JP2001187575A - ステアリングホイール - Google Patents
ステアリングホイールInfo
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- JP2001187575A JP2001187575A JP37550499A JP37550499A JP2001187575A JP 2001187575 A JP2001187575 A JP 2001187575A JP 37550499 A JP37550499 A JP 37550499A JP 37550499 A JP37550499 A JP 37550499A JP 2001187575 A JP2001187575 A JP 2001187575A
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- steering wheel
- airbag device
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 組み付け工数を削減し、製造効率の向上を実
現するステアリングホイールを提供する。 【解決手段】 突起26と係合する複数の係合穴部16
bと、突出片27aと係合する切欠部16dと、ワイヤ
係合部16eと、が設けられ、係合穴部16bのエアバ
ッグ装置20側には、立設壁16a上端部に概略沿った
ワイヤ17が取り付けられ、ワイヤ17は一部が切欠部
16dの外方に位置するとともに、端部側17aがワイ
ヤ係合部16eに係合し、ワイヤ17が突出片27aに
よって立設壁16aの内側から押し出されることによ
り、ワイヤ端部17aがワイヤ係合部16eに摺動しな
がら移動して係合穴部16bが開放され、係合穴部16
bに突起26が係合し、突出片27aが切欠部16dの
端部まで移動したとき、ワイヤ17が元の位置に戻っ
て、突起26をエアバッグ装置20側で抜け止めした構
成とされる。
現するステアリングホイールを提供する。 【解決手段】 突起26と係合する複数の係合穴部16
bと、突出片27aと係合する切欠部16dと、ワイヤ
係合部16eと、が設けられ、係合穴部16bのエアバ
ッグ装置20側には、立設壁16a上端部に概略沿った
ワイヤ17が取り付けられ、ワイヤ17は一部が切欠部
16dの外方に位置するとともに、端部側17aがワイ
ヤ係合部16eに係合し、ワイヤ17が突出片27aに
よって立設壁16aの内側から押し出されることによ
り、ワイヤ端部17aがワイヤ係合部16eに摺動しな
がら移動して係合穴部16bが開放され、係合穴部16
bに突起26が係合し、突出片27aが切欠部16dの
端部まで移動したとき、ワイヤ17が元の位置に戻っ
て、突起26をエアバッグ装置20側で抜け止めした構
成とされる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はステアリングホイー
ルに係り、特に、組み付け作業性を向上させたステアリ
ングホイールに関する。
ルに係り、特に、組み付け作業性を向上させたステアリ
ングホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ステアリングホイールにエア
バッグ装置を備え、自動車が衝撃を受けたときにエアバ
ッグ装置が作動して、乗員の安全を確保した構成が知ら
れている。
バッグ装置を備え、自動車が衝撃を受けたときにエアバ
ッグ装置が作動して、乗員の安全を確保した構成が知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来では、エアバッグ
装置をステアリング本体側へ据え付ける際に、エアバッ
グ装置側とステアリングホイール本体側をボルト及びナ
ットで締結することにより連結していた。
装置をステアリング本体側へ据え付ける際に、エアバッ
グ装置側とステアリングホイール本体側をボルト及びナ
ットで締結することにより連結していた。
【0004】例えば、図12に示すように、ステアリン
グホイール本体111とエアバッグ装置112とは、リ
テーナ113に設けられた連結部113aと、ステアリ
ング本体111の芯金114とを、ボルト120a及び
ナット120bで固定することにより連結されている。
このように、従来の構成では、エアバッグ装置とステア
リングホイール本体の組み付けにおいて、手間がかかっ
ていた。
グホイール本体111とエアバッグ装置112とは、リ
テーナ113に設けられた連結部113aと、ステアリ
ング本体111の芯金114とを、ボルト120a及び
ナット120bで固定することにより連結されている。
このように、従来の構成では、エアバッグ装置とステア
リングホイール本体の組み付けにおいて、手間がかかっ
ていた。
【0005】本発明の目的は、組み付け工数を削減し、
製造効率の向上を実現するステアリングホイールを提供
することにある。
製造効率の向上を実現するステアリングホイールを提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明の請
求項1に係るステアリングホイールによれば、ステアリ
ングホイール本体と、該ステアリングホイール本体の略
中央を少なくとも覆うエアバッグ装置を備えたステアリ
ングホイールであって、前記エアバッグ装置のモジュー
ルカバーの側面部には、リテーナと係合する突起が複数
設けられるとともに、一対の突出片が外方に向けて突出
し、前記ステアリングホイール本体側には、前記エアバ
ッグ装置側に向けて立設する立設壁が設けられ、該立設
壁の所定位置には、前記突起と係合する複数の係合穴部
と、前記モジュールカバー側面部から突出する突出片と
係合する切欠部と、ワイヤ係合部と、が設けられ、前記
