JP2001186073A - 無線中継装置及び無線中継システム - Google Patents

無線中継装置及び無線中継システム

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JP2001186073A
JP2001186073A JP36741399A JP36741399A JP2001186073A JP 2001186073 A JP2001186073 A JP 2001186073A JP 36741399 A JP36741399 A JP 36741399A JP 36741399 A JP36741399 A JP 36741399A JP 2001186073 A JP2001186073 A JP 2001186073A
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wireless relay
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Hisahiro Nemoto
寿浩 根本
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Japan Radio Co Ltd
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Japan Radio Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/155Ground-based stations
    • H04B7/15564Relay station antennae loop interference reduction
    • H04B7/15585Relay station antennae loop interference reduction by interference cancellation

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ復調を行うことなく、送信アンテナか
ら受信アンテナへの回り込みや中継元以外の中継局から
の飛び込み等の影響を軽減することのできる無線中継装
置及び無線中継システムを提供する。 【解決手段】 無線中継装置10において、変調器1
2、フィルタ14、及び振幅制御部16により、重畳信
号P(n)を生成する。この重畳信号P(n)を加算器
30において希望波S(n)に加算する。相関器18で
は、受信波R(n)と重畳信号P(n)との相関検出を
行い、その検出結果に基づいて回り込み波を生成する。
そして、加算器28において受信波R(n)から回り込
み波を除去し、希望波S(n)を抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線中継装置及び無
線中継システムに関し、特に、受信信号と同一又は近接
する周波数で該受信信号を再送信する放送波中継方式に
おいて、送信アンテナから受信アンテナへの回り込み、
中継元以外の中継局からの飛び込み等の干渉波の影響を
軽減するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】我が国における地上波ディジタル放送
(DTTB;Digital Terrestrial Television Broadca
sting)の信号方式としては、直交周波数分割多重(O
FDM;Orthogonal Frequency Division Multiplex)
方式が採用されており、この方式はヨーロッパやカナダ
で実用化が進められている高品質ディジタル音声放送
(DSB;Digital Sound Broadcasting)の変調方式と
しても採用されている。OFDMでは、有効シンボル期
間の信号波形を繰り返した信号期間が送信信号に付加さ
れるようになっており、これによりマルチパス(ゴース
ト)の影響を軽減することができる。
【0003】また、地上波ディジタル放送では、OFD
Mのマルチパスに強いという特徴を積極的に利用するこ
とにより、いわゆる単一周波数ネットワーク(SFN;
Single Frequency Network)の構成を実現することが期
待されている。すなわち、テレビ放送のサービスエリア
拡大の方法としては、中継局(無線中継装置)にて放送
波を受信し、その電力を増幅して再び送信する方式(放
送波中継)があるが、従来のアナログテレビ放送では、
中継局において放送波を受信し、電力を増幅した後、受
信放送波とは異なる周波数で放送波を再送信している。
これに対し、地上波ディジタル放送では、上述したよう
にマルチパスに強いOFDM方式を採用した結果、中継
局で放送波を受信し、その電力を増幅した後、受信放送
