JP2001185094A - 蓄電池の製造法 - Google Patents

蓄電池の製造法

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JP2001185094A
JP2001185094A JP37386699A JP37386699A JP2001185094A JP 2001185094 A JP2001185094 A JP 2001185094A JP 37386699 A JP37386699 A JP 37386699A JP 37386699 A JP37386699 A JP 37386699A JP 2001185094 A JP2001185094 A JP 2001185094A
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JP
Japan
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battery
sealing portion
battery case
polarity
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JP37386699A
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Takashi Nakajima
孝 中嶋
Isao Imon
勲 井門
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリプロピレン樹脂等の熱溶着が可能な電槽
と蓋とを使用する蓄電池において、誤った嵌合がない蓄
電池の製造法を提供することを課題とする。 【解決手段】 極板群2を電槽1に収納した後に、その
極板群2の収納方向を示す収納方向マーク3を電槽1の
所定位置に設け、蓋7には正極端子封口部9または負極
端子封口部10の極性に関連付けた極性マーク8を付け
て、極板群2の収納方向にしたがった位置に蓋7を嵌合
することによって電槽1と蓋7とを正しく嵌合させる蓄
電池の製造法とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蓄電池に関するもの
で、特にポリプロピレン樹脂製で蓋と電槽とを熱溶着で
き、かつ端子部を接着剤封口する密閉型蓄電池に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】鉛蓄電池の製造においては、合成樹脂製
の電槽の中に、正極板・負極板・セパレータ・極柱で構
成される極板群を挿入し、合成樹脂製蓋を前記電槽に嵌
合して両者を接合させる。蓋を嵌合する時、正極と負極
の方向は極板群の挿入向きによりすでに決まっているた
め、この極性の方向を確認して蓋を嵌合する必要があ
る。また、蓋の端子封口部の形成位置が蓋の対角中心に
対して点対称で形成されている場合には、蓋の嵌合方向
を誤っても嵌合がされてしまう。このような場合には蓋
の極性表示と実際の極板の極性が一致しないため、以降
の化成充電工程で逆充電してしまうことになり、このよ
うな電池は所定の特性が発揮できない。したがって、蓋
を電槽に嵌合する時に、嵌合方向に誤りがあれば嵌合で
きない構造にすることで誤嵌合防止を図ろうと種々の方
法が取られてきた。
【0003】その一例として図4に示したように凸状リ
ブ19を蓋20に設け、極板群21の極性方向と蓋20
との極性方向とが一致しない場合には凸状リブ19が極
板群21の棚部22と干渉するように構成する方法があ
る。この方法によれば蓋20の極性方向を誤って電槽2
3に嵌合しようとしても、凸状リブ19が棚部22に当
たって嵌合することができない。
【0004】このような構成を電槽と蓋とが接着剤で接
合される電池に適用する場合には全く問題はないが、電
槽と蓋とが熱溶着で接合される電池に適用した場合に問
題がある。特に電池が大形になる場合、熱溶着時に電槽
と蓋を加熱する熱溶着板も大形のものとなり、大形の熱
溶着板は放射熱も大きく、蓋20に設けた逆挿入防止用
の凸状リブ19を軟化させてしまうことがあった。この
ような場合には図5に示したように、電槽23と蓋20
とが誤った方向に嵌合しても熱溶着板からの放射熱によ
り軟化した凸状リブ19は棚部22と干渉して容易に変
形するために、蓋20の誤った方向の嵌合を防止できな
いという問題を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の課題を解決するものであり、ポリプロピレン樹脂製
