JPH04361101A - 位置検出装置 - Google Patents
位置検出装置Info
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- JPH04361101A JPH04361101A JP13631991A JP13631991A JPH04361101A JP H04361101 A JPH04361101 A JP H04361101A JP 13631991 A JP13631991 A JP 13631991A JP 13631991 A JP13631991 A JP 13631991A JP H04361101 A JPH04361101 A JP H04361101A
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- shaft
- magnet
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Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非接触式の位置検出装
置に関する。
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9に示すように、中心510を中心に
回転する磁界520中に置いた磁気素子500の出力変
化から鎖交角θを検出する技術が知られている。しかし
、直線性±3%F,Sを示す直線領域は、磁気素子50
0がホール素子の場合約70°、磁気抵抗素子の場合は
約35°であり位置検出範囲が狭い。ところで、特開平
1−244314号公報には、円環形状の磁性部材に永
久磁石を設けた閉磁路構造体と、その閉磁路構造体から
の漏洩磁束を検知する磁気センサとを備えることに拠り
、直線領域の拡大を図った位置検出装置が開示されてい
る。
回転する磁界520中に置いた磁気素子500の出力変
化から鎖交角θを検出する技術が知られている。しかし
、直線性±3%F,Sを示す直線領域は、磁気素子50
0がホール素子の場合約70°、磁気抵抗素子の場合は
約35°であり位置検出範囲が狭い。ところで、特開平
1−244314号公報には、円環形状の磁性部材に永
久磁石を設けた閉磁路構造体と、その閉磁路構造体から
の漏洩磁束を検知する磁気センサとを備えることに拠り
、直線領域の拡大を図った位置検出装置が開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の位置
検出装置は、磁界強度が弱い、円環形状の磁性部材の漏
洩磁界を磁気センサに作用させているので、外部の磁界
の影響を受け易いという課題がある。本発明の目的は、
磁石以外の磁界の影響を受け難いとともに、シャフトの
位置検出に使用できる直線領域の拡大を図った位置検出
装置の提供にある。
検出装置は、磁界強度が弱い、円環形状の磁性部材の漏
洩磁界を磁気センサに作用させているので、外部の磁界
の影響を受け易いという課題がある。本発明の目的は、
磁石以外の磁界の影響を受け難いとともに、シャフトの
位置検出に使用できる直線領域の拡大を図った位置検出
装置の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為、
本発明は、ハウジングと、該ハウジングに回転自在に支
持されたシャフトと、放射磁界を発生する磁石と、該磁
石と対向して位置するとともに、磁界強度の変化で電気
抵抗値が増減する磁気素子とを備え、前記磁石若しくは
磁気素子の何れか一方を前記シャフトのハウジング側端
部に偏心して固着し、前記磁気素子の電気抵抗値の増減
に基づいて前記シャフトの回転位置を検出する位置検出
装置において、前記磁石または磁気素子の何れか他方を
シャフト中心軸からずらして前記ハウジングに固定した
構成を採用した。
本発明は、ハウジングと、該ハウジングに回転自在に支
持されたシャフトと、放射磁界を発生する磁石と、該磁
石と対向して位置するとともに、磁界強度の変化で電気
抵抗値が増減する磁気素子とを備え、前記磁石若しくは
磁気素子の何れか一方を前記シャフトのハウジング側端
部に偏心して固着し、前記磁気素子の電気抵抗値の増減
に基づいて前記シャフトの回転位置を検出する位置検出
装置において、前記磁石または磁気素子の何れか他方を
シャフト中心軸からずらして前記ハウジングに固定した
構成を採用した。
【0005】
【作用】シャフト中心軸からずらして磁気素子(磁石)
をハウジングに固定しているので、シャフトが回転する
と磁石(磁気素子)は、シャフト中心軸に対し、ずらし
量に相当する半径の円を描いて回転する。この為、磁気
素子に作用する磁界は、シャフトの回転角の変化に較べ