波と同じ周波数で放送波を再送信する、SFNの構成を
採用することが可能であると考えられている。
【0004】図5は、SFN方式を採用した無線中継シ
ステムの一般的な構成例を示す図である。同図に示す無
線中継システム100は、無線中継装置(中継局)10
4A〜104Cを含んで構成されている。無線中継装置
104A〜104Cは、それぞれ受信アンテナ106と
中継器108と送信アンテナ110とを含んで構成され
ており、受信アンテナ106で受信された中継電波が中
継器108で増幅され、同一周波数(同図ではf1)に
て送信アンテナ110から再び送信されるようになって
いる。こうして、親局102から送信された周波数f1
の電波が無線中継装置104Aにより受信され、そこか
ら無線中継装置104B及び104Cに対して中継電波
が同一周波数f1にて再送信される。この電波は無線中
継装置104B及び104Cにてそれぞれ受信され、増
幅される。そして、さらなる中継先に向けて、同一周波
数f1で受信電波が再送信される。この無線中継システ
ム100によれば、周波数の有効利用や中継設備のコス
トダウンを図ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】放送波中継によるSF
Nを実現しようとする場合、各無線中継装置104A〜
104Cにおいて送信アンテナ110から送信される電
波が受信アンテナ106に回り込むという不具合が顕在
化する。すなわち、図5に示される無線中継装置104
Cの受信アンテナ106には、中継元である無線中継装
置104Aの送信アンテナ110から放射される希望波
(希望信号)が届くだけでなく、その他、当該無線中継
装置104Cの送信アンテナ110から放射される電波
(回り込み波(回り込み信号))や、中継元ではない無
線中継装置104Bの送信アンテナ110から放射され
る電波(飛び込み波(飛び込み信号))も届く。そし
て、これら回り込み波や飛び込み波の影響により、無線
中継装置104Cでは伝送特性の劣化が生じる。特に、
回り込み波を放置すれば、無線中継装置104Cで発振
の問題も生じる。
【0006】この点、回り込み波を検出するためにパイ
ロット信号(既知信号)の歪み方を観測し、その観測結
果に応じた波形等化を行うことも考えられるが、こうす
るとデータ復調が必要となるため、回路規模が大きくな
ってしまうという問題がある。また、データ復調により
無線中継装置で中継信号に遅延が付加されてしまうとい
う問題もある。
【0007】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あって、その目的は、データ復調を行うことなく、送信
アンテナから受信アンテナへの回り込みや中継元以外の
中継局からの飛び込み等の影響を軽減することのできる
無線中継装置及び無線中継システムを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る無線中継装置は、受信アンテナと、送
信アンテナと、前記送信アンテナから前記受信アンテナ
への回り込み信号を推定するための重畳信号を生成する
重畳信号生成手段と、前記受信アンテナで受信される受
信信号から希望信号を抽出する希望信号抽出手段と、前
記希望信号に前記重畳信号を重畳して送信信号を生成す
る送信信号生成手段と、前記送信信号を前記受信信号と
同一又は近接する周波数にて前記送信アンテナから送信
する信号送信手段と、前記受信信号と前記重畳信号との
相関情報に基づき、前記回り込み信号を推定する回り込
み信号推定手段と、を含み、前記希望信号抽出手段は、
前記回り込み信号を前記受信信号から除去する手段を含
むことを特徴とする。前記重畳信号は、例えばPN系列
に基づいて生成される。
【0009】本発明では、無線中継装置で重畳信号を生
成し、これを希望信号(希望波)に重畳して送信信号
(送信波)としている。この重畳信号と受信信号との相
関情報に基づいて、送信アンテナから受信アンテナへの
回り込み信号(回り込み波)を推定することができる。
相関情報は、例えば相関ピーク値や相関ピークタイミン
グ等である。推定した回り込み信号は受信信号(受信
波)から除去され、その他、重畳信号も必要に応じて除
去され、受信信号から希望信号が抽出される。こうすれ
ば、無線中継装置にてデータ復調を行うことなく、回り
込み波の影響を軽減することができる。
【0010】また、本発明に係る無線中継システムは、
複数の無線中継装置を含む無線中継システムであって、
前記無線中継装置は、それぞれ、受信アンテナと、送信
アンテナと、自装置に対応する重畳信号を生成する自装
置重畳信号生成手段と、前記受信アンテナで受信される
受信信号から希望信号を抽出する希望信号抽出手段と、
前記希望信号に前記自装置に対応する重畳信号を重畳し
て送信信号を生成する送信信号生成手段と、前記送信信
