JP2001185701A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体集積回路装置およびその製造方法Info
- Publication number
- JP2001185701A JP2001185701A JP37012599A JP37012599A JP2001185701A JP 2001185701 A JP2001185701 A JP 2001185701A JP 37012599 A JP37012599 A JP 37012599A JP 37012599 A JP37012599 A JP 37012599A JP 2001185701 A JP2001185701 A JP 2001185701A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- film
- insulating film
- region
- exposure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
のプロセスマージンを向上する。 【解決手段】 半導体基板の主面上のMISFETを形
成後、層間絶縁膜を形成し、この層間絶縁膜上にネガ型
のフォトレジスト膜を形成する。フォトレジスト膜に第
1段階の露光を行い、ワード線の延在方向と同じY方向
に延在する直線パターンからなる位相シフトマスクを用
いて照射領域Fに光を照射する。次に、同じフォトレジ
スト膜に第2段階の露光を行い、活性領域Lの長辺方向
と同じA方向に延在する直線パターンからなる位相シフ
トマスクを用いて照射領域Gに光を照射する。その後、
非照射領域のフォトレジスト膜を除去してマスクを形成
し、異方性エッチングを施してコンタクトホールを形成
する。
Description
置およびその製造技術に関し、特に、DRAM(Dynami
c Random Access Memory)を有する半導体集積回路装置
に適用して有効な技術に関する。
体基板の主面上にマトリクス状に配置された複数のワー
ド線と複数のビット線との交点に配置される。1個のメ
モリセルは、それを選択する1個のMISFET(Metal
Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)
と、このMISFETに直列に接続された1個の情報蓄
積用容量素子(キャパシタ)とで構成される。
を素子分離領域で囲まれた活性領域に形成され、主とし
て、ゲート酸化膜、ワード線と一体に構成されたゲート
電極およびソース、ドレインを構成する一対の半導体領
域で構成される。このMISFETは、通常1つの活性
領域に2個形成され、2つのMISFETの一方のソー
ス・ドレイン(半導体領域)が前記活性領域の中央部で
共有される。ビット線は、前記MISFETの上部に配
置され、共有された前記半導体領域と電気的に接続され
る。キャパシタは、同じく前記MISFETの上部に配
置され、上記ソース、ドレインの他方と電気的に接続さ
れる。
特開平11−26712号公報に開示されている。
AMを高集積化すると、ビット線あるいはキャパシタと
半導体基板とを電気的に接続するための接続部材(プラ
グ)を形成する工程において以下のような問題が生じ
る。
域では、図40(a)に示すように、素子(DRAM選
択用のMISFET)が形成される活性領域401が、
ワード線(MISFETのゲート電極)の方向(y方
向)と垂直な方向(x方向)に形成され、ビット線は活
性領域401と同じ方向(x方向)に形成される。この
とき、キャパシタあるいはビット線に接続するためのコ
ンタクトホール402は、活性領域401の両端部およ
び中央部に形成される。これらコンタクトホール402
は、図示するように、その中心点を結ぶ図形が正方形4
03になる。このように隣接すコンタクトホール402
の間隔が互いに等しいため、隣接するコンタクトホール
402との関係では位相が180度相違するレベンソン
型の位相シフトマスクを用いてフォトリソグラフィの解
像度を向上することが可能である。なお、図40(b)
に示すように、活性領域401がy方向に揃えて形成さ
れた場合でも同様である。
56Mビットあるいは1Gビット以上の集積度を実現す
るDRAMでは、いわゆる1交点セル方式が採用され
る。1交点セルの関する技術は、特に開示されたものは
ないが、本出願人による特願平11−166320号が
ある。1交点セルのDRAMメモリセルのうち、活性領
域404がビット線とは平行には、また、ワード線とは
垂直には形成されず、斜め方向に形成した場合、このよ
うな活性領域404に接続するようにコンタクトホール
405を形成すると、互いに隣接するコンタクトホール
405の中心点を結ぶ図形406は菱形となる。この場
合、近接するコンタクトホール405間に位相シフトの
技術を適用しても、同相のコンタクトホール405が近
接して形成される部分が生じる(矢印間に「近い」と表
示した部分)。このような同相のコンタクトホール40
5が近接した場合、コンタクトホール405間の解像に
不良が生じ、パターンが繋がってしまう、あるいは、パ
ターン形状が変形してしまう可能性がある。特に高集積
化を指向する場合にこの問題は大きい。
ビット線に接続するコンタクトホールパターンとキャパ
シタに接続するコンタクトホールパターンとを別々にマ
スク形成し、露光工程を2回に分ける方法が考え得る。
すなわち、ビット線に接続するコンタクトホールパター
ンを露光し、その後キャパシタに接続するコンタクトホ
ールパターンを露光する。このように一部のコンタクト
ホールパターンについて露光を行うため、パターン間の
間隔が大きくなり、コンタクトホールパターンの変形、
繋がりの問題は回避できる。しかし、露光を2回に分け
ると、両者のパターンが相対的にずれる問題がある。
ホールの形成を簡便に高精度に行える技術を提供するこ
とにある。
ルのコンタクトホール形成のプロセスマージンを向上す
ることにある。
導体集積回路装置の歩留まりを向上することにある。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
は、半導体基板の主面に素子分離領域を形成し、素子分
離領域で規定されA方向に長辺または長径を有する長方
形状または楕円形状その他任意の長辺または長径を有す
る平面パターンの活性領域を複数形成し、半導体基板の
主面上にA方向とは異なるB方向に延在する直線パター
ンからなるストライプパターンのゲート電極を形成し、
ゲート電極を覆う絶縁膜を形成し、絶縁膜上にネガ型の
フォトレジスト膜を塗布し、フォトレジスト膜を第1お
よび第2の段階に分けて露光し、露光における何れの段
階においても光が照射されなかった領域のフォトレジス
ト膜を選択的に除去し、パターニングされたフォトレジ
スト膜の存在下でエッチングを施し、絶縁膜にコンタク
トホールを形成する工程を有し、第1の段階の露光で
は、A方向とは相違するC方向に延在する直線パターン
からなるストライプパターンで露光され、第2の段階の
露光では、C方向とは相違するD方向に延在する直線パ
ターンからなるストライプパターンで露光され、第1お
よび第2の段階の露光では、活性領域の両端部および中
央部が露光されないものである。
では、第1および第2の段階の露光でストライプパター
ンの露光を行うため、位相シフトマスクを用いることが
でき、解像限界を向上できる。また、第2段階の露光パ
ターンは第1段階の露光パターンに対して所定の角度を
なして露光される。この2段階の露光で光照射されない
領域が選択的に除去され、この領域にコンタクトホール
が形成されることとなるが、このコンタクトホールは2
つのストライプパターンにより形成されるため、スルー
ホールパターン間の相対的なズレは生じない。同様の理
由でスルーホールの寸法差も生じない。このため、スル
ーホール加工の精度が向上し、第1段階と第2段階の露
光パターンに対する合わせ精度に対する要求を低くでき
る。この結果、比較的容易にスルーホール加工を行うこ
とができ、加工精度の向上、あるいは加工時のマージン
を向上して半導体集積回路装置の信頼性を向上できる。
に平行でメモリセルアレイを横切る長さのストライプパ
ターンと、活性領域に平行でメモリセルアレイを横切る
長さのストライプパターンとでメモリセルコンタクトを
形成できる。この場合、全ての孔(コンタクトホール)
