JP2001186647A - 情報ケーブル用さや管の保持具 - Google Patents

情報ケーブル用さや管の保持具

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JP2001186647A
JP2001186647A JP36535499A JP36535499A JP2001186647A JP 2001186647 A JP2001186647 A JP 2001186647A JP 36535499 A JP36535499 A JP 36535499A JP 36535499 A JP36535499 A JP 36535499A JP 2001186647 A JP2001186647 A JP 2001186647A
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JP
Japan
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holder
substance
fitting
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sheath
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JP36535499A
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English (en)
Inventor
Takeshi Ishii
剛 石井
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ASAHI DANKE KK
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ASAHI DANKE KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保護管への取り付け操作が表側から1本の調
整ボルトを回し操作するだけで容易に行なえる情報ケー
ブル用さや管の保持具を提供すること。 【解決手段】 C形状取付体2と、この取付体2表側の
フランジ部2aに取付け可能なさや管保持体3からな
り、取付体2は両先端部2b裏側の溝部2c間に介入し
た楔状可動片4を、この可動片4と連動状の調整ボルト
5を取付体2表側から回し操作することで、取付体2の
軸線方向にスライドさせて、取付体2直径を弾性に抗し
て拡大且つ弾性回復力により縮小作動可能に形成してあ
ることを特徴とする情報ケーブル用さや管の保持具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は地中の保護管内に敷
設される光ケーブルや電話線その他の各種情報ケーブル
用さや管の保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の保持具は、保護管に対する取付け
操作が、ボルト・ナットを締め操作する等、2〜3工程
の手間を必要としている。そして、ボルト・ナットが保
護管から外側に突出していて邪魔であり、各種作業の妨
げになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、保護管への取り付け操作が表側から1本の調整ボル
トを回し操作するだけで容易に行なえると共に、この調
整ボルトが保護管から外に突出していない情報ケーブル
用さや管の保持具を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した課題を
達成するため、C形状取付体と、この取付体表側のフラ
ンジ部に取付け可能なさや管保持体からなり、取付体は
両先端部裏側の溝部間に介入した楔状可動片を、この可
動片と連動状の調整ボルトを取付体表側から回し操作す
ることで、取付体の軸線方向にスライドさせて、取付体
直径を弾性に抗して拡大且つ弾性回復力により縮小作動
可能に形成してあることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】図1〜図6は本発明の情報ケーブ
ル用さや管の保持具における実施の1形態として、ハン
ドホール内における保護管端口用の保持具を例示してお
り、保持具1は相互に着脱可能な取付体2とさや管保持
体3で形成してある。取付体2は、ハンドホール12内
における保護管13端口内面に固定状に取付け得るよう
に径が拡縮可能なC形状の態様に形成してあり、表側の
左右側部には、拡縮方向と直交する軸線方向の前方へ伸
びる左右一対のフランジ部2aが配設されている。そし
て、取付体2における両先端部2b裏側には、溝部2c
が左右対称状にそれぞれ軸線方向に沿い形成されてい
て、この左右の溝部2c間に跨って楔状可動片4が溝方
向にスライド可能に介入している。溝部2cと、溝部2
