JP2001187882A - 革処理のための水性組成物の製造 - Google Patents

革処理のための水性組成物の製造

Info

Publication number
JP2001187882A
JP2001187882A JP2000325369A JP2000325369A JP2001187882A JP 2001187882 A JP2001187882 A JP 2001187882A JP 2000325369 A JP2000325369 A JP 2000325369A JP 2000325369 A JP2000325369 A JP 2000325369A JP 2001187882 A JP2001187882 A JP 2001187882A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
composition
solid
particulate
leather
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000325369A
Other languages
English (en)
Inventor
A Mma Anton Georges El
アントン・ジョージズ・エル・アマ
Monika Ulrike Fritsche
モニカ・ウルリケ・フリッチェ
James John Hodder
ジェイムズ・ジョーン・ホッダー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm and Haas Co
Original Assignee
Rohm and Haas Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm and Haas Co filed Critical Rohm and Haas Co
Publication of JP2001187882A publication Critical patent/JP2001187882A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C14SKINS; HIDES; PELTS; LEATHER
    • C14CCHEMICAL TREATMENT OF HIDES, SKINS OR LEATHER, e.g. TANNING, IMPREGNATING, FINISHING; APPARATUS THEREFOR; COMPOSITIONS FOR TANNING
    • C14C11/00Surface finishing of leather
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C14SKINS; HIDES; PELTS; LEATHER
    • C14CCHEMICAL TREATMENT OF HIDES, SKINS OR LEATHER, e.g. TANNING, IMPREGNATING, FINISHING; APPARATUS THEREFOR; COMPOSITIONS FOR TANNING
    • C14C9/00Impregnating leather for preserving, waterproofing, making resistant to heat or similar purposes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C14SKINS; HIDES; PELTS; LEATHER
    • C14CCHEMICAL TREATMENT OF HIDES, SKINS OR LEATHER, e.g. TANNING, IMPREGNATING, FINISHING; APPARATUS THEREFOR; COMPOSITIONS FOR TANNING
    • C14C3/00Tanning; Compositions for tanning
    • C14C3/02Chemical tanning
    • C14C3/08Chemical tanning by organic agents

