JP2001186768A - 直流電源装置 - Google Patents

直流電源装置

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JP2001186768A
JP2001186768A JP36607199A JP36607199A JP2001186768A JP 2001186768 A JP2001186768 A JP 2001186768A JP 36607199 A JP36607199 A JP 36607199A JP 36607199 A JP36607199 A JP 36607199A JP 2001186768 A JP2001186768 A JP 2001186768A
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治義 森
Masao Tsuda
政男 津田
Yasuhiro Yabunishi
康宏 藪西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直流電源装置のダイオードがオフする時の逆
回復電流を抑制して、スイッチの発生損失及び発生ノイ
ズを低減することができるようにする。 【解決手段】 スイッチ12とダイオード13が直列接
続点を介して直列に接続された直列回路8及びスイッチ
16とダイオード17が直列接続点を介して直列に接続
された直列回路15を並列に設け、交流電源1から整流
器2を介して電流が入力されるリアクトル7を、直列回
路8、15の直列接続点に、それぞれ第二のリアクトル
18及び第三のリアクトル19を介して接続し、いずれ
かの直列回路のスイッチの閉路のとき、交流電源1から
リアクトル7に電流が入力されると共に、いずれかのス
イッチが開路したとき、リアクトル7の電流が直列回路
のダイオードを介して負荷11に出力されるように構成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、交流を直流に変
換する整流装置等の直流電源装置に関するものであり、
特に半導体スイッチング素子から発生するノイズと半導
体スイッチング素子の損失を低減する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は、従来の整流装置を示す回路図
であり、電気学会技術報告 第635号に示された昇圧
形単相AC−DCコンバータ(昇圧形交流−直流変換
器)である。図において、1は交流電源、2は交流電源
1を整流して直流に変換するダイオード整流器で、ダイ
オード3、4、5、6で構成される。7はリアクトル、
8はリアクトル7に流れる電流を制御すると共に、直流
回路に接続されたコンデンサ10及び負荷11の電圧を
制御する昇圧回路用スイッチである。12は昇圧回路用
スイッチを構成し、交流電源1をリアクトル7を介して
短絡させるスイッチ、13は昇圧回路用スイッチを構成
するダイオードで、スイッチ12が開路したときにリア
クトル7の電流を直流出力に流し込むよう動作する。
【0003】図14は、従来の整流装置の動作を示すタ
イミングチャートであり、図14(a)は入力電圧波
形、図14(b)は交流電源1に流れる入力電流波形、
図14(c)〜図14(i)は時刻T1からT5までの
図14(b)の拡大波形、図14(h)はスイッチ12
のオンオフ状態を示している。
【0004】次に、動作について図14の波形を併用し
て説明する。図14において、図には示されていない制
御回路によって、負荷11の両端電圧を制御しながら図
14(b)の入力電流を図14(a)の入力電圧に同期
した正弦波に近づくようにスイッチ12をオンオフ制御
する。一般に、図13に示す回路構成の場合は、負荷1
1の両端電圧は、入力電圧のピーク値よりも高くなるよ
うに設定されている。リアクトル7に流れる電流は、入
力電流波形を整流した波形になる。図14(c)、図1
4(d)、図14(g)、図14(i)は、時刻T1か
らT5までの拡大波形であり、各々ダイオード13の電
流、スイッチ12の電流、ダイオード13の電圧、ダイ
オード13の瞬時損失を示したものである。
【0005】図13において、交流電源1の正弦波電圧
波形は、整流器2によって正の電圧に変換される。スイ
ッチ12は、この整流された電圧を、リアクトル7を介
して開閉する。スイッチ12が閉路中はリアクトル7の
電流は図14(d)の時刻T1からT4に示すようにス
イッチ12を通って増加し、閉路中は図14(d)の時
刻T4からT5に示すように、リアクトル7はダイオー
ド13を通って直流電源に接続されるため電流は減少す
る。時刻T5以降は時刻T1からT5までの現象が繰り
返される。
【0006】この回路において、直流回路に設けられた
コンデンサ10、ダイオード13、スイッチ12の回路
インダクタンスは、スイッチ12のスイッチング時の電
圧サージを抑制するために、極力小さく設計される。一
方、ダイオード13は、スイッチ12がターンオンし、
ダイオード13がターンオフする時(図14の時刻T1
からT3)、上記回路インダクタンスが小さいほど逆回
復電流(図14(c)のIrr)が大きくなり、また逆
回復時の電流変化率(図14(c)の時刻T2からT
3)も大きくなるために、スイッチング損失(図14
(i))及び発生ノイズが大きくなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の整流装置は、以
上のように構成されているので、スイッチング時のサー
ジ電圧を少なくしようとすると、ダイオード13がオフ
するときの逆回復電流が増加し、スイッチング損失及び
発生ノイズが増加するなどの問題点があった。
【0008】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたものであり、ダイオードがオフする時
の逆回復電流を抑制して、スイッチの損失及び発生ノイ
ズを低減することができる直流電源装置を得ることを第
一の目的とする。また、運転継続性を強化した直流電源
装置を得ることを第二の目的にしている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる直流電
源装置においては、第一のスイッチと第一のダイオード
が第一の直列接続点を介して直列に接続された第一の直