号を前記受信信号と同一又は近接する周波数にて前記送
信アンテナから送信する信号送信手段と、を含み、前記
無線中継装置のうち少なくとも一つは、中継元を除く他
の無線中継装置に対応する重畳信号を生成する他装置重
畳信号生成手段と、前記他の無線中継装置に対応する重
畳信号と前記受信信号との相関情報に基づき、該他の無
線中継装置に設けられた前記送信アンテナから自装置に
設けられた前記受信アンテナへの飛び込み信号を推定す
る飛び込み信号推定手段と、をさらに含むとともに、前
記希望信号抽出手段が、前記飛び込み信号を前記受信信
号から除去する手段を含むことを特徴とする。前記重畳
信号は、例えばPN系列に基づいて生成される。
【0011】本発明では、無線中継装置にて自装置に対
応する重畳信号が生成され、これが当該装置にとっての
希望信号に重畳されて送信信号が生成される。そして、
少なくとも一つの無線中継装置では、中継元を除く他の
無線中継装置に対応する重畳信号を生成し、それと受信
信号との相関情報に基づき、他の無線中継装置からの飛
び込み信号(飛び込み波)を推定する。この推定された
飛び込み信号は受信信号から除去され、これにより受信
信号から希望信号が抽出される。こうすれば、無線中継
装置にてデータ復調を行うことなく、回り込み波の影響
を軽減することができる。
【0012】また、本発明の一態様では、前記少なくと
も一つの無線中継装置は、前記自装置に対応する重畳信
号と前記受信信号との相関情報に基づき、自装置に設け
られた前記送信アンテナから自装置に設けられた前記受
信アンテナへの回り込み信号を推定する回り込み信号推
定手段をさらに含むとともに、前記希望信号抽出手段
が、前記回り込み信号を前記受信信号から除去する手段
をさらに含む。
【0013】本態様によれば、自装置に対応する重畳信
号と受信信号との相関情報に基づき、自装置での回り込
み波に対応する、回り込み信号を推定する。そして、こ
れを受信信号から除去して希望信号を抽出する。こうす
れば、飛び込み波のみならず、回り込み波の影響も軽減
することができるようになる。
【0014】また、本発明の一態様では、前記少なくと
も一つの無線中継装置は、中継元の無線中継装置に対応
する重畳信号を生成する中継元重畳信号生成手段と、前
記中継元の無線中継装置に対応する重畳信号と前記受信
信号との相関情報に基づき、自装置に設けられた受信ア
ンテナで受信される受信信号に含まれる、前記中継元の
無線中継装置にて希望信号に重畳された重畳信号に係る
成分を推定する重畳信号成分推定手段と、をさらに含む
とともに、前記希望信号抽出手段が、前記重畳信号成分
を前記受信信号から除去する手段をさらに含む。
【0015】本態様では、中継元の無線中継装置に対応
する重畳信号を生成し、それと受信信号との相関情報に
基づき、中継元で重畳された信号成分を推定する。すな
わち、本発明に係る無線中継システムでは、各無線中継
装置にて自装置に対応する重畳信号が希望信号に重畳さ
れ、それが送信信号として再送信されるが、中継先では
中継元で重畳付加された信号成分を除去して、希望信号
を抽出できることが望ましい。本態様では、中継元の無
線中継装置に対応する重畳信号と受信信号との相関情報
に基づき、それを行っている。こうすれば、飛び込み波
や回り込み波のみならず、中継元で重畳された重畳信号
の影響も軽減することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面に基づき詳細に説明する。
【0017】実施の形態1.図1は、本発明の実施の形
態に係る無線中継装置の全体構成を示す図である。同図
に示すように、無線中継装置10は変調器12と、フィ
ルタ14と、振幅制御部16と、相関器18と、回り込
みキャンセラ20と、受信アンテナ22と、乗算器2
4,32と、バンドパスフィルタ(BPF)26,34
と、加算器28,30と、増幅器36と、送信アンテナ
38と、信号源40と、を含んで構成されている。
【0018】この無線中継装置10は、図5における無
線中継装置104A〜104Cのいずれか少なくとも一
つに代えて用いられるものである。同図において、受信
アンテナ22及び送信アンテナ38以外の要素が中継器
を構成している。
【0019】無線中継装置10においては、受信アンテ
ナ22で受信された信号は乗算器24に供給されてい
る。乗算器24には信号源40からの基準波が供給され
ており、これが受信波と乗算され、BPF26に供給さ
れるようになっている。こうして、受信波が周波数変換
され、中間周波数信号又はベースバンド信号が出力され
るようになっている。ここでは乗算器24及びBPF2
6によりベースバンド信号が生成されるものとする。
【0020】BPF26の出力は相関器18に与えられ
るとともに、加算器28にも与えられる。ここでは、受
