JP2001186116A - 位相制御回路および携帯電話システム - Google Patents

位相制御回路および携帯電話システム

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JP2001186116A
JP2001186116A JP36806499A JP36806499A JP2001186116A JP 2001186116 A JP2001186116 A JP 2001186116A JP 36806499 A JP36806499 A JP 36806499A JP 36806499 A JP36806499 A JP 36806499A JP 2001186116 A JP2001186116 A JP 2001186116A
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Osamu Watanabe
治 渡辺
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム運用中にフレーム位相の再同期が必
要になったときに、再同期制御を可能にする簡易な構成
の位相制御回路を提供する。 【解決手段】 位相制御回路101は、上位装置とフレ
ーム同期を行うめに、上位装置からの基準クロックと、
生成するシステムクロックを分周した分周出力とを用い
て、システムクロックを出力する電圧制御発振器の周波
数を制御する。このため、制御切替器10は、基準クロ
ックCK11と分周出力CK12と反転分周出力CK1
3とを入力し、位相制御信号PHCに従って、入力した
もののうちの一つ選択クロック信号CK10として選択
し、位相比較器11に引き渡す。制御部は、制御切替器
10に与える位相制御信号PHCにより、通常の場合、
基準クロックCK11を選させ、上位装置とのフレーム
再同期が必要な場合、分周出力CK12または反転分周
出力CK13を選択させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、位相制御回路に
関し、特に、携帯電話システムの基地局装置等に用いら
れる位相制御回路であって、上位装置とフレーム同期を
行うために、上位装置からの基準クロックと、生成する
システムクロックを分周した分周出力とを位相比較器で
位相比較し、その結果に基づいてシステムクロックの周
波数を制御する位相制御回路およびそれを使用した携帯
電話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、位相制御回路の従来例の構成を
示すブロック図である。図3の位相制御回路102は、
位相比較器21と、低域ろ波器22と、電圧制御発振器
(以降、VCOと記す)23と、分周器24とからフェ
ーズロックループ(PLL)を構成し、カウンタ26か
らカウンタ値CNTを出力している。この位相制御回路
102において、位相比較器21は、受信信号から抽出
された基準クロックCK21と、分周器24から出力さ
れる分周出力CK22との位相比較を行う。
【0003】この分周器24は、VCO23の出力であ
るシステムクロックCLKを、基準クロックCK21と
位相比較できるように、システムクロックCLKを所定
の分周比で分周する。この場合、位相比較器21が例え
ば、排他的論理和で構成されており、基準クロックCK
21および分周出力CK22がデューティ比50%の同
じ周波数のクロック信号であって、相互に位相が90度
ずれていると、位相比較器21からは、基準クロックC
K21および分周出力CK22の周波数の2倍の周波数
を有し、デューティ比50%であるクロック出力CKが
出力される。
【0004】基準クロックCK21および分周出力CK
22の上述の条件が変わらない場合には、位相比較器2
1のクロック出力CKの平均電圧値は一定であるが、基
準クロックCK21と分周出力CK22との間の位相が
ずれてくると、位相比較器21のクロック出力CKのデ
ューティ比が50%から変化し、クロック出力CKの平
均電圧値が変化する。低域ろ波器22は、位相比較器2
1の出力の平均電圧値(直流成分)に対応する制御電圧
CVを出力する。
【0005】VCO23は、入力した制御電圧CVに対
応した周波数の発振信号をシステムクロックCLKとし
て分周器24、カウンタ26およびその他の後続回路に
出力する。このようにPLLを構成することにより、基
準クロックCK21に位相ロックしたシステムクロック