列回路と、この第一の直列回路に並列に接続されると共
に、第二のスイッチと第二のダイオードが第二の直列接
続点を介して直列に接続された第二の直列回路と、電源
と第一の直列回路及び第二の直列回路に接続され、第一
のスイッチまたは第二のスイッチが閉路したとき、電源
から電流が入力されると共に、閉路したスイッチが開路
したとき、直流電流を負荷に出力する第一のリアクトル
と、電源と第一の直列接続点との間に接続された第二の
リアクトルと、電源と第二の直列接続点との間に接続さ
れた第三のリアクトルを備え、第一のスイッチ及び第二
のスイッチは、いずれか一方が閉路するよう制御される
ものである。
【0010】また、第一のスイッチと第一のダイオード
が第一の直列接続点を介して直列に接続された第一の直
列回路と、この第一の直列回路に並列に接続されると共
に、第二のスイッチと第二のダイオードが第二の直列接
続点を介して直列に接続された第二の直列回路と、第一
のスイッチまたは第二のスイッチが閉路したとき、電源
から電流が入力されるよう接続されると共に、上記閉路
した第一のスイッチまたは第二のスイッチが開路したと
き、それぞれ第一のダイオードまたは第二のダイオード
を介して直流電流を負荷に出力するよう接続された第一
のリアクトルと、この第一のリアクトルと第一の直列接
続点との間に接続された第二のリアクトルと、第一のリ
アクトルと第二の直列接続点との間に接続された第三の
リアクトルを備え、第一のスイッチ及び第二のスイッチ
は、いずれか一方が閉路するよう制御されるものであ
る。
【0011】さらにまた、ダイオードを用いて構成さ
れ、交流電源を整流して直流に変換する整流器を備え、
第一のリアクトルは整流器の出力側に挿入されているも
のである。また、ダイオードを用いて構成され、交流電
源を整流して直流に変換する整流器を備え、第一のリア
クトルは整流器の入力側に挿入されているものである。
【0012】また、第一の直列回路及び第二の直列回路
は、電源の正の半サイクルと電源の負の半サイクルとに
対応して、それぞれ二組のスイッチとダイオードの直列
回路によって形成されているものである。加えて、第一
のリアクトルは、電源の正の半サイクルと電源の負の半
サイクルとに対応して、二つ設けられているものであ
る。また、ダイオードを用いて構成され、交流電源を整
流して直流に変換するハーフブリッジの整流器を備えた
ものである。また、第一の直列回路に並列に接続される
と共に互いに直列に接続された二つのコンデンサを備
え、二つのコンデンサは、電源の正の半サイクルと電源
の負の半サイクルとに対応しているものである。
【0013】また、第一のスイッチと第二のスイッチ
は、交互に閉路されるものである。さらに、第二のリア
クトル及び第三のリアクトルのリアクタンスL2は、電
源の入力電圧のピーク値をVin、負荷への出力電圧を
VD、第一のダイオード及び第二のダイオードの通電時
順電圧降下をVF1、第一のダイオード及び第二のダイ
オードの電流が流れ始める電圧をVF0、第一のリアク
トルのリアクタンスをL1としたとき、(VF1−VF
0)≦(VD−Vin)L2/(L1+L2)の関係に
あるものである。また、第二のリアクトル及び第三のリ
アクトルは、それぞれ電流に対して線形のリアクタンス
を有するリアクトルと、このリアクトルに直列に接続さ
れた過飽和リアクトルによって構成されているものであ
る。
【0014】また、整流器を構成するダイオードの一部
は、サイリスタによって代替されているものである。加
えて、負荷電流を検出して予め設定されている設定値と
比較して過負荷を検出する過負荷検出回路と、この過負
荷検出回路によって過負荷が検出されたとき、第一のス
イッチ及び第二のスイッチを同時にスイッチングさせる
制御信号を形成する第一の信号合成器を備えたものであ
る。
【0015】また、負荷電流を検出して予め設定されて
いる設定値と比較して過負荷を検出する過負荷検出回路
と、第一のスイッチ及び第二のスイッチのスイッチング
周波数を切換えるスイッチング周波数切換回路を備え、
過負荷検出回路によって過負荷が検出されたとき、スイ
ッチング周波数切換回路は、第一のスイッチ及び第二の
スイッチのスイッチング周波数を低下させるものであ
る。
【0016】また、第一のスイッチの異常を検出する第
一の異常検出回路と、第二のスイッチの異常を検出する
第二の異常検出回路と、第一の異常検出回路及び第二の
異常検出回路のいずれか一方により、異常が検出された
とき、過負荷検出回路の過負荷検出レベルを切換える過
負荷検出レベル切換回路を備えたものである。
【0017】さらに、第一のスイッチの異常を検出する
第一の異常検出回路と、第二のスイッチの異常を検出す
る第二の異常検出回路と、第一の異常検出回路及び第二
の異常検出回路のいずれか一方により、異常が検出され
たとき、異常でない方のスイッチをスイッチングさせる
よう制御信号を形成する第二の信号合成器を備えたもの
である。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図に基づいて説明する。図1は、この発
明の実施の形態1による直流電源装置を示す回路図であ
る。図1において、1は交流電源、2は交流電源1を整
流して直流に変換するダイオード整流器で、ダイオード
3、4、5、6によって構成される。7は第一のリアク
トル、8はリアクトル7に流れる電流を制御すると共に
直流回路に接続されたコンデンサ10及び負荷11の電
圧を制御する第一の直列回路である昇圧回路用スイッチ
であり、交流電源1をリアクトル7を介して短絡させる
第一のスイッチ12と、このスイッチ12と第一の直列
接続点を介して直列に接続されスイッチ12が開路した
ときにリアクトル7の電流を直流出力に流し込むよう動
作する第一のダイオード13によって構成される。15
は昇圧回路用スイッチ8と並列に接続された昇圧回路用
スイッチ8と同様の第二の直列回路である昇圧回路用ス
イッチで、昇圧回路用スイッチ8と同様に、第二のスイ
ッチ16と、このスイッチ16と第二の直列接続点を介
して直列に接続された第二のダイオード17によって構
成されている。ここで、スイッチ12、16は半導体ス
イッチング素子によって形成されている。18はリアク
トル7と昇圧回路用スイッチ8の第一の直列接続点の間
に設けられた第二のリアクトル、19はリアクトル7と