cを強化している補強片2dは、楔状可動片4が接触し
て摺擦する面部2c1、2d1を可動片4の楔角と同傾
斜状に形成している。
【0006】楔状可動片4は楔板状に形成しており、板
面における表側には孔状ボルトガイド部4aが、このボ
ルトガイド部4a裏側にはナット保持部4bが、それぞ
れ形成されていると共に、板面裏縁には補強部4cが下
方へ折り曲げられて垂設されていて、楔強度を強化して
いる。この楔状可動片4のボルトガイド部4aには調整
ボルト5が貫通しており、調整ボルト5は、ナット保持
部4bに回転不能に保持されているナット6と螺合して
いて、取付体2の両先端部2b表側に接離可能に跨った
当て片7表に露呈しているボルト頭部5aを回し操作す
ることで、楔状可動片4を取付体2の軸線方向にスライ
ドさせて、取付体2直径を弾性に抗して拡大且つ弾性回
復力により縮小作動可能に形成してある。当て片7は、
断面略L形にしていて、調整ナット6による負荷で折れ
曲がることのないように形成してあると共に、当て片の
上縁を保護管13口内に収まる形態にして、取付体2を
保護管13口内に取付るに際して、当て片7が妨げにな
らないように形成している。
【0007】さや管保持体3は、左右一対のフランジ部
2aに亘りボルト3aでそれぞれ個々に取り付け可能な
態様の3枚の板状ホルダー3b、3c、3dからなり、
上中下の各ホルダー3b、3c、3dにおける上下に隣
り合う側縁部には上下一対の凹溝からなる挟持部3e
(図面上で6個)が形成されている。各挟持部3eは等
間隔状に配設されていて、それぞれさや管8を直接又は
スリーブ9や止め輪10を用いて等間隔状に把持可能に
してある。そして、このさや管保持体3における全ての
各挟持部3eは、後側の取付体2が弾性縮小した状態で
その外郭線内に収まる位置関係の態様に形成してある。
【0008】スリーブ9は、さや管8が貫通可能な口径
にしてあると共に、表側の縁部と縁部近くに表環部9a
および裏環部9bを内2重状に形成していて、挟持部3
eによる把持関係が表環部9aと裏環部9bの間で行な
われることにより、この軸線方向に不動のスリーブ9を
介して、さや管保持体3に対してさや管8が把持される
ようにしてある。略C形状の止め輪10はさや管8端口
に対して、両端部10aのボルト10b、ナット10c
を締めることで取付け可能に形成してあり、この止め輪
10を挟持部3eから表側へ突出状のさや管8端口に取
付けることによって、さや管8が挟持部3eから抜け外
れることなく把持されるようにしてある。
【0009】図7および図8には本発明の情報ケーブル
用さや管の保持具における実施の他の1形態として、ハ
ンドホール内における保護管端口用の保持具を例示して
おり、構成は前記した図1の態様のものと基本的に同一
であるため、共通している構成の説明は省略して、相違
する構成について説明する。フランジ部2aは、表裏に
間隔を有する表フランジ部2a1と裏フランジ部2a2
で形成しており、さや管保持体3は、表フランジ部2a
1に取付可能な表保持体3fと裏フランジ部2a2に取
付可能な裏保持体3gで形成している。表保持体3f
は、左右一対の表フランジ部2a1に亘りボルト3aで
それぞれ個々に取り付け可能な態様の3枚の板状ホルダ
ー3b、3c、3dからなり、上中下の各ホルダー3
b、3c、3dにおける上下に隣り合う側縁部には上下
一対の凹溝からなる挟持部3e(図面上で6個)が形成
されている。各挟持部3eは等間隔状に配設されてい
て、それぞれさや管8を直接又はスリーブ11や止め輪
10を用いて等間隔状に把持可能にしてある。
【0010】裏保持体3gは、左右一対の裏フランジ部
2a2に亘りボルト3aで取り付け可能で且つ表保持体
3fにおける中段のホルダー3cと相似形状に形成した
1枚の板状ホルダー3hからなり、この裏側の板状ホル
ダー3hと表側の各ホルダー3b、3c、3dの挟持部
3eとの間にスリーブ11の環部11aが収まって、こ
の軸線方向に不動のスリーブ11を介して、さや管保持
体3に対してさや管8が把持されるようにしてある。ま
た、裏側の板状ホルダー3hと表側の各ホルダー3b、
3c、3dの挟持部3eとの間には、略C形状の止め輪
10が収まるようにしていて、この止め輪10をさや管
8に取付けることによって、さや管8が挟持部3eから
抜け外れることなく把持されるようにしてある。スリー
ブ11は、さや管8が貫通可能な口径にしてあると共
に、表側の縁部近くに環部11aを形成していて、この
環部11aが挟持部3eと板状ホルダー3hとの間に位
置して軸線方向の動きを阻止されることにより、軸線方
向に不動のスリーブ11を介して、さや管保持体3に対
してさや管8が把持されるようにしてある。
【0011】図9〜図10は本発明の情報ケーブル用さ
や管の保持具における楔状可動片の他の形態を例示して
おり、構成は前記した態様のものと基本的に同一である