信アンテナ22によって、希望波と回り込み波とが重ね
合わされた信号が受信されるものとする。このため、相
関器18及び加算器28には、次式(1)に示される受
信波R(n)が入力されることになる。
【0021】
【数1】 R(n)=S(n)+β(S(n−d)+P(n−d)) …(1) ここでnはシンボル時間を表し、S(n)は希望波を表
す。また、P(n)は重畳信号を表す。すなわち、無線
中継装置10では希望波S(n)に対して当該無線中継
装置10に固有の重畳信号P(n)を重畳させ、送信ア
ンテナ38から送信するようにしている。このため、回
り込み波は式(1)における右辺第2項のようになる。
ここで、βは送信アンテナ38と受信アンテナ22との
間の結合量を表す。さらに、dは送信アンテナ38から
受信アンテナ22まで回り込み波が回り込むのに要する
時間、すなわち遅延時間を表す。
【0022】重畳信号P(n)は、変調器12、フィル
タ14及び振幅制御部16によって生成されるようにな
っている。変調器12はPN符号を変調し、変調信号を
出力するものである。ここでの変調方式は、例えばQP
SKやQAM等である。
【0023】図2は、変調器12の構成例を示す図であ
る。同図に示されるように、変調器12は同相成分符号
生成部12aと、直交成分符号生成部12bと、乗算器
12c,12fと、信号源12dと、移相器12eと、
加算器12gと、を含んで構成されている。同相成分符
号生成部12aは、当該無線中継装置10に対して割り
付けられたPN符号(PN系列)を出力する。直交成分
符号生成部12bも同様である。同相成分符号生成部1
2a及び直交成分符号生成部12bの出力は、それぞれ
乗算器12c及び乗算器12fに供給されている。乗算
器12cには信号源12dから出力される基本波形が供
給されており、ここで両者が掛け合わされるようになっ
ている。また、信号源12dから出力される基本波形は
移相器12eにより位相がπ/2ほどずらされた後、乗
算器12fにも供給されている。そして、ここで位相が
π/2ずれた基本波形と直交成分符号生成部12bから
出力されるPN符号とが掛け合わされるようになってい
る。乗算器12c,12fから出力される信号は加算器
12gに供給され、これらを加算してなる変調信号が出
力されるようになっている。
【0024】後述するように、ここで出力される変調信
号は相関器18で行われる相関検出処理に用いられるた
め、同相成分符号生成部12a及び直交成分符号生成部
12bから出力されるPN符号としては、それぞれの自
己相関値が高くなるような符号を採用することが望まし
い。
【0025】変調器12の出力はフィルタ14に供給さ
れ、ここで帯域制限処理が行われ、これにより重畳信号
P(n)が生成される。振幅制御部16ではフィルタ1
4の出力に対してゲイン制御を行う。具体的には、振幅
制御部16には相関器から相関値が供給されており、さ
らに希望波S(n)及び重畳信号P(n)の電力が入力
されるようになっている。振幅制御部16では、希望波
S(n)及び重畳信号P(n)の電力比を監視し、重畳
信号P(n)の存在によってCN比が劣化しないよう、
重畳信号P(n)のゲイン制御を行う。また、このゲイ
ン制御に際しては、相関器18で生成される相関値が制
御不能なほど小さな値とならないように、重畳信号P
(n)のゲイン制御を行う。ここでは、振幅制御部16
により重畳信号P(n)のゲイン制御を行うようにした
が、事前実験により重畳信号P(n)の振幅を決定する
ようにしてもよい。振幅制御部16から出力される重畳
信号P(n)は、相関器18に供給されるとともに、加
算器30にも供給される。
【0026】相関器18では、上述したように上記式
(1)に示される信号が入力されると共に、振幅制御部
16からの重畳信号P(n)が入力されている。そし
て、相関器18では、両者の相関を検出する。具体的に
は、次式(2)に示される相関値C(t)を算出する。
【0027】
【数2】 すなわち、相関器18では、受信波R(n)と重畳信号
P(n)との畳み込み積分値を相関値C(t)として算
出している。ここで、Pは重畳信号P(n)の共役複
素数を表す。相関器18では、この相関値C(t)のピ
ーク値を与えるtを遅延時間dとし、その値を回り込み
キャンセラ20に供給する。また、そのときの相関値、
すなわちC(d)を結合量βとし、それを回り込みキャ
ンセラ20に供給する。
【0028】回り込みキャンセラ20では、相関器18
から供給される遅延時間d及び結合量βを用い、上記式
(1)の右辺第2項に示される回り込み波を算出し、そ
れに負符号を与えて、加算器28に供給する。具体的に
は、次のようにして回り込み波を生成する。すなわち、
加算器30からは次式(3)に示される送信信号が出力
されるようになっており、これが回り込みキャンセラ2