て少ない量の磁界の向きの変化を受ける。
をハウジングに固定しているので、シャフトが回転する
と磁石(磁気素子)は、シャフト中心軸に対し、ずらし
量に相当する半径の円を描いて回転する。この為、磁気
素子に作用する磁界は、シャフトの回転角の変化に較べ
て少ない量の磁界の向きの変化を受ける。
【0006】
【発明の効果】(あ)磁気素子(磁石)を、シャフト中
心軸からずらしてハウジングに固定したので、シャフト
の回転角の変化に対応して電気抵抗値が直線的に変化す
る直線領域が拡大する。 (い)磁石の放射磁界を利用しているので、強力な磁界
が得られ、磁気素子は他の磁界の影響を受け難い。
心軸からずらしてハウジングに固定したので、シャフト
の回転角の変化に対応して電気抵抗値が直線的に変化す
る直線領域が拡大する。 (い)磁石の放射磁界を利用しているので、強力な磁界
が得られ、磁気素子は他の磁界の影響を受け難い。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図6に基づいて説
明する。図1および図2に示す如く、回転位置検出装置
Aは、軸受11を介してハウジング1に回転自在に支持
されるシャフト2と、シャフト中心軸21から距離rだ
け偏心して位置する永久磁石3と、シャフト中心軸21
から距離2rの位置に固定されるセンサ体4とを備える
。
明する。図1および図2に示す如く、回転位置検出装置
Aは、軸受11を介してハウジング1に回転自在に支持
されるシャフト2と、シャフト中心軸21から距離rだ
け偏心して位置する永久磁石3と、シャフト中心軸21
から距離2rの位置に固定されるセンサ体4とを備える
。
【0008】ハウジング1(非磁性体製)は、筒状を呈
し、シャフト2、永久磁石3、センサ体4等を保護する
ためのものである。また、このハウジング1の段部12
には、裏面に処理回路基板13を固着した開口14を有
する電磁遮蔽部材15が接着等の手段に拠り固定されて
いる。
し、シャフト2、永久磁石3、センサ体4等を保護する
ためのものである。また、このハウジング1の段部12
には、裏面に処理回路基板13を固着した開口14を有
する電磁遮蔽部材15が接着等の手段に拠り固定されて
いる。
【0009】永久磁石3は、図2に示すように、常にセ
ンサ体4に飽和磁界を与える様な磁界強度を有し、且つ
、放射磁界311〜318を径方向に発する、内周外周
に分極した円筒状の磁力強化磁石であり、アーム部22
の後端面23に配設されている。
ンサ体4に飽和磁界を与える様な磁界強度を有し、且つ
、放射磁界311〜318を径方向に発する、内周外周
に分極した円筒状の磁力強化磁石であり、アーム部22
の後端面23に配設されている。
【0010】センサ体4は、図3に示すように、電気的
導通を図った隣り合うゲージを直交させた四個の磁気抵
抗素子(薄膜のNi− Co強磁性合金)41〜44を
ブリッジに構成してなり、開口14に臨む処理回路基板
13の表面に配設されている。また、磁気抵抗素子41
〜44の各ゲージ間には定電流源接続用の電極45、4
7および出力取り出し用の電極46、48が設けられ、
電極45、47は処理回路基板13の処理回路の定電流
源に、電極46、48は処理回路の増幅器に各々電気接
続されている。なお、処理回路の出力リード線は、外部
のECU装置に接続するためにハウジング1に配設した
ターミナル16に、半田付け等に拠り電気接続されてい
る。さらに、このセンサ体4は、シャフト中心軸21と
センサ中心とを結ぶ線wに対して45°の角度を成す向
きに固定されている。
導通を図った隣り合うゲージを直交させた四個の磁気抵
抗素子(薄膜のNi− Co強磁性合金)41〜44を
ブリッジに構成してなり、開口14に臨む処理回路基板
13の表面に配設されている。また、磁気抵抗素子41
〜44の各ゲージ間には定電流源接続用の電極45、4
7および出力取り出し用の電極46、48が設けられ、
電極45、47は処理回路基板13の処理回路の定電流
源に、電極46、48は処理回路の増幅器に各々電気接
続されている。なお、処理回路の出力リード線は、外部
のECU装置に接続するためにハウジング1に配設した
ターミナル16に、半田付け等に拠り電気接続されてい
る。さらに、このセンサ体4は、シャフト中心軸21と
センサ中心とを結ぶ線wに対して45°の角度を成す向
きに固定されている。
【0011】以下、回転位置検出装置の作動を説明する
。シャフト中心軸21から距離rだけ偏心して永久磁石
3が配設されているので、シャフト2が回転すると永久
磁石3は、実線位置32から破線位置33、34に示す
様に動き、シャフト中心軸21に対し半径rの円を描い
て回転する。この時、永久磁石3は、上述した構成であ
