JP2001187429A - 角底袋製造用積層シートおよび角底袋 - Google Patents

角底袋製造用積層シートおよび角底袋

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緩衝性に優れた角底袋を製造するための積層
シートおよびこの積層シートにより製造された角底袋を
提供すること。 【解決手段】 多数の独立気泡室を有する気泡シートの
少なくとも一方の面に、表装用シートを積層接着して形
成した積層シートからなり、該気泡シートは、これを異
方向に回転する平行に配置された二本のロール間を特定
の条件の下に通過させたときに、気泡シートの独立気泡
室の破裂割合が小さい耐圧縮性にすぐれた角底袋製造用
積層シートおよびこの積層シートにより製造された角底
袋。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、角底袋製造用積層
シートおよび角底袋に関し、さらに詳しくは、緩衝性に
優れた角底袋を製造するための積層シートおよびこの積
層シートにより製造された角底袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】角底袋は、以下に示すような特徴を有し
ている。 (1)セルフ・オープニングの名のとおり、片手で振り
下ろすのみで直ちに袋が開いて、その使用がきわめて効
率的である。 (2)セルフ・スタンディングとも称されるように、袋
を広げて立てた状態とすることができると共に、長方形
の袋の底に物を収納したとき、きわめて安定的であっ
て、陳列したり据置しやすい。 (3)角張って収納しにくい物品であっても、異なった
形状や種類の物品であっても、たやすく一括して収納す
ることができる。 (4)ベルトコンベアに立てて並べることができるの
で、自動袋詰機による流れ作業に最適である。角底袋
は、このような利便性を有することから、広く使用され
ており、紙のほか、セロハン、ポリエチレン等からなる
プラスチックフィルム又はシート等を用いて製造されて
いる。
【0003】ところで、袋に収納する物品は、壊れやす
いもの、変形しやすいもの等、多種多様であるため、緩
衝性に富んだ袋が要求される。角底袋に緩衝性を付与す
るためには、袋の内側に、多数の独立気泡室を有する気
泡シートを装着すればよい。しかしながら、特公平5−
77508号公報の第3図、符号8、8’に開示されて
いるように、角底袋の場合には、袋の両サイドにM字状
を呈する折線を形成しなければならない上、同公報の第
4図、符号12に開示されているように、袋の底部に一
旦、8角形状を呈する半完成底を形成させることが必要
とされ、その際、同公報の第7〜9図に見られるよう
に、その半完成底を折り畳んで底部を閉じる際にも、折
線を形成しなければならない。また、しっかりとした折
線を形成しなければ、気泡シートにより、袋が膨張して
必要以上に嵩張ってしまうという不都合を生じる。一
方、しっかりとした折線を形成させるには、折線を形成
させる箇所を折り曲げた状態で強く押圧しなければなら
ないが、強く押圧すると、気泡シートの独立気泡室が多
数破裂することとなり、その結果、緩衝性を著しく低下
させることになるという問題を生じる。特に、紙製の角
底袋を製造するために、従来から使用されている輪転製
袋機で気泡シート付き角底袋を製造しようとすると、気
泡シートの独立気泡室の破裂割合が、一層高まることと
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、緩衝性に優
れた角底袋を製造するための積層シートおよびこの積層
シートにより製造された角底袋を提供することをその課
題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、特定の気泡シート
を表装用シートに積層接着させた積層シートを用いるこ
とによって、輪転製袋機で高速運転して折線をしっかり
設けた角底袋を製造したとしても、気泡シートの独立気
泡室の破裂割合が小さく、緩衝性に富んだ角底袋を製造
しうるということを見出し、この知見に基づいて本発明
を完成するに到った。すなわち、本発明によれば、多数
の独立気泡室を有する気泡シートの少なくとも一方の面
に、表装用シートを積層接着して形成した積層シートか
らなり、該気泡シートは、これを異方向に回転する平行
に配置された二本のロール間を下記の条件の下に通過さ