昇圧回路用スイッチ15の第二の直列接続点の間に設け
られた第三のリアクトルである。リアクトル18、19
は昇圧回路用スイッチ8及び昇圧回路用スイッチ15間
で電流を移行するときに、ダイオードがオフするときの
電流の変化率を抑制するために設けられている。
【0019】図2は、この発明の実施の形態1による直
流電源装置の動作を示すタイミングチャートであり、図
2(a)は入力電圧波形、図2(b)は交流電源1に流
れる入力電流波形である。図2(c)〜図2(l)は時
刻T1からT9までの図2(b)の拡大波形であり、図
2(c)はダイオード13の電流、図2(d)はスイッ
チ12の電流、図2(e)はダイオード17の電流、図
2(f)はスイッチ16の電流、図2(g)はダイオー
ド13の電圧、図2(h)はダイオード17の電圧、図
2(i)はダイオード13の瞬時損失、図2(j)はダ
イオード17の瞬時損失である。図2(k)はスイッチ
12のオンオフ状態、図2(l)はスイッチ16のオン
オフ状態を示している。
【0020】次に、動作について図を用いて説明する。
図2において、図示されていない制御回路によって、負
荷11の両端電圧を制御しながら、図2(b)の入力電
流を、図2(a)の入力電圧に同期した正弦波に近づく
ように、スイッチ12及びスイッチ16を交互にオンオ
フ制御する。一般に、図1に示す回路構成の場合は、負
荷11の両端電圧は、入力電圧のピーク値よりも高くな
るように設定されている。リアクトル7に流れる電流
は、入力電流波形を整流した波形になる。
【0021】図1において、交流電源1の正弦波電圧波
形は、整流器2によって正の電圧に変換される。スイッ
チ16は、この整流された電圧をリアクトル7を介して
開閉する。スイッチ16が閉路中は、リアクトル7の電
流は図2(f)の時刻T1からT4に示すようにスイッ
チ16を通じて増加し、スイッチ16が開路中は、図2
(e)の時刻T4からT5に示すように、リアクトル7
はダイオード17を通じて負荷11に接続されるため、
リアクトル7の電流は減少する。時刻T5以降は、時刻
T1からT5までのスイッチ16の代わりにスイッチ1
2が開閉する。時刻T5においてスイッチ12が閉路す
ると、それまでダイオード17に流れていた電流は、時
刻T5からT7の間にリアクトル18、19を通じてス
イッチ12に移行する。時刻T5からT6までのダイオ
ード17の電流変化率は、リアクトル18、19のリア
クタンスで直流電圧VDを除した値になる。時刻T7以
降は、リアクトル7の電流は、図2(d)の時刻T7か
らT8に示すようにスイッチ12を通じて増加し、スイ
ッチ12が開路する時刻T8からT9の間は、リアクト
ル7はダイオード13を通じて負荷11に接続されるた
め、図2(c)に示すようにリアクトル7の電流は減少
する。時刻T9以降は、時刻T1からT9までの現象が
繰り返される。
【0022】この回路において、スイッチ16もしくは
スイッチ12をオンした時のダイオード13とダイオー
ド17の電流変化率は、リアクトル18、19のインダ
クタンスで決定できるため、従来とは異なり、ターンオ
フ時のdi/dtに依存するダイオードの逆回復電流
(Irr)を直流回路のインダクタンス(直流回路に設
けられたコンデンサ10と、ダイオード13またはダイ
オード17と、スイッチ12またはスイッチ16の回路
インダクタンス)に関係なく決定できる。
【0023】なお、たとえばダイオード13に電流が流
れている時は、順電圧降下が発生する。リアクトル1
8、19が無い場合は、ダイオード17に順方向電圧が
印加されるので、ダイオード17にも電流が流れてしま
う。しかしながら、たとえばダイオード13に電流が流
れている場合には、リアクトル18には、直流電圧VD
と交流入力電圧Vinとの差の電圧をリアクトル7(イ
ンダクタンスL1)とリアクトル18で分圧した電圧
((VD−Vin)*L2/(L1+L2))が、ダイ
オード17に逆バイアスをかける方向に印加されるた
め、このリアクトル18に印加される電圧を、ダイオー
ド17の通流時の順電圧降下VF1とダイオード17に
電流が流れ始める電圧VF0との差電圧(VF1−VF
0)よりも大きくすることで、電流が流れていない方の
ダイオード17へ電流が移行することを防ぐことができ
る。
【0024】すなわち、下記(1)式の関係でリアクト
ル18及びリアクトル19のインダクタンスL2を選べ
ばよい。 (VF1−VF0)≦(VD−Vin)*L2/(L1+L2)・・・(1) ただし、 Vin:入力電圧のピーク値(V) VD:直流出力電圧(V) VF1:スイッチと直列に接続されたダイオードの通電
時順電圧降下(V) VF0:電流が流れ始めるダイオードの電圧(V) L1:リアクトル7のリアクタンス(H) L2:リアクトル18またはリアクトル19のリアクタ
ンス(H) である。
【0025】実施の形態1によれば、昇圧回路用スイッ
チ8、15を並列に設け、それぞれとリアクトル7の間
にリアクトル18、19を設けたので、ダイオードがオ
フする時の電流の変化率を抑制することができ、スイッ
チング損失及び発生ノイズを低減することができる。
【0026】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2による直流電源装置を示す回路図である。図にお
いて、1〜19は図1におけるものと同一のものであ
る。実施の形態1では、リアクトル7を直流側に設ける
構成としたが、実施の形態2では、リアクトル7を交流
電源1側に設けている。
【0027】直流電源装置におけるリアクトル7は、物
理的に大きく、また発熱が大きいために、部品と離して
配置されることが多いと共に、ダイオード3、4、5、
6及びスイッチとダイオードの直列回路8、15は、冷
却片上にまとめて配置されることが多いことから、図3
に示すように、交流電源1側にリアクトル7を配置する
ことで、冷却片からリアクトル7までの往復配線をなく
すことができる。
【0028】したがって、実施の形態2では、作業時間
の短縮と低コスト化を図ることができる。
【0029】実施の形態3.図4は、この発明の実施の
形態3による直流電源装置を示す回路図である。図にお
いて、1、2、8、10、11、15、18、19は図
1におけるものと同一のものである。7a、7bはリア
クトル、12a、12bは昇圧回路用スイッチ8を構成