0に供給され、一定時間保持されるようになっている。
【0029】
【数3】 S(n)+P(n) …(3) 回り込みキャンセラ20では、相関器18から供給され
る遅延時間dをもとにして、時間dだけ古い送信信号
に、結合量βを乗じた信号を回り込み波として出力して
いる。こうして、加算器28からは受信波R(n)から
回り込み波を除去した信号、すなわち希望波S(n)が
出力される。
【0030】この希望波S(n)は加算器30に供給さ
れる。加算器30には振幅制御部16から出力される重
畳信号P(n)も入力されており、これらが加算され
る。この信号が送信信号となる。送信信号は乗算器32
に供給され、信号源40から供給される搬送波と乗算さ
れる。この搬送波は受信波と同一又は近接する周波数を
有しており、BPF34にて帯域制限処理が施された
後、増幅器36により増幅される。そして、その出力が
送信アンテナ38から次の中継点に向けて送信される。
【0031】以上説明した構成を有する無線中継装置1
0では、無線中継装置10に固有の重畳信号P(n)を
希望波S(n)に重畳して送信アンテナ38から送信し
ている。そして、受信波R(n)と重畳信号P(n)と
の相関情報(ここでは遅延時間d及び結合量β)を算出
し、それを用いて回り込み波を生成している。この回り
込み波は受信波R(n)から除去され、これにより希望
波S(n)が抽出される。こうすれば、無線中継装置1
0にてデータ復調を行うことなく、回り込み波を受信波
R(n)から除去することができる。この結果、無線中
継装置10での伝送特性を向上させることができるとと
もに、増幅器36での発振現象を防止することができ
る。
【0032】実施の形態2.図3は、本発明の実施の形
態にかかる無線中継システム50の全体構成を示す図で
ある。同図に示す無線中継システム50は、無線中継装
置60A〜60Cを含んで構成されている。無線中継装
置60A〜60Cは、それぞれ受信アンテナ54と、中
継器58と、送信アンテナ56と、を含んで構成されて
いる。これら無線中継装置60A〜60Cは、受信波と
同一又はそれに近接する周波数にて信号を再送信して、
無線中継を行っている。同図に示す無線中継システム5
0では、無線中継装置60Aが親局102から希望波を
受信し、それを無線中継装置60B及び60Cに伝送し
ている。そして、無線中継装置60B及び60Cからは
それぞれ他の無線中継装置に対して信号が中継されてい
る。このとき、上述したように、例えば無線中継装置6
0Bの送信アンテナ56から無線中継装置60Cへ電波
の飛び込み(飛び込み波)が生じる。また、無線中継装
置60C内においても、送信アンテナ56から受信アン
テナ54に対して電波の回り込み(回り込み波)が生じ
る。さらに無線中継装置60Cには、中継元である無線
中継装置60Aから、希望波のみならず反射物112に
より反射された遅延波も受信されることになる。このた
め、無線中継装置60Cでは、これら遅延波、回り込み
波、及び飛び込み波を受信波から除去し、希望波に対応
する希望波を好適に抽出できるようにしなければならな
い。また、本無線中継システム50では無線中継装置6
0A〜60Cにおいて希望波に対して重畳信号を重畳さ
せているため、中継先では中継元で付加された重畳信号
を除去することが望ましい。
【0033】図4は、無線中継装置60Cの構成を示す
図である。同図に示すように、無線中継装置60Cは受
信アンテナ54と、乗算器64,72と、BPF66,
74と、加算器68,70と、増幅器76と、送信アン
テナ56と、信号源80と、を含んで構成されている。
また、無線中継装置60Cは、無線中継装置60Aで重
畳された重畳信号を除去するために、変調器82−X
と、フィルタ84−Xと、振幅制御部86−Xと、相関
器88−Xと、キャンセラ90と、が備えられている。
また、回り込み波を除去するために、変調器82−0
と、フィルタ84−0と、振幅制御部86−0と、相関
器88−0と、キャンセラ78−0と、が備えられてい
る。さらに、他の無線中継装置からの飛び込み波を除去
するために、変調器82−iと、フィルタ84−iと、
振幅制御部86−iと、相関器88−iと、キャンセラ
78−iと、が備えられている(i=1〜N)。
【0034】まず、回り込み波の影響を軽減する機能に
ついて説明する。この無線中継システム50では、無線
中継装置60Aに対して符号「C」が割り付けられて
いる。また、無線中継装置60Cには符号「C」が、
無線中継装置60Bには符号「C」が、それぞれ割り
付けられている。その他、図示されていない無線中継装
置には符号「C」〜「C」がそれぞれ割り付けられ
ている。そして、無線中継装置60Cでは変調器82−
0において、符号「C」に係るPN系列に基づいて変
調信号が生成され、それに対してフィルタ84−0によ