せたときに、該独立気泡室の破裂割合が、100個当た
り40個以下である耐圧縮性を有することを特徴とする
角底袋製造用積層シートが提供される。 [条件] (i)該2つのロールの直径は、いずれも76mmと
し、そのロールの長さは、いずれも152mmとする。 (ii)一方のロールの回転速度は、8.6回転min-1
の低速度とし、他方のロールの回転速度は、10回転m
in-1の高速度とする。 (iii)ロール間のクリアランスは、0.3mmとする。 (iv)該気泡シートは、気温23℃、相対湿度50%の
部屋に、24時間放置してから、同室内に設置したロー
ル間を通過させるものとし、この際、気泡シートの独立
気泡室側を、上記回転速度の高いロール面に接触させて
ロール間を通過させ、ロール間を通過させた後、気泡シ
ートの独立気泡室の破裂個数を調べるものとする。ま
た、本発明によれば、前記角底袋製造用積層シートによ
り形成されてなる角底袋が提供される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の角底袋製造用積層シート
において用いる気泡シートは、多数の独立気泡室を有す
るもので、それ自体は公知のものである。このような気
泡シートは、多数の凸部を有する熱可塑性樹脂フィルム
の凸部底面に熱可塑性樹脂フィルムを接着して、両フィ
ルム間に多数の独立気泡室を形成せしめてなるものであ
る。
【0007】このような気泡シートは、実開平4−69
127号公報の第3図に記載されている装置または米国
特許第4,314,865号公報の第7〜8図に記載さ
れている装置等を用いて製造することができる。ただ
し、実開平4−69127号公報においては、気泡シー
トの凸部を有する熱可塑性樹脂フィルムに対応するエン
ボスシートに、ポリオレフィン系樹脂発泡シートが積層
されているが、本発明においては、ポリオレフィン系樹
脂発泡シートの積層は必要に応じて行なえばよく、通常
は、積層する必要はない。したがって、ポリオレフィン
系樹脂発泡シートの積層を行なわない通常の場合では、
実開平4−69127号公報の第3図におけるポリオレ
フィン系樹脂発泡シートの原料ローラーcは不要とな
る。
【0008】本発明においては、多数の凸部を有する熱
可塑性樹脂フィルムの凸部底面に熱可塑性樹脂フィルム
を接着して、両フィルム間に多数の独立気泡室を形成せ
しめて、緩衝性を有した気泡シートが製造できるもので
あれば、そのフィルムの表面状態には特に制限はなく、
平滑であっても、多少の凹凸を有していてもよい。
【0009】凸部を有するフィルムやその凸部を有する
フィルムに接着させるフィルムを形成する熱可塑性樹脂
としては、たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレン等
のポリオレフィン樹脂、ポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレー
ト等のポリエステル樹脂、ナイロン4、ナイロン6、ナ
イロン9、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン6−
6、ナイロン6−10等の脂肪族ポリアミド樹脂、ポリ
メタキシリレンアジパミド等の芳香族ポリアミド樹脂、
ポリ(メタキシリレン−ヘキサメチレンアジパミド)等
の脂肪族−芳香族ポリアミド共重合体樹脂等が挙げられ
る。
【0010】上記2種の各フィルムは、いずれも、単層
フィルムからなるものであっても、異種の熱可塑性樹脂
フィルムを2種以上積層した多層フィルムからなるもの
であってもよい。フィルムの厚みには特に制限はない
が、通常は、その厚みは2〜100μmであり、好まし
くは、3〜60μmである。フィルムはその厚みが薄く
なりすぎると、角底袋製造時の折線形成の際に多数の独
立気泡室が破裂されやすくなり、一方、厚みが厚くなり
すぎると、気泡シートにしなやかさが乏しくなって、折
線が形成されにくくなるので好ましくない。気泡シート
の重量は、1m2当たり、30〜150g、好ましくは
35〜100gとするのがよく、この場合には、角底袋
製造時の折線形成の際に、多数の独立気泡室が破裂され
にくくなる上に、折線の形成を妨げないしなやかなもの
となる。
【0011】本発明の角底袋製造用積層シートにおける
気泡シートは、これを異方向に回転する平行に配置され
た二本の金属製ロール間を通過させたときに、独立気泡