係合穴部の前記エアバッグ装置側には、前記立設壁上端
部に概略沿ったワイヤが取り付けられ、該ワイヤは一部
が前記切欠部の外方に位置するとともに、端部側が立設
壁の外側面に設けられた前記ワイヤ係合部に係合し、該
ワイヤが前記突出片によって前記立設壁の内側から押し
出されることにより、前記ワイヤ端部が前記ワイヤ係合
部に摺動しながら移動して前記係合穴部が開放され、該
係合穴部に前記突起が係合し、前記突出片が前記切欠部
端部まで移動したとき、前記ワイヤが元の位置に戻っ
て、前記突起を前記エアバッグ装置側で抜け止めした、
ことにより解決される。
求項1に係るステアリングホイールによれば、ステアリ
ングホイール本体と、該ステアリングホイール本体の略
中央を少なくとも覆うエアバッグ装置を備えたステアリ
ングホイールであって、前記エアバッグ装置のモジュー
ルカバーの側面部には、リテーナと係合する突起が複数
設けられるとともに、一対の突出片が外方に向けて突出
し、前記ステアリングホイール本体側には、前記エアバ
ッグ装置側に向けて立設する立設壁が設けられ、該立設
壁の所定位置には、前記突起と係合する複数の係合穴部
と、前記モジュールカバー側面部から突出する突出片と
係合する切欠部と、ワイヤ係合部と、が設けられ、前記
係合穴部の前記エアバッグ装置側には、前記立設壁上端
部に概略沿ったワイヤが取り付けられ、該ワイヤは一部
が前記切欠部の外方に位置するとともに、端部側が立設
壁の外側面に設けられた前記ワイヤ係合部に係合し、該
ワイヤが前記突出片によって前記立設壁の内側から押し
出されることにより、前記ワイヤ端部が前記ワイヤ係合
部に摺動しながら移動して前記係合穴部が開放され、該
係合穴部に前記突起が係合し、前記突出片が前記切欠部
端部まで移動したとき、前記ワイヤが元の位置に戻っ
て、前記突起を前記エアバッグ装置側で抜け止めした、
ことにより解決される。
【0007】本発明のステアリングホイールは、次の構
成によりなるものである。すなわち、本発明の請求項2
に係るステアリングホイールは、ステアリングホイール
本体と、該ステアリングホイール本体の略中央を少なく
とも覆うエアバッグ装置を備えたステアリングホイール
であって、前記エアバッグ装置のモジュールカバーの側
面部には、リテーナと係合する複数の突起と、外方に向
けて突出する突出片が設けられ、前記ステアリングホイ
ール本体側には、前記エアバッグ装置側に向けて立設す
る立設壁が設けられ、該立設壁の所定位置には、前記突
起と係合する複数の係合穴部と、前記モジュールカバー
側面部から突出する突出片と係合する切欠部と、ワイヤ
係合部と、が設けられ、前記係合穴部の前記エアバッグ
装置側には、前記立設壁上端部に概略沿った形状に形成
され、一部が前記切欠部の外方に位置するとともに、端
部側が前記ワイヤ係合部に係合するワイヤが配設され、
該ワイヤで前記係合穴部に係合された突起が押さえられ
た、ことを特徴とする。
成によりなるものである。すなわち、本発明の請求項2
に係るステアリングホイールは、ステアリングホイール
本体と、該ステアリングホイール本体の略中央を少なく
とも覆うエアバッグ装置を備えたステアリングホイール
であって、前記エアバッグ装置のモジュールカバーの側
面部には、リテーナと係合する複数の突起と、外方に向
けて突出する突出片が設けられ、前記ステアリングホイ
ール本体側には、前記エアバッグ装置側に向けて立設す
る立設壁が設けられ、該立設壁の所定位置には、前記突
起と係合する複数の係合穴部と、前記モジュールカバー
側面部から突出する突出片と係合する切欠部と、ワイヤ
係合部と、が設けられ、前記係合穴部の前記エアバッグ
装置側には、前記立設壁上端部に概略沿った形状に形成
され、一部が前記切欠部の外方に位置するとともに、端
部側が前記ワイヤ係合部に係合するワイヤが配設され、
該ワイヤで前記係合穴部に係合された突起が押さえられ
た、ことを特徴とする。
【0008】このように、本例のステアリングホイール
では、ステアリングホイール本体側の係合穴部上方にワ
イヤが配設され、このワイヤが、エアバッグ装置取り付
け時に、エアバッグ装置側の突出片に押し出されて拡開
可能とされており、エアバッグ装置側の突起を係合穴部
に係合させた後、ワイヤが元の位置に戻って突起を上方
から押さえる構成とされているので、従来のようにボル
トやナットなどの連結部材を使用せずに、エアバッグ装
置とステアリングホイールとをワンタッチで組み付ける
ことが可能となり、組み付け作業性を大幅に向上させる
ことが可能となる。
では、ステアリングホイール本体側の係合穴部上方にワ
イヤが配設され、このワイヤが、エアバッグ装置取り付
け時に、エアバッグ装置側の突出片に押し出されて拡開
可能とされており、エアバッグ装置側の突起を係合穴部
に係合させた後、ワイヤが元の位置に戻って突起を上方
から押さえる構成とされているので、従来のようにボル
トやナットなどの連結部材を使用せずに、エアバッグ装
置とステアリングホイールとをワンタッチで組み付ける
ことが可能となり、組み付け作業性を大幅に向上させる
ことが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】本例のステアリングホイールS
は、ステアリングホイール本体10と、エアバッグ装置
20と、を備え、さらに、ステアリングホイール本体1
0とエアバッグ装置20との間には、ホーン機構30が
設けられている。
は、ステアリングホイール本体10と、エアバッグ装置
20と、を備え、さらに、ステアリングホイール本体1
0とエアバッグ装置20との間には、ホーン機構30が
設けられている。
【0010】エアバッグ装置20のモジュールカバー2
1の側面部21aは、突起としてのリベット26によ
り、リテーナ24と連結されている。また、モジュール