は活性領域上に形成される。これに対し、2交点セルの
場合、素子分離領域上にも不要な孔が形成される。不要
な孔には接続部材の形成と同時に導電体が形成されるた
め、その存在は、ワード線の寄生容量を増加し、DRA
Mの読み出し、書き込みの速度を低下させる要因とな
る。しかし、本発明を1交点セルに適用する場合には、
このような不具合は生じない。
方法は、半導体基板の主面に素子分離領域を形成し、素
子分離領域で規定されA方向に長辺または長径を有する
長方形状または楕円形状その他任意の長辺または長径を
有する平面パターンの活性領域を形成し、半導体基板の
主面上にA方向とは異なる方向に延在する直線パターン
からなるストライプパターンのゲート電極を形成し、ゲ
ート電極を覆う第1絶縁膜を形成し、第1絶縁膜に対し
てエッチング選択比を有する第2絶縁膜を形成し、第2
絶縁膜上にフォトレジスト膜を塗布し、活性領域の両端
部および中央部上にフォトレジスト膜が残存しないよう
にフォトレジスト膜をストライプ状にパターニングし、
パターニングされたフォトレジスト膜の存在下で第1お
よび第2絶縁膜にエッチングを施し、活性領域の両端部
および中央部のみを露出し、半導体基板の全面に導電膜
を形成し、導電膜を研磨して活性領域の両端部および中
央部上にのみ導電膜を残存させる工程を有するものであ
る。
によれば、前記した発明の第1段階の露光に相当するパ
ターンがゲート電極とその上層に形成されたエッチング
選択比を有する第1絶縁膜のパターンである。前記発明
の第2段階の露光に相当するパターンを本発明ではフォ
トレジスト膜により実現する。このように本発明では、
2つのストライプパターン(ゲート電極パターンとフォ
トレジスト膜パターン)を組み合わせて、前記した発明
と同様のスルーホールを形成できる。
向に平行な方向の直線パターンからなるストライプパタ
ーンであり、第2段階の露光パターンまたは第2絶縁膜
上に形成されたフォトレジスト膜のパターンは、A方向
に平行な方向の直線パターンからなるストライプパター
ン、または、A方向に平行な方向の直線パターンからな
るストライプパターンのゲート電極に対する対称パター
ンとすることができる。
たは活性領域上の導電膜の中心点を結んだ図形の平面形
状は、菱形とすることができる。
のうち、メモリセルアレイ領域の外側の周辺回路領域を
露光するパターンにおいては、メモリセルアレイ内の直
線パターンの数を奇数とし、あるいは、メモリセルアレ
イの端部の未露光領域となる部分に露光領域を設けるこ
とができる。このように、メモリセルアレイ内の直線パ
ターン(露光領域)の数を奇数にすると、レベンソン型
マスクを用いた場合に、メモリセルアレイ領域の端部の
位相を同相にすることができ、周辺回路のパターンを同
時に形成することができる。また、メモリセルアレイの
端部の未露光領域となる部分に露光領域を設けることに
より、不要な孔の形成を防止することができる。
板の主面の素子分離領域と、素子分離領域で規定されA
方向に長辺または長径を有する長方形状または楕円形状
その他任意の長辺または長径を有する平面パターンの活
性領域と、主面上に形成されA方向とは異なるB方向に
延在する直線パターンのゲート電極と、ゲート電極を覆
う絶縁膜と、絶縁膜に形成され活性領域の両端部に接す
る第1接続部材と、絶縁膜に形成され活性領域の中央部
に接する第2接続部材とを有するものであって、第1お
よび第2接続部材が同一の工程で形成されたものであ
り、互いに隣接する第1または第2接続部材の中心点を
結んだ図形の平面形状は、菱形である。
た製造方法により形成でき、高集積化に適した構造を提
供できる。
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一の機能を有する部材には同
一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
の形態(実施の形態1)のDRAMを形成した半導体チ
ップの全体平面図である。図示のように、単結晶シリコ
ンからなる半導体チップ1Aの主面には、Y方向(半導
体チップ1Aの長辺方向)およびX方向(半導体チップ
1Aの短辺方向)に沿って多数のメモリアレイMARY
がマトリクス状に配置されている。Y方向に沿って互い
に隣接するメモリアレイMARYの間にはセンスアンプ
SAが配置されている。半導体チップ1Aの主面の中央
部には、ワードドライバWD、データ線選択回路などの
制御回路や、入出力回路、ボンディングパッドなどが配
置されている。
の製造工程の一例を工程順に示した平面図または断面図
である。図2〜図28において、平面図はDRAMのメ
モリセル領域について示し、周辺回路領域は省略してい
る。断面図は、平面図に図示したA−A線またはB−B
線の断面を示し、各断面図の下部にAAあるいはBBの
何れかを表示して平面図におけるA−A線またはB−B
線の何れの断面であるかを示している。
示すように、半導体基板1の主面に素子分離領域2を形
成し、MISFET素子が形成される活性領域Lを規定
する。
コンからなる半導体基板1を用意し、前記半導体基板1
の主面に素子分離領域2を形成する。ここでは単結晶シ
リコンの半導体基板1を例示するが、表面に単結晶シリ
コン層を有するSOI(Silicon On Insulator)基板、
あるいは、表面に多結晶シリコン膜を有するガラス、セ
ラミックス等の誘電体基板であってもよい。
0nm程度の薄いシリコン酸化膜(図示せず)および膜厚
140nm程度のシリコン窒化膜(図示せず)を半導体基
板1上に堆積し、フォトレジスト膜(図示せず)をマス
クにして、前記シリコン窒化膜およびシリコン酸化膜を
パターニングする。このパターニングされたシリコン窒
化膜をマスクとして半導体基板1をドライエッチング
し、半導体基板1に深さ300〜400nm程度の溝3を
形成する。溝3の内壁に生じたダメージ層を除去するた
めに、薄い(膜厚10nm程度の)シリコン酸化膜4を溝
3の内壁に形成し、たとえばオゾン(O3)とテトラエ
トキシシラン(TEOS)とをソースガスに用いたプラ
ズマCVD法で堆積されたシリコン酸化膜(TEOS酸
化膜、図示せず)を300〜400nm程度の膜厚で堆積
する。このTEOS酸化膜をCMP法により研磨して溝
3以外の領域のTEOS酸化膜を除去し、溝3の内部に
これを残して素子分離領域2を形成する。
図2に示すように、A方向に長辺を有する長方形状であ
る。ここで長方形状という場合、長方形の角部は丸みを
帯びた形状を含む。すなわち図2に示すような角部に丸
みがもつ細長い形状も長方形状に含むものとする。ま
た、ここでは長方形状を例示しているが、楕円形状でも
良い。すなわち、活性領域Lは長辺または長径を有する
平面パターンであればよい。また、活性領域Lは、後に
説明するワード線(ゲート電極)あるいはビット線と直
交あるいは平行には形成されず、各々所定の角度で交差
するように形成される。すなわち、後に説明するように
ワード線はY方向に延在する直線パターンで形成され、
ビット線はX方向に延在する直線パターンで形成される
が、本実施の形態のDRAMメモリセルでは、活性領域
Lの長辺は、X方向あるいはY方向に平行あるいは垂直
な方向ではないA方向に形成される。このような活性領
域Lのパターンは、いわゆる1交点セルのメモリセルで
採用されるパターンである。
シリコン酸化膜およびシリコン窒化膜をたとえば熱リン
酸を用いたウェットエッチングで除去した後、メモリア
レイと周辺回路の一部(nチャネル型MISFETを形
成する領域)にp型不純物、たとえばB(ホウ素)をイ
オン打ち込みしてp型ウエル5を形成する。本工程に前
後して周辺回路領域にp型およびn型ウェルを形成でき
る。また、このイオン打ち込みに続いて、MISFET
のしきい値電圧を調整するための不純物、たとえばBF
2(フッ化ホウ素)をイオン打ち込みする。なお、メモ
リセルを形成する領域(メモリアレイ)の半導体基板1
にn型不純物、たとえばP(リン)をイオン打ち込みし
て深い領域にn型半導体領域を形成してもよい。このn
型半導体領域は、入出力回路などから半導体基板1を通
じてメモリアレイのp型ウエル5にノイズが侵入するの
を防止するために形成される。
(フッ酸)系の洗浄液を使って洗浄した後、図4および
図5に示すように、メモリセル選択用のMISFETQ
sのゲート電極となるワード線WLを形成する。なお、