し半導体スイッチング素子によって形成されるスイッ
チ、13a、13bは昇圧回路用スイッチ8を構成する
ダイオード、16a、16bは、昇圧回路用スイッチ1
5を構成し、半導体スイッチング素子によって形成され
るスイッチ、17a、17bは昇圧回路用スイッチ15
を構成するダイオードである。
【0030】図4のスイッチ12a、16aとダイオー
ド13a、17a及びリアクトル7aは、交流電源の正
の半サイクルで電流を流すために使用し、スイッチ12
b、16bとダイオード13b、17bとリアクトル7
bは、交流電源の負の半サイクルで電流を流すために使
用する。
【0031】実施の形態1では、フルブリッジの整流器
2で整流する場合について述べたが、実施の形態3は、
図4に示すように、ハーフブリッジの整流器2と、ハー
フブリッジのスイッチとダイオードの組み合わせによる
昇圧回路用スイッチ8、15の場合であっても、同様の
効果を得ることができる。
【0032】次に、実施の形態3の回路動作について説
明する。一般に、この回路構成の場合は、負荷11の両
端電圧は交流電源1の電圧ピーク値よりも高くなるよう
に設定されている。装置は図示されていない制御回路に
よって、負荷11の両端電圧を制御しながら、交流電源
1の正の半サイクルでは、スイッチ12aとスイッチ1
6aを、図1の回路のスイッチ12、16と同様に、交
互にオン・オフ制御し、整流器2の直流回路負側母線に
接続されたダイオード13b、17b及びリアクトル7
bを通って流れる電流波形が、交流電源1の正弦波の正
側の波形に近づくように制御する。また、交流電源1の
負の半サイクルでは、スイッチ12bとスイッチ16b
を、交互にオン・オフ制御し、整流器2の直流回路正側
母線に接続されたダイオード13a、17a及びリアク
トル7aを通って流れる電流波形が、交流電源1の正弦
波の負側の波形に近づくように制御する。
【0033】図4の回路の場合は、図1に示した回路の
整流器2をハーフブリッジ構成とし、昇圧回路用スイッ
チ回路8、15及びリアクトル7a、7bの動作を、交
流電源1の極性すなわち整流器2のダイオードの動作極
性にあわせて変更するようにしている。従って、動作と
しては図1の回路の昇圧回路用スイッチ8、15を、そ
れぞれ交流電源1の電圧極性毎に二回路持つように構成
したものと同様であり、リアクトル18、19の動作お
よび選定方法も同様となる。なお、実施の形態1の
(1)式で、リアクトル7a及びリアクトル7bは、そ
れぞれL1のリアクタンスを有するものとする。
【0034】実施の形態3は、電流が通過する半導体素
子の数が少ないので損失が少ないため、冷却用部品を含
めて小型・低コスト化を図ることができる。
【0035】実施の形態4.図5は、この発明の実施の
形態4による直流電源装置を示す回路図である。図にお
いて、1、2、8、10、11、12a、12b、13
a、13b、15、16a、16b、17a、17b、
18、19は図4におけるものと、7は図1におけるも
のとそれぞれ同一のものである。実施の形態3では、リ
アクトル7a、7bを直流側に設ける構成としたが、実
施の形態4は、リアクトル7を交流電源1側に設けてい
る。
【0036】次に、実施の形態4の回路動作について説
明する。一般に、この回路構成の場合は、負荷11の両
端電圧は、交流電源1の電圧ピーク値よりも高くなるよ
うに設定されている。装置は図示されていない制御回路
によって、負荷11の両端電圧を制御しながら、交流電
源1の正の半サイクルでは、スイッチ12aとスイッチ
16aを、図1の回路のスイッチ12、16と同様に、
交互にオン・オフ制御し、整流器2の直流回路負側母線
に接続されたダイオード13b、17b及びリアクトル
7を通って流れる電流波形が、交流電源1の正弦波の正
側の波形に近づくように制御する。また、交流電源1の
負の半サイクルでは、スイッチ12bとスイッチ16b
を交互にオン・オフ制御し、整流器2の直流回路正側母
線に接続されたダイオード13a、17a及びリアクト
ル7を通って流れる電流波形が、交流電源1の正弦波の
負側の波形に近づくように制御する。図5の回路の場合
は、図3に示した回路の整流器2をハーフブリッジ構成
とし、昇圧回路用スイッチ回路8、15の動作を、交流
電源1の極性すなわち整流器2のダイオードの動作極性
にあわせて変更するようにしている。
【0037】従って、動作としては、図3の回路の昇圧
回路用スイッチ8、15を、それぞれ交流電源1の電圧
極性毎に二回路持つように構成したものと同様であり、
リアクトル18、19の動作および選定方法も同様とな
る。
【0038】直流電源装置におけるリアクトル7は、物
理的に大きくまた発熱が大きいために他の部品と離して
配置されることが多いと共に、整流器2を構成するダイ
オード及びスイッチとダイオードの直列回路8、15
は、冷却片上にまとめて配置されることが多いことか
ら、図5に示すように、交流電源1側にリアクトル7を
配置することで、冷却片からリアクトル7までの配線を
なくすことができる。
【0039】したがって、実施の形態4によれば、作業
時間の短縮と低コスト化を図ることができ、さらに実施
の形態1及び2に比べて、実施の形態3と同様に損失及
びコストを低減することができる。
【0040】実施の形態5.図6は、この発明の実施の
形態5による直流電源装置を示す回路図である。図にお
いて、1、2、7、8、11、12a、12b、13
a、13b、15、16a、16b、17a、17b、
18、19は図5におけるものと同一のものである。1
0a、10bは直列に接続されたコンデンサである。
【0041】次に、実施の形態5の回路動作について説
明する。図6の回路の場合は、直流回路のコンデンサ1
0a,10bを交流電源1の正極性用、負極性用に各々
設けることで、図5の回路で必要だった整流回路2を削
除している。一般に、この回路構成の場合は、直流回路
のコンデンサ10a、10bの各々の電圧は、交流電源
1の電圧のピーク値よりも高くなるように設定されてお
り、負荷11の両端電圧はコンデンサ10a、10bの
電圧の和となる。装置は図示されていない制御回路によ
って、コンデンサ10a、10bの各々の電圧が負荷1
1の両端電圧の1/2となるように制御しながら、交流
電源1の正の半サイクルでは、スイッチ12aとスイッ