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】固体革加工用化学品のダスティングを少なくす
る方法を提供すること。 【解決手段】革処理のための水性組成物の製造方法であ
って、所定量の固体粒状革処理組成物を所定量の水性希
釈剤もしくは担体に、皮なめし工場にて容器中で加える
ことを含み、該固体粒状組成物は、該固体粒状組成物の
全重量に基づいて0.1重量%以上、好ましくは0.5
重量%以上、より好ましくは1重量%以上の粒状吸湿性
物質を含む;さらに該固体粒状組成物を該水性希釈剤も
しくは担体に溶解するかまたは分散させることを含む方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、革処理のための水
性組成物の製造方法に関する。特に、本発明は、吸湿性
粒子の使用を含む方法に関する。
【0002】
【従来の技術】革の湿潤最終処理(wet end t
reatment)に関係する革加工業者は、皮なめし
工場で使用される化学品、特に、より危険な化学品を製
造工場から、固体の形(例えば粉末)よりはむしろ液体
の形(例えば溶液、懸濁液、分散液またはエマルジョ
ン)で供給されるのを好む傾向がある。この理由は、制
限された環境で危険な化学品を扱うことに関係する問題
から導かれる:液体は、粉末に関連するダスティング
(dusting)の問題がない。実際、工場の雰囲気
における少量のちりでさえその存在が、労働者に健康上
の危険を与え、燃焼の危険を与えることがあるので、ダ
スティングの問題への革加工業者および配合者の関心が
増している。
【0003】化学品を液体の形で供給するとダスティン
グの問題は克服するが、液体は、固体の形で化学品を輸
送するより高価であり得る。現在革加工業者に供給され
ている多くの粉末製品(例えばフェノール系の再なめし
剤(retanning agent))はダスティン
グが生じるので、多くの国で健康および安全についての
法律制定はまもなく、革加工業者に、労働者がダスティ
ング物質にさらされるのを減らすように強制するように
なると考えられている。幾らかの粉末製品、例えば染料
は、ダスティング防止助剤/剤(例えば、鉱油)を含ん
で、粉末が飛散しないようにしている。しかしながら、
ダスティング防止オイルは、粉末染料と共に皮なめしミ
ル(tanning mill)に含まれるので、得ら
れる革は、ダスティング防止オイルで含浸されるように
なる。染料中のダスティング防止オイルおよび他の固体
添加剤は、曇りに寄与する主なものであり、曇りは自動
車や航空機の革においては特に有害な特性である。
【0004】南アフリカ特許出願第9711432号
は、前なめしした(pretanned)革裸皮の同時
再なめし(retanning)およびファットリカー
(fatliquoring)のための組成物を開示す
る。この組成物は、10〜60℃で少なくとも8倍の量
の水に添加されたときに、均質な混合物を与えるような
形で提供される。この組成物は好ましくは固体状である
が、また溶液、分散物またはエマルジョンの形状でもあ
り得る。この組成物は、非ダスティング(non−du
sting)であると開示されている。この非ダスティ
ング性は、組成物中のファットリカー剤の存在から導か
れると思われる。ファットリカー剤は、脂肪性、油性ま
たはワックス性の性質であるので、開示された固体の再
なめし剤に本質的にちりを抑える効果を与える。この組
成物は、皮なめし工場に配送される前に供給業者によっ
て製造されるので、供給業者は事実上、固体組成物の再
なめし成分とファットリカー成分との相対的濃度を定
め、それによって、革加工業者が皮なめし工場において
これらの成分の濃度を変えるのを制限する。このこと
は、革加工業者によっては受け入れられるが、革加工業
者は一般に、再なめし成分およびファットリカー成分の
濃度を彼ら自身で変える自由を保持し、それによって、
例えば、最終の革に異なる効果を生じさせるために、異
なる反応条件が必要とされるときに、または、処理され
るべき革の質またはタイプが変えられ、最終の革に同じ
効果を生じさせるために異なる反応条件が必要とされる
ときに、加工条件を変える機会を与えられることを好
む。再なめし剤が、任意的にファットリカー剤の不在下
で固体の形で供給されることができることは、この南ア
フリカ特許出願には開示されておらず、または示唆され
ていない。
【0005】アクリル酸のホモポリマー(ポリアクリル
酸)、50重量%より多く重合されたアクリル酸を含む
コポリマーおよびそれらの塩基性塩(ここでは、個別
に、または集合的にアクリル酸のポリマーと称する)
は、何年もの間、革の湿潤最終処理(wet end
treatment)において再なめし剤として使用さ
れてきた。そのような再なめし剤はいつも、液体の形で
革加工業者に供給されてきた:ポリアクリル酸は水に可
溶であり、よってポリアクリル酸に基づく再なめし剤は
水性溶液として革加工業者に供給され、50重量%より
多く重合されたアクリル酸を含むコポリマーは、重合さ
れたコモノマーの疎水性および/または中和の度合いに
よって、水に可溶であるか、または不溶であり得、よっ
て常に、水性溶液もしくは水性懸濁液、分散液またはエ
マルジョンとして革加工業者に供給されてきた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、固体革
加工用化学品のダスティングを少なくする方法を提供す
ることである。好ましくは、この方法は、広い範囲の固
体革処理化学品において、例えば、革作成プロセスのバ
ッティング工程(bating step)での取り扱
い中にダスティングを減らすために粉末化された酵素に
おいて、および、革作成のなめし工程における取り扱い
中のダスティングを減らすために、粉末化されたなめし
用化学品、例えば硫酸クロムまたは植物抽出物において
使用することができる。
【0007】別の態様においては、所定量の水に直接溶
かすかまたは分散させた後、革の湿潤最終処理において
再なめし剤として使用することを意図された、固体の非
ダスティング組成物を提供することが、本発明の目的で
あり、この組成物は、組成物を実質的に非ダスティング