ため、共通している構成の説明は符合を準用して省略し
て、相違する構成について説明する。図9に例示してい
る楔状可動片4は、板面における表側に凹溝状ボルトガ
イド部4dが、ボルトガイド部4d裏側にはナット保持
部4bが、ナット保持部4b裏側には左右一対の凸状ボ
ルトガイド部4eが、それぞれ形成されていて、表側の
凹溝状ボルトガイド部4dと裏側の凸状ボルトガイド部
4eに調整ボルト5がナット保持部4bを経て貫通可能
にしてある。図10に例示している楔状可動片4は、板
面における表側に凹溝状ボルトガイド部4dが、ボルト
ガイド部4d裏側にはナット保持部4bが、ナット保持
部4b裏側には凸状ボルトガイド部4fが、凸状ボルト
ガイド部4f裏側には凹溝状ボルトガイド部4gが、そ
れぞれ形成されていて、各ボルトガイド部4d,4f,
4gに対して調整ボルト5がナット保持部4bを経て貫
通可能にしてある。
【0012】また、前記した各態様のものにおいて、さ
や管保持体3における上辺のホルダー3cに裏側のボル
ト頭部5aが覗ける穴部14を開けて、この穴部からボ
ルト頭部5aを回し操作し得るようにしても良い。
【0013】
【発明の効果】A.請求項1により、保護管への取り付
け操作を、ハンドホール内における表側から1本の調整
ボルトを回し操作するだけで容易に行なうことができ、
作業が簡単であると共に迅速にできる。調整ボルトが、
取り付け対象である保護管内に収まる関係になり、保護
管から外に突出しないから、ハンドホール内における各
種作業の邪魔にならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の情報ケーブル用さや管の保持具にお
ける実施の1形態を例示している側面図で一部切欠して
いる。
【図2】 正面図。
【図3】 図2の(3)−(3)横断面図。
【図4】 (A)は調整ボルトの回し操作により取付体
直径が縮小した状態の部分拡大横断面図。(B)は調整
ボルトの回し操作により楔状可動片が表側へ移動して、
取付体直径が拡大した状態の部分拡大横断面図。
【図5】 さや管保持体にさや管をスリーブを介して保
持した状態の縦断面図。
【図6】 分解斜視図。
【図7】 本発明の情報ケーブル用さや管の保持具にお
ける実施の他の1形態を例示している側面図で一部切欠
している。
【図8】 (A)はさや管保持体にさや管を止め輪で保
持した状態の縦断面図。(B)はさや管保持体にさや管
をスリーブを介して保持した状態の縦断面図。
【図9】 (a)は本発明の情報ケーブル用さや管の保
持具における楔状可動片の他の形態を例示している斜視
図。(b)は(a)の(b)−(b)拡大縦断面図。
【図10】 (a)は本発明の情報ケーブル用さや管の
保持具における楔状可動片の他の形態を例示している斜
視図。(b)は(a)の(b)−(b)拡大縦断面図。
【符号の説明】
1 保持具 2 取付体 2a フランジ部 2a1 表フランジ部 2a2 裏フランジ部 2b 先端部 2c 溝部 2c1、2d1 面部 2d 補強片 3 さや管保持体 3a ボルト 3b、3c、3d 板状ホルダー 3e 挟持部 3f 表保持体 3g 裏保持体 3h 板状ホルダー 4 楔状可動片 4a 孔状ボルトガイド部 4b ナット保持部 4c 補強部 4d 凹溝状ボルトガイド部 4e 凸状ボルトガイド部 4f 凸状ナット保持部 4g 凹溝状ボルトガイド部 5 調整ボルト 5a ボルト頭部 6 ナット 7 当て片 8 さや管 9、11 スリーブ 9a 表環部 9b 裏環部 10 止め輪 10a 両端部 10b ボルト 10c ナット 11a 環部 12 ハンドホール 13 保護管 14 穴部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 C形状取付体と、この取付体表側のフラ
    ンジ部に取付け可能なさや管保持体からなり、取付体は
    両先端部裏側の溝部間に介入した楔状可動片を、この可
    動片と連動状の調整ボルトを取付体表側から回し操作す
    ることで、取付体の軸線方向にスライドさせて、取付体
    直径を弾性に抗して拡大且つ弾性回復力により縮小作動
    可能に形成してあることを特徴とする情報ケーブル用さ
    や管の保持具。
JP36535499A 1999-12-22 1999-12-22 情報ケーブル用さや管の保持具 Pending JP2001186647A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104882679A (zh) * 2015-05-28 2015-09-02 哈尔滨工业大学 用于卷曲c型碳纤维支撑管的定位装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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