るので、センサ体4に加わる磁界の向きの変化αは、回
転角βに比べて小さい。
。シャフト中心軸21から距離rだけ偏心して永久磁石
3が配設されているので、シャフト2が回転すると永久
磁石3は、実線位置32から破線位置33、34に示す
様に動き、シャフト中心軸21に対し半径rの円を描い
て回転する。この時、永久磁石3は、上述した構成であ
るので、センサ体4に加わる磁界の向きの変化αは、回
転角βに比べて小さい。
【0012】本実施例では、永久磁石3とセンサ体4と
の関係は、図4の(9)であるが、参考の為、磁界の向
きの変化αと回転角βとの関係を図4、図5を用い、他
の場合についても述べる。(6)〜(10)の様に、永
久磁石3が回転する場合は、(1)〜(5)の様に、永
久磁石3が発する放射磁界中をセンサ体4が回転する場
合と逆である。(6)に示す様に、センサ体4と、永久
磁石3の出す放射磁界の回転中心とが一致する場合は、
(1)に示す様に、平行磁界中をセンサ体4が回転した
場合と同じである。(10)に示す様に、永久磁石3の
回転中心とセンサ体4とが無限に離れている場合は、常
に一定磁界がかかった状態になる。(7)〜(9)また
は(2)〜(4)に示す様に、永久磁石3の回転中心と
センサ体4の偏心が有限であれば、上記の間の状態とな
り、回転角βに対してセンサ体4に加わる磁界の向きの
変化αは少ない変化をする。図4の(1)〜(10)に
おける、回転角βと、センサ体4に加わる磁界の向きの
変化αとの関係を調べてグラフ化したものを図5に示す
。
の関係は、図4の(9)であるが、参考の為、磁界の向
きの変化αと回転角βとの関係を図4、図5を用い、他
の場合についても述べる。(6)〜(10)の様に、永
久磁石3が回転する場合は、(1)〜(5)の様に、永
久磁石3が発する放射磁界中をセンサ体4が回転する場
合と逆である。(6)に示す様に、センサ体4と、永久
磁石3の出す放射磁界の回転中心とが一致する場合は、
(1)に示す様に、平行磁界中をセンサ体4が回転した
場合と同じである。(10)に示す様に、永久磁石3の
回転中心とセンサ体4とが無限に離れている場合は、常
に一定磁界がかかった状態になる。(7)〜(9)また
は(2)〜(4)に示す様に、永久磁石3の回転中心と
センサ体4の偏心が有限であれば、上記の間の状態とな
り、回転角βに対してセンサ体4に加わる磁界の向きの
変化αは少ない変化をする。図4の(1)〜(10)に
おける、回転角βと、センサ体4に加わる磁界の向きの
変化αとの関係を調べてグラフ化したものを図5に示す
。
【0013】図5に示す様に、本実施例の場合、偏心量
は2rであるので、回転角βが−120°〜120°変
化するのに対して、磁界の向きの変化αは、−30°〜
30°と1/4に少なくなっている。この場合、センサ
体4は、以下の様に作動する。回転角βの正の方向に永
久磁石3が回転すると、磁気抵抗素子42、44の抵抗
値は減少、磁気抵抗素子41、43の抵抗値は増大する
。隣り合うゲージは電気的導通が図られているので、電
極45− 電極47間に電流が流れると、電極46に生
じる出力は、図6に示す様(実線2rのカーブ)に、出
力値が上昇する方向に変化し、電極48に生じる出力は
出力値が上昇する方向に変化し、電極48に生じる出力
は、図6に示す様(破線2r’のカーブ)に、出力値が
下降する方向に変化する。また、回転角βの負の方向に
永久磁石3が回転すると、磁気抵抗素子42、44の抵
抗値は増大、磁気抵抗素子41、43の抵抗値は減少す
る。隣り合うゲージは電気的導通が図られているので、
電極45− 電極47間に電流が流れると、電極46に
生じる出力は、図6に示す様(実線2rのカーブ)に、
出力値が減少する方向に変化し、電極48に生じる出力
は出力値が上昇する方向に変化し、電極48に生じる出
力は、図6に示す様(破線2r’のカーブ)に出力値が
上昇する方向に変化する。そして、処理回路の増幅器に
は、図6の実線2rのカーブと破線2r’のカーブとの
差に相当する信号が入力される。
は2rであるので、回転角βが−120°〜120°変
化するのに対して、磁界の向きの変化αは、−30°〜
30°と1/4に少なくなっている。この場合、センサ
体4は、以下の様に作動する。回転角βの正の方向に永
久磁石3が回転すると、磁気抵抗素子42、44の抵抗
値は減少、磁気抵抗素子41、43の抵抗値は増大する
。隣り合うゲージは電気的導通が図られているので、電
極45− 電極47間に電流が流れると、電極46に生
じる出力は、図6に示す様(実線2rのカーブ)に、出
力値が上昇する方向に変化し、電極48に生じる出力は
出力値が上昇する方向に変化し、電極48に生じる出力
は、図6に示す様(破線2r’のカーブ)に、出力値が