にするためのファットリカー剤または他の成分の存在を
本質的に必要としない。別の態様においては、ダスティ
ング防止オイルの代用物を提供することが本発明の目的
であり、この代用物は、革の曇りに寄与しない。
【0008】本発明に従って、革を処理するための組成
物の製造方法が提供され、この方法は、皮なめし工場
で、容器中で、所定量の固体粒状革処理組成物を所定量
の水性希釈剤または担体に添加することを含み、この固
体粒状組成物は、該固体粒状組成物の全重量に基づいて
0.1重量%以上の粒状吸湿性物質を含み;該固体粒状
組成物を該水性希釈剤もしくは担体に溶解または分散さ
せることを含む。本発明の別の態様では、i)粒状組成
物の全重量に基づいて0.1重量%以上の粒状吸湿性物
質を含む固体粒状革処理組成物;ii)該固体粒状組成
物を水分にさらすことなく受け取り、運び、かつ貯蔵す
るために適当な包装;ならびにiii)容器中で、所定
量の該粒状組成物を直接所定量の水性希釈剤または担体
中に溶解もしくは分散させるための指示を含む、皮なめ
し工場で該固体粒状組成物を取り扱うための指示を含む
商品が提供される。包装が、水性の環境に可溶であるか
または、なめしミルの機械的作用によって容易に壊され
る1つの実施態様においては、商品が、なめしミル中で
水または他の水性希釈剤もしくは担体に直接加えられ
る。
【0009】本発明の別の態様では、革を処理するため
の水性組成物(例えばなめし液浸漬、なめし、再なめ
し、または着色用組成物)の工場での製造において、固
体粒状組成物の全重量に基づいて0.1重量%以上の粒
状吸湿性物質を含む固体粒状革処理組成物を使用するこ
とが提供される。本発明の別の態様では、固体ダスティ
ング革処理組成物を非ダスティングにする方法が提供さ
れ、この方法は、粒状固体ダスティング革処理組成物を
粒状固体吸湿性物質と混合して混合物を形成することを
含み、吸湿性の物質は該混合物中に、該混合物の全重量
に基づいて少なくとも0.1重量%の量で存在する。本
発明の別の態様では、吸湿性物質を、固体粒状革処理組
成物においてダスティング防止剤として使用することが
提供される。この態様の1つの実施態様においては、吸
湿性物質を、固体粒状革処理組成物において固体中のダ
スティング防止オイルの代用物として使用して、最終の
革における曇り特性に望ましくなく寄与する成分の数を
減らすことが提供される。
【0010】好ましくは、水性希釈剤もしくは担体は水
であり、この水は任意的に他の革処理用化学品の溶液も
しくは分散液を含むことができる。本明細書において
は、「固体粒状革処理組成物」とは、その粒子が、水性
希釈剤もしくは担体(例えば水)に溶解または分散され
て、革の処理のために適当な水性組成物を形成すること
ができる固体粒状形態の組成物を意味する。慣用の包装
で供給されるような溶けない、または分散しない乾燥し
た固体粒子は、それ自体が革の処理のために適当ではな
いことが認識される。
【0011】驚くべきことに、非常に少量の吸湿性物質
しか含まない粉末組成物が、湿気のある環境、例えば皮
なめし工場で典型的に見出される環境にさらされたとき
に、非ダスティングであることができることが見出され
た。吸湿性物質が再なめし剤であるなら、本発明は、革
加工業者が固体再なめし剤(所定量のファットリカー剤
と混合されない)を使用することを有利に可能にし、よ
って、革加工業者は、皮なめし工場での加工反応条件を
変える能力を保持することができ、ならびに、輸送コス
トを減らすことから、潜在的な財政的利益を得ることが
できる。吸湿性物質が、固体染料組成物中でダスティン
グ防止オイル(例えば鉱油)の代用品として使用される
なら、これは、例えば自動車または航空機の革における
曇り特性に望ましくなく寄与する、最終の革における成
分の数を減らす。
【0012】好ましくは、ブレンドされていない乾燥
(皮なめし工場に供給されたままの)粒状吸湿性物質
は、25℃にて相対湿度50%を有する雰囲気中から1
8時間で、該吸湿性物質の乾燥重量に基づき少なくとも
5重量%、より好ましくは少なくとも10重量%の水を
吸収することができる。
【0013】吸湿性物質は、有機または無機であること
ができる。好ましくは吸湿性物質は、50重量%以上、
好ましくは75重量%以上、より好ましくは100重量
%の酸性もしくは塩基性のモノエチレン性不飽和モノマ
ーまたはその混合物の重合単位を含む有機吸湿性ポリマ
ー、例えばアクリル酸のポリマーである。好ましくは、
該モノエチレン性不飽和モノマーは、アクリル酸、メタ
クリル酸、イタコン酸、フマル酸、マレイン酸およびそ
のような酸の無水物;酸置換された(メタ)アクリレー
ト、たとえばホスホエチル(メタ)アクリレートおよび
スルホエチル(メタ)アクリレート;酸置換された(メ
タ)アクリルアミド、例えば2−アクリルアミド−2メ
チルプロピルスルホン酸;および、塩基置換された(メ
タ)アクリレートおよび(メタ)アクリルアミド、例え
ばアミン置換された(メタ)アクリレート、たとえばジ
メチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ターシャリ
ーブチルアミノエチル(メタ)アクリレートおよびジメ
チルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドが挙げられ
る;それらの塩基性塩ならびにそのようなモノマーの混
合物からなる群より選ばれる。より好ましいモノマー
は、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、フマル
酸、マレイン酸およびそのような酸の無水物;酸置換さ
れた(メタ)アクリレート、たとえばホスホエチル(メ
タ)アクリレートおよびスルホエチル(メタ)アクリレ
ート、それらの塩基性塩ならびにそのようなモノマーの
混合物からなる群より選ばれる。最も好ましいモノマー
は、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、そのよう
な酸の無水物;そのようなモノマーの塩基性塩ならびに
そのようなモノマーの混合物である。1つの実施態様に
おいては、ポリマーの吸湿性物質は、ホモポリマーであ
る。1つの実施態様においては、最も好ましいホモポリ