室の破裂個数の割合が、100個当たり40個以下とな
る耐圧縮性を示すものである。ただし、その独立気泡室
の破裂個数は、前記条件により測定されたものである。
前記気泡シートの耐圧縮性の測定装置としては、直径7
6mm、長さ152mmのクローム鋼に、硬質クローム
鍍金を施した駆動ロールを二本備える株式会社東洋精機
製作所製「No.560 卓上用試験ロール機」を用い
られた。
【0012】気泡シートを異方向に回転する平行に配置
された表面が平滑な二本の金属製ロール間を通過させた
ときに、独立気泡室の破裂個数の割合が、100個当た
り40個以下の気泡シートは、強い力で押圧されたとき
に、独立気泡室が破裂しにくいものであることを、本発
明者らは、実験的に確認している。この破裂個数の割合
が少ないほど独立気泡室は、破裂しにくいものとなる。
したがって、本発明においては、気泡シートの独立気泡
室の破裂個数の割合は、100個当たり30個以下が好
ましく、より好ましくは、100個当たり20個以下で
ある。さらに好ましくは、100個当たり10個以下で
ある。また、本発明においては、異方向に回転する平行
に配置された二本の金属製ロール間のクリアランスを、
0.15mmに変更する以外は、上記条件で測定したと
きに、独立気泡室の破裂個数が、100個当たり30個
以下であることが好ましく、より好ましくは、100個
当たり20個以下である。さらに好ましくは、100個
当たり10個以下である。このように、ロール間のクリ
アランスをより狭くしたとしても、独立気泡室が破裂し
にくいものは、角底袋製造時のしっかりとした折線の形
成が容易となり、輪転製袋機を使用し、高速運転してし
っかりとした折線の形成を施して角底袋を製造しても、
気泡シートの独立気泡室の破裂を生じ難いものとなる。
【0013】角底袋製造時の折線形成の際に、気泡シー
トの独立気泡室を破裂させにくくする重要な要因として
は、次の要因を挙げることができる。 気泡シートの厚さ(フィルムの厚さ+独立気泡室の高
さ)をあまり厚くしないこと。ただし、薄くなりすぎる
と、緩衝効果が劣るようになるので、気泡シートの厚さ
は、0.7〜7mmが好ましく、より好ましくは、1〜
5mmである。 フィルムの凸部(独立気泡室)と凸部の間に存在する
平坦部を強固に接着すること。 気泡シートの各独立気泡室は、表面に弛みまたは皺が
生じる程度に内部の圧をやや低下させたものとすること
が好ましい。 気泡シートのフィルムの各々は、0.910〜0.9
28g/cm3の密度の長鎖分岐ポリエチレン樹脂から
製造されたフィルムを使用することも可能であるが、角
底袋製造時の折線形成の際に気泡シートの各独立気泡室
を破裂されにくくする上で好ましいフィルム基材樹脂
は、エチレン93〜99.5モル%と炭素数が4〜12
のα−オレフィン7〜0.5モル%とのランダム共重合
体樹脂であって、かつ樹脂密度が0.930〜0.95
0g/cm3のポリエチレン系共重合樹脂単独またはそ
のポリエチレン系共重合樹脂を50%以上と他のポリエ
チレン樹脂50%以下およびその他の合成樹脂もしくは
合成ゴム0〜10%の混合樹脂である。他のポリエチレ
ン樹脂としては、0.910〜0.928g/cm3
密度を有する長鎖分岐ポリエチレン樹脂が好ましい。
【0014】上記脂肪族ポリアミド樹脂、芳香族ポリ
アミド樹脂および脂肪族/芳香族ポリアミド共重合体樹
脂から選ばれた単独樹脂または2種以上の混合樹脂を基
材樹脂とする衝撃強度に優れるフィルムAを、ポリエチ
レン樹脂、好ましくは上記に記載したポリエチレン系
共重合樹脂単独またはそのポリエチレン系共重合樹脂を
50%以上含有する混合樹脂を基材樹脂とする2枚のフ
ィルムBでサンドイッチした構造の多層フィルム(フィ
ルムAとフィルムBとの間には接着剤層が必要である)
を凸部を有するフィルムとその凸部を有するフィルムに
接着させるフィルムに使用した気泡シートは、角底袋製
造時の折線形成の際に、気泡シートの独立気泡室を破裂
されにくくする上で最も好ましい。両フィルムが共にポ
リエチレン樹脂フィルム層の間にポリアミド樹脂フィル
ム層がサンドイッチされた構造となっていると、独立気
泡室の空気が外部に透過しにくいので、長期に亘る緩衝
性の保持に優れ、また耐熱性が高まるので、表装用シー
トと接着する際に、接着剤を使用しても、熱接着を使用
しても独立気泡室の破裂が生じ難いためで好ましいもの
となる。気泡シートの各フィルムとして上記ポリアミド