る帯域制限処理がなされるようになっている。この信号
は振幅制御部86−0に供給される。振幅制御部86−
0では、実施の形態1に係る無線中継装置10と同様、
CN比を維持するため、さらに相関値のレベルを一定以
上に維持するため、フィルタ84−0の出力に対してゲ
イン制御を行う。そして、振幅制御部86−0から出力
される重畳信号P(n)は、相関器88−0に供給さ
れるとともに、加算器70に供給されている。相関器8
8−0には、BPF66からの出力も入力されるように
なっている。
【0035】この無線中継システム50では、各無線中
継装置60A〜60C等において、希望波に対して固有
の符号「C」,「C」〜「C」に基づく重畳信号
(n),P(n)〜P(n)が付加されるよう
になっている。そして、無線中継装置60Cの受信アン
テナ54には、中継元である無線中継装置60Aから次
式(4)に示される中継元送信波が受信されることにな
る。
【0036】
【数4】 β(S(n)+P(n)) …(4) また、無線中継装置60B等、中継元である無線中継装
置60A以外の無線中継装置からは、次式(5)に示さ
れる飛び込み波が到来することになる。
【0037】
【数5】 β(S(n−d)+P(n−d)) …(5) さらに、この無線中継装置60Cにおいて、送信アンテ
ナ56から受信アンテナ54に対して、次式(6)に示
される回り込み波も生じることになる。
【0038】
【数6】 β(S(n−d)+P(n−d)) …(6) こうして、BPF66からは、式(4)〜(6)を加算
してなる受信波R(n)が出力されることになる。受信
波R(n)を次式(7)に示す。
【0039】
【数7】 相関器88−0では、この受信波R(n)と重畳信号P
(n)との相関検出が行われる。具体的には、上式
(2)と同様の相関値C(d)が計算され(P
(n’+t)に代えてP (n’+t)が用いられ
る)、そのピーク値を与えるtが遅延時間dとしてキ
ャンセラ78−0に供給されるようになっている。ま
た、C(d)が結合量βとしてキャンセラ78−0
に供給されるようになっている。キャンセラ78−0で
は、この相関器88−0から供給される遅延時間d
び結合量βに基づいて、上式(6)に示される回り込
み波を生成するようになっている。すなわち、後述する
ように加算器68からは希望波S(n)が出力されるよ
うになっており、(なお、結合量βi(i=0〜N)は
結合量βに対する比である。)加算器70では、これに
重畳信号P(n)を加算した信号を生成するようにな
っている。この信号はキャンセラ78−0に入力される
とともに、乗算器72に供給されている。キャンセラ7
8−0では、加算器70の出力を一定時間保持するよう
になっており、実施の形態1と同様にして、遅延時間d
及び結合量βに基づき、回り込み波を生成するよう
になっている。この回り込み信号は、加算器68に対
し、負符号を与えられて供給されている。こうして加算
器68では、受信波R(n)から回り込み波を除去した
信号を出力することができるようになっている。すなわ
ち、無線中継装置60Cでは、自装置に割り当てられた
符号Cを用いた重畳信号P(n)を用い、回り込み
波の推定を行い、それを受信波R(n)から除去してい
る。
【0040】また無線中継装置60Cでは、上述したよ
うに、中継元である無線中継装置60A以外の無線中継
装置から無線中継装置60Cへの飛び込み波の影響を軽
減するための構成を備えている。ここでは、無線中継装
置60Bから無線中継装置60Cへの飛び込み波につい
て説明する。
【0041】無線中継装置60Cでは、変調器82−1
及びフィルタ84−1にて無線中継装置60Bで生成さ
れる重畳信号P(n)を生成するようになっている。
そして、この重畳信号P(n)は振幅制御部86−1
に供給されている。振幅制御部86−1はフィルタ84
−1の出力に対してゲイン制御を行うようになってい
る。具体的には、相関器88−1から出力される相関値
が、相関検出処理が不可能な程に小さくならないよう、
重畳信号P(n)のゲイン制御を行っている。振幅制
御部86−1の出力は相関器88−1に供給されてい
る。相関器88−1には受信波R(n)も入力されてい
る。そして、相関器88−1では両者の相関検出を行
う。ここでも、上式(2)と同様の相関値C(d)が
計算され(P(n’+t)に代えてP (n’+
t)が用いられる)、そのピーク値を与えるtが遅延時
間dとしてキャンセラ78−1に供給されるようにな
っている。また、C(d)が結合量βとしてキャン
セラ78−1に供給されるようになっている。
【0042】キャンセラ78−1には加算器68の出
力、すなわち希望波S(n)が入力されており、これに
より上式(5)に示される飛び込み波が算出されるよう
になっている(i=1)。この飛び込み波は無線中継装