周辺回路領域では、本工程と同時に周辺回路のMISF
ETのゲート電極が形成される。
化してp型ウエル5の表面に膜厚7nm程度の清浄なゲー
ト酸化膜6を形成し、ゲート電極およびキャップ絶縁
膜、さらに低濃度不純物半導体領域を形成する。
成する。ゲート電極7は、メモリセル選択用MISFE
Tの一部を構成し、活性領域以外の領域ではワード線W
Lとして使用される。このゲート電極7(ワード線W
L)の幅、すなわちゲート長は、メモリセル選択用MI
SFETの短チャネル効果を抑制して、しきい値電圧を
一定値以上に確保できる許容範囲内の最小寸法で構成さ
れる。また、隣接するゲート電極7(ワード線WL)同
士の間隔は、フォトリソグラフィの解像限界で決まる最
小寸法で構成される。なお、周辺回路領域では、この段
階で周辺回路用MISFETのゲート電極が形成され
る。
ばP(リン)などのn型不純物がドープされた膜厚70
nm程度の多結晶シリコン膜を半導体基板1上にCVD法
で堆積し、次いでその上部に膜厚50nm程度のWN(タ
ングステンナイトライド)膜と膜厚100nm程度のW膜
とをスパッタリング法で堆積し、さらにその上部に膜厚
150nm程度のシリコン窒化膜8をCVD法で堆積した
後、フォトレジスト膜をマスクにしてこれらの膜をパタ
ーニングすることにより形成する。パターニングされた
シリコン窒化膜8はキャップ絶縁膜として機能する。W
N膜は、高温熱処理時にW膜と多結晶シリコン膜とが反
応して両者の界面に高抵抗のシリサイド層が形成される
のを防止するバリア層として機能する。バリア層は、W
N膜の他、TiN(チタンナイトライド)膜などを使用
することもできる。
上部にパターニングされたシリコン窒化膜8は、図5に
示すように、直線パターンで形成される。その直線パタ
ーンはY方向に延在して形成される。
などのエッチング液を使って半導体基板1の表面に残っ
たドライエッチング残渣やフォトレジスト残渣などを除
去した後、図6に示すように、p型ウエル5にn型不純
物、たとえばP(リン)をイオン打ち込みしてゲート電
極7の両側のp型ウエル5にn型半導体領域9を形成す
る。これにより、メモリアレイにメモリセル選択用MI
SFETQsが形成される。なお、本工程に前後して周
辺回路領域にもp型あるいはn型の不純物がイオン注入
され、周辺回路のMISFETが形成される。
0〜100nm程度のシリコン窒化膜10を堆積する。シ
リコン窒化膜10は、後に説明する接続孔を開口する際
の過剰なエッチングを防止するためのエッチングストッ
パとして機能する。なお、メモリセル領域のシリコン窒
化膜10をフォトレジスト膜で覆い、周辺回路のシリコ
ン窒化膜10を異方性エッチングすることにより、周辺
回路のゲート電極側壁にサイドウォールスペーサを形成
し、その後、周辺回路領域のn型ウエルおよびp型ウェ
ルに高濃度の半導体領域を形成して周辺回路領域にLD
D(Lightly Doped Drain) 構造を備えたpチャネル型M
ISFETQpおよびnチャネル型MISFETQnが
形成される。
にたとえばSOG(Spin On Glass)膜あるいはTEO
S酸化膜、またはそれらの積層膜からなるシリコン酸化
膜11を堆積した後、このシリコン酸化膜11をCMP
法で研磨してその表面を平坦化する。なお、CMP法で
研磨されたときに生じた前記シリコン酸化膜11の表面
の微細な傷を補修するためにシリコン酸化膜11の上部
に膜厚100nm程度の薄いシリコン酸化膜を堆積しても
良い。
ジスト膜PRを塗布する。フォトレジスト膜PRは、た
とえばスピン塗布法により形成し、プリベークを行って
固化する。フォトレジスト膜PRは、ネガ型のフォトレ
ジスト材料を用いる。
を説明する。図8は、本実施の形態で用いる縮小投影露
光装置の一例を示す概念図である。縮小投影露光装置2
00は、例えば縮小率が1/4、露光光はKrFエキシ
マレーザ(波長λ=0.248μm)、コヒーレンシσ
が0.3以下、好ましくは0.1以下、投影光学レンズ
の開口特性NAが0.68のスキャナである。
aから放射された露光光は、フライアイレンズ200
b、コンデンサレンズ200c,200dおよびミラー
200eを介して位相シフトマスク201に照射され
る。位相シフトマスク201には、場合に応じてペリク
ル203が設けられている。ペリクル203は、位相シ
フトマスク201に異物が付着することに起因するパタ
ーンの転写不良を防止するための部材である。位相シフ
トマスク201に描かれたパターンは、投影レンズ20
0fを介して試料台200g上の半導体ウエハ204
(半導体基板1)の主面上に塗布されたフォトレジスト
膜(PR)に転写される。位相シフトマスク201は、
その平面の中心と投影レンズ200fの光軸との相対的
な平面位置が正確に合わされた状態でマスクステージ2
00h上に載置されている。マスクステージ200h
は、位相シフトマスク201の主面に水平な方向および
垂直な方向に移動可能な状態で設置されている。このマ
スクステージ200hの移動は、マスク位置制御手段2
00iによって制御されている。試料台200gは、Z
ステージ200j上に載置されている。Zステージ20
0jは、投影レンズ200fの光軸方向(図8の上下方
向)に移動可能な状態でXYステージ200k上に設置
されている。XYステージ200kは、半導体ウエハ2
04の主面に水平な方向であって互いに交差するXおよ
びYの方向に移動可能な状態で設置されている。このよ
うなZステージ200jおよびXYステージ200k
は、主制御系200mからの制御命令に応じて、それぞ
れの駆動手段200p、200qによって駆動される。
したがって、半導体ウエハ204を所望の露光位置に移
動させることが可能となっている。その平面位置は、Z
ステージ200jに固定されたミラー200rの位置と
して、レーザ測長器200sによって正確にモニタされ
ている。
位相シフトマスク(レチクル)201の一例を示した平
面図である。本実施の形態では、6チップ分のパターン
が形成された位相シフトマスクを例示する。チップ1に
相当するチップパターン1Pが6チップ分形成されてい
る。
ル部分を拡大して示した平面図である。このパターンに
よりフォトレジスト膜PRに第1段階の露光を行う。こ
の第1段階の露光で用いるパターンは、ワード線WLが
延在する方向と同じY方向に延在する直線パターンがス
トライプ状に形成されたパターンP1である。
シフトマスク201の要部拡大断面図である。位相シフ
トマスク201は、基板201Aにストライプ状のパタ
ーンP1が形成され、光が透過する部分には1つ置きに
位相シフト材料201Sが形成されている。基板201
Aはたとえば石英ガラスからなり、パターンP1はクロ
ム等の金属で構成される。位相シフト材料201Sは、
たとえばシリコン酸化膜(石英)からなり、隣接する透
過部分を透過する光と比較してその位相差が180度に
なるように膜厚が調整されている。
(b)に示すように、基板201Aの厚さを変えて、隣
接する領域の透過光の位相差が180度になるように調
整されたシフタ部201S2を有するようにしても良
い。
した縮小投影露光装置200を用いて、前記フォトレジ
スト膜PRに露光を行う。図12は、Y方向に延在する
パターンP1がどの様に露光されるかを示した平面図で
ある。図12において斜線で示した領域Fが光照射され
た領域である。図12に示すように、この段階(第1段
階)での露光では、ワード線WLパターンの領域に照射
領域Fが重なるように露光する。すなわち、活性領域L
の両端部および中央部に露光されないようにパターンP
1の位置決めを行う。
を用い、位相シフトマスク201を入れ替えて第2段階
の露光を行う。図13は、この段階で用いる位相シフト
マスク201のメモリセル部分を拡大して示した平面図
である。このパターンにより前記フォトレジスト膜PR
に第2段階の露光を行う。この第2段階の露光で用いる
パターンは、ワード線WLの延在方向(Y方向)、ある
いは後に説明するビット線の延在方向(X方向)とも相
違し、活性領域Lの長辺または長径方向と同じA方向に
延在する直線パターンがストライプ状に形成されたパタ
ーンP2である。このパターンP2が形成された位相シ
フトマスク201の断面は、図11と同様である。
がどの様に露光されるかを示した平面図である。図14
において斜線で示した領域Gが光照射された領域であ
る。図14に示すように、この第2段階での露光では、