チ16aを、図1の回路のスイッチ12、16と同様
に、交互にオン・オフ制御し、リアクトル7を通って流
れる電流波形が、交流電源1の正弦波の正側の波形に近
づくように制御する。また、交流電源1の負の半サイク
ルでは、スイッチ12bとスイッチ16bを交互にオン
・オフ制御し、リアクトル7を通って流れる電流波形
が、交流電源1の正弦波の負側の波形に近づくように制
御する。
【0042】この図6の回路の場合は、直流回路のコン
デンサ10a、10bを、交流電源1の正極性用及び負
極性用に各々設けることで、図5の回路ではコンデンサ
10が直流母線間に1組しか使用していないために、交
流電源1を直流に変換するために必要だった整流回路2
を削除しているが、昇圧回路用スイッチ8、15の動作
としては、図5の回路の昇圧回路用スイッチ8、15と
同様であり、リアクトル18、19の動作および選定方
法も同様となる。
【0043】実施の形態4では、整流器2を設けた場合
について述べたが、実施の形態5は、図6に示すよう
に、直流回路のコンデンサを2分割し、コンデンサ10
a、10bを設ける構成とすることにより、整流器2を
削除することができる。
【0044】実施の形態5では、整流器を削除すること
で、さらに損失とコストを低減することができる。
【0045】実施の形態6.図7は、この発明の実施の
形態6による直流電源装置を示す回路図である。図にお
いて、1、2、4、6〜19は図1におけるものと同一
のものである。3a、5aは整流器2を構成するサイリ
スタである。
【0046】実施の形態1では、整流器2として、ダイ
オード3、5を使用していたが、実施の形態6は、図7
に示すように、これをサイリスタ3a、5aとしてい
る。
【0047】これにより、実施の形態6では、起動時の
突入電流を低減することができ、整流器2のダイオード
の過電流耐量を低減できるので、小型、低コストを図る
ことができる。これは、実施の形態3、4、5の整流用
ダイオードをサイリスタにした場合についても同様の効
果がある。
【0048】実施の形態7.図8は、この発明の実施の
形態7による直流電源装置を示す回路図である。図にお
いて、1〜17は図1におけるものと同一のものであ
る。18a、19aは電流に対して線形のリアクタンス
特性を有するリアクトル、18b、19bは過飽和リア
クトルである。
【0049】実施の形態1では、昇圧回路用スイッチ
8、15を構成するスイッチとダイオードの接続点と電
源側との間に使用するリアクトル18、19は、電流に
対して線形のリアクタンス特性を有するものであった
が、実施の形態7は、図8に示すように、電流に対して
線形のリアクタンス特性を有するリアクトル18a、1
9aと過飽和リアクトル18b、19bとの各々の直列
回路を適用した。これにより、たとえばスイッチ16が
オフし、ダイオード17に電流が流れている状態から、
スイッチ12がオンしてダイオード17の電流がなくな
る直前の逆回復現象のためにダイオード電流極性が反転
した時(図2の時刻T6の直前の波形(e)の極性が反
転するとき)に過飽和リアクトルの特性により、大きな
インダクタンスを持つため、電流のdi/dtがさらに
抑制される。
【0050】この結果、実施の形態7では、ダイオード
のオフ時のスイッチング波形がさらになめらかになるこ
とで、スイッチングに伴うノイズの発生及び損失がさら
に低減できる。これは、実施の形態3、4、5に用いて
も同様の効果がある。
【0051】実施の形態8.図9は、この発明の実施の
形態8による直流電源装置を示す回路図である。図にお
いて、1〜19は図1におけるものと同一のものであ
る。21は負荷電流を検出する電流センサ、22は電流
センサ21で検出した電流値と予め設定した電流値を比
較して設定レベル以上の負荷電流が流れている場合の過
負荷を検出する過負荷検出回路、23は過負荷検出回路
22の出力により、スイッチ12とスイッチ16にそれ
まで与えていた信号の論理和信号を形成して、スイッチ
12、16に制御信号として出力する第一の信号合成器
である。
【0052】実施の形態1では、スイッチ12、16は
交互に導通するようにしたが、実施の形態8は、図9に
示すように、予め設定した電流値と電流センサ21の検
出値とを比較し、設定レベル以上の電流が流れている場
合に、過負荷を検出する過負荷検出回路22の出力信号
により、スイッチ12、16にそれまで与えていた信号
の論理和信号を信号合成器23によって形成し、スイッ
チ12、16に同時に出力する。これにより、通常運転
状態では、初期の低ノイズ、高効率性能を実現すると共
に、過負荷時にはスイッチ12、16に同時に電流が流
れ、ダイオード13、17も同時にオフするようにな
る。
【0053】したがって、実施の形態8では、ダイオー
ドの逆回復に伴うノイズが増えるものの、スイッチ及び
ダイオードに流れる電流が1/2になることで、スイッ
チ及びダイオードの損失を低減し、運転継続性を強化で
きる。
【0054】実施の形態9.図10は、この発明の実施
の形態9による直流電源装置を示す回路図である。図に
おいて、1〜22は図9におけるものと同一のものであ
る。24は過負荷検出回路22の出力によりスイッチ1
2、16のスイッチング周波数を低下させるスイッチン
グ周波数切換回路である。
【0055】実施の形態1では、スイッチ12、16は
一定周波数で動作するようにしたが、実施の形態9は、
図10に示すように、過負荷検出回路22で過負荷を検
出したとき、スイッチング周波数切換回路24により、
スイッチ12、16のスイッチング周波数を低下させ
る。
【0056】これにより、実施の形態9では、過負荷運
転時は、リアクトル7に印加されるPWM周波数が低下
することで、リアクトル7のリップル電流は増加する
が、スイッチング損失の減少により、運転継続性を強化
できる。
【0057】実施の形態10.図11は、この発明の実
施の形態10による直流電源装置を示す回路図である。
図において、1〜19は図1におけるものと同一のもの
である。25、26はそれぞれスイッチ12、16の異
常を検出する異常検出回路、27はスイッチ12、16
のオンオフ信号を発生させるオンオフ信号発生回路、2
8は異常検出回路25、26の出力及びオンオフ信号発
生回路27の出力が入力される第二の信号合成器で、異
常検出回路25、26のいずれかが動作したときは、健