置60Bからの飛び込み波を表しており、キャンセラ7
8−1は、この信号を加算器68に負符号を与えて供給
している。すなわち、加算器68では、受信波R(n)
から無線中継装置60Bからの飛び込み信号を除去した
信号を後段に出力している。ここでは、無線中継装置6
0Bについて説明したが、その他の無線中継装置からの
飛び込み波についても、変調器82−i、フィルタ84
−i、振幅制御部86−i、相関器88−i、及びキャ
ンセラ78−iにより、同様に処理される(i=2〜
N)。
【0043】さらに、無線中継装置60Cでは、無線中
継装置60Aで付加された重畳信号P(n)も除去す
ることができるようになっている。すなわち、無線中継
装置60Cでは、変調器82−X及びフィルタ84−X
により、無線中継装置60Aで生成される重畳信号P
(n)を生成するようになっている。この重畳信号P
(n)は振幅制御部86−Xに供給されている。振幅制
御部86−Xには相関器88−Xから相関値が入力され
るようになっており、振幅制御部86−1等と同様、相
関器88−Xから出力される相関値が制御不能なほど小
さくなることのないよう、重畳信号P(n)のゲイン
制御を行っている。振幅制御部86−Xの出力は、相関
器88−Xに供給されるとともに、キャンセラ90も供
給されている。相関器88−Xでは、重畳信号P
(n)と受信波R(n)との相関を検出する。具体的
には、上記式(2)と同様にして相関値C(t)を算
出し(P (n’+t)に代えてP (n’+t)が
用いられる)、そのピーク値を結合量βとしてキャンセ
ラ90に供給する。またキャンセラ90では、振幅制御
部86−Xから供給される重畳信号P(n)に結合量
βを乗算し、その値を加算器68に負符号を付して供給
する。これにより、加算器68では、受信波R(n)か
らβP(n)を除去することができるようになってい
る。
【0044】以上のようにして、加算器68では受信波
R(n)から、回り込み波、飛び込み波、及び中継元で
の重畳信号P(n)を除去し、希望波S(n)を抽出
することができる。この希望波S(n)には、加算器7
0にて重畳信号P(n)が加算され、それが乗算器7
2により搬送波周波数に周波数変換される。この信号は
BPF74において帯域制限処理され、増幅器76にて
増幅された後、送信アンテナ56から送信される。ここ
では、無線中継装置60Cについて説明したが、無線中
継装置60A,60B等についても同様である。
【0045】この無線中継システム50によれば、各無
線中継装置60A〜60Cにおいて、回り込み波、飛び
込み波、及び中継元での重畳信号P(n)を除去し、
受信波R(n)から好適に希望波S(n)を取り出すこ
とができる。
【0046】なお、以上の説明では、回り込み波、飛び
込み波、及び中継元での重畳信号について、それぞれ直
接波のみを干渉除去の対象としたが、それぞれの遅延波
についても除去対象としてよい。この場合、相関器88
−X,88−0〜88−Nにおいて、相関値の2番目
(あるいはそれ以降)のピークを与えるtを遅延波に係
る遅延時間とし、その2番目のピーク値を結合量とすれ
ばよい。そして、それに基づき、回り込み波、飛び込み
波、及び中継元での重畳信号についての遅延波をキャン
セラ90,78−0〜78−Nで生成し、加算器に負符
号を与えて供給すればよい。こうすれば、マルチパスを
考慮し、さらに好適に希望波S(n)を取り出すことが
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る無線中継装置の
構成を示す図である。
【図2】 変調器の構成例を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態2に係る無線中継システ
ムの全体構成を示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態2に係る無線中継システ
ムに用いられる無線中継装置の構成を示す図である。
【図5】 従来技術に係る無線中継システムの全体構成
を示す図である。
【符号の説明】
10,60A〜60C 無線中継装置、12,82 変
調器、14,84 フィルタ、16,86 振幅制御
部、18,88 相関器、20 回り込みキャンセラ、
22,54 受信アンテナ、24,32,64,72
乗算器、26,34,66,74 バンドパスフィルタ
(BPF)、28,30,68,70 加算器、36,
76 増幅器、38,56 送信アンテナ、40,80
信号源、58 中継器、78,90 キャンセラ、1