マーはポリアクリル酸であり、別の実施態様において
は、最も好ましいコポリマーは、アクリル酸とマレイン
酸とのポリマーである。ポリマーが、1種以上の先に挙
げた酸性および塩基性のモノマーの他のモノマーを含む
コポリマーであるなら、追加のコモノマーは好ましく
は、(C〜C)アルキル(メタ)アクリレートから
なるモノマー群より選ばれる。ポリマーは好ましくは、
1,000〜250,000、より好ましくは1,00
0〜100,000の重量平均分子量を有する。無機の
吸湿性物質の例としては、乾燥硫酸ナトリウムおよび塩
化ナトリウムが挙げられる。
【0014】吸湿性物質、例えばアクリル酸のポリマー
は、慣用のプロセス、例えば噴霧乾燥によって、固体
状、例えば粉末または粒子状で製造することができる。
例えば洗剤配合物の製造において(例えば、皿洗い用組
成物および洗濯用組成物において)は、習慣的に固体の
ポリアクリル酸が使用されてきた。湿潤雰囲気にさらさ
れると、固体のポリアクリル酸は初期には粘着性にな
り、次いで、経時的に最終的には、粘稠な液体に変わ
る。この固有の吸湿特性は驚くべきことに、皮なめし工
場の湿潤環境において実際的な利点であることが見出さ
れ、ここでは、乾燥ポリマー粒子を取り扱うことによる
ちりの問題について異なる予想がされ、ポリアクリル酸
およびそのブレンドの乾燥粒子は驚くべきことに、皮な
めし工場において、雰囲気から非常に速く湿気を吸収す
るので、細かいちり形成粒子が互いに、またはより大き
い粒子に付着し、ちりを形成できないか、または形成さ
れるちりの量を減らす。
【0015】実際に、粒状吸湿性ポリマー再なめし剤を
皮なめし工場の湿潤雰囲気に最初にさらしてから、粒状
再なめし剤を水に加えて水性再なめし組成物を形成する
時点までの時間は、再なめし剤が湿潤粉末になる量の湿
気を雰囲気から吸収するだけであるくらいに十分短い。
しかしながら、使用前に湿潤雰囲気中にあまりに長くさ
らされたままであると、粒状の再なめし剤は雰囲気から
湿気を吸収しすぎて取扱いが容易でなくなることがあ
る。吸湿性物質は固体革処理組成物中に、該組成物の全
重量に基づいて少なくとも0.1重量%の量で存在す
る。好ましくは吸湿性物質は固体組成物中に、少なくと
も0.5重量%、より好ましくは少なくとも1重量%の
量で存在する。
【0016】本発明の1つの特定の実施態様において
は、固体粒状組成物は、該粒状組成物の全重量に基づい
て50重量%以上の粒状有機吸湿性ポリマー再なめし剤
を含む。固体粒状組成物の好ましくは75重量%以上、
より好ましくは100重量%が、該有機吸湿性再なめし
剤からなる。この実施態様における適当な再なめし剤は
ポリアクリル酸である。好ましくは、固体組成物および
水性希釈剤もしくは担体が互いに混合される容器は、な
めしミルであるが、組成物および水性希釈剤もしくは担
体は、なめしミルに添加する前に、ブレンド容器中で前
混合されることができる。組成物を水性希釈剤もしくは
担体に加えるか、または水性希釈剤もしくは担体を組成
物に加えるかについては重要ではない。
【0017】幾つかの実施態様においては、固体粒状組
成物は、吸湿性物質の他に1種以上の成分を含む。例え
ば、組成物は、1種以上の以下の成分を含むことができ
る:酵素;なめし剤、例えば硫酸クロムまたは植物抽出
物、例えばケブラチョ(Quebracho);再なめ
し剤;サルフェート化およびサルファイト化されたファ
ットリカー剤およびポリマー柔軟剤;中和剤、例えば酢
酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムもしくはアンモニウ
ム;難燃剤、例えばトリスヒドロキシメチルホスフィ
ン;担体、例えば小麦粉、クレー、シリカ、ゼオライ
ト、木材破片(wood dust);着色剤、例えば
アニオン性およびカチオン性染料および顔料。これらの
追加の成分はそれ自体が、親水性か疎水性の性質であり
得る。とにかく、固体組成物中の十分な吸湿性物質の存
在は、粒状組成物を非ダスティングにする。なお別の実
施態様においては、本発明は、固体の吸湿性ポリマー
を、革染料組成物中のダスティング防止オイルの代用物
として使用することを提供する。好ましくは、吸湿性ポ
リマーはまた再なめし剤として働く。好ましくは染料
は、アニオン性および塩基性の染料と着色剤ならびに一
般的顔料からなる群より選択される。種々の実施態様の
本発明を、以下の実施例においてさらに記載する。
【0018】
【実施例】実験 全て固体粒状物質は、市販に供給されているまま、すな
わち乾燥品として使用した。それらを包装から気密容器
に移し、急いで封をして雰囲気中の水分の取り込みを最
小にした。固体の吸湿感受性を、一定温度(25℃)お
よび一定の相対湿度(50%)を有する部屋(以後、C
THRと略記する)で測定した。ふたをしていないアル
ミニウムの皿(pan)を秤量(〜1.3グラム)し、
次いで固体(〜3.5グラム)を加えた。固体を含む、
ふたをしていないアルミニウムの皿をCTHRに18時
間置いた後、再秤量した。固体の%水分取り込み量を、
100x(固体の最終重量−固体の初期重量)/固体の
初期重量として計算した。
【0019】固体粉末の相対的ダスティング感受性(R
elative DustingSusceptibi
lity)は、2つの視覚的方法のうちの1つによって
測定した。1つの方法においては、粉末(CTHRで調
整しているか、またはしていない)を28gのガラスび
んに封入した。人差し指を用いて軽くたたいたり/激し
く揺らしたり(tap/jolt)することから動的エ
ネルギー衝撃でそれを刺激して(以後、タップダスト法
(Tap Dust Method)と呼ぶ)、固体の
上のヘッドスペース(head space)にちりの
乱流を生じさせた。空気で運ばれる固体の量および次い
で空気空間中のその細かい粉末の持続性により、相対的
ダスティング感受性を測定した。乱流の塵の中の固体の
量が多ければ多いほど、かつ、それがほこりとして長く
持続すればするほど、ダスティングに関して悪く評価さ
れた。われわれの視覚的評価においては、低いまたは最
小のダスティングは、0という数字の評点を与えられ
た。望ましくないダスティングの最高レベルは、5とい
う数字の評点を与えられた。別の方法では、手で振るこ