CLKを生成し、システム運用中にもその同期保持を継
続できる。上述のものに対する具体的な例としては、例
えば、携帯電話システムにおいて、基地局装置が上位装
置との伝送路クロックに同期したシステムクロックを生
成する場合がある。
【0006】カウンタ26は、カウンタ初期値設定信号
SETを受けて初期値を設定するとともに、システムク
ロックCLKをカウントし、システムクロックCLKに
同期したカウンタ値を出力し、フレーム処理を行うディ
ジタル通信機等に対し、そのカウンタ値をフレーム処理
のために提供している。フレームの同期に関しては、シ
ステム立ち上げ時に制御部から上述のカウンタ初期値設
定信号SETに基づくカウンタ値がカウンタ26にロー
ドされる(例えば、通信相手の現在処理しているフレー
ム番号のようなカウンタ値がロードされる)ことによ
り、装置間のフレーム位相の同期がとられる。
【0007】図4は、制御部がカウンタ初期値設定信号
をどのように生成するかを説明するためのシーケンスチ
ャートである。基地局装置の制御部は、上位装置に向け
て上位装置カウンタ値要求BRQを送出するとともに、
その時の基地局装置における要求送信時カウンタ値BS
Dを記憶しておく。上位装置は、上位装置カウンタ値要
求BRQを受信すると、その時の上位装置における要求
受信時カウンタ値URVを記憶した後に、さらに、上位
装置は、基地局装置に向けて報告を送出する際に、上位
装置における報告送信時カウンタ値USDと、前記記憶
した要求受信時カウンタ値URVとを上位装置カウンタ
値報告URPとして基地局装置に送出する。この上位装
置カウンタ値報告URPが要求受信時カウンタ値URV
と報告送信時カウンタ値USDとの2つから構成されて
いる理由は、上位装置がマルチタスクで処理を行ってお
り、そのための遅延が生じることを考慮に入れているか
らである。
【0008】基地局装置の制御部は、上位装置カウンタ
値報告URPを受け取ると、受け取った時点の基地局装
置における報告受信時カウンタ値BRVを上位装置カウ
ンタ値報告URPとともに記憶する。基地局装置の制御
部は、報告受信時カウンタ値BRVと要求送信時カウン
タ値BSDとの差分DA(DA=BRV−BSD)か
ら、報告送信時カウンタ値USDと要求受信時カウンタ
値URVとの差分DB(DB=USD−URV)を減算
して、基地局装置と上位装置との間の双方向伝送路遅延
DDL(DDL=d1+d2)を検出することができ、
実質的な片方向平均伝送遅延SDL(SDL=DDL/
2=(d1+d2)/2)を得ることができる。
【0009】フレーム位相差の確認は、報告送信時カウ
ンタ値USDから片方向平均伝送遅延SDLだけ経過し
た上位装置カウンタ値と、基地局装置の報告受信時カウ
ンタ値BRVとを比較することで実現する。カウンタ初
期値設定時において、カウンタ初期値設定信号SET
は、ここで確認されたフレーム位相差を補正する値にさ
れる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のフレーム位相差
同期処理は、システム立ち上げ時には有効であるが、シ
ステム運用中に何らかの原因(保守管理や障害)によっ
て、フレーム位相の再同期が必要になったときに実施す
ることができない。なぜならば、図5に示すように、基
地局装置の内部では、カウンタ出力値として、タイムス
ロット番号、システムフレーム番号、スーパーフレーム
番号等の様々なカウンタ値の出力を使用しているが、カ
ウンタ初期値設定信号SETに基づくカウンタ値をカウ
ンタ26に再ロードしたときには、「1タイムスロット
中にシステムクロックCLKが幾つ(例2500個)存
在する」,「1無線フレームは15個のタイムスロット
で構成される」,「1スーパーフレームは72個の無線
フレームで構成される」,「システムフレーム番号SF
Nは、0から36863の値を繰り返す」,スーパーフ
レーム番号は、0から511の値を繰り返す」等の関係
が崩れる。基地局装置の内部では、これらの関係を前提
にして信号を処理しているので、接続中の呼の切断等の
システムの誤動作を引き起こす恐れがあるからである。
【0011】この発明は、上記問題を解決すべくなされ
たものであって、システム運用中にフレーム位相の再同
期が必要になったときに、再同期制御を可能にする簡易
な構成の位相制御回路およびそれを用いた携帯電話シス
テムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ために、この発明は、上位装置とフレーム同期を行うた