カバー21の側面部21aには、外方に向けて突出する
突出片27aが設けられている。本例では、突出片27
aを備えたプレート27がリテーナ24に固定されてお
り、このプレート27の突出片27aが、モジュールカ
バー21の側面部21aに形成された切欠部21bから
突出するように構成されている。
1の側面部21aは、突起としてのリベット26によ
り、リテーナ24と連結されている。また、モジュール
カバー21の側面部21aには、外方に向けて突出する
突出片27aが設けられている。本例では、突出片27
aを備えたプレート27がリテーナ24に固定されてお
り、このプレート27の突出片27aが、モジュールカ
バー21の側面部21aに形成された切欠部21bから
突出するように構成されている。
【0011】ステアリングホイール本体10側には、エ
アバッグ装置20側へ向けて立設する立設壁が設けられ
ている。本例では、立設壁として、壁部16aを有する
枠体16を、ステアリングホイール本体10の芯金部1
2に取り付けた構成としている。
アバッグ装置20側へ向けて立設する立設壁が設けられ
ている。本例では、立設壁として、壁部16aを有する
枠体16を、ステアリングホイール本体10の芯金部1
2に取り付けた構成としている。
【0012】立設壁としての枠体16の壁部16aの所
定位置には、リベット26の突起26bと係合する複数
の係合穴部16bと、モジュールカバー21の側面部2
1aから突出する突出片27aと係合する切欠部16d
と、ワイヤ係合部16eとが設けられている。
定位置には、リベット26の突起26bと係合する複数
の係合穴部16bと、モジュールカバー21の側面部2
1aから突出する突出片27aと係合する切欠部16d
と、ワイヤ係合部16eとが設けられている。
【0013】上記係合穴部16bのエアバッグ装置20
側には、壁部16aに概略沿った形状に形成されたワイ
ヤ17が配設されている。ワイヤ17の端部17aは、
上記ワイヤ係合部16eに係合されている。
側には、壁部16aに概略沿った形状に形成されたワイ
ヤ17が配設されている。ワイヤ17の端部17aは、
上記ワイヤ係合部16eに係合されている。
【0014】上記構成により、エアバッグ装置20をス
テアリングホイール本体10にワンタッチで取り付ける
ことが可能となる。すなわち、エアバッグ装置20をス
テアリングホイール本体10側に押し込むと、ワイヤ1
7が突出片27aにより壁部16aの内側から押し出さ
れる。すると、ワイヤ端部17aがワイヤ係合部16e
に摺動しながら移動して、係合穴部16bが開放され
る。
テアリングホイール本体10にワンタッチで取り付ける
ことが可能となる。すなわち、エアバッグ装置20をス
テアリングホイール本体10側に押し込むと、ワイヤ1
7が突出片27aにより壁部16aの内側から押し出さ
れる。すると、ワイヤ端部17aがワイヤ係合部16e
に摺動しながら移動して、係合穴部16bが開放され
る。
【0015】上記のように開放された係合穴部16b
へ、エアバッグ装置20側のリベット26の突起26b
を係合させる。そして、さらにエアバッグ装置20を押
し込むと、突出片27aが切欠部16dの下端部まで移
動する。このとき、ワイヤ17が元の位置に戻り、リベ
ット26が係合穴部16bから抜けないように、リベッ
ト26の突起26bがワイヤ17により、エアバッグ装
置20側で抜け止めされる。
へ、エアバッグ装置20側のリベット26の突起26b
を係合させる。そして、さらにエアバッグ装置20を押
し込むと、突出片27aが切欠部16dの下端部まで移
動する。このとき、ワイヤ17が元の位置に戻り、リベ
ット26が係合穴部16bから抜けないように、リベッ
ト26の突起26bがワイヤ17により、エアバッグ装
置20側で抜け止めされる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を
限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変
することができるものである。
明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を
限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変
することができるものである。
【0017】図1乃至図11は本発明の一実施例を示す
ものであり、図1はステアリングホイールの正面図、図
2はステアリングホイールの分解説明図、図3は図1に
おけるA−A線断面図、図4は図1におけるB−B線断
面図、図5は図1におけるC−C線断面図、図6は図1
におけるD−D線断面図、図7は図1におけるE−E線
断面図、図8はエアバッグ装置をステアリングホイール
本体に着脱するときのワイヤの状態を示す説明図、図9
は図8におけるF−F線断面図、図10はエアバッグ装
置をステアリングホイール本体へ固定したときのワイヤ
の状態を示す説明図、図11は図10におけるG−G線
断面図である。
ものであり、図1はステアリングホイールの正面図、図
2はステアリングホイールの分解説明図、図3は図1に
おけるA−A線断面図、図4は図1におけるB−B線断
面図、図5は図1におけるC−C線断面図、図6は図1
におけるD−D線断面図、図7は図1におけるE−E線
断面図、図8はエアバッグ装置をステアリングホイール
本体に着脱するときのワイヤの状態を示す説明図、図9
は図8におけるF−F線断面図、図10はエアバッグ装
置をステアリングホイール本体へ固定したときのワイヤ
の状態を示す説明図、図11は図10におけるG−G線
断面図である。
【0018】本例のステアリングホイールSは、ステア