と(以後、シェイクダスト法(Shake Dust
Method)と呼ぶ)を用いて、塵の乱流を作った。
粉末(224gのガラスびん(jar)中に100g)
を手で前後に5回振とうし、そして固体を沈降させた。
固体の塵に対する感受性を、固体の上のヘッドスペース
中の微粉を沈降させ、透明にする時間に比例するものと
した。塵が沈降するまでの時間が長いと、第1の方法で
使用したのと同じ評価尺度での劣った評点(すなわち
5)に等しい高い数字を与えた。非常に低いパーセンテ
ージ濃度のポリアクリル酸が粉末製品と混合されるとき
には、大きな試料を使用した。大きな混合物試料を用い
るときには、シェイクダスト法が好ましかった。という
のは、単に、そのような大きな試料を実際に刺激して、
タップダスト法によって塵の乱流を生じさせることはで
きないからである。結果を表1に示す。
【0020】表1についてのコメント 粉末製品:ケブラチョ(Quebracho)は、天然
の植物起源のなめし物質である。TANIGAN(商
標)OSおよびBAYKANOL(商標)TF−2N
は、バイエル(BAYER)AGにより供給される、合
成の代用なめし剤である。 ポリアクリル酸:2種の市販の入手可能なポリアクリル
酸を使用し、AおよびBと表した。ポリアクリル酸Aは
アクリル酸のホモポリマーで、分子量(Mw)=4,5
00ドルトンを有し、水酸化ナトリウムで完全に中和さ
れている。ポリアクリル酸Bは、80重量部のアクリル
酸および20重量部のマレイン酸のコポリマーで、Mw
=20,000ドルトンを有し、水酸化ナトリウムで1
00%中和されている。
【0021】混合物中の%ポリアクリル酸:粉末製品と
ポリアクリル酸AおよびBとのブレンドに言及するとき
は、混合物中で言われた関連ポリアクリル酸の量は、重
量%である。 混合方法:粉砕は、粒径を減らし、表面積を増加させる
ための確立された方法である。乳鉢および乳棒を用いて
10分間粉砕を行った。幾つかの成分を同時に粉砕する
ときには、均質なブレンドが得られる。粉砕を用いない
ときは、混合物の成分を封をしたガラス容器(28gま
たは224g)中で手で1分間振って、均質なブレンド
を作った。 重量%水分取り込み量:これは、実験の欄で上記したよ
うにして測定した。 相対的ダスティング感受性:これは、実験の欄で上記し
たようにして視覚的に評価した。表1で使用したダステ
ィングの評点のすべて(実施例7、8、14および15
を除く)は、タップダスト法によって測定した。
【0022】
【表1】
【0023】実施例 実施例1および2は、それぞれ本発明のポリアクリル酸
AおよびBのCTHRでの調整なしで、吸湿性および低
いダスティング感受性を示す。実施例1のポリアクリル
酸Aおよび実施例2のポリアクリル酸B(両方共供給さ
れたもの)は、CTHRに18時間置かれたときに、そ
れぞれ23.6%および16.3%の雰囲気中水分を吸
収した。実施例3および4は2種の非吸湿性物質を示
し、これは供給されたものだが、CTHRに18時間置
かれたときに5%未満の雰囲気中水分を吸収した。CT
HRにて調整後のそれらのダスティングを報告する。
【0024】実施例5は、比較的粗い粒径を有するケブ
ラチョが、実施例3と比べて、粉砕されたとき有意にダ
スティングがより大きくなったことを示す。実施例6
は、供給されたポリアクリル酸Aを実施例5のケブラチ
ョに加えると、混合物を粉砕し、CTHRにてそれを調
整した後に試験した場合に、非常にダスティング感受性
が減らされたブレンドを与えたことを示す。実施例7
は、TANIGAN(商標)OS(供給されたもの)が
高いダスティング感受性を有していたことを示す。
【0025】実施例8は、供給され、CTHRでの調整
なしのポリアクリル酸Aを実施例7のTANIGAN
(商標)OSに加えると、ダスティング感受性が減らさ
れたブレンドを与えたことを示す。実施例9は、TAN
IGAN(商標)OSを粉砕すると、より高いダスティ
ング感受性を与えたことを示す。
【0026】実施例10は、供給されたポリアクリル酸
Bを実施例9の粉末に加えると、ダスティング感受性が
減らされたブレンドを与えたことを示す。実施例11
は、実施例10の粉末を追加的にCTHRにて調整する
と、4.7%の水分を吸収し、これはダスティング感受
性をさらに減らしたことを示す。実施例12および13
は、供給され、CTHRでの調整なしのポリアクリル酸
Aを実施例9の粉末に加えると、混合物が振とうまたは
粉砕によって混合されたかどうかにかかわらず、有意に
ダスティング感受性が減らされたブレンドを与えたこと
を示す。実施例13は、実施例12の粉末を粉砕する
と、その相対的なダスティング感受性を悪化させたこと
を示す。実施例14は、BAYKANOL(商標)TF
−2N(供給されたもの)は、高いダスティング感受性
を有していたことを示す。実施例15は、ポリアクリル
酸Aを実施例14のBAYKANOL(商標)TF−2
Nに添加すると、ダスティング感受性が減らされたブレ
ンドを与えたことを示す。
【0027】革の処理 一般 すべて再なめしした革を、重量の重い(1.9〜2.3
mmの範囲で変わる厚さ)シェーブされた(shave
d)湿潤青色のクロムなめしした(chrome ta
nned)牛革から製造した。再なめし工程は、ドーズ
マシーンビュー GmbH(Dose Maschi
nenbau GmbH)により製造されたマッチドタ
ンニングドラム(matched tanning d
rum)(湿潤最終革処理法(wet−end lea
ther procedure)のために特別に設計さ
れたもの)中で行った。これらの加熱された回転するス
テンレス鋼製ドラムは、約400リットルの容積を有し
ていた。
【0028】再なめしまたは次の工程(例えば着色およ
びファットリカー)中使用した重量すべては、なめしミ
ル中の湿潤した、絞られ、シェーブされた青色のストッ
ク(クロムなめしした革)との相対重量に基づいてい
た。例えば、100パーセントフロート(float)
は使用した湿潤青色の重量に等しい重量であり、200
パーセントフロートは、再なめしした湿潤青色の皮(w
et blue hide)の重量の2倍に等しいフロ
ートの重量であった。
【0029】ポリアクリル酸Aの靴の甲革用途 以下の実験を使用して、市販の液体前駆体に対して、供