樹脂フィルム層を含むものは、気泡シートと表装用シー
トとを接着するに際して、両者の間に両者と熱接着性を
有する溶融樹脂を導いて角底袋製造用積層シートを製造
することができる。この方法を採用すると接着層(熱接
着性を有する溶融樹脂)の厚みを薄くしてもよく接着す
るので好ましい。また、溶融樹脂の熱は気泡シートの独
立気泡室を破壊し易くするが、耐熱性の高いポリアミド
樹脂フィルム層の存在により独立気泡室が破壊されにく
くなっている。
【0015】気泡シートの各独立気泡室を上方から見た
ときの形状には制限はなく、円形、楕円形、三角形、四
角形等の種々の形状をとり得る。独立気泡室1個当たり
の体積(気泡シートを水没させて全体の体積を求め、そ
の体積を独立気泡室の個数で割って簡易的に算出した体
積)は、10〜1000mm3であることが好ましい。
また、独立気泡室は、100cm2当たり、35〜30
0個の割合で存在させることが好ましい。さらには、気
泡シートは、その積層シートの幅方向と直交する方向に
おける独立気泡室間(凸部間)に線状平坦部が形成され
ているものであることが望ましい。このような気泡シー
トは、角底袋製造時、この線状平坦部が折線の起線とな
ることから折線の形成が容易なり、かつその折線部の強
度も高くなることから、品質のよい角底袋を得ることが
できる。
【0016】本発明の角底袋製造用積層シートは、この
ようにして作製された気泡シートを用い、この気泡シー
トの少なくとも一方の面に表装用シートを積層接着する
ことにより得ることができる。
【0017】積層シートから角底袋を製造するには、ま
ず、ロール状に巻かれた積層シートを巻き出し、積層シ
ートの側端部に糊等の接着剤を塗着して、積層シート両
側端部を重ね合わせて積層接着することによりチューブ
状(筒状)に形成する。次に、このチューブに対して、
角底袋の両脇に対応する両側端部にM字状の折線を入れ
つつ折畳むか又は上記のとおりチューブ状にしながら角
底袋の両脇に対応する両側端部にM字状の折線を入れつ
つ折畳む。この折畳み工程は、たとえば、特公平6−9
888号公報の第1図に示される。続いて、両側端部が
折畳まれたチューブ状の積層シートを、製造しようとす
る角底袋の高さに応じた適当な長さに切断し、角底袋の
底を形成させる側の開放端近傍に、折込みを入れて、一
旦、8角形状を呈する半完成底を作製する。この工程
は、たとえば、特公平5−77508号公報の第4図が
参考となる。次に、半完成底の一部に糊等の接着剤を塗
着して折り畳んで底を閉じ、底の裏側に補強材を貼付す
れば角底袋が製造される。これらの工程は、たとえば、
特公平5−77508号公報の第7〜10図および特公
平5−77508号公報の第13図が参考とされる。
尚、本発明の角底袋には、必要に応じて、手提げを可能
とする提手を袋の開口部付近に取り付けたり、袋の開口
部を封止可能とする剥離紙(封止時に剥離される)付の
粘着テープを開口部に取り付けたりすることができる。
特に、粘着テープを開口部に取り付けた本発明の上記角
底袋は、壊れやすい物品を運送(郵送、宅配)する際の
包装緩衝袋として好適である。
【0018】本発明においては、角底袋の両脇に対応す
る積層シートチューブの両側端部にM字状の折線を入れ
る際、上記のとおり、気泡シートの凸部(独立気泡室)
間に、積層シートの幅方向と直交する方向(M字状の折
線を形成する方向)に線状平坦部が形成されていること
が好ましい。この線状平坦部が存在することによって、
各折線の方向と線状平滑部の方向が一致し、きれいな直
線状の折線を形成させやすくなり、角底袋のM字状折線
の仕上りがきれいになるのである。なお、気泡シートの
表裏の両方に凸部があるときは、一方の面の凸部間にお
ける積層シートの幅方向と直交する方向に延びる線状平
坦部と、他方の面の凸部間における積層シートの幅方向
と直交する方向に延びる線状平坦部の少なくとも一部が
一致するように、凸部を配列させる必要がある。この場
合は、たとえば、実公平4−42105号公報の第2図
が参考とされる。
【0019】また、本発明においては、積層シートは、
表装用シートの一方の側端部に余葉を残して気泡シート
を積層接着させたものであることが好ましい。すなわ
ち、積層シートの幅方向の側端部における一方の側で、
表装用シートを気泡シートよりもはみ出させる。そし
て、そのはみ出た部分を接着部分として用いる。この表