活性領域Lが形成されていない領域上に照射領域Gが重
なるように露光する。すなわち、活性領域Lの両端部お
よび中央部に露光されないようにパターンP2の位置決
めを行う。
したのが図15である。すなわち、2回の露光で、前記
フォトレジスト膜PRは、図15に示すような露光領域
Hで露光される。この後、適当な薬液を用いてフォトレ
ジスト膜PRを現像し、露光されていない領域を除去す
る。フォトレジスト膜PRとしてネガ型のフォトレジス
ト材料を用いているので、露光領域Hの領域が残るよう
に現像される。さらにポストベークを施してパターニン
グされたフォトレジスト膜PRをマスクとする。
膜PRをマスクにしたドライエッチングで、コンタクト
ホール12を形成する。コンタクトホール12が形成さ
れる平面位置を図17に示す。図17では、コンタクト
ホール12は円形に描かれているが、前記したようにコ
ンタクトホール12を形成するためのマスク(フォトレ
ジスト膜PR)の開口形状は菱形であり、形成されるコ
ンタクトホール12は、実際には楕円形状になる。
9(ソース、ドレイン)の上部のシリコン酸化膜11お
よびシリコン窒化膜10をエッチングすることにより形
成する。このエッチングは、まず、シリコン窒化膜10
に対するシリコン酸化膜11のエッチングレートが大き
くなるような条件の第1段階のエッチングを行って、n
型半導体領域9や素子分離溝3の上部を覆っているシリ
コン窒化膜10が完全には除去されないようにする。続
いて、シリコン酸化膜(ゲート酸化膜6および素子分離
溝3内のシリコン酸化膜)に対するシリコン窒化膜10
のエッチングレートが大きくなるような条件の第2段階
のエッチングを行い、n型半導体領域9の上部のシリコ
ン窒化膜10とゲート酸化膜6とを除去する。このよう
にしてn型半導体領域9や素子分離溝3が深く削れない
ようにする。また、このエッチングは、シリコン窒化膜
10が異方的にエッチングされるような条件で行い、ゲ
ート電極7(ワード線WL)の側壁にシリコン窒化膜1
0が残るようにする。これにより、フォトリソグラフィ
の解像限界以下の微細な径を有するコンタクトホール1
2がゲート電極7(ワード線WL)に対して自己整合で
形成される。コンタクトホール12をゲート電極7(ワ
ード線WL)に対して自己整合で形成するには、あらか
じめシリコン窒化膜10を異方性エッチングしてゲート
電極7(ワード線WL)の側壁にサイドウォールスペー
サを形成しておいてもよい。
後、フッ酸+フッ化アンモニウム混液などのエッチング
液を使って、コンタクトホール12の底部に露出した基
板表面のドライエッチング残渣やフォトレジスト残渣な
どを除去し、図18に示すように、コンタクトホール1
2の内部にプラグ13を形成する。プラグ13は、シリ
コン酸化膜11の上部にn型不純物(たとえばP(リ
ン))をドープした多結晶シリコン膜をCVD法で堆積
した後、この多結晶シリコン膜をCMP法で研磨してコ
ンタクトホール12の内部に残すことにより形成する。
膜11の上部に膜厚200nm程度のシリコン酸化膜14
を堆積し、このシリコン酸化膜14にスルーホール15
を形成する。スルーホール15の形成位置は図20に示
す。その後、スルーホール15内にプラグ16を形成
し、さらにプラグ16に接続されるビット線BLをシリ
コン酸化膜14上に形成する。
14の上部に膜厚50nm程度のTi膜をスパッタリング
法で堆積し、半導体基板1を800℃程度で熱処理す
る。次いで、Ti膜の上部に膜厚50nm程度のTiN膜
をスパッタリング法で堆積し、さらにその上部に膜厚1
50nm程度のW膜を堆積する。その後、CMPを施して
スルーホール15内にのみ前記薄膜が残存するようにシ
リコン酸化膜14上の薄膜を除去する。Ti膜を堆積し
た後、半導体基板1を800℃程度で熱処理することに
より、Ti膜と下地Siとが反応し、プラグ13の表面
に低抵抗のTiSi2(チタンシリサイド)層が形成さ
れる。これにより、コンタクト抵抗を低減することがで
きる。
テン膜を半導体基板1の全面に堆積し、これをフォトリ
ソグラフィとエッチング技術を用いてパターニングす
る。ビット線BLのパターニングは、図21に示すよう
に、X方向に延在する直線パターンで行う。ビット線B
Lは、隣接するビット線BLとの間に形成される寄生容
量をできるだけ低減して情報の読み出し速度および書き
込み速度を向上させるために、その間隔がその幅よりも
長くなるように形成する。
ラグを周辺回路領域のコンタクトホール内に形成でき
る。また、ビット線BLと同時に同様な第1層配線を周
辺回路領域に形成できる。
を覆う絶縁膜17を形成し、絶縁膜17にスルーホール
18を形成する。
いはTEOS酸化膜、あるいはこれらの積層膜を用い
る。また、絶縁膜17の表面はCMP法を用いて研磨
し、平坦化する。CMPを施した後に、表面の損傷を回
復するために100nm程度の膜厚のTEOS酸化膜を
形成しても良い。また、絶縁膜17上にシリコン窒化膜
を形成しても良い。
にたとえば多結晶シリコン膜等からなるハードマスク1
9を形成し、図24に示すような所定の位置(スルーホ
ール18が形成される位置)に開口が形成されるように
パターニングする。その後、開口側壁に同様の材料から
なるサイドウォールスペーサ20を形成する。このよう
にサイドウォールスペーサ20を形成することにより、
フォトリソグラフィの解像限界以下の開口寸法でスルー
ホール18を形成できる。その後、ハードマスク19お
よびサイドウォールスペーサ20をマスクとして絶縁膜
17に異方性エッチング(ドライエッチング)を施し、
スルーホール18を形成する。
ッチング液を使って、スルーホール18の底部に露出し
たプラグ13の表面のドライエッチング残渣やフォトレ
ジスト残渣などを除去する。
18の内部にプラグ21を形成する。プラグ21は、多
結晶シリコンからなる。プラグ21は、絶縁膜17の上
部に、たとえば多結晶シリコン膜をCVD法により堆積
し、これをエッチバックしてスルーホール18の内部に
残すことにより形成する。エッチバック法をCMP法に
代えてもよい。なお、このエッチバックあるいはCMP
法による研磨の際にハードマスク19およびサイドウォ
ールスペーサ20も除去される。
サイド(RuSi)膜22を形成する。ルテニウムシリ
サイド22の形成は以下のように行える。前記エッチバ
ックの際にある程度過剰にエッチングを施すことによ
り、スルーホール18上部のプラグ21を過剰にエッチ
ングし、あるいは、CMP法による研磨後、プラグ21
にエッチバックを施して、スルーホール18上部に凹部
を形成する。その後スパッタ法あるいはCVD法によ
り、前記凹部を埋め込むようにルテニウムシリサイド膜
を堆積し、エッチバック法あるいはCMP法により凹部
以外のルテニウムシリサイド膜を除去して凹部にのみル
テニウムシリサイド22を残存させる。
板1の全面にルテニウム膜を堆積し、半導体基板1に熱
処理を施してプラグ21とルテニウム膜とが接している
部分にシリサイド反応を生じさせ、プラグ21の上部に
ルテニウムシリサイド22を形成してもよい。未反応の
ルテニウム膜はたとえばウェットエッチング等により選
択的に除去する。
よびルテニウムシリサイド22が形成された絶縁膜17
上に、絶縁膜24を形成し、パターニングされたハード
マスク25をマスクとして孔26を形成する。絶縁膜2
4はたとえばCVD法により堆積したシリコン酸化膜と
する。絶縁膜24の下部領域にシリコン窒化膜を設けて
も良い。シリコン窒化膜は、孔26の加工の際のエッチ
ングストッパとして機能できる。絶縁膜24は、キャパ
シタ下部電極の加工のために形成されるものであり、そ
の膜厚は、必要な容量値が確保できる下部電極表面積
(電極面積)から逆算して求められる。下部電極に要求
される電極面積は、キャパシタに許容される占有面積、
あるいはキャパシタ絶縁膜の膜厚および誘電率に左右さ
れる。
トレジスト膜をマスクとするエッチングにより行う。ハ
ードマスク25のパターニングは、図26に示すような
平面パターンで行う。
ッチング法を用いる。絶縁膜24の底部にシリコン窒化
膜が形成されている場合には、シリコン酸化膜のエッチ
ング速度が高く、シリコン窒化膜のエッチング速度が小
さい選択的なエッチング条件で第1のエッチングを行な
い、次にシリコン窒化膜がエッチングされやすい条件で
第2のエッチングを行う。第1にエッチングの際、シリ