給された、本発明の噴霧乾燥されたポリアクリル酸Aを
用いて作られた革の相対的性能を評価した。湿潤青色の
面(1.9〜2.3mm厚さ)を3つのだいたい等しい
大きさの片に切断し、それぞれを、首(N)または胴
(Middle)(V)または尻(Butt)(X)と
ラベルして、面上の相対的位置を示した。各片をさらに
3つの片に切断し、それぞれを、1または2または3と
ラベルして、一般的面ラベル(N1N2N3)(V1V
2V3)(X1X2X3)を与えた。各領域からの1つ
の片を次に、ポリアクリル酸Aおよびその市販の液体前
駆体で処理するために、無作為に選択した。100重量
%に等しい重量基準のN1V3X2とラベルした湿潤青
色片は、なめしミル中で噴霧乾燥したポリアクリル酸A
の2%固形分を与えた。片N3V2X1は、噴霧乾燥し
た製品ポリアクリル酸Aに対して4.4%の液体前駆体
を有する第2のマッチング(matching)なめし
ミル中で処理された。この液体のバージョンは、45%
全固形分量を有しており、故に、付随する片は、ポリア
クリル酸Aについて前のセットで使用したのと同等の2
%の純固形分量を与えた。
【0030】この実験の詳細は以下のようであった。上
記の湿潤青色片をなめしミル中に置き、ミルのふたを一
部開けたままで、35℃にて5分間水洗した。水洗後、
100%フロートをなめしミルに加え、45分間のドラ
ミング(drumming)時間中、示された片を1%
ギ酸ナトリウムおよび0.5%重炭酸ナトリウムで中和
した。中和した青色ストックを次に、ミルのふたを一部
開けたままで、35℃にて5分間水洗した。排水後、片
を上記した選択された片コードに従って分けた。3つの
片からなるそれぞれの組をそのなめしミル中に置いた。
100%フロートをN1V3X2とコードされた片に加
え、再なめし剤としてそこで使用された2%の固体ポリ
アクリル酸Aを与えられた。噴霧乾燥したポリアクリル
酸Aに対する市販の液体前駆体(4.4%)を100%
フロートに溶解した後、再なめし剤として、また使用さ
れたなめしミルに加えた。革のドラミングを1時間続け
た。次に、各なめしミルに、0.5%のBAYGENA
L(商標)BROWN CGGアニオン性染料を加え、
さらに1時間ドラミングを続けた(BAYGENAL
(商標)は、バイエルAGの商標である)。この時間の
最後に、0.5%ギ酸(88%純度)を各なめしミルに
加えて、次のファットリカー工程のための準備に、その
付随するフロートのpHを4に下げた。10分間のドラ
ミング後、なめしミルを排水し、ミルのふたを一部開け
たままで、それぞれの革を50℃にて5分間水洗した。
プロセスのこの時点で、6%の市販に入手可能なサルフ
ェート化したファットリカー剤をまず、50℃で撹拌し
ながら100%フロートに分散させ、次いで、付随する
なめしミルに加えた。混合物を1時間ドラミングした
後、フロートから残余のファットリカー剤を除去するた
めに0.5%ギ酸を各なめしミルに加えた。次に、ミル
のふたを一部開けたままで、各ミル中の革を35℃にて
5分間洗浄した。排水後、革を1晩強く引張った(ho
rsed)。46℃にて3分間減圧(0.04バール未
満)乾燥した。革を1晩空気にさらした。最後に、評価
のための準備で、ステーキング(staking)によ
って機械的に軟らかくした。
【0031】得られた革の性能を、柔らかさ、フルネス
(fullness)ならびに、染料のインテンシティ
および均一性の主観的な特性について評価した。噴霧乾
燥したポリアクリル酸Aを用いて作られた革の性能は、
市販のポリアクリル酸Aの液体前駆体を用いて製造され
た革と本質的に同様であることがわかった。
【0032】染料およびポリアクリル酸の低ダスティン
グ固体混合物の曇り性能 自動車の内装は低曇り性(fogging susce
ptibility)を有することを自動車製造業者は
要求する。室内装飾材料が、よく知られた曇り源であ
る。曇りは、乗物の室内装飾(例えば革、織物、または
ビニル樹脂)から、熱の影響下で生じる残留物であり、
後に、乗物の窓の内部で濃縮される。この曇りは望まし
くない。第1に、フロントガラスの曇りは、特に夜に、
ドライバーの可視性を減らし、または目をかすませる。
曇りが油性であるなら、客室にもたらされた塵を捕集
し、さらに可視性を低下させる。第2に、曇り成分は、
原因となる室内装飾材料の最適性能に必要であり得る。
例えば、ビニル樹脂の室内装飾材料からの曇りとしての
可塑剤の連続的な損失は、それをもろくし、弱くし、ひ
び割れやすくする。
【0033】乗物の革を作る革なめし業者および加工材
料の供給業者は、過去十年間にわたって、革の曇り性能
に影響する鍵となる要因について認識するようになっ
た。そのような要因の1つは、吸入経路によってなめし
工場の労働者への染料の健康への危険を最小にするため
に、ダスティング防止剤として使用される鉱油を有する
固体染料である。鉱油は、湿潤最終加工中、革に保持さ
れるが、試験法DIN75201およびSAE J17
56の試験条件下で曇りとして革から容易に放出され
る。この問題の1つの改善法は、染料をダスティングの
危険のない液体状で供給することである。このことは、
それに固有の不都合を有し、それは、染料が加水分解を
非常に受けやすいことおよび輸送コストが増すことを含
む。
【0034】吸湿性物質、例えば本発明において記載し
たポリアクリル酸のダスティング防止効果は、上記した
従来の染料混合物の性能および取扱の限界を克服する。
本発明の新規な染料混合物は固体であり、鉱油を含ま
ず、優れた化学的安定性および貯蔵安定性を有し、かつ
この混合物に包含されたポリアクリル酸は、革基体にお
ける固有のレベルを超えて、または存在する場合には元
々の染料からの固有のレベルを超えて、曇り成分を加え
ない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 モニカ・ウルリケ・フリッチェ アメリカ合衆国ペンシルバニア州19044, ホーシャム,ブラウン・ブライアー・サー クル・431 (72)発明者 ジェイムズ・ジョーン・ホッダー アメリカ合衆国ペンシルバニア州18901, ドイルズタウン,フェリー・ロード・1133