装用シートのはみ出た部分に、糊等の接着剤を塗布し
て、積層シートの幅方向の側端部上に重ね合わせれば、
気泡シートが邪魔にならずに両側端部を接合でき、簡単
にチューブ状に加工することができる。前記のはみ出し
部分は、その幅が10〜50mmであることが好まし
い。
【0020】表装用シートとしては、天然パルプ紙、合
成紙、装飾加工された合成樹脂フィルムまたはシート等
を用いることができ、その厚みは10〜150μmが好
ましい。
【0021】図1に本発明で用いる積層シートの説明平
面図を示す。図1において、1は気泡シート、2は表装
用シート、3は独立気泡室(凸部)を示す。aは表装用
シートの一方の側端部に形成されたはみ出し部(表装用
シートの余葉)を示す。この積層シートにおいて、表装
用シート2は、その一方の側端部に余葉(はみ出し部)
aを残して気泡シート1に積層接着されている。余葉a
は、接着部として用いられ、これを他方の側端部の表装
用シート上に重ねて接着させることにより、チューブを
得ることができる。余葉aを他方の側端部の表装用シー
ト上に重ねる箇所は、特公平6−9888号の第1図に
示されるように角底袋の両脇に対応する両側端部にM字
状折線を形成する箇所であっても構わないが、その箇所
は積層シート4枚分の厚さに加えて表装用シートの厚み
がプラスされることになるため、強くプレスされると気
泡シートの独立気泡室の破裂や空気抜けの原因になりか
ねない。従って、気泡シートの独立気泡室の破裂や空気
抜けを局力防止するためには、余葉aを他方の側端部の
表装用シート上に重ねる箇所は、角底袋の両脇に対応す
る両側端部にM字状折線を形成する箇所を避けることが
好ましい。独立気泡室(凸部)3(1)と3(2)との
間、即ち、一点鎖線L1とL2との間には線状平坦部Sが
形成される。この線状平坦部Sは、角底袋におけるM字
状折線の起線となり、この線状平坦部Sを用いることに
より、両側端部にM字状折線を容易に形成することがで
きる。この線状平坦部Sの幅は0.1〜15mmが好ま
しく、0.2〜10mmがより好ましく、0.3〜5m
mが最も好ましい。
【0022】
【実施例】以下、実施例および比較例を挙げて、本発明
をさらに詳細に説明するが、本発明は、これら実施例に
よってなんら限定されるものてはない。
【0023】実施例1 エチレンと少量のα−オレフィンとのランダム共重合体
樹脂であって、樹脂密度が0.934g/cm3のポリ
エチレン系共重合樹脂〔メルトインデックス:(190
℃/2.16kg荷重)2g/10min.〕66.7
%と、樹脂密度0.923g/cm3の高圧法長鎖分岐
ポリエチレン樹脂33.3%との混合ポリエチレン樹脂
を溶融して、Tダイスからフィルム状に押出した後、こ
れをエンボスロールにより真空成形して、多数の凸部を
有するフィルムを製造した。一方、同じ混合ポリエチレ
ン樹脂を溶融して、別なTダイスからフィルム状に押出
してフィルムとし、このフィルムを、前記凸部の形成は
終了しているが未だエンボスロール上にあるフィルムの
裏面に導いて、エンボスロールとニップロールとの間で
強くプレスして、両フィルムを強固に熱接着して、幅7
00mmの長尺な気泡シートを製造した。この気泡シー
トの1m2当たりの重量は、45.2g(凸部を形成し
たフィルム重量:他方のフィルム重量=1.8:1)で
あった。また、この気泡シートにおいて、各凸部(独立
気泡室)の平面形状は直径7mmの円形であり、その高
さは約2.6mmであり、独立気泡室1個あたりの体積
は、約102mm3であり、独立気泡室の数は100c
2当たり130個の割合で均一に分散されて存在する
ものであった。また、独立気泡室は、押出方向には直線
状に、押出方向と直交する幅方向には千鳥状に配列され
たものであった。
【0024】この気泡シートから、長さ65mm、幅6
00mmの試験用サンプル1枚を切り出し、気温23
℃、相対湿度50%の部屋に24時間放置してから、直
ちに同室内に置かれた、直径76mm、長さ152mm
のクローム鋼に硬質クローム鍍金を施した駆動ロールを
二本備える株式会社東洋精機製作所の「No.560卓
上用試験ロール機」を使用し、ロール間のクリアランス
を0.30mmにしてロール間に試験用サンプルを通し
た。この際、一方のロールの回転速度は10回転min
-1であり、他方のロールの回転速度は8.6回転min
-1であり、両ロールは異方向に回転するものであった。
そして、その独立気泡室側(エンボスフィルム側)を回