全な側のスイッチに、スイッチ12、16にそれまで与
えていた信号の論理和信号を制御信号として出力する。
【0058】実施の形態1では、スイッチ12、16は
交互に導通するようにしたが、実施の形態10は、図1
1に示すように、スイッチ12、16の異常検出回路2
5、26のいずれかが動作したとき、スイッチ12、1
6にそれまで与えていた信号の論理和信号を信号合成器
28によって形成し、健全な側のスイッチに出力する。
【0059】実施の形態10では、これにより、通常の
健全運転状態では、初期の低ノイズ、高効率性能を実現
すると共に、故障時の運転継続性を強化できる。
【0060】実施の形態11.図12は、この発明の実
施の形態11による直流電源装置を示す回路図である。
図において、1〜19、25〜28は図11におけるも
のと、21、22は図10におけるものとそれぞれ同一
のものであり、過負荷検出回路22は、図示されていな
いスイッチング周波数切換回路に出力を行う。29は過
負荷検出回路22に設けられ、異常検出回路25、26
のいずれかが動作したとき、過負荷検出レベルを切換え
る過負荷検出レベル切換回路である。
【0061】実施の形態10では、スイッチの異常検出
回路25、26を設けると共に、異常検出回路25、2
6のいずれかが動作したときは、健全な側のスイッチを
動作させる手段を設けたが、実施の形態11は、図12
に示すように、スイッチの異常検出回路25、26のい
ずれかが動作したとき、過負荷検出レベルを切換える過
負荷検出レベル切換回路29を設けると共に、健全な側
のスイッチだけに、スイッチ12、16にそれまで与え
ていた信号の論理和を信号合成器28により形成して出
力するようにした。これにより、過負荷検出回路22の
検出レベルを最適にして、過負荷を検出し、図10と同
様の、図示されていないスイッチング周波数切換回路に
出力して、健全な側のスイッチに与えるスイッチング周
波数を制御する。
【0062】これにより、実施の形態11では、通常の
健全運転状態では所期の低ノイズ、高効率性能を実現す
ると共に、故障時の運転継続性を強化し、さらに過負荷
保護特性も最適値に設定できる。
【0063】なお、実施の形態1〜11では、電源を交
流電源としたが、直流電源であってもよい。
【0064】また、実施の形態1〜11では、スイッチ
ング方式としてパルス幅制御として記載したが、他の変
調方式であってもよい。
【0065】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。第一の
スイッチと第一のダイオードが第一の直列接続点を介し
て直列に接続された第一の直列回路と、この第一の直列
回路に並列に接続されると共に、第二のスイッチと第二
のダイオードが第二の直列接続点を介して直列に接続さ
れた第二の直列回路と、電源と第一の直列回路及び第二
の直列回路に接続され、第一のスイッチまたは第二のス
イッチが閉路したとき、電源から電流が入力されると共
に、閉路したスイッチが開路したとき、直流電流を負荷
に出力する第一のリアクトルと、電源と第一の直列接続
点との間に接続された第二のリアクトルと、電源と第二
の直列接続点との間に接続された第三のリアクトルを備
え、第一のスイッチ及び第二のスイッチは、いずれか一
方が閉路するよう制御されるので、第一のダイオード及
び第二のダイオードがオフするときの逆回復電流を抑制
して、第一のスイッチ及び第二のスイッチの損失及び発
生ノイズを低減することができる。
【0066】また、第一のスイッチと第一のダイオード
が第一の直列接続点を介して直列に接続された第一の直
列回路と、この第一の直列回路に並列に接続されると共
に、第二のスイッチと第二のダイオードが第二の直列接
続点を介して直列に接続された第二の直列回路と、第一
のスイッチまたは第二のスイッチが閉路したとき、電源
から電流が入力されるよう接続されると共に、上記閉路
した第一のスイッチまたは第二のスイッチが開路したと
き、それぞれ第一のダイオードまたは第二のダイオード
を介して直流電流を負荷に出力するよう接続された第一
のリアクトルと、この第一のリアクトルと第一の直列接
続点との間に接続された第二のリアクトルと、第一のリ
アクトルと第二の直列接続点との間に接続された第三の
リアクトルを備え、第一のスイッチ及び第二のスイッチ
は、いずれか一方が閉路するよう制御されるので、第一
のダイオード及び第二のダイオードがオフするときの逆
回復電流を抑制して、第一のスイッチ及び第二のスイッ
チの損失及び発生ノイズを低減することができる。
【0067】さらにまた、ダイオードを用いて構成さ
れ、交流電源を整流して直流に変換する整流器を備え、
第一のリアクトルは整流器の出力側に挿入されているの
で、交流電源を用いて、第一のスイッチ及び第二のスイ
ッチの損失及び発生ノイズをさらに低減することができ
る。また、ダイオードを用いて構成され、交流電源を整
流して直流に変換する整流器を備え、第一のリアクトル
は整流器の入力側に挿入されているので、交流電源と第
一のリアクトルを近くに配置し、第一のスイッチ及び第
二のスイッチの損失及び発生ノイズをさらに低減するこ
とができる。
【0068】また、第一の直列回路及び第二の直列回路
は、電源の正の半サイクルと電源の負の半サイクルとに
対応して、それぞれ二組のスイッチとダイオードの直列
回路によって形成されているので、交流電源に用いるこ
とができる。
【0069】加えて、第一のリアクトルは、電源の正の
半サイクルと電源の負の半サイクルとに対応して、二つ
設けられているので、交流電源に用いても、第一のダイ
オード及び第二のダイオードがオフするときの逆回復電
流を抑制することができる。また、ダイオードを用いて
構成され、交流電源を整流して直流に変換するハーフブ
リッジの整流器を備えたので、交流電源を用いて、電流
が通過する半導体素子の数を少なくすることができる。
【0070】また、第一の直列回路に並列に接続される
と共に互いに直列に接続された二つのコンデンサを備
え、二つのコンデンサは、電源の正の半サイクルと電源
の負の半サイクルとに対応しているので、交流電源に用
いても、第一のダイオード及び第二のダイオードがオフ
するときの逆回復電流を抑制することができる。
【0071】また、第一のスイッチと第二のスイッチ
は、交互に閉路されるので、第一のダイオード及び第二