リングホイール本体10とエアバッグ装置20とホーン
機構30とを備えている。本例のステアリングホイール
Sは、エアバッグ装置20をステアリングホイール本体
10へワンタッチで組み付け可能に構成されている。
リングホイール本体10とエアバッグ装置20とホーン
機構30とを備えている。本例のステアリングホイール
Sは、エアバッグ装置20をステアリングホイール本体
10へワンタッチで組み付け可能に構成されている。
【0019】本例のステアリングホイール本体10は、
図1及び図2に示すように、円環状をなすリム部11
と、このリム部11の内側に位置し、エアバッグ装置2
0が配設される芯金部12と、リム部11と芯金部12
とを連結するスポーク部13とから構成されている。な
お、図1では、上方を車体上方側、下方を車体下方側と
して図示している。
図1及び図2に示すように、円環状をなすリム部11
と、このリム部11の内側に位置し、エアバッグ装置2
0が配設される芯金部12と、リム部11と芯金部12
とを連結するスポーク部13とから構成されている。な
お、図1では、上方を車体上方側、下方を車体下方側と
して図示している。
【0020】芯金部12の略中央位置には、図示しない
ステアリングシャフトと接続されるボス部15が設けら
れている。また、芯金部12の下側部(車体側)は、樹
脂製の下部カバー14により覆われており、この下部カ
バー14の下側部に、車体側とステアリングホイールS
側とを電気的に接続する接続装置が設けられている。
ステアリングシャフトと接続されるボス部15が設けら
れている。また、芯金部12の下側部(車体側)は、樹
脂製の下部カバー14により覆われており、この下部カ
バー14の下側部に、車体側とステアリングホイールS
側とを電気的に接続する接続装置が設けられている。
【0021】上記芯金部12には、立設壁が設けられて
いる。本例では、立設壁として、芯金部12上に、ホー
ン機構の絶縁材ともなる枠体16を設けている。枠体1
6は、ねじ34によって芯金部12及びカバー14に固
定されている。枠体16は、エアバッグ装置20側に立
設する壁部16aと、壁部16aに設けられた複数の係
合穴部16bと、ホーン機構30の付勢手段33が配置
される付勢手段配置部16cと、切欠部16dと、壁部
16aの外側に設けられた一対のワイヤ係合部16eと
を備えている。
いる。本例では、立設壁として、芯金部12上に、ホー
ン機構の絶縁材ともなる枠体16を設けている。枠体1
6は、ねじ34によって芯金部12及びカバー14に固
定されている。枠体16は、エアバッグ装置20側に立
設する壁部16aと、壁部16aに設けられた複数の係
合穴部16bと、ホーン機構30の付勢手段33が配置
される付勢手段配置部16cと、切欠部16dと、壁部
16aの外側に設けられた一対のワイヤ係合部16eと
を備えている。
【0022】上記枠体16には、壁部16aの上端部に
沿って、壁部16aに概略沿った形状(本例では概略コ
字状)のワイヤ17が取り付けられている。図2におい
て、枠体16に取り付けられた状態のワイヤ17を鎖線
により示している。ワイヤ17は、枠体16の壁部16
aの上端部に沿って、係合穴部16bの上を架け渡され
るようにして配設されている。また、ワイヤ17は、一
部分が、壁部16aの切欠部16dの外側に位置するよ
うに配設されている。さらに、ワイヤの端部17aは、
壁部16aの外側に設けられたワイヤ係合部16eに引
っかけられている。
沿って、壁部16aに概略沿った形状(本例では概略コ
字状)のワイヤ17が取り付けられている。図2におい
て、枠体16に取り付けられた状態のワイヤ17を鎖線
により示している。ワイヤ17は、枠体16の壁部16
aの上端部に沿って、係合穴部16bの上を架け渡され
るようにして配設されている。また、ワイヤ17は、一
部分が、壁部16aの切欠部16dの外側に位置するよ
うに配設されている。さらに、ワイヤの端部17aは、
壁部16aの外側に設けられたワイヤ係合部16eに引
っかけられている。
【0023】なお、立設壁としては、本例のように枠体
16を用いて立設壁とした構成の他、ステアリングホイ
ール本体10の芯金部に一体に形成した構成としても良
い。
16を用いて立設壁とした構成の他、ステアリングホイ
ール本体10の芯金部に一体に形成した構成としても良
い。
【0024】本例のエアバッグ装置20は、エアバッグ
装置20全体を覆うモジュールカバー21と、膨張可能
に折り畳まれた袋状のエアバッグ22と、エアバッグ2
2に膨張用ガスを供給するインフレータ25と、このイ
ンフレータ25を保持するリテーナ24と、エアバッグ
22をリテーナ24に固定するリング23とを備えてい
る。エアバッグ装置20は、ステアリングホイール本体
10の略中央部に配設されている。
装置20全体を覆うモジュールカバー21と、膨張可能
に折り畳まれた袋状のエアバッグ22と、エアバッグ2
2に膨張用ガスを供給するインフレータ25と、このイ
ンフレータ25を保持するリテーナ24と、エアバッグ
22をリテーナ24に固定するリング23とを備えてい
る。エアバッグ装置20は、ステアリングホイール本体
10の略中央部に配設されている。
【0025】エアバッグ装置20は、衝撃が発生した際
には、インフレータ25からエアバッグ22の内部にガ
スが急速に噴射されて、折り畳まれて収納されたエアバ
ッグ22が膨張するように作動する。エアバッグ22の
膨張の圧力により、モジュールカバー21が開裂して、
エアバッグ22の突出口が形成され、この突出口からエ
アバッグ22が突出して乗員の前面に膨張展開し、乗員
を保護するようになっている。
には、インフレータ25からエアバッグ22の内部にガ
スが急速に噴射されて、折り畳まれて収納されたエアバ
ッグ22が膨張するように作動する。エアバッグ22の