コン窒化膜はエッチングされ難いのでエッチングストッ
パとして機能する。このような2段階のエッチングを用
いることにより、シリコン窒化膜(絶縁膜24)の下地
である絶縁膜17の過剰なエッチングを防止できる。こ
れによりプラグ21の上部のルテニウムシリサイド22
の表面が露出する。
にルテニウム膜をCVD法により形成する。膜厚はたと
えば20nmとする。CVD法によりルテニウム膜28
を形成するため、孔26の側壁にも十分な膜厚のルテニ
ウム膜が形成される。その後孔26を埋め込むように絶
縁膜を形成し、たとえばエッチバック法を用いて孔26
以外のルテニウム膜を除去して下部電極32を形成する
(図27)。このときハードマスク25も同時に除去で
きる。なお、エッチバック法に代えてCMP法を用いる
こともできる。さらに孔26内に埋め込んで形成した絶
縁膜をたとえばウエットエッチング法を用いて除去す
る。
縁膜33を形成する。キャパシタ絶縁膜33は多結晶酸
化タンタル膜とする。キャパシタ絶縁膜33の形成は、
以下の通りである。すなわち、半導体基板1の全面に膜
厚10〜15nm程度の酸化タンタル膜を堆積する。酸化
タンタル膜の堆積は、たとえばペンタエトキシタンタル
(Ta(OC2H5)5)を原料ガスに、酸素(O2)を酸
化剤に用い、処理温度をたとえば440℃、処理圧力を
たとえば65Paとする熱CVD法により行える。この
ように、酸化タンタル膜を熱CVD法により堆積するこ
とにより、ステップカバレッジに優れたものとすること
ができる。
アモルファス薄膜である。また、酸化タンタル膜には原
料から混入する炭素が不純物として多量に含まれてお
り、そのままではキャパシタ絶縁膜として安定的な特性
を確保できず、実用には耐えない。安定性を確保するた
めには、酸化タンタル膜の熱処理が必要である。酸化タ
ンタル膜を熱処理することにより結晶化酸化タンタル膜
が形成される。この熱処理により酸化タンタル膜の結晶
化と酸素欠陥の補充が行われる。
度500〜700℃の条件で酸化タンタル膜の結晶化熱
処理を行う。その後、酸化性雰囲気における処理温度5
00〜700℃の条件で結晶化膜の改質熱処理を行う。
このように結晶化熱処理を先に行い、後に改質熱処理を
行うことで、下部に位置するプラグ21、ルテニウムシ
リサイド22およびバリア膜27、27’の酸化の恐れ
をより小さくすることができる。なお、結晶化熱処理は
酸化性雰囲気で行っても良い。
する。上部電極34は、たとえばルテニウム膜とするこ
とができる。上部電極34は、微細な孔26を埋め込む
必要があるためCVD法で形成する。なお、キャパシタ
絶縁膜に酸化タンタル膜を用いる場合には上部電極34
の材料として窒化チタン膜を用いることができる。ま
た、上部電極34には、ルテニウムの他に窒化チタン、
タングステン等を積層した積層膜を適用することもでき
る。このようにしてDRAMメモリセルのキャパシタが
形成される。
し、さらに第2層配線等上層配線を形成できるが、詳細
な説明は省略する。
いはキャパシタに接続するためのコンタクトホール12
の形成を、2段階の露光工程により露光されたフォトレ
ジスト膜PRを用いて行う。フォトレジスト膜PRのパ
ターニングの精度は、2段階の露光を行うため高い精度
に維持できる。すなわち、本実施の形態では、第1段
階、第2段階のいずれの露光工程でも、ストライプライ
ンの露光パターン(マスク)を用いる。このため、位相
シフトマスクの特性をほぼ完全な状態で適用でき、高精
細なエッチングマスクを形成して、加工精度を向上でき
る。また、本実施の形態では、2段階の露光を用いてい
るにも関わらず、コンタクトホール12の形成位置の相
対的なズレを生じない。つまり、互いに延在方向の相違
するストライプパターンを重ねて、このパターンの非露
光部に開口を形成するようにしたため、多少のマスク位
置あわせにズレを生じても、相対的な位置関係は一定に
保たれる。同時に、コンタクトホール12の形状も均一
化され、コンタクトホール12間の繋がりや開口形状の
変形を防止して、素子の信頼性を向上できる。さらに、
加工マージンが向上するので、加工が容易になり、スル
ープットの向上あるいは歩留まりの向上にも寄与でき
る。
るパターンP1とA方向に延在するパターンP2とを別
々の位相シフトマスク201に形成し、第1段階の露光
と第2段階の露光とを位相シフトマスク201を入れ替
えて実行したが、第1段階の露光と第2段階の露光を位
相シフトマスク201を入れ替えずに行うことができ
る。すなわち図29(a)に示すように、位相シフトマ
スク201の半分(チップパターン1P1〜1P3)に
ついてはそのメモリセル領域のパターンを図29(b)
に示すようにY方向に延在する直線パターンP1とし、
位相シフトマスク201の他の半分(チップパターン1
P4〜1P6)についてはそのメモリセル領域のパター
ンを図29(c)に示すようにA方向に延在する直線パ
ターンP2とすることができる。このような位相シフト
マスク201を用いてフォトレジスト膜PRを露光する
と、第1の段階の露光と第2の段階の露光の2段階の露
光をマスクを入れ替えることなく行えるので、マスク設
置の際の設置精度を考慮する必要がなく、加工精度を向
上できる。
する直線パターンP2を例示したが、図30に示すよう
な直線パターンP3に代えることができる。直線パター
ンP3は、パターンP2をワード線WLの延在方向軸
(Y軸)に対して対称変換したパターンである。図31
に示すように、直線パターンP1でフォトレジスト膜P
Rを露光した後、図30のパターンP3を露光すると、
活性領域Lの両端部および中央部に未露光の領域が残
る。このようにして露光されたフォトレジスト膜PR
は、前記実施の形態と同様にコンタクトホール12の形
成に適用できる。この場合にあっても、前記実施の形態
と同様にパターンP1、P3間の位置あわせにマージン
が許容される。つまり、パターンP1とパターンP3と
が若干ずれて形成されてもコンタクトホール12の相対
的な位置にズレは生じず、コンタクトホール12の開口
形状の変形、コンタクトホール12間のパターンの繋が
りが発生しない。
された活性領域LがA方向にずれて配置された例を説明
したが、図32、図33に示すように、活性領域LがY
方向に揃って配置された場合にも適用できる。図32
は、パターンP1とパターンP2とを適応してコンタク
トホールを形成する例であり、図33は、パターンP1
とパターンP3とを適用してコンタクトホールを形成す
る例である。
明の他の実施の形態(実施の形態2)のDRAMの製造
工程の一例を工程順に示した平面図または断面図であ
る。本実施の形態の製造方法は、実施の形態1における
図7の工程までは実施の形態1と同様である。よってこ
の部分の詳細な説明は省略する。
を形成した後、実施の形態1と同様な縮小投影露光装置
200および位相シフトマスク201を用いて露光を行
う。ただし、本実施の形態で用いるフォトレジスト材料
はネガ型に限らず、ポジ型でも良い。また、本工程で用
いる位相シフトマスク201のメモリセル領域のパター
ンは、図34に示すように、A方向に延在する直線パタ
ーンP2である。本実施の形態の直線パターンP2は、
実施の形態1の直線パターンP2と同様である。ただ
し、用いるレジスト材料がポジ型の場合は、本実施の形
態のパターンの明暗が逆に形成されることは言うまでも
ない。
トレジスト膜PRを現像する。このようにしてパターニ
ングされたフォトレジスト膜PRの平面形状は、図34
に示すように、直線パターンであり、活性領域L上が除
去された状態で形成される。図35は、この段階の断面
図である。
て、シリコン酸化膜11およびシリコン窒化膜10に異
方性エッチングを施す(図36)。このエッチングで
は、フォトレジスト膜PRに加えて、ゲート電極(ワー
ド線WL)上のキャップ絶縁膜8もマスクとして作用す
る。すなわち、このエッチングの際に、第1段階のエッ
チングとして、シリコン酸化膜がエッチングされるが、
シリコン窒化膜がエッチングされない条件でエッチング
を行う。その後、第2のエッチングとしてシリコン窒化
膜がエッチングされる条件でエッチングを行う。この結
果、ワード線WL上にキャップ絶縁膜8が残存され、ワ
ード線WLの側壁にはシリコン窒化膜10が残存される
とともに、活性領域Lの中央部および両端部が露出す
る。
導体基板1の全面に、たとえば多結晶シリコン膜からな