02 親局、112 反射物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/40 H04N 5/44 Z 5K072 5/44 5/455 5/455 H04L 11/00 310B 7/08 H04N 7/08 Z 7/081 Fターム(参考) 5C025 AA06 AA15 BA14 BA25 DA01 5C056 FA01 FA05 GA20 HA01 HA04 5C063 AA20 AB03 AB06 AC01 AC05 CA23 CA31 DA07 5K033 AA05 DA17 5K052 AA02 BB00 BB01 DD00 DD04 FF32 GG00 GG19 GG22 GG26 GG53 5K072 AA04 BB03 BB04 BB14 BB25 CC02 CC32 DD15 GG01 GG10 GG14 GG34 GG37 GG39

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信アンテナと、 送信アンテナと、 前記送信アンテナから前記受信アンテナへの回り込み信
    号を推定するための重畳信号を生成する重畳信号生成手
    段と、 前記受信アンテナで受信される受信信号から希望信号を
    抽出する希望信号抽出手段と、 前記希望信号に前記重畳信号を重畳して送信信号を生成
    する送信信号生成手段と、 前記送信信号を前記受信信号と同一又は近接する周波数
    にて前記送信アンテナから送信する信号送信手段と、 前記受信信号と前記重畳信号との相関情報に基づき、前
    記回り込み信号を推定する回り込み信号推定手段と、 を含み、 前記希望信号抽出手段は、前記回り込み信号を前記受信
    信号から除去する手段を含むことを特徴とする無線中継
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の無線中継装置におい
    て、 前記重畳信号はPN系列に基づいて生成されることを特
    徴とする無線中継装置。
  3. 【請求項3】 複数の無線中継装置を含む無線中継シス
    テムであって、 前記無線中継装置は、それぞれ、 受信アンテナと、 送信アンテナと、 自装置に対応する重畳信号を生成する自装置重畳信号生
    成手段と、 前記受信アンテナで受信される受信信号から希望信号を
    抽出する希望信号抽出手段と、 前記希望信号に前記自装置に対応する重畳信号を重畳し
    て送信信号を生成する送信信号生成手段と、 前記送信信号を前記受信信号と同一又は近接する周波数
    にて前記送信アンテナから送信する信号送信手段と、 を含み、 前記無線中継装置のうち少なくとも一つは、 中継元を除く他の無線中継装置に対応する重畳信号を生
    成する他装置重畳信号生成手段と、 前記他の無線中継装置に対応する重畳信号と前記受信信
    号との相関情報に基づき、該他の無線中継装置に設けら
    れた前記送信アンテナから自装置に設けられた前記受信
    アンテナへの飛び込み信号を推定する飛び込み信号推定
    手段と、 をさらに含むとともに、 前記希望信号抽出手段が、前記飛び込み信号を前記受信
    信号から除去する手段を含むことを特徴とする無線中継
    システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の無線中継システムにお
    いて、 前記少なくとも一つの無線中継装置は、 前記自装置に対応する重畳信号と前記受信信号との相関
    情報に基づき、自装置に設けられた前記送信アンテナか
    ら自装置に設けられた前記受信アンテナへの回り込み信
    号を推定する回り込み信号推定手段をさらに含むととも
    に、 前記希望信号抽出手段が、前記回り込み信号を前記受信
    信号から除去する手段をさらに含むことを特徴とする無
    線中継システム。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載の無線中継システ
    ムにおいて、 前記少なくとも一つの無線中継装置は、 中継元の無線中継装置に対応する重畳信号を生成する中
    継元重畳信号生成手段と、 前記中継元の無線中継装置に対応する重畳信号と前記受
    信信号との相関情報に基づき、自装置に設けられた受信
    アンテナで受信される受信信号に含まれる、前記中継元
    の無線中継装置にて希望信号に重畳された重畳信号に係
    る成分を推定する重畳信号成分推定手段と、 をさらに含むとともに、 前記希望信号抽出手段が、前記重畳信号成分を前記受信
    信号から除去する手段をさらに含むことを特徴とする無
    線中継システム。
  6. 【請求項6】 請求項3乃至請求項5のいずれかに記載
    の無線中継システムにおいて、 前記重畳信号はPN系列に基づいて生成されることを特
    徴とする無線中継システム。
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