のダイオードがオフするときの逆回復電流を抑制するこ
とができる。さらに、第二のリアクトル及び第三のリア
クトルのリアクタンスL2は、電源の入力電圧のピーク
値をVin、負荷への出力電圧をVD、第一のダイオー
ド及び第二のダイオードの通電時順電圧降下をVF1、
第一のダイオード及び第二のダイオードの電流が流れ始
める電圧をVF0、第一のリアクトルのリアクタンスを
L1としたとき、(VF1−VF0)≦(VD−Vi
n)L2/(L1+L2)の関係に設定すれば、第一の
ダイオード及び第二のダイオードがオフするときの逆回
復電流を抑制することができる。
【0072】また、第二のリアクトル及び第三のリアク
トルは、それぞれ電流に対して線形のリアクタンスを有
するリアクトルと、このリアクトルに直列に接続された
過飽和リアクトルによって構成されているので、第一の
スイッチ及び第二のスイッチの損失及び発生ノイズをさ
らに低減することができる。
【0073】また、整流器を構成するダイオードの一部
は、サイリスタによって代替されているので、起動時の
突入電流を低減することができる。加えて、負荷電流を
検出して予め設定されている設定値と比較して過負荷を
検出する過負荷検出回路と、この過負荷検出回路によっ
て過負荷が検出されたとき、第一のスイッチ及び第二の
スイッチを同時にスイッチングさせる制御信号を形成す
る第一の信号合成器を備えたので、過負荷時に第一のス
イッチ及び第二のスイッチに同時に電流を流すことがで
きる。
【0074】また、負荷電流を検出して予め設定されて
いる設定値と比較して過負荷を検出する過負荷検出回路
と、第一のスイッチ及び第二のスイッチのスイッチング
周波数を切換えるスイッチング周波数切換回路を備え、
過負荷検出回路によって過負荷が検出されたとき、スイ
ッチング周波数切換回路は、第一のスイッチ及び第二の
スイッチのスイッチング周波数を低下させるので、第一
のスイッチ及び第二のスイッチの損失及び発生ノイズが
減少する。
【0075】また、第一のスイッチの異常を検出する第
一の異常検出回路と、第二のスイッチの異常を検出する
第二の異常検出回路と、第一の異常検出回路及び第二の
異常検出回路のいずれか一方により、異常が検出された
とき、過負荷検出回路の過負荷検出レベルを切換える過
負荷検出レベル切換回路を備えたので、第一のスイッチ
または第二のスイッチの故障時の過負荷保護特性を最適
値に設定できる。
【0076】さらに、第一のスイッチの異常を検出する
第一の異常検出回路と、第二のスイッチの異常を検出す
る第二の異常検出回路と、第一の異常検出回路及び第二
の異常検出回路のいずれか一方により、異常が検出され
たとき、異常でない方のスイッチをスイッチングさせる
よう制御信号を形成する第二の信号合成器を備えたの
で、第一のスイッチまたは第二のスイッチの故障時の運
転継続性を強化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による直流電源装置
を示す回路図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による直流電源装置
の動作を示すタイミングチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態2による直流電源装置
を示す回路図である。
【図4】 この発明の実施の形態3による直流電源装置
を示す回路図である。
【図5】 この発明の実施の形態4による直流電源装置
を示す回路図である。
【図6】 この発明の実施の形態5による直流電源装置
を示す回路図である。
【図7】 この発明の実施の形態6による直流電源装置
を示す回路図である。
【図8】 この発明の実施の形態7による直流電源装置
を示す回路図である。
【図9】 この発明の実施の形態8による直流電源装置
を示す回路図である。
【図10】 この発明の実施の形態9による直流電源装
置を示す回路図である。
【図11】 この発明の実施の形態10による直流電源
装置を示す回路図である。
【図12】 この発明の実施の形態11による直流電源
装置を示す回路図である。
【図13】 従来の整流装置を示す回路図である。
【図14】 従来の整流装置の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
1 交流電源、2 整流器、3,4,5,6 ダイオー
ド、3a,5a サイリスタ、7 リアクトル、8,1
5 昇圧回路用スイッチ、10 コンデンサ、11 負
荷、12,16 スイッチ、13,17 ダイオード、
18,18a,19,19a リアクトル、18b,1
9b 過飽和リアクトル、21 電流センサ、22 過
負荷検出回路、23,28 信号合成器、24 スイッ
チング周波数切換回路、25,26 異常検出回路、2
7 オンオフ信号発生回路、29 過負荷検出レベル切
換回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藪西 康宏 兵庫県明石市大久保町江井ヶ島875番地の 1 神戸電機産業株式会社内 Fターム(参考) 5H006 AA01 AA02 CA01 CA07 CA12 CA13 CB01 CC02 DA02 DB01

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一のスイッチと第一のダイオードが第
    一の直列接続点を介して直列に接続された第一の直列回
    路、この第一の直列回路に並列に接続されると共に、第
    二のスイッチと第二のダイオードが第二の直列接続点を
    介して直列に接続された第二の直列回路、電源と上記第
    一の直列回路及び第二の直列回路に接続され、上記第一
    のスイッチまたは第二のスイッチが閉路したとき、電源
    から電流が入力されると共に、上記閉路したスイッチが
    開路したとき、直流電流を負荷に出力する第一のリアク
    トル、上記電源と第一の直列接続点との間に接続された
    第二のリアクトル、上記電源と第二の直列接続点との間
    に接続された第三のリアクトルを備え、上記第一のスイ
    ッチ及び第二のスイッチは、いずれか一方が閉路するよ
    う制御されることを特徴とする直流電源装置。
  2. 【請求項2】 第一のスイッチと第一のダイオードが第