る導電膜40を形成する。多結晶シリコン膜にはあらか
じめ不純物を導入してその導電率を高める。
CMP法を施して、導電膜40を研磨する。この研磨
は、キャップ絶縁膜8の表面が露出するまで行う。これ
により、ゲート電極(ワード線WL)とその上層のキャ
ップ絶縁膜8により導電膜40が分断されて、活性領域
Lの中央部および両端部の上部にプラグ41が形成され
る。このプラグ41は、実施の形態1のプラグ13と同
様に機能する。この後の工程は実施の形態1と同様であ
る。
を用いた1回の露光と、CMP法による研磨を用いて、
高い精度でプラグ41が形成できる。すなわち、本実施
の形態の露光工程では、実施の形態1と同様に直線パタ
ーンを用いているので、位相シフトマスクを有効に利用
して高精度な加工が実現できる。また、パターンP2の
位置合わせはゲート電極(ワード線WL)に対して行わ
れるが、この位置決め精度は実施の形態1のパターンP
1とパターンP2の場合と同様に高い精度が要求される
わけではない。この結果、加工マージンを向上して信頼
性、歩留まりの向上を図れる。また、露光工程が1度で
良いため工程が簡略化できる。
2を、図39に示すように、パターンP3に変えても良
い。
33に示すような活性領域LがY方向に揃って配置され
た場合にも適用できることは言うまでもない。
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでも
ない。
トホール12を形成する際のエッチングマスクにフォト
レジスト膜PRを用いたが、ハードマスクを用いても良
い。
いて説明したが、DRAMを有するシステムLSI等他
の半導体集積回路装置に適用してもよい。
路領域も同時に露光する場合には、図42に示すよう
に、メモリセル領域内の直線パターンの数は奇数(図4
2の場合5本)にすることができる。このように直線パ
ターンの数を奇数にすることにより、位相シフトマスク
を用いて周辺回路領域も同時に露光できる。つまり、ス
トライプ42の場合には、位相シフトなしの領域P11
と、位相シフト領域P12を整合させることができる。
その他の位相シフトマスクについても同様である。
セルアレイ領域の端部に、図43に示すように、露光領
域P22を拡張し、もしくは、新たに領域P22を露光
してもよい。このように領域P22を露光することによ
り、図44に示すように、メモリセルアレイ領域の周辺
部に未露光部を残さず、不要な孔(コンタクトホール)
の形成を防止して、ワード線の浮遊容量の増加を防止で
きる。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下のとおりである。
成を簡便に高精度に行える。
ール形成のプロセスマージンを向上できる。
の歩留まりを向上できる。
AMを形成した半導体チップの全体平面図である。
程順に示した平面図である。
程順に示した断面図である。
程順に示した断面図である。
程順に示した平面図である。
程順に示した断面図である。
程順に示した断面図である。
装置を示した概略図である。
スクを示した平面図である。
マスクのメモリセル部分を拡大して示した平面図であ
る。
マスクの要部拡大断面図である。
工程順に示した平面図である。
マスクのメモリセル部分を拡大して示した平面図であ
る。
工程順に示した平面図である。
工程順に示した平面図である。
工程順に示した断面図である。
工程順に示した平面図である。
工程順に示した断面図である。
工程順に示した断面図である。
工程順に示した平面図である。
工程順に示した平面図である。
工程順に示した断面図である。
工程順に示した断面図である。
工程順に示した平面図である。
工程順に示した断面図である。
工程順に示した平面図である。
工程順に示した断面図である。
工程順に示した断面図である。
相シフトマスクの他の例を示した平面図であり、(b)
および(c)はメモリセル部分を拡大して示した平面図
である。
マスクのメモリセル部分の他の例を拡大して示した平面
図である。
を示した断面図である。
他の例を示した平面図である。
を示した断面図である。
DRAMの製造工程の一例を工程順に示した平面図であ
る。
工程順に示した断面図である。
工程順に示した断面図である。
工程順に示した断面図である。
工程順に示した断面図である。
を示した平面図である。
概念図である。
ある。
る。
る。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 (a)半導体基板の主面に素子分離領域
を形成し、前記素子分離領域で規定され、A方向に長辺
または長径を有する長方形状または楕円形状その他任意
の長辺または長径を有する平面パターンの活性領域を複
数形成する工程と、 (b)前記半導体基板の主面上に前記A方向とは異なる
B方向に延在する直線パターンからなるストライプパタ
ーンのゲート電極を形成する工程と、 (c)前記ゲート電極を覆う絶縁膜を形成する工程と、 (d)前記絶縁膜上にネガ型のフォトレジスト膜を塗布
し、前記フォトレジスト膜を第1および第2の段階に分
けて露光する工程と、 (e)前記露光における何れの段階においても光が照射
されなかった領域のフォトレジスト膜を選択的に除去す
る工程と、 (f)パターニングされた前記フォトレジスト膜の存在
下でエッチングを施し、前記絶縁膜にコンタクトホール
を形成する工程と、を有し、 前記第1の段階の露光では、前記A方向とは相違するC
方向に延在する直線パターンからなるストライプパター
ンで露光され、 前記第2の段階の露光では、前記C方向とは相違するD
方向に延在する直線パターンからなるストライプパター
ンで露光され、 前記第1および第2の段階の露光では、前記活性領域の
両端部および中央部が露光されないことを特徴とする半
導体集積回路装置の製造方法。 - 【請求項2】 (a)半導体基板の主面に素子分離領域
を形成し、前記素子分離領域で規定され、A方向に長辺
または長径を有する長方形状または楕円形状その他任意
の長辺または長径を有する平面パターンの活性領域を形
成する工程と、 (b)前記半導体基板の主面上に前記A方向とは異なる
方向に延在する直線パターンからなるストライプパター
ンのゲート電極を形成する工程と、 (c)前記ゲート電極を覆う第1絶縁膜を形成し、前記
第1絶縁膜に対してエッチング選択比を有する第2絶縁
膜を形成する工程と、 (d)前記第2絶縁膜上にフォトレジスト膜を塗布し、
前記活性領域の両端部および中央部上に前記フォトレジ
スト膜が残存しないように前記フォトレジスト膜をスト
ライプ状にパターニングする工程と、 (e)パターニングされた前記フォトレジスト膜の存在
下で前記第1および第2絶縁膜にエッチングを施し、前
記活性領域の両端部および中央部のみを露出する工程
と、 (f)前記半導体基板の全面に導電膜を形成する工程
と、 (g)前記導電膜を研磨して、前記活性領域の両端部お
よび中央部上にのみ前記導電膜を残存させる工程と、 を有することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
法。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の半導体集積回路
装置の製造方法であって、 前記第1の段階の露光パターンは、前記B方向に平行な
方向の直線パターンからなるストライプパターンであ
り、 前記第2段階の露光パターン、または、前記第2絶縁膜
上に形成されたフォトレジスト膜のパターンは、前記A
方向に平行な方向の直線パターンからなるストライプパ
ターン、または、前記A方向に平行な方向の直線パター
ンからなるストライプパターンの前記ゲート電極に対す
る対称パターンであることを特徴とする半導体集積回路
装置の製造方法。 - 【請求項4】 請求項1〜3の何れか一項に記載の半導
体集積回路装置の製造方法であって、 互いに隣接する前記コンタクトホールまたは前記活性領
域上の導電膜の中心点を結んだ図形の平面形状は、菱形
であることを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
法。 - 【請求項5】 請求項1〜4の何れか一項に記載の半導
体集積回路装置の製造方法であって、 前記第1または第2段階の露光パターンのうち、メモリ
セルアレイ領域の外側の周辺回路領域を露光するパター
ンにおいては、 前記メモリセルアレイ内の前記直線パターンの数が奇数
