磁束検出部、51…ス
テータコア、52…磁束検出部、61…ロータコア、6
2…永久磁石、65…ロータコア、66…磁束短絡防止
用の空隙部、67…ロータコア。
Claims (9)
- 【請求項1】 被検出物の回転に応じて回転するロータ
コアと、 前記ロータコアに固定された永久磁石と、 前記ロータコアと同軸状に配置されたステータコアと、 前記ステータコアの内部に形成されたギャップ部に配置
され、該ギャップ部を通過する磁束密度に応じた信号を
出力する磁気検出素子とを備え、 前記磁気検出素子の出力信号に基づいて前記被検出物の
回転角を検出する回転角検出装置であって、 前記ステータコア内部のギャップ部を、ギャップの小さ
い磁束検出部と、該磁束検出部に磁束を集中させる大ギ
ャップ部とから構成し、前記磁気検出素子を前記磁束検
出部に配置したことを特徴とする回転角検出装置。 - 【請求項2】 前記磁束検出部は、前記ステータコアの
中央部に形成され、前記磁束検出部の両側にそれぞれ前
記大ギャップ部が形成されていることを特徴とする請求
項1に記載の回転角検出装置。 - 【請求項3】 前記大ギャップ部は、前記ステータコア
の外周側でギャップが狭くなるように形成されているこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載の回転角検出装
置。 - 【請求項4】 前記大ギャップ部のうちの前記ステータ
コア外周側のギャップは、該ステータコア外周のエアギ
ャップよりも大きくなるように形成されていることを特
徴とする請求項3に記載の回転角検出装置。 - 【請求項5】 前記大ギャップ部は、曲面状に形成され
ていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記
載の回転角検出装置。 - 【請求項6】 前記ステータコアは、外周側から前記磁
束検出部に向かって軸方向寸法が狭くなるように形成さ
れていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに
記載の回転角検出装置。 - 【請求項7】 被検出物の回転に応じて回転するロータ
コアと、 前記ロータコアに固定された永久磁石と、 前記ロータコアと同軸状に配置されたステータコアと、 前記ステータコアの内部に形成されたギャップ部に配置
され、該ギャップ部を通過する磁束密度に応じた信号を
出力する磁気検出素子とを備え、 前記磁気検出素子の出力信号に基づいて前記被検出物の
回転角を検出する回転角検出装置であって、 前記ステータコアは、外周側から前記磁気検出素子に向
かって軸方向寸法が狭くなるように形成されていること
を特徴とする回転角検出装置。 - 【請求項8】 前記ロータコアに複数の永久磁石を互い
に磁界が反発し合うように設けたことを特徴とする請求
項1乃至7のいずれかに記載の回転角検出装置。 - 【請求項9】 前記ロータコアの内周側のうちの前記永
久磁石の近傍部分には、該永久磁石の両極と前記ステー
タコアとの間の磁束の短絡を防止するための空隙部が形
成されていることを特徴とする請求項8に記載の回転角
検出装置。
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