    一の直列接続点を介して直列に接続された第一の直列回
    路、この第一の直列回路に並列に接続されると共に、第
    二のスイッチと第二のダイオードが第二の直列接続点を
    介して直列に接続された第二の直列回路、上記第一のス
    イッチまたは第二のスイッチが閉路したとき、電源から
    電流が入力されるよう接続されると共に、上記閉路した
    第一のスイッチまたは第二のスイッチが開路したとき、
    それぞれ第一のダイオードまたは第二のダイオードを介
    して直流電流を負荷に出力するよう接続された第一のリ
    アクトル、この第一のリアクトルと第一の直列接続点と
    の間に接続された第二のリアクトル、上記第一のリアク
    トルと第二の直列接続点との間に接続された第三のリア
    クトルを備え、上記第一のスイッチ及び第二のスイッチ
    は、いずれか一方が閉路するよう制御されることを特徴
    とする直流電源装置。
  3. 【請求項3】 ダイオードを用いて構成され、交流電源
    を整流して直流に変換する整流器を備え、第一のリアク
    トルは上記整流器の出力側に挿入されていることを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の直流電源装置。
  4. 【請求項4】 ダイオードを用いて構成され、交流電源
    を整流して直流に変換する整流器を備え、第一のリアク
    トルは上記整流器の入力側に挿入されていることを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の直流電源装置。
  5. 【請求項5】 第一の直列回路及び第二の直列回路は、
    電源の正の半サイクルと電源の負の半サイクルとに対応
    して、それぞれ二組のスイッチとダイオードの直列回路
    によって形成されていることを特徴とする請求項1記載
    の直流電源装置。
  6. 【請求項6】 第一のリアクトルは、電源の正の半サイ
    クルと電源の負の半サイクルとに対応して、二つ設けら
    れていることを特徴とする請求項5記載の直流電源装
    置。
  7. 【請求項7】 ダイオードを用いて構成され、交流電源
    を整流して直流に変換するハーフブリッジの整流器を備
    えたことを特徴とする請求項1または請求項5または請
    求項6記載の直流電源装置。
  8. 【請求項8】 第一の直列回路に並列に接続されると共
    に互いに直列に接続された二つのコンデンサを備え、上
    記二つのコンデンサは、電源の正の半サイクルと電源の
    負の半サイクルとに対応していることを特徴とする請求
    項5記載の直流電源装置。
  9. 【請求項9】 第一のスイッチと第二のスイッチは、交
    互に閉路されることを特徴とする請求項1〜請求項8の
    いずれか一項記載の直流電源装置。
  10. 【請求項10】 第二のリアクトル及び第三のリアクト
    ルのリアクタンスL2は、電源の入力電圧のピーク値を
    Vin、負荷への出力電圧をVD、第一のダイオード及
    び第二のダイオードの通電時順電圧降下をVF1、第一
    のダイオード及び第二のダイオードの電流が流れ始める
    電圧をVF0、第一のリアクトルのリアクタンスをL1
    としたとき、(VF1−VF0)≦(VD−Vin)L
    2/(L1+L2)の関係にあることを特徴とする請求
    項1〜請求項9のいずれか一項記載の直流電源装置。
  11. 【請求項11】 第二のリアクトル及び第三のリアクト
    ルは、それぞれ電流に対して線形のリアクタンスを有す
    るリアクトルと、このリアクトルに直列に接続された過
    飽和リアクトルによって構成されていることを特徴とす
    る請求項1〜請求項10のいずれか一項記載の直流電源
    装置。
  12. 【請求項12】 整流器は、ダイオードを用いて構成さ
    れると共に、上記ダイオードの一部は、サイリスタによ
    って代替されていることを特徴とする請求項3〜請求項
    5のいずれか一項記載の直流電源装置。
  13. 【請求項13】 負荷電流を検出して予め設定されてい
    る設定値と比較して過負荷を検出する過負荷検出回路、
    この過負荷検出回路によって過負荷が検出されたとき、
    第一のスイッチ及び第二のスイッチを同時にスイッチン
    グさせる制御信号を形成する第一の信号合成器を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれか一項
    記載の直流電源装置。
  14. 【請求項14】 負荷電流を検出して予め設定されてい
    る設定値と比較して過負荷を検出する過負荷検出回路、
    第一のスイッチ及び第二のスイッチのスイッチング周波
    数を切換えるスイッチング周波数切換回路を備え、上記
    過負荷検出回路によって過負荷が検出されたとき、上記
    スイッチング周波数切換回路は、第一のスイッチ及び第
    二のスイッチのスイッチング周波数を低下させることを
    特徴とする請求項1〜請求項13のいずれか一項記載の
    直流電源装置。
  15. 【請求項15】 第一のスイッチの異常を検出する第一
    の異常検出回路、第二のスイッチの異常を検出する第二
    の異常検出回路、上記第一の異常検出回路及び第二の異
    常検出回路のいずれか一方により、異常が検出されたと
    き、過負荷検出回路の過負荷検出レベルを切換える過負
    荷検出レベル切換回路を備えたことを特徴とする請求項
    14記載の直流電源装置。
  16. 【請求項16】 第一のスイッチの異常を検出する第一
    の異常検出回路、第二のスイッチの異常を検出する第二
    の異常検出回路、上記第一の異常検出回路及び第二の異
    常検出回路のいずれか一方により、異常が検出されたと
    き、異常でない方のスイッチをスイッチングさせるよう
    制御信号を形成する第二の信号合成器を備えたことを特
    徴とする請求項1〜請求項15のいずれか一項記載の直
    流電源装置。
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