めに、上位装置からの基準クロックと、生成するシステ
ムクロックを分周した分周出力とを位相比較器で位相比
較し、その結果から導出される直流成分に基づいて、シ
ステムクロックを出力する電圧制御発振器の周波数を制
御する位相制御回路において、前記分周出力と該分周出
力の反転分周出力を出力する反転器と、基準クロックと
分周出力と反転分周出力とを入力し、与えられる位相制
御信号に従って、入力したもののうちの何れか一つを選
択クロック信号として選択し、選択した選択クロック信
号を前記基準クロックの代わりに前記位相比較器に引き
渡す制御切替器と、制御切替器に対して、通常の場合に
は、制御切替器が基準クロックを選択クロック信号とし
て選択するように位相制御信号を与え、上位装置とのフ
レーム再同期が必要な場合には、制御切替器がフレーム
再同期に適切な分周出力または反転分周出力を選択クロ
ック信号として選択するように位相制御信号を与える制
御部とを有する。
【0013】このような構成によれば、上位装置とのフ
レーム再同期が必要になった場合に、制御切替器がフレ
ーム再同期に適切な分周出力または反転分周出力を選択
クロック信号として選択するように制御切替器に位相制
御信号を与えるので、その位相制御信号が与えられてい
る期間において、位相比較器の出力は、最低制御電圧ま
たは最高制御電圧に固定され、上位装置とのフレーム同
期が可能となる。
【0014】そして、この発明の実施の形態では、上位
装置とフレーム同期を行うために、上位装置からの基準
クロックと、生成するシステムクロックを分周した分周
出力とを位相比較器11で位相比較し、その結果から導
出される直流成分に基づいて、システムクロックを出力
する電圧制御発振器の周波数を制御する位相制御回路に
おいて、前記分周出力CK12と180度位相の異なる
反転分周出力CK13を出力する反転器15と、基準ク
ロックCK11と分周出力CK12と反転分周出力CK
13とを入力し、与えられる位相制御信号PHCに従っ
て、入力したものCK11,CK12,CK13のうち
の何れか一つを選択クロック信号CK10として選択
し、選択した選択クロック信号CK10を前記基準クロ
ックCK11の代わりに前記位相比較器11に引き渡す
制御切替器10と、制御切替器10に対して、通常の場
合には、制御切替器10が基準クロックCK11を選択
クロック信号CK10として選択するように位相制御信
号PHCを与え、上位装置とのフレーム再同期が必要な
場合には、制御切替器10がフレーム再同期に適切な分
周出力CK12または反転分周出力CK13を選択クロ
ック信号CK10として選択するように位相制御信号P
HCを与える制御部とを有する。
【0015】また、この発明において、上位装置とフレ
ーム同期を行う基地局装置において使用され、前記位相
制御信号は、基地局装置における現在のカウンタ値と、
上位装置から報告される上位装置カウンタ値との比較結
果に基づき、制御部によって決定される。
【0016】このような構成によれば、制御部は、従来
の回路からのカウンタ値を利用して容易に位相制御信号
を生成することができる。
【0017】さらに、この発明は、上位装置と基地局装
置と移動局とを有する携帯電話システムにおいて、上述
の位相制御回路を使用している。
【0018】このような構成によれば、基地局装置は、
上述の位相制御回路が有するフレーム同期の機能を発揮
できる携帯電話システムを構成することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて添付図面に基づいて説明する。図1は、この発明の
位相制御回路の一実施の形態の構成を示すブロック図、
図2は、システム運用中における図1の位相制御回路の
動作を説明するためのフローチャートである。図1の位
相制御回路101は、制御切替器10と、位相比較器1
1と、低域ろ波器12と、電圧制御発振器(以降、VC
Oと記す)13と、分周器14と、反転器15と、カウ
ンタ16とから構成されている。
【0020】この位相制御回路101は、典型的には、
携帯電話システムの基地局装置において使用される。こ
の場合、制御切替器10は、基地局装置の制御部(不図
示)から与えられる位相制御信号PHCに基づいて、受
信信号から抽出された基準クロックCK11、分周器1
4からの分周出力CK12、分周出力CK12の論理を
反転した反転器15からの反転分周出力CK13のうち
の一つを選択切り替えして、選択クロック信号CK10
として出力する。