である第1の構成、 前記メモリセルアレイの端部の未露光領域となる部分に
露光領域を設ける第2の構成、 の何れかの構成を有することを特徴とする半導体集積回
路装置の製造方法。 - 【請求項6】 半導体基板の主面の素子分離領域と、前
記素子分離領域で規定されA方向に長辺または長径を有
する長方形状または楕円形状その他任意の長辺または長
径を有する平面パターンの活性領域と、前記主面上に形
成され前記A方向とは異なるB方向に延在する直線パタ
ーンのゲート電極と、前記ゲート電極を覆う絶縁膜と、
前記絶縁膜に形成され前記活性領域の両端部に接する第
1接続部材と、前記絶縁膜に形成され前記活性領域の中
央部に接する第2接続部材とを有する半導体集積回路装
置であって、 前記第1および第2接続部材が同一の工程で形成された
ものであり、互いに隣接する前記第1または第2接続部
材の中心点を結んだ図形の平面形状は、菱形であること
を特徴とする半導体集積回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37012599A JP3902369B2 (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 半導体集積回路装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37012599A JP3902369B2 (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 半導体集積回路装置の製造方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001185701A true JP2001185701A (ja) | 2001-07-06 |
JP2001185701A5 JP2001185701A5 (ja) | 2005-03-17 |
JP3902369B2 JP3902369B2 (ja) | 2007-04-04 |
Family
ID=18496135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37012599A Expired - Fee Related JP3902369B2 (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 半導体集積回路装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3902369B2 (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005123243A (ja) * | 2003-10-14 | 2005-05-12 | Renesas Technology Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
JP2007287794A (ja) * | 2006-04-13 | 2007-11-01 | Elpida Memory Inc | 半導体記憶装置 |
US7323746B2 (en) | 2004-09-14 | 2008-01-29 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Recess gate-type semiconductor device and method of manufacturing the same |
JP2008187178A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-14 | Samsung Electronics Co Ltd | 半導体素子及びその製造方法 |
KR100893711B1 (ko) * | 2002-09-30 | 2009-04-20 | 후지쯔 마이크로일렉트로닉스 가부시키가이샤 | 반도체 기억 장치 |
US7531449B2 (en) | 2006-11-10 | 2009-05-12 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of forming fine patterns using double patterning process |
US7682778B2 (en) | 2005-04-01 | 2010-03-23 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Methods of forming contact plugs in semiconductor devices |
JP2010267987A (ja) * | 2010-07-12 | 2010-11-25 | Renesas Electronics Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
US8115916B2 (en) | 2008-04-09 | 2012-02-14 | Nikon Corporation | Surface inspecting method and surface inspecting apparatus |
KR102062676B1 (ko) | 2012-12-06 | 2020-01-06 | 삼성전자주식회사 | 반도체 소자의 미세 패턴 형성 방법 |
CN110931485A (zh) * | 2018-09-20 | 2020-03-27 | 长鑫存储技术有限公司 | 半导体存储器电容连接线结构及制备方法 |
CN111833947A (zh) * | 2019-04-17 | 2020-10-27 | 铠侠股份有限公司 | 半导体存储装置 |
CN113380803A (zh) * | 2020-02-25 | 2021-09-10 | 南亚科技股份有限公司 | 存储器结构 |
CN110931485B (zh) * | 2018-09-20 | 2024-06-07 | 长鑫存储技术有限公司 | 半导体存储器电容连接线结构及制备方法 |
-
1999
- 1999-12-27 JP JP37012599A patent/JP3902369B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100893711B1 (ko) * | 2002-09-30 | 2009-04-20 | 후지쯔 마이크로일렉트로닉스 가부시키가이샤 | 반도체 기억 장치 |
US8129770B2 (en) | 2003-10-14 | 2012-03-06 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor device and manufacturing method thereof |
US7674673B2 (en) | 2003-10-14 | 2010-03-09 | Renesas Technology Corp. | Semiconductor device and manufacturing method thereof |
JP4627977B2 (ja) * | 2003-10-14 | 2011-02-09 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置 |
JP2005123243A (ja) * | 2003-10-14 | 2005-05-12 | Renesas Technology Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
US7323746B2 (en) | 2004-09-14 | 2008-01-29 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Recess gate-type semiconductor device and method of manufacturing the same |
US7682778B2 (en) | 2005-04-01 | 2010-03-23 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Methods of forming contact plugs in semiconductor devices |