下降する方向に変化する。また、回転角βの負の方向に
永久磁石3が回転すると、磁気抵抗素子42、44の抵
抗値は増大、磁気抵抗素子41、43の抵抗値は減少す
る。隣り合うゲージは電気的導通が図られているので、
電極45− 電極47間に電流が流れると、電極46に
生じる出力は、図6に示す様(実線2rのカーブ)に、
出力値が減少する方向に変化し、電極48に生じる出力
は出力値が上昇する方向に変化し、電極48に生じる出
力は、図6に示す様(破線2r’のカーブ)に出力値が
上昇する方向に変化する。そして、処理回路の増幅器に
は、図6の実線2rのカーブと破線2r’のカーブとの
差に相当する信号が入力される。
【0014】つぎに、回転位置検出装置Aの作用効果を
説明する。 (ア)放射磁界を発する永久磁石3の回転中心より2r
偏心させてセンサ体4を設けること、およびシャフト中
心軸21とセンサ中心とを結ぶ線wに対して磁気抵抗素
子41〜44を45°の角度を成す向きに配設したこと
に拠り、図6に示す如く、周期180°の従来の特性が
、本案では周期の一部が1/2周期の特性になり、この
結果、特性カーブの略直線部分は、従来の約35°から
約(105°)と拡がる。 (イ)磁気抵抗素子41〜44の飽和磁界以上の強い磁
界内でセンサ体4が、動作するので、他の磁界の影響を
防止することができる。 (ウ)センサ体4を固定し、永久磁石3を回転させる構
成であるので、センサ体4の出力を容易に外部に取り出
すことができる。 (エ)電気的導通を図った隣り合うゲージを直交させた
四個の磁気抵抗素子41〜44をブリッジに構成してセ
ンサ体4を構成しているので温度変化に因るドリフトが
相殺され、センサ体4は、環境温度が変化しても出力が
変動し難い。また、図6の実線2rのカーブと破線2r
’のカーブとの差に相当する信号を取り出す構成である
ので、高出力が得られ、信号処理が安定して行える。
説明する。 (ア)放射磁界を発する永久磁石3の回転中心より2r
偏心させてセンサ体4を設けること、およびシャフト中
心軸21とセンサ中心とを結ぶ線wに対して磁気抵抗素
子41〜44を45°の角度を成す向きに配設したこと
に拠り、図6に示す如く、周期180°の従来の特性が
、本案では周期の一部が1/2周期の特性になり、この
結果、特性カーブの略直線部分は、従来の約35°から
約(105°)と拡がる。 (イ)磁気抵抗素子41〜44の飽和磁界以上の強い磁
界内でセンサ体4が、動作するので、他の磁界の影響を
防止することができる。 (ウ)センサ体4を固定し、永久磁石3を回転させる構
成であるので、センサ体4の出力を容易に外部に取り出
すことができる。 (エ)電気的導通を図った隣り合うゲージを直交させた
四個の磁気抵抗素子41〜44をブリッジに構成してセ
ンサ体4を構成しているので温度変化に因るドリフトが
相殺され、センサ体4は、環境温度が変化しても出力が
変動し難い。また、図6の実線2rのカーブと破線2r
’のカーブとの差に相当する信号を取り出す構成である
ので、高出力が得られ、信号処理が安定して行える。
【0015】本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施
態様を含む。 a.シャフトに磁気素子を配し、磁石をハウジングに固
定する構成であっても良いが、磁気素子の電気信号をブ
ラシ等で取り出す手段が必要である。 b.磁気素子として、ホール素子等の他の素子を用いて
も、本発明の構成に拠り、直線領域の拡大が図れる。 c.上記実施例では、シャフト中心軸21とセンサ中心
とを結ぶ線wに対して45°の角度を成す向きにセンサ
体4を固定したが、シャフト中心軸21とセンサ中心と
を結ぶ線wに対してセンサ体4を平行、または直交して
センサ体4を固定しても良く、この場合、図7(平行)
に示す様に直線領域が二箇所得られる。 d.図8に示す様に、中心の円柱体350(例えばN極
)、および外筒体360(例えばS極)からなる永久磁
石300を用いれば、更に強力で安定した放射磁界が得
られる。なお、円柱体350は外筒体360と別体でも
良い。
態様を含む。 a.シャフトに磁気素子を配し、磁石をハウジングに固
定する構成であっても良いが、磁気素子の電気信号をブ
ラシ等で取り出す手段が必要である。 b.磁気素子として、ホール素子等の他の素子を用いて
も、本発明の構成に拠り、直線領域の拡大が図れる。 c.上記実施例では、シャフト中心軸21とセンサ中心
とを結ぶ線wに対して45°の角度を成す向きにセンサ
体4を固定したが、シャフト中心軸21とセンサ中心と
を結ぶ線wに対してセンサ体4を平行、または直交して
センサ体4を固定しても良く、この場合、図7(平行)
に示す様に直線領域が二箇所得られる。 d.図8に示す様に、中心の円柱体350(例えばN極
)、および外筒体360(例えばS極)からなる永久磁
石300を用いれば、更に強力で安定した放射磁界が得
られる。なお、円柱体350は外筒体360と別体でも
良い。
【図1】本発明の一実施例に係る回転位置検出装置の構
造説明図である。
造説明図である。
【図2】その装置において、シャフトの回転に伴う、永
久磁石とセンサ体との位置関係を説明した説明図である
。
久磁石とセンサ体との位置関係を説明した説明図である
。
【図3】その装置におけるセンサ体の形成を示した説明
図である。
図である。
【図4】各偏心量における、永久磁石とセンサ体の関係
を説明する説明図である。
を説明する説明図である。
【図5】各偏心量における、回転角とセンサ体に加わる
磁界の向きの変化との関係を示すグラフである。
磁界の向きの変化との関係を示すグラフである。
【図6】各偏心量における、回転角とセンサ体の出力と
の関係を示すグラフである。
の関係を示すグラフである。
【図7】シャフト中心軸とセンサ中心とを結ぶ線に対し
てセンサ体を平行に配設した場合の、各偏心量における
回転角とセンサ体の出力との関係を示すグラフである。
てセンサ体を平行に配設した場合の、各偏心量における
回転角とセンサ体の出力との関係を示すグラフである。
【図8】永久磁石の他の構成を示す説明図である。
【図9】従来の技術を説明する説明図である。
A 回転位置検出装置(位置検出装置)1 ハウジ
ング 3 永久磁石(磁石) 4 センサ体(磁気素子) 21 シャフト中心軸 23 後端面(ハウジング側端部)
ング 3 永久磁石(磁石) 4 センサ体(磁気素子) 21 シャフト中心軸 23 後端面(ハウジング側端部)
Claims (1)
- 【請求項1】 ハウジングと、該ハウジングに回転自
在に支持されたシャフトと、放射磁界を発生する磁石と
、該磁石と対向して位置するとともに、磁界強度の変化
で電気抵抗値が増減する磁気素子とを備え、前記磁石若
しくは磁気素子の何れか一方を前記シャフトのハウジン
グ側端部に偏心して固着し、前記磁気素子の電気抵抗値
の増減に基づいて前記シャフトの回転位置を検出する位
置検出装置において、前記磁石または磁気素子の何れか
他方をシャフト中心軸からずらして前記ハウジングに固
定したことを特徴とする位置検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13631991A JPH04361101A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13631991A JPH04361101A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 位置検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04361101A true JPH04361101A (ja) | 1992-12-14 |
Family
ID=15172444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13631991A Pending JPH04361101A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 位置検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04361101A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001304805A (ja) * | 2000-04-25 | 2001-10-31 | Tokai Rika Co Ltd | 回転角度検出装置 |
JP2010038765A (ja) * | 2008-08-06 | 2010-02-18 | Tokai Rika Co Ltd | 回転検出装置 |
-
1991
- 1991-06-07 JP JP13631991A patent/JPH04361101A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001304805A (ja) * | 2000-04-25 | 2001-10-31 | Tokai Rika Co Ltd | 回転角度検出装置 |
JP2010038765A (ja) * | 2008-08-06 | 2010-02-18 | Tokai Rika Co Ltd | 回転検出装置 |
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