【0021】また、位相比較器11は、制御切替器10
からの選択クロック信号CK10と、分周器14からの
分周出力CK12との位相比較を行い、その結果をクロ
ック出力CKとして出力する。この分周器14は、VC
O13の出力であるシステムクロックCLKを、例え
ば、制御切替器10によって選択された基準クロックC
K10との位相比較ができるように、システムクロック
CLKを所定の分周比で分周する。この場合、位相比較
器11は、排他的論理和で構成されており、選択クロッ
ク信号10および分周出力CK12がデューティ比50
%の同じ周波数のパルス信号であって、相互に位相が9
0度ずれていると、位相比較器11からは、選択クロッ
ク信号CK10および分周出力CK12の周波数の2倍
の周波数を有し、デューティ比50%のクロック出力C
Kが出力される。
【0022】選択クロック信号CK10および分周出力
CK12の上述の条件が変わらない場合には、位相比較
器11のクロック出力CKの平均電圧値は一定である
が、選択クロック信号CK10と分周出力CK12との
間の位相がずれてくると、位相比較器11のクロック出
力CKのデューティ比が50%から変化し、クロック出
力CKの平均電圧値が変化する。低域ろ波器12は、位
相比較器11のクロック出力CKの平均電圧値(直流成
分)に対応する制御電圧CVを出力する。VCO13
は、入力した制御電圧CVに対応した周波数の発振信号
をシステムクロックCLKとして分周器14、カウンタ
16およびその他の後続回路に出力する。このようにP
LLを構成することにより、例えば、制御切替器10に
選択された基準クロックCK11に位相ロックしたシス
テムクロックCLKを生成し、システム運用中にもその
同期保持を継続できる。
【0023】上述の実施の形態としての具体的な例とし
ては、携帯電話基地局が上位装置との伝送路クロックに
同期したシステムクロックを生成する場合が考えられ
る。カウンタ16は、カウンタ初期値設定信号SETを
受けて初期値を設定するとともに、システムクロックC
LKをカウントし、システムクロックCLKに同期した
カウンタ値CNTを出力し、フレーム処理を行うディジ
タル通信機等に対し、そのカウンタ値CNTをフレーム
処理のために提供している。
【0024】フレームの同期に関しては、システム立ち
上げ時に制御部から上述のカウンタ初期値設定信号SE
Tに基づくカウンタ値がカウンタ16にロードされる
(例えば、通信相手の現在処理しているフレーム番号の
ようなカウンタ値がロードされる)ことにより、装置間
のフレーム位相の同期がとられる。この場合、カウンタ
初期値設定信号SETが制御部のどのような処理の下で
生成されるかについては、図4を参照して既に説明した
従来例と同様であるのでここでは説明を省略する。
【0025】次に、位相制御回路101の制御切替器1
0が基準クロックCK11を選択してクロック出力CK
10として出力しているシステム運用中に、何らかの原
因(例えば、保守管理や障害)でフレーム位相の再同期
が必要になった場合について図2を参照しながら説明す
る。すなわち、システム運用中のフレーム位相制御が開
始される(ステップS11)と、制御部は、装置間位相
差を確認する(ステップS12)。確認の結果に基づい
て、フレーム位相差が予め設定した設置値の範囲内であ
るか否かを判断する(ステップS13)。判断の結果、
規定値の範囲内であると判断された場合には、フレーム
位相制御は終了すべきか判断し(ステップS14)、終
了すべき場合には終了するが、そうでない場合には、ス
テップS12に戻る。
【0026】ステップS13において、フレーム位相差
が予め設定した設置値の範囲内でないと判断された場合
には、制御部は、制御切替器10に与える位相制御信号
PHCを予め定めた一定時間切り替えることにより、制
御切替器10が基準クロックCK11の代わりに分周出
力CK12または反転分周出力CK13を一定期間だけ
選択するようにさせ(ステップS15)、ステップS1
2に移行する。この場合、いずれを選択させるかは、図
4を参照して既に説明したように、装置間のフレーム位
相差を確認した結果に基づいて、自局(基地局装置)の
位相を進めるか遅らせるかの判断に従う。
【0027】上述のように、ステップS15において分
周出力CK12が選択されたときには、位相比較器11
には、同一の分周出力CK12が入力されるために、排
他的論理和の演算を行う位相比較器11の出力は、論理
“0”の“最低制御電圧”となる。また、反転分周出力