転速度の速いロール面に接触させて気泡シートを押圧し
ながら通過させた。通過後の独立気泡室の破裂個数は、
100個当たり0個であった。また、この気泡シート
は、ロール間のクリアランスを0.15mmに変更して
同様に試験したところ、ロール通過後の独立気泡室の破
裂個数は、100個当たり0個であった。次に、幅72
0mm、1m当たりの重量である坪量が75g/m
の長尺なクラフト紙(表装用シート)を用意し、これと
上記気泡シートとを、両者の長手方向を一致させて接着
剤で接着して積層シートを得た。この際、積層シートの
幅方向における一方の側端部ではクラフト紙が、気泡シ
ートよりも30mmはみ出るようにクラフト紙と気泡シ
ートをずらして接着した。続いて、積層シートの幅方向
における他方の側端部を長手方向に切断して積層シート
の幅を710mmとした。
【0025】この積層シートを、輪転製袋機(紙製の角
底袋の製造に使用される輪転製袋機に対して、この積層
シートの厚みであっても移送したり、押さえたりできる
ように改造した輪転製袋機)に16m/min.のスピ
ードで通して、高さが340mm、幅が260mm、袋
を広げたときの底の奥行が80mmの、底部裏面に紙製
の補強材が貼着された角底袋を連続的に製造した。得ら
れた角底袋は、折線の直線性に優れた、折線部の膨らみ
の小さなものであった。無作為に取り出した角底袋の両
脇のM字状を呈する部分において、気泡シートの独立気
泡室の破裂個数を調べたところ、100個当たり5個で
あった。
【0026】実施例2 気泡シートの凸部(独立気泡室)を下記のように変更し
た以外は、実施例1と同じ操作を行なって積層シートを
製造してから角底袋を製造した。得られた角底袋は、折
線の直線性に優れた、折線部の膨らみの小さなものであ
った。無作為に取り出した角底袋の両脇のM字状を呈す
る部分において気泡シートの独立気泡室の破裂個数を調
べたところ、100個当たり17個の割合であった。な
お、変更した点は、次のとおりである。実施例2の気泡
シートは、各独立気泡室の平面形状が直径10mmの円
形であり、高さが約3.2mmであり、独立気泡室1個
あたりの体積が約255mm3である独立気泡室が10
0cm2当たり84個の割合で均一に分散されて存在す
るものであった。この気泡シートの1m2当たりの重量
は、45.5g(凸部を形成したフィルム重量:他方の
フィルム重量=1.8:1)であった。この気泡シート
から、長さ65mm、幅600mmの試験用サンプルを
1枚切り出し、株式会社東洋精機製作所の「No.56
0 卓上用試験ロール機」を使用して実施例1と同じ操
作を行なって独立気泡室の破裂個数を調べたところ、ロ
ール間クリアランスが、0.30mmのときは独立気泡
室の破裂個数は、100個当たり0個であったが、ロー
ル間クリアランスが、0.15mmのときは、独立気泡
室の破裂個数は、100個当たり15個であった。
【0027】比較例1 気泡シートの凸部を下記のように変更した以外は、実施
例1と同じ操作を行なって積層シートを製造してから角
底袋を製造した。得られた角底袋は、折線の直線性に優
れた、折線部の膨らみの小さなものであった。無作為に
取り出した角底袋の両脇のM字状を呈する部分におい
て、気泡シートの独立気泡室の破裂個数を調べたとこ
ろ、100個当たり100個であった。なお、変更した
点は、次のとおりである。比較例1の気泡シートは、各
独立気泡室の平面形状が直径30mmの円形であり、高
さが約9.6mmであり、独立気泡室1個当たりの体積
が、約6796mm3である独立気泡室が、100cm2
当たり10個の割合で均一に分散されて存在するもので
あった。この気泡シートの1m2当たりの重量は、10
1.0g(凸部を形成したフィルム重量:他方のフィル
ム重量=1.8:1)であった。この気泡シートから、
長さ65mm、幅600mmの試験用サンプルを6枚切
り出し、株式会社東洋精機製作所の「No.560 卓
上用試験ロール機」を使用して、実施例1と同じ操作を
行なって独立気泡室の破裂個数を調べたところ、ロール
間クリアランスが0.30mmのときも、0.15mm
のときも、独立気泡室の破裂個数は100個当たり10
0個であった。
【0028】比較例2 気泡シートの凸部を下記のように変更した以外は、実施
例1と同じ操作を行なって積層シートを製造してから角
底袋を製造した。得られた角底袋は、折線の直線性に優