膨張の圧力により、モジュールカバー21が開裂して、
エアバッグ22の突出口が形成され、この突出口からエ
アバッグ22が突出して乗員の前面に膨張展開し、乗員
を保護するようになっている。
【0026】上記エアバッグ装置20のリテーナ24に
は、突出片27aを有するプレート27が取り付けられ
ている。図2において、リテーナ24に取り付けられた
状態のプレート27を鎖線により示している。プレート
27の突出片27aは、モジュールカバー21の側面部
21aに設けられた切欠部21bから外側に突出するよ
うに構成されている。
は、突出片27aを有するプレート27が取り付けられ
ている。図2において、リテーナ24に取り付けられた
状態のプレート27を鎖線により示している。プレート
27の突出片27aは、モジュールカバー21の側面部
21aに設けられた切欠部21bから外側に突出するよ
うに構成されている。
【0027】なお、プレート27をモジュールカバー2
1の側面部21aに取り付けた構成としても良い。或い
は、リテーナ24またはモジュールカバー21の側面部
21aに、突出片27aを一体成形した構成としても良
い。
1の側面部21aに取り付けた構成としても良い。或い
は、リテーナ24またはモジュールカバー21の側面部
21aに、突出片27aを一体成形した構成としても良
い。
【0028】本例では、エアバッグ装置20をステアリ
ングホイール本体10へ取り付けるための連結部材とし
て、モジュールカバー21とリテーナ24とを連結して
いるリベット26を利用するものである。リベット26
としては、図2に示すように、フランジ部26aの両側
に突起26bを備えた形状のものが用いられている。
ングホイール本体10へ取り付けるための連結部材とし
て、モジュールカバー21とリテーナ24とを連結して
いるリベット26を利用するものである。リベット26
としては、図2に示すように、フランジ部26aの両側
に突起26bを備えた形状のものが用いられている。
【0029】上記ステアリングホイール本体10と、エ
アバッグ装置20との間には、ホーン機構30が設けら
れている。ホーン機構30は、エアバッグ装置20を運
転者側からステアリングホイール本体10側に押し込む
ことにより、固定接点31に可動接点32が接触し、こ
れによりホーンスイッチが閉成し、ホーンが吹鳴するよ
うに構成されている。
アバッグ装置20との間には、ホーン機構30が設けら
れている。ホーン機構30は、エアバッグ装置20を運
転者側からステアリングホイール本体10側に押し込む
ことにより、固定接点31に可動接点32が接触し、こ
れによりホーンスイッチが閉成し、ホーンが吹鳴するよ
うに構成されている。
【0030】ホーン機構30は、ステアリングホイール
本体10側に設けられた複数の固定接点31と、エアバ
ッグ装置側に設けられた可動接点32と、可動接点32
を固定接点31に対して離反するように付勢する付勢手
段33とから構成されている。
本体10側に設けられた複数の固定接点31と、エアバ
ッグ装置側に設けられた可動接点32と、可動接点32
を固定接点31に対して離反するように付勢する付勢手
段33とから構成されている。
【0031】固定接点31は、ステアリングホイール本
体10に配設される枠体16上に設けられている。固定
接点31は、図2,図5,図6に示すように、枠体16
上に、導電性材料からなる接触部材を、ねじ34によっ
て固定することにより形成されている。なお、導電性材
料からなる接触部材を、枠体16に一体成形した構成と
しても良い。
体10に配設される枠体16上に設けられている。固定
接点31は、図2,図5,図6に示すように、枠体16
上に、導電性材料からなる接触部材を、ねじ34によっ
て固定することにより形成されている。なお、導電性材
料からなる接触部材を、枠体16に一体成形した構成と
しても良い。
【0032】可動接点32は、エアバッグ装置20のリ
テーナ24上に設けられている。リテーナが、合成樹脂
等の導電性を有さない材料から形成されている場合は、
可動接点32は図5及び図6に示すように、リテーナ2
4の縁部において、前記固定接点31に整合する位置
に、金属材料からなる導電部材としてのリベットを取り
付けることにより形成されている。なお、導電部材を合
成樹脂製のリテーナに一体成形した構成としても良い。
テーナ24上に設けられている。リテーナが、合成樹脂
等の導電性を有さない材料から形成されている場合は、
可動接点32は図5及び図6に示すように、リテーナ2
4の縁部において、前記固定接点31に整合する位置
に、金属材料からなる導電部材としてのリベットを取り
付けることにより形成されている。なお、導電部材を合
成樹脂製のリテーナに一体成形した構成としても良い。
【0033】さらに、リテーナ本体を導電性樹脂から形
成し、リテーナ24の所定のポイントと、固定接点31
が接触することにより、ホーンスイッチが閉成し、ホー
ンが吹鳴される構成としても良い。
成し、リテーナ24の所定のポイントと、固定接点31
が接触することにより、ホーンスイッチが閉成し、ホー
ンが吹鳴される構成としても良い。
【0034】付勢手段33は、図2に示すようなコイル
ばねであり、ステアリングホイール本体10とエアバッ
グ装置20との間に設けられている。付勢手段33によ
り、エアバッグ装置20に押圧力がかかっていないとき
には、固定接点31と可動接点32とは互いに離反する
ように保持される。
ばねであり、ステアリングホイール本体10とエアバッ
グ装置20との間に設けられている。付勢手段33によ
り、エアバッグ装置20に押圧力がかかっていないとき
には、固定接点31と可動接点32とは互いに離反する
ように保持される。
【0035】付勢手段33は、付勢手段自体による導通