CK13が選択されたときには、位相比較器11には、
分周出力CK12およびそれと180度位相の異なる反
転分周出力13が入力されるために、排他的論理和の演
算を行う位相比較器11の出力は、論理“1”の“最高
制御電圧”となる。
【0028】上述の選択によって、位相制御回路101
においては、一定期間、VCO13の出力周波数、すな
わち、システムクロックCLKが強制的に制御されるこ
とによって、図5に示されるような「1タイムスロット
中にシステムクロックCLKが幾つ(例2500個)存
在する」,「1無線フレームは15個のタイムスロット
で構成される」,「1スーパーフレームは72個の無線
フレームで構成される」,「システムフレーム番号SF
Nは、0から36863の値を繰り返す」,スーパーフ
レーム番号は、0から511の値を繰り返す」等の関係
が崩れることがない。したがって、基地局装置において
前記関係を前提にしている信号処理に悪影響を与えるこ
とがなく、接続中の呼の切断等のシステムの誤動作を引
き起こす恐れが無く装置間フレーム位相の再同期が可能
となる。
【0029】
【発明の効果】以上に詳述したように、この発明によれ
ば、システム運用中にフレーム位相の再同期が必要にな
ったときに、再同期制御を可能にする簡易な構成の位相
制御回路およびそれを用いた携帯電話システムを提供す
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の位相制御回路の一実施の形態の構成
を示すブロック図である。
【図2】システム運用中における図1の位相制御回路の
動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】位相制御回路の従来例を示すブロック図であ
る。
【図4】基地局装置の制御部がカウンタ初期値設定信号
をどのように生成するかを説明するためのシーケンスチ
ャートである。
【図5】基地局装置の内部で使用される各種のカウンタ
値を説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 制御切替器 11 位相比較器 12 低域ろ波器 13 電圧制御発振器(VCO) 14 分周器 15 反転器 16 カウンタ 101 位相制御回路 CK クロック出力 CK10 選択クロック信号 CK11 基準クロック CK12 分周出力 CK13 反転分周出力 CV 制御電圧 CNT カウンタ値 CLK システムクロック SET カウンタ初期値設定信号 PHC 位相制御信号 S11〜S15 ステップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置とフレーム同期を行うために、
    上位装置からの基準クロックと、生成するシステムクロ
    ックを分周した分周出力とを位相比較器で位相比較し、
    その結果から導出される直流成分に基づいて、システム
    クロックを出力する電圧制御発振器の周波数を制御する
    位相制御回路において、 前記分周出力と該分周出力の反転分周出力を出力する反
    転器と、 基準クロックと分周出力と反転分周出力とを入力し、与
    えられる位相制御信号に従って、入力したもののうちの
    何れか一つを選択クロック信号として選択し、選択した
    選択クロック信号を前記基準クロックの代わりに前記位
    相比較器に引き渡す制御切替器と、 制御切替器に対して、通常の場合には、制御切替器が基
    準クロックを選択クロック信号として選択するように位
    相制御信号を与え、上位装置とのフレーム再同期が必要
    な場合には、制御切替器がフレーム再同期に適切な分周
    出力または反転分周出力を選択クロック信号として選択
    するように位相制御信号を与える制御部とを有すること
    を特徴とする位相制御回路。
  2. 【請求項2】 上位装置とフレーム同期を行う基地局装
    置において使用され、前記位相制御信号は、基地局装置
    における現在のカウンタ値と、上位装置から報告される
    上位装置カウンタ値との比較結果に基づき、制御部によ
    って決定される請求項1記載の位相制御回路。
  3. 【請求項3】 上位装置と基地局装置と移動局とを有す
    る携帯電話システムにおいて、 請求項1に記載の位相制御回路を有していることを特徴
    とする携帯電話システム。
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