れた、折線部の膨らみの小さなものであった。無作為に
取りだした角底袋の両脇のM字状を呈する部分におい
て、気泡シートの独立気泡室の破裂個数を調べたとこ
ろ、100個当たり57個であった。なお、変更した点
は、次のとおりである。比較例2の気泡シートは、各独
立気泡室の平面形状が直径10mmの円形であり、高さ
が約3.2mmであり、独立気泡室1個あたりの体積が
約255mm3である独立気泡室が、100cm2当たり
84個の割合で均一に分散されて存在するものであっ
た。この気泡シートの1m2当たりの重量は、35.1
g(凸部を形成したフィルム重量:他方のフィルム重量
=1.8:1)であった。この気泡シートから、長さ6
5mm、幅600mmの試験用サンプルを1枚切り出
し、株式会社東洋精機製作所の「No.560 卓上用
試験ロール機」を使用して、実施例1と同じ操作を行な
って独立気泡室の破裂個数を調べたところ、ロール間ク
リアランスが0.30mmのときは、独立気泡室の破裂
個数は、100個当たり43個であったが、ロール間ク
リアランスが0.15mmのときは、独立気泡室の破裂
個数は、100個あたり93個であった。
【0029】実施例3 実施例1と同じ混合ポリエチレン樹脂層、無水マレイン
酸グラフト変性ポリエチレン層、ナイロン6層、無水マ
レイン酸グラフト変性ポリエチレン層および実施例1と
同じ混合ポリエチレン樹脂層が、この順に並ぶようにT
ダイスから共押出法でフィルム状とした後、これをエン
ボスロールで真空成形して多数の凸部を有するフィルム
を製造した。一方、同じ混合ポリエチレン樹脂を、別な
Tダイスから共押出法でフィルムを製造し、このフィル
ムを、前記凸部の形成は終了しているが未だエンボスロ
ール上にあるフィルムの裏面に導いてエンボスロールと
ニップロールとの間で強くプレスして、両フィルムを強
固に熱接着して、幅700mmの長尺な気泡シートを製
造した。この気泡シートの1m2当たりの重量は、4
5.1g(凸部を形成したフィルム重量:他方のフィル
ム重量=1.8:1)であった。なお、前記2つのフィ
ルムは、いずれも、各フィルムを構成する層の重量比
は、混合ポリエチレン樹脂層:無水マレイン酸グラフト
変性ポリエチレン層:ナイロン6層:無水マレイン酸グ
ラフト変性ポリエチレン層:混合ポリエチレン樹脂層=
48:0.5:3:0.5:48であった。また、この
気泡シートは、各独立気泡室の平面形状が長径8mm、
短径3mmの楕円形であり、高さが約1.6mmであ
り、独立気泡室1個当たりの体積が約36mm3である
独立気泡室が100cm2当たり230個の割合で均一
に分散されて存在するものであった。独立気泡室は、押
出方向には直線状に、押出方向と直交する幅方向には千
鳥状に配列されたものであった。
【0030】この気泡シートから、長さ65mm、幅6
00mmの試験用サンプルを1枚切り出し、株式会社東
洋精機製作所の「No.560 卓上用試験ロール機」
を使用して、実施例1と同じ操作を行なって独立気泡室
の破裂個数を調べたところ、ロール間クリアランスが
0.30mmのときも、0.15mmのときも、独立気
泡室の破裂個数は100個当たり0個であった。次に、
この気泡シートを使用して実施例1と同じ操作を行なっ
て、積層シートを製造し、この積層シートから角底袋を
製造した。ただし、気泡シートとクラフト紙との接着
は、両者の間に低密度ポリエチレン樹脂をを1m2当た
り13.5gの割合でTダイスより押出して、これを両
者の間に導いてニップロールを通過させることにより行
なった。得られた角底袋は、折線の直線性に優れた、折
線部の膨らみの小さなものであった。無作為に取り出し
た角底袋の両脇のM字状を呈する部分において、気泡シ
ートの独立気泡室の破裂個数を調べたところ、100個
当たり0個であった。
【0031】実施例4 気泡シートの凸部を下記のように変更した以外は、実施
例3と同じ操作を行なって積層シートを製造し、この積
層シートから角底袋を製造した。得られた角底袋は、折
線の直線性に優れた、折線部の膨らみの小さなものであ
った。無作為に取り出した角底袋の両脇のM字状を呈す
る部分において、気泡シートの独立気泡室の破裂個数を
調べたところ、100個当たり1個であった。なお、変
更した点は、次のとおりである。実施例4の気泡シート
は、各独立気泡室の平面形状が直径10mmの円形であ
り、高さが約2.5mmであり、独立気泡室1個当たり