を防止するため、枠体16上に設けられた付勢手段配設
部16cに配設されている。このように、枠体16は、
付勢手段33の絶縁材としても使用されるものである。
を防止するため、枠体16上に設けられた付勢手段配設
部16cに配設されている。このように、枠体16は、
付勢手段33の絶縁材としても使用されるものである。
【0036】次に、本例におけるステアリングホイール
本体10とエアバッグ装置20との組み付けについて説
明する。ステアリングホイール本体10とエアバッグ装
置20とは、モジュールカバー21とリテーナ24とを
連結するリベット26の突起26bが、枠体16の係合
穴部16bに係合するとともに、枠体16に配設された
ワイヤ17が、リベット26をエアバッグ装置20側か
ら係止することにより連結される。
本体10とエアバッグ装置20との組み付けについて説
明する。ステアリングホイール本体10とエアバッグ装
置20とは、モジュールカバー21とリテーナ24とを
連結するリベット26の突起26bが、枠体16の係合
穴部16bに係合するとともに、枠体16に配設された
ワイヤ17が、リベット26をエアバッグ装置20側か
ら係止することにより連結される。
【0037】エアバッグ装置20をステアリングホイー
ル本体10に取り付ける手順は次の通りである。まず、
枠体16と、ホーン機構30の付勢手段33を、ねじ3
4により、ステアリングホイール本体10の芯金部12
及びカバー14に固定する。
ル本体10に取り付ける手順は次の通りである。まず、
枠体16と、ホーン機構30の付勢手段33を、ねじ3
4により、ステアリングホイール本体10の芯金部12
及びカバー14に固定する。
【0038】また、モジュールカバー21,エアバッグ
22,リング23,リテーナ24,インフレータ25
を、ボルトやリベット等により組み付けて得られたエア
バッグ装置20を、ステアリングホイール本体10の枠
体16上方に位置させる。
22,リング23,リテーナ24,インフレータ25
を、ボルトやリベット等により組み付けて得られたエア
バッグ装置20を、ステアリングホイール本体10の枠
体16上方に位置させる。
【0039】次いで、エアバッグ装置20のリベット2
6の一つ(本例では車体前方側に位置するリベット2
8)と、枠体16の係合穴部16bの一つ(本例では車
体前方側に位置する係合穴部18)とを係合させ、この
係合したポイントを支点として、エアバッグ装置20を
ステアリングホイール本体10側へ向けて押し込む。
6の一つ(本例では車体前方側に位置するリベット2
8)と、枠体16の係合穴部16bの一つ(本例では車
体前方側に位置する係合穴部18)とを係合させ、この
係合したポイントを支点として、エアバッグ装置20を
ステアリングホイール本体10側へ向けて押し込む。
【0040】すると、図4,図8,図9に示すように、
モジュールカバー21から突出している突出片27a
が、枠体16の切欠部16dに入り込みながらワイヤ1
7に当接し、枠体16の壁部16aの内側方向から、ワ
イヤ17を外側に向けて押出する。
モジュールカバー21から突出している突出片27a
が、枠体16の切欠部16dに入り込みながらワイヤ1
7に当接し、枠体16の壁部16aの内側方向から、ワ
イヤ17を外側に向けて押出する。
【0041】ワイヤ17は、突出片27に押し出された
方向に移動するとともに、ワイヤ17の端部17aが、
枠体16の壁部16aに設けられたワイヤ係合部16e
に摺動しながら拡開する。このようにして、ワイヤ17
が外側に広げられ、枠体16に設けられた係合穴部16
bが、上方に向けて開放される。このように、上方に向
けて開放された係合穴部16bに、エアバッグ装置20
側のリベット26の突起26bを係合させる。
方向に移動するとともに、ワイヤ17の端部17aが、
枠体16の壁部16aに設けられたワイヤ係合部16e
に摺動しながら拡開する。このようにして、ワイヤ17
が外側に広げられ、枠体16に設けられた係合穴部16
bが、上方に向けて開放される。このように、上方に向
けて開放された係合穴部16bに、エアバッグ装置20
側のリベット26の突起26bを係合させる。
【0042】リベット26が係合穴部16bに係合され
たら、さらにエアバッグ装置20を押し込む。すると、
図11に示すように、プレート27の突出片27aが切
欠部16dの下端部まで達し、突出片27aによるワイ
ヤ17の押し出しがなされなくなる。これにより、ワイ
ヤ17は元の位置に戻り、ワイヤ17は再び係合穴部1
6dの上方に位置することになる。したがっって、係合
穴部16dに係合されたリベット26は、図7及び図1
0に示すように、ワイヤ17により上方側(エアバッグ
装置20側)から抜け止めされる。
たら、さらにエアバッグ装置20を押し込む。すると、
図11に示すように、プレート27の突出片27aが切
欠部16dの下端部まで達し、突出片27aによるワイ
ヤ17の押し出しがなされなくなる。これにより、ワイ
ヤ17は元の位置に戻り、ワイヤ17は再び係合穴部1
6dの上方に位置することになる。したがっって、係合
穴部16dに係合されたリベット26は、図7及び図1
0に示すように、ワイヤ17により上方側(エアバッグ
装置20側)から抜け止めされる。
【0043】上記のようにして、エアバッグ装置20が
ワンタッチでステアリングホイール本体10へ取り付け
られる。なお、製造時などにおいて、エアバッグ装置2
0をステアリングホイール本体10から取り外すことが
ある場合は、ワイヤ17にプルラベル17bを取り付け
ておくと良い。プルラベル17bを引っ張ることによ
り、ワイヤ17を拡開させて、係合穴部16bからリベ
ット26を外すことができ、エアバッグ装置20をステ