JP2007287794A (ja) * | 2006-04-13 | 2007-11-01 | Elpida Memory Inc | 半導体記憶装置 |
USRE47240E1 (en) | 2006-04-13 | 2019-02-12 | Ps4 Luxco S.A.R.L. | Semiconductor storage device |
US7531449B2 (en) | 2006-11-10 | 2009-05-12 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of forming fine patterns using double patterning process |
JP2008187178A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-14 | Samsung Electronics Co Ltd | 半導体素子及びその製造方法 |
US8115916B2 (en) | 2008-04-09 | 2012-02-14 | Nikon Corporation | Surface inspecting method and surface inspecting apparatus |
JP2010267987A (ja) * | 2010-07-12 | 2010-11-25 | Renesas Electronics Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
KR102062676B1 (ko) | 2012-12-06 | 2020-01-06 | 삼성전자주식회사 | 반도체 소자의 미세 패턴 형성 방법 |
CN110931485A (zh) * | 2018-09-20 | 2020-03-27 | 长鑫存储技术有限公司 | 半导体存储器电容连接线结构及制备方法 |
CN110931485B (zh) * | 2018-09-20 | 2024-06-07 | 长鑫存储技术有限公司 | 半导体存储器电容连接线结构及制备方法 |
CN111833947A (zh) * | 2019-04-17 | 2020-10-27 | 铠侠股份有限公司 | 半导体存储装置 |
CN111833947B (zh) * | 2019-04-17 | 2024-03-12 | 铠侠股份有限公司 | 半导体存储装置 |
CN113380803A (zh) * | 2020-02-25 | 2021-09-10 | 南亚科技股份有限公司 | 存储器结构 |
CN113380803B (zh) * | 2020-02-25 | 2023-04-18 | 南亚科技股份有限公司 | 存储器结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3902369B2 (ja) | 2007-04-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7190031B2 (en) | Semiconductor memory device and a method of manufacturing the same, a method of manufacturing a vertical MISFET and a vertical MISFET, and a method of manufacturing a semiconductor device and a semiconductor device | |
US7026679B2 (en) | Semiconductor integrated circuit device and the process of manufacturing the same having poly-silicon plug, wiring trenches and bit lines formed in the wiring trenches having a width finer than a predetermined size | |
US8652895B2 (en) | Semiconductor memory device and a method of manufacturing the same | |
US8222159B2 (en) | Manufacturing method of semiconductor device | |
US7985678B2 (en) | Method of manufacturing a semiconductor integrated circuit device | |
JP3902369B2 (ja) | 半導体集積回路装置の製造方法 | |
JP3344485B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP4729609B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH1126719A (ja) | 半導体集積回路装置の製造方法 | |
JPH0955479A (ja) | 半導体集積回路装置の製造方法および半導体集積回路装置 | |
KR20010110186A (ko) | 반도체장치들의 제조방법 | |
JPH11186522A (ja) | 半導体集積回路装置およびその製造方法 | |
JPH1117146A (ja) | 半導体集積回路装置の製造方法 | |
JPH10341008A (ja) | 半導体集積回路装置およびその製造方法 | |
JP2005260258A (ja) | 半導体集積回路装置の製造方法 | |
KR20020017803A (ko) | 반도체장치의 제조방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040330 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040422 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050812 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060516 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060713 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20060725 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060927 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061120 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061213 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061228 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110112 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110112 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120112 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120112 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130112 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130112 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140112 Year of fee payment: 7 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |