JPH0560508A - ポテンシヨメータ - Google Patents

ポテンシヨメータ

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JPH0560508A
JPH0560508A JP22154491A JP22154491A JPH0560508A JP H0560508 A JPH0560508 A JP H0560508A JP 22154491 A JP22154491 A JP 22154491A JP 22154491 A JP22154491 A JP 22154491A JP H0560508 A JPH0560508 A JP H0560508A
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JP
Japan
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case
rotor
magnet
hall element
housed
Prior art date
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Pending
Application number
JP22154491A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Fujioka
志朗 藤岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP22154491A priority Critical patent/JPH0560508A/ja
Publication of JPH0560508A publication Critical patent/JPH0560508A/ja
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロータのガタ付きの影響が無くし、ゼロ点の
調整が容易であり、長寿命で静音型のポテンショメータ
を提供する。 【構成】 ロータ2はケース本体1内に回転自在に設け
られ、ホール素子15はケース本体1内に収容されてい
る。マグネット26は前記ロータ2と一体的に回転して
その磁界がホール素子15に流れる電流に対して変化す
るように配設されている。ホール素子15の出力電圧は
増幅回路によって増幅される。前記マグネット26はマ
グネットケース14内に収容され、当該マグネットケー
ス14と前記ロータ2とは板ばね10を介して連結され
ている。また、前記ホール素子15はセンサケース13
内に収容され、当該センサケース13はケース本体1内
で回転可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポテンショメータに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のポテンショメータは、基板上に抵
抗体をほぼ円形に印刷する一方、回転可能なロータに前
記抵抗体と摺接する摺動子を設けて、ロータの回転角度
を抵抗体に接続された端子と摺動子に接続された端子と
の間の抵抗値の変化に変換することにより、ロータの回
転を検出するようになっている。図6はこの従来のポテ
ンショメータの配線図であり、31は抵抗体、32は摺
動子、θは回転角度である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ポテンショメータは、摺動子と抵抗体が接触して摺動す
る構造であるため、長年使用により摺動子が摩耗して接
触不良となり、寿命が短いうえ、摺動によるノイズが発
生する。また、ロータがガタ付くと摺動子と抵抗体との
接触状態が変化して出力に影響することがあった。さら
に、ロータの基準点の調整が困難である等の問題があっ
た。本発明は、かかる問題点を解決するのを課題とし、
ロータのガタ付きの影響がなく、ゼロ点の調整が容易で
あり、長寿命で静音型のポテンショメータを提供するこ
とを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、ケース本体内に回転自在に設けられたロ
ータと、ケース本体内に収容されたホール素子と、前記
ロータと一体的に回転してその磁界が前記ホール素子に
流れる電流に対して変化するように配設されたマグネッ
トと、前記ホール素子の出力電圧を増幅する増幅回路と
を備えたものである。なお、前記マグネットがマグネッ
トケース内に収容され、当該マグネットケースと前記ロ
ータとが板ばねを介して連結されるようにすることも可
能である。また、前記ホール素子がセンサケース内に収
容され、当該センサケースがケース本体内で回転可能で
あるようにしてもよい。
【0005】
【作用】ロータがある角度回転すると、これに伴ってマ
グネットが回転し、ホール素子を流れる電流に対してマ
グネットの磁界が変化する。これにより、ホール素子の
出力電圧が回転角度に応じて変化し、この出力電圧の変
化は増幅回路によって増幅される。したがって、この出
力電圧の変化を検出することにより、回転角度が検出さ
れる。また、増幅回路の増幅率を変えることにより、回
転角度と出力電圧を容易に調整することができる。
【0006】マグネットが収容されたマグネットケース
とロータを板ばねを介して連結したものでは、ロータの
回転は板ばねを介してマグネットケースに伝達される。
したがって、ロータのガタ付きは当該板ばねによって吸
収され、マグネットは安定して回転するので、ロータの
ガタ付きによりマグネットの磁界が変動して出力電圧が
影響を受けることはない。また、センサケース内にホー
ル素子を収容したものでは、センサケースを回転させる
ことにより、ホール素子のマグネットに対する位置関係
を変えることができるので、基準点の調整が容易に行え
る。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。第1図は本発明に係るポテンショメータを示す。円
筒状のケース本体1の図において右端には、ロータ2が
ベアリング3及びオイルシール4によって回転可能に支
持されて収容されている。ロータ2にはストッパ5が固
着されている。このストッパ5は、図3に示すように、
ケース本体1の内周面に突出する内鍔部6に形成された
二つの段部7a,7bに当接してロータ2の回転を所定
角度(180°)に規制している。この角度は、段部7
a,7bの位置を変えることにより、変更可能である。
また、ロータ2は、図1に示すように、一端がストッパ
5に係止し、他端がケース本体1の内周面に設けられた
溝8に係止するスプリング9によって、ゼロ点に復帰可
能になっている。前記ロータ2には、板ばね10がプッ
シュナット11によって固着されている。この板ばね1
0は、図3に示すように、有孔円板の外周3箇所に脚部
12を突設したものである。
【0008】一方、ケース本体1の図において左端に
は、センサケース13及びマグネットケース14が収容
されている。センサケース13は、有底筒状をなし、内
側には、ホール素子15その他の部品が実装されたプリ
ント基板16が収容されている。前記ホール素子15
は、センサケース13の底に形成されたセンサ支持溝1
7にその頭部が嵌入することにより固定され、その中心
はロータ1の軸芯線と一致している。ホール素子15の
リード線,は、図5に示すように、定電流回路18
を介して電流入力端子19a,19bに接続され、また
リード線,は増幅回路20を介して出力端子21
a,21bに接続されている。センサケース13の底外
面の中央には、環状のガイド部22が突設されるととも
に、その周囲3箇所に弾性突片23が突設されている。
各弾性突片23の先端には爪部24が形成されている。
【0009】マグネットケース14は、円板の中央に設
けた突部25に角型のマグネット26を埋設したもので
ある。このマグネットケース14は、その突部25が前
記センサケース13のガイド部22に嵌合し、外周縁が
前記センサケース13の弾性突片23の爪部24に係合
することにより、センサケース13に対して滑らかに回
転可能になっている。また、前記、マグネット26はセ
ンサケース13の底壁を介してホール素子15と対向
し、かつ、ロータ2の軸芯線と一致しており、その磁極
N,Sは、図2に示すように、ロータ2の軸芯線に対し
て直角方向を向くように配置されている。マグネットケ
ース14の背面には、前記板ばね10の各脚部12の先
端を両側から挟持する三対の突起27が突設されてい
る。これにより、マグネットケース14は、この板ばね
10を介してロータ2と一体に回転可能になっている。
なお、ケース本体1の外面には、ねじ穴28を有する一
対の取付座29が突設されている。
【0010】以上の構成からなるポテンショメータにお
いて、ロータ2に適宜連結された図示しない被検出体が
ある角度θ回転すると、その回転はロータ2に伝えられ
る。このロータ2の回転により、ロータ2と一体回転す
る板ばね10がマグネットケース14の突起27を押圧
する結果、マグネットケース14がマグネット26とと
もに回転する。これにより、マグネット26の磁極N,
Sがロータ2の軸芯線の回りを旋回し、ホール素子15
の電流Iの方向に対して磁界Bが変化する。この結果、
ホール素子15の出力電圧Vが回転角度θに体して図4
に示すように変化し、その変化は増幅回路20で増幅さ
れる。そして、この出力電圧Vを測定することにより、
回転角度θを検出することができる。なお、ロータ2
は、スプリング9のばね力によって、ある角度θ回転し
た位置からゼロ点に復帰する。
【0011】このポテンショメータでは、ロータ2が軸
方向又は半径方向にガタ付いたとしても、板ばね10の
脚部12が変形してそのガタ付きが板ばね10に吸収さ
れるので、センサケース14に伝わることはない。した
がって、マグネット26はロータ2のガタ付きの影響を
受けないので、ホール素子15の出力は安定し、信頼性
が高い。ところで、このポテンショメータのゼロ点すな
わち出力がゼロとなる位置の調整は、増幅回路内で電気
的に行なうことができるが、センサケース13を回転す
ることによっても行なうことができる。すなわち、セン
サケース13を回転すれば、これと一体にホール素子1
5が回転し、マグネット26に対する位置を変更するこ
とができる。このセンサケース13の回転による調整を
行なった後、センサケース13とケース本体1の間に樹
脂を注入して両者を一体に固着する。
【0012】なお、このポテンショメータでは、図4に
示すように、出力電圧Vは回転角度θに対して正弦波状
に変化し、電気的有効角は360°であるが、ストッパ
5によってロータ2の回転が180°に規制されている
ので、機械的有効角は180°である。この機械的有効
角はストッパ5が当接する段部7a,7bの位置を変え
ることによって変更可能である。例えば、図4におい
て、45°から135°の間の直線に近い部分を機械的
有効角とすることもできる。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1から3に係る発明によれば、マグネットとホール素子
は非接触であり、従来のように機械的に接触する摺動部
分が無いので、高寿命で、ノイズの発生がない。また、
増幅回路の調整によって簡単にゼロ点を調整することが
できる。特に、請求項2に係る発明によれば、ロータと
マグネットケースが板ばねを介して連結され、ロータが
ガタ付いてもそのガタ付きはマグネットにまで伝わらな
いため、ホール素子の出力はガタ付きの影響を受けず、
信頼性が高い。また、請求項3に係る発明によれば、セ
ンサケースを回転することによって簡単にゼロ点を調整
することができるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るポテンショメータの断面図であ
る。
【図2】 ホール素子とマグネットの位置関係を示す斜
視図である。
【図3】 図1のI−I線断面図である。
【図4】 回転角度と出力電圧の関係を示す図である。
【図5】 ホール素子の配線図である。
【図6】 従来のポテンショメータの配線図である。
【符号の説明】
1…ケース本体、 2…ロータ、 10…板ばね、 13…センサケース、 14…マグネットケース、15…ホール素子、 20…増幅回路、 26…マグネット。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体内に回転自在に設けられたロ
    ータと、ケース本体内に収容されたホール素子と、前記
    ロータと一体的に回転してその磁界が前記ホール素子に
    流れる電流に対して変化するように配設されたマグネッ
    トと、前記ホール素子の出力電圧を増幅する増幅回路と
    を備えたことを特徴とするポテンショメータ。
  2. 【請求項2】 前記マグネットがマグネットケース内に
    収容され、当該マグネットケースと前記ロータとが板ば
    ねを介して連結されていることを特徴とする請求項1に
    記載のポテンショメータ。
  3. 【請求項3】 前記ホール素子がセンサケース内に収容
    され、当該センサケースがケース本体内で回転可能であ
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載のポテンショ
    メータ。
JP22154491A 1991-09-02 1991-09-02 ポテンシヨメータ Pending JPH0560508A (ja)

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JP22154491A JPH0560508A (ja) 1991-09-02 1991-09-02 ポテンシヨメータ

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