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 革処理のための水性組成物の製造方法で
    あって、所定量の固体粒状革処理組成物を所定量の水性
    希釈剤もしくは担体に、皮なめし工場にて容器中で加え
    ることを含み、該固体粒状組成物は、該固体粒状組成物
    の全重量に基づいて0.1重量%以上、好ましくは0.
    5重量%以上、より好ましくは1重量%以上の粒状吸湿
    性物質を含む;さらに該固体粒状組成物を該水性希釈剤
    もしくは担体に溶解するかまたは分散させることを含む
    方法。
  2. 【請求項2】 該吸湿性物質が、酸性もしくは塩基性の
    モノエチレン性不飽和モノマーまたはその混合物の重合
    単位50重量%以上を含む有機吸湿性ポリマーである請
    求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 該モノエチレン性不飽和モノマーが、ア
    クリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、フマル酸、マレ
    イン酸およびそのような酸の無水物;酸の置換された
    (メタ)アクリレート;酸置換された(メタ)アクリル
    アミド;および塩基置換された(メタ)アクリレートお
    よび(メタ)アクリルアミド;それらの塩基性塩ならび
    にそのようなモノマーの混合物からなる群より選択され
    る請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 吸湿性物質が、アクリル酸、メタクリル
    酸、マレイン酸、そのような酸の無水物、そのようなモ
    ノマーの塩基性塩およびそのようなモノマーの混合物か
    らなる群より選択される1種以上のモノマーから、任意
    的に(C〜C)アルキル(メタ)アクリレートから
    なるモノマー群より選択される1種以上の追加のコ‐モ
    ノマーの存在下で重合されるポリマーである請求項3記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 吸湿性物質が、アクリル酸のホモポリマ
    ー、または50重量%より多い重合したアクリル酸もし
    くはその塩基性塩を含むアクリル酸のコポリマーである
    請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 粒状組成物の全重量に基づいて0.1重
    量%以上、好ましくは0.5重量%以上、より好ましく
    は1重量%以上の粒状吸湿性物質を含む固体粒状革処理
    組成物を、皮なめし工場において革処理のための水性組
    成物の製造に使用する方法。
  7. 【請求項7】 固体のダスティング革処理組成物を非ダ
    スティングにする方法であって、粒状固体のダスティン
    グ革処理組成物を、粒状固体吸湿性物質と混合して混合
    物を形成することを含み、この吸湿性物質は該混合物中
    に、該混合物の全重量に基づいて少なくとも0.1重量
    %、好ましくは0.5重量%以上、より好ましくは1重
    量%以上の量で存在する方法。
  8. 【請求項8】 吸湿性物質をダスティング防止剤として
    固体粒状革処理組成物において使用する方法。
  9. 【請求項9】 吸湿性物質を、ダスティング防止オイル
    の代用物として固体粒状革処理組成物において使用する
    方法。
  10. 【請求項10】 i)粒状組成物の全重量に基づいて
    0.1重量%以上、好ましくは0.5重量%以上、より
    好ましくは1重量%以上の粒状吸湿性物質を含む固体粒
    状革処理組成物;ii)該固体粒状組成物を水分にさら
    すことなく受け取り、運び、かつ貯蔵するために適当な
    包装;ならびにiii)容器中で、所定量の該粒状組成
    物を所定量の水性希釈剤または担体中に溶解もしくは分
    散させて革処理のための水性組成物を形成するための指
    示を含む、皮なめし工場で該固体粒状組成物を取り扱う
    ための指示を含む商品。
JP2000325369A 1999-10-25 2000-10-25 革処理のための水性組成物の製造 Withdrawn JP2001187882A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US16139699P 1999-10-25 1999-10-25
US60/161396 1999-10-25

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001187882A true JP2001187882A (ja) 2001-07-10

Family

ID=22581020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000325369A Withdrawn JP2001187882A (ja) 1999-10-25 2000-10-25 革処理のための水性組成物の製造

Country Status (12)

Country Link
US (1) US6663676B1 (ja)
EP (1) EP1096025B1 (ja)
JP (1) JP2001187882A (ja)
KR (1) KR20010051046A (ja)
CN (1) CN1177940C (ja)
AR (1) AR027871A1 (ja)
AU (1) AU6545600A (ja)
BR (1) BR0004999B1 (ja)
DE (1) DE60005271T2 (ja)
ES (1) ES2206145T3 (ja)
MX (1) MXPA00010250A (ja)
ZA (1) ZA200005575B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7391709B2 (en) 2001-09-20 2008-06-24 Victor Company Of Japan, Limited Information recording carrier and method of reproducing the same
WO2009001943A1 (ja) 2007-06-28 2008-12-31 Midori Hokuyo Co., Ltd.

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005527658A (ja) * 2002-03-15 2005-09-15 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト レザー製造における高分子電解質の使用法
US7226621B2 (en) * 2002-07-29 2007-06-05 Annes Participacoes Formulation and process for making formulation for preservation of animal and vegetable tissues
JP4154358B2 (ja) 2003-08-21 2008-09-24 ローム アンド ハース カンパニー ポリマーの製造方法
IT202200019203A1 (it) * 2022-09-19 2024-03-19 Figli Di Guido Lapi S P A Processo di riconcia per cuoio conciato e articolo con esso realizzato

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4208184A (en) * 1970-08-21 1980-06-17 Chemische Fabrik Stockhausen & Cie Dried pulverulent products
DE3013912A1 (de) * 1980-04-11 1981-10-29 Röhm GmbH, 6100 Darmstadt Polymerprodukte zur behandlung von bloessen und leder
DE3406912C1 (de) * 1984-02-25 1985-09-05 Benckiser-Knapsack Gmbh, 6802 Ladenburg Verfahren zum Nachgerben von mineralgegerbtem Leder
JPH0643500B2 (ja) * 1985-12-04 1994-06-08 住友精化株式会社 吸水性樹脂の造粒方法
DE19513989C2 (de) * 1995-04-13 1998-10-08 Bayer Ag Verfahren zur Herrstellung eines amorphen, leicht wasserlöslichen Titansalzes mit Gehalten an Schwefelsäure und Natrium
DE19516957C2 (de) * 1995-05-12 2000-07-13 Stockhausen Chem Fab Gmbh Wasserlösliche Copolymere und Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung
US5648116A (en) * 1996-01-17 1997-07-15 Betzdearborn Inc. Methods for suppressing dust emissions
DE19653549A1 (de) 1996-12-20 1998-06-25 Ciba Geigy Ag Mittel zur Herstellung von Leder

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7391709B2 (en) 2001-09-20 2008-06-24 Victor Company Of Japan, Limited Information recording carrier and method of reproducing the same
WO2009001943A1 (ja) 2007-06-28 2008-12-31 Midori Hokuyo Co., Ltd.
US8481169B2 (en) 2007-06-28 2013-07-09 Midori Hokuyo Co., Ltd. Leather

Also Published As

Publication number Publication date
MXPA00010250A (es) 2002-08-06
BR0004999A (pt) 2001-05-22
ZA200005575B (en) 2001-05-03
CN1177940C (zh) 2004-12-01
US6663676B1 (en) 2003-12-16
DE60005271T2 (de) 2004-07-08
ES2206145T3 (es) 2004-05-16
EP1096025A1 (en) 2001-05-02
DE60005271D1 (de) 2003-10-23
CN1302906A (zh) 2001-07-11
BR0004999B1 (pt) 2010-04-06
EP1096025B1 (en) 2003-09-17
AU6545600A (en) 2001-04-26
KR20010051046A (ko) 2001-06-25
AR027871A1 (es) 2003-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU733894B2 (en) Compositions for the preparation of leather
AU2012314229B2 (en) Environmentally friendly tanning composition
AU2016221725B2 (en) An environmentally friendly chrome-tanning method
JP2001187882A (ja) 革処理のための水性組成物の製造
CN1137801A (zh) 不饱和羧酸共聚物及其制备方法和应用
EP3024950B1 (en) Process for retanning leather
CN100363507C (zh) 用于无铬鞣制和铬鞣的配料
Dilek et al. Evaluation of collagen hydrolysate on the performance properties of different wet-white tanned leathers
US5215784A (en) Dust suppression of mineral and other inorganic particles
Bacardit et al. New challenges in chrome-free leathers: Development of wet-bright process
US5409501A (en) Dilutable aluminum triformate tanning agents in the form of highly concentrated, storable aqueous solutions and their use
US3075924A (en) Detergent composition
FR2621050A1 (fr) Perfectionnements relatifs a un procede de traitement du cuir et cuir ameliore ainsi traite
US4403993A (en) Preparation of water-soluble or self-dispersing resin tanning agents
Taylor et al. Treatment of hides with tara-modified protein products
CN109943671A (zh) 一种快速脱脂型制革用脱脂剂材料的制备方法
US3783139A (en) Process for separating constituents of grain flour and products produced thereby
DE4439990A1 (de) Ledergerbstoffe und Stellmittel für Farstoffe
JPS60190499A (ja) 鉱物なめしした皮の後なめし剤及び後なめし法
US2455648A (en) Method of producing an alkaline
GB2301130A (en) Dust suppression
US9938592B1 (en) Liquid smoke tanning method
JPS581158B2 (ja) ドジヨウカイリヨウザイ
BE1000922A6 (fr) Perfectionnements relatifs a un procede de traitement du cuir et cuir ameliore ainsi traite.
TR2022001571A2 (tr) Sodyum esasli su yumuşatici kalsi̇yum absorber

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080108