アリングホイール本体10から取り外すことができる。
ワンタッチでステアリングホイール本体10へ取り付け
られる。なお、製造時などにおいて、エアバッグ装置2
0をステアリングホイール本体10から取り外すことが
ある場合は、ワイヤ17にプルラベル17bを取り付け
ておくと良い。プルラベル17bを引っ張ることによ
り、ワイヤ17を拡開させて、係合穴部16bからリベ
ット26を外すことができ、エアバッグ装置20をステ
アリングホイール本体10から取り外すことができる。
【0044】なお、本例では、エアバッグ装置20とス
テアリングホイール本体10との間に、ホーン機構30
が設けられている構成を示したが、ホーン機構が設けら
れていない構成であっても良い。この場合は、ホーン機
構として、エアバッグ装置20の上面にメンブレンスイ
ッチを設けたり、ステアリングホイール本体10のスポ
ーク部13に別途ホーンスイッチを設けた構成とすると
良い。
テアリングホイール本体10との間に、ホーン機構30
が設けられている構成を示したが、ホーン機構が設けら
れていない構成であっても良い。この場合は、ホーン機
構として、エアバッグ装置20の上面にメンブレンスイ
ッチを設けたり、ステアリングホイール本体10のスポ
ーク部13に別途ホーンスイッチを設けた構成とすると
良い。
【0045】上記のように、エアバッグ装置20とステ
アリングホイール本体10との間に、ホーン機構30が
設けられていない場合は、リベット26が係合穴部16
bにおいて摺動せず、リベット26が係合穴部16bと
ワイヤ17において固定される構成とする。
アリングホイール本体10との間に、ホーン機構30が
設けられていない場合は、リベット26が係合穴部16
bにおいて摺動せず、リベット26が係合穴部16bと
ワイヤ17において固定される構成とする。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明のステアリングホ
イールによれば、ステアリングホイール本体側の係合穴
部上方にワイヤが配設され、このワイヤが、エアバッグ
装置取り付け時に、エアバッグ装置側の突出片に押し出
されて拡開可能とされており、エアバッグ装置側の突起
を係合穴部に係合させた後、ワイヤが元の位置に戻って
突起を上方から押さえる構成とされているので、従来の
ようにボルトやナットなどの連結部材を使用せずに、エ
アバッグ装置とステアリングホイールとをワンタッチで
組み付けることが可能となり、組み付け作業性を大幅に
向上させることが可能となる。
イールによれば、ステアリングホイール本体側の係合穴
部上方にワイヤが配設され、このワイヤが、エアバッグ
装置取り付け時に、エアバッグ装置側の突出片に押し出
されて拡開可能とされており、エアバッグ装置側の突起
を係合穴部に係合させた後、ワイヤが元の位置に戻って
突起を上方から押さえる構成とされているので、従来の
ようにボルトやナットなどの連結部材を使用せずに、エ
アバッグ装置とステアリングホイールとをワンタッチで
組み付けることが可能となり、組み付け作業性を大幅に
向上させることが可能となる。
【図1】本発明に係るステアリングホイールの正面図で
ある。
ある。
【図2】ステアリングホイールの分解説明図である。
【図3】図1におけるA−A線断面図である。
【図4】図1におけるB−B線断面図である。
【図5】図1におけるC−C線断面図である。
【図6】図1におけるD−D線断面図である。
【図7】図1におけるE−E線断面図である。
【図8】エアバッグ装置をステアリングホイール本体に
着脱するときのワイヤの状態を示す説明図である。
着脱するときのワイヤの状態を示す説明図である。
【図9】図8におけるF−F線断面図である。
【図10】エアバッグ装置をステアリングホイール本体
へ固定したときのワイヤの状態を示す説明図である。
へ固定したときのワイヤの状態を示す説明図である。
【図11】図8におけるG−G線断面図である。
【図12】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】 10 ステアリングホイール本体 11 リム部 12 芯金部 13 スポーク部 14 下部カバー 15 ボス部 16 枠体 16a 壁部 16b 係合穴部 16c 付勢手段配設部 16d 切欠部 16e ワイヤ係合部 17 ワイヤ 17a 端部 17b プルラベル 18 係合穴部(取付時に支点となる係合穴部) 20 エアバッグ装置 21 モジュールカバー 21a 側面部 21b 切欠部 22 エアバッグ 23 リング 24 リテーナ 25 インフレータ 26 リベット 26a フランジ部 26b 突起 27 プレート 27a 突出片 28 リベット(取付時に支点となるリベット) S ステアリングホイール
Claims (2)
- 【請求項1】 ステアリングホイール本体と、該ステア
リングホイール本体の略中央を少なくとも覆うエアバッ
グ装置を備えたステアリングホイールであって、 前記エアバッグ装置のモジュールカバーの側面部には、
リテーナと係合する突起が複数設けられるとともに、一
対の突出片が外方に向けて突出し、 前記ステアリングホイール本体側には、前記エアバッグ
装置側に向けて立設する立設壁が設けられ、該立設壁の
所定位置には、前記突起と係合する複数の係合穴部と、
前記モジュールカバー側面部から突出する突出片と係合
する切欠部と、ワイヤ係合部と、が設けられ、 前記係合穴部の前記エアバッグ装置側には、前記立設壁
上端部に概略沿ったワイヤが取り付けられ、該ワイヤは
一部が前記切欠部の外方に位置するとともに、端部側が
立設壁の外側面に設けられた前記ワイヤ係合部に係合
し、 該ワイヤが前記突出片によって前記立設壁の内側から押
し出されることにより、前記ワイヤ端部が前記ワイヤ係
合部に摺動しながら移動して前記係合穴部が開放され、
該係合穴部に前記突起が係合し、 前記突出片が前記切欠部端部まで移動したとき、前記ワ
イヤが元の位置に戻って、前記突起を前記エアバッグ装
置側で抜け止めしたことを特徴とするステアリングホイ
ール。 - 【請求項2】 ステアリングホイール本体と、該ステア
リングホイール本体の略中央を少なくとも覆うエアバッ
グ装置を備えたステアリングホイールであって、 前記エアバッグ装置のモジュールカバーの側面部には、
リテーナと係合する複数の突起と、外方に向けて突出す
る突出片が設けられ、 前記ステアリングホイール本体側には、前記エアバッグ
装置側に向けて立設する立設壁が設けられ、 該立設壁の所定位置には、前記突起と係合する複数の係
合穴部と、前記モジュールカバー側面部から突出する突
出片と係合する切欠部と、ワイヤ係合部と、が設けら
れ、 前記係合穴部の前記エアバッグ装置側には、前記立設壁
上端部に概略沿った形状に形成され、一部が前記切欠部
の外方に位置するとともに、端部側が前記ワイヤ係合部
に係合するワイヤが配設され、 該ワイヤで前記係合穴部に係合された突起が押さえられ
た、ことを特徴とするステアリングホイール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37550499A JP2001187575A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | ステアリングホイール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37550499A JP2001187575A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | ステアリングホイール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001187575A true JP2001187575A (ja) | 2001-07-10 |
Family
ID=18505627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37550499A Pending JP2001187575A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | ステアリングホイール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001187575A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002002433A (ja) * | 2000-06-27 | 2002-01-09 | Toyoda Gosei Co Ltd | エアバッグモジュールの取付構造 |
JP2009518233A (ja) * | 2005-12-08 | 2009-05-07 | オートリブ ディベロップメント エービー | エアバッグモジュールを取り付けるための取り付け構造 |
JP2011178361A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-15 | Ashimori Industry Co Ltd | エアバッグ装置 |
JP2011189778A (ja) * | 2010-03-12 | 2011-09-29 | Ashimori Industry Co Ltd | エアバッグ装置の取付部構造 |
JP2011207373A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Ashimori Industry Co Ltd | エアバッグ装置 |
-
1999
- 1999-12-28 JP JP37550499A patent/JP2001187575A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002002433A (ja) * | 2000-06-27 | 2002-01-09 | Toyoda Gosei Co Ltd | エアバッグモジュールの取付構造 |
JP2009518233A (ja) * | 2005-12-08 | 2009-05-07 | オートリブ ディベロップメント エービー | エアバッグモジュールを取り付けるための取り付け構造 |
JP4939546B2 (ja) * | 2005-12-08 | 2012-05-30 | オートリブ ディベロップメント エービー | エアバッグモジュールを取り付けるための取り付け構造 |
KR101351394B1 (ko) | 2005-12-08 | 2014-01-14 | 오토리브 디벨로프먼트 에이비 | 에어백 모듈을 장착하기 위한 장착 장치 |
JP2011178361A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-15 | Ashimori Industry Co Ltd | エアバッグ装置 |
JP2011189778A (ja) * | 2010-03-12 | 2011-09-29 | Ashimori Industry Co Ltd | エアバッグ装置の取付部構造 |
JP2011207373A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Ashimori Industry Co Ltd | エアバッグ装置 |
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