等の電槽と蓋を使用する蓄電池において、電槽と蓋との
誤った嵌合を皆無にできる蓄電池の製造法を提供するこ
とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明の請求項1記載に係る発明は、ポリプロ
ピレン樹脂等の熱溶着性を有する合成樹脂からなる電槽
と蓋とが熱溶着により接合される蓄電池の製造法におい
て、極板群を電槽に収納した後に極板群の収納方向に関
連付けて電槽の所定位置に形成した収納方向マークと、
端子封口部の極性に関連付けて蓋の所定位置に形成した
極性マークとが所定位置に存在することを検知してから
電槽と蓋との熱溶着を行うこととした。
【0007】また、本発明の請求項2記載に係る発明は
請求項1の構成を有する蓄電池の製造法において、蓋に
設けた端子封口部を火炎処理した後に極性マークを前記
蓋に形成し、電槽と蓋とを熱溶着し、端子封口部に接着
剤を充填して端子部と蓋とを封口することとした。
【0008】また、本発明の請求項3記載に係る発明は
請求項1または請求項2の構成を有する蓄電池の製造法
において、正極端子封口部,負極端子封口部は蓋の天面
に対して相互に点対称の位置に形成し、端子封口部と極
板群に備えた端子部とが異なる方向に嵌合できることと
した。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0010】(第1の実施の形態)図1に示したよう
に、ポリプロピレン樹脂製の電槽1に極板群2が挿入さ
れる。その後に電槽1の所定位置に極板群2の収納方向
を作業者に認識させるための収納方向マーク3が形成さ
れる。この収納方向マーク3は極板群2の挿入方向と関
連付けられた位置に形成される。例えば図1の場合では
負極端子4に対応する電槽短側面5の下部中央に形成さ
れている。この例では負極端子4に対応させて収納方向
マーク3を形成しているが、正極端子6に対応させても
何ら不都合はない。次にポリプロピレン樹脂製の蓋7の
所定位置に作業者に極性を認識させるための極性マーク
8が形成される。なお、蓋7に設けた正極端子封口部9
と負極端子封口部10は蓋7の天面に対して点対称の位
置に形成され、電槽1と蓋7とが嵌合できる構成を有し
ている。ここで極性マーク8は蓋7の正極端子封口部9
もしくは負極端子封口部10の位置に関連付けて形成さ
れる。図1の例では負極端子封口部10に対応する蓋短
側面11の中央に形成されている。本発明においては、
この収納方向マーク3と極性マーク8との位置関係で電
槽1と蓋7とが正規の嵌合方向にあることを検知する。
図2は電槽1と蓋7とが仮嵌合され、熱溶着装置12に
搬入された状態を示す説明図である。電槽1はベース盤
13上に載置されている。吸着部14は蓋7を上方に持
ち上げるためのものであり、蓋7に設けられた極性マー
ク8の有無を検出する極性センサー15が動作できるよ
うに透視穴16が設けられている。また、電槽1の所定
位置に形成された収納方向マーク3を検出する収納方向
センサー17が設けてある。熱溶着装置12は収納方向
マーク3および極性マーク8が所定の位置に有る時の
み、次の作業工程となる蓋7を持ち上げる作業を開始す
る。すなわち、収納方向センサー17と極性センサー1
5がいずれもそれぞれ収納方向マーク3および極性マー
ク8を検出した時にのみ、以降の熱溶着工程が実施さ
れ、図3に示した正しく蓋7を嵌合した蓄電池18を得
る。極性センサー15もしくは収納方向センサー17の
いずれか一方でも収納方向マーク3もしくは極性マーク
8を検出しない場合には次の工程には移行できず、作業
者に異常警報を発して熱溶着装置12を停止するよう制
御される。このような構成により蓄電池の極性に誤りが
あれば、熱溶着装置が停止し、蓋の誤った嵌合を回避で
きる。
【0011】(第2の実施の形態)第1の実施の形態に
加えて、さらに好ましい第2の実施の形態を説明する。
蓋7には正極端子封口部9と負極端子封口部10とが形
成されている。これらの封口部には正極端子6および負
極端子4が挿入された後にエポキシ系接着剤等の封口剤
で封口が行われる。本発明の場合、蓋7はポリプロピレ
ン樹脂で形成されているため、そのままでは接着剤と蓋
7との親和性に乏しく封口部の信頼性が十分に確保でき
ない。よって接着前に封口部表面に火炎を放射すること
によって火炎処理し接着力を確保する方法が行われる。
このような火炎処理は蓄電池の信頼性確保に重要な工程
であるため火炎処理の有無を確実に判別することが必要
である。本発明においてはこの火炎処理を終了したこと