の体積が約200mm3である独立気泡室が、100c
2当たり84個の割合で均一に分散されて存在するも
のであった。この気泡シートの1m2当たりの重量は、
60.8g(凸部を形成したフィルム重量:他方のフィ
ルム重量=1.8:1)であった。この気泡シートか
ら、長さ65mm、幅600mmの試験用サンプルを1
枚切り出し、株式会社東洋精機製作所の「No.560
卓上用試験ロール機」を使用して、実施例1と同じ操
作を行なって独立気泡室の破裂個数を調べたところ、ロ
ール間クリアランスが0.30mmのときは、独立気泡
室の破裂個数は、100個当たり0個であったが、ロー
ル間クリアランスが0.15mmのときは、独立気泡室
の破裂個数は100個当たり1個であった。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、緩衝性に優れた角底袋
を製造するための積層シートおよびこの積層シートによ
り製造された角底袋が提供され、角底袋の設計、製造工
業分野において、多大の寄与をなすものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いる積層シートの説明平面図を示
す。
【符号の説明】
1 気泡シート 2 表装用シート a 表装用シートの余葉 s 独立気泡部間に形成された線状平坦部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飛田 修吾 東京都豊島区西池袋5丁目18番11号 スー パーバッグ株式会社内 (72)発明者 若林 功一 栃木県鹿沼市武子539−32 (72)発明者 渡辺 義則 栃木県宇都宮市戸祭4−10−16 メゾンK 202号 Fターム(参考) 3E064 AB03 BA22 BB03 BC19 FA01 GA02 HF02 HG07 HM01 HN01 3E066 AA22 AA33 BA01 CA01 CB03 MA01 4F100 AK06 AK62 AT00B BA02 CB00 DB01 DD22A DG10 DJ02A EC03 EC18 EJ19 EJ32 EJ40 GB17 JK05 JK11 YY00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の独立気泡室を有する気泡シートの
    少なくとも一方の面に、表装用シートを積層接着して形
    成した積層シートからなり、該気泡シートは、これを異
    方向に回転する平行に配置された二本のロール間を下記
    の条件の下に通過させたときに、該独立気泡室の破裂割
    合が、100個当たり40個以下である耐圧縮性を有す
    ることを特徴とする角底袋製造用積層シート。 [条件] (i)該2つのロールの直径は、いずれも76mmと
    し、そのロールの長さは、いずれも152mmとする。 (ii)一方のロールの回転速度は、8.6回転min-1
    の低速度とし、他方のロールの回転速度は、10回転m
    in-1の高速度とする。 (iii)ロール間のクリアランスは、0.3mmとする。 (iv)該気泡シートは、気温23℃、相対湿度50%の
    部屋に、24時間放置してから、同室内に設置したロー
    ル間を通過させるものとし、この際、気泡シートの独立
    気泡室側を、上記回転速度の高いロール面に接触させて
    ロール間を通過させ、ロール間を通過させた後、気泡シ
    ートの独立気泡室の破裂個数を調べるものとする。
  2. 【請求項2】 該積層シートが、表装用シートに対して
    その一方の側端部に余葉を残して気泡シートを積層接着
    させたものである請求項1に記載の角底袋製造用積層シ
    ート。
  3. 【請求項3】 該気泡シートが、該積層シートの幅方向
    と直交する方向における独立気泡室間に線状平坦部を有
    するものである請求項1または2に記載の角底袋製造用
    積層シート。
  4. 【請求項4】 該気泡シートの重量が、1m2当たり3
    0〜150gである請求項1〜3のいずれかに記載の角
    底袋製造用積層シート。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の角底袋
    製造用積層シートにより形成されてなる角底袋。
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