を極性マーク8で表示することができる。実際には第1
の実施の形態における極性マーク8の形成を端子封口部
を火炎処理した後に行えばよい。以降は同じく第1の実
施の形態にしたがって熱溶着が行われる。その後、端子
封口部に接着剤が充填されて端子部と蓋とが封口され
る。一般に火炎処理の有無をセンサーで判別することは
非常に困難である。このような方法によれば極性マーク
8の有無により火炎処理の有無を極性センサー15で容
易に判別することが可能となり、火炎処理無しの蓋を誤
って電槽に熱溶着するという誤りを防止することができ
る。
【0012】さらに収納方向マーク3および極性マーク
8としては、例えば色インクを用いた着色スポット表示
等が用いられる。その場合には収納方向センサー17と
極性センサー15は色インクからの反射光を検知するよ
うな光センサーを選択すればよい。このマークとセンサ
ーとの組み合わせは任意の組み合わせが選択できるが、
極性マーク8は火炎処理有無の表示も兼ねているので蓋
の色調を考慮して目視で容易に判別可能で、かつセンサ
ーで検知可能なマークの手段を選択すればよい。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明の構成によれば、ポ
リプロピレン樹脂等の熱溶着性の電槽と蓋を使用する蓄
電池において蓋と電槽との誤嵌合を防止できるととも
に、端子封口部の信頼性確保に重要な火炎処理の有無を
確実に検知して火炎処理無しの蓋を電槽に熱溶着すると
いう誤りを防止することができることから、工業上、極
めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の要部を示す蓄電池の斜
視図
【図2】同熱溶着工程を示す説明図
【図3】同本発明により完成した蓄電池を示す斜視図
【図4】従来例の方法による蓄電池の断面図
【図5】同従来例の方法により蓋を誤って嵌合した蓄電
池の断面図
【符号の説明】
1,23 電槽 2,21 極板群 3 収納方向マーク 4 負極端子 5 電槽短側面 6 正極端子 7,20 蓋 8 極性マーク 9 正極端子封口部 10 負極端子封口部 11 蓋短側面 12 熱溶着装置 13 ベース盤 14 吸着部 15 極性センサー 16 透視穴 17 収納方向センサー 18 蓄電池 19 凸状リブ 22 棚部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱溶着性を有する合成樹脂からなる電槽
    と熱溶着性を有する合成樹脂からなる蓋とが熱溶着によ
    り接合される蓄電池の製造法において、極板群を前記電
    槽に収納した後に前記極板群の収納方向に関連付けて前
    記電槽の所定位置に形成した収納方向マークと、端子封
    口部の極性に関連付けて前記蓋の所定位置に形成した極
    性マークとが所定位置に存在することを検知してから前
    記電槽と前記蓋との熱溶着を行うことを特徴とする蓄電
    池の製造法。
  2. 【請求項2】 蓋に設けた端子封口部を火炎処理した後
    に極性マークを前記蓋に形成し、電槽と前記蓋とを熱溶
    着し、前記端子封口部に接着剤を充填して端子部と蓋と
    を封口することを特徴とする請求項1に記載の蓄電池の
    製造法。
  3. 【請求項3】 正極端子封口部と負極端子封口部は蓋の
    天面に対して相互に点対称の位置に形成し、端子封口部
    と極板群に備えた端子部とが異なる方向に嵌合できるよ
    うにした請求項1または2のいずれかに記載の蓄電池の
    製造法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006185834A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Nec Tokin Corp 密閉型電池および密閉型電池の製造方法
JP2008235039A (ja) * 2007-03-21 2008-10-02 Furukawa Battery Co Ltd:The 鉛蓄電池の製造方法
JP2010019040A (ja) * 2008-07-14 2010-01-28 Nippon Tetto Kogyo Kk 切断装置
JP2016192254A (ja) * 2015-03-30 2016-11-10 古河電池株式会社 蓄電池

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